個人投資家様向け会社説明会資料...19 第3四半期決算および業績予想の概要...

東証・名証市場第一部

証券コード：６３２５

2021年２月９日

個人投資家様向け会社説明会資料

2019年４月１日 2019年12月31日

2020年４月１日 2020年12月31日

当社事業の特徴・強み

Copyright（C） Takakita Co., Ltd. All rights reserved. 2

当社の概要1

2

経営TOPIXと今後の成長戦略

4

2021年３月期第３四半期決算の概要

と当期の業績予想3

ご参考

2

本日の内容

http://www.takakita-net.co.jp/index.html

１．当社の概要

3Copyright（C） Takakita Co., Ltd. All rights reserved.


会社概要（2020年３月31日現在）

商号株式会社タカキタ（Takakita Co., Ltd.）

本店所在地三重県名張市夏見２８２８番地

代表者代表取締役社長松本充生

創業・設立年月１９１２年（明治45年）１月・１９４５年（昭和20年）３月

資本金１３億５,０００万円

発行済株式数１４,０００千株

決算期３月

事業内容農業機械の製造販売及び軸受加工

従業員数２６８名（パート・アルバイト除く）

企業理念社是

鋭い感性、豊かな知性と果敢な行動力で社会に貢献できる企業を目指します。「道をつくる」限りなき大空悠々の大地

ビジョン＜社会貢献＞独自の価値観による商品提案で社会貢献を目指します。＜企業信頼＞グローバルニッチであっても、競争力・提案力をつけ一流企業を目指します。＜顧客満足＞最高の商品とサービスを創造し、お客様に真の満足を提供します。



本社・工場

札幌工場

南九州営業所

九州営業所

中国営業所

本社関西営業所海外営業本部

関東営業所

東北営業所

帯広営業所

中標津営業所

北見営業所豊富営業所

札幌営業所

南東北営業所

合弁会社山東五征高北農牧機械有限公司

China Map

中国

全国に広がるのネットワーク

営業所・事業所



札幌工場

会社沿革

6

1945

2006

1962

1963

1988

1967

1986

1970

2012

2016

2015

タナシン電機株式会社と業務、資本提携（2009年業務提携解消）

札幌支社開設

商号を株式会社タカキタに改称

創業100周年を迎える

自走式作業機

昭和40年代～現代

トラクタ用作業機

名証・東証市場第２部に上場

軸受事業においてISO9001・2000認証取得

大正～昭和初期

畜力用犂

昭和30年代

耕うん機用犂

光洋精工株式会社（現株式会社ジェイテクト）と業務提携

東証・名証市場第１部に上場

株式会社高北農機製作所を設立

山東五征集団有限公司と合弁会社設立

Copyright（C） Takakita Co., Ltd. All rights reserved.


事業構成・・・農機事業が中心


酪農畜産用飼料収穫機、土作り作業等の農業機械の製造・販売農機事業

軸受事業大型ベアリングの旋削加工及びローラ研磨

農機事業軸受事業

2020/3期売上高

6,432百万円

農機事業軸受事業

2020/3期営業利益378百万円

9%

91%

12%

88%

7


農業機械の分類

8

トラクタメーカークボタイセキヤンマーなど

トラクタ

作業機メーカー

作業機

有機肥料散布

有機野菜

牧草収穫・梱包安全安心な国産のエサづくり

走行動力源

実作業を提供



作業機のご紹介


土づくり関連

餌づくり関連

給餌・除雪・その他

9


農業機械事業製品別売上占率

エサづくり関連作業機と細断型シリーズが主力

エサづくり

関連作業機

33%

細断型

シリーズ

27%

土づくり関

連作業機

19%

除雪その他

8%

部品等

13%

2019/3期売上高6,607百万円

エサづくり

関連作業機

39%

細断型シ

リーズ

20%

土づくり関

連作業機

20%

除雪その他

7%

部品等

14%

2020/3期売上高5,846百万円

2020/3期2019/3期



２．当社事業の特徴・強み



当社事業の概要


製品完成の流れ

原材料入荷寸法切り外形抜き・成型（プレス）

曲げ加工（ブレーキプレス）

溶接塗装組立検査出荷

農業機械事業

プレス作業レーザー加工機作業ブレーキプレス作業

組立作業風景牧草梱包・調整作業機

溶接ロボット作業風景

塗装作業風景

材料切断から組立まで一貫生産

12


農業機械の研究開発の事例


トウモロコシのサイレージ化は、人手と手間がかかる

刈取・収穫

密封・貯蔵荷降・踏圧

運搬

7月～8月の炎天下酷暑の中‥

スタックサイロ体系

６人で

約15時間（1ha）

延べ90時間

13



国産飼料の自給を目指して

青刈トウモロコシ

切断長１cm

当社のロールベーラの技術を利用して、トウモロコシの飼料づくりが省力化できないか？

農水省の研究機関(生研センター）との

共同研究を実施

国産飼料自給UPの為、

栄養価・収量が牧草の2.5倍以上の

飼料用トウモロコシの作付け拡大が急務！

2001年に研究を開始2003年に製品化





世界初の独自技術

スタックサイロ体系

２人で

6.96時間（1ha）

延べ約14時間

85％の削減

15


軸受部の概要


◆業務内容株式会社ジェイテクト、ＫＯＹＯブランドの大型ベアリングの内外輪・転子の旋削加工及び

転子の研磨加工

◆使用用途新幹線用車軸、風力発電、産業用機械等

軸受事業

16


３．2021年３月期第３四半期決算の概要と

当期業績予想



農業機械

（国内）

87%

農業機械

（海外）

6%

軸受事業

7%

2021/3期

3Q売上高

4,702百万円

18

セグメント別売上占率


2020/3期 2021/3期

農業機械

（国内）

83%

農業機械

（海外）

8%

軸受事業

9%

2020/3期

3Q売上高

4,960百万円


19

第３四半期決算および業績予想の概要

科目

2020/3期実績

2021/3期予想（2020年10月修正発表）

2021/3期3Q

金額金額構成比前期比金額前年比進捗率

売上高 6,432 5,800 - -9.8% 4,702 -5.2% 81.1%

営業利益 378 156 2.7% -58.8% 222 -34.5% 142.8%

経常利益 420 186 3.2% -55.8% 247 -32.3% 133.2%

当期純利益 262 120 2.1% -54.3% 160 -31.0% 133.7%

(単位：百万円)

■セグメント内訳（セグメント相殺前）

農機

売上高 5,846 5,355 - -8.4% 4,359 -3.7% 81.4%

営業利益 320 199 3.7% -37.8% 237 -19.6% 119.2%

軸受

売上高 586 445 - -24.1% 342 -20.4% 75.2%

営業利益 42 -47 - - -24 - -

■農業機械事業における2021年３月期上半期の業績は、新型コロナウイルス感染症の影響により、国産農産物の消費低迷等に伴う農業従事者の機械投資意欲の減退や、営業活動の縮減に加えて、畜産クラスター事業の採択の遅れの影響を受け、エサづくり関連作業機等の受注が大幅に減少。この結果を受け、2020年10月に当初通期業績予想（売上高67億円、営業利益４憶30百万円）を修正。

■10月以降は、新製品投入の効果に加え、経営継続補助金（政府による農林漁業者を対象とした新型コロナウイルス感染症の影響を克服するための経営継続に向けた補正予算事業）の後押しもあり、10月～12月のセグメント売上高は前年同期を上回る。

■軸受事業は、産業界全体の設備投資が低調に推移。

2021年3月期業績予想のポイント

20

【農業機械事業】国内

・当第３四半期以降は畜産クラスター事業による採択や農林漁業者を対象とした、「経営継続補助金」による受注が一定程度進み、前年下期程度の基調で売上が推移する見込みではあるものの、上半期の落ち込みの影響を受け通期予想は減収。

【農業機械事業】海外

・引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大による現地取引先の営業活動自粛の影響を受ける見通し。

・オンライン展示会等を通じて新規市場開拓を実施。

画像出典元：Agri Expo内当社ページ



2021年3月期業績予想のポイント

21

【軸受事業】

・引き続き産業界全体の設備投資の動向の影響を受ける見通し。

・品質の向上と徹底した納期遵守による生産性向上に注力。

【利益面】

・上半期の落ち込みの影響を受け減益を予想。

・一方引き続き新規設備を生かした業務効率の改善と一層の原価低減活動による収益力の向上を図る。



6,582 6,8927,367 7,147

6,432

4,702

5,800

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3

（予）

（百万円）

707

838878

683

420

186

485

595624

431

262

120

10.7

12.211.9

9.6

6.5

3.2

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1,000

2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3

（予）

（百万円）経常利益当期利益経常利益率

22

過去の業績推移と当期業績予想


売上高利益(％)

■2016/３期～2018/３期は畜産クラスター事業の後押しにより細断型シリーズを中心としたエサづくり関連作業機の売上が伸張。■2019/３期は畜産クラスター事業の導入の遅れにより減収。■2020/３期は消費税増税後の反動や、降雪不足による除雪作業機の受注減少等の影響を受け減収。■2021/３期上半期は新型コロナウイルス感染症の影響による営業活動縮減や畜産クラスター事業の採択の遅れによりエサづくり関連作業機の受注が減少。


4．経営ＴＯＰＩＸと

今後の成長戦略



成長戦略

24

＋畜産関係以外の製品開発強化→補助事業に左右されない土づくり関連作業機の拡販・有機散布機の市場拡大・提案推進

＜国内向け戦略＞

農政に沿った、食料自給力の維持向上に寄与する「強い農業づくり」や「スマート農業」に対応する新製品の開発にスピード感をもって取り組みシェア拡大を図る。

→高品質な飼料増産、農業の省力化に対応する製品開発→大規模化に対応する高能率な大型製品の開発→スマート農業の実現に向けた製品のＩＣＴ化（作業機の様々な情報をトラクタに送信する仕組みや、ＧＰＳを利用した散布等）

＋従来製品のモデルチェンジにより大型から小型までラインアップを拡充し幅広く農家のニーズに対応

＋国産ならではのアフターサービス面でのサポート力の強化（農閑期における整備・点検の促進）


車速連動の散布機

トラクタ連動のロールベーラトラクタのモニターから作業機の操作が可能


• 2021年３月期は既に９機種の新製品を市場に投入。

• 年度内にさらに3機種の新製品の投入を予定し、市場の活性化を狙う。

• 主力のロールベーラはモデルチェンジなどで大型から小型までラインア

ップを拡充し、大規模から小規模まで幅広い畜産農家のニーズに対応。

• ロールベーラのサイズに合わせて前作業である集草機のラインアップを

拡充、特に人気のツインレーキをシリーズ化。

• 畜産関係以外の製品開発も強化。

国内向け戦略新製品開発



肥料混合散布機 MX2200 「Mixソーワ」比重の違う有機肥料も混合可能。

複合作業機VCW1620W「コンビラップマシーン(ベルトタイプ）」従来の製品と比べて作業幅が広く作業性の向上に寄与。

国内向け戦略新製品開発

26

牧草・ワラ梱包作業機VC1100N 「可変径ロールベーラ」ベルト式のためチェーン式より作業中の音が静かになりオペレーターの負担軽減。

集草機 TR2270 「ロータリレーキ」集草性能と作業能率アップ。集草ロスの低減化。



戦略の概要

27

細断型シリーズへの注目が高まっている、ロシア・モンゴル・東南アジア・中南米、中

東等の市場での販路開拓と市場活性化を図る。

＜海外向け戦略＞

中国

汎用型微細断型飼料収穫機等、引き続き細断型シリーズを中核商材として拡販を図る。

合弁会社/山東五征高北農牧機械有限公司との連携を強化し、中国市場へ新製品を早期投入、商品レンジの拡大とロールベーラ市場を深掘する。

実績のあるオランダの取引先との連携を強化し、情報収集を活発化させニッチ市場に向

けた新製品の投入を含め、ＥＵ市場への売上拡大を図る。

韓国

ヨーロッパ

新規市場開拓

オンライン展示会への出展を通じ、コロナ禍においても幅広く新規市場開拓を図る。



中長期事業展開イメージ


国内市場でのシェアアップ

軸受加工の受注拡大

海外展開加速

①

②

③

2023年3月期を目処に売上高：100億円営業利益率：10％以上を目指す

28

期間：2013年4月～ 2023年3月までの10年間


株主還元

安定した継続的な配当

経営体質強化による企業価値の向上

基準日保有株数優待内容贈呈時期

9月末日

100株以上1,000株未満クオカード： 500円分12月

1,000株以上クオカード：1,000円分

■株主優待制度

5.0 5.0 5.0 5.0

6.08.0

5.0 5.0 5.0 5.01.0

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3（予想）

年間配当金中間配当期末配当記念配当（円）

市場１部指定記念配当



30

■本資料の注意点

• 本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的としておりません。投資に関する決定は、ご

自身のご判断において行われるようお願いいたします。

• 本資料に掲載されている業績見通し、その他今後の予測・戦略等に関わる情報は、現時点で入手可能な情報と合理的であると

判断する一定の前提に基づき当社が予測したものです。実際の業績は、様々なリスク要因や不確実な要素により、業績見通し

と大きく異なる可能性があります。

• 本資料中の情報によって生じた影響や損害については、当社は一切責任を負いません。

• なお、いかなる目的であれ、本資料を無断で複写複製、または転送等を行わないようにお願いいたします。

【お問い合わせ先】株式会社タカキタ管理本部E-mail：[email protected]

TEL: 0595-63-3111

ホームページ： http://www.takakita-net.co.jp/

本日は、ご清聴ありがとうございました。



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