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Page 1: あいさいさんの 健康まめ知識 お酒との上手な付き合い方€¦ · お酒との上手な付き合い方 あいさいさんの 健康まめ知識 あいさいさんの健康まめ知識

2017年12月号 22

純アルコール量20g程度とはこの量です!

~年末年始は特に注意!~お酒との上手な付き合い方

あいさいさんの健康まめ知識

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歯の健康講座ドライマウス(口腔乾燥症) 最近口の乾きを感じたり、唾液が出にくくなったと感じてる人はいませんか?もしかしたらドライマウスかもしれません。 誰でも加齢に伴って唾液の分泌量が減りますが、ドライマウスは加齢以外にも、口呼吸、糖尿病、薬の副作用、ストレスなど様々な原因が考えられ、複数の原因が重なっていることも少なくありません。 ドライマウスになると唾液による自浄作用や抗菌作用の低下によりむし歯や歯周病にもなりやすくなります。 粘膜を保護する力も低下することで口内炎がよくでき

るようになったり舌が炎症を起こすこともあります。また入れ歯の痛みが出やすくなったりします。 水分の少ない食べ物(パンやクッキーなど)が上手く飲み込めない、上手く話せない、口臭が強くなる、味覚障害が起こるなど、様々な症状も現れます。 対処療法としては、規則正しい生活をしてバランスのとれた食事をよく嚙んで食べる、水分をまめにとる、ストレスをためない、鼻で呼吸する、口を大きく動かしたりマッサージしたりするのも有効です。 ドライマウスは原因によって治療法が異なります。いつもと違う口の乾きを感じたらかかりつけ歯科医院で相談をしてみてください。� (海部歯科医師会)

 年末年始は忘年会や新年会など、お酒を飲む機会が多い時期です。 ついお酒を飲みすぎたり、相手に勧めすぎたりしてしまう方もいるのではないでしょうか? 1日の適量は一般的に「純アルコール量:約20g程度」の量です。 お酒の席や酔いをほどよく楽しむためにも、お酒の適量を守り、上手につきあっていきましょう。

ビール中瓶1本

(500ml)

缶チューハイ1.5本

(520ml)

日本酒1合

(180ml)

ウイスキーダブル1杯(60ml)

焼酎0.6合

(110ml)

ワイン1/4本

(180ml)

 お酒は適量を守り、適切に飲酒した場合であれば、食欲が増進する効果、ストレスを和らげる効果、人間関係をスムーズにする効果につながるなど、医学的にも健康に良い効果があるとも言われています。 皆さんも「適正飲酒」を実践することにより、美味しいお酒を楽しく飲み、健康で幸せな生活を送りましょう。

~健康を守るための適正飲酒10ヶ条~

①笑いながら、共に楽しく飲もう②自分のペースでゆっくりと③食べながら飲む習慣を④自分の適量にとどめよう⑤週に二日は休肝日を

⑥人に酒の無理強いをしない⑦薬と一緒には飲まない⑧強いアルコール飲料は薄めて⑨遅くても夜12時で切り上げよう⑩肝臓などの定期検査を

出典:一般財団法人 日本禁酒同盟のホームページ

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