OnTimeをさわりつくそう会第四回 Node-RED からOnTime Open API をさわりつくす!
自己紹介
吉田武司(株式会社ソルクシーズ)
入社以来Notes/Domino に携わっています。
最近はNode-RED に浮気気味…
思いついたことを即試せるのがよいですね。
今回はそのNode-RED を使用してOnTime Open API をさわりつくそうと思います。
事前準備(Node-RED 実行環境)
1. デスクトップ版Node-RED 「数クリックで環境構築!デスクトップアプリ版Node-REDを利用する」
https://qiita.com/zuhito/items/bc06433afae8e65b508c
※ “For Windows with useful nodes” または “For Mac with useful nodes” をインストール
※この後、ノードを追加する際に、Node.js, npmのインストールが別途必要になる場合あり
2. IBM Cloud (Bluemix) のボイラプレート「Node-RED Starter」 node-red-dashboardを別途インストール
3. node.js, npm, node-red, node-red-dashboard を個別に PC へ
事前準備(Node-RED利用ノード)
node-red-contrib-ontime4ibm をインストール• Node-RED からOnTime Open API を簡単に使用するためのノード
事前準備(OnTime)
「OnTime for IBMデモサイト」を利用http://ontimesuite.jp/ontime-ibm-demo.php
名前 ユーザー名 パスワード Name ID
東京一郎 tokyo ontime 1rou tokyo/ontimejp H
大阪三郎 osaka ontime 3rou osaka/ontimejp J
サイト 名前 使用時間 Name ID
東京本社 東京応接 平日日中 東京応接/東京本社 N
東京第一 24時間 東京第一/東京本社 O
東京第二 平日日中 東京第二/東京本社 M
大阪研究所 大阪会議1 24時間 大阪会議1/大阪研究所 8
大阪会議2 24時間 大阪会議2/大阪研究所 7
ユーザー
会議室
OnTime Open API とは
OnTime の機能を外部システムから利用するためのオプション製品
API Explorer で実際に試すことが可能 OnTime を導入済みの場合
http:// [domino server] / [folder] /OnTimeGCClient.nsf/apiexplorer
OnTime を未導入だが試したい場合
メーカーデモサイト
http://demo.ontimesuite.com/apiexplorer
OnTime Open API の概要
初回アクセス時にユーザー認証(ドミノサーバー)を実施
その後は、発行されるトークンを使って、OnTime API へアクセス
Token, ApplID, APIVer, ApplVer は毎回送信
データは、JSON形式、Content-Type: application/json で、POST
日付は ISO8601フォーマット(UTC タイムゾーン)を使用例)日本時間 2018年1月18日9時の場合:”2018-01-18T00:00:00Z”
ユーザー、会議室、リソースは、OnTime ユーザーとして IDがある
日本語はUnicode へエンコードする必要あり
え、難しそう…
物は試し!実際に動かしてみましょう
ある程度ノードがうまくやってくれます
Let’s try!
ステップ1トークンの取得
ステップ2ログイン
ステップ3会議室の一覧を取得
Items: ID;Name;SiteType: 2:Rooms
ステップ4会議室の一覧を取得
ステップ5会議室の予約
実行後、予約の結果を確認
指定した日時で予約されていればOK
オプション
ダッシュボードから会議室の予約
ステップ6:予約サイト
入力画面を作成
ステップ6-1
入力項目の設定
ステップ6-2
日時の文字列の生成
ステップ6-3
token, core login ノードは、設定不要
ステップ6-4
空き会議室の検索条件を設定
ステップ6-5
途中につなぐ
既存のフローを再利用
ダッシュボードから予約を実行
パラメータを入力後、SUBMIT
予約の結果を確認
指定した日時で予約されていればOK
まとめ
Node-RED を利用するとデータを確認しながら操作ができ、
OnTime Open API を理解する手助けになります