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Page 1: 花蓮市 盛岡市 絆 - Morioka...花蓮市ってどんなまち? 平成14年から、盛岡山車の派遣や花蓮交流団の来盛などの交 流により、信頼と友情を深めてきた台湾花蓮縣花蓮市と盛岡市。両都市の永続的な友好を願い、友好都市として提携しました。

定期連載コーナー

友好都市提携調印式(昨年11月24日)

花蓮市ってどんなまち?

 平成14年から、盛岡山車の派遣や花蓮交流団の来盛などの交流により、信頼と友情を深めてきた台湾花蓮縣花蓮市と盛岡市。両都市の永続的な友好を願い、友好都市として提携しました。

観光交流課☎626-7539

これまでの交流

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花蓮縣の見どころ!■太魯閣国家公園 九曲洞九きゅう

曲きょく

洞ど う

は太魯閣峽谷の中でも特に美しい素掘りのトンネルで、歩道は深く曲がり込み、眼下には急流の川が流れ、霧が立ち込めています。両岸の山肌は険しくも壮大で、見る人を感動させます。

■瑞穂温泉瑞み ず

穂ほ

温泉は1919年(大正8年)に日本人によって開発されました。温泉成分中の鉄分が空気に触れると、水面に鉄さびを帯び、黄色く濁った結晶ができることから「黄金の湯」と呼ばれています。

■東大門夜市400以上の屋台が並ぶ東

と う

大だ い

門も ん

夜よ

市い ち

では、地元の料理だけでなく、エンターテイメントを楽しむこともできます。明るく整然とした屋台が並ぶ台湾東部で最大の夜市です。

左から、谷藤裕明盛岡市長、徐シ

ュイ

榛ジェン

蔚ウェイ

花蓮縣長、魏ウ

ェイ

嘉ジャ

賢シィェン

花蓮市長

台湾

平成13年9月 台湾観光協会理事一行が盛岡秋まつり視察のため来盛平成14年11月 盛岡山車が「花蓮観光の日」パレードに参加平成15年8月 花蓮縣副縣長一行が盛岡さんさ踊り視察のため来盛平成16年8月 花蓮観光誘致促進団と芸能団が来盛。「盛岡さんさ踊り」に参加平成19年11月 盛岡山車が「2007温泉フェスティバル・盛岡山車」パレードに参加。沿道

を埋めた観客から大歓迎をうける平成28年11月 盛岡山車が「花蓮温泉祭盛岡山車」パレードに参加

平成30年5・6月 市議会議員・市職員有志、盛岡山車推進会、市消防団から花蓮縣へ台湾東部地震義援金を送付

9月 花蓮交流団が来盛。「盛岡秋まつり」に参加令和元年6月 花蓮縣政府訪日盛岡交流団が来盛。花蓮縣長が市内観光施設や福祉

施設などを視察9月 花蓮訪日盛岡交流団が来盛。花蓮市長などが「盛岡秋まつり」に参加11月 花蓮市と友好都市提携

盛岡山車が「太平洋温泉花車フェスティバル」パレードに参加したほか、盛岡さんさ踊り・澤目獅子の披露や盛岡りんごフェアを開催

太平洋温泉花車フェスティバルで盛岡山車パレード 4回目の出場となる盛岡山車のパレードは、花蓮市の子どもたちによる小太鼓打ちや、たくさんの引き手が参加し、沿道からの大歓迎の中を運行。パレードの様子は台湾全土に向け、テレビやインターネットで放映されました。

伝統芸能交流 盛岡さんさ踊り・澤目獅子 花蓮市の高校生60人が盛岡さんさ踊りの講習を受け、花車パレードの先導として、ミスさんさ踊り・ミス太鼓連と一緒に参加しました。また、手代森の澤目獅子が祭りのステージイベントに出演。そのほかステージイベントでは、わんこそば大会が開催されました。

盛岡りんごフェアin花蓮の開催 花蓮市内のデパートで「盛岡りんごフェア」を初開催しました。盛岡りんごの歯ごたえやジューシーな味が大好評で、フェアは開店直後からにぎわいを見せていました。

■花蓮光復糖廠日本による台湾統治時代の製糖工場跡地。今は観光スポットに生まれ変わり、人気があります。工場内には「台湾砂糖の父」と称される新渡戸稲造博士の胸像も設置されています。

花蓮市と盛岡市の絆

調印式に合わせ訪台盛岡交流団が花蓮市を訪れ、盛岡の伝統文化や農産物をアピールしてきました。

 花蓮市は台湾の東部に位置し、面積29.41平方㌔㍍、人口約10万1000人の都市です。花蓮縣の県庁所在地として行政の中心地であるほか、台湾4大港の1つである花蓮港や花蓮空港を有する交通の要としての一面もあります。太平洋と中央山脈に囲まれた自然豊かな美しいまちで、真冬でも最低気温は15~16度と温暖である反面、夏は日差しが強く「台湾で一番太陽に照らされるまち」ともいわれています。特産品は大理石やバラ石で世界有数の産出量を誇り、市内には大理石のベンチや歩道もあります。台湾随一の景勝地「太

魯ろ

閣こ

峡け い

谷こ く

」への交通拠点でもあることから、多くの観光客が訪れるまちです。

平成12年11月、台北国際旅行博で盛岡山車の関連資料が注目され、交流のきっかけに!

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10 広報もりおか 2. 1. 1 広報もりおか 2. 1. 1 11

地域

おこし協力隊コラ

もり探た ん

盛岡をディープに探る

 市の地域おこし協力隊員が、自身の活動状況や地域で発見した盛岡の魅力などについて語る本コラム。今回の担当は、木下佑

ゆ う

作さ く

隊員です。【問】ものづくり推進課☎626-7551

世界に繫地域の地域資源を発信れていた中国の伝統工芸士・王

ワ ン

超チャオ

鷹イ ン

先生の誘いで、中国の紹

しょう

興こ う

市で開催された「紹興黄お う

酒し ゅ

祭」の展示会を視察。全国各地の日本酒などが販売された他、日本の陶器や銅器などの工芸品が完売しているのを目の当たりにし、いずれは、まだ海外に知られていない盛岡の工芸品も販売したいと思うようになりました。今の目標は、外国人に、盛岡の工芸品に興味をもってもらい、盛岡に来てもらうこと。そうなれば、職人がいる手づくり村や近隣の繫温泉にも足を伸ばしてもらうことにつながると思います。感性のアンテナを張って新しい発想で情報を発信したり、盛岡に観光で訪れている外国人に声を掛けるなど、さまざまな形で魅力を伝えることで、繫地域の活性化に取り組んでいきます。

 昨年12月に着任。「盛岡手づくり村」や「つなぎ温泉」などと協力しながら、繫地域のさらなる魅力を作ることをテーマに活動しています。京都出身で、東京で長年貿易関係の仕事をしていましたが、東日本大震災をきっかけに東北でボランティア活動をするようになり、移住したいと思うように。そんなときに、盛岡市の地域おこし協力隊の活動テーマに興味をもち、応募しました。 繫地域には、岩手山と御所湖が一望できる景色や温泉、そして何より、伝統工芸品の製作作業を間近で見て、体験できる手づくり村など魅力がたくさんあります。しかし、県外・国外の人たちにあまり知られていないのが現状です。そこで、盛岡、そして繫地域の魅力をコンパクトにまとめた「もりおかコネクト」というウェブサイトを立ち上げました。自分が実際に足を運び、登山や湯あみなど体感したことを発信することで、盛岡、そして繫地域に行くきっかけになってほしいと思っています。 今年は手づくり村を訪れる外国人客が多かったこともあり、これからますます海外へのアプローチも必要になってくると思っていました。そんな時縁があって、手づくり村を訪

第14回

紹興黄酒祭の様子

■会社に入ったきっかけは? 小さい頃は看護師に憧れていましたが、高校で看護の体験学習をしたときに、患者さんへのさまざまなサポートの形や医療の仕事があることを知りました。その後、進路指導の先生の薦めで、今の会社の説明会に参加し、自分がやりたいことに近いと感じたことや、社員の皆さんの温かい雰囲気に引かれ、この会社で働きたいと思いました。■仕事の内容とやりがいを教えてください 在宅で酸素吸入が必要な人へ医療用酸素を届ける仕事をしています。もともと人と話すことが好きですが、入社した頃は酸素を届けに行っても、コミュニケーションがとれず利用者の正確な状態が分からないことや、知識の足りなさなどを実感。それから、専門的な知識や取り扱い方

法などを先輩社員から必死で学び、仕事に対する自信がつきました。今では、利用者の体調の他、日常であったことなども楽しく話せるようになり、徐々に届け先から頼られるように! 自分の成長が信頼関係につながることに、やりがいを感じています。自分から積極的に学ぶことを忘れず、行動力のある社員を目指しています。■後輩に向けてアドバイスを! 私は岩手が好きで絶対に岩手で仕事をしよう、好きなことを仕事にしようと思い就職活動をしていました。自分が楽しめるからこそ周りも笑顔にできると思います。自分のやりたいこと、好きなことを仕事にしてほしいです。

 地元で働くことの魅力や仕事のやりがいなどを、若手社会人に聞くシリーズ。若い力が活躍中です!  経済企画課☎613-8298

第一開明株式会社 盛岡営業所 メディカル課  笹

さ さ

久く

保ぼ

聖せ

蓮れ ん

さん(19) (岩手町出身)

MORIOKAWORKSTYLE

vol.5

医療用の酸素などを在宅の患者さんや医療機関に届ける仕事をしています!  若者の就職・仕事のサポ

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