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MIPI® M-PHYトランスミッタ/レシーバ・テスト・ソリューションM-PHYTX/M-PHYRX Automated、M-PHY Essentials

M-PHYTX/M-PHYRX 自動テスト・ソフトウェアは、Microsoft Windows XP またはWindows 7 1を搭載した当社リアルタイム・オシロスコープ上で実行します。M-PHYTX/M-PHYRX は、M-PHY ベース仕様および適合性試験仕様に基づいて、M-PHY トランスミッタ/レシーバ・インタフェース/デバイスを自動的に、かつ、シンプル、効率的にテストします。

M-PHYトレシーバ・テスト当社オシロスコープと任意波形ジェネレータを使用した簡単なセットアップにより、M-PHY トラフィックのレシーバ/トランスミッタ・テストが実行可能

自動テストによりレシーバ・テストの煩雑さが大幅に軽減され、デバイスをすばやくテスト可能

オシロスコープに統合された ERRDT ソフトウェアにより、High Speed Gear1、2、3(Aと B)のビット・エラー・レート・テストまたはエラー・カウント・テストをバックグランドで実行可能

ハイスピード・ギア、自動またはマニュアルによるエラー検出メカニズム、テスト回数、ループバック状態など、DUTの構成に応じたテスト・セットアップが可能

パス/フェイルのサマリ情報、テスト・セットアップの詳細、信号の種類、ビット・エラー、実行回数などを含む詳細なテスト・レポートを生成可能

任意波形ジェネレータのテスト・セットアップオプションの SerialXpress により、特性評価のための柔軟性のある障害信号耐性評価をサポートベース仕様 v2.0(すべての PWMギア)に準拠したジッタ・インサーションとパルス幅変調(PWM)をサポートループバック(自動またはマニュアル)および非ループバック(マニュアル・ステップ)モードの両方でのDUTテストをサポート

ハイスピード・ギアのマージン・テストにより、デバイスに限界まで負荷をかけて検証できるため、競合製品に対する技術的な仕様の確認が可能

ユーザ定義のスクリプトとマニュアル・モードによるループバックの初期化により、柔軟性のある自動化プランと多様なDUTサポートが可能

オシロスコープ・アプリケーション上でテストを選択すると、それに対応するパターンがベース仕様に応じて自動生成され、DUTに入力される

編集可能なテキスト・ボックスと読込み可能なテキスト・ファイルによるカスタム・パターンの生成により、広いレンジ、独自の条件での総合的なテストが可能

ハイスピード・ギアの自動校正により、セットアップを簡素化して DUT のテストを迅速に実行し、時間を節約することが可能

M-PHYトランスミッタ・テスト自動テストによりトランスミッタ・テストの煩雑さが大幅に軽減され、デバイスをすばやくテスト可能

オシロスコープに統合されたアルゴリズムにより高度に最適化されたセットアップでパワー・スペクトル密度(PSD)テストを実行、外付けのスペクトラム・アナライザや追加のハードウェアが不要

Gear3 を含む、すべてのギアのハイスピード・テストの95%、すべての PWMギアの PWM測定テストの 75%を自動化

1 ホスト・システムの要件については、最後のページをご参照ください。

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M-PHYTX の自動ユーザ定義モードにより、さまざまなHS、PWMテストのすべてのパラメータが変更でき、総合的な解析、特性評価が可能

自動化テストごとにポーズをかけ、DPOJET 解析ツールに切り替えて詳細なデバッグが可能

異なるギアやサブ・ギアのHS(ハイスピード)/PWM(パルス幅変調)信号、Large/Small 振幅、インピーダンスの終端/非終端などの組合せによる回帰テストが可能

ユーザ定義モードにより、コンプライアンスを超えた設定が可能

オプションのM-PHY Essentials では、セットアップ・ライブラリによるフル・カスタマイズと包括的な特性評価が可能

1つのレポートで約 1000種類のテスト項目からさまざまな組合せが可能であり、パス/フェイルのサマリ・テーブル、マージンの詳細、さらにオプションで波形取込み、アイ・ダイアグラムもレポート可能

アプリケーションM-PHYトランスミッタ/レシーバ・テストM-PHY ホスト/デバイスの半導体特性評価、デバッグ、検証M-PHYコンフォーマンス・テストサードパーティ製コンポーネントの検証プロトコル検証システムの統合と検証製造テスト

M-PHYTX/M-PHYRX による M-PHY トランスミッタ/レシーバ・テスト

ワンボタン操作による自動M-PHY トランスミッタ/レシーバ・テストテスト・ベンチをセットアップし、DUTを正しく接続した後は、Run ボタンを押すだけで選択された一連のテスト項目が実行されます。

ワンボタン操作による自動M-PHYテスト

自動トランスミッタ/レシーバ・テスト - 時間とリソースの節約テスト手順に精通している必要はありません。厳密なテスト手順を思い出すのは時間のかかるものであり、M-PHY のテスト仕様を読み返さなければならないこともよくあります。M-PHYTX/M-PHYRX を使用することで、M-PHY レシーバ・テストを勘に頼らず正しく実行することができます。

テスト機器の操作方法を覚えていても、テスト手順や、耐性評価用障害信号などの正しいパラメータのセットアップ方法を忘れてしまうことがあります。M-PHYTX/M-PHYRXでは、実行するテスト項目を選択するだけでよく、テスト実行中は他の業務に専念することができます。

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簡単な設定、テストの実行、レポートM-PHYTX/M-PHYRX 自動ソフトウェアのテスト・セットアップ、実行は、非常に簡単です。テスト・セットアップでの機器接続は非常にわずかであり、M-PHTX では 1台、M-PHYRX では 2 台の計測器のみで実行できます。M-PHYRXが任意波形ジェネレータ(AWG)とオシロスコープのエラー・ディテクタをコントロールします。TekExpress ソフトウェアのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)により、設定とテストを直感的に実行できます。

M-PHYRX によるシンプルなセットアップ

テスト・ベンチのセットアップテストのセットアップでは、接続図を見ながらテスト・システムを接続するのが最も簡単です。ボタンを押すだけで、選択されたテストの接続図が表示されます。

計測器の検出M-PHYRX ソフトウェアは、テスト・ベンチに LANまたはGPIB 経由で接続されている計測器(Visa 対応/非対応の両方)を自動的に(または要求に応じて)スキャンして検出します。Instrument Bench メニューでは、すべての計測器が正しくネットワークに接続されていることを簡単にチェックすることができます。

総合的なトランスミッタ/レシーバ・テストすべてのハイスピード・モードのトランスミッタ・テスト、ハイスピード・モードのレシーバでは、レシーバ・ジッタ耐性、レシーバのアイ開口、コモンモードまたは差動の入力電圧耐性などがテストできます。また、すべての PWMギア(G0~G7)の PWMテストも実行できます。

M-PHYRXループバックの初期化と保持レシーバ・テスト実行前に、DUTをループバックと呼ばれるテスト・モードにする必要があります。このモードでは、Rxに入力される信号を Tx ポートに直接ループします。DUTのループバックが設定されると、AWGはすべての測定のための推奨パターンのバースト・モード信号を出力します。M-PHYRX 自動ソフトウェアは、DUTがループバックに設定されている状態で、AWG から信号を連続的に送出し、次々とテストを自動実行します。

オシロスコープのエラー・ディテクタを使用してDUT のレシーバ・ループバック信号のビット・エラーをカウント

M-PHYRX によるエラー検出 - オシロスコープベースおよびマニュアルによるM-PHYRX ソフトウェアは、2種類のエラー検出をサポートしています。一つはオシロスコープベースのエラー検出、カウント方法であり、オシロスコープに統合された Opt.ERRDT のソフトウェアによってバックグランドで実行します。もう一つがダイアログ・ボックスで、エラー・カウントのマニュアル入力を読み取ります。

パス/フェイルのレポートM-PHYTX の Report タブには、パス/フェイルの一覧表、マージン、必要に応じて波形画面、アイ・ダイアグラム、ヒストグラム、バスタブ曲線などを含む、約 1000 項目のテスト結果が、印刷可能な 1 つのレポートとして表示されます。

Report タブには、テスト結果、パス/フェイル・ステータス、ビット・エラー・カウントが表示されます。テストが終わると、総合的なレポートが.MHT フォーマットまたはPDF で出力されるため、データを詳細に解析することもできます。テスト・レポートには、テスト機器の設定、テストの実行回数、テストごとのコメントも含まれます。

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M-PHY Essentials による M-PHY トランスミッタ・テストOpt. M-PHYを装備したDPOJET ソフトウェアは、柔軟性の高いテスト・セットアップで基本的なM-PHY トランスミッタ測定を実行できます。DPOJET による D-PHYEssentials と同様、M-PHY Essentials もM-PHY 設計の特性評価、デバッグ、解析、適合性テストが行えます。

シングルエンド/差動プローブを使用した、M-PHYTX Automated またはM-PHY Essentials によるM-PHY トランスミッタ・テスト

M-PHYハイスピード・トランスミッタ・テストに完全対応M-PHY Essentials は、ハイスピード・モードにおける測定をフルサポートします。 リアルタイム・オシロスコープ上で、パワー・スペクトル密度などのユニークな測定が行えます。 これは、テクトロニクス特許申請中の方法論によって実現されています。 他社のソリューションでは、通常は追加のハードウェアが必要になります。 さらに、M-PHYEssentials のスルー・レート測定では、スルー・レートの分解能測定まで拡張できます。

トランスミッタのアイ・ダイアグラム測定アイ・ダイアグラム測定では、最小差動 AC 出力電圧振幅(VDIF_AC_xA_xT_TX)における、サポートされるすべての振幅、終端、ギア、レーンの組合せによるトランスミッタのアイ開口(TEYE_TX)仕様に対する測定を行います。

M-PHYTX Automated または M-PHY Essentials を使用したトランスミッタのアイ・ダイアグラム測定

トランスミッタのパワー・スペクトル密度測定パワー・スペクトル密度(PSD)とは、単位周波数(スペクトル)当たりのパワーの量(密度)を周波数の関数として表わしたものです。PSDは、一定時間のパワー(または変動)がどのような周波数分布になっているのかを示します。

M-PHYTX Automated または M-PHY Essentials を使用したトランスミッタのパワー・スペクトル密度測定

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PSD 測定は、当社オシロスコープを使用して、特許申請中のアルゴリズムによって実行され、得られた PSD波形表示を上下のマスク・リミットと比較してパスまたはフェイルの判定結果を出します。当社オシロスコープ上で測定できるため、スペクトラム・アナライザなどの計測器が不要です。

MIPI®(M-PHY、D-PHY)トランスミッタ/レシーバ・テストの推奨機器詳細な機器リストについては、当社ウェブ・サイト(http://www.tek.com/MIPI)をご覧ください。

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仕様

M-PHYRX Automated の性能

仕様 M-PHYベース仕様リビジョン 2.0、およびコンフォーマンス・テスト仕様 1.0

プロービング 差動プローブまたは SMAケーブルによる差動取込み

レポート パス/フェイル・テーブルを含むレポートを、.MHTフォーマットおよび PDFフォーマットで出力可能

データ・レート すべてのHS/PWMギアをサポート

HS(ハイスピード)測定 2.1.1 – HS-RX Differential DC Input Voltage Amplitude Tolerance

2.1.2 – HS-RX Accumulated Differential Input Voltage Tolerance

2.1.3 – HS-RX Common Mode Input Voltage Tolerance

2.1.4 – HS-RX Differential Termination Enable Time

2.1.5 – HS-RX Differential Termination Disable Time

2.1.7 – HS-RX Receiver Jitter Tolerance

2.1.8 – HS-RX Frequency Offset Tolerance

2.1.9 – HS-RX PREPARE Length Capability Verification

2.1.10 – HS-RX Sync Length Capability Verification

PWM(パルス幅変調)の測定項目

2.2.1 – PWM-RX Differential DC Input Voltage Amplitude Tolerance

2.2.2 – PWM-RX Accumulated Differential Input Voltage Tolerance

2.2.3 – PWM-RX Common Mode Input Voltage Tolerance

2.2.4 – PWM-RX Differential Termination Enable Time

2.2.5 – PWM-RX Differential Termination Disable Time

2.2.8 – PWM-RX Receive Ratio, PWM-G1 and Above

2.2.9 – PWM-RX Receive Minor Duration in PWM-G0

M-PHYTX Automated の性能

仕様 M-PHYベース仕様リビジョン 1.0、および適合性テスト仕様

プロービング 差動/シングルエンド・アクイジションをサポート

注:差動モードで取込みを実行しているときは、HSテスト 1.1.2、1.1.4、1.1.13、および PWMテスト 1.2.4 は実行できません。ただし、差動モードで取込み中も、M-PHY トランスミッタ DUTを最高 4レーンまでオシロスコープの 4つのチャンネルに接続することはできます。

レポート レポート(パス/フェイル・テーブル、波形画像を含む)を.MHTフォーマット、Excel の CSV/XLSフォーマットで出力可能

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データ・レート すべてのHS/PWMギアをサポート

HS(ハイスピード)測定 1.1.1 – HS-TX Unit Interval and Frequency Offset

1.1.2 – HS-TX Common Mode AC Power Spectral Magnitude Limit

1.1.3 – HS-TX Prepare Length

1.1.4 – HS-TX Common Mode DC Output Voltage Amplitude

1.1.5 – HS-TX Differential DC Output Voltage Amplitude

1.1.6 – HS-TX Minimum Differential AC Eye Opening

1.1.7 – HS-TX Maximum Differential AC Output Voltage Amplitude

1.1.8 – HS-TX 20/80% Rise and Fall Times

1.1.10 – HS-TX Slew Rate

1.1.11 – HS-TX Slew Rate State Monotonicity

1.1.12 – HS-TX Slew Rate State Resolution

1.1.13 – HS-TX Intra-lane Output Skew

1.1.14 – HS-TX Transmitter Pulse Width

1.1.15 – HS-TX Total Jitter

1.1.16 – HS-TX Short-term Total Jitter

1.1.17 – HS-TX Deterministic Jitter

1.1.18 – HS-TX Short-term Deterministic Jitter

PWM(パルス幅変調)の測定項目

1.2.1 – PWM-TX Transmit Bit Duration

1.2.2 – PWM-TX Transmit Ratio

1.2.3 – PWM-TX Prepare Length

1.2.4 – PWM-TX Common Mode DC Output Voltage Amplitude

1.2.5 – PWM-TX Differential DC Output Voltage Amplitude

1.2.8 – PWM-TX 20/80% Rise and Fall Times

1.2.10 – PWM-TX G1 Transmit Bit Duration Tolerance

1.2.11 – PWM-TX G0 Minor Duration

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M-PHYTX Automated の性能

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M-PHY Essentials の性能

M-PHYベース仕様 Revision 1.0

M-PHY適合性テスト仕様 Revision 0.65

プロービング シングルエンド・プローブを使用したシングルエンドの取込み、または差動プローブを使用したシングルエンドの取込み

レポート レポート(パス/フェイル・テーブルと波形画像を含む)をMHTフォーマットで出力可能

M-PHY Essentials – Tx 測定(ベース仕様)

以下の表は、ベース仕様でカバーするM-PHY Essentials トランスミッ タ・テストの詳細を示します。

テスト名、テスト・グループ テスト・シンボル HS-LargeSwing HS-SmallSwing

差動ピーク・ピーク電圧 VDIF_PK_L_NT_TX ○ ○

VDIF_PK_L_RT_TX ○ ○

VDIF_PK_S_NT_TX ○ ○

VDIF_PK_S_RT_TX ○ ○

コモンモード電圧 VCM_S_TX ○ ○

VCM_L_TX ○ ○

最速のスルー・レート状態でのスルー・レート SRDIF_TX ○ ○

トランスミッタのパルス幅 TPULSE_TX ○ ○

アイ開口 TEYE_TX ○ ○

デターミニスティック・ジッタ DJTX ○ ○

トータル・ジッタ TJTX ○ ○

ショート・レーンのトータル・ジッタ TJTX ○ ○

ショート・ターム・ジッタ STJTX ○ ○

スルー・レート・ステートの分解能 ΔSRDIF_TX ○ ○

パワー・スペクトル密度/マグニチュード PSD ○ ○

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ご発注の際は以下の型名をご使用ください。M-PHYRX Automated

型名 説明

DPO/DSA/MSO70000Cシリーズ

DPO/DSA70000Dシリーズ

DPO(デジタル・フォスファ・オシロスコープ)、DSA(デジタル・シリアル・アナライザ)、またはOpt. DJA

およびOpt. ERRDTを搭載したMSO(ミックスド・シグナル・オシロスコープ)

必要な帯域:

6 GHz 帯域以上(HS-Gear1 で推奨)

12.5 GHz 帯域以上(HS-Gear2 で推奨)

23 GHz 帯域以上(HS-Gear3 で推奨)

AWG7000Cシリーズ 2 任意波形ジェネレータおよびカスタム・パターン用の Serial Express および ISI

型名 ノンインタリーブ インタリーブ

AWG7082型 Gear1A、Gear1B Gear1A、Gear1B、Gear2A、Gear2B

AWG7102型 Gear1A、Gear1B、Gear2A Gear1A、Gear1B、Gear2A、Gear2B、

Gear3A

AWG7122C型 Gear1A、Gear1B、Gear2A、Gear2B Gear1A、Gear1B、Gear2A、Gear2B、

Gear3A、Gear3B

必要なオプション:

Opt. 01-AWGのメモリ拡張(64M)、推奨

Opt. 06-インタリーブ・オプション(Gear3 のみに必要)

Opt. 08-AWGの高速シーケンス・スイッチング(すべてのギアに必要)

DPO/DSA/MSO70000Cシリーズ

DPO/DSA70000Dシリーズ

DPO-UP

Opt. M-PHYRX 3

M-PHY自動ソリューション(すべてのHSおよび PWMギア用)

スタンダード・アクセサリ: 最新の TekExpress 製品ソフトウェアDVDキット(当社部品番号 020-2913-

xx)およびアップグレード・ソフトウェア・キー。オンライン・ドキュメントと印刷可能な PDFフォーマット

のマニュアルが含まれています。

DPOFL-M-PHYRX M-PHY Automated レシーバ・ソリューション – フローティング・ライセンス

2 AWGシリーズをお持ちのお客様は、お近くの営業窓口にお問い合わせください。

3 高速シリアル規格用フレーム/ビット・エラー・レート・ディテクタ(Opt. ERRDTおよびOpt. ST6G)が必要です。

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M-PHYTX Automated、M-PHY Essentials型名 説明

DPO/DSA/MSO70000C/Dシリーズ DPO(デジタル・フォスファ・オシロスコープ)、DSA(デジタル・シリアル・アナライザ)、またはOpt. DJA

を搭載したMSO(ミックスド・シグナル・オシロスコープ)

必要な帯域:

6 GHz 帯域以上(HS-Gear1 で推奨)

12.5 GHz 帯域以上(HS-Gear2 で推奨)

23 GHz 帯域以上(HS-Gear3 で推奨)

DPO/DSA/MSO70000C/Dシリーズ Opt. M-PHYTX 4

DPO-UP Opt. M-PHYTX

M-PHY 自動トランスミッタ・ソリューション

DPOFL-M-PHYTX M-PHY 自動トランスミッタ・ソリューション(フローティング・ライセンス版)

DPO/DSA/MSO70000C/Dシリーズ Opt. M-PHY

DPO/MSO70000CGSAシリーズ Opt. M-PHY

DPO-UP/DPO7UP Opt. M-PHY

MIPI® M-PHY Essentials

DPOFL-M-PHY MIPI® M-PHY Essentials(フローティング・ライセンス版)

M-PHY Decodes型名 M-PHY Decodes

PGY-UPRO 5 M-PHY UniPro プロトコル・デコード(サードパーティのソフトウェア)

PGY-LLI M-PHY LLI プロトコル・デコード(サードパーティのソフトウェア)

MPHYVIEW M-PHY DigRFv4 CommViewプロトコル・デコード(サードパーティのソフトウェア)

DPO-UP Opt. SR-810B 8b/10b シリアル解析

SSIC プロトコル・デコード SSIC

これらのプロトコル・デコーダの詳細については、プロトコル・デコーダのデータ・シート(http://www.tek.com/MIPI)を参照してください。

4 DPOJET ジッタ/アイ解析ツール(Opt. DJA)が必要です。

5 Opt. ST6Gシリアル・プロトコル・トリガが必要です。

データ・シート

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M-PHY用フィクスチャM-PHY はチップ間のインタフェースです。ほとんどのM-PHY デザインでは、ホスト-デバイス/マスタ-スレーブのレシーバ端を接続したライブ状態になります。 このようなライブ状態のセットアップでは、レシーバ端で終端されていれば、フィクスチャや終端ボードは不要です。ライブでないセットアップでは、まもなく発売される、ニュー・ハンプシャー大学(UNH-IOL)のM-PHY 終端ボードが利用できます。

M-PHYTXの推奨プローブギア・タイプ データ・レート 立上り時間(20 ~ 80%) 必要なプローブ立上り時

間(20 ~ 80%)

フィクスチャ/RF接続 パッケージ/回路基板プロービング

HS-Gear1 6 1.46 Gbps 68.6 ps 45.7 ps P7313SMA型 P7380A型、P7313 型、P7508 型、ま

たは P7513A型

HS-Gear2 2.92 Gbps 34.3 ps 22.9 ps P7313SMA型または P7625型 P7313 型、P7516 型、または P7520A

HS-Gear3 5.83 Gbps 17.15 ps 11.4 ps P7625 型 P7520A型

PWMギア 7 192 Mbps 521 ps 347 ps P7313SMA型 P7380A型または P7313型

PGY-UPROおよび PGY-LLI には差動プローブが必要です。DPO70000 シリーズには P7500 シリーズおよび P7300 シリーズのプローブも利用できます。

注: M-PHYTX Automated ソフトウェアの差動モード取込み(1レーンに 1本のみの差動プローブ使用)では、HSテスト 1.1.2、1.1.4、1.1.13 および PWMテスト 1.2.4 は実行できません。ただし、差動モードで取込み中も、M-PHY トランスミッタDUTを最高 4レーンまでオシロスコープの 4つのチャンネルに接続することはできます。

M-PHYRXの推奨プローブプローブ P7313SMA型差動プローブ(1本)または P7625型 TriMode プローブ(1本)

アクセサリ 位相マッチングのとれた SMAケーブル(1m)標準セット×3

GPIB ケーブル×1

立上り時間フィルタ×2、120ps(Picosecond 社部品番号: 5915-121-120PS)、バレル・コネクタ付き

バイアス・ティー×2。AWGのインタリーブ・オプション用(Gear3 のみに必要)

TCA-SMAコネクタ×2。AWGを使用したカスタム・パターン生成用

6 RT(抵抗終端)。

7 NT(終端なし)。

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M-PHYRXで必要なホスト・システム、ソフトウェア要件オペレーティング・システム Microsoft XP(SP2 以降)、またはWindows 7

ソフトウェア Microsoft Excel 2002 以降

Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1 以降

Adobe Reader 6.0、または同等の PDFファイル表示ソフトウェア

M-PHYRXで必要なホスト・システム、ソフトウェア要件オペレーティング・システム Microsoft Windows 7、64ビット

ソフトウェア Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1 以降

Adobe Reader 6.0、または同等の PDFファイル表示ソフトウェア

データ・シート

ASEAN/オーストラリア・ニュージーランドと付近の諸島 (65) 6356 3900 オーストリア 00800 2255 4835* バルカン諸国、イスラエル、南アフリカ、その他 ISE 諸国 +41 52 675 3777 ベルギー 00800 2255 4835* ブラジル +55 (11) 3759 7627 カナダ 1 800 833 9200 中央/東ヨーロッパ、バルト海諸国 +41 52 675 3777 中央ヨーロッパ/ギリシャ +41 52 675 3777 デンマーク +45 80 88 1401 フィンランド +41 52 675 3777 フランス 00800 2255 4835* ドイツ 00800 2255 4835*香港 400 820 5835 インド 000 800 650 1835 イタリア 00800 2255 4835*日本 81 (3) 6714 3010 ルクセンブルク +41 52 675 3777 メキシコ、中央/南アメリカ、カリブ海諸国 52 (55) 56 04 50 90 中東、アジア、北アフリカ +41 52 675 3777 オランダ 00800 2255 4835* ノルウェー 800 16098 中国 400 820 5835 ポーランド +41 52 675 3777 ポルトガル 80 08 12370 韓国 001 800 8255 2835 ロシア/CIS +7 (495) 6647564 南アフリカ +41 52 675 3777 スペイン 00800 2255 4835* スウェーデン 00800 2255 4835* スイス 00800 2255 4835*台湾 886 (2) 2722 9622 イギリス/アイルランド 00800 2255 4835* 米国 1 800 833 9200

* ヨーロッパにおけるフリーダイヤルです。ご利用になれない場合はこちらにおかけください: +41 52 675 3777 更新: 2013 年 11月 1日

詳細については、当社ウェブ・サイト(www.tektronix.comまたは jp.tektronix.com)をご参照ください。Copyright © Tektronix, Inc. All rights reserved. Tektronix 製品は、登録済みおよび出願中の米国その他の国の特許等により保護されています。 本書の内容は、既に発行されている他の資料の内容に代わるものです。 また、本製品の仕様および価格は、予告なく変更させていただく場合がございますので、予めご了承ください。 TEKTRONIX および TEKは登録商標です。他のすべての商品名は、各社の商標または登録商標です。17 Apr 2014 61Z-30021-0

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