2-18. 道志村消防団の事例 .............................................................................................................. 113 2-19. 藤枝市消防団の事例 .............................................................................................................. 114 2-20. 京都市防災協会の事例(ヒアリング⑦) ................................................................................. 115 2-21. 宇治市消防団あさぎり分団笠取支部の事例(ヒアリング⑧) .............................................. 117 2-22. 三木市住宅用火災警報器設置推進協議会の事例(ヒアリング⑨) ................................ 118 2-23. 安芸地区女性防火クラブ連合会の事例 .............................................................................. 121 2-24. 湊町婦人防火クラブの事例(ヒアリング⑪) ............................................................................ 122 2-25. うるま市女性防火クラブの事例 ................................................................................................ 124
Ⅳ 電話による事例調査結果 ...................................................................................................................... 125 1. 顕著な普及率の向上に繋がった取組 ............................................................................................... 125 2. 地域において効果的な連携を図った取組 ........................................................................................ 128 3. 個性的な取組や一工夫が見られた取組 .......................................................................................... 132 4. 積立金の活用や効果的な助成・給付等による取組 ...................................................................... 139 5. 波及効果等が認められた取組 ........................................................................................................... 143 6. 組織体制に工夫が見られた取組 ....................................................................................................... 146 7. 普及率調査結果等の活用による重点的な取組 ............................................................................ 148
添付資料 ヒアリング関連資料 ..................................................................................................................... 150
125
Ⅳ 電話による事例調査結果
総務省消防庁が平成 21 年 12 月に実施した優良推進事例の調査(「住宅用火災警報器
設置推進基本方針に基づく各種施策等の推進状況調査について」(平成 21 年消防予第 518
号))により得られた共同購入の 46 事例について、担当者からのコメントや取組の様子(写真)を
収集した。
1. 顕著な普及率の向上に繋がった取組
岩手県遠野市
事例紹介 担当者からのコメント
婦人消防協力隊が中心となり、9 町毎の区長
会議で共同購入の仕組み等の説明を行い、市
内全世帯を対象に共同購入を斡旋。第 1 回斡
旋(平成 20 年 9 月)では 1874 世帯に 4,215 個、
第 2 回斡旋(平成 21 年 5 月)では 1,081 世帯
に 2,446 個を斡旋。
婦人消防協力隊に協力を依頼し、消防本部全
体が一丸となって普及をはかった(遠野消防署予
防係)
岩手県気仙郡住田町
事例紹介 担当者からのコメント
婦人消防協力隊が中心となり、消防署と
連携して住警器の設置推進事業計画を
策定し、町内へのチラシの全戸配布、共
同購入に係る住警器注文世帯の名簿作
成及び集金、消防団との連携、消防署へ
の統計資料の送付等の総合的な取組を
行った結果、平成 20 年度からの活動前に
は 17%だった普及率を現時点で 90%に引き
上げることができた。
設置率 80%に至った時、住宅地図を使い住宅用火災
警報器未設置住宅を特定して、そこを重点的に普及
活動をした結果、その結果が顕著に数字に表れまし
た。(住田町婦人消防協力隊長)
写真Ⅳ-1-1 訪問の様子
148
7. 普及率調査結果等の活用による重点的な取組
京都府福知山市
事例紹介 担当者からのコメント
平成 20 年 11 月から平成 21
年 3 月に実施した住警器に
関するアンケート調査結果を
もとに、義務化の認識度や設
置率の低い地域ターゲットとし
て消防職員が出向き、相談
窓口の開設を行っている。
平成 22 年 1 月末現在、支所等で 14 回住宅用火災警報器相談
窓口を開設し、主に高齢者の方々188 名から住宅用火災警報器
の取り付け方などの相談を受けた。相談窓口の開設前には地区の
有線放送などで事前の広報を依頼している。
住宅用火災警報器取り付け支援事業として、自分で取り付けがで
きない高齢者・身体の不自由な方々には、取り付けお助け隊と称し
臨時職員が自宅に出向き、住警器の取り付け支援事業を行ってい
る。平成 22 年 1 月末における福知山市の住宅用火災警報器の
設置率は約 61%。(平成 22 年 1 月に 800 世帯を対象として郵送に
よるアンケート調査を実施)
写真Ⅳ-6-2・3 相談会の様子
写真Ⅳ-6-4 取付支援の様子