【ひらブラ★アカデミア】criの現職デザイナーが教える...
TRANSCRIPT
当セミナーについて
・αの抜き方がわからない、きれいに抜けないという お問い合わせが多い →AfterEffectsによる問題解決 →エフェクト作成の手法 →弊社CRI Sofdec2のαムービー、αプラスのご紹介
ゲームのエフェクト ・ポリゴン演出 透過画像・連番画像の ポリゴン表示など。 →プログラマの存在も大きい ・αムービーを使用すると… 映画のような映像効果を リアルタイムに合成できる →コンテンツのリッチ化が簡単に!
モバイル、カジュアルゲームの場合 ・2Dのカジュアルゲーム →ユーザへの印象付けやゲームの差別化で、 派手な演出が必要 →デザイナのみで作成でき、処理も軽い αムービーや連番エフェクトを作成する機会が 増えてきている
CRIのミドルウェア
・『CRI Sofdec2』 αムービー、αプラス 肥大化するエフェクトデータをひとまとめに →データ量と工数の削減が可能 派手な演出をシームレスに追加 →コンテンツのリッチ化が容易
ドラゴン(3DCG映像) →正しく抜けている素材を利用 αチャンネルを使って抜けている素材を用意している。 →アンチエリアス部分が背景色に影響される。 アンチエイリアスが黒に溶け込むため、ふちに黒が残る →今回はアウトラインにエフェクトを入れるので問題ない →アニメ風のアウトラインの場合はあまり問題ない ふちのアウトラインが黒いので問題ない
魔法陣(2D映像) →正しく抜けている素材を利用 αチャンネルを使って抜けている素材を用意している。 →正しく抜けていればエフェクトは大概抜ける ライトバーストエフェクトを利用。 問題なく抜けている。
問題の解決 →端が黒ずむ →背景色を変える →チャンネルコンバイナーなどでしっかり抜く →正しいレンダリング設定を使う →ゴミが残る →見た目に惑わされない。アルファを確認する →正しく抜けた画像を使う
端が黒ずむ場合 →背景色を変える →抜いた部分が綺麗になることが大事。 例えば炎はオレンジに溶け込んでるのが理想。 →背景色が黒ではなくオレンジの状態で 抜いてあげる。 →背景色を変えるために平面などを重ねて色を調整し αで抜く
端が黒ずむ場合 →チャンネルコンバイナーなどを利用する →チャンネルコンバイナーとは? あるチャンネルを別のチャンネルにするエフェクト →たとえば輝度をαチャンネルにする、など。 →映像の黒い成分をチャンネルコンバイナーで αに変換後、マット削除で色を戻す。
端が黒ずむ場合 ・ちゃんとαが抜けているAVIを ふつうのプレイヤで見ると… →普通のムービープレイヤは αを表示できないのでこうなる →ちゃんと正しい色で透明度を 持っている証拠。これを利用し デバッグも可能。
間違った合成をしている場合 →見栄えに惑わされない →AfterEffects上で正しく見えていても 実は加算合成などで抜けているように 見えているだけ →プレビューウインドウ上でαを確認する →正しく抜いた画像を利用する
間違った合成をしている場合
→αが全画面で出ない場合は、 画面全体でやらかしている可能性がある →色調整のために全体に画像を加算合成したり している →上に乗せたレイヤーはすべてトラックマットの アルファマスクで抜く。
正しい画像を使っていない場合 →きれいに抜けていない、色が暗い →Photoshopで作成時にやらかしている可能性 →載せる背景より暗かったりしないか →綺麗に抜けているかチェックする。 →Photoshopなどの作成時に確認する →AfterEffects上でαを確認する
まとめ
端が黒ずむ場合 →背景色を変える →チャンネルコンバイナーを利用 →キーイングエフェクトを利用 →レンダリング設定を正しくする ゴミが残る場合 →間違った合成の確認と修正をする →作成時に正しい色、αを確認する
TRAPCODEとは
→ Red Giant / Trapcode 社 →10個のAfterEffectsプラグイン群 →複雑かつ綺麗なエフェクトが簡単に作れる →αが最初から抜けてるので抜きの心配いらず
TRAPCODE Particular
→簡単な操作でパーティクルエフェクトが作れる →数値の調整だけでバリエーションをたくさん作成 →煙やオーラなど、様々なものが簡単に作成できる →動画からパーティクルを発生させたりなど、 機能が豊富 →αが最初から抜けている
TRAPCODE作例紹介 → 基本エフェクトで作ったものを TRAPCODEで簡単に作り直したもの →簡単な変更でバリエーションがたくさん作れる →ガチャなどのレア、激レア演出のバリエーションも 簡単に量産可能 →αが最初から抜けてるので抜きの心配いらず