問いの立て方ワンポイント講座ライティングラボ 藤田里実もうすぐはじまります!
前回のおさらい
• レポートってなんだろう=作文との「違い」と、「書くべき要素」
読み手が興味があるのは書き手の内面ではなく、そのレポートに示された
問い・答え・根拠
まずは
スケジューリング!準備に7割、書く作業は3割
• レポートを書く手順=レポート課題が出たら、まずやるべきこと
2
今回学ぶこと=問いの立て方のコツ
レポートを書くときの最初の一山!
「このレポートでは
何を明らかにしようとしているのか」(問い)
を言語化する作業
=問いの立て方 ←これのコツ
レポートを書く手順から見る「問いの立て方」
準備
•課題を理解する/問いを設定する
•答えを設定する
情報
•文献を探す(調査する)
•文献を読む
•文献(調査結果)を整理=根拠となる
文章
•文章を書く
•推敲する
•体裁を整える
70%
30%
←今回
4
レポート課題の例
A. テーマ「大学生から見た現代社会の問題について」
B. 「第○回の授業で触れた〇〇という概念を念頭に、
『▲▲』について説明せよ」
授業のノートが重要な資料に!どのように説明するか、何を強調するか=「答え」
自分の興味に引き寄せるテーマを絞り込む
「問い」は先生に与えられている
パターン
「問い」を書き手が設定する
パターン
アイディアの拡散と収束
5W1H
ブレインストーミング
拡散KJ法
収束
When
Where
Who
What
Why
How
自由な発言質より量批判厳禁
他の人の意見の利用OK
KJ法を5W1Hで説明すると
• What=KJ法とは「何か」;たくさんある情報・アイディアを整理・分類する方法
• Who=「誰」が考案したか;文化人類学者の川喜田次郎氏
• When=『発想法』(1967年)
• How=どのように行うのか;カードの作成→グループ編成→図解化→叙述化
1枚のカードに1つのデータ
似たカードをグループにし、各グループに見出しをつける
グループ間の関係性を視覚化
データベースを使ってみる
•関西大学→図書館→情報検索
→データベースポータル(実際の画面)
•新聞・雑誌記事・論文など検索が可能
本日のおさらい
レポート課題が出た!
「問い」を自分で立てるパターンの課題だ
「問い」は先生から与えられているパターンの課題だ
課題内容を理解
授業内容を整理
必要な資料を探す・読む
アイディアの拡散
アイディアの収束
必要な資料を探す・読む
「問い」を立てる「答え」の見当をつける
今日の宿題
テーマ「大学教育のあり方」について、
• 「問い」(上記テーマに関連した問題設定・課題の絞り込み)
• 「答え」(「問い」に対する意見、主張)
• 「根拠」(「答え」の信頼性を高める理由=事実)
の3点を明示した文章を書きなさい。なおその際、根拠として用いた情報(書籍・雑誌記事・論文など)の筆者・題名・発行年・掲載媒体名を文末に明示すること。
→質問・相談・提出はライティングラボへ!
来室予約は4月13日から、来室は4月20日から(予定)