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設備安全基準一覧 (全体版は下記の項目です。別途有償とさせて頂きます。)

1.防 護

・  安全カバー・安全柵 (安衛則101条、112条 技術上の指針)

・  回転部の防護用安全カバー等 (安衛則101条、1項 同2項 技術上の指針 

・  スライド部の防護用カバー等

・  リミットスイッチ等の防護カバースライド部の防護カバー等

・  突出部の防護対策

・  飛来・飛散防止カバー(安衛則105条、106条 )

・  高温部の防護対策(安衛則102条、537条 、542条の3項)

・  頭上部の防護カバー

・  配線・配管等によるつまずき防止(安衛則338条、542条、544条)

・  角および端部の面取り(工作機械の構造上の安全基準に関する技術上の指針

2.電 気

・  制御盤等の電気ボックス(安衛則329条、技術指針公示4号)

・  電気配線 (電気設備技術基準)

・  接地(アース) (安衛則333条、電気設備技術基準)

・  差込プラグ等

・  繰り返し動作禁止回路 

3.油圧・空気圧 

・ 電磁弁 

・ 停電時等の安全対策 

・ 空圧機器の残圧対策 

・ ブレーキ付シリンダ解除対策 

・ 気圧装置の排気口対策

4.安全装置 

・  非常停止装置

・  セフティプラグ

・  光線式安全装置

・  運転開始用警報装置(起動ブザー)( 安衛則104条)

・  落下防止装置(安衛則131条の2、動力プレス機械構造規格6条)

・  扉のインターロック (安衛則147条)

・  手動ハンドル等のインターロック

・  ピット・架台上設備の安全対策

・  クレーン下設備の安全対策

・ 安全扉

・  扉

・ ロックアウト

5.操 作

・ 操作盤等の設置 (安衛則335条)

・ 表示灯

・ 起動スイッチ

・ 携帯用プラグ等の取付 (安衛則107条2項)

・ セレクトスイッチ等 

・ 札掛け用フック 

・ 自動運転の起動方式

・ 手動運転 (工作機械の構造の安全基準に関する技術上の指針)

・ 複数機械設備の自動起動

・ 運転準備

・ 操作レバー等 (工作機械の構造安全基準に関する技術上の指針)

・ 重量物操作 (工作機械の構造安全基準に関する技術上の指針)

・ ワークの着脱

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6.表 示 

・ 安全色の塗装および表示 

・ 標 識  (有機則25条、毒劇物法12条)

・ 配管の表示  (安衛則273条)

・ 計器類の表示 (安衛則273条の2・3・4)

・ 操作盤等の機能名称表示

・ 機械設備等の重量表示  

7.付属設備 

・ 高所作業用の足場等の安全対策 

・  階 段

・  固定用はしご (安衛則556条)

・  踏切橋 (安衛則101条)

・  作業用踏台 (安衛則544条、545条)

・  重量物補助装置の安全対策 

8.作業環境 

・ 騒音防止対策 (騒音障害防止のためのガイドライン)

・ 局部照明(安衛則330条、541条、604条、605条) 

・ 局所排気装置等

・ レーザ光線等の有害光線の暴露対策

・ 低周波・超音波対策 (安衛法22条)

9.その他 

・ 工場内床面の通路 (安衛則540・542・543条)

・ 切削油等の漏れ防止対策

・ 車輪付機械設備等の安全対策

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具体的事例

b 安全柵の高さ(H)と危険箇所(DH、L)との関係  (JIS B9220)

表1.1.5

図1.1.8

② 部位別の挟まれないための距離(JIS B9220)

表1.1.6

図1.1.9

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

安全柵

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具体事例

1)AC3相200Vの3極アース付差込プラグ例

2)AC100Vの2極アース付差込プラグ例

3)漏電遮断器付コンセントボックス例

① 粉じんやミスト等の影響がない場合

 

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図2.4.1

アース端子コードクリップ

アース端子

図2.4.2

図2.4.3

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具体事例

1)参考回路例

① 1サイクル自動運転起動スイッチ回路

(注) ※1 自動運転の起動および運転条件(自動選択、サイクル中断の異常等)

※2 自動運転の起動条件(全原位置、起動禁止の異常等)

※3 最終動作開始で「OFF」する接点

※4 最終動作指令で「OFF」する接点(リレーコイルON)

※5 全原位置で「OFF」する接点(リレーコイルON)

この回路では、起動スイッチの機械的な復帰不良対策は行われているが、電気的な事故

(短絡等)は防ぐことができない。

(注) ※1 自動運転の起動および運転条件(自動選択、サイクル中断の異常等)

※2 自動運転の起動条件(全原位置、起動禁止の異常等)

※3 最終動作開始で「OFF」する接点

※4 最終動作指令で「OFF」する接点(リレーコイルON)

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図2.6.1

図2.6.1

図2.6.2

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具体事例

1)エアー供給源の残圧対策例

(a)ストップバルブ(ボールバルブ) (d)ルブリケータ(油調質器)

(b)フィルタ (e)圧力スイッチ

(c)レギュレータ(減圧弁) (f)ソレノイドマスターバルブ

2)

例1)エアー3点セット後の取付例

(a)ストップバルブ(ボールバルブ) (d)ルブリケータ(油調質器)

(b)フィルタ (e)ソレノイドマスターバルブ

(c)レギュレータ(減圧弁) (f)圧力スイッチ

例2)残圧放出状態を圧力計で確認する場合の取付例

(a)ストップバルブ(ボールバルブ) (d)レギュレータ(減圧弁)

(b)フィルタ (e)ルブリケータ(油調質器)

(c)ソレノイドマスターバルブ (f)圧力スイッチ

(注)エアー供給源の残圧対策のための機器は、機器自体の信頼性を高めるため、

   フィルターの2次側(シリンダ側)に取り付ける。

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図3.3.1

(a) (b)

(f)

供給側

(c)

(d)

(e)

電磁弁シリンダ側

図3.3.2

(a) (b)

(f)(c)

(d)

(e)

電磁弁シリンダ側

供給側

図3.3.3

圧力計で残圧の放出状態を確認できる

図3.3.4

電磁弁シリンダー側

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具体事例

1)可倒式扉の設置例

図4.3.1

2)光線式安全装置は、次の項目を満足するものを使用すること。

① 使用する光線式安全装置は、汎用性、信頼性の高い多軸 光電スイッチ(安全用)

とし、ワーク検出用光電スイッチの使用は禁止する。

② 動力プレス・シヤーに使用する場合は、「国家検定品」を使用する。

③ 爆発・火災のおそれがある箇所に使用する場合は、「電気防爆検定品」を使用

する。 <図4.3.2,図4.3.3参照>

a 危険箇所との安全距離が800㎜以下の場合の防爆光電スイッチ取付例

図4.3.2

b 危険箇所との安全距離が800㎜以上の場合の防爆光電スイッチ取付例

図4.3.3

設備共通安全基準(参考事例 抜粋) 文書番号:

制 定 日:

できるだけ小さく(腕が光軸間の無効範囲に入らないこと)

400㎜以下

400㎜以下(侵入防止)

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具体事例

1)隔離対策の外側設置例

図5.1.1

2)安全柵切り欠け部の操作盤設置例

 

3)車両通路付近の操作盤設置例

図5.1.3

(注)操作盤の操作面と車両通路までの距離が600㎜以上取れない場合は、作業中で

   あることを車両運転者に知らせるため、パトライトの設置や車両接近中の音声

   を出す等の対策を実施すること。

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

文書番号:

①作業場を600㎜以上確保された場合 ②作業場が600㎜未満の場合

図5.1.2

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具体事例

1)工場建屋内の配管設置例

図6.3.1

2)主な指定色(矢印表示色)

① 社内標準色 表6.3.1

(注)名称表示に用いる文字色は、黒色または上表の指定色文字のどちらか見やすい方で

   行うこと。

② JIS Z9102(配管系の識別表示) 表6.3.2

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

機械設備A

機械設備B

機械設備C

工場建屋

ライン用配管

機械設備内配管

天井配管

引き込み配管

名 称 色 マンセル№エアー 白 N9.5

水工業用水 青紫 2.5PB 5/6飲料水 青 5B6.5/6

汚水 黒 N1.5

蒸気 黄 2.5Y 8/13

灯油・軽油 黄赤 5YR 4/12ガソリン 黄赤 5YR 4/2

潤滑油・作動油 黄赤 10YR 8/5.5

重油 黄赤 7.5YR 4/3切削油 黄赤 5YR 7/2

プロパンガス・ブタンガス 灰 N6炭酸ガス 黄緑 7.5GY 7/8酸素ガス 黒 N1.5

アセチレンガス 黄 1Y 6.5/4

窒素 黄 2Y 8/12消火用水・消火液 赤 5R 4/12

その他 黒 N1.5

名 称 色 マンセル№

酸またはアルカリ 灰紫 2.5P 5/5

ガス うすい黄 2.5Y 8/6

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具体事例

1)踏台の材料例

脚部等 踏  面 敷物

縞鋼板 防火材(消防庁適合品)

鋼材等 エキスパンドメタル 所轄消防所の指示

(不燃材料) パンチングメンタル

その他:上記に準拠した

不燃材料

③ メカ的な固定の場合

3)局所的な踏台の大きさ例

① 身体の移動がない場合

文書番号:

制 定 日:設備共通安全基準(参考事例 抜粋)

図7.5.3

作業対象物

300㎜以上

幅400㎜以上

250㎜以下

図7.5.5

奥行き

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具体事例

1)騒音値の和の概算方法

騒音値L1(dB)とL2(dB)があり、L1≧L2の時、その和は表8.1.1のαをL1に加えて

得られる。騒音値が3個以上の時は、2個づつ順次加えていけばよい。

2)騒音値に対する管理区分表(行政通達より抜粋)

A測定:単位作業場を6m以内の等間隔で引いた縦と横線の交点での測定

B測定:作業者の耳元での測定

3)B測定:作業者の耳元での測定

① 防護カバー等の全体隔離内が発生源の場合

設備共通安全基準(参考事例 抜粋) 文書番号:

制 定 日:

レベルの差(dB)

レベルの増加(dB)

α 3.0

2.5

2.1

1.8

1.5

1.2 1.0

0.8

0.6

0.5

0.4

0.3

0.3 0.2

0.2

0.1

0123暗算用

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

表8.1.1

LAeq値

B 測 定

85dB(A)未満85dB(A)以上90dB(A)未満

90dB(A)以上

85dB(A)未満

85dB(A)以上90dB(A)未満

90dB(A)以上

第Ⅰ管理区分 第Ⅱ管理区分 第Ⅲ管理区分

第Ⅲ管理区分

第Ⅲ管理区分

第Ⅱ管理区分

第Ⅲ管理区分

第Ⅱ管理区分

第Ⅲ管理区分

表8.1.2

機械設備外寸

1m

1m1m

1m

測定箇所

騒音発生源

図8.1.2

1200~1500㎜

1200~1500㎜

マイクロホン

騒音計1m 1m

発生源に向ける

図8.1.1

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具体事例

1)屋内通路例

3)作業場内通路例

設備共通安全基準(参考事例 抜粋) 文書番号:

制 定 日:

横断歩道

歩行帯との区画線(幅100㎜の白線)

作業場との区画線(幅100㎜の白線)

屋内通路歩行帯

図9.1.1

作業場

作業場内通路

機械設備等

作業場との区画線(幅50~100㎜の白線)

(b) 作業場内通路(a) 歩行帯

図9.1.3

白線

図9.1.4

白線

800㎜以上800㎜以上

図9.1.2


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