- 1 -

俳

句

日

記

2019-2020

この

戸

建

て

団

地

に

住

み

始

めてから

四

十

六

年

。

早いものです。少

子

高

齢

化

が進

んでいます。

ウォ

ー

キングに

出

かけ

よ

うと

外

に

出

ると、見

事

な

月が西の空

に出

ていまし

た。

我が町に満月残る冬の朝

- 2 -

鴻

風

俳

句

教

室

新

年

一

月

句

会（

４句

）

年

新

た白

寿の義

母の挨

拶

で

福の神

矯隔通り

過ぐ

大

晦

日

スト

ー

ブでコッペパン焼

く昭

和

汚莞

鶺

鴒の細

き

足

踏

む

冬

野

汚莞

野

仏

に誰

か供

窮回鏡

餅

眠

れぬ夜

初

夢

を

見

慶茄潅錦莞く

初

空

に月と金

星

輝

寡卦

室

咲

鴬器花満

開の我が家

汚莞

雲瓦狂憾も妻が友

達

おでん

鍋

二

月

鴻

風

俳

句

教

室

二

月

句

会（

４句

）

節

分

や

父の声

矯頑福は

内

楽

恢鏡揮朝の散

歩の冬

景

色

水

仙

をお地

蔵

様の

於拳ざ恢に

冬

菫

小

芽莞肩を

震

棄該完

鴻

風

俳

句

教

室

三

月

句

会（

４句

）

啓

蟄

や

土

弾

き

蟻

這

ひ

上

がる

三

月

や

奇

跡の松

に思

ひ

馳せ

今

年

矯隔小芽欧庭に

梅

笑

ふ

- 3 -

車

窓

丸錦ぽ栢喬ぽ栢喬と桜咲

く

三

月

石

鹸

を穏噛瓦家完使ふ

春の宵

孫

帰

る

少

し

淋

恢欧梅の花

梅

笑

ふ

孫の頭

に

ぎ啓砧楽萱

平

成の譲

位

寂

恢欧四月

尽

氷

雨

降

り

氷の座

布

団

庭

に敷

く

四

月

鴻

風

俳

句

教

室

四

月

句

会（

４句

）

黍径画環揮四方

八

方

春の山

過

去

未

来

間

に

生

穏珪ヒヤシンス

極

上のロー

ルキャベツは

春

キャベツ

乾乙壊拳ぼ肩を桑せ合ふ

家

族

汚莞

春

雨

丸回侃潅卦濡

渓珪フリ

ー

ジャー

眼

鏡

紐

侃家幹盈繋盈稽春深

し

春

深

し５Ｇをゴー

ジ

ーと言

ふ

五

月間凹郡究帰昭和

平

成

令

和

汚莞

真つ白

な

紙

一

枚の令

和

汚莞

間凹郡究帰昭和

平

成

令

和

明く

- 4 -

屋

台

酒

ビルの谷

間

に初

夏の月

友

釣の囮

を

放

す

父の夏

風

に乗

り

北へ北

笈汗花便

吉

野

山

奥

千

本

も

散

り

初

曲珪

ＡＩに

恋の手

侠竿き夏休

み

友

達

幾狂狂憾と言はれ

五

月

雨

筍

や

孫の進

路

は

救

命

士

鴻

風

俳

句

教

室

五

月

句

会（

４句

）

見

園巌敵杉

か檜

か花

粉

症

茅

葺

鴬器長き

縁

側

八

十

八

夜

初

夏の海

猫

が総

理の島

艶苛回

貝

掘

啓銀孫の見

侃勤珪桜貝

六

月

鴻

風

俳

句

教

室

六

月

句

会（

４句

）

手

作

兄器自治

会

主

催

夏

祭

荷の道や

行く人

妓潅卦夏の暮

父の日

玖燕回玖れステテコ履

雲幹鏡珪

乳

飲

み

子の深

き

溜

息

梅

雨

に

入

る

天と地と水が育

む

早

苗

汚莞

亡

き

母の面

影

偲

ぶ花

菖

蒲

- 5 -

鴻

風

俳

句

教

室

七

月

句

会（

４句

）

山

羊

が食

む

草の匂

妓銀半夏

生

池

巡

り

地

蔵

に出

会

ふ

梅

雨

晴

間

除

草

剤

撒

雲完立去

る

義

母の家

花

菖

蒲

小

首

於回げる母に似

て

八

月

人

生

で

初

収

穫の胡

瓜

汚莞

半

夏

生

一

日

遅

渓憾蛸を

食

ふ

鴻

風

俳

句

教

室

八

月

句

会（

４句

）

氷

屋の一

刀

両

断

大

暑

汚莞

人

生

を

上

手

く泳

げぬ水馬

西

瓜

食べ家

族

団

欒

昼

休

み

食

事

拒

否

義

母の心

や

梅

雨

深

し

向

日

葵

や

顔

を

背

科珪奴筋云完

蝉

や

蝉

何

故

含撹拳間に鳴鴬回鴎る

夏

惜

恢業砧楽塩脅山の雲の舟

向

日

葵

や

皆

頴還笠渓て夏惜

恢仰

盂

蘭

盆

会

母の句

集

を

開

鴎岳卦

盆

僧の短

鴎炎経孫のマニキュア

丑卦が監う席譲

郡景完秋頴群勲

- 6 -

秋の薔

薇

毎

年

吾

に

会

妓関来る

九

月

蝉の声

雲苅回薗消園完川の音

鴻

風

俳

句

教

室

八

月

句

会（

４句

）

秋

均桶銀電柱の影

薄

穏貫卦

行

き

合

儀器空串苅乙卦汗雲の舟

ソー

ラン

祭

り

影

も

一

緒

に

踊

啓嫁卦

背

番

号

４孫の雄

叫

び天

高

し

ゴキブリや

何の因

果

で

迷

ひ

出

る

九

月

句

会

投

句

秋

均桶銀電柱の影

薄

穏貫卦

行

き

合

ひの空

串苅乙卦汗雲の舟

ソー

ラン祭

り

影

も

一

緒

に

踊

啓嫁卦

背

番

号

４孫の雄

叫

び天

高

し

十

月

十

月

句

会（

４句

）

秋

深

し

母の句

集

を

開

鴎喧り

看

取

啓幹喫言葉

丑卦寡り神の旅

無

花

果

や

乳

兄

妹

が血径汗言ふ

筋瓦憩合ひ

上へ上へと秋の蝶

- 7 -

十

一

月

十

一

月

句

会（

４句

）

無

住

寺

に落

葉の絨

毯

赤

黄

色

風

に揺

れ

監兇監兇監兇と冬の蜂

繕

ひて糸

切

る

妻

や

冬

に

入

る

時

雨

忌

や

野

飼の山

羊の姿

消

ゆ

大

婆

丸錦晴着

見

骸帰や七五

三

立

冬

や

大

和

三

山

凜

甘回完

思

笈竿も帰渓巌昔帰

り

花

十

二

月

十

二

月

句

会（

４句

）

階襖環京径砧繋砧襖笠雲茄僅回碓がれ

無

信

心

終

弘

法

南

無

大

師

スー

パーへ歩

雲完二分

年の暮

忘

年

会

白

寿の義

母のカ

スタネット

- 8 -

冬の霧

幽

汚関鷺の影

絵

汚莞

隙が町に冬

満

月の沈

饗嫁卦

- 9 -

一

月（

令

和

二

年

）

亡

き

父

に

背

中の似

額卦冬

菫

二

月

句

会（

４句

）

侃瓦況壊桶妻と二

人

で

鬼

は

外

子の仕

草

黍汗我に似

て冬

菫

坊

ちやん

湯

一

期

一

会の遍

路

汚莞

手

を侃還岡孫と見

上

げ慶竿んど焼

夕

刊の届

く音

恢完雨水

汚莞

三

月

句

会（

４句

）

淋

恢云汗妣の電

話

や

雛

碓群憩

生と死

幾期賀矯に浮汚客艶兇ろ舟

ホタルイ

カ

光

る

目

玉の酢

味

噌

和へ

春

灯

や

孫の忘

桂回玩

具

で

遊

ぶ

四

月

屁

を妓企卦一

人

で

笑

ふ春の夜

四

月

句

会（

４句

）

隙凹矯狂莞妻と見

上

ぐる桜汚莞

仏

生

会

大

日

如

来

吾

含鵜卦

無

念

玖莞コロナ蔓

延

春

に死

す

一

歩

ずつ散歩の日

々

や

風

光

る

- 10 -

大

和

俳

壇

投

句

花

粉

症

檜

に

罪

棄還家景竿も

掃

除

機の音

も

軽

玖薗春の朝

豆

入

兄器卵焼

鴎貫卦春の色

人

は

皆コロナに

見

園完昭和の日

五

月

五

月

句

会（

４句

）

子

や

孫

に

会

笈巌今年の立

夏

汚莞

薫

風

やパン一つ持

ち旅

に出

る

伽

羅

蕗

や

母の俤

汚郷回巾る

天

国の母

に

供

笈珪カー

ネ

ー

ション

六

月

句

会（

４句

）

総

理

汚勲マスクの届く薄

暑

汚莞

草

局壊卦粟

粒

侠竿の飛蝗

跳

ぶ

夏の空

昭

和

幾猿区萱パンの耳

夏

立

侃銀義母が手

を

振

る

窓

遠

し

七

月

七

月

句

会（

４句

）

夕

焼

を

犬と眺

巾珪昭和

汚莞

梅

雨

空

や

今

日

一

日

に活

を

入

れ

- 11 -

夏

休アイスクリンと父の言

ふ

草の葉

含炎前居

額器薗糸蜻

蛉

八

月

八

月

句

会（

４句

）

空

蝉

は

土の匂

妓喧纏妓嫁卦

逆

上

がり出来

た

夏の日

鉄の味

誰

が顎勤関経を

唱

笈珪法師

蝉

糸

幾区盈関キャベツ

切

啓岳卦妻の技

九

月碓あ言笈帰華う言ふ

妻と五

十

年

九

月

句

会（

４句

）

缶

蹴の缶

妓環瓦鵜卦路

地の月

田の神の稲

穂

を

撫

でる散歩

道

蘇

る

父の笑

顔

や

西

瓜

食

ぶ

松

茸

や

匂

儀錦骸凱に通り

去

り

霧の海

黍楽塩鏡区況器浮汚戯をり

敬

老の日

孫

汚勲貰うストラップ

リモー

トで

介

護

認

定

秋

深

し

華れ見感汗母の俳

句

や

菊

日

和

十

月

- 12 -

十

月

句

会（

４句

）

感

染の数

字

を

睨

む

夜

長

汚莞

岡

山の孫の素

振

や

秋の風

呼

び合

妓完鵯の番の飛

び

去

兄回

褐滑期既器道を

辿

慶銀秋彼

岸

自

転

車のチュー

ブの泡

や

路

地の月

頴繋稼雲魚の名

前

問

ふ、問

ふ

楽

し

世

や

糖

質

ゼロのビー

ル飲

む

竜

胆

や

母の命

日

経

を

読

む

影

踏

響器影鮮

玖塩莞今日の月

大

和

俳

壇

特

選

秋

暁の山

並

み

赤く紅

を

引

き

「

刺

身

でも」に釣

郡景完秋刀

魚

買

妓舘嫁卦

一

匹の秋

刀

魚

を

妻と分

科舘嫁卦

淡

き

夢

黍盈街拳汚寒ら風に

揺

れ