dpc-0403 - interface...5.5 urs-323416.....42 5.6 urs-343416.....47 5.7 urs-631504.....53 第6章...
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IFUSBIO(I/O-CD)
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DPC-0403 CoolIOs USB 製品用 Windows ドライバ
Help for Windows
DPC-0403 Help for Windows
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目 次
第 1 章 はじめに 3
1.1 概要 ...........................................................................3
1.2 特長 ...........................................................................3
第 2 章 製品仕様 4
2.1 基本仕様 .......................................................................4
2.2 製品構成 .......................................................................5
第 3 章 導入方法 7
3.1 インストール手順 ...............................................................7
3.2 実行手順 .......................................................................7
第 4 章 リファレンス 10
4.1 関数一覧 ......................................................................10
4.2 関数個別説明 ..................................................................11
4.3 戻り値一覧 ....................................................................19
第 5 章 ハードウェア固有情報 20
5.1 URS-226120 ....................................................................20
5.2 URS-252102 ....................................................................24
5.3 URS-286111 ....................................................................29
5.4 URS-294133 ....................................................................33
5.5 URS-323416 ....................................................................42
5.6 URS-343416 ....................................................................47
5.7 URS-631504 ....................................................................53
第 6 章 サンプルプログラム 73
6.1 実行手順 ......................................................................73
6.2 サンプルプログラム一覧 ........................................................74
第 7 章 ユーティリティ 75
7.1 IfUsbIoUtil ...................................................................75
第 8 章 重要な情報 79
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第1章 はじめに
1.1 概要 DPC-0403 は、Windows 上のアプリケーションから、弊社 CoolIOs USB 製品を制御する為のソフト
ウェアです。
弊社 CoolIOs USB 製品を Windows 上のアプリケーションから DLL をダイナミックリンクし、API
をコールすることにより制御します。
本ドキュメントは、Windows 上で DPC-0403 を使用するための情報を掲載しています。
1.2 特長 ●主要な 4個の関数で簡単に制御プログラムの作成を行なうことが出来ます。
●デジタル入出力やアナログ入出力など各カテゴリ製品を共通の制御方法で制御できます。
●コンピュータに接続された弊社 CoolIOs USB 製品の一覧を確認することが出来るユーティリテ
ィを付属しています。
●各言語の各種サンプルプログラムを添付しています。
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第2章 製品仕様
2.1 基本仕様 最大デバイス数 32 デバイス ※1
対応 USB 規格 USB2.0
シェアオープン なし
※1 同一型式、異なる型式問わず最大 32 デバイスまで。
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2.2 製品構成 製品構成 ファイル名 説明
弊社管理用ファイル DPC0403.VER 弊社ソフト管理用ファイル
最新情報ドキュメント README.HTM 最新ドキュメント掲載ファイル
インストールプログラム SETUP.EXE インストール用ファイル
動作確認プログラム IfUsbIoUtil.ex
e
動作確認用プログラム
サンプルプログラム
DI_226120 URS-226120 用サンプルプログラム
DO_252102 URS-252102 用サンプルプログラム
DI_286111 URS-286111 用サンプルプログラム
DO_286111 URS-286111 用サンプルプログラム
DI_294133 URS-294133 用サンプルプログラム
DO_294133 URS-294133 用サンプルプログラム
AD_323416 URS-323416 用サンプルプログラム
DA_343416 URS-343416 用サンプルプログラム
CLEAR_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
COUNTER_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
PRESET_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
Visual C++
STATUS_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
IFCUSBIO クラスライブラリ (Visual C# .NET 用)
DI_226120 URS-226120 用サンプルプログラム
DO_252102 URS-252102 用サンプルプログラム
DI_286111 URS-286111 用サンプルプログラム
DO_286111 URS-286111 用サンプルプログラム
DI_294133 URS-294133 用サンプルプログラム
DO_294133 URS-294133 用サンプルプログラム
AD_323416 URS-323416 用サンプルプログラム
DA_343416 URS-343416 用サンプルプログラム
CLEAR_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
COUNTER_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
PRESET_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
Visual C# .NET※1
STATUS_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
IFCUSBIO クラスライブラリ (Visual Basic .NET 用)
DI_226120 URS-226120 用サンプルプログラム
DO_252102 URS-252102 用サンプルプログラム
DI_286111 URS-286111 用サンプルプログラム
DO_286111 URS-286111 用サンプルプログラム
DI_294133 URS-294133 用サンプルプログラム
DO_294133 URS-294133 用サンプルプログラム
Visual Basic .NET※1
AD_323416 URS-323416 用サンプルプログラム
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DA_343416 URS-343416 用サンプルプログラム
CLEAR_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
COUNTER_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
PRESET_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
STATUS_631504 URS-631504 用サンプルプログラム
DLL IFUSBIO.DLL ダイナミックリンクライブラリファイル
IFUSBIO.LIB インポートライブラリファイル
デバイスドライバ IFUSBIO.SYS Windows 7 以降の OS 用ドライバ
DPCUSBIO.INF
DPCUSBIO.CAT
Windows 7以降のOS用ドライバ インストールフ
ァイル
ヘッダファイル IFUSBIO.H Visual C++用ヘッダファイル
Help HELP.PDF Help(PDF 形式)
※1 Visual C# .NET,Visual Basic.NET 用サンプルプログラムは、それぞれ Viausl C# .NET 2008,
Visual Basic .NET 2008 を使用して作成しています。
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第3章 導入方法
3.1 インストール手順
README.HTM のインストール方法を参照してください。
3.2 実行手順 制御対象を複数台使用する場合は、DSW の設定値が重複しないように設定してからコンピュータ
の USB コネクタに接続してください。
DSW の設定値は制御対象を一意に識別するための番号となります。重複していた場合、本ソフト
ウェアは正常に動作いたしません。
基本的な制御の手順は以下の通りです(記述例は C言語です)。
1.初期化
制御対象を UsbioOpen 関数で初期化します。
初期化が正常終了すると、以後、制御対象へのアクセスが可能となります。
※1台の制御対象を複数アプリケーションで共有して制御を行なうことは出来ません。
HANDLE DeviceHandle;
DeviceHandle = UsbioOpen(“USBIO0”, IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
デバイス名(USBIOxx)を指定して初期化を行ないます。このデバイス名は制御対象上の DSW の値と
連動して決定します。DSW の値とデバイス名の関係は下記の通りです。また、Windows の「デバイ
スマネージャー」からデバイス名(USBIOxx)を確認することも出来ます。
DSW の設定値 デバイス名
0 USBIO0
1 USBIO1
2 USBIO2
: :
254 USBIO254
255 USBIO255
※DSW の設定値が重複している場合は、後から USB コネクタに接続された制御対象は正しく認識
しません。
※ホスト PC に CoolIOs USB 製品を接続した状態では IO 部の電源供給は OFF になっています。
UsbioOpen 関数を実行することで、CoolIOs USB 製品の IO 部に電源供給を ON します。
初期化した制御対象は、アプリケーション終了の際には必ず終了処理(UsbioClose 関数)を行なっ
てください。
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2.Write 処理
UsbioWrite関数を使用して、各CoolIOs USB製品にデータのライトを行なうことが出来ます。
CoolIOs USB製品ごとに指定する「レジスタ情報」や、指定する「設定値」が異なります。詳細は
『第 5章 ハードウェア固有情報』を参照してください。
int ret;
HANDLE DeviceHandle;
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_294133_DO_1_8, 0x01);
この場合は URS-294133 の製品について、DO1 を ON、DO2 から DO7 を OFF にする例を記載していま
す。
3.Read 処理
UsbioRead関数を使用して、各CoolIOs USB製品からデータのリードを行なうことが出来ます。
CoolIOs USB製品ごとに指定する「レジスタ情報」や、得られる「取得値」が異なります。詳細は
『第 5章 ハードウェア固有情報』を参照してください。
int ret;
HANDLE DeviceHandle;
unsigned int data;
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_294133_DI_1_8, &data);
この場合は URS-294133 の製品について、DI1 から DI8 の状態を取得する例を記載しています。
レジスタ情報 設定値
レジスタ情報 取得値
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4.終了処理
UsbioClose 関数でデバイスの終了処理を行います。アプリケーションでは、必ずクローズ処理を
行ってから終了してください。
int ret;
HANDLE DeviceHandle;
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
※UsbioClose 関数実行後、CoolIOs USB 製品の IO 部の電源供給は OFF されません。電源供給を
OFF にする場合は、UsbioClose 関数実行後、ホスト PCから CoolIOs USB 製品を外してください。
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第4章 リファレンス
4.1 関数一覧
No 関数名 機能
●初期化関数
1 UsbioOpen デバイスをオープンします。
2 UsbioClose デバイスをクローズします。
●リード / ライト
3 UsbioWrite USB デバイスにデータを 1件ライトします。
4 UsbioRead USB デバイスからデータを 1件リードします。
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4.2 関数個別説明
1. UsbioOpen 【機能】
デバイスをオープンします。
Windows の「デバイスマネージャー」に認識された弊社 USB 製品が一覧表示されます。一覧の
製品型式の横にデバイス名(USBIOxx)が表示されます。
【書式】
●C言語
HANDLE UsbioOpen(
LPCSTR Name,
unsigned int Flag
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifusbio.dll")]
public static extern IntPtr UsbioOpen(
string Name,
uint Flag
);
●Visual Basic .NET
Declare Function UsbioOpen Lib "ifusbio.dll"(_
ByVal Name As String, _
ByVal Flag As UInteger _
)As IntPtr
【パラメータ】
Name オープンするデバイス名を指定します。
Flag オープン時のフラグを指定します。
値 値 説明
IFUSBIO_FLAG_NORMAL 0 本関数の引数には常にこの値を使用します。
【戻り値】
UsbioOpen 関数が正常に終了した場合には、有効なハンドルが返されます。
他の関数は、本関数により取得したハンドルを使用してデバイスの制御を行います。
オープンに失敗した場合には、INVALID_HANDLE_VALUE(-1)が返されます。
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【備考】
●デバイス名について
オープンするにはデバイス名を指定します。
デバイス名は「USBIOxx」(x は 0~255)となります。デバイス名は、DSW の設定値によって割
り当てられます。DSWの設定値が 0の場合 USBIO0、DSW の設定値が 1の場合 USBIO1 となります。
複数枚ご使用になる場合は、制御するインタフェースモジュールのデバイス名を事前にご確認
ください。デバイス名の確認はデバイスマネージャにて確認できます。
●IO 部の電源供給について
ホスト PC に CoolIOs USB 製品を接続した状態では IO 部の電源供給は OFF になっています。
UsbioOpen 関数を実行することで、CoolIOs USB 製品の IO 部に電源供給を ON します。
UsbioOpen 関数内で、電源供給後、IO 部が使用できる状態になるまで、500ms 程度 wait してい
ます。
【注意事項】
●デバイスのシェアオープンについて
本ソフトウェアはデバイスのシェアオープンをサポートしていないため、同じデバイスを 2 つ
以上のアプリケーションで共有することが出来ません。
【使用例】
●C言語
HANDLE DeviceHandle;
DeviceHandle = UsbioOpen(“USBIO1”, IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
●Visual C# .NET
IntPtr DeviceHandle;
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
●Visual Basic .NET
Dim DeviceHandle As IntPtr
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL) デバイス名”USBIO1”のデバイスをオープンします。
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2. UsbioClose 【機能】
デバイスをクローズします。
デバイスアクセスのために使用されていた各種リソースの解放を行い、以後のデバイスへのア
クセスを禁止します。
【書式】
●C言語
int UsbioClose(
HANDLE DeviceHandle
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifusbio.dll")]
public static extern int UsbioClose(
IntPtr DeviceHandle
);
●Visual Basic .NET
Declare Function UsbioClose Lib "ifusbio.dll"(_
ByVal DeviceHandle As IntPtr _
)As Integer
【パラメータ】
DeviceHandle UsbioOpen 関数で取得したデバイスハンドルを指定します。
【戻り値】
正常終了した場合は、IFUSBIO_ERROR_SUCCESSが返されます。
IFUSBIO_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.3 戻り値一覧』をご参照くだ
さい。
【備考】
・再度、デバイスへのアクセスを行う場合にはオープン処理(UsbioOpen 関数)を呼び出してく
ださい。
・UsbioClose 関数実行後、CoolIOs USB 製品の IO 部の電源供給は OFF されません。
電源供給を OFF にする場合は、UsbioClose 関数実行後、ホスト PC から CoolIOs USB 製品を
外してください。
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【使用例】
●C言語
int ret;
HANDLE DeviceHandle;
DeviceHandle = UsbioOpen(“USBIO1”, IFUSBIO_FLAG_NORMAL); :
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
●Visual C# .NET
int ret;
IntPtr DeviceHandle;
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL); :
ret = IFCUSBIO.UsbioClose(DeviceHandle);
●Visual Basic .NET
Dim ret As Integer
Dim DeviceHandle As IntPtr
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL) :
ret = IFCUSBIO.UsbioClose(DeviceHandle)
デバイスクローズを行ないます。
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3. UsbioWrite 【機能】
USB デバイスにデータを 1件ライトします。
【書式】
●C言語
int UsbioWrite(
HANDLE DeviceHandle,
unsigned int RegisterInfo,
unsigned int Value
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifusbio.dll")]
public static extern int UsbioWrite (
IntPtr DeviceHandle
uint RegisterInfo,
uint Value
);
●Visual Basic .NET
Declare Function UsbioWrite Lib "ifusbio.dll"(_
ByVal DeviceHandle As IntPtr, _
ByVal RegisterInfo As Uinteger, _
ByVal Value As Uinteger _
)As Integer
【パラメータ】
DeviceHandle UsbioOpen 関数で取得したデバイスハンドルを指定します。
RegisterInf データをライトするレジスタ情報を指定します。
指定する値は、製品ごとに異なります。詳細は『第 5章 ハードウェア固有情報』を参照し
てください。
Value USB デバイスにライトする設定値を指定します。
指定する値は、製品ごとに異なります。詳細は『第 5章 ハードウェア固有情報』を参照し
てください。
【戻り値】
正常終了した場合は、IFUSBIO_ERROR_SUCCESSが返されます。
IFUSBIO_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.3 戻り値一覧』をご参照くだ
さい。
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【使用例】
●C言語
int ret;
HANDLE DeviceHandle;
DeviceHandle = UsbioOpen(“USBIO1”, IFUSBIO_FLAG_NORMAL); :
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_294133_DO_1_8, 0x01);
●Visual C# .NET
int ret;
IntPtr DeviceHandle;
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL); :
ret = IFCUSBIO.UsbioWrite(DeviceHandle, IFCUSBIO.C_294133_DO_1_8, 0x01);
●Visual Basic .NET
Dim ret As Integer
Dim DeviceHandle As IntPtr
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL) :
ret = IFCUSBIO.UsbioWrite(DeviceHandle, IFCUSBIO.C_294133_DO_1_8, 0x01)
URS-294133 の DO1 を ON にします。
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4. UsbioRead 【機能】
USB デバイスからデータを 1件リードします。
【書式】
●C言語
int UsbioRead(
HANDLE DeviceHandle,
unsigned int RegisterInfo,
unsigned int * pValue
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifusbio.dll")]
public static extern int UsbioRead (
IntPtr DeviceHandle
uint RegisterInfo,
out uint pValue
);
●Visual Basic .NET
Declare Function UsbioRead Lib "ifusbio.dll"(_
ByVal DeviceHandle As IntPtr, _
ByVal RegisterInfo As Uinteger, _
ByRef pValue As Uinteger _
)As Integer
【パラメータ】
DeviceHandle UsbioOpen 関数で取得したデバイスハンドルを指定します。
RegisterInf データをリードするレジスタ情報を指定します。
指定する値は、製品ごとに異なります。詳細は『第 5章 ハードウェア固有情報』を参照し
てください。
pValue USB デバイスからリードした値を格納するポインタを指定します。
取得される値は、製品ごとに異なります。詳細は『第 5章 ハードウェア固有情報』を参照
してください。
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【戻り値】
正常終了した場合は、IFUSBIO_ERROR_SUCCESSが返されます。
IFUSBIO_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.3 戻り値一覧』をご参照くだ
さい。
【使用例】
●C言語
int ret;
HANDLE DeviceHandle;
unsigned int data;
DeviceHandle = UsbioOpen(“USBIO1”, IFUSBIO_FLAG_NORMAL); :
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_294133_DI_1_8, &data);
●Visual C# .NET
int ret;
IntPtr DeviceHandle;
uint data;
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL); :
ret = IFCUSBIO.UsbioRead(DeviceHandle, IFCUSBIO.C_294133_DI_1_8, out data);
●Visual Basic .NET
Dim ret As Integer
Dim DeviceHandle As IntPtr
Dim data As UInteger
DeviceHandle = IFCUSBIO.UsbioOpen(“USBIO1”, IFCUSBIO.IFUSBIO_FLAG_NORMAL) :
ret = IFCUSBIO.UsbioRead(DeviceHandle, IFCUSBIO.C_294133_DI_1_8, data)
URS-294133 の DI1 から DI8 の状態を取得します。
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4.3 戻り値一覧
エラー識別子 値 意味 対処方法
IFUSBIO_ERROR_SUCCESS 00000000h 正常終了 -
IFUSBIO_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h パラメータが不正です。 設定可能範囲をご確認の上、パラメータ
を設定してください。
IFUSBIO_ERROR_INVALID_HANDLE C0000003h デバイスハンドルが正
しくありません。
不正なデバイスハンドルで呼び出しを
行なおうとしました。UsbioOpen 関数で
返されたデバイスハンドルを使用して
ください。
IFUSBIO_ERROR_ALREADY_OPEN C0000004h すでに OPEN しているデ
バイスを OPEN しようと
しました。
既に OPEN されているデバイスです。デ
バイスクローズした後、再度デバイスオ
ープンしてください。
IFUSBIO_ERROR_NULL_POINTER C0000005h NULL ポインタです。 渡されたパラメータが NULL ポインタで
す。
IFUSBIO_ERROR_IO_TIMEOUT C0000006h USBデバイスとの通信が
タイムアウトしました。
USBデバイスの抜き差しを行なってくだ
さい。
IFUSBIO_ERROR_MEMORY_NOTALLOCATED C0000007h 作業用メモリの確保に
失敗しました。
利用可能なメモリが足りなくなってい
ます。メモリの使用を抑えてください。
IFUSBIO_ERROR_INTERNAL_ERROR C0000008h 内部エラーが発生しま
した。
ドライバの内部エラーです。どのような
状況でエラーが発生したかをご連絡く
ださい。
IFUSBIO_ERROR_IO_PENDING C0000009h 非同期処理 I/O 操作が
進行中です。
WaitForSingleObject関数等でイベント
の完了を待ってください。
IFUSBIO_ERROR_NOT_SUPPORTED C000000Bh サポートされていない
機能です。
サポートしていない機能を制御する関
数を実行した場合になるエラーです。
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第5章 ハードウェア固有情報
製品固有の情報を記載しています。
5.1 URS-226120
5.1.1 UsbioWrite 関数に関する内容
URS-226120 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報と設定値はありませ
ん。
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5.1.2 UsbioRead 関数に関する内容
URS-226120 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_226120_DI_1_8 DI1 から DI8 の状態を取得します。
C_226120_DI_1_16 DI1 から DI16 の状態を取得します。
C_226120_DI_9_16 DI9 から DI16 の状態を取得します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
C_226120_DI_1_8
概要 DI1 から DI8 の状態を取得します。
識別子 C_226120_DI_1_8 レジスタ情報
値 08000012h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
IN8 IN7 IN6 IN5 IN4 IN3 IN2 IN1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 IN1、IN3、IN5、IN7 が ON。
IN2、IN4、IN6、IN8 が OFF。
C_226120_DI_1_16
概要 DI1 から DI16 の状態を取得します。
識別子 C_226120_DI_1_16 レジスタ情報
値 10000012h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit15 bit14 … bit3 bit2 bit1 bit0
IN16 IN15 … IN4 IN3 IN2 IN1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 0F0Fh 取得値(例)
意味 IN1~IN4、IN9~IN12 が ON。
IN5~IN8、IN13~IN16 が OFF。
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C_226120_DI_9_16
概要 DI9 から DI16 の状態を取得します。
識別子 C_226120_DI_9_16 レジスタ情報
値 08000013h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
IN16 IN15 IN14 IN13 IN12 IN11 IN10 IN9
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 IN9、IN11、IN13、IN15 が ON。
IN10、IN12、IN14、IN16 が OFF。
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5.1.3 DI 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DI 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
unsigned int data;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioRead 関数の第二引数に C_226120_DI_xx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioRead 関数の第三引数に DI した取得値が格納されます。
// (例)DI1 から DI16 の状態を取得します。
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_226120_DI_1_16, &data);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioRead error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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5.2 URS-252102
5.2.1 UsbioWrite 関数に関する内容 URS-252102 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通り
です。
レジスタ情報 概要
C_252102_DO_1_8 DO1 から DO8 を制御します。
C_252102_DO_1_16 DO1 から DO16 を制御します。
C_252102_DO_9_16 DO9 から DO16 を制御します。
下記にレジスタ情報と設定値についての詳細を記載しています。
C_252102_DO_1_8
概要 DO1 から DO8 を制御します。
識別子 C_252102_DO_1_8 レジスタ情報
値 08000010h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT8 OUT7 OUT6 OUT5 OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 55h 設定値(例)
意味 OUT1、OUT3、OUT5、OUT7 を ON にする。
OUT2、OUT4、OUT6、OUT8 を OFF にする。
C_252102_DO_1_16
概要 DO1 から DO16 を制御します。
識別子 C_252102_DO_1_16 レジスタ情報
値 10000010h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit15 bit14 … bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 … OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 0F0Fh 設定値(例)
意味 OUT1~OUT4、OUT9~OUT12 を ON にする。
OUT5~OUT8、OUT13~OUT16 を OFF にする。
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C_252102_DO_9_16
概要 DO9 から DO16 を制御します。
識別子 C_252102_DO_9_16 レジスタ情報
値 08000011h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 OUT14 OUT13 OUT12 OUT11 OUT10 OUT9
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 55h 設定値(例)
意味 OUT9、OUT11、OUT13、OUT15 を ON にする。
OUT10、OUT12、OUT14、OUT16 を OFF にする。
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26
5.2.2 UsbioRead 関数に関する内容
URS-252102 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_252102_DO_1_8 DO1 から DO8 の設定値を取得します。
C_252102_DO_1_16 DO1 から DO16 の設定値を取得します。
C_252102_DO_9_16 DO9 から DO16 の設定値を取得します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
C_252102_DO_1_8
概要 DO1 から DO8 の設定値を取得します。
識別子 C_252102_DO_1_8 レジスタ情報
値 08000010h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT8 OUT7 OUT6 OUT5 OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 OUT1、OUT3、OUT5、OUT7 が ON。
OUT2、OUT4、OUT6、OUT8 が OFF。
C_252102_DO_1_16
概要 DO1 から DO16 の設定値を取得します。
識別子 C_252102_DO_1_16 レジスタ情報
値 10000010h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit15 bit14 … bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 … OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 0F0Fh 取得値(例)
意味 OUT1~OUT4、OUT9~OUT12 が ON。
OUT5~OUT8、OUT13~OUT16 が OFF。
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C_252102_DO_9_16
概要 DO9 から DO16 の設定値を取得します。
識別子 C_252102_DO_9_16 レジスタ情報
値 08000011h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 OUT14 OUT13 OUT12 OUT11 OUT10 OUT9
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 OUT9、OUT11、OUT13、OUT15 が ON。
OUT10、OUT12、OUT14、OUT16 が OFF。
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5.2.3 DO 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DO 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_252102_DO_xx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioWrite 関数の第三引数に DO 制御を行なう設定値を指定します。
// (例)DO1 から DO16 を ON する処理を表しています。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_252102_DO_1_16, 0x000000FF);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioWrite error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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5.3 URS-286111
5.3.1 UsbioWrite 関数に関する内容
URS-286111 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通り
です。
レジスタ情報 概要
C_286111_DO_1_8 DO1 から DO8 を制御します。
下記にレジスタ情報と設定値についての詳細を記載しています。
C_286111_DO_1_8
概要 DO1 から DO8 を制御します。
識別子 C_286111_DO_1_8 レジスタ情報
値 08000010h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT8 OUT7 OUT6 OUT5 OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 55h 設定値(例)
意味 OUT1、OUT3、OUT5、OUT7 を ON にする。
OUT2、OUT4、OUT6、OUT8 を OFF にする。
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5.3.2 UsbioRead 関数に関する内容
URS-286111 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_286111_DO_1_8 DO1 から DO8 の設定値を取得します。
C_286111_DI_1_8 DI1 から DI8 の状態を取得します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
C_286111_DO_1_8
概要 DO1 から DO8 の設定値を取得します。
識別子 C_286111_DO_1_8 レジスタ情報
値 08000010h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT8 OUT7 OUT6 OUT5 OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 OUT1、OUT3、OUT5、OUT7 が ON。
OUT2、OUT4、OUT6、OUT8 が OFF。
C_286111_DI_1_8
概要 DI1 から DI8 の状態を取得します。
識別子 C_286111_DI_1_8 レジスタ情報
値 08000012h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
IN8 IN7 IN6 IN5 IN4 IN3 IN2 IN1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 IN1、IN3、IN5、IN7 が ON。
IN2、IN4、IN6、IN8 が OFF。
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5.3.3 DO 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DO 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_286111_DO_xx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioWrite 関数の第三引数に DO 制御を行なう設定値を指定します。
// (例)DO1 から DO8 を ON する処理を表しています。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_286111_DO_1_8, 0x000000FF);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioWrite error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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5.3.4 DI 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DI 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
unsigned int data;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioRead 関数の第二引数に C_286111_DI_xx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioRead 関数の第三引数に DI した取得値が格納されます。
// (例)DI1 から DI8 の状態を取得します。
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_286111_DI_1_8, &data);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioRead error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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5.4 URS-294133
5.4.1 UsbioWrite 関数に関する内容 URS-294133 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通り
です。
レジスタ情報 概要
C_294133_DO_1_8 DO1 から DO8 を制御します。
C_294133_DO_1_16 DO1 から DO16 を制御します。
C_294133_DO_1_24 DO1 から DO24 を制御します。
C_294133_DO_9_16 DO9 から DO16 を制御します。
C_294133_DO_17_24 DO17 から DO24 を制御します。
下記にレジスタ情報と設定値についての詳細を記載しています。
C_294133_DO_1_8
概要 DO1 から DO8 を制御します。
識別子 C_294133_DO_1_8 レジスタ情報
値 08000010h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT8 OUT7 OUT6 OUT5 OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 55h 設定値(例)
意味 OUT1、OUT3、OUT5、OUT7 を ON にする。
OUT2、OUT4、OUT6、OUT8 を OFF にする。
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C_294133_DO_1_16
概要 DO1 から DO16 を制御します。
識別子 C_294133_DO_1_16 レジスタ情報
値 10000010h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit15 bit14 … bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 … OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 0F0Fh 設定値(例)
意味 OUT1~OUT4、OUT9~OUT12 を ON にする。
OUT5~OUT8、OUT13~OUT16 を OFF にする。
C_294133_DO_1_24
概要 DO1 から DO24 を制御します。
識別子 C_294133_DO_1_24 レジスタ情報
値 18000010h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit23 bit22 … bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 … OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 0F0F0Fh 設定値(例)
意味 OUT1~OUT4、OUT9~OUT12、OUT17~OUT20 を ON にする。
OUT5~OUT8、OUT13~OUT16、OUT21~OUT24 を OFF にする。
C_294133_DO_9_16
概要 DO9 から DO16 を制御します。
識別子 C_294133_DO_9_16 レジスタ情報
値 08000011h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 OUT14 OUT13 OUT12 OUT11 OUT10 OUT9
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 55h 設定値(例)
意味 OUT9、OUT11、OUT13、OUT15 を ON にする。
OUT10、OUT12、OUT14、OUT16 を OFF にする。
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35
C_294133_DO_17_24
概要 DO17 から DO24 を制御します。
識別子 C_294133_DO_17_24 レジスタ情報
値 08000012h
設定する値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT24 OUT23 OUT22 OUT21 OUT20 OUT19 OUT18 OUT17
設定値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
設定値 55h 設定値(例)
意味 OUT17、OUT19、OUT21、OUT23 を ON にする。
OUT18、OUT20、OUT22、OUT24 を OFF にする。
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36
5.4.2 UsbioRead 関数に関する内容
URS-294133 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_294133_DO_1_8 DO1 から DO8 の設定値を取得します。
C_294133_DO_1_16 DO1 から DO16 の設定値を取得します。
C_294133_DO_1_24 DO1 から DO24 の設定値を取得します。
C_294133_DO_9_16 DO9 から DO16 の設定値を取得します。
C_294133_DO_17_24 DO17 から DO24 の設定値を取得します。
C_294133_DI_1_8 DI1 から DI8 の状態を取得します。
C_294133_DI_1_16 DI1 から DI16 の状態を取得します。
C_294133_DI_1_24 DI1 から DI24 の状態を取得します。
C_294133_DI_9_16 DI9 から DI16 の状態を取得します。
C_294133_DI_17_24 DI17 から DI24 の状態を取得します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
C_294133_DO_1_8
概要 DO1 から DO8 の設定値を取得します。
識別子 C_294133_DO_1_8 レジスタ情報
値 08000010h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT8 OUT7 OUT6 OUT5 OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 OUT1、OUT3、OUT5、OUT7 が ON。
OUT2、OUT4、OUT6、OUT8 が OFF。
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C_294133_DO_1_16
概要 DO1 から DO16 の設定値を取得します。
識別子 C_294133_DO_1_16 レジスタ情報
値 10000010h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit15 bit14 … bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 … OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 0F0Fh 取得値(例)
意味 OUT1~OUT4、OUT9~OUT12 が ON。
OUT5~OUT8、OUT13~OUT16 が OFF。
C_294133_DO_1_24
概要 DO1 から DO24 の設定値を取得します。
識別子 C_294133_DO_1_24 レジスタ情報
値 18000010h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit23 bit22 … bit3 bit2 bit1 bit0
OUT24 OUT23 … OUT4 OUT3 OUT2 OUT1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 0F0F0Fh 取得値(例)
意味 OUT1~OUT4、OUT9~OUT12、OUT17~OUT20 が ON。
OUT5~OUT8、OUT13~OUT16、OUT21~OUT24 が OFF。
C_294133_DO_9_16
概要 DO9 から DO16 の設定値を取得します。
識別子 C_294133_DO_9_16 レジスタ情報
値 08000011h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT16 OUT15 OUT14 OUT13 OUT12 OUT11 OUT10 OUT9
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 OUT9、OUT11、OUT13、OUT15 が ON。
OUT10、OUT12、OUT14、OUT16 が OFF。
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38
C_294133_DO_17_24
概要 DO17 から DO24 の設定値を取得します。
識別子 C_294133_DO_17_24 レジスタ情報
値 08000012h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
OUT24 OUT23 OUT22 OUT21 OUT20 OUT19 OUT18 OUT17
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 OUT17、OUT19、OUT21、OUT23 が ON。
OUT18、OUT20、OUT22、OUT24 が OFF。
C_294133_DI_1_8
概要 DI1 から DI8 の状態を取得します。
識別子 C_294133_DI_1_8 レジスタ情報
値 08000014h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
IN8 IN7 IN6 IN5 IN4 IN3 IN2 IN1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 IN1、IN3、IN5、IN7 が ON。
IN2、IN4、IN6、IN8 が OFF。
C_294133_DI_1_16
概要 DI1 から DI16 の状態を取得します。
識別子 C_294133_DI_1_16 レジスタ情報
値 10000014h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit15 bit14 … bit3 bit2 bit1 bit0
IN16 IN15 … IN4 IN3 IN2 IN1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 0F0Fh 取得値(例)
意味 IN1~IN4、IN9~IN12 が ON。
IN5~IN8、IN13~IN16 が OFF。
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39
C_294133_DI_1_24
概要 DI1 から DI24 の状態を取得します。
識別子 C_294133_DI_1_24 レジスタ情報
値 18000014h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit23 bit22 … bit3 bit2 bit1 bit0
IN24 IN23 … IN4 IN3 IN2 IN1
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 0F0F0Fh 取得値(例)
意味 IN1~IN4、IN9~IN12、IN17~IN20 が ON。
IN5~IN8、IN13~IN16、IN21~IN24 が OFF。
C_294133_DI_9_16
概要 DI9 から DI16 の状態を取得します。
識別子 C_294133_DI_9_16 レジスタ情報
値 08000015h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
IN16 IN15 IN14 IN13 IN12 IN11 IN10 IN9
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 IN9、IN11、IN13、IN15 が ON。
IN10、IN12、IN14、IN16 が OFF。
C_294133_DI_17_24
概要 DI17 から DI24 の状態を取得します。
識別子 C_294133_DI_17_24 レジスタ情報
値 08000016h
取得した値は、下記のようにビット毎に接点と対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
IN24 IN23 IN22 IN21 IN20 IN19 IN18 IN17
取得値
各ビットの値 : 0 (OFF 状態) 、1 (ON 状態)
取得値 55h 取得値(例)
意味 IN17、IN19、IN21、IN23 が ON。
IN18、IN20、IN22、IN24 が OFF。
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40
5.4.3 DO 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DO 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_294133_DO_xx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioWrite 関数の第三引数に DO 制御を行なう設定値を指定します。
// (例)DO1 から DO24 を ON する処理を表しています。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_294133_DO_1_24, 0x000000FF);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioWrite error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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41
5.4.4 DI 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DI 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
unsigned int data;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioRead 関数の第二引数に C_294133_DI_xx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioRead 関数の第三引数に DI した取得値が格納されます。
// (例)DI1 から DI24 の状態を取得します。
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_294133_DI_1_24, &data);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioRead error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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42
5.5 URS-323416
5.5.1 UsbioWrite 関数に関する内容
URS-323416 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報と設定値はありませ
ん。
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43
5.5.2 UsbioRead 関数に関する内容 URS-323416 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_323416_AD1 AD1 の状態を取得します。
C_323416_AD2 AD2 の状態を取得します。
C_323416_AD3 AD3 の状態を取得します。
C_323416_AD4 AD4 の状態を取得します。
C_323416_AD5 AD5 の状態を取得します。
C_323416_AD6 AD6 の状態を取得します。
C_323416_AD7 AD7 の状態を取得します。
C_323416_AD8 AD8 の状態を取得します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
C_323416_AD1
概要 AD1 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD1 レジスタ情報
値 10000010h
取得値 AD1 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
C_323416_AD2
概要 AD2 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD2 レジスタ情報
値 10000012h
取得値 AD2 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
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44
C_323416_AD3
概要 AD3 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD3 レジスタ情報
値 10000014h
取得値 AD3 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
C_323416_AD4
概要 AD4 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD4 レジスタ情報
値 10000016h
取得値 AD4 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
C_323416_AD5
概要 AD5 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD5 レジスタ情報
値 10000018h
取得値 AD5 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
C_323416_AD6
概要 AD6 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD6 レジスタ情報
値 1000001Ah
取得値 AD6 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
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45
C_323416_AD7
概要 AD7 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD7 レジスタ情報
値 1000001Ch
取得値 AD7 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
C_323416_AD8
概要 AD8 の状態を取得します。
識別子 C_323416_AD8 レジスタ情報
値 1000001Eh
取得値 AD8 の変換値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V を取得
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46
5.5.3 AD 制御を行なうプログラム例(Visual C++) AD 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
unsigned int data;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// UsbioRead 関数の第二引数に C_323416_ADxx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioRead 関数の第三引数に AD した取得値が格納されます。
// (例)AD1 の値を取得します。
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_323416_AD1, &data);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioRead error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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5.6 URS-343416
5.6.1 UsbioWrite 関数に関する内容 URS-343416 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通り
です。
レジスタ情報 概要
C_343416_DA1 DA1 を制御します。
C_343416_DA2 DA2 を制御します。
C_343416_DA3 DA3 を制御します。
C_343416_DA4 DA4 を制御します。
C_343416_OUTRY DA のリレーを制御します。
下記にレジスタ情報と設定値についての詳細を記載しています。
C_343416_DA1
概要 DA1 を制御します。
識別子 C_343416_DA1 レジスタ情報
値 10000010
設定値 DA1 の出力値として 16bit のデータ(0000-FFFFh)を設定できます。
設定値 8000h 設定値(例)
意味 0V を出力
C_343416_DA2
概要 DA2 を制御します。
識別子 C_343416_DA2 レジスタ情報
値 10000012
設定値 DA2 の出力値として 16bit のデータ(0000-FFFFh)を設定できます。
設定値 8000h 設定値(例)
意味 0V を出力
C_343416_DA3
概要 DA3 を制御します。
識別子 C_343416_DA3 レジスタ情報
値 10000014
設定値 DA3 の出力値として 16bit のデータ(0000-FFFFh)を設定できます。
設定値 8000h 設定値(例)
意味 0V を出力
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C_343416_DA4
概要 DA4 を制御します。
識別子 C_343416_DA4 レジスタ情報
値 10000016
設定値 DA4 の出力値として 16bit のデータ(0000-FFFFh)を設定できます。
設定値 8000h 設定値(例)
意味 0V を出力
C_343416_OUTRY
概要 DA のリレーを制御します
識別子 C_343416_OUTRY レジスタ情報
値 08010080h
設定する値は、下記のようにビット毎に該当するリレーと対応しています。
bit3 bit2 bit1 bit0
DA4 DA3 DA2 DA1
設定値
各ビットの値 : 0 (DA 無効) 、1 (DA 有効)
設定値 5h 設定値(例)
意味 DA1、DA3 を DA 有効
DA2、DA4 を DA 無効
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49
5.6.2 UsbioRead 関数に関する内容 URS-343416 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_343416_DA1 DA1 の設定値を取得します。
C_343416_DA2 DA2 の設定値を取得します。
C_343416_DA3 DA3 の設定値を取得します。
C_343416_DA4 DA4 の設定値を取得します。
C_343416_OUTRY DA のリレーの設定値を取得します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
C_343416_DA1
概要 DA1 の設定値を取得します。
識別子 C_343416_DA1 レジスタ情報
値 10000010h
取得値 DA1 の設定値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V の設定値を取得
C_343416_DA2
概要 DA2 の設定値を取得します。
識別子 C_343416_DA2 レジスタ情報
値 10000012h
取得値 DA2 の設定値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V の設定値を取得
C_343416_DA3
概要 DA3 の設定値を取得します。
識別子 C_343416_DA3 レジスタ情報
値 10000014h
取得値 DA3 の設定値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V の設定値を取得
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C_343416_DA4
概要 DA4 の設定値を取得します。
識別子 C_343416_DA4 レジスタ情報
値 10000016h
取得値 DA4 の設定値が 16bit のデータ(0000-FFFFh)として取得されます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 0V の設定値を取得
C_343416_OUTRY
概要 DA のリレーの設定値を取得します。
識別子 C_343416_OUTRY レジスタ情報
値 08010080h
取得した値は、下記のようにビット毎に該当するリレーと対応しています。
bit3 bit2 bit1 bit0
DA4 DA3 DA2 DA1
取得値
各ビットの値 : 0 (DA 無効) 、1 (DA 有効)
取得値 5h 取得値(例)
意味 DA1、DA3 が DA 有効
DA2、DA4 が DA 無効
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5.6.3 DA 制御を行なうプログラム例(Visual C++) DA 制御を行なうプログラム例について記載します。
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// リレー制御を行い、該当する DA のチャンネルを有効にします。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_343416_OUTRY を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数にリレーの設定値を指定します。
// (例) DA1 のリレーを有効にします。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_343416_OUTRY, 0x01);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioWrite error : %x \n", ret);
return -1;
}
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_343416_DAxx で始まる識別子を指定します。
// 識別子の情報は定義ファイル(ifusbio.h)に記載されています。
// UsbioWrite 関数の第三引数に DA 制御を行なう設定値を指定します。
// (例)DA1 から 0V(8000h)を出力する処理を表しています。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_343416_DA1, 0x8000);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioWrite error : %x \n", ret);
return -1;
}
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52
// リレー制御を行い、該当する DA のチャンネルを無効にします。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_343416_OUTRY を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数にリレーの設定値を指定します。
// (例) 全ての DA のリレーを無効にします。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_343416_OUTRY, 0x00);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioWrite error : %x \n", ret);
return -1;
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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53
5.7 URS-631504
5.7.1 カウントモード URS-631504 で使用できる各カウントモードの動作について、下記に示します。
●カウント方向を「通常方向」に設定した場合 カウント
モード ○:カウントする ×:カウントしない
位相差パルスカウント
モード
A
B
A
B
○ × × ×
○ ○ ○ ○
○ × ○ ×
←1 逓倍→ ○×××
○ ○ ○○
○ × ○×←2 逓倍→
←4 逓倍→
アップカウント ダウンカウント
UP/DOWNパルス
カウントモード
A(UP)
+1
B(DN)
+1 -1 -1
A,B を共に“Low”にしないでください。
ゲート付き単相パルス
カウントモード
A
B
○ ×
○ ○
←1 逓倍
←2 逓倍
○ × × × × ×
○ ○ × × × ×
アップカウント
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●カウント方向を「リバース方向」に設定した場合 カウント
モード ○:カウントする ×:カウントしない
位相差パルスカウント
モード
A
B
A
B
○ × × ×
○ ○ ○ ○
○ × ○ ×
←1 逓倍→ ○×××
○ ○ ○○
○ × ○×←2 逓倍→
←4 逓倍→
ダウンカウント アップカウント
UP/DOWNパルス
カウントモード
A(UP)
-1
B(DN)
-1 +1 +1
A,B を共に“Low”にしないでください。
ゲート付き単相パルス
カウントモード
A
B
○ ×
○ ○
←1 逓倍
←2 逓倍
○ × × × × ×
○ ○ × × × ×
ダウンカウント
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55
5.7.2 UsbioWrite 関数に関する内容 URS-631504 の製品を使用した際の、UsbioWrite 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通り
です。
レジスタ情報 概要
C_631504_SETCH C_631504_MODE、C_631504_LATCH_CLR、C_631504_DFILTER の設定値
を反映させるチャンネルを設定します。
C_631504_MODE カウントモードの動作を設定します。
C_631504_LATCH_CLR カウンタの外部ラッチ、クリアの動作を設定します。
C_631504_DFILTER デジタルフィルタの値を設定します。
C_631504_SETREG C_631504_MODE、C_631504_LATCH_CLR、C_631504_DFILTER で設定し
た設定値を反映します。
C_631504_PRESET1 チャンネル 1のカウンタへ設定するプリセット値を設定します。
C_631504_PRESET2 チャンネル 2のカウンタへ設定するプリセット値を設定します。
C_631504_PRESET3 チャンネル 3のカウンタへ設定するプリセット値を設定します。
C_631504_PRESET4 チャンネル 4のカウンタへ設定するプリセット値を設定します。
C_631504_CNTCTRL1 チャンネル 1のカウンタ制御情報を設定します。
C_631504_CNTCTRL2 チャンネル 2のカウンタ制御情報を設定します。
C_631504_CNTCTRL3 チャンネル 3のカウンタ制御情報を設定します。
C_631504_CNTCTRL4 チャンネル 4のカウンタ制御情報を設定します。
下記にレジスタ情報と設定値についての詳細を記載しています。
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56
C_631504_SETCH
概要 C_631504_MODE、C_631504_LATCH_CLR、C_631504_DFILTER の設定値を反映させる
チャンネルを設定します。
識別子 C_631504_SETCH レジスタ情報
値 08000080h
設定する値は下記の 0~3の値を設定します。
値 内容
0 チャンネル 1
1 チャンネル 2
2 チャンネル 3
設定値
3 チャンネル 4
設定値 0 設定値(例)
意味 チャンネル 1を選択します。
注意事項 下記のレジスタレジスタ情報を使用して、カウントモード等の設定や反映をさせ
た後、C_631504_SETCH を使用してチャンネルを設定して下さい。
・C_631504_MODE
・C_631504_LATCH_CLR
・C_631504_DFILTER
・C_631504_SETREG
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C_631504_MODE
概要 カウントモードの動作を設定します。
識別子 C_631504_MODE レジスタ情報
値 08000081h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- - - DIR MD1 MD0 SEL1 SEL0
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
SEL0
SEL1
MD0
MD1
カウントモードを指定するビットです。
SEL0、SEL1、MD0、MD1 の組み合わせで指定します。
カウント方向を指定する。
0 通常方向(カウントアップ)
DIR
1 リバース方向(カウントダウン)
SEL0、SEL1、MD0、MD1 の組み合わせで指定するカウントモードは下記の通りです。
MD1 MD0 SEL1 SEL0 カウントモード
0 0 0 0 ・ゲート信号付き単相パルス 1逓倍モード
・非同期クリア
0 0 0 1 ・ゲート信号付き単相パルス 2逓倍モード
・非同期クリア
0 1 0 0 ・位相差パルス 1逓倍モード
・非同期クリア
0 1 0 1 ・位相差パルス 2 逓倍モード
・非同期クリア
0 1 1 0 ・位相差パルス 4 逓倍モード
・非同期クリア
1 1 0 0 ・位相差パルス 1 逓倍モード
・同期クリア
1 1 0 1 ・位相差パルス 2 逓倍モード
・同期クリア
1 1 1 0 ・位相差パルス 4 逓倍モード
・同期クリア
設定値
1 0 0 0 ・UP/DOWN パルスカウントモード
・非同期クリア
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・非同期クリア
A相、B相のステータスに関わりなく、Z相またはZ相+Lが有効になった瞬間、
(エッジにて)カウンタはクリアされます。
・同期クリア
B相が ”Low” で、Z相またはZ相+Lが有効になった時、A相の(↑)と(↓)
にてカウンタはクリアされます。
設定値 4h 設定値(例)
意味 下記のカウントモード設定にする。
・位相差パルス 1逓倍モード
・非同期クリア
・通常方向でカウントする
注意事項 C_631504_MODE を使用して、カウントモードの設定をした後は、下記のレジスタ
情報を使用して、設定の反映やチャンネルの設定を行ってください。
・C_631504_SETREG
・C_631504_SETCH
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C_631504_LATCH_CLR
概要 カウンタの外部ラッチ、クリアの動作を設定します。
識別子 C_631504_LATCH_CLR レジスタ情報
値 08000082h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- - LP ZP LTS1 LTS0 CLS1 CLS0
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
カウンタの外部クリア設定を行います。
CLS1 CLS0 内容
0 0 カウンタの外部クリアを行わない
0 1 Z 相のみでカウンタをクリア
1 0 L と Z 相が有効の時、カウンタをクリア
CLS
1 1 設定禁止
カウンタの外部ラッチ設定を行います。
LTS1 LTS0 内容
0 0 カウンタの外部ラッチを行わない
0 1 L 相のみでカウンタをラッチ
1 0 L と Z 相が有効のとき、カウンタをラッチ
設定値
LTS
1 1 フリーラン
Z 相極性を設定します。
0 Z相通常 (Highで有効)
ZP
1 Z相反転 (Lowで有効)
L の極性を設定します。
0 Lの立ち下がりを有効(↓) (Lowで有効)
LP
1 Lの立ち上がりを有効(↑) (Highで有効)
設定値 0h 設定値(例)
意味 下記のカウンタの外部ラッチ、クリアの動作に設定します。
・カウンタの外部クリアを行わない
・カウンタの外部ラッチを行わない
・Z相は通常に設定
・Lの極性は立ち下がりを有効に設定
注意事項 C_631504_LATCH_CLR を使用して、ラッチ/クリアの設定をした後は、下記のレジ
スタ情報を使用して、設定の反映やチャンネルの設定を行ってください。
・C_631504_SETREG
・C_631504_SETCH
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C_631504_DFILTER
概要 デジタルフィルタの値を設定します。
識別子 C_631504_DFILTER レジスタ情報
値 08000083h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
CCLK1 CCLK0 - CCNT4 CCNT3 CCNT2 CCNT1 CCNT0
CCNT0 ~ CCNT4、CCLK0、CCLK1 の組み合わせで設定するデジタルフィルタの値は
は下記の通りです。
0us ~ 3100us までの値を設定することが出来ます。
CCLK1
0 1
CCLK0
CCNT0 ~ CCNT4
0 1 0 1
0 停止 停止 停止 -
1 1us 10us 100us -
2 2us 20us 200us -
3 3us 30us 300us -
: : : : :
30 30us 300us 3000us -
31 31us 310us 3100us -
設定値
設定値 42h 設定値(例)
意味 A 相、B 相、Z 相、L に対して、20us のデジタルフィルタの値を設定
します。
注意事項 C_631504_DFILTER を使用して、デジタルフィルタの設定をした後は、下記のレジ
スタ情報を使用して、設定の反映やチャンネルの設定を行ってください。
・C_631504_SETREG
・C_631504_SETCH
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61
C_631504_SETREG
概要 C_631504_MODE、C_631504_LATCH_CLR、C_631504_DFILTER で設定した設定値を反
映します。
識別子 C_631504_SETREG レジスタ情報
値 0800008Eh
設定する値は、下記のビットに対応しています。
Bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- - - - - - - SET
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
SET 0→ 1 または 1→ 0 と値を変化させた場合に、 C_631504_MODE、
C_631504_LATCH_CLR、C_631504_DFILTER で設定した値が反映されま
す。
設定値
設定値 1h 設定値(例)
意味 値を 1し、設定値の反映を行う
※0→1に変化させたとき
注意事項 ・カウントモード等の設定変更を行った場合は、本レジスタ情報を使用して、設
定の反映を行ってください。
・本レジスタ情報に 0 が設定された状態で、0 を設定しても、設定値は反映され
ません。(1→1 への設定も同様。) 必ず 0 → 1、または、1 → 0 に設定値を変化
させて設定値を反映して下さい。
C_631504_PRESET1、C_631504_PRESET2、C_631504_PRESET3、C_631504_PRESET4
概要 チャンネル xx のカウンタへ設定するプリセット値を設定します。
識別子 C_631504_PRESET1 チャンネル 1
値 20000090h
識別子 C_631504_PRESET2 チャンネル 2
値 20000094h
識別子 C_631504_PRESET3 チャンネル 3
値 20000098h
識別子 C_631504_PRESET4
レジスタ情報
チャンネル 4
値 2000009Ch
設定値 プリセット値として、32bit のデータ(00000000-FFFFFFFFh)を設定できます。
設定値 1000h 設定値(例)
意味 プリセット値に 1000h を設定する。
注意事項 ・本レジスタ情報を使用して、プリセット値を設定して場合、C_631504_CNTCTRLxx
のレジスタ情報を使用して、プリセット値のロードを行ってください。
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C_631504_CNTCTRL1、C_631504_CNTCTRL2、C_631504_CNTCTRL3、C_631504_CNTCTRL4
概要 チャンネル xx のカウンタ制御情報を設定します。
識別子 C_631504_CNTCTRL1 チャンネル 1
値 080000D0h
識別子 C_631504_CNTCTRL2 チャンネル 2
値 080000D1h
識別子 C_631504_CNTCTRL3 チャンネル 3
値 080000D2h
識別子 C_631504_CNTCTRL4
レジスタ情報
チャンネル 4
値 080000D3h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
Bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- PERR_
CL
EXLTS
_CL
CBF_C
L
- CP CC CL
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
CL 0→1または1→0と値が変化した際に、カウンタ値を取得出来る状態に
する。(ソフトウェアラッチ)
CC 0→1 または 1→0 と値が変化した際に、カウンタ値をクリアする(ソフ
トウェアクリア)
CP 0→1または1→0と値が変化した際に、カウンタへプリセットレジスタ
の値をロードする。
CBF_CL 0→1 または 1→0 と値が変化した際に、CBF ビットをクリアする。
CBF ビットは C_631504_STATUSxx のレジスタ情報を使用して取得で
きる情報です。
EXLTS_CL 0→1 または 1→0 と値が変化した際に、EXLTS ビットをクリアする。
EXLTS ビットは C_631504_STATUSxx のレジスタ情報を使用して取得
できる情報です。
PERR_CL 0→1 または 1→0 と値が変化した際に、PERR ビットをクリアする。
PERRビットはC_631504_STATUSxxのレジスタ情報を使用して取得で
きる情報です。
設定値
設定値 2h 設定値(例)
意味 値を 2にし、カウンタ値のクリアを行う。
※0→2に変化させたとき
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63
5.7.3 UsbioRead 関数に関する内容 URS-631504 の製品を使用した際の、UsbioRead 関数で使用できるレジスタ情報の一覧は下記の通りで
す。
レジスタ情報 概要
C_631504_CNT1 チャンネル 1のカウンタ値を取得します。
C_631504_CNT2 チャンネル 2のカウンタ値を取得します。
C_631504_CNT3 チャンネル 3のカウンタ値を取得します。
C_631504_CNT4 チャンネル 4のカウンタ値を取得します。
C_631504_STATUS1 チャンネル 1のステータス情報を取得します。
C_631504_STATUS2 チャンネル 2のステータス情報を取得します。
C_631504_STATUS3 チャンネル 3のステータス情報を取得します。
C_631504_STATUS4 チャンネル 4のステータス情報を取得します。
C_631504_TERM_STATUS1 チャンネル 1の端子状態を取得します。
C_631504_TERM_STATUS2 チャンネル 2の端子状態を取得します。
C_631504_TERM_STATUS3 チャンネル 3の端子状態を取得します。
C_631504_TERM_STATUS4 チャンネル 4の端子状態を取得します。
C_631504_SETREG_REF C_631504_SETREG で設定した値が反映されているか確認します。
C_631504_CNTCTRL_REF1 チャンネル 1 の C_631504_CNTCTRL1 で設定した値が反映されている
か確認します。
C_631504_CNTCTRL_REF2 チャンネル 2 の C_631504_CNTCTRL1 で設定した値が反映されている
か確認します。
C_631504_CNTCTRL_REF3 チャンネル 3 の C_631504_CNTCTRL1 で設定した値が反映されている
か確認します。
C_631504_CNTCTRL_REF4 チャンネル 4 の C_631504_CNTCTRL1 で設定した値が反映されている
か確認します。
下記にレジスタ情報と取得値についての詳細を記載しています。
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C_631504_CNT1、C_631504_CNT2、C_631504_CNT3、C_631504_CNT4
概要 チャンネル xx のカウンタ値を取得します。
識別子 C_631504_CNT1 チャンネル 1
値 20000010h
識別子 C_631504_CNT2 チャンネル 2
値 20000014h
識別子 C_631504_CNT3 チャンネル 3
値 20000018h
識別子 C_631504_CNT4
レジスタ情報
チャンネル 4
値 2000001Ch
取得値 チャンネルxxのカウンタ値が32bitのデータ(00000000-FFFFFFFFh)として取得さ
れます。
取得値 8000h 取得値(例)
意味 8000h のカウンタ値を取得
注意事項 ・C_631504_LATCH_CLR のレジスタ情報で「カウンタの外部ラッチを行わない」の
設定を行った場合、C_631504_CNTCTRLxx のレジスタ情報を使用して、ソフトウ
ェアラッチを行った後、カウンタ値の取得を行ってください。
・C_631504_LATCH_CLR のレジスタ情報で「L や Z 相を使用した外部ラッチ」の設
定を行った場合、L や Z 相に信号を入力し、外部ラッチがされた後、カウンタ
値の取得を行ってください。
・C_631504_LATCH_CLR のレジスタ情報で「フリーラン」の設定を行った場合、常
にラッチされた状態になるため、C_631504_CNTxx のみでカウンタ値の取得を行
うことが出来ます。
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C_631504_STATUS1、C_631504_STATUS2、C_631504_STATUS3、C_631504_STATUS4
概要 チャンネル xx のステータス情報を取得します。
識別子 C_631504_STATUS1 チャンネル 1
値 08000050h
識別子 C_631504_STATUS2 チャンネル 2
値 08000051h
識別子 C_631504_STATUS3 チャンネル 3
値 08000052h
識別子 C_631504_STATUS4
レジスタ情報
チャンネル 4
値 08000053h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- - PERR - EXLTS - CBF U/D
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
現在のカウント方向の状態を表しています。
0 カウンタ方向がダウン
U/D
1 カウンタ方向がアップ
キャリー / ボロー発生状態を表しています。
キャリー:FFFFFFFFh → 00000000h に変化すること
ボロー:00000000h → FFFFFFFFh に変化すること
0 キャリー / ボロー未発生
CBF
1 キャリー / ボロー発生
カウンタ外部ラッチの発生状態を表しています。(ソフトウェアラッ
チは無効)
0 外部ラッチ未発生
EXLTS
1 外部ラッチ発生
位相差パルスモード(1,2,4 逓倍)での入力異常検出状態を表してい
ます。
0 入力異常検出が未発生
1 入力異常検出が発生
PERR
取得値
AB:00
AB:10
AB:01
AB:11
正規の状態遷移
異常な状態遷移
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取得値 1h 取得値(例)
意味 カウンタ方向がアップした。
注意事項 ・CBF ビットが 1 になった場合は、C_631504_CNTCTRLxx のレジスタ情報を使用し
てビットのクリアを行うことが出来ます。
・EXLTS ビットが 1 になった場合は、C_631504_CNTCTRLxx のレジスタ情報を使用
してビットのクリアを行うことが出来ます。
・PERR ビットが 1になった場合は、C_631504_CNTCTRLxx のレジスタ情報を使用し
てビットのクリアを行うことが出来ます。
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C_631504_TERM_STATUS1 、 C_631504_TERM_STATUS2 、 C_631504_TERM_STATUS3 、
C_631504_TERM_STATUS4
概要 チャンネル xx の端子状態を取得します。
識別子 C_631504_TERM_STATUS1 チャンネル 1
値 08000060h
識別子 C_631504_TERM_STATUS2 チャンネル 2
値 08000061h
識別子 C_631504_TERM_STATUS3 チャンネル 3
値 08000062h
識別子 C_631504_TERM_STATUS4
レジスタ情報
チャンネル 4
値 08000063h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- - - - L Z B A
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
A 相の端子状態を表しています。
0 A 相の端子が High
A
1 A 相の端子が Low
B 相の端子状態を表しています。
0 B 相の端子が High
B
1 B 相の端子が Low
Z 相の端子状態を表しています。
0 Z 相の端子が High
Z
1 Z 相の端子が Low
L の端子状態を表しています。
0 L 相の端子が High
L
1 L 相の端子が Low
取得値
取得値 1h 取得値(例)
意味 A 相が Low、B 相が High、Z 相が High、L が High
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C_631504_SETREG_REF
概要 C_631504_SETREG で設定した値が反映されているか確認します。
識別子 C_631504_SETREG_REF レジスタ情報
値 0800008Fh
取得する値は、下記のビットに対応しています。
Bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 Bit0
- - - - - - - SET_R
ESULT
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
SET_RESU
LT
C_631504_SETREG にライトする値を変化させて、C_631504_MODE、
C_631504_LATCH_CLR、C_631504_DFILTER の設定が反映される度に、0
→1 または 1→0 と値が変化します。
取得値
取得値 1h 取得値(例)
意味 設定値が反映された。
※0→1に変化したとき
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C_631504_CNTCTRL_REF1 、 C_631504_CNTCTRL_REF2 、 C_631504_CNTCTRL_REF3 、
C_631504_CNTCTRL_REF4
概要 C_631504_CNTCTRLxx で設定した値が反映されているか確認します。
識別子 C_631504_CNTCTRL_REF1 チャンネル 1
値 080000E0h
識別子 C_631504_CNTCTRL_REF2 チャンネル 2
値 080000E1h
識別子 C_631504_CNTCTRL_REF3 チャンネル 3
値 080000E2h
識別子 C_631504_CNTCTRL_REF4
レジスタ情報
チャンネル 4
値 080000E3h
設定する値は、下記のビットに対応しています。
bit7 bit6 bit5 bit4 bit3 bit2 bit1 bit0
- PERR_
CL_RE
SULT
EXLTS
_CL_R
ESULT
CBF_C
L_RES
ULT
- CP_RE
SULT
CC_RE
SULT
CL_RE
SULT
各ビットの意味は下記となります。
ビット 内容
CL_RESUL
T
C_631504_CNTCTRLxxのレジスタ情報のCLを変化させてソフトウェア
ラッチされる度に、0→1 または 1→0 と値が変化します。
CC_RESUL
T
C_631504_CNTCTRLxxのレジスタ情報のCCを変化させてソフトウェア
クリアされる度に、0→1 または 1→0 と値が変化します。
CP_RESUL
T
C_631504_CNTCTRLxxのレジスタ情報のCPを変化させてプリセットロ
ードされる度に、0→1 または 1→0 と値が変化します。
CBF_CL_R
ESULT
C_631504_CNTCTRLxxのレジスタ情報のCBF_CLを変化させて CBFフラ
グがクリアされる度に、0→1 または 1→0 と値が変化します。
EXLTS_CL
_RESULT
C_631504_CNTCTRLxx のレジスタ情報の EXLTS_CL を変化させて EXLTS
フラグがクリアされる度に、0→1 または 1→0 と値が変化します。
PERR_CL_
RESULT
C_631504_CNTCTRLxxのレジスタ情報のPERR_CLを変化させて PERRフ
ラグがクリアされる度に、0→1 または 1→0 と値が変化します。
取得値
取得値 1h 取得値(例)
意味 設定値が反映された。
※0→1に変化したとき
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5.7.4 カウンタ値の取得を行なうプログラム例(Visual C++) カウンタ値の取得を行なうプログラム例について記載します。
// カウントモード等の設定を行います
int SubSetMode(HANDLE DeviceHandle)
{
int ret;
// カウントモードの動作を設定します。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_MODE を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数に設定値を指定します。
// (例) 位相差パルス 1逓倍モード、非同期クリア、カウント方向(通常方向)に設定
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_MODE, 0x04);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
// カウンタの外部ラッチ、クリアの動作を設定します。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_LATCH_CLR を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数に設定値を指定します。
// (例) 外部クリア、外部ラッチを行わない。
// Z 相通常、Lの立ち下がりを有効に設定
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_LATCH_CLR, 0x00);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
// デジタルフィルタの値を設定します。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_DFILTER を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数に設定値を指定します。
// (例) デジタルフィルタを停止にする
// Digital filter setting
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_DFILTER, 0x00);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
// カウントモード等の設定値を反映する。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_SETREG を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数に 1と 0を指定します。
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_SETREG, 0x01);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_SETREG, 0x00);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
// チャンネルを設定する。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_SETREG を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数にチャンネルを指定します。
// (例) チャンネル 1を設定する
// C_631504_SETCH の処理は、C_631504_SETREG で設定を反映した後、実行してください
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71
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_SETCH, 0);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
return 0;
}
// カウンタ値のラッチを行う
int SubLatchCount(HANDLE DeviceHandle)
{
int ret;
// カウンタ値のラッチを行う
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_CNTCTRL1 を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数に 1と 0を指定します。
// (例) チャンネル 1のカウンタ値のラッチを行う
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_CNTCTRL1, 0x01);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
ret = UsbioWrite(DeviceHandle, C_631504_CNTCTRL1, 0x00);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
return 0;
}
// カウンタ値の取得を行います。
int SubReadCount(HANDLE DeviceHandle, unsigned int *ReadCount)
{
int ret;
unsigned int readdata;
// カウンタ値の取得を行います。
// UsbioWrite 関数の第二引数に C_631504_CNT1 を指定します。
// UsbioWrite 関数の第三引数に 1と 0を指定します。
// (例) チャンネル 1のカウンタ値の取得を行う。
ret = UsbioRead(DeviceHandle, C_631504_CNT1, &readdata);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS) return -1;
*ReadCount = readdata;
return 0;
}
int main(void)
{
HANDLE DeviceHandle;
int ret;
int i;
unsigned int ReadCount;
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72
// オープンの処理を行ないます。
// USBIOxx の xx は製品の DSW の値を指定します。
// (例)DSW の値を 0に設定したデバイスをオープンします。
DeviceHandle = UsbioOpen("USBIO0", IFUSBIO_FLAG_NORMAL);
if(DeviceHandle == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("UsbioOpen error : %x \n", DeviceHandle);
return -1;
}
// カウントモード等の設定を行います。
ret = SubSetMode(DeviceHandle);
if(ret != 0) return -1;
for(i = 0; i < 10; i++){
// カウンタ値のラッチを行います。
ret = SubLatchCount(DeviceHandle);
if(ret != 0) return -1;
// カウンタ値の取得を行います。
// ラッチ後、カウンタ値の取得を行ってください。
ret = SubReadCount(DeviceHandle, &ReadCount);
if(ret != 0) return -1;
printf("ReadCount = %xh \n", ReadCount);
Sleep(1000);
}
// 終了処理を行ないます。
// プログラム終了時は必ず UsbioClose 関数を実行してください。
ret = UsbioClose(DeviceHandle);
if (ret != IFUSBIO_ERROR_SUCCESS)
{
printf("UsbioClose error : %x \n", ret);
return -1;
}
return 0;
}
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73
第6章 サンプルプログラム
以下、各サンプルプログラムの概要を説明します。
6.1 実行手順
【実行手順】
サンプルプログラムには実行形式のファイルが付属していません。
ソースコードをコンパイルして実行ファイルを生成してから、動作させてください。
●Visual C++
Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト」を選び、プロ
ジェクトファイル「*.vcxproj」を開き、ビルドしてください。
※Visual Studio 2010 より新しい Version で実行する場合には、下記の設定を行なってくださ
い。
Visual Studio のメニューから、「プロジェクト」-「プロパティ」-「構成プロパティ」-「全
般」を開き、「プラットフォームツールセット」を使用している環境に合わせて変更。
例) Visual Studio 2012 を使用している場合
Visual Studio 2012 (v110)を選択(プルダウンメニューより選択できます。)
●Visual C# .NET
Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト」を選び、プロ
ジェクトファイル「*.csproj」を開き、ビルドしてください。
●Visual Basic .NET
Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト」を選び、プロ
ジェクトファイル「*.vbproj」を開き、ビルドしてください。
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74
6.2 サンプルプログラム一覧 サンプルプログラムの一覧は下記の通りです。
プログラム名 概要
DI_226120 URS-226120 の DI1 から DI8 の値を取得します。
DO_252102 URS-252102 の DO1 を ON にします。
DI_286111 URS-286111 の DI1 から DI8 の値を取得します。
DO_286111 URS-286111 の DO1 を ON にします。
DI_294133 URS-294133 の DI1 から DI8 の値を取得します。
DO_294133 URS-294133 の DO1 を ON にします。
AD_323416 URS-323416 の AD1 の AD 変換値を取得します。
DA_343416 URS-343416 の DA1 から 0V の電圧を出力します。
COUNTER_631504 URS-631504 のチャンネル 1について、下記のカウントモードに設定して、
カウンタ値を取得します。
・位相差パルス、1逓倍モード
PRESET_631504 URS-631504 のチャンネル 1について、プリセットデータ(1000h)を設定し
て、カウンタ値を取得します。
CLEAR_631504 URS-631504 のチャンネル 1 について、カウンタ値の取得処理の途中で、
カウンタ値のクリアを行います。
STATUS_631504 URS-631504 のチャンネル 1について、ステータスの情報を取得します。
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75
第7章 ユーティリティ
7.1 IfUsbIoUtil 本ユーティリティを使用することで、下記が可能になります。
・PC に接続されている CoolIOs USB 製品の接続一覧の確認が可能
・ベンダーID、プロダクト ID、DSW 番号の情報取得が可能
・ユーティリティのバージョン情報の確認が可能
7.1.1 起動方法 「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→「Interface DPC-0403」→「IfUsbIoUtil」を
選択し、ユーティリティを起動します。
または、<インストール先>\interface\DPC0403\bin\IfUsbIoUtil.exe を実行し、ユーティリテ
ィを起動します。
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76
7.1.2 機能 1. メイン画面
ユーティリティを起動すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
番号 機能
File メニューを表しています。
クリックすると下記の項目が表示されます。
項目 説明
Update メイン画面の情報を更新します。
Save メイン画面に表示している情報をログファイルとして保存します。
Exit ユーティリティを終了します。
①
Help メニューを表しています。
クリックすると下記の項目が表示されます。
項目 説明
Version Information バージョン情報画面を表示します。
②
③ 接続されている CoolIOs USB 製品の製品型式が表示されます。
④ 接続されている CoolIOs USB 製品のデバイス名が表示されます。
⑤ 接続されている CoolIOs USB 製品の DSW の値が表示されます。
⑥ 接続されている CoolIOs USB 製品のベンダ ID の値が表示されます。
⑦ 接続されている CoolIOs USB 製品のプロダクト ID の値が表示されます。
⑧ 接続されている CoolIOs USB 製品シリアル番号の値が表示されます。
① ②
③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧
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77
2. バージョン情報画面
メイン画面の「Help メニュー」→「Version Information」を選択すると、下記の画面が表示さ
れます。
各表示の内容は下記の通りです。
番号 機能
① ユーティリティのバージョン情報が表示されます。
①
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78
7.1.3 トラブルシューティング ユーティリティのトラブルシューティングは下記の通りです。
No. 項目 内容
1 ユーティリティ起動後、『設定ファイルが
見つかりませんでした。』とエラー表示に
なる。
設定ファイルが無い場合に生じるエラーで
す。ユーティリティ(IfUsbIoUtil.exe)がある
フォルダ内に設定ファイル(setfile.ini)が
格納されているか確認してください。
2 ユ ー テ ィ リ テ ィ の ロ グ フ ァ イ ル を
「C:\windows\system32」等の管理者権限
が必要なフォルダに保存できない。
ログファイルを管理者権限が必要なフォルダ
に保存したい場合は、ユーティリティを管理
者権限で起動してください。
3 メイン画面の Product Name の項目が『no
name』と表示される。
下記のいずれかの問題に該当します。
・設定ファイルの情報取得に失敗した場合
・CoolIOs USB 製品のベンダ ID やプロダクト
ID が意図しない値が取得された場合。
弊社まで問い合わせください。
4 メイン画面のDSWや Vendor IDの項目に何
も表示がない。
CoolIOs USB 製品の情報取得に失敗していま
す。
弊社まで問い合わせください。
5 PC に接続した CoolIOs USB 製品の個数と、
メイン画面に表示されている CoolIOs USB
製品の個数が異なる。
PC に接続している CoolIOs USB 製品の DSW の
値が重複している可能性があります。
DSW の値が重複していないか確認してくださ
い。
DPC-0403 Help for Windows
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第8章 重要な情報
保証の内容と制限
弊社は本ドキュメントに含まれるソースプログラムの実行が中断しないこと、またはその実行に
誤りが無いことを保証していません。
本製品の品質や使用に起因する、性能に起因するいかなるリスクも使用者が負うものとします。
弊社はドキュメント内の情報の正確さに万全を期しています。万一、誤記または誤植などがあっ
た場合、弊社は予告無く改訂する場合があります。ドキュメントまたはドキュメント内の情報に
起因するいかなる損害に対しても弊社は責任を負いません。
ドキュメント内の図や表は説明のためであり、ユーザ個別の応用事例により変化する場合があり
ます。
著作権、知的所有権
弊社は本製品に含まれるおよび本製品に対する権利や知的所有権を保持しています。
本製品はコンピュータ ソフトウェア、映像/音声(例えば図、文章、写真など)を含んでいます。
医療機器/器具への適用における注意
弊社の製品は人命に関わるような状況下で使用される機器に用いられる事を目的として設計、製
造された物では有りません。
弊社の製品は人体の検査などに使用するに適する信頼性を確保する事を意図された部品や検査機
器と共に設計された物では有りません。
医療機器、治療器具などの本製品の適用により、製品の故障、ユーザ、設計者の過失などにより、
損傷/損害を引き起こす場合が有ります。
複製の禁止
弊社の許可なく、本ドキュメントの全て、または一部に関わらず、複製、改変などを行うことは
できません。
責任の制限
弊社は、弊社または再販売者の予見の有無にかかわらず発生したいかなる特別損害、偶発的損害、
間接的な損害、重大な損害について、責任を負いません。
本製品(ハードウェア,ソフトウェア)のシステム組み込み、使用、ならびに本製品から得られる
結果に関する一切のリスクについては、本製品の使用者に帰属するものとします。
本製品に含まれるバグ、あるいは本製品の供給(納期遅延)、性能もしくは使用に起因する付帯的
損害もしくは間接的損害に対して、弊社に全面的に責がある場合でも、弊社はその製品に対する
改良(正常に動作する)、代品交換までとし、金銭面での賠償の責任は負わないものとしますので、
予めご了承ください。
本製品(ソフトウェアを含む)は、日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊
社は一切責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、海外での保守サービスおよび技術サ
ポート等は行っておりません。
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商標/登録商標
本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。