取扱説明書3 010 この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン...

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T D-8 取扱説明書 取扱説明書 このたびは、ローランド TD-8 をお買いあげいただき、まことにありがとうござい ます。 ※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。 ※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。 © 1999 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2 ~3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の 優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。 取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてくださ い。

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ビデオ関連商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランド・ビデオキャンバス・ホットライン

修理に関するお問い合わせは・・・

お問い合わせの窓口

商品をお求めの販売店か「サービスの窓口」に記載の営業所、またはサービス ステーションまでご相談ください。「サービスの窓口」は保証書に同封、もし くは封筒の裏面に記載されています。

'03. 4. 1 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。

■ 東京 TEL (03) 3251-3429 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9789 ■ 浜松 TEL (053) 414-7530

その他の商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドお客様相談センター

■ 東京 TEL (03) 3251-6150 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9500 ■ 浜松 TEL (053) 414-7120

DTM商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドDTMホットライン

■ 東京 TEL (03) 3251-5791 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9785 ■ 浜松 TEL (053) 414-7005

<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

<電話> 受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)

T

D-8取扱説明書

01788056 ’03-7-8N

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.

取扱説明書

このたびは、ローランド TD-8 をお買いあげいただき、まことにありがとうございます。

※ MIDIは社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

© 1999 ローランド本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2~ 3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

背の厚さに合わせて、マスターページ上で表 1全体を左右へ移動

2

001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説

明書をよく読んでください。

..............................................................................................................002c● この機器およびACアダプターを分解したり、改

造したりしないでください。

..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ

ていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ

さい。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................

005● この機器の設置には、ローランドが推奨するス

タンド(型番 :MDS-7U、MDS-8、MDS-10)を使用してください(P.26)。

..............................................................................................................006● この機器の設置にスタンド(型番 :MDS-7U、

MDS-8、MDS-10)を使用する場合、ぐらついた所や傾いた所にスタンド(型番 :MDS-7U、MDS-8、MDS-10)を設置しないでください。安定した水平な所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置してください。

..............................................................................................................008c● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC 100

V の電源で使用してください。

..............................................................................................................009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上

に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつきます。

..............................................................................................................

安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

以下の指示を必ず守ってください

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と 図記号の例

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

警告 警告

3

010● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン

プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

..............................................................................................................011● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針

金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。

..............................................................................................................012c● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア

ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。

○ ACアダプター本体や電源コードが破損したとき

○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたとき

○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき

..............................................................................................................013● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の

取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。

..............................................................................................................014● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を

与えないでください。

..............................................................................................................015● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない

でください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。

..............................................................................................................016● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または

ローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................

101b● この機器と ACアダプターは、風通しのよい、正

常な通気が保たれている場所に設置して、使用してください。

..............................................................................................................102d● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き

差しするときは、必ず AC アダプターの本体やプラグを持ってください。

..............................................................................................................103b● 長時間使用しないときは、ACアダプターをコン

セントから外してください。

..............................................................................................................104● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな

いように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。

..............................................................................................................106● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの

を置かないでください。

..............................................................................................................107d● 濡れた手で AC アダプターの本体やプラグを

持って、機器本体やコンセントに抜き差ししないでください。

..............................................................................................................108b● この機器を移動するときは、ACアダプターをコ

ンセントから外し、外部機器との接続を外してください。

..............................................................................................................109b● お手入れをするときには、電源を切って AC ア

ダプターをコンセントから外してください(P.29、P.31)。

..............................................................................................................110b● 落雷の恐れがあるときは、早めにACアダプター

をコンセントから外してください。

..............................................................................................................

警告 注意

TD-8.j.book 3ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4

TD-8.j.book 4ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

使用上のご注意291a

2~ 3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、

次のことに注意してください。

電源について301

● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。

302

● ACアダプターを長時間使用すると ACアダプター本体が多少発熱しますが、故障ではありません。

307

● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。

設置について351

● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。

352

● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。

354a

● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内などに放置しないでください。変形、変色することがあります。

355

● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使用しないでください。

お手入れについて401a

● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。

402

● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は、使用しないでください。

修理について451c(国内のみ)

● お客様がこの機器やAC アダプターを分解、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。

452

● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。大切な記憶内容は、他のMIDI 機器(シーケンサーなど)に保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

453

● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。

メモリー・バックアップについて501b

● 本体内には、電源を切った後も記憶した内容を保持するための電池を装備しています。電池が消耗してくると、ディスプレイに次のように表示されます。電池が消耗すると記憶した内容が失われますので、早めに交換してください。交換するときは、必ずローランド・サービスに相談してください。

ig.e-04

その他の注意について551

● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとして他の MIDI 機器(シーケンサーなど)に保存しておいてください。

552(***は、複数になる場合もあります)

● 本体メモリー、他の MIDI 機器(シーケンサーなど)の失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

553

● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過度の力を加えないでください。

554

● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。

556

● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。

558a

● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。

558c

● 床や壁を通じての振動は意外によく伝わりますので、特に夜間やヘッドホン使用時の演奏は、隣近所に迷惑がかからないように注意しましょう。ドラム・パッドやペダルは演奏時の打撃音を小さくする設計になっていますが、打面がゴム製のものは、メッシュ製のものに比べてやや大きい音がします。打撃音を小さくしたい場合は、メッシュ・ヘッドのものに変えると消音効果があります。

559

● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。

562

● 接続には、当社ケーブル(PCSシリーズなど)をご使用ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご注意ください。○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本

機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場合があります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。

TD-8.j.book 5ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

目次

使用上のご注意.........................................................................................4

目次...........................................................................................................5

この取扱説明書の読みかた.....................................................................11

主な特長..................................................................................................12

各部の名称と働き ...................................................................................14フロント・パネル .........................................................................................................................................14リア・パネル..................................................................................................................................................16

ボタン操作や画面表示について..............................................................18設定の保存..........................................................................................................................................18ボタン、スライダー、つまみ.........................................................................................................18カーソル ..............................................................................................................................................18ファンクション・ボタン([F1]、[F2]、[F3]).......................................................................18ポップアップ・メニューの使いかた ............................................................................................19[INC/+]、[DEC/-]ボタン、VALUEダイヤルの使いかた....................................................20[FADERS]と[GROUP FADERS]の使いかた.....................................................................21TD-8本体でのパッドの選択 ..........................................................................................................22ドラム・キットについて .................................................................................................................22パターン(数小節の伴奏)について ............................................................................................22画面上部の表示について .................................................................................................................23

クイック・スタート.................................................. 25演奏前の準備 ..........................................................................................26

スタンドに取り付ける.................................................................................................................................26パッドとペダルを接続する.........................................................................................................................27オーディオやアンプを接続する ................................................................................................................29電源を入れる..................................................................................................................................................30

電源を切るときは..............................................................................................................................31デモ・ソングを聴く.....................................................................................................................................32

パッドの指定と演奏方法 ........................................................................34接続するパッドの種類を指定する ............................................................................................................34

Roland Drum System "TD-8K" 用の設定にする.......................................................................34パッドを1つずつ指定する.............................................................................................................36ヘッドの張り具合を調節する.........................................................................................................38設定を確認する..................................................................................................................................40

パッドの演奏方法 .........................................................................................................................................41リム・ショット奏法 .........................................................................................................................41クロス・スティック奏法 .................................................................................................................42チョーク奏法......................................................................................................................................42打点位置検出......................................................................................................................................42ブラシ奏法..........................................................................................................................................43ハイハット・コントロール・ペダル ............................................................................................43

5

目次

TD-8.j.book 6ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

演奏する..................................................................................................44音を鳴らす......................................................................................................................................................44

ドラム・キットを選ぶ .....................................................................................................................44音量を調節する..................................................................................................................................45パッドの感度を調節する .................................................................................................................46クリックを聴く[CLICK]...............................................................................................................48エフェクトのオン/オフ .................................................................................................................50

ドラム・キットを作り変える .................................................................52音作りの基本..................................................................................................................................................52インスト(楽器音)を選ぶ.........................................................................................................................54ドラムの音を調整する(V-EDIT).............................................................................................................56

胴(シェル)の深さを選ぶ.............................................................................................................56ヘッドの材質とチューニングを変える ........................................................................................58マフリング(ミュート)とスナッピーの張りを調節する.......................................................60

演奏する場所を決める(アンビエンス)..................................................................................................62各インストの音量バランスを整える[MIXER].....................................................................................64音色を調節する(マスター・イコライザー)..........................................................................................66

伴奏に合わせて演奏する ........................................................................68パターン(数小節の伴奏)を再生する....................................................................................................68ソング(曲)を再生する.............................................................................................................................70伴奏やクリックの音量を調節する ............................................................................................................71パターンのドラムの演奏を消音(ミュート)する...............................................................................72

パッドをたたいてパターンを演奏させる ...............................................74

GM スコアに合わせて演奏する..............................................................75

進んだ使いかた ........................................................ 77第 1章 ドラム・キットを設定する.........................................................78

ドラム・キットを選ぶ.................................................................................................................................78「DRUM KIT」画面について...........................................................................................................78

ドラム・キットに名前を付ける[NAME]..............................................................................................79ブラシで演奏する .........................................................................................................................................80ペダル・ハイハットの音量を調節する(ペダル・ハイハット・ボリューム)...............................81エフェクトのオン/オフ.............................................................................................................................81

第 2章 インストを設定する....................................................................82エディットするパッドの選びかた ............................................................................................................82

パッドをたたいて選ぶ .....................................................................................................................82トリガー・セレクト・ボタンで選ぶ ............................................................................................82

パッドの設定画面が切り替わらないようにする(エディット・ロック)........................................83インストを選ぶ ............................................................................................................................................83

リスト表示で選ぶ..............................................................................................................................84グループ名から選ぶ .........................................................................................................................84

6

目次

TD-8.j.book 7ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラムの音を調整する(V-EDIT).............................................................................................................85胴の深さを選ぶ..................................................................................................................................85ヘッドの材質を選ぶ .........................................................................................................................86ヘッドをチューニングする.............................................................................................................86マフリング(ミュート)を設定する ............................................................................................86スナッピーの張りを調節する.........................................................................................................87

ピッチや長さ(ディケイ)を設定する(EDIT)...................................................................................88

第 3章 スタジオとミキサーを設定する..................................................89スタジオの設定をする(アンビエンス)..................................................................................................89

演奏する場所を決める(STUDIO)...............................................................................................89壁の材質を変える..............................................................................................................................89部屋の大きさを変える .....................................................................................................................89アンビエンスの量を調節する.........................................................................................................89インストごとにアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・センド・レベル)...............................................................................................90パートのグループごとにアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・グループ・センド・レベル)............................................................................90

音色を調節する(マスター・イコライザー)..........................................................................................91ミキサーの設定をする[MIXER]..............................................................................................................92

パッドの音量バランスを調節する ...............................................................................................92パン(定位)を調節する .................................................................................................................93キット全体の音量を調節する.........................................................................................................93

第 4章 クリックを聴きながら演奏する..................................................94クリックのオン/オフと音量を設定する................................................................................................94テンポを設定する .........................................................................................................................................94拍子を設定する .............................................................................................................................................94クリックの間隔(インターバル)を設定する........................................................................................95クリック音を選ぶ .........................................................................................................................................95パン(定位)を変える.................................................................................................................................95出力先を選ぶ..................................................................................................................................................95

第 5章 パターンに合わせて演奏する .....................................................96パターンを選ぶ .............................................................................................................................................97

「PATTERN」画面について............................................................................................................98リスト表示で選ぶ..............................................................................................................................98カテゴリー名から選ぶ .....................................................................................................................99

パターンを再生する.....................................................................................................................................99テンポを設定する........................................................................................................................... 100再生のしかた(LOOP、1SHOT、TAP)を選ぶ................................................................... 100移調する(トランスポーズ)........................................................................................................ 102

再生前にカウントを入れる(カウント・イン).................................................................................. 102パートの設定をする.................................................................................................................................. 102

パートを選ぶ................................................................................................................................... 102インストを選ぶ...............................................................................................................................102音量、アンビエンスのかかり具合(アンビエンス・センド・レベル)、パン(定位)、ベンド・レンジを調節する............................................................................... 103バッキング・パート全体のアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・グループ・センド・レベル).........................................................................103

7

目次

TD-8.j.book 8ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パーカッション・セットの設定をする.................................................................................................104パーカッション・セットの使いかた ......................................................................................... 104パーカッション・セットを選ぶ.................................................................................................. 104音量、アンビエンスのかかり具合(アンビエンス・センド・レベル)を調節する ...... 104パーカッション・セットをコピーする .....................................................................................104パーカッション・インストを選ぶ ............................................................................................. 105パーカッション・インストごとの設定をする.........................................................................105

特定のパートの演奏を消音(ミュート)する(パート・ミュート)............................................. 106パーカッション・パートを消音(ミュート)する ................................................................ 107パターンやソングの再生画面で、パートの消音(ミュート)状態を確認する............... 108

演奏をそのまま録音してパターンを作る(リアルタイム・レコーディング)............................ 108録音の手順....................................................................................................................................... 108リアルタイム・レコーディング中に音色やフレーズを確認する(リハーサル機能)....110リアルタイム・レコーディング中に不要なデータを消す(リアルタイム・イレース).......................................................................................................... 110録音時に演奏データのタイミングをそろえる(クォンタイズ).......................................... 111録音、再生前にカウントを入れる(カウント・イン)..........................................................112パッドをたたくと同時に録音を開始する(ヒット・パッド・スタート)......................... 112外部シーケンサーのデータを取り込む .....................................................................................112

パターンを編集する.................................................................................................................................. 113パターンをコピーする[COPY]................................................................................................ 113パターンの一部を小節単位でコピーする................................................................................. 114空白の小節を挿入する[INSERT]............................................................................................. 115パターンを削除する[DELETE]................................................................................................ 116不要な小節を削除する ..................................................................................................................116パターンを消去する[ERASE].................................................................................................. 117不要なデータを消去して空白の小節にする............................................................................. 117

パターンに名前をつける[NAME]....................................................................................................... 118ユーザー・パターンを編集できないようにする(パターン・ロック).........................................119

第 6章 ソングに合わせて演奏する.......................................................120ソングを選ぶ............................................................................................................................................... 121

「SONG」画面について ................................................................................................................121リスト表示で選ぶ........................................................................................................................... 121

ソングを再生する ......................................................................................................................................122テンポを設定する........................................................................................................................... 122再生のしかた(LOOP、1SHOT)を選ぶ................................................................................123ソングを繰り返し再生する(ループ再生)............................................................................... 123再生前にカウントを入れる(カウント・イン)....................................................................... 123

特定のパートの演奏を消音(ミュート)する(パート・ミュート)............................................. 124パターンを演奏順にならべてソングを作る......................................................................................... 124

パターンを挿入する[INSERT].................................................................................................124不要なパターンを削除する[DELETE].................................................................................... 125パターンを移調する[TRANSPOSE]...................................................................................... 125

ソングを編集する ......................................................................................................................................126ソングをコピーする[COPY]....................................................................................................126すべてのデータを消去してソングを初期化する(ソング・イニシャライズ).................126

ソングに名前をつける[NAME]...........................................................................................................127

8

目次

TD-8.j.book 9ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第 7章 TD-8 全体の設定をする ............................................................128パッドの種類を指定する(トリガー・タイプ).................................................................................. 128パッドの感度などを設定する(ベーシック・トリガー・パラメーター)..................................... 129トリガー・パラメーターを細かく設定する(アドバンスト・トリガー・パラメーター)........ 131アコースティック・ドラムでTD-8 を使う(ドラム・トリガー).................................................. 134

トリガー・タイプを指定する......................................................................................................134トリガー・パラメーターを設定する ......................................................................................... 134

ディスプレイのコントラストを調節する............................................................................................. 135チューニングをする(マスター・チューニング)..............................................................................135メモリー残量を確認する..........................................................................................................................136パッドの設定画面を自動で切り替える(ノート・チェース)..........................................................136

ノート・チェースのオン/オフ.................................................................................................. 136出力先を選ぶ............................................................................................................................................... 137

第 8章 便利な機能................................................................................138ドラム・キットを好みの順で切り替える(ドラム・キット・チェーン)..................................... 138

ドラム・キット・チェーンを作る ............................................................................................. 138ドラム・キット・チェーンを使って演奏する.........................................................................139

パッドやフット・スイッチによる応用操作......................................................................................... 139パッドをたたいてパターンを演奏させる(パッド・パターン).......................................... 139ハイハット・コントロール・ペダルで、パッドのインストのピッチを変化させる(ピッチ・コントロール)..............................................................................................................141パッドを使ってボタン操作をする(パッド・スイッチ)...................................................... 142フット・スイッチを使ってボタン操作をする(フット・スイッチ)................................. 144

いろいろな設定をコピーする..................................................................................................................145ドラム・キットをコピーする(ドラム・キット・コピー).................................................. 145ドラム・キットのインストをコピーする(インスト・コピー).......................................... 146ミキサーの設定をコピーする(ミキサー・コピー).............................................................. 147スタジオの設定をコピーする(エフェクト・コピー)..........................................................147

プレビュー・ボタンの設定をする .........................................................................................................148

第 9章 MIDI を使う機能 .......................................................................149外部MIDI 機器にデータを保存する(バルク・ダンプ)................................................................... 149

データを保存する........................................................................................................................... 149保存したデータを TD-8に戻す.................................................................................................. 150デバイス IDを設定する ................................................................................................................150

パッドの演奏で外部MIDI 音源を鳴らす .............................................................................................. 151各パッドが送信するノート・ナンバーを指定する ................................................................ 151ゲート・タイムを設定する.......................................................................................................... 153MIDI チャンネルを合わせる ........................................................................................................ 153

Roland SPD-20 といっしょに使う(ソフト・スルー)....................................................................153TD-8全体の MIDI設定をする................................................................................................................. 154

パートの MIDIチャンネルを合わせる....................................................................................... 154ドラムとパーカションの発音優先パートを設定する (チャンネル 10・プライオリティ)154ローカル・コントロールをオフにする .....................................................................................155プログラム・チェンジの送受信を止める................................................................................. 155FD-7 から送信されるデータを減らす(PEDAL DATA THIN).......................................... 156

TD-8を音源モジュールとして使う....................................................................................................... 156受信するノート・ナンバーとパッドの対応を指定する ........................................................157プログラム・チェンジで呼び出されるドラム・キットを変える........................................ 157プログラム・チェンジで呼び出されるパーカッション・セットを変える....................... 158各パートやパーカッション・セットの設定を変える ............................................................ 158

9

目次

TD-8.j.book 10ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

GM音源として使う................................................................................................................................... 159GMモードに切り替える ..............................................................................................................159GMモードに切り替わらないようにする ................................................................................. 160GMスコアに合わせて演奏する.................................................................................................. 160

細かい演奏表現のためのMIDI メッセージ ..........................................................................................161ハイハット・コントロールのための MIDIメッセージ..........................................................161打点位置検出のための MIDIメッセージ...................................................................................162

外部MIDI 機器と同期させる................................................................................................................... 162

資 料....................................................................165故障かな?と思ったら..........................................................................166

音に関する全体に共通な内容..................................................................................................................166パッドやペダルに関する内容..................................................................................................................168MIDIに関する内容..................................................................................................................................... 168シーケンサーに関する内容...................................................................................................................... 169クリックに関する内容.............................................................................................................................. 170画面表示に関する内容.............................................................................................................................. 171

製品出荷時の設定に戻す ......................................................................172

ドラム・トリガーの使いかた ...............................................................173

メッセージ/エラー・メッセージ・リスト..........................................174

MIDI について.......................................................................................176

プリセット・ドラム・キット・リスト.................................................179

ドラム・インスト・リスト...................................................................180

プリセット・パーカッション・セット・リスト ..................................184

バッキング・インスト・リスト............................................................186

プリセット・パターン・リスト............................................................188

パラメーター・リスト..........................................................................192ドラム・キット・パラメーター ............................................................................................................. 192パターン・パラメーター..........................................................................................................................194ソング・パラメーター.............................................................................................................................. 197セットアップ・パラメーター..................................................................................................................197クリック・パラメーター..........................................................................................................................199テンポ・パラメーター.............................................................................................................................. 199GMモード................................................................................................................................................... 199

MIDI インプリメンテーション..............................................................200

主な仕様................................................................................................216

ブロック・ダイアグラム ......................................................................217

索引.......................................................................................................218

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TD-8.j.book 11ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

この取扱説明書の読みかた

クイック・スタート

進んだ使いかた

資料

TD-8 の取扱説明書は、次のような構成になっています。

クイック・スタートTD-8をはじめてお使いになる方のために、いろいろな機能を簡単に楽しんでいただけるように解説してあります。クイック・スタートを読みながら操作していただくと、演奏のために必要なことはほとんど理解していただけます。さらに進んだ使いかたや、応用操作については、進んだ使いかたをお読みください。

進んだ使いかたTD-8のすべての機能を詳しく解説しています。大きく分けると次の5つに分かれます。基本的なパネル操作や画面の表示などはクイック・スタートで紹介しています。進んだ使いかたでは、基本的な操作を理解していることを前提に説明している部分もありますので、わからない内容があればクイック・スタートを参照してください。

第 1 章~第 3章 音をつくるための機能クイック・スタートで紹介した音づくりについて、より詳しく説明します。

第 4 章~第 6章 シーケンサーの使いかたと機能クリックの設定、演奏、録音、パターンやソングの編集など、実践的な内容でシーケンサーの機能を説明します。

第 7 章 TD-8 全体の設定音の調節や音源の設定など、TD-8全体を管理する機能を説明します。

第 8 章便利な機能パッドやペダルの操作でパターンやソングを再生するための設定や、コピーなど、操作効率をよくする機能を説明します。

第 9 章MIDI を使う機能外部機器へのデータ保存、TD-8をGM 音源モジュールとして使うなど、MIDIを使う機能について説明します。

資料思ったように動作しないときは、「故障かな?と思ったら」を読んで、設定に誤りがないことを確認してください。また、操作中にエラー・メッセージが表示されたときは、「メッセージ/エラー・メッセージ・リスト」で対応を確かめてください。その他、MIDIに関する資料、パラメーター・リスト、プリセット・リスト、MIDIインプリメンテーションなどがあります。

本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。

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TD-8.j.book 12ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

主な特長

バリアブル・ドラム・モデリング音源搭載

アコースティック・ドラムでの音づくりの過程をシミュレート- V-EDIT機能(P.56、P.85)好みのヘッドを選んでチューニングをしたり、マフリング(ミュート)を取り付けたりしながら、アコースティック・ドラムと同じ感覚の音づくりが可能です。

打点位置検出機能(P.42)パッドにPD-7、PD-9、PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120 を使えば、パッドをたたく位置を検出し、的確にサウンドに反映させます。

ブラシによる演奏が可能(P.43)パッドにPD-80、PD-80R、PD-100、PD-120 を使えば、ブラシによる演奏が可能です。

ブラシは、ナイロン製をお使いください。金属製のブラシはパッドを傷付けてしまうだけでなく、先端がパッドの網の目に引っかかり、大変危険です。

クロス・スティック(クローズド・リム・ショット)奏法が可能(P.42)パッドにPD-80R、PD-120を使えば、クロス・スティック(クローズド・リム・ショット)奏法が可能です。

打点位置検出、ブラシによる演奏、クロス・スティック(クローズド・リム・ショット)奏法は、トリガー・インプット3(SNARE)で可能です。

ハイハット・コントロール・ペダルによるピッチ・コントロールが可能(P.141)ハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)を使って、パッドのインストのピッチを変化させることができます。

豊富なインストを搭載あらゆるジャンルに対応できる、高品質なインスト(楽器音)を豊富に搭載しています。

ドラム・インスト:1,024

バッキング・インスト:262

ドラマーにわかりやすいユーザー・インターフェース

大型ディスプレイを搭載設定するパラメーターやそのイメージのグラフィカルな表示を見ながら、簡単かつ直接的な操作が可能です。

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主な特長

TD-8.j.book 13ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ライブに適した機能と操作性

グループ・フェーダー(P.21)フロント・パネルにグループ・フェーダーを装備。演奏中でもすぐに音量調節ができます。

使用するドラム・キットを好みの順に呼び出すドラム・キット・チェーン機能(P.138)

スティックで操作できる、大型[INC/+]、[DEC/-]ボタン

従来のパッドなどが使用可能(P.36、P.128)PD-80、PD-80R(パッド)、KD-80(キック・トリガー・ユニット)に加えて、従来のパッド(PD-5、PD-7、PD-9、PD-100、PD-120)、キック・トリガー・ユニット(KD-5、KD-7、KD-120)、ハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)がすべて使用可能です。最大12個のパッドを同時に使用できます。

簡単に操作できるシーケンサーを装備

豊富なプリセット・パターンを搭載(P.68、P.97)

パターンを並べてソングを作成可能(P.124)プリセット・パターンやソングに合わせたアンサンブルの練習が可能です。パターンやソングのドラム演奏を消して練習することもできます。また、オリジナルのバッキング・パターンを作成できます。

スウィープ(ブラシでこする)奏法の音を録音する場合は、ドラム・キットの「MIDIbrsh」をお使いください。

GMシステムに対応(P.159)GMスコア(GM音源用のミュージック・データ)を再生できる、GMモードがあります。GMスコアを再生するときに特定のパートの音だけを消す機能がありますので、練習に大変便利です。

GMシステムについてGM(General MIDI)システムとは、音源のMIDI 機能の仕様を、メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定です。GMシステムに合致した音源やミュージックデータにはGMマーク( )がついています。GM音源用のミュージックデータ(GMスコア)は、GMマークつきの音源であればどれでも同じ演奏表現ができます。

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TD-8.j.book 14ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

各部の名称と働き

フロント・パネルfig.001(フロント・パネル)

トリガー・インジケーター • トリガー・インプット・ジャックに接続したパッドを

たたくと点灯します。パッドが正しく接続されていることを確認できます。

• MIDI IN コネクターからMIDI メッセージを受信すると点灯します(MIDI インジケーター)。

•[PREVIEW]ボタンを押すと点灯します。

LEDディスプレイ現在選択しているドラム・キットの番号を表示します。

グラフィック・ディスプレイドラム・キット演奏時はドラム・キット名を、パターン、ソング再生時はパターン、ソング名を、エディット時は設定内容を、グラフィックと文字で表示します。

画面上部には、選択しているトリガー・インプット番号、パターンまたはソング番号、小節数を表示します。

この取扱説明書では画面と呼びます。

CHAIN(チェーン)ボタンドラム・キット・チェーン機能(ドラム・キットを好みの順に並べて、順に呼び出す機能)の設定をします(P.138)。

[F1]、[F2]、[F3]ボタン画面表示によって機能が変わるボタンです。ディスプレイの下の部分にこれらのボタンの機能名が表示されます(P.18)。

EXIT(イグジット)ボタン一回押すと、ひとつ前の階層の画面に戻ります。何回か押していくと、最終的に「DRUM KIT」画面、「CHAIN」画面、「PATTERN」画面、「SONG」画面のいずれかに戻ります。([KIT]、[CHAIN]と[KIT]、[PATTERN]、[SONG]のいずれかが点灯しています。)

GROUP FADERS(グループ・フェーダー)キック、スネア、ハイハット、タム、シンバル、パーカッション・パート、バッキング・パート、クリックのそれぞれの音量を調節します(P.21)。

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各部の名称と働き

TD-8.j.book 15ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

FADERS(フェーダー)ボタン[FADERS]ボタンを押すたびに、上下のインジケーターの点灯が切り替わります。インジケーターの点灯状態によって、グループ・フェーダーの機能が変わります(P.21)。

SETUP(セットアップ)ボタントリガー・パラメーターやMIDI の設定など、TD-8 全体に関わる機能の設定をします。

MIXER(ミキサー)ボタンパッドごとの音量設定、アンビエンス・センド・レベル、出力先の設定をします(P.64、P.92)。

KIT(キット)ボタンドラム・キット演奏時の基本画面を表示します(P.78)。

SEQUENCER(シーケンサー部)シーケンサー(パターンやソングを再生、録音する部分)に関わる各機能を操作するボタンが集まっています(P.68、P.96、P.120)。

MIX IN つまみMIX IN に接続している機器の音量を調節します。MIXIN から入力された音は、マスター・アウトプットとヘッドホンに出力されます。

PHONES(ヘッドホン)つまみヘッドホンの音量を調節します。ヘッドホンを接続しても、アウトプットの各ジャックからは音が出力されます。

MASTER(マスター)つまみマスター・アウトプットから出力される音量を調節します。ヘッドホンから出力される音量は、ヘッドホンつまみで調節します。

CURSOR(カーソル) 、 ボタン画面内のカーソルを移動させるためのボタンです(P.18)。

VALUE(バリュー)ダイヤル[INC/+]ボタン、[DEC/-]ボタンと機能は同じです。ドラム・キットや設定値を一度に大きく変えたいときに、このダイヤルを使います(P.20)。

SHIFT(シフト)ボタン他のボタンと組み合わせて使います。

ファンクションの機能が次のように表示されたときは、[SHIFT]ボタンを押すと、ファンクションの表示が変わります。詳しくは、P.18 をご覧ください。fig.003

PREVIEW(プレビュー)ボタンインスト(楽器音)の試聴をするボタンです。TD-8にパッドが接続されていなくても、TRIG SELECTボタンでトリガー・インプット番号(パッド)を選び、試聴することができます(P.22)。また、パートの設定時には、バッキング用の音色を(P.102)試聴することもできます(P.124)。

TRIG SELECT(トリガー・セレクト)設定の対象となるトリガー・インプット番号(パッド)を、左右にある2つのボタン[ ]、[ ]で選びます。パッドのリム側を選ぶときは、[RIM]ボタンを押してボタンを点灯させます。TD-8 にパッドを接続しているときは、そのパッドをたたいて設定の対象となるパッドを選ぶこともできます。

INC/+(インクリメント)ボタン、DEC/-(デクリメント)ボタンドラム・キットを切り替えたり、パラメーターの値を変えたりするときに使います。[INC/+]ボタンは押すごとに設定値が1ずつ増加し、[DEC/-]ボタンは1ずつ減少します。大きめのボタンなのでスティックの先端(チップ)で押すこともできます。

ボタンをスティックでたたくと、故障の原因となります。

操作 機能

[SHIFT]+[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤル

設定値を一度に大きく変更する(P.20)

[SHIFT]+[MIXER] パート・ミュート(P.106)

[SHIFT]+[PREVIEW] 音量を変えながらインストを試聴(P.148)

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各部の名称と働き

TD-8.j.book 16ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

リア・パネルfig.002(リア・パネル)

TRIGGER INPUTS(トリガー・インプット)ジャックTD-8本体に、パッドやキック・トリガー・ユニットを接続するジャックです。

パッドの接続には、パッドに付属しているケーブルをお使いください。

• トリガー・インプット 1/2(KICK1/2)

別売のケーブル(PCS-31)を使用して、パッドを2つ接続することができます(P.27)。

• トリガー・インプット3(SNARE)

PD-80R、PD-120で行うリム・ショット奏法(P.41)、クロス・スティック奏法(P.42)は、このトリガー・インプットでのみ行えます。PD-7、PD-9を接続した場合は、リム・ショット奏法のみ可能です。PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120の打点位置検出機能(P.42)は、このトリガー・インプットでのみ機能します。

• トリガー・インプット4(TOM1)、5(TOM2)、6(TOM3)

PD-7、PD-9を接続すると、リム・ショット奏法(P.41)ができます。

• トリガー・インプット7(HI-HAT)、8(CRASH1)、9(CRASH2)、10(RIDE)

PD-7、PD-9を接続すると、リム・ショット奏法(P.41)、チョーク奏法(P.42)ができます。

• トリガー・インプット 11/12(AUX1/2)

別売のケーブル(PCS-31)を使用して、パッドを2つ接続することができます(P.27)。2つのパッドを使って、ドラム・キット、パターン、ソングを切り替えることができます(パッド・スイッチ、P.142)。

HH CTRL(ハイハット・コントロール)ジャックハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)を接続するジャックです(P.27)。

FOOT SWITCH(フット・スイッチ)ジャック別売のフット・スイッチ(FS-5U)を接続するジャックです。フット・スイッチを使って、キットの切り替えや、シーケンサーのスタート/ストップなどをコントロールすることができます。ケーブルは専用のPCS-31(別売)を使います(P.144)。

MASTER OUTPUT(マスター・アウトプット)ジャック(L(MONO)/R)TD-8 の楽器音を出力するジャックで、外部オーディオやアンプに接続します。TD-8 の性能を最大限に生かすためにもステレオでの使用をおすすめしますが、モノラルで使う場合はマスター L(MONO)・ジャックにだけプラグを差し込んでください。

DIRECT OUTPUT(ダイレクト・アウトプット)ジャック(L/ R)外部エフェクターを使うときにこのジャックに接続します。このジャックから出力される音には、TD-8 内部のエフェクトはかかりません。

PHONES(ヘッドホン)ジャックステレオ・ヘッドホンを接続します。ヘッドホンを接続しても、アウトプットの各ジャックからは音が出力されます。

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各部の名称と働き

TD-8.j.book 17ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

MIX IN ジャックCDプレーヤーやカセット・プレーヤーを接続します。このジャックから入力された音は、マスター・アウトプットとヘッドホンに出力されます。

MIDI コネクター(IN、OUT/THRU)MIDI 対応の外部シーケンサーを使ってTD-8 の音源を鳴らすときや、保存した設定データ(バルク・データ)を読み込むときに使います(P.149)。

POWER(パワー)スイッチ電源をオン/オフします(P.30)。

ACアダプター・ジャック付属のACアダプターを接続します(P.29)。

コード・フックACアダプターのコードを固定します(P.29)。

盗難防止用ロック ( SECURITY LOCK)市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続することができます。盗難防止用ロックは、キーケーブルロック等のセキュリティー・ワイヤーに対応しています。日本国内総販売代理店は、以下のとおりです。

日本ポラデジタル株式会社〒104-0032東京都中央区八丁堀1丁目5番2号はごろもビルTel: 03-3537-1070Fax: 03-3537-1071

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TD-8.j.book 18ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ボタン操作や画面表示について

TD-8の操作のうち、各機能に共通する操作です。

設定の保存TD-8本体には、「設定保存」という操作はありません。変更した値はすぐに記憶されます。製品出荷時の設定に戻すときは、「製品出荷時の設定に戻す」(P.172)をご覧ください。

ボタン、スライダー、つまみパネル上にあるボタン、スライダー、つまみは、[SETUP]のように[  ]で囲んで表記します。

カーソルfig.004(画面の中の反転表示)

カーソルは、画面上の設定可能な部分を白抜き文字で示します。画面の中に設定する内容がいくつかあるときは、CURSOR[ ]または[ ]を押して設定するパラメーターにカーソルを合わせます。CURSOR[ ]を押しながら[ ]を押す、または CURSOR[ ]を押しながら[ ]を押すとカーソル位置が高速で移動します。

ファンクション・ボタン([F1]、[F2]、[F3])[F1]、[F2]、[F3]の3つのボタンをファンクション・ボタンといいます。ファンクション・ボタンの機能は、画面ごとに異なります。本文中では(  )内に、画面に表示されるファンクション・ボタンの機能を表記します。

例1:本文中に

1.[KIT]→[F1(INST)]を押します。とあれば、次のように操作します。fig.005(ファンクション・ボタンと画面下部、機能名など解説を入れる)

1.[KIT]を押します。

2.[F1](この場合、[F1]の上に「INST」の表示があります)を押します。

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ボタン操作や画面表示について

TD-8.j.book 19ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ファンクション・ボタンの機能名が次のように表示されている場合は、[SHIFT]を押している間、機能が切り替わります。fig.006(ファンクション・ボタン)

例2:本文中に

1.[SHIFT]+[F1(PART 2)]を押します。とあれば、次のように操作します。

1.[SHIFT]を押しながら、[F1](この場合、[F1]の上に「PART 2」の表示があります)を押します。

ポップアップ・メニューの使いかた[F3( MENU)]のように、「 」が表示されているファンクション・ボタンを押すと、次の画面のようなメニューを表示します。このメニューをポップアップ・メニューといいます。[INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]または[ ]のいずれかでメニューにカーソルを合わせます。その後、もう一度ポップアップ・メニューの下のファンクション・ボタンを押すと、設定画面が表示されます。fig.007(ポップアップ・メニュー)

例:次のように操作します。

1.[KIT]を押します。

[KIT]が点灯し、「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.007a(KIT点灯)

2.[F3( MENU)]を押します。

ポップアップ・メニューが表示されます。fig.008(MENU初期画面)

[SHIFT]を押す

キャンセルするときは、[EXIT]を押すと、ポップアップ・メニューが消えます。

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ボタン操作や画面表示について

TD-8.j.book 20ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3.[INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]または[ ]のいずれかで「FX SW」を選びます。

fig.009(三角の移動)

4.[F3]を押します。

「FX SW」画面が表示されます。fig.010(図に合わせた画面図)

[INC/+]、[DEC/-]ボタン、VALUEダイヤルの使いかた[INC/+]と[DEC/-]、VALUE ダイヤルともに、設定を変えるためのものです。fig.011([INC/DEC]とV ALUEダイヤル、TD-10から少し変更)

それぞれ次のような特長があります。

[INC/+]、[DEC/-]

•[INC/+]は押すごとに設定値が1ずつ増加し、[DEC/-]は1 ずつ減少します。細かい設定をするときに便利です。

• オン/オフの切り替えの設定では、[INC/+]を押すとオン、[DEC/-]を押すとオフになります。

•[INC/+]を押しながら[DEC/-]を押すと設定値が高速に増加、[DEC/-]を押しながら[INC/+]を押すと高速に減少します。

•[SHIFT]を押しながら[INC/+]または[DEC/-]押すと、一度に変わる値が大きくなります。

VALUE ダイヤル

• 右にまわすと設定値が増加し、左にまわすと減少します。変化幅が大きいパラメーターの値を設定するときに便利です。

•[SHIFT]を押しながらVALUE ダイヤルをまわすと、一度に変わる値が大きくなります。

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ボタン操作や画面表示について

TD-8.j.book 21ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

[FADERS]と[GROUP FADERS]の使いかた[GROUP FADERS]のインジケーターは、[GROUP FADERS]で何を設定するかを示します。fig.012

• 上のインジケーターが点灯している場合fig.013([FADERS]左上点灯、シルクを囲む)

次のトリガー・インプットの音量を調節できます。

本文中ではそれぞれ、[KICK]、[SNARE]、[HI-HAT]、[TOMS]と表記します。

• 下のインジケーターが点灯している場合fig.014([FADERS]点灯、シルクを囲む)

次のトリガー・インプット、パートの音量を調節できます。

本文中ではそれぞれ、[CYMBALS]、[OTHERS]、[BACKING]、[CLICK]と表記します。

例:スネアの音量を調節する

1.[FADERS]を押して、上のインジケーターを点灯させます。

2.[GROUP FADERS]の[SNARE]を動かします。

スライダーのつまみの位置が、現在のスネアの音量です。

[KICK] [SNARE] [HI-HAT] [TOMS]

1/2(KICK1/2) 3(SNARE) 7(HI-HAT) 4(TOM1)5(TOM2)6(TOM3)11/12(AUX1/2)

[CYMBALS] [OTHERS] [BACKING] [CLICK]

8(CRASH1)9(CRASH2)10(RIDE)

パーカッション・パート(P.104)

バッキング・パート(P.102)

クリック

•[FADERS]でインジケーターを切り替えても、[GROUP FADERS]の各スライダーの設定値は変わりません。スライダーの現在位置と設定値が異なることがあります。音量を調節するときは、必ずスライダーを動かしてください。

• 電源投入時は、スライダーの位置に関わらず前回電源を切ったときの設定値となります。

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ボタン操作や画面表示について

TD-8.j.book 22ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

TD-8 本体でのパッドの選択fig.015([TRIGSELECT]&[PREVIEW])

[TRIG SELECT]は、TD-8本体の操作で、エディットするトリガー・インプット番号(パッド)を選ぶボタンです。パッドを接続していないときでも、このボタンでトリガー・インプット番号を選んでエディットすることができます。[ ]を押すと、番号の小さい方のトリガー番号を順に選びます。[ ]を押すと、番号の大きい方へと順に選びます。[RIM]は、PD-7、PD-9、PD-80R、PD-120を設定するときに、ヘッド側とリム側のどちらを設定するのかを選びます。[RIM]が点灯しているときは、リム側を選んでいる状態です。[PREVIEW]ボタンとあわせて使用することで、TD-8本体だけでエディットができます。

ドラム・キットについて製品出荷時には、ドラム・キットの1~64番があらかじめ用意されています。これらのドラム・キットは、各種設定を変更すると自動的に保存されますが、製品出荷時の設定に戻すこともできます。この製品出荷時のドラム・キットをプリセット・ドラム・キットと呼びます。実際の操作については、ドラム・キット・コピー(P.145)、ファクトリー・リセット(P.172)をご覧ください。

パターン(数小節の伴奏)について製品出荷時には、パターンの1~700番があらかじめ用意されています(プリセット・パターン)。プリセット・パターンの各種設定は変更して保存することができません。一時的な設定の変更はできますが、別のパターンを選ぶと、プリセット・パターンにあらかじめ用意されていた設定に戻ります。また、編集や録音をすることもできません。プリセット・パターンの設定を変更したり、編集や録音をしたりする場合は、ユーザー・パターンにコピー(P.113)してください。このユーザー・パターンの設定を変更すると、自動的に保存されます。

• トリガー・インプット1(KICK1)、2(KICK2)、11(AUX1)、12(AUX2)にはリムがありません。

• トリガー・インプット2(KICK2)、12(AUX2)は、トリガー・インプット・ジャック1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)にパッドを2つ接続した場合にのみ使えます(P.27)。

コピー操作について詳しくは、P.113をお読みください。

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ボタン操作や画面表示について

TD-8.j.book 23ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

画面上部の表示について画面上部では常に、次のことが確認できます。

選択しているパッドを確認する現在選択しているパッドのトリガー・インプット番号が表示されます。

例:

• スネア(トリガー・インプット3)のパッドのヘッドを選択fig.01-006(スネアのヘッドのときの表示画面)

• スネア(トリガー・インプット3)のパッドのリムを選択fig.01-007(スネアのリムのときの表示画面)

現在選んでいるパターンまたはソングの番号と小節番号を確認する[PLAY/STOP]を押した時に、パターンとソングのどちらの再生が始まるかは、ここで確認します。

• 画面上部にパターン番号が表示されているときは、パターンの再生が始まります。

fig.02-001b

• 画面上部にソング番号が表示されているときは、ソングの再生が始まります。

fig.02-001c

パターンやソングについて詳しくは、「第5章 パターンに合わせて演奏する」(P.96)と「第6章 ソングに合わせて演奏する」(P.120)をご覧ください。

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TD-8.j.book 24ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

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クイック・スタート

クイック・スタート

TD-8.j.book 25ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

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TD-8.j.book 26ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

演奏前の準備

音を出す前の接続と設定について説明します。ここでは、TD-8の製品出荷時の状態からセッティングを行う場合を説明しています。

スタンドに取り付ける

1 TD-8 本体にスタンド・ホルダー(別売のMDS-7U、MDS-8、MDS-10 に付属)を取り付けます。TD-8の底面に付いている4本のネジを使い、図のように向きを合わせて取り付けてください。fig.Q1-001.j(TD-8とスタンド・ホルダーの取り付けかた)

2 ドラム・スタンド(MDS-7U、MDS-8、MDS-10)に TD-8を取り付けます。ドラム・スタンドの組み立てかたやスタンド・ホルダーの取り付けかたについては、ドラム・スタンドの取扱説明書をご覧ください。

TD-8の操作で、製品出荷時の設定に戻すことができます。P.172の「製品出荷時の設定に戻す」をご覧ください。

ネジはTD-8 に付属のものをお使いください。他のものを使うと故障の原因になります。

シンバル・スタンド等にTD-8を取り付ける場合は、オール・パーパス・クランプ(APC-33:別売)を使ってスタンド・ホルダーを固定してください。取り付け可能なパイプの直径は、10.5mm~30mmです。

広い方

狭い方

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演奏前の準備

クイック・スタート

TD-8.j.book 27ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドとペダルを接続するパッド、ハイハット・コントロール・ペダル、キック・トリガー・ユニットを、それぞれに付属しているケーブルを使って接続します。図の番号と、TD-8リア・パネルのトリガー・インプット・ジャックの番号を合わせて接続してください。fig.Q1-002.j(TD-8リアとドラム・キット)

メッシュ・ヘッドのパッド(PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120、KD-80、KD-120)をご使用になる前に、必ずヘッドの張り具合を調節してください。

ヘッドの張りがゆるんだ状態でヘッドをたたくと、センサーを破損することがあります。

表現豊かな演奏のために、ローランドの専用パッド(PD-5、PD-7、PD-9、PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120)とキック・トリガー・ユニット(KD-7、KD-80、KD-120)のご使用をおすすめします。

TD-8 リア・パネル

ヘッドの張り具合の調整のしかたについて詳しくは、各メッシュ・パッドの取扱説明書をご覧ください。

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演奏前の準備

TD-8.j.book 28ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

別売のケーブル(PCS-31)を使用すると、トリガー・インプット1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)に、パッドを 2つ接続することができます。fig.Q1-005.j(接続)

PD-7、PD-9、KD-7を使う場合は、パッドのポラリティー・スイッチを「(-Roland)」の側に合わせてください。ポラリティー・スイッチについて詳しくは、PD-7、PD-9、KD-7の取扱説明書をご覧ください。fig.Q1-003(ポラリティー・スイッチ)

POLARITY+ - (Roland)

PCS-31(別売)

PD-7

KD-80

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演奏前の準備

クイック・スタート

TD-8.j.book 29ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

オーディオやアンプを接続するfig.Q1-004.j(TD-8リア・パネルと配線図新規)

1 接続の前に、すべての機器の電源をオフにします。<定型文921>

他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

2 付属のAC アダプターを AC アダプター・ジャックに接続します。<定型文924>

ACアダプターのコードは図のようにコード・フックに固定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、ACアダプター・ジャックに無理な力が加わることを防ぐことができます。

3 マスター・アウトプット・ジャック(L(MONO)/R)に、オーディオ・システムやアンプを接続します。ヘッドホンを使う場合は、ヘッドホン・ジャックに接続してください。

4 ACアダプターのプラグをコンセントに差し込みます。

ステレオ・ヘッドホン

オーディオ・セットなど

ACアダプター

オーディオ・ケーブル

アンプ内蔵スピーカーなど

R

L

必ずTD-8 のマスター・アウトプット・ジャックのL/R と、オーディオやアンプのL /R を合わせてください。

製品出荷時の設定では、ダイレクト・アウトプットからは音が出ません。

29

演奏前の準備

TD-8.j.book 30ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

電源を入れる<定型文941>

正しく接続したら(P.27~ P.29)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。

fig.Q1-006(操作指示図)

1 [MASTER]と[PHONES]を左いっぱいに回しきって音量を絞ります。fig.Q1-007(左いっぱいに回しきる)

2 接続しているアンプやオーディオ・システムの音量を絞ります。

3 [POWER]をオンにします。<定型文942>

1 3

5

6

この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。

電源投入時にハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)を踏んでいると、ハイハットのオープン/クローズのコントロールが正しく行えなくなります。また、電源投入時にパッドをたたくと、パッドを弱くたたいたときの反応が悪くなります。

電源投入時のご注意

電源を入れてからディスプレイにドラム・キット名(次の図)が表示されるまで、パッドやペダルを操作しないでください。誤動作の原因となります。fig.Q1-008(DRUMKIT 初期画面図、枠なし)

30

演奏前の準備

クイック・スタート

TD-8.j.book 31ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4 接続しているアンプやオーディオ・システムの電源をオンにします。

5 [GROUP FADERS]の各スライダーを最大値まで上げ、[MASTER]と[PHONES]を図の位置にします。[FADERS]ボタンを押して、[GROUPFADERS]の機能を切り替えて設定してください。fig.Q1-009(VOLUMECONTROL)

6 [PREVIEW]を指で押しながら、接続しているアンプやオーディオ・システムの音量を調節します。ヘッドホンを使っている場合は、[PHONES]を徐々に上げて音量を調節します。

電源を切るときは

1 TD-8 および接続している外部機器の音量を最小にします。

2 外部機器の電源をオフにします。

3 TD-8 の[POWER]をオフにします。

[GROUP FADERS]の各スライダーは、[FADERS]ボタンを押して、機能を切り替えて使います。詳しい操作手順は、P.21をご覧ください。

音量についてのご注意

パッドをたたいた時の音量のままでデモ・ソング、パターン、ソングを再生すると、急に大きな音が鳴り、耳を痛めたりスピーカーを破損させることがあります。これらを再生する時は、あらかじめ[PHONES]と[MASTER]を左に回して音量を小さくし、再生しながら適当な音量に調節してください。

[PREVIEW]を押しても音が鳴らない次の点を確認してください。

•[GROUP FADERS]の各スライダーで音量を下げていませんか?[FADERS]ボタンで機能を切り替えて調節しなおしてください(P.21)。

ヘッドホンを使っている場合:

• ヘッドホンをヘッドホン・ジャックに接続していますか?

•[PHONES]が左いっぱいに回しきられていませんか?

外部アンプを使っている場合:

• マスター・アウトプット・ジャックに接続していますか?

• 外部アンプ等の入力ジャックに正しく接続していますか?

• 外部アンプ等を接続しているケーブルに異常はありませんか?

• 外部アンプ等の入力切り替えは間違っていませんか?

•[MASTER]が左いっぱいに回しきられていませんか?

31

演奏前の準備

TD-8.j.book 32ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

デモ・ソングを聴くTD-8にはデモ・ソングが内蔵されています。これは、TD-8の音や表現力を紹介するために用意しているものです。デモ・ソングは4曲を選んで聴くことができ、[PLAY/STOP]を押すまで繰り返し演奏します。

デモ・ソングのドラムの演奏(「ANAROG」を除く)は、TD-8 システムでのパッド演奏をリアルタイム録音したものです。録音後のエディット処理なども行っていません。

fig.Q1-010(操作指示図)

1 [GROUP FADERS]の、[KICK]、[SNARE]、[HI-HAT]、[TOMS]、[CYMBALS]、[OTHERS]、[BACKING]を最大値まで上げます。[FADERS]ボタンを押して、[GROUP FADERS]の機能を切り替えて設定してください。

2 [PATTERN]を押しながら[SONG]を押します。「DEMONSTRATION」画面が表示されます。fig.Q1-011(ボタンの状態を表す図+画面)

[FADERS]でインジケーターを切り替えても、[GROUP FADERS]の各スライダーの設定値は変わりません。スライダーの現在位置と設定値が異なることがあります。音量を調節するときは、必ずスライダーを動かしてください。

ヒント

デモ・ソングには、次のドラム・キットが使われています。2「JazzFunk」(FUSION)3「HardRock」(ROCK)21「TR-808」(ANALOG)63「Jazz」(JAZZ)

1 24, 5

3

6

[GROUP FADERS]の各スライダーは、[FADERS]ボタンを押して、機能を切り替えて使います。詳しい操作手順は、P.21をご覧ください。

デモ・ソング全体の音量は、[PHONES]と[MASTER]で調節します。あらかじめこれらのつまみを左に回して音量を小さくし、デモ・ソングを再生しながら、音量を調節してください。

32

演奏前の準備

クイック・スタート

TD-8.j.book 33ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]または[ ]のいずれかで、再生する曲を選びます。

4 [PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が点灯します。デモ・ソングの再生が始まり、4曲をループ再生します。fig.Q1-012(ボタンの状態を表す図+画面)

5 演奏を停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が消灯します。g.Q5-004a(消灯)

6 デモ演奏を聴き終えたら、[EXIT]を押します。

ソング・タイトル コピーライト

FUSION Copyright (C) 1999, Roland US

ROCK Copyright (C) 1999, Roland US

ANALOG Copyright (C) 1999, Roland US

JAZZ Copyright (C) 1999, Roland US

[GROUP FADERS]で、音量バランスを変えることができます。

• これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。

• デモ・ソングの演奏データはMIDI OUT コネクターからは出力されません。

作曲者のプロフィールScott Tibbs(スコット・ティブス)スコット・ティブスは演奏家/指揮者として、アトランタ交響楽団など、数々のオーケストラでの演奏経験を持つ。全米各地はもとより、カナダ、中南米そして日本にも演奏旅行をしている。演奏/指揮だけでなく作曲も数多く手がけ、映画音楽はもとより劇場やTV用の音楽、コンサートのための音楽など、その範囲は幅広い。UCLAで作曲分野の博士号を修得。最近では、彼の作曲した曲をクレア・フィッシャー(Clare Fisher)、ビル・ホルマン(Bill Holman)とともにレコーディングした。ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)、ビル・コスビー(BillCosby)、ジェリー・シーンフェルド(Jerry Sienfeld)やボビー・シュウ(Bobby Shew)など数多くの有名アーティストとも共演している。

ドラム奏者のプロフィールSteven G. Fisher(スティーブン G.フィッシャー)ローランドUSにおいて、ドラム関連製品のプロダクト・マネージャーを務めるかたわら、プロのドラマーとしても活躍している。TVコマーシャルや映画音楽の作曲もこなす。また、セッション・ミュージシャンとして、メイナード・ファーガソン(Maynard Ferguson)、ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)、Tラビッツ(T-Lavitz)、テンプテーションズ(Temptations)などのアルバムにもクレジットされている。そうしたプロとしての永年のキャリアを生かして、世界中で製品クリニックやデモ演奏を数多くこなし、ローランドやボス製品のデモソングの作曲や音作りにも貢献している。

33

3

TD-8.j.book 34ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドの指定と演奏方法

接続するパッドの種類を指定する各パッドから正確にトリガー信号を受信するために、各トリガー・インプットで使うパッドの種類(トリガー・タイプ)を設定する必要があります。

Roland Drum System "TD-8K" 用の設定にする"TD-8K"のための設定(トリガー・バンク)があらかじめ用意されています。fig.Q2-001(操作指示図)

1 [SETUP]を押します。[SETUP]が点灯し、「SETUP」画面が表示されます。fig.Q2-002([SETUP])

2 [F1(TRIG)]を押します。「TRIGGER」画面が表示されます。fig.Q2-003([SETUP]→[F1(TRIG)])

1 5

2 3

4

4

パッドの指定と演奏方法

クイック・スタート

TD-8.j.book 35ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 CURSOR[ ]を押して、バンク・ナンバーにカーソルを合わせます。

4 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで「1」を選びます。fig.Q2-005(BANKNo にカーソルの画面図、BANK=2)

5 [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q2-007(KIT画面)

6 P.38の説明にしたがって、トリガー・インプット 3(SNARE)に接続したPD-80R のヘッドの張り具合の調節を行ってください。

これで、"TD-8K" 用のすべてのパッドの設定が終わりました。P.40の説明にしたがって設定の確認をしてください。

次の図と設定が異なる場合は、「パッドを1つずつ指定する」(P.36)にしたがって、パッドを指定してください。

"TD-8K" 用の設定画面fig.Q2-006(TD-8KIT 用の画面)

35

パッドの指定と演奏方法

TD-8.j.book 36ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドを1つずつ指定するパッドごとに次の設定を行います。fig.Q2-008(操作指示図)

1 [SETUP]を押します。[SETUP]が点灯し、「SETUP」画面が表示されます。fig.Q2-009([SETUP])

2 [F1(TRIG)]を押します。

「TRIGGER」画面が表示されます。fig.Q2-010([SETUP]-[F1(TRIG)])

この画面は、各トリガー・インプットに指定されているパッドの一覧を表示しています。

画面表示 パッド名 画面表示 パッド名

PD5 PD-5 10A PD-100

PD7 PD-7 12A PD-120

PD9 PD-9 KD7 KD-7/KD-5

8 A PD-80 K 8 KD-80

8RA PD-80R K12 KD-120

1 9

2 3, 5

47

8 B、8RB、10B、12B、KIK、SNR、TOM、FLRなどについてはP.128をご覧ください。

36

パッドの指定と演奏方法

クイック・スタート

TD-8.j.book 37ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 CURSOR[ ]を押して、バンク・ナンバーにカーソルを合わせます。fig.Q2-011(BankNoにカーソルの図)

4 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、バンク・ナンバーを選びます。

5 CURSOR[ ]を押して、トリガー・タイプにカーソルを合わせます。fig.Q2-012(BANKではないところのカーソル画面)

6 設定するパッドをたたきます。

たたいたパッドの設定へカーソルが移動します。

7 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、パッドの種類(トリガー・タイプ)を選びます。

8 手順 6、 7を繰り返して、すべてのパッドのトリガー・タイプを設定します。

9 [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q2-013(KIT画面)

10 トリガー・インプット 3(SNARE)にPD-80、PD-80R、PD-100、PD-120 を使う場合は、P.38の説明にしたがってヘッドの張り具合の調節を行ってください。

これで、パッドの設定が終わりました。P.40 の説明にしたがって設定の確認をしてください。

ヒント

[TRIG SELECT]を使って選ぶこともできます。

37

パッドの指定と演奏方法

TD-8.j.book 38ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ヘッドの張り具合を調節するPD-80、PD-80R、PD-100、PD-120 をトリガー・インプット3(SNARE)で使う場合、打点位置を正確に検出するための調節が必要です。また、長く使用しているとヘッドの張り具合が変わってくることがあります。そのような場合も必要に応じて次の手順で調節します。fig.Q2-014(操作指示図)

1 [SETUP]を押します。[SETUP]が点灯し、「SETUP」画面が表示されます。fig.Q2-016([SETUP])

2 [F1(TRIG)]を押します。

「TRIGGER」画面が表示されます。fig.Q2-017([SETUP]-[F1(TRIG)])

2 4

1 9

6

38

パッドの指定と演奏方法

クイック・スタート

TD-8.j.book 39ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 トリガー・インプット 3(SNARE)のトリガー・タイプ(パッドの機種名)が、「8 A」(PD-80)、「8RA」(PD-80R)、「10A」(PD-100)、「12A」(PD-120)のいずれかになっていることを確認します。fig.Q2-015.j(3番に矢印か丸)

4 [F3(H.ADJ)]を押します。fig.Q2-018(H.ADJ 画面、スネア以外)

5 トリガー・インプット 3(SNARE)のパッドをたたきます。トリガー・インプット3(SNARE)の設定画面になります。fig.Q2-019(H.ADJ 画面)

6 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで設定します。「LOOSE」は弱いテンション(張り具合)、「NORMAL」は標準的なテンション、「TIGHT」は強いテンションです。ここでは、「NORMAL」に合わせましょう。

7 PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120のヘッド面をスティックでたたきます。リムから約3センチの位置をたたいてください。画面左下のインジケーターに、どの程度ずれがあるかが表示されます。fig.Q2-020.j(TD-10 の図を使うPD-100の図)

トリガー・タイプが異なる場合は、P.36を参照して、トリガー・タイプの設定を行ってください。

トリガー・インプット3(SNARE)以外のパッドを選択すると、手順4の画面のように、横線表示になります。

3cm

ここをたたく

チューニング・ボルト

正しく調整するために、ヘッド面を中くらいの一定の強さでたたいてください。画面右のインジケーターにたたいた強さが表示されます。

39

パッドの指定と演奏方法

TD-8.j.book 40ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

8 チューニング・キー(パッドに付属)ですべてのチューニング・ボルトを回し、インジケーターが図のようになるまで調節します。fig.Q2-021(インジケーター¦> |<¦ の図)

インジケーターが右側に振れていたら、チューニング・キーを左に回して張りを弱めます。インジケーターが左側に振れていたら、チューニング・キーを右に回して張りを強めます。

9 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q2-022(KIT画面)

これで、基本的なセッティングは終わりました。次項の説明にしたがって、設定の確認をしてください。

設定を確認するパッドをたたいたり、ペダルを踏んだりして、すべてのパッドやペダルで音が鳴るか、パッドに合ったインスト(楽器音)が鳴るかを確認してください。正しく鳴らなかった場合は、もう一度セッティングをチェックしたうえで、「故障かな?と思ったら」(P.166)を参照してください。

チューニング・ボルトは、PD-80、PD-80Rには5カ所、PD-100、PD-120には6カ所あります。

• インジケーターが右または左に大きく振れるときは、ヘッド全体の張り具合を調節してからこの設定を行ってください。

• スキャン・タイム(SCAN TIME、P.131)を短い値に変更していると、調節機能が正しく動作しません。スキャン・タイムの値は、トリガー・タイプを設定すると自動的にパッドに最適な値に設定されます。スキャン・タイムの設定を短く変更しているときはトリガー・タイプを設定しなおしてください(P.128)。

• ブラシで演奏するための設定(BRUSHSWITCH、P.80)が「ON」になっているときは、設定できません。

ヘッドの張りかたについて詳しくは、PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120の取扱説明書をご覧ください。

40

パッドの指定と演奏方法

クイック・スタート

TD-8.j.book 41ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドの演奏方法ここでは、パッドの演奏方法とその機能を紹介します。TD-8特有の演奏法や機能もありますので、TD-8の能力を最大限に生かすためにもぜひお読みください。

リム・ショット奏法PD-7、PD-9、PD-80R、PD-120では、リム・ショットをすると、ヘッド・ショットと別のインストを鳴らすことができます。fig.Q2-023.j(リム・ショット)

リム・ショットは、必ずパッドのヘッド部(中心部)とリム部(外周部)の両方を同時にたたいてください。リム・ショットをすると、リム側に割り当てられたインストが鳴ります。

リム・ショット ヘッド・ショット

ヘッド部 ヘッド部

リム部

ヘッド部 ヘッド部

リム部

エディット時に、PD-7、PD-9のリムを指定するときは、ヘッドとリムを同時にたたいてください。

PD-80R、PD-120でリム・ショット、クロス・スティックを行う場合は、トリガー・インプット3

(SNARE)に接続します。

41

パッドの指定と演奏方法

TD-8.j.book 42ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

クロス・スティック奏法PD-80Rまたは PD-120を使うと、クロス・スティックの奏法が可能です。特定のインストを選ぶことにより、リム・ショットとクロス・スティックの2種類の音色を鳴らし分けることができます。fig.Q2-023a.j(クロス・スティック)

PD-80Rまたは PD-120 でクロス・スティックを行うときは、必ずパッドのリム部(外周部)のみをたたいてください。ヘッド部(中心部)に手をおくと、クロス・スティックの音が確実に鳴りません。

チョーク奏法シンバルのミュートを実現するための機能です。PD-7、PD-9で使えます。fig.Q2-024(チョーク奏法TD-10の図を使う)

パッドをたたいて発音している間に、パッドのリム部を握ると、発音中の音をミュートすることができます。この演奏法をチョーク奏法といいます。

打点位置検出スネア・ドラムで、ヘッドの中心からリム部分にかけて、たたいた位置の違いによる自然な音色変化を表現する機能です。PD-7、PD-9、PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120をトリガー・インプット3(SNARE)に接続すると使用できます。fig.Q2-025.j(打点位置検出)

• クロス・スティックは、クローズド・リム・ショットともいいます。

• クロス・スティック用のドラム・キットは8「Pop Xstk」と32「JazzXstk」です。

• クロス・スティックに対応しているインストは、インスト名の末尾に「XS」がつきます(P.180)。

リム部

リム部

打点位置による音色変化

PD-80R、PD-120を使うと、音色変化と打感触により、アコースティック・ドラムに迫る演奏感が得られます。

打点位置に音色変化が得られるインストは、「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧ください。

42

パッドの指定と演奏方法

クイック・スタート

TD-8.j.book 43ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ブラシ奏法TD-8のトリガー・インプット3(SNARE)に PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120を接続すると、ブラシでこする表現(ブラシ・スウィープ奏法)ができます。

ブラシは、ナイロン製をお使いください。金属製のブラシはパッドを傷付けてしまうだけでなく、先端がパッドの網の目に引っかかり、大変危険です。

ブラシ演奏をするときは、ブラシ演奏用に設定されたドラム・キットを選んでください。ブラシ演奏用のキットは、画面上部に「BRUSH」と表示されます。fig.Q2-026.j(ブラシ・キット)

ハイハット・コントロール・ペダルハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)を接続すると、ハイハットのオープン、クローズを連続的に変化させることができます。fig.Q2-027(FD-7TD-10 の図を使う)

オープン・ハイハット:ペダルを踏まずにパッドをたたく。

クローズド・ハイハット:ペダルを踏んだままパッドをたたく。

フット・クローズ:ペダルを踏み込んで鳴らす。

フット・オープン:ペダルを踏み、すぐ離して鳴らす。

• ブラシ演奏用のドラム・キットは、9「Brushes」です。

• ブラシ・スウィープ奏法に対応しているインストは、233「BRUSH1 S」、234「BRUSH2 S」、235「BRUSH3 S」、239「BRSHTMBS」です。

FD-7

ハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)で、ピッチをコントロールすることもできます(ピッチ・コントロール)(P.141)。

43

4

TD-8.j.book 44ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

演奏する

ここでは、TD-8 の基本操作について説明します。

音を鳴らす

ドラム・キットを選ぶfig.Q3-001(操作指示図)

1 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q3-002([KIT]画面)

ドラム・キットとは、「各パッドのインスト(楽器音)の設定」、「部屋の設定」、「ミキサーの設定」をひとつにまとめたものです。

2 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルでキットを選びます。

1

2

パッドをたたいたら、勝手に曲が鳴り始めたドラム・キットには、パッドをたたくとパターンの再生が始まるように設定されているものがあります(パッド・パターン、P.139)。

• 現在鳴っている曲を止める

パネル上の[PLAY/STOP]を押します([PLAY/STOP]が消灯します)。

• パッドをたたいても、曲が鳴らないようにする

パッド・パターン機能をオフにします(P.139)。

4

演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 45ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

音量を調節する

グループ・フェーダーで音量バランスを調節するfig.Q3-003(フェーダー)

キック・ドラム、スネア・ドラム、ハイハット、タム、シンバルの音量は、[GROUP FADERS]のスライダー、[KICK]、[SNARE]、[HI-HAT]、[TOMS]、[CYMBALS]で調節します。パーカッション・パートは[OTHERS]で調節します。

グループ・フェーダーの機能[GROUP FADERS]は、[FADERS]ボタンを押して、機能を切り替えます。

• 上のインジケーターが点灯しているとき

左から、キック・ドラム、スネア・ドラム、ハイハット、タムの音量を調節します。

• 下のインジケーターが点灯しているとき

左から、シンバル、パーカッション・パート、バッキング・パート、クリックの音量を調節します。

全体的な音量を調節する[VOLUME CONTROLS]で各入出力の音量を調節します。fig.Q3-004([VOLUMECONTROLS])

[MASTER]:

マスター・アウトプットの音量を調節します。[PHONES]:

ヘッドホンの音量を調節します。[MIX IN]:

MIX IN の音量を調節します。MIX INからの信号は、常にマスター・アウトプットとヘッドホンに出力されます。

電源投入時は、スライダーの位置に関わらず、前回電源を切ったときの設定値となります。

ヒント

パッドごとの音量調節は、キットごとにミキサーの設定で行います(P.92)。

詳しい使いかたは、「[FADERS]と[GROUPFADERS]の使いかた」(P.21)をご覧ください。

トリガー・インプット11、12(AUX1/2)に接続したパッドの音量は、[TOMS]で調節します。

45

演奏する

TD-8.j.book 46ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドの感度を調節する個人差や演奏のしかたの違いによって、パッドの感度を調節したい場合があります。パッドの感度を調節すると、打撃の強さと音の大きさの対応を調節することができます。fig.Q3-005(操作指示図)

1 [SETUP]を押します。[SETUP]が点灯し、「SETUP」画面が表示されます。fig.Q3-006([SETUP]点灯+「SETUP」画面)

2 [F1(TRIG)]を押します。fig.Q3-007([SETUP]→[F1(TRIG)])

3 [F1(BASIC)]を押します。「TRIGGER BASIC」画面が表示されます。

1 7

2, 3 4

6

46

演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 47ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4 CURSOR[ ]を押して、「SENSITIVITY」にカーソルを合わせます。fig.Q3-008([SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)])

5 感度を調節するパッドをたたいて指定します。たたいたパッドの設定画面が表示されます。

6 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで感度を調節します。設定値が変化します(1から 16まで設定可能)。感度が低い(数値が小さい)と、強くたたいても鳴る音量は大きくなりません。設定の目安として、一番強くたたいたときにインジケーターのふれが最大になるようにするとよいでしょう。

7 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q3-007a([KIT]画面)

[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

電子ドラムの感度は、全体的な音量も大切な要素です。小さい音量で聴いていると音量変化が少ないと感じ、感度を上げすぎることがあります。感度を正しく調節するために、アンプやヘッドホンを適切な音量に合わせてください。

47

演奏する

TD-8.j.book 48ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

クリックを聴く[CLICK][CLICK]を押すたびに、クリックを鳴らす/鳴らさないの切り替えができます。fig.Q3-009.j(クリックボタン点灯/消灯)

ヘッドホンでクリックを聴くクリック音はヘッドホンを通してだけ聴こえるようにし、マスター・アウトプットからは出力しないように設定することができます。fig.Q3-010(操作指示図)

1 [CLICK]を押します。[CLICK]が点灯し、クリックが鳴り始めます。fig.Q3-011([CLICK]点灯)

クリックのテンポ、拍子、音などを変更することができます。詳しくはP.94 をご覧ください。

クリックの音量は、[GROUP FADERS]の[CLICK]で調節します。クリックを鳴らす

点灯

クリックを鳴らさない

消灯

1, 6 5

2 3

4

48

演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 49ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

2 [F2(INST)]を押します。「CLICK INST」画面が表示されます。fig.Q3-012([CLICK]-[F2(INST)])

3 CURSOR[ ]を押して、「OUTPUT」にカーソルを合わせます。

4 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、「PHONES」を選びます。fig.Q3-013(PHONES)

5 [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q3-013a([KIT]画面)

6 クリックを止めるときは、[CLICK]を押します。[CLICK]が消灯します。fig.Q3-011([CLICK]点灯)

49

演奏する

TD-8.j.book 50ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

エフェクトのオン/オフエフェクトの効果やインストの元の音を確認するときに、イコライザー、アンビエンスをキット全体でオン/オフできます。fig.Q3-014(操作指示図)

1 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q3-015([KIT]点灯+「DRUMKIT」画面)

2 [F3( MENU)]を押します。

ポップアップ・メニューが表示されます。fig.Q3-016([KIT]→[MENU])

3 [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「FX SW」を選びます。fig.Q3-017([KIT]→[MENU]カーソルが「FXSW」)

1, 6

2, 45

3

50

演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 51ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4 [F3]を押します。「FX SW」画面が表示されます。fig.Q3-018(エフェクトのON/OFF画面)

5 [F1]、[F3]を押して、エフェクトをオン/オフします。[F1]、[F3]は、エフェクトのスイッチとして働きます。[F1]はアンビエンスを、[F3]はイコライザーをオン/オフします。

AMB(アンビエンス):

部屋の大きさ、壁質による音の変化が得られます。EQ(イコライザー):

ドラム・キット全体の音質を調整します。

6 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q3-018a([KIT]画面)

これらのスイッチがオフになっていると、他の設定に関係なくエフェクトが効かなくなります。アンビエンスやイコライザーを使う前には、これらのスイッチがオンになっていることを確認してください。

この設定は、ドラム・キットごとに設定できます。

51

5

TD-8.j.book 52ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラム・キットを作り変える

音作りの基本TD-8は、バリアブル・ドラム・モデリングという音源方式を採用しています。この音源方式は、ドラムの音を作り上げている重要な部分を「モデル」としてとらえ、どのようにドラムが作られているかを扱います。TD-8では大きく3つの点に注目しました。実際の操作もこのコンセプトに沿って、インスト、スタジオ、ミキサーそれぞれの設定画面を用意し、音を作る人の目的が直接操作に反映できる、新しいタイプのユーザー・インターフェースを実現しました。fig.Q4-001.j(INST-MIXER- CONTROLROOM TD-10 の図を少し変更)

インスト(INST)それぞれのドラムの材質、形態等はどうなっているか。

スタジオ(STUDIO)ドラムを演奏する部屋のタイプ、壁の材質。

ミキサー(MIXER)音量、定位を調整し、どのようにして音をまとめ上げるか。

ヒント

ドラム・キット・コピー機能(P.145)で、編集したドラム・キットを1つずつ製品出荷時の状態に戻すことができます。

場所による響き

スタジオ

部屋の大きさ

壁の材質

インスト 楽器の種類

[F1(INST)] [F2(STUDIO)] [MIXER]

胴の深さ

ドラム・ヘッドの材質

スナッピー

チューニング

マフリング

音量

定位

出力先

ミキサー

2

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 53ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ここではドラムの音を作り変えながら、実際に音を聴いて確認してみましょう。

fig.Q4-003([KIT])

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがってドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-002([KIT])

2 パッドをたたいて、ドラム・キットの音を聴いてみましょう。

3 音の変化を明確に聴くために、「エフェクトのオン/オフ」(P.50)の手順にしたがって、すべてのエフェクトをオフにします。[KIT]→[F3( MENU)]→「FX SW」を選択すると、設定画面が表示されます。

1

3

13

53

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 54ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

インスト(楽器音)を選ぶfig.Q4-009(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-010(ボタン点灯とKIT 画面 エフェクトオフのこと)

2 [F1(INST)]を押します。「INST」画面が表示されます。

3 インストを変えるパッドをたたきます。ここでは、スネア・ドラムをたたいてみましょう。スネアのインスト選択画面が表示されます。fig.Q4-012(スネアのEDIT)

1, 5

14

2

ヒント

リム側の設定方法は、次の2通りです。

• ヘッドとリムの両方を同時にたたく

• ヘッドをたたいた後に、[RIM]を押す

• トリガー・インプット1(KICK1)、2(KICK2)、11(AUX1)、12(AUX2)にはリムがありません。

• トリガー・インプット2(KICK2)、12(AUX2)は、トリガー・インプット・ジャック1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)にパッドを2つ接続した場合にのみ使えます(P.27)。

54

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 55ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4 [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルでインストを選びます。パッドをたたいてインストを確認し、インストを選びます。

ここでは、スネアに「MEDIUM4S」を選びましょう。fig.Q4-016(エディットするスネア)

5 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-016a(キット画面でFX オフ)

ヒント

次の操作でインスト・グループを変更することができます。 1. CURSOR[ ]を押

して、「GROUP」にカーソルを合わせます。

2. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでインスト・グループを選びます。

ヒント

[PREVIEW]を押して、インストを試聴することもできます。

スネア用インストの胴の材質について(V-SNAREのみ)スネア用インストの胴の材質を、画面右に表示するアイコンで示します。

木製の胴(WOOD)fig.Q4-017(木製)

スチール製の胴(STEEL)fig.Q4-018(スチール)

ブラス製の胴(BRASS)fig.Q4-019(ブラス)

55

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 56ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラムの音を調整する(V-EDIT)音を決める要素の中で一番基本になる、ドラムそのものの設定を行います。楽器を選んで、胴の深さを選び、チューニングなどを調節する過程を、簡単な操作でいくつも試してみることができます。

胴(シェル)の深さを選ぶ胴の深さを変化させながら比較し、好みの音を作り上げることができます。アコースティック・ドラムでの音づくりをシミュレートした、TD-8ならではのエディットです。ここでは、スネア・ドラムの胴の深さを選んでみましょう。fig.Q4-021(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-022(エフェクトオフのドラムキット)

2 [F1(INST)]を押します。「INST」画面が表示されます。

ヒント

ここでの操作は、実際にパッドが接続されていなくても[TRIG SELECT]でパッドを選び、[PREVIEW]で音を確認しながらエディットすることができます。

1, 8

17

42, 5 6

56

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 57ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 スネア用のパッドをたたきます。スネア用のパッドの設定画面が表示されます。fig.Q4-025(スネアのエディット)

4 [F2(EDIT)]を押します。

5 [F1(SHELL)]を押します。「SHELL」画面が表示されます。fig.Q4-026([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])

6 CURSOR[ ]を押して、「DEPTH」にカーソルを合わせます。

7 [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで胴の深さを選びます。

「MEDIUM4S」のインストは「NORMAL」に設定されています。これを「DEEP4」に変更してみましょう。胴の鳴りが増します。fig.Q4-028(ノーマルにする)

8 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-028a(キット画面でFX オフ)

「SHELL」画面では胴の深さ、ヘッドの材質、チューニングの設定ができます。

57

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 58ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ヘッドの材質とチューニングを変えるここでは、スネア・ドラムのヘッドの材質とチューニングを変えてみましょう。fig.Q4-029(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-030(KIT画面)

2 [F1(INST)]を押します。

「INST」画面が表示されます。

3 スネア用のパッドをたたきます。

スネア用のパッドの設定画面が表示されます。fig.Q4-033(スネアのエディット)

4 [F2(EDIT)]を押します。

1, 10

179

42, 5 6, 8

58

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 59ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

5 [F1(SHELL)]を押します。「SHELL」画面が表示されます。fig.Q4-034([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])

6 CURSOR[ ]または[ ]を押して「HEAD TYPE」にカーソルを合わせます。

7 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルでヘッドの材質を選びます。ここでは、「COATED」(コーテッド)から「CLEAR」(クリア)に変えて、違いを聴き比べてみましょう。fig.Q4-036([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)]:ヘッド・タイプ)

これでヘッドの材質の設定が終わりました。次に、ヘッドのチューニングを設定します。

8 CURSOR[ ]を押して、「TUNING」にカーソルを合わせます。

9 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、チューニングを調節します。ここでは「0」から「+30」に変えてみましょう。fig.Q4-038(0にする)

10 [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-038a(キット画面でFX オフ)

「SHELL」画面では胴の深さ、ヘッドの材質、チューニングの設定ができます。

59

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 60ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

マフリング(ミュート)とスナッピーの張りを調節するマフリングを取り付けたり、スネア・ドラムのスナッピー(響き線)の張りを調節したりして、不要な倍音や余韻を押さえて歯切れのよい音にします。また、オフ(スナッピーを完全にはずした状態)の音も得られます。fig.Q4-039(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-040(キット画面)

2 [F1(INST)]を押します。

「INST」画面が表示されます。

3 スネア用のパッドをたたきます。

スネアの設定画面が表示されます。fig.Q4-043(スネアの設定画面)

4 [F2(EDIT)]を押します。

ブラシ演奏用のスネアは、「STRAINER ADJ.」を「OFF」にしたときの効果があまり得られません。

1, 10

179

4, 52 6, 8

60

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 61ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

5 [F2(MUFFLE)]を押します。「MUFFLE」画面が表示されます。fig.Q4-044([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)])

6 CURSOR[ ]を押して「MUFFLING」にカーソルを合わせます。

7 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、マフリングを選びます。ここでは、「DOUGHNUTS2」にしましょう。胴鳴りの短い、しまった音になります。fig.Q4-046([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)]:パラメーターに対応)

これでマフリングの設定が終わりました。次に、スナッピーの張りを調節します。

8 CURSOR[ ]を押して「STRAINER ADJ.」にカーソルを合わせます。

9 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、スナッピーの張りを調節します。ここでは「LOOSE」にして、違いを聴き比べてみましょうfig.Q4-048([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)]:パラメーターに対応)

10 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-048a(キット画面でFX オフ)

「MUFFLE」画面ではマフリングの方法とスナッピーの張りが設定できます。

61

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 62ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

演奏する場所を決める(アンビエンス)ドラムの置かれた環境を設定します。ここではアンビエンスのエディットを試してみましょう。まず、「エフェクトのオン/オフ」(P.50)の手順にしたがって、インストを選んだときにオフにしたアンビエンスをオンに戻します。

[KIT]→[F3( MENU)]→[FX SW]を選択すると、設定画面が表示されます。fig.Q4-055(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-056(ボタンとキットアンビエンスのみオン)

2 [F2(STUDIO)]を押します。「STUDIO」画面が表示されます。fig.Q4-057(スタジオ)

アンビエンスのスイッチがオフになっていると、他の設定に関係なくアンビエンスが効かなくなります。アンビエンスを使う前に、スイッチがオンになっていることを確認してください。

1, 5

14

2 3

62

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 63ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 CURSOR[ ]を押して「TYPE」にカーソルを合わせます。

4 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、スタジオ・タイプを選びます。ここでは「STADIUM」にして、違いを聴き比べてみましょう。fig.Q4-059(アイコンを選択するものに変更した画面)

5 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-059a(キット画面でAMB on)

この設定は、ドラム・キットごとに設定できます。

63

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 64ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

各インストの音量バランスを整える[MIXER]

fig.Q4-060(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-059a(キット画面でAMB on)

2 [GROUP FADERS]の[KICK]、[SNARE]、[HI-HAT]、[TOMS]、[CYMBALS]、[OTHERS]をすべて同じ音量に合わせます。ここでは、最大音量にしておくとよいでしょう。

3 [MIXER]を押します。[MIXER]が点灯し、「MIXER」画面が表示されます。fig.Q4-061(MIXERの初期画面)

2

16

3 1, 7

5

[GROUP FADERS]は、[FADERS]ボタンを押して、機能を切り替えます。詳しい使いかたは、P.21をご覧ください。

64

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 65ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4 スネア用のパッドをたたきます。スネア用のパッドのスライダーにカーソルが移動します。

fig.Q4-062(スネア選択)

5 CURSOR[ ]を押して、「LEVEL」にカーソルを合わせます。

6 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで、音量を調節します。

7 [KIT]を押します。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-063a(キット画面でFX オフ)

ヒント

[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

音量を設定するときは、グループ・フェーダー([GROUP FADERS])をすべて同じ音量にし、音量バランスを調節します。このようにすると、キットを呼び出すだけで、設定した音量バランスが再現できます。グループ・フェーダーは、一時的に音量を補正するときに使うとよいでしょう。

ヒント

グループ・フェーダーの調節は、ミキサー画面の設定に影響を与えません。

この設定は、ドラム・キットごとに設定できます。

65

ドラム・キットを作り変える

TD-8.j.book 66ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

音色を調節する(マスター・イコライザー)ドラム・キット全体の音を、「もう少しきらびやかな音にしたい」「もう少し軽めの音にしたい」などの場合、イコライザーで調節できます。TD-8では2 バンド(高域用、低域用)のイコライザーをドラム・キットごとに搭載しています。まず、「エフェクトのオン/オフ」(P.50)の手順にしたがって、インストを選んだときにオフにしたイコライザーをオンに戻します。

[KIT]→[F3( MENU)]→[FX SW]を選択すると、設定画面が表示されます。fig.Q4-070(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、編集するドラム・キットを選びます。ここでは、1番のドラム・キット「V Custom」を選びましょう。「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-071(エフェクトオン)

2 [F2(STUDIO)]を押します。「STUDIO」画面が表示されます。fig.Q4-072(スタジオ)

イコライザーのスイッチがオフになっていると、他の設定に関係なくイコライザーが効かなくなります。イコライザーを使う前に、スイッチがオンになっていることを確認してください。

1, 6

15

23 4

66

ドラム・キットを作り変える

クイック・スタート

TD-8.j.book 67ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 [F1(EQ)]を押します。「MASTER EQ」画面が表示されます。fig.Q4-073(MASTEREQ 画面)

4 CURSOR[ ]を押して、「HIGH GAIN」にカーソルを合わせます。

5 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで値を調節します。ここでは「+10」にし、違いを聴き比べてみましょう。fig.Q4-075(+5にする)

6 [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。fig.Q4-075a(キット画面でFX on)

これらの設定は、ドラム・キットごとに設定できます。

67

6

TD-8.j.book 68ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

伴奏に合わせて演奏する

TD-8は、バッキングやドラム演奏を再生、録音できるシーケンサーを内蔵しています。このシーケンサーには内蔵パターン(プリセット・パターン)があらかじめ用意されていますので、バッキングを聴きながらのドラム演奏の練習に活用できます。

パターン(数小節の伴奏)を再生するプリセット(内蔵)・パターンの1番~664番は、再生中にもう一度[PLAY/STOP]を押すまで繰り返し演奏する(ループ再生)ように設定されています。ドラム演奏の練習に便利なパターンです。fig.Q5-001(操作指示図)

1 [PATTERN]を押します。[PATTERN]が点灯し、「PATTERN」画面が表示されます。fig.Q5-002(「PATTERN画面」画面上部の 7SEG表示解説)

2 CURSOR[ ]を押して、「CATEG」にカーソルを合わせます。fig.Q5-003(カテゴリーにカーソル)

ドラム・キットやクリックの音量とパターンの音量のバランスの調節のしかたは、「伴奏やクリックの音量を調節する」(P.71)をご覧ください。

パターン全体の音量は、[PHONES]と[MASTER]で調節します。あらかじめこれらのつまみを左に回して音量を小さくし、パターンを再生しながら、音量を調節してください。

ヒント

オリジナルのパターンを作ることもできます(「演奏をそのまま録音してパターンを作る (リアルタイム・レコーディング)」(P.108))。

16, 7

35

2, 4

ヒント

プリセット・パターンの1「DRUMS」には、ドラム・キットの演奏が録音されています。このパターンを再生しながらドラム・キットを切り替えると、いろいろなドラム・キットを聴き比べることができます。

8

伴奏に合わせて演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 69ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルでカテゴリーを選びます。

4 CURSOR[ ]を押して、パターン名にカーソルを合わせます。

5 [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルでパターンを選びます。

6 [PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が点灯し、パターンの再生が始まります。fig.Q5-004([PLAY/STOP]点灯+パターン再生)

7 再生を停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が消灯します。fig.Q5-004a(消灯)

プリセット・パターン名の末尾は、ディビジョン(フレーズの種類)を表します。詳しくは、P.97をご覧ください。

パターンを再生/停止する[PLAY/STOP]を押すたびに、再生/停止を繰り返します。停止すると、再生中の小節の先頭に戻ります。

パターンの再生が停止しているときには、次のことができます。

パターンの先頭に戻る[TOP]を押します。

次の小節に早送りする[FWD]を押します。

一つ前の小節に巻き戻す[BWD]を押します。

fig.Q5-004b(戻る位置の図)

ソングの場合にも同様の操作ができます。詳しくは、P.122をご覧ください。

再生位置

[TOP] [BWD] [PLAY/STOP] [FWD]

1 2 3 4

69

伴奏に合わせて演奏する

TD-8.j.book 70ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ソング(曲)を再生するパターンを演奏順にいくつも並べたものをソングと呼びます。ソングを再生すると、パターンが順番に、自動的に切り替わります。fig.Q5-011(操作指示図)

1 [SONG]を押します。[SONG]が点灯し、「SONG」画面が表示されます。fig.Q5-012(「SONG画面」画面上部の7SEG 表示と解説)

2 [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルでソングを選びます。

3 [PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が点灯し、ソングの再生が始まります。fig.Q5-013([PLAY/STOP]点灯+ソング再生)

4 途中で再生を停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が消灯します。fig.Q5-013a(消灯)

ヒント

プリセット・パターンや自分で録音したパターンを組み合わせて、ソングを作ることができます(P.124)。

ソング全体の音量は、[PHONES]と[MASTER]で調節します。あらかじめこれらのつまみを左に回して音量を小さくし、ソングを再生しながら、音量を調節してください。

ドラム・キットやクリックの音量とソングの音量のバランスの調節のしかたは、「伴奏やクリックの音量を調節する」(P.71)をご覧ください。

13, 4

2

[SHIFT]を押しながら[PLAY/STOP]を押すと、ソングを繰り返し再生します(ループ再生)。再生を停止するときは、もう一度[PLAY/STOP]を押します。

70

伴奏に合わせて演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 71ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

伴奏やクリックの音量を調節するプリセット・パターンやソングを聴いて気に入った演奏や曲調のものを見つけたら、そのパターンに合わせてパッドを演奏してみましょう。クリックを鳴らし、ドラム、バッキング・パート、クリックの音量バランスを整えます。fig.Q5-005(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、演奏するドラム・キットを選びます。

2 [GROUP FADERS]の[OTHERS]、[BACKING]、[CLICK]を他のスライダーより下げます。

3 「パターン(数小節の伴奏)を再生する」(P.68)または「ソング(曲)を再生する」(P.70)にしたがってパターンやソングを再生します。

4 [CLICK]を押します。[CLICK]が点灯し、クリックが鳴り始めます。

fig.Q5-006([CLICK]点灯)

5 [GROUP FADERS]の[OTHERS]、[BACKING]、[CLICK]を調節し、ドラム・キットとの音量バランスを整えます。

2, 5 3

14

13

[GROUP FADERS]は、[FADERS]ボタンを押して、機能を切り替えます。詳しい使いかたは、P.21をご覧ください。

71

伴奏に合わせて演奏する

TD-8.j.book 72ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンのドラムの演奏を消音(ミュート)するパターンやソングの打楽器の演奏のうち、ドラムの演奏だけを消音(ミュート)することができます。ドラム以外の打楽器はそのまま演奏されますので、ドラム部分を自分でたたいて練習することができます。fig.Q5-007(操作指示図)

1 「パターン(数小節の伴奏)を再生する」(P.68)の手順にしたがって、パターンを再生します。ここでは、75番のパターン「A.O.R.-A」を選びましょう。[PLAY/STOP]が点灯し、パターンの再生が始まります。fig.Q5-007a(「PATTERN」+ボタンの点灯状態)

2 [F2( PART)]を押します。ポップアップ・メニューが表示されます。

3 [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「MUTE」にカーソルを合わせます。fig.Q5-007b

消音(ミュート)するドラムの音のノート・ナンバーはあらかじめ決められており、変更できません。

消音(ミュート)するノート・ナンバーの一覧は、P.184をご覧ください。

プリセット・パターン(パターン1を除く)の打楽器は、すべてパーカッション・パートに録音されています。

2, 4, 5, 6, 7

89

3

1

ヒント

[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを操作すると、パターンを高速に切り替えることができます。

ヒント

[SHIFT]を押しながら[MIXER]を押して「PART MUTE」画面を表示させることもできます。

72

伴奏に合わせて演奏する

クイック・スタート

TD-8.j.book 73ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4 [F2]を押して確定します。「PART MUTE」画面が表示されます。fig.Q5-008(「PART MUTE画面」+ボタンの点灯状態)

5 [F2(DRM/PC)]を押します。「DRM/PC」の表示が次の図のようになり、ドラムの音が消音(ミュート)されます。fig.Q5-009(ドラムのミュート画面)

6 もう一度[F2(DRM/PC)]を押します。

「DRM/PC」の表示が消え、パーカッション・パートの音がすべて消音(ミュート)されます。fig.Q5-009a

7 もう一度[F2(DRM/PC)]を押します。「DRM/PC」が反転表示となり、パーカッション・パートの音がすべて鳴ります。fig.Q5-008(「PART MUTE画面」+ボタンの点灯状態)

8 [PATTERN]を押します。「PATTERN」画面が表示されます。fig.Q5-010(パターン画面ドラム一段階ミュート)

9 パターンの再生を停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。[PLAY/STOP]が消灯します。fig.Q5-013a(消灯)

• ソング再生時もパートを消音(ミュート)することができます。詳しくは、P.124をご覧ください。

• ドラム・キット・パート、パート1~パート4も同様に消音(ミュート)することができます。詳しくは、P.106をご覧ください。

パターンやソングを切り替えても、パートの消音(ミュート)の設定は有効です。

73

7

TD-8.j.book 74ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドをたたいてパターンを演奏させる

パッドは通常のドラム演奏以外に、パッドをたたくとパターンの演奏がスタートするように設定することができます(パッド・パターン)。この機能を使うと、パッドをたたくたびにパターン内の音を順に再生するなど、電子ドラムならではの個性的な演奏ができます。プリセット・ドラム・キットでこの機能が設定されたものがあります。ここでは、6番のドラム・キットで演奏してみましょう。fig.Q6-011(操作指示図)

1 「ドラム・キットを選ぶ」(P.44)の手順にしたがって、ドラム・キットを選びます。ここでは、6番のドラム・キット「1ManBand」を選びましょう。[KIT]が点灯し、「DRUM KIT」画面が表示されます。

fig.Q6-012(キット画面とボタン)

2 キック・ドラムを踏むと、ベースラインの音が進んでいきます。

パッド・パターンの設定方法については、P.139をご覧ください。

1

1

4

TD-8.j.book 75ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

GMスコアに合わせて演奏する

クイック・スタート

TD-8には外部シーケンサーからGM スコア(GM音源用のミュージックデータ)を再生することができるGMモードがあります。GMスコアを再生する時に特定のパートの音だけを消す機能がありますので、練習に大変便利です。詳しくは、「GMスコアに合わせて演奏する」(P.160)をご覧ください。

TD-8は、MIDI キーボードやMIDI シーケンサーの音源モジュールとして使うこともできます。詳しくは、「TD-8 を音源モジュールとして使う」(P.156)をご覧ください。

GM音源として使う場合

• 16パートのマルチティンバー音源となります。

• 内部シーケンサーは動作しません。

• 外部MIDI 機器から、ドラム・キット・パートを鳴らすことはできません。TD-8に接続したパッドの演奏でのみ鳴らすことができます。

詳しくは、「GM 音源として使う」(P.159)をご覧ください。

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進んだ使いかた

進んだ使いかた

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TD-8.j.book 78ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第1章 ドラム・キットを設定する

ドラム・キットを選ぶ

1. [KIT]を押します。

[KIT]が点灯し、「DRUM KIT」画面が表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、ドラム・キットを選択します。

選択しているドラム・キットの番号は、常に画面左横のLED ディスプレイに表示されます。

fig.02-001d

ヒント

フット・スイッチを使って選ぶこともできます(P.144)。

「DRUM KIT」画面について[KIT]を押すと表示される画面を「DRUMKIT」画面といいます。fig.02-001(以下の解説文用の画面図。矢印で番号を示す。)

1 現在選択しているパッド

選択したパッドのトリガー・インプット番号が表示されます。リムを選択すると、右端に「 」が表示されます。パッドの選択のしかたは、P.82 をご覧ください。

2 ドラム・キット・チェーンのオン/オフ

ドラム・キットを好みの順で呼び出す機能をドラム・キット・チェーンといいます。ドラム・キット・チェーンがオンのときは、図のように表示されます。ドラム・キット・チェーンの設定のしかたは、P.138 をご覧ください。

3 ドラム・キット名

現在選択しているドラム・キットの名前が表示されます。

fig.02-001a

4 ブラシ演奏の設定

ブラシ演奏用のキットには、図のように「BRUSH」と表示されます。スティック演奏用では何も表示されません。設定方法は、「ブラシで演奏する」(P.80)をご覧ください。

5 キット全体のエフェクトのオン/オフ

オンのときは、図のようにエフェクト名が表示されます。オフのときは、何も表示されません。設定方法は、「エフェクトのオン/オフ」(P.81)をご覧ください。

6 現在選んでいるパターンまたはソングの番号と小節番号

[PLAY/STOP]を押した時に、パターンとソングのどちらの再生が始まるかは、ここで確認します。

• 画面上部にパターン番号が表示されているときは、パターンの再生が始まります。

fig.02-001b

• 画面上部にソング番号が表示されているときは、ソングの再生が始まります。

fig.02-001c

パターンやソングについて詳しくは、「第5章 パターンに合わせて演奏する」(P.96)と「第 6章 ソングに合わせて演奏する」(P.120)をご覧ください。

7 GMモードのオン/オフ

GMモード時は、図のように「GM ON」と表示されます。通常は何も表示されません。GMモードについて詳しくは、P.159 をご覧ください。

ヒント

設定を終えたら、[KIT]を押してこの画面にしておきましょう。演奏中にあやまってデータを書き替えてしまうことを防ぎます。

2

1

3

4

6

7 5

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第1章 ドラム・キットを設定する

第1章

TD-8.j.book 79ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラム・キットに名前を付ける[NAME]ドラム・キットに8文字以内の名前を付けることができます。fig.02-002([NAME])

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「NAME」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「DRUM KIT NAME」画面が表示されます。

4. [F1(LEFT )]または[F2(RIGHT )]を押して、変更する文字にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで文字を変更します。

6. [EXIT]を押して終了します。

[F1(LEFT )]

カーソルを左に移動します。

[F2(RIGHT )]カーソルを右に移動します。

[F3(CHAR)]大文字/小文字/記号の変換をします。

[SHIFT]+[F1(INSERT)]カーソル位置に空白を挿入し、以降の文字を1つ後ろにずらします。

[SHIFT]+[F2(DELETE)]カーソル位置の文字を削除し、以降の文字を1つ前にずらします。

[SHIFT]+[F3(SPACE)]カーソル位置の文字を空白にします。

ヒント

使用できる文字は、次の通りです。A~Z、a ~ z、0~ 9、!、 ”、#、$、%、&、 ’、(、)、

[、]、*、+、,、-、.、/、:、;、 、=、 、?、_、

、 、 、 、 、 、 、

[SHIFT]を押す

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第1章 ドラム・キットを設定する

TD-8.j.book 80ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ブラシで演奏するキットごとに、スティックで演奏するかブラシで演奏するかを設定します。fig.02-003(ブラシ・スイッチの設定画面)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F1(BRUSH)]を押します。

「BRUSH」画面が表示されます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「ON」を選びます。

ブラシ演奏用の設定になります。

6. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

BRUSH SWITCH:OFF、ON

OFF:スティック演奏用に設定します(ブラシを使わない状態)。

ON:ブラシ演奏用に設定します。

ヒント

この設定は、スティック演奏用に作成されたキットを、ブラシ演奏用に作成しなおす場合に必要となります。通常は、すでにブラシ演奏用に設定されているプリセット・ドラム・キットを修正して、新たなブラシ用キットを作成する方が簡単で確実です。

ここで設定した内容は、「DRUM KIT」画面で確認できます。

fig.02-004(BRUSHにまるをつける)

ブラシ用のトリガー設定についてブラシ・スイッチを ON にすると TD-8はブラシ用のトリガー設定に切り替わります。fig.02-004a.j(スティック用トリガー設定、プラシ用トリガー設定)

ブラシ用のトリガー設定では、ブラシの演奏を確実に受けるために、センシティビティーが高く設定してあります。

ブラシ・スイッチを「ON」にすると、ブラシ・スウィープ奏法(ヘッドをこする奏法)が行えるようになります。スウィープ奏法を行うには、ブラシスイッチの設定に加え、次の条件が必要です。

• パッドをトリガー・インプット3(SNARE)に接続する

• パッドはPD-80、PD-80R、PD-100、PD-120のいずれかを使う。

• 233「BRUSH1 S」、234「BRUSH2 S」、235「BRUSH3 S」、239「BRSHTMBS」のいずれかのインストを使う。

TRIG TYPE

SENSITIVITY

THRESHOLD

CURVE

BRUSH SWITCH:ON

ブラシ用 トリガー・パラメーター

TRIG TYPE

SENSITIVITY

THRESHOLD

CURVE

BRUSH SWITCH:OFF

スティック用 トリガー・パラメーター

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第1章 ドラム・キットを設定する

第1章

TD-8.j.book 81ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ペダル・ハイハットの音量を調節する(ペダル・ハイハット・ボリューム)fig.02-005(kit func)

キットごとに、ハイハット・コントロール・ペダルを踏んだときのペダル・ハイハットの音量を調節します。値が大きいほど、大きな音で鳴ります。「0」に設定すると音が出ません。

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F3(PEDAL)]を押します。

「PEDAL」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]を押して「PEDAL HI-HAT VOLUME」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

7. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

PEDAL HI-HAT VOLUME:0 ~15

ヒント

そのほかのパッドの音量は、[MIXER]で調節します。

エフェクトのオン/オフキットごとに、アンビエンス、イコライザーのオン/オフを切り替えます。fig.02-006(FX SW)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「FX SW」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「FX SW」画面が表示されます。

4. [F1]、[F3]を押します。

それぞれのエフェクトのオン、オフを切り替えます。

[F1]アンビエンス(AMB)のオン、オフを切り替えます。

[F3]イコライザー(EQ)のオン、オフを切り替えます。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

「ON」に設定したエフェクトは、ドラム・キット画面(「DRUM KIT」)に表示されます。

例:

アンビエンス、イコライザーがともにオンの場合は、次のように表示されます。

「FXSW」画面fig.02-007(FX SW画面 AMB:ON、EQ:OFF)

「KIT」画面fig.02-008(KIT画面 AMB:ON、EQ:OFF)

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TD-8.j.book 82ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第2章 インストを設定する

スネア・ドラム、キック・ドラムなど、それぞれのインスト(楽器音)をエディットします。

専用のパラメーターを使ってエディットするので、作りたい音を簡単に実現できます。

エディットするパッドの選びかたエディットするパッドの選びかたには、次の2つの方法があります。

パッドをたたいて選ぶ

1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面が表示されます。

パッドのリム側を選ぶときは、ヘッドとリムを同時にたたきます。

パッドをたたいてもインストの設定画面が切り替わらないようするには、[SHIFT]+[RIM]を押します。詳しくは、「パッドの設定画面が切り替わらないようにする(エディット・ロック)」(P.83)をご覧ください。

トリガー・セレクト・ボタンで選ぶ

1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。

2. TRIG SELECT[ ]または[ ]で、トリガー・インプット番号を選びます。

ヒント

選んでいるトリガー・インプット番号は、画面上部に表示されます。

3. [RIM]を押して、ヘッドかリムかを選択します。

ヘッド:[RIM]を消灯させます。

リム:[RIM]を点灯させます。

• トリガー・インプット1(KICK1)、2(KICK2)、11(AUX1)、12(AUX2)にはリムがありません。

• トリガー・インプット2(KICK2)、12(AUX2)は、トリガー・インプット・ジャック1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)にパッドを 2つ接続した場合にのみ使えます(P.27)。

ヘッドとリムで別々の設定ができるときは次のように表示されます。

本体の画面表示

ヘッドの設定fig.01-003(ヘッドの画面図 2種類)

リムの設定fig.01-003b(リム画面図 2種類)

取扱説明書の表示fig.hr(取説用ヘッド/リムのマーク)

選択しているパッドを確認する現在選択しているパッドのトリガー・インプット番号が、画面上部に表示されます。

例:

• スネア(トリガー・インプット3)のパッドのヘッドを選択

fig.01-006(スネアのヘッドのときの表示画面)

• スネア(トリガー・インプット3)のパッドのリムを選択

fig.01-007(スネアのリムのときの表示画面)

2

第2章 インストを設定する

第2章

TD-8.j.book 83ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドの設定画面が切り替わらないようにする(エディット・ロック)インスト設定時に、あやまって他のパッドにふれてしまっても設定画面が切り替わらないようにすることができます。

TD-8 本体でエディット・ロックを解除するまで、ロックしたパッド以外の設定画面は表示されません。

fig.01-007a(インスト画面のロック)

1. ロックするパッドをたたきます。

ヒント

[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

2. [SHIFT]+[RIM]を押します。

[RIM]が点滅し、パッドの設定画面がロックされます。

「INST」画面に鍵マーク( )が表示されます。

3. ロックを解除するときは、[TRIG SELECT]の[ ]、[ ]、[RIM]のいずれかを押します。

[RIM]が点灯または消灯します。

インストを選ぶTD-8 では、ドラム・キットを構成するスネア・ドラムやキック・ドラムなど、ひとつひとつの楽器音のことをインスト(INST)と呼びます。fig.03-001([KIT]→[F1(INST)]-SNARE)

1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。「GROUP」:

インストの種類を表示します。「INST」:

インストの名前を表示します。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでインストを選びます。

ヒント

カーソル[ ]を押すと、インストをグループ名から選ぶことができます(P.84)。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

ここで選択できるインストは、「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧ください。

スネアの胴(シェル)の材質について (V-SNARE のみ)

スネア用インストの胴の材質を、画面右に表示するアイコンで示します。

木製の胴(WOOD)fig.03-001a

スチール製の胴(STEEL)fig.03-001b

ブラス製の胴(BRASS)fig.03-001c

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第2章 インストを設定する

TD-8.j.book 84ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

リスト表示で選ぶここでは、名前の一覧表を見ながらインストを選ぶことができます。fig.03-002([KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)]-SNARE)

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST LIST」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。カーソルのあるところが、現在選ばれているインストの名前です。

3. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ][ ]のいずれかでインストを選びます。

ヒント

•[SHIFT]を押しながら[INC/+]、[DEC/-]を操作すると、ページ単位で画面が切り替わります。

•[F1(GROUP)]を押すと、インストをグループ名から選ぶことができます。

4. [EXIT]を押します。

「INST」画面が表示されます。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

ここで選択できるインストは、「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧ください。

グループ名から選ぶ

「INST」画面でグループ名から選ぶfig.03-002a([KIT]→[F1(INST)]-SNARE)

1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

「GROUP」:

インストの種類を表示します。

「INST」:

インストの名前を表示します。

3. CURSOR[ ]を押して、「GROUP」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでグループを選びます。

5. CURSOR[ ]を押して、「INST」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでインストを選びます。

7. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

ここで選択できるインスト・グループは、「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧ください。

「INST LIST」画面でグループ名から選ぶfig.03-003(画面 [KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)] グループにカーソル)

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)]→[F1(GROUP)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST LIST」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。カーソルのあるところが、現在選んでいるインストのグループ名です。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでグループを選びます。

4. [F1(INST)]を押します。

カーソルがインスト名に移動します。

5. 「リスト表示で選ぶ」(P.84)にしたがって、インストを選びます。

ここで選択できるインスト・グループは、「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧ください。

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第2章 インストを設定する

第2章

TD-8.j.book 85ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラムの音を調整する(V-EDIT)

V-EDIT と EDITキック、スネア、タムのエディット方法は、インストの種類によって異なります。

V-EDIT

好みのヘッドを選んでチューニングをしたり、マフリング(ミュート)を取り付けたりする、アコースティック・ドラムと同じ感覚の音づくりです。

EDIT

「PITCH」、「DECAY」の2つのパラメーターだけを調整します。

V-EDIT ができる条件インスト・グループが「V-KICK」、「V-SNARE」、「V-TOM」のインストを使うとき、V-EDITの設定画面が表示されます。その他のインスト・グループのインストは、ピッチとディケイを調整します。

V-EDIT が可能なインストのエディット画面には、次のマークが表示されます。fig.03-003a(V-EDIT マーク入りの画面図)

胴の深さを選ぶドラムの胴の深さによる音色変化が得られます。スネアでは、「NORMAL」、「DEEP1」、「DEEP2」、「DEEP3」、「DEEP4」の順で、5段階に深くすることができます。胴を深くしていくと低域の厚みや、音の太さが増します。

•「SHELL DEPTH」を「DEEP」にすると、そのインストの音量が上がります。

• インストを変更すると、「DEPTH」の設定は「NORMAL」になります。

fig.03-004(画面 [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])

エディットできるインスト・グループ

V-KICK、V-SNARE、V-TOM

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)]を押します。

[KIT]が点灯し、「SHELL」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

3. CURSOR [ ]を押して「DEPTH」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

DEPTH:

V-KICK: NORMAL、DEEP

V-SNARE:NORMAL、DEEP1、DEEP2、DEEP3、

DEEP4

V-TOM: NORMAL、DEEP

ヘッドとリムにそれぞれV-EDITが可能なインストを選択した場合、胴の深さやヘッドの材質などの設定は、両方の音に共通の設定となります。ヘッド側またはリム側の設定を変更すると、他方の設定も自動的に変更されます。

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第2章 インストを設定する

TD-8.j.book 86ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ヘッドの材質を選ぶドラム・ヘッドの材質によるアタック音と音色変化が得られます。クリア、コーテッド、ピンストライプ(PinStripe ®)の3種類から選べます。fig.03-005([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])

エディットできるインスト・グループ

V-KICK、V-SNARE、V-TOM

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)]を押します。

[KIT]が点灯し、「SHELL」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

3. CURSOR [ ]または[ ]を押して「HEADTYPE」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

HEAD TYPE: CLEAR、COATED、PINSTRIPE(PinStripe ®)

CLEAR:透明な1枚のヘッド材です。

COATED:ヘッド面をコート処理したヘッド材です。もっとも標準的な音が得られます。

PINSTRIPE(PinStripe ®):2枚重ねのヘッドです。

PinStripe ® は、Remo Inc. U.S.A の登録商標です。

ヘッドをチューニングするドラム・ヘッドをチューニングします。自然なチューニング変化が得られます。fig.03-006([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])

エディットできるインスト・グループ

V-KICK、V-SNARE、V-TOM

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)]を押します。

[KIT]が点灯し、「SHELL」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

3. CURSOR[ ]を押して「TUNING」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

TUNING:-480 ~ +480(-4~ +4 オクターブ)

インストによっては、ある程度値を上げる(下げる)と変化しなくなるものがあります。

マフリング(ミュート)を設定するテープを貼るなどしてヘッドの振動を抑えて、倍音成分の調節をします。fig.03-007([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)])

エディットできるインスト・グループ

V-KICK、V-SNARE、V-TOM

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)]を押します。

[KIT]が点灯し、「MUFFLE」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

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第2章 インストを設定する

第2章

TD-8.j.book 87ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3. CURSOR [ ]を押して「MUFFLING」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

MUFFLING:

V-KICK: OFF、TAPE1、TAPE2、BLANKET、

WEIGHT

V-SNARE: OFF、TAPE1、TAPE2、

DOUGHNUTS1、DOUGHNUTS2

V-TOM: OFF、TAPE1、TAPE2、FELT1、

FELT2

OFF:マフリングのない状態です。

TAPE1:1枚のテープを使ったマフリングです。

TAPE2:数枚のテープを使ったマフリングです。

BLANKET:キック・ドラムの中に毛布を入れたマフリングです。

WEIGHT:キック・ドラムの中に毛布を入れ、その上におもりをのせたものです。

DOUGHNUTS1:輪の形をしたマフリング材です。リング・ミュートと呼ばれるものです。

DOUGHNUTS2:DOUGHNUTS1より効果が強くなります。

FELT1:フェルトのマフリングです。

FELT2:FELT1 より効果が強くなります。

スナッピーの張りを調節するスネア・ドラムの裏側に張ってあるスナッピー(響き線)と、裏ヘッドとの密着する度合を変化させて音質を調節します。張りを強くするとスナッピーの鳴りが短くなり、スネア・ドラム全体が鳴っている時間も短くなります。スナッピーを張っていない状態(OFF)、ゆるめ(LOOSE)、普通(MIDIUM)、強め(TIGHT)の 4種類の中から選びます。fig.03-008([F2(MUFFLE)])

エディットできるインスト・グループ

V-SNARE

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)]を押します。

[KIT]が点灯し、「MUFFLE」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

3. CURSOR[ ]を押して「STRAINER ADJ.」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

STRAINER ADJ.:OFF、LOOSE、MEDIUM、TIGHT

OFF:スナッピーをはずしたときの音になります。

LOOSE、MEDIUM、TIGHT:順にスナッピーの張りが強くなります。

ブラシ演奏用のスネアは、「OFF」にしたときの効果があまり得られません。

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第2章 インストを設定する

TD-8.j.book 88ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ピッチや長さ(ディケイ)を設定する(EDIT)V-KICK、V-SNARE、V-TOM 以外のインストは、ピッチとディケイだけがエディットできます。fig.03-009(ピッチとディケイのエディット画面)

1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、V-KICK、V-SNARE、V-TOM以外のインストを選びます。

4. [F2(EDIT)]を押します。

5. CURSOR [ ]または[ ]を押して、設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

7. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

PITCH:-480 ~+480

音の高さを調節します。

DECAY:-31~ +31

音の長さ(減衰時間)を調節します。

インストによっては、ある程度値を上げる(下げる)と変化しなくなるものがあります。

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TD-8.j.book 89ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第3章 スタジオとミキサーを設定する

第3章

スタジオの設定をする(アンビエンス)

ドラムを演奏している部屋の大きさ、壁の材質などを設定し、簡単に目的とする音を得られます。

演奏する場所を決める(STUDIO)TD-8 に内蔵されているアンビエンスの中から選びます。細かい設定をする前に、ここで基本的な環境を設定します。fig.04-001([KIT]→[F2(STUDIO)]画面)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]を押します。

[KIT]が点灯し、「STUDIO」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]を押して「TYPE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

TYPE: BEACH、LIVING、BATH、STUDIO、GARAGE、LOCKER、THEATER、CAVE、GYM、STADIUM

「TYPE」を「BEACH」に設定すると、「WALL」、「ROOM」、「LEVEL」の設定ができません。

壁の材質を変えるドラムを演奏する部屋の壁の材質を選びます。fig.04-003([KIT]→[F2(STUDIO)]画面)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]を押します。

[KIT]が点灯し、「STUDIO」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]または[ ]を押して「WALL」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

WALL:WOOD、PLASTER、GLASS

WOOD:木の壁の音になります。あたたかみのある音が得られます。

PLASTER:石膏板の壁の音になります。標準的な音が得られます。

GLASS:ガラス張りの壁の音になります。最も派手なアンビエンスが得られます。

部屋の大きさを変えるドラムを演奏する部屋の大きさを選びます。fig.04-004([KIT]→[F2(STUDIO)]画面)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]を押します。

[KIT]が点灯し、「STUDIO」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]または[ ]を押して「ROOM」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

ROOM:SMALL、MEDIUM、LARGE

アンビエンスの量を調節するキットごとに、アンビエンスの量を調節します。fig.04-002([KIT]→[F2(STUDIO)]画面)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]を押します。

[KIT]が点灯し、「STUDIO」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「LEVEL」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

LEVEL:0~ 127

89

第3章 スタジオとミキサーを設定する

TD-8.j.book 90ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

インストごとにアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・センド・レベル)

ヘッドの設定fig.04-005([KIT]→[F2(STUDIO)]→[F2(AMBSND)]画面ヘッド)

リムの設定fig.04-005a([KIT]→[F2(STUDIO)]→[F2(AMBSND)]画面リム)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]→[F2(AMBSND)]を押します。

[KIT]が点灯し、「AMBIENCE SEND LEVEL」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

ヒント

[F1(GRPSND)]を押すと、アンビエンス・グループ・センド・レベルの設定画面へジャンプすることができます(P.90)。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

AMBIENCE SEND LEVEL:0~ 127

• トリガー・インプット1(KICK1)、2(KICK2)、11(AUX1)、12(AUX2)にはリムがありません。

• トリガー・インプット2(KICK2)、12(AUX2)は、トリガー・インプット・ジャック1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)にパッドを 2つ接続した場合にのみ使えます(P.27)。

パートのグループごとにアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・グループ・センド・レベル)ドラム・キット・パート、パーカッション・パート、その他のパートのアンビエンスのかかり具合を調節します。fig.04-005b(画面)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]→[F2(AMBSND)]→[F1(GRPSND)]を押します。

[KIT]が点灯し「AMB GROUP SEND LEVEL」画面が表示されます。

2. ファンクション・ボタンを押して、センド・レベルを調節するグループにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで調節します。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

AMBIENCE GROUP SEND LEVEL:0~ 127

[F1(KIT)]:

ドラム・キット・パート全体のアンビエンスのかかり具合を調節します。

[F2(PERC)]:

パーカッション・パート全体のアンビエンスのかかり具合を調節します。

[F3(B INST)]:

バッキング・インスト(パート1~ 4のインスト)のアンビエンスのかかり具合を調節します。

90

第3章 スタジオとミキサーを設定する

第3章

TD-8.j.book 91ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

音色を調節する(マスター・イコライザー)2 バンド(高域用、低域用)のイコライザーでドラム・キットごとに音色を調節します。fig.04-006([KIT]→[F2(STUDIO)]→[F1(EQ)]画面)

1. [KIT]→[F2(STUDIO)]→[F1(EQ)]を押します。

[KIT]が点灯し、「MASTER EQ」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]または[ ]を押して、設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

LOW FREQ:200、400(Hz)

LOW GAIN:-12~ +12(dB)

HIGH FREQ:3K、6K(Hz)

HIGH GAIN:-12~ +12(dB)

FREQ(Freqency):

イコライザーで増減させる帯域の、カットオフ周波数を設定します。高音域(HIGH)、低音域(LOW)それぞれのカットオフ周波数が設定できます。

GAIN:

高音域(HIGH)、低音域(LOW)それぞれの増減量(GAIN)を設定します。プラスにするとその帯域の音を増幅し、マイナスにすると減衰します。

「GAIN」を「0」に設定すると、イコライザーがかかりません。

fig.04-006a(グラフ)

+

-

Gain(dB)

GAIN

Cutoff Freq(HIGH)

Cutoff Freq(LOW)

Freq(Hz)

Head x12

Rim x8Equalizer

x20

Level

x20

Ambience Send Level

MasterLevel

Ambience Group Send Level

Ambience

Drum Kit

Part 1~4

Percussion

Part Level

x4

Ambience Level

Ambience Group Send Level

x4

LOW FREQLOW GAINHIGH FREQHIGH GAIN

TYPEWALLROOMLEVEL

Pan

x12

Pan

x4

Level

Ambience Level

Ambience Group Send Level

91

第3章 スタジオとミキサーを設定する

TD-8.j.book 92ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ミキサーの設定をする[MIXER]12 チャンネルのミキシング・コンソールで、サウンドを仕上げます。fig.04-007(MIXER画面)

画面上の略記画面左から順に、次のように表示します。

基本操作

1. [MIXER]を押します。

[MIXER]が点灯し、「MIXER」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]または[ ]を押して設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

3. 各画面で、設定するパッドをたたくと、そのパッドのスライダーやつまみへカーソルが移動します。

• トリガー・インプット1(KICK1)、2(KICK2)、11(AUX1)、12(AUX2)にはリムがありません。

• トリガー・インプット2(KICK2)、12(AUX2)は、トリガー・インプット・ジャック1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)にパッドを 2つ接続した場合にのみ使えます(P.27)。

ヒント

[F1( MENU)]を押すと、次の画面へジャンプすることができます。

1. [F1( MENU)]を押します。

ポップアップ・メニューが表示されます。

2.[INC/+]、[DEC/-]、VALUEダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかでジャンプする画面にカーソルを合わせます。

3. [F1]を押して確定します。

AMB(AMBIENCE):

アンビエンス・センド・レベルの設定画面(P.89)へジャンプします。

OUT(OUTPUT):出力ジャックの設定画面(P.137)へジャンプします。

パッドの音量バランスを調節する

パッドごとに音量を設定します。fig.04-008([MIXER]音量)

1. [MIXER]を押します。

[MIXER]が点灯し、「MIXER」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]を押して「LEVEL」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドのスライダーへカーソルが移動します。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

LEVEL:0~ 127

ヒント

ペダル・ハイハットの音量は、「ペダル・ハイハット・ボリューム」で設定します(P.81)。

画面表記 トリガー・インプット

K 1(KICK1)

K 2(KICK2)

S 3(SNARE)

1 4(TOM1)

2 5(TOM2)

3 6(TOM3)

H 7(HI-HAT)

C 8(CRASH1)

C 9(CRASH2)

R 10(RIDE)

A 11(AUX1)

A 12(AUX2)

92

第3章 スタジオとミキサーを設定する

第3章

TD-8.j.book 93ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パン(定位)を調節するパッドごとにパン(定位)を設定します。fig.04-009([MIXER]パン)

1. [MIXER]を押します。

[MIXER]が点灯し、「MIXER」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]または[ ]を押して「PAN」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドのつまみへカーソルが移動します。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

つまみを右に回す([INC/+]を押す)と右に定位し、左に回す([DEC/-]を押す)と左に定位します。

5. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

PAN:L15 ~CTR~ R15、RND、ALT

CTR(CENTER):中央に定位します。

RND(RANDOM):パッドをたたくたびに、パン(定位)が不規則に変化します。

ALT(ALTERNATE):パッドをたたくたびに、パン(定位)が左右交互に変化します。

キット全体の音量を調節する各パッドの音量バランスを保ったまま、キット全体の音量を調節できます。fig.04-010([MIXER]パン)

1. [MIXER]を押します。

[MIXER]が点灯し、「MIXER」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「MASTR」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

つまみを右に回す([INC/+]を押す)と大きくなり、左に回す([DEC/-]を押す)と小さくなります。

4. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

MASTR(MASTER VOLUME):0~ 127

93

9

TD-8.j.book 94ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第4章 クリックを聴きながら演奏する

クリックのオン/オフと音量を設定する[CLICK]を押すたびに、クリックを鳴らす/鳴らさないの切り替えができます。鳴らす設定のときは、[CLICK]が点灯します。音量は、[GROUP FADERS]の[CLICK]で調節します。fig.05-001a.j(点灯、消灯)

テンポを設定するパターンまたはソングの再生が停止しているとき、クリックをメトロノームとして使えます。ただし、別のパターンまたはソングを選ぶと、そのパターンまたはソングに設定されたテンポに切り替わります。fig.05-001(TEMPO画面)

1. [CLICK]を押します。

[CLICK]が点灯し、クリックが鳴り始めます。

2. [TEMPO]を押します。

[TEMPO]が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでテンポを設定します。

4. 設定が終わったら、[TEMPO]を押します。

[TEMPO]が消灯し、「TEMPO」画面が消えます。

TEMPO:20 ~ 260

拍子を設定するfig.05-002(「CLICK」画面)

1. [CLICK]→[F1(INTRVL)]を押します。

[CLICK]が点灯し、「CLICK INTERVAL」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]を押して、「TIME SIGNATURE」(拍子)の分子にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで分子を設定します。

4. CURSOR[ ]を押して、分母にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで分母を設定します。

パターンまたはソングの再生中は、クリックの拍子を変更できません。パターンまたはソングの拍子設定にしたがいます。

TIME SIGNATURE:

分子(1小節あたりの拍数):0~ 13

分母(基準音符):2、4、8、16

分子を「0」に設定すると、一拍目にアクセントがつきません。クリック音が一定の音量で鳴ります。

クリックを鳴らす

点灯

鳴らさない

消灯

4

第4章 クリックを聴きながら演奏する

第4章

TD-8.j.book 95ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

クリックの間隔(インターバル)を設定するfig.05-003(「CLICK」画面)

1. [CLICK]→[F1(INTRVL)]を押します。

[CLICK]が点灯し、「CLICK INTERVAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して、「INTERVAL」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

INTERVAL: 1/2(2分音符)、3/8(付点 4分音符)、1/4(4分音符)、1/8(8 分音符)、1/12(12分音符)、1/16(16 分音符)

クリック音を選ぶクリック用に鳴らす音を選択します。「VOICE」を選択すると、人の声でカウントします。fig.05-004([CLICK]→[F2(INST)])

1. [CLICK]→[F2(INST)]を押します。

[CLICK]が点灯し、「CLICK INST」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]を押して「INST」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

INST: VOICE、CLICK、BEEP、METRONOME、CLAVES、WOOD BLOCK、STICKS、CROSS STICK、TRIANGLE、COWBELL、CONGA、TALKING DRUM、MARACAS、CABASA、CUICA、AGOGO、TAMBOURINE、SNAPS、909 SNARE、808 COWBELL

パン(定位)を変えるクリック音を聴きやすい定位に調節できます。fig.05-005([CLICK]→[F2(INST)])

1. [CLICK]→[F2(INST)]を押します。

[CLICK]が点灯し、「CLICK INST」画面が表示されます。

2. CURSOR [ ]または[ ]を押して「PAN」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「L15」で最も左、「CTR」で中央、「R15」で最も右に定位します。

PAN:L15 ~ CTR(CENTER)~R15

出力先を選ぶクリックを出力するアウトプットを設定します。fig.05-006([CLICK]→[F2(INST)])

1. [CLICK]→[F2(INST)]を押します。

[CLICK]が点灯し、「CLICK INST」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「OUTPUT」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

OUTPUT:BOTH、PHONES

BOTH:マスター・アウトプットとヘッドホンに出力します。

PHONES:ヘッドホンのみに出力します。

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TD-8.j.book 96ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8 のシーケンサーは6つのパートで構成されています。パッド演奏の録音や再生には、ドラム・キット・パートを使います。これ以外にパート1、パート 2、パート 3、パート4の4つのパート(バッキング・パート)と、パーカッション・パートがあります。

このような6つのパートの演奏をまとめたものをパターンと呼びます。

プリセット(内蔵)パターン(パターン 1~700)

あらかじめ、各パートの演奏が録音されています。ドラム練習のためのバッキング演奏、ライブ演奏などに使えます。プリセット・パターンは演奏の変更や消去をしたり、録音したりすることはできません。

プリセット・パターン(パターン1を除く)のドラム演奏は、パーカッション・パートに録音されています。

ユーザー・パターン(パターン 701~ 800)

録音できるパターンです。パッドや外部MIDI キーボードでの演奏をそのまま録音することができます(リアルタイム・レコーディング、P.108)。ユーザー・パターンの設定を変更すると、自動的に変更内容が保存されます。

基本操作「SEQUENCER」部のボタンで、シーケンサーの基本操作をしたり、設定画面を表示したりします。fig.06-001(SEQUENCER操作子)

[TOP]:

パターン停止中に押すと、パターンの先頭に戻ります。

[BWD]:

パターン停止中に押すと、一つ前の小節に巻き戻します。

[FWD]:

パターン停止中に押すと、次の小節に早送りします。

[TOP]、[BWD]、[FWD]は、パターン再生中は使用できません。

[CLICK]:

クリックをオン、オフします。

[TEMPO]:

テンポを設定します。

[PLAY/STOP]:

パターンを再生、停止します。

[REC]:

録音設定の画面を開き、録音待機状態になります。

[PATTERN]:

パターンを選択します。

[SONG]:

ソングを選択します。詳しくは「第6章 ソングに合わせて演奏する」(P.120)をご覧ください。

• 各ボタンの操作について詳しくは、以降の説明をお読みください。

• ソングの再生/録音時の操作については、「第6章 ソングに合わせて演奏する」(P.120)をご覧ください。

6

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 97ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

プリセット・パターンの使いかたプリセット・パターンの各種設定は変更して保存することができません。一時的な設定の変更はできますが、別のパターンを選ぶと、プリセット・パターンにあらかじめ用意されていた設定に戻ります。また、編集や録音をすることもできません。

• 設定を変更しようとすると次のような画面が表示されます。

fig.06-002(WARNING:PRESET PATTERN)

• 編集や録音をしようとすると次のような画面が表示されます。

fig.06-002a(WARNING)

プリセット・パターンの設定を変更したり、編集や録音をしたりする場合は、ユーザー・パターンにコピー(P.113)してください。このユーザー・パターンの設定を変更すると、自動的に保存されます。

パターンを選ぶfig.06-002b

1. [PATTERN]を押します。

[PATTERN]が点灯し、「PATTERN」画面が表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパターンを選択します。

ヒント

CURSOR[ ]を押してカーソルを「CATEG」に合わせると、パターンのカテゴリーを選択することができます。

プリセット・パターンの著作権について

内蔵のプリセット・パターンの著作権は当社が保有しています。お客様が新たな作品の制作のために、これらのプリセット・パターンやそのフレーズを使用されることに関しては当社の許諾を必要としません。ただし、プリセット・パターンやそのフレーズの一部または全部を複製し、複製物(データ集等)を作成、頒布することはできません。

また、お客様がこれらのパターンを使用して作成された作品が第三者の著作権を侵害しても当社はいっさいの責任を負いません。

プリセット・パターンのディビジョンについて

プリセット・パターン名の末尾の文字は、ディビジョン(フレーズの種類)を表します。

プリセット・パターンのディビジョンは、次の6種類があります。

ディビジョン 表示 表示例

INTRO(イントロ) -I BRIT_R-I

MAIN A(メイン A) -A BRIT_R-A

MAIN B(メインB) -B BRIT_R-B

FILL 1(フィル 1) -1 BRIT_R-1

FILL 2(フィル 2) -2 BRIT_R-2

ENDING(エンディング) -E BRIT_R-E

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第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 98ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

「PATTERN」画面についてfig.06-003(画面上部の 7SEGも:「PATTERN」画面)

1 パターン番号

現在選択しているパターンの番号が表示されます。

2 小節番号

[PLAY/STOP]を押すと、ここに表示されている小節から再生を開始します。

3 パターンのカテゴリー

現在選択しているパターンのカテゴリーが表示されます。

4 パターンの番号と名前

現在選択しているパターンの番号と名前が表示されます。空パターンを選択すると、パターン名の横に、「 」が表示されます。

5 パターンの種類

プリセット・パターン(P.97)とパターン・ロック(P.119)がオンに設定されたパターンには、「 」が表示されます。

6 再生のしかたの設定(P.100)

パターンの再生タイプが表示されます。

7 シーケンサーの状態

パターンの再生「 」、停止「 」、録音「 」(P.108)、リハーサル「 」(P.110)、消去「 」(P.110)の状態を示します。

8 パートの消音(ミュート)状態(P.106)

ミュートしたパートのアイコンが消えます。

[F1]~[F3]のファンクション・ボタンは、次に説明する各機能を使うときに押します。

ヒント

設定を終えたら、[PATTERN]を押して、この画面にしておきましょう。演奏中にあやまって設定を変えてしまうことを防ぎます。

リスト表示で選ぶ「PATTERN」画面と同じく、パターンを選ぶための画面です。名前の一覧表を見ながら選ぶことができます。

拍子、小節数(LEN)、パターンの再生タイプ、カテゴリー名、パターン番号、パターン名を表示します。fig.06-004(パターン・リスト画面)

1. [PATTERN]→[F1(LIST)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、「PATTERN LIST」画面が表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかでパターンを選択します。

[SHIFT]を押しながら[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルを操作すると、ページ単位で表示が切り替わります。

3. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面に戻ります。

ヒント

[F1(CTEGRY)]を押すと、カテゴリー名を選ぶことができます。

5

7

62

1

348

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第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 99ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

カテゴリー名から選ぶ

「PATTERN」画面でカテゴリーを選ぶfig.06-005(パターン画面:カーソルはカテゴリー、説明を追加)

1. [PATTERN]を押します。

[PATTERN]が点灯し、「PATTERN」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して、カーソルを「CATEG」に合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでカテゴリーを選択します。

4. CURSOR[ ]を押して、カーソルをパターン名に合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパターンを選択します。

「PATTERN LIST」画面でカテゴリーを選ぶfig.06-006(パターン・リスト画面:カーソルはカテゴリー、説明を追加)

1. [PATTERN]→[F1(LIST)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、「PATTERN LIST」画面が表示されます。

2. パターン名にカーソルがある場合は、[F1(CTEGRY)]を押してカテゴリー名にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでカテゴリー名を選択します。

4. [F1(PTN)]を押します。

カーソルがパターン名へ移動します。

5. 「リスト表示で選ぶ」(P.98)の手順にしたがって、パターンを選択します。

パターンを再生するfig.06-007(パターン再生中の画面)

1. 「パターンを選ぶ」(P.97)の手順にしたがって、再生するパターンを選択します。

2. [PLAY/STOP]を押します。

[PLAY/STOP]が点灯し、パターンの再生が始まります。

3. 途中で停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。

[PLAY/STOP]が消灯し、再生していた小節の先頭に戻ります。

パターンの再生中に[SONG]を押すと、パターンの再生が停止してから(ループ再生中は[PLAY/STOP]を押して停止してから)、ソングを再生できる状態になります。

早送りと巻き戻しパターンの再生が停止しているとき、次のことができます。

•[TOP]を押すと、パターンの先頭に戻ります。

•[BWD]を押すたびに、一つ前の小節に巻き戻します。

•[FWD]を押すたびに、次の小節に早送りします。fig.06-007a.j

[PLAY/STOP]を押してパターンの再生を停止すると、再生していた小節の先頭に戻ります。

再生位置

[TOP] [BWD] [PLAY/STOP] [FWD]

1 2 3 4

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第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 100 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

テンポを設定する

パターンごとに設定するパターンを選んだとき、ここで設定したテンポが自動的にセットされます。

プリセット・パターンの場合は、次項の「再生中のパターンのテンポを一時的に変える[TEMPO]」と同じく、一時的な変更となります。

fig.06-008([F1(SETUP)])

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F1(SETUP)]を押します。

「PATTERN SETUP」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]を押して「TEMPO」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでテンポを設定します。

7. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

PATTERN TEMPO:20 ~260

再生中のパターンのテンポを一時的に変える[TEMPO]この設定で、再生中のパターンのテンポを一時的に変更します。別のパターンを選ぶと、あらかじめパターンに設定されているテンポ(前項)に戻ります。練習などで一時的にテンポを変えて再生するときに便利です。fig.06-009(パターンの再生画面+テンポ画面)

1. 「パターンを選ぶ」(P.97)にしたがって、テンポを設定するパターンを選択します。

2. [TEMPO]を押します。

[TEMPO]が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでテンポを設定します。

4. 設定が終わったら、[TEMPO]を押します。

[TEMPO]が消灯し、「TEMPO」画面が消えます。

TEMPO:20 ~ 260

再生のしかた(LOOP、1SHOT、TAP)を選ぶパターンの再生のしかたを次の3つから選択します。

LOOP( ):

最後まで再生すると、先頭に戻って繰り返します。[PLAY/STOP]を押すまで演奏を続けます。

1SHOT(ONE SHOT)( ):

最後まで再生すると停止します。

TAP( ):

[PLAY/STOP]を押すたびにパターン内の音を順に再生します。パッド・パターン(P.139)の設定をしているときは、パッドをたたくたびにパターン内の音を順に再生します。

fig.06-010([PATTERN]→[F3(MENU)]→[FUNC]→[F2(TYPE)])

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F2(TYPE)]を押します。

「PATTERN TYPE」画面が表示されます。

100

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 101 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

5. CURSOR[ ]を押して「PLAY TYPE」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

7. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

PLAY TYPE:LOOP、1SHOT、TAP

ヒント

「QUICK PLAY」、「RESET TIME」、「TAP EXC SW」については、以降の設定例をご覧ください。

設定例LOOP

パターンの演奏を伴奏にしたドラムの練習やライブ演奏には、「LOOP」が便利です。

1SHOT

パッドにパターンを割り当てたとき(パッド・パターン、P.139)に便利な機能です。「1SHOT」に設定したパターンをパッドに割り当てておくと、通常のドラム演奏中にパッドを一度たたくだけで、あらかじめ用意しておいたパターンを再生できます。

TAP

パッドにパターンを割り当てたとき(パッド・パターン、P.139)に便利な機能です。例えば、メロディーが入っているパターンを「TAP」に設定し、パッドに割り当てておけば、パッドをたたくたびにメロディーが1音ずつ進行していくような演奏ができます。また、キック・ドラムを踏むたびに、ベース・ラインが進行するなどの設定もできます。

タップ再生に使用するパターンをリアルタイム・レコーディング(P.108)で録音するときは、録音前にクォンタイズの設定をしてください(P.111)。

LOOP、1SHOTの補助機能

QUICK PLAY:OFF、ON

演奏データの先頭に空白部分があると、その部分を無視して実際の演奏が始まるところから再生する機能です。録音開始時に空白ができてしまったデータも、この機能を使えばすぐに再生が始まります。

前述の操作手順 5.で、「QUICK PLAY」にカーソルを合わせてオン、オフを切り替えます。

TAPの補助機能

RESET TIME:OFF、0.1 ~ 8.0(秒)

タップ再生中に、ある一定時間そのパッドで演奏しないでいると、自動的にパターンの先頭に戻る機能です。この設定値は、最後にパッドをたたいてからの時間で、この時間を過ぎると次にパッドをたたくときにはパターンの先頭に戻っています。「OFF」にするとこの機能は働きません。

前述の操作手順 5.で、「RESET TIME」にカーソルを合わせて設定します。

TAP EXC SW:OFF、ON

タップ再生で、発音中の音が鳴り終わる前に次の音を鳴らすとき、発音中の音を停止して次の音を鳴らす(ON)、重ねる(OFF)の設定ができます。

前述の操作手順 5.で、「TAP EXC SW」にカーソルを合わせて設定します。

OFF:

発音中の音を最後まで再生し、次の音を重ねて鳴らします。

ON:発音中の音を途中で停止し、次の音を鳴らします。

ヒント

パッドをたたいた強さに応じて、 演奏されるパターンのベロシティーを変えることができます( パッド・パターン・ベロシティー)。「パッドをたたいてパターンを演奏させる(パッド・パターン)」(P.139)をご覧

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第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 102 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

移調する(トランスポーズ)パターンを移調します。-24(-2 オクターブ)から+24(+2オクターブ)まで設定できます。fig.06-011(トランスポーズ)

fig.06-012([F3(TRANS)])

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F3(TRANS)]を押します。

「TRANS」画面が表示されます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでトランスポーズ値を設定します。

6. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

TRANSPOSE BIAS:-24 ~+24(-2 ~ +2 オクターブ)

再生前にカウントを入れる(カウント・イン)パターンやソングの再生前にカウントを入れることができます。

[CLICK]→[F3(COUNT)]を押すと設定画面が表示されます。

詳しい設定手順は、「録音、再生前にカウントを入れる(カウント・イン)」(P.112)をご覧ください。

パートの設定をするドラム・キット・パートの設定については、第1章~第 3章をご覧ください。

パートを選ぶfig.06-013([PATTERN]→[F2(PART)]→[F1(PAGE 1)])

1. [PATTERN]→[F2( PART)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「SETUP」にカーソルを合わせます。

3. [F2]を押して確定します。

4. [F1(PAGE 1)]を押します。

「PART PAGE 1」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]を押して「PART」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパートを選択します。

7. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

PART:PERC、PART1、PART2、PART3、PART4

PERC:

パーカッション・パート

PART1、PART2、PART3、PART4:

パート1~パート 4

インストを選ぶ

パターン・ロック(P.119)がオンに設定されたユーザー・パターンは、パートのインストを変更できません。以降の操作で、変更を行おうとすると、警告画面が表示されます。

fig.06-014(インストの設定の PAGE1:インスト・ナンバー、ネームを注釈)

1. 「パートを選ぶ」(P.102)にしたがって、インストを変更するパートを選択します。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押してインスト・ナンバーにカーソルを合わせます。

+4

インスト・ナンバー インスト・ネーム

102

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 103 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでインスト・ナンバーを選択します。

4. CURSOR[ ]を押してインスト・ネームにカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでインスト・ネームを選択します。

ヒント

[PREVIEW]を押して、選んでいるインストの音を試聴することができます。

6. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

• ここで選択できるインストは、「バッキング・インスト・リスト」(P.186)をご覧ください。

• パーカッション・パートの設定は、「パーカッション・セットの設定をする」(P.104)をご覧ください。

音量、アンビエンスのかかり具合(アンビエンス・センド・レベル)、パン(定位)、ベンド・レンジを調節する

パーカッション・パートの設定は、「パーカッション・セットの設定をする」(P.104)をご覧ください。

fig.06-015(パートのインストの設定:PAGE2)

1. 「パートを選ぶ」(P.102)にしたがって、設定するパートを選択します。

2. [F2(PAGE 2)]を押します。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

5. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

LEVEL:0~ 127

音量を調節します。

AMB LEVEL:0~127

アンビエンスの量を調節します。

PAN:L15 ~ CTR(Center)~R15

音の左右の定位を調節します。「L15」でもっとも左、「CTR」で中央、「R15」で最も右に定位します。

BEND RANGE:0 ~+24

ピッチ・ベンドを最大にしたときに、どれくらい音の高さを変化させるかを調節します。0から+24(+2オクターブ)まで設定できます。

バッキング・パート全体のアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・グループ・センド・レベル)バッキング・パートのインスト(バッキング・インスト)全体のアンビエンス・センド・レベルを調節します。[KIT]→[F2(STUDIO)]→[F2(AMBSND)]→[F1(GRPSND)]→[F3(B INST)]を押すと、設定画面が表示されます。

詳しい設定手順は、「パートのグループごとにアンビエンスのかかり具合を調節する(アンビエンス・グループ・センド・レベル)」(P.90)をご覧ください。

インスト・ナンバー

インスト・ナンバーを変更すると、音色を変更することができます。各インスト・ナンバーの中のバリエーションを選ぶときは、インスト・ネームを切り替えて音色を選びます。インスト・ナンバーはプログラム・ナンバー(1~128)と対応しています。

インスト・ネーム

バリエーション音色も含めた全内蔵音色を順に選ぶことができます。

バリエーション音色

あるインスト・ナンバーの、少し異なるタイプの音色のことです。インスト・ナンバーによってバリエーション音色の数が異なります。

103

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 104 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パーカッション・セットの設定をする複数の打楽器(パーカッション・インスト)の集まりを、パーカッション・セットと呼びます。ノート・ナンバーごとに、異なるパーカッション・インストが割り当てられており、複数のインストを一度に使うことができます。

パーカッション・セットの使いかた

プリセット・パーカッション・セット

あらかじめ10 個のプリセット・パーカッション・セットが用意されています。プリセット・パーカッション・セットの設定を変更する場合は、ユーザー・パーカッション・セットにコピーしてください。このユーザー・パーカッション・セットの設定を変更すると、自動的に保存されます。

ユーザー・パーカッション・セット

プリセット・パーカッション・セットをコピーするときや、新しいパーカッション・セットを作るときに使います。ユーザー・パーカッション・セットは2つあります。

パーカッション・セットを選ぶ

パターン・ロック(P.119)がオンに設定されたユーザー・パターンは、パーカッション・セットを変更できません。以降の操作で、変更を行おうとすると、警告画面が表示されます。

fig.06-016(パーカッション・セット・ナンバー、ネームを注釈)

1. 「パートを選ぶ」(P.102)にしたがって、パーカッション・パートを選択します。

2. CURSOR[ ]を押して「PERC SET」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパーカッション・セットを選択します。

4. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

音量、アンビエンスのかかり具合(アンビエンス・センド・レベル)を調節するfig.06-017(パーカッション・パートの設定:PAGE 2)

1. 「パートを選ぶ」(P.102)にしたがって、パーカッション・パートを選択します。

2. [F2(PAGE 2)]を押します。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

LEVEL:0~ 127

音量を調節します。

AMB LEVEL:0~127

アンビエンスの量を調節します。

パーカッション・セットをコピーするパーカッション・セットを、そのままユーザー・パーカッション・セットへコピーします。fig.06-018(パーカッション・パートのコピー、解説入り)

1. 「パートを選ぶ」(P.102)にしたがって、プリセット・パーカッション・セットを選択します。

ユーザー・パーカッション・セットをコピーするときも、プリセット・パーカッション・セットを選択してください。

2. [F3(INST)]を押します。

「PERC INST」画面が表示されます。

コピー元

コピー先

[F3 (COPY)]を押す

104

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 105 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3. [F3(COPY)]を押します。

「COPY」画面が表示されます。

手順 1. で、ユーザー・パーカッション・セットを選ぶと、[F3(EDIT)]となります。このときは、プリセット・パーカッション・セットを選びなおしてください。

4. CURSOR[ ]を押して、コピー元のパーカッション・セットにカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー元のパーカッション・セットを選択します。

6. CURSOR[ ]を押して、コピー先のパーカッション・セットにカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー先のパーカッション・セットを選択します。

8. [F3(COPY)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-019(確認画面)

9. [F3(EXEC)]を押します。

キャンセルする場合は、[F1(CANCEL)]を押します。

10.コピーが終了したら、[PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

パーカッション・インストを選ぶfig.06-020([PATTERN]→[F2(PART)]→[F3(PRCSET)]解説)

左から、ノート・ナンバー、ノート名、インスト名を表示します。

• プリセット・パーカッション・セット選択時は、インストを変更できません。インストを変更する場合は、ユーザー・パーカッション・セットにコピーしてください(P.104)。このユーザー・パーカッション・セットの設定を変更すると、自動的に保存されます。

• パターンでユーザー・パーカッション・セットを使用している場合、そのパーカッション・セットの内容を変更すると、パターンの演奏が変わることがあります。

1. 「パートを選ぶ」(P.102)にしたがって、パーカッション・パートを選択します。

2. [F3(INST)]を押します。

「PERC INST」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して変更するノートにカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでインストを選びます。

5. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

ヒント

[PREVIEW]を押すと、選んだインストを試聴することができます。

ここで選択できるインストは、「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧ください。

ヒント

チャンネル10・プライオリティ(P.154)ドラム・キット・パートとパーカッション・パートを、重複してチャンネル10 に設定した場合に必要な設定です。パッドに割り当てたノート・ナンバーと同じノート・ナンバーに、パーカッション・インストが割り当てられている場合、どちらのインストを発音するかを選択します。外部シーケンサーのデータをTD-8 に取り込むと(P.112)、チャンネル10・プライオリティで設定したパートに記録されます。

パーカッション・インストごとの設定をするユーザー・パーカッション・セットのインストごとに、音量、アンビエンスの量、パン(定位)、ピッチ、ディケイの設定をします。

• プリセット・パーカッション・セット選択時は、設定画面が表示されません。設定を変更する場合は、ユーザー・パーカッション・セットにコピーしてください(P.104)。このユーザー・パーカッション・セットの設定を変更すると、自動的に保存されます。

• パターンでユーザー・パーカッション・セットを使用している場合、そのパーカッション・セットの内容を変更すると、パターンの演奏が変わることがあります。

fig.06-021([PATTERN]→[F2(PART)]→[F3(PRCSET)]→[F3(EDIT)])

105

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 106 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

1. 「パーカッション・インストを選ぶ」(P.105)にしたがって、設定するインストを選択します。

2. [F3(EDIT)]を押します。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで設定します。

5. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

LEVEL:0~ 127

音量を調節します。

AMB(AMB LEVEL):0~ 127

アンビエンスの量を調節します。

PAN:L15 ~CTR(Center)~R15、RND、ALT

音の左右の定位を調節します。「L15」でもっとも左、「CTR」で中央、「R15」でもっとも右に定位します。RND:

パン(定位)が不規則に変化します。ALT:

パン(定位)が左右交互に変化します。

PITCH:-480 ~+480

音の高さを調節します。

DECAY:-31~ +31

音の減衰時間を調節します。

インストによっては、ある一定以上値を上げて(下げて)も、「PITCH」や「DECAY」の変化が現れないものがあります。

特定のパートの演奏を消音(ミュート)する(パート・ミュート)パターンやソングの特定のパートの演奏を消音(ミュート)することができます。

パターンやソングを切り替えても、パートの消音(ミュート)の設定は有効です。

fig.06-022(パート・ミュート 1/2と[SHIFT]を押すと切り替わる図)

1. [PATTERN]→[F2( PART)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「MUTE」にカーソルを合わせます。

3. [F2]を押して確定します。

「PART MUTE」画面が表示されます。

ヒント

[SHIFT]+[MIXER]を押して設定することもできます。

4. 消音するパート別に、次のように操作します。

消音したパートの表示が消えます。

5. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

消音するパート 画面表示 操作

ドラム・キット・パート

USR/KT [F1(KIT)]

パーカッション・パート

DRM/PC P.107 をご覧ください。

パート1 PART 1 [F3(PART1)]

パート2 PART 2 [SHIFT]+[F1(PART2)]

パート3 PART 3 [SHIFT]+[F2(PART3)]

パート4 PART 4 [SHIFT]+[F3(PART4)]

[SHIFT]を押す

106

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 107 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パーカッション・パートを消音(ミュート)するパーカッション・インストには、ドラム・インストとパーカッション・インストの2種類があります。パーカッション・パートを消音(ミュート)するときに、ドラム・インストのみのミュート(パーカッションは発音)と、ドラム・インストとパーカッション・インストを合わせた、パーカッション・パートすべてのインストの消音(ミュート)のどちらかを選択します。

プリセット・パターン(パターン1を除く)のドラムの音は、パーカッション・パートに録音されています。

パーカッション・パートのドラムの音(ドラム・インスト)を消音するパーカッション・インストを発音させたまま、ドラム・インストのみを消音(ミュート)することができます。

消音(ミュート)するドラム・インストのノート・ナンバーはあらかじめ決められており、変更できません。

消音(ミュート)するノート・ナンバーについては、「プリセット・パーカッション・セット・リスト」(P.184)をご覧ください。

1. [PATTERN]→[F2( PART)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「MUTE」にカーソルを合わせます。

3. [F2]を押して確定します。

「PART MUTE」画面が表示されます。

ヒント

[SHIFT]+[MIXER]を押して設定することもできます。

4. [F2(DRM/PC)]を押します。

パーカッション・パートの表示が図のようになり、パーカッション・パートのドラム・インストを消音(ミュート)します。

fig.06-024(パーカッション・パートの一段階ミュート)

5. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

パーカッション・パートをすべて消音する

1. [PATTERN]→[F2( PART)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「MUTE」にカーソルを合わせます。

3. [F2]を押して確定します。

「PART MUTE」画面が表示されます。

ヒント

[SHIFT]+[MIXER]を押して設定することもできます。

4. [F2(DRM/PC)]を押します。

パーカッション・パートの表示が図のようになります。fig.06-025(パーカッション・パートの一段階ミュート)

5. もう一度、[F2(DRM/PC)]を押します。

パーカッション・パートの表示が消え、パーカッション・パートすべてを消音(ミュート)します。

fig.06-026(パーカッション・パートの二段階ミュート)

6. [PATTERN]を押します。

「PATTERN」画面が表示されます。

107

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 108 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンやソングの再生画面で、パートの消音(ミュート)状態を確認する各パートの消音(ミュート)状態を、次のように表示します。

パート 1~パート4、ドラム・キット・パート

MUTE OFF:反転文字で表示します。

fig.06-028(パート 1~4、ドラム・キット・パートミュートしない:反転表示)

MUTE ON:表示が消えます。

fig.06-029(パート 1~4、ドラム・キット・パートミュートする:表示なし)

パーカッション・パート

MUTE OFF:反転文字で表示します。

fig.06-030(パーカッション・パートミュートしない:反転表示)

パーカッション・インスト=MUTE OFF、ドラム・インスト=MUTE ON:文字を表示します。

fig.06-031(パーカッション =ON、ドラム=OFFの時:文字)

MUTE ON:表示が消えます。

fig.06-032(パーカッション、ドラム =OFFの時:文字なし)

演奏をそのまま録音してパターンを作る(リアルタイム・レコーディング)パッドや外部MIDI キーボードでの演奏をそのまま録音します(リアルタイム・レコーディング)。

ハイハット・コントロール・ペダルの演奏や打点位置検出などの演奏情報も記録します。

• ブラシ・スウィープ(ブラシでこする)奏法とチョーク奏法(P.42)は記録できません。スウィープ(ブラシでこする)奏法の音を録音する場合は、ドラム・キットの「MIDIbrsh」をお使いください。

• TD-8 のパターンに録音できるデータ量には限りがあります。大量の演奏データを持つパターンを作ると、パターンを100 個作る前にメモリーを使いきる場合があります。

ハイハット・コントロール・ペダルの演奏や打点位置検出などの演奏情報を記録すると、ユーザー・メモリーの消費が早くなります。これらの演奏情報を記録しない設定については、「細かい演奏表現のためのMIDI メッセージ」(P.161)をご覧ください。

メモリー残量の確認のしかたは、「メモリー残量を確認する」(P.136)をご覧ください。

録音の手順基本的な録音の手順を説明します。パッドによる録音もMIDI キーボードによる録音も手順は同じです。

1. 空のパターンを呼び出すfig.06-033([PATTERN]→[F3(MENU)]→[NEW])

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「NEW」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

演奏の入っていない空のパターンが呼び出されます。

パート名 パターン画面の表示

ドラム・キット・パート KIT

パーカッション・パート P

パート1 1

パート2 2

パート3 3

パート4 4

108

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 109 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

すべてのパターンを使いきっている場合は呼び出すことができません「パターンを削除する[DELETE]」(P.116)を参照して、不要なパターンを削除してから録音してください。

2. 拍子、小節数、テンポを決めるfig.06-034([PATTERN]→[F3(MENU)]→[FUNC])

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F1(SETUP)]を押します。

「PATTERN SETUP」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]または[ ]を押して、設定するパラメーターにカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

TIME SIGNATURE(拍子):

分子 =1 ~ 13

分母 =2、4、8、16

分母が「16」のとき、分子に「1」~「3」は設定できません。また、分母が「8」のとき、分子に「1」は設定できません。

LENGTH(小節数):1~ 99

「REC MODE」(P.109)に「REPLACE」を選択するときは、「LENGTH」の設定は必要ありません。[PLAY/STOP]を押すまで録音を続け、録音した小節長が自動的に「LENGTH」の設定になります。

TEMPO:20 ~ 260

次の 3.、 4.の手順は外部MIDI キーボード等で録音する場合にのみ必要な操作です。

3. MIDI チャンネルを選ぶ外部MIDI キーボードの送信チャンネルを、録音するパートのMIDI チャンネルに合わせます。各パートにはMIDI チャンネルが設定されています。TD-8 の製品出荷時は次のようになっています。

[SETUP]→[F2(MIDI)]を押すと、MIDI チャンネルを変更することができます。操作手順について詳しくは、「パートのMIDI チャンネルを合わせる」(P.154)をご覧ください。

4. 各パートの設定をする「パートの設定をする」(P.102)にしたがって、各パートの設定、インストの選択をします。

5. 録音のしかたを決めるfig.06-035([PATTERN]→[REC])

1. [PATTERN]→[REC]を押します。

[PLAY/STOP]が点滅、[REC]が点灯します。

「REC STANDBY」画面が表示され、クリック音が鳴り始めます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「RECMODE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、録音のしかたを設定します。

REC MODE:LOOP ALL、LOOP 1、LOOP 2、REPLACE

パート MIDI チャンネル

ドラム・キット・パート CH10

パーカッション・パート CH10

パート1 CH1

パート2 CH2

パート3 CH3

パート4 CH4

109

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 110 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

LOOP ALL:

パターン全体を繰り返し、繰り返すごとに前の演奏に重ねて録音します。

LOOP 1、LOOP 2:

録音を始めたところから、それぞれ1、2 小節間を繰り返し、繰り返すごとに前の演奏に重ねて録音します。

REPLACE:

[PLAY/STOP]を押すまで録音を続けます。以前に録音していた全パートのデータは消去されます。

6. テンポを決める手順 2 で設定したテンポとは異なるテンポで録音する場合、[TEMPO]を押します。fig.06-036([PATTERN]→[REC]+「TEMPO画面」)

1. [TEMPO]を押します。

[TEMPO]が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでテンポを設定します。

3. 設定が終わったら、[TEMPO]を押します。

[TEMPO]が消灯し、「TEMPO」画面が消えます。

7. 録音するfig.06-037([PATTERN]→[REC])

1. [PLAY/STOP]を押して録音を開始します。

[PLAY/STOP]が点滅から点灯に変わり、録音を開始します。「REC」画面が表示されます。

2. パッドや外部MIIDキーボードなどを演奏すると録音されます。

3. [PLAY/STOP]を押して録音を終了します。

[PLAY/STOP]と[REC]が消灯します。

リアルタイム・レコーディング中に音色やフレーズを確認する(リハーサル機能)リハーサル機能は、リアルタイム・レコーディング中に、一時的に録音できない状態にする機能です。次に録音するインストやフレーズを、録音中に確認することができます。fig.06-038(リハーサル中)

1. リアルタイム・レコーディングを開始します(P.108)。

2. 録音中に[REC]を押します。

[REC]が点滅し、「REC REHARSAL」画面が表示されます。このとき、パッドや外部MIDI キーボードの演奏は録音されません。

3. [REC]を押して、録音を再開します。

[REC]が点灯します。

リアルタイム・レコーディング中に不要なデータを消す(リアルタイム・イレース)リアルタイム・イレースは、リアルタイム・レコーディング中に不要なデータを消す機能です。fig.06-039(リアルタイム・イレース画面)

1. リアルタイム・レコーディングを開始します(P.108)。

「REC MODE」(P.109)を「LOOP ALL」、「LOOP 1」、「LOOP 2」のいずれかに設定してください。

2. 録音中に[SHIFT]+[REC]を押します。

「REALTIME ERASE」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]を押して、「PART」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで消去するパートを選択します。

5. CURSOR[ ]を押して、「ERASE」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで消去するデータを選択します。

110

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 111 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

7. [REC]を押している間、データが消去されます。

8. 消去が終了したら、[EXIT]を押します。

「REALTIME ERASE」画面が消え、リアルタイム・レコーディングに戻ります。

PART: KIT、PERC、PART1、PART2、PART3、PART4

ERASE:ALL、NOTE、BEND、CC

ALL:「PART」で選択したパートの、すべての演奏データを消去します。

NOTE:ノートを消します。ただし「PART」の設定で「KIT」を選択している場合は、トリガー・セレクトで選択しているパッドのインストを消去します。

BEND:ピッチ・ベンド・メッセージを消去します。

CC:コントロール・チェンジを消去します。

録音時に演奏データのタイミングをそろえる(クォンタイズ)クォンタイズとは、録音時の演奏のずれを補正する機能です。録音する前に補正の基準を決めておき、それに沿って補正された演奏が録音されます。

通常は、録音するフレーズの中で最も短い音符の長さに設定します。

クォンタイズを「OFF」に設定して録音したパターンをタップ再生すると、正しくタップ再生できないことがあります。

「OFF」に設定すると、演奏時のタイミングで録音されます。

fig.06-040([PATTERN]→[REC]「QUANTIZE」にカーソル)

1. [PATTERN]→[REC]を押します。

[PLAY/STOP]が点滅、[REC]が点灯します。「REC STANDBY」画面が表示され、クリック音が鳴り始めます。

2. CURSOR[ ]を押して「QUANTIZE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

4. リアルタイム・レコーディングを開始します(P.108)。

QUANTIZE:(8分音符)、 (8分3連符)、(16 分音符)、 (16 分3連符)、(32 分音符)、 (32 分3連符)、(64 分音符)、OFF

外部MIDI キーボードを接続している場合の消去のしかた

外部MIDI キーボードを接続している場合、パーカッション・パートとバッキング・パート(パート1~4)のノートの消去を、接続しているキーボードから行うことができます。

ドラム・キット・パートの消去はTD-8 本体で行います。

1. 「PART」にカーソルを合わせ、消去するパートを選択します。

「PERC」、「PART1」~「PART4」のいずれかを選んでください。

2. 「ERASE」にカーソルを合わせ、「NOTE」を選択します。

3. 消去の方法は、次の2通りです。

• 特定の鍵のノートを消す:

特定の鍵を押します。鍵を押している間、その鍵のノート・メッセージが消去されます。

• 特定の鍵域のノートを消す:消去する音の上限と下限の鍵を押します。鍵を押している間、その鍵域のノート・メッセージが消去されます。

111

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 112 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

録音、再生前にカウントを入れる(カウント・イン)パターンの再生や録音開始前にカウントを入れることができます。

再生前にカウントを入れる設定にすると、ソングの再生前にもカウントが入ります。

fig.06-041([CLICK]→[F3(COUNT)])

1. [CLICK]→[F3(COUNT)]を押します。

[CLICK]が点灯し、クリック音が鳴ります。

「CLICK」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して、再生前にカウントを入れる場合は「PLAY」、録音前にカウントを入れる場合は「REC」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

4. 設定が終わったら、[CLICK]を押します。

[CLICK]が消灯し、「CLICK」画面が消えます。

5. リアルタイム・レコーディングを開始します(P.108)。

PLAY:OFF、1 MEAS、2 MEAS

REC:OFF、1 MEAS、2 MEAS

OFF:

カウントなしでパターンの再生、録音を始めます。

1 MEAS:

1小節分のカウントのあと、パターンの再生、録音を始めます。

2 MEAS:

2小節分のカウントのあと、パターンの再生、録音を始めます。

パッドをたたくと同時に録音を開始する(ヒット・パッド・スタート)パッドをたたくと自動的に録音が始まる機能です。fig.06-042([PATTERN]→[REC] CURSOR[]または[]は「HIT PADSTART」)

1. [PATTERN]→[REC]を押します。

[PLAY/STOP]が点滅、[REC]が点灯します。

「REC STANDBY」画面が表示され、クリック音が鳴り始めます。

2. CURSOR[ ]を押して「HIT PAD START」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで「ON」に設定します。

4. 録音待機状態で、いずれかのパッドをたたいた瞬間に録音を開始します。

外部シーケンサーのデータを取り込む他のシーケンサーなどで作ったデータをMIDI IN から取り込んで、TD-8 のシーケンサーに録音します。バッキング・パート(パート1~ 4)、パーカッション・パート、ドラム・キット・パートを同時に取り込むことができます。

まず、MIDI チャンネルと MIDI の同期の設定が必要です。

1. 「パートのMIDI チャンネルを合わせる」(P.154)にしたがって、送信側のMIDI チャンネルと、TD-8の MIDIチャンネルを合わせます。

2. 「外部シーケンサーの再生にTD-8 を同期させる」(P.162)にしたがって、「SYNC MODE」を「EXT」に設定します。

3. [PATTERN]→[REC]を押します。

[PLAY/STOP]が点滅、[REC]が点灯します。

「REC STANDBY」画面が表示され、クリック音が鳴り始めます。

4. CURSOR[ ]または[ ]を押して「RECMODE」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、「REPLACE」を選択します。

6. 取り込むデータの再生を開始します。

再生のしかたは、外部機器の取扱説明書をご覧ください。TD-8 は、自動的に同期して録音を開始します。

7. 取り込むデータの再生を停止します。

TD-8 の録音が停止します。

112

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 113 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンを編集するユーザー・パターンを編集します。

パターン・ロック(P.119)がオンに設定されたユーザー・パターンは編集できません。以降の操作で、編集を行おうとすると、警告画面が表示されます。

fig.06-043(パターン・ロックの警告画面)

パターン・ロックをオフにする手順は、(P.119)をご覧ください。

パターンをコピーする[COPY]パターンをそのままユーザー・パターンへコピーします。fig.06-044.j(コピー JX-305+TD-10で新規に書く)

パートのインストや音量などの設定もそのままコピーされます。演奏情報だけをコピーする場合は、「パターンの一部を小節単位でコピーする」(P.114)をご覧ください。

fig.06-045(コピー設定画面)

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「PATTERN EDIT」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「EDIT」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで「COPY」を選択します。「COPY」画面が表示されます。

6. CURSOR[ ]を押して「SOURCE」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー元のパターンを指定します。

8. CURSOR[ ]を押して「DEST」にカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー先のユーザー・パターンを指定します。

10.[F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-046(Are You Sure?)

11.もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

SOURCE:1 ~ 800

コピー元のパターンを指定します。

左から、パターン番号、パターン名の順に表示します。

DEST:701 ~ 800

コピー先のユーザー・パターンを指定します。

左から、パターン番号、パターン名の順に表示します。

SRC

1 2 643 7 85

DEST

1 2 643 7 85

113

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 114 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンの一部を小節単位でコピーするパターンやパートの演奏を小節単位で指定してコピーできます。fig.06-047.j(JX-305 メジャーコピー)

• パターン単位でのコピーとは異なり、インストやパートの音量などの設定はコピーされず、演奏情報だけをコピーします。

• コピー元のパターンの小節数がコピー先のパターンの小節数と異なる場合、コピー先のパターンの小節数が増減することがあります。

• 拍子が異なるパターン間のコピーはできません。

• 変更の結果、パターンの長さが99 小節を超える指定の実行はできません。

fig.06-048(イレース・メジャー設定画面)

1. 「パターンをコピーする[COPY]」(P.113)の手順 1. ~ 9. にしたがって、各パラメーターを設定します。

2. [F2(MEAS)]を押します。

「COPY MEASURE」画面が表示されます。

[F1(CANCEL)]を押すと、「PATTERN EDIT」画面に戻ります。

3. CURSOR[ ]を押して「SOURCE PART」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー元のパートを指定します。

5. CURSOR[ ]を押して「SOURCE MEAS」にカーソルを合わせます。

左から先頭小節、最終小節を示します。CURSOR[ ]または[ ]を押して設定する項目にカーソルを合わせてください。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで指定します。

7. CURSOR[ ]を押して「DEST PART」にカーソルを合わせます。

8. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー先のパートを指定します。

9. CURSOR[ ]を押して「DEST MEAS」にカーソルを合わせます。

10.[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー先の先頭小節を指定します。

11.[F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-049(Are You Sure?)

12.もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

SOURCEPART:ALL、KIT、PERC、PART1、PART2、PART3、PART4

コピー元のパートを選択します。

SOURCEMEAS:ALL、先頭小節-最終小節

ALL:

すべての小節をコピーします。

先頭小節:1~ 99

コピーを開始する小節を指定します。

最終小節:1~ 99

コピーを終了する小節を指定します。

DESTPART: ALL、KIT、PERC、PART1、PART2、PART3、PART4

コピー先のパートを指定します。

DESTMEAS:1~ 98、END

コピー先のコピー開始小節を指定します。「END」を選択すると、パターンの最後にコピーします。

•「SOURCE PART」に「ALL」を指定すると、「DESTPART」は「ALL」のみ指定できます。また、「SOURCE PART」に「KIT」、「PARC」、「PART1」~「PART4」を指定すると、「DEST PART」は「ALL」を指定できません。

• ドラム・キットとパーカッション・パートまたはバッキング・パート間でコピーを行う場合、あらかじめ決められたノート・ナンバーとパッドの対応にしたがってコピーされます。パッドに対応していないノート・ナンバーはコピーされません。

SRC

1 2 643 7 85

DEST

1 2 643 7 85

114

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 115 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ノート・ナンバーとパッドの対応については、「各トリガー・インプットの ノート・ナンバー初期設定」(P.185)をご覧ください。

ヒント

例えば、4小節目から6小節目の最後までの全パートを、コピー先の1小節目からコピーする場合は、次のように指定します。

fig.06-050(ALL、4、6、ALL、)

空白の小節を挿入する[INSERT]パターンの指定した位置に空白の小節を挿入します。fig.06-055.j(JX-305 インサート・メジャー)

• 途中に演奏を加えたいときは、この操作で空白小節を挿入してから録音してください。

• 挿入される小節の拍子は、そのパターンの拍子になります。

変更の結果、パターンの長さが99 小節を超える指定の実行はできません。

fig.06-056(インサート・メジャー設定画面)

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「PATTERN EDIT」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「EDIT」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「INSERT」を選択します。

「INSERT」画面が表示されます。

6. CURSOR[ ]を押して「PATTERN」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで空白の小節を挿入するパターンを指定します。

8. CURSOR[ ]を押して「MEASURE」にカーソルを合わせます。

左から先頭小節、小節数を示します。CURSOR[ ]または[ ]を押して設定する項目にカーソルを合わせてください。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで指定します。

10.[F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-057(Are You Sure?)

11.もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

PATTERN:701 ~ 800

空白の小節を挿入するパターンを選択します。

左から、パターン番号、パターン名の順に表示します。

MEASURE:

挿入を開始する小節を指定します。

先頭小節:1~ 98、END

挿入を開始する小節を指定します。「END」を選択すると、パターンの最後に挿入します。

小節数:1~ 99挿入する小節数を指定します。

ヒント

例えば、3小節目と4小節目の間に、2小節の空白小節を挿入する場合は、次のように指定します。

fig.06-058(INSERT MEAS FROM:4、INSERT MEASFOR:2、PART:ALL の画面)

1 2 43 5

1 2 43 55

115

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 116 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンを削除する[DELETE]パターンの演奏や、拍子、小節長、パートなどのすべての設定を削除し、空パターンにします。ig.06-051a.j()

ffig.06-051b

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「PATTERN EDIT」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「EDIT」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「DELETE」を選択します。

「DELETE」画面が表示されます。

6. CURSOR[ ]を押して「PATTERN」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで削除するパターンを指定します。

8. [F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-051c(Are You Sure?)

9. もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

PATTERN:701 ~800

削除するパターンを選択します。左から、パターン番号、パターン名の順に表示します。

不要な小節を削除するパターンの不要な小節を削除し、前後をつなぎ合わせます。fig.06-051.j(JX-305 デリート・メジャー)

f • 削除した範囲の後ろにある演奏データは、前に詰められます。

• 削除の結果パターン自体の長さが短くなります。

• 全小節を削除すると、パターンそのものが削除され、演奏データのないパターン(空パターン)になります。拍子や小節長といった各種設定も初期値に戻ります。

ig.06-052()

1. 「パターンを削除する[DELETE]」(P.116)の手順 1. ~ 7. にしたがって、不要な小節を削除するパターンを指定します。

2. [F2(MEAS)]を押します。

「DELETE MEASURE」画面が表示されます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、先頭小節を指定します。

左から先頭小節、最終小節を示します。

4. CURSOR[ ]を押して最終小節にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、最終小節を指定します。

6. [F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-053

7. もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

1 2 643 7 85

1

1 2 643 7 85

1 2 3 77 8

116

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 117 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

MEASURE:ALL、先頭小節-最終小節

ALL:

すべての小節を削除します。

先頭小節:1~ 99

削除を開始する小節を指定します。

最終小節:1~ 99

削除を終了する小節を指定します。

ヒント

例えば、4小節目から6小節目の最後までを削除する場合は、次のように指定します。

fig.06-054(DELETE MEAS FROM:4、DELETEMEAS FOR:3、PART:ALL)

パターンを消去する[ERASE]パターンを消去します。演奏データを消去し、拍子、小節長などの設定は残ります。fig.06-062a.j(JX-305 イレース)

fig.06-062b(イレース設定画面)

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「PATTERN EDIT」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「EDIT」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「ERASE」を選択します。

「ERASE」画面が表示されます。

6. CURSOR[ ]を押して「PATTERN」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで消去するパターンを指定します。

8. [F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-062c(Are You Sure?)

9. もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

PATTERN:701 ~ 800

消去するパターンを選択します。左から、パターン番号、パターン名の順に表示します。

不要なデータを消去して空白の小節にするパターンの一部を小節単位で消去します。消去された部分は空白の小節になります。fig.06-062.j(JX-305 イレース)

データを消去しても、パターンの長さは変わりません。fig.06-056()

1. 「パターンを消去する[ERASE]」(P.117)の手順 1. ~ 7. にしたがって、パターンを選択します。

2. [F2(MEAS)]を押します。

「DELETE MEASURE」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]を押して「PART」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで消去するパートを指定します。

5. CURSOR[ ]を押して「MEASURE」にカーソルを合わせます。

左から先頭小節、最終小節を示します。CURSOR[ ]または[ ]を押して設定する項目にカーソルを合わせます。

1 2 643 7 85

1 2 643 7 85

1 2 643 7 85

1 2 643 7 85

117

第5章 パターンに合わせて演奏する

TD-8.j.book 118 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで小節数を指定します。

7. [F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.06-061(Are You Sure?)

8. もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

PART:ALL、KIT、PERC、PART1、PART2、PART3、PART4

消去するパートを選択します。「ALL」を選択すると、すべてのパートの演奏データを消去します。

MEASURE:ALL、先頭小節-最終小節

ALL:すべての小節を消去します。

先頭小節:1~ 99消去を開始する小節を指定します。

小節数:1~ 99消去を終了する小節数を指定します。

ヒント

例えば、4小節目から6小節目の最後まで、全パートのすべての演奏データを消去する場合は、次のように指定します。

fig.06-065(ERASE MEASFROM:4、ERASE MEAS FOR:3、STATUS:ALL、PART:ALL)

パターンに名前をつける[NAME]パターンに8文字以内で名前を付けることができます。fig.06-067([PATTERN]→[F3(MENU)]→[NAME])

1. 「パターンを選ぶ」(P.97)にしたがって、名前をつけるパターンを選択します。

2. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「NAME」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

「PATTERN NAME」画面が表示されます。

5. [F1(LEFT )]または[F2(RIGHT )]を押して、文字を選択します。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで文字を変更します。

7. [EXIT]を押して終了します。

[F1(LEFT )]カーソルを左に移動します。

[F2(RIGHT )]カーソル位置を右に移動します。

[F3(CHAR)]:大文字、記号の変換をします。

[SHIFT]+[F1(INSERT)]カーソル位置に空白を挿入し、以降の文字を1つ後ろにずらします。

[SHIFT]+[F2(DELETE)]カーソル位置の文字を削除し、以降の文字を1つ前にずらします。

[SHIFT]を押す

118

第5章 パターンに合わせて演奏する

第5章

TD-8.j.book 119 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

[SHIFT]+[F3(SPACE)]カーソル位置の文字を空白にします。

ヒント

使用できる文字は、次の通りです。A~Z、0~9、!、 ”、#、$、%、&、 ’、(、)、[、]、*、+、,、-、.、/、:、;、 、=、 、?、_、

ユーザー・パターンを編集できないようにする(パターン・ロック)誤消去、編集防止のために、ユーザー・パターンをロックすることができます。fig.06-068(画面図 ロックの鍵マーク入り+解説)

1. 「パターンを選ぶ」(P.97)にしたがって、ロックするユーザー・パターンを選択します。

2. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

3. [INC/+]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「LOCK」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

「LOCK」画面が表示されます。fig.06-069([PATTERN]→[F3(MENU)]→[LOCK])

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

PATTERN LOCK:OFF、ON

OFF:

ユーザー・パターンをロックしません。

ON:

ユーザー・パターンをロックします。録音、消去、編集ができません。

119

1

TD-8.j.book 120 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第6章 ソングに合わせて演奏する

パターンを演奏順に、いくつもつなぎ合わせたものをソングといいます。ソングを再生すると、パターンが順番に自動的に切り替わるので、自分でパターンを選ぶ必要がありません。1つのソングには、最大99 ステップまで、パターンの演奏順を登録しておくことができます。

基本操作「SEQUENCER」部のボタンで、シーケンサーの基本操作をしたり、設定画面を表示したりします。fig.07-001(SEQUENCER操作子、パターンのところと同じ図)

[TOP]:

ソング停止中に押すと、ソングの先頭に戻ります。

[BWD]:

ソング停止中に押すと、パターンの先頭に巻き戻します。

[FWD]:

ソング停止中に押すと、次のパターンに早送りします。

[TOP]、[BWD]、[FWD]は、ソング再生中は使用できません。

[CLICK]:

クリックをオン、オフします。

[TEMPO]:

テンポを設定します。

[PLAY/STOP]:

ソングを再生、停止します。

[REC]:

ソングの作成画面を開きます。

[PATTERN]:

パターンを選びます。詳しくは「第5章 パターンに合わせて演奏する」(P.96)をご覧ください。

[SONG]:

ソングを選びます。

• 各ボタンの操作について詳しくは、次の説明をご覧ください。

• パターンの再生、録音時の操作については、「第5章 パターンに合わせて演奏する」(P.96)をご覧ください。

ソングの使いかたソングには、パターンの演奏データが記録されるのではなく、パターンの演奏順だけが登録されています。

• ソングで使用しているユーザー・パターンを編集すると、ソングの演奏も変わります。ソングで使用しているパターンを編集する場合は、他のユーザー・パターンにコピーしてください。

• ソングで使用しているユーザー・パターンのすべての演奏情報を削除すると、削除したパターンの部分は1小節の空白小節を再生します。

20

第6章 ソングに合わせて演奏する

第6章

TD-8.j.book 121 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ソングを選ぶ

1. [SONG]を押します。

[SONG]が点灯し、「SONG」画面が表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでソングを選びます。

「SONG」画面についてfig.07-002(画面上部の 7SEGも:「SONG」画面)

1 ソング番号

現在選択しているソングの番号が表示されます。

2 パターン番号

現在選択しているステップに登録されているパターンの番号が表示されます。空きソングを選択すると、「 」が表示されます。

ヒント

[SHIFT]+[PATTERN]を押すと、パターン画面になり、ここに表示されているパターンが選択されます。

3 小節番号

[PLAY/STOP]を押すと、ここに表示されている小節から再生を開始します。

4 ステップ数

現在選択しているステップ番号が表示されます。

5 ソングの番号と名前

現在選択しているソングの番号と名前が表示されます。空ソングを選択すると、ソング名の横に、「 」が表示されます。

6 再生のしかたの設定(P.123)

ソングの再生タイプが表示されます。

7 シーケンサーの状態

ソングの再生「 」、停止「 」の状態を示します。

8 パートの消音(ミュート)状態(P.124)

ミュートしたパートのアイコンが消えます。

[F1]~[F3]のファンクション・ボタンは、次に説明する各機能を使うときに押します。

ヒント

設定を終えたら、[SONG]を押して、この画面にしておきましょう。演奏中にあやまって設定を変えてしまうことを防ぎます。

リスト表示で選ぶ「SONG」画面と同じく、ソングを選ぶための画面です。名前の一覧表を見ながら探すことができます。

左からソング番号、ソング名、小節数(LEN)を表示します。fig.07-003(ソング・リスト画面)

1. [SONG]→[F1(LIST)]を押します。

[SONG]が点灯し、「SONG LIST」画面が表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかでソングを選びます。

[SHIFT]を押しながら[INC/+]、[DEC/-]を操作すると、ページ単位で表示が切り替わります。

3. [SONG]を押します。

「SONG」画面が表示されます。

6

3

7

2

1

58

4

121

第6章 ソングに合わせて演奏する

TD-8.j.book 122 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ソングを再生するfig.07-004(ソング再生中の画面)

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)の手順にしたがって、再生するソングを選択します。

2. [PLAY/STOP]を押します。

[PLAY/STOP]が点灯し、ソングの再生が始まります。

ヒント

[SHIFT]を押しながら[PLAY/STOP]を押すと、再生のしかたの設定(P.123)にかかわらず、ソングを繰り返し再生します(ループ再生)。ループ再生中は、画面に「 」が表示されます。

3. 途中で停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。

[PLAY/STOP]が消灯します。

ソングの再生中に[PATTERN]を押すと、ソングの再生が停止してから(ループ再生中は[PLAY/STOP]を押して停止してから)、パターンを再生できる状態になります。

テンポを設定する

ソングごとに設定するソングを選んだとき、ここで設定したテンポが自動的にセットされます。ソングを作成する(P.124)と、そのソングの一番始めに再生するパターンのテンポが自動的にセットされます。ここでは、ソングのテンポを使用しているパターンとは異なるテンポに変更することができます。fig.07-004a([F3(MENU)])

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)の手順にしたがって、ソングを選択します。

2. [SONG]→[F3( MENU)]を押します。

[SONG]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

5. [F1(TEMPO)]を押します。

「SONG TEMPO」画面が表示されます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでテンポを設定します。

7. [SONG]を押します。

「SONG」画面が表示されます。

SONG TEMPO:20 ~260

再生中のソングのテンポを一時的に変える[TEMPO]この設定で、再生中のソングのテンポを一時的に変更します。別のソングを選ぶと、ここでのテンポ設定はキャンセルされます。練習などで一時的にテンポを変えて再生するときに便利です。fig.07-005(ソングの再生画面+テンポ画面)

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)にしたがって、再生するソングを選択します。

2. [TEMPO]を押します。

[TEMPO]が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでテンポを設定します。

早送りと巻き戻しソングの再生が停止しているときに、次のことができます。

•[TOP]を押すと、ソングの先頭に戻ります。

•[BWD]を押すたびに、パターンの先頭に巻き戻します。

•[FWD]を押すたびに、次のパターンに早送りします。

fig.07-004a.j

ソング再生中に[PLAY/STOP]を押すと、再生していた小節の先頭に戻ります。

再生位置

[TOP] [BWD] [PLAY/STOP] [FWD]

1 21 2 3 4

31 21 2 3 4

122

第6章 ソングに合わせて演奏する

第6章

TD-8.j.book 123 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4. 設定が終わったら、[TEMPO]を押します。

[TEMPO]が消灯し、「TEMPO」画面が消えます。

TEMPO:20 ~ 260

再生のしかた(LOOP、1SHOT)を選ぶソングの再生のしかたを次の2つから選択します。

LOOP( ):

最後まで再生すると、先頭に戻って繰り返します。[PLAY/STOP]を押すまで演奏を続けます。

1SHOT(ONE SHOT)( ):

最後まで再生すると停止します。fig.07-005b

1. [SONG]→[F3( MENU)]を押します。

[SONG]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F2(TYPE)]を押します。

「SONG TYPE」画面が表示されます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで再生のしかたを選択します。

PLAY TYPE:LOOP、1SHOT

ソングを繰り返し再生する(ループ再生)ソングの再生のしかたを変更しなくても、ソングをループ再生することができます。

以降の手順でソングをループ再生しても、ソングの再生のしかたの設定(前項)は変わりません。

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)にしたがって、再生するソングを選択します。

2. [SHIFT]を押しながら[PLAY/STOP]を押します。

停止するときは、もう一度[PLAY/STOP]を押します。

再生前にカウントを入れる(カウント・イン)ソングの再生前にカウントを入れることができます。

[CLICK]→[F3(COUNT)]を押すと、設定画面が表示されます。詳しくは、「録音、再生前にカウントを入れる (カウント・イン)」(P.112)をご覧ください。

123

第6章 ソングに合わせて演奏する

TD-8.j.book 124 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

特定のパートの演奏を消音(ミュート)する(パート・ミュート)ソングを再生するときに、特定のパートを消音することができます。fig.07-005a

1. [SONG]→[F2(MUTE)]を押します。

[SONG]が点灯し、「PART MUTE」画面が表示されます。

ヒント

[SHIFT]+[MIXER]を押して設定することもできます。

2. 以降は、パターン再生時に消音(ミュート)する手順と同じです。「特定のパートの演奏を消音(ミュート)する(パート・ミュート)」(P.106)の手順にしたがって設定してください。

パターンを演奏順にならべてソングを作るfig.07-006([SONG]→[)

[F1]~[F3]のファンクション・ボタンは、次に説明する各機能を使うときに押します。

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)の手順にしたがって、ソングを選びます。

2. [SONG]→[REC]を押します。

[SONG]、[REC]が点灯し、「SONG REC」画面が表示されます。左から、ステップ番号、パターン番号、パターン名、トランスポーズ値、小節数を表示します。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパターンを選びます。

パターンの再生のしかたの設定(P.100)は、無効になります。

ヒント

パターンを選んだあと、パターンを試聴する(パターン・プレビュー)には、[PLAY/STOP]を押します。途中で試聴を止めるときは、もう一度[PLAY/STOP]を押します。

4. CURSOR[ ]を押してステップを進めます。

5. 手順 3.、 4.を繰り返してソングを完成させます。

6. [EXIT]を押して終了します。

[REC]が消灯します。

パターンを挿入する[INSERT]ソングの指定した位置にパターンを挿入します。fig.07-007(JX-305インサート・パターンを変更)

ソングに記録できるパターンは最大99 ステップです。すでに99 ステップ登録されている場合は、それ以上パターンを挿入できません。

[SHIFT]を押す

1 22 3 4 5

1 2 3 4 5

124

第6章 ソングに合わせて演奏する

第6章

TD-8.j.book 125 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)にしたがって、パターンを挿入するソングを選びます。

2. [SONG]→[REC]を押します。

[SONG]、[REC]が点灯し、「SONG REC」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押してパターンを挿入するステップを選びます。

fig.07-008(ソングの例)

4. [F1(INSERT)]を押します。

カーソル位置にステップを追加し、以降のステップを1つ後ろにずらします。

fig.07-009(挿入した例)

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパターンを選びます。

6. [EXIT]を押して終了します。

[REC]が消灯します。

不要なパターンを削除する[DELETE]ソングに記録されているパターンを削除します。削除すると、後ろに続くパターンを前にずらします。fig.07-010(JX-305デリート・パターンを変更)

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)の手順にしたがって、パターンを削除するソングを選びます。

2. [SONG]→[REC]を押します。

[SONG]、[REC]が点灯し、「SONG REC」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押してパターンを削除するステップを選びます。

fig.07-011(ソングの例)

4. [F2(DELETE)]を押します。

カーソル位置のステップを削除し、以降のパターンを1つ前にずらします。

fig.07-012(削除した例)

5. [EXIT]を押して終了します。

[REC]が消灯します。

パターンを移調する[TRANSPOSE]ソングに記録されているパターンを移調します。登録するパターンに設定されているトランスポーズ値(P.102)に加えて、どれだけ移調するかを設定します。fig.07-012a

fig.07-013(トランスポーズにカーソル)

1. 「ソングを選ぶ」(P.121)の手順にしたがって、設定するソングを選びます。

2. [SONG]→[REC]を押します。

[SONG]、[REC]が点灯し、「SONG REC」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して移調するパターンのステップにカーソルを合わせます。

4. [F3(TRANS)]を押します。

カーソルがトランスポーズ値に移動します。

[F3(PTN)]を押すと、カーソルの位置が戻ります。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

6. [EXIT]を押して終了します。

[REC]が消灯します。

TRANSPOSE BIAS:-24 ~+24

1 2 3 4 5 6

1 3 4 5 6

パターンの設定 +4

ソングの設定 +3

+7

125

第6章 ソングに合わせて演奏する

TD-8.j.book 126 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ソングを編集する

ソングをコピーする[COPY]あるソングをそのまま別のソングの任意の場所にコピーします。

コピー先のソングにデータがある場合、コピー先のソング・データは書き替えられます。

コピー元のソングのステップ数が、コピー先のソングのステップ数よりも多いときなど、コピー先のソングのステップ数が増えることがあります。

fig.07-014(コピー設定画面)

1. [SONG]→[F3( MENU)]を押します。

[SONG]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「SONG EDIT」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「EDIT」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで「COPY」を選択します。

6. CURSOR[ ]を押して、「SOURCE」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー元のソングを選択します。

8. CURSOR[ ]を押して、「DEST」にカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピー先のソングを選択します。

10.CURSOR[ ]を押して、「START」にカーソルを合わせます。

11.[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコピーを開始する位置(ステップ番号)を選択します。

12.[F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.07-015(Are You Sure?)

13.もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

SOURCE:1 ~ 50

コピー元のソングを選択します。左から、ソング番号、ソング名の順に表示します。

DEST:1~ 50

コピー先のソングを選択します。左から、ソング番号、ソング名の順に表示します。

START:1~ 98、END

コピーを開始する位置(ステップ番号)を選択します。

END:

ソングの最後にコピーします。

すべてのデータを消去してソングを初期化する(ソング・イニシャライズ)ソングを、パターンが記録されていない状態に初期化します。fig.07-016(イレース設定画面)

1. [SONG]→[F3( MENU)]を押します。

[SONG]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「SONG EDIT」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「EDIT」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「INITIALIZE」を選びます。

126

第6章 ソングに合わせて演奏する

第6章

TD-8.j.book 127 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

6. CURSOR[ ]を押して「INITIALIZE」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、初期化するソングを選びます。

8. [F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.07-017(Are You Sure?)

9. もう一度[F3(EXEC)]を押します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

ソングに名前をつける[NAME]ソングに8文字以内で名前を付けることができます。fig.07-018([SONG]→[F3(NAME)])

1. [SONG]→[F3( MENU)]を押します。

[SONG]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「MAME」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「SONG NAME」画面が表示されます。

4. [F1(LEFT )]または[F2(RIGHT )]を押して、変更する文字を選びます。

5. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで文字を選択します。

6. [EXIT]を押して終了します。

[F1(LEFT )]:

カーソル位置を左に移動します。

[F2(RIGHT )]:

カーソル位置を右に移動します。

[F3(CHAR)]:

大文字、記号の変換をします。

[SHIFT]+[F1(INSERT)]

カーソル位置に空白を挿入し、以降の文字を1つ後ろにずらします。

[SHIFT]+[F2(DELETE)]

カーソル位置の文字を削除し、以降の文字を1つ前にずらします。

[SHIFT]+[F3(SPACE)]

カーソル位置の文字を空白にします。

ヒント

使用できる文字は、次の通りです。A~Z、0~ 9、!、 ”、#、$、%、&、 ’、(、)、[、]、*、+、,、-、.、/、:、;、 、=、 、?、_、

[SHIFT]を押す

127

1

TD-8.j.book 128 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第7章 TD-8全体の設定をする

パッドの種類を指定する(トリガー・タイプ)パッドやペダルからの信号をTD-8 が確実に受信できるように、使用するパッドの種類を指定します。ここでは、「クイック・スタート」の「接続するパッドの種類を指定する」(P.34)の内容に加え、トリガー・バンクについて、他社のパッドやアコースティック・ドラムを使う場合について説明します。

[SETUP]→[F1(TRIG)]を押すと、設定画面が表示されます。fig.08-001([SETUP]→[F1(TRIG)]画面図)

トリガー・タイプ

各トリガーで使っているパッドの設定を最適にするために、接続しているパッドの品名(タイプ)を設定します。画面の「K 8」、「8RA」、「PD7」などの表示がこれにあたります。

トリガー・バンク

トリガー・バンクは、12 個のトリガー設定をひとつの単位で記憶しておく機能です。上の画面の左端の大きな数字表示はトリガー・バンクの番号です。この部分にカーソルを合わせて、トリガー・バンクを選びます。

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER BANK」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して、バンク・ナンバーにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでバンク・ナンバーを選択します。

4. CURSOR[ ]を押して、トリガー・タイプにカーソルを合わせます。

5. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定にカーソルが移動します。

ヒント

CURSOR[ ]または[ ]、[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでトリガー・タイプを設定します

「KIK」、「SNR」、「TOM」、「FLR」は、アコースティック・ドラムを使ってTD-8 を鳴らすときに設定します。詳しくは、「アコースティック・ドラムで TD-8を使う(ドラム・トリガー)」(P.134)をご覧ください。

ヒント

• PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120で打点位置による音色変化が必要な場合は、それぞれ「8 A」、「8RA」、「10A」、「12A」を選択します。「8 B」、「8RB」、「10B」、「12B」は打点位置を検出しませんが、より高速なトリガー速度が得られます。

• さらに細かく設定するときは、次の「パッドの感度などを設定する」と「トリガー・パラメーターを細かく設定する」をご覧ください。通常これらの設定は必要ありませんが、より細かい設定をする場合や、これまでの設定で調節できなかった場合に設定してください。

• 他社製のパッドを使用する場合は、まず「PD7」に設定します。この設定で、鳴る音量が安定しない場合は、「P1」に設定してください。「P 2」に設定するとさらに安定しますが、スキャン・タイム(P.131)がさらに長くなるため、パッドをたたいてから音が鳴るまでの時間が多少(0.003秒程度)長くなります。「P 1」、「P 2」は、トリガー出力波形の立ち上がりが遅いパッドのための設定です。(キックはまず「KD7」に設定し、音量が安定しない場合は「K 1」、「K 2」をお試しください。)

画面表示 使用する機種

PD5 PD-5

PD7 PD-7

PD9 PD-9

8 A PD-80(打点位置を検出します)

8 B PD-80(打点位置を検出しません)

8RA PD-80R(打点位置を検出します)

8RB PD-80R(打点位置を検出しません)

10A PD-100(打点位置を検出します)

10B PD-100(打点位置を検出しません)

12A PD-120(打点位置を検出します)

12B PD-120(打点位置を検出しません)

P 1、P 2 他社製のパッドを使用する場合

KD7 KD-7、KD-5

K 8 KD-80

K12 KD-120

K 1、K 2 他社製のキック・パッドを使用する場合

28

第7章 TD-8全体の設定をする

第7章

TD-8.j.book 129 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドの感度などを設定する(ベーシック・トリガー・パラメーター)より細かい設定をする場合や、他社のパッドを使う場合は、次のパラメーターを調節します。

センシティビティ(SENSITIVITY)パッドの感度を調節し、たたく強さと音の大きさのバランスを調節します。fig.08-004([SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)] カーソルはセンシティビティ)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER BASIC」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「SENSITIVITY」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「SENSITIVITY」の値を変えながら、最も強くたたいたときに入力インジケーターが振り切れるように調節します。値を大きくすると感度が高くなります。

SENSITIVITY:1~ 16

スレッショルド(THRESHOLD)ある一定以上の強さでたたいたときだけトリガー信号を読み込むように設定します。次の例では2の信号は鳴りますが1と3は鳴りません。fig.08-005.j(TD-10 スレッショルドの図を使用)

fig.08-006(カーソルはスレッショルド)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER BASIC」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「THRESHOLD」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「THRESHOLD」の値を徐々に上げていきます。ただし、この値を上げすぎると小さい打撃を検出しなくなります。弱めにたたいてチェックし、音が欠けるようであれば少し値を下げます。これを繰り返してちょうどよい設定にします。

THRESHOLD:0 ~15

カーブ(CURVE)パッドやドラム・トリガーによっては、たたく強さと音量変化(ダイナミクス・カーブ)の関係が不自然な場合があります。ここでは、ダイナミクス・カーブを指定して、パッドをたたく強さによる音量を設定します。fig.08-007(カーソルはカーブ)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER BASIC」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「CURVE」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

2 31

スレッショルド・レベル

129

第7章 TD-8 全体の設定をする

TD-8.j.book 130 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

CURVE:LINEAR、EXP1、EXP2、LOG1、LOG2、SPLINE、LOUD1、LOUD2

LINEAR:

最も標準的な設定です。たたく強さと音量の変化が最も自然になります。

fig.08-008.j(TD-10 の図を使用)

EXP1、EXP2:

LINEAR に比べ、強めにたたくときの変化が大きくなります。

fig.08-009.j(TD-10 の図を使用)

LOG1、LOG2:

LINEAR に比べ、弱めにたたくときの変化が大きくなります。

fig.08-010.j(TD-10 の図を使用)

SPLINE:

たたく強さによる変化が極端に付きます。fig.08-011.j(TD-10 の図を使用)

LOUD1、LOUD2:

たたく強さによる変化が少なく演奏しやすい音量が保てます。ドラム・トリガーを使用するときなど、安定した発音が得られます。

fig.08-012.j(TD-10 の図を使用)

リム・センシティビティー(RIM SENS)PD-80R、PD-120 をトリガー・インプット3(SNARE)で使うときは、リムの感度を調節できます。値を大きくするとリムの感度が高くなります。「OFF」にするとヘッドだけが鳴ります。fig.08-013([SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)] カーソルはリム・センス)

1. スネア用のパッドをたたいて、トリガー・インプット3を選びます。

2. トリガー・タイプを「8RA」、「8RB」、「12A」、「12B」のいずれかに設定します。

設定方法は、「パッドの種類を指定する (トリガー・タイプ)」(P.128)をご覧ください。

3. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER BASIC」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「RIM SENS」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

RIM SENS:OFF、1~15

値を大きくしすぎると、ヘッドをたたいたときにリム側のインストも鳴ることがあります。

Linearたたく強さ

音量

EXP1 EXP2たたく強さ

音量

LOG2LOG1たたく強さ

音量

Splineたたく強さ

音量

Loud1 Loud2たたく強さ

音量

130

第7章 TD-8全体の設定をする

第7章

TD-8.j.book 131 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ヘッド・テンション(HEAD TENSION)打点位置を正しく検出するために、ヘッドの張り具合を調整します。PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120 について調節します。

調整手順は「ヘッドの張り具合を調節する」(P.38)をご覧ください。

この設定はアコースティック・ドラムでのチューニングとは異なり、音の高さは変わりません。ヘッドの張り具合だけを設定します。打点位置を検出するために大切な設定ですので、必ず行ってください。

トリガー・インプット3(SNARE)で、トリガー・タイプ(P.128)が「8 A」、「8RA」、「10A」、「12A」のときのみ画面が表示され、設定することができます。

• ブラシで演奏するための設定(BRUSH SWITCH、P.80)が「ON」になっているときは、設定できません。

• スキャン・タイム(SCAN TIME、P.131)を短い値に変更していると、調節機能が正しく動作しません。スキャン・タイムの値は、トリガー・タイプを設定すると自動的にパッドに最適な値に設定されます。スキャン・タイムの設定を短く変更しているときはトリガー・タイプを設定しなおしてください(P.128)。

音のチューニングについては、「第2章 インストを設定する」(P.82)をご覧ください。

トリガー・パラメーターを細かく設定する(アドバンスト・トリガー・パラメーター)

次の設定(アドバンスト・トリガー・パラメーター)は、トリガー・タイプを設定する(P.128)と自動的に各パッドに適した値に変更されますので、通常設定する必要はありません。各パラメーターの説明にあるような症状が起こったときにだけ、この設定を行ってください。

スキャン・タイム(SCAN TIME)ドラム・パッドの種類やドラム・トリガー固有の性質により、トリガー信号波形の立ち上がり時間が微妙に異なるため、同じ強さでたたいたときでも弱く鳴ったり、強く鳴ったりすることがあります。このような場合に、トリガー信号の検出時間(SCAN TIME)を調節することで、たたいた強さを正確に検出することができます。fig.08-014(カーソルはスキャン・タイム)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F2(ADVNCD)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER ADVANCED」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「SCAN TIME」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

パッドを同じ強さでたたきながら「SCAN TIME」の値を「0 」から徐々に上げていき、一番大きな音量で安定して発音する値に設定します。その値で、強弱を付けてパッドをたたき、適切な音量変化が得られることも確認してください。「SCAN TIME」の設定値を大きく設定しすぎると、発音までの時間が長くなります。できるだけ小さい値に設定してください。

SCAN TIME:0~ 4.0(ms)(0.1ms刻み)

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第7章 TD-8 全体の設定をする

TD-8.j.book 132 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

リトリガー・キャンセル(RETRIGCANCL)fig.08-015(TD-10の図を使用 リトリガー・キャンセル)

リトリガー(RETRIGGER)

市販のドラム・トリガーを取り付けたスネア・ドラムなどをたたいたときに、波形が乱れているために、A点でだけでなくB点でも誤って発音してしまう現象です。この現象は特に波形の消え際で起こりやすいものです。リトリガー・キャンセルは、この波形の乱れを検出して、リトリガーが起こらないようにします。fig.08-016(カーソルはリトリガー・キャンセル)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F2(ADVNCD)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER ADVANCED」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「RETRIGCANCL」にカーソルを合わせます。

3. 設定する(ドラム・トリガーの付いた)ドラムをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

ドラムをたたきながら、リトリガーしなくなるまで「RETRIGCANCL」の値を上げます。設定値を上げると、リトリガー・キャンセルの効果が強くなりますが、ドラムを速く連打したときに音が抜けやすくなります。できるだけ小さい値に設定してください。

RETRIGCANCL:1 ~16

マスク・タイム(MASK TIME)特にキック・パッドで、鳴らした直後に再度ビーターが触れると、ダブル・トリガー(1度鳴らすつもりなのに2度鳴ってしまう)の原因になります。マスク・タイムはこれを防ぐための機能で、設定した時間内(0~64ms)に再度起こったトリガー信号を無視します。fig.08-017(カーソルはリトリガー・キャンセル)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F2(ADVNCD)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER ADVANCED」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「MASKTIME」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

キック用パッドをキックしながら、バウンシング(ビーターの跳ね返りによる発音)しなくなるまで、「MASKTIME」の値を上げていってください。設定値を上げると、強い効果がありますが、キックを速く連打したときに音が抜けやすくなりますので、できるだけ小さい値に設定してください。

MASK TIME:0 ~64ms(4ms刻み)

A

B

132

第7章 TD-8全体の設定をする

第7章

TD-8.j.book 133 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

クロストーク・キャンセル(CROSSTALK)同じスタンドにスネア用のパッドとハイハット用のパッドを取り付けている場合などに、スネアのパッドをたたいたときの振動で、ハイハットの音が誤って発音してしまうことがあります(クロストーク)。このような現象を防ぐための設定です。

ヒント

取り付けられている2つのパッドの距離を離してセッティングすることにより、クロストークを防ぐことができる場合もあります。

fig.08-017a(カーソルはクロストーク)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F2(ADVNCD)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER ADVANCED」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「CROSSTALK」にカーソルを合わせます。

3. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になり、画面右の入力インジケーターが振れます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

CROSSTALK: OFF、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80

クロス・スティック・センシティビティー(CROSS STICK)PD-80R、PD-120 をトリガー・インプット3(SNARE)で使うときは、クロス・スティックの感度を調節できます。

リムだけをたたいたときに、たたいた強さに応じて、リム・ショット、クロス・スティックのどちらの音が鳴るかを調整します。fig.08-013a.j(図)

「CROSS STICK」を「16」に設定すると、リムだけをたたいたときは、常にクロス・スティックの音が鳴ります。このとき、リム・ショットの音は、ヘッドとリムの両方をたたいたときしか鳴りません。「CROSS STICK」の設定値を下げていくと、徐々に、リムだけをたたいた場合でも、強くたたいたときはリム・ショットの音が鳴るようになります。「1」にすると、リムだけをたたいても、常にリム・ショットの音が鳴ります。

クロス・スティック奏法ができるインストは、インスト名の末尾に「XS」がつくもののみです。

fig.08-013b(画面)

1. スネア用のパッドをたたいて、トリガー・インプット3を選びます。

2. トリガー・タイプを「8RA」、「8RB」、「12A」、「12B」のいずれかに設定します。

設定方法は、「パッドの種類を指定する (トリガー・タイプ)」(P.128)をご覧ください。

3. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F2(ADVNCD)]を押します。[SETUP]が点灯し、「TRIGGER ADVANCED」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「CROSS STICK」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

CROSS STICK:1~ 16

設定例:スネアのパッドをたたいたときにハイハットの音が鳴ってしまう

スネアのパッドをたたきながら、ハイハットのパッドの「CROSSTALK」を設定します。設定値を「OFF」から徐々に 上げ、スネアのパッドをたたいてもハイハットのパッドが鳴らなくなる値にします。値を上げるほど、ハイハットのパッドが他のパッドからのクロストークを受けにくくなります。ただし、「CROSSTALK」の値を上げていくと、2つのパッドを同時にたたいたときに弱くたたいた方のパッドの音が鳴りにくくなります。設定値は、クロストークが起こらない最小の値にしてください。設定値を「OFF」にすると、クロストークを防ぐ処理を行いません。

たたく強さ

リム・ショット

クロス・ スティック

クロス・スティック・ センシティビティ

161

強い

弱い

133

第7章 TD-8 全体の設定をする

TD-8.j.book 134 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

アコースティック・ドラムでTD-8を使う(ドラム・トリガー)トリガー・タイプをドラム・トリガー用の設定にしておき、正確に発音しない場合にアドバンスト・モードの設定をします。

まず、「ドラム・トリガーの使いかた」(P.173)を参照してドラム・トリガーを取り付けてください。取り付けが終わったら、次の設定を行います。

トリガー・タイプを指定するfig.08-018(トリガー・バンクの画面)

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIGGER」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して、バンク・ナンバーにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでバンク・ナンバーを選びます。

4. CURSOR[ ]を押して、トリガー・タイプにカーソルを合わせます。

5. 設定するパッドをたたきます。

たたいたパッドの設定にカーソルが移動します。

ヒント

CURSOR[ ]または[ ]、[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

次の対応表を見てパッドの種類を指定してください。

トリガー・パラメーターを設定するドラム・トリガーをお使いになる場合は、次の順序で設定を行うと、より確実に設定できます。

各パラメーターについて詳しくは、P.129 ~P.133をご覧ください。

1. 前項の説明にしたがって、トリガー・タイプを設定します。

2. スレッショルド(THRESHOLD)とカーブ(CURVE)を設定の基準となる値に設定しておきます。

[SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]を押して「TRIGGER BASIC」画面を表示させます。CURSOR[ ]または[ ]を押して、それぞれのパラメーターにカーソルを合わせ、[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで次のように設定します。

THRESHOLD:0

CURVE:LINEAR

3. センシティビティ(SENSITIVITY)を設定します。

手順 2. の設定画面で、CURSOR[ ]を押して「SENSITIVITY」にカーソルを合わせます。パッドを強くたたいたときに、画面右の入力インジケーターが振り切れるようにします。

4. [F1(ADVNCD)]を押します。

「TRIGGER ADVANCED」画面が表示されます。

5. スキャン・タイム(SCAN TIME)を設定します。

同じくらいの強さで何回かたたいてみて、音量のばらつきがあるときは調節します。

6. リトリガー・キャンセル(RETRIGCANCL)を設定します。

主にスネアやタムで、ドラムを一回たたいたときに音が複数回鳴るのを防ぎます。

7. マスク・タイム(MASK TIME)を設定します。

主にキック・ペダルで、ペダルを一回踏んだとき、ビーターの跳ね返りで音が複数回鳴るのを防ぎます。

8. クロストーク・キャンセル(CROSSTALK)を設定します。

ドラム・トリガーを取り付けたドラムをたたいたときに、他のドラム・トリガーのインストが誤って発音してしまうのを防ぎます。値を上げていくと効果が強くなりますが、できる限り値を小さく設定します。

9. [SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]を押して設定画面を表示させます。

10.スレッショルド(THRESHOLD)を設定します。

クロストークを調節しても誤って発音してまうようなときは、スレッショルドを調節します。値を上げすぎると、弱くたたいたときのトリガー信号では発音しなくなりますので、できる限り値を小さく設定します。

11.カーブ(CURVE)を設定します。

たたく強さを変化させても、TD-8 のインストの音量が自然に変化しないときに調節します。

画面表示 使用する機種

KIK キック・ドラム

SNR スネア・ドラム

TOM タム

FLR フロア・タム

134

第7章 TD-8全体の設定をする

第7章

TD-8.j.book 135 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ディスプレイのコントラストを調節するディスプレイは見る方向や部屋の明るさにより見えかたが変わります。TD-8 を設置してディスプレイが見にくい場合は、この設定を調節します。fig.08-020(LCD CONTRAST)

1. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「UTIL」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F1(LCD)]を押します。

「LCD CONTRAST」画面が表示されます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

値を上げるほど、画面が濃くなります。

LCD CONTRAST:1~ 16

ヒント

[KIT]を押しながらVALUE ダイヤルを回して調節することもできます。

チューニングをする(マスター・チューニング)バッキング・パート(パート1~ 4)全体のチューニングをします。

ドラム・キット・パートとパーカッション・パートのインストのチューニングは、ここの設定に影響されません。

基準音は440.0Hz です。fig.08-019(マスター・チューニング画面:440.0Hz)

1. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「UTIL」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F2(TUNE)]を押します。

「MASTER TUNE」画面が表示されます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

MASTER TUNE:415.3 ~ 466.2(Hz)(0.1Hz 刻み)

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第7章 TD-8 全体の設定をする

TD-8.j.book 136 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

メモリー残量を確認するメモリー残量と、使用しているユーザー・パターン、ソングの数を表示します。fig.08-023(メモリー残量を確認する 解説入り?)

1. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「UTIL」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F3(MEMORY)]を押します。

「MEMORY」画面が表示されます。

AVAILABLE:0 ~100(%)

PATTERN:0 ~100/100(個)

分子:使用しているユーザー・パターンの数

分母:ユーザー・パターンの合計(100)

SONG:0~50/50(個)

分子:使用しているソングの数

分母:ソングの合計数(50)

製品出荷時には、あらかじめ50 個のソングが記録されています。製品出荷時の設定に戻すと(ファクトリー・リセット、P.172)、「SONG」が「50/50」と表示されます。

パッドの設定画面を自動で切り替える(ノート・チェース)

ノート・チェース音色のエディット時に便利な機能です。パッドに対応したMIDI データを受信したときに、そのパッドで使っているインストの設定画面を自動的に表示したり、カーソルが移動したりする機能です。

ノート・チェースのオン/オフ

次の設定で「NOTE CHASE」を「OFF」にしても、パッドをたたいたときは、自動的に設定画面が表示されます。

fig.08-021([SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)])

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[PAGE1]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「NOTE CHASE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでオン、オフを切り替えます。

NOTE CHASE:OFF、ON

OFF:パッドに対応したMIDI データを受信しても、パッドの設定画面が切り替わりません。

ON:

パッドに対応したMIDI データを受信すると、パッドの設定画面が切り替わります。

136

第7章 TD-8全体の設定をする

第7章

TD-8.j.book 137 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

出力先を選ぶ各パッドの音の出力先を設定します。アンビエンスの効果を得たいときは、「MAS」(MASTER)を選びます。

「MAS」以外の出力先では、アンビエンスの効果が得られません。

fig.08-022(アウトプット・アサイン画面)

画面上の略記画面左から順に、次のように表示します。

1. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「OUT」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「OUTPUT ASSIGN」画面が表示されます。

4. 設定するパッドをたたきます。

たたいたパッドの設定値へカーソルが移動します。

ヒント

CURSOR[ ]または[ ]、[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

• トリガー・インプット1(KICK1)、2(KICK2)、11(AUX1)、12(AUX2)にはリムがありません。

• トリガー・インプット2(KICK2)、12(AUX2)は、トリガー・インプット・ジャック1/2(KICK1/2)、11/12(AUX1/2)にパッドを 2つ接続した場合にのみ使えます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

OUTPUT:MAS、M_L、M_R、DIR、D_L、D_R、M&D

MAS:ミキサーのパンの設定に従い、マスターL(MONO)、R からステレオ出力します。

M_L:ミキサーのパンの設定にかかわらず、マスターL(MONO)からモノラル出力します。アンビエンスはかかりません。

M_R:ミキサーのパンの設定にかかわらず、マスターRからモノラル出力します。アンビエンスはかかりません。

DIR:ミキサーのパンの設定に従い、ダイレクトL、R からステレオ出力します。アンビエンスはかかりません。

D_L:ミキサーのパンの設定にかかわらず、ダイレクトL からモノラル出力します。アンビエンスはかかりません。

D_R:ミキサーのパンの設定にかかわらず、ダイレクトRからモノラル出力します。アンビエンスはかかりません。

M&D:ミキサーのパンの設定に従い、マスターL(MONO)/R(ステレオ出力)とダイレクト L/R からステレオ出力します。アンビエンスはかかりません。

画面表記 トリガー・インプット

K 1(KICK1)

K 2(KICK2)

S 3(SNARE)

1 4(TOM1)

2 5(TOM2)

3 6(TOM3)

H 7(HI-HAT)

C 8(CLASH1)

C 9(CLASH2)

R 10(RIDE)

A 11(AUX1)

A 12(AUX2)

137

1

TD-8.j.book 138 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第8章 便利な機能

ドラム・キットを好みの順で切り替える(ドラム・キット・チェーン)ドラム・キットを呼び出す順序を、1から32 番目(32ステップ)まで設定できます。これをドラム・キット・チェーンといい、16 種類作成できます。fig.09-001.j(チェーンの概念図)

ドラム・キット・チェーン:オンfig.09-002([CHAIN]画面:ステップなどの解説入り)

ドラム・キット・チェーンを作るfig.09-003([CHAIN]→[MENU]→[EDIT])

1. [CHAIN]を押します。

[CHAIN]が点灯し、ドラム・キット・チェーンがオンになります。

2. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「EDIT」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

「CHAIN EDIT」画面が表示されます。

5. [F1(NO.)]を押してチェーン番号にカーソルを合わせます。

fig.09-003a(画面)

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでチェーン番号を選びます。

7. [F1(LIST)]を押して、画面右のドラム・キットの呼び出し順(ステップ)にカーソルを合わせます。

カーソルが「1」以外にある場合は、CURSOR[ ]または[ ]を押して「1」にカーソルを合わせます。

fig.09-003b(画面)

8. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、1番目に呼び出すキットを選びます。

9. CURSOR[ ]を押して、次のステップにカーソルを合わせます。

10.[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでドラム・キットを選びます。

11.手順 9.、 10.を繰り返して、ドラム・キット・チェーンを設定します。

12.[EXIT]を押します。

「DRUM KIT CHAIN」画面に戻ります。

[F1(NO.)]:

カーソルをチェーン番号に移動します。

[F1(LIST)]:

カーソルをドラム・キットの呼び出し順(ステップ)に移動します。

[F2(INSERT)]:

カーソル位置にキットを挿入し、以降のステップを1つ後ろにずらします。

[F3(DELETE)]:

カーソル位置のキットを削除し、以降のステップを1つ前にずらします。

チェーン 1 キット 7

キット 2

キット 5

キット 10

チェーン 2

チェーン16

32ステップ

38

第8章 便利な機能

第8章

TD-8.j.book 139 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラム・キット・チェーンを使って演奏するfig.09-003a([CHAIN])

1. [CHAIN]を押します。

[CHAIN]が点灯し、ドラム・キット・チェーンがオンになります。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して、使用するチェーン番号を選びます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、設定したステップの順にキットを呼び出します。

4. 演奏が終わったら[CHAIN]を押して、ドラム・キット・チェーンをオフにします。

[CHAIN]が消灯します。

各キットの音量にばらつきがある場合は、[MIXER]を押して、キット全体の音量(MASTR)を調節してください(P.93)。

パッド・スイッチ機能やフット・スイッチ機能と合わせて使うと、パッドやフット・スイッチを使って、ドラム・キット・チェーンの呼び出しができます。詳しくは、「パッドを使ってボタン操作をする(パッド・スイッチ)」(P.142)、「フット・スイッチを使ってボタン操作をする(フット・スイッチ)」(P.144)をご覧ください。

パッドやフット・スイッチによる応用操作パッドやハイハット・コントロール・ペダルを使って電子楽器ならではの演奏をすることができます。また、フット・スイッチを使ってドラム・キットを切り替えることもできます。

パッドをたたいてパターンを演奏させる(パッド・パターン)

パッド・パターンパッドをたたくと、あらかじめ指定したパターンの演奏がスタートする機能です。この機能を使うことにより、ライブ演奏にパターンを使うなどの応用ができます。

• 複数のパッドに異なるパターンを割り当てた場合、あるパターンを再生中に別のパッドをたたくと、パターンを切り替えて再生することができます。ただし、インストの設定が異なるパターンに切り替わるときは、一瞬音がとぎれることがあります。

• パッド・パターン機能を使った演奏は、シーケンサーに録音できません。

•[SONG]を選択しているときは、パッド・パターン機能で、ワン・ショット、ループ再生に設定したパターンの再生ができません。タップ再生に設定したパターンのみ再生できます。

fig.02-001c

fig.09-004(画面)

1. [CHAIN]が消灯していることを確認します。

ドラム・キット・チェーン(P.138)がオンの時は設定できません。

2. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「PATTERN」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

「PAD PATTERN SETTINGS」画面が表示されます。

139

第8章 便利な機能

TD-8.j.book 140 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

5. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面になります。

6. CURSOR[ ]で「PATTERN」にカーソルを合わせます。

ヒント

パターンのカテゴリーを選択することができます。CURSOR[ ]で「CATEGORY」にカーソルを合わせて設定してください。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパターンを選びます。

パターンを鳴らさないときは、「OFF」に設定します。

ヒント

[PREVIEW]を押すと、パターンを試聴することができます。

パターン名の下のマークはパターンの再生のしかたを表示しています。このマークについて詳しくは、「再生のしかた(LOOP、1SHOT、TAP)を選ぶ」(P.100)をご覧ください。

8. [KIT]を押します。

[KIT]が点灯し、「DRUM KIT」画面が表示されます。

9. 設定したパッドをたたきます。

パッドに割り当てたパターンが再生されます。

ヒント

パッドに割り当てたインストを鳴らさないようにするには、「MIXER」画面の「LEVEL」で、パッドの音量を「0」に設定してください(P.92)。

10.パターンの再生を途中で停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。

[PLAY/STOP]が消灯します。

[F1(LIST)]を押すと。パッドに割り当てたパターンを一覧表示させることができます。

「PAD PATTERN VELO」については、「パッドをたたく強さに応じて、パターンのベロシティーを変えて再生する」(P.141)をご覧ください。

一覧表で設定するパッドに割り当てるパターンを、一覧表で設定します。fig.09-005(画面)

1. [CHAIN]が消灯していることを確認します。

ドラム・キット・チェーン(P.139)がオンの時は設定できません。

2. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「PTN」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

「PAD PATTERN SETTINGS」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]または[ ]で「CATEGORY」または「PATTERN」にカーソルを合わせます。

6. [F1(LIST)]を押します。

「LIST」画面が表示されます。

7. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定にカーソルが移動します。

ヒント

CURSOR[ ]または[ ]、[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

8. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでパターンを選びます。

9. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

10.設定したパッドをたたきます。

パッドに割り当てたパターンが再生されます。

140

第8章 便利な機能

第8章

TD-8.j.book 141 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドをたたく強さに応じて、パターンのベロシティーを変えて再生するfig.09-004b(画面)

1. [CHAIN]が消灯していることを確認します。

ドラム・キット・チェーンがオンの時は設定できません。

2. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいずれかで「PTN」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

「PAD PATTERN SETTINGS」画面が表示されます。

5. パッドをたたきます。

たたいたパッドの設定画面が表示されます。

6. CURSOR[ ]を押して、「PAD PTN VELO」にカーソルを合わせます。

「PATTERN」が「OFF」の時は、横線が表示され、設定できません。P.139 をご覧になり、パターンを選択してから設定してください。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

8. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

PAD PTN VELO:OFF、ON

OFF:パッドをたたく強さにかかわらず、あらかじめパターンに設定されたベロシティーで再生します。

ON:パッドをたたく強さに応じて、パターンのベロシティーを変えて再生します。

ハイハット・コントロール・ペダルで、パッドのインストのピッチを変化させる(ピッチ・コントロール)

ハイハット・コントロール・ペダルを踏み込む量に応じて、パッドのインストのピッチを変化させる設定です。ペダルを離すと、インストに設定されたピッチに戻ります。

ペダル・ハイハットが鳴らないようにするには、「PEDAL HI-HAT VOLUME」を「0」に設定します(P.81)。

ピッチをなめらかに変化させるためには、[SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F2(PAGE2)]を押して、「PEDAL DATA THIN」を「1」または「OFF」に設定してください(P.156)。

パッドごとにピッチ・コントロールのオン/オフを設定するピッチ・コントロールを行うパッドを選びます。fig.09-005a(画面)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F2(PEDAL)]を押します。

「PEDAL」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]で「PEDAL PITCH CTRL RANGE」にカーソルを合わせます。

6. [F3(ASSIGN)]を押します。

「PITCH CTRL ASSIGN」画面が表示されます。

7. 設定するパッドをたたきます。

たたいたパッドの設定にカーソルが移動します。

ヒント

CURSOR[ ]または[ ]、[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

8. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

141

第8章 便利な機能

TD-8.j.book 142 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

9. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

PITCH CTRL ASSIGN:OFF、ON

OFF:ピッチ・コントロールを行いません。

ON:ピッチ・コントロールを行います。

ピッチの変化幅を設定する(ペダル・ピッチ・コントロール・レンジ)ハイハット・コントロール・ペダルを踏んだときのピッチ変化量を、-24(-2 オクターブ)から+24(+2オクターブ)まで、半音単位で設定します。「0」に設定すると変化しません。fig.09-005b])

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「FUNC」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

4. [F2(PEDAL)]を押します。

「PEDAL」画面が表示されます。

5. CURSOR[ ]で「PEDAL PITCH CTRL RANGE」にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

7. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

PEDAL PITCH CTRL RANGE:-24~ +24(-2 ~+2 オクターブ)

音色やインストのピッチ設定によっては、ペダルを踏んでも変化が現れないものがあります。

パッドを使ってボタン操作をする(パッド・スイッチ)2 つのパッドとケーブル(PCS-31)を使って、ドラム・キットを切り替えたり、パターンやソングを再生させたりすることができます。fig.09-006([SETUP]→[F3(MENU)]→[SW])

1. パッドをトリガー・インプット11/12(AUX1/AUX2)に接続します。

トリガー・インプット11/12 にパッドを2つ接続するときは、PCS-31(ケーブル:別売)のご使用をおすすめします。

2. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して「SWTCH」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

5. [F2(PAD)]を押します。

「PAD SWITCH」画面が表示されます。

ヒント

ここでパッドをたたくと、たたいたパッドにしたがって「AUX1」または「AUX2」の表示が反転します。

fig.09-006a

6. CURSOR[ ]または[ ]を押して「PADSWITCH」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「KIT SELECT」、「SEQ SELECT」を選択したときは、手順 11.へ進みます。

8. 「ASSIGNABLE」に設定したときは、CURSOR[ ]を押して、「AUX1」にカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、パッドの機能を選択します。

10.「AUX2」も同様に設定します。

142

第8章 便利な機能

第8章

TD-8.j.book 143 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

11.[KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

12.設定したパッドをたたくとスイッチとして動作します。

注 1ASSIGNABLE:OFF、KIT# DEC、KIT# INC、

SEQ# DEC、SEQ# INC

OFF:パッド・スイッチをオフにします

KIT# DEC:ひとつ前のキットを呼び出します

KIT# INC:次のキットを呼び出します

SEQ# DEC:ひとつ前のパターンまたはソングを呼び出します

SEQ# INC:次のパターンまたはソングを呼び出します

画面上部に、現在選択しているパターンまたはソングの番号が表示されています。パッドをたたいた時に、パターンとソングのどちらの再生が始まるかは、ここで確認します。

• 画面上部にパターン番号が表示されているときは、パターンが呼び出されます。

fig.02-001b

• 画面上部にソング番号が表示されているときは、ソングが呼び出されます。

fig.02-001c

ヒント

• パッドに割り当てたインストを鳴らさないようにするには、「MIXER」画面の「LEVEL」で、パッドの音量を「0」に設定してください(P.92)。

• ドラム・キット・チェーン(P.138)によるキットの切り替えをパッドで行うときは、スイッチの機能を「KITSELECT」にし、[CHAIN]を押してボタンのインジケーターを点灯させます(あらかじめ、ドラム・キット・チェーンの設定をしておきます)。

機能名 AUX1(白のプラグ)

につないだパッドの機能

AUX2(赤のプラグ)

につないだパッドの機能

OFF OFF(パッド・スイッチをオフにします)

OFF(パッド・スイッチをオフにします)

KIT SELECT KIT# INC(次のキットを呼び出します)

KIT# DEC(ひとつ前のキットを呼び出します)

SEQ SELECT SEQ# INC(次のパターンまたはソングを呼び出します)

SEQ# DEC(ひとつ前のパターンまたはソングを呼び出します)

ASSIGNABLE 注 1 注 1

143

第8章 便利な機能

TD-8.j.book 144 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

フット・スイッチを使ってボタン操作をする(フット・スイッチ)2 つのフット・ペダル(BOSS FS-5U:別売)とケーブル(PCS-31)を使って、ドラム・キットを切り替えたり、パターンやソングを再生させたりすることができます。fig.09-007([SETUP]→[F3(MENU)]→[SW]→[FOOT])

○:機能します  -:機能しません

1. フット・スイッチを接続します(P.16)。

2. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して「SWTCH」にカーソルを合わせます。

4. [F3]を押して確定します。

5. [F1(FOOT)]を押します。

「FOOT SWITCH」画面が表示されます。

ヒント

ここでフット・スイッチを踏むと、踏んだスイッチにしたがって「SW1」または「SW2」の表示が反転します。

fig.09-007a

6. CURSOR[ ]を押して「FOOT SWITCH」にカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「KIT SELECT」、「SEQ SELECT」、「PLAY SELECT」を選択したときは、手順 11. へ進みます。

8. 「ASSIGNABLE」に設定したときは、CURSOR[ ]を押して、「SW1」にカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、フット・スイッチの機能を選択します。

10.「SW2」も同様に設定します。

11.[KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

12.設定したフット・スイッチを踏むと、スイッチとして動作します。

注 1ASSIGNABLE:KIT# DEC、KIT# INC、SEQ# DEC、

SEQ# INC、SEQ TOP、PLAY/STOP、SEQ BWD、SEQ FWD

KIT# DEC:ひとつ前のキットを呼び出します

KIT# INC:次のキットを呼び出します

SEQ# DEC:ひとつ前のパターンまたはソングを呼び出します

SEQ# INC:次のパターンまたはソングを呼び出します

SEQ TOP:パターンまたはソングの先頭に戻ります

PLAY/STOP:パターンまたはソングを再生/停止します

SEQ BWD:パターン選択時はひとつ前の小節へ、ソング選択時はパターンの先頭へ戻ります。

SEQ FWD:パターン選択時は次の小節へ、ソング選択時は次のパターンへ進みます。

フット・スイッチ SW1 SW2

FS-5U× 2(PCS-31)

○(赤のプラグ) ○(白のプラグ)

DP-2 - ○

機能名 赤のプラグにつないだスイッチの機

白のプラグにつないだスイッチの機

KIT SELECT KIT# DEC(ひとつ前のキットを呼び出します)

KIT# INC(次のキットを呼び出します)

SEQ SELECT SEQ# DEC(ひとつ前のパターンまたはソングを呼び出します)

SEQ# INC(次のパターンまたはソングを呼び出します)

PLAYSELECT

SEQ TOP(パターンまたはソングの先頭に戻ります)

PLAY/STOP(パターンまたはソングを再生/停止します)

ASSIGNABLE 注 1 注 1

144

第8章 便利な機能

第8章

TD-8.j.book 145 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

画面上部に、現在選択しているパターンまたはソングの番号が表示されています。フット・スイッチを踏んだ時に、パターンとソングのどちらの再生が始まるかは、ここで確認します。

• 画面上部にパターン番号が表示されているときは、パターンの再生が始まります。

fig.02-001b

• 画面上部にソング番号が表示されているときは、ソングの再生が始まります。

fig.02-001c

ヒント

ドラム・キット・チェーン(P.138)によるキットの切り替えをフット・スイッチで行うときは、スイッチの機能を「KIT SELECT」にし、[CHAIN]を押してボタンのインジケーターを点灯させます(あらかじめ、ドラム・キット・チェーンの設定をしておきます)。

いろいろな設定をコピーするドラム・キットやインスト、ミキサーなどの設定をコピーすることができます。

この操作を実行すると、コピーする先の内容は消去されますので、よく確認してから実行してください。

ドラム・キットをコピーする(ドラム・キット・コピー)fig.09-008(キット・コピー画面 解説入り)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「COPY」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「COPY」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「COPY」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、「KIT」を選択します。

6. CURSOR[ ]を押してコピー元のドラム・キットにカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「PRESET」は、プリセット・ドラム・キット(製品出荷時のドラム・キット)、「USER」は編集可能なドラム・キットです。

エディットしたドラム・キットを製品出荷時の状態に戻すときは、コピー元にプリセット・ドラム・キットを選びます。

8. CURSOR[ ]を押してコピー先のドラム・キットにカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

コピー元

コピー先

145

第8章 便利な機能

TD-8.j.book 146 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

10.[F2(EXCHNG)]または[F3(COPY)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.09-009(確認画面)

[F2(EXCHNG)]:

コピー元とコピー先の内容を入れ替えます。ドラム・キットの並べ替えに便利です。

コピー元が「USER」の時のみ、選択できます。

[F3(COPY)]:

コピーを実行します。コピー先の内容は消去されます。

11.[F3(EXEC)]を押して実行します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

ヒント

ファクトリー・リセット(P.172)の操作で現在選択しているドラム・キットを製品出荷時の設定に戻すこともできます。

ドラム・キットのインストをコピーする(インスト・コピー)現在選んでいるトリガー・インプットのインストを、他のキットの同じトリガー・インプットへコピーします。

• ヘッド側のインスト、リム側のインストの両方がコピーされます。

fig.09-010(インスト・コピー H&R)

• トリガー・インプット1、2、11、12にはリムがありません。ヘッド側のインストのみコピーします。

fig.09-010a(インスト・コピーH)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「COPY」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「COPY」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「COPY」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、「INST」を選択します。

6. CURSOR[ ]を押してコピー元のドラム・キットにカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「PRESET」は、プリセット・ドラム・キット(製品出荷時のドラム・キット)、「USER」は編集可能なドラム・キットです。

エディットしたインストを、製品出荷時の状態に戻すときは、コピー元にプリセット・ドラム・キットを選びます。

8. コピーするインストを設定したパッドをたたきます。

ヒント

[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

9. CURSOR[ ]を押してコピー先のドラム・キットにカーソルを合わせます。

10.[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

11.[F3(COPY)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.09-011(確認画面)

12.[F3(EXEC)]を押して実行します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

コピー元

コピー先

コピー元

コピー先

146

第8章 便利な機能

第8章

TD-8.j.book 147 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ミキサーの設定をコピーする(ミキサー・コピー)fig.09-014(ミキサー・コピー画面 解説入り)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUEダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「COPY」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「COPY」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「COPY」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、「MIXER」を選択します。

6. CURSOR[ ]を押してコピー元のドラム・キットにカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「PRESET」は、プリセット・ドラム・キット(製品出荷時のドラム・キット)、「USER」は編集可能なドラム・キットです。

ミキサーの設定を製品出荷時の状態に戻すときは、コピー元にプリセット・ドラム・キットを選びます。

8. CURSOR[ ]を押してコピー先のドラム・キットにカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

10.[F3(COPY)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.09-015(確認画面)

11.[F3(EXEC)]を押して実行します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

スタジオの設定をコピーする(エフェクト・コピー)fig.09-012(エフェクト・コピー画面 解説入り)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「COPY」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「COPY」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「COPY」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、「EFFECT」を選択します。

6. CURSOR[ ]を押してコピー元のドラム・キットにカーソルを合わせます。

7. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

「PRESET」は、プリセット・ドラム・キット(製品出荷時のドラム・キット)、「USER」は編集可能なドラム・キットです。

スタジオの設定を、製品出荷時の状態に戻すときは、コピー元にプリセット・ドラム・キットを選びます。

8. CURSOR[ ]を押してコピー先のドラム・キットにカーソルを合わせます。

9. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

10.[F3(COPY)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.09-013(確認画面)

11.[F3(EXEC)]を押して実行します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します。

コピー元

コピー先

コピー元

コピー先

147

第8章 便利な機能

TD-8.j.book 148 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

プレビュー・ボタンの設定をする[PREVIEW]を押すと、インストを試聴することができます。[TRIG SELECT]で試聴するパッドを接続しているトリガー・インプット番号を選んでください。ディスプレイ右上で、トリガー・インプット番号を確認できます。また、ヘッド側/リム側の区別は[RIM]の消灯/点灯でも確認できます。

ここでは、試聴するときのベロシティーを設定します。fig.09-016(プレビュー設定画面)

1. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「PREV」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「PREVIEW」画面が表示されます。

4. CURSOR[ ]を押して「VELOCITY 1」にカーソルを合わせます。

5. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

6. 「VELOCITY 2」、「VELOCITY 3」も同様に設定します。

ヒント

[PREVIEW]を押すと、カーソル位置のベロシティーで試聴できます。

7. [KIT]を押します。

「DRUM KIT」画面が表示されます。

VELOCITY:0~ 127

プレビューの鳴りかた

[SHIFT]を押しながら[PREVIEW]を押す

「VELOCITY 1」、「VELOCITY 2」、「VELOCITY 3」に設定したベロシティーで繰り返して鳴ります。

[PREVIEW]を押す

前回[SHIFT]+[PREVIEW]を押したときの、最後のベロシティーで鳴ります。

電源投入時は、「VELOCITY 2」の音量で鳴ります。

148

TD-8.j.book 149 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

第9章 MIDI を使う機能

第9章

MIDI を使うと、次の応用操作ができます。

TD-8 で作成したドラム・キット、パターン・データなどの外部シーケンサーへの保存

パッドの演奏で外部機器を鳴らす

TD-8 の音に重ねて、MIDI 音源やサンプラーを鳴らすことができます(P.151)。

外部シーケンサーでアンサンブル演奏をするとき、TD-8 をドラム専用音源として使う

MIDI 音源として使う場合は、パーカッション・セットを使うことにより、さらに多彩なインストを同時に扱うことができます(P.104)。

MIDI についてくわしくは、「MIDI について」(P.176)をご覧ください。

外部MIDI 機器にデータを保存する(バルク・ダンプ)

データを保存するシーケンサーなどの外部機器へ、TD-8 のドラム・キット、パターン、ソングのデータや、設定などを保存できます。外部シーケンサーは通常の演奏情報を録音するように操作し、TD-8 側で次の操作を行って保存します。

1. TD-8 のMIDI OUTコネクターと外部シーケンサー(保存先)のMIDI IN コネクターを、MIDI ケーブルで接続します。

fig.10-001.j(OUT - IN)

2. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F3(BULK)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「BULK DUMP」画面が表示されます。

fig.10-001a(COMPLETE 画面)

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで送信する内容を選びます。

4. 「DRUM KIT」、「USER PARC SET」を選択した場合は手順 5. へ、その他の場合は手順 7. へ進みます。

5. CURSOR[ ]を押して、下の段にカーソルを合わせます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、送信内容の詳細を選びます。

7. 外部シーケンサーの録音を開始します。

シーケンサー

MIDI IN MIDI OUT

TD-8

149

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 150 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

8. [F3(EXEC)]を押すと、データの送信が開始されます。

fig.10-001a(COMPLETE 画面)

送信を中止するときは、[F1(STOP)]を押します。

9. 送信が完了すると、次の画面が表示されます。fig.10-001a(COMPLETE 画面)

TRANSMIT DATA: ALL、SETUP、DRUMKIT、USERPERC SET、USR PTNS&SONGS

ALL:セットアップ、ドラム・キット、ユーザー・パーカッション・セット、ユーザー・パターン、ソングのすべてのデータを送信します。

SETUP:トリガーやパッドなどの各種設定を送信します。

DRUM KIT:

ALL:ドラム・キット1~64 のデータをすべて送信します。

1~ 64:選択したドラム・キットのデータのみ送信します。

USER PERC SET:

ALL:ユーザー・パーカッション・セット1~2のデータをすべて送信します。USER1 ~ 2:

選択したユーザー・パーカッション・セットのデータのみ送信します。

USR PTNS & SONGS:

ユーザー・パターン701 ~ 800、ソング1~50 のデータをすべて送信します。

バルク・ダンプはシステム・エクスクルーシブ情報のひとつです。外部MIDI シーケンサーは、システム・エクスクルーシブ・メッセージを録音できるものをお使いください。また、シーケンサー側の設定で「システム・エクスクルーシブ情報を受信しない」設定になっていないかを確認してください。

保存したデータを TD-8に戻す

1. TD-8 のMIDI IN コネクターと外部シーケンサーのMIDIOUT コネクターを、MIDI ケーブルで接続します。

fig.10-002.j(IN - OUT)

2. 外部シーケンサーから設定データをTD-8に送信します。

送信した設定が再現されます。

このとき、TD-8 上のデータは上書きされます。必要に応じてバックアップをとってから、操作を行ってください。

デバイス IDを設定するこの設定は、2台以上のTD-8 に別々のデータを同時に送信するときにだけ必要な設定です。それ以外の場合は設定を変更しないでください。

バルク・ダンプでデータを保存したときのデバイス IDがわからなくなると、保存したバルク・データを受信できなくなります。

デバイス ID の製品出荷時の設定は「17」です。fig.10-003([F3(PAGE 3)])

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F3(PAGE 3)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「DEVICE ID」にカーソルを合わせます。

MIDI INMIDI OUT

シーケンサー TD-8

150

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 151 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

DEVICE ID:1~32

例:

バルク・ダンプでデータを保存するとき、TD-8 のデバイスID を「17」で保存します。このデータを再度 TD-8に送信するときは、デバイス ID が「17」である TD-8 だけが受信します。仮にもう1台のTD-8が接続されていても、デバイス ID が「17」以外に設定されている場合は受信しません。fig.10-004.j(ID 16 17)

パッドの演奏で外部MIDI 音源を鳴らすパッドをたたいて外部MIDI 音源を鳴らすための設定をします。

ヒント

この設定を行うと、TD-8 と外部音源を同時に鳴らすことができます。

TD-8 のMIDI OUT コネクターと外部MIDI 音源の MIDI INコネクターを、MIDI ケーブルで接続します。fig.10-005.j(TD-10 P.122 一部差し替え)

各パッドが送信するノート・ナンバーを指定する各パッドから送信するMIDI ノート・ナンバー(鍵盤番号)を指定します。外部音源やサンプラーで鳴らす音のノート・ナンバーに合わせて設定してください。fig.10-006([F3(MIDI)])

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F3(MIDI)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST MIDI」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

設定するインストの設定画面になります。

3. CURSOR[ ]を押して「NOTE NUMBER」にカーソルを合わせます。

デバイスID: 17

デバイスID: 16

MIDI IN

MIDI IN

MIDI OUT

デバイスID: 17 のデータを送信

システム・エクスクルーシブ を受信しません

MIDI音源

MIDI IN MIDI OUT

TD-8

151

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 152 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでノート・ナンバーを指定します。

NOTE NUMBER:0(C -1)~ 127(G 9)

ハイハットはオープン・ハイハット(初期設定値46(A#2))のノート・ナンバーだけを設定します。この設定でクローズ・ハイハット、ペダル・ハイハットはオープンの設定に連動して変化します。

例:

オープン・ハイハットのノート・ナンバーを「2」減らすと、クローズ・ハイハット、ペダル・ハイハットも同じように「2」減ります。

ノート・ナンバーを一覧表で設定するパッドに割り当てたノート・ナンバーの一覧表を表示します。fig.10-008a([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)(GATE)])

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F3(MIDI)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST MIDI」画面が表示されます。

2. パッドをたたきます。

設定するインストの設定画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して「NOTENUMBER」にカーソルを合わせます。

4. [F3(LIST)]を押します。

「NOTE LIST」画面が表示されます。

複数のパッドに同じノート・ナンバーを設定すると画面に「 」が表示されます。詳しくは、次のコラムをご覧ください。

5. 設定するパッドをたたきます。

たたいたパッドの設定へカーソルが移動します。

ヒント

CURSOR[ ]または[ ]、[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

複数のパッドに同じノート・ナンバーを設定した場合

重複して設定されたノート・ナンバーを受信すると、一番小さいトリガー・インプット番号のパッドのインストが発音します。ヘッドとリムでノート・ナンバーが重複しているときは、ヘッドのインストが発音します。

ヒント

発音しないトリガー・インプットには、ノート・ナンバーの一覧画面(次項)で「 」が表示されます。

パッドをたたいたときは、設定したノート・ナンバーを送信します。

例:

トリガー・インプット3(SNARE)のヘッド、リム、トリガー・インプット4(TOM1)のヘッドに「38」を指定した場合、次のようになります。fig.10-007a(ヘッド)

fig.10-007b(リム)

この場合、ノート・ナンバー38 を受信すると、トリガー・インプット3(SNARE)のヘッドのインストが発音します。

152

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 153 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ゲート・タイムを設定するMIDI OUT から送信するノートが鳴る長さ(ゲート・タイム)をパッドごとに設定します。

通常ドラム用音源モジュールは、ノート・オン情報で発音するタイミングだけを受信し、ノート・オフは受信しません。これに対し、一般的な音源モジュールやサンプラーでは、鍵を離すときに送信されるノート・オフ情報を受けて音源が鳴りやみます。

製品出荷時のゲート・タイムの設定は、ドラム音源モジュールでは不必要なので、最小値になっています。このようなデータを、ノート・オフ情報を受信する音源モジュールで受信すると、発音できないほどの短い時間として受信されるので、ほとんど音が鳴りません(または耳ざわりなノイズのような音で鳴るかもしれません)。このような現象を避けるために、それぞれのパッドでたたいた演奏における、MIDIデータ上の発音時間を決めておきます。fig.10-008([KIT]→[F3(MIDI)])

1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F3(MIDI)]を押します。

[KIT]が点灯し、「INST MIDI」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「GATE TIME」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

[F3(LIST)]を押すと、選択しているキットの、パッドに割り当てたゲート・タイムの一覧表を表示します。

fig.10-008a([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)(GATE)])

GATE TIME:0.1 ~ 8.0

MIDI チャンネルを合わせるMIDI チャンネルの設定方法は、「TD-8 全体のMIDI 設定をする」(P.154)をご覧ください。パッドの演奏は、MIDIOUT からドラム・キット・パートのチャンネル設定(設定画面の「KIT」)と同じチャンネルで送信されます。

Roland SPD-20といっしょに使う(ソフト・スルー)Roland SPD-20(MIDIコントローラー)と TD-8のパッド(トリガー・コントローラー)を同時に使って、外部音源などを鳴らすための設定です。

1. SPD-20、TD-8、外部音源などを接続します。fig.10-009.j(TD-10 P.123 一部差し替え)

2. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F3(PAGE 3)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

fig.10-010([F1(PAGE 1)])

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して「SOFTTHRU」にカーソルを合わせます。

4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで「ON」に設定します。

MIDI IN から受信したデータ(システム・エクスクルーシブを除く)もMIDI OUT/THRU コネクターから出力されます。

ヒント

この設定が必要ない場合は「OFF」にしておくと、パッドの打撃情報に対する反応が向上します。

SOFT THRU:OFF、ON

MIDI INMIDI

OUT/THRU

MIDI OUT

SPD-20パッドやペダル

TRIGGERINPUT

他の音源モジュールや サンプラーの MIDI INへ

153

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 154 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

TD-8全体のMIDI 設定をする

パートのMIDIチャンネルを合わせるTD-8 が、MIDI データを送受信するチャンネルを、パートごとに設定します。fig.10-011([SETUP]→[F2(MIDI)])

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TX/RX CHANNEL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して、MIDI チャンネルを設定するパートにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでチャンネルを選びます。

「1」~「16」の各チャンネルに設定すると、そのチャンネルのMIDI データで送受信します。「OFF」は、無駄な受信や発音を増やさないために、強制的にパートの受信を切る設定です。

ヒント

ドラム・キット・パートとパーカッション・パートは、重複して「CH10」に設定することができます。

CHANNEL:CH1~ CH16、OFF

GM モード(P.159)時のパートのチャンネルはあらかじめ決められているため、変更できません。GMモードでは、次の図のように横線が表示されます。

fig.10-011c([SETUP]→[F2(MIDI)]GM)

ドラムとパーカションの発音優先パートを設定する(チャンネル 10・プライオリティ)ドラム・キット・パートとパーカッション・パートを、重複してチャンネル10 に設定した場合に必要な設定です。パッドに割り当てたノート・ナンバーと同じノート・ナンバーに、パーカッション・インストが割り当てられている場合、どちらのインストを発音するかを選択します。外部シーケンサーのデータをTD-8 に取り込むと(P.112)、ここで設定したパートに記録されます。

fig.10-011a.j(チャンネル 10・プライオリティ概念図たち)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F1(PAGE 1)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

fig.10-011b(画面)

2. CURSOR[ ]を押して「CH10 PRIORITY」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

5152

53

55

57

59

54

56

58

48

5049

6364

60

6261

10/RIDE9/CRASH2 Rim10/RIDE Rim

8/CRASH1 Rim

9/CRASH2

4/TOM1

4/TOM1 Rim8/CRASH1

10/RIDE9/CRASH2 Rim10/RIDE Rim

8/CRASH1 Rim

9/CRASH2

4/TOM1

4/TOM1 Rim8/CRASH1

C3

C4

Note No.

CH10

ドラム・キット・パート パーカッション・パート

5152

53

55

57

59

54

56

58

48

5049

6364

60

6261

C3

C4

Note No.

CH10 PRIORITY:KITCH10 PRIORITY:PERC

Pop RdChina18”Pop Rdb

Splsh12”

Quik16Cr

Pop Rde

Tambrn 1

Cowbell1

VibraSlp

Std 1 T2

Std 1 T1Med16 Cr

Conga SlConga Op

R8Bng Hi

Conga MtR8Bng Lo

Pop RdChina18”Pop Rdb

Splsh12”

Quik16Cr

Pop Rde

Tambrn 1

Cowbell1

VibraSlp

Std 1 T2

Std 1 T1Med16 Cr

Conga SlConga Op

R8Bng Hi

Conga MtR8Bng Lo

VibraSlpPop Rde

Tambrn 1

Cowbell1

Conga SlConga Op

R8Bng H

Conga MtR8Bng Lo

154

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 155 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

CH10 PRIORITY:KIT、PERC

KIT:

重複するノート・ナンバーを受信すると、ドラム・キット・パートのインスト(パッドのインスト)が発音します。その他のノート・ナンバーは、パーカッション・パートのインストが発音します。

PERC:

常にパーカッション・パートのインストが発音します。

ローカル・コントロールをオフにするパッドの演奏を、外部MIDI シーケンサーで録音するための設定です。パッドからの演奏情報を、直接、音源部分に送信せずに(ローカル・コントロール・オフ)、外部シーケンサーへ送信してから、TD-8 の音源部分に送信します。fig.10-012.j(TD-10 P.124 一部差しかえ)

ローカル・コントロールをオンにして、図のように接続して録音すると、TD-8 内部とシーケンサー経由の2つの演奏情報がTD-8 の音源部分に送信され、正しく演奏できません。

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F1(PAGE 1)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

fig.10-013(画面)

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「LOCALCONTROL」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「OFF」に設定します。

LOCAL CONTROL:OFF、ON

プログラム・チェンジの送受信を止めるTD-8 がプログラム・チェンジ情報を外部に送信するかどうか、または外部からのプログラム・チェンジ情報を受信するかどうかを設定します。

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F2(PROG)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「PROGRAM CHANGE」画面が表示されます。

fig.10-014([SETUP]→[F2(MIDI)]→[F2(PROG)])

2. CURSOR[ ]または[ ]で、設定するキットにカーソルを合わせます。

3. [F1]を押すたびに受信のオン/オフを切り替え、[F2]を押すたびに送信のオン/オフを切り替えます。

fig.10-015(オンとオフのファンクション表示)

ドラム・キットに割り当てるプログラム・チェンジは、「プログラム・チェンジで呼び出されるドラム・キットを変える」(P.157)で設定します。

TD-8

音源モジュール部

ローカル・ コントロール:OFF

MIDI OUT/THRU

MIDI IN外部シーケンサー

: 演奏情報が流れる経路

Trigger→MIDI変換

トリガー・インプット

155

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 156 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

FD-7 から送信されるデータを減らす(PEDAL DATA THIN)ハイハット・コントロール・ペダルからの大量のデータが、内蔵シーケンサーや MIDI OUTに送信されるのを防ぐ機能です。fig.10-016(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F2(PAGE2)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して「PEDAL DATA THIN」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

PEDAL DATA THIN:OFF、1、2

OFF:

ペダルから送信されるデータを減らしません。

1:

ペダルから送信されるデータを減らします。通常は「1」を選びます。

2:

ペダルから送信されるデータを減らします。「1」よりも、さらにデータが少なくなります。

ハイハット・コントロール・ペダルで行うピッチコントロールをなめらかに変化させる場合は、「1」または「OFF」に設定してください。

TD-8を音源モジュールとして使うTD-8 を、6パートのマルチティンバー音源として使います。「パートのMIDI チャンネルを合わせる」(P.154)で選択したMIDI チャンネルを使用します。

• ここでの設定は、TD-8を MIDI 音源モジュールとして使う場合に必要な内容です。ドラム・キットの音作りについては、第1章~第 3章をご覧ください。

• TD-8でGM音源用のミュージックデータを再生する場合は、「GM音源として使う」(P.159)をご覧ください。

TD-8 のMIDI IN コネクターと外部シーケンサーやキーボードのMIDI OUT コネクターを、MIDI ケーブルで接続します。fig.10-017.j(TD-10 P.125 一部差し替え)

ヒント

TD-8 を音源モジュールとして使う場合、使用するパートやパートのインストの設定は、すべてパターンごとに設定されます。空のパターンで設定すると、この空のパターンを選ぶだけで、設定が呼び出されます。

1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。

[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]または[ ]のいずれかで「NEW」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

演奏の入っていない空のパターンが呼び出されます。

すべてのパターンを使いきっている場合は呼び出すことができません。「パターンを削除する[DELETE]」(P.116)を参照して、不要なパターンを削除してから録音してください。

MIDI INMIDI OUT

シーケンサー TD-8

156

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 157 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

受信するノート・ナンバーとパッドの対応を指定する

この設定の操作手順については「各パッドが送信するノート・ナンバーを指定する」(P.151)をご覧ください。

プログラム・チェンジで呼び出されるドラム・キットを変える受信するプログラム・チェンジ・ナンバーと、呼び出されるドラム・キットの対応を自由に設定することができます。fig.10-018([F2(PROG)])

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F2(PROG)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「PROGRAM CHANGE」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して、プログラム・ナンバーを設定するキットにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、受信するプログラム・ナンバーを選択します。

複数のドラム・キットに同じプログラム・ナンバーを設定すると、画面に「 」が表示されます。詳しくは次項のコラムをご覧ください。

PROGRAM NUMBER:1 ~ 128

(PROGRAM CHANGE:0~ 127)

製品出荷時のプログラム・ナンバーの設定は、ドラム・キット番号と同じです。

ドラム・キットとパーカッション・セットのプログラム・チェンジについて

ドラム・キットとパーカッション・セットに同じプログラム・ナンバーを設定した場合

ドラム・キット・パートとパーカッション・パートが同じMIDI チャンネルに設定されている場合、ドラム・キットとパーカッション・セットに重複して設定したプログラム・チェンジを受信すると、ドラム・キット、パーカッション・セットの両方が呼び出されます。

送信するときは、設定したプログラム・チェンジを送信します。

複数のドラム・キットまたはパーカッション・セットに同じプログラム・ナンバーを設定した場合

重複して設定されたプログラム・チェンジを受信すると、一番小さい番号のドラム・キットまたはパーカッション・セットが呼び出されます。

ヒント

呼び出されないドラム・キットまたはパーカッション・セットには、「 」が表示されます。

送信するときは、設定したプログラム・チェンジを送信します。

157

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 158 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

プログラム・チェンジで呼び出されるパーカッション・セットを変える受信するプログラム・チェンジ・ナンバーと、呼び出されるパーカッション・セットの対応を自由に設定することができます。

ヒント

プリセット・パーカッション・セットのプログラム・チェンジも変更することができます。

GMモード(P.159)時のプログラム・チェンジ・ナンバーはあらかじめ決められているため、変更できません。

fig.10-018a(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F2(PROG)]→[F3(PERC)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「PERC」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して、プログラム・チェンジ・ナンバーを設定するパーカッション・セットにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、受信するプログラム・ナンバーを選択します。

PROGRAM NUMBER:1 ~ 128

(PROGRAM CHANGE:0~ 127)

• ドラム・キットとパーカッション・セットのプログラム・チェンジについてはP.157 のコラムをご覧ください。

• 製品出荷時のプログラム・チェンジの設定は、「プリセット・パーカッション・セット・リスト」(P.184)をご覧ください。

各パートやパーカッション・セットの設定を変える

この設定の操作手順については「パートの設定をする」(P.102)をご覧ください。

外部MIDI 機器を使ってバッキング・パート(パート1~4)、ドラム・キット・パート、パーカッション・パートのインストを切り替えることができます。外部MIDI 機器からTD-8 へ、コントロール・チェンジのバンク・セレクト(CC0#、CC32#)とプログラム・チェンジ(PC)を送信してください。

外部MIDI 機器からのバンク・セレクトとプログラム・チェンジの送信方法は、外部MIDI 機器の取扱説明書をご覧ください。

バッキング・パートと送信するバンク・セレクト、プログラム・チェンジの対応は、「バッキング・インスト・リスト」(P.186)、「MIDI インプリメンテーション」(P.200)をご覧ください。

158

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 159 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

GM音源として使うTD-8 にはGMスコア(GM 音源用のミュージックデータ)の再生に便利なGMモードがあります。

GMシステムについては、「GMシステムについて」(P.13)をご覧ください。

GMモードに切り替えるGMスコアを正しく再生するために、音源を GMモードにし、GM用に初期化する必要があります。

TD-8 は、次の時に GMモードになります。

• GMモードに切り替えたとき

• 外部MIDI 機器からGMシステム・オン・メッセージを受

信したとき

• GMシステム・オン・メッセージが記録されたソングを再

生し、GMシステム・オン・メッセージを受信したとき

GMモードに切り替えると、パート 10にはGM システム用のパーカッション・セットを、その他のパートにはPiano 1を割り当てます。

パートの設定はTD-8 本体で変更することはできません。外部機器からプログラム・チェンジを送信して設定を変更してください。

• GMモード時のプログラム・チェンジはあらかじめ決められています。「プログラム・チェンジで呼び出されるパーカッション・セットを変える」(P.158)で設定したプログラム・チェンジは使用できません。

• ドラム・キット・パートは、外部からの MIDI メッセージで鳴らすことができません。TD-8 に接続したパッドの演奏でのみ鳴らすことができます。

• パーカッション・セットの定位(パン)は、ドラムをたたく位置で聴くことを想定しています。したがってGM推奨の定位と左右が逆になりますのでご注意ください。

• GMモード時は、シーケンサーを使用できません。[TOP]、[FWD]、[BWD]、[PATTERN]、[SONG]、[PLAY/STOP]、[REC]、[CLICK]、[TEMPO]ボタンが無効になります。

•「プリセット・パーカッション・セット・リスト」(P.184)と「バッキング・インスト・リスト」(P.186)に記載されているプログラム・チェンジをお使いください。

fig.10-020(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F3(PAGE 3)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「GMMODE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで「ON」に設定します。

「DRUM KIT」画面に「GM ON」と表示されます。fig.10-019(KIT GMMODE画面説明)

GMモード時に設定できないパラメーターには、横線が表示されます。

GMシステム・オン・メッセージ機器の動作モードをGMシステムに適した状態に切り替えたり、GMシステムに対応した音源を初期化するためのメッセージです。

「RX GM ON」が「OFF」に設定されていると、GMシステム・オン・メッセージを無視します。

「RX GM ON」の設定については、P.160 をご覧ください。

159

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 160 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

GMモードに切り替わらないようにする外部MIDI 機器から「GMシステム・オン・メッセージ」を受信しても、GMモードに切り替わらないようにする設定です。fig.10-020a(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F3(PAGE 3)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「RX GMON」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで設定します。

RX GM ON:OFF、ON

OFF:

「GMシステム・オン・メッセージ」を受信しても、GMモードに切り替わりません。GMモードにする場合は、P.159 の手順に従って、手動で切り替えてください。

ON:

「GMシステム・オン・メッセージ」を受信すると、GMモードに切り替わります。

GMスコアに合わせて演奏する

GM スコアを再生する

1. TD-8のMIDI IN コネクターと外部機器のMIDI OUTコネクターを、MIDI ケーブルで接続します。

fig.10-021.j(TD-10 P.125 一部差し替え)

2. 「GMモードに切り替える」(P.159)にしたがって、GMモードをオンにします。

ヒント

通常、GMスコアの最初に GMシステム・オン・メッセージが記録されていますので、GMスコアの最初から再生を始めると、自動的にGM モードに切り替わります。しかし、GMスコアの途中から再生をはじめると、GMモードに切り替わらず、正しく再生されません。GMスコアを再生するときは、あらかじめ、ボタン操作でGM モードに切り替えておくことをお勧めします。

3. 外部機器で、GMスコアを再生します。

再生方法は、外部機器の取扱説明書をご覧ください。

本機は、GSフォーマット(ローランドが提唱するマルチティンバー音源の標準化を目的とした共通仕様)には適合していません。GSマークがついたミュージックデータ(GSミュージックデータ)は正しく再生できないことがあります。

TD-8 のGMモードがオフになるのは、「GMシステム・オフ・メッセージ」を受信した時と、P.159 の手順で「GM MODE」を「OFF」に設定した時のみです。GMスコアには、「GMシステム・オフ・メッセージ」が記録されていない場合がありますので、再生が終わったら、P.159 を参照して、「GM MODE」を「OFF」に設定してください。GMモードがオンの場合は、シーケンサーが使用できません。

MIDI INMIDI OUT

シーケンサー TD-8

160

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 161 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

特定のパートのMIDI メッセージを受信しないようにするGMスコアの再生時に特定のパートの MIDI メッセージを受信しないように設定します。fig.10-022([SHIFT]+[MIXER] GMモード)

fig.10-022([SHIFT]+[MIXER] GMモード)

1. GMモードをオンにします(P.159)。

2. [SHIFT]+[MIXER]を押します。

「PART RX SW」画面が表示されます。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して、MIDI メッセージを受信しない設定にするパートにカーソルを合わせます。

ヒント

カーソルを「PART 7」に合わせて CURSOR[ ]を押すと、PART 8 ~ 16(PART10は除く)の設定画面に切り替わります。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「OFF」に設定します。

PART 1 ~ PART 16:OFF、ON

OFF:MIDI メッセージを受信しません。

ON:MIDI メッセージを受信します。

細かい演奏表現のための MIDIメッセージ

ハイハット・コントロールのためのMIDI メッセージTD-8 では、ハイハット・コントロール・ペダルを踏む深さを、コントロール・チェンジ・メッセージを使って送受信します。製品出荷時は、コントロール・チェンジ・ナンバー4に設定されています。外部MIDI 機器からの受信、外部MIDI機器への送信ともにこのナンバーを使います。

お使いのMIDI 機器がすでに4番のコントロール・チェンジ・ナンバーを使っている場合は、他の番号に変更します。ig.10-023(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F2(PAGE2)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して、「PEDALCC」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコントロール・チェンジ・ナンバーを選択します。

PEDAL CC:OFF、MOD( 1)、FOOT( 4)、GEN1(16)、GEN2(17)

OFF:MIDI IN、MIDI OUTともに、ハイハットの情報を扱いません。

MOD( 1)、FOOT(4)、GEN1(16)、GEN2(17):設定したコントロール・チェンジ情報を使って、ハイハットの情報を扱います。MIDI IN からの受信、MIDIOUT への送信ともに、この設定にしたがいます。

161

第9章 MIDI を使う機能

TD-8.j.book 162 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

打点位置検出のための MIDI メッセージTD-8 では、スネア・ドラム(トリガー・インプット3)の打点位置を、コントロール・チェンジ・メッセージを使って送受信します。製品出荷時は、コントロール・チェンジ・ナンバー16 に設定されています。外部MIDI 機器からの受信、外部MIDI 機器への送信ともにこのナンバーを使います。

お使いのMIDI 機器がすでに16番のコントロール・チェンジ・ナンバーを使っている場合は、他の番号に変更します。fig.10-024(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F2(GLOBAL)]→[F2(PAGE2)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して、「ZONE CC」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでコントロール・チェンジ・ナンバーを選択します。

ZONE CC:OFF、MOD( 1)、GEN1(16)、GEN2(17)

OFF:MIDI IN、MIDI OUTともに、打点位置情報を扱いません。

MOD( 1)、GEN1(16)、GEN2(17):設定したコントロール・チェンジ情報を使って、打点位置の情報を扱います。MIDI IN からの受信、MIDI OUTへの送信ともに、この設定にしたがいます。

外部MIDI 機器と同期させる外部MIDI シーケンサーとTD-8 のシーケンサーを同期演奏する設定です。再生する側をマスター、それに合わせて同期する方をスレーブといいます。

SYNC MODE:INT、EXT、REMOTE

INT(INTERNAL):

TD-8 のテンポ設定で再生、録音します。製品出荷時はこの設定になっています。

EXT(EXTERNAL):

外部からのテンポ情報にしたがって、TD-8 のシーケンサーが動作します。

REMOTE:

外部機器からの再生開始、中断、停止の情報にはしたがいますが、テンポはTD-8 のテンポ設定で再生します。

外部シーケンサーの再生に TD-8を同期させるこの場合、TD-8 がスレーブ、外部シーケンサーがマスターになります。

TD-8 のMIDI IN コネクターと外部機器のMIDI OUT コネクターを、MIDI ケーブルで接続します。fig.10-025.j(TD-10 P.129 一部差し替え)

fig.10-026(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F1(PAGE1)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

MIDI INMIDI OUT

シーケンサー TD-8

162

第9章 MIDI を使う機能

第9章

TD-8.j.book 163 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「SYNCMODE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「EXT」に設定します。

4. 送信側の再生を始めます。

同期演奏が始まります。

TD-8 の再生に外部シーケンサーを同期させるこの場合、TD-8 がマスター、外部シーケンサーがスレーブになります。

TD-8 のMIDI OUT コネクターと外部機器のMIDI IN コネクターを、MIDI ケーブルで接続します。fig.10-027.j(TD-10 P.130 一部差し替えバルク・ダンプの図と同じ)

fig.10-028(画面)

1. [SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F1(PAGE1)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「MIDI GLOBAL」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]または[ ]を押して「SYNCMODE」にカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「INT」に設定します。

4. 外部シーケンサーを、同期できる設定にします。

設定方法は、外部シーケンサーの取扱説明書をご覧ください。

5. TD-8 の再生を開始します。

同期演奏が始まります。

MIDI IN MIDI OUT

シーケンサー TD-8

163

164

TD-8.j.book 164 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

165

資料

資 料

TD-8.j.book 165 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

1

TD-8.j.book 166 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

故障かな?と思ったら

ここでは、正しく動作しないときのチェック・ポイントと対

処方法をまとめています。症状に合わせて確認してください。

ヒント

操作手順を次のように示します。

例:([KIT]→[F2(STUDIO)]→「LEVEL」)

1. [KIT]を押します。

2. [F2(STUDIO)]を押します。

3. CURSOR[ ]または[ ]を押して「LEVEL」にカーソルを合わせます。

音に関する全体に共通な内容

音が鳴らない

音量設定は正しいですか?

次の点を確認してください。

•[VOLUME CONTROL]を左いっぱいに回しきっていま

せんか?

→[VOLUME CONTROL]の各つまみを右に回してく

ださい。

•[GROUP FADERS]が下がっていませんか?

→[GROUPFADERS]の各スライダーを上げてください。

[GROUP FADERS]は、[FADERS]ボタンを押して、

機能を切り替えます。詳しい使いかたは、「[FADERS]と[GROUP FADERS]の使いかた」(P.21)をご覧く

ださい。

• ミキサーのインストの音量が下がっていませんか?

([MIXER]→「LEVEL」)

→ 音の鳴らないパッドをたたくと、そのパッドのスラ

イダーにカーソルが移動します。[INC/+]、[DEC/-]または VALUEダイヤルで値を上げてください

(P.92)。

• ミキサーのキット全体の音量が下がっていませんか?

([MIXER]→「MASTR」)

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで値を

上げてください(P.93)。

パッドは正しく接続されていますか?

→ プラグが抜けかかっていないか、差し込むジャックを間違えていないかを確認してください(P.27)。

→ パッドに付属のケーブルを使用して接続してください。

PD-80R、PD-120 でリム・ショットを行う場合、トリ

ガー・インプット 3(SNARE)に接続していますか?

音を出力しない設定になっていませんか?

次の点を確認してください。

• ブラシによる演奏の場合、ブラシ専用のドラム・キット

を選んでいますか?([KIT])

→ ドラム・キットを選ぶときに、画面「BRUSH」と表

示されているキットを選んでください。

fig.Q2-026.e

ヒント

ドラム・キットをブラシ演奏用の設定にすることができます(P.80)。

• 出力先を変えていませんか?([SETUP]→[F3( MENU)]→「OUT」)

→ 音の鳴らないパッドをたたいて、そのパッドの設定のところにカーソルを合わせます。[INC/+]、[DEC/-]

またはVALUE ダイヤルで正しい出力先を選んでください(P.137)。

• インスト番号が1024(OFF)になっていませんか([KIT]→[F1(INST)])?

→ 1~ 1023 番のインストを選んでください。

ローカル・コントロール(P.155)がオフになっていませんか?

→ 外部シーケンサーを使用しない場合は、ローカル・

コントロールをオンにしてください。

[PREVIEW]を押しても鳴らない

• プレビュー・ボタンのベロシティーが「0」に設定されていませんか?([SETUP]→[F3( MENU)]→「PREV」)

→「VELOCITY1~ 3」の値を上げてください(P.148)。

66

故障かな?と思ったら

資料

TD-8.j.book 167 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

[PREVIEW]を押すとパターンの再生が始まる

• パッド・パターンの設定をしていませんか?([KIT]→

[F3( MENU)]→「PTN」)

→「PATTERN」を「OFF」にしてください。

ヒント

パターンの再生をすぐに止めるときは、[PLAY/STOP]を押してボタンを消灯してください。

ミキサーで設定した音量バランスが再現されない

• グループ・フェーダーとミキサーの設定について

→ 音量を設定するときは、グループ・フェーダー([GROUP FADERS])をすべて同じ音量にし、音量

バランスを調節します。このようにすると、キットを呼び出すだけで、設定した音量バランスが再現で

きます。グループ・フェーダーは、一時的に音量を補正するときにお使いください。

パッドを弱くたたいたときに音が鳴らない

• TD-8 の電源を入れてからキット名の表示が出るまでの

間、パッドをたたいたりペダルを踏んだりしませんでしたか?

→ 電源を入れ直してください。[KIT]が点灯し、「DRUM KIT」画面が表示されるまで、パッドをたた

いたり、ペダルを踏んだりしないでください。

電源投入時のご注意

TD-8 は電源投入時にパッドをチェックしています。こ

のとき、パッドをたたいたりペダルを踏んだりすると、正しいチェックができなくなり、誤動作の原因となりま

す。

[MASTER]を回しても音量が変わらない[MASTER]はマスター・アウトプットから出力される音量を調節するつまみで、ヘッドホンやダイレクト・アウトプットから出力される音量は調節できません。

アンビエンスがかからない次の点を確認してください。

• アンビエンスがオフになっていませんか?([KIT]→[F3( MENU)]→「FX SW」)

→[F1]を押して、「ON」に設定してください(P.81)。

• インストごとのアンビエンスのレベルが下がっていませ

んか?([KIT]→[F2(STUDIO)]→[F2(AMBSND)])

→ アンビエンスがかからないパッドをたたくと、そのパッドのスライダーにカーソルが移動します。

[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで値を上げてください(P.90)。

• キット全体のアンビエンスのレベルが下がっていませんか?([KIT]→[F2(STUDIO)]→「LEVEL」)

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで値を上げてください。

イコライザーがかからない

• イコライザーがオフになっていませんか?([KIT]→

[F3( MENU)]→「FX SW」)

→[F3]を押して「ON」に設定してください(P.81)。

• 増減量(GAIN)の設定が「0」になっていませんか?([KIT]→[F2(STUDIO)]→[F1(EQ)])

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで、「HIGH GAIN」、「LOW GAIN」を「0」以外に設定し

てください(P.91)。

ヘッドホンの音がひずむ

• ヘッドホンの出力は大きめに設定してあるため、使用している音色によっては多少のひずみが感じられる場合が

あります。

→ ヘッドホンつまみを絞るとひずみが緩和されます。

マスター・アウトプット、ダイレクト・アウトプットの音がひずむ

• 胴(シェル)の深さ(DEPTH)、ヘッドの材質(HEAD

TIPE)、イコライザー(EQ)の設定によっては音に多少のひずみが生じる場合があります。

→ ミキサーのレベル(LEVEL)で各パッドの音量を下げてください。([MIXER]→「LEVEL」)

→ パン(定位)の設定を中央に近づけるとひずみを抑えることができます。([MIXER]→「PAN」)

167

故障かな?と思ったら

TD-8.j.book 168 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パッドやペダルに関する内容

思うように鳴らない

トリガー・タイプの設定は正しいですか?

→「接続するパッドの種類を指定する」(P.34)を参照して調節してください。([SETUP]→[F1(TRIG)])

パッドの感度設定は正しいですか?

→「パッドの感度を調節する」(P.46)を参照して調節してください。([SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)])

→ 他社製のパッドやドラム・トリガーを使ってうまく鳴らない場合は、「進んだ使いかた」の「パッドの感度などを設定する(ベーシック・トリガー・パラメーター)」(P.129)を参照して、トリガー・パラメーターの設定を変更してみてください。

他社製のパッドを使った場合、トリガー・パラメーターの設定を変更しても症状が改善されないことがあります。

表現豊かな演奏のために、ローランド製の専用パッドのご使用をおすすめします。

PD-80、PD-80R、PD-100、PD-120のヘッドは均一に張られていますか?

→ パッドの音量などが不安定な場合はヘッドの張り具合をやや強くすると安定します。

リム・センシティビティー(RIM SENS、P.130)やクロススティック・センシティビティー(CROSSSTICK、P.133)は正しく設定されていますか?([SETUP]→[F1(TRIG)]→[F1(BASIC)]または[F2(ADVNCD)])

→ 各設定を正しく行ってください。

ヘッドの張り具合が調節できない

トリガー・タイプ(TRIGGER TYPE、P.128)を設定した後で、スキャン・タイム(SCAN TIME、P.131)の値をを短く変更していませんか?

→ スキャン・タイムが短い値に設定されていると、ヘッドの張り具合の調節機能が正しく動作しません。トリガー・タイプを設定しなおすと、スキャン・タイムの値が自動的にパッドに最適な値に変更されます。

ブラシ・スイッチ(BRUSH SW、P.80)を「ON」に設定していませんか?([KIT]→[F3( MENU)]→「FUNC」)

→ ブラシ・スイッチが「ON」に設定されていると、ヘッドの張り具合の調節機能が動作しません。

割り当てたインストと違う音が鳴る

• ヘッドとリムの選択を間違えていませんか?

→ パラメーターの中にはヘッド部分とリム部分で別々の設定ができるものがあります。このとき、ディス

プレイ右上の「 」の表示を確認してから設定してください(P.82)。

• リム・ショット、クロス・スティックは正しく行っていますか?

→ リム・ショットはヘッドとリムを同時にたたいてください(P.41)。クロス・スティックは、ヘッドに手

やスティックが当たらないようにしてください(P.42)。

• クロス・スティック奏法(P.42)、スウィープ(ブラシでこする)奏法を行う場合、正しいインストを割り当て

ていますか?

→ 「ドラム・インスト・リスト」(P.180)をご覧にな

り、クロス・スティック、スウィープ奏法ができるインストを選択してください。

MIDI に関する内容

外部シーケンサーやキーボードで音が鳴らない

内部の音量設定が下がっていませんか?

次の点を確認してください。

• パート全体の音量が下がっていませんか?([PATTERN]→[F2( PART)]→「SETUP」→[F2(PAGE2)]

→「LEVEL」)

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで値を

上げてください(P.103)。

• パーカッション・セットのインストの音量が下がっていま

せんか?([PATTERN]→[F2( PART)]→「SETUP」→[F3(INST)]→[F3(EDIT)]→

「LEVEL」)

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで値を

上げてください(P.105)。

パートの MIDI チャンネルを正しく設定していますか? または、「OFF」に設定されていませんか?

([SETUP]→[F2(MIDI)])

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでMIDI

168

故障かな?と思ったら

資料

TD-8.j.book 169 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

チャンネルを設定してください(P.154)。

バルク・ダンプを送信しない次の点をチェックしてください。

• MIDI ケーブルを接続するジャックは正しいですか?

→ 外部 MIDI 機器にバルク・データを保存する場合は、TD-8 のMIDI OUT/THRU コネクタと外部シーケン

サーの MIDI IN コネクタを接続します(P.149)。

• 外部MIDI 機器が「システム・エクスクルーシブ・データ

を受信しない」という設定になっていませんか?

→ 外部 MIDI 機器の取扱説明書をご覧ください。

システム・エクスクルーシブ・データは機器固有のデータで、バルク・ダンプのデータもその一種です。

GM モード時に、特定のパートの演奏が鳴らない

• MIDIメッセージを受信しない設定になっていませんか?([SHIFT]+[MIXER])

→ CURSOR[ ]または[ ]を押してパートを選択し、オン/オフを切り替えてください(P.161)。

シーケンサーに関する内容

パターンやソングの画面が表示されない

• GMモードになっていませんか?([SETUP]→[F2(MIDI)]→[F1(GLOBAL)]→[F3(PAGE 3)])

→「GM MODE」を「OFF」に設定してください(P.159)。GMモード時は、シーケンサーが動作しま

せん。

[PLAY/STOP]を押しても鳴らない

•[GROUP FADERS]の各スライダーが下がっていませんか?

→[FADERS]ボタンを押して、インジケーター切り替えて調節してください(P.94)。

ドラム・キット・パートの音量は[KICK]、[SNARE]、[HI-HAT]、[TOMS]、[SYMBALS]

で、パーカッション・パートの音量は[OTHERS]で、バッキング・パートの音量は[BACKING]で調

節します。

• 空のパターンを再生していませんか?

→ 演奏データの入っているパターンを再生してください(P.97)。

• ローカル・コントロール(P.155)がオフになっていませんか?

→ 外部シーケンサーを使用しない場合は、ローカル・コントロールをオンにしてください。

特定のパートの演奏が鳴らない

• パートを消音(ミュート)していませんか?

([PATTERN]→[F2( PART)]→「MUTE」)

→[F1]、[F2]、[F3]で設定してください(P.106)。

パターンやソングのドラムの演奏だけが鳴らない

• パーカッション・パートのドラムの演奏だけを消音(ミュート)していませんか?([PATTERN]→[F2

( PART)]→「MUTE」)

→ P.107を参照して設定してください。

169

故障かな?と思ったら

TD-8.j.book 170 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンやソングの鳴りが変わった

• パートの設定を変更していませんか?([PATTERN]

→[F2( PART)]→「SETUP」)

→ P.102 を参照して、パートの設定をしてください。

パターン・ロック(P.119)を「ON」に設定していても、パーカッション・セットのインストの設定を変更す

ることができます。

一瞬再生してすぐ止まってしまう

• パターンの再生タイプ(PLAY TYPE)が「TAP」になっていませんか?([PATTERN]→[F3

( MENU)]→「FUNC」→[F2(TYPE)]→「PLAY TYPE」)

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで「TAP」以外に設定してください(P.100)。

ヒント

「TAP」はパッド・パターン(パッドをたたいてパター

ンを再生させる)に便利な再生タイプです(P.139)。

パッドに割り当てたパターンが再生されない

• ソングを選択していませんか?

→ ソングを選択しているときは、再生タイプが「TAP」

のパターンのみ、パッド・パターン機能(P.139)で再生できます。

ユーザー・パターンの録音や編集ができない

• パターン・ロックが「ON」に設定されていませんか?

([PATTERN]→[F3( MENU)]→「LOCK」)

→[INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで

「OFF」に設定してください(P.119)。

クリックに関する内容

クリック音が鳴らない

•[CLICK]が点灯していますか?

→[CLICK]を押して点灯させます(P.94)。

•[GROUP FADERS]の[CLICK]が下がっていませんか?

→[FADERS]ボタンを押して、下のインジケーターを点灯させてから、[CLICK]のスライダー(一番右)

を上げてください(P.94)。

• クリック音の出力先は正しいですか?([CLICK]→

[F2(INST)]→「OUTPUT」)

→「BOTH」にするとマスター・アウトプットとヘッド

ホンに、「PHONES」にするとヘッドホンに出力します(P.95)。

170

故障かな?と思ったら

資料

TD-8.j.book 171 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

画面表示に関する内容

パッドをたたいても、設定画面が切り替わらない、またはカーソルが移動しない

• インストの設定画面をロック(エディット・ロック)していませんか?

→[TRIG SELECT]でパッドを選びなおしてください。

ヒント

エディット・ロック(P.83)は、TD-8本体でのみ解除できます。

トリガー・インジケーターが勝手に点灯する

• パッドのすぐ近くでモニター・スピーカーなどを大音量

で鳴らしていませんか?

→ スピーカーの場所を変えるか、パッドの向きを変え

てください。その他、演奏以外の振動がパッドに伝わらないようにしてください。

モニター・スピーカーなどの振動をトリガー信号と誤認識してしまう場合があります。

画面が薄い、または全体に黒っぽくて見にくい→ ディスプレイは見る角度や、室温などで見えかたが

変わります。随時、見やすいように設定してください(P.135)。([SETUP]→[F3( MENU)]→

「UTIL」→[F1(LCD)])

ヒント

[KIT]を押しながらVALUE ダイヤルを回して、ディスプレイのコントラストを調整することもできます。

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1

TD-8.j.book 172 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

製品出荷時の設定に戻す

すべての設定を製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)TD-8 に記録されている、パッドやインストの設定、パターンやソングのデータを製品出荷時の設定に戻します。

TD-8 にあるデータや設定がすべて失われます。必要なデータや設定は、「バルク・ダンプ」の操作で外部MIDI機器に保存してください(P.149)。

fig.f-01

1. [SETUP]→[F3( MENU)]を押します。

[SETUP]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUEダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「RESET」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「FACTORY RESET」画面が表示されます。

4. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルで製品出荷時の設定に戻す項目を選びます。

5. [F3(EXEC)]を押します。

確認画面が表示されます。fig.f-01a

6. [F3(EXEC)]を押すと、ファクトリー・リセットが実行されます。

キャンセルする時は、[F1(CANCEL)]を押します。

FACTORY RESET:ALL、THIS DRUM KIT、ALL DRUM KITS、ALL PERC SETS、ALL PATTERNS、ALL SONGS

ALL:

本体内のすべての設定を製品出荷時の設定に戻します。

THIS DRUM KIT:

現在選択しているドラム・キットの設定を製品出荷時の設定に戻します。

ALL DRUM KITS:

本体内のすべてのドラム・キットの設定を製品出荷時の設定に戻します。

ALL PERC SETS:

本体内のすべてのユーザー・パーカッション・セットの設定を製品出荷時の設定に戻します。

ALL PATTERNS:

本体内のすべてのユーザー・パターンのデータを製品出荷時の設定に戻します。

ALL SONGS:

本体内のすべてのソングのデータを製品出荷時の設定に戻します。

ファクトリー・リセットを実行すると、[GROUPFADERS]の設定値は、各スライダーの位置に関わらず、最大音量になります。

ドラム・キットなどの設定を製品出荷時の設定に戻す(コピー)ドラム・キットやインスト、ミキサー、エフェクトなどの設定は、コピー機能で製品出荷時の設定に戻すことができます。

この操作を実行すると、コピー先の内容は消去されますので、よく確認してから実行してください。fig.f-03(キット・コピー画面)

1. [KIT]→[F3( MENU)]を押します。

[KIT]が点灯し、ポップアップ・メニューが表示されます。

2. [INC/+]、VALUE ダイヤル、CURSOR[ ]のいずれかで「COPY」にカーソルを合わせます。

3. [F3]を押して確定します。

「COPY」画面が表示されます。

4. コピーの内容を設定します。

詳細は、P.145 をご覧ください。

5. [F3(COPY)]を押します。

確認画面が表示されます。

6. [F3(EXEC)]を押して実行します。

キャンセルするときは、[F1(CANCEL)]を押します

コピー元

コピー先

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TD-8.j.book 173 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラム・トリガーの使いかた

資料

ここでは、市販のドラム・トリガーの取り付けかたを説明します。

1. ドラム・トリガーをアコースティック・ドラムに取り付けます。

fig.d-01.j

タムのドラム・トリガーの出力レベルが低いときはヘッドに取り付けます。

2. ドラム・トリガーと TD-8のトリガー・インプット・ジャックを、モノラル・ケーブルで接続します。

3. TD-8 のトリガー設定をします。

1. [SETUP]→[F1(TRIG)]を押します。

[SETUP]が点灯し、「TRIG」画面が表示されます。

2. CURSOR[ ]を押して、バンク・ナンバーにカーソルを合わせます。

3. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUE ダイヤルでバンク・ナンバーを選びます。

4. CURSOR[ ]を押して、トリガー・タイプにカーソルを合わせます。

5. 設定するパッドをたたきます。

ヒント

[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。

6. [INC/+]、[DEC/-]またはVALUEダイヤルで設定します。

次の対応表を見てパッドの種類を指定してください。

4. ドラムをたたくと、TD-8 が鳴ります。うまく鳴らないときは、ドラム・トリガーの位置の変更や、「アコースティック・ドラムでTD-8を使う(ドラム・トリガー)」(P.134)を参照して調節をしてください。

• ドラム・トリガーが無駄な振動を拾わないようにするため、ドラム・トリガーと接続しているコード類は、リムやシェル(胴)に触れないようにしてください。

• バス・ドラムとスネア・ドラムには必ずミュートをしてください。リング・ミュートをするときには、リング・ミュートの一部を切り取って、ドラム・トリガーが直接ヘッドに触れるようにしてください。

• たたく強さとTD-8 の音量の調節について詳しくは、P.129 をご覧ください。

使用ドラム 取り付ける位置

キック 打面ヘッド(リムから 5~ 10 センチ)

スネア 打面ヘッド(リムから 2~ 3センチ)

タム・タム シェル(打面ヘッド寄りの、リムから1センチのラグ横)

フロア・タム シェル(打面ヘッド寄りの、リムから1センチのラグ横)

タム・タム スネア・ドラム

キック フロア・タム

ワイヤーが触れないようにしてください

画面表示 使用する機種

KIK キック・ドラム

SNR スネア・ドラム

TOM タム

FLR フロア・タム

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TD-8.j.book 174 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

メッセージ/エラー・メッセージ・リスト

ここでは、TD-8 が出すメッセージ/エラー・メッセージの意味とその対処方法について説明します。

次の図のように[F3]の上に「ACCEPT」と表示しているときは、このボタンを押すとメッセージ・ウィンドウが閉じます。

fig.e-01

エラー・メッセージ一覧TD-8 の画面にエラー・メッセージ・ウィンドウが表示されたときは、何らかの理由でTD-8 が正しく動作できないか、操作方法に誤りがあります。次のように対処してください。

システムやバッテリーに関するエラー・メッセージSYSTEM ERROR!fig.e-02

内部システムに異常があります。お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスにお問い合わせください。

BACKUP NG! EXECUTE FACTORY RESET ALL!fig.e-03

本体メモリーの内容が壊れている可能性があります。TD-8 内部のバックアップ・バッテリー(ユーザー・メモリーのデータを保持するための電池)の消耗により、内部データが失われました。

お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスに電池の交換を依頼して下さい。画面のメッセージに従ってファクトリー・リセットを行えば、一時的に使用することができます。

ファクトリー・リセットを行うと、TD-8 にあるデータや設定がすべて失われます。

BACKUP BATTERY LOW!fig.e-04

TD-8内部のバックアップ・バッテリー(ユーザー・メモ

リーのデータを保持するための電池)が消耗しています。

お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスに電池の交換を依頼してください。

MIDI に関するエラー・メッセージMIDI OFFLINE!fig.e-05

MIDI ケーブルが抜けました(または、何らかの原因で外部MIDI 機器との通信がとぎれました)。

MIDI ケーブルの抜けや断線がないことを確認してください。

CHECKSUM ERROR!fig.e-06

システム・エクスクルーシブ・メッセージのチェックサムの値が間違っています。

チェックサムの値を修正してください。

MIDI BUFFER FULL!fig.e-07

大量のMIDI メッセージを短時間の間に受信したため、TD-8が処理できません。

外部MIDI 機器を正しく接続していることを確認してください(P.156)。それでも直らないときは、TD-8へ送信する MIDI メッセージの量を少なくしてください。

シーケンサーに関するエラー・メッセージDATA OVERLOAD!fig.e-08

パターンやソングのデータが多すぎて、MIDI OUT から正しく出力できません。

データ量の多いパートのデータを少なくしてください。

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メッセージ/エラー・メッセージ・リスト

資料

TD-8.j.book 175 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

99 MEASURE MAXIMUMfig.e-09

1 つのパターンに録音できる最大小節数を越えたため、これ以上録音や、小節数が増える編集ができません。

録音、編集中のパターンの不要な小節を削除してください(P.116)。

NOT ENOUGHMEMORY!fig.e-10

パターンのレコーディングやエディットを実行するための内部メモリーが不足しています。

不要なパターンを削除してください(P.116)。

PRESET PATTERN!fig.e-11

プリセット・パターンなので、編集や録音はできません。

ユーザー・パターンにコピーしてから編集や録音をしてください(P.113)。

PATTERN LOCK ON!fig.e-12

パターン・ロックがオンに設定してあるパターンなので、編集や録音はできません。

パターン・ロックをオフに設定してください(P.119)。

EMPTY PATTERN!fig.e-13

演奏データが入っていないパターンなので、編集できません。

NO EMPTY PATTERNfig.e-14

空のパターンがありません。

不要なパターンを削除してください(P.116)。

EMPTY SONG!fig.e-14a

演奏データが入っていないソングなので、 編集できません。

99 STEP MAXIMUMfig.e-14b

1 つのソングに記録できる最大ステップ数を越えたため、これ以上ステップ数が増える編集ができません。

編集中のソングの不要なステップを削除してください(P.125)。

パーカッション・セットに関するエラー・メッセージPRESET PERC SET!fig.e-15

プリセット・パーカッション・セットなので、インストの変更はできません。

ユーザー・パーカッション・セットにコピーしてから変更してください(P.104)。

メッセージPRESET PATTERN! CHANGESMADE WILL NOT BERETAINED!fig.e-16

プリセット・パターンなので、設定の変更は保存されません。別のパターンを選ぶと、元の設定にもどります。

ユーザー・パターンにコピーしてから設定を変更してください。変更内容が自動的に保存されます。

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TD-8.j.book 176 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

MIDI について

MIDI(ミディ:Musical Instruments Digital Interface)とは、電子楽器やコンピューターの間で演奏などの情報をやりとりできる統一規格です。MIDI コネクタを持つ機器同士をMIDI ケーブルで接続すると、1台のMIDI キーボードで複数の楽器を鳴らす、複数のMIDI 楽器をアンサンブルで演奏する、曲の演奏の進行に合わせて自動的に設定を変える、などができるようになります。

TD-8 をパッドでの演奏だけで使う場合、MIDI について詳しい知識がなくても簡単に使えるようになっていますが、MIDI キーボードを使って TD-8でパターンを録音する、外部シーケンサーを使ってTD-8 を鳴らすなど、より使いこなしていきたい方のために、以下にMIDI に関する説明をします。

MIDI コネクタについてTD-8 のMIDI コネクタには次の 2種類があり、それぞれ働きが異なります。fig.M-01

MIDI IN コネクタ

外部のMIDI 機器から送られてくるMIDI 情報を受信します。MIDI 情報を受信した TD-8は、音を出す、ドラム・キットやインストを切り替えるなどの動作をします。

MIDI OUT/THRU コネクタ

TD-8 は、MIDI OUT コネクタとMIDI THRU コネクタ兼用になっています。「SOFT THRU」(P.153)の設定で、どちらになるかが決まります。製品出荷時はMIDI OUT として働きます。

OUT

外部のMIDI 機器に対してMIDI 情報を送信します。TD-8 は、MIDI OUT からパッドやシーケンサーの演奏情報を送信する、いろいろな設定の内容やパターンなどを保存するための情報を送信する(バルク・ダンプ、P.149)ときなどに使います。

THRU

MIDI IN で受信したメッセージを、そのまま外部機器へ送信します。

MIDI チャンネルとマルチティンバー音源についてMIDI では、たくさんの演奏情報を 1本のMIDI ケーブルでやりとりできます。これを可能にしているのがMIDI チャンネルです。MIDI チャンネルを使うことで、多くの情報の中から必要とする情報を選ぶことができます。MIDI チャンネルはテレビのチャンネルと似ています。テレビでチャンネルを変えると、いろいろな放送局の番組を見ることができます。これは、送られてきたいくつかの放送局の情報をテレビで選んでいるためです。MIDI でも同様に、送られてきた情報の中からその機種に必要な情報を選んで使います。fig.M-02.j

MIDI チャンネルには 1から16までのチャンネルがあります。通常は、送信側のMIDI チャンネルの中で必要なチャンネルだけを使うように受信側で設定しておきます。

例:

送信側は1チャンネルと 2チャンネルを送信し、音源Aは1チャンネルだけを、音源Bは2チャンネルだけを受信するように設定しておきます。こうすることにより音源Aはギター、音源Bはベースといったアンサンブル演奏ができるようになります。fig.M-03.j

TD-8 を音源モジュールとして使うとき、最大6チャンネル(GMモード時は16 チャンネル)分使えます。TD-8のように1台で複数のチャンネルを受信し、それぞれ演奏できる音源モジュールのことを「マルチティンバー音源」といいます。

アンテナからのケーブルには、いろいろな 放送局のテレビ情報が通っています。

見たい放送局のチャンネルに合わせます。

放送局 B

放送局 A

放送局 C

MIDI OUT MIDI IN MIDI THRU

MIDI IN

受信チャンネル:1

受信チャンネル:2

音源A

音源B

送信チャンネル:1、2

MIDIキーボード

76

MIDI について

資料

TD-8.j.book 177 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

内部シーケンサーの動作についてシーケンサーとは、演奏の録音や再生が行える電子楽器のことで、TD-8 にはこのシーケンサーの機能があります。あらかじめ内蔵されている演奏パターン(プリセット・パターン)が700 種類あり、ドラムの練習などに活用できます。また、必要なパターンを作成することもできます。fig.M-04.j

再生するときは、シーケンサーに記録されている演奏データが、音源モジュールに送信されて演奏されます。シーケンサーの各パートのデータは、内部音源の対応する各パートを鳴らします。演奏データを録音するときは、パッドやMIDIキーボードの演奏情報がシーケンサーへ送られ、ここで記録したデータが音源に送られて再生します。

ドラム・キット・パートとパーカッション・パートの演奏を録音するときは、チャンネル10・プライオリティの設定(P.154)にしたがって、ドラム・キット・パートとパーカッション・パートへ送られます。

TD-8 をGM音源として使う場合、内部シーケンサーは動作しません。

パート1

パート2

パート3

パート4

パーカッション・ パート

ドラム・キット・ パート

内部シーケンサー

TD-8

内部音源

外部音源

パッド

MIDIキーボード

チャンネル10・プライオリティ(P.154)

ドラム・キット・パートとパーカッション・パートを、重複してチャンネル10 に設定した場合に必要な設定です。パッドに割り当てたノート・ナンバーと同じノート・ナンバーに、パーカッション・インストが割り当てられている場合、どちらのインストを発音するかを選択します。外部シーケンサーのデーターをTD-8 に取り込むと(P.112)、チャンネル10・プライオリティで設定したパートに記録されます。

詳しくは、「ドラムとパーカションの発音優先パートを設定する (チャンネル10・プライオリティ)」(P.154)をご覧ください。

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178

TD-8.j.book 178 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

TD-8.j.book 179 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

プリセット・ドラム・キット・リスト

資料

NO. Drum Kit Name 備考

1 V Custom

2 JazzFunk

3 HardRock4 Sizzle

5 HomeBoy 6 1ManBand

7 Tekno 8 Pop Xstk *Cross stick

9 Brushes *Brush10 Voices

11 CongaKit12 Orch Set

13 Electro 14 LowFi

15 Guitars16 Drum’nBs

17 Dry 18 TuchDown

19 "Scat" 20 DrumSolo

21 TR-808 22 TR-909

23 Haunted24 Birch

25 RoseWood26 Oyster

27 Cartoon28 Pocket

29 Gospel 30 PowrFusn

31 BIG Band32 JazzXstk *Cross stick

NO. Drum Kit Name 備考

33 FAT-SO

34 Science!35 Buzz

36 Kids 37 JunkYard

38 Fusion 39 Crack!

40 MIDIbrsh41 RockBand

42 HipHop 43 Ringer

44 Melody 45 Tabla

46 Gate 47 Mondo

48 Timbongo49 Mexi-Mix

50 LiteFunk51 Metal

52 BrikHous53 Snowki

54 CoprTubs55 Hi&Loose

56 Lo&Loose57 LatnSqnc

58 Syn&Bass59 Standrd1

60 Standrd261 Room

62 Power 63 Jazz

64 UserKit

*Cross stick:

スネアのリムをたたく強さにより、リムの音色が切り替わります。弱くたたくとクロススティック音 (P.42)、強くたたくとリム・ショット音 (P.41) が鳴ります。

*Brush

ブラシを使って演奏するためのキットです(P.43、P.80)。

KIT 59 Standrd1–Kit 63 Jazz

パーカッションセットで使われているインストをパッドに割り当てたキットです。

KIT 64 UserKit

パッドのボリュームなどが標準的な値に設定されています。キットを最初から作るときにお使いください。

ドラム・キット・コピー機能(P.145)で、編集したドラム・キットを1つずつ製品出荷時の状態に戻すことができます。

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TD-8.j.book 180 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ドラム・インスト・リスト

V-KICK

No. Name 備考

1 DBLHEADK2 SHARP K3 ACOUS K4 MEAT K5 R8 LOW K6 R8 DRY K7 WDBEATRK8 OPEN K9 VINTAGEK10 26"DEEPK11 THICKHDK12 ROUND K13 MEDIUM K14 BIGROOMK15 BIG K16 BIGLOW K17 STUDIO1K18 STUDIO2K19 STUDIO3K20 STUDIO4K21 STUDIO5K22 STUDIO6K23 STUDIO7K24 STUDIO8K25 BUZZ 1 K26 BUZZ 2 K27 BUZZ 3 K28 BUZZ 4 K29 BUZZ 5 K30 ROOM 1 K31 ROOM 2 K32 ROOM 3 K33 ROOM 4 K34 ROOM 5 K35 ROOM 6 K36 ROOM 7 K37 AMB 1 K38 AMB 2 K39 AMB 3 K40 AMB 4 K41 SOLID1 K42 SOLID2 K43 SOLID3 K44 JAZZ 1 K45 JAZZ 2 K46 18"JAZZK47 BRSHHITK48 WOOD 1 K49 WOOD 2 K50 WOOD 3 K51 WOOD 4 K52 MAPLE1 K53 MAPLE2 K54 OAK K55 BIRCH K56 ROSEWODK57 ONEPLY K58 OYSTER K59 DRY K60 DRYMED K61 DRYHARDK62 DEEPDRYK63 FUSION K64 SANDBAGK65 BSKTBALK66 MONDO K67 MDVRB1 K68 MDVRB2 K69 SIZZLE K70 BOX K

71 NINJA K72 DANCE K73 HOUSE K74 PILLOW K75 RAP K76 TR808 K77 808HARDK78 808BOOMK79 808NOIZK80 TR909 K81 909WOODK82 909HDATK83 ELEPHNTK84 CATTLE K85 DOOR K86 PUNCH K87 MACHINEK88 BROKEN K89 BENDUP K90 HRDNOIZK

KICK91 R8SOLIDK92 THINHEDK93 TIGHT K94 CHUNK K95 GATE K96 GIANT K97 INSIDE K98 STD1 1 K99 STD1 2 K100 STD2 1 K101 STD2 2 K102 ROOM 8 K103 ROOM 9 K104 POWER K1105 POWER K2106 JAZZ 3 K107 JAZZ 4 K108 BRUSH K109 ELEC 1 K110 ELEC 2 K111 ELBEND K112 PLASTK1K113 PLASTK2K114 GABBA K115 GABBA2 K116 TAIL K117 JUNGLE K118 HIPHOP K119 LOFI 1 K120 LOFI 2 K121 LOFI 3 K122 LOFI 4 K123 NOISY K124 SPLAT K125 SCRACH1K126 SCRACH2K127 HI-Q K128 SPACE K129 SYNBASSK

V-SNARE130 CUSTOM S *position131 CSTM RS132 CSTMBR S *position133 CSTMBRRS134 CSTMST S *position135 CSTMSTRS136 PICOLO1S *position137 PCO1 RS138 PCO1BR S *position139 PCO1BRRS140 PCO1ST S *position

141 PCO1STRS142 PICOLO2S *position143 PCO2 RS144 PCO2BR S *position145 PCO2BRRS146 PCO2ST S *position147 PCO2STRS148 PICOLO3S *position149 PCO3 RS150 PCO3BR S *position151 PCO3BRRS152 PCO3ST S *position153 PCO3STRS154 MEDIUM1S *position155 MED1 RS156 MED1 XS *x-stick157 MED1BR S *position158 MED1BRRS159 MED1BRXS *x-stick160 MED1ST S *position161 MED1STRS162 MED1STXS *x-stick163 MEDIUM2S *position164 MED2 RS165 MED2BR S *position166 MED2BRRS167 MED2ST S *position168 MED2STRS169 MEDIUM3S *position170 MED3 RS171 MED3BR S *position172 MED3BRRS173 MED3ST S *position174 MED3STRS175 MEDIUM4S *position176 MED4 RS177 MED4BR S *position178 MED4BRRS179 MED4ST S *position180 MED4STRS181 FAT1 S *position182 FAT1 RS183 FAT1BR S *position184 FAT1BRRS185 FAT1ST S *position186 FAT1STRS187 FAT2 S *position188 FAT2 RS189 FAT2BR S *position190 FAT2BRRS191 FAT2ST S *position192 FAT2STRS193 ACUSTICS *position194 ACUS RS195 ACUSBR S *position196 ACUSBRRS197 ACUSST S *position198 ACUSSTRS199 VINTAGES *position200 VNTG RS201 VNTGBR S *position202 VNTGBRRS203 VNTGST S *position204 VNTGSTRS205 COMP S *position206 COMP RS207 COMPBR S *position208 COMPBRRS209 COMPST S *position210 COMPSTRS211 JAZZ S212 JAZZ RS213 JAZZ XS *x-stick214 JAZZBR S215 JAZZBRRS

216 JAZZBRXS *x-stick217 JAZZST S218 JAZZSTRS219 JAZZSTXS *x-stick220 DIRTY S *position221 DRTY RS222 DRTYBR S *position223 DRTYBRRS224 DRTYST S *position225 DRTYSTRS226 13" S227 13" RS228 BIRCH S229 BIRCH RS230 TD7MPL S231 TD7MPLRS232 BALLAD S233 BRUSH1 S *sweep234 BRUSH2 S *sweep235 BRUSH3 S *sweep

SNARE236 BRSH TAP237 BRSH SLP238 BRSH SWL239 BRSHTMBS *sweep240 MIDIBR1S241 MIDIBR2S242 MIDIBR3S243 BOSTON S244 BOSTONRS245 BRONZE S246 BRNZ RS247 BRONZE2S248 BRNZ2 RS249 BIRCH2 S250 COPPER S251 COPPER2S252 10" S253 L.A. S254 LONDON S255 RING S256 RING RS257 ROCK S258 ROCK RS259 R8MAPLES260 R8MPL RS261 BIGSHOTS262 STD1 1 S263 STD1 2 S264 STD2 1 S265 STD2 2 S266 ROOM 1 S267 ROOM 2 S268 POWER1 S269 POWER2 S270 GATE S271 JAZZ 2 S272 JAZZ 3 S273 FUNK S274 FUNK RS275 BOP S276 BOP RS277 PICOLO5S278 PCO5 RS279 PICOLO6S280 PCO6 RS281 MEDIUM5S282 MED5 RS283 MEDIUM6S284 MED6 RS285 MEDIUM7S286 MED7 RS287 MEDIUM8S

80

ドラム・インスト・リスト

資料

TD-8.j.book 181 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

288 MED8 RS289 FAT3 S290 FAT3 RS291 FAT4 S292 FAT4 RS293 DYNAMICS294 DYNMC RS295 ROLL S296 BUZZ S297 DOPIN1 S298 DOPIN2 S299 REGGAE S300 CRUDDY S301 DANCE1 S302 DANCE2 S303 HOUSE S304 HOUSDPNS305 CLAP! S306 WHACK S307 TR808 S308 TR909 S309 ELEC 1 S310 ELEC 2 S311 ELEC 3 S312 ELNOIZ S313 HIPHOP1S314 HIPHOP2S315 LOFI S316 LOFI RS317 RADIO S318 CRSSTK 1319 CRSSTK 2320 CRSSTK 3321 CRSSTK 4322 CRSSTK 5323 CRSSTK 6324 808CRSTK

V-TOM325 OYSTERT1326 OYSTERT2327 OYSTERT3328 OYSTERT4329 COMP T1330 COMP T2331 COMP T3332 COMP T4333 FIBRE T1334 FIBRE T2335 FIBRE T3336 FIBRE T4337 DRY1 T1338 DRY1 T2339 DRY1 T3340 DRY1 T4341 DRY2 T1342 DRY2 T2343 DRY2 T3344 DRY2 T4345 MAPLE T1346 MAPLE T2347 MAPLE T3348 MAPLE T4349 ROSE T1350 ROSE T2351 ROSE T3352 ROSE T4353 SAKURAT1354 SAKURAT2355 SAKURAT3356 SAKURAT4357 JAZZ1 T1358 JAZZ1 T2359 JAZZ1 T3

360 JAZZ1 T4361 JAZZ2 T1362 JAZZ2 T2363 JAZZ2 T3364 JAZZ2 T4365 BUZZ1 T1366 BUZZ1 T2367 BUZZ1 T3368 BUZZ1 T4369 BUZZ2 T1370 BUZZ2 T2371 BUZZ2 T3372 BUZZ2 T4373 BUZZ3 T1374 BUZZ3 T2375 BUZZ3 T3376 BUZZ3 T4377 BUZZ4 T1378 BUZZ4 T2379 BUZZ4 T3380 BUZZ4 T4381 NATRALT1382 NATRALT2383 NATRALT3384 NATRALT4385 NATRL2T1386 NATRL2T2387 NATRL2T3388 NATRL2T4389 STUDIOT1390 STUDIOT2391 STUDIOT3392 STUDIOT4393 SLAP T1394 SLAP T2395 SLAP T3396 SLAP T4397 ROOM1 T1398 ROOM1 T2399 ROOM1 T3400 ROOM1 T4401 ROOM2 T1402 ROOM2 T2403 ROOM2 T3404 ROOM2 T4405 ROOM3 T1406 ROOM3 T2407 ROOM3 T3408 ROOM3 T4409 ROOM4 T1410 ROOM4 T2411 ROOM4 T3412 ROOM4 T4413 ROOM5 T1414 ROOM5 T2415 ROOM5 T3416 ROOM5 T4417 BIG T1418 BIG T2419 BIG T3420 BIG T4421 ROCK T1422 ROCK T2423 ROCK T3424 ROCK T4425 PUNCH T1426 PUNCH T2427 PUNCH T3428 PUNCH T4429 OAK T1430 OAK T2431 OAK T3432 OAK T4433 BALSA T1434 BALSA T2

435 BALSA T3436 BALSA T4437 VINTGET1438 VINTGET2439 VINTGET3440 VINTGET4441 BRSH1 T1442 BRSH1 T2443 BRSH1 T3444 BRSH1 T4445 BRSH2 T1446 BRSH2 T2447 BRSH2 T3448 BRSH2 T4449 DARK T1450 DARK T2451 DARK T3452 DARK T4453 ATTACKT1454 ATTACKT2455 ATTACKT3456 ATTACKT4457 HALL T1458 HALL T2459 HALL T3460 HALL T4461 BIRCH T1462 BIRCH T2463 BIRCH T3464 BIRCH T4465 BEECH T1466 BEECH T2467 BEECH T3468 BEECH T4469 MICRO T1470 MICRO T2471 MICRO T3472 MICRO T4473 BEND T1474 BEND T2475 BEND T3476 BEND T4477 BOWL T1478 BOWL T2479 BOWL T3480 BOWL T4481 DIRTY T1482 DIRTY T2483 DIRTY T3484 DIRTY T4

TOM485 STD 1 T1486 STD 1 T2487 STD 1 T3488 STD 1 T4489 STD 1 T5490 STD 1 T6491 STD 2 T1492 STD 2 T2493 STD 2 T3494 STD 2 T4495 STD 2 T5496 STD 2 T6497 ROOM6 T1498 ROOM6 T2499 ROOM6 T3500 ROOM6 T4501 ROOM6 T5502 ROOM6 T6503 POWER T1504 POWER T2505 POWER T3506 POWER T4

507 POWER T5508 POWER T6509 JAZZ3 T1510 JAZZ3 T2511 JAZZ3 T3512 JAZZ3 T4513 JAZZ3 T5514 JAZZ3 T6515 BRSH3 T1516 BRSH3 T2517 BRSH3 T3518 BRSH3 T4519 BRSH3 T5520 BRSH3 T6521 GATE T1522 GATE T2523 GATE T3524 GATE T4525 LOFI T1526 LOFI T2527 LOFI T3528 LOFI T4529 ELBENDT1530 ELBENDT2531 ELBENDT3532 ELBENDT4533 ELBND2T1534 ELBND2T2535 ELBND2T3536 ELBND2T4537 ELBND3T1538 ELBND3T2539 ELBND3T3540 ELBND3T4541 ELNOIST1542 ELNOIST2543 ELNOIST3544 ELNOIST4545 ELDUALT1546 ELDUALT2547 ELDUALT3548 ELDUALT4549 ELEC T1550 ELEC T2551 ELEC T3552 ELEC T4553 ELEC T5554 ELEC T6555 TR808 T1556 TR808 T2557 TR808 T3558 TR808 T4559 TR808 T5560 TR808 T6

HI-HAT561 PURE HH562 PUREEGHH563 BRIGHTHH564 BRITEGHH565 JAZZ HH566 JAZZEGHH567 THIN HH568 THINEGHH569 HEAVY HH570 HEVYEGHH571 LIGHT HH572 LIGTEGHH573 DARK HH574 DARKEGHH575 12" HH576 12"EG HH577 13" HH578 13"EG HH

181

ドラム・インスト・リスト

TD-8.j.book 182 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

No. Name 備考

579 14" HH580 14"EG HH581 15" HH582 15"EG HH583 BRUSH1HH584 BRUSH2HH585 SIZZLEHH586 SIZLE2HH587 VOICE HH588 HANDC HH589 TAMBRNHH590 MARACSHH591 TR808 HH592 TR909 HH593 CR78 HH594 MTL808HH595 MTL909HH596 MTL78 HH597 LOFI1 HH598 LOFI2 HH

CRASH599 MED14 CR600 MED16 CR601 MED18 CR602 QUIK16CR603 QUIK18CR604 THIN16CR605 THIN18CR606 BRSH1 CR607 BRSH2 CR608 SZLBR CR609 SWELL CR610 SPLSH 6"611 SPLSH 8"612 SPLSH10"613 SPLSH12"614 CUP 4"615 CUP 6"616 HDSPL 8"617 HDSPL10"618 CHINA10"619 CHINA12"620 CHINA18"621 CHINA20"622 SZLCHINA623 SWLCHINA624 PGYZBACK625 PGYCRSH1626 PGYCRSH2627 PGYCRSH3628 PGSPLSH1629 PGSPLSH2630 PHASECYM631 ELEC CR632 TR808 CR633 LOFI1 CR634 LOFI2 CR

RIDE635 JAZZ RD 636 JAZZ RDE637 JAZZ RDB638 JAZZ RDX *EDGE/BELL639 POP RD 640 POP RDE641 POP RDB642 POP RDX *EDGE/BELL643 ROCK RD 644 ROCK RDE645 ROCK RDB

646 ROCK RDX *EDGE/BELL647 LITE RD 648 LITE RDE649 LITE RDB650 LITE RDX *EDGE/BELL651 CRASHRD 652 CRASHRDE653 DKCRSRD 654 DKCRSRDE655 BRSH1 RD656 BRSH2 RD657 SZLBR RD658 SZL1 RD 659 SZL1 RDE660 SZL1 RDB661 SZL1 RDX *EDGE/BELL662 SZL2 RD 663 SZL2 RDE664 SZL2 RDB665 SZL2 RDX *EDGE/BELL666 SZL3 RD 667 SZL3 RDE668 SZL3 RDB669 SZL3 RDX *EDGE/BELL670 SZL4 RD 671 PGY RD1 672 PGY RD1B673 PGY RD1X *EDGE/BELL674 PGY RD2 675 PGY RD2B676 PGY RD2X *EDGE/BELL677 LOFI RD 678 LOFI RDE679 LOFI RDB

PERCUSSION680 R8BNG HI681 R8BNG LO682 R8BNG2HI683 R8BNG2LO684 BONGO HI685 BONGO LO686 BONGO2HI687 BONGO2LO688 R8CNG MT689 R8CNG HI690 R8CNG LO691 CONGA MT692 CONGA SL693 CONGA OP694 CONGA LO695 CNGMT VS696 CNGSL VS697 COWBELL1698 COWBELL2699 COWBLDUO700 CLAVES 701 GIROLNG1702 GUIROSHT703 GIROLNG2704 GUIRO VS705 MARACAS 706 SHAKER 707 SMLSHAKR708 TAMBRN 1709 TAMBRN 2710 TAMBRN 3711 TAMBRN 4712 TMBL1 HI713 TMBL1 RM714 TMBL1 LO715 PAILA 716 TMBL2 HI717 TMBL2 LO

718 VIBRASLP719 AGOGO HI720 AGOGO LO721 AGOGO2HI722 AGOGO2LO723 CABASAUP724 CABASADW725 CABASAVS726 CUICAMT1727 CUICA OP728 CUICA LO729 CUICAMT2730 PANDROMT731 PANDROOP732 PANDROSL733 PANDROVS734 SURDOHMT735 SURDOHOP736 SURDOHVS737 SURDOLMT738 SURDOLOP739 SURDOLVS740 WHISTLE 741 WHISL SH742 CAXIXI 743 TABLA NA744 TABLATIN745 TABLATUN746 TABLA TE747 TABLA TI748 BAYA GE 749 BAYA KA 750 BAYA GIN751 BAYA SLD752 POT DRUM753 POTDR MT754 POTDR VS755 TALKINDR756 THAIGONG757 THAIGNG2758 BELLTREE759 TINYGONG760 GONG 761 TEMPLBEL762 WA-DAIKO763 TAIKO 764 SLEIBELL765 TREECHIM766 TRINGLOP767 TRINGLMT768 TRINGLVS769 R70TRIOP770 R70TRIMT771 R70TRIVS772 CASTANET773 WDBLK HI774 WDBLK LO775 CONCRTBD776 CONBD MT777 HAND CYM778 HNDCYMMT779 TIMPANIG780 TIMPANIC781 TIMPANIE782 PERCHIT1783 PERCHIT2784 ORCH MAJ785 ORCH MIN786 ORCH DIM787 KICK/ROL788 KICK/CYM789 ORCHROLL790 ORCHCHOK791 HIT ROLL792 FINALE

793 808CLAP 794 808CWBL1795 808CWBL2796 808MARCS797 808CLAVS798 808CONGA799 909RIM 800 909CLAP 801 78COWBEL802 78GUIRO 803 78GIROST804 78MARACS805 78MBEAT 806 78TAMBRN807 78BONGO 808 78CLAVES809 78RIM 810 55CLAVES

SPECIAL811 APPLAUSE812 ENCORE 813 BIRD 814 DOG 815 BUBBLES 816 HEART BT817 TELEPHON818 PUNCH 819 KUNGFOO 820 PISTOL 821 GUN SHOT822 GLASS 823 HAMMER 824 BUCKET 825 BARREL 826 TRASHCAN827 AF STOMP828 BOUNCE 829 CUICAHIT830 MONSTER 831 AIRDRIVE832 CAR DOOR833 CAR CELL834 CARENGIN835 CAR HORN836 HELICPTR837 THUNDER 838 BOMB 839 STICKS 840 CLICK 841 TAMB FX 842 TEK CLIK843 BEEP HI 844 BEEP LOW845 METROBEL846 METROCLK847 SNAPS 848 CLAP 849 NOIZCLAP850 TEK NOIZ851 MTL SLAP852 R8 SLAP 853 VOCODER1854 VOCODER2855 VOCODER3856 DYNSCRCH857 SCRACH 1858 SCRACH 2859 SCRACH 3860 SCRACH 4861 SCRACH 5862 SCRACH 6863 SCRCHLP 864 PHIL HIT

182

ドラム・インスト・リスト

資料

TD-8.j.book 183 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

865 LOFI HIT866 HI-Q 867 HOO... 868 DAODRILL869 SCRAPE 870 MARTIAN 871 COROCORO872 COROBEND873 BURT 874 BOING 1 875 BOING 2 876 TEKNOBRD877 NANTOKA!878 ELECBIRD879 MTLBEND1880 MTLBEND2881 MTLNOISE882 MTLPHASE883 LASER 884 MYSTERY 885 TIMETRIP886 KICK AMB887 SNAREAMB888 TOM AMB

MELODIC889 KALIMBA 890 STEEL DR891 GLCKNSPL892 VIBRAPHN893 MARIMBA 894 XYLOPHON895 TUBLRBEL896 CELESTA 897 SAW WAVE898 TB BASS 899 SLAPBASS900 GT SLIDE901 GTSCRACH902 GUITDIST903 GUITBS 1904 GUITBS 2905 CUTGTDWN906 CUTGTUP 907 FLETNOIZ908 BS SLIDE909 WAHGTDW1910 WAHGTUP1911 WAHGTDW2912 WAHGTUP2913 SHAMI VS914 BRASS VS915 STRNGSVS

916 PIZICATO917 TEKNOHIT918 FUNKHIT1919 FUNKHIT2920 FUNKHIT3

VOICE921 LADY AHH922 AOOUU! 923 HOOH! 924 HAA! 925 SAYYEAH!926 YEAH 927 AHHH 928 HAAA 929 ACHAA! 930 NOPE! 931 BAP 932 DAT 933 BAPDATVS934 DOOT 935 DAOFALL1936 DAOFALL2937 DAOFALL3938 DAOFALL4939 DODAT VS940 DODAO VS941 SCAT1 VS942 SCAT2 VS943 SCAT3 VS944 SCAT4 VS945 SCAT5 VS946 VOICE K947 VOICELOK948 VOICE S949 VOICE T1950 VOICE T2951 VOICE T3952 VOICE T4953 VOICE CR954 COUNT 1955 COUNT 2956 COUNT 3957 COUNT 4958 COUNT 5959 COUNT 6960 COUNT 7961 COUNT 8962 COUNT 9963 COUNT 10964 COUNT 11965 COUNT 12966 COUNT 13

967 COUNTAND968 COUNT E969 COUNT A970 COUNT TI971 COUNT TA

REVERSE972 RVSKICK1973 RVSKICK2974 RVSSNR 1975 RVSSNR 2976 RVSTOM 977 RVSCRSH1978 RVSCRSH2979 RVSCHINA980 RVSBELTR981 RVS HI-Q982 RVSMFAZE983 RVSAIRDR984 RVSBOIN1985 RVSBOIN2986 RVS BEND987 RVSVOCOD988 RVSCARCL989 RVSENGIN

FIXED HI-HAT990 STD1 CH991 STD1 ECH992 STD1 OH993 STD1 EOH994 STD1 PDH995 STD2 CH996 STD2 ECH997 STD2 OH998 STD2 PDH999 ROOM CH1000 ROOM ECH1001 ROOM OH1002 ROOM EOH1003 ROOM PDH1004 POWR CH1005 POWR ECH1006 POWR OH1007 POWR PDH1008 BRSH CH1009 BRSH ECH1010 BRSH OH1011 BRSH PDH1012 ELEC CH1013 ELEC OH1014 ELEC PDH1015 808 CH

1016 808 ECH1017 808 OH1018 808 EOH1019 808 PDH1020 LOFI CH1021 LOFI OH1022 LOFI EOH1023 LOFI PDH

OFF1024 OFF

*position:

打点位置による音色変化が得られます(P.42)。 *x-stick(XS):

たたく強さによりリムの音色が切り替わります。弱くたたくとクロススティック音(P.42)、強くたたくとリム・ショット音(P.41)が鳴ります。 *sweep:

ブラシ・スウィープ奏法(ヘッドをブラシでこする奏法)が可能です(P.43)。 *Bow/Bell(RdX):

たたく強さにより、ライドのボウからベルの音色変化が得られます。 RS:

リム・ショット音。 VS:

たたく強さにより音色が切り替わります。 Inst Group "FIXED HH":

ハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)でコントロールできないハイハットの音色です。

183

C

C

C

C

C

C

C

1

TD-8.j.book 184 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

プリセット・パーカッション・セット・リスト

2728

29

31

33

35

30

32

34

3940

41

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3837

8788

84

8685

5152

53

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56

58

48

5049

6364

65

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71

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60

6261

7576

77

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81

83

78

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82

72

7473

2

3

4

5

6

2625

96

89

91

93

95

90

92

94

7

241

23

19

21

18

20

22

Note No.

84

1. STNDRD1PC65

VOICES

BS SLIDE 2GTSCRACH 1GT SLIDE 1CUTGTDWN 1CUTGTUP 1WAHGTDW1 1WAHGTUP1 1WAHGTDW2 1WAHGTUP2 1HI-Q 1MTL SLAP 2SCRACH 3 1SCRACH 2 1STICKS 1CLICK 1METROCLK 1METROBEL 1STD1 2 K 2STD1 1 K 2CRSSTK 3 1STD1 1 S 3CLAP 1STD1 2 S 4STD 1 T6 2STD1 CH 2STD 1 T5 2STD1 PDH 1STD 1 T4 2STD1 EOH 1STD 1 T3 2STD 1 T2 2MED16 CR 2STD 1 T1 2POP RD 2CHINA18” 1POP RDB 1TAMBRN 1 1SPLSH12” 1COWBELL1 1QUIK16CR 2VIBRASLP 1POP RDE 1R8BNG HI 2R8BNG LO 2CONGA MT 2CONGA SL 2CONGA OP 2TMBL1 RM 2TMBL1 LO 2AGOGO HI 1AGOGO LO 1CABASAUP 1MARACAS 1WHISL SH 1WHISTLE 1GUIROSHT 1GIROLNG1 1CLAVES 1WDBLK HI 1WDBLK LO 1CUICAMT1 1CUICA OP 1TRINGLMT 1TRINGLOP 1SHAKER 1SLEIBELL 1BELLTREE 1CASTANET 1SURDOLMT 3SURDOLOP 2OFF 0R8CNG HI 2TINYGONG 1GONG 1PANDROMT 1PANDROOP 2PANDROSL 1TREECHIM 1CAXIXI 1

2. STNDRD2PC66

←←←←←←←←←←←←←←←←←

STD2 2 KSTD2 1 K

STD2 1 S

STD2 2 SSTD 2 T6STD2 CHSTD 2 T5STD2 PDHSTD 2 T4STD2 OHSTD 2 T3STD 2 T2

STD 2 T1JAZZ RD

JAZZ RDB

←←

COWBELL2

←←

JAZZ RDE

←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

3. ROOMPC67

←←←←←←←←←←←←←←←←←

ROOM 9 KROOM 8 KCRSSTK 1ROOM 1 S

ROOM 2 SROOM6 T6ROOM CHROOM6 T5ROOM PDHROOM6 T4ROOM EOHROOM6 T3ROOM6 T2

ROOM6 T1POP RD

POP RDB

←←←←←

POP RDE

←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

4. POWERPC68

←←←←←←←←←←←←←←←←←

POWER K2POWER K1

POWER1 S

POWER2 SPOWER T6POWR CHPOWER T5POWR PDHPOWER T4POWR OHPOWER T3POWER T2

POWER T1JAZZ RD

JAZZ RDB

←←←←←

JAZZ RDE

←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

5. ELECPC69

←←←←←←←←←←←←←←←←←

ELEC 2 KELEC 1 KCRSSTK 3ELEC 1 S

GATE SELEC T6ELEC CHELEC T5ELEC PDHELEC T4ELEC OHELEC T3ELEC T2

ELEC T1POP RDRVSCRSH2POP RDB

←←

COWBELL1

←←

POP RDE

←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

6. 808/909PC70

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TR909 KTR808 K808CRSTKTR808 S808CLAPTR909 STR808 T6808 ECHTR808 T5808 PDHTR808 T4808 EOHTR808 T3TR808 T2TR808 CRTR808 T1

CHINA18”

78TAMBRN

808CWBL1

←←←

78BONGO78BONGO808CONGA808CONGA808CONGA

←←←←←

808MARCS

←←←

78GUIRO808CLAVS

←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

2728

29

31

33

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3940

41

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47

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44

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36

3837

8788

84

8685

5152

53

55

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48

5049

6364

65

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69

71

66

68

70

60

6261

7576

77

79

81

83

78

80

82

72

7473

C2

C3

C4

C5

C6

2625

96

89

91

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90

92

94

C7

24C1

23

19

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18

20

22

Note No.

プリセット・パーカッション・セット・リスト

資料

TD-8.j.book 185 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

7. JAZZPC71

BS SLIDEGTSCRACHGT SLIDECUTGTDWNCUTGTUPWAHGTDW1 WAHGTUP1 WAHGTDW2 WAHGTUP2 HI-Q MTL SLAP SCRACH 3 SCRACH 2 STICKS CLICK METROCLK METROBEL JAZZ 4 KJAZZ 3 KCRSSTK 3JAZZ 2 SCLAPJAZZ 3 SJAZZ3 T6STD1 CHJAZZ3 T5STD1 PDHJAZZ3 T4STD1 EOHJAZZ3 T3JAZZ3 T2MED16 CRJAZZ3 T1JAZZ RDCHINA18”JAZZ RDBTAMBRN 1SPLSH12”COWBELL2QUIK16CRVIBRASLPJAZZ RDER8BNG HIR8BNG LOCONGA MTCONGA SLCONGA OPTMBL1 RMTMBL1 LOAGOGO HIAGOGO LOCABASAUPMARACASWHISL SHWHISTLEMARACASGIROLNG1CLAVESWDBLK HIWDBLK LOCUICAMT1CUICA OPTRINGLMTTRINGLOPSHAKERSLEIBELLBELLTREECASTANETSURDOLMTSURDOLOPOFFR8CNG HITINYGONGGONGPANDROMTPANDROOPPANDROSLTREECHIMCAXIXI

8. BRUSHPC72

←←←←←←←←←←←←←←←←←

STD2 2 K BRUSH K

BRSH TAP BRSH SLP BRSH SWL BRSH3 T6 BRSH CH BRSH3 T5 BRSH PDH BRSH3 T4 BRSH OH BRSH3 T3 BRSH3 T2 BRSH1 CR BRSH3 T1 BRSH1 RD

←←←←←

BRSH1 CR

JAZZ RD

←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

9. PERCONLYPC73

R8BNG2HI R8BNG2LO BONGO HI BONGO LO BONGO2HI BONGO2LO R8CNG MT R8CNG HI R8CNG LO COWBLDUO TAMBRN 2 TAMBRN 3 TMBL2 HI TMBL2 LO PAILA TABLA NA TABLATIN TABLATUN TABLA TE TABLA TI BAYA GE BAYA KA BAYA GIN BAYA SLD POT DRUM POTDR MT TALKINDR THAIGNG2 TINYGONG GONG TEMPLBEL WA-DAIKO TAIKO R70TRIOP R70TRIMT TIMPANIG TIMPANIG TIMPANIG TIMPANIG TIMPANIG TIMPANIC TIMPANIC TIMPANIC THAIGONGTHAIGONGTHAIGONGTHAIGONGPERCHIT1 PERCHIT2 ORCH MAJ ORCH MIN ORCH DIM KICK/ROL KICK/CYM ORCHROLL ORCHCHOK HIT ROLL FINALE APPLAUSE ENCORE TREECHIM 808CLAP 808CWBL1 808CWBL2 808MARCS 808CLAVS 808CONGA 909RIM 909CLAP 78COWBEL 78GUIRO 78GIROST 78MARACS 78MBEAT 78TAMBRN 78BONGO 78CLAVES 78RIM 55CLAVES

10. SPECIALPC74

FUNKHIT2 FUNKHIT2 FUNKHIT2 FUNKHIT2 FUNKHIT3 FUNKHIT3 FUNKHIT3 FUNKHIT3 FUNKHIT1 FUNKHIT1 FUNKHIT1 FUNKHIT1 TEKNOHIT TEKNOHIT TEKNOHIT TEKNOHIT HEART BT GLASS PISTOL SCRCHLP PHIL HIT LOFI HIT BOING 1 MONSTER COUNT 5 COUNT 4 COUNT 3 COUNT 2 COUNT 1 BOMB THUNDER CAR DOOR CAR CELL CARENGIN CAR HORN HELICPTR GT SLIDE GTSCRACH GUITDIST GUITBS 1 GUITBS 2 FLETNOIZ SHAMI VS BRASS VS STRNGSVS STRNGSVS STRNGSVS PIZICATO RVSKICK1 RVSSNR 2 RVSCRSH2 RVSCHINA LADY AHH AOOUU! HOOH! HAA! SAYYEAH! YEAH AHHH HAAA ACHAA! NOPE! BAP DAT SCAT3 VS DOOT DAOFALL1 DAOFALL2 DAOFALL3 DAOFALL4 DODAT VS DODAT VS DODAT VS DODAO VS SCAT1 VS SCAT2 VS SCAT2 VS SCAT2 VS SCAT4 VS

*******************

*

*

*

ドラム・キット各トリガー・インプットのノート・ナンバー初期設定

TRIG 7 (HI-HAT)CLOSE RIM

TRIG 7 (HI-HAT)OPEN RIM

TRIG 11 (AUX1)TRIG 12 (AUX2)

TRIG 2 (KICK2)TRIG 1 (KICK1)

TRIG 3 (SNARE)

TRIG 3 (SNARE) RIMTRIG 6 (TOM3)TRIG 7 (HI-HAT) CLOSEDTRIG 6 (TOM3) RIMTRIG 7 (HI-HAT) PEDAL TRIG 5 (TOM2)TRIG 7 (HI-HAT) OPEN TRIG 5 (TOM2) RIMTRIG 4 (TOM1)TRIG 8 (CRASH1)TRIG 4 (TOM1) RIMTRIG 10 (RIDE)TRIG 9 (CRASH2) RIMTRIG 10 (RIDE) RIM

TRIG 8 (CRASH1) RIM

TRIG 9 (CRASH2)

PC:プログラム・ナンバー ←:左と同じ

*: パーカッション・パートのドラム・インストのみミュートする場合(P.72 、P.107 )にミュートされるノート・ナンバー

GM モード時は、「STNDRD1」を使用します。

185

1

TD-8.j.book 186 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

バッキング・インスト・リスト

PC CC0 Name VOICES

PIANO1 0 PIANO 1 1

8 PIANO 1W 2

16 PIANO 1D 1

2 0 PIANO 2 1 8 PIANO 2W 2

3 0 PIANO 3 1 8 PIANO 3W 2

4 0 HONKY-TONK 2 8 HONKY-TONK W 2

E. PIANO5 0 E.PIANO 1 1

8 DETUNED EP 1 224 60’S E.PIANO 164 FM+SA EP 2

65 HARD RHODES 2

6 0 E.PIANO 2 2 64 BRIGHT FM EP 2

CLAVI7 0 HARPSICHORD 1

8 COUPLED HPS. 216 HARPSI.W 2

24 HARPSI.O 2

8 0 CLAV. 1 64 FUNK CLAV. 2

CHROMATICPERCUSSION9 0 CELESTA 1

10 0 GLOCKENSPIEL 1

11 0 MUSIC BOX 1

12 0 VIBRAPHONE 1 8 VIB.W 2

13 0 MARIMBA 1

14 0 XYLOPHONE 1

15 0 TUBULAR-BELL 18 CHURCH BELL 1

9 CARILLON 1

16 0 SANTUR 1

ORGAN17 0 ORGAN 1 1

8 DETUNED OR.1 216 60’S ORGAN 1 132 ORGAN 4 264 SC88 ORGAN 4 1

65 EVEN BAR 2

18 0 ORGAN 2 18 DETUNED OR.2 2

32 ORGAN 5 2

19 0 ORGAN 3 2

20 0 CHURCH ORG.1 18 CHURCH ORG.2 2

16 CHURCH ORG.3 2

21 0 REED ORGAN 1

22 0 ACCORDION FR 2 8 ACCORDION IT 2

23 0 HARMONICA 1

24 0 BANDONEON 2

GUITAR25 0 NYLON-STR.GT 1

26 0 STEEL-STR.GT 18 12-STR.GT 2

64 NYLON+STEEL 2

27 0 JAZZ GT. 1 8 HAWAIIAN GT. 1

28 0 CLEAN GT. 1 8 CHORUS GT. 2

29 0 MUTED GT. 164 MUTED GT.2 265 POP GT. 166 FUNK GT. 1 * 67 FUNK GT.2 1 *

30 0 OVERDRIVE GT 1 64 FDBK.ODRV.GT 2

31 0 DISTORTIONGT 18 FEEDBACK GT. 264 HEAVY GT. 165 FDBK. HVY.GT 266 MUTED DIS.GT 1

67 ROCK RHYTHM 2

32 0 GT.HARMONICS 1 8 GT. FEEDBACK 1

*: VELOCITYSWITCHベロシティー116 で音色が切り替わります。

BASS33 0 ACOUSTIC BS. 2

64 ELCTRC.AC.BS 2

34 0 FINGERED BS. 164 FUNK BASS 2

65 REGGAE BASS 2

35 0 PICKED BS. 164 MUTE PICKBS1 1

65 MUTE PICKBS2 1

36 0 FRETLESS BS. 1

37 0 SLAP BASS 1 164 SLAP BASS 3 165 RESO SLAP 1

66 SLAP BASS 4 1

38 0 SLAP BASS 2 1

SYN. BASS39 0 SYNTH BASS 1 1

1 SYNTHBASS101 18 SYNTH BASS 3 164 TB33 BS 1 1

65 TB33 BS 2 1

66 TB33 BS 3 1

40 0 SYNTH BASS 2 216 RUBBER BASS 264 SH101 BS 1 165 SH101 BS 2 166 SH101 BS 3 1

67 MODULAR BASS 2

ORCHESTRA41 0 VIOLIN 1

8 SLOW VIOLIN 1

42 0 VIOLA 1

43 0 CELLO 1

44 0 CONTRABASS 1

45 0 TREMOLO STR 1

46 0 PIZZICATOSTR 1

47 0 HARP 1

48 0 TIMPANI 1

STRINGS49 0 STRINGS 1

8 ORCHESTRA 2

50 0 SLOW STRINGS 1

51 0 SYN.STRINGS1 18 SYN.STRINGS3 264 SYN.STRINGS4 2

65 OB STRINGS 2

52 0 SYN.STRINGS2 2

53 0 CHOIR AAHS 1 32 CHOIR AAHS 2 1

54 0 VOICE OOHS 1

55 0 SYNVOX 1

56 0 ORCHESTRAHIT 2

BRASS57 0 TRUMPET 1

58 0 TROMBONE 1 1 TROMBONE 2 2

59 0 TUBA 1

60 0 MUTEDTRUMPET 1

61 0 FRENCH HORN 2 1 FR.HORN 2 2

62 0 BRASS 1 1 8 BRASS 2 2

SYN. BRASS63 0 SYNTH BRASS1 2

8 SYNTH BRASS3 216 ANALOGBRASS1 264 SYNTH BRASS5 265 POLY BRASS 266 QUACK BRASS 2

67 OCTAVE BRASS 2

86

バッキング・インスト・リスト

資料

TD-8.j.book 187 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

64 0 SYNTH BRASS2 28 SYNTH BRASS4 116 ANALOGBRASS2 264 SOFT BRASS 265 VELO BRASS 1 2

66 VELO BRASS 2 2

REED65 0 SOPRANO SAX 1

66 0 ALTO SAX 1

67 0 TENOR SAX 1

68 0 BARITONE SAX 1

69 0 OBOE 1

70 0 ENGLISH HORN 1

71 0 BASSOON 1

72 0 CLARINET 1

PIPE73 0 PICCOLO 1

74 0 FLUTE 1

75 0 RECORDER 1

76 0 PAN FLUTE 1

77 0 BOTTLE BLOW 2

78 0 SHAKUHACHI 2

79 0 WHISTLE 1

80 0 OCARINA 1

SYN. LEAD81 0 SQUARE WAVE 2

1 SQUARE 1

8 SINE WAVE 1

82 0 SAW WAVE 21 SAW 18 DOCTOR SOLO 264 BIG LEAD 2

65 WASPY SYNTH 2

83 0 SYN.CALLIOPE 2

84 0 CHIFFER LEAD 2

85 0 CHARANG 264 DIST. LEAD 1 265 DIST. LEAD 2 2

66 FUNK LEAD 2

86 0 SOLO VOX 2

87 0 5TH SAW WAVE 2 64 BIG FIVES 2

88 0 BASS & LEAD 264 BIG & RAW 2

65 FAT & PERKY 2

SYN. PAD89 0 FANTASIA 2

90 0 WARM PAD 164 THICK PAD 2

65 HORN PAD 2

91 0 POLYSYNTH 2 64 80’S POLYSYN 2

92 0 SPACE VOICE 1

93 0 BOWED GLASS 2

94 0 METAL PAD 2 64 PANNER PAD 2

95 0 HALO PAD 2

96 0 SWEEP PAD 164 POLAR PAD 1

65 CONVERGE 1

SYN. SFX97 0 ICE RAIN 2

98 0 SOUNDTRACK 264 ANCESTRAL 2

65 PROLOGUE 2

99 0 CRYSTAL 2 1 SYN MALLET 1

100 0 ATMOSPHERE 2

101 0 BRIGHTNESS 2

102 0 GOBLIN 2

103 0 ECHO DROPS 11 ECHO BELL 22 ECHO PAN 264 ECHO PAN 2 265 BIG PANNER 2

66 RESO PANNER 2

104 0 STAR THEME 2

ETHNICMISC105 0 SITAR 1

1 SITAR 2 2

106 0 BANJO 1

107 0 SHAMISEN 1

108 0 KOTO 1 8 TAISHO KOTO 2

109 0 KALIMBA 1

110 0 BAGPIPE 1

111 0 FIDDLE 1

112 0 SHANAI 1

PERCUSSIVE113 0 TINKLE BELL 1

114 0 AGOGO 1

115 0 STEEL DRUMS 1

116 0 WOODBLOCK 1 8 CASTANETS 1

117 0 TAIKO 1 8 CONCERT BD 1

118 0 MELO. TOM 1 1 8 MELO. TOM 2 1

119 0 SYNTH DRUM 18 808 TOM 1

9 ELEC PERC. 1

120 0 REVERSE CYM. 1

GUITAR BASSFX121 0 GT.FRETNOISE 1

1 GT.CUT NOISE 164 WAH BRUSH GT 165 GT. SLIDE 166 GT. SCRATCH 1

67 BASS SLIDE 1

SFX122 0 BREATH NOISE 1

1 FL.KEY CLICK 1

123 0 SEASHORE 11 RAIN 12 THUNDER 13 WIND 1

5 BUBBLE 2

124 0 BIRD 21 DOG 1

3 BIRD 2 1

125 0 TELEPHONE 1 11 TELEPHONE 2 13 DOOR 1

5 WIND CHIMES 2

126 0 HELICOPTER 12 CAR-STOP 19 BURST NOISE 2

64 SPACE TRI. 1

127 0 APPLAUSE 2 3 PUNCH 1

128 0 GUN SHOT 12 LASERGUN 1

3 EXPLOSION 2

PC: プログラム・ナンバー(インスト・ナンバー) CC: コントローラー・ナンバー 0の値 VOICES: インストが使用しているボイス数※ 外部MIDI 機器から TD-8のインストを切り替えるときは、CC32は常に 0を送信してください。※ TD-8が送信する CC32#は常に 0です。

187

1

TD-8.j.book 188 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

プリセット・パターン・リスト

No. Name T.S Len Tempo Type

DRUMS1 DRUMS 4/4 8 124 LOOP

ROCK2 BRIT_R-I 4/4 4 126 LOOP3 BRIT_R-A 44 BRIT_R-1 45 BRIT_R-B 46 BRIT_R-2 47 BRIT_R-E 6

8 HARD_R-I 2 195 LOOP9 HARD_R-A 410 HARD_R-1 411 HARD_R-B 412 HARD_R-2 413 HARD_R-E 4

14 BOOGIE-I 4/4 10 216 LOOP15 BOOGIE-A 816 BOOGIE-1 817 BOOGIE-B 818 BOOGIE-2 819 BOOGIE-E 6

20 CYBER1-I 4/4 4 113 LOOP21 CYBER1-A 222 CYBER1-1 223 CYBER1-B 224 CYBER1-2 225 CYBER1-E 2

26 CYBER2-I 4/4 4 129 LOOP27 CYBER2-A 428 CYBER2-1 429 CYBER2-B 430 CYBER2-2 431 CYBER2-E 1

32 16BT’R-I 4/4 1 86 LOOP33 16BT’R-A 434 16BT’R-1 435 16BT’R-B 436 16BT’R-2 437 16BT’R-E 2

38 PROG_R-I 4/4 4 120 LOOP39 PROG_R-A 440 PROG_R-1 441 PROG_R-B 442 PROG_R-2 443 PROG_R-E 3

44 5/4RCK-I 5/4 4 137 LOOP45 5/4RCK-A 446 5/4RCK-1 447 5/4RCK-B 448 5/4RCK-2 549 5/4RCK-E 8

50 8BT’R1-I 4/4 4 117 LOOP51 8BT’R1-A 452 8BT’R1-1 453 8BT’R1-B 454 8BT’R1-2 455 8BT’R1-E 4

56 SLOW_R-I 4/4 2 72 LOOP57 SLOW_R-A 458 SLOW_R-1 459 SLOW_R-B 460 SLOW_R-2 461 SLOW_R-E 2

62 MIXD_R-I 4/4 4 103 LOOP63 MIXD_R-A 464 MIXD_R-1 465 MIXD_R-B 466 MIXD_R-2 467 MIXD_R-E 4

68 GRAM_R-I 4/4 4 109 LOOP69 GRAM_R-A 470 GRAM_R-1 471 GRAM_R-B 472 GRAM_R-2 473 GRAM_R-E 4

74 A.O.R.-I 4/4 4 113 LOOP75 A.O.R.-A 476 A.O.R.-1 477 A.O.R.-B 478 A.O.R.-2 479 A.O.R.-E 5

80 8BT’R2-I 4/4 8 140 LOOP81 8BT’R2-A 482 8BT’R2-1 483 8BT’R2-B 484 8BT’R2-2 485 8BT’R2-E 6

86 FNKYHR-I 4/4 1 100 LOOP87 FNKYHR-A 488 FNKYHR-1 489 FNKYHR-B 490 FNKYHR-2 491 FNKYHR-E 3

METAL92 OLD_HM-I 4/4 2 120 LOOP93 OLD_HM-A 494 OLD_HM-1 495 OLD_HM-B 496 OLD_HM-2 497 OLD_HM-E 6

98 SPEED1-I 4/4 2 182 LOOP99 SPEED1-A 4100 SPEED1-1 4101 SPEED1-B 4102 SPEED1-2 4103 SPEED1-E 5

104 THRASH-I 4/4 4 195 LOOP105 THRASH-A 4106 THRASH-1 4107 THRASH-B 4108 THRASH-2 4109 THRASH-E 4

110 SPEED2-I 4/4 4 236 LOOP111 SPEED2-A 4112 SPEED2-1 4113 SPEED2-B 4114 SPEED2-2 4115 SPEED2-E 5

BALLAD116 6/8BLD-I 6/8 4 50 LOOP117 6/8BLD-A 4118 6/8BLD-1 5119 6/8BLD-B 4120 6/8BLD-2 5121 6/8BLD-E 5

122 POPBLD-I 4/4 4 65 LOOP123 POPBLD-A 4124 POPBLD-1 4125 POPBLD-B 4126 POPBLD-2 4127 POPBLD-E 4

128 ROKBLD-I 4/4 2 64 LOOP129 ROKBLD-A 4130 ROKBLD-1 4131 ROKBLD-B 4132 ROKBLD-2 4133 ROKBLD-E 2

134 PF_BLD-I 4/4 4 65 LOOP135 PF_BLD-A 2136 PF_BLD-1 2137 PF_BLD-B 2138 PF_BLD-2 2139 PF_BLD-E 3

140 16’BLD-I 4/4 4 75 LOOP141 16’BLD-A 4142 16’BLD-1 4143 16’BLD-B 4144 16’BLD-2 4145 16’BLD-E 5

R&B146 OLDRB1-I 4/4 4 154 LOOP147 OLDRB1-A 4148 OLDRB1-1 4149 OLDRB1-B 4150 OLDRB1-2 4151 OLDRB1-E 7

152 OLDRB2-I 4/4 4 148 LOOP153 OLDRB2-A 4154 OLDRB2-1 4155 OLDRB2-B 4156 OLDRB2-2 4157 OLDRB2-E 8

158 OLDRB3-I 4/4 4 150 LOOP159 OLDRB3-A 4160 OLDRB3-1 4161 OLDRB3-B 4162 OLDRB3-2 4163 OLDRB3-E 5

164 OLDRB4-I 4/4 2 82 LOOP165 OLDRB4-A 4166 OLDRB4-1 4167 OLDRB4-B 4168 OLDRB4-2 4169 OLDRB4-E 4

170 RBSHFL-I 4/4 4 112 LOOP171 RBSHFL-A 4172 RBSHFL-1 4173 RBSHFL-B 4174 RBSHFL-2 4175 RBSHFL-E 3

176 RBHOP1-I 4/4 2 96 LOOP177 RBHOP1-A 4178 RBHOP1-1 4179 RBHOP1-B 4180 RBHOP1-2 4181 RBHOP1-E 4

182 RBHOP2-I 4/4 1 93 LOOP183 RBHOP2-A 4184 RBHOP2-1 4185 RBHOP2-B 4186 RBHOP2-2 4187 RBHOP2-E 1

88

プリセット・パターン・リスト

資料

TD-8.j.book 189 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

188 RBGRV1-I 4/4 4 73 LOOP189 RBGRV1-A 4190 RBGRV1-1 4191 RBGRV1-B 4192 RBGRV1-2 4193 RBGRV1-E 4

194 RBGRV2-I 4/4 4 80 LOOP195 RBGRV2-A 4196 RBGRV2-1 4197 RBGRV2-B 4198 RBGRV2-2 5199 RBGRV2-E 8

200 RBGRV3-I 4/4 4 96 LOOP201 RBGRV3-A 4202 RBGRV3-1 4203 RBGRV3-B 4204 RBGRV3-2 5205 RBGRV3-E 5

BLUES206 BLUES1-I 4/4 4 67 LOOP207 BLUES1-A 4208 BLUES1-1 4209 BLUES1-B 4210 BLUES1-2 4211 BLUES1-E 6

212 BLUES2-I 4/4 3 113 LOOP213 BLUES2-A 4214 BLUES2-1 4215 BLUES2-B 4216 BLUES2-2 4217 BLUES2-E 2

218 BLUES3-I 4/4 4 55 LOOP219 BLUES3-A 4220 BLUES3-1 4221 BLUES3-B 4222 BLUES3-2 4223 BLUES3-E 5

POPS224 BGMPOP-I 4/4 4 88 LOOP225 BGMPOP-A 4226 BGMPOP-1 4227 BGMPOP-B 4228 BGMPOP-2 4229 BGMPOP-E 6

230 DNCPOP-I 4/4 4 120 LOOP231 DNCPOP-A 4232 DNCPOP-1 4233 DNCPOP-B 4234 DNCPOP-2 4235 DNCPOP-E 5

236 POPROK-I 4/4 2 123 LOOP237 POPROK-A 4238 POPROK-1 4239 POPROK-B 4240 POPROK-2 4241 POPROK-E 4

242 AC’POP-I 4/4 2 89 LOOP243 AC’POP-A 4244 AC’POP-1 4245 AC’POP-B 4246 AC’POP-2 4247 AC’POP-E 2

248 70’POP-I 4/4 4 215 LOOP249 70’POP-A 4250 70’POP-1 4251 70’POP-B 8252 70’POP-2 8253 70’POP-E 4

254 EL’POP-I 4/4 4 100 LOOP255 EL’POP-A 2256 EL’POP-1 2257 EL’POP-B 4258 EL’POP-2 4259 EL’POP-E 5

260 POPFNK-I 4/4 4 96 LOOP261 POPFNK-A 4262 POPFNK-1 4263 POPFNK-B 4264 POPFNK-2 4265 POPFNK-E 5

266 POPWLZ-I 3/4 4 120 LOOP267 POPWLZ-A 4268 POPWLZ-1 4269 POPWLZ-B 4270 POPWLZ-2 4271 POPWLZ-E 6

R&R272 ROKBLY-I 4/4 2 96 LOOP273 ROKBLY-A 4274 ROKBLY-1 2275 ROKBLY-B 4276 ROKBLY-2 2277 ROKBLY-E 3

278 ROCKIN-I 4/4 4 170 LOOP279 ROCKIN-A 4280 ROCKIN-1 4281 ROCKIN-B 8282 ROCKIN-2 8283 ROCKIN-E 4

284 SURF_R-I 4/4 4 150 LOOP285 SURF_R-A 4286 SURF_R-1 4287 SURF_R-B 4288 SURF_R-2 4289 SURF_R-E 4

COUNTRY290 BLGRS -I 4/4 2 142 LOOP291 BLGRS -A 4292 BLGRS -1 2293 BLGRS -B 4294 BLGRS -2 3295 BLGRS -E 7

296 C’BLD1-I 4/4 9 102 LOOP297 C’BLD1-A 4298 C’BLD1-1 6299 C’BLD1-B 4300 C’BLD1-2 4301 C’BLD1-E 9

302 C’BLD2-I 4/4 9 105 LOOP303 C’BLD2-A 4304 C’BLD2-1 6305 C’BLD2-B 4306 C’BLD2-2 6307 C’BLD2-E 7

308 C’ROCK-I 4/4 8 125 LOOP309 C’ROCK-A 8310 C’ROCK-1 8311 C’ROCK-B 8312 C’ROCK-2 8313 C’ROCK-E 5

314 TRAIN -I 4/4 4 140 LOOP315 TRAIN -A 4316 TRAIN -1 4317 TRAIN -B 4318 TRAIN -2 4319 TRAIN -E 4

JAZZ320 SWING -I 4/4 9 192 LOOP321 SWING -A 8322 SWING -1 2323 SWING -B 8324 SWING -2 2325 SWING -E 8

326 JZBLD -I 4/4 4 69 LOOP327 JZBLD -A 4328 JZBLD -1 4329 JZBLD -B 4330 JZBLD -2 4331 JZBLD -E 5

332 FST’JZ-I 4/4 4 250 LOOP333 FST’JZ-A 8334 FST’JZ-1 8335 FST’JZ-B 8336 FST’JZ-2 8337 FST’JZ-E 8

338 MOD’JZ-I 4/4 8 136 LOOP339 MOD’JZ-A 8340 MOD’JZ-1 2341 MOD’JZ-B 8342 MOD’JZ-2 2343 MOD’JZ-E 9

344 LTN’JZ-I 4/4 9 167 LOOP345 LTN’JZ-A 8346 LTN’JZ-1 2347 LTN’JZ-B 8348 LTN’JZ-2 2349 LTN’JZ-E 7

350 6/8 JZ-I 6/8 8 93 LOOP351 6/8 JZ-A 4352 6/8 JZ-1 6353 6/8 JZ-B 4354 6/8 JZ-2 6355 6/8 JZ-E 6

356 SMTHJZ-I 4/4 9 183 LOOP357 SMTHJZ-A 8358 SMTHJZ-1 2359 SMTHJZ-B 8360 SMTHJZ-2 2361 SMTHJZ-E 10

362 BGBND1-I 4/4 4 196 LOOP363 BGBND1-A 8364 BGBND1-1 8365 BGBND1-B 8366 BGBND1-2 6367 BGBND1-E 5

368 BGBND2-I 4/4 8 130 LOOP369 BGBND2-A 4370 BGBND2-1 4371 BGBND2-B 4372 BGBND2-2 4373 BGBND2-E 8

189

プリセット・パターン・リスト

TD-8.j.book 190 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

No. Name T.S Len Tempo Type

FUSION374 ACID_F-I 4/4 1 96 LOOP375 ACID_F-A 4376 ACID_F-1 4377 ACID_F-B 4378 ACID_F-2 4379 ACID_F-E 4

380 SLOW_F-I 4/4 2 85 LOOP381 SLOW_F-A 4382 SLOW_F-1 4383 SLOW_F-B 4384 SLOW_F-2 4385 SLOW_F-E 4

386 M’SHFL-I 4/4 4 86 LOOP387 M’SHFL-A 4388 M’SHFL-1 4389 M’SHFL-B 4390 M’SHFL-2 4391 M’SHFL-E 7

392 U’SHFL-I 4/4 8 130 LOOP393 U’SHFL-A 8394 U’SHFL-1 2395 U’SHFL-B 8396 U’SHFL-2 2397 U’SHFL-E 9

398 ELEC_F-I 4/4 1 131 LOOP399 ELEC_F-A 7400 ELEC_F-1 7401 ELEC_F-B 4402 ELEC_F-2 4403 ELEC_F-E 4

404 HARD1 -I 4/4 4 123 LOOP405 HARD1 -A 4406 HARD1 -1 4407 HARD1 -B 4408 HARD1 -2 4409 HARD1 -E 5

410 HARD2 -I 4/4 4 122 LOOP411 HARD2 -A 4412 HARD2 -1 4413 HARD2 -B 4414 HARD2 -2 4415 HARD2 -E 3

416 LTN’FS-I 4/4 4 120 LOOP417 LTN’FS-A 4418 LTN’FS-1 4419 LTN’FS-B 4420 LTN’FS-2 4421 LTN’FS-E 5

422 3/4 FS-I 3/4 4 123 LOOP423 3/4 FS-A 4424 3/4 FS-1 4425 3/4 FS-B 4426 3/4 FS-2 4427 3/4 FS-E 6

428 LITE_F-I 4/4 4 89 LOOP429 LITE_F-A 4430 LITE_F-1 4431 LITE_F-B 4432 LITE_F-2 4433 LITE_F-E 4

434 FUNK_F-I 4/4 4 112 LOOP435 FUNK_F-A 4436 FUNK_F-1 4437 FUNK_F-B 4438 FUNK_F-2 4439 FUNK_F-E 4

440 BGM FS-I 4/4 4 82 LOOP441 BGM FS-A 4442 BGM FS-1 4443 BGM FS-B 4444 BGM FS-2 4445 BGM FS-E 4

446 CTMP’F-I 4/4 4 100 LOOP447 CTMP’F-A 4448 CTMP’F-1 4449 CTMP’F-B 4450 CTMP’F-2 4451 CTMP’F-E 5

DANCE452 FUNK1 -I 4/4 4 128 LOOP453 FUNK1 -A 4454 FUNK1 -1 4455 FUNK1 -B 4456 FUNK1 -2 4457 FUNK1 -E 5

458 FUNK2 -I 4/4 4 105 LOOP459 FUNK2 -A 4460 FUNK2 -1 4461 FUNK2 -B 4462 FUNK2 -2 4463 FUNK2 -E 4

464 FUNK3 -I 4/4 4 113 LOOP465 FUNK3 -A 4466 FUNK3 -1 4467 FUNK3 -B 4468 FUNK3 -2 4469 FUNK3 -E 3

470 FUNK4 -I 4/4 4 132 LOOP471 FUNK4 -A 4472 FUNK4 -1 5473 FUNK4 -B 4474 FUNK4 -2 5475 FUNK4 -E 4

476 FUNK5 -I 4/4 4 102 LOOP477 FUNK5 -A 4478 FUNK5 -1 4479 FUNK5 -B 4480 FUNK5 -2 4481 FUNK5 -E 5

482 808HP1-I 4/4 2 102 LOOP483 808HP1-A 4484 808HP1-1 4485 808HP1-B 4486 808HP1-2 4487 808HP1-E 2

488 808HP2-I 4/4 4 91 LOOP489 808HP2-A 4490 808HP2-1 4491 808HP2-B 4492 808HP2-2 4493 808HP2-E 7

494 CARRIB-I 4/4 2 104 LOOP495 CARRIB-A 4496 CARRIB-1 4497 CARRIB-B 4498 CARRIB-2 4499 CARRIB-E 1

500 FNKTOP-I 4/4 4 109 LOOP501 FNKTOP-A 4502 FNKTOP-1 4503 FNKTOP-B 4504 FNKTOP-2 4505 FNKTOP-E 5

506 N.J.S.-I 4/4 4 107 LOOP507 N.J.S.-A 4508 N.J.S.-1 4509 N.J.S.-B 4510 N.J.S.-2 4511 N.J.S.-E 4

512 JZFUNK-I 4/4 4 125 LOOP513 JZFUNK-A 4514 JZFUNK-1 4515 JZFUNK-B 4516 JZFUNK-2 4517 JZFUNK-E 4

518 UKACID-I 4/4 4 86 LOOP519 UKACID-A 4520 UKACID-1 4521 UKACID-B 4522 UKACID-2 4523 UKACID-E 4

524 HOUSE -I 4/4 4 113 LOOP525 HOUSE -A 4526 HOUSE -1 4527 HOUSE -B 4528 HOUSE -2 4529 HOUSE -E 4

530 GNGRAP-I 4/4 4 89 LOOP531 GNGRAP-A 4532 GNGRAP-1 4533 GNGRAP-B 4534 GNGRAP-2 4535 GNGRAP-E 4

536 HPHPJZ-I 4/4 4 96 LOOP537 HPHPJZ-A 4538 HPHPJZ-1 4539 HPHPJZ-B 4540 HPHPJZ-2 4541 HPHPJZ-E 4

542 TEKPOP-I 4/4 2 118 LOOP543 TEKPOP-A 4544 TEKPOP-1 4545 TEKPOP-B 4546 TEKPOP-2 4547 TEKPOP-E 5

548 DRUM’N-I 4/4 2 82 LOOP549 DRUM’N-A 4550 DRUM’N-1 4551 DRUM’N-B 4552 DRUM’N-2 4553 DRUM’N-E 1

REGGAE554 REGG1 -I 4/4 2 96 LOOP555 REGG1 -A 4556 REGG1 -1 4557 REGG1 -B 4558 REGG1 -2 4559 REGG1 -E 4

560 REGG2 -I 4/4 6 142 LOOP561 REGG2 -A 4562 REGG2 -1 4563 REGG2 -B 4564 REGG2 -2 4565 REGG2 -E 7

190

プリセット・パターン・リスト

資料

TD-8.j.book 191 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

566 REGG3 -I 4/4 1 132 LOOP567 REGG3 -A 4568 REGG3 -1 4569 REGG3 -B 4570 REGG3 -2 4571 REGG3 -E 3

572 REGG4 -I 4/4 4 125 LOOP573 REGG4 -A 4574 REGG4 -1 4575 REGG4 -B 4576 REGG4 -2 4577 REGG4 -E 4

578 SKA -I 4/4 6 192 LOOP579 SKA -A 4580 SKA -1 4581 SKA -B 4582 SKA -2 4583 SKA -E 5

LATIN584 MAMBO -I 4/4 9 182 LOOP585 MAMBO -A 8586 MAMBO -1 2587 MAMBO -B 8588 MAMBO -2 2589 MAMBO -E 7

590 MERENG-I 4/4 9 207 LOOP591 MERENG-A 4592 MERENG-1 6593 MERENG-B 4594 MERENG-2 6595 MERENG-E 7

596 SALSA1-I 4/4 2 115 LOOP597 SALSA1-A 4598 SALSA1-1 4599 SALSA1-B 4600 SALSA1-2 5601 SALSA1-E 2

602 SALSA2-I 4/4 4 102 LOOP603 SALSA2-A 4604 SALSA2-1 4605 SALSA2-B 4606 SALSA2-2 4607 SALSA2-E 5

608 SALSA3-I 4/4 6 165 LOOP609 SALSA3-A 8610 SALSA3-1 8611 SALSA3-B 8612 SALSA3-2 8613 SALSA3-E 9

614 SONGO -I 4/4 4 109 LOOP615 SONGO -A 4616 SONGO -1 4617 SONGO -B 4618 SONGO -2 4619 SONGO -E 4

620 TJANO1-I 4/4 4 89 LOOP621 TJANO1-A 4622 TJANO1-1 4623 TJANO1-B 4624 TJANO1-2 4625 TJANO1-E 4

626 TJANO2-I 3/4 4 145 LOOP627 TJANO2-A 8628 TJANO2-1 8629 TJANO2-B 8630 TJANO2-2 8631 TJANO2-E 8

BRAZIL632 BOSSA -I 4/4 4 85 LOOP633 BOSSA -A 4634 BOSSA -1 4635 BOSSA -B 4636 BOSSA -2 4637 BOSSA -E 7

638 SAMBA1-I 4/4 2 152 LOOP639 SAMBA1-A 4640 SAMBA1-1 4641 SAMBA1-B 4642 SAMBA1-2 4643 SAMBA1-E 2

644 SAMBA2-I 4/4 4 136 LOOP645 SAMBA2-A 4646 SAMBA2-1 4647 SAMBA2-B 4648 SAMBA2-2 4649 SAMBA2-E 4

WORLD650 TANGO -I 4/4 2 120 LOOP651 TANGO -A 2652 TANGO -1 2653 TANGO -B 2654 TANGO -2 2655 TANGO -E 2

656 AFROJZ-I 4/4 8 194 LOOP657 AFROJZ-A 4658 AFROJZ-1 6659 AFROJZ-B 4660 AFROJZ-2 6661 AFROJZ-E 9

LOOP662 LATN PTN 4/4 2 120 LOOP663 CLAVES 4/4 1 120664 TABLA 4/4 2 128

1SHOT665 DRUMFILL 4/4 1 120 1SHOT666 DBL BASS 4/4 1 130667 ROLL T1 4/4 1 130668 ROLL T2 4/4 1 130669 ROLL T3 4/4 1 130670 LATNFILL 4/4 2 120671 ROLLBNGO 4/4 1 117672 SPANISH 4/4 2 123673 BRS FALL 4/4 1 120674 ENCORE 4/4 7 120

TAP675 SAMBA 4/4 1 120 TAP676 ACO BASS 4/4 4 160 677 BRS SECT 4/4 5 160 678 GRV BASS 4/4 2 120 679 GRV PAD 4/4 2 120 680 GRV CHRD 4/4 1 120 681 ADLBSOLO 4/4 16 120 682 JAZZEND1 4/4 6 60 683 JAZZEND2 4/4 4 100 684 FUNK BRK 4/4 1 130 685 FUNKEND1 4/4 2 130 686 FUNKEND2 4/4 3 130 687 SANTUR 4/4 3 120 688 STRINGS 4/4 8 128 689 RESOBASS 4/4 2 120 690 SYNCHRD1 4/4 3 120 691 SYNCHRD2 4/4 3 120 692 GTRCHRD1 4/4 1 120 693 GTRCHRD2 4/4 1 120 694 PAD&BASS 4/4 8 80 695 ACO GTR 4/4 6 86 696 WAH GTR 4/4 1 120 697 CUT GTR 4/4 1 120 698 VOICES 4/4 2 120 699 ANLGPERC 4/4 1 120 700 SFX TAP 4/4 5 120

No.:パターン番号Name:パターン名T.S:拍子(Time Signature)Len:小節数Tempo:テンポType:再生タイプ(P.100 )-I:イントロ-A:メインA-B:メインB-1:フィル 1-2:フィル 2-E:エンディング

191

1

TD-8.j.book 192 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パラメーター・リスト

ドラム・キット・パラメーター

KIT(キット)

※ 1:「プリセット・ドラム・キット・リスト」(P.179)参照

※ 2:A ~ Z、a ~ z、0~ 9、!、"、#、$、%、&、'、(、)、[、]、※、+、,、-、.、/、:、;、 、=、 、?、_、 、 、

、 、 、 、 、

MIXER(ミキサー)

STUDIO(スタジオ)

※ 1:BEACH、LIVING、BATH、STUDIO、GARAGE、LOCKER、THEATER、CAVE、GYM、STADIUM

FX SW(エフェクト・スイッチ)

AMBIENCE GROUP SEND LEVEL(アンビエンス・グループ・センド・レベル)

MASTER EQ(マスター・イコライザー)

パラメーター 設定値

KIT(P.44、P.78) ドラム・キット 1~ 64(※ 1)NAME(P.79) ドラム・キット・ネーム 8文字(※ 2)BRUSH(P.80) ブラシ・スイッチ OFF、ONPEDAL HI-HAT VOLUME(P.81)ペダル・ハイハット・ボリューム 0~ 15PEDAL PITCH CTRL RANGE(P.141)ペダル・ピッチ・コントロール・レンジ -24 ~ +24CHAIN(P.138) ドラム・キット・チェーン 1~ 16

パラメーター 設定値

LEVEL(P.64、P.92) レベル 0~ 127PAN(P.93) パン L15 ~ CTR~ R15、RND、ALTMASTR(P.93) マスター・ボリューム 0~ 127

パラメーター 設定値

TYPE(P.62、P.89) スタジオ・タイプ ※ 1WALL(P.89) ウォール・タイプ WOOD、PLASTER、GLASSROOM(P.89) ルーム・サイズ SMALL、MEDIUM、LARGELEVEL(P.89) アンビエンス・レベル 0~ 127AMBIENCE SEND LEVEL(P.90)アンビエンス・センド・レベル 0~ 127

パラメーター 設定値

AMB(P.50、P.81) アンビエンス OFF、ONEQ(P.50、P.81) イコライザー OFF、ON

パラメーター 設定値

KIT(P.90) ドラム・キット 0~ 127PERC(P.90) パーカッション・セット 0~ 127B INST(P.90) バッキング・インスト 0~ 127

パラメーター 設定値

LOW FREQ(P.91) ロー・フリケンシー 200、400LOW GAIN(P.91) ロー・ゲイン -12 ~ +12HIGH FREQ(P.91) ハイ・フリケンシー 3K、6KHIGH GAIN(P.91) ハイ・ゲイン -12 ~ +12

92

パラメーター・リスト

資料

TD-8.j.book 193 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

COPY(コピー)

KIT(キット)

※ 1:「プリセット・ドラム・キット・リスト」(P.179)参照

INST(インスト)

※ 1:「プリセット・ドラム・キット・リスト」(P.179)参照

MIXER(ミキサー)

※ 1:「プリセット・ドラム・キット・リスト」(P.179)参照

EFFECT(エフェクト)

※ 1:「プリセット・ドラム・キット・リスト」(P.179)参照

INST(インスト)

※ 1:「ドラム・インスト・リスト」(P.180)参照

EDIT(エディット)

V-KICK(Vキック)

※ 1: PinStripe ® はRemo. Inc. USAの登録商標です。

V-SNARE(Vスネア)

※ 1: PinStripe ® はRemo. Inc. USAの登録商標です。

パラメーター 設定値

COPY(P.145) コピー・モード EXCHNG、COPYSRC KIT(P.145) ソース・キット PRESET 1~ 64(※ 1)、USER 1~ 64DST KIT(P.145) デスティネーション・キット USER 1 ~ 64

パラメーター 設定値

TRIGGER INPUT(P.146) トリガー・インプットSRC KIT(P.146) ソース・キット PRESET 1~ 64(※ 1)、USER 1~ 64DST KIT(P.146) デスティネーション・キット USER 1 ~ 64

パラメーター 設定値

SRC KIT(P.147) ソース・キット PRESET 1~ 64(※ 1)、USER 1~ 64DST KIT(P.147) デスティネーション・キット USER 1 ~ 64

パラメーター 設定値

SRC KIT(P.147) ソース・キット PRESET 1~ 64(※ 1)、USER 1~ 64DST KIT(P.147) デスティネーション・キット USER 1 ~ 64

パラメーター 設定値

GROUP(P.54、P.83) インスト・グループ ※ 1INST(P.54、P.83) インスト ※ 1

パラメーター 設定値

DEPTH(P.85) シェル・デプス NORMAL、DEEPHEAD TYPE(P.86) ヘッド・タイプ CLEAR、COATED、PINSTRIPE( PinStripe ®)※ 1TUNING(P.86) ヘッド・チューニング -480 ~ +480MUFFLING(P.86) マフリング OFF、TAPE1、TAPE2、BLANKET、WEIGHT

パラメーター 設定値

DEPTH(P.56、P.85) シェル・デプス NORMAL、DEEP1、DEEP2、DEEP3、DEEP4HEAD TYPE(P.58、P.86) ヘッド・タイプ CLEAR、COATED、PINSTRIPE( PinStripe ®)※ 1TUNING(P.58、P.86) ヘッド・チューニング -480 ~ +480MUFFLING(P.60、P.86) マフリング OFF、TAPE1、TAPE2、DOUGHNUTS1、

DOUGHNUTS2STRAINER ADJ.(P.60、P.87) ストレイナー・アジャストメント OFF、LOOSE、MEDIUM、TIGHT

193

パラメーター・リスト

TD-8.j.book 194 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

V-TOM(Vタム)

※ 1: PinStripe ® は Remo. Inc. USA の登録商標です。

その他

TRIGGER INPUT(トリガー・インプット)

MIDI

+: GMモード時は設定できません。

PTN(パッド・パターン・セッティング)

※ 1: プリセット・パターン・リスト参照+: GMモード時は設定できません。

パターン・パラメーター

※ 1: プリセット・パターン・リスト参照※ 2: A ~ Z、0~ 9、!、"、#、$、%、&、'、(、)、[、]、※、+、,、-、.、/、:、;、 、=、 、?、_、+: GMモード時は設定できません。

パラメーター 設定値

DEPTH(P.85) シェル・デプス NORMAL、DEEPHEAD TYPE(P.86) ヘッド・タイプ CLEAR、COATED、PINSTRIPE( PinStripe ®)※ 1TUNING(P.86) ヘッド・チューニング -480 ~ +480MUFFLING(P.86) マフリング OFF、TAPE1、TAPE2、FELT1、FELT2

パラメーター 設定値

PITCH(P.88) ピッチ -480 ~ +480DECAY(P.88) ディケイ -31 ~ +31

パラメーター 設定値

PITCH CTRL ASSIGN(P.141) ピッチ・コントロール・アサイン OFF、ON

パラメーター 設定値

NOTE NUMBER(P.151) ノート・ナンバー 0(C -1)~ 127(G 9) +GATE TIME(P.153) ゲート・タイム 0.1 ~ 8.0 +

パラメーター 設定値

PAD PTN VELO(P.141) パッド・パターン・ベロシティー OFF、ON +CATEGORY(P.139) カテゴリー ※ 1、USER +PATTERN(P.139) パターン 1~ 700(※ 1)、701~ 800 +

パラメーター 設定値

CATEGORY(P.68、P.97) カテゴリー ※ 1、USER +PATTERN(P.68、P.97) パターン 1~ 700(※ 1)、701~ 800 +TIME SIGNATURE(P.109) タイム・シグネチャー 分子:1~ 13、分母:2、4、8、16 +LENGTH(P.109) レングス 1~ 99 +TEMPO(P.109) パターン・テンポ 20~ 260 +PLAY TYPE(P.100) プレイ・タイプ LOOP、1SHOT、TAP +QUICK PLAY(P.101) クイック・プレイ OFF、ON +RESET TIME(P.101) リセット・タイム OFF、0.1 ~ 8.0 +TAP EXC SW(P.101) タップ・エクスクルーシブ・スイッチ OFF、ON +TRANSPOSE BIAS(P.102) トランスポーズ・バイアス -24 ~ +24 +NAME(P.118) パターン・ネーム 8文字(※ 2) +PATTERN LOCK(P.119) パターン・ロック OFF、ON +

194

パラメーター・リスト

資料

TD-8.j.book 195 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

EDIT(エディット)

COPY(コピー)

※ 1:プリセット・パターン・リスト参照※ 2:ALL、KIT、PARC、PART1、PART2、PART3、PART4+: GMモード時は設定できません。

INSERT(インサート)

+: GMモード時は設定できません。

DELETE(デリート)

+: GMモード時は設定できません。

ERASE(イレース)

※ 1: ALL、KIT、PARC、PART1、PART2、PART3、PART4+: GMモード時は設定できません。

パラメーター 設定値

SOURCE(P.113) ソース・パターン 001~ 700(※ 1)、701~ 800 +DEST(P.113) デスティネーション・パターン 701~ 800 +SOURCE PART(P.114) ソース・パート ※ 2 +SOURCE MEAS(P.114) ソース・メジャー ALL

先頭小節:1~ 99最終小節:1~ 99

+++

DEST PART(P.114) デスティネーション・パート ※ 2 +DEST MEAS(P.114) デスティネーション・メジャー 1~ 98、END +

パラメーター 設定値

PATTERN(P.115) パターン 701~ 800 +MEASURE(P.115) メジャー 先頭小節:1~ 98、END

小節数:1~ 99++

パラメーター 設定値

PATTERN(P.116) ソース・パターン 701~ 800 +MEASURE(P.116) メジャー ALL

先頭小節:1~ 99最終小節:1~ 99

+++

パラメーター 設定値

PATTERN(P.117) パターン 701~ 800 +PART(P.117) パート ※ 1 +MEASURE(P.117) メジャー ALL

先頭小節:1~ 99最終小節:1~ 99

+++

195

パラメーター・リスト

TD-8.j.book 196 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

PART(パート)

+: GMモード時は設定できません。

PERC(パーカッション・パート)

※ 1:「プリセット・パーカッション・セット・リスト」(P.184)参照+: GMモード時は設定できません。PERC INST(パーカッション・インスト)

※ 1:「ドラム・インスト・リスト」(P.180)参照+: GMモード時は設定できません。

PART1~ 4(パート 1~ 4)

※ 1: PART1、PART2、PART3、PART4※ 2:「バッキング・インスト・リスト」(P.186)参照+: GMモード時は設定できません。

PATTERN RECORDING(パターン・レコーディング)

※ 1: (8分音符)、 (8分 3連符)、 (16分音符)、 (16 分 3連符)、 (32分音符)、(32分 3連符)、 (64分音符)、OFF

+: GMモード時は設定できません。

REALTIME ERASE(リアルタイム・イレース)

※ 1: KIT、PARC、PART1、PART2、PART3、PART4+: GMモード時は設定できません。

パラメーター 設定値

PART MUTE( P.72、P.106、P.124)

パート・ミュート KIT、PART1~ PART4:OFF、ON

PERC:OFF、DRM=OFF/PC=ON、ON

++

パラメーター 設定値

PERC SET(P.104) パーカッション・セット 1~ 10(※ 1)、11、12 +LEVEL(P.104) レベル 0~ 127 +AMB LEVEL(P.104) アンビエンス・センド・レベル 0~ 127 +COPY(P.104) コピー SOURCE:※ 1、DEST:USER1、USER2 +

パラメーター 設定値

INST(P.105) パーカッション・インスト ※ 1 +LEVEL(P.105) レベル 0~ 127 +AMB(P.105) アンビエンス・レベル 0~ 127 +PAN(P.105) パン L15 ~ CTR~ R15、RND、ALT +PITCH(P.105) ピッチ -480 ~ +480 +DECAY(P.105) ディケイ -31 ~ +31 +

パラメーター 設定値

PART(P.102) パート ※ 1 +INST(P.102) インスト・ナンバー ※ 2 +

インスト・ネーム ※ 2 +LEVEL(P.103) レベル 0~ 127 +AMB LEVEL(P.103) アンビエンス・センド・レベル 0~ 127 +PAN(P.103) パン L15 ~ CTR~ R15 +BEND RANGE(P.103) ベンド・レンジ 0~ +24 +

パラメーター 設定値

QUANTIZE(P.111) クォンタイズ ※ 1 +REC MODE(P.109) レコーディング・モード LOOP ALL、LOOP 1、LOOP 2、REPLACE +HIT PAD START(P.112) ヒット・パッド・スタート OFF、ON +REC REHEASAL(P.110) レコーディング・リハーサル OFF、ON +

パラメーター 設定値

PART(P.110) パート ※ 1 +STATUS(P.110) ステータス ALL、NOTE、BEND、CC +

196

パラメーター・リスト

資料

TD-8.j.book 197 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ソング・パラメーター

※ 1: A ~ Z、0~ 9、!、"、#、$、%、&、'、(、)、[、]、※、+、,、-、.、/、:、;、 、=、 、?、_、+: GMモード時は設定できません。

SONG EDIT(ソング・エディット)

COPY(ソング・コピー)

+: GMモード時は設定できません。

INITIALIZE(イニシャライズ)

+: GMモード時は設定できません。

SONG REC(ソング・レコーディング)

※ 1: プリセット・パターン・リスト参照+: GMモード時は設定できません。

セットアップ・パラメーター

TRIG(トリガー)

※ 1:PD5、PD7、PD9、8 A、8 B、8RA、8RB、10A、10B、12A、12B、P 1、P 2、KD7、K 8、K12、K 1、K 2、KIK、SNR、TOM、FLR

BASIC(ベーシック・トリガー・パラメーター)

※ 1:LINEAR、EXP1、EXP2、LOG1、LOG2、SPLINE、LOUD1、LOUD2

パラメーター 設定値

SONG(P.121) ソング 1~ 50 +NAME(P.127) ソング・ネーム 8文字(※ 1) +TEMPO(P.122) ソング・テンポ 20~ 260 +PLAY TYPE(P.123) プレイ・タイプ LOOP、1SHOT +

パラメーター 設定値

SOURCE(P.126) ソース・ソング 1~ 50 +DEST(P.126) デスティネーション・ソング 1~ 50 +START(P.126) スタート 1~ 98、END +

パラメーター 設定値

SONG(P.126) ソング 1~ 50 +

パラメーター 設定値

PTN(P.124) パターン 1~ 700(※ 1)、701~ 800 +TRANS(P.125) トランスポーズ -24 ~ +24 +

パラメーター 設定値

BANK(P.34、P.128) バンク・ナンバー 1~ 4TRIGGER TYPE(P.34、P.128) トリガー・タイプ ※ 1

パラメーター 設定値

SENSITIVITY(P.46、P.129) センシティビティー 1~ 16THRESHOLD(P.129) スレッショルド 0~ 15CURVE(P.129) カーブ ※ 1RIM SENS(P.130) リム・センシティビティー OFF、1~ 15HEAD TENSION(P.131) ヘッド・テンション・アジャストメント LOOSE、NORMAL、TIGHT

197

パラメーター・リスト

TD-8.j.book 198 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ADVNCD(アドバンスト・トリガー・パラメーター)

※ 1: OFF、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80

MIDI(ミディ)

※ 1: OFF、MOD( 1)、FOOT( 4)、GEN1(16)、GEN2(17)※ 2: OFF、MOD( 1)、GEN1(16)、GEN2(17)※ 3: ALL、SETUP、DRUM KIT(ALL、1~ 64)、USER PERC SET(ALL、USER1、USER2)、USR PTNS&SONGS+: GMモード時は設定できません。

PREVIEW(プレビュー)

その他

※ 1: MAS、M_L、M_R、DIR、D_L、D_R、M&D

※ 2: KIT SELECT、SEQ SELECT、PLAY SELECT、ASSIGNABLE(KIT# DEC、KIT# INC、SEQ# DEC、SEQ# INC、SEQ TOP、PLAY/STOP、SEQ BWD、SEQ FWD)

※ 3: OFF、KIT SELECT、SEQ SELECT、ASSIGNABLE(OFF、KIT# DEC、KIT# INC、SEQ# DEC、SEQ# INC)

※ 4: ALL、THIS DRUM KIT、ALL DRUM KITS、ALL PERC SETS、ALL PATTERNS、ALL SONGS

パラメーター 設定値

SCAN TIME(P.131) スキャン・タイム 0~ 4.0(0.1ms刻み)RETRIGCANCL(P.132) リトリガー・キャンセル 1~ 16MASK TIME(P.132) マスク・タイム 0~ 64(1ms 刻み)CROSSTALK(P.133) クロストーク・キャンセル ※ 1CROSS STICK(P.133) クロス・スティック・センシティビティー 1~ 16

パラメーター 設定値

TX/RX CHANNEL(P.154) TX/RX チャンネル CH1~ CH16、OFF +NOTE CHASE(P.136) ノート・チェース OFF、ON +LOCAL CONTROL(P.155) ローカル・コントロール OFF、ON +SYNC MODE(P.162) シンク・モード INT、EXT、REMOTE +CH10 PRIORITY(P.154) チャンネル 10・プライオリティ KIT、PERC +PEDAL DATA THIN(P.156) ペダル・データ・シン OFF、1、2 +PEDAL CC(P.161) ペダルCC ※ 1 +ZONE CC(P.162) ゾーンCC ※ 2 +GM MODE(P.159) GM モード OFF、ONRX GM ON(P.160) RX GM オン OFF、ONSOFT THRU(P.153) ソフト・スルー OFF、ONDEVICE ID(P.150) デバイス ID 1~ 32KIT PROG(P.157) ドラム・キット・プログラム・チェンジ 1~ 128 +TX(P.155) ドラム・キット・TXスイッチ OFF、ON +RX(P.155) ドラム・キット・RXスイッチ OFF、ON +PERC PROG(P.158) パーカッション・セット・プログラム・チェンジ 1~ 128 +BULK(P.149) バルク・ダンプ ※ 3

パラメーター 設定値

VELOCITY 1(P.148) ベロシティー 1 0~ 127VELOCITY 2(P.148) ベロシティー 2 0~ 127VELOCITY 3(P.148) ベロシティー 3 0~ 127

パラメーター 設定値

OUTPUT ASSIGN(P.137) アウトプット・アサイン ※ 1FOOT(P.144) フット・スイッチ ※ 2PAD(P.142) パッド・スイッチ ※ 3LCD CONTRAST(P.135) LCD コントラスト 1~ 16MASTER TUNE(P.135) マスター・チューン 415.3 ~ 466.2FACTORY RESET(P.172) ファクトリー・リセット ※ 4

198

パラメーター・リスト

資料

TD-8.j.book 199 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

クリック・パラメーター

※ 1: VOICE、CLICK、BEEP、METRONOME、CLAVES、WOOD BLOCK、STICKS、CROSS STICK、TRIANGLE、COWBELL、CONGA、TALKING DRUM、MARACAS、CABASA、CUICA、AGOGO、TAMBOURINE、SNAPS、909 SNARE、808 COWBELL

+: GMモード時は設定できません。

COUNT IN(カウント・イン)

+: GMモード時は設定できません。

テンポ・パラメーター

+: GMモード時は設定できません。

GMモード

GMモード時は、P.192 ~P.199 のパラメーターのうち、「+」が記載されているものは、設定できません。

パラメーター 設定値

TIME SIGNATURE(P.94) タイム・シグネチャー 分子:0~ 13、分母:2、4、8、16 +INTERVAL(P.95) インターバル 1/2、3/8、1/4、1/8、1/12、1/16 +INST(P.95) クリック・インスト ※ 1 +PAN(P.95) パン L15 ~ CTR~ R15 +OUTPUT(P.48、P.95) アウトプット BOTH、PHONES +

パラメーター 設定値

PLAY(P.112) プレイ・カウント・イン OFF、1MEAS、2 MEAS +REC(P.112) レック・カウント・イン OFF、1MEAS、2 MEAS +

パラメーター 設定値

TEMPO(P.94、P.100、P.122) テンポ 20~ 260 +

パラメーター 設定値

PART RX SW(P.161) パート RX スイッチ OFF、ON

199

2

TD-8.j.book 200 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

MIDI インプリメンテーション

Model TD-8Version 1.00July. 28 1999

ノーマル・モード1. 受信データ

■チャンネル・ボイス・メッセージ

※ 以下のチャンネル・ボイス・メッセージは、[SETUP]-[MIDI] の TX/RX CHANNEL で設定されたチャンネルで受信可能です。

●ノート・オフステータス 第2 バイト 第 3バイト8nH kkH vvH9nH kkH 00H

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= ノート・オフ・ベロシティー: 00H - 7FH(0 - 127)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ ノート・オフ・メッセージのベロシティーの値は無視します。※ レコーディング時、シーケンサーのデータ本体に記憶します。

●ノート・オンステータス 第2 バイト 第 3バイト9nH kkH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= ノート・オン・ベロシティー: 01H - 7FH(1 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルでは、ドラム・キットで設定されているノート・ナンバーのみ受信します。

※ パーカッション・パートにアサインされているチャンネルでは、パーカッション・セットで設定されているノート・ナンバーのみ受信します。

※ レコーディング時、シーケンサーのデータ本体に記憶します。

●ポリフォニック・キー・プレッシャーステータス 第2 バイト 第 3バイトAnH kkH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= バリュー: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルで、ドラム・キットで設定されているノート・ナンバーのみ受信します。

※ バリューが 40H(64)以上の場合、受信したノート・ナンバーによって発音する音のディケイを短くします。

※ シーケンサーには記憶しません。

●コントロール・チェンジ

○ バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 00H mmHBnH 20H llH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm=バンク・ナンバー MSB: 00H - 7FH(bank.1 - bank.128)ll=バンク・ナンバー LSB: 00H として処理します

※ [SETUP]-[MIDI]-[PROG]のPROGRAM CHANGE RX SWがOFFのときは無視します。(初期設定値はON)

※ プログラム・チェンジを受信するまでバンク・セレクトの処理は保留されます。※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ シーケンサーには記憶しません。

○ モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 01H vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= モジュレーション・デプス: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE 2]の PEDAL CCあるいは ZONE CC がMODに設

定されている場合、その設定されたパラメータに対して効果が得られます。※ レコーディング時、PEDAL CC 情報あるいはZONE CC情報としてシーケンサーのデー

タ本体に記憶します。

○ フット・コントロール(コントローラー・ナンバー 4)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 04H vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127) ※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE 2]の PEDAL CC がFOOT に設定されている場合、

効果が得られます。※ レコーディング時、PEDAL CC情報としてシーケンサーのデータ本体に記憶します。

○ データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 06H mmH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm,=RPN で指定されたパラメーターに対する値

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ シーケンサーには記憶しません。

TD-8 のノーマル・モードで受信する RPNのパラメーターの値は次のとおりです。

RPN Data entryMSB LSB MSB LSB 解説00H 00H mmH --- ピッチ・ベンド・センシティビティー

mm:00H - 18H(0 - 24半音)LSB:無視します(00Hとして処理します)半音ステップで2オクターブまで指定可能です。

7FH 7FH --- --- RPNヌルRPNが指定されていない状態にします。RPNヌルに設定後受信したデータ・エントリーは無視します。(RPNヌルの設定にはデータ・エントリーの送信は不要です。)既に設定済みの設定値は変化しません。データ・エントリーの MSB、LSBl:無視します。

○ ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 07H vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= ボリューム: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ボリューム・メッセージは、各パートの音量バランスを設定するのに使います。※ パーカッション・パート、バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受

信します。※ シーケンサーには記憶しません。

○ パンポット(コントローラー・ナンバー 10)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 0AH vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= パンポット: 00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ シーケンサーには記憶しません。

00

MIDI インプリメンテーション

資料

TD-8.j.book 201 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

○ 汎用操作子1(コントローラー・ナンバー 16)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 10H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE2] のPEDAL CCあるいはZONE CCがGEN1に設

定されている場合、その設定されたパラメータに対して効果が得られます。※ レコーディング時、PEDAL CC 情報あるいはZONE CC情報としてシーケンサーのデー

タ本体に記憶します。

○ 汎用操作子2(コントローラー・ナンバー 17)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 11H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE2]の PEDAL CCあるいはZONE CC がGEN2に設

定されている場合、その設定されたパラメータに対して効果が得られます。※ レコーディング時、PEDAL CC 情報あるいはZONE CC情報としてシーケンサーのデー

タ本体に記憶します。

○ ホールド1(コントローラー・ナンバー 64)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 40H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127) 0-63=OFF, 64-127=ON

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ レコーディング時、シーケンサーのデータ本体に記憶します。

○ エフェクト1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 91)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 5BH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv =リバーブ・センド・レベル: 00H - 7FH(0-127)

※ パーカッション・パート、バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。

※ シーケンサーには記憶しません。

○ RPNMSB/LSB(コントローラー・ナンバー 101, 100)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 65H mmHBnH 64H llH

n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm = RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)ll= RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ RPNで指定された値は、プログラム・チェンジやリセット・オール・コントローラーな

どを受信してもリセットされません。※ シーケンサーには記憶しません。

**RPN**コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわちMIDI 規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。実際の使用にあたっては、まずRPN(コントローラー・ナンバー 100および 101、順番はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・エントリー(コントローラー・ナンバー6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。一旦RPNのパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータ・エントリーは全てそのパラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作を防止するために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPN ヌルを設定することをお勧めします。「■実際の MIDI メッセージの例」<例4>(P.212)を参照してください。

TD-8 のノーマル・モードでは、以下に示す RPN を受信します。各パラメーターの値については、データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6)の項を参照して下さい。

RPNMSB LSB パラメーター00H 00H ピッチ・ベンド・センシティビティー7FH 7FH RPNヌル

● プログラム・チェンジステータス 第2 バイトCnH ppH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)pp= プログラム・ナンバー: 00H - 7FH(prog.1 - prog.128)

※ [SETUP]-[MIDI]-[PROG]のPROGRAM CHANGE RX SWがOFFのときは無視します。(初期設定値はON)

※ プログラム・チェンジ受信後の新たなノート・オンから音色が変わります。プログラム・チェンジ受信前からすでに発音中のボイスは影響を受けません。

※ シーケンサーには記憶しません。

● ピッチ・ベンド・チェンジステータス 第2 バイト 第3バイトEnH llH mmH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm,ll= ピッチ・ベンド値: 00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ受信します。※ レコーディング時には、シーケンサーのデータ本体に記憶します。

■チャンネル・モード・メッセージ

● オール・サウンド・オフ(コントローラー・ナンバー120)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 78H 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・サウンド・オフを受信すると、該当チャンネルの発音中の音を全て消音します。ただし、チャンネル・メッセージの状態は変化しません。

※ レコーディング時には、シーケンサーのデータ本体に記憶します。

● リセット・オール・コントローラー(コントローラー・ナンバー121)

ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 79H 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ リセット・オール・コントローラーを受信すると、以下のコントローラーがリセット値に設定されます。

※ レコーディング時には、リセット値をもつコントロール・メッセージを生成し、記録します。

コントローラー リセット値ピッチ・ベンド・チェンジ ±0(中点)ポリフォニック・キー・プレッシャー 0(オフ)モジュレーション 0(オフ)(PEDAL CC あるいはZONE CCに指

定されていた場合)フット・コントロール 0(オフ)(PEDAL CC 指定されていた場合)汎用操作子 1 0(オフ)(PEDAL CC あるいはZONE CC指定

されていた場合)汎用操作子 2 0(オフ)(PEDAL CC あるいはZONE CC指定

されていた場合)ホールド 1 0(オフ)RPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しません

● オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー123)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 7BH 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオンになっているノートをすべてオフします。ただし、ホールド1 がオンの場合は、それらがオフになるまで発音は終了しません。

※ レコーディング時には、ノート・メッセージに対してノート・オフを生成し、記録します。

201

MIDI インプリメンテーション

TD-8.j.book 202 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

●OMNI OFF(コントローラー・ナンバー 124)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7CH 00H

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。

●OMNI ON(コントローラー・ナンバー 125)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7DH 00H

n=MIDIチャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。

●MONO(コントローラー・ナンバー 126)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7EH mmH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm=モノ数: 00H - 10H(0 - 16)

※ オール・サウンド・オフおよびオール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。

●POLY(コントローラー・ナンバー 127)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7FH 00H

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・サウンド・オフおよびオール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。

■システム・リアルタイム・メッセージ

※ 以下のメッセージは、シーケンサーには記憶しません。

●タイミング・クロックステータスF8H

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE1] のSYNC MODE がEXT のときのみ認識します。

●スタートステータスFAH

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE1]の SYNCMODEが EXT, REMOTEのときのみ認識します。

●コンティニューステータスFBH

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE1]の SYNCMODEが EXT, REMOTEのときのみ認識します。

●ストップステータスFCH

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE1]の SYNCMODEが EXT, REMOTEのときのみ認識します。

●アクティブ・センシングステータスFEH

※ アクティブ・センシングを受信すると、それ以降のすべてのメッセージ間隔を監視する状態になります。監視している状態では、メッセージ間隔が約420ms を超えると、オール・サウンド・オフ/ オール・ノート・オフ / リセット・オール・コントローラーを受信したときと同じ処理をして、メッセージ間隔を監視しない状態に戻ります。

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ

※ システム・エクスクルーシブ・メッセージは、シーケンサーには記憶しません。

ステータス データ・バイト ステータスF0H iiH, ddH, ......, eeH F7H

F0H: システム・エクスクルーシブ・メッセージのステータスii = IDナンバー: どのメーカーのエクスクルーシブ・メッセージであるかの識別をする

ためのID ナンバー(マニファクチャラーID)です。ローランドのマニファクチャラーID は41H です。7EHと 7FHの ID ナンバーは、ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ(7EH)、ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ(7FH)としてMIDI 規格の拡張として使用されます。

dd,..., ee = データ: 00H - 7FH(0 - 127)F7H: EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

TD-8 がノーマル・モードで受信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、データ要求(RQ1)、データ・セット(DT1)があります。

● モード設定に関するシステム・エクスクルーシブ・メッセージ

○ GMシステム・オン「GM システム・オン」は、機器の内部設定を GMの初期状態(General MIDI System - Level1)にリセットするコマンド・メッセージです。GM システム・オンを受信した MIDI 機器は、GM スコアを正しく演奏できる状態に自動的になります。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 01H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(General MIDI Message)01H サブID#2(General MIDI On)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE 3]のRX GM ONが OFFのときは無視します。(初期設定値はON)

※ GMシステム・オンとその次のメッセージの間には、50ms 以上の間隔を空けてください。

● ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○ アイデンティティ・リクエストステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 06H, 01H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー (ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:00H - 1FH(1 - 32),7FH 初期設定値は 10H(17))06H, 01H アイデンティティ・リクエストF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ デバイスIDは、7F(Broadcast)にも対応しています。※ アイデンティティ・リクエストを受信した場合、本機は所定のアイデンティティ・リプ

ライを送信します(P.205)。

● データ転送本機は、エクスクルーシブ・メッセージを使用して、機器内部のさまざまな設定や機器間のデータ転送を行なうことができます。TD-8 のデータ転送に使用するエクスクルーシブ・メッセージのモデルID は00H 20H、デバイス IDは10H です。(本機ではデバイスID を変更設定することができます。)

○ データ要求1 RQ1(11H)相手の機器に対して「データを送れ」という要求をするメッセージです。アドレスとサイズで要求するデータの種類や量を指示します。データ要求メッセージを受信した場合、その機器がデータを送ることのできる状態にあり、アドレスとサイズが適当なものであれば、要求されたデータを「データ・セット1(DT1)」メッセージで送信します。そうでない場合は何も送信をしません。

202

MIDI インプリメンテーション

資料

TD-8.j.book 203 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 00H, 20H, 11H, aaH, bbH, F7H

ccH, ddH, ssH, ttH, uuH, vvH, sum

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:00H - 1FH(1 - 32)初期設定値は10H(17))00H 20H モデルID(TD-8)11H コマンドID(RQ1)aaH アドレス上位バイト(MSB):要求するデータの先頭アドレスの上位

バイトbbH アドレス第2 バイト:要求するデータの先頭アドレスの第2バイトccH アドレス第3 バイト:要求するデータの先頭アドレスの第3バイトddH アドレス下位バイト(LSB):要求するデータの先頭アドレスの下位バ

イトssH サイズ上位バイト(MSB)ttH サイズ第2 バイトuuH サイズ第3 バイトvvH サイズ下位バイト(LSB)sum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

データの種類により一度に転送するデータの量は決まっており、決められた先頭アドレスとサイズでデータ要求をする必要があります。「■パラメーター・ダンプ要求」(P.211)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。チェックサムについては P.212を参照してください。

○ データ・セット DT1(12H)実際のデータの転送を行なうメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用します。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 00H, 20H, 12H, aaH, bbH, F7H

ccH, ddH, eeH,... ffH, sum

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:00H - 1FH(1 - 32)初期設定値は10H(17))00H 20H モデルID(TD-8)12H コマンドID(DT1)aaH アドレス上位バイト(MSB):送信するデータの先頭アドレスの上位

バイトbbH アドレス第2 バイト:送信するデータの先頭アドレスの第2バイトccH アドレス第3 バイト:送信するデータの先頭アドレスの第3バイトddH アドレス下位バイト(LSB):送信するデータの先頭アドレスの下位バ

イトeeH データ:送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順に

送信します: :ffH データsum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まっており、決められた先頭アドレスとサイズのデータ以外は受信しません。「■パラメーター・ダンプ要求」(P.211)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。

※「データ・セット 1」を続けて送る場合、パケット間は 40ms 以上の時間間隔をあけてください。

※ チェックサムについてはP.212を参照してください。

2. 送信データ

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE3] のSOFT THRU がONのときは、以下のメッセージ以外にも、受信したメッセージを送信します。

■チャンネル・ボイス・メッセージ

※ 以下のチャンネル・ボイス・メッセージは、[SETUP]-[MIDI] の TX/RX CHANNEL で設定されたチャンネルで送信します。

● ノート・オフステータス 第2 バイト 第3バイト8nH kkH vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= ノート・オフ・ベロシティ: 40H(64)固定

● ノート・オンステータス 第2 バイト 第3バイト9nH kkH vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= ノート・オン・ベロシティー: 01H - 7FH(1 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルでは、ドラム・キットで設定されているノート・ナンバーで送信します。

※ パーカッション・パートにアサインされているチャンネルでは、パーカッション・セットで設定されているノート・ナンバーで送信します。

● ポリフォニック・キー・プレッシャーステータス 第2 バイト 第3バイトAnH kkH vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= バリュー: 00H, 7FH(0, 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルで、パッドのリムを押さえた時は 7FHを、リムを放した時は 00H を、ヘッドとリムに設定されたノート・ナンバーで送信します。

● コントロール・チェンジ

○ バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 00H mmHBnH 20H llH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm=バンク・ナンバー MSB: 00H - 7FH(bank.1 - bank.128)ll=バンク・ナンバー LSB: 00H 固定

※ [SETUP]-[MIDI]-[PROG] のPROGRAM CHANGE TX SW がOFF のときは送信しません。(初期設定値はON)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ パターン、ソング選択時に、各パートのインストに対応したバンク・セレクトを送信し

ます。また、各パートのインスト選択時にインストに対応したバンク・セレクトを送信します。

○ モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 01H vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= モジュレーション・デプス: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE 2]の PEDAL CCあるいは ZONE CC がMODに設

定されている場合に送信します。

203

MIDI インプリメンテーション

TD-8.j.book 204 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

○ フット・コントロール(コントローラー・ナンバー 4)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 04H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127) ※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE2]の PEDAL CCがFOOTに設定されている場合に

送信します。

○ データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 06H mmH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm=RPNで指定されたパラメーターに対する値

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ パターン、ソング選択時、[PATTERN]-[PART]-[SETUP]-[PAGE 2] の BEND RANGE

の値を変更した時にシーケンサーのピッチ・ベンド・センシティビティーの値を送信します。

TD-8 のノーマル・モードで送信するRPN のパラメーターの値は次のとおりです。

RPN Data entryMSB LSB MSB LSB 解説00H 00H mmH --- ピッチ・ベンド・センシティビティー

mm:00H - 18H(0 - 24半音)7FH 7FH --- --- RPN ヌル

RPN が指定されていない状態にします。

○ ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 07H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= ボリューム: 00H - 7FH(0 - 127)

※ パーカッション・パート、バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。

※ パターン、ソング選択時に、シーケンサーのパターンの各パートのレベルの値を送信します。

○ パンポット(コントローラー・ナンバー 10)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 0AH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= パンポット: 00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ パターン、ソング選択時に、シーケンサーのパターンの各パートのパンポットの値を送

信します。

○ 汎用操作子1(コントローラー・ナンバー 16)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 10H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE2] のPEDAL CCあるいはZONE CCがGEN1に設

定されている場合に送信します。

○ 汎用操作子2(コントローラー・ナンバー 17)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 11H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ドラム・キット・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE2] のPEDAL CCあるいはZONE CCがGEN2に設

定されている場合に送信します。

○ ホールド1(コントローラー・ナンバー 64)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 40H vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127) 0-63=OFF, 64-127=ON

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ シーケンサーのデータ本体に記憶されていれば、演奏時に送信します。

○ エフェクト1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 91)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 5BH vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv =リバーブ・センド・レベル: 00H - 7FH(0 - 127)

※ パーカッション・パート、バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。

※ パターン、ソング選択時に、シーケンサーのパターンの各パートのリバーブ・センド・レベルの値を送信します。

○ RPNMSB/LSB(コントローラー・ナンバー 101, 100)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 65H mmHBnH 64H llH

n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm = RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)ll= RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ パターン、ソング選択時に、シーケンサーのピッチ・ベンド・センシティビティーの値

を送信します。※ RPNについてはP.201 を参照してください。

TD-8 のノーマル・モードで送信する RPN のパラメーターの値は次のとおりです。各パラメーターの値については、データ・エントリー(コントローラー・ナンバー6)の項を参照して下さい。

RPNMSB LSB パラメーター00H 00H ピッチ・ベンド・センシティビティー7FH 7FH RPNヌル

● プログラム・チェンジステータス 第2 バイトCnH ppH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)pp= プログラム・ナンバー: 00H - 7FH(prog.1 - prog.128)

※ [SETUP]-[MIDI]-[PROG] のPROGRAM CHANGE TX SW がOFF のときは送信しません。(初期設定値はON)

※ ドラム・キット選択時にドラム・キットのプログラム・ナンバーを送信します。※ パターン、ソング選択時に各パートのインストに対応したプログラム・ナンバーを送信

します。また、各パートのインスト選択時にインストに対応したプログラム・ナンバーを送信します。

● ピッチ・ベンド・チェンジステータス 第2 バイト 第3バイトEnH llH mmH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm,ll= ピッチ・ベンド値: 00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)

※ バッキング・パートにアサインされているチャンネルのみ送信します。※ シーケンサーのデータ本体に記録されていれば、演奏時に送信されます。

■システム・リアルタイム・メッセージ

● タイミング・クロックステータスF8H

● スタートステータスFAH

204

MIDI インプリメンテーション

資料

TD-8.j.book 205 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

●コンティニューステータスFBH

●ストップステータスFCH

●アクティブ・センシングステータスFEH

※ 約250ms 間隔で常時送信します。

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ※ システム・エクスクルーシブ・メッセージについてはP.202を参照してください。

TD-8 が送信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージは、アイデンティティ・リプライとデータ・セット(DT1)のみです。適正な「アイデンティティ・リクエスト」、「データ要求 1(RQ1)」メッセージを受信したときに機器内部の要求されたデータを送信します。

●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○ アイデンティティ・リプライステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 06H, 02H, 41H, 20H, 01H, F7H

00H, 00H, 00H, 02H, 00H, 00H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:00H - 1FH(1 - 32)初期設定値は10H(17))06H 02H アイデンティティ・リプライ41H IDナンバー(Roland)20H 01H デバイス・ファミリー・コード00H 00H デバイス・ファミリー・ナンバー・コード00H 02H 00H 00H ソフトウェア・リビジョン・レベルF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ アイデンティティ・リクエスト(P.202)を受信した場合、上記のアイデンティティ・リプライを送信します。

●データ転送○ データ・セット1 DT1(12H)ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 00H, 20H, 12H, aaH, bbH, F7H

ccH, ddH, eeH,... ffH, sum

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:00H - 1FH(1 - 32)初期設定値は10H(17))00H 20H モデルID(TD-8)12H コマンドID(DT1)aaH アドレス上位バイト: 送信するデータの先頭アドレスの上位バイトbbH アドレス第2 バイト: 送信するデータの先頭アドレスの第2 バイトccH アドレス第3 バイト: 送信するデータの先頭アドレスの第3 バイトddH アドレス下位バイト: 送信するデータの先頭アドレスの下位バイトeeH データ:送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順に

送信します: :ffH データsum チェックサムF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ データの種類により、一度に転送するデータの量が決まっており、定められた先頭アドレスとサイズでデータ送信をします。「パラメーター・アドレス・マップ」(P.208)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。

※ サイズの大きなデータは128 バイト以下のパケットに区切り、約 40msの時間間隔をあけて送信します。

※ チェックサムについてはP.212を参照してください。

GMモード1. 受信データ

■チャンネル・ボイス・メッセージ

※ 以下のチャンネル・ボイス・メッセージは、[SHIFT]+[MIXER]の PARTRX SWが ONのチャンネルで受信可能です。

● ノート・オフステータス 第2 バイト 第3バイト8nH kkH vvH9nH kkH 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= ノート・オフ・ベロシティー: 00H - 7FH(0 - 127)

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。※ ノート・オフ・メッセージのベロシティーの値は無視します。

● ノート・オンステータス 第2 バイト 第3バイト9nH kkH vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)kk= ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)vv= ノート・オン・ベロシティー: 01H - 7FH (1 - 127)

● コントロール・チェンジ

○ モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 01H vvH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= モジュレーション・デプス: 00H - 7FH(0 - 127)

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

○ データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 06H mmHBnH 26H llH

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm, ll=RPNで指定されたパラメーターに対する値mm=上位バイト(MSB)、ll= 下位バイト(LSB)

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

TD-8 の GMモードで受信するRPN のパラメーターの値は次のとおりです。

RPN Data entryMSB LSB MSB LSB 解説00H 00H mmH --- ピッチ・ベンド・センシティビティー

mm:00H - 18H(0 - 24半音)ll:無視します(00Hとして処理します)半音ステップで2オクターブまで指定可能です。

00H 01H mmH llH チャンネル・ファイン・チューニングmm、ll:00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-100- 0 -+99.99セント)「●チューニングについて」(P.212)を参照してください。

00H 02H mmH --- チャンネル・コース・チューニングmm:28H-40H-58H(-24 - 0 - +24 半音)ll:無視します(00Hとして処理します)

7FH 7FH --- --- RPNヌルRPNが指定されていない状態にします。RPNヌルに設定後受信したデータ・エントリーは無視します。(RPNヌルの設定にはデータ・エントリーの送信は不要です。)既に設定済みの設定値は変化しません。mm、ll:無視します。

205

MIDI インプリメンテーション

TD-8.j.book 206 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

○ ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 07H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= ボリューム: 00H - 7FH(0 - 127)

※ ボリューム・メッセージは、各パートの音量バランスを設定するのに使います。

○ パンポット(コントローラー・ナンバー 10)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 0AH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= パンポット: 00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

○ エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 0BH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= エクスプレッション: 00H - 7FH(0 - 127)

※ エクスプレッション・メッセージは、各パートの音量を調節するのに使います。ボリューム・メッセージとは独立して使用できます。クレッシェンド、デクレッシェンドなど、演奏中の抑揚表現に使用します。

○ ホールド1(コントローラー・ナンバー 64)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 40H vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv= コントロール値: 00H - 7FH(0 - 127) 0-63=OFF, 64-127=ON

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

○ エフェクト1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 91)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 5BH vvH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv =リバーブ・センド・レベル: 00H - 7FH(0-127)

○ RPNMSB/LSB(コントローラー・ナンバー 101, 100)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 65H mmHBnH 64H llH

n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)mm = RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)ll= RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。※ RPNで指定された値は、プログラム・チェンジやリセット・オール・コントローラーな

どを受信してもリセットされません。※ RPNについてはP.201 を参照してください。

TD-8 のGMモードでは、以下に示すRPN を受信します。各パラメーターの値については、データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)の項を参照して下さい。

RPNMSB LSB パラメーター00H 00H ピッチ・ベンド・センシティビティー00H 01H チャンネル・ファイン・チューニング00H 02H チャンネル・コース・チューニング7FH 7FH RPNヌル

●プログラム・チェンジステータス 第2 バイトCnH ppH

n=MIDIチャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)pp=プログラム・ナンバー: 00H - 7FH(prog.1 - prog.128)

※ プログラム・チェンジ受信後の新たなノート・オンから音色が変わります。プログラム・チェンジ受信前からすでに発音中のボイスは影響を受けません。

● チャンネル・プレッシャーステータス 第2 バイトDnH vvH

n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)vv =チャンネル・プレッシャー: 00H - 7FH(0 - 127)

※ チャンネル・プレッシャーを受信すると、グローバル・パラメーター・コントロールのチャンネル・プレッシャー(P.207)で設定した効果がかかります。

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

● ピッチ・ベンド・チェンジステータス 第2 バイト 第3バイトEnH llH mmH

n=MIDI チャンネル・ナンバー :0H - FH(ch.1 - ch.16)mm,ll= ピッチ・ベンド値 :00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)

※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

■チャンネル・モード・メッセージ

● オール・サウンド・オフ(コントローラー・ナンバー 120)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 78H 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・サウンド・オフを受信すると、該当チャンネルの発音中の音を全て消音します。ただし、チャンネル・メッセージの状態は変化しません。

● リセット・オール・コントローラー(コントローラー・ナンバー 121)

ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 79H 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ このメッセージを受信すると、以下のコントローラーがリセット値に設定されます。

コントローラー リセット値ピッチ・ベンド・チェンジ ± 0(中点)チャンネル・プレッシャー 0(オフ)モジュレーション 0(オフ)エクスプレッション 127(最大)ホールド 1 0(オフ)RPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しません

● オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー123)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 7BH 00H

n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオンになっているノートをすべてオフします。ただし、ホールド1 がオンの場合は、それらがオフになるまで発音は終了しません。

■システム・リアルタイム・メッセージ

● アクティブ・センシングステータスFEH

※ アクティブ・センシングを受信すると、それ以降のすべてのメッセージ間隔を監視する状態になります。監視している状態では、メッセージ間隔が約420ms を超えると、オール・サウンド・オフ/ オール・ノート・オフ / リセット・オール・コントローラーを受信したときと同じ処理をして、メッセージ間隔を監視しない状態に戻ります。

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ※ システム・エクスクルーシブ・メッセージについてはP.202 を参照してください。

TD-8 が GMモードで受信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、ユニバーサル・リアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、データ要求(RQ1)、データ・セット(DT1)があります。

206

MIDI インプリメンテーション

資料

TD-8.j.book 207 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

●モード設定に関するシステム・エクスクルーシブ・メッセージ

○ GMシステム・オン「GM システム・オン」は、機器の内部設定をGM の初期状態(General MIDI System - Level1)にリセットするコマンド・メッセージです。GM システム・オンを受信した MIDI 機器は、GM スコアを正しく演奏できる状態に自動的になります。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 01H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(General MIDI Message)01H サブID#2(General MIDI On)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE3] のRX GM ONが OFFのときは無視します。(初期設定値はON)

※ GMシステム・オンとその次のメッセージの間には、50ms 以上の間隔を空けてください。

○ GMシステム・オフ「GM システム・オフ」を受信すると、本機はノーマル・モードになります。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 02H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(General MIDI Message)02H サブID#2(General MIDI Off)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE3] のRX GM ONが OFFのときは無視します。(初期設定値はON)

※ GMシステム・オフとその次のメッセージの間には、50ms 以上の間隔を空けてください。

●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○ アイデンティティ・リクエスト※ アイデンティティ・リクエストについてはP.202を参照してください。

●グローバル・パラメーター・コントロール○ チャンネル・プレッシャー

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, dev, 09H, 01H, 0nH, ppH, rrH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー (ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:00H - 1FH(1 - 32),7FH 初期設定値は 10H(17))09H サブID#1 (Controller Destination Setting)01H サブID#2 (Channel Pressure)0nH MIDI チャンネル (00H - 0FH)ppH パラメーターrrH レンジF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

pp=0 Pitch Controlrr=28H-58H -24 - +24半音pp=1 Filter Cutoff Controlrr=00H-7FH -9600 - +9450セントpp=2 Amplitude Controlrr=00H-7FH 0 - 200%pp=3 LFO Pitch Depthrr=00H-7FH 0 - 600セントpp=4 LFO Filter Depthrr=00H-7FH 0 - 2400セントpp=5 LFO Amplitude Depthrr=00H-7FH 0 - 100%

※ デバイスIDは、7F(Broadcast)にも対応しています。※ リズム・パート(ch.10)では無視します。

● データ転送○ データ要求1 RQ1(11H)※ RQ1についてはP.202 を参照してください。

○ データ・セット1 DT1(12H)※ DT1については P.203を参照してください。

2. 送信データ

※ [SETUP]-[MIDI]-[GLOBAL]-[PAGE3] のSOFT THRU がONのときは、以下のメッセージ以外にも、受信したメッセージを送信します。

■システム・リアルタイム・メッセージ

● アクティブ・センシングステータスFEH

※ 約250ms 間隔で常時送信します。

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ

● ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○ アイデンティティ・リプライ※ アイデンティティ・リプライについてはP.205 を参照してください。

● データ転送○ データ・セット1 DT1(12H)※ DT1については P.205を参照してください。

207

MIDI インプリメンテーション

TD-8.j.book 208 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パラメーター・アドレス・マップ(Model ID = 00H 20H)

このマップは、エクスクルーシブ・メッセージの「データ・セット1」によりデータ転送を行なう際の、アドレス、サイズ、データの設定できる範囲、パラメーター(データの種類)、説明を記述したものです。アドレス、サイズ、データの記述は全て 16進表示、説明の欄は10進表記です。

「#」の付いているアドレスは先頭アドレスとして使用できません。

■Parameter Address BlockTD-8 (Model ID = 00H 20H) +-----------------------------------------------------------------------+| Start | || address | Description ||-------------+---------------------------------------------------------|| 00 00 00 00 | SETUP (Individual) *1-1||-------------+---------------------------------------------------------|| 01 00 00 00 | DRUM KIT 1 (Individual) *1-2|| : | : || 01 3F 00 00 | DRUM KIT 64 (Individual) *1-2||-------------+---------------------------------------------------------|| 04 00 00 00 | USER PERCUSSION SET 1 (Individual) *1-3|| 04 01 00 00 | USER PERCUSSION SET 2 (Individual) *1-3||-------------+---------------------------------------------------------|| 10 00 00 00 | USER PATTERN & SONG (Bulk) *1-4||-------------+---------------------------------------------------------|| 40 00 00 00 | SETUP (Bulk) *1-1||-------------+---------------------------------------------------------|| 41 00 00 00 | DRUM KIT 1 (Bulk) *1-2|| : | : || 41 3F 00 00 | DRUM KIT 64 (Bulk) *1-2||-------------+---------------------------------------------------------|| 44 00 00 00 | USER PERCUSSION SET 1 (Bulk) *1-3|| 44 01 00 00 | USER PERCUSSION SET 2 (Bulk) *1-3|+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1 SETUP +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | || address | Description ||-------------+---------------------------------------------------------|| 00 00 00 | TRIGGER BANK 1 *1-1-1|| 01 00 00 | TRIGGER BANK 2 *1-1-1|| 02 00 00 | TRIGGER BANK 3 *1-1-1|| 03 00 00 | TRIGGER BANK 4 *1-1-1||-------------+---------------------------------------------------------|| 04 00 00 | TRIGGER BANK NUMBER *1-1-2||-------------+---------------------------------------------------------|| 05 00 00 | HEAD TENSION ADJ *1-1-3||-------------+---------------------------------------------------------|| 06 00 00 | MIDI *1-1-4||-------------+---------------------------------------------------------|| 07 00 00 | PROGRAM CHANGE MAP *1-1-5||-------------+---------------------------------------------------------|| 08 00 00 | OUTPUT ASSIGN *1-1-6||-------------+---------------------------------------------------------|| 09 00 00 | CONTROL *1-1-7||-------------+---------------------------------------------------------|| 0A 00 00 | MASTER TUNE *1-1-8||-------------+---------------------------------------------------------|| 0B 00 00 | DRUM KIT CHAIN 1 *1-1-9|| : | : || 0B 0F 00 | DRUM KIT CHAIN 16 *1-1-9|+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-1 TRIGGER BANK +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | || address | Description ||-------------+---------------------------------------------------------|| 00 00 | Pad parameters (1/KICK1) *1-1-1-1|| 01 00 | Pad parameters (2/KICK2) *1-1-1-1|| 02 00 | Pad parameters (3/SNARE) *1-1-1-1|| 03 00 | Pad parameters (4/TOM1) *1-1-1-1|| 04 00 | Pad parameters (5/TOM2) *1-1-1-1|| 05 00 | Pad parameters (6/TOM3) *1-1-1-1|| 06 00 | Pad parameters (7/HI-HAT) *1-1-1-1|| 07 00 | Pad parameters (8/CRASH1) *1-1-1-1|| 08 00 | Pad parameters (9/CRASH2) *1-1-1-1|| 09 00 | Pad parameters (10/RIDE) *1-1-1-1|| 0A 00 | Pad parameters (11/AUX1) *1-1-1-1|| 0B 00 | Pad parameters (12/AUX2) *1-1-1-1|+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-1-1 TRIGGER BANK (Pad parameters) +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 | 000a aaaa | PAD TYPE 0 - 21 || | | (PD5,PD7,PD9,8 A,8 B,8RA,8RB,10A,10B, || | | 12A,12B,P 1,P 2,KD7,K 8,K12,K 1,K 2, || | | KIK,SNR,TOM,FLR) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 01 | 0000 aaaa | RIM SHOT SENSITIVITY 0 - 15 || | | (OFF, 1 - 15) || | | (3/SNARE only) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 02 | 0000 aaaa | CROSS STICK SENSITIVITY 0 - 15 || | | (1 - 16) || | | (3/SNARE only) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 03 | 0000 aaaa | STICK | SENSITIVITY 0 - 15 |

| | | | (1 - 16) || 04 | 0000 aaaa | STICK | THRESHOLD 0 - 15 || 05 | 0000 0aaa | STICK | SENS CURVE 0 - 7 || | | | (LINEAR,EXP1,EXP2,LOG1,LOG2,SPLINE, || | | | LOUD1,LOUD2) ||-------------+-----------+-------+-------------------------------------|| 06 | 00aa aaaa | STICK | SCAN TIME 0 - 40 || | | | (0.0ms - 4.0ms, 0.1ms step) || 07 | 0000 aaaa | STICK | RETRIGGER CANCEL 0 - 15 || | | | (1 - 16) || 08 | 000a aaaa | STICK | MASK TIME 0 - 16 || | | | (0ms - 64ms, 4ms step) || 09 | 0000 aaaa | STICK | CROSSTALK 0 - 13 || | | | (OFF,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65, || | | | 70,75,80) ||-------------+-------------------+-------------------------------------|| 0A | 0000 aaaa | BRUSH | SENSITIVITY 0 - 15 || | | | (1 - 16) || 0B | 0000 aaaa | BRUSH | THRESHOLD 0 - 15 || 0C | 0000 0aaa | BRUSH | SENS CURVE 0 - 7 || | | | (LINEAR,EXP1,EXP2,LOG1,LOG2,SPLINE, || | | | LOUD1,LOUD2) ||-------------+-----------+-------+-------------------------------------|| 0D | 00aa aaaa | BRUSH | SCAN TIME 0 - 40 || | | | (0.0ms - 4.0ms, 0.1ms step) || 0E | 0000 aaaa | BRUSH | RETRIGGER CANCEL 0 - 15 || | | | (1 - 16) || 0F | 000a aaaa | BRUSH | MASK TIME 0 - 16 || | | | (0ms - 64ms, 4ms step) || 10 | 0000 aaaa | BRUSH | CROSSTALK 0 - 13 || | | | (OFF,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65, || | | | 70,75,80) ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 11 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-2 TRIGGER BANK NUMBER +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 00 | 0000 00aa | TRIGGER BANK NUMBER 0 - 3 || | | (1 - 4) ||-------------+---------------------------------------------------------| | Total size | 00 00 00 01 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-3 HEAD TENSION ADJ +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 00 | 0000 00aa | HEAD TENSION ADJUSTMENT 0 - 2 || | | (LOOSE,NORMAL,TIGHT) ||-------------+---------------------------------------------------------| | Total size | 00 00 00 01 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-4 MIDI +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 00 | 000a aaaa | TX/RX CHANNEL (PART1) 0 - 16 || | | (1 - 16,OFF) || 00 01 | 000a aaaa | TX/RX CHANNEL (PART2) 0 - 16 || | | (1 - 16,OFF) || 00 02 | 000a aaaa | TX/RX CHANNEL (PART3) 0 - 16 || | | (1 - 16,OFF) || 00 03 | 000a aaaa | TX/RX CHANNEL (PART4) 0 - 16 || | | (1 - 16,OFF) || 00 04 | 000a aaaa | TX/RX CHANNEL (PERC) 0 - 16 || | | (1 - 16,OFF) || 00 05 | 000a aaaa | TX/RX CHANNEL (KIT) 0 - 16 || | | (1 - 16,OFF) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 06 | 0000 000a | NOTE CHASE 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 00 07 | 0000 000a | LOCAL CONTROL 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 00 08 | 0000 000a | SOFT THRU 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 00 09 | 0000 000a | GM MODE 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 00 0A | 0000 000a | RX GM ON 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 00 0B | 0000 00aa | SYNC MODE 0 - 2 || | | (INT,EXT,REMOTE) || 00 0C | 0000 00aa | PEDAL DATA THIN 0 - 2 || | | (OFF,1,2) || 00 0D | 0000 0aaa | PEDAL CC 0 - 4 || | | (OFF,MOD(1),FOOT(4),GEN1(16),GEN2(17)) || 00 0E | 0000 00aa | ZONE CC 0 - 3 || | | (OFF,MOD(1),GEN1(16),GEN2(17)) || 00 0F | 0000 000a | CH10 PRIORITY 0 - 1 || | | (KIT,PERC) ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 10 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-5 PROGRAMCHANGE MAP +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 00 | 0000 000a | PROGRAM CHANGE RX SW 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 00 01 | 0000 000a | PROGRAM CHANGE TX SW 0 - 1 || | | (OFF,ON) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 02 | 0aaa aaaa | PROGRAM CHANGE (DRUM KIT 1) 0 - 127 || | | (1 - 128) || : | : | : |

208

MIDI インプリメンテーション

資料

TD-8.j.book 209 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

| 00 41 | 0aaa aaaa | PROGRAM CHANGE (DRUM KIT 64) 0 - 127 || | | (1 - 128) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 42 | 0aaa aaaa | PROGRAM CHANGE (PRESET PERCUSSION SET 1) || | | 0 - 127 || | | (1 - 128) || : | : | : || 00 4D | 0aaa aaaa | PROGRAM CHANGE (USER PERCUSSION SET 2) || | | 0 - 127 || | | (1 - 128) ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 4E |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-6 OUTPUT ASSIGN +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 00 | 0000 0aaa | OUTPUT ASSIGN (1/KICK1) 0 - 6 || | | (MAS,M_L,M_R,DIR,D_L,D_R,M&D) || : | : | : || 00 0B | 0000 0aaa | OUTPUT ASSIGN (12/AUX2) 0 - 6 || | | (MAS,M_L,M_R,DIR,D_L,D_R,M&D) ||-------------+---------------------------------------------------------| | Total size | 00 00 00 0C |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-7 CONTROL +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 00 | 0000 00aa | FOOT SW MODE 0 - 3 (*1) || 00 01 | 0000 0aaa | FOOT SW 1 ASSIGN 0 - 7 || | | (KIT# DEC,KIT# INC,SEQ# DEC,SEQ# INC, || | | SEQ TOP,PLAY/STOP,SEQ BWD,SEQ FWD) || 00 02 | 0000 0aaa | FOOT SW 2 ASSIGN 0 - 7 || | | (KIT# DEC,KIT# INC,SEQ# DEC,SEQ# INC, || | | SEQ TOP,PLAY/STOP,SEQ BWD,SEQ FWD) || 00 03 | 0000 00aa | PAD SW MODE 0 - 3 (*2) || 00 04 | 0000 0aaa | PAD SW 1 ASSIGN 0 - 4 || | | (OFF, KIT# DEC,KIT# INC, || | | SEQ# DEC,SEQ# INC) || 00 05 | 0000 0aaa | PAD SW 2 ASSIGN 0 - 4 || | | (OFF, KIT# DEC,KIT# INC, || | | SEQ# DEC,SEQ# INC) || 00 06 | 0aaa aaaa | PREVIEW VELOCITY 1 0 - 127 || 00 07 | 0aaa aaaa | PREVIEW VELOCITY 2 0 - 127 || 00 08 | 0aaa aaaa | PREVIEW VELOCITY 3 0 - 127 ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 09 |+-----------------------------------------------------------------------+

(*1) FOOT SW MODE[ SW1 ] [ SW2 ]

0 KIT SELECT KIT# DEC KIT# INC1 SEQ SELECT SEQ# DEC SEQ# INC2 PLAY SELECT SEQ# TOP PLAY/STOP3 ASSIGNABLE (*3) (*4)

(*2) PAD SW MODE[ AUX1 ] [ AUX2 ]

0 OFF OFF OFF1 KIT SELECT KIT# INC KIT# DEC2 SEQ SELECT SEQ# INC SEQ# DEC3 ASSIGNABLE (*5) (*6)

(*3) FOOT SW 1 ASSIGNの設定が割り当てられます。(*4) FOOT SW 2 ASSIGNの設定が割り当てられます。(*5) PAD SW 1ASSIGN の設定が割り当てられます。(*6) PAD SW 2ASSIGN の設定が割り当てられます。

*1-1-8 MASTER TUNE +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 | 0000 aaaa | MASTER TUNE 0 - 509 ||# 01 | 0000 bbbb | [nibbled] (415.3 - 466.2Hz) ||# 02 | 0000 cccc | ||# 03 | 0000 dddd | ||-------------+---------------------------------------------------------| | Total size | 00 00 00 04 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-1-9 DRUM KIT CHAIN +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 | 0aaa aaaa | DRUM KIT NUMBER (STEP1) 0 - 64 || | | (1 - 64,END) || 01 | 0aaa aaaa | DRUM KIT NUMBER (STEP2) 0 - 64 || | | (1 - 64,END) || : | : | : || 1F | 0aaa aaaa | DRUM KIT NUMBER (STEP32) 0 - 64 || | | (1 - 64,END) ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 20 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-2 DRUM KIT +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | || address | Description ||-------------+---------------------------------------------------------|| 00 00 | Common parameters *1-2-1|| 01 00 | Pad parameters (1/KICK1) *1-2-2|| 02 00 | Pad parameters (2/KICK2) *1-2-2|| 03 00 | Pad parameters (3/SNARE) *1-2-2|| 04 00 | Pad parameters (4/TOM1) *1-2-2|| 05 00 | Pad parameters (5/TOM2) *1-2-2|| 06 00 | Pad parameters (6/TOM3) *1-2-2|| 07 00 | Pad parameters (7/HI-HAT) *1-2-2|| 08 00 | Pad parameters (8/CRASH1) *1-2-2|| 09 00 | Pad parameters (9/CRASH2) *1-2-2|| 0A 00 | Pad parameters (10/RIDE) *1-2-2|| 0B 00 | Pad parameters (11/AUX1) *1-2-2|| 0C 00 | Pad parameters (12/AUX2) *1-2-2|+-----------------------------------------------------------------------+

*1-2-1 DRUM KIT (Common parameters) +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 | 0aaa aaaa | DRUM KIT NAME 1 32 - 127 || : | : | : || 07 | 0aaa aaaa | DRUM KIT NAME 8 32 - 127 ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 08 | 0000 aaaa | STUDIO TYPE 0 - 9 || | | (BEACH, LIVING, BATH, STUDIO, GARAGE, || | | LOCKER, THEATER, CAVE, GYM, STADIUM) || 09 | 0aaa aaaa | STUDIO LEVEL 0 - 127 || 0A | 0000 00aa | WALL TYPE 0 - 2 || | | (WOOD,PLASTER,GLASS) || 0B | 0000 00aa | ROOM SIZE 1 - 3 || | | (SMALL,MEDIUM,LARGE) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 0C | 0000 000a | EQ LOW FREQUENCY 0 - 1 || | | (200,400Hz) || 0D | 000a aaaa | EQ LOW GAIN 0 - 24 || | | (-12 - +12db) || 0E | 0000 000a | EQ HIGH FREQUENCY 0 - 1 || | | (3,6KHz) || 0F | 000a aaaa | EQ HIGH GAIN 0 - 24 || | | (-12 - +12db) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 10 | 0000 000a | AMBIENCE SW 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 11 | 0000 000a | EQ SW 0 - 1 || | | (OFF,ON) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 12 | 0000 000a | BRUSH SWITCH 0 - 1 || | | (OFF,ON) || 13 | 0000 aaaa | PEDAL HIHAT VOLUME 0 - 15 || 14 | 00aa aaaa | PEDAL BEND RANGE 0 - 48 || | | (-24 - +24semitone) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 15 | 0aaa aaaa | MASTER VOLUME 0 - 127 ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 16 | 0aaa aaaa | AMBIENCE GROUP SEND LEVEL (KIT) || | | 0 - 127 || 17 | 0aaa aaaa | AMBIENCE GROUP SEND LEVEL (PERC) || | | 0 - 127 || 18 | 0aaa aaaa | AMBIENCE GROUP SEND LEVEL (PART) || | | 0 - 127 ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 19 |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-2-2 DRUM KIT (Pad parameters) +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 | 0000 aaaa | HEAD | INSTRUMENT 0 - 1023 ||# 01 | 0000 bbbb | | [nibbled] (1 - 1024) ||# 02 | 0000 cccc | | ||# 03 | 0000 dddd | | ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 04 | 0000 aaaa | HEAD | PITCH (HEAD TUNING) 0 - 960 ||# 05 | 0000 bbbb | | [nibbled] (-4800 - +4800cent, ||# 06 | 0000 cccc | | 10cent step) ||# 07 | 0000 dddd | | ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 08 | 00aa aaaa | HEAD | DECAY 0 - 62 || | | | (-31 - +31) ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 09 | 0000 aaaa | HEAD | PLAY PATTERN NUMBER 0 - 800 ||# 0A | 0000 bbbb | | [nibbled] (OFF,1 - 800) ||# 0B | 0000 cccc | | ||# OC | 0000 dddd | | ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| OD | 0aaa aaaa | HEAD | MIDI GATE TIME 1 - 80 || | | | (0.1s - 8.0s, 0.1s step) || 0E | 0aaa aaaa | HEAD | NOTE NUMBER 0 - 127 || 0F | 0000 000a | HEAD | PAD PATTERN VELOCITY 0 - 1 || | | | (OFF,ON) || 10 | 0aaa aaaa | HEAD | LEVEL 0 - 127 || 11 | 0aaa aaaa | HEAD | AMBIENCE SEND LEVEL 0 - 127 ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 12 | 0000 000a | HEAD | PITCH CTRL ASSIGN 0 - 1 || | | | (OFF,ON) ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 13 | 0000 aaaa | RIM | INSTRUMENT 0 - 1023 ||# 14 | 0000 bbbb | | [nibbled] (1 - 1024) ||# 15 | 0000 cccc | | (3/SNARE - 10/RIDE only) ||# 16 | 0000 dddd | | ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 17 | 0000 aaaa | RIM | PITCH (HEAD TUNING) 0 - 960 ||# 18 | 0000 bbbb | | [nibbled] (-4800 - +4800cent, ||# 19 | 0000 cccc | | 10cent step) ||# 1A | 0000 dddd | | (3/SNARE - 10/RIDE only) |

209

MIDI インプリメンテーション

TD-8.j.book 210 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

|-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 1B | 00aa aaaa | RIM | DECAY 0 - 62 || | | | (-31 - +31) || | | | (3/SNARE - 10/RIDE only) ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 1C | 0000 aaaa | RIM | PLAY PATTERN NUMBER 0 - 800 ||# 1D | 0000 bbbb | | [nibbled] (OFF,1 - 800) ||# 1E | 0000 cccc | | (3/SNARE - 10/RIDE only) ||# 1F | 0000 dddd | | ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 20 | 0aaa aaaa | RIM | MIDI GATE TIME 1 - 80 || | | | (0.1s - 8.0s, 0.1s step) || | | | (3/SNARE - 10/RIDE only) || 21 | 0aaa aaaa | RIM | NOTE NUMBER 0 - 127 || | | | (3/SNARE - 10/RIDE only) || 22 | 0000 000a | RIM | PAD PATTERN VELOCITY 0 - 1 || | | | (OFF,ON) || | | | (3/SNARE - 10/RIDE only) || 23 | 0aaa aaaa | RIM | LEVEL 0 - 127 || | | | (3/SNARE - 10/RIDE only) || 24 | 0aaa aaaa | RIM | AMBIENCE SEND LEVEL 0 - 127 || | | | (3/SNARE - 10/RIDE only) ||-------------+-----------+------+--------------------------------------|| 25 | 0000 000a | RIM | PITCH CTRL ASSIGN 0 - 1 || | | | (OFF,ON) ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 26 | 00aa aaaa | PAN 0 - 32 || | | (L15 - CTR - R15,RND,ALT) ||-------------+---------------------------------------------------------|| 27 | 0aaa aaaa | (*7) || : | : | || 2A | 0aaa aaaa | ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 2B |+-----------------------------------------------------------------------+

(*7) このエリアはアサインされているインストのインスト・グループによって以下のような割り当てになります。

Instrument Group: V-KICK +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 27 | 0000 000a | SHELL DEPTH 0 - 1 || | | (NORMAL,DEEP) || 28 | 0000 00aa | HEAD TYPE 0 - 2 || | | (CLEAR,COATED,PINSTRIPE*) || | PINSTRIPE is a registered Trademark of Remo Inc. U.S.A. || 29 | 0000 0aaa | MUFFLING 0 - 4 || | | (OFF,TAPE1,TAPE2,BLANKET,WEIGHT) || 2A | 0000 0000 | DUMMY (ignored) |+-----------------------------------------------------------------------+

Instrument Group: V-SNARE +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 27 | 000a aaaa | SHELL DEPTH 0 - 4 || | | (NORMAL,DEEP1,DEEP2,DEEP3,DEEP4) || 28 | 0000 00aa | HEAD TYPE 0 - 2 || | | (CLEAR,COATED,PINSTRIPE*) || | PINSTRIPE is a registered Trademark of Remo Inc. U.S.A. || 29 | 0000 0aaa | MUFFLING 0 - 4 || | | (OFF,TAPE1,TAPE2,DAUGHNUTS1,DAUGHNUTS2) || 2A | 0000 00aa | STRAINER ADJUSTMENT 0 - 3 || | | (OFF,LOOSE,MEDIUM,TIGHT) |+-----------------------------------------------------------------------+

Instrument Group: V-TOM

+-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 27 | 0000 000a | SHELL DEPTH 0 - 1 || | | (NORMAL,DEEP) || 28 | 0000 00aa | HEAD TYPE 0 - 2 || | | (CLEAR,COATED,PINSTRIPE*) || | PINSTRIPE is a registered Trademark of Remo Inc. U.S.A. || 29 | 0000 0aaa | MUFFLING 0 - 4 || | | (OFF,TAPE1,TAPE2,FELT1,FELT2) || 2A | 0000 0000 | DUMMY (ignored) |+-----------------------------------------------------------------------+

Instrument Group: KICK/SNARE/TOM/HI-HAT/CRASH/RIDE/PERC/SPECIAL/MELODIC/VOICES/REVERSE/FIXED HH

+-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 27 | 0000 0000 | DUMMY (ignored) || : | : | || 2A | 0000 0000 | |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-3 USER PERCUSSION SET +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | || address | Description ||-------------+---------------------------------------------------------|| 12 00 | Note #18 *1-3-1|| : | : || 60 00 | Note #96 *1-3-1|+-----------------------------------------------------------------------+

*1-3-1 USER PERCUSSION SET (Note parameters) +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | | || address | Size | Description ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 00 | 0000 aaaa | INSTRUMENT 0 - 1023 ||# 01 | 0000 bbbb | [nibbled] (1 - 1024) ||# 02 | 0000 cccc | ||# 03 | 0000 dddd | ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 04 | 0000 aaaa | PITCH 0 - 960 ||# 05 | 0000 bbbb | (-4800 - +4800cent, 10cent step) ||# 06 | 0000 cccc | [nibbled] ||# 07 | 0000 dddd | ||-------------+-----------+---------------------------------------------|| 08 | 00aa aaaa | DECAY 0 - 62 || | | (-31 - +31) || 09 | 0aaa aaaa | LEVEL 0 - 127 || 0A | 00aa aaaa | PAN 0 - 32 || | | (L15 - CTR - R15,RND,ALT) || 0B | 0aaa aaaa | AMBIENCE SEND LEVEL 0 - 127 ||-------------+---------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 0C |+-----------------------------------------------------------------------+

*1-4 USER PATTERN & SONG +-----------------------------------------------------------------------+| Offset | || address | Description ||-------------+---------------------------------------------------------|| 00 00 00 00 | All User Pattern & All Song Request ||-------------+---------------------------------------------------------|| 01 7F 7F 7F | All User Pattern & All Song Data End |+-----------------------------------------------------------------------+

■Parameter Address Block Map

エクスクルーシブ・メッセージのアドレス・マップの概略は以下のとおりです。

Address(H) Block Sub block Reference=========== =================== ==================================== ==========00 00 00 00 +-----------------+....+---------------------+....+--------+.....+--------+ | SETUP | | TRIGGER BANK 1 | | PAD 1 | |*1-1-1-1| +-----------------+. +---------------------+. +--------+.....+--------+ : : . | : | . | : | : : . +---------------------+ . +--------+ : : . | TRIGGER BANK 4 | . | PAD 12 | : : . +---------------------+ .+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | TRIGGER BANK NUMBER | | *1-1-2 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | HEAD TENSION ADJ | | *1-1-3 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | MIDI | | *1-1-4 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | PROGRAM CHANGE MAP | | *1-1-5 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | OUTPUT ASSIGN | | *1-1-6 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | CONTROL | | *1-1-7 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+...................+--------+ : : . | MASTER TUNE | | *1-1-8 | : : . +---------------------+...................+--------+ : : . +---------------------+....+---------+....+--------+ : : . | KIT CHAIN 1 | | STEP 1 | | *1-1-9 | : : . +---------------------+. +---------+....+--------+ : : . | : | . | : | : : . +---------------------+ . +---------+ : : . | KIT CHAIN16 | . | STEP 32 | : : .+---------------------+ .+---------+ : :01 00 00 00 +-----------------+....+---------------------+...................+--------+ | DRUM KIT | | DRUM KIT 1 | | *1-2 | +-----------------+. +---------------------+...................+--------+ : : . | : | : : . +---------------------+ : : . | DRUM KIT 64 | : : .+---------------------+ : : 04 00 00 00 +-----------------+....+---------------------+...................+--------+ | USER PERCUSSION | | NOTE #18 | | *1-3 | | SET | +---------------------+...................+--------+ +-----------------+. | : | : : . +---------------------+ : : . | NOTE #96 | : : .+---------------------+ : :10 00 00 00 +-----------------+........................ | USER PATTERN | ^ | & SONG | | +-----------------+ | : : |40 00 00 00 +-----------------+ | | SETUP | | +-----------------+ | : : Bulk area41 00 00 00 +-----------------+ | | DRUM KIT | | +-----------------+ | : : |44 00 00 00 +-----------------+ | | USER PERCUSSION | | | SET | v +-----------------+........................

210

MIDI インプリメンテーション

資料

TD-8.j.book 211 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

バルク・ダンプ

バルク・ダンプを使用すると大量のデータを一括して送信することができます。機器全体の設定をまとめてコンピューターやシーケンサーに記憶させる時などに使用します。バルク・ダンプのデータ送信要求のアドレスとサイズは、以下のマップに記載された値を使用してください。

■パラメーター・ダンプ要求

アドレス(H) サイズ(H)10 00 00 00 00 00 00 00(ALL USER PATTERNS & ALL SONGS: すべての

ユーザー・パターンとソングのダンプ要求)40 00 00 00 00 00 00 00(SETUP: DEVICE ID, LCD CONTRAST を除くすべて

のセットアップ・パラメーターのダンプ要求)41 mm 00 00 00 00 00 00(ONE DRUM KIT:mm で指定する1つのドラム・キット

のダンプ要求)41 7f 00 00 00 00 00 00(ALL DRUM KITS:すべてのドラム・キットのダンプ要

求)44 nn 00 00 00 00 00 00(ONE USER PERCUSSION SET:nnで指定する 1つの

ユーザー・パーカッション・セットのダンプ要求)44 7f 00 00 00 00 00 00(ALL USER PERCUSSION SETS:すべてのユーザー・

パーカッション・セットのダンプ要求)

mm = 00 - 3FH (Drum Kit No.1 - 64)nn = 00 - 01H (User Percussion set No.1 - 2)

※ プリセット・パターン(No.1 - 700)のデータをダンプすることはできません。※ データ・サイズは必ず00 00 00 00にしてください。

参考資料■10進数と 16進数の対応表MIDI では、データ・バリューや、エクスクルーシブ・メッセージのアドレス/サイズなどには、7ビットごとの 16進表記が使用されます。10進数との対応表は次の通りです。

※ 16進数表記の数字の後ろには “H”をつけています。

+----------------------------------------------------------+| 10進 | 16 進 || 10進 | 16 進 || 10進 | 16 進 || 10進 | 10進 ||------+------++------+------++------+------++------+------|| 0 | 00H || 32 | 20H || 64 | 40H || 96 | 60H || 1 | 01H || 33 | 21H || 65 | 41H || 97 | 61H || 2 | 02H || 34 | 22H || 66 | 42H || 98 | 62H || 3 | 03H || 35 | 23H || 67 | 43H || 99 | 63H || 4 | 04H || 36 | 24H || 68 | 44H || 100 | 64H || 5 | 05H || 37 | 25H || 69 | 45H || 101 | 65H || 6 | 06H || 38 | 26H || 70 | 46H || 102 | 66H || 7 | 07H || 39 | 27H || 71 | 47H || 103 | 67H || 8 | 08H || 40 | 28H || 72 | 48H || 104 | 68H || 9 | 09H || 41 | 29H || 73 | 49H || 105 | 69H || 10 | 0AH || 42 | 2AH || 74 | 4AH || 106 | 6AH || 11 | 0BH || 43 | 2BH || 75 | 4BH || 107 | 6BH || 12 | 0CH || 44 | 2CH || 76 | 4CH || 108 | 6CH || 13 | 0DH || 45 | 2DH || 77 | 4DH || 109 | 6DH || 14 | 0EH || 46 | 2EH || 78 | 4EH || 110 | 6EH || 15 | 0FH || 47 | 2FH || 79 | 4FH || 111 | 6FH || 16 | 10H || 48 | 30H || 80 | 50H || 112 | 70H || 17 | 11H || 49 | 31H || 81 | 51H || 113 | 71H || 18 | 12H || 50 | 32H || 82 | 52H || 114 | 72H || 19 | 13H || 51 | 33H || 83 | 53H || 115 | 73H || 20 | 14H || 52 | 34H || 84 | 54H || 116 | 74H || 21 | 15H || 53 | 35H || 85 | 55H || 117 | 75H || 22 | 16H || 54 | 36H || 86 | 56H || 118 | 76H || 23 | 17H || 55 | 37H || 87 | 57H || 119 | 77H || 24 | 18H || 56 | 38H || 88 | 58H || 120 | 78H || 25 | 19H || 57 | 39H || 89 | 59H || 121 | 79H || 26 | 1AH || 58 | 3AH || 90 | 5AH || 122 | 7AH || 27 | 1BH || 59 | 3BH || 91 | 5BH || 123 | 7BH || 28 | 1CH || 60 | 3CH || 92 | 5CH || 124 | 7CH || 29 | 1DH || 61 | 3DH || 93 | 5DH || 125 | 7DH || 30 | 1EH || 62 | 3EH || 94 | 5EH || 126 | 7EH || 31 | 1FH || 63 | 3FH || 95 | 5FH || 127 | 7FH |+----------------------------------------------------------+

※ MIDI チャンネル、バンク・セレクト、プログラム・チェンジなどの 10進表記は、前表の10進数に 1を足した値になっています。

※ チャンネル1から 16と表現する場合は 0-15を使います。※ 7ビットごとの 16進表記では、1 バイトのデータで表せる値は最大 128 段階です。そ

れ以上の分解能のデータは複数のバイトを使います。たとえば、aa bbHと2 バイトの7ビットごとの16進表記された値は、aa x 128 + bb となります。

※ ±の符号のある値は、00H = -64、40H = ± 0、7FH = +63 となり、10 進表記には上表の 10 進数から 64 引いた値を使います。2 バイトの場合は、00 00H = -8192、4000H =± 0、7F 7FH = +8191となり、たとえば aa bbHを 10進表記すると aa bbH -40 00H = aa x 128 + bb - 64 x 128 となります。

※ [nibbled] と書かれたデータの場合は、4 ビットごとの 16 進表記が使用されます。0a0bHと2 バイトのニブル表記された値は、a x 16 + bとなります。

<例 1 >5AHの 10進表記は?

前表より 5AH = 90となります。

<例 2 >7 ビットごとの 16進表記された値12 34Hの 10進表記は?

前表より 12H = 18, 34H = 52ですから18 x 128 + 52= 2356となります。

<例 3 >0A 03 09 0Dとニブル表記された値の 10進表示は?

前表より 0AH = 10, 03H= 3, 09H = 9, 0DH = 13 ですから((10 x 16 + 3) x 16 + 9) x 16 + 13 = 41885となります。

<例 4 >10進表記の 1258 をニブル表記すると? 16) 125816) 78 ...1016) 4 ...14 0 ... 4

前表より 00H = 0, 04H = 4, 14H = 0E, 10H = 0A ですから00 04 0E 0Aとなります。

■実際のMIDI メッセージの例<例 1 >92 3E 5F

9n はノート・オンのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。2H = 2、3EH= 62、5FH = 95ですから、これはMIDI CH = 3、ノート・ナンバー62(音名はD4)、ベロシティー 95のノート・オン・メッセージです。<例 2 >C9 20

CnH はプログラム・チェンジのステータスで、nはMIDI チャンネル・ナンバーです。9H =9、20H = 32ですから、これは MIDI CH = 10、プログラム・ナンバー33(TD-8 ではドラム・キット 33番)のプログラム・チェンジ・メッセージです。

211

MIDI インプリメンテーション

TD-8.j.book 212 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

<例 3> E3 00 28

EnH はピッチ・ベンド・チェンジのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。第 2バイト(00H = 0)がピッチ・ベンド値の下位バイト、第 3バイト(28H = 40)が上位バイトですが、ピッチ・ベンド値は 40 00H(= 64 x 128 + 0 = 8192)を 0とする符号のある値ですから、この場合のピッチ・ベンド値は、28 00H - 40 00H = 40 x 128 + 0 -(64 x 128 + 0)= 5120 - 8192 = -3072

ピッチ・ベンド・センシティビティーが 2 半音になっているとすると、-8192(00 00H)で -200 セントだけピッチを変化させますから、この場合は -200 x(-3072)÷(-8192)= -75セントのピッチ・ベンドをMIDI CH = 4 に指示していることになります。

<例 4> B3 64 00 65 00 06 0C 26 00 64 7F 65 7F

BnH はコントロール・チェンジのステータスで、n はMIDIチャンネル・ナンバーです。コントロール・チェンジは、第 2 バイトがコントローラー・ナンバー、第 3 バイトはそのパラメーターの値です。MIDI では、ランニング・ステータスといって、同じステータスのメッセージが連続する場合は、2つめ以降のステータスを省略してもよいことになっていますから、このメッセージは以下の情報が順番に送られています。

B3 64 00 MIDI CH = 4 にRPN パラメーター・ナンバーの下位バイト :00H(B3)65 00 MIDI CH = 4 にRPN パラメーター・ナンバーの上位バイト :00H(B3)06 0C MIDI CH = 4 にパラメーター値の上位バイト :0CH(B3)26 00 MIDI CH = 4 にパラメーター値の下位バイト :00H(B3)64 7F MIDI CH = 4 にRPN パラメーター・ナンバーの下位バイト :7FH(B3)65 7F MIDI CH = 4 にRPN パラメーター・ナンバーの上位バイト :7FH

つまり、MIDI CH = 4 のRPNパラメーター・ナンバー00 00H に0C 00H のパラメーター値を送り、その後 RPNパラメーター・ナンバー7F 7FHに設定するメッセージです。

RPN パラメーター・ナンバー 00 00H の機能はピッチ・ベンド・センシティビティーで、パラメーター値の上位バイトが半音単位を示しています。この例ではパラメーター値の上位バイトは 0CH = 12ですから、ピッチベンドの最大変化幅を± 12半音(1オクターブ)に設定しています。(TD-8 ではピッチ・ベンド・センシティビティーの下位バイトは無視されますが、どの機器でも正しく動作させるために下位バイト(パラメーター値は 0)も一緒に送りましょう。)

RPN は一度パラメーター・ナンバーを設定すると、その後同一チャンネルに送られたデータ・エントリーが全て有効になってしまうため、必要なパラメーター値を送った後でパラメーター・ナンバーを7F 7FHに設定して誤動作を防止することが推奨されています。最後の(B3)64 7F(B3)65 7F はそのためのものです。

曲データ(たとえばスタンダードMIDI ファイルのデータ)中では<例 4>のように多くのイベントをランニング・ステータスで記述することは好ましくありません。曲中で、ポーズ/早送り/巻き戻し、などの操作を行なった場合に、シーケンサーが正しいステータスを出力できず、音源が誤った解釈をしてしまう可能性があります。すべてのイベントにそれぞれステータスをつけるようにしてください。

また、RPN はパラメーター・ナンバーの設定とパラメーター値の送信が正しい順序で行なわれなければなりません。シーケンサーによっては、同一(または近接した)クロックに記述されたイベントの送信順序がデータに記載されている順序と変わってしまうものもありますから、各イベントの時刻を(TPQN = 96 で1-Tick、TPQN = 480 なら5-Ticks 程度)ずらして記述するのがよいでしょう。

※ TPQN:Ticks Per Quarter Note(4分音符あたりのティック数)

●エクスクルーシブ・メッセージの例とチェックサムの計算ローランドのエクスクルーシブ・メッセージ(RQ1, DT1)では、メッセージが正しく受信できているかどうかのチェックを行なうために、データの後ろ(F7 の前)にチェックサムを付けてメッセージを送ります。チェックサムの値は、送られるエクスクルーシブ・メッセージのアドレス、データ(またはサイズ)によって決まります。

○ チェックサムの計算のしかた(16進表記の数字の後ろにはHをつけています。)チェックサムは、アドレス、サイズ、およびチェックサム自身を加算した値の下位 7 ビットがゼロになる値です。具体的な計算は、送りたいエクスクルーシブ・メッセージのアドレスは aa bb cc ddH、データまたはサイズが ee ff gg hhHとすると、以下のようになります。

aa + bb + cc + dd + ee + ff + gg + hh =合計合計 ÷ 128 = 商 … 余り128 - 余り = チェックサム(ただし、余りが 0のときはチェックサムは0 とします。)

<例1>ドラム・キット1番のスネア(トリガー番号3番)の胴の深さをDEEP2に設定する場合

「パラメーター・アドレス・マップ」より、ドラム・キット 1番のスタート・アドレスは0100 00 00H、トリガー3番のオフセット・アドレスは03 00H、胴の深さ(SHELL DEPTH)のオフセット・アドレスは 27Hですからアドレスは

01 00 00 00 03 00+) 27 01 00 03 27

また、DEEP2はパラメーター値 02Hですから

F0 41 10 00 20 12 01 00 03 27 02 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス、(2)IDナンバー(Roland)、(3)デバイス ID(17)、(4)モデル ID(TD-8)、(5)コマンド ID(DT1)、(6)EOX

次にチェックサムの計算をします。

01H + 00H + 03H + 27H + 02H = 1 + 0 + 3 + 39 + 2 = 45(sum)45(合計)÷ 128 = 0(商)…45(余り)チェックサム = 128 - 45(余り)=83 = 53H

したがって、F0 41 10 00 20 12 01 00 03 27 02 53 F7 が送信するメッセージです。

<例 2 >ドラム・キット1 番のブラシ・スイッチの送信要求をする場合

「パラメーター・アドレス・マップ」より、ドラム・キット1番のスタート・アドレスは0100 00 00H、コモン・パラメーターのオフセット・アドレスは00 00H、ブラシ・スイッチのオフセット・アドレスは 12Hですからアドレスは

01 00 00 00 00 00+) 12 01 00 00 12

また、サイズは 00 00 00 01H ですから

F0 41 10 00 20 11 01 00 00 12 00 00 00 01 ?? F7(1)(2)(3) (4) (5) アドレス サイズ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス、(2)IDナンバー(Roland)、(3)デバイス ID(17)、(4)モデル ID(TD-8)、(5)コマンド ID(RQ1)、(6)EOX

次にチェックサムの計算をします。

01H + 00H + 00H + 12H + 00H + 00H +00H + 01H = 1 + 0 + 0 + 18 + 0 + 0 + 0 + 1= 20(sum)10(合計)÷ 128 = 0(商)…20(余り)チェックサム = 128 - 20(余り)= 108 = 6CH

したがって、F0 41 10 00 20 11 01 00 00 12 00 00 00 01 6C F7 が送信するメッセージです。

● チューニングについて※ RPN#1でチューニングを設定できるのは、GM モードのときのみです。

MIDI で、パートごとのチューニングをするには、RPN #1(チャンネル・ファイン・チューニング)を必要な MIDI CHに送ります。MIDI で、全パートのチューニングをするには、使用している全部のMIDI CHに RPN #1 をそれぞれ送るか、またはシステム・エクスクルーシブで MASTER TUNE(アドレス00 0A00 00H)を送ります。RPN #1 は、約0.012セント(正確には 100 /8192 セント)の細かさでチューニングの指定ができます。セントとは、1 つの半音の音程の間を 100 等分したチューニングの単位です。システム・エクスクルーシブの MASTER TUNE は0.1Hz の細かさでチューニングの指定ができます。

RPN #1(チャンネル・ファイン・チューニング)とシステム・エクスクルーシブで MASTERTUNE の値は、それぞれのパートで加算されて各パートの実際の発音ピッチが決まります。

よく使うチューニングの値は下の表を参照してください。値は16進表記(カッコ内は十進表記)になっています。

+--------+--------+--------------+---------------------+|Hz in A4| cent | RPN #1 | Sys.Ex. 00 0A 00 00 |+--------+--------+--------------+---------------------+| 445.0 | +19.56 | 4C 43 (+1603)| 00 01 02 09 (+50) || 444.0 | +15.67 | 4A 03 (+1283)| 00 01 01 0F (+40) || 443.0 | +11.76 | 47 44 (+ 964)| 00 01 01 05 (+30) || 442.0 | + 7.85 | 45 03 (+ 643)| 00 01 00 0B (+20) || 441.0 | + 3.93 | 42 42 (+ 322)| 00 01 00 01 (+10) || 440.0 | 0.00 | 40 00 ( 0)| 00 00 0F 07 ( 0) || 439.0 | - 3.94 | 3D 3D (- 323)| 00 00 0E 0D (-10) || 438.0 | - 7.89 | 3A 7A (- 646)| 00 00 0E 03 (-20) |+--------+--------+--------------+---------------------+

<例> GMモードで MIDI channel 3 のチューニングをA4 = 442.0Hz にする場合

MIDI CH = 3に RPN#1を送ります。値は、上表から 45 03H です。

B2 64 01 MIDI CH = 3に RPNパラメーター・ナンバーの下位バイト:01H(B2) 65 00 MIDI CH = 3に RPNパラメーター・ナンバーの上位バイト:00H(B2) 06 45 MIDI CH = 3にパラメーター値の上位バイト :45H(B2) 26 03 MIDI CH = 3にパラメーター値の下位バイト :03H(B2) 64 7F MIDI CH = 3に RPNパラメーター・ナンバーの下位バイト:7FH(B2) 65 7F MIDI CH = 3に RPNパラメーター・ナンバーの上位バイト:7FH

212

213

資料

ファンクション...

ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

送   信 受   信 備   考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

:音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

0, 32 1 4 6 7 10 11 16 17 64

91

100, 101

:設定可能範囲

:ソング・ポジション :ソング・セレクト :チューン

:クロック :コマンド

:オール・サウンド・オフ :リセット・オール・コントローラー :ローカルON/OFF :オール・ノート・オフ :アクティブ・センシング :システム・リセット

1~16, OFF 1~16, OFF

モード 3 ×

○ 9nH, v = 1~127 ○ 8nH, v = 64

0~127 0~127

○ ×

×

× × ○ × × × × ○ × × × ×

*1, *2 *2 *1, *2 *1, *2

○ × ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ ○ ○

*5 *1, *2, *3 *2, *3 *5 *4 *5 *1, *2, *3 *1, *2, *3 *5 *4 *5

*3

*5

○ 0~127

○ × × ×

× ×

× × × × ○ ×

1~16, OFF 1~16, OFF

電源オフ時も記憶される

モード 3 ×

○ 9nH, v = 1~127 ○ 8nH, v = 64

0~127 0~127

○ ×

○ 0~127

× × ×

× ×

○ (120, 126, 127) ○ × ○ (123~127) ○ ×

バンク・セレクト モジュレーション フット・コントロール データ・エントリー ボリューム パンポット エクスプレッション 汎用操作子1 汎用操作子2 ホールド1 エフェクト1 (リバーブ・センド・レベル) RPN LSB, MSB

*1 打点位置用としていずれか1つが選択される *2 ハイハット・コントロール・ペダル用としていずれか1つが選択される *3 ドラム・キット・パートのみ *4 パーカッション・パート、バッキング・パートのみ *5 バッキング・パートのみ

PERCUSSION SOUND MODULE(ノーマル・モード(シーケンサー・セクションを除く)) Model TD-8

Date: July. 28 1999Version: 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート

************** **************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

O : あり X : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ

プログラム・ナンバー1~128

TD-8.j.book 213 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

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ファンクション...

ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

送   信 受   信 備   考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

:音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

0, 32 1 4 6 7 10 11 16 17 64

91

100, 101

:設定可能範囲

:ソング・ポジション :ソング・セレクト :チューン

:クロック :コマンド

:オール・サウンド・オフ :リセット・オール・コントローラー :ローカルON/OFF :オール・ノート・オフ :アクティブ・センシング :システム・リセット

1~16, OFF 1~16, OFF

モード 3 ×

○ 9nH, v = 1~127 ○ 8nH, v = 64

0~127 0~127

× ×

○ × ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ ○ ○

*5, *6, *7 *1, *2, *3 *2, *3 *5 *4, *6 *5, *6 *1, *2, *3 *1, *2, *3 *5 *4, *6 *5

× × ○ × × × × ○ × ○ × ×

*1, *2, *3 *2, *3 *1, *2, *3 *1, *2, *3 *5

*8 *9

*5*5

*6, *7○ 0~127

○ × × ×

○ ○

× × × × × ×

1~16, OFF 1~16,OFF

電源オフ時も記憶される

× ×

○ 9nH, v = 1~127 ○ 8nH, v = 64

0~127 0~127

× ×

×

○ (録音はしない)

× × ×

× ×

○ ○ × ○ (123~127) ○ (録音はしない) ×

バンク・セレクト モジュレーション フット・コントロール データ・エントリー ボリューム パンポット エクスプレッション 汎用操作子1 汎用操作子2 ホールド1 エフェクト1 (リバーブ・センド・レベル) RPN LSB, MSB

*1 打点位置用としていずれか1つが選択される *2 ハイハット・コントロール・ペダル用として いずれか1つが選択される *3 ドラム・キット・パートのみ *4 パーカッション・パート、バッキング・パートのみ *5 バッキング・パートのみ

*6 パターン、ソング選択時に送信 *7 各パートのインスト選択時に送信 *8 シンク・モードがEXTのときに受信 *9 シンク・モードがEXT, REMOTEのときに受信

PERCUSSION SOUND MODULE(ノーマル・モード(シーケンサー・セクション)) Model TD-8

Date: July. 28 1999Version: 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート

************** **************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

O : あり X : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ

プログラム・ナンバー1~128

TD-8.j.book 214 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

215

資料

ファンクション...

ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

送   信 受   信 備   考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

:音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

0, 32 1 4 6 7 10 11 16 17 64

91

100, 101

:設定可能範囲

:ソング・ポジション :ソング・セレクト :チューン

:クロック :コマンド

:オール・サウンド・オフ :リセット・オール・コントローラー :ローカルON/OFF :オール・ノート・オフ :アクティブ・センシング :システム・リセット

× ×

× ×

× ×

× **************

× ×

×

× × × × × × × × × × × ×

× ○ × ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ ○

*1 *1 *1 *1 *1

*1

*1

× **************

○ × × ×

× ×

× × × × ○ ×

1~16, OFF 1~16, OFF

電源オフ時も記憶される

モード 3 ×

○ 9nH, v = 1~127 ○ 8nH, v = 64

0~127 0~127

× ○

○ 0~127

× × ×

× ×

○ ○ × ○ ○ ×

バンク・セレクト モジュレーション フット・コントロール データ・エントリー ボリューム パンポット エクスプレッション 汎用操作子1 汎用操作子2 ホールド1 エフェクト1 (リバーブ・センド・レベル) RPN LSB, MSB

*1 チャンネル10では受信しない

PERCUSSION SOUND MODULE(GMモード) Model TD-8

Date: July. 28 1999Version: 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート

************** **************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

O : あり X : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ

プログラム・ナンバー1~128

TD-8.j.book 215 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

2

TD-8.j.book 216 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

主な仕様

TD-8:パーカッション・サウンド・モジュール(GMシステム対応)

音源方式バリアブル・ドラム・モデリング

最大同時発音数64 音

音色数ドラム・インスト:1,024

バッキング・インスト:262

ドラム・キット数64

ドラム・キット・チェーン16 チェーン(32ステップ/1チェーン)

エフェクト・タイプアンビエンス、2バンド・マスター・イコライザー

シーケンサープリセット・パターン:700

ユーザー・パターン:100

ユーザー・ソング:50

パート数:6

再生機能:ワンショット、ループ、タップ

分解能:192クロック/ 4分音符

レコーディング方法:リアルタイム

最大記憶音数:約14,000音

テンポ20 ~ 260

ディスプレイ32 × 136ドット(バック照明付きLCD)

7セグメント2桁(LED)

スライダー4(スイッチによる切り替え)

(キック、スネア、ハイハット、タム/シンバル、パーカッション・パート、バッキング、クリック)

プレビュー・ボタンベロシティー設定可能(3段階)

接続端子トリガー・インプット・ジャック(デュアル)×10

マスター・アウトプット・ジャック(L(MONO)、R)

ダイレクト・アウトプット・ジャック(L、R)

ヘッドホン・ジャック(ステレオ)

ミックス・イン・ジャック(ステレオ)

ハイハット・コントロール・ジャック

フット・スイッチ・ジャック(デュアル)

MIDI コネクター(イン、アウト/スルー)

出力インピーダンス1.5kΩ

電源ACアダプター(DC 9V)

消費電流600mA

外形寸法293(幅)× 223(奥行き)× 80(高さ)mm

質量1.5kg(ACアダプターを除く)

付属品取扱説明書、ACアダプター(ACI-100C)、ネジ(M5× 12)×4、保証書

別売品パッド(PD-120、PD-100、PD-80、PD-80R、PD-9、

PD-7、PD-6)

シンバル(CY-15R、CY-14C、CY-12R/C、CY-12H、CY-6)

キック・トリガー(KD-120、KD-80、KD-7)

ハイハット・コントロール・ペダル(FD-7)

スタンド(MDS-10、MDS-8、MDS-7U、MDS-6)

シンバル・マウント(MDY-10U)

パッド・マウント(MDH-10U)

フット・スイッチ(BOSS:FS-5U)

フット・スイッチ・ケーブル(PCS-31)

製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

16

217

ブロック・ダイアグラム

MA

ST

ER

EQ

UA

LIZ

ER

LO

W

HIG

H

INS

TC

LIC

KC

LIC

K

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

INS

T

1 K

ICK

1

2 K

ICK

2

3 S

NA

RE

4 T

OM

1

5 T

OM

2

6 T

OM

3

7 H

I-H

AT

8 C

RA

SH

1

9 C

RA

SH

2

10 R

IDE

11 A

UX

1

12 A

UX

2

Head

INS

T

INS

T

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T

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T

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T

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T

INS

T

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T

INS

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MIX

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LE

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KIC

K

SN

AR

E

TO

MS

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HA

T

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MB

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S

TO

MS

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ST

ER

LE

VE

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ER

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ND

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BS

ND

AM

BS

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BS

ND

AM

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/ST

UD

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SN

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R/P

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ST

PE

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VE

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RS

KIT

/ST

UD

IO/A

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GR

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KIT

B I

NS

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IEN

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ST

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MA

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ON

CLIC

K/O

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TU

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ST

/ED

IT

KIT

/ST

UD

IO/E

Q

KIT

/ST

UD

IO

MASTER (L)

MASTER (R)

DIRECT (L)

DIRECT (R)

Head

Rim

Head

Head

Rim

Head

Rim

Head

Rim

Head

Rim

Head

Rim

Head

Rim

Head

Rim

Head

Head

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RC

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4A

MB

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L

BA

CK

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BO

TH

PH

ON

ES

TD-8.j.book 217 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

2

TD-8.j.book 218 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

索引

数字1SHOT .................................................................100, 123

AACアダプター・ジャック ............................................29AMB .........................................................................51, 106AMB LEVEL ........................................... 89, 103 ~104AMBIENCE GROUP SEND LEVEL ...........................90AMBIENCE SEND LEVEL ............................................90AVAILABLE ..................................................................136

BBEND RANGE .............................................................. 103BRUSH SWITCH ............................................................80

CCH10 PRIORITY ......................................................... 155CHANNEL ...................................................................... 154COPY ....................................................................113, 126CROSS STICK .............................................................133CROSSTALK ................................................................ 133CURVE ...........................................................................129

DDECAY ....................................................................88, 106DELETE ................................................................116, 125DEPTH ..............................................................................85DEST ....................................................................113, 126DEST MEAS ................................................................. 114DEST PART ................................................................. 114DEVICE ID ..................................................................... 151DRUM KIT NAME ..........................................................79「DRUM KIT」画面 .........................................................78

EEDIT ...................................................................................85EQ .......................................................................................51ERASE ..................................................................111, 117

FFACTORY RESET ...................................................... 172FADERS ............................................................................21

GGATE TIME ................................................................... 153GM音源

GMシステム・オン・メッセージ ......................159GMスコアの再生 ...................................................160GMモード ...............................................................159

MIDI メッセージの受信 .........................................161RX GM ON .............................................................. 160パラメーター・リスト ..........................................199

GROUP FADERS ...........................................................21

HHEAD TENSION ..........................................................131HEAD TYPE .....................................................................86HIGH FREQ ...................................................................... 91HIGH GAIN .......................................................................91

IINC/+、DEC/- ボタン ...................................................20INSERT ................................................................. 115, 124INST ...........................................................................83, 95INTERVAL ........................................................................95

LLCD CONTRAST ........................................................135LENGTH .........................................................................109LEVEL ............................................. 92, 103~ 104, 106LOCAL CONTROL .....................................................155LOOP ....................................................................100, 123LOW FREQ ...................................................................... 91LOW GAIN ........................................................................91

MMASK TIME ..................................................................132MASTER TUNE ...........................................................135MASTR(MASTER VOLUME)..................................93MEASURE .............................................115, 117 ~118MIDI

GM 音源 ....................................................................159GM モード ...............................................................159MIDI インプリメンテーション ............................ 200MIDI コネクタ .........................................................176MIDI チャンネル ........................................... 154, 176MIDI について .........................................................176PEDAL CC ...............................................................161ZONE CC ................................................................. 162ゲート・タイム ....................................................... 153ソフト・スルー ....................................................... 153チャンネル 10・プライオリティ ........................154デバイス ID .............................................................. 150ノート・ナンバー ...................................................151バルク・ダンプ ....................................................... 149プログラム・チェンジ ..........................................155ペダル・データ・シン ..........................................156マルチティンバー音源 ..........................................176ローカル・コントロール ...................................... 155

18

索引

索引

TD-8.j.book 219 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

MIDI チャンネル製品出荷時の設定 ...................................................109設定 ...........................................................................154

MIXER ................................................................................92MUFFLING .......................................................................87

NNAME ...................................................................118, 127NOTE CHASE .............................................................. 136NOTE NUMBER ..........................................................152

OOUTPUT .................................................................95, 137

PPAD PATTERN VELO ............................................... 141PAN ........................................................93, 95, 103, 106PART ..........................................................102, 111, 118PATTERN ..............................................115~117, 136PATTERN LOCK ......................................................... 119PATTERN TEMPO .....................................................100「PATTERN」画面 ..........................................................98PEDAL CC ....................................................................161PEDAL DATA THIN ...................................................156PEDAL HI-HAT VOLUME ............................................81PEDAL PITCH CTRL RANGE ................................. 142PITCH ......................................................................88, 106PITCH CTRL ASSIGN ............................................... 142PLAY TYPE ........................................................101, 123PROGRAM CHANGE ...................................157 ~158PROGRAM NUMBER ..................................157 ~158

QQUANTIZE ....................................................................111QUICK PLAY ................................................................ 101

RREC MODE ................................................................... 109RESET TIME ................................................................ 101RETRIGCANCL ............................................................ 132RIM SENS ..................................................................... 130ROOM ................................................................................89RX GM ON ....................................................................160

SSCAN TIME ..................................................................131SENSITIVITY ................................................................ 129SOFT THRU ................................................................. 153SONG ..............................................................................136SONG TEMPO .............................................................122

「SONG」画面 ...............................................................121SOURCE .............................................................. 113, 126SOURCE MEAS ...........................................................114SOURCE PART ...........................................................114START ...........................................................................126STRAINER ADJ. .............................................................87STUDIO .............................................................................89SYNC MODE ................................................................162

TTAP .................................................................................100TAP EXC SW ...............................................................101TEMPO ......................................................... 94, 100, 123THRESHOLD ................................................................129TIME SIGNATURE .............................................. 94, 109TRANSPOSE ................................................................125TRANSPOSE BIAS ....................................................102TUNING .............................................................................86

VVALUE ダイヤル .............................................................20V-EDIT ...............................................................................85VELOCITY .....................................................................148

WWALL .................................................................................89

ZZONE CC .......................................................................162

あアンビエンス .................................................... 51, 62, 89

アンビエンス・グループ・センド・レベル ........90アンビエンス・センド・レベル .............................90演奏する場所 ......................................................62, 89壁の材質 ...................................................................... 89部屋の大きさ ..............................................................89量(レベル)................................................................89

いイコライザー .................................................... 51, 66, 91

ハイ・ゲイン ..............................................................91ハイ・フリケンシー .................................................91ロー・ゲイン ..............................................................91ロー・フリケンシー .................................................91

インスト(楽器音)EDIT .............................................................................85V-EDIT .........................................................................85インスト・グループ ..................................... 83 ~ 84インスト・リスト ...................................................180

219

索引

TD-8.j.book 220 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

コピー .......................................................................146スナッピーの張り ..............................................60, 87選択 ...................................................................... 54, 83チューニング ...................................................... 58, 86ディケイ ......................................................................88胴の材質 .............................................................. 55, 83胴の深さ ......................................................................85胴(シェル)の深さ .................................................56ピッチ ..........................................................................88ヘッドの材質 ...................................................... 58, 86マフリング(ミュート)................................... 60, 86リスト表示 ..................................................................84

えエディット・ロック .......................................................83エフェクト

オン/オフ ..........................................................50, 81コピー .......................................................................147

エラー・メッセージ .................................................... 174

お音量 ....................................................................................45

かカーソル ............................................................................18外部シーケンサー

データの取り込み ...................................................112同期 ...........................................................................162

くクリック

インスト ......................................................................95インターバル ..............................................................95オン/オフ ..........................................................48, 94出力先 ..........................................................................95テンポ ..........................................................................94パラメーター・リスト .......................................... 199パン ..............................................................................95拍子 ..............................................................................94

クロス・スティック奏法 ...............................................42

こコピー

インスト ................................................................... 146エフェクト ...............................................................147ソング .......................................................................126ドラム・キット ....................................................... 145パーカッション・セット ...................................... 104パターン ................................................................... 113ミキサー ................................................................... 147

しシーケンサー ................................................................. 177出力先 ............................................................................. 137

すスタンド・ホルダー .......................................................26

せ製品出荷時の設定に戻す ............................................172

そソング

カウント・イン ....................................................... 123確認 ...............................................................................23基本操作 ................................................................... 120再生 .................................................................... 70, 122再生のしかた ...........................................................123選択 ............................................................................121ソングの編集 ...........................................................126停止 .................................................................... 70, 122テンポ .......................................................................122名前 ............................................................................127パート・ミュート ...................................................124早送り .......................................................................122パラメーター・リスト ..........................................197巻き戻し ................................................................... 122メモリー残量 ...........................................................136リスト表示 ...............................................................121ループ再生 ...............................................................123作成 ............................................................................124

ソングの作成 ................................................................. 124パターンの削除 ....................................................... 125パターンの挿入 ....................................................... 124パターンの移調 ....................................................... 125

ソングの編集コピー .......................................................................126初期化(ソング・イニシャライズ)....................126

た打点位置検出 ....................................................................42

ちチャンネル 10・プライオリティ ..............................177チョーク奏法 ....................................................................42

てディスプレイのコントラスト ....................................135デモ・ソング ....................................................................32

220

索引

索引

TD-8.j.book 221 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

とドラム・キット

確認 ..............................................................................78コピー .......................................................................145選択 ...................................................................... 44, 78名前 ..............................................................................79パラメーター・リスト .......................................... 192プリセット・ドラム・キット・リスト ............. 179

ドラム・キット・チェーン ........................................ 138演奏 ...........................................................................139作成 ...........................................................................138

ドラム・トリガー ..............................................134, 173トリガー・タイプ ...................................................134トリガー・パラメーター ...................................... 134取り付け ................................................................... 173

トリガーアドバンスト・トリガー・パラメーター ......... 131トリガー・タイプ ............................................34, 128トリガー・バンク ...................................................128バンク・ナンバー ............................................35, 128ベーシック・トリガー・パラメーター ............. 129

トリガー・パラメーターカーブ .......................................................................129クロストーク・キャンセル ..................................133クロス・スティック・センシティビティー .....133スキャン・タイム ...................................................131スレッショルド ....................................................... 129センシティビティ ...................................................129ヘッド・テンション ..............................................131マスク・タイム ....................................................... 132リトリガー・キャンセル ...................................... 132リム・センシティビティー ..................................130

のノート・チェース ........................................................136ノート・ナンバー

一覧表 .......................................................................152初期設定 ................................................................... 185パッド .......................................................................151

はパーカッション・セット

アンビエンスのかかり具合(アンビエンス・センド・レベル)......................104インストの設定 ....................................................... 105インストの選択 ....................................................... 105音量 ...........................................................................104コピー .......................................................................104選択 ...........................................................................104

プリセット・パーカッション・セット・リスト .......................................................................184

パートアンビエンスのかかり具合(アンビエンス・センド・レベル)......................103インストの選択 ....................................................... 102音量 ............................................................................103消音(ミュート)............................................. 72, 106選択 ............................................................................102パーカッション・セット ...................................... 104バリエーション音色 ..............................................103パン ............................................................................103ベンド・レンジ ....................................................... 103バッキング・パート .................................................96

ハイハット・コントロール・ペダル .......................... 43パターン

移調(トランスポーズ)........................................102カウント・イン ....................................................... 112確認 .......................................................................23, 78カテゴリー ...............................................68, 98 ~ 99空のパターンの呼び出し ...................................... 108基本操作 ...................................................................... 96クイック・プレイ ...................................................101再生 .........................................................68, 99 ~100小節長 .......................................................................109選択 .......................................................................68, 97タップ・エクスクルーシブ・スイッチ .............101停止 .......................................................................68, 99ディビジョン ..............................................................97テンポ .............................................................100, 109名前 ............................................................................118パターン・ロック ...................................................119早送り ..................................................................69, 99パラメーター・リスト ..........................................194ヒット・パッド・スタート ..................................112拍子 ............................................................................109プリセット・パターン ................................. 96 ~ 97編集 ............................................................................113巻き戻し .............................................................. 69, 99メモリー残量 ...........................................................136ユーザー・パターン .................................................96リアルタイム・レコーディング .......................... 108リスト表示 ..................................................................98リセット・タイム ...................................................101

パターンの編集コピー .......................................................................113削除 ............................................................................116消去 ............................................................................117小節の挿入 ...............................................................115パターン・ロック ...................................................119

221

索引

TD-8.j.book 222 ページ 2003年6月18日 水曜日 午後3時35分

パターンの録音クォンタイズ ........................................................... 111リアルタイム・イレース ...................................... 110リアルタイム・レコーディング .......................... 108リハーサル機能 ....................................................... 110録音の手順 ...............................................................108

バッキング・インスト・リスト ................................ 186パッド

エディット・ロック .................................................83確認 ...............................................................23, 78, 82感度 ..............................................................................46種類 ..............................................................................34接続 ..............................................................................27選択 ...................................................................... 22, 82ノート・チェース ...................................................136ノート・ナンバー ...................................................151種類 ...........................................................................128

パッド・スイッチ ........................................................142パッド・パターン .................................................74, 139

一覧表 .......................................................................140ベロシティー ........................................................... 141

パラメーターGMモード ...............................................................199ドラム・キット・パラメーター .......................... 192クリック・パラメーター ...................................... 199セットアップ・パラメーター .............................. 197ソング・パラメーター .......................................... 197テンポ・パラメーター .......................................... 199パターン・パラメーター ...................................... 194

ひピッチ・コントロール ................................................ 141

オン/オフ ...............................................................141ペダル・ピッチ・コントロール・レンジ ......... 142

ふファクトリー・リセット ............................................172ファンクション・ボタン ...............................................18フット・スイッチ ........................................................144ブラシ ................................................................................80ブラシ・スウィープ奏法 ...............................................43プリセット・パターン・リスト ................................ 188プレビュー・ボタン

設定 ...........................................................................148プログラム・チェンジ

送受信 .......................................................................155ドラム・キット ....................................................... 157パーカッション・セット ...................................... 158

へペダル

接続 ...............................................................................27ペダル・ハイハット・ボリューム ..............................81ヘッド・テンション・アジャストメント ..................38

ほポップアップ・メニュー ...............................................19

まマスター・チューニング ............................................135

みミキサー ............................................................................92

基本操作 ...................................................................... 92コピー .......................................................................147パン ...............................................................................93マスター・ボリューム .............................................93レベル ..................................................................64, 92

めメモリー残量 ................................................................. 136

りリム・ショット奏法 .......................................................41

222

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2

001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説

明書をよく読んでください。

..............................................................................................................002c● この機器およびACアダプターを分解したり、改

造したりしないでください。

..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ

ていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ

さい。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................

005● この機器の設置には、ローランドが推奨するス

タンド(型番 :MDS-7U、MDS-8、MDS-10)を使用してください(P.26)。

..............................................................................................................006● この機器の設置にスタンド(型番 :MDS-7U、

MDS-8、MDS-10)を使用する場合、ぐらついた所や傾いた所にスタンド(型番 :MDS-7U、MDS-8、MDS-10)を設置しないでください。安定した水平な所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置してください。

..............................................................................................................008c● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC 100

V の電源で使用してください。

..............................................................................................................009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上

に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつきます。

..............................................................................................................

安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

以下の指示を必ず守ってください

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と 図記号の例

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

警告 警告

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ビデオ関連商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランド・ビデオキャンバス・ホットライン

修理に関するお問い合わせは・・・

お問い合わせの窓口

商品をお求めの販売店か「サービスの窓口」に記載の営業所、またはサービス ステーションまでご相談ください。「サービスの窓口」は保証書に同封、もし くは封筒の裏面に記載されています。

'03. 4. 1 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。

■ 東京 TEL (03) 3251-3429 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9789 ■ 浜松 TEL (053) 414-7530

その他の商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドお客様相談センター

■ 東京 TEL (03) 3251-6150 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9500 ■ 浜松 TEL (053) 414-7120

DTM商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドDTMホットライン

■ 東京 TEL (03) 3251-5791 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9785 ■ 浜松 TEL (053) 414-7005

<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター

<電話> 受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)

T

D

-8取扱説明書

01788056 ’03-7-8N

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.

取扱説明書

このたびは、ローランド TD-8 をお買いあげいただき、まことにありがとうございます。

※ MIDIは社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

© 1999 ローランド本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2~ 3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。