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植 物 系 バ イ オ マ ス 連続式再資源化装置と製品について
(ご紹介)
株式会社ワールドハンドリング
World Handling Corporation
植物系バイオマス連続糖化装置
World Handling Corporation p1
植物系バイオマス連続糖化装置は、様々な独創的技術に基づいた連続処理による世界唯一の装置であり、日本政府の「委託研究事業」として2008年から2010年の3年間で委託研究を実施したことにより具現化した技術及び装置である。
<アメリカの取り組み> 1) 東北部( RGGI )と西部( WCI )を中心に国内排出権取引施行準備 2) 2025年までに排出量の増加抑制を目標として設定 3) 温室効果ガスの排出を2020年までに25 %削減する法案制定(カリフォルニア州 2006年) 4) 2050年までに2005年比で70 %削減、 Cap & Trade導入など2017年までにガソリン消費量の 20 %削減のための代替エネルギーの割合を大( 3 % → 15 % )などの対策を発表( 2007 .1 )
1997年(平成9年)京都で開催された気候変動枠組条約国会議において
採択された議定書(以下、京都議定書という。)の目標達成の一つの課題として、森林吸収目標が設定され、吸収量のさらなる確保が必要であると報告されております。
林野庁は、2002年(平成7年)『地球温暖化防止森林吸収源10ヵ年対策』を発表し、2003年から2012年において、地球温暖化防止対策4項目からな
る目標を掲げております。この目標推進の一環として当社が提案いたします『木質バイオマス定置型連続式亜臨界水・処理システム』による、森林環境の保全と雇用、化石燃料から非化石燃料への転換による環境保全及び国内における自給自足の精神 の一環として微力ながら、提案目標であります達成はもとより循環型環境社会に貢献できると確信しております。
装置開発の背景
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1.高濃度スラリー製造装置 バイオマスの粉体をスラリー化できる濃度の上限は5%程度であるが、当該装置により35% 以上スラリー濃度程度を可能とすることで事業採算性を確保した。
2.高濃度スラリー高圧吐出ポンプ
高圧吐出ポンプを当該装置に組み込むことで、高濃度バイオマス粉体スラリーの円滑な連続供給性能を可能とした。
3.コイル状反応管
反応管を組み込むことで、圧力容器取り扱い規則適用除外とすると共に、急速加熱・冷却時における気密性能劣化現象の発生を抑えて保守管理を容易にすると共に、地震被災時の免震機能を付与させた。
4.抽出成分回収カラム
抽出成分改修カラムを当該装置に組み込むことで、バイオマス粉体スラリーを連続糖化プロセス中の目的成分を適宜に連続抽出が可能となった。
5.回路閉塞防止機能付き圧力調整機構
回路閉塞防止機能付き圧力調整機構を組み込むことで、圧力容器取り扱い規則適応除外とするとともに、運用実務において常時最適なノズル径となるような可変オリフィス構造を有しているために、バイオマス粉体スラリー糖質化するのに最適な値に設定した圧力対比0.5%以内の圧力制御を可能とする等、装置の制御を簡便・確実にする。
装置概要
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連続式亜臨界水処理システム概要
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◆再資源化の流れ
対象原材料
ハードバイオマス 間伐材 枝打ち材 流木材等
ソフトバイオマス 稲 麦藁 除草 刈芝等
連続式亜臨界水処理装置
特徴 ▮ 連続生産性 ▮ 高品位産品 ▮ 高効率生産性 ▮ 回収産品の ▮ 安価な運転費用 ▮ 回収が可能
キシロオリゴ糖 グルコース リグニン
エタノール 熱可塑性樹脂 炭素繊維
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原材料とスラリー
檜 杉 籾殻 竹
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キシロオリゴ糖
用途 特定保健食品 糖衣錠薬品 健康志向飲料材
将来性 健康志向増大に比例した需要の急増
現状 市場価格:3,400円/kg(純度70%)
本システムの優位性 市場流通価格の20%程度で商業生産が可能 価格
純度70%以上の製品を安定・連続生産可能 品質
現在大半を輸入品に頼っているが、国産化に因り増大する需要に大量・安定供給が可能
供給安定性
代表的な製品例
グルコース
用途 エタノール原料(酵素法でエタノール化)
将来性 ガソリン中のエタノール添加率を2030年に10%とする国策に基づけば、 100円/ℓのエタノール60万kℓが必要
現状 単純酵素法に依れば。500円/ℓ以下には為らない
本システムの優位性 グルコースとして50円/ℓでの供給可能 価格
純度90%以上の製品 品質
季節変動と厳格な酵素管理を余儀なくされる酵素法とは異なり、 安定・大量供給が可能
供給安定性
代表的な製品例
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リグニン
用途 熱可塑性樹脂原料、炭素繊維原料
将来性 車輌の車体 航空機の機体素材(軽く強い)
現状 炭素繊維の市場価格:3,000円/kg
本システムの優位性 炭素繊維の推定製造価格:400円/kg 価格
純度100% 品質
化石原料依存性を排除できるので、価格安定性と共に枯渇問題を 生じない
供給安定性
代表的な製品例
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商 号 株式会社ワールドハンドリング 本 店 東京都港区白金台5丁目2番5号202 事業所 埼玉研究所 埼玉県鶴ヶ島市太田ヶ谷432-2 電話 049-277-5375 FAX 049-277-5475 設 立 平成18年7月10日 資本金 80,000,000円 発行可能株式総数 200,000株 発行済株式総数 1600株 代表取締役 富本将介 役 員 7名(内、非常勤役員5名) 従 業 員 15名 取 引 銀 行 三菱東京UFJ銀行 虎ノ門支店 三井住友銀行 日比谷支店
主たる事業
1.対向衝突基礎理論に基づいた対向衝突部位と周辺技術・
機器の基礎研究
2.市場のニーズに沿った、対向衝突の理論に基づく各種連続
処理装置の企画・開発
3.対向衝突の理論に基づく、各種燃料油改質、エマルション
化、改質エマルション化燃料の連続製造装置の製造販売
4.これ等の製造に必要な乳化剤、可溶化剤、均一触媒の研
究開発
5.対向衝突装置に拠る乳化剤、可溶化剤、均一触媒の製造
と販売
6.可変オリフィスに拠る植物系バイオマスの亜臨界式連続式
糖化技術と装置の開発と製造・販売
7.可変オリフィスに拠る植物系バイオマスの亜臨界式連続式
エタノール化技術と装置の開発と製造・販売
8.可変オリフィスに拠る藍藻類(アオコ)の亜臨界式連続油化
技術と装置の開発と製造・販売
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