門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - lixil...a602_201808e -2-...

20
A602_201808E ●取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負うおそれのある内容を示しています。 ●取扱いを誤った場合に、使用者が中・軽傷を負うおそれのある内容、または物的損害の おそれがある内容を示しています。 ●説明の内容で知っておくと便利なことを示しています。 ●取付手順で、特に注意して作業をしていただきたいことを示しています。 ●守っていただかないと組付けができない内容、または製品全体に後々不具合が発生する おそれのある内容を示しています。 ●取付説明の内容全体(個々の説明枠)にかかる注意事項を示しています。 ●取付説明の内容に制限がある場合の条件を示しています。 警告 注意 ポイント 補足 安全に関する記号 記号の意味 一般情報に関する記号 <施工の前に> <施工上のご注意> 注意 注意 ●製品の施工には、危険を伴う場合がありますので、必ず専門の工事業者による施工をお願いします。 ●ボルト、ネジは当社指定品を指定本数使用し、下記締付トルクで固定した後にゆるみがないか確認してください。 〈推奨トルク〉アルミ φ4ネジ:1.5N・m±0.5N・m(15±5kgf・cm) 樹脂  φ4ネジ:1.0N・m±0.5N・m(10±5kgf・cm) ●器具を分解・改造したり、部品の交換をしないでください。火災・感電・落下によるケガの原因になります。 ●ガス機器やその排気筒などの温度が高くなるものの近くには取付けないでください。火災の原因になります。 ●電源ユニットは以下の場所には絶対に取付けないでください。火災・感電・落下によるケガの原因になります。 ・補強のない薄い場所 ・傾斜した場所 ・据置き ●施工場所に寸法的に正しく納まるか事前に十分確認をしてください。 ●正しく施工、組付けをするために、施工前に必ず取付説明書をお読みください。 ●施工終了後、取扱説明書は施主様にお渡しください。 ●梱包明細表で必要な部材、部品が揃っているか確認してください。 ●給湯器や暖房機などの熱排気が、製品に直接当たらないように施工してください。熱による部材の変形・劣化のおそれ があります。 ●配線および埋設管は、現場で手配してください。 ●埋設管にはPF管を使用してください。 ●地中電線路の配管には、将来掘り起こすことが無い場所を選んでください。 ●このたびは、当社製品をお買いあげいただきましてまことにありがとうございます。 ●この取付説明書に示した表示記号の内容は、製品を安全に正しく施工していただき、施主様等の危害や損害を 未然に防止するためのものです。 表示記号の内容を良く理解したうえで、本書の内容(指示)にしたがってください。 ●この取付説明書では、次のような記号を使用しています。 ポイント ※製品破損、倒壊による人への危害・物的損害が想定されますので、下記事項をお守りください。 -1- 取付説明書 門扉用電気錠 システムキー A602

Upload: others

Post on 14-Jun-2021

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201808E

●取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負うおそれのある内容を示しています。

●取扱いを誤った場合に、使用者が中・軽傷を負うおそれのある内容、または物的損害のおそれがある内容を示しています。

●説明の内容で知っておくと便利なことを示しています。

●取付手順で、特に注意して作業をしていただきたいことを示しています。●守っていただかないと組付けができない内容、または製品全体に後々不具合が発生するおそれのある内容を示しています。

●取付説明の内容全体(個々の説明枠)にかかる注意事項を示しています。●取付説明の内容に制限がある場合の条件を示しています。

警告

注意

ポイント

補 足

安全に関する記号 記号の意味

一般情報に関する記号

<施工の前に>

<施工上のご注意>

注意

注意

●製品の施工には、危険を伴う場合がありますので、必ず専門の工事業者による施工をお願いします。

●ボルト、ネジは当社指定品を指定本数使用し、下記締付トルクで固定した後にゆるみがないか確認してください。 〈推奨トルク〉アルミ φ4ネジ:1.5N・m±0.5N・m(15±5kgf・cm)        樹脂  φ4ネジ:1.0N・m±0.5N・m(10±5kgf・cm)●器具を分解・改造したり、部品の交換をしないでください。火災・感電・落下によるケガの原因になります。●ガス機器やその排気筒などの温度が高くなるものの近くには取付けないでください。火災の原因になります。●電源ユニットは以下の場所には絶対に取付けないでください。火災・感電・落下によるケガの原因になります。 ・補強のない薄い場所 ・傾斜した場所 ・据置き

●施工場所に寸法的に正しく納まるか事前に十分確認をしてください。●正しく施工、組付けをするために、施工前に必ず取付説明書をお読みください。●施工終了後、取扱説明書は施主様にお渡しください。●梱包明細表で必要な部材、部品が揃っているか確認してください。●給湯器や暖房機などの熱排気が、製品に直接当たらないように施工してください。熱による部材の変形・劣化のおそれがあります。●配線および埋設管は、現場で手配してください。●埋設管にはPF管を使用してください。●地中電線路の配管には、将来掘り起こすことが無い場所を選んでください。

●このたびは、当社製品をお買いあげいただきましてまことにありがとうございます。●この取付説明書に示した表示記号の内容は、製品を安全に正しく施工していただき、施主様等の危害や損害を未然に防止するためのものです。 表示記号の内容を良く理解したうえで、本書の内容(指示)にしたがってください。 ●この取付説明書では、次のような記号を使用しています。

ポイント

※製品破損、倒壊による人への危害・物的損害が想定されますので、下記事項をお守りください。

-1-

取付説明書門扉用電気錠 システムキー

A602

Page 2: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201808E

-2-

●施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの原因になります。●施工終了後は、ネジにゆるみがないか確認してください。●施工工事にあたっては、安全に施工を行なってください。 ・作業服および保護具(保護帽、安全帯、眼、手、足の保護具)を正しく使用してください。 ・作業場所の整理整頓を行なうとともに、安全確保を行なってください。  特に高所作業での安全確保、倒壊防止、照明による照度の確保など。 ・器具、工具、保護具などの機能を確認し、使用してください。 ・作業は、相互の作業と各作業工程を考慮して進めてください。免許、技能講習、特別教育が必要な作業は、有資格者  が行なってください。 ・作業者が相互に安全確認を行なってください。健康状態を十分に確認し、健康管理を実施してください。 ・万が一、事故が発生した際には、直ちに手当を行ない、救助を第一に心がけてください。●配管内に水が侵入しないように、パテなどでふさいでください。●付属のボックス固定用ネジは、木ネジを同梱しています。取付ける相手側にあわせて、十分な固定強度を確保できる ネジを別途現場で準備・交換してください。●シークレットキー(テンキー)を使用する場合、スイッチボックスに排水管を必ず設けてください。排水管が無い場合にはシークレットキーが破損するおそれがあります。●シークレットキー(テンキー)を使用する場合、シークレットキー本体の継ぎ目にシーリングをしてください。 シーリングをしない場合にはシークレットキーが故障するおそれがあります。●施工中についた汚れは取除き、誤ってキズをつけた場合は補修塗料で補修してください。●製品の表面に付着したモルタルやコンクリートなどは、速やかに拭き取ってください。

<施工上のご注意>(つづき)ポイント

<電気配線工事について>注意

※電気配線工事について下記の項目を守ってください。守られない場合に漏電や感電につながる恐れがあります。●接地工事は、電気設備の技術基準にしたがって、確実に行なってください。●AC100V電線の埋設工事、配線作業に関しては電気工事店の有資格者に依頼してください。●門内解錠押しボタンスイッチ、ワイヤレス解錠ユニット受信器、屋内からのシークレットキーや電源ユニットまでの配線については100Vおよび200Vの配線と接近して平行または交差しないでください。平行に配線する場合は、500mm以上離してください。また、埋込配線の部分は、100Vおよび200V電源とは別配管にしてください。●配管距離が長い場合、また曲がりが2ヶ所以上になる場合は、ハンドホールを設けてください。●ハンドホール内で電線の接続は行なわないでください。●スリーブの固定(電線の接続)は、必ず専用の工具でカシメてください。●門内解錠押しボタンスイッチ、屋内からのシークレットキーや電源ユニットまでの配線は、0.5mm2以上の配線を使用してください。

目次

■梱包明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

1. 基本寸法図と各部名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

2. システムイメージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

3. 電気錠ユニットの扉への組付け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

4. 電気錠の登録および設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15

5. 施解錠方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16

6. 門扉のブザー音と表示について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

7. リモコンキーのランプ表示について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

8. 商品仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

Page 3: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201808E

-3-

■梱包明細表【1】部品セット

1

1

1

1

1

1

1

1

2

名  称 略  図 員 数

制御ユニット

框内配線

屋外リーダー(リモコン用)

屋内リーダー(リモコン用)

屋外リーダー化粧プレート

屋内リーダー化粧プレート

リーダー取付部品

電源ユニット

門柱側プレート

1

3

1

2

2228411

名  称 略  図 員 数

電源配線

ケーブルカバー(※1)

リモコンキー

パッキン

【1-1】φ4×10トラスタッピンネジ3種【1-2】φ4×12ナベタッピンネジ2種【1-3】φ4×12薄平タッピンネジ1種【1-4】φ4×8トラスタッピンネジ3種【1-5】φ4×10バインドタッピンネジ2種取付説明書〈A602〉取扱説明書〈UA222〉

--

1

3

24

名  称 略  図 員 数

門柱側プレート

ケーブルカバー(※1)

【3-1】スリーブ【3-2】φ4×10トラスタッピンネジ3種

名  称 略  図 員 数【4-1】スリーブ【4-2】φ4×10トラスタッピンネジ3種【4-3】φ4×10バインドタッピンネジ2種

1

名  称 略  図 員 数

2コ用スイッチボックス

【2】シークレットスイッチセット

1

1

名  称 略  図 員 数

シークレットキー(テンキー)

取付プレート

【3】門内解錠押しボタンスイッチセット

1

1

1

1

1

名  称 略  図 員 数

1コ用スイッチボックス通電金具用

1コ用スイッチボックス防滴プレート用

防滴プレート

門内解錠押しボタンスイッチ

外部接点配線(※2)

オプション

オプション

オプション

242

【4】ワイヤレス解錠ユニットセット

1

1

1

名  称 略  図 員 数

リモコン受信器

外部接点配線(※2)

配線ガイドワイヤー

※1 ライシス門扉では使用しません。※2 システムキーでは使用しません。

※1 ライシス門扉では使用しません。

※2 システムキーでは使用しません。

Page 4: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201711D

-4-

呼 称 表1-1

W H07-14 08-14 09-14 08-16 09-16

700 800 900 800 900

14001400140016001600

門柱キャップ

受け門柱

吊元門柱 G.L

38±8.5

W+43W+21

W

5

90H

75

3.5

58

126.5

1200

〈1400〉

1493.5

〈1693.5〉

(柱キャップを含む)

※図は、H14内開き仕様を示します。〈 〉内寸法はH16の場合を示します。

(1)片開き (2)親子仕様・両開き

呼 称 表1-2

W1 掛扉・受扉 W2 子扉04-1405-1407-1408-1409-1405-1608-1609-16

400500ーーー500ーー

H14001400140014001400160016001600

ーー700800900ー800900

門柱キャップ

門扉本体(受) 門扉本体(掛)

吊元門柱 吊元門柱

G.L

W1+W2+81W1+W2+37

W1W2

90H

3.5

(柱キャップを含む)

38±8.5 5 38±8.5

75 751200

〈1400〉

1493.5

〈1693.5〉

126.5

道路側

家 側

道路側

家 側

門扉本体

■梱包明細表 つづき

3

2

4

341

名  称 略  図 員 数

キー(※3)

パッキン

固定ピン

【5-1】M4×5特サラ小ネジ(D=φ7)【5-2】M4×12サラ小ネジ取付説明書

【5】電気錠本体セット

1

1

1

1

1

名  称 略  図 員 数

電気錠本体

シリンダー

サムターン

フロント

ストライク

※3 施工終了後、必ず施主様にお渡しください。

1. 基本寸法図と各部名称

1-1 基本寸法図と各部名称

Page 5: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201503B

-5-

接続機器使用電線

表2-1 配線長さ表φ0.65またはφ0.5mm2

φ0.9またはφ0.755mm2

電気錠操作ユニットB接続端子

電気錠操作ユニットB~シークレットスイッチシークレットスイッチ~電源ユニット電気錠操作ユニットB~(電気錠操作押しボタン)~電源ユニット電源ユニット~門内解錠押しボタン電源ユニット~ワイヤレス解錠ユニット

50m以下10m以下

合計50m以下5m以下5m以下

電気錠

操作釦

2-1 基本接続図

(1)システム拡張がない場合

(2)結線システム図

2. システムイメージ

電源ユニット

AC100V

2P2P7

門扉へ電気錠操作ユニットB

3P3P(黒)

(白)

9P9P8

門扉へ

カシメ白 白

白 黒

白 青

E1E2N1N2

電気錠

操作釦

JEMAHA端子

電気錠対応HA端子付機器へ

AC100V2

操作釦信号線

(無極性)

電気錠信号線

(無極性)

埋設管呼び16(現場手配)

電源ケーブルφ1.6~2.0(現場手配)

電源ユニット

AC100Vジョイントボックスなど(現場手配)

2

ブレーカー

AC100V

300以上

7+8

2

電気錠操作ユニットB

埋設管呼び16(現場手配)

Page 6: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201503B

-6-

2. システムイメージ つづき

2-2 増設機器のある場合の接続図

電源ユニット

AC100V

2P2P7

門扉へ電気錠操作ユニットB

3P3P(黒)

(白)

9P9P8

門扉へ

カシメ白白

白 黒

白青

E1E2N1N2

電気錠

操作釦JEMAHA端子

電気錠対応HA端子付機器へ

AC100V2

操作釦信号線

(無極性)

電気錠信号線

(無極性)

門内解錠押しボタンスイッチまたはワイヤレス解錠ユニット受信器

(黒)

(白)

カシメ

シークレットキー

埋設管呼び16(現場手配)

電源ケーブルφ1.6~2.0(現場手配)

電源ユニット

AC100Vジョイントボックスなど(現場手配)

2

ブレーカー

AC100V

300以上

7+8

2

電気錠操作ユニットB

埋設管呼び16(現場手配)

門内解錠押しボタンスイッチ

シークレットキー(テンキー)

(2)

埋設管呼び16(現場手配)

電源ケーブルφ1.6~2.0(現場手配)

電源ユニット

AC100Vジョイントボックスなど(現場手配)

2

ブレーカー

AC100V

300以上

7+8

2

電気錠操作ユニットB

埋設管呼び16(現場手配)

シークレットキー(テンキー)

(2)

ワイヤレス解錠ユニット受信器ワイヤレス解錠ユニット送信器

(門外に設置)

(門外に設置)

(1)シークレットキー/門内押しボタン増設時

(2)シークレットキー/ワイヤレス解錠ユニット増設時

(3)増設時の結線システム図

Page 7: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201503B

-7-

2-3 すべての増設機器を接続した場合

電源ユニット

AC100V

2P2P7

門扉へ

電気錠操作ユニットB

3P3P

9P9P8

門扉へ

カシメ白 白

白 黒

白 青

E1E2N1N2

電気錠

操作釦

JEMAHA端子

電気錠対応HA端子付機器へ

AC100V2

操作釦信号線

(無極性)

電気錠信号線

(無極性)

門内解錠押しボタンスイッチ

ワイヤレス解錠ユニット受信器

カシメ

シークレットキー

電気錠操作押しボタン

N1N2

N1N2

入力

出力

電気錠操作押しボタン

N1N2

N1N2

入力

出力

埋設管呼び16(現場手配)

電源ケーブルφ1.6~2.0(現場手配)

電源ユニット

AC100Vジョイントボックスなど(現場手配)

2

ブレーカー

AC100V300以上

7+8

2

電気錠操作ユニットB

埋設管呼び16(現場手配)

シークレットキー(テンキー)

(2)

門内解錠押しボタンスイッチ

(2)

ワイヤレス解錠ユニット送信器

電気錠操作押しボタン

22

(8台まで接続可能)電気錠操作ユニット~電気錠操作押しボタン~電源ユニットまでで合計50m以内

ワイヤレス解錠ユニット受信器

(8台まで接続可能)電気錠操作ユニット~電気錠操作押しボタン~電源ユニットまでで合計50m以内

(門外に設置)

(1)接続図

(2)結線システム図

Page 8: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201808E

-8-

吊元框下キャップ③⑤

φ4×10トラスネジ1種(キャップ取付ネジ)

扉側部品 扉側部品

吊元框下キャップ

3-1 扉へ配線の引き込み

3. 電気錠ユニットの扉への組付け

下桟カバー

下桟カバー

扉側部品

③キャップ取付ネジを取外し、吊元框下キャップを外します。(ライシス門扉はキャップの取外しは不要です)④電源配線の扉側部品を下桟カバーに差込みます。ライシス門扉の場合は、吊元框下キャップに差し込み吊元側にスライドさせます。⑤吊元框下キャップを取付け、キャップ取付ネジで固定します。

①配線カバーを取外します。(ライシス門扉の場合のみ)②ケーブルカバーを任意の長さに切断して下さい。配線カバーはうち1本を端部より50mm切断して下さい。

門柱側 門柱側(ライシス門扉の場合)

配線カバー

Page 9: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201808E

-9-

⑥電源配線を制御ユニット取付部、電気錠取付部よりそれぞれ引き出します。(図3-1、3-2)

⑦ケーブルカバーを下桟カバーにはめ込みます。(図3-2) ライシス門扉の場合は配線カバーを合掌框下キャップと下桟にはめ込みます。

●制御ユニット取付部からは電源配線8ピンコネクターを、電気錠取付部からは電源配線9ピンコネクターを引き出します。

ポイント

図3-1

図3-2

戸当側 戸当側(ライシス門扉の場合)

合掌框下キャップ

下桟

電源配線

下桟カバー

電源配線

電源配線8ピンコネクター

ケーブルカバー(配線カバー)

制御ユニット取付部

電気錠取付部

電源配線9ピンコネクター

Page 10: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201503B

-10-

3. 電気錠ユニットの扉への組付け つづき

①屋内リーダーに配線を差込みます。②リーダー取付部品に屋内リーダーを【1-3】で取付けます。

①屋外リーダーに配線を差込みます。②リーダー取付部品に屋外リーダーを【1-2】で取付けます。

3-2 制御ユニットの組付け

3-3 屋外リーダーの組付け 3-4 屋内リーダーの組付け

①制御ユニットに框内配線と電源配線をそれぞれ差込みます。②制御ユニットの取付部より配線を引き込み、屋内リーダー取付部、屋外リーダー取付部より配線の表示ラベルにしたがい配線を引き出します。③制御ユニットを扉に差込み【1-1】で取付けます。

【1-1】φ4×10 トラスタッピンネジ3種

制御ユニット

框内配線

制御ユニット取付部

屋外リーダー取付部

電源配線

屋内リーダー用配線

屋内リーダー取付部

屋外リーダー用配線

表示ラベル表示ラベル

表示ラベル

表示ラベル

【1-2】φ4×12ナベタッピンネジ2種

リーダー取付部品

屋外リーダー 屋内リーダー

【1-3】φ4×12薄平タッピンネジ1種リーダー取付部品

●屋外リーダー/屋内リーダーには向きがあります。間違えますと機器が故障や破損する原因となります。

ポイント

道路側 家 側

家 側

道路側

●電動ドライバーは使用しないでください。高トルクのため、部品が破損し不具合につながるおそれがあります。

●コネクターは「カチッ」と鳴るまで差してください。●取付部品で配線を挟まないように注意してください。挟みますと断線や機器の故障の原因となります。

ポイント

ネジの締付けトルク(推奨):1.2N・m{12kgf・cm}

Page 11: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201512C

-11-

ツメ

屋内化粧プレート

【5-1】M4×5特サラ小ネジ(D=φ7)

固定ピン

電気錠本体

開口部(※1)

シリンダー

【5-2】M4×12サラ小ネジ

サムターン

フロント

パッキン

ストライク

屋外化粧プレート

【5-2】M4×12サラ小ネジ

①屋外リーダーに屋外リーダー化粧プレートをツメ位置を合わせてはめます。②屋内リーダーも同様にはめます。③屋内リーダーは、化粧プレートの周囲にすき間がないように付け、下にスライドします。

3-5 屋外/屋内リーダー化粧プレートの取付け

3-6 電気錠とストライクの取付け

①電源配線と電気錠本体のコネクターを接続してください。②電気錠本体を【5-2】の取付けネジにて取付けてください。③シリンダーはMIWAマークを上向きにし、サムターンはツマミを垂直にして挿入し、次に固定ピンを面一になるまで差込んでください。④フロントを【5-1】取付けネジで取付けてください。⑤親子・両開きの場合は受扉に、片開きの場合は錠受け部材に、ストライクの開口部(※1)を下側にしてストライクを【5-2】取付けネジで取付けてください。

●電気錠は分解しないでください。また、投げたり、落としたりなど、ショックをあたえないでください。

●ストライクの開口部(※1)を下側にして組付けてください。

ポイント

注 意

※電気錠本体セットに付属している取付説明書も合わせて参考にしてください。

Page 12: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201503B

-12-

3. 電気錠ユニットの扉への組付け つづき

電源ユニットの取付け3-7

GL~電源下で300以上

G.L.

スリーブ

電源ユニット配線

AC100V配線VVFφ1.6~2.0

スリーブ

AC100Vからの配線

電気錠操作ユニットからの配線

電気錠操作ユニット配線(操作釦端子)

電気錠操作ユニット配線(電気錠端子)

電源ユニット

接続

接続

③AC100Vの配線と電源ユニットの配線を圧着スリーブを用いて結合してください。

●スリーブは(JIS C 2806:E 小)を現場で手配してください。

ポイント

●スリーブの圧着は確実に行い、必ず防水テーピングを施してください。不完全な場合、絶縁不良による火災・感電の原因となります。

警告

⑥電気錠操作ユニットからきている2本の配線(操作釦端子)と電源ユニットの上側の2本の配線を圧着スリーブを用いて結合してください。

④電源配線と電源ユニットのコネクターを結合します。

②電源ユニットを図3-3を参考に取付けてください。

●電源ユニットの固定には、取付け面にあったネジなどを現場手配してください。使用可能なネジ径はφ4.2以下になります。

ポイント

●電源ユニットの取付けの際は、ブレーカーを切って行ってください。通電状態で行うと感電の原因になります。●電源ユニットの取付け位置が低い場合、漏電や火災の原因になるおそれがあります。

注意

門柱側プレート

出っ張り

【1-4】φ4×8トラスタッピンネジ3種

①門柱側プレートの穴に電源配線を通し、門柱側プレートと電源配線の門柱側部品の間にパッキンを挟み、【1-4】で取付けてください。(※1)

門柱側部品パッキン

※1

●スリーブは(JIS C 2807:CE1)を現場で手配してください。

ポイント

●門柱側プレートには裏表があります。ネジの取付部に出っ張りのある側が外側(パッキン側)となります。

ポイント

門柱側プレート

【1-4】φ4×8トラスタッピンネジ3種

門柱側部品パッキン

図3-3

Page 13: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201503B

-13-

1コ用スイッチボックス防滴プレート用

門内解錠用押しボタンスイッチ 防滴プレート取付枠

M4×12サラ小ネジ

M3.5×5特殊ネジ

門柱

電源ユニット

門柱側プレート

400~450

門柱側プレート

解錠用押しボタンスイッチへ(※2)

スリーブ

3-8 解錠用押しボタンの組付け

3-9 門内解錠押しボタンスイッチおよびワイヤレス解錠ユニットを使用する場合※ワイヤレス解錠ユニットを使用する場合は、電源ユニットの取付けの向きは、図3-4を参考に柱に開けた孔に合わせて取付け、結線は「 電源ユニットの取付け」と同様に行ってください。

※電源下部のノックアウト部の蓋を取外し、解錠用押しボタンスイッチの配線を接続してください。(※2)

下側

GL

図3-4

400~450

66

33

2530φ3.5

φ3.5

φ10

3-7

電源配線

柱側面~電源側面で0~

50以内

吊元柱

【1-5】φ4×10バインドタッピンネジ2種

門柱側プレート

電源配線

電源ユニット配線

電気錠操作ユニット配線(電気錠端子)

接続

接続

AC100V配線VVF φ1.6~2.0

電気錠操作ユニット配線(操作釦端子)

⑦電源ユニットに門柱側プレートを【1-5】で取付けてください。

●下側のプレートを先に取付け、次に上側のプレートを取付けてください。

ポイント

⑤電気錠操作ユニットからきている2本の配線(電気錠端子)と電源ユニットの下側の2本の配線を圧着スリーブを用いて結合してください。

●スリーブは(JIS C 2807:CE1)を現場で手配してください。

ポイント

①通電金具に接続した配線を解錠用押しボタンスイッチに接続してください。

②取付枠を「M4×12サラ小ネジ」で1コ用スイッチボックス防滴プレート用に取付けてください。

③防滴プレートを「M3.5×5特殊ネジ」で1コ用スイッチボックス防滴プレート用に取付けてください。

オプション

オプション

Page 14: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201501A

-14-

電気錠操作ユニットB(および電気錠操作ボタン)の接続方法等は、必ず各商品の取付・取扱説明書に従ってください。

3. 電気錠ユニットの扉への組付け つづき

●取付プレートに付属のプレートはずしキーをプレートと本体のすき間に差込みプレートを取外してください。

3-11 シークレットキー(テンキー)を使用する場合

ポイント

●表面仕上げと2コ用スイッチボックスの取付プレート用穴面は凹凸のないように、同一面に仕上げてください。●必ず排水処理管工事を行なってください。また、水抜き穴をふさがないでください。●タイル面などの取付け面に凹凸がある場合は、すき間を埋めてください。

ポイント

オプション

3-10 電気錠操作ユニットBの取付け

シークレットキー(テンキー)

電気錠操作ユニットBへ

端子

取付プレート

M3取付ネジ(取付プレートに付属)

本体

プレート図3-8 図3-9

同一面仕上げ

取付プレート

表面仕上げ

排水処理管

2コ用スイッチボックス

モルタル

図3-6 図3-7図3-5

M4×30取付ネジ

2コ用スイッチボックス プレート

プレートはずしキー(取付プレートに付属)

カバー本体

シーリング材

①2コ用スイッチボックスを、門扉の外側の壁面に埋込んでください。(図3-5参照)

②2コ用スイッチボックスに「M4×30取付ネジ」で取付プレートを固定してください。(図3-6参照)③シークレットキー(テンキー)のプレートを取外してください。(図3-7参照)

取付プレート

④シークレットキー(テンキー)本体のつなぎ目の上面と側面にシーリングをしてください。 (下面にはしないでください)(図3-7参照)⑤電気錠操作ユニットからの配線と、電気錠変換ボックスへの配線を端子に結線してください。(図3-8参照)⑥シークレットキー(テンキー)を「M3取付ネジ」で、取付プレートに固定してください。(図3-9参照)⑦プレートをシークレットキー(テンキー)に取付けてください。(図3-9参照)

使用できません

シロ

クロ

(1)シークレットキー(テンキー)の取付け

Page 15: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201501A

-15-

4-1 リモコンキーの登録方法

4. 電気錠の登録および設定

●登録したいリモコンキーをすべて集めます。(すでに登録済みの分も含みます。)●新たに1個でも登録するとそれまでの登録データがすべて消去されるため、今まで登録されていたリモコンキーも再登録する必要があります。●1台の門扉にリモコンキーは最大10個まで登録できます。●1つのリモコンキーを複数の門扉に登録する事ができます。(数の制限はありません。)

ピッ※1

【登録済】

【未登録】1個目

1個目

⑤登録完了音の30秒後 もしくは10個目登録後(※2)

※登録個数分

2個目

ピーピッ

ピッ

登録ボタン

ピー

ポチッ

断面図

ランプ

●しばらく使用しないときや門扉付近でリモコンキーを保管しなければならない場合は電源をOFFにしてください。 

ポイント

①制御ユニットのフタのネジを緩めます。

②フタを外します。③ピー音が鳴るまで登録ボタンを押し、登録モードに切り替えます。

⑤約30秒待つと登録モードが終了し、『ピー音』の後、登録個数分『ピ音』が鳴ります。(※2)⑥フタを元に戻します。

④1個ずつリモコンキーのボタンを押して登録します。

●手回しドライバーをご使用ください。 約10 回転回します。

ポイント

●下部のツメをひっかけてからネジをしめてください。

ポイント

●登録の都度、登録済み個数分だけ『ピッ音』が鳴ります。(例:1個目『ピッ』、2個目『ピッ、ピッ』)(※1)●10個目のリモコンキーを登録すると、『ピー音』が鳴り、すぐに登録モードが終了になります。(※2)

補足

補 足

ツメ

② ③

ランプが緑色に点灯(1秒間)

電源がOFF→ ONになりました。

ランプが緑色に点滅(5回)

電源がON→OFFになりました。

ON

電源 ランプ表示長押し(約3秒以上)

OFF

Page 16: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201501A

-16-

4. 電気錠の登録および設定 つづき

4-2 自動施錠の設定

4-3 タッチ/ノータッチの切替方法

①電気錠操作ユニットBの設定カバーをはずします。②左側のスイッチ4番を下側に設定します。

③電気錠操作ユニットBの設定カバーを取付けてください。

④フタを元に戻します。

③タッチボタンを押します。切り替わったモードの色にLEDが点灯し、選択モードが終了します。

①制御ユニットのフタを外します。

②『ピー音』が2回鳴るまで登録ボタンを押し続けて、タッチ/ノータッチ選択モードに切り替えます。

タッチモード ノータッチモード

緑色点灯

赤色点灯

1秒後に消灯

ピッ ピー

ピーピー

ポチッ

登録ボタン

ブザー音

LED表示

タッチボタンLED

5-1 リモコンキーでの施解錠方法(タッチモード)

5. 施解錠方法

①リモコンキーを携帯し、タッチボタンを押します。

②扉が施解錠します。

●ノータッチモードに設定していてもタッチモードの操作は可能です。

補足

●出荷時のスイッチ設定は、4番は上側にそれ以外は下側に設定されています。●電気錠操作ユニットBの詳しい設定方法は付属の説明書を参照してください。

●タッチボタンを押すと最大5秒間、認証モードになります。この間にリーダー部とリモコンキーの距離が認証範囲(約80cm以内)にあると施解錠します。 周囲の環境により認証範囲は変化します。

補足

●扉を開いて、扉を閉めると、2秒後に自動施錠します。●扉を閉めたまま30秒が過ぎると自動施錠します。自動施錠がOFFでも自動施錠します。●施解錠状態をLEDと音でお知らせします。(図5-1参照)

補足

80cm以内

タッチキーリモコン

認証範囲

タッチキーリモコン

図5-1屋外リーダー

LED

タッチボタン

施錠時 解錠時

緑色に点灯

赤色に点灯

1秒後に消灯

ピッ ピッブザー音

ピッ

LED表示

ポイント設定カバー

Page 17: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201501A

-17-

5-2 リモコンキーでの施解錠方法(ノータッチモード)

5-3 リモコンキーのボタンでの施解錠方法

①リモコンキーのボタンを押します。②扉が施解錠します。その後の動作は、「   タッチモード」と同様の作動となります。

●扉を閉めたまま30秒過ぎると自動施錠します。●作動範囲は約3m以内です。

補足

5-1ピッ

3m以内

作動範囲

①リモコンキーを携帯して門扉に近づきます。②解錠します。

●解錠後の動作は、タッチボタンで解錠したときと同じです。

補足

●ノータッチモードでは、リモコンキーを携帯し、門扉に近づくだけでノーアクションで解錠する事ができます。認証範囲の境界付近では意図せず解錠するなどの誤動作が発生しますので下記、注意事項をご理解の上ご使用ください。 ※切替え方法は、P.16「   タッチ/ノータッチの切替方法」を参照ください。

①ノータッチによる施錠はできません。ノータッチモード時でもリーダーのタッチボタンやリモコンキーのボタンを押して操作できますのでそちらにて施錠してください。②認証範囲の境界付近にリモコンキーがあると意図せず解錠する場合があります。③施錠後は、リモコンキーが門扉の『認証範囲』から数秒間離れないとノータッチモードでは解錠できません。 すぐに解錠したい場合は、タッチボタンを押して解錠してください。

ポイント

4-3

ピッ

ピッ

解 錠

解錠します。

認証範囲

リモコンキー

Page 18: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201808E

-18-

5. 施解錠方法 つづき

5-5 門内解錠押しボタンスイッチからの解錠方法

①門内解錠押しボタンスイッチを押します。  扉が解錠します。  その後はタッチボタンでの解錠と同様の作動となります。

●門内解錠押しボタンスイッチで解錠する前にリモコン登録をおこなって下さい。リモコン登録をしないと押しボタンスイッチで解錠できません。●押しボタンスイッチからの施錠はできません。

①電気錠対応ドアホン(オプション)などからも操作することができます。この場合も解錠後はタッチボタンで解錠したときと同じ動作になります。 使い方は、それぞれの器機に付属の取扱説明書をご確認ください。

電気錠操作ユニットBの操作方法については、電気錠操作ユニットBに付属の取扱説明書を参照してください。

カバー

押しボタンスイッチ

オプション

5-6 その他オプションからの施解錠方法 オプション

5-7 シークレットスイッチからの施解錠方法 オプション

解錠開始 終了

ピー

道路側

5-4 電気錠操作ユニットBからの施解錠方法

②『エンド』ボタンを押します。数字が消え『ピー音』が鳴り、扉が施錠されます。

①『スタート』ボタンを押します。番号が点灯します。

(2)施錠方法

ピッ

③表示が数字からFになってから、『エンド』ボタンを押します。文字が消え『ピー音』が鳴り、扉の解錠ができます。

①『スタート』ボタンを押します。番号が点灯します。

②暗証番号を押します。

●暗証番号の設定はP.19「●暗証番号設定方法」を参照してください。

ポイント

●暗証番号を間違えると約10秒間、入力ができなくなります。

補足

(1)解錠方法

10秒以内に入力

ピッ

ピッ

ピッ

ポイント

Page 19: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

A602_201501A

-19-

6. 門扉のブザー音と表示について

LED

タッチボタン

5-8 シリンダーや手動でのサムターンの施解錠方法

●暗証番号設定方法暗証番号の設定は、室内に設置された電気錠操作ユニットBで行ないます。①電気錠操作ユニットBの設定カバーを押し下げて開けます。②暗証番号設定スイッチを回転させ、必ず左から順に4つのスイッチを0~9の数字にセットして設定します。③設定カバーを押し上げて閉じます。

暗証番号設定スイッチ

暗証番号1・2・3・4の設定例左からセット→

回転させセットする

電気錠操作ユニットB

設定カバー

1 2 3 4

①シリンダー、サムターンを手で回し施解錠できます。(図5-2、5-3参照)

●サムターンには回す向きがあります。(図5-4参照)

図5-4 サムターンの向きと表示図5-2 シリンダー 図5-3 サムターン

家側からみて右吊元 家側からみて左吊元解錠 施錠施錠

内開き 外開き 内開き 外開き

シリンダー

キー

緑色で点滅(5秒間)

赤色で点滅(5秒間)

点滅→消灯

緑色で点灯(1秒間)

緑→赤色で交互に点灯繰り返し

点灯→消灯

ブザー音 LED表示内容 お知らせ内容施錠中にタッチボタンが押され認証モード(※1)に入りました。

解錠中にタッチボタンが押され認証モードに入りました。

登録ボタンが押され登録モードに入りました。

認証モードが終わりました。

施錠できました。

認証範囲内にリモコンキーを置き忘れています。

消灯

赤色で点灯(1秒間)解錠できました。

登録モードが終わりました。

●認証モード中に登録済みのリモコンキーが作動範囲内にあると電気錠が動作し解錠(施錠)します。(※1)

補足

ピッ

ピッピッ

ピピピ ・・・▲ ピピピ(30秒後)

ピー

屋内リーダー 屋外リーダー

(1)正常時のブザー音、リーダーの表示について

ポイント

Page 20: 門扉用電気錠 システムキー 取付説明書 - LIXIL...A602_201808E -2- 施工終了後は扉の開閉チェックを行ない、不具合がないか確認してください。ガタツキがある場合、落下によるケガの

-20-

取説コード

A602JZZ630474D201501A_1047201808E_1049

(2)門扉組込み部(制御ユニット、屋外・屋内リーダー)

(1)電気錠操作ユニットB (3)リモコンキー

6. 門扉のブザー音と表示について つづき

項 目仕 様

システムキー入力電源仕様電池寿命出力周波数

電界強度 70dBμV/m/118dBμV/m(参考値) 特定小電力無線/誘導式無線設備-10~50℃ 20~90%(相対湿度)-20~60℃リモコンキー:最大10個

無線局の種別使用環境温度範囲使用環境湿度範囲保存環境温度範囲登録可能数

項 目 仕 様

入力電源仕様

電池寿命

出力周波数電界強度無線局の種別使用環境温度範囲使用環境湿度範囲保存環境温度範囲

DC3V リチウムコイン電池CR2032約1年(常温20℃ 操作:10回/日)426MHz63dBμV/m(参考値)特定小電力無線-10~50℃20~90%(相対湿度)-20~60℃

AC100V 50/60Hz-

426MHz/135.5kHz

項 目 仕 様電源電圧

消費電力

使用周囲温度使用周囲湿度

音量

AC100V 50/60Hz待機時:6W以下最大負荷時:40W以下 0℃~+40℃95%以下警報音(ピーポー)70dB以上報知音(ポロロン)65dB以上

8. 商品仕様

ブザー音 LED表示内容 お知らせ内容 対処内容 ピピピピピ 橙色で点滅(1秒間)

ピピ × 8

ピーピ × 4

橙色で点滅(5秒間)――

橙色で点滅(ピ音が鳴っている間)

橙色で点灯(5分間)

・門扉が開いています。 ・門扉を閉じてください。

・デッドボルトがストライクに接触しています。

・制御ユニットまたはリーダーが故障しています。

・リモコンキーが登録されていません。

・建付けおよびチリ寸法を(P.4「1. 基本寸法図と各部名称」)を参考に調整してください。

・部品の交換が必要です。

ランプボタン

ランプ表示内容 お知らせ内容 対処方法赤色で点灯 ボタンが押され、操作信号が発

信されました。

緑色で5回点滅 ボタンが長押しされ、電源がOFFになりました。

緑色で点灯(1秒間) ボタンが長押しされ、電源がONになりました。

赤色で3回点滅 電池容量が残りわずかになりました。

電池(CR2032)を新品に交換してください。

赤色で点灯し続けるリモコンキーに異常があります。 リモコンキーを交換してください。

7. リモコンキーのランプ表示について

(2)異常時のブザー音、リーダーの表示について