概要 - cisco · の rg-59 同軸ケーブルが必要です。 • rfc 1406 および rfc 1407...
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C H A P T E R
1-1PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
1概要
この章では、PA-MC-T3 ポート アダプタの次の内容について説明します。
• ポート アダプタの概要(p.1-2)
• マルチチャネル T3 の概要(p.1-2)
• 機能(p.1-4)
• インターフェイス仕様(p.1-4)
• LED(p.1-5)
• ケーブル、コネクタ、ピン割り当て(p.1-7)
• サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置(p.1-9)
• インターフェイス アドレスの識別(p.1-20)
第 1 章 概要
ポート アダプタの概要
1-2PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
ポート アダプタの概要PA-MC-T3 は、BNC コネクタを使用して 1 つの T3 インターフェイス接続を提供するシングル幅の
1 ポート アダプタです(図 1-1 を参照)。このインターフェイスで、最大 28 の T1 回線(1 つの T3
グループ)をサポートできます。各 T1 回線は、個別に設定できるシリアル インターフェイスとし
て構成されます。
図 1-1 PA-MC-T3 — 前面プレート図
マルチチャネル T3 の概要PA-MC-T3 の T3 リンクは、28 の独立した T1 データ回線としてチャネライズされます。各 T1 回線
を、シリアル データ伝送用としてチャネライズまたは非チャネライズできます。
各 T1 回線には、T1 の全帯域幅、T1 帯域幅の一部、またはデータ伝送用にチャネライズした T1 帯
域幅を割り当てることができます。各 T1 回線の使用可能帯域幅は、n × 56 kbps または n × 64 kbps
で、n は、1 ~ 24 の番号が割り当てられているタイムスロットの番号です。チャネライズド T1 で
は各 T1 回線に最大 24 のタイムスロット(56/64 kbps)を使用できます。T1 帯域幅を最大速度で利
用しない場合、未使用の T1 帯域幅の一部は使用不可となり、アイドル チャネル データ用になりま
す。複数の T1 回線の集線化はサポートされません。PA-MC-T3 がサポートしている論理チャネル
数は、最大 128 です。
(注) PA-MC-T3 上の T1 回線には、他のシスコ製品に使用されている従来のゼロからの番号設定(0 ~27)と異なり、1 ~ 28 の番号が割り当てられています。これは、チャネライズド(マルチチャネ
ル)T3 機器における Telco の番号設定方式と一致しています。
PA-MC-T3 の T3 セクションは、(c-bit パリティを使用した)メンテナンス データリンク チャネル、
ペイロード、およびネットワーク ループバックをサポートしています。PA-MC-T3 の T1 セクショ
ンは、Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)フレーミングの Facility Data Link(FDL)
および各種のループバックをサポートしています。各 T1 回線において、Bit Error Rate(BER; ビッ
ト誤り率)テストがサポートされます。テストは通常、フレーム化されていない T1 信号上で実施
されます。
PA-MC-T3 の各 T1 リンク上では、Cisco High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリ
ンク制御)、フレーム リレー、PPP(ポイントツーポイント プロトコル)、および Switched Multimegabit
Data Service(SMDS)Data Exchange Interface(DXI; データ交換インターフェイス)カプセル化がサ
ポートされます。DXI は、SMDS のためだけに T1 回線上に送信されるので、DXI 用の直接入力端
子がある SMDS スイッチに接続する必要があります。
1040
3
ENABLED
LOOP
ALARM
OOFAISLO
SFERF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
第 1 章 概要
マルチチャネル T3 の概要
1-3PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
(注) PA-MC-T3 は、複数 T1 回線の集線化(「逆多重化」または「接合」と呼ばれる)によるデータ伝送
の高速化をサポートしていません。
PA-MC-T3 上の物理 T3 リンクには、受信(RX)用と送信(TX)用の 2 つのメス BNC コネクタが
付いています。PA-MC-T3 インターフェイスに外部 T3 機器を接続するには、オス BNC コネクタが
付いている 75 Ω RG-59 同軸インターフェイス ケーブルを使用する必要があります(ケーブルの詳
細については、「ケーブル、コネクタ、ピン割り当て」[p.1-7] を参照)。
28 ある T1 回線はいずれも、チャネライズド T1 回線として設定できます。また、複数の T1 回線の
タイムスロットをグループ化して、いくつかの個別の論理チャネル グループを構成し、各グループ
のデータ伝送にそれぞれ異なるデータリンク レイヤ プロトコル カプセル化を使用することができ
ます。
各論理チャネル グループは、個々の 56/64 kbps タイムスロットで構成します。また、1、9、および
12 ~ 14 のタイムスロットのように個々のタイムスロットと指定範囲のタイムスロットによって構
成することもできます。1 つの論理チャネル グループに 1 ~ 24 のタイムスロットを指定できます
が、同じタイムスロットを複数の論理チャネル グループに設定することはできません。未使用のタ
イムスロットには、プログラマブル アイドル チャネル データが保管されます。
各 T1 回線には、オンボード T1 Bit Error Rate Test(BERT; ビット誤り率テスト)回路が組み込まれ
ています。これにより、ポート アダプタ ソフトウェアはプログラマブル パターンの送信と検出を
実行します。BERT は、任意の T1 回線だけで実行することも、28 の全 T1 回線で同時に実行するこ
ともできます。
(注) オンボード T3 BERT はサポートされません。
第 1 章 概要
機能
1-4PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
機能PA-MC-T3 は、次の機能を備えています。
• 44.736 Mbps の T3 伝送速度での双方向データ送受信(T3 回線では、DS3 [ デジタル信号レベル
3] デジタル信号が伝送されます)。
• 送信(TX)/ 受信(RX)用の 2 つのメス BNC コネクタによる T3 接続、インピーダンス 75 Ωの RG-59 同軸ケーブルが必要です。
• RFC 1406 および RFC 1407 をサポート(CISCO-RFC-1407-CAPABILITY.my)。RFC 1406 では、
Frac テーブル以外の全テーブルがサポートされます。RFC 1407 では、FraEnd テーブル以外の
全テーブルがサポートされます(Cisco MIB [ 管理情報ベース ] ファイルへのアクセスについて
は、『Cisco Management Information Base(MIB)User Quick Reference』を参照してください)。
• PA-MC-T3 マイクロコードは DRAM(または SDRAM)構成にロードされ、そこから実行され
ます。DRAM の構成は PA-MC-T3 が搭載されている VIP モデルによって異なります。
• Catalyst RSM/VIP2 では、PA-MC-T3 マイクロコードは、Catalyst RSM/VIP2-40 の DRAM にロー
ドされ、DRAM から実行されます。
インターフェイス仕様PA-MC-T3 ポートは、75 Ω 同軸ケーブル(ATT 728A type coax)経由で伝送される DSX-3 レベル信
号を送受信するように設計されています。T3 ポートは、DSX-3 レベル BNC コネクタを備えている
任意の機器に接続することができます。
表 1-1 に、T3 フロント エンドの仕様を示します。
表 1-1 T3 フロント エンドの仕様
パラメータ 仕様
回線速度 44.736 Mbps(±20 ppm)
ライン コード B3ZS(バイポーラ 3 ゼロ置換)
インピーダンス 75 Ω
パルス波形 ANSI T1.102、パルス振幅 = 0.36 ~ 0.85 V ピーク
入力信号 DSX-3(9.7 ~ 11.8 dB)
出力信号 DSX-3、75 Ω 同軸ケーブル(728A または同等品)上で 450 フィート(135 m)
まで送信可能。回線側のパルス波形テンプレートに適合。
第 1 章 概要LED
1-5PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
LEDPA-MC-T3 には、6 つのステータス LED と 1 つの ENABLED LED が一列に並んでいます(図 1-2 を
参照)。
図 1-2 PA-MC-T3 の LED
表 1-2 にポート LED のカラーと意味を示します。
システムの初期設定が完了すると、ポートが作動可能になったことを示すため、ENABLED LED が
点灯します。
PA-MC-T3 をイネーブルにするには、次の条件が満たされている必要があります。
• ポート アダプタが正しく接続され、次のいずれかから電力が供給されていること
- Catalyst RSM/VIP2 マザーボード
- Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール
- VIP
1040
6
ENABLED
OOFAISLO
SFERF
LOOP
ALARM TX
表 1-2 PA-MC-T3 の LED
LED のラベル カラー 状態 意味
ENABLED グリーン 点灯 ポート アダプタは動作可能です。
ALARM イエロー 点灯 設定済みの T1 回線または T3 リンク上で、アラーム条
件1 を受信しました。
1. アラームには次のものがあります。T1 Loss of Frame(LOF; フレーム損失)、T1 Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)、T1 イエロー アラーム、T3 Loss of Signal(LOS; 信号損失)、T3 AIS、および T3 FERF イエロー アラーム
点滅 ポート アダプタにブート障害が発生しました。2
2. この LED は、ポート アダプタ初期化中に瞬間的に点滅します。
LOOP イエロー 点灯 T1 回線または T3 リンクがループバック ステートで
す。標準データ トラフィックを処理できません。
LOS イエロー 点灯 ポート アダプタの Line Interface Unit(LIU)により、
T3 リンク上で受信信号損失が検出されました。
OOF イエロー 点灯 DS3 Out of Frame(OOF; フレーム同期外れ)が検出さ
れました。
AIS イエロー 点灯 T3 リンク上でアラーム表示信号を受信しました。
FERF イエロー 点灯 レシーバーにより、Far-End Receive Failure(FERF; 遠
端側受信障害)信号が検出されました。3
3. OOF LED が点灯した場合、FERF LED は OOF が発生する前のステートにとどまります。これは、最後に認識された遠端側受信装置の状態を意味します。OOF LED が消灯すると、FERF LED は遠端側受信装置の現在の状態を示します。
第 1 章 概要LED
1-6PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
• ポート アダプタに有効なシステム ソフトウェア イメージが、正しくダウンロードされている
こと
• システム バスが次のいずれかを認識していること。
- PA-MC-T3
- PA-MC-T3 を搭載した Catalyst RSM/VIP2
- PA-MC-T3 を搭載した Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール
- PA-MC-T3 を搭載した VIP
上記のいずれかの条件が満たされていない場合、または他の理由により初期設定に失敗した場合、
ENABLED LED は点灯しません。
(注) LED が示すインターフェイス ステータス情報のほかにも、ルータのコンソール ポートや Telnet または SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を通じて、詳細なインターフェイス ステータス
情報を入手することができます。
第 1 章 概要
ケーブル、コネクタ、ピン割り当て
1-7PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
ケーブル、コネクタ、ピン割り当てPA-MC-T3 のインターフェイス コネクタは RG-59 同軸 BNC タイプで、送信(TX)用および受信
(RX)用に各 1 つのコネクタが付いています。BNC コネクタは、トランスフォーマによって、
PA-MC-T3 上のアナログ物理インターフェイスである PA-MC-T3 LIU に連結されています。
PA-MC-T3 上の BNC コネクタのピン配置および信号は、次のとおりです。
• 送信(TX)側 ― 信号はセンタ コンタクト上で送信されます。外側シールドは、TX BNC コネ
クタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブル用のアースです。
• 受信(RX)側 ― 信号はセンタ コンタクト上で受信されます。外側シールドは、RX BNC コネ
クタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブル用のアースです。
注意 PA-MC-T3 から外部 DS3(T3)機器への接続に長いケーブルが必要な場合には、問題が発生しない
ように、使用する 75 Ω RJ-59 同軸ケーブルの仕様を事前に確認してください。
EMI(電磁波干渉)を軽減するために、各 75 Ω 同軸ケーブルにフェライト スリーブ(コモンモー
ド チョーク)を取り付ける必要があります(PA-MC-T3 では、各 75 Ω 同軸ケーブルに 2 つのフェ
ライト スリーブが付属品として含まれています)。
(注) フェライト スリーブは、各同軸ケーブルの PA-MC-T3 側の、BNC コネクタにできるだけ近い位置
に取り付ける必要があります(図 1-3 を参照)。
注意 フェライト スリーブは、T3 システムを EMI から保護し、システムを正常に運用するための必須コ
ンポーネントです。
図 1-3 同軸ケーブルへのフェライト スリーブの取り付け
図 1-4 に、PA-MC-T3 に使用する一般的な 75 Ω RG-59 同軸ケーブル ペアを示します。PA-MC-T3 の
接続には、必ず、このタイプの同軸ケーブル ペアを使用してください。PA-MC-T3 の各接続(RX
および TX)に、75 Ω 同軸ケーブルを 1 本使用します。
H10
509
第 1 章 概要
ケーブル、コネクタ、ピン割り当て
1-8PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
図 1-4 に示すように、送信用と受信用の 2 本のケーブルは、EMI を防ぐために全体を 1 本にまとめ
ておくことを推奨します。標準的な熱加工シュリンク チューブまたはケーブル タイを使用してく
ださい。
図 1-4 フェライト スリーブを取り付けた 75 Ω RG-59 同軸ケーブル ペア
最初からフェライト ビードが取り付けられている 75 Ω 同軸ケーブル ペア(シスコ製品番号:
CAB-ATM-DS3/E3)を発注することもできます(図 1-5 を参照)。このタイプの 75 Ω 同軸ケーブル
は、他のケーブル ベンダーでは市販されていません。
図 1-5 CAB-ATM-DS3/E3 ケーブル — BNC コネクタ付きの 75 Ω RG-59 同軸ケーブル
MC-T3
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2
H28
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第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-9PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
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サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置ここでは、サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置について説明しま
す。次の各プラットフォームのスロット位置の規則を図で示します。
• Catalyst RSM/VIP2 のスロット番号(p.1-9)
• Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュールのスロット番号(p.1-11)
• Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのスロット番号(p.1-12)
• Cisco uBR7200 シリーズ ルータのスロット番号(p.1-13)
• Cisco 7201 ルータのスロット番号(p.1-15)
• Cisco 7301 ルータのスロット番号(p.1-15)
• Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのスロット番号(p.1-16)
• Cisco 7401ASR ルータのスロット番号(p.1-17)
• Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP スロット番号(p.1-17)
Catalyst RSM/VIP2 のスロット番号
Catalyst RSM/VIP2 は、Catalyst 5000 ファミリスイッチの一番上のスロット(スーパーバイザ エンジ
ンを含む)を除く任意のスロットに搭載できます。Catalyst RSM/VIP2 はインターフェイス プロセッ
サ スロット番号を使用しません。したがって、搭載されたスロットではスロット番号は記載されて
いません。ポート アダプタは、Catalyst RSM/VIP2 のポート アダプタ スロット 0 または 1 のどちら
にでも搭載できます。図 1-6 に、Catalyst RSM/VIP2 に 2 つのポート アダプタを搭載した Catalyst
5000 ファミリ スイッチを示します。
図 1-6 Catalyst RSM/VIP2 にポート アダプタが搭載された Catalyst 5000 ファミリ スイッチ
2792
4
UTPTXCHANNEL 1
AUX
CONSOLE
RX
TXCHANNEL 0
RX
SLOT 1
RESETPCMCIA
SLOT 0
CPU HALT
PCMICA
EJECT
STATUS
ROUTE SWITCH MODULE
ENABLED
VIP2
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-10PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
図 1-7 に、Catalyst RSM/VIP2-40 のポート アダプタ スロット 0 とスロット 1 に搭載した 2 つの
PA-MC-T3 を示します。
図 1-7 2 つの PA-MC-T3 を搭載した Catalyst RSM/VIP2-40
2408
1
ENABLED
LOOP
ALARM
OOFAISLOS
FERF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
PA-MC-T3 0
PA-MC-T3 1
ENABLED
LOOP
ALARM
OOFAISLOS
FERF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
OOFAISLOS
FERF
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-11PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュールのスロット番号
Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュールは、Catalyst 6000 ファミリ スイッチのスロット 1 以外
の任意のスロットに搭載できます。スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。ポート ア
ダプタは、FlexWAN モジュール上のポート アダプタ ベイ 0 または 1 のどちらかに搭載できます。
図 1-8 に、FlexWAN モジュールに 2 つのブランク ポート アダプタを搭載した Catalyst 6000 ファミ
リ スイッチを示します。
(注) スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。冗長スーパーバイザ エンジンを使用する場合、
スロット 2 に取り付けます。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない場合、スロット 2 は他の
モジュールに使用できます。
図 1-8 FlexWAN モジュールにポート アダプタが搭載された Catalyst 6000 ファミリ スイッチ
2984
4
FANLED
INPUTOK
FANOK
OUTPUTFAIL
o
INPUTOK
FANOK
OUTPUTFAIL
o
1
2
3
4
5
6
7
8
9
SUPERVISOR I
WS-X6K-SUP1
STATUS
SYSTEM
ACTIVE
PWR M
GMT
RESET
CONSOLE
Switch Load 100%
1%
DTE/ DCE
PCMCIA EJECT
PORT 1
LINK
PORT 2
LINK
SUPERVISOR I
WS-X6K-SUP1
STATUS
SYSTEM
ACTIVE
PWR M
GMT
RESET
CONSOLE
Switch Load 100%
1%
DTE/ DCE
PCMCIA EJECT
PORT 1
LINK
PORT 2
LINK
8 PORT GIGABIT ETHERNET
WS-X6408
1
LINK
STATUS 2 3 4 5 6 7 8
LINK
LINK
LINK
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LINK
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8 PORT GIGABIT ETHERNET
WS-X6408
1
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STATUS 2 3 4 5 6 7 8
LINK
LINK
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8 PORT GIGABIT ETHERNET
WS-X6408
1
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STATUS 2 3 4 5 6 7 8
LINK
LINK
LINK
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LINK
LINK
LINK
24 PORT 100FX
WS-X6224
STATUS
24 PORT 100FX
WS-X6224
STATUS
24 PORT 100FX
WS-X6224
STATUS1
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2 1
FAN LED
FlexWAN
STATUS
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-12PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのスロット番号
Cisco 7202 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 2 つあります。スロットは、左から右に番号
が付けられています。ポート アダプタは、どちらのスロット(スロット 1 またはスロット 2)にも
取り付けることができます。ここでは、Cisco 7202 ルータの図はありません。
Cisco 7204 ルータおよび Cisco 7204VXR ルータには、ポート アダプタ用スロットが 4 つ、input/output
(I/O; 入力 / 出力)コントローラ用スロットが 1 つあります。スロットは左下から右上に番号が付け
られ、スロット 1 からスロット 4 になります。ポート アダプタは、任意のスロット(スロット 1 ~
4)に取り付けることができます。スロット 0 は、常に I/O コントローラ専用です。Cisco 7204 ルー
タおよび Cisco 7204VXR の図はありません。
Cisco 7206 ルータおよび Cisco 7206VXR ルータ(Cisco AS5800 ユニバーサル アクセス サーバに搭
載のルータ シェルフとしての Cisco 7206 および Cisco 7206VXR ルータを含む)には、ポート アダ
プタ用スロットが 6 つ、I/O コントローラ用スロットが 1 つあります。スロットは左下から右上に
番号が付けられ、スロット 1 からスロット 6 になります。ポート アダプタは、6 つのスロットのう
ち、任意のスロット(スロット 1 ~ 6)に取り付けることができます。スロット 0 は、常に I/O コ
ントローラ専用です。
図 1-9 に、Cisco 7206 ルータのスロット番号を示します。
図 1-9 Cisco 7206 ルータのポート アダプタ スロット
2832
9
2ETHERNET-10BFL
EN
RX
0 1 2 3 4TX RX TX RX TX RX TX RX TX
0
4
1
3
56
TOKEN RING
0 1 2 3
Cisco 7200Series
FAST ETHERNET INPUT/OUTPUT CONTROLLER
ENABLED
PCMCIA
EJECT
SLOT 0
SLOT 1
FE MII
EN
0 71 2 3 4 5 6SERIAL-V.35
ETHERNET 10BT
ENABLE
D
0 2
1 3
LINK
0 1 2 3
MII
EN RJ-45
EN
RJ-45
RJ-45
LINK
1O P
WR
OK
ENABLE
D
MII
LIN
K
RJ4
5
FAST ETHERNET
0
5
3
1
6
4
2
0
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-13PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
図 1-10 に、Cisco 7206 ルータのポート アダプタ スロット 3 に搭載した PA-MC-T3 を示します。
図 1-10 PA-MC-T3 を搭載した Cisco 7206
Cisco 7206VXR ルータの図はありません。
Cisco uBR7200 シリーズ ルータのスロット番号
Cisco uBR7223 ルータは、ポート アダプタ スロットを 1 つ(スロット 1)備えています。スロット
0 が存在する場合、常に I/O コントローラ専用になります。Cisco uBR7223 ルータの図はありません。
Cisco uBR7246 ルータおよび Cisco uBR7246VXR ルータには、ポート アダプタ用スロットが 2 つが
あります(スロット 1 およびスロット 2)。スロット 0 が存在する場合、常に I/O コントローラ専用
になります。
図 1-11 に、Cisco uBR7246 ルータまたは Cisco uBR7246VXR ルータのポート アダプタのスロット番
号を示します。
MC-T3 3
1040
7
ENABLED
LOOP
ALARM
OOF
AISLOS
FREF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
FAST SERIAL
ENTD TC RD RC LB CD TD TC RD RC LB CD TD TC RD RC LB CD TD TC RD RC LB CD
ENABLE
D
MII
LIN
K
RJ4
5
FAST ETHERNET
0
TOKEN RING
0 1 2 3
0
2
4
1
3
56
ETHERNET-10BFL
EN
RX
0 1 2 3 4TX RX TX RX TX RX TX RX TX
FAST ETHERNET INPUT/OUTPUT CONTROLLER
ENABLED
PCMCIA
EJECT
SLOT 0
FE
ENABLE
FE LIN
K
CPU RESET
1O P
OWER
OK
SLOT 1
FE MII
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-14PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
図 1-11 Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246VXR ルータのポート アダプタ スロット
図 1-12 に、Cisco uBR7246 ルータのポート アダプタ スロット 2 に搭載した PA-MC-T3 を示します。
図 1-12 PA-MC-T3 を搭載した Cisco uBR7246
ENABLED
DSuBR - MCI6
US USUS US0 1 2
5
ENABLED
DSuBR - MCI6
US USUS US0 1 2
5
ENABLED
DSuBR - MCI6
US USUS US
US US0 1 2 3 4 5
ENABLED
DSuBR - MCI6
US USUS US0 1 2
5
H11
323
3 4
5 6
0I/O
1
2
1758
4
MC-T3 ENABLED
LOOP
ALARM
OOFAISLO
SFERF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-15PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco 7201 ルータのスロット番号
図 1-13 に、ポート アダプタが搭載された Cisco 7201 ルータの前面図を示します。Cisco 7201 ルー
タには、ポート アダプタ スロットが 1 つだけあります(スロット 1)。
図 1-13 Cisco 7201 ルータのポート アダプタ スロット
Cisco 7301 ルータのスロット番号
図 1-14 に、ポート アダプタが搭載された Cisco 7301 ルータの前面図を示します。Cisco 7301 ルー
タには、ポート アダプタ スロットが 1 つだけあります(スロット 1)。
図 1-14 Cisco 7301 ルータのポート アダプタ スロット
2303
08
ENAB
LED
RX CE
LLS
RX CA
RRIER
RX AL
ARM
ATM
GE 0/0
GE 0/1GE 0/2
GE 0/3AUX
CONSOLE
MNGMNT USE ONLY
FELINK
0FE 0/0
RJ45SFP
SFPSFP
SFP
LINK/ACTV
ALARM
PWR OK
STATUS
CFACTV
COMPACT FLASH
LINK/ACTV
RXTX
LINK/ACTV
LINK/ACTV
RXTX
EN
RJ45 EN
PASLOT 1
Cisco 7201
ALARM
RJ45 ENLINK
TXRX
GBIC
GIGABIT ETHERNET 0/2
CISCO 7400SERIESCISCO 7411
SLOT 1
CONSOLEAUX
COMPACTFLASH STATUS
100-240V, 2A, 50/60 Hz24V=9A, 48 - 60V=5A
RJ45 ENLINK
TXRX
GBIC
GIGABIT ETHERNET 0/1
RJ45 ENLINK
TXRX
GBIC
GIGABIT ETHERNET 0/0
ENAB
LED
RX CE
LLS
RX CA
RRIER
RX AL
ARM
ATM
8498
8
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-16PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのスロット番号
Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードは、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 2 ~ 5
に搭載します。図 1-15 に、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット番号を示します。ポート アダ
プタのスロット番号は、モジュールのスロット番号と同じです。スロット 0 とスロット 1 は、NPE
モジュールまたは NSE モジュール専用です。
図 1-16 に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードを示しま
す。Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードには、シングル幅のポート アダプタを 1 つ取
り付けることができます。
図 1-15 Cisco 7304 ルータのモジュール スロット
図 1-16 Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード — ポート アダプタを搭載
TX
9K-10C48
1-PORT OC48 POS w/ SMSR
OIR
STATUS
RX
OIR
STATUS
9K-40C3/POS-MM
4-PORT OC3 POS w/ MM
OIR
STATUS
CARRIER/ALARM
0
ACTIVE/LOOPBACK
12
3
CARRIER/ALARM ACTIVE/LOOPBACK CARRIER/ALARM ACTIVE/LOOPBACK
7300-2OC3ATM-MM
2-PORT OC3 ATM MM
OIR
STATUS
0 RXTX
1 RXTX
7055
0
1
0
2
3
4
5
8465
3
7300-CC-PA
OIRSTATUS
7300 PA CARRIER
ENAB
LED
RX CE
LLS
RX CA
RRIER
RX AL
ARM
ATM
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-17PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco 7401ASR ルータのスロット番号
図 1-17 に、ポート アダプタが搭載された Cisco 7401ASR ルータの前面図を示します。Cisco 7401ASR
ルータには、ポート アダプタ スロットが 1 つだけあります(スロット 1)。
図 1-17 Cisco 7401ASR ルータのポート アダプタ スロット
Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP スロット番号
PA-MC-T3 は、Cisco 7000 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズ ルータで使用されている Versatile
Interface Processor 2(VIP2; 第二世代 Versatile Interface Processor)および Versatile Interface Processor
4(VIP4; 第四世代 Versatile Interface Processor)でサポートされています。Cisco 7010 ルータおよび
Cisco 7505 ルータの場合、VIP スロットに VIP マザーボードを水平方向に搭載します。Cisco 7507
ルータおよび Cisco 7513 ルータの場合、VIP スロットに VIP マザーボードを垂直方向に搭載します。
ポート アダプタは、VIP のどちらのベイにも搭載できます(ポート アダプタ スロット 0 または 1)。
ベイは、VIP 上で左から右に番号付けられています。
図 1-18 に、VIP2 上のスロット番号を示します。
図 1-18 VIP2 のスロット位置
5768
0
ENAB
LED
RX CE
LLS
RX CA
RRIER
RX AL
ARM
TX
RX ENHANCED ATM
2832
7
0
1
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-18PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
図 1-19 に、VIP4 上のスロット番号を示します。
図 1-19 VIP4 のスロット位置
図 1-20 に、VIP2-40 のスロット 0 およびスロット 1 に搭載した 2 つの PA-MC-T3 ポート アダプタ
を示します。
図 1-20 VIP2-40 のポート アダプタ スロット 0 および 1 に搭載した 2 つの PA-MC-T3
2656
1
CPU DIMM U1
0
1
DIMM U5
CPU
1040
4ENABLED
LOOP
ALARM
OOFAISLOS
FERF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
PA-MC-T3 0
PA-MC-T3 1
DRAMSIMM
SRAMDIMM U5
CPU
U6
U2U4
ROM
ENABLED
LOOP
ALARM
OOFAISLOS
FERF TX
MULTI-CHANNEL DS3
RX
OOFAISLOS
FERF
第 1 章 概要
サポート対象プラットフォーム上でのポート アダプタのスロット位置
1-19PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco 7010 ルータにはポート アダプタ用スロットが 3 つ、Route Switch Processor(RSP)用スロット
が 2 つあります。スロットは、下から上へ番号が付けられています。ポート アダプタは、任意の
VIP インターフェイス スロット(スロット 0 ~ 2)に取り付けることができます。スロット 3 およ
び 4 は、常に RSP 専用です。Cisco 7010 ルータの図はありません。
Cisco 7505 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 4 つ、RSP 用スロットが 1 つあります。ス
ロットは、下から上へ番号が付けられています。ポート アダプタは、任意の VIP インターフェイ
ス スロット(スロット 0 ~ 3)に取り付けることができます。1 つのスロットは、常に RSP 専用で
す。Cisco 7505 ルータの図はありません。
Cisco 7507 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 5 つ、RSP 用スロットが 2 つあります。ス
ロットは、左から右に番号が付けられています。ポート アダプタは、任意の VIP インターフェイ
ス スロット(スロット 0、1、4、5、または 6)に取り付けることができます。スロット 2 および 3
は、常に RSP 専用です。Cisco 7507 ルータの図はありません。
Cisco 7513 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 11 個、RSP 用スロットが 2 つあります。ス
ロットは、左から右に番号が付けられています。ポート アダプタは、任意の VIP インターフェイ
ス スロット(スロット 0 ~ 5、またはスロット 9 ~ 12)に取り付けることができます。スロット 6
および 7 は、常に RSP 専用です。Cisco 7513 ルータの図はありません。
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-20PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
インターフェイス アドレスの識別ここでは、サポート対象のプラットフォームに搭載した PA-MC-T3 のインターフェイス アドレスの
識別方法について説明します。インターフェイス アドレスは、ルータまたはスイッチ上の各イン
ターフェイスの物理的な位置を表します。
PA-MC-T3 インターフェイス アドレスは、常に T1 回線番号:チャネル グループ番号で終了します。
• T1 回線番号は、PA-MC-T3 の T1 回線番号で、1 ~ 28 です。
• チャネル グループ番号は T1 回線上の論理チャネル グループの番号で、0 ~ 23 です。
ルータに搭載した PA-MC-T3 上のインターフェイスは、他のポート アダプタの取り付けまたは取り
外しに関係なく、常に同じアドレスを保持します。ただし、ポート アダプタを別のスロットに移動
した場合には、インターフェイス アドレスの最初の数値が新しいポート アダプタ スロット番号に
変わります。
VIP または FlexWAN モジュールに搭載した PA-MC-T3 上のインターフェイスも、他のインターフェ
イス プロセッサまたはモジュールの取り付けまたは取り外しに関係なく、同じアドレスを保持しま
す。ただし、VIP または FlexWAN モジュールを別のスロットに移動した場合には、インターフェ
イス プロセッサまたはモジュール スロット番号が、新しいスロット番号に変わります。
(注) Cisco IOS ソフトウェアは設定済みの論理チャネル グループを 1 つのシリアル インターフェイスと
して認識します。そのため、設定済みの論理チャネル グループには、シリアル インターフェイス
に対して有効なすべてのコンフィギュレーション コマンドを実行できます。設定した論理チャネ
ル グループでは、PPP、HDLC、SMDS、およびフレームリレーの各カプセル化方式を使用してデー
タ トラフィックを転送することができます。使用するカプセル化方式は、シリアル インターフェ
イス コンフィギュレーション コマンドで指定します。また、設定済みの論理チャネル グループに
は、シリアル インターフェイスに適用できるすべてのコマンド スイッチ(最適スイッチングを含
む)を使用することができます。
(注) インターフェイス ポートには、0 で始まって左から右に番号が付けられています。
次のサブセクションでは、サポート対象プラットフォームのインターフェイス アドレスのフォー
マットについて説明します。
• Catalyst 5000 ファミリ スイッチに搭載した Catalyst RSM/VIP2 のインターフェイス アドレス
(p.1-23)
• Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュールのインターフェイス アドレス(p.1-23)
• Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのインターフェイス アドレス(p.1-24)
• Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインターフェイス アドレス(p.1-24)
• Cisco 7201 ルータのインターフェイス アドレス(p.1-24)
• Cisco 7301 ルータのインターフェイス アドレス(p.1-25)
• Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのインターフェイス アドレス(p.1-25)
• Cisco7401ASR ルータのインターフェイス アドレス(p.1-25)
• Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP インターフェイス アドレ
ス(p.1-25)
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-21PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
表 1-3 に、サポート対象プラットフォームのインターフェイス アドレスのフォーマットをまとめて
います。
表 1-3 インターフェイス アドレスの識別
プラットフォームインターフェイス アドレスのフォーマット 番号 構文
Catalyst 5000 ファミリ スイッチ
に搭載した Catalyst RSM/VIP
ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 0
または 1
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
0/0/1:0
Catalyst 6000 ファミリ スイッチ
に搭載した Catalyst 6000 ファミ
リ FlexWAN モジュール
モジュール スロット番号 /
ポート アダプタ ベイ番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
モジュール スロット ― 21 ~ 13
(スイッチのスロット数によっ
て異なる)
ポート アダプタ ベイ ― 0 また
は 1
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
3/0/0/1:0
Cisco7200 シリーズ ルータおよ
び Cisco 7200 VXR ルータ
ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 1
~ 6(ルータのスロット数によ
る)2
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
1/0/1:0
Cisco 7201 ルータ ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 常
に 1
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
1/0/1:0
Cisco uBR7223 ルータ ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 常
に 12
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
1/0/1:0
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-22PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco uBR7246 ルータ ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 1
または 22
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
1/0/1:0
Cisco 7301 ルータ ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 常
に 1
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
1/0/1:0
Cisco 7304 ルータに搭載の Cisco
7304 PCI ポート アダプタ キャ
リア カード
モジュール スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
モジュール スロット ― 2 ~ 5
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
3/0/1:0
Cisco 7401ASR ルータ ポート アダプタ スロット番号 /
インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
ポート アダプタ スロット ― 常
に 1
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
1/0/1:0
Cisco 7000 シリーズ ルータまた
は Cisco 7500 シリーズ ルータに
搭載した VIP
インターフェイス プロセッサ スロッ
ト番号 / ポート アダプタ スロット番号
/ インターフェイス ポート番号 /
T1 回線番号:チャネル グループ番号
インターフェイス プロセッサ
スロット ― 0 ~ 12(ルータのス
ロット数による)
ポート アダプタ スロット ― 0
または 1
インターフェイス ポート ― 0
T1 回線番号 ― 1 ~ 28
T1 回線上の論理チャネル グ
ループ ― 0 ~ 23
3/1/0/1:0
1. スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。冗長スーパーバイザ エンジンを使用する場合、スロット 2 に取り付けます。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない場合、スロット 2 は他のモジュールに使用できます。
2. ポート アダプタ スロット 0 は、I/O コントローラ(使用する場合)のファスト イーサネット ポート専用です。
表 1-3 インターフェイス アドレスの識別(続き)
プラットフォームインターフェイス アドレスのフォーマット 番号 構文
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-23PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Catalyst 5000 ファミリ スイッチに搭載した Catalyst RSM/VIP2 のインターフェイス アドレス
Catalyst 5000 ファミリ スイッチの場合、Catalyst RSM/VIP2 は、最上段のスロット(スーパーバイザ
エンジン モジュールを搭載)を除く任意のスロットに搭載できます。Catalyst 5000 ファミリ スイッ
チの Catalyst RSM/VIP2 は、インターフェイス プロセッサ スロット番号を使用しません。したがっ
て、搭載されたスロットではスロット番号は記載されていません。ポート アダプタは、Catalyst
RSM/VIP2 のポート アダプタ スロット 0 またはスロット 1 のいずれかに搭載できます。図 1-6 およ
び図 1-7 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの数値で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Catalyst 5000 ファミリ スイッチの Catalyst RSM/VIP2 のポート ア
ダプタ スロット 1 に PA-MC-T3 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 1/0/1/0 になります
(ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス ポート 0、T1 回線 1、チャネル グループ 0)。
Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュールのインターフェイス アドレス
Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュールをモジュール スロットの 2 ~ 9 に搭載できます(ルー
タのスロット数によって異なる)。スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。ポート アダ
プタは、FlexWAN モジュール上のポート アダプタ ベイ 0 または 1 のどちらかに搭載できます。図
1-8 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 5 つの番号で構成されています。アドレス フォーマットは、次のと
おりです。モジュール番号 / ポート アダプタ ベイ番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番
号:チャネル グループ番号。表 1-3 を参照してください。
最初の番号は、FlexWAN モジュールが搭載されているシャーシのモジュール スロットを示してい
ます(シャーシのスロット数に応じてスロット 2 ~ 3、6、または 9)。これらのモジュール スロッ
トは、通常、上から下へ、1 から番号が付けられています。
2 番めの番号は、ポート アダプタが搭載されている FlexWAN モジュールのベイ(0 または 1)を示
しています。FlexWAN モジュール上のベイは左から右に番号が付けられています。
3 番めの番号は、ポート アダプタの物理ポート番号を示しています。PA-E3+ はシングルポート ポー
ト アダプタなので、ポート番号は常に 0 になります。PA-MC-T3 はシングルポート ポート アダプ
タなので、ポートは常に 0 になります。
4 番めの数値は PA-MC-T3 の T1 回線番号で、1 ~ 28 です。
5 番めの数値は T1 回線上の論理チャネル グループの番号で、0 ~ 23 です。
たとえば、PA-MC-T3 をモジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0 の FlexWAN モジュールに
搭載した場合、インターフェイス アドレスは 3/0/0/1:0(モジュール スロット 3、ポート アダプタ
ベイ 0、インターフェイス ポート 0、T1 回線 1、論理チャネル グループ 0)です。ポート アダプタ
を FlexWAN モジュールのポート アダプタ ベイ 1 に搭載した場合、インターフェイス アドレスは
3/1/0/1:0 です。
(注) モジュール スロット 3 から PA-MC-T3 が搭載されている FlexWAN モジュールを取り外してモ
ジュール スロット 6、ポート アダプタ ベイ 0 に取り付けると、インターフェイス アドレスは
6/0/0/1:0 になります。
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-24PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
(注) FlexWAN モジュールの物理ポート アドレスは 0 がベースで、これは従来の Catalyst 6000 ファミリ
の 1 をベースとしたポート アドレスとは異なっています。
Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのインターフェイス アドレス
Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータでは、ポート アダプタ スロットが左下か
ら右上に番号が付けられ、Cisco 7202 の場合はスロット 1 からスロット 2、Cisco 7204 および Cisco
7204VXR の場合はスロット 1 からスロット 4、Cisco 7206 および Cisco 7206VXR の場合はスロット
1 からスロット 6 になります。ポート アダプタは、スロット 1 ~ 6 の任意のポート アダプタ スロッ
トに搭載できます(ルータのスロット数によって異なる)(スロット 0 は、常に I/O コントローラ専
用です)。図 1-9 および図 1-10 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの番号で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Cisco 7200 シリーズ ルータのスロット 1 に PA-MC-T3 を搭載した
場合、インターフェイス アドレスは 1/0/1:0 になります(ポート アダプタ スロット 1、インターフェ
イス ポート 0、T1 回線 1、論理チャネル グループ 0)。スロット 4 に PA-MC-T3 を搭載した場合、
インターフェイス アドレスは 4/0/1:0 になります。
Cisco uBR7200 シリーズ ルータのインターフェイス アドレス
Cisco uBR7223 ルータの場合、ポート アダプタを取り付けることができるのは 1 つのスロットだけ
です(スロット 1)。
Cisco uBR7246 ルータおよび Cisco uBR7246VXR ルータでは、2 つのポート アダプタ スロットにポー
ト アダプタを搭載できます(スロット 1 およびスロット 2)。スロット 0 が存在する場合、常に I/O
コントローラ専用になります。図 1-11 および図 1-12 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの番号で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Cisco uBR7223 ルータのスロット 1 に PA-MC-T3 を搭載した場合、
インターフェイス アドレスは 1/0/1/0 になります(ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス
ポート 0、T1 回線 1、およびチャネル グループ 0)。Cisco uBR7246 ルータのスロット 2 に PA-MC-T3
を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 2/0/1/0 になります(ポート アダプタ スロット 2、
インターフェイス ポート 0、T1 回線 1、およびチャネル グループ 0)。
Cisco 7201 ルータのインターフェイス アドレス
Cisco 7201 ルータの場合、ポート アダプタを取り付けることができるのは 1 つのスロットだけです
(スロット 1)。図 1-13 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの番号で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Cisco 7201 ルータに PA-MC-T3 を搭載した場合、インターフェイ
ス アドレスは 1/0/1/0 になります(ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス ポート 0、T1 回
線 1、およびチャネル グループ 0)。
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-25PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
Cisco 7301 ルータのインターフェイス アドレス
Cisco 7301 ルータの場合、ポート アダプタを取り付けることができるのは 1 つのスロットだけです
(スロット 1)。図 1-14 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの番号で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Cisco 7301 ルータに PA-MC-T3 を搭載した場合、インターフェイ
ス アドレスは 1/0/1/0 になります(ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス ポート 0、T1 回
線 1、およびチャネル グループ 0)。
Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのインターフェイス アドレス
Cisco 7304 ルータでは、ポート アダプタは Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードに取り
付けられます。Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードは、Cisco 7304 ルータのモジュール
スロット 2 ~ 5 に取り付けます。ポート アダプタのスロット番号は、モジュールのスロット番号と
同じです。図 1-15 および図 1-16 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの番号で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 3 の Cisco 7304 PCI ポー
ト アダプタ キャリア カードに PA-MC-T3 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 3/0/1/0 に
なります(ポート アダプタ スロット 3、インターフェイス ポート 0、T1 回線 1、チャネル グループ 0)。
Cisco7401ASR ルータのインターフェイス アドレス
Cisco 7401ASR ルータの場合、ポート アダプタを取り付けることができるのは 1 つのスロットだけ
です(スロット 1)。図 1-17 を参照してください。
インターフェイス アドレスは 4 つの番号で構成され、フォーマットは次のとおりです。ポート ア
ダプタ スロット番号 / インターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3
を参照してください。たとえば、Cisco 7401ASR ルータに PA-MC-T3 を搭載した場合、インターフェ
イス アドレスは 1/0/1/0 になります(ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス ポート 0、T1
回線 1、およびチャネル グループ 0)。
Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP インターフェイス アドレス
Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータの場合、ポート アダプタは VIP に取
り付けられます。VIP はインターフェイス プロセッサ スロット 0 ~ 12 に取り付けます(ルータの
スロット数によって異なる)。ポート アダプタは、VIP のどちらのベイにも搭載できます(ポート
アダプタ スロット 0 または 1)。図 1-18、図 1-19、および図 1-20 を参照してください。
VIP のインターフェイス アドレスは 5 つの番号で構成されています。アドレス フォーマットは、次
のとおりです。インターフェイス プロセッサ スロット番号 / ポート アダプタ スロット番号 / イン
ターフェイス ポート番号 /T1 回線番号:チャネル グループ番号。表 1-3 を参照してください。
最初の番号は、VIP が搭載されているスロットを示しています(スロット 0 ~ 12、ルータのスロッ
ト数によって異なる)。
2 番めの番号は、ポート アダプタが搭載された VIP のベイ(ポート アダプタ スロット)を示して
います(0 または 1)。ベイは、VIP 上で左から右に番号付けられています。
第 1 章 概要
インターフェイス アドレスの識別
1-26PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
OL-2695-05-J
3 番めの番号は、ポート アダプタの物理ポート番号(インターフェイス ポート番号)を示していま
す。ポート番号は常に 0 から始まり、左から右に番号が付けられています。追加のポート数は、ポー
ト アダプタ上のポート数によって異なります。PA-MC-T3 はシングルポート ポート アダプタなの
で、ポートは常に 0 になります。
4 番めの数値は PA-MC-T3 の T1 回線番号で、1 ~ 28 です。
5 番めの数値は T1 回線上の論理チャネル グループの番号で、0 ~ 23 です。
たとえば、インターフェイス プロセッサ スロット 3、ポート アダプタ スロット 1 の VIP に
PC-MC-T3 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 3/1/0/1:0 になります(インターフェイス
プロセッサ 3、ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス 0、T1 回線 1、チャネル グループ
0)。ポート アダプタを VIP のポート アダプタ スロット 0 に搭載した場合、同じインターフェイス
のインターフェイス アドレスは、3/0/0/1:0 になります。
(注) 7 スロットの Cisco 7507 および、13 スロットの Cisco 7513 シャーシのプロセッサ スロットは、垂
直方向に、5 スロットの Cisco 7010 および Cisco 7505 シャーシのプロセッサ スロットは水平方向に
配置されていますが、Cisco 7500 シリーズのルータはすべて同じスロット番号とポート番号を採用
しています。