deeplearning入門以前
TRANSCRIPT
自己紹介
● おーぷん万葉プロジェクトやってます!!– 自然言語処理についていろいろ勉強中。– ただし、文系大学卒(笑)– 今日は自作かな漢字変換「Genji」を展示していました
● 東海道らぐ関東の案内人(元名古屋案内人)– 関東でオフ会開きたい!という方はご相談ください(^^)
● 日本openSUSEユーザ会にも関わっていたり…
きっかけ現在おーぷん万葉では「Genji」というかな漢字変換を開発中・・・・学習モデルは「n-gram」を採用「私の名前は中野です」→「私の」「の名前」「名前は」「は中野」「中野です」…みたいな組み合わせで確率を出すモデル
でも、「n-gram」ってなんかびみょ〜・・・(ぇ
いろいろ本を買ってみたとある書籍より DeepLearningに必要なPC
● CPU: できるだけコアが多くて速いもの● OS: Mac OS X または Ubuntu● メモリ: 32〜512GB(128GBを推奨)● HDD: 2TB以上● グラボ: NVIDIAの最も高いやつ● 電源: 1000W〜2000Wのもの
気を取り直して、DeepLerningフレームワーク
● Caffe: 開発が活発。記述がJsonぽい
● TensorFlow: まぁGoogleたんだよね
● Chainer: 国産(使いやすそう…?)
てかおよそPython!!!?
インストール方法は主に2つ?Case1: GPUなしで動かす→ インストールは超簡単!!!「pip install tensorflow」でOKぶっちゃけディストリビューションも何でも良し!
Case2: GPUありで動かす→ インストール難易度が一気に上がります(^^;
「pip install tensorflow-gpu」で(まず)インストール
GPUありの場合の必要なもの必須なもの:– NVIDIAのグラボ(まぁ書くまでもなく…)– NVIDIAのドライバ– NVIDIAのToolKit「CUDA」
必須ではないがあるとよさげ:– NVIDIAのライブラリ「CuDNN」
→え〜AMDじゃだめなの?というツッコミはなしでw
1. NVIDIAのグラボとドライバ● これだけならディストリビューションで悩むことはあまりないかも
● 次のページで紹介する「CUDA」を使うのでNVIDIAのプロプラドライバをインストール(ここでAMDなグラボもNGとなってしまうorz)
● マイナーなディストリビューションだとちょっと大変・・・?
2. NVIDIA ToolKit「CUDA」(1)
● Ubuntuなどではリポジトリが用意されてるのでそれを使うのが良さげ・・・・・・と言いたいとこだけど最新TensorFlowはCUDA8.0を利用するのでリポジトリには入ってなかった気がする…
● ので、結局のところNVIDIA公式サイトから落としてくるのが良さげです
2. NVIDIA ToolKit「CUDA」(2)
ここからダウンロード– https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
…が、Linux的に「まともに」載ってるディストリビューションはほぼUbuntuのみ– 例:openSUSEは13.2のしかない!←既にEnd Of Life
ここで選択肢は一気に少なくなるのであった…orz
3. NVIDIAライブラリ「CuDNN」● ここまでふつーにインストールできたはずなのになぜかTensorFlowを使おうとするとエラーっぽいのが出る→ その原因の正体はおよそこれ。ただし、実際はなくても動くらしい
● ダウンロードにはNVIDIAのアカウントが必要!!– アカウント発行まで2日くらいかかるので注意!– いろいろ聞かれるけどテキトーに答えてもOK(ぇ
DeepLearningって難しい?OSC浜名湖の前夜祭で詳しい方に聞いた話
重要なことは– サンプルプログラムの内容をしっかり理解すること– あとはひたすら書く
● ライブラリなどは変わるので覚えてもしょーもない