の達成を牽引する · 2020-04-23 ·...

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トップメッセージ 株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶 び申し上げます。 当社は、「情報資産の銀行」というビジョンを掲げ、金融資産 を預かり資産運用のお手伝いをする銀行のように、法人のお 客様から情報資産を安全に預かり、有効活用して頂く情報資産 プラットフォーム事業を展開しながら、情報生活の質の向上に 貢献してまいりました。  〜第 1 5 期( 2 0 1 5 年 2 月期)の振り返り〜 連結売上高3,173百万円、経常利益634百万円、当期純利 益372百万円となり、当初公表した通期連結予想に至らなか った点は反省が残るものの、今期の基本方針である「新規事業 の発掘と育成」と「人材の積極採用と育成」に基づく積極的な 投資を実施し、「中期経営計画2017」を確実に実行に移せる 土台づくりを着実に進めた一年であったとの認識でおります。 全社的な取り組みでは、東京証券取引所第一部への市場変 更やクラウドサービスのセキュリティに特化した認証である 「STAR認証」を日本企業で初めて取得するなど、会社の信用 力やブランド価値向上に努めてまいりました。 新規事業の発掘と育成では、情報資産プラットフォームの機 能強化と拡充を目的として、簡易株式交換によるASP/SaaS 型コールセンタープラットフォームサービスを展開する株式会 社アズベイスの完全子会社化、新規事業であるソーシャルメデ ィア分野への進出を目的として、業界最高水準のテクノロジー を持つ米国Sprinklr, Inc.社の子会社であるSprinklr Japan株式会社への約5億円の出資を実施いたしました。 人材の積極採用と育成では、 IT業界経験を不問とした、異業 種出身者の積極採用が奏功し、人材確保が厳しい昨今の雇用 情勢の中でも、当初計画の90名を上回る119名の人材確保 が大きな成果となり、今後の収益貢献が見込まれます。 〜第16期(2016年2月期)に向けて〜 クラウドサービスの市場拡大やスマートフォンの普及拡大の ほか、2015年秋から国民への通知が予定される社会保障・税 番号制度(マイナンバー制度)への対応など、当社グループに とって引き続き追い風となる事業環境にあり、「中期経営計画 2017」の業績最大化へ向け、積極的な投資と事業展開を継 続する予定でおります。 今後とも株主の皆様の変わらぬご支援とご鞭撻を賜ります よう、よろしくお願い申し上げます。 代表取締役社長CEO 佐谷 宣昭 中期経営計画2017の達成を牽引する 新規事業への投資と人材の採用を積極化 証券コード:3831 2014年3月1日〜2015年2月28日 第15期 事業報告書 未来への助走

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トップメッセージ

 株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 当社は、「情報資産の銀行」というビジョンを掲げ、金融資産を預かり資産運用のお手伝いをする銀行のように、法人のお客様から情報資産を安全に預かり、有効活用して頂く情報資産プラットフォーム事業を展開しながら、情報生活の質の向上に貢献してまいりました。 

〜第15期(2015年2月期)の振り返り〜 連結売上高3,173百万円、経常利益634百万円、当期純利益372百万円となり、当初公表した通期連結予想に至らなかった点は反省が残るものの、今期の基本方針である「新規事業の発掘と育成」と「人材の積極採用と育成」に基づく積極的な投資を実施し、「中期経営計画2017」を確実に実行に移せる土台づくりを着実に進めた一年であったとの認識でおります。 全社的な取り組みでは、東京証券取引所第一部への市場変更やクラウドサービスのセキュリティに特化した認証である

「STAR認証」を日本企業で初めて取得するなど、会社の信用力やブランド価値向上に努めてまいりました。 新規事業の発掘と育成では、情報資産プラットフォームの機能強化と拡充を目的として、簡易株式交換によるASP/SaaS型コールセンタープラットフォームサービスを展開する株式会社アズベイスの完全子会社化、新規事業であるソーシャルメディア分野への進出を目的として、業界最高水準のテクノロジーを 持 つ 米 国Spr ink l r , I nc .社 の 子 会 社 で あ るSpr ink l r Japan株式会社への約5億円の出資を実施いたしました。 人材の積極採用と育成では、IT業界経験を不問とした、異業種出身者の積極採用が奏功し、人材確保が厳しい昨今の雇用

情勢の中でも、当初計画の90名を上回る119名の人材確保が大きな成果となり、今後の収益貢献が見込まれます。 〜第16期(2016年2月期)に向けて〜 クラウドサービスの市場拡大やスマートフォンの普及拡大のほか、2015年秋から国民への通知が予定される社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)への対応など、当社グループにとって引き続き追い風となる事業環境にあり、「中期経営計画2017」の業績最大化へ向け、積極的な投資と事業展開を継続する予定でおります。 今後とも株主の皆様の変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長CEO

佐谷 宣昭

「中期経営計画2017」の達成を牽引する新規事業への投資と人材の採用を積極化

証券コード:3831

2014年3月1日〜2015年2月28日第15期 事業報告書

未来への助走

パイプドビッツは情報資産の銀行です。

明日の豊かな情報生活に貢献する

広 告 事 業

サービスの概要

スパイラルEC®

ネットde会計®

情 報 資 産 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 事 業インターネット等のネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェアやそれに付随するサービスを顧客に提供するサービスです。インターネットにアクセスできる環境があれば、アプリケーションソフトウェアのインストールやバージョンアップ、システムのメンテナンスを行うことなく、 いつでも必要なサービスを利用することができます。

グ ル ー プ 会 社

その他グループ会社

Sprinklr Japan株式会社ツイッター、フェイスブック、ユーチューブなど、20種を超える様々なソーシャルチャネル( S N S )を対象に、ソーシャルメディアのあらゆる側面の管理に必要なすべての技術を大企業に提供しているリーディングカンパニーです。当社は、Spr i n k l r J apanの日本市場

における進出支援及び、ソーシャルメディア領域における新たなソリューションの提供という事業領域の拡充を目的とした出資を2015年2月に実施致しました。

株式会社カレン情報資産を統合し、ユーザーへのベストメッセージングを実施する中で、Webアクセスの向上及びロイヤルユーザーを育成するデジタル CRM(コミュニケーション・データマネジメント設計、メッセージのクリエイティブ・構築、メッセージのデリバリー、効果検証等の運用サービスの提

供)を主力事業とする企業です。情報資産利活用とITソリューションのノウハウを持つ当社と、常駐型のマーケティング支援に強みを持つカレンとの事業シナジーを指向し、2015年3月に出資を実施致しました。

連結子会社

ペーパレススタジオジャパン株式会社建築プロジェクトプロデュース&マネジメントやBIMコンサルタント事業を手がけ、設計や施工に携わる

方を対象としたBIM・CIM人材育成講座も展開しています。2012年5月にBIM建築情報プラットフォーム

「ArchiSymphony®」を提供開始しました。

株式会社アズベイスASP/SaaS型コールセンタープラットフォームサービス「BizBase」

(グループウェア、ワークフロー、勤怠管理、経費精算、交通費精算、商談登録、顧客管理、作業進捗、タイムカード、シフト管理、画面共有・リモート操作、ポイント管理等)を開発、提供しています。

代表取締役勝目 高行

代表取締役奥野 栄倫

主に①インターネット広告の制作業務やWebシステムの開発業務の請負、②アパレル・ファッションに特化したECサイトの構築及び運営受託、③子会社であるペーパレススタジオジャパン株式会社が提供するBIM導入コンサル事業、BIM製作受託事業などを展開しています。

ソ リ ュ ー シ ョ ン 事 業主に①クライアントのサービス認知度の向上、Webサイトへの集客、ブランド力向上等マーケティング支援を目的としたインターネット広告の代理販売、②自社で運営するメディア媒体における広告販売、③アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト®」の販売などを展開しています。

スパイラル®

官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、お客様からお預かりする様々な情報資産を安全なプラットフォームで管理し、有効に活用いただけるサービスです。

政治山®

全国の自治体や議会、政党や政治家の政策や行政の情報をストックし、官公庁、自治体、政党などがそれぞれ所有、管理する政治情報を一元化することで、有権者の政治参画の利便性の向上を目指して、2011年3月に誕生した政治情報や選挙情報のプラットフォームです。

I LOVE 下北沢下北沢を愛している!盛り上げたい! 好きだ! と言う人達を繋ぐ、地域密着型SNSです。スタッフの取材に基づく下北沢の店舗情報や、街コンやカレーフェスティバル等のイベント情報が満載です。また、下北沢の魅力が詰まった地域密着型スマートフォンアプリ「I LOVE 下北沢アプリ」(iPhone、Android対応)では、店舗ごとにデジタルスタンプカードが発行できるスタンプカード機能や店舗検索機能を充実させ、下北沢にあふれるお店やイベント情報が入手することができます。

アパレルECサイト構築に特化した機能を揃えた、安全で信頼性の高いアパレル特化型ECプラットフォームです。アパレル業界に精通した経験豊富な担当プロデューサーが、ECサイトの運営の障壁となっていたコスト、運営リソース、ノウハウなどの課題に対するソリューションを提案し、直販によるECサイトの成功を支援します。

スパイラルプレース®

グループウェアとCMS(Webサイト作成・更新)の両機能を持ち、更にSNSとも連携できるクラウドサービスです。PC、スマートフォンなどのマルチデバイスにも対応し、いつでも、どこからでも社内外との情報共有、情報発信が可能です。

美歴®

美容室に訪れるお客様と美容師が繋がり、写真付きのヘアカルテを共有しながらコミュニケーションできる、今までありそうでなかったSNSです。お客様は美容師に直接聞きにくいヘア、ネイル、ファッションの悩み・疑問が、美歴®を使うことで気軽に質問でき、美容師はいつでもお客様のアフターケアが可能になります。

その他SDP(Sp i ra l Deve loper s P rog ram )、JoyP la®、ArchiSymphony®等の新サービスを提供しております。

執行役員 美歴カンパニープレジデント鈴木 一輝

執行役員 第二事業本部長藤田 豪人

執行役員 第一事業本部長廣澤 孝之

ネットde会計®は、中小企業を対象とした、インターネット上で出納帳・伝票入力から決算報告書まで作成が可能な会計クラウドサービスです。 ネットde青色申告®

は、個人事業主を対象とした、インターネット上で伝票入力から集計、青色申告決算書や所得税申告書まで作成が可能な青色申告クラウドサービスです。

執行役員 政治山カンパニープレジデント高橋 伸

執行役員 第三事業本部長熊本 剛

取締役CTO林 哲也

取締役 メディアストラテジーカンパニープレジデント古江 恵治

パイプドビッツだから セキュリティとサポートの安心をお届けして10年以上の信頼と実績

導 入 実 績 を 誇ります 。10,000アカウント以 上 の

金融

自治体

機械・素材食品 小売

教育 放送 エンターテイメント ホテル出版 旅行

医療・医薬品金融

保 全

活 用 運 用ユーザーが生み出す

付加価値の向上を支援

クライアントのビジネスに役立つ

ソリューションを提供

安全で安心して情報を預けられる環境

取締役CISO

志賀 正規

クラウドだから「必要な時」に、「必要なもの」を「必要なだけ」利用できる無駄なコストを省き、自社で求めるシステムを短期間で構築

PaaSだからあらゆる課題に柔軟に対応でき、

「やりたい」を「できる」に変える多彩な機能をプラットフォームに実装

主なクラウドサービスの形態と概要

SaaS アプリケーション(ソフトウェア)を提供

BaaS スマホアプリの開発・運用に必要なサーバー側の機能を提供

PaaS アプリケーションを稼働するための基盤を提供

IaaS サーバー、CPU、ストレージなどのインフラの仮想化

パイプドビッツプラットフォームでできる領域

24時間365日対応緊急窓口

SLA(サービス品質保証制度)

いつも繋がる無料サポート万全の体制と品質保証の「安心」

ワンランク上のサポートデスク「ユーザーズデスク」

0008-0805

セキュリティ最高レベルのSPIRAL®

実績と第三者機関が認める「安心」セキュリティレベル「AAA」9年連続最高ランク

総務省からも認められた高いセキュリティ

クラウドセキュリティ認証制度「STAR認証」を国内初取得

第15期 財務ハイライト (2015年2月28日現在) 第15期 人材採用と育成

株主への利益還元に対する基本方針 当社は、永続的な事業の遂行と発展を実現してゆくために、株主への利益還元が重要な経営施策の一つであると認識しており、業績の拡大による株式価値の向上を目指してまいります。そのためには、利益剰余金を積極的に成長投資に活用するとともに、現金配当や自社株買いなどの株主への利益還元によって資本効率を高めることが重要であると認識しております。 次期事業年度(2016年2月期)におきましては、複数事業の開始やグループ会社との事業シナジーによる収益基盤強化の取組が業績に一定程度寄与することを期待しておりますが、中期経営計画の実現に向けて、更なる事業創出や人材採用などの投資活動に精力的に取り組んでまいります。したがいまして、次期事業年度におきましては、将来の業容拡大の為の再投資と株主への利益還元のバランスを勘案しながら現金配当を実施するものと致します。

 パイプドビッツ新卒入社3年目の日髙と申します。第15期は私にとって、飛躍の年でした。大口のお客様を引き継ぎ、お客様のご要望を実現することに注力した結果、下期には営業活動の売上上位ランキング3位獲得、ヤングスター賞(25歳以下の社員が対象)を受賞できました。 第16期は“誠実であること”を日々心がけて、お客様満足とパイプドビッツの成長に貢献してまいります。

活躍する女性社員からひとこと

第15期下期ヤングスター賞受賞第三事業本部 金融・保険ソリューション事業部 日髙 綾乃

通期業績予想には及ばずも、15期連続増収、過去最高益を達成 前期に続き、中核事業である情報資産プラットフォーム事業において、受注案件単価の大型化、有効アカウント数の増加などにより全社業績を牽引したことに加え、広告事業が通期営業黒字を達成したことから、当社グループの業績は、売上高3,173百万円(前期比26.1%増)、経常利益634百万円(同12.2%増)、当期純利益372百万円(同8.7%増)となりました。前期比では増収増益ではありましたものの、売上高については、育成人材の現場配属が当初想定より進捗しなかったことによる収益貢献への遅れが生じたこと、営業利益については、当初想定よりも人材獲得が進捗したことに伴う人件費の増加が主な要因となり、期初業績予想に対してはやや下回る結果でありました。しかしながら、案件の引き合い自体は堅調であり、今期に新規採用した人材の戦力化が見込まれ、次期以降の成長軌道が加速するものと考えております。

第15期は、「中期経営計画2017」に向けた初年度の基盤固めとして、採用市況の競争が激化する中、狙いどおり119名の人材を積極採用することができました。採用専門チーム、育成専門チームの新設、また業界未経験者を3ヶ月から8ヶ月の間に、ITのプロとして戦力化する研修プログラム「SIP(スパイラー・インキュベーション・プログラム)」の稼働により、採用では候補者に当社の独自色を強く打ち出し、育成では体系的な人材育成を円滑に進める仕組みを構築致しました。すでにSIP卒業後に現場配属された社員達が活躍し始めています。第16期は、育成に注力しながら、第17期の業績最大化に寄与する採用を進めてまいります。これからの活動にぜひご期待下さい。

 第16期につきましては、当社を取り巻く事業環境として、持続的なクラウドサービス市場、スマートフォン普及拡大に加え、次期はマイナンバー対応をはじめとした法規制対応に係る旺盛なシステム需要が見込まれることから、当社グループ全体の事業拡大に向けた大きなチャンスと捉えております。このような事業環境下において、当社グループは「中期経営計画2017」の達成に向けた投資かつ助走期間という大方針を掲げ、「既存事業の成長加速」と「新規事業の収益モデル確立」の2点を重点テーマとして、「中期経営計画2017」の最大化を目指し、社内組織基盤と事業収益基盤を強化するための積極投資を継続し、更なる企業価値の向上に努めてまいります。 以上を踏まえ、第16期における当社グループの業績見通しは、売上高4,000百万円(前期比26.0%増)、営業利益820百万円(同31.2%増)、経常利益820百万円(同29.2%増)、当期純利益490百万円(同31.6%増)を見込んでおります。

第16期(次期)事業戦略

第15期 トピックス

※ 2012年1月1日付で株式1株につき200株の割合で、また2012年7月1日付で株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。※第14期より連結財務諸表を作成しております。第13期迄の数値は個別財務諸表の値を参考値として記載しております。

第11期 第12期 第13期 第14期 第15期

1,327

1,788

2,2352,517

3,173

▪売上高(百万円)

第11期 第12期 第13期 第14期 第15期

175.25175.25204.57204.57

228.91228.91

326.10326.10

2,6382,638

1,1521,1521,5441,544

1,7351,7352,0602,060

271.44271.44

▪純資産(百万円)

⃝1株当たり純資産(円)

565634

245226

324

第11期 第12期 第13期 第14期 第15期

18.518.512.712.7 14.514.5

22.422.4 20.020.0

▪経常利益(百万円)

⃝売上高経常利益率(%)

372

第11期 第12期 第13期 第14期 第15期

113 139186

342

46.9446.94

17.3317.33 19.8019.8024.6424.64

45.2745.27

▪当期純利益(百万円)

⃝1株当たり当期純利益(円)

執行役員経営管理本部長

藤谷 智文

方針 「中期経営計画2017」達成に向けた投資かつ助走期間

第16期 見通し 第15期 実績 第15期比

売上高 (百万円) 4,000 3,173 +26.0%営業利益 (百万円) 820 625 +31.2%経常利益 (百万円) 820 634 +29.2%当期純利益 (百万円) 490 372 +31.6%年間配当金 (円) 18.00 16.00 — 中間配当金 (円) 8.00 7.00 — 期末配当金 (円) 10.00 9.00 —

第16期(次期)業績見通し

取締役CFO

大屋 重幸

TOPICS 1

 国内企業では初のクラウドサービスのセキュリティに特化した「STAR認証」の取得、主要サービスにおいてSPIRAL®、SPIRAL EC®、SPIRAL PLACE®、ネットdeシリーズについて計27回の精力的な機能改善・強化・アップデートを実施してまいりました。 特にSPIRAL®については、迷惑メール対策技術「DMARC」に国産PaaS企業として初となる対応を行うほか、ネットde青色申告では基本使用料を無料化するフリーミアム化をスタートさせ、情報資産プラットフォームのサービス拡充に努めてまいりました。

情報資産プラットフォーム

TOPICS 2東京証券取引所第一部への上場市場変更/ 純粋持株会社化への移行 2014年5月20日付で、東京証券取引所マザーズ市場から同取引所市場第一部に市場変更となりました。 また「中期経営計画2017」の完遂、更にその先の中長期的な企業価値向上を見据えて、①経営効率の向上、②組織再編の柔軟性・機動性確保、③グループ全体の最適化とガバナンス機能の強化などを主な目的として2015年9月1日付で純粋持株会社「パイプドHD株式会社」へ移行することと致しました。次世代のITベンダーへと革新する情報資産の銀行として、グループ全体で明日の豊かな情報社会に貢献してまいります。

TOPICS 3新規事業領域進出 のためのM&A コールセンタープラットフォームを展開する株式会社アズベイスとの簡易株式交換による完全子会社化( 2014年3月)、ソーシャルメディア領域への進出を目的としたSprinklr Japan株式 会 社 へ の 約5億 円 の 出 資

( 2015年2月)と大型のM&Aを実行してまいりました。これらのM&Aを通じて、新たな領域でのソリューション提供が可能となり、「中期経営計画2017」の業績貢献が見込まれます。

“次世代のITベンダーへと革新する3ヵ年”を牽引する人材採用と育成

取締役副社長COO

深井 雄一郎

新規事業の収益モデル確立

Sprinklr事業 ソーシャルプラットフォームのリーディングカンパニーSprinklr社との連携

名古屋支店 中部圏のお客様やパートナー様の顧客満足度向上SPIRAL®を中心に提案〜サポートをご提供

パイプドビッツ総合研究所

国策調査、事業化検討特にマイナンバー制度への対応に注力

既存事業の成長加速採用 積極採用継続、中計達成に向けた体制構築を加速

販促・CS 専門部署を新設お客様接点の更なる強化へ

セキュリティ 品質管理体制&品質管理と開発の部門強化「情報資産の銀行」ブランドをより強固に

執行役員第四事業本部長

鈴木 智則

会社概要

社名 株式会社パイプドビッツ

英文社名 PIPED BITS Co.,Ltd.

本社所在地 東京都港区赤坂二丁目9番11号

資本金 504百万円

従業員数 242名

事業の内容 情報資産プラットフォーム事業広告事業ソリューション事業

会社情報 (2015年2月28日現在)

役員

代表取締役社長 佐谷 宣昭

取締役副社長 深井 雄一郎

取締役 大屋 重幸

取締役 志賀 正規

取締役 古江 恵治

取締役 林 哲也

取締役 鶴本 浩司

常勤監査役 松永 望

監査役 大村 健

監査役 渡邉 宣昭

※ 取締役鶴本浩司は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。監査役大村健および渡邉宣昭は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。

株式の状況

発行可能株式総数 29,840,000株

発行済株式総数 8,064,580株

株主数 3,127名

所有者別株式分布状況

大株主の状況株主名 持株数(株) 持株比率(%)

佐谷 宣昭 2,801,200 34.73キャピタルズワン有限会社 2,174,000 26.95日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 321,900 3.99

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 204,100 2.53

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 158,000 1.95

株式会社S B I 証券 103,500 1.28奥野 栄倫 76,380 0.94資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口) 67,000 0.83

東山 明弘 56,000 0.69大和証券株式会社 55,800 0.69※持株比率は自己株式(116株)を控除して算出しております。

株主メモ事業年度 3月1日〜翌年2月末日定時株主総会 5月期末配当基準日 2月末日中間配当基準日 8月末日株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社

同連絡先

三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部〒137-8081東京都江東区東砂七丁目10番11号TEL.0120-232-711(通話料無料)

公告の方法

電子公告により行います。公告掲載 URL http://www.pi-pe.co.jp/

(ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に掲載する方法といたします。)

(ご注意)各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問い合わせください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。

ユニバーサルデザイン(UD)の考え方に基づき、より多くの人へ適切に情報を伝えられるよう配慮した見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。

■ 自己名義株式(0.1%)1名/116株■ 個人・その他

(55.4%)3,026名/4,469,957株■ 金融機関

(11.6%)18名/935,800株

金融商品取引業者 ■(3.4%)28名/275,942株外国法人等 ■

(2.3%)42名/187,865株その他の法人 ■

(27.2%)12名/2,194,900株

当社ホームページのIRページより、メールアドレスをご登録(無料)いただくだけでご入会していただけます。

http://www.pi-pe.co.jp/ir/

★IR情報配信 適時開示、IRイベント等のIR関連の最新情報をいち早くお届けいたします。★WEBマガジン「佐谷フルスイング」の視聴・講読 当社代表取締役社長佐谷宣昭によるWEBマガジンを視聴・講読していただけます。★懇談会 当社代表取締役社長佐谷宣昭と少人数制の懇談会で直接対話していただけます。★その他 本会の目的に資する当社主催の企画を実施いたします。

会員様の特典

当社とステークホルダーの皆様や投資家の皆様とのコミュニケーションの機会を増やし、当社事業の更なる成長や事業活動の活性化を一緒に実現していくことを目的とした取り組みを実施しております。

パイプドビッツ ir 検 索

「パイプドビッツアドバイザリークラブ

(PAC)」のご紹介