www.talend.com ©Talend 2018. JP
電子メール配信の適切なターゲティング
“当社のクライアントが、その顧客として適切な医療従事者をターゲットとして選定できていることが重要です。したがって、正確なデータを使用することが欠かせません。このニーズに応えるのがTalend Cloud Data Preparationです。
ケーススタディ
業界• ダイレクトマーケティング
概要• 本社：米国
• 従業員51～200人規模
ユースケース• ターゲットマーケティング
課題• セルフサービスのデータプレパ レーションによるデータクオリティ の最適化
使用するTalend製品
• Talend Cloud Data Preparation
成果• メール配信率95%
• メール配信の準備期間を3日間 から1日に短縮
• 知見獲得までの所要時間を50% に短縮
”DMD Marketing社 データサービス担当バイスプレジデント Jermaine Ransom氏
DMD Marketing社は、医療関連のデジタルコミュニケーション/コネクティビティ分野のパイオニア企業です。同社が提供する米国医療従事者（HCP）600万人以上が任意参加している、US国内唯一の認証済みデータベースは、動的なオンライン行動データへのアクセス、レポーティング、そして応答を可能にするものです。このデータベースを通じて、医薬品マーケティング担当者、医療マーケティングエージェント、出版社、病院、医師生涯教育（CME）機関、医療リクルーターは、電子メールとリアルタイムデータを持つ医師の90%以上にデジタルアクセスできます。これによって、最も影響力のある医療関係者の正確なターゲティングとエンゲージメントを実現しています。現在までに、DMD Marketing社では3億通のメールと3万件のキャンペーンを展開してきました。
セルフサービスでのデータプレパレーション によるデータクオリティの最適化
同社が主として提供する医療従事者への電子メール配信は、すでにコモディティ化されているサービスのため、競合他社がより低いコストで供給することも可能です。そのため、データの品質が、同社にとって他社との差別化要因の鍵となります。データの品質を高く保つために、同社ではレガシーシステムからの移行が必要であると考えていました。レガシーシステムの多くはサポート終了を迎えており、クライアントのニーズに応えるためのビジネス拡張ができませんでした。さらに、メールキャンペーンの準備期間も長くなりすぎる傾向があり、新しいプロダクトの市場投入までの時間もかかりすぎていました。また、20%の成長が見込まれていた同社の成長曲線から見ても、現行の手動での複雑なプロセスが、近いうちに完全に非効率になると予測されていました。
Talendが選ばれる理由Ransom氏は次のように語ります。「新しいデータツールを厳しく検討した結果、Talend Cloud Data Preparationを採用することに決めました。Talendは、ビッグデータ接続と広範なデータ統合という当社の重要な基準を満たしました。さらに、導入時の研修やトレーニングも充実しています。そのうえ、ユーザーコミュニティがヘルプデ
スク以上に強力にサポートしてくれるので、そこからソフトウェアの新たな可能性も発見できます。」
DMD Marketing社のソフトウェア開発担当シニアディレクター、Bill Simakis氏は、スケーラビリティとプロセスの自動化機能も、同社がTalendを選んだ決め手だったと述べています。「実装後、Talendのおかげでレガシープロセスの一部を置き換えられたため、社内でコーディングするよりもはるかに迅速に自動化できました」と、同氏は語ります。「さらに、SFTP、Amazon S3やAmazon EMRクラスター等のAWSテクノロジーなど、さまざまなテクノロジー用のコネクターのおかげで、自社で一から開発するよりもはるかにスピードアップできました。」
Ransom氏は次のように説明します。「Talend Cloud Data Preparationは、非常に簡潔で使いやすいインターフェイスを備えており、エンタープライズデータからの価値実現をはるかに加速できます。可視化機能は鍵となる機能で、データを分析し、その結果を迅速に顧客に提供しています。当社ではクオリティに課題のある過去40年間のデータを扱うこともあります。Talend Cloud Data Preparationは、データを迅速にクレンジングすることができるので、データを使える形にして、日常の業務で活用できるようになります。」
収益の潜在力を高めるデータスチュワードとセルフサービス機能もまた、DMD Marketing社がTalendを選んだ理由です。「社内ユーザーと、場合によってはクライアントが、高度な技術的スキルがなくとも自分たちで電子メールデータやWebトラッキングデータにアクセスして参照できるようにすることが重要です」と、Ransom氏は述べています。「そのため、手動でのデータチェックによる手動プロセスを取りやめました。その代わりに、可能な限り自動化したあとに、ユーザーにアクセス権を与えて、データの増補や強化を行えるようにしています。ユーザーがデータを理解し、適切に扱えるようになると、クライアントに提供するデータのクオリティが向上します。だからこそ、Talend Data Stewardshipを導入し、データガバナンスプロセスを組み込んだのです。」
「社内ユーザーが、高度な技術的スキルがなくてもデータを自分で閲覧できるようにすることが、本当に重要でした。ユーザーがデータを理解し、扱えるようになると、クライアントに提供するデータのクオリティが向上します。」
同社はすでに、クラウドへの移行とHadoop、NoSQL、Talendを採用するプラットフォームの再構築により幅広いメリットを得ています。今後、データ取得プロセスを完全に自動化し、知見獲得までの時間を50%以上短縮することを計画しています。さらに、同社は大規模な認証済みメールデータベースでもTalendを使用しています。メールデータを24時間ごとに更新することで、競合他社よりも高い、95%のメール配信率を実現しています。
「Talendのおかげで、自動化とビジネスの成長に合わせたプロセスの拡張が可能になりました」と、Ransom氏は述べています。「当社の売上の予測は、どれだけ多くの医療従事者を適切に引き合わせることができたか、に基づきます。Talendと、同社が提供するTalend Data PreparationおよびTalend Data Stewardshipモジュールの最大の利点は、マッチング率を高め、収益の可能性を高めることができることです。」
www.talend.com/contact | [email protected]
「2 0 %の増収を見込んでいます。Talendは、自動化とビジネスの成長に合わせたスケーラビリティの能力を提供しています。」
写真提供：© Fotolia.com:Monkey Business, Eric Hood, ipopba and goodluz
