c/u - waseda.jp · nw仮想化システム 汎用ハード 2016年3月にvepc商用導入開始...
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17© 2018 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.
低遅延 -コアNW技術の進化-C/Uプレーン分離(CUPS)
C/Uプレーンの機能分離を推進⇨ データ伝送距離の短縮により低遅延を実現
UE
効率的な配置
Cプレーン
Uプレーン
アプリサーバ
例:東京エリア
例:沖縄エリア
伝送距離の短縮
UE
C/Uプレーン分離構成
アプリサーバ
Cプレーン制御
Uプレーン制御
EPC
eNB
UE
アプリサーバ
EPC
eNB
EPC
eNB
EPC
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スリープ時間が短い
スリープ
受信
スリープ
受信
従来技術(DRX)
低消費電力技術(eDRX)
基地局が信号を送らない時間を設け、その間、端末は受信を止める(スリープ)
ネットワーク内装置の連携を強化し、DRX適用時よりスリープ時間を伸ばす
スリープ時間が長い
時間
時間
消費電力
消費電力
Discontinuous Reception
extended DRX
eDRX※により端末の低消費電力を実現
多数・多様な端末接続 -無線技術の進化 -
※2017年10月導入済み
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狭帯域化
周波数
LTELTE-M
1.4MHz
NB-IoT
200kHz
20MHz
微弱な信号でも合成により受信可能
繰り返し送信
端末のシンプル化のため狭い帯域で通信⇨ 低消費電力化
同じ信号を繰り返し送信⇨ 通信の安定化
合成
多数・多様な端末接続 -無線技術の進化 -
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NWスライス
多数・多様な端末接続 -コアNW技術の進化 -NWスライス
NWを仮想的に分離(スライス)し、単一NWプラットフォームで多種サービスを実現⇨ NWに求められる要求条件によりそれぞれ最適なNW機能を提供
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仮想化レイヤー仮想化管理システム
・低コストな汎用ハード・自動切替用に共用ハード・統一的なメンテナンス
汎用ハード汎用ハード
ソフト ソフト
NW仮想化システム
汎用ハード
2016年3月にvEPC商用導入開始NW仮想化の適用装置を拡大中
最新のクラウド技術・汎用ハードウェアを活用し、共用ハードウェア上で通信ソフトウェアが動作⇨ 新しい通信ソフトウェアの早期導入が可能
NW仮想化
多数・多様な端末接続 -コアNW技術の進化 -
ハードの計画/工事が必要
共用ハードで迅速なサービス提供
適用効果
サービス開始
ハード計画
サービス準備開始
ハード調達
ハード工事
ソフトインストール・設定
試験
サービス開始
ソフトインストール・設定
試験
サービス準備開始
<従来装置> <NW仮想化適用装置>
期間短縮
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5Gへのマイグレーション
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LTEでは高度化C-RANにより効率的にネットワークを展開
集中管理
CA
制御部で複数の無線部を集中管理
マクロセルとスモールセルの連携により高スループットと安定した通信を実現
制御部
Carrier Aggregation
スモールセル
マクロセル
高度化C-RANによる5Gへのマイグレーション
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オープンで共通なI/F
共通I/Fにより異なる
ベンダ間で接続が可能
LTEセル
制御部NR
CA
5Gセル
DC
5Gでも高度化C-RANをベースにエリアを展開
LTEの既存設備を活用したスムーズな導入
必要な場所へ柔軟にエリア展開が可能
ソフトウェアに5G機能の追加
ハードウェアの一部改造または追加
Dual Connectivityを用いて5Gで通信
高度化C-RANによる5Gへのマイグレーション
ベンダ A
ベンダ B
ベンダ C ベンダ D
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オープン化の波はドコモから世界へ
オープンで共通な5G基地局インタフェースの推進
MWC2018
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5G時代のコアネットワーク標準:5GC
UE RAN UPF
AMF
UDMAUSF
5GC
AFPCFSMF
モビリティ
認証 加入者データ
Uプレーン
DN
ポリシーセッション
SBA
CUPS
● SBA(Service Based Architecture):機能をサービスとして定義し再利用性を向上● CUPS(C/U-plane separate) :C/Uプレーンを分離。各々独立に開発・発展が可能● NWスライス(Network Slicing) : 単一NWプラットフォームで多種サービス提供
NWスライス
EPCと親和性の高い要素技術により、より柔軟にNWを構築
AMF - Access and Mobility Management FunctionAUSF - Authentication Server FunctionPCF - Policy Control FunctionSMF - Session Management FunctionUDM - Unified Data ManagementUPF - User Plane Function
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SBA(サービスベースドアーキテクチャ)
I/F:Service Based
機能をサービスとして捉えI/FをWebベースに統一する事で効率化を実現
I/F:従来
point-to-point
SGWPGW
HSS
MME PCRF
Diameter,GTP-C
相性Good!
AMF
UDMAUSF
PCFSMF
http/REST
バス型
モビリティ
認証 加入者データ
ポリシーセッション
●SBA:バス型のアーキテクチャを採用し、各装置の「サービス」を呼び出す形で制御
●従来:装置間でpoint-to-pointで参照点を規定
UDMAUSF
AMF PCFSMF
モビリティ
認証 加入者データ
ポリシーセッション
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CUPS(C/U分離)実現方法
UDMAUSF
PCF
UE RAN UPF
AMF SMF
UPF
中央集約局舎地域分散
分散配備
①低遅延 ②データオフロード
● Uプレーン処理部の地域分散により、低遅延やデータオフロードを実現● 実装面では、C/Uプレーン部をそれぞれ独立に開発・発展させることが可能
物理的に端末-サーバ間が近づく 地域~中央間トラフィック量を削減
5GC
GWサーバ
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標準上の5G展開シナリオ
eNB
UE
gNB
5GC
Option7:NR(NSA型)
eNB gNB
5GC
Option4:NR(SA型)
UE
eNB
UE
Option1:
eNB
UE
Option3:NR(NSA型)
EPC
EPC
eNB
UE
5GC
Option5
gNB
5GC
Option2:NR(SA型)
UE
EPC 5GC(5G Core)
≒
≒
最終形態
gNB
3GPPでは5GC/RANアーキテクチャとして7つのOptionを策定
● NSA型(NonStandAlone):4G(LTE)との併用で動作● SA型(StandAlone) :5G(NR:New Radio)単独で動作
NRをEPCと接続するOption6は標準上消滅
Dual Connectivity有無(Uプレーンルート)の違い
Dual Connectivity有無(Uプレーンルート)の違い
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5G RAT収容方式(サービス開始時)
LTE
● EPCを拡張し、Option 3にて5G RATを収容● 本方式により、2020年の5G早期導入と、開発費の低減を両立
LTE
2020年(Option 3)
C-PlaneU-Plane
現在
C-Plane信号はRATによらず直接eNB経由で
EPCに接続する
NR
ドコモの2020年に向けた戦略
EPC
eNB
UE
EPC
eNB gNB
U-Plane信号は、gNBにてeNB経由UE,gNB-UEの2ルートに分割する
UE
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5G RAT収容方式(5GC導入時)
●次のステップとして、5GCを導入
ドコモの5GC導入に向けた戦略
NR
20xx年~(Option 2)
NR
UE
gNB
LTE
2020年(Option 3)
NR
UE
EPC
eNB gNB
5GC
202x年~
LTE NR
UE
eNB gNB
5GC
EPC
5GC
EPC
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パケットのトラヒックが増加するエリア
LTEエリア
5G展開エリア
スタジアムソリューション 遠隔医療/診療
農業ICT
スマートシティ/スマートホーム
スマートマニファクチャリング
『新たな産業創出』 『社会的課題解決』 『地方創生』などに寄与するエリア
超過密/超高トラヒック
5Gのエリア展開の考え方多種多様な要求条件に応えるため
“適材適所“=必要とされる場所に展開
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5Gの先に向けたあくなき挑戦
究極の高速通信
究極の低遅延
多数かつ多様な端末接続
本格的なミリ波伝送技術 等
面的超大容量どこでもリッチコンテンツ利用
高確実性ビジネス向けサービスの拡大
幅広いユースケースに対応
End to Endの低遅延
100Gbps超えに向け継続挑戦
広カバレッジかつ低エネルギーかつ低コスト
革新的信号処理技術 等
高度MIMO技術 等
5Gの更なる先
経済性の更なる向上
高効率無線リソース管理技術 等
f30GHz 100GHz
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お客さまの期待を超える驚きと感動を
パートナーとの新しい価値の協創を
ドコモは2020年 さらにその先の未来へ
あらゆる想いをつなげ
今までにない挑戦により実現し続けます
~ 想いをつなげ 5Gでより豊かな未来へ ~