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日経テレコンに収録される企業データ1
社内評価マトリックスの作成方法2
3 算出した調査点数による顧客管理
企業レポートごとの特徴4
格付変更をお知らせする便利なメール5
攻めの与信管理~拡大する取引先のリスク調査~
企業活動が活発化している今、企業評価には速さと正確さが求められます。
評価に偏りが生じるリスクを避けるために複数レポートによる調査が肝要です。
1
日経テレコンに収録される企業データ
評点・企業評価・リスク格付けについて
※この表は、日経テレコンに収録されている企業データベースごとの表記を一覧するためのもので、評価基準の相関関係を表したものではありません。
日経テレコンを使う最大のメリットは、以下の複数調査会社の企業評価をワンストップでチェックできることです。
日経テレコンで与信管理に使える主要レポート
*帝国データバンク企業情報
*東京商工リサーチ企業情報
*金融工学研究所企業リスク情報
*AGS企業リスク格付
*リスクモンスター企業リスク格付
各企業レポートには「評点」や「企業評価」「リスク格付け」など、点数や記号で表される評価があります。
2
例えば、東京商工リサーチ企業情報 評点:51帝国データバンク企業情報 評点:D1金融工学研究所リスク情報 格付:C6AGS企業リスク格付 格付:A7リスクモンスター企業リスク格付 格付:E2 である場合、
点数合計
3+2+3+2+1=11÷5
=2.2
→調査点数は2.2となります。
80~100
65~79
50~64
5
4
3
2
1
W~X
Y
Z0
東京商工リサーチ企業情報
社内評価マトリックスの作成方法2各企業レポートによって、評点やリスク格付は評価方法が異なります。そこで、以下の表のように評点や格付に
対応する「調査点数」を設けておきます。
86~100
66~85
51~65
D1~D2
D3
D4
帝国データバンク企業情報
C1~C2
C3~C4
C5~C6
C7~C8
C9
C10
金融工学研究所企業リスク情報
A1
A2~A3
A4~A5
A6~A7
A8
A9
AGS企業リスク格付
A
B
C
D
E1~E2
F1~F3
リスクモンスター企業リスク格付
調査点数
1
東京商工リサーチ企業情報
帝国データバンク企業情報
金融工学研究所企業リスク情報
AGS企業リスク格付
リスクモンスター企業リスク格付
評点
高
低
W
X
Y
Z
100
50
D1
D2
D3
D4
100
50
C1C2C3C4C5C6
C8C9
C7
C10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
BC
D
E1E2
F3
F2
F1
<取引拡大時の変更後決済制度イメージ>
算出した調査点数による顧客管理の例 3次に、算出した調査点数によって、社内での稟議基準を設けておきます。
具体的には 以下のような表を作成し、評価点数によって決済のレベルを変える仕組みを作ります。
取引先のリスクを管理した上で、効率的に企業活動を行うことができ、社内稟議のスピードアップにも
つながります。
企業活動が活発化し取引先が拡大していく場合、この基準を緩和することで対応することが考えられます。 ただし、あくまで複数レポートによる調査は継続することが肝要です。少ないソースで評価することは、評価に偏りが生じるリスクがあるためです。
3
管理部長審議社長決済
営業部長決済管理部長審議営業役員決済調査点数
決済レベル
5
4.1~4.9
3.1~4.0
2.1~3.0
1.1~2.0
~1.0
1億円未満
2000万円未満
1000万円未満
500万円未満
500万円未満
ー
ー
2000万円~1億円未満
1000万円~5000万円未満
500万円~2000万円未満
500万円~1000万円未満
1000万円未満
1億円以上
1億円以上
5000万円以上
2000万円以上
1000万円以上
1000万円以上
管理部長審議社長決済
営業部長決済管理部長審議営業役員決済調査点数
決済レベル
5
4.1~4.9
3.1~4.0
2.1~3.0
1.1~2.0
~1.0
5億円未満
1億円未満
3000万円未満
1000万円未満
500万円未満
ー
ー
1億円~5億円未満
3000万円~1億円未満
1000万円~5000万円未満
500万円~3000万円未満
1000万円未満
5億円以上
5億円以上
1億円以上
5000万円以上
3000万円以上
1000万円以上
4
企業レポートごとの特徴4取引先の与信管理に有用な主要コンテンツは以下の5コンテンツです。
社 数更新
タイミング特 徴
金融工学研究所
企業リスク情報約142万社
●毎月●評価モデルは毎年見直し
①金融機関向けに企業の信用リスク評価モデルを提供する金融工学研究所が長年の経験と実績を活用して開発②豊富な分析指標と分かりやすいグラフ表示③1・2・3年先までの倒産確率
企業評価は東京商工リサーチ企業情報と財務情報に金融工学研究所独自の情報を 加味して総合的に評価した結果です。
AGS企業
リスク格付約142万社
●毎月●個別会社ごとにみると原則年1回(随時調査後)
①金融機関のノウハウで信用リスクを評価②格付に影響したポイントをコメント
信用スコアリングモデルは、財務情報に基づくAモデルと企業情報に基づくBモデルの2種類のモデルがあり、各企業の信用状態を9段階で格付けします。
リスクモンスター
企業リスク格付約144万社
●毎日①総合商社の管理部門で培われた与信ノウハウ②売上、収益に関する診断コメント③毎日のデータ更新
財務情報・企業情報に、事件・事故、登記、手形などの情報を加味し総合的に判断します。
●毎月●個別会社ごとにみると原則年1回(随時調査後)
最大5期分の業績データ、業種別売上高順位、評点、事業概況などを収録
東京商工リサーチ独自の採点基準でつけられた評価点(絶対評価)で、最大100点です。東京商工
リサーチ
企業情報
約145万社
●毎月●個別会社ごとにみると原則年1回(随時調査後)
株主、主要取引先などの基本項目のほか、過去6期分の売上高、税引後利益、資本構成などの財務項目を収録
帝国データバンクが企業の業績・業歴など様々な観点から判断して評価した当該企業の点数。帝国
データバンク
企業情報
評 価
法人組織100万社
以上
格付変更をお知らせする便利なメール5
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与信管理の予算が厳しく、いちいち企業レポートの詳細まで参照できない!
そんな場合には、「格付変更通知メール」の機能が有効です。
金融工学研究所、AGS、リスクモンスターの3レポートは、格付が変更になったタイミングで、予め登録された
メールアドレスに通知メールが届きます。
格付が変更になったときにだけ、企業レポートを参照することで、余計な課金を抑えることができます。
格付変更メールは、チェック対象の1社につき月200円です。
登録方法
①
②
③
金融工学研究所企業リスク情報、AGS 企業リスク格付、リ
スクモンスター企業リスク格付の3レポートの本文に表示
されている「評価・格付変更時にメールで通知」ボタンをク
リックします。
格付変更通知メールの登録・解除画面で通知を希望する
情報にチェックを入れ「上記の内容で登録」ボタンをクリッ
クします。
データの更新により、登録した企業の評価・格付が変わる
と、設定したメールアドレスに格付け変更の通知が配信さ
れます。(実際の詳細・格付けは通知されません)
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