鎌倉ぶらぶら散策鎌倉ぶらぶら散策鎌倉ぶらぶら散策鎌倉ぶらぶら散策
6 月 6 日(水)、「平日なら込んでいないんじゃないか」と、雨降りの中、3 年 8 組の「元
若者たち」が鎌倉駅に集まった(西川さん、豊田さん、坂さん、御姓さん、青木君、黒田
君、北田君、小山君、清水君、鈴木君、高澤君、若林君、輿芝君、五井君、蓬田君の 15名。
よく集まるよ。おまけに鎌倉散歩の準備会まで 5 月 30 日(水)の 14 時から秋葉原のライオン
でやったんだよ)。
すぐに江ノ電の鎌倉駅に移動して、紫陽花を見るために長谷寺のある長谷駅へ。
レトロな、いわゆるロートルの江ノ電ではなかったが…。
傘をさして「長谷寺」入口へだらだらと歩く。お寺へ入るためのお金と紫陽花を見るお
金を払って中に進む。
長谷寺(はせでら)は、神奈川県鎌倉市長谷三丁目にある浄土宗系統の単立寺院。山号
を海光山、院号を慈照院と称し、長谷観音と通称されている。本尊は十一面観音、開山は
僧侶の徳道上人とされる。坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所である。
長谷寺は、十一面観音菩薩像を安置する観音堂や、紫陽花が群生している眺望散策路、
他にもショップ・カフェやなどがあり、拝観目的だけでなく景観やお食事を楽しめるため
多くの観光客に人気の施設となっている。一般の拝観料は大人 300 円。敷地内に併設され
ている観音ミュージアムでは、観音三十三応現身像などの貴重な収蔵品を見ることができ
る。電車でのアクセス:長谷駅(江ノ電)から徒歩 5 分など。
「紫陽花見たってな…」と誰か。
観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の2つに境内地が分か
れており、入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散
策できる回遊式庭園となっている。また、その周辺にとどまらず、境内全域は四季折々の
花木に彩られ、通年花の絶えることのないその様相は、「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ぶに相
応しい風情を呈しているといわれる。
「カフェがあるんだからビールくらいあるのかな…」
長谷寺は創建以来、歴代の権力者によって伽藍(がらん)や本尊の修繕が行われている。
記録によると、1342 年に足利尊氏(あしかがたかうじ)が伽藍やいくつかの像を修復し、
1392 年には足利義満(あしかがよしみつ)が観音像の光背を修復したという。1547 年には
北条氏康(ほうじょううじやす)の寄進を受け、1591 年に徳川家康から朱印状を受け 1607
年に伽藍が修復されている。さらに、1645 年には、若狭小浜藩の初代藩主、酒井忠勝(さ
かいただかつ)によって、お堂が改修された。
1607 年、徳川家康のよって伽藍が修復されたことをきっかけに光明寺の支配下に入り、
浄土宗に改宗している。しかし、太平洋戦争後、金戒光明寺・知恩院といった浄土宗の二
大本山が独立したタイミングで再び独立。現在は浄土宗系統の単立寺院となっている。
「薀蓄はつまらんな…」
長谷寺の書院は、2013 年に完成した写経場だ。ここでは、毎日写経・写仏体験ができる
ことになっている。道具はすべて書院にそろっているので、観光の途中で気軽に参加可能。
書院で写経用紙を購入して参加。写経用紙は般若心経・延命十句観音経と写仏が販売され
ている。写仏とは仏様の姿を描き写すこと。写仏の場合、丁寧に写すと 3 時間以上かかる
こともあるのでどうか。自然の中で心静かに自分と向き合ってみてはいかが…。
「誰かやるか」
「………」
観音の拝観後、清々しい気持ちのまま、安らぎの時間をゆったりと過ごせるようにと用
意された「海光庵」は、店内は木目を基調とした優しさを演出している(見てもいないの
だが…)。 由比ヶ浜を一望できる店内から遊ぶ白波を眺めていると(晴れていればだが…)、
まるで波音までもが聞こえてくるかのように感じられる(入ってもいないのによく言うよ)。
精進料理の教えを元に作られた「お寺のカレー」「お寺のパスタ」をはじめとする食事はも
とより、甘味も各種取り揃えているが、雨が降っていたせいか、誰も入ろうと言わなかっ
た。もちろん、昼ご飯は予約されていたのだが…。
ここで「大仏を見に行くぞ」ということで「高徳院」へ進んだ。全員ではなかった…?
高徳院(こうとくいん)は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院。本尊は「鎌倉大
仏」「長谷の大仏」として知られる阿弥陀如来像(国宝)。山号は大異山。詳しくは大異山
高徳院清浄泉寺(しょうじょうせんじ)という。開基(創立者)と開山(初代住職)はと
もに不詳である。
2004 年(平成 16 年)2 月 27 日、境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」の名称で国の史跡に指定
された。なお、大仏の造立経緯や、大仏殿の倒壊時期については諸説ある。
鎌倉の大仏で有名な第23番札所の高徳院。江ノ電長谷駅から通称大仏通りを500m
北へ上る。仁王門を入ると高さ13.35mの大仏さまが待ち構える。観音堂は大仏さま
の裏手回廊にあり、本尊は聖観音。
足早に「大仏」からとおざかり、昼飯に向かう
昼飯は居酒家あじたろう鎌倉店(〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町 2-10-1 ユニコン鎌
倉ビル 1・2 階)歴史を感じる鎌倉駅から小町通りの鳥居をくぐってスグ。 右手にある黄
色い看板の店だ。
「昼でも居酒屋だ…」
鎌倉店では居酒屋ならではのお得なランチメニューがあり、 人気№①―新鮮な刺身五点
盛りの『湘南漁師御膳』、人気№②―入荷時限定『葉山牛すき焼き御膳』。
「そんなの食ったかな?」
さて、鎌倉に来たからには「鶴岡八幡宮」は外せないかな?
では…。
鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、神奈川県鎌倉市雪ノ下にある神社。旧社格
は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。別称として鎌倉八幡宮とも呼ばれる。武家源
氏、鎌倉武士の守護神。鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国の八幡社の中では関
東界隈で知名度が高く、近年では3大八幡宮の一社に入ることがある。境内は国の史跡に
指定されている。
さて、ここで薀蓄を…。
古都・鎌倉の中心部に位置する鶴岡八幡宮。その歴史は康平 6 年(1063 年)、源頼義が
源氏の守り神として由比郷鶴岡(現在の材木座)に京都の石清水八幡宮を勧請したことか
ら始まる。後に源頼朝が現在の地へ遷し、鶴岡若宮と称したのが現在の鶴岡八幡宮。鎌倉
幕府から篤く信仰された鶴岡八幡宮は、広く武門の神、勝利の神として崇敬を集めること
となった。そんな歴史的背景はもちろんのこと、鎌倉の街を貫く参道、大臣山を背に負っ
て堂々とたたずむ姿は、古くから「鎌倉の象徴」であったことを感じさせる。
鶴岡八幡宮の参道であり、鎌倉の目抜き通りでもある「若宮大路」の始まりは由比ヶ浜
の「一ノ鳥居」から。中央が正式な参道となっており、二ノ鳥居から三ノ鳥居までは一段
高くなった「段葛」と呼ばれる道となっている。
鎌倉駅からは徒歩 5 分ほどで二ノ鳥居に着くが、時間があれば由比ヶ浜から歩いてみる
のもおすすめ。由比ヶ浜から鶴岡八幡宮までは約 2km ほど。
八幡宮のそばのバス停から、今度は「竹」見に…。
「今度は竹かよ」
竹林があるのは「報国寺」という寺である。
鎌倉駅から報国寺へ徒歩で行く場合の所用時間は 40 分ほど。鎌倉駅東口を出て大通りを
向かって左側、鶴岡八幡宮を目指す。八幡宮の正面突き当たりを右にすすむと今度はT字
路に突き当たるので左。あとはこの道を道なりに進みすぐ右側に川が近づいたら報国寺入
り口の信号がすぐにあるので右折。少し奥に進めば報国寺に到着する。
「昔の若者は誰も歩いていきたいなどとは言いやしない」
それではバスでのアクセス。
鎌倉駅東口(昔の若者たちは八幡宮のそばのナス帝から…)から東急バス鎌倉霊園正門前
大刀洗行き・金沢八景行き/ハイランド行きに乗車し浄明寺で下車(乗車時間は 10 分ほど)、
徒歩すぐ。
報国寺(竹寺)は、足利家時が開基、天岸慧広が開山で、1334 年(建武 1)の創建と伝
えるが、上杉重兼が開基ともいわれる。報国寺は、臨済宗建長寺派の寺院。山号は功臣山。
本尊は釈迦三尊。境内に竹林があり、「竹の寺」とも称される。鎌倉三十三観音霊場の第 10
番、鎌倉十三仏霊場の第 8 番(観音菩薩)、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉 5 番札所。
反省の足りない男たちは鎌倉駅近辺の飲み屋で「反省会」。
「飲み足りなかったな」と反省。
この飲み屋で十分の反省を行った。