digra-j 07/17/2011 井上明人

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Page 1: DiGRA-J 07/17/2011 井上明人

ゲームデザインを 研究 するための前提

井上明⼈国際⼤学GLOCOM研究員[email protected]

「 」

Page 2: DiGRA-J 07/17/2011 井上明人

問題�⼤問:ゲームデザインはどこまで

「科学」の対象たるか�⼩問:たとえば「良い」ゲームデザ

インのようなものを同定できるのか

Page 3: DiGRA-J 07/17/2011 井上明人

ゲームにとっての関わり

⾔語学

経済学

法学

教育学

経営学

政治学

社会学

数学

歴史学

⼼理学

脳科学

物理学

化学

⽣物学

計算機科学

哲学

⽂学

社会科学

科学

ハードなサイエンス

産業論 ビジネスモデル

ジェンダー

影響論 プレイヤーの認知研究

物理エンジン

AI

物語

研究

コミュニティ研究

ネットワーク論

ロ�カライズ

概念研究/基礎理論

ゲーム史

知財 ⾵営法 個⼈情報保護法

プログラミング全般ゲーム理論

⾃然科学

⼈⽂

■複雑性/複合性�﹁実験﹂の有効性

■対象が﹁意思﹂を持つか�本質/構成

Page 4: DiGRA-J 07/17/2011 井上明人

まとめ• ゲームデザインの「良さ」は、地域/時

代的な多様性や、ユーザーの経験の経路依存問題などを前提に。

• その上であれば、保留つきの「良さ」を議論することはできるのではないか。

• ハードなサイエンスがいきなり成⽴してしまえると考えるのは困難(現象が複合的すぎるし、再帰的すぎる)。

• だが、サイエンスを志向することは可能。