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MPPC を用いた Trigger Counter
(信州大学訪問)
近畿大学理工学部加藤 幸弘
MPPC (Multi-Pixel Photon Counter)
• 受光面: 1mm×1mm 、素子数: 100, 400, 1600
ダイナミックレンジが必要でなければ、 100 ピクセルで十分
• バイアス電圧: 70±10 V (規格)、信州大では 80V で使用• 素子毎の電圧調整は~ 2V 程度( 1000 個の場合)• 信号出力は、 100 ピクセルで~ 50mV 程度か。 (信州大は
1600 ピクセルでアンプ( 20 倍程度)を使用)
信州大特注( 1600 pixel )
市販品( 100pixel )(メタルケース)
MPPC (Multi-Pixel Photon Counter)
• MPPC を浜ホトから購入すると、 12800 円 / 個で納期は 4 ヶ月。信州大には 1600 pixel しかない。
• 取り扱いは非常に容易である。(常温で作動し、誤って過大電圧を掛けても復活する)
• シンチとの接合は、接着剤なしに固定すればよい。
信州大での MPPC の試験用回路
バイアス電圧信号MPPC
MP-TPC 用 Trigger Counter• 必要なサイズは、 10cm ( W)×40cm ( L )• 単に cosmic ray の入射だけを測るのか、ある程度の
位置情報も測るのか。• シンチに wave length shifter を埋め込んで、端部に M
PPC を接続 → MPPC の配置はどうするのか?
限られた予算のなかで、検討してみる。(近大の予算は、まだ不確定)