© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 1
特定非営利活動法人 LPI-Japan
理事長 成井 弦 [email protected]
2014年12月5日
「Fee on Free」
~オープンソースムーブメントが創り出す 新たなビジネスモデル~
Hinemos World 2014
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 2
簡単なテスト
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 3
Fee on Freeとは?
OSSはソフトを無料で配布しサービスで稼ぐ。
オープンソース化した方が高い収益を得ることが出来る分野が多々ある。
Fee on FreeはOpen Source Movementが創りだしたビジネスモデルの一つ。
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 4
Fee on Free が世の中を変えている。
Google / Yahoo
【売り手側】 ・インターネット:無料 (Free) ・Linuxベース:OSは無料 (Free)
【顧客側】 検索はいくら使用しても無料 (Free)
【利益】 検索連動型の広告 (Fee)
iTunes U ...
→ 教育の世界を根本から変化させる。
アップロードが主流。 ユーザがコンテンツを“無料”で作成してくれる。
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 5 5
2014年4月12日
日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 6 6
2014年8月12日
日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 7 7
2014年7月24日
日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 8 8
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 9 9
2011年10月28日日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 10 10
2013年1月31日
日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 11
2014年2月26
日日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 12 12
2010年1月23日日本経済新聞
12
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 13 13
2013年6月13日
日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 14
2014年2月26
日日本経済新聞
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 15
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 16
iPS細胞関連知財のライセンス形態
iPS細胞の知財は研究、教育機関が使用する場合は無料。
最大の貢献者が最大の受益者。
個人、大学、企業、国にあてはまる。
ミクロもマクロもあてはまる。
無料の優れた知財に競合は現れない。→独占が可能。
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 17
OSSのビジネスモデルはFee on Free (サポートで稼ぐ)
OSSソフトをベースにサービスで差別化を確立する。
IBM: ガースナー元社長が倒産直前のIBMを復活させる。
Linuxを中核にGlobal Business Servicesで稼ぐ。 (
Harvard Business Review, 「Friends like These」 by David B. Yoffie, Marry Kwak
OSSはほぼ全ての分野に存在。自社との整合性の高いソフトを選定し サービスモデルを構築する。 IBM Open Cloud Architecture
担ぐOSSに関連するソフトも含めて、検証+サポートの商品化を図る。
例: RedHat Linux+ Jboss
世の中で利用されているOSSを検証→サービスビジネス RedHat、Canonical (Ubuntu), Sugar CRM, Drupal, アシスト、
SRA OSS(PostgreSQL)。。。
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 18
OSSのビジネスモデル (自社のソフトをOSS化する。)
自社でソフト開発、OSS化、市場を形成、サポートで稼ぐ。
MySQL社
Eucalyptus Systems Inc. (クラウド構築ソフト)
Sendmail社
Sugar CRM
Zope Corporation (CMS関連)
その他多くの分野に存在する。
参考:The Cathedral and the Bazaar by E.S. Raymond 翻訳本:伽藍とバザール 山形 浩生
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 19
OSSのビジネスモデル (サポートソフトをOSS化)
自社製品をサポートするソフトをOSS化。
劇的に大きくなる開発者数。
顧客のニーズへの高速で柔軟な対応。ピア レビューによる信頼性の向上。
Apple: Webkit:Safariのエンジン
Darwin:MAC OSXの核
APSL (Apple Public Source License)
ハード機器のドライバー等もOSS向き
ドライバーからは売上計上出来ない。コストは永続的に掛かる。
参考:The Cathedral and the Bazaar by E.S. Raymond 翻訳本:伽藍とバザール 山形 浩生
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 20
Linux Professional Institute Japan (LPI-J) とは?
Linux、OSS-DB及びHTML5プロフェッショナルの認定活動 を通じて、以下の活動を行うNPO。
ー日本の技術者、企業、教育機関、国の技術レベルの向上。
ー日本の技術者をより能動的にする。 (貢献の競争で勝てる技術者の育成。)
ー日本の管理者と技術者が“オープンソースムーブメント が創り出した新たなビジネスモデル”を理解出来るようにする。
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 21
LPICレベル1
サーバの構築、運用、保守レベル
(2試験)
LPICレベル2 ネットワークを含む
コンピュータシステムの 構築、運用、保守レベル
(2試験)
LPICレベル3
各分野の最高技術レベルのスペシャリスト
(1試験を選択)
ITSS
レベル1
ITSS
レベル2
ITSS
レベル3
LPIC試験の構成と概要
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 22
Linuxの普及により、LPIC受験数が伸び続けている 2014年11月現在
女性にも 人気が
あります!
LPIC国内受験者総数
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 23
LPIC国内各レベル認定者数
日本における累計認定者数: 8万6千人を突破 2014年11月現在
24
オープンソースデータベース 技術者認定資格 とは
オープンソースデータベース (OSS-DB) に関する 技術と知識を認定するIT技術者認定
データベースシステムの設計・開発・導入・運用ができる技術者
大規模データベースシステムの 改善・運用管理・コンサルティングができる技術者
© LPI-Japan 2014. All rights reserved.
The HTML5 Logo is licensed under Creative Commons Attribution 3.0. Unported by the W3C; http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/
25
システム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計ができる。
マルチデバイスに対応した静的なWebコンテンツをHTML5を使ってデザイン・作成できる。
対象
Webシステム 開発者
Webディレクター
スマートフォンアプリ開発者
サーバーサイドエンジニア
フロントエンドプログラマー
Webデザイナー
対象
Webデザイナー
Webシステム 開発者
グラフィック デザイナー
スマートフォンアプリ開発者
フロントエンドプログラマー
サーバーサイドエンジニア
HTML5プロフェッショナル認定制度は二つのレベル
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 26
例1)富士通、NEC、日立の各社様 3社共に人事制度の評価ポイントに採用。
例2)NEC系ネットワークSIer様 (社員数6,000名)
毎年新入社員研修で全員がLPICレベル1を受験&取得。
例3)株式会社ディー・エヌ・エー様 同社のビジネスの中枢を支えるインフラエンジニアは、 LPICの取得が必須。DeNA唯一の社内推奨資格。
企業でのLPIC採用例
株式会社ディー・エヌ・エー (掲載誌:日経Linux 2013年6月号)
NECネッツエスアイ株式会社 (掲載誌:日経Linux 2011年5月号)
株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ 組込みシステム技術統括部 (掲載誌:日経Linux 2014年8月号)
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 27
例4)株式会社スカイアーチネットワークス様 お客様の大切なデータを護るサーバー管理のプロ集団。 事務職・営業職もレベル1取得必須。 エンジニアは入社2年以内にレベル2取得が必須。
例5)医療ビジネス観光情報専門学校様
毎年1年生の3月にLPICレベル1を受験。 Linux/LPICの学習を通じて学習のモチベーションが向上。 認定者は資格取得を強みに内定獲得時期も早い。
企業・学校でのLPIC採用例
医療ビジネス観光情報専門学校 (掲載誌:日経Linux 2014年6月号)
株式会社スカイアーチネットワークス (掲載誌:日経Linux 2014年1月号)
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 28
簡単なテスト
Copy Right
著作権のロゴ
Copy Left
のロゴ
© LPI-Japan 2014. All rights reserved. 29 29
成井 弦 [email protected]
オープンソースは革命。
オープンソースは創造。
オープンソースは無限。
オープンソースは未来。