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Page 1: 花蓮市 探訪 - Takachiho...花蓮市 1 慈済科技大学内にある原 住民族博物館。台湾には16民 族55万人の原住民が暮らして いる。台湾の人口が約2,300万

花蓮市

1  慈済科技大学内にある原住民族博物館。台湾には16民族55万人の原住民が暮らしている。台湾の人口が約2,300万人なので、総人口の3%に満たない。花蓮市には阿美(アミ)族という原住民が多く住む。

2  明治28年から50年間、日本の統治下だったため、いたるところに日本の建造物がある。「慶修院」は大正6年に、吉野村(現・吉安郷)で真言宗高野派の「吉野布教所」として建立され、戦後に改称された。

3  花蓮市立図書館には「ものづくり」のためのフロアがある。小学生を対象に、3Dプリンタによる製作教室を開催するなど、先端技術に触れる教育に力を入れている。

4  日本の統治時代に建設された花岡山プールは老朽化により長年使用されていなかったが、市によって巨大な砂場にリノベーションされた。やさしい色をしたピンククジラの滑り台がシンボル。

8  花蓮市に到着したときも高千穂へ帰るときも、花蓮駅で歓迎してくれた住民の方々。阿美(アミ)族の民族衣装をモチーフにした飾りをつけていた。他にも、ホテルでゆるキャラが待ち受けていたりと、おもてなしとサプライズがすごい。

花蓮市は面積が高千穂町の8分の1だが、人口は8.5倍もいる。花蓮市は最近まで人口が増え続けていたが、今はほぼ横ばい状態。台湾もこれから少子高齢化に向かうと考えられる。

5  台北から高速列車のプユマ号で花蓮に向かう。台湾鉄道が日本車輛製造株式会社に発注し、愛知県の豊川製作所で作られたメイド・イン・ジャパンの車両。

6  昨年、供用が開始された花蓮駅は山や木をイメージした現代的なデザインが特徴。

7  昭和14年に完成した花蓮港は主に砂利、セメント、大理石を輸送し、イルカやホエールウォッチングなど、観光も人気。

太魯閣(タロコ)渓谷

 花蓮県を流れる立霧渓が太魯閣の大理石を侵食して形成された渓谷。台湾の中でも特に人気のある観光地で、渓谷のある太魯閣国家公園の総面積は9万2,000ヘクタールにもおよぶ。

花蓮市  

探訪

プチ

花蓮市(2019年8月現在)

高千穂町(2018年10月現在)

総面積(㎢) 29.41 237.54

人口(人) 103,453 12,205

世帯数(世帯) 41,507 4,576

人口密度(人) 3517.6 51.41㎢あたりの

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