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Page 1: たまねぎ栽培で気をつけたい病害虫 - lic.jp · たまねぎ栽培で気をつけたい病害虫 タマネギに発生しやすい病気 灰色腐敗病・・・葉鞘増大期に感染し、下から

たまねぎ栽培で気をつけたい病害虫●タマネギに発生しやすい病気灰色腐敗病・・・葉鞘増大期に感染し、下から ~ 枚目の葉が枯れていきます。ひどくなると立ち枯れ多様な状態になってしまいます。感染すると球の肥大が悪くなります。貯蔵球のカビの原因にもなります。病気に感染した球の残骸から感染が広がります。 月~ 月に雨が多いと発生しやすくなります。また、吊り下げて乾燥している時期に湿度が高いと発生しやすくなります。貯蔵中に感染した球が混ざっていると、病気が広がっていきます。被害に合った球を畑の外に出し処分することや、水はけを良くすることで予防します。※対策薬剤 トップジン 水和剤 ベンレート水和剤 など

べと病・・・全身感染と二次感染があります。全身感染は秋に感染し、 ~ 月に発病します。葉に光沢が無くなり黄褐色になって大きく湾曲します。葉にたくさんの分生胞子が発生します。春と秋に分生胞子が二次感染をおこします。楕円形の大きな病斑ができ多湿時にかびていきます。多くの株は病斑の部分から枯れてしまいます。土壌に 年ほど生息できるカビが原因で起こります。 月~ 月に雨が多いと発生しやすくなります。畑の排水を良くしておくと予防につながります。※対策薬剤 ダコニール ベトファイター顆粒水和剤 など

灰色かび病・・・生育過程の末期に発症します。感染すると、葉に白い楕円形の斑点ができるようになります。 月以降はかすり状で輪郭が不明瞭になります。葉が委縮するようなことはありません。ボトリチス菌が原因で起こります。タマネギでは、 種類のボトリチス菌が寄生します。多湿な環境で発生しやすくなります。対策として畑の排水を良くしておきます。風通しを良くし、多肥を避けます。※対策薬剤 サンケイオーソサイド水和剤 ダコニール ベンレート水和剤など

追肥のタイミングに気をつけましょう

植え付けた苗の根を十分に伸ばすための追肥が 回目の追肥で、植え付けて 週間後に施します。根が伸びて肥料の吸収をはじめたら、地上部の生長を助けるための 回目の追肥を行います。 回目の追肥は鱗葉(りんよう タマネギの白い皮の 枚 枚のこと)が出来て肥大が始まるために必要な栄養です。肥料は、 月に最終の追肥を行った後は施しません。肥大が始まった時に地中のチッソ成分が多いと、鱗葉ができるのが遅れてしまいます。また、肥大を促進させようと 月以降に肥料を与えると、病害虫が発生しやすくなります。タマネギは腐敗しやすくなり、貯蔵しにくくなってしまいます

●タマネギに発生しやすい害虫ネギアザミウマ・・・成虫・幼虫が葉の汁を吸い、その部分の色が抜けてカスリ状に白くなります。多発すると株全体が白っぽく見え、株が弱り、枯死します。秋植え春どりの作型では収穫末期にやや多発することがあります。 ※対策薬剤 オルトラン水和剤など

ネギハモグリバエ・・・虫が葉の内部から食べたあとが1~3ミリ幅の白い筋になります。多発すると葉全体が白っぽく見えます。成虫が卵を産んだあとは直径1ミリの丸い白い点で、一列に並びます。秋植え春どりの作型では収穫末期にやや多発することがあります。※対策薬剤 マラソン乳剤など

ネギコガ・・・ 幼虫は卵からかえったばかりの時は葉肉に潜るが、その後葉の内部から葉を食べ、幅2~5ミリの白い筋を付けます。ネギハモグリバエの被害とよく似ていますが、しばしば白い筋の端に穴があきます(老熟幼虫の脱出口)。葉を裂いて虫を確認すると見分けられます。※対策薬剤 アディオン乳剤 ベニカ 乳剤など

山陽店ではたまねぎ苗を1月頃まで販売予定としております 今年はたまねぎ苗の量が少ないので品種によってはなくなるものもあります。ご了承ください。店頭在庫の確認はお気軽に電話にてお伺いください。

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