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要件定義書別紙10-4 要件定義書別紙10-4 業務支援(イメージ管理)

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要件定義書別紙10-4

要件定義書別紙10-4

業務支援(イメージ管理)

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目次

1. 基本事項 ....................................................................................................................... 1 1.1 システム構成図 ......................................................................................................... 1 1.2 システム構成一覧 ..................................................................................................... 2

2. 信頼性に関する事項 ....................................................................................................... 3 2.1 信頼性目標 ............................................................................................................... 3 2.2 信頼性確保対策 ......................................................................................................... 4

3. 拡張性設計に関する事項 ................................................................................................. 6 3.1 拡張性確保対策 ......................................................................................................... 6

4. ハードウェア要件 .......................................................................................................... 7 4.1 サーバ/機器一覧 ..................................................................................................... 7 4.2 サーバ/機器要件詳細 ............................................................................................... 7

5. ソフトウェア要件 .......................................................................................................... 8 5.1 ソフトウェア要件概要 ............................................................................................... 8 5.2 ソフトウェア要件詳細 ............................................................................................... 9

6. バックアップセンター要件 ........................................................................................... 13 7. 保守環境設計 ............................................................................................................... 14

7.1 サーバ/機器一覧 ................................................................................................... 14 7.2 ソフトウェア一覧 ................................................................................................... 14

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1. 基本事項

本要件定義書では、業務支援サブシステムのイメージ管理機能群を対象範囲とする。

1.1 システム構成図

イメージ管理機能群についてのシステム構成を「図 1-1」に示す。

図 1-1 システム構成図

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1.2 システム構成一覧

イメージ管理機能群のシステム構成一覧「表 1-1」に示す。

表 1-1 システム構成一覧

No. 装置名 機能

1 イメージ管理Web/APサーバ 職員が登録したイメージデータにアク

セスする。

2 職員端末(窓口端末) 非OCR帳票読取時にスキャナの制御等を

行う。

3 スキャナ 非OCR帳票のイメージ読み取りを行う。

4 業務共通・業務支援ストレージ(SAN) 登録したイメージデータを保管する。

詳細については、要件定義書別紙9「業務

共通情報管理(共通台帳)」を参照。

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2. 信頼性に関する事項

2.1 信頼性目標

(1) サービス稼動率

イメージ管理機能群は、主要機能毎に個別に目標サービス稼動率の設定はせず、機能群全体

としての目標値を設定することとし、目標サービス稼動率について「表 2-1」に示す。

表 2-1 目標サービス稼動率

No. サービス

主要機能名 目標サービス

稼動率(%) 備考

業務分類 サブシステム 機能群

1 イメージ

管理機能

業務支援 イメージ管理 イメージ管

理機能

99.9 1

2

(2) ハードウェア稼動率

イメージ管理機能群の目標ハードウェア稼動率について「表 2-2」に示す。

仮想化対象サーバは、物理ホストサーバの目標ハードウェア稼動率に従うため、目標ハード

ウェア稼動率算出の対象外とする。

なお、「表 2-1」に記述の目標サービス稼動率を達成するためには、停止するとサービス稼

動率の低下につながる機器(業務継続上必要な機器)についての目標稼動率は高く設定する必

要があるため、当該機器の目標ハードウェア稼動率については 99.9%とする。

表 2-2 ハードウェア稼動率(目標)

【凡例】○:対象、-:対象外

No. サブシス

テム 機能群 装置名 仮想化

業務継続

上必要な

機器

目標ハードウ

ェア稼動率

(%)

備考

1 業務支援 イメージ

管理

イメージ管理Web/APサ

ーバ

○ - - 3

(3) ネットワーク稼動率

イメージ管理機能群の目標稼動率については、要件定義書別紙11-9「共通基盤(システ

ム基盤(ネットワーク))」を参照。

1計画停止時間や統合ネットワーク停止時間等の他システム、他機能群故障起因による業務停止時間は、サービス停止時間に含

めない。(計画停止時間には、バックアップ取得のための停止も含む。) 2 「基本設計ガイドライン 別添2-5 稼動率に係る規約」に従うため。 3 仮想サーバは物理ホストサーバの目標ハードウェア稼動率に従うため、目標設定の対象外とする。

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2.2 信頼性確保対策

(1) ハードウェア

イメージ管理機能群の信頼性確保対策(ハードウェア)については、要件定義書別紙11

-8「共通基盤(システム基盤(インフラ))」を参照。

(2) ネットワーク

イメージ管理機能群の信頼性確保対策(ネットワーク)については、要件定義書別紙11

-9「共通基盤(システム基盤(ネットワーク))」を参照。

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(3) サービス

イメージ管理機能群の信頼性確保対策(サービス)を「表 2-3」に示す。

表 2-3 信頼性確保対策(サービス)

No. サーバ名 信頼性確保対策

1 イ メ ー ジ 管 理

Web/APサーバ

Active-Active ロードバランシング

① イメージ管理 Web/AP サーバ

イメージ管理 Web/AP サーバにおける信頼性確保対策を「図 2-1」に示す。

イメージ管理 Web/AP サーバでは、サーバを複数台設置することで、1台のサーバが故障

しても負荷分散装置によって切り離し、生存しているサーバで処理継続を可能とする。

図 2-1 イメージ管理 Web/AP サーバ 信頼性確保対策

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3. 拡張性設計に関する事項

3.1 拡張性確保対策

イメージ管理機能にて実施する拡張確保対策を「表 3-1」に示す。

表 3-1 拡張性確保対策

No. 対策箇所 詳細 拡張性対策

1 イメージ管理Web/AP

サーバ

(仮想マシン)

仮想マシン 物理ホストのハードウェアリソースを割り

当てることでスケールアップ・スケールア

ウトによる拡張を可能とする。 CPU

メモリ

仮想ディスク

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4. ハードウェア要件

4.1 サーバ/機器一覧

イメージ管理機能群のサーバ及び、機器一覧を「表 4-1」に示す。

表 4-1 サーバ/機器一覧

【凡例】○:対象、-:対象外

No. 装置名 仮想化 台数 備考

1 イメージ管理Web/APサーバ ○ 2

4.2 サーバ/機器要件詳細

(1) イメージ管理 Web/AP サーバ

イメージ管理 Web/AP サーバの詳細を「表 4-2」に示す。

表 4-2 イメージ管理Web/APサーバ ハードウェア詳細

No. 項目 要件

1 CPU 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が34以上の能力を有する

こと。

2 メモリ メモリサイズが15.60GB以上であること。

3 ハードディス

実ディスク容量が184.97GB以上であること。

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5. ソフトウェア要件

5.1 ソフトウェア要件概要

(1) イメージ管理 Web/AP サーバ

イメージ管理 Web/AP サーバのソフトウェア要件概要を、「表 5-1」に示す。

表 5-1 イメージ管理Web/APサーバ ソフトウェア要件概要

No. 観点 名称 概要

1 - オペレーティングシステ

コンピュータシステムの動作・資源

管理を行う。

2 運用 運用管理ソフトウェア(エ

ージェント)

自サーバにおける性能・障害を検知

する。

3 性能分析ソフトウェア(エ

ージェント)

自サーバにおけるキャパシティログ

の取得を行う。

4 ストレージパス管理ソフ

トウェア

ストレージとサーバ間を複数パスで

接続し、パス故障時にアクセス停止

を回避するためのソフトウェア。

5 ジョブ制御ソフトウェア ジョブの実行制御やスケジュール管

理を行う。

6 リソース管理ソフトウェ

ア(エージェント)

データベースソフトウェアと連携

し、バックアップ・リストアの管理

を行う。

7 セキュリテ

サーバ用ウイルス対策ソ

フトウェア

サーバをウイルス、ワーム、スパイ

ウェアの感染から防ぐ。

8 業務処理 Web/APサーバソフトウェ

Web/APサーバ機能を提供する。

9 電子帳票 帳票出力ソフトウェア 電子帳票の作成、出力を行う。

10 認証機能 SSOソフトウェア(エージ

ェント)

統合認証と連携し、SSOを実現する。

11 バックアッ

バックアップソフトウェ

筐体内のデータコピーを行う。

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5.2 ソフトウェア要件詳細

(1) イメージ管理 Web/AP サーバ

イメージ管理 Web/AP サーバのソフトウェア要件詳細を、「表 5-2」に示す。

表 5-2 イメージ管理Web/APサーバ ソフトウェア詳細

No. 名称 要件

1 オペレーティ

ングシステム

1. Red Hat Enterprise Linuxと同等の機能を有すること。

2 運用管理ソフ

トウェア(エー

ジェント)

1. 運用管理サーバの運用管理ソフトウェアと連携できること。

2. 運用管理ソフトウェアと連携する際にファイルの加工等をする必

要がないこと。

3 性能分析ソフ

トウェア(エー

ジェント)

1. 性能分析ソフトウェアと連携できること。

2. 自サーバの性能ログを取得できること。

3. 収集されるログ以外に、詳細な情報をサーバ内に取得しているこ

と。

4 ストレージパ

ス管理ソフト

ウェア

1. アクセスパスを冗長化させ、1つのパスで障害が発生した場合でも、

他の正常なパスに切り替えてアクセスを継続するため、システムの

停止を回避することができること。

2. 複数のアクセスパスを同時に使用し、アクセスを分散させることが

できること。

5 ジョブ制御ソ

フトウェア

1. ジョブの実行制御ができること。

2. 遠隔地にあるサーバの電源制御ができること。

3. 特定の周期で起動されるジョブの稼動状況や実行結果をリアルタ

イムにガントチャートで監視することができること。

4. ジョブログ等の実行結果を確認し、バックアップの正常取得を確認

できること。

5. バックアップ処理のジョブ運用を自動化できること。

6. 定型的なジョブログの削除を自動化できること。

7. ディスク空き領域のしきい値超過等のイベントに対するログ削除・

退避・復元の処理を組み込むことができること。

8. システムの起動・停止ジョブのスケジューリングや実行制御ができ

ること。

9. バックアップソフトのコマンドラインを使用して、自動バックアッ

プジョブ運用のジョブネット制御ができること。

10. ジョブ制御のトポロジーを構成し、スケジュールを配布できるこ

と。

6 リソース管理

ソフトウェア

(エージェン

ト)

1. リソース管理ソフトウェアと連携できること。

2. ストレージ機器のハードウェア監視ができること。

3. 故障発生時にトラブルシューティング(故障影響範囲の確認、故障

箇所の特定)ができること。

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要件定義書別紙10-4

10

No. 名称 要件

7 サーバ用ウイ

ルス対策ソフ

トウェア

1. セキュリティ・認証機能群における、サーバ用ウイルス対策ソフト

ウェア管理サーバのサーバ用ウイルス対策ソフトウェアと連携可

能であること。

2. セキュリティ・認証機能群における、サーバ用ウイルス対策ソフト

ウェア管理サーバによるパターンファイルの配布・管理の一元化が

可能であること。

3. リアルタイムスキャンが可能であること。

4. スケジュールスキャンが可能であること。

5. 定期的にパターンファイルの更新が行われること。

8 Web/AP サ ー バ

ソフトウェア

1. JavaEEの規格にしたがって実装されていること。

2. マルチコンテナ機能によりJavaVMの多重起動が実現できること。

3. ダウンしたプロセスを自動的に再起動する機能を有すること。

4. スケーラビリティを向上させるため、多重プロセス処理が可能であ

ること。

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No. 名称 要件

9 帳票出力ソフ

トウェア

1. 帳票保管ソフトウェアで取り扱える形式で出力可能であること。

2. 2帳票を保管する際には各情報(電子帳票の保管先、作成者、作成

日、作成時間、検索条件となる項目、保管有効期限日数(日)、有

効期限経過後の自動削除指定)を帳票保管ソフトウェアに渡すこと

が可能であること。

3. 帳票を保管する際の検索条件として、各項目(帳票ID、帳票名、作

成者名、作成日付、コメント)を指定することが可能であること。

4. 帳票出力ソフトウェアからプリンタへ直接印刷を行う際には、各指

定(印刷プリンタ名、部数、印刷面、用紙トレイ、両面印刷の帳票

を片面で用紙2枚に印刷)が可能であること。

5. 印刷管理ソフトウェアと連携し、保留の有無及び期間、削除可能時

期、エラー、完了、用紙交換の通知先指定が可能であること。

6. 1回の印刷要求で、任意に指定した複数のプリンタに印刷可能であ

ること。

7. レイアウトが異なる複数の帳票を一つの帳票として印刷可能であ

ること。

8. 帳票印刷時において、電子帳票機能の呼び出し元アプリケーション

に対し、非同期処理にて処理結果を返すことが可能であること。

9. 帳票保管時において、電子帳票機能の呼び出し元アプリケーション

に対し、同期処理にて処理結果を返すことが可能であること。

10. 電子帳票機能の呼び出し元のアプリケーションに対する処理結果

には、帳票の作成に失敗したこともエラーとして含めることが可能

であること。

11. 入力データとなる文字データ形式として、可変長、固定長、CSV形

式、XML形式に対応可能であること。

12. 入力データとなる文字コードとして、SJIS、Unicode(UCS2LE、

UCS2BE)、UTF8、EUCに対応可能であること。

13. 入力データとなる画像データ形式として、JPEG(スタンダード・プ

ログレッシブ)に対応可能であること。

14. 入力データとなるバーコード形式として、InterLeaved 2 of 5(32

桁まで。チェックキャラクタありの場合は31桁まで)、NW7(34桁ま

で)に対応可能であること。

15. 帳票保管時に任意の情報を帳票の管理情報として登録するインタ

フェースが提供されていること。

16. 事前に配信した帳票定義体については2回目以降の配信を行わない

ことで、ネットワーク負荷を抑えることが可能であること。

17. 帳票出力時にネットワークを介して他サーバにデータ配信する場

合に、スプール化せずに帳票データの圧縮を行うことでネットワー

ク負荷を抑えることが可能であること。

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No. 名称 要件

10 SSOソフトウェ

ア(エージェン

ト)

1. エージェント方式によりSSOを実現すること。エージェントはWebサ

ーバが独自に定義するAPIを利用しない方式であること。

2. エージェントは特定のOS、Webサーバに依存しないこと。また、異

種Webサーバの混在環境へ適応可能なこと。

3. 大規模組織等での段階的な導入が可能なこと。

4. 複数ドメイン間でもシングルサインオンを実現可能なこと。また、

ブラウザを落とすことなく一度にすべてのドメインからのログア

ウトが可能なこと。

5. Active Directoryドメインログインに対するWindows統合認証機能

を有すること。

6. ID/PWによる認証に加え、電子証明書等を利用した認証機能も有す

ること。

7. 既存の(BASIC、FORM)認証を有するWebアプリケーションに対し、

スクリプト言語によるログイン操作の代行が可能な機能を有する

こと。

8. アクセスした利用者の情報(ログインユーザID、ログイン時刻、有

効期限時刻、端末IPアドレス、その他属性値等)を認証チケットに

よりアプリケーションへの提供が可能なこと。また、認証チケット

を暗号化可能なこと。

9. 認証チケットの改竄及び盗聴を防止する機能を有すること。

10. SSOサーバ、エージェントともに暗号化通信が可能なこと。

11. アクセスした利用者がWebページへのアクセス権限を有しているか

確認可能なこと。

12. 認証チケットだけでなく、IPアドレスが一致しなければアクセスを

拒否する機能を有すること。

13. 複数条件指定等の複雑なアクセスコントロールリストによる認可

を行うことが可能なこと。

14. 必要な性能要求に応じてログインサーバをスケールアウトするこ

とができ、冗長化構成に対応可能なこと。

15. 利用者のアクセスログを出力する機能を有すること。

16. Webベースでエージェントの設定を行うことが可能なこと。

17. リモートによるエージェントの設定変更、アクセスログの参照が可

能なこと。

18. 任意の利用者によるログインを模すことでテストを支援する機能

を有すること。

19. 統合ID管理ソフトウェアと容易に連動できる機能を有すること。

11 バックアップ

ソフトウェア

1. データ領域に格納されたデータをバックアップ領域にコピー可能

なこと。

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要件定義書別紙10-4

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6. バックアップセンター要件

イメージ管理機能群は、バックアップセンターにおける業務継続対象外の機能群である

ため、バックアップセンター要件はない。

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7. 保守環境設計

7.1 サーバ/機器一覧

イメージ管理機能群は保守環境を設置する。

対象となるサーバ及び、機器の一覧を「表 7-1」に示す。

表 7-1 サーバ/機器一覧(保守環境)

【凡例】○:対象、-:対象外

No. 装置名 仮想化 台数 備考

1 イメージ管理Web/APサーバ ○ 1

イメージ管理機能群のサーバ及び、機器の詳細を以下に示す。

(1) イメージ管理 Web/AP サーバ

本番環境と同等とする。詳細は「表 4-2」を参照。

7.2 ソフトウェア一覧

保守環境に導入するソフトウェアについて、以降で記載する。

(1) イメージ管理 Web/AP サーバ

本番環境と同等とする。詳細は「表 5-2」を参照。