Transcript

処理

回廊

浄化槽

展望施設 前庭

キュービクル ガスボンベ 散水屋外機

貯水タンク雨水用

トイレ

空調機

ソーラーパネルトップライトハイサイドライト

▼RT GL+13M

K E N G O K U M A & A S S O C I AT E S

■県産木材を活かした       耐震補強県産材の木(ヒノキ)を屋根や床を支える補助材として鉄骨に組み合わせることで、地震にも強い強固な天井計画とします。

■鉄骨と県産木材による和の回廊回廊は主構造を鉄骨とすることで大スパンの浮床を少ない柱で支え、小梁や二次部材に木材を利用することで和を感じられる回廊します。木材は県産のヒノキの流通材を利用します。全体構成を正八角形とすることで、全ての部材寸法が共通となり経済的です。

■八角形の合理的な構造計画展望施設としての透明性を獲得するため、主構造は鉄骨造の耐火建築物とします。床は八角形を活かした梁配置とすることで中央に吹き抜けをつくり、一体的な内部空間を実現します。屋根は八枚に分割し、下地を立体トラス状に組むことでハイサイドライトやトップライトを計画します。

■雨水利用設備小規模な既製の雨水貯留槽+配管システムを導入します。費用対効果を確保しつつ、便所洗浄水や、植栽への散水に利用することで水道のコスト削減を図ります。

■内外を自由に行き来できる展望デッキ

■中間期の自然換気のよる省エネ効果屋根形状を利用して、下階の開口部から屋根の側窓への空気の流れをつくり、自然換気を促します。中間期には空調機を停止させ、空調用エネルギー削減を目指します。

■太陽光エネルギーの有効利用日本平は年間日照時間が東京より長く、屋根面への太陽光発電パネル設置することで自然エネルギーの活用を図ります。

吟望台

エントランス

駐車スペース

木組みベンチ鉄塔への目隠しとしても機能します

■八角形の木組みブリッジ

■八角形の杜の広場

■1F庭と一体のギャラリー窓を開放することで、内と外が繋がる開放的かつフレキシブルなギャラリーとなります。

■2F縁側ラウンジ外回廊と繋がり、眺望と庭園を見下ろす縁側の様なラウンジ空間とします。

N

設備コアトイレやバックヤードなどの設備スペースは適切な規模で計画し、一箇所に機能的に固めることで、最大限の眺望を確保します。

茶室/ゲストルームゲストルームは日本の伝統を感じられる茶室の設えとします。EVから直接アクセスしやすく来訪者動線に配慮します。

コンシェルジュギャラリーと一体空間で情報発信スペースを設けます。二階のサブエントランス近くにもデジタルコンテンツなどを利用した情報発信の場を計画します。

エントランス

ギャラリー

茶室/ゲストルーム

縁側デッキ

展望デッキ内外を自由に行き来

外回廊階段からのアクセス

縁側ラウンジ

前庭

展望ステージ

トイレ

トイレ コンシェルジュ

コンシェルジュ

駐車スペース

外回廊階段

木組みブリッジ

外回廊階段

外回廊階段

EV

EV

EV

■3F回遊の展望ステージ木組みブリッジと外回廊階段が合流し、吹抜を中心に裏のない流動的な空間になります。

■八角形の展望の杜

■外回廊階段

■四季折々の花の庭園

■回遊の展望ステージ 全ての回遊の結節点となる舞台。小屋組の 間から日が差し込み、360 度日本平を感じられる最も象徴的な場となります。

■縁側ラウンジ 中央の八角形の吹抜からは様々な活動と風景が一望できます。

■庭と一体のギャラリー 八角形を活かした多方向に開いたギャラリー。庭に対して大きく開口部をもつことで、前庭と風景そのものが四季を表す展示となります。

■ゲストルーム 富士山を背景に四季や日本の原風景を感じられるおもてなしの茶室。

■石の庭園

■水と苔の庭園

■展望散策路

■三つの展望庭園展望施設の前面には、日本の伝統文化と日本平の自然を感じる「三つの庭園」を提案します。「日本平の植物」「伝統的な石庭」「水と苔」などをテーマに計画します。周辺には日本平ならではの梅の樹々をメインに配置し、三つの庭園をめぐる蛇行する散策路をつくることで、展望台へと景色の回遊を繋ぎます。

吹抜を中心に 360°開かれた八角形の展望の杜 展望を結び・回遊を拡げる 3つの八角形

日本平の環境と共生するライフサイクルマネージメント最小限の構造部材で   最大限の風景の獲得

■八角形の展望の杜展望施設は正八角形の平面とすることで方位を司るシンボリックな存在となります。外回廊階段が外周部に巻きつき、内外を各階で繋げます。

■八角形の木組みブリッジ展望回廊も展望施設同様に正八角形の形状とすることで展望施設に呼応するブリッジとなります。ブリッジの架構には県産のヒノキ材を手摺やベンチにも使用することで、日本平の風景に調和する架け橋になります。また、ブリッジは吟望台と 3F の展望ステージをフラットに繋ぐことで様々な来訪者に配慮します。

■エントランスと車寄せ歩行者、車での来訪者が行き来しやすいように、東側にエントランスと車寄せを設置します。車は歩行者の動線を妨げないように施設の南側から回り込むように計画します。エントランス付近には車椅子用駐車場を設け、様々な来訪者に配慮します。

■八角形の杜の広場長年親しまれた吟望台はその姿をそのまま残し、展望回廊から吟望台への結節点となる場所には八角形の新たな広場をつくります。

■多方向からの展望回廊アクセス吟望台、展望施設内部、外回廊階段に加え、ロープウェイ乗り場からもアクセスの良い位置に展望回廊への階段を計画します。八角形の展望回廊から様々な人の流れが生まれ、日本平周辺への回遊を促します。

デジタル鉄塔

ロープウェイ

■太陽光パネル設置による 2重屋根太陽光パネルにより最上階の屋根が 2重になることで、直接光が屋根面に当たることを回避できます。屋根面の日射に伴う熱負荷低減が可能となり、空調用エネルギー削減が図れます。■吹抜空間の自然光の活用トップライトからの自然採光を活用し、中央の吹抜空間を明るくすることで、昼間の照明負荷を最小限に抑えます。

■維持管理の容易な居住域空調システム各階に床吹出用空調機を分散配置し、空調空気を床下に送風するアンダーフロア空調方式を採用します。通常の天吊り空調機に比べ、フィルター清掃や点検アクセス等の維持管理が容易な空調システムとします。二重床による空調送風と、空調吸気は各階一箇所の空調機本体で行うため、横引きダクトを回避したダクトレス空調となり、階高を抑えながら天井の高い空間を実現できます。

■合併処理浄化槽浄化槽容量は JIS 基準に基づき計画します。

■直射日光の進入を遮る深い庇ガラス面を多くもつ展望施設のため、庇を深くとることで直射日光を回避し、日射による空調熱負荷を低減します。

■少数の柱による     独立基礎構造柱の本数を減らし、独立基礎として計画することで根伐り掘削量を削減します。また、鉄骨は既製の流通材を使用することで、コスト縮減に繋がります。

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別添2

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