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Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅⾏情報源
7
-
サマリー
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.8
◆拡大する市場
・タイの外国旅客者数は8年間で2倍近くの644万人にまで増加
・日本はタイ人の外国の訪問先の中で中国を抜き、マレーシアに次ぐ第2位
・日本を訪れるタイ人は、2011年以降、5年間で6倍以上の90万人にまで増加
・日本への訪日外国人は2016年に1位中国、2位韓国、3位台湾で、タイは第5位
・タイの旅行シーズンは4月のタイ正月(ソンクラン)、10月の学校休暇、年末年始
◆手配方法はFITが中心、日数の短期化、増加するリピーター
・タイ人の日本の平均滞在日数は2006年で10.1日→2015年には5.1日間に短縮
・訪日しているタイ人の6割以上がリピーター
・訪日タイ人(観光目的)のボリューム層は男女ともに30代
・旅行手配方法としてはFITが6割を占める
◆訪日はテレビや映画が関心を持ったきっかけ・日本に関心を持ったきっかけとしては「テレビや映画」「日本料理を食べて」が多い
・「日本の日常生活に触れたい」等の意見が多い
◆情報源はポータルサイトや友人・家族
・情報源はネットと、身近な人の体験談。
・SNSは、写真・画像発信の形態での投稿が非常に多い
・SNSの投稿にあった場所に行ってみたという観光客も多い
-
338
402 391
465
545 540572
597644
NA12.6
16.7 19.2 17.821.5
14.5
26.1
45.4
65.8
80
90
051015202530354045505560657075808590
0
100
200
300
400
500
600
700
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
外国旅行者数(左目盛) うち、訪日客数(右目盛) (万人)
タ イ 人 観 光 市 場 で 日 本 は 第 2 位
タ イ か ら の 訪 日 客 者 数 は 5 年 間 で 6 倍
・タイからの訪日客数は2011年から2016年の5年間で6倍以上。・タイ人の外国旅行者数は2006年から2014年の8年間で2倍近くの644万人。
・日本へのタイ人の訪問は2011年以降、他国に比べ大幅に増加。・2013年7月の訪日旅行者ビザ免除の影響もあり、2014年には中国や香港、シンガポール等を上回り、第2位の旅行先となった。
0
20
40
60
80
100
120
140
160
180
200
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
万人
(1) タイ人の外国旅行者数と訪日客数の推移(2005年~2015年)
(2) アジア各国・地域へのタイ人訪問者数の推移(2006年~2015年)
韓国 37.1万人
日本 79.6万人
カンボジア 34.9万人ベトナム 21.4万人台湾 12.4万人フィリピン 4.4万人
中国 64.1万人香港 52.9万人シンガポール 51.6万人
インドネシア NA
マレーシア 134.3万人
陸続きのマレーシアはもっともポピュラーな渡航先。商用目的も多い。
韓国は韓流・KPOPが人気
中国・香港への渡航は、親族・友人訪問を目的とするケースが多い
出典:日本政府観光局(JNTO)、国連世界観光機関(UNWTO)等
出典:日本政府観光局(JNTO)、国連世界観光機関(UNWTO)、太平洋アジア観光協会(PATA)、各国政府観光局 ※本表の数値は2016年8月時点の暫定値
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.9
1.市場規模
(万人)
-
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
2011 2012 2013 2014 2015 2016
韓国 中国 台湾 香港 タイ シンガポール マレーシア
90.1万人前年からの伸率12%
中国
韓国
台湾
香港
タイ
シンガポールマレーシア
(3) 訪日外客数の推移
各国受入国統計より日本政府観光局(JNTO)調べ
・日本への訪日外国人は2015年に中国が1位、韓国2位、台湾3位となっている。・タイは第4位となっており、その伸び率は2015年から12%。引き続き増加することが期待される。
タ イ か ら の 訪 日 外 客 数 は 増 加 傾 向
・最大のハイシーズンは4月のタイ正月(ソンクラン)。・次いで10月の学校休暇、12月の連休および年末等休暇の時期に合わせて訪日客が多い。
・2016年は2015年から年間を通じて訪日客が増加。休暇との連動もはっきりと傾向が出た。
※「学校休暇」…タイの学校では1学期の終わりに1ヶ月間ほどの長期休暇がある
タ イ 人 の 旅 行 シ ー ズ ン は 休 暇 事 情 に 連 動
各国受入国統計より日本政府観光局(JNTO)調べ
タイ正月 学校休暇※年末年始クリスマス休暇
637万人
509万人
416万人
183万人
36万人39万人
(4) 月別訪日タイ人の推移(2011年~2015年)
千人
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.10
-
・タイ人の平均滞在日数は訪日外客全体と比較すると長い傾向にあったが、近年その差は逆転し、現在はタイは平均に比べ短い5.1日間となっている。
・2006年には10.1日間だったものが9年間で5日間縮まり、5.1日間となった。
10.1
8.47.9 7.8
7.4
8.8 8.9
5.65.1 5.1
7.26.5 6.4
6.96.1
6.5 6.3 5.85.6 5.3
0
2
4
6
8
10
12
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
タイ人 訪日外客全体(日)
36.4%
19.5%
12.8%
8.1%
5.4%
7.1%
6.4%
4.3%
38.6%
19.6%
14.2%
8.5%
5.4%
7.9%
4.8%
1.1%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45%
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
6~9回目
10~19回目
20回目以上
全目的
観光目的
(1) 訪日タイ人の平均滞在日数の推移(2006年~2015年)
出典:日本政府観光局(JNTO)訪日旅⾏データハンドブック2016(タイ)
(2) 訪日タイ人の訪日回数(2015年)
出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査(平成27年)」に基づき日本政府観光局(JNTO)が作成
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.11
平 均 滞 在 日 数 は 減 少 傾 向訪 日 回 数 2 回 以 上 が 6 割 を 超 え る
2.傾向
-
2.0%
10.0%
16.9%
9.3%
5.0%
1.4%
0.1%
2.7%
10.0%
13.4%
7.9%
5.5%
1.4%
0.2%
3.2%
17.5%
18.2%
9.2%
5.8%
1.1%
0.3%
3.6%
17.6%
19.5%
10.2%
6.7%
0.8%
0.4%
-25.0%-20.0%-15.0%-10.0%-5.0%0.0%5.0%10.0%15.0%20.0%
20歳未満
20代
30代
40代
50代
60代
70歳以上 男性 観光目的男性 全目的⼥性 観光目的⼥性 全目的
・旅行パッケージではなく、個人手配で自分の目的に沿った旅行を手配するFITが約6割。・同行者については、「家族・親族」「友人」についで「自分ひとり」も「夫婦・パートナー」が続く。
17.3%
8.8%
32.8%
15.2%
26.9%
2.1%
9.9%
10.9%
43.3%
6.4%
30.8%
1.8%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0%
自分ひとり
夫婦・パートナー
家族・親族
職場の同僚
友人
その他
全目的
観光目的
60.0%
6.2% 33.8%
9.5%
63.7%
26.9%
出典:出典:総務省統計局「世界の統計2016」 注:数値は「2012年推計値」
出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査(平成27年)」に基づき日本政府観光局(JNTO)が作成
出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査(平成27年)」に基づき日本政府観光局(JNTO)が作成
訪 日 タ イ 人 の ボ リ ュ ー ム 層 は 3 0 代 ・ F I T が 6 割「 家 族 ・ 親 族 」 と の 渡 航 が 最 多 、 次 い で 「 友 人 」 が 多 い
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.12
0%
20%
40%
60%
80%
100%
2014 2015
団体ツアーに参加 個人旅行向けパッケージ商品を利用 個別手配
(3) 訪日タイ人の性・年齢別構成(2015年)
(4) 旅行手配方法(観光目的)
(5) 訪日タイ人の同行者(2015年)
男性 ⼥性
33.8%
60.0% 63.7%
26.9%
-
57.9%51.7%
26.0%
16.1%12.9% 12.0% 9.8% 7.9% 7.9% 6.1%
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
訪 日 タ イ 人 の 訪 問 率 で は 、 北 海 道 は 第 5 位
6 割 以 上 が テ レ ビ 番 組 や 映 画 な ど を き っ か け に 、
日 本 に 興 味 を 持 っ て い る・訪日タイ人の訪問地をみると、北海道は12%。東京、ディズニーランドのある千葉、大阪、京都に次いで
5位となっている。
・日本に興味をもったきっかけとしては「テレビ番組や映画などを見て興味を持った」に次いで「日本料理を
食べて興味をもった」「日本製の商品を利用して興味を持った」など、日本の生活文化に触れて興味を
持った割合が高い。
※上記都道府県の訪問率には出入国空海港の所在地が含まれる。観光庁「訪日外国地消費動向調査(平成27年)」、「宿泊旅行統計(平成27年確定値)」に基づき日本政府観光局(JNTO)が作成
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.13
(1) 訪日タイ人訪問地と宿泊地(2015年)
東京都 千葉県 大阪府 京都府 北海道 ⼭梨県 神奈川県 福岡県 愛知県 栃木県
(2) 日本に興味を持ったきっかけ(MA)
日本にかかわるテレビ番組や映画などを⾒て興味を持っ
た
日本料理を食べて興味を持った
日本製の商品を利⽤して興味を持った
日本のアニメや
漫画を⾒て興味を持っ
た
学校で日本の文化や歴史を学んで興味を持っ
た
家族や友人から日本の話を聞いた
学校で日本語を学んで興味を持っ
た
日本人と自国や旅⾏先などで知り合いになっ
た
日経の企業で
働いて興味を
持った
東日本大震災があったので、頑
張ってほしいと思った
仕事で日本を訪ねて興味を持った
その他
65.0%61.4%
49.0%
40.8%35.4%
31.2%25.4% 25.2%
19.4%11.8% 11.6%
6.0%
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
JTB総合研究所「タイ人の旅行とライフスタイル」(2015.9.15) (N=500)
3.訪問先や期待すること
-
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.14
8 割 以 上 が 「 日 本 食 」次 い で 「 シ ョ ッ ピ ン グ 」 「 自 然 ・ 景 勝 地 観 光 」 に 期 待
・「繁華街の街歩き」や「温泉入浴」も人気。次いで「日本の歴史・伝統文化体験」。・自然・景勝地観光などよりも「食」についてもっとも期待が高い。
日本食を食べること
ショッピング
自然・景勝地観光
繁華街の街歩き
温泉入浴 日本の歴史・伝統文化体験
旅館に宿泊
テーマパーク
四季の体感(花⾒・紅葉・雪等)
美術館・博物館
日本の日常Th活体験
日本の酒を飲むこと(日本酒・焼酎等)
日本のポップカルチャーを楽しむ
自然体験ツアー・農漁村体験
スキー・スノーボード
22.5%
(3) タイ人が訪日前に期待していたこと(2015年)
81.2%
70.9%
58.8%
54%
36.2%
25.1%24.8%23.9%
21.4% 21.3%16.7% 14.1% 12.9% 11.9%
0
20
40
60
80
100
※上の数値は、全て複数回答の結果である(上位15位を抜粋)。出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査(平成27年)」に基づき日本政府観光局(JNTO)が作成。
(4) 日本への旅行中、どのように日本の文化や人と交流したいと思うか(MA)
JTB総合研究所「タイ人の旅行とライフスタイル」(2015.9.15) (N=500)
64.2%59.6%
47.8% 47.6%43.0% 41.0% 39.4%
33.4% 31.8% 29.8% 27.8%
3.6%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
日本の日常生活に触れたい
農家⺠泊など、地域の人とふれあえるところに泊まり
たい
日本の歴史や文化につい
て、よく深く知り
たい
ホテルや観光案内所の人と雑談をしてみたい
日本の地域の活動に参加するなど、積極的に交流を持ちたい
英語で日本人と話したい
お店の人と雑談をしてみた
い
日本人と話したいと思う
が、⾔葉が出来ないので話せるかどうか不安
日本人よりも旅⾏者同士で現地の情報交換をしたい
日本の産業について、深く知りたい
日本語で日本人と話したい
その他
-
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.15
「 日 本 の 日 常 生 活 に 触 れ た い 」 な ど 、 日 本 で の 生 活 を 体 験 して み た い 、 と い う 声 が 多 い友 人 、 家 族 、 海 外 で 話 題 に な っ て い る 場 所 へ の 期 待 が 大 き い
・「農家民泊」「日本の歴史や文化を深く知りたい」など、日本の理解に繋がる体験をもとめている。・身近な場所で話題になっている場所に対し、関心が高い。
65.4%60.8%
52.4%48.8% 48.6%
40.6% 40.2%34.4%
26.6%
1.0%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
自国や友人、家族の間で話題になっている場所に⾏き
たい
海外で話題になっている場所に⾏きたい
その場所ならではの文化が感じられる宿に泊まりたい
海外で話題になっているものを買ったり食べたりした
い
自国や友人、家族の間で話題になっているものを買ったり食べたり
したい
知られていない場所や土産物を自分で探して⾒つけた
い
あらかじめ旅⾏先について詳しく調べやり残しがないようにしたい
買い物や観光がメインなので泊まる場所や安いところ
でよい
あまり計画は⽴てず⾏き当たりばったりで旅⾏したい
その他
JTB総合研究所「タイ人の旅行とライフスタイル」(2015.9.15) (N=500)
(5) 日本でしてみたい旅行(MA)
-
情 報 源 は 「 ポ ー タ ル サ イ ト 」 「 友 人 や 家 族 の 体 験 談 」 「 S N S の投 稿 」 が 多 い・ウェブの他、身近な人の話題が情報源となっている。「SNS」も50%以上が情報源としている。
「 旅 行 先 の 風 景 や 食 べ 物 の 写 真 」 「 友 人 の 旅 行 先 で の 体験 シ ー ン 」 に い い ね を し た く な る
・タイ人が訪日前に期待していたこと(p10)に続き「旅行先の風景や食べ物の写真」と、「食」については人気。
(2) 性別 いいねをしたくなる投稿
JTB総合研究所「タイ人の旅行とライフスタイル」(2015.9.15)(N=500)
JTB総合研究所「タイ人の旅行とライフスタイル」(2015.9.15)(N=500/男性250 女性250)
61.9% 58.5% 56.7% 56.3%
46.7% 45.1%37.1%
33.5% 31.7%27.5%
23.8% 23.0%15.8%
2.0%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
ポータルサイトで
検索
友人や家族の体験
談SNSの投
稿 テレビガイドブック 雑誌
旅⾏会社のパンフレット
旅⾏会社や旅⾏情報サイト
旅⾏先の国や街のサイト
宿泊施設のサイト 新聞
個人のブログ
グルメサイト その他
(1) 旅行の情報源
86.0%
62.4%
49.2%42.8%
51.6%45.2%
33.6%
4.8%
77.9%
63.1%
47.8% 50.6%
39.0%32.5% 34.1%
5.2%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
90.0%
100.0%
男性
女性
旅⾏先の風景や食べ物の写真
友人の旅⾏先での体験シーン
旅⾏先のグルメやイベントの情
報
旅先で⾒つけた変わったもの
面白いものの写真
旅⾏先で買ったものの写真
旅⾏先の人々の写真
友人が感じたことなどのつぶや
きその他
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.16
4.旅⾏の情報源やSNSについて
-
イ ン タ ー ネ ッ ト で は 「 現 地 の お 店 や 観 光 情 報 を 探 す 」 だ け でな く 、 「 地 図 や ル ー ト 確 認 」 へ の 利 用 も 多 い 。
・インターネットの利用目的は多様。SNSは情報収集や自分の体験の発信、家族や友人との連絡手段として、重要なツールになっている。
・SNSの発信の形態については、ほとんどが写真・画像での投稿(97%)を行っている。その他、「動画」や「チェックイン(※)」も多い。コメントのみは3割程度。
JTB総合研究所「タイ人の旅⾏とライフスタイル」(2015.9.15) (N=287)
67.5%
57.5% 57.5% 57.3% 55.9%
19.0%
4.4% 2.0%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
97.2%
46.0% 45.6%
31.0%22.6%
1.4%
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
写真・画像 動画 チェックイン コメントのみ URLなどのシェア その他
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.17
(3) 旅行先でのインターネット利用目的(MA)
(4) 発信の形態(MA)
JTB総合研究所「タイ人の旅⾏とライフスタイル」(2015.9.15)(N=500)
※チェックインFaceBook等でスポット機能で登録されている場所を訪問した時に「チェックイン」を実⾏し、自分の位置情報を友達に知らせることができる機能。
※
検索サイトで現地のお店や観光情報を探
す
SNSを利⽤して現地のお店や観光情報を
探す
SNSを利⽤して自分の旅⾏体験を旅⾏先から発信する
メールやSNSを利⽤して家族や友人をコミュニケー
ションをとる
地図やルート確認する ゲーム その他
旅⾏先では利⽤しない
-
「 S N S の 投 稿 を 見 て 、 行 っ て み た い と 思 っ た 場 所 に 出か け た 」 が 1 位
・「SNSの投稿を見て、行ってみたいと思った場所にでかけた」が46.2%で1位となった。タイにおいてSNSは、旅行や消費のきっかけとしてプラスに働いている。
JTB総合研究所「タイ人の旅行とライフスタイル」(2015.9.15)
46.2%
27.2%
24.6%22.6%
20.8%19.0%
7.0%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
50.0%
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.18
(5) SNSで経験したこと
SNSの投稿を⾒て、⾏ってみたいと思った場所
に出かけた
昔の知り合いとSNSでつながって、再び交流するようになった
SNSで知った情報で、いいと
思ったものを購入した
SNSで知り合った人に会いに出
かけた
SNSで話が盛り上がり、メン
バーを募って旅⾏やレジャーに出か
けた
SNSで発信したいと思い、話題の場所に出かけ
た
旅⾏などで、あえてSNSがつながらない場所へ
出かけた
-
176,167
283,842
187,383 172,356 150,679 150,423 141,620
75,169
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
5.旅⾏消費額について
(1) 訪日外国人旅⾏消費額 総額の推移
訪 日 外 国 人 の 旅 行 消 費 額 は 年 々 の 伸 率 も 高 い一 人 当 た り 消 費 額 は 特 に 中 国 ・ シ ン ガ ポ ー ル で 高 い
・訪日外国人の旅行消費額は、平成27年には前年からの伸び率71.5%で3兆4,771億円。・国籍・地域別に旅行消費額をみると、中国が初めて1兆円を超え、総額の4割を占めている。・1日ひとり当たりの旅行支出をみると、中国人がもっとも高く28万3千円。ついでシンガポール18万7千円、香港17万2千円となった。
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.19
10,846
(+33.3
%)
14,167
(+30.6%)
20,278
(+43.1%)
34,771(+71.5%)
0
10,000
20,000
30,000
40,000
億円
※( )内の数値は前年日増減率
中国, 14,174,
40.8%
台湾, 5,207,
15.0%
韓国,
3,008,
8.7%
香港,2,627
7.6%
米国, 1,814 , 5.2%
タイ, 1,201 , 3.5%
オーストラリア,870,
2.5%
シンガポール, 579,
1.7%
英国, 545, 1.6%
マレーシア,
459, 1.3%
フランス,
448, 1.3%
カナダ,
395, 1.1%
ベトナム,
361, 1.0%
フィリピン,
340, 1.0%
インドネシア,
302, 0.9%ドイツ,
278, 0.8%
イタリア, 209, 0.6%
スペイン, 175, 0.5%
インド,
153, 0.4%
ロシア,
99, 0.3%
その他,1,526,
4.4%
単位:億円
(2) 国籍・地域別の訪日外国人旅⾏消費額出典:訪日外国人消費動向調査平成27年(2015年)年間値(確報)
出典:観光庁 訪日外国人の消費動向平成27年(2015)年間値(確報)
(3) 訪日外国人1人当たり旅⾏⽀出と訪日外国人旅⾏消費額(国籍・地域別)
全国籍 中国 シンガポール 香港 タイ マレーシア 台湾 韓国
出典:観光庁 訪日外国人の消費動向調査平成27年(2015)年間値(確報)
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・タイではここ5、6年で急速に自転車の人気が高まっている。政府も自転車の利用を促進しており、富裕層の間では、ロードバイクでのツーリングが人気を集めている。サイクリング仲間として交流を深め、仕事につなげるなど、社交のためのゴルフ的な感覚で利用する人も。
1 位 が 「 自 転 車 ツ ー リ ン グ イ ベ ン ト 」 、2 位 が 「 ピ ン ク の i p h o n e 」
タイ国内の2015年トレンドワードランキング
順位 ワード 解説
1 自転車ツーリングイベント[Bike for Mom]王妃の誕生日を記念してタイ国内の各地で開催された大規模なイベント。14万人以上が参加しギネス記録にも認定。
2 ピンクのiPhoneiPhone6sの新色「ローズゴールド」のこと。iPhone6sはパッケージにタイ原産の熱帯魚「ベタ」の写真が使用されたことでも話題に。
3 Chompoo(チョンプー)の結婚式 人気女優による総額3億円超の豪華な結婚式に多くの人が注目。
4 ドラマシリーズ[Hormones(ホルモンズ)] 友情、恋愛、同性愛など思春期の若者の悩みや日常を赤裸々に描いた大ヒットドラマ。
5 ドラマの登場人物[E-Yam(イーヤム)]家族間の確執を描いた人気ドラマ「Sud Kaen Sean Ruk」に、インパクトのある悪役として登場した女性の役名。
6 ダンスミュージックYouTubeで再生回数1億回を超えた大ヒット曲。奇抜で個性的なファッションやダンスが話題に。
7 スローライフ新たなライフスタイルとして注目度がアップ。日常生活に取り入れるだけでなく、旅先で「スローライフ」を実践しSNSにアップする人も。
8 女子バレーボール代表チームバレーボールが大人気のタイ。テレビで試合が放送される日は街から渋滞が無くなるとの声も。
9 コメディアン[Note Udom(ノート・ウドム)]社会風刺ネタで人気を集めるコメディアン。ステージのチケットは即日完売、DVDも大ヒットに。
10 食の安全近年、食に対する安全への意識が高まるタイ。ダイエットや健康・美容といった観点からもオーガニック食材などへの注目度が旧上昇。
11サッカー選手[Charyl Chappuis(シャリル・チャップイ)]
高い技術とハンサムな容姿で人気に。SNS上ではいつも女性ファンが熱狂。
12 エムクオーティエ・デパート バンコクで3月にオープンした、広大な敷地に建つ話題のスポット。
13 「#ThailandStandupChallenge」のハッシュタグ8月に起きたエラワン寺院の爆発事件を受け、観光客をタイに呼び戻すためにSNS上で発生したとされるハッシュタグ。
14 「#Hipster(ヒップスター)」のハッシュタグ」アートや音楽、カフェ、本、写真などを愛好する新世代のシティボーイを表す言葉がSNS上でハッシュタグとして人気に。
15 ウォーターパーク「VanaNava(ヴァナ・ナヴァ)」 2014年末にタイのリゾート地・ホアヒンで新オープンした巨大なレジャー施設。
参考資料
Ⅰ.訪日タイ人観光客数・傾向・訪問先・旅行情報源 P.20
DIマーケティング