Transcript
  • ユーザーズマニュアル

    M-3D1URシリーズ3DレーザーマウスM-3D1URシリーズ

    3Dレーザーマウス

    ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

    ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

    はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2パッケージ内容の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2安全にお使いいただくために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2レーザーマウスにおける注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3お手入れのしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3各部の名称とはたらき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4セットアップする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5マウスの取り付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5ドライバのインストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5ドライバがインストールできたか確認する ・・・・・・・・ 6取り外すときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6マウスを使う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6付属のサンプルでテストする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6分解能を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63Dスティックでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

    Google Earth で使うには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9Google Earth driver を起動する ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9Google Earth driver を終了する ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93Dスティックの動作を設定する ・・・・・・・・・・ 10CommandMapとプロファイル ・・・・・・・・・・・・・・・・10プロファイルを読み込む ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11読み込んだプロファイルを終了する ・・・・・・・・・・・・・11プロファイルを新規作成する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11作成済みのプロファイルを編集する ・・・・・・・・・・・・・13プロファイルを削除する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13トラブルシューティング・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14正常に動作しない ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14「不明なデバイス」を削除するには ・・・・・・・・・・・・・・・14ユーザーサポートについて・・・・・・・・・・・・・・・・ 15基本仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

  • 2

    はじめに

    はじめにこの度は、エレコムの3DレーザーマウスM-3D1URシリーズをお買いあげいただき誠にありがとうございます。M-3D1URシリーズはレーザーセンサ機能だけでなく、3次元ソフトをマウスだけで操作可能にする3Dスティック搭載のマウスです。このマニュアルではM-3D1URシリーズの操作方法と、M-3D1URシリーズを安全にお取り扱いいただくための注意事項を記載しています。ご使用前に、必ずこのマニュアルをお読みください。なお、このマニュアルでは一部の表記を除いてM-3D1URシリーズを「本製品」と表記しています。また、このマニュアルは大切に保管してください。本製品は以下の条件で使用できます。対応機種 USBインターフェイスを装備した IBM PC/AT 互換機対応OS Windows® XP 日本語版

    パッケージ内容の確認本製品のパッケージには次のものが入っています。作業を始める前に、すべてが揃っているかを確かめてください。なお、梱包には万全を期しておりますが、万一不足品、破損品などがありましたら、すぐにお買い上げの販売店または当社エレコム総合インフォメーションセンターまでご連絡ください。

    ● マウス本体(コード長さ2.0m) 1個● インストールディスク(CD-ROM) 1枚● ホールドフラップ 1個● ユーザーズマニュアル(このマニュアルです) 1個

    安全にお使いいただくためにけがや故障、火災などを防ぐために、ここで説明している注意事項を必ずお読みください。

    警告 この表示の注意事項を守らないと、火災・感電などによる死亡や大けがなど人身事故の原因になります。

    注意 この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけがをしたり、他の機器に損害を与えたりすることがあります。

    ■絵表示の意味 記号は「してはいけない」ことを示します。 記号は「しなければならない」ことを示します。

    警告本製品が発熱している、煙がでている、異臭がしているなどの異常があるときは、直ちに使用を中止したうえで、本製品をパソコンから外してください。そのあと、ご購入店などにご連絡ください。そのまま使用すると、火災や感電の原因になります。

    本製品を落としたり、ぶつけたりしないでください。万一、本製品が破損した場合は、直ちに使用を中止したうえで、本製品をパソコンから外してください。そのあと、ご購入店などにご連絡ください。破損したまま使用すると、火災や感電の原因になります。

    本製品に水や金属片などの異物が入った場合は、直ちに使用を中止したうえで、本製品をパソコンから外してください。そのあと、ご購入店などにご連絡ください。そのまま使用すると、火災や感電、故障の原因になります。

    本製品の分解、改造、修理をご自分でしないでください。火災や感電、故障の原因になります。また、故障時の保証の対象外となります。

    本製品を火中に投入しないでください。破裂により火災やけがの原因になります。

    本製品はぬれた手で抜き差ししないでください。また、加工したり、無理に曲げたりしないでください。火災や感電の原因になります。

  • 3

    注意本製品は次のようなところには置かないでください。・日のあたる自動車内、直射日光のあたるところ、暖房器具の周辺など高温になるところ・多湿なところ、結露をおこすところ・平坦でないところ、振動が発生するところ・マグネットの近くなどの磁場が発生するところ・ほこりの多いところ

    本製品をパソコンに接続するときは、コネクタの向きを間違えないように接続してください。無理に押し込むと、コネクタやパソコンが故障したり、けがをする恐れがあります。

    本製品は防水構造ではありませんので、水などの液体がかからないところで使用または保存してください。雨、水しぶき、ジュース、コーヒー、蒸気、汗なども故障の原因となります。

    本製品は、一般家庭・オフィスでの使用を想定して設計されております。これ以外の場所では正常に動作しない場合があります。

    ■本製品を使用する場合の注意事項● 本製品の誤動作によって、重大な影響を及ぼす恐れのある機器では使用しないでください。● ガラスなどの透明な場所や鏡など強く反射をする場所で使用すると、レーザーセンサが正しく機能せず、マウスカーソルの動きが不安定になります。

    ● 1 ヶ月以上使用しない場合は、本製品をパソコンから外してください。● 本製品を廃棄するときは、お住まいの地域の条例および法令に従って処分してください。

    ■本マニュアルで使用している画面について本マニュアルで使用している画面は開発中のものです。

    レーザーマウスにおける注意事項本製品は、JIS C6802-1 に基づいた CLASS 1 製品です。CLASS1(国際標準化機関 IEC(Internatinal Electrotechnical Commission))の基準と同等ですが、顕微鏡・虫眼鏡等の光学的手段を用いてレーザービーム内を観察する事は、絶対におやめください。また、下記注意事項に注意してご使用ください。(1) レーザー光を覗き込まないでください。(不可視)302.5nm~ 4,000nmの波長範囲のレーザーで、CLASS 1 の基準と同等ですが、光学的手段を使ってビーム内観察することは、潜在的に危険とされています。

    (2) 裏面を他の人の目に向けないでください。(3) レーザーセンサはガラスや鏡の表面では正常に動作しない場合があります。(4) パソコン用マウス以外の用途に使用しないでください。(5) 範囲を超えた気温に製品がさらされた場合はパソコンの電源を切り、気温が範囲内になるまで製品をお使いにならないでください。

    (6) 正常に動作しない場合はパソコンの電源を切り、エレコム総合インフォメーションセンターにご連絡ください。

    お手入れのしかた本製品が汚れたときは、パソコン本体から外し乾いたやわらかい布でふいてください。シンナー、ベンジン、アルコールなど揮発性の液体を使用すると変質や変色をおこすことがあります。マウス本体はときどき乾いた綿棒などで掃除してください。汚れていると接触不良や動作不安定の原因となります。

  • 4

    各部の名称とはたらき

    ①上3Dスティック

    ⑤右3Dスティック④ホイール

    ⑥左3Dスティック

    ⑨USBコネクタ

    ⑩レーザーセンサ

    ③右ボタン

    ②左ボタン

    ⑦サイドボタン1

    ⑧サイドボタン2

    ⑪ホールドフラップ

    ① 上3Dスティック他の左右の3Dスティックと組み合わせて、XYZ軸方向にオブジェクトを移動します。

    ② 左ボタン Windows®の操作の左クリックに使います。

    ③ 右ボタン Windows®の操作の右クリックに使います。

    ④ ホイール 指で前後に回転させることで、Windows®の操作ができます。

    ⑤ 右3Dスティック他の3Dスティックと組み合わせて、XYZ軸方向にオブジェクトを移動します。

    ⑥ 左3Dスティック

    ⑦ サイドボタン1ブラウザ使用時、「進む」の操作を行います。サイドボタン2と同時に押すと、マウスの分解能を変更します。

    ⑧ サイドボタン2ブラウザ使用時、「戻る」の操作を行います。サイドボタン1と同時に押すと、マウスの分解能を変更します。

    ⑨ USBコネクタ パソコンのUSBポートに接続します。

    ⑩ レーザーセンサマウス本体を動かしたときに、このセンサによってマウスの動きが検知されます。センサをのぞき込むと目を痛めることがありますので注意してください。

    ⑪ ホールドフラップ3D操作時のマウス全体を安定させます。出荷時にはマウスから取り外されています。マウスの裏側から溝にあわせて取り付けてください。

  • 5

    セットアップする本製品は、OS標準のマウスドライバでも動作しますが、この場合は、3Dスティックは使用できず一般的な5ボタンマウスとして動作します。本製品の特長である3Dスティックを利用するためには、ドライバをインストールしてください。

    製品をお使いになる以前に、メーカオリジナル既存のマウスがメーカオリジナルのドライバや設定ユーティリティなどを使用している場合は、あらかじめアンインストールしておいてください。他社製ドライバなどがインストールされていると本製品が正常に動作しないことがあります。アンインストール方法については既存のマウスの説明書をお読みください。

    マウスの取り付け

    1 USBケーブルを取り付ける前にパソコンの電源を入れ、Windows® を起動します。Administrator の権限をもつユーザーでログインします。

    2 USB ケーブルをパソコンのUSB ポートに差し込みます。

    USBポート

    自動的にOS標準のUSBドライバがインストールされます。これでマウスの取り付けとOS標準のUSBドライバのインストールは完了です。→「ドライバのインストール」へ進みます。

    ドライバのインストール

    専用ドライバをインストールします。

    1 パソコンのCD-ROM ドライブに、本製品付属のCD-ROM を挿入します。

    2 自動的にインストールプログラムが起動し、手順3 の画面が表示されます。

    CD-ROMが自動起動しない場合は、手順2で CD-ROM を挿入したCD-ROMドライブをダブルクリックします。CD-ROMの内容が表示されたら、「ELECOM_M-3D_V1-041」フォルダ内の setup(setup.exe)をダブルクリックします。インストールプログラムが起動します。

    3 をクリックします。

    4 使用許諾の内容を確認し、「I accept the terms of the license agreement」(使用許諾を受け入れます)を選択して をクリックします。

    5 「Typical」を選択して をクリックします。

    SDK(開発ツール)をインストールする場合は「Complete」を選択します。SDKはドライバと同じフォルダにインストールされます。

  • 6

    6 をクリックします。インストールを開始します。

    7 「Launch M-3D Series Mouse's system tray icon now」を選択して、 をクリックします。タスクトレイに本製品のアイコンが表示されます。

    ドライバがインストールできたか確認する

    1 本製品のサイドボタン1とサイドボタン2を同時に押し、タスクトレイにある本製品のアイコンの色が変わることを確認します。

    サイドボタン

    サイドボタン1とサイドボタン2を同時に押すごとに、マウスの分解能が切り替わります。分解能に応じて、タスクトレイに表示されているアイコンの色が変わります。

    取り外すときは本製品はホットプラグに対応していますので、Windows®が起動した状態でも取り外すことができます。

    Windows ®の起動中に何度も着脱をくり返すと、動作が不安定になることがあります。このような場合はWindows®を再起動してください。

    マウスを使う

    付属のサンプルでテストする

    1 [スタート]ボタン -[すべてのプログラム]-[ELECOM]-[M-3D Series]-[Cube Rotation(sample-1)]の順にクリックします。3D スティックの動作を確認できる、「Cube Rotation(sample-1)」が起動します。

    2 3Dスティックやホイールを使って、画面中央にある立方体を回転させたり移動できます。操作にあわせて立方体が動きます。

    3D スティックの操作方法については、「3Dスティックの操作」を参照してください。

    分解能を変更する

    1 サイドボタン1とサイドボタン2を同時に押します。タスクトレイにある本製品のアイコンの色が分解能に応じて変わります。

    サイドボタン

    分解能とアイコンの色は次のように対応しています。

    2000カウント/インチで動作(赤色)

    1600カウント/インチで動作(橙色)

    800カウント/インチで動作(黄緑色)

    400カウント /インチで動作(黄色)

    本製品が接続されていないとき

  • 7

    3Dスティックでの操作

    Y軸

    Z軸

    X軸

    3本の 3Dスティックを使って、実際に手に持って回転させているかのように操作できます。標準のプロファイルの場合は右のように動作します。

    ここでは、本製品添付のサンプルである「Cube Rotation(Sample-1)」を使用して説明しています。

    対象を移動する操作トップ3Dスティックを左右に動かすと、対象が左右に動きます。

    左右の3Dスティックを前に押し出すと、対象が奥に移動します。

    左右の3Dスティックを上に動かすと、対象が上昇します。

    左右の3Dスティックを手前に引くと、対象が手前に移動します。

    左右の3Dスティックを下に動かすと、対象が下降します。

  • 8

    対象を回転する操作トップ3Dスティックを前に押し出すと、対象が奥に回転します。

    左3Dスティックを手前に引き、右3Dスティックを前に押し出すと、Yを軸に反時計周りに回転します。

    トップ3Dスティックを手前に引くと、対象が手前に回転します。

    左 3Dスティックを下に倒し、右 3Dスティックを上に倒すと、Zを軸に反時計周りに回転します。

    左3Dスティックを前に押し出し、右3Dスティックを手前に引くと、Yを軸に時計周りに回転します。

    左 3Dスティックを上に倒し、右 3Dスティックを下に倒すと、Zを軸に時計周りに回転します。

  • 9

    Google Earth で使うには本製品では、Google Earth で 3Dスティックを使うための特別なプロファイルを別途用意しています。このプロファイルを実行しておくと、Google Earth での操作に3Dスティックが使用でき、直感的に対象を操作でるようになります。

    こんなことができます(一例)左右の3Dスティックを下に動かすと、視点下降し、拡大していきます。

    左右の 3D スティックで回転の動きをすると、GoogleMap も同じように回転します。

    トップ3Dスティックを動かすと、傾きを調整できます。「建物の3D表示」が有効になっている場合は、より立体的に表現されます。

    Image ©2006 DigitalGlobe©2006 ZENRIN

    ・ Google Earth は Google Inc. の登録商標です。・ 本製品のGoogle Earth への対応については、当社および Sandio Technology Corp. による独自のものです。本製品はGoogle Inc. のオフィシャル製品でありません。

    Google Earth driverを起動するGoogle Earth 用の特別なプロファイルを起動します。他のゲーム用のプロファイルとは異なり、一般のプログラムのように実行します。

    1 [スタート]ボタン -[すべてのプログラム]-[ELECOM]-[M-3D Series]-[Google Earth driver]の順にクリックします。「Google Earth New」が起動します。

    2 Google Earth を起動します。3Dスティックを利用したGoogle Earth をお楽しみください。

    Google Earth driver は、タイトルバーのみの真っ白なウィンドウが表示されますが、故障や不具合ではありません。

    Google Earth driver のウィンドウが他のウィンドウの下側になっても問題ありません。また、Google Earth 起動中はGoogle Earth driver は起動したままにしてください。

    Google Earth driverを終了する

    1 Google Earth を終了します。

    2 Google Earth driver の右上にある をクリックします。Google Earth driver が終了します。

  • 10

    3Dスティックの動作を設定する

    CommandMapとプロファイル3Dスティックとキー割り当てについてプロファイルには、3Dスティックを操作したときどのようにパソコンに入力されるか設定が保存されています。

    1人称のシューティングゲーム(FPSゲーム。プレーヤーの視界が画面に表示され、プレーヤー自身は表示されません。)ゲームでは、プレイヤーの動きにキーボードの「W」「S」「A」「D」が割り当てられていることが一般的です。そしてマウスの動きがそのままプレーヤーの顔の動きになります。

    S

    W

    A D

    例えば、左3Dスティックに、・3Dスティックを前に倒すと「W」・3Dスティックを手前に倒すと「S」・3Dスティックを下に倒すと「A」・3Dスティックを上に倒すと「D」というキーを割り当てるとします。

    すると、本来キーボードとマウスという両手を使って操作しなければならなかった操作が、右手のマウスだけで可能になります。左3Dスティックでプレーヤーが前後左右に動き、マウスで顔が向きを入力できます。

    CommandMap1と2についてCommandMapにて、3Dスティックにキーを割り当てます。CommandMap1では3Dスティックを倒すなど、上下前後の単体動作に対して設定します。CommandMap2 では、2 本の 3D スティックを使用するときのキーを割り当てます。

    右に回転する(ひねる)操作に、右を向くキーを割り当てる

    例えば、リアルタイムストラテジゲーム(RTS ゲーム)などは、マップを上から見下ろすといういわゆる「神の目」の視点があり、マップを前後左右に移動するだけでなく、視点を下げたり、また右の方を向く(方向転換する)といったことが可能なゲームが多く存在します。

    このような場合は、・ 視点を上げるときは左右の3Dスティックを上に持ち上げる

    ・ 見る方向を変える(方向転換する)には、左右のスティックを回転する操作に設定して「ひねる」ように

    といった設定にすると、直感的に操作が可能になります。

    CommandMapとプロファイル3D スティックの設定や CommandMap、プロファイルの関係は次のようになります。

    4 目的に応じて、素早く3Dスティックの動きを割り当てることができます。

    1 3Dスティックを押したときの動作をCommandMapに設定します。

    2 CommandMapで設定した内容をプロファイルに保存します。

    ※ Google Earth 専用のプロファイルも用意されています。

    3 複数のプロファイルを作成・管理できます。

    4 目的に応じて、素早く3Dスティックの動きを割り当てることができます。

    プロファイル

    CommandMap

    Google Earth Driver

    1 3Dスティックの動作をCommandMapに設定します。CommandMap は 3Dスティック1本での動作を設定する CommandMap1 と、2本の 3Dスティックでの動作を設定する CommandMap2があります。

    2 CommandMapはプロファイルとして1つにまとめられます。

    3 プロファイルは目的に応じて複数作成できます。使用するゲームごとにプロファイルを作成すると便利です。

    4 プロファイルを読み込むと、CommandMapに設定した内容が、3Dスティックに割り当てられます。いろいろなゲームのジャンルや、3Dグラフィックソフトなど、目的に応じてプロファイルを読み込みなおし、3Dスティックを有効に使用できます。

  • 11

    プロファイルを読み込むプロファイルを読み込むと、あらかじめプロファイルで設定されていた内容で本製品の 3D スティックが機能します。本製品には、あらかじめ複数のゲームのプロファイルが用意されています。

    1 [スタート]ボタン -[すべてのプログラム]-[ELECOM]-[M-3D Series]-[M-3D Series Management]の順にクリックします。「ELECOM M-3D Series Management」画面が表示されます。タスクトレイにある本製品のアイコンをダブルクリックしても表示されます。

    2 「PC Game Title」欄から、読み込みたいプロファイル(ゲーム名)を選択し、 をクリックします。自動的に「Game UIDTitle」ウィンドウが表示されます。またプロファイルの読み込みが完了すると、メッセージが表示されます。

    Game UIDTitle は、タイトルバーとロードしたプロファイル名のみ記載したウィンドウが表示されますが、故障や不具合ではありません。

    Game UIDTitle のウィンドウが他のウィンドウの下側になっても問題ありません。

    読み込んだプロファイルを終了するGame UIDTitle を終了しすると、読み込んだプロファイルの設定が解除され、本製品は一般の5ボタンマウスとして動作します。次の手順でGame UIDTitle を終了します。

    1 タスクバーにある「Game UDITitle」をクリックします。Game UIDTitle が表示されます。

    2 Game UIDTitleの右上にある をクリックします。Game UIDTitle が終了します。

    プロファイルを新規作成する

    1 [スタート]ボタン -[すべてのプログラム]-[ELECOM]-[M-3D Series]-[M-3D Series Management]の順にクリックします。「ELECOM M-3D Series Management」画面が表示されます。タスクトレイにある本製品のアイコンをダブルクリックしても表示されます。

    2 をクリックします。プロファイルの名前を入力する画面が表示されます。

    3 新規に作成するプロファイルの名前を入力し、をクリックします。「PC Game Title」欄に、入力したプロファイル名が表示されます。

  • 12

    4 「PC Game Title」欄から、手順 3 で作成したプロファイル(ゲームタイトル)を選択し、をクリックします。選択したプロファイルの編集画面が表示されます。

    5 CommandMap1の内容を編集します。Ctrl + Alt + A など、複数のキーの組み合わせでも入力できます。

    上3Dスティックの動きを設定します

    左3Dスティックの動きを設定します

    右3Dスティックの動きを設定します

    6 「CommandMap2」タブをクリックします。CommandMap2が表示されます。

    7 CommandMap2の内容を編集します。Ctrl + Alt + A など、複数のキーの組み合わせでも入力できます。

    Zを軸に反時計方向に回転する動きを設定します

    Zを軸に時計方向に回転する動きを設定します

    Yを軸に時計方向に回転する動きを設定します

    Yを軸に反時計方向に回転する動きを設定します

    8 をクリックします。手順 4 の画面に戻ります。

    これで、プロファイルを作成できました。「プロファイルを読み込む」を参照して、作成したプロファイルを読み込むと、設定した内容が本製品の3Dスティックに割り当てられます。

  • 13

    作成済みのプロファイルを編集するすでに作成されたプロファイルを編集できます。

    1 [スタート]ボタン -[すべてのプログラム]-[ELECOM]-[M-3D Series]-[M-3D Series Management]の順にクリックします。「ELECOM M-3D Series Management」画面が表示されます。タスクトレイにある本製品のアイコンをダブルクリックしても表示されます。

    2 「PC Game Title」欄から、編集したいプロファイル(ゲームタイトル)を選択し、 をクリックします。選択したプロファイルの編集画面が表示されます。

    3 「プロファイルを新規作成する」を参照して、プロファイルを編集します。

    4 編集が終わったら、 をクリックします。プロファイルの編集を終了します。

    編集したプロファイルの内容で 3D スティックを使うには、「プロファイルを読み込む」を参照してください。

    プロファイルを削除する不要になったプロファイルを削除できます。

    削除してしまったプロファイルは元に戻せません。削除してよいか十分に確認してください。

    1 [スタート]ボタン -[すべてのプログラム]-[ELECOM]-[M-3D Series]-[M-3D Series Management]の順にクリックします。「ELECOM M-3D Series Management」画面が表示されます。タスクトレイにある本製品のアイコンをダブルクリックしても表示されます。

    2 「PC Game Title」欄から、削除したいプロファイル(ゲームタイトル)を選択し、 をクリックします。削除してよいか確認の画面が表示されます。

    3 をクリックします。選択したプロファイルが削除されます。

  • 14

    トラブルシューティング

    正常に動作しない3Dスティックが反応しない

    ドライバをインストールせず本製品をパソコンに接続しただけの状態では、本製品の3Dスティックは使用できません。また一般の5ボタンマウスと同様の操作しかできません。「セットアップする」を参照して、本製品のドライバをインストールしてご使用ください。

    使用したいプロファイルを読み込まないと、3Dスティックを操作してもパソコンには何も入力されません。「3Dスティックの動作を設定する」を参照して、使用するソフトに応じたプロファイルを読み込んでください。

    マウスカーソルは動くが、ホイールが動かない。すべてのアプリケーションがホイール機能に対応しているわけではありません。一部のアプリケーションでは、ホイールを操作しても動作しない場合があります。

    インストールする時に「管理者権限が無い」というエラーが表示され、インストールできない。

    Windows ® XP では、そのパソコンの管理者(Administrator)権限を持つアカウントでログオンしないと本製品のドライバをインストールすることができません。管理者権限アカウントでログオンしてからインストールしてください。もし、管理者権限が不明な場合は、パソコンメーカに初期出荷状態時の管理者権限アカウントをお問い合わせください。会社等でお使いの場合は、社内パソコン管理担当の方へご確認をお願いいたします。

    USB ポートに挿しても動かない。USB ポ ー トに挿入しても動かない場合、Windows ® にて「不明なデバイス」として誤認識している可能性があります。この場合、デバイスマネージャを使って「不明なデバイス」を削除してから、ドライバのインストールをやり直してみてください。「不明なデバイス」を削除する方法については、次の「「不明なデバイス」を削除するには」を参照してください。

    ノートパソコンにマウスを接続しましたが、正常動作しません。

    ノートパソコンに搭載されているポインティングデバイスの影響で正常動作していない可能性があります。パソコンメーカにご確認の上、ポインティングデバイスの機能を停止もしくは削除してみてください。(当社マウスのご利用を止められる場合も想定してタッチパッドまたはトラックポイントの復帰方法も合わせてご確認ください。)

    その他、マウスに関する FAQ が当社のホームページに用意されていますのでご利用ください。ホームページアドレス=http://www.elecom.co.jp/support/faq/

    「不明なデバイス」を削除するには

    1 [ スタート ] ボタンをクリックし、[マイコンピュータ ]アイコンを右クリックします。

    2 [ プロパティ ] をクリックします。

    3 [ ハードウェア ] タブを選択します。

    4 をクリックします。

  • 15

    5 [ デバイスマネージャ ] 画面にある「不明なデバイス」を右クリックします。

    ��

    6 [ 削除 ] をクリックします。

    7 [OK] をクリックします。

    8 本製品を接続したまま、パソコンを再起動します。この後、「セットアップする」を参照して、ドライバのインストールをやり直してください。

    ユーザーサポートについて本製品のマニュアルは保証書を兼用しています。保証内容をお確かめの上大切に保管してください。本製品のご使用中に何らかのトラブルが起きたとき、または操作方法や使いかたがわからないときは、エレコム総合インフォメーションセンターにご連絡ください。

    TEL. 0570-084-465FAX. 0570-050-012

    9:00 12:0013:00 18:00

    ~~

    受付時間

    年中無休

    ●エレコム総合インフォメーションセンター商品に関するお問い合わせは

    基本仕様

    製 品 名 3Dレーザーマウス

    製 品 型 番 M-3D1UR

    インターフェイス USB

    対 応 機 種 USBインターフェイスを装備した IBM PC/AT 互換機

    対 応 O S Windows® XP 日本語版

    動作温度 / 湿度 0℃~40℃ / 85% RH

    保存温度 / 湿度 -10℃~60℃ / 90% RH

    ス キ ャ ン 数 6,400fps

    出 力 506μW

    読 み 取 り 速 度 45.0 インチ /秒

    波 長 850nm

    形状寸法 / 重量

    ・ホールドフラップ装着時 W116.3 × D172.7 × H44.5mm / 170.0g・ホールドフラップ非装着時 W80.0 × D137.7 × H44.0mm / 142.0g

  • 3D マウスM-3D1URシリーズ

    取扱説明書2006年 12月 25日 第 2版

    ・ 本取扱説明書の著作権は、エレコム株式会社が保有しています。・ 本取扱説明書の内容の一部または全部を無断で複製 /転載することを禁止させていただきます。・ 本取扱説明書の内容に関しては、万全を期しておりますが、万一ご不審な点がございましたら、販売店までご連絡願います。

    ・ 本製品の仕様および外観は、製品の改良のため予告なしに変更する場合があります。・ 実行した結果の影響につきましては、上記の理由にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。・ 本製品のうち、戦略物資または役務に該当するものの輸出にあたっては、外為法に基づく輸出または役務取引許可が必要です。

    ・ Microsoft®、Windows®は、米国Microsoft 社の登録商標です。その他本取扱説明書に記載されている商品名 /社名などは、一般に商標ならびに登録商標です。

    ・ Google Earthは Google Inc. の登録商標です。・ 本製品のGoogle Earth への対応については、当社およびSandio Technology Corp. による独自のものです。 本製品はGoogle Inc. のオフィシャル製品でありません。

    ©2006 ELECOM Co., Ltd. All Rights Reserved.©2006 Sandio Technology Corp. All rights reserved.M48-WU-2

    はじめにパッケージ内容の確認安全にお使いいただくために

    ドライバのインストールマウスの取り付け各部の名称とはたらきお手入れのしかたレーザーマウスにおける注意事項分解能を変更する付属のサンプルでテストする取り外すときはドライバがインストールできたか確認するGoogle Earth driverを終了するGoogle Earth driverを起動する3Dスティックでの操作3Dスティックの動作を設定するインターフェイスを読み込む読み込んだインターフェイスを終了するインターフェイスを新規作成する作成済みのインターフェイスを編集するインターフェイスを削除する正常に動作しない「不明なデバイス」を削除するには

    ユーザーサポートについて


Top Related