安全衛生協力会8c%8e%8a%a7%83v%83%93...愛知県保健医療局健康医務部健康対策課...
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全国行事
1)世界保健デー 2)春の全国交通安全運動
重点事項
・墜落、転落災害の防止 ・新規入場者教育の強化・ウガイ、手洗い、マスク着用 ・その他
安全衛生協力会http://www.sinyo.com/kyoryoku/webdir/index.html
No.299Apr.2020
1.4月度全国行事1)世界保健デー 2)春の全国交通安全運動3)ウガイ・手洗い・マスク着用の励行
1)世界保健デー
世界保健デーは世界保健機関 (WHO) が設立された1948年4月7日を記念して1950年に制定されました。毎年WHOは国際保健医療に関するテーマを掲げ、世界各国ではこのテーマに沿ったさまざまなイベントが開催されています。
2020年のテーマは『看護師と助産師の年』助産師とは、その名のとおり「助産行為」の専門職です。英語では「女性(wife)と共に(mid)」という意味合いから「Midwife(ミッドワイフ)」と呼ばれます。日本の法律では、女性のみが就ける職業になっていますが、海外では男性の助産師がいる国もあります。
2)春の全国交通安全運動
実施期間 :2020年4月6日(月曜)~15日(水曜)までの10日間『交通事故死ゼロを目指す日 2020年4月10日(金曜)』
・運動の重点項目
1. 子供を始めとする歩行者の安全の確保2. 高齢運転者等の安全運転の励行3. 自転車の安全利用の推進
1. 子供を始めとする歩行者の安全の確保
新年度になり、入学や進学級を迎える4月、次代を担う子供達のかけがいのない命を社会全体で交通事故から守ること。
2. 高齢運転者等の安全運転の励行
認知機能の低下、疾患による視野障害の増加、反射神経の鈍化、筋力の衰え等による高齢運転者の事故防止を図るための安全教育及び広報啓発の実施。
3. 自転車の安全利用の推進(交通ルール・マナーの周知徹底)
自転車通行空間での通行ルールの周知、前照灯の点灯、交差点での信号遵守、二人乗り・並進・飲酒運転の禁止、傘差し等の禁止、スマートフォン等のイヤホン使用の危険性についての周知徹底。
2.重点事項・墜落、転落災害の防止 ・新規入場者教育の強化・ウガイ、手洗い、マスク着用 ・その他
・墜落・転落災害の防止
建設業での労働災害がどのような原因により発生している
のか、事故の型別に見ると、墜落・転落によるものが突出して
おり、その起因物としては仮設物、建築物等が多くなってい
ます。中でも足場が相当数に上っており、足場からの墜落・
転落防止対策は重要な課題となっています。
留意事項として 足場の設置計画に応じて、足場の組立て等に係る具体的な作業手順を定め、これに基づく
作業を徹底させる。 また、現場の実情等を踏まえ必要に応じ見直す。 足場の組立て等の作業時は『足場の組立て等作業主任者』を選任し、その職務を行わせる。 適切な安全帯取付け設備を設置してハーネス型安全帯を使用し、二丁掛けとする。 足場の組立後には足場を点検・補修し、結果を記録する。 足場上で行われる作業に係る作業計画を作成し、これに基づく作業の実施を徹底する。 手すり等を臨時に取り外して作業を行う場合は安全帯を使用する。臨時に取り外した手す
り等は作業計画に基づき、作業終了後、直ちに復元する。 つまずきによる墜落・転落防止のため、作業床を常時有効な状態にしておく。 日々の作業開始前には、足場を点検・補修し、これを記録する。 不安全行動、無理な姿勢による作業、床材、手すり等の緊結不備により災害が発生してい
ることを雇入れ時教育、新規入場者教育等の安全衛生教育で教育する。 労働者の健康状態を把握し、作業配置を見直す等により足場からの墜落・転落災害の防止
に努める。
*厚生労働省リーフレットhttps://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/120308-1-1.pdf
死亡災害の型別発生状況
2019年度3月24日現在での災害発生状況
不休災害 1 転倒し腹部挫傷
休業4日以上 1 転倒し左肩脱臼(要手術)
第三者災害 1 塗料飛散第三者付着(病院にて処置)
重篤(火災) 1
足場工 17
養生不足 13 塗料飛散・電気設備水浸・外壁洗浄時汚水飛散
トップライト破損 2 足場組立解体以外のトップライト破損
その他(原因不明) 2
その他 22 車両事故(現場外も含む)・その他器物破損
計 60 件
労働災害
足場組立・解体中の器物破損(トップライト破損2件)
充電式工具充電時発火
物損
不在時いたずら・不在時塗装用具落下
・新規入場者教育の強化
新規に現場入場した方が入場後7日までの間に発生する死亡災害の割合は、全体の約半数を占めています。
このような災害を防ぐため、協力会社は作業者がその作業現場の環境・現場のルールを把握させ、潜在している危険を防止し、安全に作業を行うための『送り出し教育』を行い、現場乗り込み時に入場者全員に『新規入場者教育』を行わなければなりません。
●「送り出し教育・新規入社教育」の内容
(1)工事概要(工事名、工事場所、工事概要、作業所長名など)
(2)作業所のルール、安全衛生計画・目標など
(3)作業に対する安全への取り組み
①担当する工事概要(作業内容、工期、職長・安全衛生責任者名など)
②担当する工事(作業)の安全目標、重点的に取組む災害防止対策
③作業に必要な免許・資格の確認
④担当する工事(作業)の作業手順作成と周知
●外国人労働者とのコミュニケーション
71
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初日 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
現場入場1週間以内の死亡災害発生状況
(経過日数)
(人)
外国人実習生の増加に伴い言語・習慣の違い等により外国人労働者が起因する災害が増加しています。報告・連絡・相談がとても大切です。コミュニケーションが不十分だとこの3つがスムーズに行えず、ミスに繋がってしまう可能性も高くなります。日頃からコミュニケーションを図り気軽に話すことができる環境を作るようにしましょう。
また、新規入場時教育を強化し、外国人新規入場者の日本語理解力を把握し適材適所な配置を考慮しましょう。
外国人に限らず単独で作業する事がない様、KY・TBMを実施し、安全な職場環境を築きましょう。
・ウガイ・手洗い・マスク着用の励行《新型コロナウイルス・インフルエンザ対策》
1.換気の悪い密閉空間 2.多くの人が密集 3.近距離での会話
新型コロナウイルス感染症が拡大しております。日常の感染予防と自己管理を徹底し、本人及び同居家族に発熱等の症状がある場合は、下記の対応をお願いします。
≪日常の感染予防と自己管理≫(作業所における全協力会社社員及び全社員)①出勤前の検温と報告(各協力会社ごとに管理)②外出先から帰社・帰宅した際の石鹸を使用しての手洗い、アルコール消毒液の使用、
ウガイ等の殺菌。③マスク着用による飛沫感染防止。④咳、くしゃみ等をする際はハンカチ、ティッシュ等を口鼻にあて周囲への飛散防止を行う。⑤事態が収束するまでなるべく人混みの多い場所へ出かけるのを控える。
《現場への出勤自粛》新型コロナウイルスはウイルス性の風邪の一種のため、症状として発熱やのどの痛み、咳が長引く(1週間前後)ことが多く、強いだるさ(倦怠感)を感じる症状が多い様です。社員・作業員等に37.5℃以上の発熱が4日以上続く、倦怠感や息苦しさ(呼吸困難)がある等の症状が出た場合は以下の対応をお願いします。報告:本人→雇用主(協力会社)→現場代理人→上長(内容:氏名・年齢・所属会社)尚、症状が出ている本人は出勤せず自宅にて経過を観察し、相談センターに相談して下さい。
相談窓口 電話番号 開設時間
厚生労働省電話相談窓口 0120-565653 9:00~21:00
札幌市保健所(新型コロナウイルス一般相談窓口) 011-632-4567 9:00~21:00
宮城県 一般電話相談窓口 022-211-3883 24時間
茨城県庁内 029-301-3200 9:00~17:00
さいたま市保健所 疾病予防対策課 048-840-2220 8:30~17:15
千葉県 電話相談口 043-223-2640 9:00~17:00
東京都 電話相談窓口 03-5320-4509 9:00~21:00
神奈川県新型コロナウイルス感染症専用ダイヤル 045-285-0536 9:00~21:00
静岡県庁専用相談ダイヤル 054-221-8560 8:30~17:00
愛知県保健医療局健康医務部健康対策課感染症グループ
052-954-6272 9:00~17:00
四日市市保健所 059-352-0594 9:00~21:00
大阪府民相談窓口 06-6944-8197 9:00~18:00
岡山新型コロナウイルス相談窓口 086-226-7877 9:00~21:00
広島県感染症・疾病管理センター 082-513-2567 24時間
糟屋保健福祉事務所 092-939-1746 不明
北九州市新型コロナウイルス専用ダイヤル 093-522-8745 24時間
≪感染が判明した際の対応≫発熱等の症状が見られるときは、上長に連絡し仕事を休んで下さい。
毎日、体温を測定・記録し、公共交通機関を利用しての外出、人ごみの多い場所への外出を避け、自宅で療養して下さい。症状が長引く様であれば、必ず相談窓口に相談し指示を仰いで下さい。同居している家族に同症状が見受けられた場合も上記と同様の対応をして下さい。
朝礼時に作業員の体調確認を行い、少しでも感染の疑いがある場合には相談窓口に連絡させ、窓口の指示に従わせ下さい。
【厚生労働省】
新型コロナウイルスに関する Q&A(日々更新中)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
・ その他
1)外国人作業員について
外国人作業員について、シンヨー現場に新規入場する際、在留カードの写し(表裏)の添付及び本人確認実施を行っていますが、在留カードに記載されている在留資格及び就労制限の確認が徹底されていない現場が見受けられます。
今後、在留資格及び就労制限確認徹底強化の為、下記の表を確認の上、添付書類の整備をお願いします。
当社工事で就労できる在留資格と必要書類
上記の表に記載されている在留資格以外の在留資格ではシンヨーの現場では就労出来ません。技能実習生に関しましては、技能実習計画書に記載されている技能計画以外の職種で就労することが出来ません。所属会社にてしっかり管理して頂くようお願いします。又、28時間/週の制限がある場合、シンヨー以外での就労を含め28時間以下でなければなりません。超えた場合は不法就労となりますのでこちらも所属会社にて管理をお願いします。新規入場時までに上記の内容が確認できない場合、入場を認められませんのでご注意下さい。
2 )フルハーネス型墜落制止用器具着用義務化《1年が経過しました》
平成31年2月1日に政令等が一部改正され、シンヨー㈱現場では原則全業種作業員においてフルハーネス型墜落制止用器具着用としてから1年が経過しました。現場では未だ胴ベルト型墜落制止用器具を着用している作業員が見受けられます。シンヨー㈱現場では原則ハーネス型墜落制止用器具着用をもう一度認識して頂き、各社対応の程宜しくお願い致します。ハーネスの規格については当面新旧問いませんが、足場組立・解体・変更の作業員については現行通り2丁掛けとして下さい。
又、作業床を設けることが困難な箇所の作業に従事する作業員におきましては、ハーネス着用に伴う特別教育受講が必須となります。
特別教育の必要受講時間については、経験や足場に関する特別教育受講有無によって変わります。詳しくは、厚生労働省より発行されている墜落制止用器具ガイドラインをご確認下さい。
在留資格 就労制限
永住者
定住者
留学 28時間/週
家族滞在 28時間/週
技能実習1号
技能実習2号
技能実習3号
特定活動
※令和元年11月8日時点での建設業で技能実習生が就労できる工種は、 カーペット工事・建築塗装・鋼橋塗装・左官工事・とび工事・タイル工事・防水(シーリング)工事のみです。その他の職種は、不可。
条件 添付資料
なし
※在留カード裏表両面カラーコピー
(在留カードの期限を確認)
なし
連続7日間内で28時間以下
※雇用契約書 雇用保険番号(名簿に記載)
なし ※技能実習計画書 ※雇用契約書 雇用保険番号(名簿に記載)
なし ※特定活動の指定書 雇用保険番号(名簿に記載)
安全衛生協力会より
●保険未加入業者への対応について
現場に入る業者さんに対しての保険加入状況確認を行っております。2次・3次業者さんに対しても同様に適正な保険に加入して頂けるよう、お願いします。
月刊シンヨー(No299)発行:シンヨー株式会社 安全衛生協力会 事務局神奈川県川崎市川崎区大川町8-6TEL:044-366-4782 FAX:044-366-4846
安全衛生協力会の皆様には日頃のご協力ありがとうございます。新型コロナウィルス感染の拡大に伴う大規模なイベント等の自粛が要請されていることに鑑み、第30回安全衛生協力会総会を中止する運びとなりました。
尚、先日お送りしました総会の委任状につきまして、記入をしてご返送下さるようお願いします。
予定されていた皆様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
●安全衛生協力会定期総会の中止について
当会にご連絡頂いている会社情報(住所・電話・ファックス・代表者・担当者等)が変更した場合、事務局へのご連絡をお願い致します。また、メールアドレス未登録の会員の方は、アドレスの登録をお願いします。
●登録事項変更時のお願い
2020年4月3日現在連続無災害日数
(休業4日以上)34日/100日
7月1日から7月7日の安全週間に伴い本年も安全標語を募集します。募集期間は5月1日から5月31日を予定しております。募集期間が近づきましたら、また改めて案内させて頂きますので、皆さん奮ってご応募下さい。
●安全標語募集のお知らせ