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図書館活用法 第11講文献・情報の探し方(7)
電子情報②
2009年7月15日 2時限 メディア教室3・5
担当:関口・矢野・西脇
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1. 本日の内容
�データベースの紹介と検索実習
�電子ジャーナルの紹介と検索実習
�電子ブックの紹介と検索実習
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2.1 データベースについて
明治大学で使えるデータベースhttp://www.lib.meiji.ac.jp/search/database/index.html
� 有料(契約)が中心…同時接続数や学内利用のみなど利用条件がさまざま、インターフェイス(検索画面)・検索方法もさまざま。
� ログイン・ログアウトが必要なものもあり。ログインの場合は学生番号と共通認証パスワードを入力。ログアウトを忘れずに。
� VPN接続設定で自宅利用可能(※学内のみのものもある)。
� 基本的には二次情報だが、一次情報とのリンクあるものも
� 記事・論文検索、事典・辞典ツール、人物情報、法律・行政・経済情報など多様な内容。海外のデータベースは英語が中心、独・仏などもあり。
※一度に多くの人が利用しようとするとログインできない・表示が遅くなることがある。あせらずにしばらく待ってから試すこと。
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2.2 データベースを使ってみる①
学術情報検索(日本の論文・記事検索)� GeNii 学術コンテンツ・ポータル NII(国立情報学研究所)提供。一部有料(CiNii)。論文・図書情報検索、研究成果・学術研究データベース検索。
� その他 新聞記事データベース、雑誌論文データベース
実習:GeNiiを使って「図書館とインターネット」と
いうキーワードで検索。GeNiiの中のそれぞれのデータベースで
どのような学術情報があるかを確認する。
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2.3 データベースを使ってみる②
海外のデータベース ①文献情報検索� Web of Science(学術文献・引用索引データベース)…自然科学・社会科学・人文科学の分野別にデータ収録(明大では全分野・全収録期間利用可能:国内私大では初)。キーワード・著者名・雑誌タイトルなどで検索、論文の引用関係をたどれる。
� EndNote Web(文献管理・論文執筆支援ツール)…WoSと併用すると効果的。
� FullText という表示がある場合、本文が見られる場合もある。
� 画面説明後、実習(別紙)
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Web of Science 検索画面
①検索キーワードを入れる
②プルダウンメニューで検索項目を選択
③検索開始
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2.4 データベースを使ってみる③
海外のデータベース ②新聞記事検索
� LexisNexis Academic…世界各国の新聞記事を収録(ほぼ80年代以降)。ビジネス情報なども。
� Times Digital Archive…1785年の創刊号-1985年までのLondon Timesの200年分。記事は全文検索可能、その他広告やイラスト・写真の検索も可能
�画面説明後、実習(別紙)
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� Easy Search 簡易検索… キーワードを入力し、Search within(検索範囲)やSpecify date(検索
期間)を選択する。
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� Keyword search 一つまたはそれ以上のキーワードを入力して検索
� Relevance search 二つ以上の語を入力した場合、それぞれの語の使用頻度をもとに関連度の高い記事を検索
� Browse by date 年月日を選択して、指定した日の新聞紙面のイメージと記事一覧を見ることが可能。
� Advanced search キーワード入力のほか、紙面や記事の種類を指定して細かい検索が可能。
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Times Digital Archive
1785-1985 検索結果
Article
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Page
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2.5 データベースを使ってみる④
データベース ③レファレンスツール
� JapanKnowledge…『日本大百科全書』ほか辞書・事典データベース。
� 日本歴史地名体系…日本各地の地名検索
� 日国オンライン…『日本国語大辞典第二版』Web版
� WHOPLUS…人物情報
� OED(英語辞典)…Oxford English Dictionary 2nd. Ed.のオンライン版。
実習: 上のデータベースで興味を持ったいずれかにログインし、使ってみる。トライ&エラーでいろいろ試してみよう。
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3.1 電子ジャーナルについて
明治大学で使える電子ジャーナルhttp://www.lib.meiji.ac.jp/search/journal/index.html
� オンラインジャーナル・E-Journalなどとも。出版されている雑誌論文がオンラインで全文(もしくは要約・
目次)を読める。
� 多くのものが有料、一部学術系のもの(例:機関リポジトリ)は無料。
� 電子ジャーナルとして提供されているタイトル・内容は基本的に検索エンジンなどでは検索対象外。
� 明治大学図書館では、電子ジャーナル提供会社と
契約し、利用者には無料で提供。
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3.2 電子ジャーナルを使うには
�個別のパッケージから利用する
�横断検索を利用する(論文をキーワード検索)…Search Solver
�電子ジャーナルタイトル検索…電子ジャーナル>A to Zから検索する
�著作権に注意(大量ダウンロード・コピーしての配布は禁止)
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3.3 電子ジャーナルを使ってみる
※自然科学系
� Nature Online/Science
Online 世界的に有名な科
学雑誌
� Science Direct 科学・技術・
社会科学
� J-Stage 科学技術情報
� 実習(別紙) 個別のパッケージから (横断検索はサーバに負担がかかるため)
※人文・社会科学系
� JSTOR 人文・社会系ジャーナル
アーカイブ(全タイトル初号から収録、最新1-5年分以外)
� ProQuest 経営・経済分野の学
術誌・業界誌
� 日経BP記事検索サービス
� CUP(Cambridge University Press)
� OUP(Oxford University Press)
自然科学系も含む
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4. 電子ブックについて
明治大学で使える電子ブックhttp://www.lib.meiji.ac.jp/search/e-book/index.html
� E-book、電子書籍などとも。ネットワークを通じて書籍のページをパソコンの画面から閲覧できるもの。
�実習:GVRLかScience Directで実際にキーワードまたはタイトル検索して本文表示する。
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5. 電子情報のこれから
�学術情報 有料データベース・電子ジャーナル中心 → 学術機関を中心に公開が進む(オープンアクセスの動き)
�自然科学系分野中心 → 人文・社会科学分野へも展開、コンテンツ拡大
�英語中心 → 日本語対応化、日本語
コンテンツ拡大
�有料(契約)電子情報と無料公開情報とのリンクの進展(一次情報と二次情報)