令和元年度介護職員処遇改善加算及び
介護職員等特定処遇改善加算の実績報告について
1 提出書類・様式(予定)
後日「さいたま介護ねっと」に掲載しますので、ダウンロードしてください。
○介護職員処遇改善加算
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/shinsei-tetsuduki/shoguu_kaizen.html
○介護職員等特定処遇改善加算
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/shinsei-tetsuduki/tokuteisyoguu.html
※注意※
令和元年度の実績報告までは、それぞれ別の様式で提出していただく必要があります。
2 提出先
計画書を提出した窓口(事業者が所在する区域を管轄する窓口に、各指定権者ごとに提出)
○さいたま市・川越市・越谷市・川口市・和光市所在の事業所 … それぞれの市
○戸田市・蕨市所在の事業所 … 県高齢者福祉課 施設・事業者指導担当
〇上記以外 … 県福祉事務所の介護保険・施設整備担当
3 提出期限 令和2年7月31日(金)必着
4 提出部数 2部(提出用1部、事業所控1部)
5 提出方法
原則・・・郵送(事業所控返送用の切手を貼付し、送付先を記入した返信用封筒を同封し
てください。)
*1 送付する際は、封筒に「処遇改善加算実績報告在中」と朱書きしてください。
*2 窓口提出の場合は、予め日時を予約してください(予約なく来所の場合、お待ちい
ただくことがあります)。
介護サービス情報の公表
すべての介護サービス事業者は、利用者が事業所・施設を比較・検討して適切に介
護サービスを選択できるように、サービス内容や運営状況などを公開することが義務
付けられています。(介護保険法第115条の35)
公表された情報はインターネット回線「介護サービス情報公表システム」により閲覧で
きるようになります。
また、公表データは毎年度更新していただいております。
[情報入力時期及び方法]
・ 情報公表の対象となる事業所には、7月~12月の間に、事業所が所在する地域
ごとに指定情報公表センターから ID とパスワードが配布されます。
(前年度の介護報酬額が 100万円以上の事業所、及び新規開設事業所)
・ 配布された ID・パスワードを使用して「介護サービス情報報告システム」
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/houkoku/11/
にアクセスし、事業所が自ら情報入力してください。
※システム登録状況が「提出済」となれば、1~2 週間後にはシステムで閲覧が可
能になります。
[公表データの修正]
システムの登録状況により異なります。
►「記入中」・・・各事業所で随時修正可能
▶「提出済」・・・指定情報公表センターに修正の旨を連絡する。表示が「記入中」とな
れば、各事業所で随時修正可能
►「公表済」・・・令和3年3月31日までは各事業所で随時修正可能
※令和3年3月31日を過ぎると修正ができません。古い情報が掲載される状態になってしまい
ますので、期間内に修正するようお願いします。
◎ 介護情報公表システムには全国の介護保険サービス事業所が掲載されています。
国が提供するシステムを使用しており、利用者が事業所を探す際には、信頼できる
情報として広く閲覧されています。
積極的な情報公表にご協力お願いします。
埼玉県福祉部高齢者福祉課 施設・事業者指導担当
TEL 048-830-3254 FAX 048-830-4781
埼玉県指定情報公表センター
TEL 048-612-3150 FAX 048-840-1921
e-mail [email protected]
介護事業所におけるICT導入支援について
1 事業内容
(1)事業の概要
介護現場における生産性の向上や、介護職員の負担軽減を目的として、県内事業所にお
けるICT(介護ソフト、タブレット等)の導入を進める。
令和2年度はモデル事業所を選定し、アドバイザーの派遣やICT導入に係る費用の補
助を行う。
※事業の詳細が決まりましたら、「さいたま介護ねっと」で御案内します。
(2)補助対象経費(予定)
・ソフト:ソフトウェア(開発の際の開発基盤のみは対象外)、クラウドサービス、改修経
費(標準仕様対応、CHASE対応)、保守・サポート費、導入設定、セキュリ
ティ対策
・ハード:タブレット端末、スマートフォン、インカム
・その他:導入研修、ICT導入に関する、他事業者からの照会等に応じた場合の経費
(3)要件(予定)
・業務の記録から報酬の請求まで一気通貫に事務処理できるシステムの導入・運用を主なメ
ニューとすること
・ケアマネ事業所との情報連携に際して標準仕様を活用すること
・CHASEによる情報収集に対応すること
・ICT導入に関する他事業者からの照会等に応じること
・導入効果を報告すること 等
2 今後のスケジュール(予定)
・募集(5~6月)
・交付決定(6~7月)
・アドバイザーの派遣(随時)
・実績報告の提出(事業の完了後後速やかに)
・交付確定・支払い(1月~3月)
・成果報告会(3月)
事業所・施設等での事故に係る対応について
県内の介護事業所及び介護施設における事故報告件数は年間3000件を越え、増
加傾向にあります。
各施設・事業所におかれましては、日頃から危機管理を徹底していただくとともに、個
人情報の管理、法令順守の徹底、研修の強化など、事故の未然防止に引き続き御尽
力いただきますようお願い申し上げます。
万が一事故が発生してしまった場合は、次の事項に留意し、適切に御対応願います。
【老人福祉施設等危機管理マニュアル】(令和2年3月26日付け一部改正)
「福祉事務所等へ報告すべき事件・事故等の範囲」(P11)や事故報告様式(P26以降)
などを改正しました。
改正後のマニュアルについては、下記ホームページに掲載しております。各施設にお
かれましては、必ずダウンロードの上、全職員に周知していただき、事故防止及び事故
発生時の対応に遺漏のないようお願いいたします。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/kikikanri-jikohoukoku.html
(1) 事故発生時には速やかに御家族等と連絡をとること。連絡の要否を判断する際に
は、事故の程度を過小評価しないこと。
(2) 事故後、利用者の行動や外見的所見に通常と著しく異なるような状態が認められた
場合は速やかに事業所及び施設内の看護師に連絡すること。なお、看護師が勤務時
間外の場合は経過の観察を行うこと。
(3) 同一利用者において比較的短い期間内に複数回の事故が発生した場合は、事業所
及び施設内で検討会を行い、原因を追究し、事故の再発防止に努めること。
(4) 認知症の症状が認められる利用者にあっては、特に見守り介護に万全を期すこと。
(5) 利用者の介護にあたっては、少なくとも年に1度はケアプランの作成又は見直しを行う
こと。事故が発生した場合は、ケアプランの見直しも視野に入れ、当該利用者の以後
の介護について検討を行うこと。
(6) 保険者に報告するとともに、「老人福祉施設等危機管理マニュアル」に従い、福祉事
務所や保健所等に速やかに報告すること。
社会福祉法人等による利用者負担額軽減制度
○ 軽減される対象サービスと利用者負担
介護福祉施設サービス等に係る利用者負担額と食費、居住費(宿泊費)
○ 利用者の負担軽減割合
利用料負担額の1/4軽減
〃 1/2軽減 (老齢福祉年金受給者)
○ 対象者 市町村民税世帯非課税で、次の要件のすべて満たす者であって、市町村長が生計困難であると認
めたもの
① 世帯の年間収入が基準収入額以下であること。
(ひとり世帯の場合は150万円とし、1人増えるごとに50万円加算)
② 世帯の預貯金等の額が基準貯蓄額以下であること。
(ひとり世帯の場合は350万円とし、1人増えるごとに100万円加算)
③ 日常生活に供する資産以外に活用できる資産がないこと。
④ 負担能力のある親族等に扶養されていないこと。
⑤ 介護保険料を滞納していないこと。
○ 利用料負担軽減分のイメージ
〔ユニット型個室の場合 利用者負担段階2 要介護5を想定〕
居
住
費
2.5万
食費
1.2万
1割負担
2.8万
計6.5万円
利
用 料 負
担
額
居
住
費
1.9万
食費
0.9万
1割負担
2.1万円
計4.9万円
減額分
法人負担1%(入所者)
減額にならない入所者を含めて本来
徴収すべき利用者負担の総額の1%
法 人
(減額分の
内 1%を除
いた額の
1/2)
国
(同 1/4)
県 (同1/8)
市町村 (同1/8)
軽減額が、法人が受領すべき
金額の10%を超えない場合
法人負担1%(入所者)
軽減額が、法人が受領すべき
金額の10%を超える場合
9%
国 1/2、県 1/4、
市町村 1/4
国 1/4
県 1/8 市町村
1/8
法人負担
(10%-1%)×
1/2の額
法人負担1%(入所者)
減 額
1.6 万円
1/4 軽 減
特別養護老人ホームの利用者負担を軽減する社会福祉法人について
は、軽減総額のうち、当該法人が本来受領すべき利用者負担収入に対
する割合が10%を超える部分について全額が助成対象となります。
10%
10%を超える部分
介護職員医療的ケア技術向上事業について
1 事業内容
(1)事業の概要
特別養護老人ホームの介護職員が喀痰吸引等研修(1号、2号)を受講
した場合、予算の範囲内でその経費の一部を助成する。
(2)事業の目的
特別養護老人ホームが、平成27年4月から原則要介護3以上の者を受
け入れるようになったことにより、医療的ケアを必要とする入所希望者の
割合が高くなっている。これに伴い、介護職員の医療的ケア技術の向上が
求められている。
そこで、埼玉県内の特別養護老人ホームに従事する介護職員に対して喀
痰吸引等研修の受講費を支援することにより、当該介護職員の医療的ケア
技術の向上を図るものである。
(3)補助金額
1人当たり15万円(補助上限)
※予算の範囲内の交付となるため、申請のあった金額全額を交付するこ
とができない場合があります。
(4)交付要件
ア 当該特別養護老人ホームの職員であること
イ 当該年度に開催される喀痰吸引等研修を申込済みであること
ウ 終了後、研修終了報告書を提出すること
エ 後日、登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)登録を行うこと
(既に登録が済んでいる事業者は不要)
【ホームページ】
「埼玉県介護職員医療的ケア技術向上事業補助金について」
(http://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/kaigo-net/kakutankyuinhojyokin20
18.html)
2 今後のスケジュール(予定)
・ 募集(7月31日 金曜日まで※消印有効)
・ 交付決定(10月)
・ 実績報告の提出(研修修了後速やかに)
・ 交付確定・支払い(翌年度4月~5月)
同和問題の早期解決に向けて
国や県、市町村が様々な対策事業を行ってきた結果、同和地区におけ
る生活環境などについては大きく改善が図られました。
しかしながら、同和問題に係る差別意識や偏見が今なお一部の人に
残っており、差別的な発言等が行われています。
差別を解消するためには、同和問題をはじめとする人権問題を、他人
ごとではなく自分のこととして捉え、真剣に考えることが大切です。
各施設におかれましても、研修等を通じて職員一人一人の正しい理
解を促進し、利用者の皆様が安心して生活できる環境の整備に引き続
き御尽力いただきますようお願いいたします。
(参考)
県民生活部人権推進課ホームページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0303/dowamondai.html
共生型サービスについて
高齢者と障害児者が同一の事業所でサービスを受けやすくすることを目的に、平成
30年4月施行の法改正で介護保険と障害福祉双方の制度に「共生型サービス」が位
置付けられました。
これにより、介護保険事業所は障害福祉サービス事業所等の指定を受けやすくな
りました。
対象になるサービスや指定基準については、県の障害者支援課にお問い合わせく
ださい。
ハラスメント対策の対応強化について
公益財団法人介護労働安定センターが平成29年度に行った調査では、およそ
46%の介護職員が、セクハラ、暴力、暴言など何らかのハラスメントを、利用者やそ
の家族から受けたことがあると回答しています。
この対策については、事業所が組織的な対応を図り、当該職員一人に抱え込ませ
ないことが大切です。
以下の資料を参考に、施設内のハラスメント対策を一層推進していただきますよう
お願いいたします。
【介護保険最新情報 vol.718 「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」につ
いて】https://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/kaigo-net/31saishin.html
県内介護事業所職員向け「介護職員ハラスメント対策研修会」(R1.11)使用テキ
スト、参考資料 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/shikkari-ouen.html
さいたま介護ねっと>サービスに係る解釈・留意点>各通所系サービスの事業所規模による区分の届出
通所系サービスの事業所規模による区分の確認・届出
通所系サービス(通所介護・通所リハビリテーション)事業所については、前年度の利用者数の実績に
よる事業所の規模(通常規模、大規模Ⅰ、大規模Ⅱ)に応じた介護報酬が設定されていることから、事業
者は毎年 3月、事業所規模区分の確認を行う必要があります。
1 全ての通所系サービス事業者が行うこと =事業所規模区分の確認
すべての通所系サービス(通所介護・通所リハビリテーション)事業者は、前年度実績(3月を除く)
を元に、参考 1「通所介護事業・通所リハビリテーション事業に係る利用者の動向」を作成し、「事業所規
模による区分」を確認してください。
なお、届出の要否にかかわらずこの書類は 2年間必ず保存してください。
(1)事業所規模区分
区分 施設基準
通常規模型 前年度の 1月当たりの平均利用延人員数が 750人以内
大規模型Ⅰ 前年度の 1月当たりの平均利用延人員数が 750人を超え 900人以内
大規模型Ⅱ 前年度の 1月当たりの平均利用延人員数が 900人超
※通所介護事業所の場合、前年度の 1月当たりの平均利用延人員数には、一体的に事業を実施し
ている第一号通所事業(現行相当サービスのみ)の前年度 1月当たりの平均利用延人員数を含
む。
※通所リハビリテーション事業所の場合、前年度の 1 月当たりの平均利用延人員数には、一体的
に事業を実施している介護予防通所リハビリテーション事業所の前年度1月当たりの平均利用
延人員数を含む。
(2)作成書類
様式番号 様式名 PDF 形式 その他形式
参考 1
通所介護事業・通所リハビ
リテーション事業に係る
利用者の動向
通所介護事業・通所リハ
ビリテーション事業に係
る利用者の動向(PDF:
133KB)
通所介護事業・通所リハビ
リテーション事業に係る
利用者の動向(ワード:
52KB)
※利用者の動向を算出するためのツールとして、下記のシートを作成したのでご利用ください。
• 通所介護利用者動向内訳表(エクセル:28KB)
• 通所リハビリテーション利用者動向内訳表(エクセル:30KB)
さいたま介護ねっと>サービスに係る解釈・留意点>各通所系サービスの事業所規模による区分の届出
2 事業所規模区分に変更がある場合 →届出が必要です
上記 1の事業所規模区分確認の結果、区分に変更がある場合は、毎年 3月 15日までに必ず届出を行っ
てください。
(1)必要書類
必要書類
様式番号 様式名 PDF 形式 その他形式
別紙 2 介護給付費算定に係る体
制等に関する届出書
介護給付費算定に係る体
制等に関する届出書
(PDF:161KB)
介護給付費算定に係る体
制等に関する届出書(エク
セル:34KB)
別紙 1
1-2
介護給付費算定に係る体
制等状況一覧表
介護給付費算定に係る体
制等状況一覧表(PDF:
40KB)
介護給付費算定に係る体
制等状況一覧表(エクセ
ル:211KB)
参考 1
通所介護事業・通所リハビ
リテーション事業に係る
利用者の動向(前掲)
通所介護事業・通所リハ
ビリテーション事業に係
る利用者の動向(PDF:
133KB)
通所介護事業・通所リハビ
リテーション事業に係る
利用者の動向(ワード:
52KB)
(2)提出方法
上記の書類 2部(正本・副本)と、切手を貼付し送付先を記入した「返信用封筒」を郵送してください
(副本は受付後、事業者控として返却します)。
(3)提出期限
毎年3月 15 日(休日の場合は翌営業日)必着
(4)問合せ先及び提出先
• ア 蕨市、戸田市内の事業所→県庁(高齢者福祉課)
• イ その他の地域の事業所(さいたま市、川越市、越谷市、川口市及び和光市内の事業所
を除く。)→事業所を管轄する各県福祉事務所
3 注意事項
• 「事業所規模による区分」以外に係る部分についても、体制等状況に変更がある場合は、別途書類
が必要になる場合があります。
• 体制等状況の変更に伴い運営規程を改定する場合は、運営規程の変更に伴う変更届の提出が必要に
なります。
※ 様式は、さいたま介護ねっと」(http://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/kaigo-net/)からダウンロードできます。
※ 提出について各事業所あてに個別通知は行いません。必ず「さいたま介護ねっと」をご確認ください。