配管用鋼管...※当社では、jis規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、astm、api、bsなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。品名...

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鋼 管 配管用鋼管 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング 大阪府大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友ビル 北海道札幌市中央区北二条西4丁目 北海道ビル8階 宮城県仙台市青葉区一番町3-6-1 一番町平和ビル10階 新潟県新潟市中央区東大通1-3-10 大樹生命新潟ビル 富山県富山市桜橋通1番18号 北日本桜橋ビル 愛知県名古屋市中村区名駅南2-13-18 NSビル8階 広島県広島市中区鉄砲町10-12 広島鉄砲町ビルディング14階 福岡県福岡市博多区店屋町5-18 博多NSビル3階 Tel: 03-6867-4111(代) Tel: 06-6220-5111(代) Tel: 011-222-8260(代) Tel: 022-227-2661(代) Tel: 025-246-3111(代) Tel: 076-441-4751(代) Tel: 052-856-2351(代) Tel: 082-225-5212(代) Tel: 092-273-7001(代) 〒100-8071 〒541-0041 〒060-0002 〒980-0811 〒950-0087 〒930-0004 〒450-0003 〒730-0017 〒812-8522 東京本社 大阪支社 北海道支店 東北支店 新潟支店 北陸支店 名古屋支店 中国支店 九州支店 100-8071 東京都千代田区丸の内二丁目61Tel: 03-6867-4111 Fax: 03-6867-5607 www.nipponsteel.com 配管用鋼管 P014_02_201910f © 2019 NIPPON STEEL CORPORATION 無断複写転載禁止

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東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング

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愛知県名古屋市中村区名駅南2-13-18 NSビル8階

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Page 2: 配管用鋼管...※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。品名

ご注意とお願い本資料に記載された技術情報は、製品の代表的な特性や性能を説明するものであり、「規格」の規定事項として明記したもの以外は、保証を意味するものではありません。本資料に記載されている情報の誤った使用または不適切な使用等によって生じた損害につきましては責任を負いかねますので、ご了承ください。また、これらの情報は、今後予告なしに変更される場合がありますので、最新の情報については、担当部署にお問い合せください。本資料に記載された内容の無断転載や複写はご遠慮ください。本資料に記載された製品または役務の名称は、当社および当社の関連会社の商標または登録商標、或いは、当社および当社の関連会社が使用を許諾された第三者の商標または登録商標です。その他の製品または役務の名称は、それぞれ保有者の商標または登録商標です。

石油やガスのラインパイプ、上下水道・工業用水の配管、ビルの給・排水、空調衛生用配管および各種プラントの配管など、配管用鋼管は極めて広い用途に使用されており、都市の開発や産業の発展に大きな役割を果たしています。日本製鉄では、優れた技術と新鋭高能率の各種製管設備により、素材から製品まで一貫した管理のもとで、信頼性の高い各種配管用鋼管を豊富に製造し、ご要望にお応えしています。 配管用鋼管のご使用に際しては、当社の製品をご指定くださるよう、お願いします。

ご注意:内部の液体凍結による、変形が生じる場合があります。

はじめに

特 長…………………………………………………………1

配管用鋼管の種類……………………………………………2

鋼管の製造方法………………………………………………3

 溶接鋼管の製造方法………………………………………3

 電気抵抗溶接鋼管…………………………………………4

 熱間仕上電気抵抗溶接(SW)鋼管…………………………6

 大径溶接鋼管………………………………………………8

 継目無鋼管(マンネスマン方式)………………………… 10

配管用炭素鋼鋼管………………………………………… 12

圧力配管用炭素鋼鋼管…………………………………… 13

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管……………………………… 16

配下用電気抵抗溶接炭素鋼鋼管………………………… 17

水配管用亜鉛めっき鋼管…………………………………… 18

加工性に優れた配管………………………………………… 19

耐溝食鋼管………………………………………………… 20

外面亜鉛めっき鋼管………………………………………… 23

ポリエチレン被覆鋼管(NS-PEL®)………………………… 24

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管(FLP®)………… 30

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(VLP®)… ……… 32

排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管(ELP®)……………… 34

目次

特 長

❶ 豊富な製法

❷ 広範な寸法範囲

❸ 安定した品質

❹ 優れた防食加工

当社は、電気抵抗溶接鋼管、熱間仕上電気抵抗溶接鋼管、スパイラル鋼管、UO鋼管、板巻鋼管および継目無鋼管など各種製法の優秀な設備を豊富に有し、それぞれの用途に最も適した製法で、ご要望に沿う各種配管用鋼管を製造しています。

豊富な設備で製造される当社の配管用鋼管は、各規格で定められた標準寸法はもとより、小径管から大径管(17.3〜3,048mm)まで、広範な寸法範囲の製品を製造して、ご要望にお応えします。

当社の配管用鋼管は、銑鋼一貫工程により製造された良質の素材を使用し、豊富な製造経験と卓越した技術により製造しています。高性能・高能率の設備で製造される製品は、品質の安定した極めて信頼性の高いものです。

配管用鋼管は使用される環境によって、防食加工を施すことが要求されますが、当社では各種の防食加工体制を整え、その用途に最も適した防食加工を行い、ご要望にお応えしています。

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NIPPON STEEL CORPORATION

Page 3: 配管用鋼管...※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。品名

規格と用途■JIS規格

■防食鋼管

■溶接鋼管の製造方法

用途品名 規格 管の製法 製造可能範囲(呼び径) 主な特性・用途

配管用炭素鋼鋼管 G3452〔SGP〕 電気抵抗溶接※ 10A-500A使用圧力1MPa程度までの水、空気、蒸気、油、ガスなどの低圧流体の配管。(黒管または白管)

圧力配管用炭素鋼鋼管 G3454〔STPG〕継目無

電気抵抗溶接※10A-600A

使用圧力の10MPa程度までの水、空気、蒸気、油、ガスなどの圧力流体の配管。(黒管または白管)

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 G3457〔STPY〕 電弧溶接 450A-2000A使用圧力の比較的低い水、空気、蒸気、油、ガスなどの配管に使用する大径鋼管。(外径が406.4mm以上のサブマージアーク溶接)

水配管用亜鉛めっき鋼管 G3442〔SGPW〕 電気抵抗溶接※ 15A-500ASGPに亜鉛めっきを施し耐食性を増し、主として水配管(空調、消火、排水など)に使用。

水道用塗覆装鋼管G3443〔STW〕

G3451電気抵抗溶接※

電弧溶接80A-3000A

鋼管にポリウレタン、ポリエチレンなどを塗覆装し埋設用に適した上下水道用の直管および異形管。

※電気抵抗溶接鋼管には、冷間で溶接されるERW鋼管と熱間で溶接されるSW鋼管があります。※当社では、水用は耐溝食電気抵抗溶接鋼管(SUPER SEAM®)を製造しています。※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。

※電気抵抗溶接鋼管には、冷間で溶接されるERW鋼管と熱間で溶接されるSW鋼管があります。※当社では、水用は耐溝食電気抵抗溶接鋼管(SUPER SEAM®)を製造しています。※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。

品名 商品名 対象 規格 原管の製法 製造可能範囲(呼径) 主な特性・用途

耐溝食ERW鋼管 SUPER SEAM®JIS G 3452JIS G 3454

ERW10A

600A

ERW鋼管に特有の溝食発生を減少させる対策鋼管で、空調、上水、工水、海水配管用等にも広く使用されています。

外面めっき鋼管 エースジンク鋼管熱間仕上電気

抵抗溶接

15A

100A

冷凍・冷蔵庫用配管や電線管用配管などのように外面のみめっきを必要とし、かつ高度の加工性を要求される用途に適しています。均一な亜鉛皮膜と美しい外表面をもち、優れた加工性を有することが特長です。

ポリエチレン被覆鋼管

NS-PEL® JIS G 3469電弧溶接

電気抵抗溶接※

15A

1400A

鋼管の外面に粘着剤または接着剤を塗布し、その上に防食層と保護層または防食層のみを押し出し被覆した鋼管です。一般の地下埋設用として使用されますが、高い絶縁抵抗を要求される場所、腐食性で埋設環境の悪い場所に、最も適しております。なお、ねじ接続用にはNS-PEL®-1H、メカニカル継手用にはNS-PEL®-2MPが適しています。ガソリンスタンド用等にはNS-PEL®-1Mが最適です。

NS-PEL®(緑・黒色)

JIS G 3469電弧溶接

電気抵抗溶接※

80A

1400A

鋼管の外面にポリエチレンを押出成形により被覆したもので耐食性に優れた鋼管でガス・水道・ケーブル保護管用などとして地中埋設および海底配管に最適です。

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管

FLP®(外面仕様-A-B-D)

JWWA K 132

熱間仕上電気抵抗溶接

15A

100A

鋼管の内面に紛体ポリエチレンを融着させて耐食性をもたせた鋼管で、主として給水用配管に用います。

(-Aは一次防錆、-Bは亜鉛めっき、-Dはポリエチレン被覆)

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管

VLP®(外面仕様-A-B-D)

JWWA K 116

熱間仕上電気抵抗溶接

15A

150A

鋼管の内面に硬質ポリ塩化ビニル管を内張りしたもので、ビルや住宅の給水、冷却水用配管に用います。

(-Aは一次防錆、-Bは亜鉛めっき、-Dは硬質ポリ塩化ビニル被覆)

ノンタールエポキシ内面塗装鋼管

ELP®-NTA WSP 032 電気抵抗溶接※32A

200A

鋼管の内面にノンタールエポキシ樹脂を塗装したもので、ビルや住宅の汚水、雑排水管用に適しています。外面は一次防錆。

配管用鋼管の種類 鋼管の製造方法

プレートミル

鋼片

厚板

冷延広幅帯鋼

熱延広幅帯鋼

狭幅帯鋼

スリット

ホットストリップミル

電 気 抵 抗 溶 接 製 法

熱間仕上電気抵抗溶接製法

ス パ イ ラ ル 製 法

転 炉

連続鋳造機

コールドストリップミル高 炉

U O E 製 法ベンディングロール(板巻)製法

2 3

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Page 4: 配管用鋼管...※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。品名

コイル状に巻かれた鋼帯を使用します。まず、コイルを巻き戻し、成形機で円筒形に丸め、両端面の合わせ目を高周波溶接機で溶接し、ただちに内外面の溶接余盛りを除去し、次いで定形機で所定の外径に仕上げます。 また、熱間仕上電気抵抗溶接鋼管(SR管)は、外径89.1mmの電気抵抗溶接鋼管を素管に用いて加熱し、これを絞り圧延機により所定の外径、厚さに仕上げる電気抵抗溶接鋼管です。特に長尺管を使用する場合は、鋼管をコイル状に巻き取ったPIC(パイプインコイル)があります。 配管用電気抵抗溶接鋼管はSGPの125〜500AおよびSTPGの15〜600Aを耐溝食用電気抵抗溶接鋼管にて製造しています。

(SUPER SEAM®)も、ご注文に応じて製造しています。

電気抵抗溶接鋼管

アンコイル

アンコイル コイル中継 成 形 溶 接 ビード除去 冷 却 定 径 走行切断 加 熱

コイル接合 スパイラルルーパー 成 形

水圧試験

シームUST 面 取 へん平試験

秤量・測定 印 字 防 錆

温間スピニング加工

製 品

製 品

ねじ切り曲り検査 外径 真円度検査 カップリング装着 ドリフトテスト 水圧試験 製 品

溶 接 ビード除去 電縫部熱処理 冷 却 定 径 矯 正 曲り測定

パイプインコイル

矯 正フライングソー絞 り 面 取 非破壊検査 亜鉛めっき ねじ切り製 品

熱処理 矯 正

検 査表 示塗 装

中径管

小径管

加熱

水圧試験

製  品 製造所 製造可能範囲(外径)

電気抵抗溶接鋼管

名古屋製鉄所大分製鉄所(光)

日鉄鋼管 和歌山製鉄所

17.3mm

609.6mmスクイズロール(中径管) 高周波誘導溶接電気抵抗溶接機(小径管)

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Page 5: 配管用鋼管...※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。品名

 熱間仕上電気抵抗溶接(SW)鋼管は、加熱された帯鋼をそのまま電気抵抗溶接法で製管し、絞り圧延機で所定の寸法に仕上げます。 当社ではこのSW鋼管でSGPの15〜100Aを製造しています。SW鋼管は、STPG370も製造しております。また設備に直結して連続亜鉛めっき設備を設置して、配管用亜鉛めっき鋼管を製造しています。

熱間仕上電気抵抗溶接(SW)鋼管

製  品 製造所 製造可能範囲(外径)

熱間仕上電気抵抗溶接鋼管(SW鋼管)* 鹿島製鉄所

21.7mm

114.3mm

*Super Welded 鋼管

ストレッチレデューサー成形溶接機 冷却床

アンコイル コイル接合

デバイディングソー

亜鉛めっき

前処理・フラックス処理 めっき・冷水 ねじ切り*

*水圧試験、ねじ切りはお客さま要望時に実施

製 品乾 燥

冷 却 矯 正 水圧試験非破壊試験

加 熱

予 熱

表示・塗装・結束検 査

成形及び溶接(SW) 管均熱 ストレッチレデューサー ロータリーホットソー

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Page 6: 配管用鋼管...※当社では、JIS規格による各種の配管用鋼管はもとより、日本海事協会規格をはじめとした船級規格、ASTM、API、BSなど諸外国規格による配管用鋼管も製造しています。品名

■UOE製法UO鋼管は鋼板の両端を開先形状に仕上げ、Uプレス、Oプレスにて円筒形に成形、直線の継目をアーク溶接(サブマージアーク溶接)で内外面から溶接し、続いて拡管(Expantion)して製造します。 配管用の大径溶接鋼管は、STPY400のUO鋼管で外径457〜1422.4mm、スパイラル鋼管で400〜2650mm、板巻鋼管で350〜3048mmを製造しています。

大径溶接鋼管

製  品 製造所 製造可能範囲(外径)

ストレートシーム

アーク溶接鋼管

君津製鉄所457.2mm

1422.4mm

製  品 製造所 製造可能範囲(外径)

スパイラルアーク溶接

鋼管

君津製鉄所日鉄大径鋼管(株)

(鹿島)

400.0mm

2650.0mm

Uプレス 大径プレス成形溶接鋼管の製造Oプレス スパイラル造管設備

鋼 板 開先加工 仮付け溶接 内面溶接 外面溶接 エキスパンド端曲げプレス(Cプレス)

Uプレス Oプレス

コイル継溶接

サイドトリマー開先加工

走行切断 面 取 非破壊検査 水圧試験内面溶接

外面溶接

仮付け溶接 内面溶接鋼 板 開先加工 端曲げ ロール巻き

プレス成形

外面溶接 水圧試験

内外面塗覆装

非破壊検査

UO鋼管

スパイラル溶接鋼管

板巻鋼管

端面切削

非破壊検査

製 品

■ベンデイングロール(板巻)製法ベンデイングロール(板巻)鋼管には、鋼板を所定の寸法にエッジプレーナーで裁断し、成形プレスで円筒形に仕上げるプレスベンド方式と、最初に端曲げプレスで鋼板の両端を円形に仕上げ、つづいてロールにより完全な円筒形に整えるベンデイングロール方式とがあります。 成形した直線の継目はアーク溶接(サブマージアーク溶接)により内外面から溶接して製造します。

■スパイラル製法スパイラル溶接鋼管は、鋼帯(コイル)を連続的に巻き戻しながら、成形ロールでスパイラル状に曲げて円筒状に成形し、継目を内外両面から溶接して製造します。

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熱間工程■プラグミル方式丸鋼片ビレットを加熱した後、穿孔機で中空素管とし、続いてプラグミルで延伸圧延します。このあと、磨管・定径加工し製品とします。より小径サイズの鋼管は、定径後の素管を再加熱した後、絞り圧延機で所定の外径・厚さに仕上げ製品とします。

■マンドレルミル方式丸鋼片ビレットを加熱した後、交叉穿孔機で中空素管とし、続いて多段連続圧延機であるマンドレルミルで延伸圧延し母管となります。この母管は、再加熱され絞り圧延機で所定の外径・厚さに仕上げ製品とします。

穿孔機 交叉穿孔機

■冷間工程熱間工程で製造された製品より高度の寸法精度・機械的性質を要求されるものについては、熱間工程に続いて冷間引抜き加工をして製品とします。

管 材

切 断 非破壊検査 表示・塗装 冷間製品

冷 却 矯 正 非破壊検査

潤滑処理

熱処理

冷 牽 熱処理 矯 正

表示・塗装 熱間製品

加 熱 穿 孔 圧 延(プラグミル)

磨 管 定 径 再加熱 絞り圧延

熱間工程

冷間工程

交叉穿孔 圧 延(マンドレルミル )

定 径

継目無鋼管(マンネスマン方式)

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1. 種類および記号 3. 管端形状

4. 表示(例)

2. 寸法・質量および寸法の許容差

■種類および記号

■寸法、質量および寸法の許容差

管の種類および記号は次の表の通りで、亜鉛めっきの有無により、黒管、白管に区分されます。

呼び方300Aまたは12B以下の管の両端はねじ付きまたはプレンエンドとし、呼び方350Aまたは14B以上の管はプレンエンドとします。ただし注文者の指定があるときはベベルエンドに加工します。 ベベルエンドの形状は、特に指定のない限り次の図の通りとします。 なお、当社のねじ付品標準製造範囲は150Aまでとなっていますので、これを超えるものについてはご相談ください。

黒管の寸法、質量および寸法の許容差は次の表の通りです。なお、管1本の長さは、100A以下の白管は4,000mm、それ以外は5,500mmを標準とします。

2.4mm以下

30+5° 0

t:厚さt

呼び方外径mm

外径の許容差厚さmm

厚さの許容差

ソケットを含まない

質量kg/m(A) (B) テーパネジを切る管

それ以外の管

10 3/8 17.3 ±0.5mm 2.3

+規定 しない−12.5%

0.85115 1/2 21.7 ±0.5mm 2.8 1.3120 3/4 27.2 ±0.5mm 2.8 1.6825 1 34.0 ±0.5mm 3.2 2.4332 1 1/4 42.7 ±0.5mm 3.5 3.3840 1 1/2 48.6 ±0.5mm 3.5 3.8950 2 60.5 ±0.5mm ±0.6mm 3.8 5.3165 2 1/2 76.3 ±0.7mm ±0.8mm 4.2 7.4780 3 89.1 ±0.8mm ±0.9mm 4.2 8.7990 3 1/2 101.6 ±0.8mm ±1.0mm 4.2 10.1100 4 114.3 ±0.8mm ±1.1mm 4.5 12.2125 5 139.8 ±0.8mm ±1.4mm 4.5 15.0150 6 165.2 ±0.8mm ±1.6mm 5.0 19.8175 7 190.7 ±0.9mm ±1.6mm 5.3 24.2200 8 216.3 ±1.0mm ±1.7mm 5.8 30.1225 9 241.8 ±1.2mm ±1.9mm 6.2 36.0250 10 267.4 ±1.3mm ±2.1mm 6.6 42.4300 12 318.5 ±1.5mm ±2.5mm 6.9 53.0350 14 355.6 — ±2.8mm 7.9 67.7400 16 406.4 — ±3.3mm 7.9 77.6450 18 457.2 — ±3.7mm 7.9 87.5500 20 508.0 — ±4.1mm 7.9 97.4

■ベベルエンドの形状

種類の記号 区分 備   考

SGP黒管 亜鉛めっきを施さない管

白管 亜鉛めっきを施した管

配管用炭素鋼鋼管

SGP-E-H 50A×4000 04-19

SGP-E-HJICQA 201-01-10004-19

① ③

④ ⑤

⑦⑥K②

① ④ ⑥ ⑧MN 25A×5500⑩ ⑨

JICQA QA0307026

⑪SUPER

SGP E-GJQA 125A×5500JQ0307013 IH40301

①ロゴマーク ②製造所記号 ③JISマーク ④認証機関 ⑤認証番号 ⑥販売品名 ⑦種類の記号-製法⑧耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク ⑨寸法 ⑩製造所記号 ⑪管理番号 ⑫製造年月

①ロゴマーク ②製造所略号 ③JISマーク ④認証機関 ⑤認証番号 ⑥種類の記号-製法 ⑦寸法 ⑧製造年月 ⑨管理番号 ⑩耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク ⑪販売品名

04-2019① ④ ⑤ ⑦

② ⑫MN

⑥ ⑧WK⑩

SL②

⑨ ⑪③SUPER SEAMNS

NIPPON STEEL

NIPPON STEEL

NIPPON STEEL

圧力配管用炭素鋼鋼管●JIS…G…3454…圧力配管用炭素鋼鋼管の標準仕様(抜粋)は以下の通りです。

350℃程度以下で使用する圧力配管に用いる炭素鋼鋼管。ただし、高圧用の配管については、JIS G 3455(高圧配管用炭素鋼鋼管)による。

1. 適用範囲

2. 種類及び記  号

種類の記号

STPG 370STPG 410

3. 製造方法

4. 化学成分

5. 機 械 的性  質

t

30°

2.4mm以下

+ 5° 0

t:厚さ22mm以下

図1-ベベルエンドの形状

a)管は、表1に示す製管方法及び仕上方法の組み合わせによって製造する。

b)管は、通常、製造のままとする。ただし、冷間仕上げした管には、製造後、焼なましを施す。なお、注文者は、必要に応じてSTPG 410の電気抵抗溶接鋼管の溶接部に熱処理を指定してもよい。

c)注文者の指定がある場合は、ベベルエンドに加工してもよく、その形状は、受渡当事者間の協定による。ただし、厚さ22mm以下の管は、特に指定のない限り、図1による。

d)白管の場合は、検査に合格した黒管の表面を、サンドブラスト又は酸洗いなどの処理によって清掃した後、溶融亜鉛めっきを行う。溶融亜

鉛めっきに使用する亜鉛は、JIS H 2107の蒸留亜鉛地金1種又はこれと同等以上の品質をもつ亜鉛地金とする。

種類の記号 亜鉛めっきの区分製造方法を表す記号

製管方法

継目無し:S電気抵抗溶接:E

熱間仕上げ:H冷間仕上げ:C電気抵抗溶接まま:G

黒管:亜鉛めっきを   行わない管白管:亜鉛めっきを   行った管

仕上方法

STPG 370

STPG 410

表1-種類の記号、製造方法を表す記号及びめっきの区分

伸 び %

4号試験片

管軸直角方向

23以上19以上

管軸方向

28以上24以上

5号試験片

管軸直角方向

25以上20以上

11号試験片12号試験片

管軸方向

30以上25以上

降伏点又は耐力N/mm2

215以上245以上

引張強さ

N/mm2

370以上410以上

種類の記号

STPG 370STPG 410

単位%

S

0.040以下0.040以下

P

0.040以下0.040以下

Mn

0.30~0.900.30~1.00

Si

0.35以下0.35以下

C

0.25以下0.30以下

種類の記号

STPG 370STPG 410

1.12号試験片又は5号試験片を用いて引張試験を行なう場合は、JIS G 3454 表4による。2.呼び径25A以下の管については、上表の伸びの値は適用しない。ただし、記録しておかなければならない。

備 考

12 13

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8.寸法及び 単位質量

7.へん平性 電気抵抗溶接鋼管の場合は

溶接部にはH= 2 - 3 D

溶接部以外にはH= 1 - 3 D

H : 平板間の距離(mm)t : 管の厚さ(mm)

D : 管の外径(mm)e : 管の種類によって異なる定数STPG370は 0.08STPG410は 0.07

継目無鋼管の場合は

H= (I + e)te + t  D

6.亜  鉛めっきの試験特性

白管は、亜鉛めっき管の硫酸銅試験における浸せき回数が、5回(浸せき時間毎回1分)に及んでも終止点に達してはならない。注記 終止点とは、めっき層が消失し、管の素地の上に光輝のある密着性金属銅が析出した場合をいう[JIS H 0401の6.7(終止点の判断)参照]。

備 考 1.管の呼び方は、呼び径および呼び厚さ(スケジュール番号: Sch)による。ただし、呼び径はA及びBのいずれかを  用い、Aによる場合はA、Bによる場合にはBの符号を、それぞれの数字の後に付けて区分する。 2.質量の数値は、1cm3の鋼を7.85gとし、次式によって計算し、JIS Z 8401によって有効数字3けたに丸める。     W=0.02466t(DーT) ここに、W : 管の単位質量(kg/m) t : 管の厚さ(mm) D : 管の外径(mm)

呼び径外径mm

呼び厚さ

スケジュール10

スケジュール20

スケジュール30

スケジュール40

スケジュール60

スケジュール80

A B厚さmm

単位質量kg/m

厚さmm

単位質量kg/m

厚さmm

単位質量kg/m

厚さmm

単位質量kg/m

厚さmm

単位質量kg/m

厚さmm

単位質量kg/m

10 ⅜ 17.3 — — — — — — 2.3 0.851 2.8 1.00 3.2 1.1115 ½ 21.7 — — — — — — 2.8 1.31 3.2 1.46 3.7 1.6420 ¾ 27.2 — — — — — — 2.9 1.74 3.4 2.00 3.9 2.2425 1 34.0 — — — — — — 3.4 2.57 3.9 2.89 4.5 3.2732 1¼ 42.7 — — — — — — 3.6 3.47 4.5 4.24 4.9 4.5740 1½ 48.6 — — — — — — 3.7 4.10 4.5 4.89 5.1 5.4750 2 60.5 — — 3.2 4.52 — — 3.9 5.44 4.9 6.72 5.5 7.4665 2½ 76.3 — — 4.5 7.97 — — 5.2 9.12 6.0 10.4 7.0 12.080 3 89.1 — — 4.5 9.39 — — 5.5 11.3 6.6 13.4 7.6 15.390 3½ 101.6 — — 4.5 10.8 — — 5.7 13.5 7.0 16.3 8.1 18.7

100 4 114.3 — — 4.9 13.2 — — 6.0 16.0 7.1 18.8 8.6 22.4125 5 139.8 — — 5.1 16.9 — — 6.6 21.7 8.1 26.3 9.5 30.5150 6 165.2 — — 5.5 21.7 — — 7.1 27.7 9.3 35.8 11.0 41.8200 8 216.3 — — 6.4 33.1 7.0 36.1 8.2 42.1 10.3 52.3 12.7 63.8250 10 267.4 — — 6.4 41.2 7.8 49.9 9.3 59.2 12.7 79.8 15.1 93.9300 12 318.5 — — 6.4 49.3 8.4 64.2 10.3 78.3 14.3 107 17.4 129350 14 355.6 6.4 55.1 7.9 67.7 9.5 81.1 11.1 94.3 15.1 127 19.0 158400 16 406.4 6.4 63.1 7.9 77.6 9.5 93.0 12.7 123 16.7 160 21.4 203450 18 457.2 6.4 71.1 7.9 87.5 11.1 122 14.3 156 19.0 205 23.8 254500 20 508.0 6.4 79.2 9.5 117 12.7 155 15.1 184 20.6 248 26.2 311550 22 558.8 6.4 87.2 9.5 129 12.7 171 15.9 213 — — — —600 24 609.6 6.4 95.2 9.5 141 14.3 210 — — — — — —

10.試 験以下の試験を実施する。 ●分析試験(溶鋼) ●引張試験

●亜鉛めっき試験(白管の場合)

●へん平試験

●水圧試験又は非破壊試験  (水圧試験の場合の圧力は、下表になる) ●外観・寸法検査

継目無鋼管は省略してもよいただし、へん平性は規定を満足するものとする電気抵抗溶接鋼管から引張試験片を採取

する場合、12号試験片または5号試験片は、継目を含まない部分から採取する

スケジュール番号(Sch)

水圧試験圧力(MPa)

10

2.0

20

3.5

30

5.0

40

6.0

60

9.0

80

12

●外径及び厚さの許容差 管の1本の長さは、4000mm以上とする。9.寸法・

 質量及び 厚さの 許容差

厚さの許容差外径の許容差区分

+0.6mm-0.5mm

+15%-12.5%

4mm未満

4mm以上

±0.5mm40A以下

熱間仕上継目無鋼管

±1%50A以上125A以下

±1.6mm150A  ±0.8%200A以上

±0.3mm

±10%

3mm未満

3mm以上

±0.3mm25A以下冷間仕上継目無鋼管

および電気抵抗溶接鋼管

±0.8%32A以上

ℓ=π・D ここに、π=3.1416とする

1.外径の測定に周長を用いる場合の判定は、周長実測値または実測値の換算外径のいずれによってもよい。 いずれも同一許容差(±0.5%)を適用する。ただし、外径(D)と周長(ℓ)の相互換算は、次式によって計算する。

2.手入部などの局所的な部分については、厚さの許容差が上表を満足していることが確認できる場合は、上表の外径の許容差を適用しない。

備 考

ただし、350A以上は周長によることができる。この場合の許容差は±0.5%とする。

ただし、350A以上は周長によることができる。この場合の許容差は±0.5%とする。

QA0507011 STPG370 S-H 200A×SCH40×5500 WTTK1000 04-2019

①ロゴマーク ②製造所 ③JISマーク ④JIS認証機関番号 ⑤種類の記号 ⑥製法 ⑦呼び径×肉厚×長さ ⑧管理番号 ⑨製造年月

① ④③ ⑥⑤ ⑧ ⑨⑦

JICQA QA0307026STPG370 E-H 80A×SCH40×5500 04-19

①ロゴマーク ②製造所 ③JISマーク ④JIS認証機関番号 ⑤種類の記号 ⑥製法 ⑦呼び径×肉厚×長さ ⑧管理番号 ⑨製造年月④

⑥⑤

⑨⑦

JQA JQ037013 STPG370 E-G 125A×SCH40×5500 IH40101 04-2019MNSUPER SEAM

①ロゴマーク ②製造所 ③JISマーク ④JIS認証機関番号 ⑤種類の記号 ⑥製法 ⑦呼び径×肉厚×長さ ⑧管理番号 ⑨製造年月 ⑩耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク ⑪販売品名

④ ⑥⑤ ⑧ ⑨⑩⑪ ⑦③

JICQA STPG370S-H 50A×SCH80×5500 04-19 69-2345

①ロゴマーク ②JISマーク ③認証機関 ④種類の記号 ⑤寸法 ⑥製造所記号 ⑦製造年月 ⑧管理番号

③ ⑤④ ⑦ ⑧SG⑥②

K②

W②

WK②

NIPPON STEEL

①NIPPON STEEL

②①NIPPON STEEL

①NIPPON STEEL

NS

(注)小さい管および注文者の要求がある場合、一結束ごとに適切な方法で表示する。

表示(例)

14 15

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配管用アーク溶接炭素鋼鋼管

1. 種類および記号

2. 寸法、質量および寸法の許容差

■寸法および質量

■寸法の許容差

外径および厚さの許容差

管はつぎの1種類です。

管の外径、厚さおよび質量は次の表の通りです。なお、管1本の長さは4,000mm以上とします。

管の外径および厚さの許容差は次の表の通りです。

注1.管の呼び径はAおよびBのいずれかを用い、Aによる場合にはA、Bによる場合にはBの符号を、それぞれの数字の後に付けて区分する。

 2.質量の数値は、1cm3の鋼を7.85gとし、つぎの式により計算し、JIS Z 8401により有効数字3けたに丸める。

      W=0.02466t(D −t )     ここに W:管の質量 kg/m         t :管の厚さ mm         D:管の外径 mm 3.特に表記以外の寸法を必要とするときは、注文者と製造

業者との協定による。

3. 管端形状

4. 表示(例)

管の両端はプレンエンドまたはベベルエンドに加工します。ベベルエンドの形状は特に指定のない限り、次の図の通りとします。

ベベルエンドの形状

単位 kg/m

2.4mm以下

30

t : 厚さ

t

+5゜ 0

種類の記号

STPY400

区 分 許容差%

外 径 ±0.5測定は周長による

厚さ呼び径450A以下 +15

ー12.5呼び径450Aを超えるもの

+15ー10

呼び径6.0 6.4 7.1 7.9 8.7 9.5 10.3 11.1 11.9 12.7 13.1 15.1 15.9

(A)(B)

450 18 457.2 66.8 71.1 78.8 87.5500 20 508.0 74.3 79.2 87.7 97.4 107 117

550 22 558.8 81.8 87.2 96.6 107 118 129 139 150 160 171

600 24 609.6 89.3 95.2 105 117 129 141 152 164 175 187

650 26 660.4 96.5 103 114 127 140 152 165 178 190 203

700 28 711.2 104 111 123 137 151 164 178 192 205 219

750 30 762.0 119 132 147 162 176 191 206 220 235

800 32 812.8 127 141 157 173 188 204 219 235 251 258 297 312

850 34 863.6 167 183 200 217 233 250 266 275 316 332

900 36 914.4 177 194 212 230 247 265 282 291 335 352

1000 40 1016.0 196 216 236 255 275 295 314 324 373 392

1100 44 1117.6 260 281 303 324 346 357 411 432

1200 48 1219.2 283 307 331 354 378 390 448 472

1350 54 1371.6 399 426 439 505 532

1500 60 1524.0 444 473 488 562 591

1600 64 1625.6 521 600 631

1800 72 1828.8 587 675 711

2000 80 2032.0 751 791

厚さmm

外径mm

1. 種類および記号

2. 寸法、質量および寸法の許容差

■寸法および質量

■寸法の許容差

外径および厚さの許容差

管はつぎの1種類です。

管の外径、厚さおよび質量は次の表の通りです。なお、管1本の長さは5,500mm以上とします。

管の外径および厚さの許容差は次の表の通りです。

注1.管の呼び径はAおよびBのいずれかを用い、Aによる場合にはA、Bによる場合にはBの符号を、それぞれの数字の後に付けて区分する。

 2.質量の数値は、1cm3の鋼を7.85gとし、つぎの式により計算し、JIS Z 8401により有効数字3けたに丸める。

      W=0.02466t(D −t )     ここに W:管の質量 kg/m         t :管の厚さ mm         D:管の外径 mm 3.特に表記以外の寸法を必要とするときは、注文者と製造

業者との協定による。

3. 管端形状

4. 表示(例)

管の両端はプレンエンドまたはベベルエンドに加工します。ベベルエンドの形状は特に指定のない限り、次の図の通りとします。

ベベルエンドの形状

単位 kg/m

2.4mm以下

30

t : 厚さ

t

+5゜ 0

種類の記号

STPY400-E

区 分 許容差%

外 径 ±0.5測定は周長による

厚さ呼び径450A以下 +15

ー12.5呼び径450Aを超えるもの

+15ー10

長さ +50mm、ー0mm

呼び径6.0 6.4 7.9 8.7 9.0 9.5 10.3 12.7 16.0

(A)(B)

200 8 216.3 63.8

250 10 267.4 79.8300 12 318.5 72.4 78.3 95.8350 14 355.6 51.7 55.1 67.7 74.4 76.9 81.1 87.7 107

400 16 406.4 59.2 63.1 77.6 85.3 88.2 93.0 101 123

450 18 457.2 66.8 71.1 87.5 96.2 99.5 105 114 139 174

500 20 508.0 74.3 79.2 97.4 107 111 117 126 155 194

550 22 558.8 81.8 87.2 107 118 122 129 139 171

600 24 609.6 95.2 117 129 133 141 152 187

厚さmm

外径mm

①ロゴマーク ②種類の記号-製法(日本製鉄販売品規格) ③寸法 ④製造所記号 ⑤製造年月 ⑥管理番号

508.0×7.9×6000③

STPY400-E② ④

SL⑥

310123450⑦

126E054⑤04-19

②STPY400-E-G

⑥G7345

③355.6×6.0×6000

⑤04-19

④SE

①ロゴマーク ②種類の記号-製法(日本製鉄販売品規格) ③寸法 ④製造所記号 ⑤製造年月 ⑥鋼管番号 ⑦管理番号

NIPPON STEEL

NIPPON STEEL

配管用電気抵抗溶接炭素鋼鋼管(日本製鉄販売品規格)JIS…G…3457(STPY400)の日本工業規格(JIS規格)における製造方法は、アーク溶接法が規定されております。当社製品は電気抵抗溶接にて製造しているため、日本工業規格(JIS規格)ではありませんが、化学成分・機械的性質は同等で、日本工業規格(JIS規格)と同様の試験が適用された製品となります。

①ロゴマーク ②JISマーク ③種類の記号 ④認証機関番号⑤寸法 ⑥製造所記号 ⑦管理番号

君津(製)①  NIPPON STEEL②④   JICQAQA0306022③  STPY400⑤  457.2x7.9x6000⑥  SC**-****⑦  PIECE NO. ******-****   MADE IN JAPAN

xxxxxxxx

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

xxxxxx

xxxxxxxxxxxx

xxxxxx

16 17

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1. 種類および記号 鋼管製法の特徴と性能

2. 寸法、質量および寸法の許容差

■寸法、質量および寸法の許容差

管はつぎの1種類です。 SW鋼管(≦100A)および耐溝食ERW鋼管(SUPER SEAM®)(≧125A)は、管端フレア加工や転造ねじ加工・グルーブ加工に対して優れています。

メッキの剥離とフレア加工部の割れが生じることがあります。

亜鉛めっきを施す前の管の寸法、質量および寸法の許容差は次の表の通りです。なお、管1本の長さは原則として15A〜100Aは4,000mm、125A〜300Aは5,500mmとします。

3. 管端形状

4. 表示(例)

管の両端には、JIS B 0203(管用テーパーねじ)のテーパーねじを施し次の図のようにその一端にはJIS B 2302(ねじ込み式鋼管製管継手)またはJIS B 2301(ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手)によるソケットをねじ込みます。ご要望により、ねじなし品も製造いたします。

種類 記号水配管用亜鉛めっき鋼管 SGPW

管の呼び方外径mm

外径の許容差mm

厚さmm

厚さの許容差

ソケットを含まない質

量kg/m(A) (B)

15 1/2 21.7 ±0.5mm 2.8

十規定しない-12.5%

1.3120 3/4 27.2 ±0.5mm 2.8 1.6825 1 34.0 ±0.5mm 3.2 2.4332 11/4 42.7 ±0.5mm 3.5 3.3840 11/2 48.6 ±0.5mm 3.5 3.8950 2 60.5 ±0.5mm 3.8 5.3165 21/2 76.3 ±0.7mm 4.2 7.4780 3 89.1 ±0.8mm 4.2 8.7990 31/2 101.6 ±0.8mm 4.2 10.1

100 4 114.3 ±0.8mm 4.5 12.2125 5 139.8 ±0.8mm 4.5 15.0150 6 165.2 ±0.8mm 5.0 19.8200 8 216.3 ±1.0mm 5.8 30.1250 10 267.4 ±1.3mm 6.6 42.4300 12 318.5 ±1.5mm 6.9 53.0350 14 355.6 ー* 7.9 67.7400 16 406.4 ー* 7.9 77.6450 18 457.2 ー* 7.9 87.5500 20 508.0 ー* 7.9 97.4

*呼び径350A以上の管の外径の許容差は周長測定でも可能であり、この場合の許容差は±0.5%とします。

ソケット

水配管用亜鉛めっき鋼管 加工性に優れた配管

K① ③ ④ ⑤ ⑥②

SGPW 50A×4000 04-19

①ロゴマーク ②販売品名 ③種類の記号 ④耐溝食電縫鋼管マーク ⑤寸法 ⑥製造所記号 ⑦製造年月 ⑨管理番号

①日水協検査証印 ②ロゴマーク ③製造所記号 ④種類の記号 ⑤寸法 ⑥製造年月

① ⑧⑤ ⑨⑦N G712304-19125A×5500SUPER

②SGPW③

MN④

SE⑥

NIPPON STEEL

NIPPON STEEL

切削ねじ転造ねじ

① 加工に強い (電縫溶接部信頼性)② 周方向均一に 加工できる

加工に対する特徴

ねじ加工状況比較

ナットルーズフランジ

ボルトつば出し部

ガスケット

外観図

断面図

ハウジング継手取付け状況

プレファブ鋼管工法に適用

転造ねじ

フレア加工

耐震性

施工性

グルーブ加工施工性耐震性

18 19

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3. 溝食の形態使用環境によっては溶接部が母材に比べて非常に早く腐食し、右図に示すようにあたかも溶接不良とみられるような外観上の形態を示すことがあり、早いものでは3カ月位で貫通にいたる例もあります。 しかし溶接不良ではなく腐食であることが、マクロ写真によって容易に判断できます。写真は腐食の進行したものですが、溝食ばかりでなく同時に全体腐食も進行して管の厚さが薄くなっています。

1. はじめに

2. 耐溝食鋼管の性能

接合部

SW鋼管 SUPER…SEAMⓇ

(ERW鋼管)一般の電縫鋼管(ERW鋼管)…

電気抵抗溶接鋼管(略称ERW鋼管)は、経済性のみならず、製造技術および品質面での著しい発展と信頼性から、産業用各種配管をはじめ、構造用、熱伝達用等広範囲にわたっています。 このERW鋼管を配管用として使用した場合、腐食環境(流体あるいは土壌中の溶存酸素、CO2、pH、電解質[Cl-、SO4

2-等]の流入、温度、流速等)によって溶接部が溝状に選択腐食され、いわゆる溝食(溝状腐食)を起こすケースがあります。しかし、このような環境条件を変化させることは不可能な場合が多いため、特殊な防食を施すか、または耐溝食鋼管(SW鋼管または耐溝食ERW鋼管[SUPER SEAM®])を使用する必要があり、当社では耐溝食ERW鋼管を製品化しています。

1)耐溝食性向上対策 耐溝食鋼管は、以下の対策により溝食の要因となる接合部と母材部の電位差を低減しています。 SW鋼管 鋼板全体を900℃以上の高温に加熱した後、成形・接合することにより、接合部が急熱急冷の熱履歴を受けないため、完全に母材と 均一な組織が得られ、電位差は発生しません(下図)。 耐溝食ERW鋼管[SUPER SEAM®] 電位差を低減させる効果のある合金元素添加と溶接部熱処理の有機的な組み合わせにより、電位差を大幅に低減しています(下図)。2)溝食促進試験結果(浸漬試験結果) 耐溝食ERW鋼管[SUPER SEAM®]は、3%食塩水による溝食促進試験の結果、4カ月で一般のERW鋼管に比べ約1/10に 減少する非常に良好な結果が得られました。また、SW鋼管には溝食がほとんど生じていません。 以上の通り、耐溝食鋼管は優れた耐溝食性を有し、上水、工業用水をはじめとした各種用水に安心してご使用いただけます。

熱影響部(硬化組織)

溶接部

腐食はするどいV字形状を呈している

■接合部のミクロ組織

■溝食の形態

耐溝食鋼管

4. 溝食の発生機構

5. 溝食の発生状況

孔食の起点

ERW鋼管の溶接部は、2〜5mmの極めて狭い幅のみが非常に短い時間で1600℃程度の高温に加熱・溶融され、さらに続いて冷却されるという急熱急冷の熱履歴を受けます。また、メタルフローに沿って存在するMnS系非金属介在物の融点は約1400℃であるため、MnSはERW溶接の際、溶融して再析出します。さらにビード切削されるため、MnSが管の表面に露出します。このようなMnSの周辺部は溶解しやすく、また陽極(アノード)になりやすいため、腐食の起点になるといわれています。

溝食の発生事例

当社が入手した溝食による漏れ発生の事例を使用環境・期間で分類すると下図の通りです。 溝食の発生した使用環境をみると、当初、海水配管の事例が大半でしたが、工業用水配管での事例が増えて上水配管でも溝食が発生するケースがでてきました。これは、ERW鋼管が広範囲の環境で使用されるようになったことに加えて、水の汚染など水質の悪化も要因の一つになっています。

溝食の成長

溝食は下図に示すような過程で成長するものと考えられています。いったん発生した溝食は、ERW溶接部と母材部との組織差によって成長しますが、その成長につれてERW溶接部がアノード、母材部が陰極(カソード)となる酸素濃淡電池を形成します。さらにアノードは、Cl-の濃縮などによってますます環境が厳しくなり、溝食が加速するものと考えられます。

■水質別溝食の発生事例

■溝食発生・成長過程

腐食発生 酸素濃淡電池(局部電池) 溝状腐食

アノード

周辺部

急熱急冷を受けたMnSカソード 02濃い02

02淡い

Fe++

0.5以内0

5

10

15

20

25

~1.0 ~1.5 ~2.0 ~2.5 ~3.0 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~10 10超使用期間(年)

件 数

その他(温水、ブラインなど)上 水工 水海 水

20 21

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1. 特長

2. 製造工程

(1)均一な亜鉛めっき被膜(2)美しい表面と優れた寸法精度(3)優れた加工性(4)部分的なめっきなしを要する場合も容易に製作可能

3. 製造可能範囲

4. 表示(例)

鋼 管

脱 脂

酸 洗

フ ラ ッ ク ス 処 理

予 熱

亜 鉛 め っ き

余 剰 亜 鉛 除 去

冷 却

検 査

製 品

呼び径 15A〜(1/2 B)〜100A(4B)

長 さ 4000mm、5500mm

管 種 SGP

外面亜鉛めっき鋼管

①ロゴマーク ②商品名 ③呼び径×長さ ④管理番号 ⑤製造年月

① ③ ④ ⑤②エースジンク KTGE**** 04-1950A×5500NIPPON STEEL

6. 耐溝食鋼管の用途耐溝食電気抵抗溶接鋼管は耐溝食性が大変優れているので、従来の電気抵抗溶性鋼管の用途のほか、さらに広い用途に使用できます。(長期使用においては、インヒビター添加,めっき,ライニング等他の防食手段の併用をお勧めします)・冷却水配管 ・工業用水配管 ・海水配管 ・空調配管 ・プラント配管 ほか

7. 表示(例)

8. 製造サイズ範囲SGP-E-G 125 〜 500ASGP-E-H 10 〜 100A

STPG-E-G 20 〜 600ASTPG-E-H 10 〜 100A

(注)ご指定により溶融亜鉛めっき(含む水配管用)も行います。

①ロゴマーク ②JISマーク ③認証機関 ④販売品名 ⑤種類の記号-製法 ⑥耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク ⑦寸法 ⑧製造所記号 ⑨製造年月 ⑩管理番号

JICQA① ③

SUPER④

SGP-E-G 150A×5500 SE 04-19⑤ ⑦ ⑨

G7345⑩⑧

MN⑥②

SUPER SEAM®(SGP-E-G)

QA0307026SGP-E-H 04-19

①ロゴマーク ②製造所記号(K:鹿島製造所) ③JISマーク ④認証機関 ⑤認証番号 ⑥種類の記号-製法 ⑦寸法 ⑧製造年月⑤

40A×4000⑦ ⑧

K②

SW鋼管(SGP-E-H)

③ ⑥

JICQA

SUPER SEAM®(STPG370 E-G)

STPG370 E-G 80A×SCH40×5500 F/O5桁

①ロゴマーク ②製造所記号 ③JISマーク ④認証機関 ⑤認証番号 ⑥販売品名 ⑦種類の記号-製法 ⑧耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク⑨寸法 ⑩製造所記号 ⑪製造年月 ⑫管理番号

04-19⑦② ⑪

NE⑥ ⑩⑨ ⑫

JICQA④

QA0407001⑤③

SUPERNSNS

SUPER SEAM®(STPG370 E-G)

STPG370 E-G 125A×SCH40×5500 IH40201

①ロゴマーク ②製造所記号 ③亜鉛メッキ ④JISマーク ⑤認証機関 ⑥販売品規格 ⑦種類の記号-製法⑧耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク ⑨寸法 ⑩製造所記号 ⑪管理番号 ⑫管理番号 ⑬製造年月

04-2019⑦② ⑬

MN⑥ ⑧

WK⑩③ ⑨ ⑪

WTGY1111⑫

JQA⑤

JQ0307013④

SUPER SEAMNSNS

NIPPON STEEL

①ロゴマーク ②JISマーク ③認証機関 ④認証番号 ⑤販売品名 ⑥種類の記号-製法 ⑦耐溝食電気抵抗溶接鋼管マーク⑧寸法 ⑨製造所記号 ⑩製造年月 ⑪管理番号

JICQA① ③

25A×5500 SL 04-19⑧ ⑩

8 7451⑪⑨

MN⑦②

SUPER SEAM®(SGP-E-H)

NIPPON STEEL

①NIPPON STEEL

①NIPPON STEEL

①NIPPON STEEL

SUPER⑤

QA0607010④

SGP-E-H⑥

N

MN⑧

22 23

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2. 種類(1)クロスヘッドダイ方式

(2)Tダイ方式

ポリエチレン被覆鋼管(NS-PEL®)

❶ 優れた化学的・電気的特性

❷ 安定した品質

❸ 幅広い製造可能範囲

❹ 用途に応じた効果的な被覆構造

❺ 現地防食作業が容易

ポリエチレンは、透水、吸水がほとんどなく、酸、アルカリ、溶剤などに対する耐薬品性にも優れています。 ポリエチレン被覆鋼管は、高い電気絶縁抵抗の値を示し、経時的な変化もありません。したがって、埋設環境の条件が悪くても、鋼管が腐食されることはほとんどなく、電気防食を施工する場合でも、通電量が少なくて済むので維持費を低減することができます。

ポリエチレン被覆鋼管は、新鋭設備と最新技術を駆使して生産されます。生産ラインは、前処理から最終検査まで連続しているので安定した品質が得られます。 各種試験、検査はもちろん、自動ホリディディテクターもオンライン化されており、品質保証体制は万全です。

ポリエチレン被覆鋼管は、クロスヘッドダイ製造方式、Tダイ製造方式により、15A〜1400Aまでの広い寸法範囲の製造が可能です。また、用途や配管の接続方法に応じて、一層あるいは二層被覆の選択ができます。

ポリエチレン被覆鋼管に使用しているアンダーコートは、防食性と密着性に優れており、粘着剤型と接着剤型とがあります。また、ポリエチレン被覆鋼管には、一層型と二層型とがあり、これらの組み合わせによって、ニーズに応じた効果を十分に発揮させることができます。

ポリエチレン被覆鋼管は、配管現場における防食施工が確実で簡便です。

1. 特長

種類の記号 被 覆 アンダーコート 被覆の構成 適用寸法 商品名

P1H 一 層 接着剤

15A〜100A NS-PEL®-1H

20A〜100A NS-PEL®-1M

15A〜400A NS-PEL®-3XL

80A〜600A NS-PEL®-3XF(標準色は黒)

P1S 一 層 粘着剤 100A〜400A NS-PEL®-1S(標準色は黒)

P2S 二 層 粘着剤

15A〜400A NS-PEL®-2SP

80A〜600A NS-PEL®-2SE

P2H 二 層 接着剤 20A〜100A NS-PEL®-2MP

鋼管粘着剤防食層

鋼管接着剤防食層

鋼管粘着剤

防食層保護層

鋼管接着剤

防食層保護層

種類の記号 被 覆 アンダーコート 被覆の構成 適用寸法 商品名

P1H 一 層 接着剤 450A〜1400A NS-PEL®-3XF

鋼管

接着剤

防食層

24 25

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ピンホールテスト

予 熱

粘着剤塗布

(溶着防止剤塗布)

冷 却

冷 却

ピンホールテスト

防食層ポリエチレン被覆

保護層ポリオレフィン被覆

水 冷

ピンホールテスト

ポリエチレン被覆

アンダーコート塗布

予 熱

ブラストまたは酸洗

ブラストまたは酸洗

ブラスト

接着剤とポリエチレン

プライマー塗布

予 熱

水 冷

● クロスヘッドダイ方式

● Tダイ方式 450〜1400A

3. 製造方式および工程

クロスヘッドダイ方式

 (二層型) 15〜600A

 (一層型) 15〜600A

クロスヘッドダイ方式 Tダイ方式

Tダイ方式

26 27

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ℓ≒0~20mm

被覆除去長さ

( )結束および梱包100A以下については、約1000kgごとに結束を行います。管本体は梱包しません。

8. 表示(例)管1本ごとに次の項目を表示します。外面に表示する場合の例を示します。

(単位:mm)

呼 び 径被覆の厚さ

膜 厚 許容差

15A〜90A 1.5 +規定しない−0.3

100A〜150A 2.0 +規定しない−0.4

200A〜250A 2.5 +規定しない−0.5

300A〜400A 2.5 +規定しない−0.5

450A〜1000A 2.5 +規定しない−0.5

1100A〜1400A 3.0 +規定しない−0.5

備考:アンダーコートの厚さは、   粘着剤の場合:目標値0.3mmとします。   接着剤の場合:目標値0.15mmとします。         (接着剤は被覆の厚さに含まれます)

(単位:mm)

呼 び 径被覆の厚さ

防食層 保護層膜 厚 許容差 膜 厚 許容差

20A〜90A 0.6 +規定しない−0.2 1.0 +規定しない

−0.3

100A〜125A 0.8 +規定しない−0.2 1.1 +規定しない

−0.3

150A 0.9 +規定しない−0.3 1.2 +規定しない

−0.3

200A 1.1 +規定しない−0.3 1.5 +規定しない

−0.4

250A 1.2 +規定しない−0.3 1.6 +規定しない

−0.4

300A 1.2 +規定しない−0.3 1.7 +規定しない

−0.4

350A〜400A 1.2 +規定しない−0.3 2.0 +規定しない

−0.5

450A〜600A 1.3 +規定しない−0.4 2.0 +規定しない

−0.5

(単位:mm)

呼 び 径 溶接継手(ベベルエンド) ねじ継手 メカニカル継手

(プレーンエンド)15A〜90A 100 50以下 10

100A〜150A 130 50以下 —

200A〜400A 150 — —

450A〜1400A 150 — —注:(  )内は管端仕様

製 法 外 径 管 長 製造場所

クロスヘッドダイ方式

15A〜100A 5.5m(標準)

和歌山製鉄所15A〜300A 5.5m〜12.5m(5.5m標準)

350A〜400A 5.5m〜12.5m

80A〜600A 5.5m〜12.2m 大分製鉄所(光)

Tダイ方式 450A〜1400A 9m〜18.3m 君津製鉄所

( )

4. 被覆の厚さ

5. 製造可能寸法範囲

7. 管端形状

6.管端被覆除去長(標準)

一層被覆型(接着型)JIS…G…3469…P1HJIS…G…3477-2…PE-1H

二層被覆型(粘着型)JIS…G…3469…P2SJIS…G…3477-2…PE2S

内面には、ご指定によりエポキシ樹脂塗装、ジンク塗装、亜鉛めっき、ポリエチレン粉体ライニングなど用途に応じたものを施します。

被覆除去長さビニールテープ

ℓ≒100~150mm

被覆除去長さ

溶接継手用管端形状

メカニカル継手用管端形状

ビニールテープ

ℓ≒25~50mm

被覆除去長さ 被覆除去長さ

ねじ継手用管端形状

ねじ継手用管端構造

SGP-E-H 100A×11000 04-19 P1H NS-PEL-3XLNIPPON STEEL W QA0507011 (100A以下) ⑤① ⑧ ③⑦ ⑥ ④②

SGP-E-H 100A×11000 04-19 P1HNIPPON STEEL W QA0507011⑤① ⑧⑦ ⑥ ④②

NIPPON STEEL QA0607010 NS-PEL-2SE P2S SGP-E-G 300Ax5500 SL/NSACC-L 04-19 580D001 NO.0001JICQA

② ② ③① ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

(125A以上)

SGP-E-G 100A×5500 04-19 P2S NS-PEL-2SPNIPPON STEEL W QA0507011 (100A以下) ⑤① ⑧ ③⑦ ⑥ ④②

SGP-E-G 150A×5500 04-19 P2SNIPPON STEEL W QA0507011⑤① ⑧⑦ ⑥ ④②

(125A以上)

①ロゴマーク ②JISマークおよびJIS認証機関番号 ③日本製鉄販売品名④ポリエチレン被覆鋼管の規格 ⑤原管の規格 ⑥寸法×長さ ⑦製造所略号 ⑧製造年月 ⑨管理番号 ⑩管番号 

28 29

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鋼管の内面に粉体のポリエチレンを融着させた水道用のライニング鋼管です。1982年(昭和57)3月制定。規格の詳細は、日本水道協会の規格書をご参照ください。

1) 衛生上安心して使用できるライニング皮膜には最も安全性の高い合成樹脂であるポリエチレンを使用し、溶剤、重金属などは含まれておりませんので水質には影響を及ぼしません。

2 ) 極めて強い密着性がある良質のポリエチレンを使用しており、被膜は優れた密着性を有しております。

3 ) 物理的特性が優れているポリエチレンは吸水性が小さいため、耐水性が極めて優れています。また、被膜の物性が優れており、特に低温物性が優秀です。

1. 特長

常温(40℃以下)の給水配管、寒冷地での使用も可能です。使用圧力1.0MPa以下。リサイクル性はポリエチレンは燃やしても炭酸ガス、炭化水素類、水蒸気にかわるだけなのでダイオキシンの発生は問題となりません。原則として水道用に使用するので水道用以外でのご利用は推奨致しません。

商品名 構 造JWWA K 132(水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管)

記 号 原 管 外 面 適用例(参考)

FLP-PA SGP-PAJIS G 3452

の黒管一次防錆塗料 屋内配管

FLP-PB SGP-PBJIS G 3452

の白管亜鉛めっき

屋内配管屋外露出配管

FLP-PD SGP-PDJIS G 3452

の黒管ポリエチレン被覆

地中埋設配管屋外露出配管

2. 種類

外面処理

鋼管

ポリエチレン

亜鉛めっき

鋼管

ポリエチレン

ポリエチレン

鋼管

ポリエチレン

3. 寸法・被覆仕様

呼び径(A)

ライニング管長 さ 近似内径※鋼 管 部 内面部 外面被覆部

外 径 外径の許容差 厚 さ 単重(kg/m) 厚 さ 厚 さ15A 21.7

± 0.5

2.8 1.31

0.30 以上1.7 以上

4000+規定なし

-0

14.9

20A 27.2 2.8 1.68 20.4

25A 34.0 3.2 2.43

1.5 以上

26.4

32A 42.7 3.5 3.38

0.35 以上

34.5

40A 48.6 3.5 3.89 40.4

50A 60.5 3.8 5.31 51.7

65A 76.3 ± 0.7 4.2 7.47

0.40 以上

66.3

80A 89.1± 0.8

4.2 8.79 79.1

100A 114.3 4.5 12.20 1.6 以上 103.7

※近似内径は、鋼管の寸法と実際のライニング厚さから算出しました。

4. 表示管一本ごとに次の表示を管の全長に行います。表示のない部分はストライプを施します。

SGP-PB 25A 04-19 FLP-PB① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

① ② 日水協検査印・認証マーク ③ ロゴマーク ④ 種類の記号 ⑤ 呼び径 ⑥ 製造年月 ⑦ 販売品名

5. 管端形状プレンエンド

6. 荷姿

7. 梱包・結束

商品名 結束本数(本)15A 140

20A 114

25A 70

32A 56

40A 44

50A 37

65A 24

80A 19

100A 14

管本体は外面被覆のままとします。下表の本数をプラスチックロープにて4ヶ所を結束し、結束ごとに両端を黒色ナイロンテープで保護して出荷します。

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管(FLP®)

30 31

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鋼管の内面に硬質ポリ塩化ビニルをライニングした水道用のライニング鋼管です。1972年(昭和47)7月制定。規格の詳細は、日本水道協会の規格書をご参照ください。

1) 耐食性、耐薬品性に優れている内面は硬質ポリ塩化ビニル管であり、耐食性、耐薬品性に優れています。

2 ) 機械的強度が大きい機械的強度が鋼管と同じです。したがって長いスパンも可能です。

3 ) 内面が平滑で摩擦抵抗が小さい内面は平滑な硬質塩化ビニル管であり、摩擦抵抗が小さく、スケール等の付着がほとんどありません。したがって流量への影響が少なくすみます。

1. 特長

常温(40℃以下)の給水配管。使用圧力1.0MPa以下。リサイクル性は、日本水道協会(WSP)および、塩ビライニング鋼管リサイクル協会のリサイクルシステム(中間集積所、リサイクル協力会社へ搬入)にて回収可能。以降は、鋼管と塩ビを分離し、それぞれ鉄リサイクル、塩ビリサイクルで再生、再利用。原則として水道用に使用するので、水道用以外でのご利用は推奨しません。

商品名 構 造JWWA K 116(水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管)

記 号 原 管 外 面 適用例(参考)

VLP-VA SGP-VAJIS G 3452

の黒管一次防錆塗料 屋内配管

VLP-VB SGP-VB JIS G 3442 亜鉛めっき屋内配管屋外露出配管

VLP-VD SGP-VDJIS G 3452

の黒管硬質ポリ塩化ビニル被覆

地中埋設配管屋外露出配管

2. 種類

外面処理

鋼管

硬質ポリ塩化ビニル

亜鉛めっき

鋼管

硬質ポリ塩化ビニル

硬質ポリ塩化ビニル

鋼管

硬質ポリ塩化ビニル

3. 寸法・被覆仕様

呼び径(A)

ライニング管長 さ 近似内径※鋼 管 部 内面用ビニル管部 外面被覆部

外 径 外径の許容差 厚さ 単重(kg/m) 厚 さ 厚さの許容差 厚 さ15A 21.7

± 0.5

2.8 1.31

1.5

± 0.2

1.5 以上

4000+規定なし

-0

13.1

20A 27.2 2.8 1.68 18.6

25A 34.0 3.2 2.43

1.2 以上

24.6

32A 42.7 3.5 3.38 32.7

40A 48.6 3.5 3.89 38.6

50A 60.5 3.8 5.31 49.9

65A 76.3 ± 0.7 4.2 7.47 64.9

80A 89.1

± 0.8

4.2 8.79

2.0

76.7

100A 114.3 4.5 12.2

1.5 以上

101.3

125A 139.8 4.5 15.0 126.8

150A 165.2 5.0 19.8 2.5 150.2

※近似内径は、鋼管の寸法と実際のライニング厚さから算出しました。

5. 管端形状プレンエンド

6. 荷姿

4. 表示管一本ごとに次の表示を管の全長に行います。

SGP-VB 50A 04-19 VLP① ② ③ ⑤

K④ ⑥ ⑦ ⑧

① ② 日水協検査印・認証マーク③ ロゴマーク ⑤ 種類の記号④ 製造所の記号 ⑥ 呼び径 ⑦ 製造年月 ⑧ 販売品名

※ VD のみ④ K が④ N となります。

7. 梱包・結束

商品名結束本数(本)

VA・VB VD15A 140 70

20A 114 50

25A 70 40

32A 56 30

40A 44 20

50A 37 20

65A 24 15

80A 19 10

100A 14 10

125A 12 5

150A 9 5

管本体は外面被覆のままとします。下表の本数にて結束し出荷します。

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(VLP®)

32 33

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鋼管の内面にノンタールエポキシ塗料を塗装した排水用の塗装鋼管です。1984年(昭和59)2月制定。規格の詳細は、日本水道協会の規格書をご参照ください。一般住宅、アパートメント、マンション、ビルなどの汚水および雑排水用鋼管には、さまざまな流体が流れ、その腐食環境は極めて複雑多岐にわたるため、配管材には高度な耐食性要求されます。当社ではこれに対応するため、ELPを製造販売しております。

❶ 耐水性、耐薬品性が優れているELPの内面にはノンタールエポキシ塗料を塗装していますので耐水性、耐薬品性が優秀です。腐食性の高い特殊な流体の場合は、予めご相談ください。

❷ 物理性能が優れている塗装の密着性が良好であるため、外部からの衝撃に十分耐えます。また可撓性に優れています。

❸ 大きな流量が確保できる塗装表面がなめらかで、スケール、その他の異物が付きにくいため、有効内径が大きく、常時大きな流量が確保できます。

1. 特長

80℃以下の排水配管(ただし、連続的に高温になるような使い方は推奨いたしません)使用圧力1.0MPa以下。原則として排水用に使用するので排水用以外でのご利用は推奨致しません。補修材専用のものがありますので問い合わせください。

3. 寸法・被覆仕様管の呼径

外 径 厚 さ単位重量

(kg/m)

内面ノンタールエポキシ塗膜厚さ

外面一次防せい塗装

長 さ(A) (B)

32 11/4 42.7 3.5 3.38

300 μ以上

15 μ以上

5500+規定なし

-0

40 11/2 48.6 3.5 3.89

50 2 60.5 3.8 5.31

65 21/2 76.3 4.2 7.47

80 3 89.1 4.2 8.79

100 4 114.3 4.5 12.2

125 5 139.8 4.5 15.0

150 6 165.2 5.0 19.8

200 8 216.3 5.8 30.1

5. 管端形状プレンエンド

6. 荷姿

4. 表示管一本ごとに次の表示を管の全長に行います。表示のない部分はストライプを施します。

SGP-NTA WNTJ1234 100A×5500 04-2019 ELP-NTA 排水用鋼管① ② ③ ⑤

W④ ⑥ ⑦ ⑧

① ロゴマーク ② 製造所の記号 ③ 種類の記号 ⑥ 製造年月⑤ 呼び径×長さ④ 作業No. ⑦ 販売品名 ⑧ 用途※ VD のみ④ K が④ N となります。

7. 梱包・結束

商品名 結束本数(本)32A 5640A 4450A 3765A 2480A 19

100A 14125A バラ150A バラ200A バラ

管本体は外面被覆のままとします。下表の本数をプラスチックロープにて4ヶ所を結束し、結束ごとに両端を黒色ナイロンテープで保護して出荷します。

商品名 構 造WSP 032(排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管)

記 号 原 管 外 面 適用例(参考)

ELP SGP-NTAJIS G 3452

の黒管硬質ポリ塩化ビニル被覆

屋内配管(排水)

2. 種類

一次防せい塗装

鋼管

ノンタールエポキシ樹脂塗装

排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管(ELP®)

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