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  • 102103 月刊「武道」 2016.6 2016.6 月刊「武道」

    シリーズ 中学校武道 授業の充実に向けて●94

    ■シリーズ■

    中学校武道

    授業の充実に向けて●94

    1 2 3 4 5 6〝授業を作る〞

    〝教えすぎない〞

    成果と課題

    最後に

    授業実践

    空手道・合気道

    授業実践の経緯

    7 8○○○○○○

    ○○○○○○

    9○○○○○○

    10○○○○○○

    (教本p00〜)

     

    中田中学校では、野球が専門の

    又木潤教頭を中心に平成24年度ま

    で武道は柔道の授業を行ってい

    た。保健体育授業は、ハンドボー

    ルが専門の荒井啓貴教諭とともに

    TTにて男女別習で日々熱心に授

    業をこなしていた。文部科学省の

    学習指導要領、武道の運動種目に

    ある柔道、剣道、相撲以外の″そ

    の他の武道〟の文言に対して又木

    トで応用。まさしく学校現場で生

    まれる工夫ではないだろうか。

     

    さて、授業では礼の後、「送り足」

    の指導がされていた。手刀で軽く

    段取りを確認した後、「受け」(緑

    色のメッシュベスト)の生徒には

    新聞刀が渡された。新聞刀で「受

    け」が攻撃し、「取り」(オレンジ

    色のメッシュベスト)は攻撃を送

    り足でかわし、後ろ足を引きつけ

    る。次に「受け」の手をとり、技

    をかける「角すみ落おとし」が説明された。

    しかし冒頭から生徒に「角落し」

    と技名を教えるわけではない。生

    徒は見よう見まねで動作をこなし

    ていく。この時、又木教頭は一度

    動作を停止させ「受けのバランス

    を崩すにはどうしたらいいか?」

    と生徒たちへ疑問を投げ掛けた。

    生徒は相手の身体を使いながら、

    どのポイントで相手が崩れるのか

    考えをめぐらせ、試行していた。

    「相手の手首をまわす」「相手の手

    首を左右に揺らす」「相手の手首

    を回して押す」など様々な意見が

    出された。そして又木教頭から「相

    手の背中側に相手が崩れるように

    押すこと」との指示があり、「角

    教頭は、常日頃から「『その他』

    って何?」と、指導可能なはずの

    武道種目に名称すら記載されてい

    ないことに疑問を感じていた(日

    本の伝統文化を学ぶ武道授業なの

    に、学習指導要領に名称すら記載

    されていないとは……)。

     

    日々、教頭としての職務をこな

    す又木氏には市教育委員会などか

    ら様々な事務連絡文書がおりてく

    る。そこで目に留まったのが日本

    武道館と全日本空手道連盟、同じ

    く日本武道館と合気会が主催の全

    国空手道指導者研修会と全国合気

    道指導者研修会であった。保健体

    落し」の技名を明記したボードが

    提示された。その後、生徒たちが

    指示通りに実践してみると、先ほ

    どと技のかかり具合が全く違うの

    か、「すごい!」などと歓声があ

    がった。

     

    技がかかることを発見・実感

    し、感動しているようであった。

    生徒たちに思考・試行させ、自身

    で正解を導きださせようとする。

    正解が導けないにしてもそこには

    何かしらの発見があり、生徒たち

    は成功すると感動を覚える。生徒

    たちに主体的に考えさせ、行動さ

    せる工夫が随所にちりばめられて

    いる授業であった。

    「自分で考え、自分で創意工夫す

    る。これは勉強にも、他のスポー

    ツにも通じることです」「技を掛

    けたら相手に『大丈夫か』と確認

    すること。武道では相手とのコミ

    ュニケーションが特に大切」と、

    又木教頭は生徒に伝えていた。こ

    の時間では「角落し」の発表会、

    呼吸法まで指導がなされていた。

    最後に、次の授業の″予告〟とし

    て又木教頭、荒井教諭による「第

    一教」の模範演武が披露された。

    育科教員としてベテランの域に達

    し、体育指導にも余裕が持ててい

    た。「水泳、バレーボールも専門

    でなくとも授業で教えている。だ

    ったら空手道、合気道の授業だっ

    て指導できるはず」と又木教頭は

    思い立ち、それぞれの研修会に参

    加を決意。それも偏に、生徒たち

    に多くの伝統文化″武道〟を学ん

    でもらい、立派な人間になっても

    らいたいとの思いであった。

     

    平成25年に空手道研修会を、平

    成26・27年に合気道の研修会を受

    講。地元にもどってからも空手道

    は東北学院高等学校の部活動顧問

    に、合気道は東北高校の部活動顧

    問に自身が習えるような協力体制

    を確保した。又木教頭は「これな

    らできる」と感触を摑つかんだ。ちな

    みに又木教頭、荒井教諭ともに空

    手道、合気道は未経験者である。

    川村英一校長に、柔道に加えて空

    手道、合気道授業の実践を進言。

    保護者からの苦情もなく、川村校

    長より承諾を得た。

     

    平成26年度は、男女とも柔道と

    空手道授業を、平成27年度は男子

    は柔道と空手道、女子は柔道と合

    気道を実践した。平成27年度につ

    いては柔道6時間、空手道と合気

    道はそれぞれ3時間の授業を行っ

    た。道着は3種目とも学校所有の

    柔道着を使用。空手道、合気道授

    業の実施にあたり、用具の面で新

    たな予算は発生していない。

    1 2 3 4 5 6〝授業を作る〞

    〝教えすぎない〞

    成果と課題

    最後に

    授業実践

    空手道・合気道

    授業実践の経緯

    7 8○○○○○○

    ○○○○○○

    9○○○○○○

    10○○○○○○

    (教本p00〜)

    ▽合気道

     

    取材当日の2月26日は2年生女

    子による2回目の合気道授業が行

    われていた。又木教頭が授業者、

    荒井教諭が補佐役である。

     

    生徒たちは道着に着替えてから

    オレンジ色と緑色のメッシュベス

    トをそれぞれ着用。色違いのメッ

    シュベストによって「受け」と「取

    り」がすぐに分かるよう工夫がさ

    れている。前述の合気道研修会で

    はラインテープを引き、「受け」

    と「取り」を明確化していた。そ

    れを持ち帰った又木教頭はライン

    テープだと設置・撤去に時間がか

    かると考え、既存のメッシュベス

     

    名取川の下流南域に位置する仙台市中田地区。昭和22年より

    保護者、関係者に支えられながら地域の中学校として発展・歴

    史を刻んできた仙台市立中田中学校。″部活動は人間形成の大切

    な場である〟という認識のもと、部活動も盛んに行われており、

    サッカー部、男・女ハンドボール部、女子新体操部、陸上部、

    女子駅伝部が全国大会に出場している。現在の生徒数は653名、

    仙台市内63校中、15、16番目の規模である。

     

    同校では、男女別習にて武道授業を実践しており、27年度、

    男子は柔道と空手道、女子は柔道と合気道の授業を実施した。

     

    28年2月、中田中学校を訪ね、合気道授業を取材させていた

    だいた。その取材を踏まえ、同校の、柔道・空手道・合気道の

    授業実践について紹介したい。

    複数種目授業の実践報告と課題⑧(柔道・空手道・合気道)

    仙台市立中田中学校

  • 104105 月刊「武道」 2016.6 2016.6 月刊「武道」

    シリーズ 中学校武道 授業の充実に向けて●94

    合気道未経験とは思えない素晴ら

    しい2人の演武に生徒からは「お

    お!」と歓声が上がった。荒井教

    諭に至っては、研修会の参加の経

    験もなく、主に又木教頭から指導

    を受けているとのことであった。

    礼を行い、授業は終了した。

      

    以下は生徒たちのアンケートで

    ある。

    ○アンケート集計(1学年女子90名)

    1.合気道の感想を○で囲んでく

    ださい。(複数選択可)

    ア 

    楽しかった     

    60名

    イ 

    つまらなかった   

    1名

    ウ 

    勉強になった    

    51名

    エ 

    よく分からなかった 

    3名

    オ 

    柔道よりも楽しかった8名

    カ 

    柔道よりもつまらなかった

                

    17名

    キ 

    興味がわいた    

    23名

    ク 

    痛かった      

    7名

    【理由】

    ・柔道とは違っていたので楽しめ

    たし、勉強にもなった。

    ・今までやったことのないものだ

    ったので楽しめた。

    ・これからの生活に役立つものを

    知れた。最小限の力で攻撃を避

    けられることに驚いた。

    ・友達と協力し教えあえたので、

    楽しかった。時間が短かった。

    ・難しかったけれど学ぶのが楽し

    かった。教頭先生もいたのでと

    ても分かりやすかった。

    ・柔道よりもやりやすかった。

    ・興味がなかったが合気道も工夫

    があることがわかって興味がわ

    いた。

    ・柔道よりも礼儀を学べた気がし

    た。難しい技もいろいろペアで

    やることができて楽しかった。

    ・守り方など詳しくわかることが

    できたから。合気道も柔道もど

    ちらも楽しかった。

    ・やったことがなかったけど、す

    ぐに技を覚えられたから。

    ・後ろ受け身をさまざまな方法で

    やったのが楽しかった。柔道の

    方が理解できた。

    ・友達と2人で協力し、互いを見

    合って学べたのが良かった。安

    全に楽しくできた。

    ・自分でもできるんだということ

    が実感できた。笑顔で行うこと

    ができた。

    ・勝敗がつかないのが面白くなか

    った。たくさん技があって楽し

    かった。

    2.合気道の授業で印象に残って

    いるものを教えてください。(複

    数選択可)

    ア 

    合気道の歴史    

    15名

    イ 

    体の使い方(入り身・転換・

    手刀など)      

    38名

    ウ 

    受け身(色々な方法での後ろ

    受け身)       

    33名

    エ 

    角落し(2人組で背中側に倒

    す技)        

    6名

    オ 

    呼吸法(正座をしてひっくり

    返した技)      

    12名

    カ 

    第一教(片手を取って倒して

    押さえる技)     

    25名

    キ 

    演武(お互いの技を発表しあ

    う)         

    33名

    【理由】

    ・楽しかったし印象に残った。

    ・他のペアとの見せ合いが印象に

    残っている。

    ・受け身を学んだことが印象的だ

    った。

    ・少しの時間を有効に使って発表

    まですることができた。

    ・演武では自分なりに工夫してみ

    てすごく面白かった。

    ・初めての授業で合気道を知って

    歴史など体の使い方も詳しく学

    ぶことができた。

    ・簡単に身を守れることを知った

    から。

    ・どのようにして作られたのか興

    味深い内容だった。

    ・相手の攻撃をどうやって避ける

    のかわかってよかった。

    ・柔道とは違う受け身で新鮮だっ

    たから。

    ・演武がドラマのような感じでで

    きたので楽しかった。

    ・座って相手を倒すことができた

    ことが楽しかった。

    ・第一教はとても面白かった。

    ・片手で相手を倒すのは凄いと思

    った。

    ・お互いに意見を出し合うことが

    できて楽しかった。

    ・先生のお手本の迫力が印象に残

    ってた。

    3.2人で協力して活動する場面

    が多かったと思います。「なる

    ほど」と感じたことを書いてく

    ださい。

    ・協力することで自分ができない

    合気道① メッシュベストを使用し、受け・取りを明確化

    合気道③ 視覚化し「角落し」を説明する又木教頭(左)

    合気道⑤ 又木教頭と荒井教諭による手本

    合気道⑦ 荒井教諭による呼吸法の指導

    合気道② 解説を行う又木教頭

    合気道④ 生徒たちによる「角落し」の練習

    合気道⑥ 授業の後半、技を掛け合う生徒たち

    合気道⑧ ボードを使って、合気道のキーワードを説明

  • 106107 月刊「武道」 2016.6 2016.6 月刊「武道」

    シリーズ 中学校武道 授業の充実に向けて●94

    部分やよく理解できない部分を

    よく見てくれると思った。

    ・2人で力を合わせることが大切

    だと思った。

    ・手をどちらかの方向に回すと、

    離れやすい方向があることがな

    るほどと思った。

    ・自分とは違うことを思っていて

    なるほどと思った。

    ・方法が理解できなかったとき他

    のチームを見てわかった。

    ・歩くだけで相手をかわせるこ

    と。

    ・相手のやり方を見て自分が間違

    っていることに気づいたとき。

    ・新聞紙を使って恐怖心を感じる

    ことなく取り組めた。

    ・小さな力を利用して相手に大き

    な力を加えることができる。

    ・手をねじればひっくり返せた。

    ・体の向き、手の向き、顔の向き

    の必要性を感じた。

    ・自分では思いつかなかった意見

    を聞いたとき。

    ・2人で協力していいなと思っ

    た。

    ・お互いにアドバイスができた。

    ・心を合わせて武道をすること。

    ・勝敗がない所。

    ・肘をおすと簡単に倒すことがで

    きた。

    4.柔道と合気道を連続して行い

    ましたが、2種目学習してよか

    ったことを書いてください。

     ・2つの違いを知ることができた。

    ・礼儀を学べた。

    ・何かあったときの守り方や受け

    身を知ることができた。

    ・柔道着の着方がわかっているう

    ちに合気道を行えた。

    ・違いがよくわかった。

    ・相手の気持ちを考えて動くこと

    ができた。

    ・お互い考えながら取り組むこと

    ができた。

    ・それぞれの良いところを理解す

    ることができた。

    ・柔道では身の守り方、合気道で

    はかわし方を学び、このことを

    活かしていきたい。

    ・2つの歴史と違いを知ることが

    できた。

    ・集中力を鍛えることができた。

    ・相手が立っている時、夜寝てい

    る時どちらの攻防も覚えること

    ができた。

    1 2 3 4 5 6〝授業を作る〞

    〝教えすぎない〞

    成果と課題

    最後に

    授業実践

    空手道・合気道

    授業実践の経緯

    7 8○○○○○○

    ○○○○○○

    9○○○○○○

    10○○○○○○

    (教本p00〜)

     

    取材当日の授業後、又木教頭と

    荒井教諭の間で、生徒たちの掛け

    た技の手の高さ、足の開き方な

    ど、すぐに意見交換がなされた。

    「授業後はいつもこんな感じです

    よ」と又木教頭は語る。合気道の

    授業は1・2年生、それぞれ3ク

    ラスで全て同じ授業を行ってい

    る。つまり同じ授業を両氏で6回

    行うことになる。その都度、授業

    者以外の補佐役が授業のチェック

    をし、話し合いを行う。より授業

    の精度を高めているという。各連

    盟から指導書が刊行されており、

    技についての指導法、安全に行う

    ための注意点などは明記されてい

    るが、授業の進行方法はあまり書

    かれていない。従って、授業を進

    めながら手探りで″授業を作って

    いる〟という。各学校の実態にあ

    ったオーダーメイドの教本はな

    く、学校現場で常に創意工夫をし

    ているということであろう。

    1 2 3 4 5 6〝授業を作る〞

    〝教えすぎない〞

    成果と課題

    最後に

    授業実践

    空手道・合気道

    授業実践の経緯

    7 8○○○○○○

    ○○○○○○

    9○○○○○○

    10○○○○○○

    (教本p00〜)

     

    日本の伝統文化、武道を感じて

    もらいたいとの思いで複数種目を

    実践した中田中学校。空手道、合

    気道ともに生徒に好評とのことで

    ある。女子は護身術の面で合気道

    に興味を示す生徒も多いようだ。

     

    授業ではそのような生徒に対

    し、「不審者が遠くに見えたら、

    君たちは合気道の技を掛け……な

    いですぐに逃げなさい」とジョー

    クを飛ばすという。授業では技を

    ″教えすぎない〟ように心掛けて

    いるという。「ここまででいい、

    できばえはカットする」。長年の

    経験で又木教頭はこのような思考

    にたどり着いたという。「どうし

    ても、あれやこれや教えたくなっ

    てしまう。それを堪こらえ、生徒たち

    にとって最も重要なものだけに絞

    る」。限られた年間10時間の授業

    で取捨選択が必要なのであろう。

    それに加えて、道場での指導でな

    い生徒主体の授業作りを最優先に

    しているためであるように感じ

    た。しかし、教えすぎないといえ

    ども、準備には万全を期してい

    る。前述のように両氏は休日には

    高等学校の各部活動顧問の指導を

    受け、研鑽を積んでいるという。

    1 2 3 4 5 6〝授業を作る〞

    〝教えすぎない〞

    成果と課題

    最後に

    授業実践

    空手道・合気道

    授業実践の経緯

    7 8○○○○○○

    ○○○○○○

    9○○○○○○

    10○○○○○○

    (教本p00〜)

     

    今年度は男女とも柔道の授業を

    行い、空手道、合気道の授業に移

    行した。柔道から合気道では「受

    身」での共通点が多く、合気道授

    業での「受身」の指導は簡略化で

    きたという(別掲計画表参照)。

    また、空手道授業についても「礼」

    の指導は共通項目であるので時間

    短縮につながったという。

     

    課題としては柔道・空手道、柔

    道・合気道の割合がまだ摑みきれ

    ていないという。種目の順番もま

    だまだ研究の余地があるとのこと

    だ。また活発な女子からは合気道

    でなく空手道の授業を受けたかっ

    たとの意見もあったという。男子

    の合気道授業も含め、希望制にす

    るのか、将来の検討事項となる。

     

    加えて、各道の専門家の模範演

    武を生徒たちにみせたい。映像で

    なく、本物を見ることによって感

    じるものが必ずあるはず。しかし

    ながら、あくまで授業者は教員で

    あるので、外部指導者にどこまで

    指導いただくのか整理・検討する

    必要があるとのことだ。

    1 2 3 4 5 6〝授業を作る〞

    〝教えすぎない〞

    成果と課題

    最後に

    授業実践

    空手道・合気道

    授業実践の経緯

    7 8○○○○○○

    ○○○○○○

    9○○○○○○

    10○○○○○○

    (教本p00〜)

     

    28年度は2年生で合気道の2回

    目の授業が始まる予定とのこと

    だ。「理想は同じ場所で3つの武

    道を同時に進行させることです」

    と笑いながら又木教頭は語った。

     

    武道を体育授業として捉え、試

    行錯誤しながら生徒が楽しさを見

    出せるような授業を作っていく。

    常に変化・進化させ、練られた授

    業は、生徒たちの意識深くに浸透

    し、やがて成人となり、社会人と

    して活躍していく中で、糧となる

    であろう。

    (本誌・長澤克成)

    空手道 新聞突き

    道場にはすべての武道、9種目の説明が掲示されている

    柔道 中腰になり、技をかける

    荒井教諭(左)と又木教頭(右)

  • 1082016.6 月刊「武道」

    シリーズ 中学校武道 授業の充実に向けて●94

     武道授業計画表(柔道・合気道)