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Page 1: Launch of wearable healthcare device R&DLaunch of wearable healthcare device R&D 産業技術総合研究所センシングシステム研究センター 平間宏忠 h.hirama@aist.go.jp

目的Purpose

方法Method

展望Prospect

ウェアラブルヘルスケアデバイスの研究開発に関する調査研究Launch of wearable healthcare device R&D

産業技術総合研究所 センシングシステム研究センター平間 宏忠[email protected]

Liquid biopsy and wearable device for sweat

汗を対象にしたリキッドバイオプシーとウェアラブルデバイス

リキッドバイオプシーとウェアラブルデバイス• 汗などの体液の成分を調べることにより健康状態を診断するリキッドバイオプシーは、低侵襲な生体モニタリングに利用でき、新たな診断・ヘルスケア技術として注目されている。特に、ウェアラブルデバイスを用いたリキッドバイオプシーでは、使用者の無意識下で継続的に健康状態をモニタリングできることから、病中病後の患者や高齢者の健康管理に非常に有用である。

汗の成分測定• 汗の測定では、汗中の塔などの測定対象物質が血中より低濃度であること、および測定サンプルが少量しか得られないことから、測定サンプルのハンドリングに課題がある。

前年度(2018年度)に立ち上げた連携をさらに発展させ、ウェアラブルヘルスケアデバイスの開発をさらに展開する。

汗を対象としたリキッドバイオプシーのための新しいウェアラブルヘルスケアデバイスを実現するため、産総研における微小流体操作・およびそれに必要なマイクロ流体デバイス作製技術と、東大における電子テキスタイル技術の統合を目指している。

本調査研究で新たにデザインしたデバイスを用いて、東大柏キャンパスと連携しながら、人を対象にしたデバイス評価および実証試験を進める。

医療、ヘルスケア関連の研究者とのさらなる連携に向けて、展示会や新規プロジェクト提案などをきっかけとしつつ、引き続き連携先を模索

微量な汗を濃縮するためのマイクロ流体デバイスを試作・評価

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