平成30年3⽉30⽇内閣官房 IT総合戦略室
厚⽣労働省 ⽼健局
介護保険に係る申請⼿続のオンライン化(介護ワンストップサービス)
実現に向けた方策の取りまとめ
【補⾜資料】資料3-2
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介護ワンストップサービスに係る政府の⽅針
○電⼦⾏政分野・⼦育て・介護・相続などのライフイベントに係るワンストップサービス<介護、相続等>- ⾼齢化社会の進展により、今後ますます⾼齢者に係る⼿続の増加が⾒込まれる。その中でも、介護・相続の⼿続は申請⼿続種類や申請先が多岐に亘るなど申請者に負担がかかるものもあり、マイナンバー制度の活⽤等により、その負担を軽減できるものがあると想定。- 平成29 年度内に現状の課題(介護者・相続⼈の負担状況、申請⼿続内容等)を整理し、課題解決に向けた⽅策を取りまとめ。平成30 年度から、必要に応じて制度改正、マイナポータルの機能拡充等を⾏い、可能なものからワンストップサービスを開始。- ⼿続の簡素化により介護者や相続⼈の負担を軽減。KPI(進捗):対応⽅針の策定
世界最先端IT 国家創造宣⾔・官⺠データ活⽤推進基本計画(平成29年5⽉30⽇ 閣議決定) 抜粋
イ.介護ワンストップサービス(◎内閣官房、◎厚⽣労働省)c)具体的な取組(To Do)
内閣官房と厚⽣労働省は、デジタルファースト原則の下、介護者(家族)や⾏政⼿続を代⾏することが可能であるケアマネジャー等の負担状況に鑑み、⾏政⼿続等の棚卸結果等を踏まえオンライン化を可能とする⾏政⼿続の選定について検討を⾏い、2017年度(平成29年度)内にワンストップサービス実現に向けた⽅策を取りまとめる。厚⽣労働省は、内閣官房とともに、ワンストップサービス実現に向けて検討を⾏い、当該検討を踏まえて各府省中⻑期計画に盛り込み、2018年度以降可能なものからワンストップサービスを開始する。
KPI:課題の整理、⽅策の取りまとめ(2017年度(平成29年度))
デジタル・ガバメント実⾏計画(平成30年1⽉16⽇ eガバメント閣僚会議決定) 抜粋
検討経緯
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時期 経緯平成29年5⽉30⽇ 世界最先端IT国家創造宣⾔・官⺠データ活⽤推進基本計画(閣議決定)にて施
策登録〜平成29年11⽉ 内閣官房 IT総合戦略室にて関係者(⾃治体・居宅介護⽀援事業者・地域包括
⽀援センター・介護経験者等)に実態把握・課題整理に向けたヒアリングを実施平成30年1⽉16⽇ デジタル・ガバメント実⾏計画(eガバメント閣僚会議決定)に施策登録平成30年3⽉7⽇ サービスデザインワークショップを開催
【参加者】実務担当者(⾃治体、関係業界)、関係省庁担当者(内閣官房 IT総合戦略室・番号制度推進室、厚⽣労働省 ⽼健局 各制度所管課)
平成30年3⽉30⽇ 新戦略推進専⾨調査会 電⼦⾏政分科会にて報告
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⾼齢者・介護に関連する社会情勢
団塊の世代の⾼齢化に伴う⾼齢者数の増加が想定され、要介護者・要⽀援者数のますますの増加が⾒込まれる 世帯主が65歳以上の単独世帯の増加 498万世帯(平成22年)⇒ 600.8万世帯(平成27年) 要介護・要⽀援者数は606万⼈(平成27年3⽉末現在) ⇒ 620万⼈(平成28年3⽉末現在)に増加 認知症⾼齢者は280万⼈(平成22年) ⇒ 345万⼈(平成27年)
少⼦⾼齢化社会において、介護を必要とする⾼齢者を⽀える家族・介護事業者の負担のますますの増加が想定され、担い⼿の⼈⼿不⾜が社会問題化されている 介護分野の有効求⼈倍率は平成28年で3.02倍と介護労働市場は⼈⼿不⾜の状態 介護・看護の理由により離職した雇⽤者数は約10万⼈(総務省:平成24年就業構造調査)
政府として2025年を⽬途に地域包括ケアシステムの構築に向け取り組んでいるところ本施策においては電⼦⾏政の観点から、『⾏政⼿続の簡素化・⾏政サービス情報の提供』による
国⺠の利便性の向上に資する取組を検討
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介護に関する現状と課題(関係者へのヒアリングより)
① 保育や⼦育てと違い、実際に介護に直⾯するまでサービス内容や⽀援策の知識を充分に持っていない② いざ介護をする⽴場になったとき、どこに相談すればよいか、情報はどこにあるかわからず不安③ 遠⽅に暮らしている親の介護では、その⾃治体での⽀援策がうまく調べられず電話連絡する負荷や、申請⼿続も対⾯や郵送で対
応するなど負荷がかかる
【介護者(家族)の視点】
① 在宅介護・施設⼊所でも、介護者(家族)が近隣に居住しており⼿続等にかかわることができる状況であれば、ケアマネジャー等と家族の間で連携して⼿続を⾏うことができるが、独居や家族が遠⽅の場合では本⼈・家族に代わりケアマネジャー等が積極的に⼿続に関与する場合もある
② 申請書は⾃治体HPからダウンロードできるものの、申請⼿続はオンライン化されているものは少なく、書⾯で取り付け、⾃治体への持ち込み⼜は郵送であり負担がかかる
③ 地域包括⽀援センターにおいては、⾼齢者の増加により、相談窓⼝としてますます業務多忙となっている
【⾏政⼿続の代⾏申請が可能なケアマネジャー等での視点】
介護や介護予防のために必要な⾏政⼿続を含むサービス情報を得られ、⾏政⼿続のオンライン化により、時間・場所を問わず、Webサイト上でサービスの検索から申請が可能となるワンストップサービスを実現することで、介護者(家族)の不安の軽減並びに⾏政⼿続を申請する者の⼿続に係る負担が軽減される。
これにより、ケアマネジャー等の介護に従事する者の負担軽減が図られ、介護サービス利⽤者への⾃⽴⽀援や悪化の予防につながるような⽀援への注⼒が期待できる。
実現したい状態(デジタル・ガバメント実⾏計画に掲載)
内閣官房において、⾃治体・居宅介護⽀援事業所・地域包括⽀援センター・介護経験者へのヒアリング等により把握した現状・課題
介護保険関係の⾏政⼿続介護・介護予防のサービス情報
関係者申請可能
介護サービス情報公表システム
⾃治体
介護ワンストップサービスのイメージ
⾃治体HP
マイナポータル
その他のWebサイト等
サービス検索
API連携等
マイナポータル
オンライン申請
・ 被保険者(本⼈)
・ 家族
・ ケアマネジャー等
⼦育てワンストップサービス(平成29年7⽉よりサービス開始)で⾃治体との接続基盤であるマイナポータルの「サービス検索・電⼦申請機能」を活⽤した場合のイメージ
介護や介護予防のために必要な⾏政⼿続を含むサービス情報のWebサイト上での検索・申請を実現(イメージ)
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被保険者を中⼼とした⾏政⼿続のオンライン化を契機に、中⻑期的には⾃治体の業務改⾰や介護事業者等と⾃治体との⼿続のオンライン化につなげることが重要
介護サービス・介護予防サービス提供事業者介護サービス・介護予防サービス提供事業者
被保険者(本⼈)
家族
市区町村役所
連絡・調整
介護保険施設(ケアマネジャー)介護保険施設
(ケアマネジャー)
介護に従事する職員(ヘルパー等)
介護サービスの提供
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介護サービス利⽤における関係者整理 市区町村役所・ケアマネジャー・介護サービス事業者・ヘルパーなど、サービス利⽤に際しては複数の関係者が存在 本検討では、被保険者に係る⾏政⼿続(⾚⽮印)のオンライン化を検討
地域包括⽀援センター・居宅介護⽀援事業所(ケアマネジャー)
地域包括⽀援センター・居宅介護⽀援事業所(ケアマネジャー)
契約ケアプランの作成・同意
契約ケアプランの作成・同意
連絡・調整
被保険者に代わり⼿続を代⾏
各種申請⼿続
各種届出・通知等
被保険者に係る⾏政⼿続
被保険者と事業者等との⺠間取引
事業者等と役所による⾏政⼿続等
被保険者に代わり⼿続を代⾏
各種届出・通知等
死亡
更新等
サービス利⽤まで
介護保険関係 その他被保険者証交付(65歳に到達した⽅に送付)① 要介護・要⽀援認定申請(新規)※MN
【税関係】医療費控除
【その他の⾏政⼿続】⽣活保護障害者福祉
【⺠間サービス】⽣命保険(介護保障給付⾦、終⾝年⾦の現況届)
など
要介護1〜5 要⽀援1・2居宅サービス 施設サービス 介護予防サービス
居宅介護⽀援事業者と契約② 居宅サービス計画作成依頼の
届出※MN
介護保険施設と契約 介護予防⽀援事業所(地域包括⽀援センター)と契約
② 介護予防サービス計画作成依頼の届出※MN
ケアプランに応じた各種サービスを利⽤ 訪問介護 通所介護 短期⼊所⽣活介護
など
介護⽼⼈福祉施設[原則要介護3以上]
介護⽼⼈保健施設 介護療養型医療施設
旧介護予防訪問介護※
旧介護予防通所介護※
介護予防短期⼊所⽣活介護 など※ 平成29年4⽉より地域⽀援事業における総合事業へ移⾏
⑤ ⾼額介護サービス費の⽀給申請※MN⑥ 介護保険負担限度額認定申請※MN⑦ 居宅介護福祉⽤具購⼊費⽀給申請⑧ 居宅介護住宅改修費⽀給申請 ⾼額医療合算介護サービス費の⽀給申請※MN など
⑤ ⾼額介護予防サービス費の⽀給申請※MN
⑥ 介護保険負担限度額認定申請※MN⑦ 介護予防福祉⽤具購⼊費⽀給申請⑧ 介護予防住宅改修費⽀給申請 など
① 要介護・要⽀援認定申請(更新)※MN① 要介護・要⽀援認定申請(区分変更)※MN 介護給付等対象サービスの種類変更申請※MN
③ 負担割合証の再交付申請(毎年7⽉⼀⻫交付)※MN
④ 被保険者証の再交付申請※MN
介護者側の⼿続関係 介護休業申請
など 介護保険資格喪失届※MN
要介護状態等となった⽅に関係する⾏政⼿続等の全体像(主なもの)
認定まで
負担軽減
7※マイナンバーの提出が必要な⼿続を「※MN」としている
介護保険関係 その他要介護1〜5 要⽀援1・2
居宅サービス 施設サービス 介護予防サービス
⑨ 住所移転後の要介護・要⽀援認定申請※MN
介護保険住所地特例開始(変更)・終了(資格喪失)届出※MN
引越し
被保険者の状況変化に伴い発⽣する⼿続等
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※マイナンバーの提出が必要な⼿続を「※MN」としている
要介護状態等となった⽅に関係する⾏政⼿続等の全体像(主なもの)
対象⼿続 ⼿続の特徴 備考
① 要介護・要⽀援認定申請(新規・更新・区分変更)
対象者数が多い 定期的に更新申請が発⽣(12ヶ⽉が多い) ケアマネ等の事業者による申請が多い 申請時に被保険者証の添付が必要 被保険者証に要介護度等の記⼊欄あり
要介護・要⽀援の申請件数 新規:186万件、更新:340万件、区分変更:41万件
② 居宅(介護予防)サービス計画作成(変更)依頼の届出
対象者数が多い ケアマネ等の事業者により⼿続の⽀援をしている 申請時に被保険者証の添付が必要 被保険者証に居宅介護⽀援事業所名称等の記⼊欄あり
申請件数:10万件以上(⾃治体調査結果より推計)
③④
負担割合証の再交付申請被保険者証の再交付申請
被保険者証・負担割合証は各種⼿続で添付が求められる 独居の⽅など紛失しやすく繰り返し再交付申請される 紛失の場合を除き汚損等した被保険者証の添付が必要
申請件数:10万件以上(⾃治体調査結果より推計)
⑤ ⾼額介護(予防)サービス費の⽀給申請
1度申請すれば以降は申請不要 ⾃治体より対象者宛に申請書が郵送され返送する⽅法が⼀般的 申請件数:10万件以上
⑥ 介護保険負担限度額認定申請 適⽤を受けるためには、1年に1度申請が必要 本⼈・配偶者の預貯⾦、有価証券、借⽤証書など資産勘案の対象となる預貯⾦の通帳等のコピーが必要
申請時に被保険者証の添付が必要 申請件数:10万件以上
⑦ 居宅介護(介護予防)福祉⽤具購⼊費の⽀給申請
⽤具等の販売事業者への委任が多い 当該福祉⽤具のパンフレット等の他、領収証が必要
申請件数:居宅介護 35万件、介護予防 14万件(※給付件数を記載)
⑧ 居宅介護(介護予防)住宅改修費の⽀給申請
住宅改修の事業者への委任が多い 住宅改修の予定の状態が確認できる物等の他、領収証が必要
申請件数:居宅介護 29万件、介護予防 18万件(※給付件数を記載)
⑨ 住所移転後の要介護・要⽀援認定申請
転⼊後14⽇以内の申請が必要 受給資格証明書が必要
介護保険を利⽤する場合の主な⼿続とその特徴
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⼿続のオンライン化を検討するに当たって、介護保険を利⽤する場合の主な⼿続(申請者数が多い⼿続(申請件数が概ね年間10万件以上))の特徴を整理すると以下のとおり。
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申請者の分類
申請者 本⼈が申請する場合 家族が申請する場合 事業者が申請する場合 申請者の状態等
本⼈(被保険者)
申請可能 介護度が低い
申請不可能 介護度が⾼い認知症
家族
被保険者の代わりに申請 被保険者と同居により⽀援が可能
被保険者の代わりの申請不可家族が⾼齢
被保険者と別居(遠距離在住)
事業者(ケアマネ等) 被保険者の代わりに申請
家族の⽀援が得られない場合など
オンライン申請は、本⼈・本⼈以外(家族・ケアマネ等)が⾏えるよう対応が必要
申請⼿続を⾏う者の整理 単独世帯や夫婦のみ世帯が増加している 家族と同居していても、家族が⾼齢で、本⼈の⽀援が難しいケースがあるなど、本⼈の状態や年齢の他、家族の置かれている状況等により、同じ⾏政⼿続においても申請⼿続を⾏う者は異なる
【申請者の分類整理(イメージ)】
など
など
など
など
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【参考】介護ワンストップサービス サービスデザインワークショップ資料
(平成30年3⽉7⽇開催)※⼀部当⽇の意⾒を反映
主治医
介護保険被保険者証 (第2号被保険者の場合)医療保険被保険者証等
※マイナンバーの情報連携により、第2号被保険者の場合に必要となる医療保険被保険者証は不要となる
報告書⾃治体
︵市区町村︶
現状 ①-1要介護・要⽀援認定申請(新規)
代⾏申請
被保険者
・家族
ケアマネ
︵地域包括⽀
援センタ
︶
ケアマネ
︵居宅介護⽀
援事業所︶
相談
⼿続⽀援
⼿続⽀援
申請書
申請書事業所の押印
代⾏申請
被保険者証
申請書事業所の押印
申請受付
持参・郵送
持ち込み
認定調査
⽇程調整・訪問
郵送
連絡
調査票の提出⼆次判定
(審査会)
決定通知
被保険者証(判定結果)
判定
決定通知
マイナンバー
被保険者証(判定結果)
マイナンバー
マイナンバー
⼀次判定(コンピュータ)
持参・郵送
どちらかに相談
⼿続を⾃ら実施する場合
現状・負担となる点
番号確認・⾝元確認
マイナンバーが記載されていない場合、⾃治体で住基ネット等を⽤いて
マイナンバーを記載
対⾯調査
主治医の意⾒書の取り付け、認定調査の連絡・
調整に時間を要する申請書受付
申請書のオンライン化がされていないため、書⾯での押印・持ち込み
(⼜は郵送)が必要
被保険者・家族
初めての申請となるため、不安や不明な点も多く丁寧な説明を求めたい 独居や⾼齢者世帯の場合、⼿続のために⾃治体への訪問や郵送での⼿続が難しい
場合がある 申請から認定までに30⽇以上かかる場合もあり、早急な介護サービス利⽤の障壁に
なる場合もある
ケアマネ等 地域包括⽀援センターが申請書の受付先となる場合、⾃治体までの持ち込み、窓⼝での受付確認の⼿間がかかる
⾃治体 申請後の進捗状況が申請者は分からないため、進捗状況についての問い合わせが多い
必要な添付書類
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要 12
⾃治体
︵市区町村︶
オンライン化した場合(案) ①-1要介護・要⽀援認定申請(新規)
被保険者
・家族
ケアマネ
︵地域包括⽀
援センタ
︶
ケアマネ
︵居宅介護⽀
援事業所︶
相談
⼿続⽀援
⼿続⽀援
申請フォーム
申請フォーム
被保険者証
申請フォーム
申請受付 認定調査
⽇程調整・訪問
主治医
郵送
連絡
調査票提出
報告書⼆次判定
(審査会)
決定通知
被保険者証(判定結果)
判定
決定通知
マイナンバー
被保険者証(判定結果)
マイナンバー
マイナンバー
⼀次判定(コンピュータ)
どちらかに相談
⼿続を⾃ら実施する場合
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認識している課題
番号確認
対⾯調査
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減されるとともに、認定までの早期化に資する
被保険者がマイナンバーカードにより申請する場合、オンラインでマイナンバーの提出が可能となり、⾃治体での⾝元確認を⾏う⼿間が軽減する
オンライン化による効果
本⼈や家族の状況等の確認のため、丁寧な⾯談が必要な場合もあることに留意
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合のマイナンバーの提出⽅法
添付書類である介護保険被保険者証の取扱い
オンライン化
代理申請
代理申請
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⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
郵送
決定通知
被保険者証(判定結果)
決定通知
被保険者証(判定結果)
決定通知到着時の連絡依頼
受付主治医意⾒書
調査結果等
窓⼝にて⼿交・郵送
主治医意⾒書
調査結果等
ケアプラン作成決定通知の到着を待たないと情報提供依
頼書の申請ができない
書⾯で提出
情報提供依頼書
ケアマネ⾝分証
発⾏
申請のオンライン化がされていない
契約 今後の対応相談
ケアプラン暫定版
連絡
ケアプラン確定版
契約⼿続
居宅介護(介護予防)サービス計画作
成依頼の届出
マイナンバー説明
届出受理被保険者証(判定結果)(介護⽀援事
業者名)
発⾏
被保険者証(判定結果)(介護⽀援事
業者名)
郵送
ケアプラン確認・同意
サービス利⽤へ
認定⼿続
現状・負担となる点 必要な添付書類
介護保険被保険者証
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
被保険者・家族
認定結果が通知されなければ、情報提供依頼を受け付けてもらえず、ケアマネ、被保険者・家族との到着確認の連絡のやりとりが発⽣
居宅介護(介護予防)サービス計画作成依頼の届出を、ケアマネ等の⽀援を受けながら被保険者が提出
ケアマネ等 主治医意⾒書や調査結果等はケアプラン作成に向けて、必要不可⽋な情報であり、
早急な情報確認が必要
⾃治体 認定調査結果・主治医意⾒書の情報提供依頼の件数が多い 情報提供依頼書については法定⼿続ではなく⾃治体毎に取扱いが異なる
現状
⼿続⽀援決定通知到着連絡
②居宅(介護予防)サービス計画作成依頼の届出・情報提供依頼書(要介護・要⽀援認定申請(新規)からサービス利⽤まで)
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⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
郵送
決定通知
被保険者証(判定結果)
決定通知
被保険者証(判定結果)
決定通知到着時の連絡依頼
決定通知到着連絡
受付主治医意⾒書
調査結果等
窓⼝にて⼿交・郵送
調査結果等
ケアプラン作成
情報提供依頼書
発⾏
契約 今後の対応相談
ケアプラン暫定版
連絡
ケアプラン確定版契約
⼿続
マイナンバー説明
届出受理
被保険者証(判定結果)(介護⽀援事
業者名)
発⾏
被保険者証(判定結果)(介護⽀援事
業者名)
郵送
ケアプラン確認・同意
サービス事業者と契
約・利⽤へ
認定⼿続
認識している課題
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
情報提供依頼書の申請もオンライン化できれば、主治医意⾒書・調査結果等の⼊⼿を迅速にでき、ケアプランの早期作成・サービス利⽤につながる
オンライン化による効果
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合のマイナンバーの提出⽅法
添付書類である介護保険被保険者証の取扱い 情報提供依頼書の申請のオンライン化に向けては、
⾃治体毎の取扱いの確認が必要
申請フォーム
オンライン化 オンライン化
主治医意⾒書
②居宅(介護予防)サービス計画作成依頼の届出・情報提供依頼書(要介護・要⽀援認定申請(新規)からサービス利⽤まで)オンライン化した場合(案)
⼿続⽀援
⾃治体
︵市区町村︶ 郵送
連絡
更新⼿続の予告
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・
地域包括⽀援センタ
等︶
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①-2要介護・要⽀援認定申請(更新)
更新時期の⼿続の案内
更新時期の⼿続の案内
申請書事業所の押印
マイナンバー
被保険者証
⼿続相談
⼿続⽀援
被保険者証
申請受付
提出
郵送
決定通知
被保険者証(判定結果)
決定通知
被保険者証(判定結果)
⼆次判定(審査会)
判定
決定通知到着時の連絡依頼
連絡
決定通知到着連絡
連絡
受付主治医意⾒書
調査結果等
窓⼝にて⼿交・郵送
主治医意⾒書
調査結果等
ケアプラン作成
書⾯で提出
情報提供依頼書
ケアマネ⾝分証
発⾏
現状・負担となる点
被保険者・家族
申請書や被保険者証について、⼿続を⾏うケアマネ等との連絡のやりとりが必要
ケアマネ等 申請書の提出は、認定期間の有効期限が同じ利⽤者分をケアマネ等が訪問・回収
し、まとめて提出する場合が多い(有効期限は⽉末であり、60⽇前から更新申請が可能となるため、⽉始にまとめて持ち込まれている)
⾃治体 認定調査結果・主治医意⾒書の情報提供依頼の件数が多い
必要な添付書類
介護保険被保険者証 (第2号被保険者の場合)医療保険被保険者証等
※マイナンバーの情報連携により、第2号被保険者の場合に必要となる医療保険被保険者証は不要となる
⽉始に更新時期が同時期の複数⼈分をまとめて提出し、窓⼝での確認に
時間を要する
決定通知の到着を待たないと情報提供依
頼書の申請ができない
申請のオンライン化がされていない
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
点線より右側は要介護・要⽀援認定申請(新規)と同様
現状
⾃治体
︵市区町村︶ 郵送
連絡
更新⼿続の予告
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
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①-2要介護・要⽀援認定申請(更新)
更新時期の⼿続の案内
更新時期の⼿続の案内
申請フォーム
マイナンバー
被保険者証
⼿続相談
⼿続⽀援
被保険者証
申請受付
郵送
決定通知
被保険者証(判定結果)
決定通知
被保険者証(判定結果)
⼆次判定(審査会)
判定
決定通知到着時の連絡依頼
連絡
決定通知到着連絡
連絡
受付主治医意⾒書
調査結果等
窓⼝にて⼿交・郵送
主治医意⾒書
調査結果等
ケアプラン作成
情報提供依頼書
発⾏
認識している課題
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
(新規の申請同様に)情報提供依頼書の申請もオンライン化できれば、主治医意⾒書・調査結果等の⼊⼿を迅速にでき、ケアプランの早期作成・サービス利⽤につながる
オンライン化による効果
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合のマイナンバーの提出⽅法
添付書類である介護保険被保険者証の取扱い ケアマネ等が複数枚まとめて提出していたものが被保険者単
位の申請となることによる影響 情報提供依頼書の申請のオンライン化に向けては、⾃治体毎
の取扱いの確認が必要
オンライン化
決定通知の到着を待たないと情報提供依
頼書の申請ができない
点線より右側は要介護・要⽀援認定申請(新規)と同様
オンライン化
オンライン化した場合(案)
⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・
地域包括⽀援センタ
等︶
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被保険者・家族
65歳で被保険者証を交付されてから、容態が悪化し要介護・要⽀援認定申請を受けるまでに時間が経っていると紛失してしまうことがある
独居の⾼齢の⽅や認知症の⽅など、⾃治体からの通知物の管理が難しい場合には、繰り返し紛失し申請を求められる場合がある
被保険者証は様々な⼿続で添付書類とされているため、⼿続が必要となる都度⼿元にない場合は再交付申請を⾏っている
ケアマネ等 負担割合については負担割合証現物での確認が必要なため、利⽤者が紛失してし
まった場合には再交付申請してもらうよう⼿続の⽀援を⾏っている
⾃治体 電話で再交付の連絡を受けると、申請書の郵送等の⼿間がかかる
現状・負担となる点
⼿続相談 申請書
マイナンバー
持参・郵送被保険者証等の紛失、破れ
⼜は汚れ
申請受付 被保険者証等
申請書のオンライン化がされていないため、書⾯での押印・持ち込み
(⼜は郵送)が必要
郵送
被保険者証等
番号確認・⾝元確認
⼿続⽀援
マイナンバーが記載されていない場合、⾃治体で住基ネット等を⽤いて
マイナンバーを記載
必要な添付書類
(破れ⼜は汚れの場合)介護保険被保険者証⼜は負担割合証
申請書
申請書案内
申請書
郵送・HPよりダウンロード
電話
⼿交
被保険者証等
(破る・汚した場合)
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
現状
(本⼈・家族に代わり持参・郵送する場合)
③負担割合証の再交付・④被保険者証の再交付
③負担割合証の再交付・④被保険者証の再交付
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認識している課題
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
被保険者がマイナンバーカードにより申請する場合、オンラインでマイナンバーの提出が可能となり、⾃治体で⾝元確認を⾏う⼿間が軽減する
ケアマネ等による代理申請が可能となれば、本⼈・家族が申請することが困難な状況において負担軽減につながる
オンライン化による効果
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合の、マイナンバーの提出⽅法
介護保険被保険者証の提⽰・汚れた⼜は破れた負担割合証の返却の取扱い
⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・
地域包括⽀援センタ
等︶
⼿続相談申請
フォーム
マイナンバー
被保険者証等の紛失、破れ
⼜は汚れ
申請受付 被保険者証等
郵送
被保険者証等
番号確認
⼿続⽀援
申請書案内
電話 オンライン化
申請フォーム
マイナンバー
(本⼈・家族の申請が困難な場合等)
オンライン化した場合(案)
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⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
被保険者・家族
⼀度申請を⾏えば、次回以降は申請不要となりサービス費が⽀給される
ケアマネ等 独居の⾼齢の⽅や認知症の⽅など、⾃治体からの通知物の管理が難しい場合に⼿続
を⽀援することがある
⾃治体-
⑤⾼額介護(予防)サービス費の⽀給申請現状・負担となる点
算定
郵送
⼿続相談
⼿続⽀援
申請受付 審査作成 サービス費
サービス費
郵送
⽀給
⽀給申請書通知書
⽀給申請書通知書
申請書
マイナンバー
持参・郵送
番号確認・⾝元確認
マイナンバーが記載されていない場合、⾃治体で住基ネット等を⽤いて
マイナンバーを記載
作成
申請書のオンライン化がされていないため、書⾯での押印・持ち込み
(⼜は郵送)が必要
サービス利⽤・⽀払
決定通知
決定通知
必要な添付書類
領収証(必要となる場合のみ)<以下、法令上での規定ではない添付書類> (申請者と振込⼝座名義⼈が異なる場合)委任状 (申請者が相続⼈の場合)確約書、被保険者と相
続関係が確認できる書類 (申請者が成年後⾒⼈の場合)成年後⾒⼈の資格
が確認できる書類
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
領収証等
以降
現状
21
⑤⾼額介護(予防)サービス費の⽀給申請認識している課題
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
被保険者がマイナンバーカードにより申請する場合、オンラインでマイナンバーの提出が可能となり、⾃治体での⾝元確認を⾏う⼿間が軽減する
ケアマネ等による代理申請が可能となれば、本⼈・家族が申請することが困難な状況において負担軽減につながる
オンライン化による効果
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合のマイナンバーの提出⽅法
添付書類が必要となる場合の取扱い(領収書や⼾籍謄抄本等)
⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
算定
郵送
⼿続相談
⼿続⽀援
申請受付 審査作成 サービス費
サービス費
郵送
⽀給
⽀給申請書通知書
⽀給申請書通知書
申請フォーム
マイナンバー
番号確認作成
サービス利⽤・⽀払
決定通知
決定通知
領収証等
以降
申請フォーム
マイナンバー
オンライン化
領収証等
(本⼈・家族の申請が困難な場合等)
オンライン化した場合(案)
22
⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
被保険者・家族
本⼈・配偶者についての預貯⾦等が確認できる書類が必要であり、書類を揃える⼿間がかかる
ケアマネ等 預貯⾦等が確認できる書類の添付が必要なため、個⼈情報の関係で⼿続を⽀援する
のがためらわれる
⾃治体 ⾦融機関への個別に調査を⾏うコスト・⼿間がかかっている
⑥介護保険負担限度額認定申請現状・負担となる点
⼿続相談
⼿続⽀援
申請受付
特定介護保険施設等の⼊居の有無・所得情報を確認及び
内容審査郵送
決定通知
決定通知
負担限度額認定証
特定介護保険施設等
サービス費等の⽀払
負担限度額に基づいてサービス費等の請求
申請書のオンライン化がされていないため、書⾯での押印・持ち込み
(⼜は郵送)が必要
被保険者証
申請書
マイナンバー
持参・郵送預貯⾦等が確
認できる書類
番号確認・⾝元確認
マイナンバーが記載されていない場合、⾃治体で住基ネット等を⽤いて
マイナンバーを記載
連絡
負担限度額認定証到着連絡
連絡
負担限度額認定証到着時の連絡依頼
作成
必要な添付書類
介護保険被保険者証 預貯⾦等が確認できる書類 ⾦融機関への調査を⾏うにあたっての同意書
⾦融機関への調査を⾏うに
あたっての同意書
差額⽀給
負担限度額認定証
サービス費
現状
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
申請フォーム
23
⾃治体
︵市区町村︶
被保険者
・家族
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業所・地
域包括⽀援センタ
等︶
⑥介護保険負担限度額認定申請
⼿続相談
⼿続⽀援
申請受付
特定介護保険施設等の⼊居の有無・所得情報を確認及び
内容審査郵送
決定通知
決定通知
負担限度額認定証
特定介護保険施設等
サービス費等の⽀払
負担限度額に基づいてサービス費等の請求
被保険者証
マイナンバー
預貯⾦等が確認できる書類
番号確認
⾦融機関への調査を⾏うに
あたっての同意書
マイナンバー
認識している課題
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
被保険者がマイナンバーカードにより申請する場合、オンラインでマイナンバーの提出が可能となり、⾃治体での⾝元確認を⾏う⼿間が軽減する
オンライン化による効果
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合のマイナンバーの提出⽅法
介護保険被保険者証の取扱い 預貯⾦等が確認できる書類や⾦融機関への調査を⾏う
に当たっての同意書の取扱い
オンライン化
申請フォーム
負担限度額認定証到着連絡
負担限度額認定証到着時の連絡依頼
連絡連絡
負担限度額認定証
サービス費
差額⽀給
作成
オンライン化した場合(案)
(本⼈・家族の申請が困難な場合等)
サービス提供受付
購⼊
審査
販売店・福
祉⽤具専⾨
相談員等
販売
決定通知
24
被保険者・家族
福祉⽤具購⼊にあたっては、ケアマネ等との相談が必要
ケアマネ等 償還払いでない場合、 販売事業者への委任が多い 必要書類が複雑なため、ケアマネが書類を準備する場合が多い
⾃治体 添付書類が多く、管理に負担がかかる
現状・負担となる点
⾃治体
︵市区町村)
被保険者
・家族
郵送
費⽤
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事
業所・地域包括⽀
援センタ
等︶
相談対応
福祉⽤具購⼊相談 福祉⽤具サービス
計画書orケアプラン
決定通知
福祉⽤具サービス計画
作成
⼿続を⾃ら実施する場合
申請書 +
郵送
福祉⽤具サービス計画
申請書のオンライン化がされていないため、書⾯での押印・持ち込み
(⼜は郵送)が必要
作成
領収証(原本)
福祉⽤具カタログ等
発⾏・郵送
⽀払
⽀払
必要な添付書類
領収証 カタログ、パンフレット等 ⽀給申請書への「福祉⽤具が必要な理由」の記載⼜
は福祉⽤具販売計画書若しくはケアプラン
⑦居宅介護(介護予防)福祉⽤具購⼊費の⽀給申請
持参・郵送
※A保険者の事例であり、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
現状
申請フォーム
サービス提供受付
購⼊
⑦居宅介護(介護予防)福祉⽤具購⼊費の⽀給申請
審査
販売
決定通知
25
⾃治体
︵市区町村)
被保険者
・家族
郵送
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事
業所・地域包括⽀
援センタ
等︶
相談対応
福祉⽤具購⼊相談
決定通知
福祉⽤具サービス計画
作成
⼿続を⾃ら実施する場合
+領収証
(原本)福祉⽤具カタログ等
郵送
作成
オンライン化による効果
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
書類の添付もオンライン化できれば、添付書類を⼀括で保存・管理でき、⾃治体の負担が軽減される
認識している課題
領収証への販売店等の押印、領収証の原本の提⽰が必要など、添付書類の取扱い
発⾏・郵送
⽀払申請
フォーム
ケアプランにも反映?
福祉⽤具サービス計画
販売店・福
祉⽤具専⾨
相談員等
福祉⽤具サービス計画書orケアプラン
オンライン化
費⽤
⽀払
オンライン化した場合(案)
(本⼈・家族の申請が困難な場合等)
住宅改修相談
審査
相談対応
26
被保険
者・家族
費⽤
⾒積
⼯事施⼯依頼
⼯事施⼯
改修前写真
平⾯図
申請書のオンライン化がされていないため、書⾯での押印・持ち込み
(⼜は郵送)が必要
住宅改修が必要な理由書の作成
理由書
決定通知
サービス提供受付
郵送
郵送
事前申請書
⼿続を⾃ら実施する場合 +
持参・郵送
承認
決定通知
⼯事完了確認書
発⾏・郵送
⼿続を⾃ら実施する場合 改修前後
写真
郵送
審査
持参・郵送
依頼・完了後⽀払
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業
所・地域包括⽀援セ
ンタ
等︶
被保険者
・家族
改修事業者
⾃治体
︵市区町村)
被保険者・家族
住宅改修にあたっては、ケアマネ等との相談が必要
ケアマネ等 償還払いでない場合、 改修事業者への委任が多い 必要書類が複雑なため、ケアマネが書類を準備する場合が多い
⾃治体 添付書類が多く、管理に負担がかかる
現状・負担となる点 必要な添付書類
(事前)理由書、⾒積書、平⾯図、改修前写真 (事後)領収証(原本)、改修前後写真 (住宅所有者が被保険者でない場合)住宅所有者
の承諾書
⑧居宅介護(介護予防)住宅改修費の⽀給申請
⾒積書領収証
(原本)
依頼
※A保険者の事例であり、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
⽀払
現状
申請フォーム
住宅改修相談
審査
相談対応
27
被保険
者・家族
費⽤
⾒積
⼯事施⼯依頼
⼯事施⼯
改修前写真
平⾯図理由書
決定通知
サービス提供受付
郵送
郵送
申請フォーム
⼿続を⾃ら実施する場合 +
代理申請
承認
決定通知
依頼
⼯事完了確認書
発⾏・郵送
改修前後写真
郵送
審査
代理申請
依頼・完了後⽀払
ケアマネ
︵居宅介護⽀援事業
所・地域包括⽀援セ
ンタ
等︶
被保険者
・家族
改修事業者
⾃治体
︵市区町村)
⑧居宅介護(介護予防)住宅改修費の⽀給申請
⾒積書領収証
(原本)
申請フォーム 代理申請
オンライン化による効果
申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
書類の添付もオンライン化できれば、添付書類を⼀括で保存・管理でき、⾃治体の負担が軽減される
認識している課題
領収証への事業者等の押印、領収証の原本の提⽰が必要など、添付書類の取扱い
改修事業者への委任を対象とするか
オンライン化
⼿続を⾃ら実施する場合
住宅改修が必要な理由書の作成
オンライン化
代理申請
⽀払
オンライン化した場合(案)
(本⼈・家族の申請が困難な場合等) (本⼈・家族の申請が困難な場合等)
転出⼿続
⑨住所移転後の要介護・要⽀援認定の引継ぎ
転⼊⼿続
被保険者
・家族
転出届受付
訪問
被保険者証
返却
受給資格情報照会
転⼊届受付
+被保険者証
被保険者証(判定結果)
発⾏
被保険者証(判定結果)
決定通知
郵送
決定通知
サービス利⽤に向けた⼿続へ
認定申請書
マイナンバー
28
⾃治体
︵転出元︶
⾃治体
︵転⼊先︶
現状・負担となる点
被保険者・家族
転⼊⽇から14⽇以内に認定申請をしないと、転⼊前の要介護・要⽀援状態区分を引継ぐことが出来ないため、その間介護サービスを利⽤すると⾃⼰負担となる
転⼊⼿続の窓⼝と、要介護・要⽀援認定の申請が可能な窓⼝とが別の建物の場合もあり、別途訪問して⼿続が必要な場合がある
ケアマネ等 ー
⾃治体 ー
必要な添付書類
受給資格証明書
※マイナンバーの情報連携により、受給資格証明書は不要となる
※⼀般的な申請パターンを記載しており、必ずしも当てはまらない場合もあることに留意が必要
受給資格情報提供
受給資格情報確認
マイナンバーでの情報連携14⽇以内に申請する
必要がある
転⼊⼿続の繁忙期は窓⼝で待ち時間がかかる
申請受付
認定申請書
マイナンバー
現状
転⼊届提出時に、要介護・要⽀援認定申請書が提出できなかった場合
⑨住所移転後の要介護・要⽀援認定の引継ぎ
29
認識している課題
転⼊⼿続時に申請⼿続できなかった場合において、改めて申請書の持ち込み・郵送が不要になり、申請者の負担が軽減される
オンライン化による効果
本⼈以外の家族・ケアマネ等が申請する場合のマイナンバーの提出⽅法
転出⼿続 転⼊⼿続
被保険者
・家族
転出届受付
訪問
被保険者証
返却
受給資格情報照会
転⼊届受付
+被保険者証
被保険者証(判定結果)
発⾏
被保険者証(判定結果)
決定通知
郵送
決定通知
サービス利⽤に向けた⼿続へ
認定申請書
マイナンバー
⾃治体
︵転出元︶
⾃治体
︵転⼊先︶
受給資格情報提供
受給資格情報確認
マイナンバーでの情報連携
マイナンバー
申請受付
認定申請書
オンライン化
転⼊届提出時に、要介護・要⽀援認定申請書が提出できなかった場合
オンライン化した場合(案)
課題の整理(添付書類)
①介護保険被保険者証 法令上(介護保険法および介護保険法施⾏規則)多くの⼿続きで添付を必要としている 市町村においては、申請の都度、被保険者証を回収し新規発⾏を⾏ったり、被保険者証の記載事項の修正や追記を⾏っている
②領収証・預貯⾦の通帳の写し等 介護保険法施⾏規則にて添付が必要とされている 真正性の確認のため現物性での確認を必要としているものがある
30
把握している課題
オンライン化に向けた検討⽅針申請⼿続はオンライン化されても、添付書類の提出⽅法によってはオンライン化の効果が得られない場合もあるため、添付書類の取扱いについて 提出の省略 電⼦的な提出(PDF等) 添付書類(現物)の持ち込み・郵送など、申請者や⾃治体等の関係者への影響を踏まえ検討する必要がある。