耐火ヴァンドrz75 耐火ヴァンドrz50 耐火ヴァン …...耐火ヴァンドrzの概要...

1116

（金属サンドイッチパネル）

◆耐火ヴァンドRZ75

◆耐火ヴァンドRZ50

◆耐火ヴァンドRZ75V

◆耐火ヴァンドRZ50V

事故防止のために

この商品は壁材です。壁以外の部位には使用しないでください。

１．

　

２．

１．

２．

３．

４．

５．

６．

７．

警告死亡または重傷を負う可能性が想定

される場合の表示です。

注意取り扱いをあやまると傷害を負う危険や物的損害などの可能性が想定される場合の表示です。

強風・雨天・降雪時の高所作業は中止してください。

風にあおられる・雨や雪ですべるなどの原因で、落下事故の可

能性があります。

高所作業は関係法規に従ってください。落下事故の可能性が

あります。

取り扱いの際はゴム付き手袋や保護眼鏡などの適切な保護具

を着用してください。けがをする可能性があります。

現場加工時、鋼板の切断面に生じたバリは取り除いてくださ

い。けがをする可能性があります。

施工の際は防水のため、働き幅による割り付けを守ってくだ

さい。

防火のため、加熱・排気などの箇所の取り合いには、めがね

石など有効な耐火部材を使用してください。

包装材・残材などは産業廃棄物として処分してください。

タッチアップペイントなどは製品安全データシート（ＳＤ

Ｓ）に従って、正しく使用してください。

電動工具など、工具を使用の際は、各工具の取扱説明書に

従って正しく使用してください。

目　　　　次

事故防止のために

耐火ヴァンドRZの概要

1－1 商品タイプ…………………………1－2 特長…………………………………1－3 用途…………………………………1－4 製造工程……………………………1－5 本体規格……………………………1－6 認定…………………………………1－7 材料特性……………………………

商品仕様耐火ヴァンドRZ75

2－1 本体形状……………………………2－2 耐火構造仕様図……………………2－3 付属品………………………………2－4 性能…………………………………

商品仕様耐火ヴァンドRZ50

3－1 本体形状……………………………3－2 防耐火構造仕様図…………………3－3 付属品………………………………3－4 性能…………………………………

商品仕様耐火ヴァンドRZ75V

4－1 本体形状……………………………4－2 耐火構造仕様図……………………4－3 付属品………………………………4－4 性能…………………………………

商品仕様耐火ヴァンドRZ50V

5－1 本体形状……………………………5－2 防耐火構造仕様図…………………5－3 付属品………………………………5－4 性能…………………………………

設計のポイント

6－1 設計の要点…………………………6－2 設計の留意点………………………

納まり参考図

7－1 耐火ヴァンドRZ75 ………………7－2 耐火ヴァンドRZ50 ………………7－3 耐火ヴァンドRZ75V………………7－4 耐火ヴァンドRZ50V………………

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発注と荷受け

8－1 パネル工事までの流れ……………8－2 施工図の作成………………………8－3 発注…………………………………8－4 納期…………………………………8－5 準標準色・特注色・防汚仕様について…8－6 パネル本体工事前の確認事項……8－7 搬入…………………………………8－8 取り扱い注意事項…………………

パネル本体施工の要領（よこ張り）

9－1 施工の準備 ………………………9－2 墨出し ……………………………9－3 水切取り付け ……………………9－4 捨板取り付け ……………………9－5 スターター取り付け ……………9－6 パネル本体取り付け ……………9－7 たて目地材取り付け ……………9－8 出隅、入隅部納まり ……………9－9 パネル本体現場加工 ……………9－10 開口まわり ………………………9－11 その他 ……………………………

パネル本体施工の要領（たて張り）

10－1 施工の準備 ………………………10－2 墨出し ……………………………10－3 水切取り付け ……………………10－4 捨板取り付け ……………………10－5 スターター取り付け ……………10－6 パネル本体取り付け ……………10－7 出隅、入隅部納まり ……………10－8 パネル本体現場加工 ……………10－9 開口まわり ………………………10－10 その他 ……………………………

シーリング

11－1 推奨シーリング …………………

補修・メンテナンスについて

12－1 キズの補修 ………………………12－2 汚れの除去 ………………………12－3 外壁を美しく保つために ………12－4 その他 ……………………………

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1

耐火ヴァンドRZの概要

パネル単体で１時間耐火構造と柱・はりの1時間合成耐火構造の認定に対応します。パネル本体の働き幅は600㎜と900㎜、厚さは75㎜です。

耐火ヴァンドRZ75耐火ヴァンドRZ75V

〈よこ張り専用品〉〈たて張り専用品〉

〈よこ張り専用品〉〈たて張り専用品〉

耐火ヴァンドRZ50耐火ヴァンドRZ50V

1－1　商品タイプ

パネル単体で30分耐火構造と防火構造に対応し、せっこうボード内装張りとの組み合わせで45分準耐火構造に対応します。パネル本体の働き幅は600㎜と900㎜、厚さは50㎜です。

表面材は耐候性に優れた遮熱性フッ素樹脂塗装ガルバリウム鋼板を標準設定。色調変化が起こりにくく、長期にわたって建物の外観を美しく保ちます。また、高い日射反射率を誇り、表面温度の上昇による熱の侵入を抑えます。

1－2　特　　長

耐火ヴァンドRZは表面、裏面共にフラット仕上げとなります。

表面仕上げ

プレスによる端部箱折加工を採用しました。よこ張り専用品はたて目地部をシーリング処理で納めることが可能です。

意　匠　性

表面材・裏面材共に耐久性に優れたガルバリウム鋼板を採用しています。表面材は耐候性に優れた遮熱性フッ素樹脂塗装です。

両面ガルバリウム鋼板

防汚仕様

オプションで標準色の表面材に親水性を持たせた防汚仕様も選択できます。親水化した塗膜上では汚れを流す効果（セルフクリーニング効果）により雨筋汚れが付きにくくなります。

1

2

1－4　製造工程

プレカット

ご指定寸法※3で建築現場に納入するプレカット方式を採用。工期の短縮、環境負荷の低減に大きく貢献します。

特注寸法

オプションで最短300㎜～最長11,500㎜まで対応しますので※4、効率的なパネル割が可能です。現場での省力化や廃材の削減に貢献します。

※1　働き幅900㎜品の測定値。※2　働き幅900㎜品の目地部を含む壁全体の測定値。※3　1,800㎜～9,000㎜の範囲で、1㎜単位でご指定いただけます。※4　300㎜～899㎜、900㎜～1,799㎜はそれぞれ別途加工賃を申し受けます。　　詳しくは弊社またはアイジーヴァンド取り扱い店へお問い合わせください。

1－3　用　　途

・工場　・大型物流施設　・大型店舗　・共同住宅　・低層オフィス　・公共施設　など

水　密　性

独自のかん合形状に加え、太径防水パッキンの採用により、高く安定した防水性を発揮します。また、捨板類の付属品にも防水パッキンを採用し、防水性能を高めました。

断熱性能

耐火ヴァンドRZ75／75Vは、熱貫流率が0.69Ｗ／m2Ｋ※2とALC150㎜を凌ぐ断熱性能を誇ります。

耐　震　性

サンドイッチ構造ゆえの軽量とジョイント方式で、層間変形角1／50※1でも追従できます。（試験結果は、パネル本体脱落なし、本体表面箱折部付近の変形、シーリングの切れあり）

接着剤塗布機

成形機（切断・箱折）

成形機（切断）

アンコイラー

アンコイラー

しん材貼り合わせ装置

しん材加工供給装置

養生機

検査工程

梱包機

接着剤塗布機

1

耐火ヴァンドRZの

概要

3

1－5－1　カラーラインナップ

シャンパンゴールド（Ｃシャンパンゴールド）

※6 7.5Y

遮熱性フッ素樹脂塗装標準色

遮熱性フッ素樹脂塗装準標準色

シルバーＳ（CシルバーS）

※6 4.6G 7.0 ／ 0.1※7

ホワイト（Ｃホワイト）

HN-90 9.3YR 8.5 ／ 0.1

アイボリー（Ｃアイボリー）

H22-85C 2.6Y 8.1 ／ 1.4

6.4 ／ 0.5※7

ガングレーM（ＣガングレーM）

※6 9.3B 4.2 ／ 0.8※7

アクアブルー

ペールピンク

グランブルー

6.3BGグレー HN-75 7.2 ／ 0.2

　ライトグレー　　裏面材ポリエステル樹脂塗装

1－5　本体規格耐火ヴァンドRZ75 耐火ヴァンドRZ50 耐火ヴァンドRZ75V 耐火ヴァンドRZ50V

裏面材

規格

表面材

600／900働き幅（㎜）

1,800～9,000※1※2長さ（㎜）

施工方法よこ張りたて張り張り方向

あり※3箱折

ガルバリウム鋼板材質

遮熱性フッ素樹脂塗装塗装種別

ポリエステル樹脂塗装塗装種別

フラット表面意匠

フラット表面意匠

ライトグレー塗色

ロックウールしん材材質

ガルバリウム鋼板材質

0.5板厚（㎜）

0.5板厚（㎜）

1822 1822重量（㎏／m2）

642／942総幅（㎜）

75 50 5075厚さ（㎜）

塗装種別色　名

　（防汚仕様）※4日本塗料工業会

　色票番号（近似）※5マンセル値（測定値）

※４　防汚仕様は標準色にのみ設定したオプションです。※５　2015年H版の日本塗料工業会色票番号です。※６　メタリック色は、日本塗料工業会色票番号の設定がありません。※７　メタリック色は、光の強さや見る角度によって色が変わって見えるため、マンセル値での表現が困難です。上記値は、一定

角度での測定値を代表値としております。実際の色の見え方とは異なり、輝度感も反映されておりません。上記値で塗料などの調色（色合わせ）を行っても色が合いませんので、調色を行う際は、実物と色合わせをお願いします。

※１　300㎜～1,799㎜、9,001㎜～11,500㎜まで製造可能（オプション）。※２　300㎜～899㎜、900㎜～1,799㎜はそれぞれ別途加工賃を申し受けます。※３　よこ張り品とたて張り品では箱折の形状が異なります。詳しくは各商品仕様のページを参照ください。詳しくは弊社または、アイジーヴァンド取り扱い店へお問い合わせ下さい。

H55-90B

H09-90D

H75-40L

HN-82

2.7BG

5.0R

9.9B

4.1Y

8.7 ／ 0.7

8.3 ／ 2.0

3.6 ／ 5.9

8.0 ／ 0.2

4

1－6－2　材料認定

1－6－1　防耐火構造認定

1時間耐火構造

30分耐火構造

不燃材料

45分耐火構造

防火構造

耐火ヴァンドRZ75


耐火ヴァンドRZ50V




耐火ヴァンドRZ75耐火ヴァンドRZ75V耐火ヴァンドRZ50耐火ヴァンドRZ50V



下地条件：＠2,000㎜以下

C100×50×20×2.3以上


C100×50×20×2.3以上


C100×50×20×2.3以上


C100×50×20×2.3以上

（せっこうボード9.5㎜以上＋

12.5㎜以上内装重ね張り）


C100×50×20×2.3以上

（せっこうボード15㎜以上内装張り）

掲載ページ

認定種別認定番号

認定種目認定番号

NM－2818

対象商品

対象商品張り方向構造仕様

※８　たて目地部の胴縁は、□100×100×2.3以上またはC100×50×20×2.3以上リップ合わせとしてください。※９　たて目地部の胴縁は、シーリングタイプ、ふかしタイプで納める場合は□100×100×2.3以上または、2C100×50×20×2.3

以上としてください。※10　たてつなぎ（中間水切）部は、上記構造認定の対象外です。注意してください。

1－6　認定

FP060NE－0162よこ張り※8 P11

P39

P27

P53

P28

P54

P30

P56

よこ張り※9

よこ張り※9

たて張り※10

たて張り※10

たて張り※10

よこ張り※9

たて張り※10

FP030NE－0160

QF045NE－0020

QF045NE－0033

PC030NE－0155

1－6－3　合成耐火構造認定

柱1時間合成耐火構造

はり1時間合成耐火構造





掲載ページ

認定種別認定番号対象商品張り方向構造仕様

FP060CN－0476

FP060CN－0513

FP060CN－0486

FP060CN－0521

FP060CN－0489

FP060CN－0526

FP060CN－0500

FP060CN－0530

FP060BM－0310

FP060BM－0315

FP060BM－0313

FP060BM－0323

よこ張り

鋼管柱

鉄骨柱

鋼管柱

鉄骨柱

鉄骨はり

P12

P15

P13

P16

P40

P43

P41

P44

P14

P17

P42

P45

たて張り

よこ張り

たて張り

吹付けロックウール35㎜以上

繊維混入けい酸カルシウム板25㎜以上











1


概要

5

1－7　材料特性1－7－1　面材特性

■仕様

表面材

商品タイプ

耐火ヴァンドRZ75／50

耐火ヴァンドRZ75V／50V


耐火ヴァンドRZ75V／50V

塗装

遮熱性フッ素樹脂塗装

ポリエステル樹脂塗装裏面材

めっき付着量

AZ150

AZ150

板厚

0.5㎜

0.5㎜

■表面材塗膜構成

上塗：遮熱性フッ素樹脂塗装

下塗：エポキシ樹脂塗装

化成処理被膜

55％Al-Zn合金めっき

鋼板

55％Al-Zn合金めっき

化成処理被膜ポリエステルまたは、エポキシ樹脂塗装

表

裏

表

■特性表

耐汚染性

黒マジック

青マジック

硬　　　度

加　工　性

耐衝撃性

促進耐候性光沢保持率

耐　湿　性

耐沸騰水性

耐　食　性

耐　酸　性

耐アルカリ性

項　目デ　ー　タ

遮熱性フッ素樹脂塗装

Ｆ

2Ｔ：塗膜の剥離なし

塗膜の剥離なし

1000時間80％以上

1000時間平面部のブリスター8Ｆ以内

5時間異常なし

2000時間平面部のブリスター8Ｆ以内

24時間著しい膨れ、変色なし

24時間著しい膨れ、変色なし

少し残る

僅かに残る

試験方法

鉛筆硬度（JIS-G-3322）

万力折曲（JIS-G-3322）

デュポン式（JIS-G-3322）

サンシャイン試験（JIS-B-7751）

湿潤試験（JIS-G-3322）

JIS-G-3322

塩水噴霧試験（JIS-G-3322）

5％HCl

5％NaOH

20℃24時間エタノール拭き

○上表内の値は表面材（外皮）の性能を示します。裏面材の性能は異なります。○上表内の値は各試験結果の代表値であり、保証値ではありません。

6

耐火ヴァンドRZのしん材に採用しているロックウールは、耐熱性に優れた高炉スラグや玄

武岩などを主原料として、キュポラや電気炉などで1,500～1,600℃の高温で溶融し、遠心

力などで吹き飛ばして繊維状にした「人造鉱物繊維」です。断熱性・吸音性・耐火性など

に優れた性能を発揮します。

ロックウール（岩綿）とアスベスト（石綿）は全く違う物です。ロックウールは人工的に

製造された鉱物繊維で、繊維径が太く（アスベストの数十倍～数百倍）吸い込みにくいの

に対して、アスベストは天然の鉱物繊維で繊維径がきわめて細く、吸い込みやすい特徴が

あります。ロックウールはIARC（国際がん研究機関）において「発がん性に分類できない

“グループ3”」に分類されています。

〔ロックウールとアスベストの違い〕

■ロックウール

別　名

ロックウールアスベスト

岩綿（がんめん）石綿（せきめん、いしわた）

人造の鉱物繊維天然の鉱物繊維

非結晶（ガラス質）結晶質

【単繊維】【束の状態】

単繊維の平均繊維径3～６μm（呼吸系に入りにくい）

ロックウールの数十～数百倍細い（呼吸系に入りやすい）

国際がん研究機関で、グループ3「発がん性に分類できない」に該当

（お茶と同じグループ）

国際がん研究機関で、グループ1「発がん性あり」に該当（喫煙と同じグループ）

天然鉱物有無

結晶性有無

繊維径

顕微鏡写真（100倍）

発がん性分類

※ロックウール工業会資料参照

1－7－2　しん材

1


概要

7

商品仕様耐火ヴァンドRZ75（よこ張り専用品） P 8

商品仕様耐火ヴァンドRZ50（よこ張り専用品） P24

商品仕様耐火ヴァンドRZ75V（たて張り専用品） P37

商品仕様耐火ヴァンドRZ50V（たて張り専用品） P51

2

3

4

5

総　幅　642／942

働き幅　600／900

10

セラミックファイバー

強化せっこうボード

防湿パッキン

防水パッキン

75


裏面幅　596／896

表面鋼板　ｔ＝0.5　フラット

端部箱折加工

裏面鋼板　ｔ＝0.5　フラット

面　幅　590／890

42

仮想目地上端

ロックウール

17

5

29

屋外側屋内側

商品仕様耐火ヴァンドRZ75単位：㎜

2－1　本体形状

2

2

商品仕様

耐火ヴァンドRZ

75

8

2－1－1　ジョイント部断面図

2－1－2　端部箱折加工

耐火ヴァンド　RZ75

専用ビス　TWL690R

4

10

屋内側屋外側

21.520

防水パッキン　4×15

2118

○パネル本体を正面から見て

左側の箱折ツバ部裏側に防

水パッキンが貼り付けてあ

ります。

単位：㎜

9

セラミックファイバー50×55専用ビス　TWL690R

横走り防止シーリング※2

かん合部パッキンRZ

□100×100×2.3以上

ボンドブレーカー（別途工事）

シーリング（別途工事）


ハットジョイナーRZ


胴縁芯

セラミックファイバー50×55





カバープレート

目地キャップ



シートテクス


専用ビス　TW5100



胴縁芯

□100×100×2.3以上

75

25～30※1

12.5̃15 12.5̃15

100

50 50

75

37 16 37

90

12

2512.5 12.5

100

50 50

2－1－3　たて目地部断面図

■ふかしタイプ

■シーリングタイプ

※１　シーリングタイプたて目地幅はP68を参照してください。※２　横走り防止シーリングについてはP139～P140を参照してください。

単位：㎜

2

商品仕様


75

10

単位：㎜

よこ張り

胴縁ピッチ＠2,000以下※1

胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上



たて目地部胴縁□100×100×2.3以上※2

シーリング

スターターRZ75※3

GL水切90※3

柱

耐火被覆


○構造仕様の詳細は構造認定書でご確認ください。　本商品の構造認定書はホームページにてダウンロードできます。（http://www.igkogyo.co.jp/）

※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　たて目地部の胴縁材は、□100×100×2.3以上または、Ｃ100×50×20×2.3以上リップ合わせとしてください。※３　認定の対象外です。

2－2　耐火構造仕様図

2－2－1　1時間耐火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ75

FP060NE－0162

国土交通省大臣認定

11

450以下

力骨（φ9以上）

ラス（平ラス3号）

鋼管柱

裏打材用留付けビス


吹付けロックウール（ｔ＝35以上）



鋼管柱

胴縁C100×50×20×2.3以上※3


250以下

外装材留付け用ビス

裏打材

シーリング


GL水切90※2

裏打材


胴縁


・鋼管柱の寸法は、□300×300×9以上の断面寸法としてください。

・外装材と鋼管柱の間隔は250㎜以下としてください。

・外装材の取り付けは、FP060NE－0162に従って施工してください。

・外装材と吹付けロックウールの取り合い部に、裏打材（ロックウールもしくはセラミック

ファイバーブランケット厚さ25㎜×幅25㎜以上）を裏打材用留付けビス（φ3.5×Ｌ35以

上）で500㎜以下の間隔で留め付けてください。

・外装材と鋼管柱の取り合い部に、力骨（鉄筋コンクリート用棒鋼φ9㎜以上）を450㎜以下の

間隔で鋼管柱に溶接し、ラス（平ラス3号）を結束線で留め付けてください。

・ロックウールの吹付け厚さは35㎜以上（密度0.28ｇ／㎝3以上）とし、「吹付けロックウール

被覆耐火構造施工品質管理指針」（ロックウール工業会編）に従って施工してください。　

※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。※３　たて目地部の胴縁材は、□100×100×2.3以上または、Ｃ100×50×20×2.3以上リップ合わせとしてください。


よこ張り

2－2－2　柱1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75

FP060CN－0476


鋼管柱：吹き付けロックウール合成被覆

単位：㎜

2

商品仕様


75

12

450以下



鉄骨柱

裏打材用留付けビス250以下



鉄骨柱



胴縁C100×50×20×2.3以上※3



裏打材

耐火ヴァンドRZ型75

シーリング


GL水切90※2

裏打材

胴縁


・鉄骨柱の寸法は、Ｈ300×300×10×15以上の断面寸法としてください。

・外装材と鉄骨柱の間隔は250㎜以下としてください。





・外装材と鉄骨柱の取り合い部に、力骨（鉄筋コンクリート用棒鋼φ9㎜以上）を450㎜以下の

間隔で鉄骨はりに溶接し、ラス（平ラス3号）を結束線で留め付けてください。





よこ張り


FP060CN－0486


鉄骨柱：吹き付けロックウール合成被覆　　　　　

単位：㎜

13

床板※2

塞ぎ充てん材※2

床板※2

鉄骨はり

力骨（φ9以上）ラス（平ラス3号）

裏打材（有りまたは無し）

250以下



鉄骨はり


胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上※3





胴縁材


耐火ヴァンドRZ75耐火ヴァンドRZ75

・鉄骨はりの寸法は、Ｈ400×200×8×13以上の断面寸法としてください。

・外装材と鉄骨はりの間隔は250㎜以下としてください。


・外装材と吹付けロックウールの取り合い部に、必要に応じて裏打材（ロックウールもしくは

セラミックファイバーブランケット厚さ25㎜×幅25㎜以上）を裏打材用留付けビス（φ

1.6×Ｌ35以上）で500㎜以下の間隔で留め付けるか、無機系接着剤で貼り付けてください。

・外装材とはりの取り合い部に、力骨（鉄筋コンクリート用棒鋼φ9㎜以上）を450㎜以下の間

隔で鉄骨はりに溶接し、ラス（平ラス3号）を結束線で留め付けてください。

・塞ぎ充てん材はモルタル、グラスウール、ロックウール保温板を使用してください。


被覆耐火構造施工品質管理指針」（ロックウール工業会編）に従って施工してください。



よこ張り

2－2－4　はり1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75

FP060BM－0310


鉄骨はり：吹き付けロックウール合成被覆

単位：㎜

2

商品仕様


75

14

鋼管柱

被覆材用留め付け材

鋼管柱

被覆材（ｔ＝25以上）


胴縁C100×50×20×2.3以上※3



裏打材

シーリング


GL水切90※2


裏打材


胴縁

裏打材用留め付け材


250以下外装材と柱の間隔

210以下

300以下

・鋼管柱の寸法は、□300×300×9㎜以上の断面寸法としてください。


・外装材の取り付けは、1時間耐火構造（外壁非耐力壁）FP060NE－0162に従って施工してく

ださい。

・繊維混入けい酸カルシウム板（ｔ＝25㎜以上）は国土交通省大臣認定NM－8578を使用して

ください。

・外装材と被覆材の取り合い部に裏打材（繊維混入けい酸カルシウム板で厚さ35×幅50以上）

を裏打材用留付け材で300㎜以下の間隔で留め付けてください。

・被覆材は側面のよこ目地が揃わないように配置し、小口および裏打材に被覆材留め付け材で

210㎜以下の間隔で留め付けてください。

よこ張り


FP060CN－0513


鋼管柱：繊維混入けい酸カルシウム板合成被覆

※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。※３　たて目地部の胴縁材は□100×100×2.3以上または、C100×50×20×2.3以上のリップ合わせとしてください。

○上記の構造仕様図は、被覆材を直張りした場合です。浮かし張り仕様の場合は構造認定書でご確認ください。　本商品の構造認定書はホームページにてダウンロードできます。（http://www.igkogyo.co.jp/）

単位：㎜

15

鉄骨柱


鉄骨柱


胴縁C100×50×20×2.3以上※3




裏打材

シーリング


裏打材


胴縁



GL水切90※2


250以下外装材と柱の間隔

210以下

300以下

・鉄骨柱の寸法は、Ｈ300×300×10×15㎜以上の断面寸法としてください。

・外装材と鉄骨柱の間隔は250㎜以下としてください。


ださい。

・繊維混入けい酸カルシウム板（ｔ＝25㎜以上）は国土交通省大臣認定NM－8578を使用して

ください。


を裏打材用留め付け材で300㎜以下の間隔で留め付けてください。

・被覆材は側面のよこ目地が揃わないように配置し、小口および裏打材に被覆材留め付け材で



○上記の構造仕様図は、被覆材を直張りした場合です。浮かし張り仕様の場合は構造認定書でご確認ください。　本商品の構造認定書はホームページにてダウンロードできます。（http://www.igkogyo.co.jp/）

よこ張り

2－2－6　柱1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75　

FP060CN－0521


鉄骨柱：繊維混入けい酸カルシウム板合成被覆

単位：㎜

2

商品仕様


75

16

床板※2


床板※2

被覆材用留め付け材裏打材

250以下




けい酸系接着剤

鉄骨はり

200以下


1,000～3,050


スペーサー（ｔ＝40以上）

スペーサー（ｔ＝40以上）鉄骨はり

補助材

胴縁材


裏打材外装材留付け用ビス



補助材

胴縁材（たて目地部）□100×100×２.３以上※3胴縁材（たて目地部）□100×100×２.３以上※3

・鉄骨はりの寸法は、Ｈ400×200×8×13㎜以上の断面寸法としてください。



ださい。

・繊維混入けい酸カルシウム板（ｔ＝25㎜以上）は国土交通省大臣認定 NM－8578を使用して

ください。

・スペーサー（繊維混入けい酸カルシウム板）を鉄骨はり中空部に1,000㎜以下の間隔で貼り付

けてください。

・鉄骨はり側面の被覆材はスペーサー上で突合せて留め付けてください。

・鉄骨はり下フランジに補助材を溶接してください。はり幅が200㎜の場合は1本または2本。

200㎜以上の場合は2本以上で、取付け間隔は200㎜以下としてください。

・外装材と被覆材の取り合い部に裏打材（ロックウールもしくはセラミックファイバーブラン

ケットまたは、繊維混入けい酸カルシウム板で厚さ50×幅50以上）を裏打材用留め付け材で


・被覆材は、側面と底面のつなぎ部がそろわないよう千鳥状に取り付けてください。



よこ張り

2－2－7　はり1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75　

FP060BM－0315


鉄骨はり：繊維混入けい酸カルシウム板合成被覆

単位：㎜

17

1870.5

30.5

13.5

ロックウール充てん

防水パッキン10×10

77.5

78

89

90


単位：㎜

17

100

92

11 11

2516104 145

100

13099

23

8

80

40

90

450

80

40

450

90360360

300 300

390 390

90

80

40

80

38

20

54

88.5

38

90100

GL90水切出隅

2－3　付属品

GL水切90 GL90水切入隅

GL90水切小口蓋（右・左）GL90水切ジョイント※ スターターRZ75

出隅角75カバージョイント※出隅角75カバー出隅角75下地※

出隅カバー75 出隅カバー75ジョイント※ 出隅捨板※

遮熱性フッ素樹脂塗装　ガルバリウム鋼板本体同色　ｔ＝0.5　Ｌ＝4,000

ポリエステル樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ｔ＝0.5　Ｌ＝100



遮熱性フッ素樹脂塗装　ガルバリウム鋼板本体同色　ｔ＝0.5





アルミ押出型材　アルマイトクリアーｔ＝2　Ｌ＝4,000

ポリエステル樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ｔ＝0.35　Ｌ＝2,270


・施工の際はＬ＝100㎜程度のロングビットが必要です。

・片側端部に小口フタ付きです。95

21

21


※図は右の場合

※　色については弊社にお任せください。

2

商品仕様


75

18

16

113790

3716

121

11

80

25

10978

238

11

100

7

25

70 2510

10

63

202320 11

100

55

50

49

404

10

両面テープ

両面テープ


1015

100

42.5

42.5

ロックウールフェルト4×25

135


両面テープ

1010



1586

7

40

1579

40

単位：㎜

入隅カバー入隅捨板75

ポリエステル樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ライトグレー色　ｔ＝0.5　Ｌ＝4,000

入隅カバージョイント※1

ハットジョイナーRZ カバープレート※1 目地キャップ

目地キャップジョイント※1

セラミックファイバー50×55 かん合部パッキンRZ









発泡EPDMＬ＝1,200



見切75 フラット見切75

19

ＸＹ

働き幅600／900

軸径5㎜　シンワッシャータイプ・ジオメット処理により、優れた耐食性。・パッキン付きで、防水性、気密性に効果があります。

・十字ビット2番で施工できます。・ジオメット処理により、優れた耐食性。

働き幅　600／900

総　幅　642／942

・X+Y＝900～1,800㎜の間で1㎜単位でオーダー可　但し、X≧200㎜かつY≧200㎜・両端箱折

耐火RZ75L型出隅の発注寸法は、商品を正面から見て右側がX寸法、左側がY寸法です。

45.5

100

6

防水パッキン

19

4

16

軸径6㎜　シンワッシャータイプ・ジオメット処理により、優れた耐食性。・パッキン付きで、防水性、気密性に効果があります。・ビットTWL以外では施工できません。・ビットTWLが1箱（100本）に1個付属します。

90

防水パッキン

TWL690R

PAN419

ビットTWL

TW5100

耐火RZ75Ｌ型出隅

TWL690R　専用ビット

15ml

タッチアップペイント

同質コイル

※2

【表面材用：フッ素】標準色シルバーSホワイトアイボリーシャンパンゴールドガングレーM

※１　色については弊社にお任せください。※２　タッチアップペイントはパネル本体、付属品と塗料タイプが異なるため、色が一致しない場合があります。

発泡EPDML＝100

遮熱性フッ素樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ｔ＝0.5　板幅914　6ｍ／本

防水パッキン10×10×100

1010

100

両面テープ

単位：㎜

2

商品仕様


75

20

許容荷重（Pa）


5000

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000

5000

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000

風荷重－支持間隔曲線耐火ヴァンドRZ75－600

耐火ヴァンドRZ75－900風荷重－支持間隔曲線

正圧負圧

正圧負圧

支持間隔（㎜）


2－4　性　能

2－4－1　耐風圧性能

1Pa＝1N／m2

21

2－4－2　遮音性能

中心周波数（Hz）

400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000

透過損失（dB）

100 20.8

22.1

22.3

25.4

26.1

26.5

28.2

29.0

29.0

30.6

30.9

28.4

25.7

28.0

35.2

39.3

40.4

47.2

125

160

200

250

315


音響透過損失（dB）

50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000

○試験方法：JIS-A-1416　　○検査機関：（財）小林理学研究所

耐火ヴァンドRZ75－900


400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 20.3

21.0

23.0

24.9

25.8

27.0

28.4

28.8

29.5

31.0

31.2

29.1

25.8

28.5

35.1

39.7

41.3

47.6

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000



2

商品仕様


75

22

厚　さ

75

働き幅部　位

600

900

一般部※2

かん合部※2

0.74壁全体※1

一般部※2

かん合部※2

壁全体※1

0.64

0.54 0.47

1.14

0.69

0.54

1.14

0.59

0.47

0.99

0.99

0.045 0.039

0.045 0.039

熱貫流率しん材熱伝導率※3

（W／m2K）（kcal／m2h℃）（kcal／mh℃）（W／mK）

厚　さ

75

働き幅

900 1／50

変形角（rad）試　験　結　果

パネルの脱落なし

（注）測定値であり、性能保証値ではありません。○試験方法：静的変形性能試験　　○試験機関：（財）建材試験センター

2－4－3　層間変形追従性能

2－4－4　水密性能

2－4－5　断熱性能

厚　さ

75

働き幅

600

試　験　結　果

平均圧力差　2,200Paで漏水なし

（注）測定値であり、性能保証値ではありません。○試験方法：JIS-A-1414　　○試験機関：（財）建材試験センター

○試験方法：JIS-A-1420　　○試験機関：（財）建材試験センター

※１　かん合部を含む壁全体の値です。測定値であり、性能保証値ではありません。※２　実測値から算出した値であり、性能保証値ではありません。※３　20℃の時の熱伝導率です。実測値から算出した値であり、性能保証値ではありません。

23

総　幅　642／942

働き幅　600／900

10

42

セラミックファイバー強化せっこうボード

防湿パッキン防水パッキン

50


裏面幅　596／896


端部箱折加工


面　幅　590／890

仮想目地上端

ロックウール

17

5

29

商品仕様耐火ヴァンドRZ503単位：㎜


屋外側屋内側

3

商品仕様


50

24

4

耐火ヴァンド　RZ50

専用ビス　TWL665RN

10

21.520

防水パッキン　4×15

18 21



○パネル本体を正面から見て

左側の箱折ツバ部裏側に防

水パッキンが貼り付けてあ

ります。

単位：㎜

屋内側屋外側

25

50

25～30※1

12.5̃15 12.5̃15

100

5050

50

12

37 16 37

90

2512.5 12.5

100

5050






胴縁芯


シーリング（別途工事）横走り防止シーリング※2


□100×100×2.3以上









目地キャップ




□100×100×2.3以上

胴縁芯

シートテクス


3－1－3　たて目地部断面図

単位：㎜

※１　シーリングタイプたて目地幅はP81を参照してください。※２　横走り防止シーリングについてはP139～P140を参照してください。

■ふかしタイプ

■シーリングタイプ

3

商品仕様


50

26

胴縁材□100×100×2.3以上またはC100×50×20×2.3以上




たて目地部胴縁材□100×100×2.3以上※2

シーリング


GL水切65※3

柱

耐火被覆


単位：㎜


※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　たて目地部の胴縁材は、□100×100×2.3以上または2Ｃ100×50×20×2.3以上としてください。※３　認定の対象外です。

よこ張り

3－2　防耐火構造仕様図

3－2－1　30分耐火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ50　

FP030NE－0160


3

商品仕様


50

27

胴縁ピッチ　　2,000以下※1

ランナー材耐火ヴァンドRZ50

シーリング


GL水切65※2

内装材せっこうボード重ね張り※4

（ｔ＝9.5以上＋ｔ＝12.5以上）


内装用スタッドC45×45×10×0.6以上

たて目地部胴縁材※3

胴縁材C100×50×20×2.3以上


単位：㎜


よこ張り

3－2－2　45分準耐火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ50

QF045NE－0020


せっこうボード内装重ね張り

※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。※３　たて目地部の胴縁は、□100×100×2.3以上または2C100×50×20×2.3以上としてください。※４　下張り用内装材のよこ目地と上張り用内装材のよこ目地は250㎜以上ずらしてください。

28

せっこうボードｔ＝9.5以上のとき　　　　　　　φ3.5×Ｌ19.5以上せっこうボードｔ＝12.5以上のとき　　　　　　　φ3.5×Ｌ22以上

300以下

200以下

内装用スタッドピッチ　　500以下

250以上

600以下

400以下

上張り内装材用ドリリングタッピンねじ

（φ3.5×Ｌ32以上）


ランナー材せっこうボード目地処理材

（50ｇ/ｍ以上）

下張り内装材用ドリリングタッピンねじ

内装材せっこうボード重ね張り※4

（ｔ＝9.5以上＋ｔ＝12.5以上）

単位：㎜

〔耐火ヴァンドRZ50　せっこうボード内装重ね張り〕

（内装側から見たせっこうボード施工方法）

・内装材は、せっこうボード下張り 9.5㎜以上+上張り 12.5㎜以上、または下張り 12.5㎜以上+

上張り9.5㎜以上のいずれか一仕様としてください。

・下張り用内装材は、せっこうボード9.5㎜以上を、ドリリングタッピンねじ（φ3.5×L19.5 以上）

を用いて、外周部400㎜以下、中間部600㎜以下の間隔で留め付けてください。

・上張り用内装材は、せっこうボード12.5㎜以上を、ドリリングタッピンねじ（φ3.5×L32以上）

を用いて、外周部200㎜以下、中間部300㎜以下の間隔で留め付けてください。

・上張り用内装材の目地部には、せっこうボード目地処理材（50g／m以上）を施してください。

3

商品仕様


50

29

胴縁C100×50×20×2.3以上




たて目地部胴縁材※3

□100×100×2.3以上

シーリング


GL水切65※2

柱


単位：㎜


※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。※３　たて目地部の胴縁は、□100×100×2.3以上または2C100×50×20×2.3以上としてください。

よこ張り

3－2－3　防火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ50

PC030NE－0155


30

17.5

8.545.5

30.5

13.5

80

40

65

80

38

65100

20

50

63.5

38

4080

65385 385

450 450 300 300

40

80

65

365 365

11

2516

80 121

11

100

10675238

70

21

21 防水パッキン5×15


17

67

100ロックウール

充てん


64

73

52.5

90


3－3　付属品

単位：㎜

GL65水切出隅GL水切65 GL65水切入隅

GL65水切小口蓋（右・左）GL65水切ジョイント※ スターターRZ50

出隅角50カバージョイント※出隅角50カバー出隅角50下地※

出隅カバー35-50 出隅カバー35-50ジョイント※ 出隅捨板※













・片側端部に小口フタ付きです。



3

商品仕様


50

31

16

113790

3716

121

11

80

25

10978

238

11

100

7

25

70 2510

10

15 61

7

40


15 54

40


63

202320 11

100

5030

49

404

10

両面テープ

両面テープ

110



ロックウールフェルト4×25

10100

42.51542.5

両面テープ

1010

単位：㎜

入隅カバー入隅捨板35-50 入隅カバージョイント※1

ハットジョイナーRZ カバープレート※1

見切50

目地キャップ

フラット見切50目地キャップジョイント※1

セラミックファイバー50×30 かん合部パッキンRZ













32

防水パッキン

70

遮熱性フッ素樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ｔ＝0.5　板幅＝914　6ｍ／本

発泡EPDML＝100

防水パッキン

16 65

45.56

1010

100

両面テープ

単位：㎜

TWL665RN

TW570 タッチアップペイント※2

ビットTWL

同質コイル

PAN419

耐火RZ50Ｌ型出隅


・ビットTWL以外では施工できません。・ビットTWLが1箱（200本）に1個付属します。


・十字ビット2番で施工できます。

TWL665RN　専用ビット

15ml

19

4

・ジオメット処理により、優れた耐食性。

ＸＹ

・X+Y＝900～1,800㎜の間で1㎜単位でオーダー可　但し、X≧200㎜かつY≧200㎜・両端箱折

耐火RZ50L型出隅の発注寸法は、商品を正面から見て右側がX寸法、左側がY寸法です。

働き幅　600／900

総　幅　642／942




働き幅600／900

3

商品仕様


50

33

3－4　性　能


500

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000

5000

0

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000



風荷重－支持間隔曲線耐火ヴァンドRZ50－600

耐火ヴァンドRZ50－900風荷重－支持間隔曲線



正圧負圧

正圧負圧

1Pa＝1N／m2

34



400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 19.1

20.4

21.0

24.6

24.3

25.5

27.3

28.0

28.3

30.3

31.4

31.8

29.9

26.5

28.6

35.5

42.4

45.2

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000




400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 17.6

20.5

21.6

24.2

24.5

25.3

27.2

27.7

28.5

30.5

31.6

32.0

30.9

26.9

27.9

35.1

42.1

44.6

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000



3

商品仕様


50

35

厚　さ働き幅部　位

600 一般部※2

かん合部※2

1.07壁全体※1 0.92

0.82 0.71

1.57 1.36

0.045 0.039

50

900 一般部※2

かん合部※2

0.98壁全体※1 0.84

0.82 0.71

1.57 1.36

0.045 0.039



厚　さ

50

働き幅

900 1／50



（注）測定値であり、性能保証値ではありません。○試験方法：静的変形性能試験　　○試験機関：（財）建材試験センター




厚　さ

50

働き幅

600



（注）測定値であり、性能保証値ではありません。○試験方法：JIS-A-1414　　○試験機関：（財）建材試験センター



36

総　幅　642／942

働き幅　600／900

10

75

17

面　幅　590／890

42

裏面幅　596／896 1729

防水パッキン




防湿パッキン



ロックウール

端部箱折加工（たて張り専用形状）

商品仕様耐火ヴァンドRZ75V単位：㎜


屋外側

屋内側

4

4

商品仕様


75

V

37

4

10

耐火ヴァンドRZ75Ｖ


16.5

20.5

端部箱折加工

断面詳細図

16.5

20.5

端部箱折加工(たて張り専用形状)

単位：㎜



屋内側

屋外側

38

単位：㎜

胴縁ピッチ

＠2,000以下※1


柱

耐火被覆

胴縁材Ｃ100×50×20×2.3以上

スターターRZ-V※2

GL水切90※2


※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。（注）たてつなぎ（中間水切）部は認定の対象外です。

たて張り

4－2　耐火構造仕様図

4－2－1　1時間耐火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ75V

FP060NE－0162


4

商品仕様


75

V

39


胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上

450以下



鋼管柱

裏打材用留付けビス


250以下




鋼管柱

裏打材


GL水切90※2

裏打材

胴縁


外装材留め付用ビス


・鋼管柱の寸法は、□300×300×9以上の断面寸法としてください。


・外装材の取り付けは、FP060NE-0162に従って施工してください。




・外装材と鋼管柱の取り合い部に、力骨（鉄筋コンクリート用棒鋼φ9㎜以上）を450㎜以下の

間隔で鋼管柱に溶接し、ラス（平ラス3号）を結束線で留め付けてください。





たて張り

4－2－2　柱1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75V

FP060CN－0489


鋼管柱：吹き付けロックウール合成被覆

単位：㎜

40

胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上




鉄骨柱

450以下



鉄骨柱

裏打材用留付けビス250以下




GL水切90※2

裏打材裏打材

胴縁




・鉄骨柱の寸法は、Ｈ300×300×10×15㎜以上の断面寸法としてください。

・外装材と柱の間隔は250㎜以下としてください。

・外装材の取り付けは、１時間耐火構造（外壁非耐力壁）FP060NE－0162に従って施工して

ください。


ファイバーブランケット厚さ25×幅25以上）を裏打材用留め付けビス（φ3.5×Ｌ35以上）

で500㎜以下の間隔で留め付けてください。

・外装材と柱の取り合い部に、力骨（鉄筋コンクリート用棒鋼φ9以上）を450㎜以下の間隔で

柱に溶接し、ラス（平ラス3号）を結束線で留め付けてください。


被覆耐火構造施工品質管理指針」（ロックウール工業会編）に従って施工してください。



たて張り


FP060CN－0500


鉄骨柱：吹き付けロックウール合成被覆　　　　　

単位：㎜

4

商品仕様


75

V

41


床板※2

鉄骨はり





250以下

胴縁


床板※2



鉄骨はり

胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上







・鉄骨はりの寸法は、Ｈ400×200×8×13以上の断面寸法としてください。



・外装材と吹付けロックウールの取り合い部に、必要に応じて裏打材（ロックウールもしくは

セラミックファイバーブランケット厚さ25㎜×幅25㎜以上）を裏打材用留付けビス（φ

1.6×Ｌ35以上）で500㎜以下の間隔で留め付けるか、無機系接着剤で貼り付けてください。

・外装材と鉄骨はりの取り合い部に、力骨（鉄筋コンクリート用棒鋼φ9㎜以上）を450㎜以下

の間隔で鉄骨はりに溶接し、ラス（平ラス3号）を結束線で留め付けてください。

・塞ぎ充てん材はモルタル、グラスウール、ロックウール保温板を使用してください。





たて張り

4－2－4　はり1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75V

FP060BM－0313


鉄骨はり：吹き付けロックウール合成被覆　　　　　

単位：㎜

42


胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上

250以下



鋼管柱




鋼管柱

隙間充てん材


GL水切90※2

裏打材


外装材留め付け用ビス

裏打材

胴縁耐火ヴァンド

RZ75V

300以下

210以下

・鋼管柱の寸法は、□300×300×9㎜以上の断面寸法としてください。


・外装材の取り付けは、1時間耐火構造認定（外壁非耐力壁）FP060NE－0162に従って施工し

てください。

・被覆材は繊維混入けい酸カルシウム板（ｔ＝25㎜以上）国土交通省大臣認定NM－8578を使

用してください。



・被覆材は側面のよこ目地が揃わないように配置し、小口および裏打材に被覆材用留め付け材


・胴縁と裏打材の取り合い部に隙間が生じる場合は隙間充てん材を充てんしてください。

○上記の構造仕様図は被覆材を直張りした場合です（浮かし張りも可能）。詳細は構造認定書でご確認ください。　本商品の構造認定書はホームページにてダウンロードできます。（http://www.igkogyo.co.jp/)


たて張り


FP060CN－0526


鋼管柱：繊維混入けい酸カルシウム板合成被覆

単位：㎜

4

商品仕様


75

V

43


250以下





鉄骨柱

隙間充てん材

スペーサー（ｔ＝40以上）スターターRZ-V※2

GL水切90※2

胴縁Ｃ100×50×20×2.3以上

裏打材


鉄骨柱

裏打材





胴縁


300以下

210以下

・鉄骨柱の寸法は、Ｈ300×300×10×15㎜以上の断面寸法としてください。・外装材と鉄骨

柱の間隔は250㎜以下としてください。

・外装材の取り付けは、1時間耐火構造認定（外壁非耐力壁）FP060NE－0162に従って施工し

てください。





・スペーサー（繊維混入けい酸カルシウム板）を鉄骨中空部に1,000㎜以下の間隔で取り付けて

ください。

・鉄骨柱側面の被覆材はスペーサー上で突き合わせて留め付けてください。

・被覆材は側面のよこ目地が揃わないように配置し、小口および裏打材に被覆材用留め付け材


・胴縁と裏打材の取り合い部に隙間が生じる場合は隙間充てん材を充てんしてください。

たて張り

4－2－6　柱1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75V　

FP060CN－0530


鉄骨柱：繊維混入けい酸カルシウム板合成被覆

○上記の構造仕様図は被覆材を直張りした場合です（浮かし張りも可能）。詳細は構造認定書でご確認ください。　本商品の構造認定書はホームページにてダウンロードできます。（http://www.igkogyo.co.jp/)


単位：㎜

44


床板※2


裏打材

250以下




鉄骨はり

200以下



補助材


床板※2

1,000～3,050


スペーサー（ｔ＝40以上）鉄骨はり

胴縁C100×50×20×2.3以上

胴縁



補助材



裏打材

・鉄骨はりの寸法は、Ｈ400×200×8×13㎜以上の断面寸法としてください。



ださい。



・スペーサー（繊維混入けい酸カルシウム板）を鉄骨はり中空部に1,000㎜以下の間隔で貼り付

けてください。

・鉄骨はり側面の被覆材はスペーサー上で突き合わせて留め付けてください。

・鉄骨はり下フランジに補助材を溶接してください。はり幅が200㎜の場合は1本または、2本。

200㎜以上の場合は2本以上で取付け間隔は200㎜以下としてください。

・外装材と被覆材の取り合い部に裏打材（ロックウールもしくはセラミックファイバーブラン

ケットまたは、繊維混入けい酸カルシウム板厚さ50×幅50㎜以上）を裏打材用留め付け材で


・被覆材は、側面と底面のつなぎ部が揃わないよう千鳥状に取り付けてください。



たて張り

4－2－7　はり1時間合成耐火構造：耐火ヴァンドRZ75V　

FP060BM－0323


鉄骨はり：繊維混入けい酸カルシウム板合成被覆

単位：㎜

4

商品仕様


75

V

45

80

40

80

38

11 11

2516

104 145

90

20

54

88.5

100

13099

23

8

38

90100

121 10978

23

8

11

100

11

80

2516

3

3

25

25

450

80

40

450

90360360

300 300

390 390

90

80

40

90


135


4－3　付属品


GL90 水切小口蓋（右・左）GL90水切ジョイント※1 スターターRZ－V

出隅カバー75 出隅カバー75ジョイント※1 出隅捨板※1










入隅カバー入隅捨板75 入隅カバージョイント※1





単位：㎜

46

1586 15

79

40

7

40

45.5

100

6

防水パッキン

15ml

55

50

90

16

防水パッキン

49

404

10

両面テープ

両面テープ

両面テープ

1010

見切75 フラット見切75


同質コイルタッチアップペイント※2

TWL690R ビットTWL TW5100







軸径5㎜　シンワッシャータイプ・ジオメット処理により優れた耐食性。・パッキン付きで、防水性、気密性に効果があります。・十字ビット2番で施工できます。

軸径6㎜　シンワッシャータイプ・ジオメット処理により優れた耐食性。・パッキン付きで、防水性、気密性に効果があります。・ビットTWL以外では施工できません。・ビットTWLが1箱（100本）に1個付属します。

発泡EPDM

Ｌ＝1,200


TWL690R　専用ビット

PAN419

19

4

・ジオメット処理により、優れた耐食性。遮熱性フッ素樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ｔ＝0.5　板幅＝914　6ｍ／本

発泡EPDML＝100

防水パッキン10×10×100防水パッキン10×10

1010

100

両面テープ


単位：㎜

4

商品仕様


75

V

47

4－4　性　能




5000

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000

5000

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000

１Pa＝１N／m2

風荷重－支持間隔曲線耐火ヴァンドRZ75V－600

耐火ヴァンドRZ75V－900風荷重－支持間隔曲線

正圧負圧

正圧負圧



48



400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 20.8

22.1

22.3

25.4

26.1

26.5

28.2

29.0

29.0

30.6

30.9

28.4

25.7

28.0

35.2

39.3

40.4

47.2

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000


耐火ヴァンドRZ75V－900


400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 20.3

21.0

23.0

24.9

25.8

27.0

28.4

28.8

29.5

31.0

31.2

29.1

25.8

28.5

35.1

39.7

41.3

47.6

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000



4

商品仕様


75

V

49

厚　さ

75

働き幅部　位

600 一般部※2

かん合部※2

0.74壁全体※1 0.64

0.54 0.47

1.14 0.99

0.045 0.039



厚　さ

75

働き幅

900 1／50






厚　さ

75

働き幅

600



（注）耐火ヴァンドRZ75（働き幅 900 ㎜）をたて張りスターターなしで試験した値です。　　性能保証値ではありません。

（注）耐火ヴァンドRZ75 をたて張りスターターなしで試験した値です。性能保証値ではありません。○試験方法：JIS-A-1414　　○試験機関：（財）建材試験センター



900 一般部※2

かん合部※2

0.69壁全体※1 0.59

0.54 0.47

1.14 0.99

0.045 0.039

○試験方法：静的変形性能試験　　○試験機関：（財）建材試験センター

50

面幅　590／890

裏面幅　596／89629

総　幅　642／942

働き幅　600／90010

42

50

16.5

16.5

17

防水パッキン




防湿パッキン強化

せっこうボード


ロックウール


商品仕様耐火ヴァンドRZ50V単位：㎜


屋外側

屋内側

5

5

商品仕様


50

V

51

4



10

屋内側

屋外側

16.5

20.5

端部箱折加工


単位：㎜



断面詳細図

52




GL水切65※2

柱

耐火被覆

胴縁材Ｃ100×50×20×2.3以上

単位：㎜



たて張り

5－2　防耐火構造仕様図

5－2－1　30分耐火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ50V

FP030NE－0160


5

商品仕様


50

V

53

胴縁材C100×50×20×2.3以上

ランナー材


内装材※3

せっこうボード（ｔ＝15以上）

GL水切65※2



胴縁ピッチ2,000以下※1

単位：㎜


たて張り

5－2－2　45分準耐火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ50V

QF045NE－0033


せっこうボード内装張り

（注）　たてつなぎ（中間水切）部は認定の対象外です。別途、ロックウール吹付けなどの耐火被覆を施してください（P117 参照）。

※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。※３　内装材は、せっこうボード（9.5 ㎜以上＋12.5 ㎜以上）の重ね張りも可能です。

54

内装用スタッドピッチ　　　　500㎜以下

内装材※3

せっこうボード（ｔ＝15以上）

300以下

200以下

ランナー材

スペーサー

充てん材

床、天井など

土台、床など ≦10

留め付けビス（内装材用）

内装材

≦10

充てん材


ランナー材

ガラス繊維（ｔ＝0.2以上、ｗ＝50以上）

せっこうボード目地処理材（30ｇ/ｍ以上）

ドリリングタッピンねじ（φ3.5×L25以上）

振れ止め

単位：㎜

〔耐火ヴァンドRZ50V　せっこうボード内装張り〕

（内装側から見たせっこうボード施工方法）

・ランナー材は打ち込みピンなどで、土台、床、天井などに900㎜以下の間隔で留め付けてく

ださい。

・せっこうボード15㎜以上（9.5㎜以上＋12.5㎜以上の重ね張りも可能）をドリリングタッピン

ねじ（φ3.5×L25以上）を用いて、外周部200㎜以下、中間部300㎜以下の間隔で内装用ス

タッドに留め付けてください。床、天井などの取り合い部のすき間は10㎜以下とし、必要に

応じて充てん材を充てんしてください。

・せっこうボードの目地部は、ガラス繊維（ｔ＝0.2㎜以上、ｗ＝50㎜以上）を貼り、せっこう

ボード目地処理材（主成分がせっこう系または炭酸カルシウム系のもので30ｇ/ｍ以上）を施

してください。

・せっこうボードを重ね張りする場合は別途、認定書をご確認ください。

5

商品仕様


50

V

55

GL水切65※2

スターターRZ‐V※2

柱

胴縁材C100×50×20×2.3以上

防火ヴァンドRZ50V

胴縁ピッチ

2,000以下※1

単位：㎜


たて張り

5－2－3　防火構造（外壁非耐力壁）：耐火ヴァンドRZ50V

PC030NE－0155


（注）　たてつなぎ（中間水切）部は認定の対象外です。別途、胴縁にロックウール吹付けなどの耐火被覆を施してください（P117 参照）。

※１　パネル、下地材自体の風圧許容荷重によって胴縁ピッチが制限される場合があります。※２　認定の対象外です。

56

3

3

25

25

11

80 121

2516

11

100

10978

238

80

40

65

80

38

65100

20

50

63.5

38

単位：㎜


GL65水切小口蓋（右・左）GL65水切ジョイント※ スターターRZ－V

入隅捨板35-50 入隅カバー入隅カバージョイント※




11

121

出隅カバー35-50





11

100

106

出隅カバー35-50ジョイント※





出隅捨板※



5－3　付属品

90


4080

65385 385

450 450300 300

40

80

65

365 365

11

2516

80

110


75238


5

商品仕様


50

V

57

15 61

7

40


15 54

40

・施工の際はＬ＝100㎜程度のロングビットが必要です。 50

30

49

404

10

両面テープ

両面テープ

19

4

防水パッキン

70

45.56

防水パッキン

16 65

1010

100

両面テープ両面テープ

1010

単位：㎜

ビットTWL

TWL665RN　専用ビット

PAN419

・ジオメット処理により、優れた耐食性。

タッチアップペイント※

遮熱性フッ素樹脂塗装　ガルバリウム鋼板ｔ＝0.5　板幅＝914　6ｍ／本

同質コイル

15ml

※　タッチアップペイントはパネル本体、付属品と塗料タイプが異なるため、色が一致しない場合があります。

見切50


フラット見切50



発泡EPDM


セラミックファイバーＬ＝1,200


発泡EPDML＝100


TWL665RN TW570


・十字ビット2番で施工できます。


・ビットTWL以外では施工できません。・ビットTWLが1箱（200本）に1個付属します。



58

5－4　性　能


500

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000

5000

0

1000

2000

3000

4000

1000 1500 2000 2500 3000



風荷重－支持間隔曲線耐火ヴァンドRZ50V－600

耐火ヴァンドRZ50V－900風荷重－支持間隔曲線



正圧負圧

正圧負圧

1Pa＝1N／m2

5

商品仕様


50

V

59



400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 19.1

20.4

21.0

24.6

24.3

25.5

27.3

28.0

28.3

30.3

31.4

31.8

29.9

26.5

28.6

35.5

42.4

45.2

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000




400

500

630

800

1000

1250

1600

2000

2500

3150

4000

5000


100 17.6

20.5

21.6

24.2

24.5

25.3

27.2

27.7

28.5

30.5

31.6

32.0

30.9

26.9

27.9

35.1

42.1

44.6

125

160

200

250

315



50

45

40

35

30

25

20

15

10

5

0125 250 500 1000 2000 4000



60

厚　さ

50

働き幅部　位

600 一般部※2

かん合部※2

1.07壁全体※1 0.92

0.82 0.71

1.57 1.36

0.045 0.039



厚　さ

50

働き幅

900 1／50






厚　さ

50

働き幅

600



（注）耐火ヴァンドRZ50（働き幅 900 ㎜）をたて張りスターターなしで試験した測定値です。　　性能保証値ではありません。



900 一般部※2

かん合部※2

0.98壁全体※1 0.84

0.82 0.71

1.57 1.36

0.045 0.039

○試験方法：静的変形性能試験（よこ張り）　　○試験機関：（財）建材試験センター

（注）耐火ヴァンドRZ50（働き幅 600 ㎜）をたて張りスターターなしで試験した測定値です。　　性能保証値ではありません。


5

商品仕様


50

V

61

設計のポイント P 62

納まり参考図

・耐火ヴァンドRZ75（よこ張り専用品） P 66

・耐火ヴァンドRZ50（よこ張り専用品） P 79

・耐火ヴァンドRZ75V（たて張り専用品） P 92

・耐火ヴァンドRZ50V（たて張り専用品） P105

6

7

10

10

W

Ｄ

42

W

W×ｎ＋42

パネル上端

パネル仮想下端

パネル下端

パネル下端

設計のポイント単位：㎜

6－1　設計の要点

6－1－1　パネル本体の割り付け

Ｄ：パネル厚さ　75または50

W：働き幅　600または900

ｎ：パネル枚数

6

6


62

好ましい例悪い例

好ましい例悪い例

大きな切り欠きがある

幅切断

パネルの幅切断

パネル短尺加工

大きな切り欠きがある

開口脇で、たて目地が通っている

狭い幅切断

パネル短尺加工

複雑な切り欠きがある

極めて狭い切断幅

6－1－2　割り付けの注意点

・施工の際は防水のため、働き幅による割り付けを守ってください。

・パネル本体長さの種類ができるだけ少なくなるように割り付けてください。

・極端な短尺パネル割り付けは避けてください。

・よこ張りのたて目地をシーリングタイプで納める場合は色により対応できる長さが異なりま

す。詳しくはP138の●シーリングタイプたて目地幅の表で確認してください。

・幅切断、切り欠きは現場加工となります。

・たて張り時、開口脇にたて目地が通らないよう割り付けてください。（たて目地が通ってい

ると漏水の危険性が高くなります。）

・切り欠いた残りがパネル本体の2／3以上となるようにしてください。

・パネル本体のオス、メス両側からの切り欠きは避けてください。

〔たて張り〕

〔よこ張り〕

■割り付け例

63

6－1－3　下地材の割り付け

■下地材間隔の設定

■下地材割り付け例

■下地材の種類

・下地材は、Ｃ100×50×20×2.3、□100×100×2.3以上としてください。

・鋼材の厚みはt＝3.2㎜までとしてください。これを超えると専用ビスが使えなくなります。

下地材の間隔は、次の３条件を基に、最も間隔の狭いものに設定してください。

・防耐火構造認定の下地材間隔

・パネル本体の耐風圧強度（風荷重と支持間隔のグラフ）

・下地材自体の耐風圧強度（構造計算により算出してください）

〔よこ張りの場合〕

〔たて張りの場合〕

下地間隔

開口用下地

下地間隔開口用下地

パネル本体のたて目地部の下地

たてつなぎ部

6


64

結露結露

6－2　設計の留意点

6－2－2　結露対策

EX：冷凍・冷蔵倉庫など

〔室内外の温度差が極端に大きいとき〕〔室内の湿度が高いとき〕

EX：公衆浴場：繊維工場：食品工場：印刷工場など

6－2－3　重量物の取り付け

6－2－1　認定関係

下記のような条件の場合は、パネル本体のみでは断熱力が不足して、結露が発生する可能性が

あります。設計に際しては、あらかじめご相談ください。

空調機の室外機や、大型の看板などの重量物は、パネル本体に負担をさせず、躯体鉄骨に負担

させるようにしてください。

耐火ヴァンドRZ75／75Vは、「1時間耐火構造認定」「1時間合成耐火構造認定」「不燃材料認

定」を取得しております。耐火ヴァンドRZ50／50Vは、「30分耐火構造認定」「45分準耐火構

造認定」「防火構造認定」「不燃材料認定」を取得しております。必要な認定を確認してくださ

い。（P5参照）

65

67

68

69

70

71

72

73

74

75

76

77

78

納まり部位

笠木、水切部納まり

たて目地部納まり（シーリングタイプ）

たて目地部納まり（ふかしタイプ）

出隅部納まり（出隅角下地＋出隅角カバー）

出隅部納まり（出隅カバー）

出隅部納まり（Ｌ型出隅）

入隅部納まり（シーリング）

入隅部納まり（入隅カバー）

RCサッシ部納まり

RCサッシ部納まり（シーリング詳細）

軒先部納まり

ケラバ部納まり

頁

納まり参考図

7－1　耐火ヴァンドRZ75

7

66

捨板と交差する部分で

はスターターを切断し

てください。

P133～P135を参照し

てください。4

10

75 100

42

600・Ｎ＋42／900・Ｎ+42

600・Ｎ／900・Ｎ

15

50

20

14

90

4016

5 29

80

10

14

90

29

80

4016

5

C100×50×20×2.3以上

専用ビスTWL690R

GL水切90

スターターRZ75

PAN419PAN419

□100×100×2.3以上

パネル下端

胴縁下端

アルミ笠木（別途工事）

シーリング（別途工事）ケミカル面戸（別途工事）

バックアップ材（別途工事）

捨て笠木（別途工事）

仮想目地上端

専用ビスTWL690R

C100×50×20×2.3以上

角波（別途工事）

GL水切90

スターターRZ75




水抜きパイプ（別途工事）※

PAN419シール受け（現場加工）

PAN419

□100×100×2.3以上


パネル下端

胴縁下端

●笠木、水切部納まり

〔標準納まり〕〔表面止水納まり〕

シール受けGL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上パネル箱折りに干渉しない長さで納めてください。（スターターRZ75を取り付けてからシール受けを留め付けてください。）

単位：㎜

笠木部

腰水切部

ｎ：パネル枚数※水抜きパイプは、たて目地位置に取り付けてください。○土台水切部の納まりは建物の用途、立地条件、気象条件などを考慮して選定してください。

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

67





□100×100×2.3以上






胴縁芯

吹き上げ防止シーリング※3

75

100

25～30※112.5～15 12.5～15

100

50 50

●たて目地部納まり（シーリングタイプ）

表面色日塗工番号明度区分

60以上90未満

40以上60未満

目地幅

25㎜

25㎜

明色（シルバーS、ホワイト、アイボリー、シャンパン　　　ゴールド、グレー、アクアブルー、ペールピンク）

暗色（ガングレーM、グランブルー）

8.3ｍ以下

7.1ｍ以下

パネル本体長さ

●シーリングタイプたて目地幅

本体長さが下記表の長さを超える場合は、シーリングタイプの納まりは採用できません。

ふかしタイプの納まりとしてください。

30㎜8.3ｍを超え10ｍ以下

30㎜7.1ｍを超え8.5ｍ以下

（注）特注色の場合は、日塗工番号明度区分に従い目地幅を設定してください。

※１　シーリングタイプたて目地幅表を参照してください。※２　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。※３　水切（土台部）とハットジョイナーRZの取り合いに吹き上げ防止シーリングを施工してください。　　　詳しくはP130を参照してください。

単位：㎜

68







目地キャップ



シートテクス





胴縁芯

吹き上げ防止シーリング※2□100×100×2.3以上

75

37 16 37

90

12

25

100

12.5 12.5

100

50 50

●たて目地部納まり（ふかしタイプ）単位：㎜

※１　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。※２　水切（土台部）とハットジョイナーRZの取り合いに吹き上げ防止シーリングを施工してください。　　　詳しくはP130を参照してください。

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

69

75

100

3

95

8

胴縁芯

胴縁芯

25

39

6

出隅角75カバー



横走り防止シーリング※

□100×100×2.3以上






出隅角75下地

シートテクス

※　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。

●出隅部納まり（出隅角下地＋出隅角カバー）単位：㎜

70

11

100

75

100

胴縁芯

胴縁芯

104 16 25

145

40

□100×100×2.3以上

出隅捨板

シートテクス

出隅カバー75







専用ビスTWL690R



●出隅部納まり（出隅カバー）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

71

●シーリングタイプ納めの例

●ふかしタイプ納めの例

柱材

出隅捨板

□100×100×2.3以上


捨てシーリング

耐火RZ75L型出隅

専用ビスTWL690R



横走り防止シーリング※2かん合部パッキンRZ

ボンドブレーカー（別途工事）シーリング（別途工事）



横走り防止

シーリング※2

胴縁芯

専用ビス　TW5100専用ビス　TWL690R


横走り防止

シーリング※2





目地キャップ

シートテクス




横走り防止

シーリング※2

90

Ｙ

Ｘ

75

100

12.5̃15 12.5̃15

100

50 50

37

16

37

90

12

25

12.5

12.5

100

50

50



（納まりは目地タイプにより異なります）






≧20

25～30※125～30※1

胴縁芯

※１　シーリングタイプのたて目地幅はP68を参照してください。※２　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。

Ｘ＋Ｙ＝900～1,800㎜・Ｘ≧200㎜かつＹ≧200㎜

●出隅部納まり（Ｌ型出隅）単位：㎜

72

25

75

100

胴縁芯

胴縁芯

胴縁芯

胴縁芯

165

165

90

15



入隅捨板75




□100×100×2.3以上




●入隅部納まり（シーリング）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

73

入隅捨板75



入隅カバー

□100×100×2.3以上






シートテクス


75

100

11

胴縁芯

190

胴縁芯

胴縁芯

胴縁芯

121

25

16

80

40

190

25

112

28


●入隅部納まり（入隅カバー）単位：㎜

74

平面図

断面図

シール受け※2

GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上パネル箱折りに干渉しない長さで納めてください。（スタータRZ75を取り付けてからシール受けを留め付けてください。）

フラッシング（上）※2

GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上

フラッシング（下）※2


フラッシング（横）※2


10

15

71

≧15

2

15

50

20

25

600×Ｎ／900×N

10

75 100

Ｈ

29

≧100

50

75

25

100

Ｗ

10

≧100

スターターRZ75

シール受け（現場加工）※2

PAN419

□100×100×2.3以上




（現場加工）　

額縁（別途工事）


水抜きパイプ（別途工事）



フラッシング（上）※2

（現場加工）

シートテクス

PAN419



パネル下端

後付水切（別途工事）

仮想目地上端



□100×100×2.3以上


専用ビスTWL690R




フラッシング（横）（現場加工）※2

●サッシ部納まり（RCサッシの例）単位：㎜

※１　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。※２　各フラッシング類の施工手順についてはＰ149～Ｐ150を参照してください。

75

窓上

窓下

フラッシング（下）端部立ち上げ加工イメージ図

シーリングを充填し止水


後付け水切（別途工事）

フラッシング（下）（現場加工）


シール受け（現場加工）（通しで取り付け）



横走り防止シーリング




35 35

窓上隅部

窓下隅部

●サッシ部納まり（RCサッシの例　シーリング詳細）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

76

ｈ※

75 100

屋根（別途工事）


専用ビスTWL690R

軒先水切（別途工事）

□100×100×2.3以上

●軒先部納まり単位：㎜

※　ｈはパネル上端クリアランス（ｈ≧20）

77

75 100


ケラバ包み（別途工事）

□100×100×2.3以上


専用ビスTWL690R

●ケラバ部納まり単位：㎜


7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

78

7－2　耐火ヴァンドRZ50

80

81

82

83

84

85

86

87

88

89

90

91

納まり部位


たて目地部納まり（シーリングタイプ）

たて目地部納まり（ふかしタイプ）

出隅部納まり（出隅角下地＋出隅角カバー）


出隅部納まり（Ｌ型出隅）

入隅部納まり（シーリング）


RCサッシ部納まり

RCサッシ部納まり（シーリング詳細）

軒先部納まり


頁

79



てください。


てください。

C100×50×20×2.3以上

専用ビスTWL665RN

スターターRZ50

GL水切65

□100×100×2.3以上


パネル下端

胴縁下端

PAN419

□100×100×2.3以上


PAN419


水抜きパイプ（別途工事）※

シーリング（別途工事）GL水切65

スターターRZ50

パネル下端

胴縁下端

仮想目地上端






ケミカル面戸（別途工事）

C100×50×20×2.3以上



シール受け（現場加工）

10

42

600・Ｎ＋42

50 100 15

35

20

29

65

15

80

4011.5

5

15

29

65

80

40

5

11.5

10

PAN419PAN419

●笠木、水切部納まり


シール受けGL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上パネル箱折りに干渉しない長さで納めてください。（スターターRZ50を取り付けてからシール受けを留め付けてください。）

単位：㎜

笠木部

腰水切部

ｎ：パネル枚数※水抜きパイプは、たて目地位置に取り付けてください。○土台水切部の納まりは建物の用途、立地条件、気象条件などを考慮して選定してください。

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

80

50

100

25～30※112.5～15 12.5～15

100

5050ハットジョイナーRZ





胴縁芯


シーリング（別途工事）横走り防止シーリング※2


□100×100×2.3以上吹き上げ防止シーリング※3

●たて目地部納まり（シーリングタイプ）

表面色日塗工番号明度区分

60以上90未満

40以上60未満

目地幅

25㎜

25㎜



8.3ｍ以下

7.1ｍ以下


●シーリングタイプたて目地幅



30㎜8.3ｍを超え10ｍ以下

30㎜7.1ｍを超え8.5ｍ以下

（注）特注色の場合は、日塗工番号明度区分に従い目地幅を設定してください。

※１　シーリングタイプたて目地幅表を参照してください。※２　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。※３　水切（土台部）とハットジョイナーRZの取り合いに吹き上げ防止シーリングを施工してください。　　　詳しくはP130を参照してください。

単位：㎜

81

50

100

12

37 16 37

90

2512.5 12.5

100

5050ハットジョイナーRZ








目地キャップ




□100×100×2.3以上

胴縁芯

シートテクス


●たて目地部納まり（ふかしタイプ）単位：㎜

※１　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。※２　水切（土台部）とハットジョイナーRZの取り合いに吹き上げ防止シーリングを施工してください。　　　詳しくはP130を参照してください。

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

82

出隅角50カバー



□100×100×2.3以上







出隅角50下地

シートテクス

50

3

70 25

100

胴縁芯

胴縁芯

8

39

6


●出隅部納まり（出隅角下地＋出隅角カバー）単位：㎜

83






□100×100×2.3以上

出隅捨板

シートテクス





11

50

100胴縁芯

胴縁芯

100

80 16 25

121

38

80



7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

84

≧20シーリング（別途工事）



（納まりは目地タイプにより異なります）

かん合部パッキンRZ捨てシーリング



柱材

出隅捨板







□100×100×2.3以上







シーリング（別途工事）カバープレート

目地キャップ

シートテクス




横走り防止

シーリング※2

横走り防止

シーリング※2



横走り防止

シーリング※2

胴縁芯

胴縁芯



90

12

50

100

Ｙ

Ｘ

25～30※1

12.5̃15 12.5̃1537

16

37

90 25

12.5

12.5

100

50

100

50

50

50

※Ｘ＋Ｙ＝900～1,800㎜・Ｘ≧200㎜かつＹ≧200㎜

※１　シーリングタイプのたて目地幅はP81を参照してください。※２　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。

●ふかしタイプ納めの例

●シーリングタイプ納めの例

●出隅部納まり（Ｌ型出隅）単位：㎜

85

25

50

100

胴縁芯

胴縁芯

胴縁芯

胴縁芯

150

150

74

25





□100×100×2.3以上


入隅捨板35-50




●入隅部納まり（シーリング）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

86

11

胴縁芯

胴縁芯

25

75

150

150

胴縁芯

胴縁芯

50

100

5

121

25

16

80

入隅捨板35-50



□100×100×2.3以上








入隅カバー

シートテクス



87

フラッシング（上）GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上

シール受けGL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上パネル箱折りに干渉しない長さで納めてください。（スタータRZ50を取り付けてからシール受けを留め付けてください。）

フラッシング（下）GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上

フラッシング（横）GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上

15

35

20

H

50 100

215

45

≧15

10

≧100

20

29

600・Ｎ／900・Ｎ

10

10

≧100

Ｗ

25

50

100

50

フラッシング（上）（現場加工）※2

□100×100×2.3以上





フラッシング（下）（現場加工）※2



PAN419

バックアップ材（別途工事）シーリング（別途工事）


PAN419

シール受け（現場加工）

スターターRZ50

シートテクス


パネル下端

仮想目地上端

□100×100×2.3以上

耐火ヴァンドRZ50かん合部パッキンRZ







後付水切（別途工事）額縁（別途工事）


フラッシング（横）（現場加工）※2

●サッシ部納まり（RCサッシの例）単位：㎜

※１　横走り防止シーリングの打ち方についてはP139～P140を参照してください。※２　各フラッシングの施工手順についてはP151～P152を参照してください。

平面図

断面図

88

フラッシング（下）端部立ち上げ加工イメージ図

353535

シーリングを充填し止水




シール受け（現場加工）（通しで取り付け）



後付け水切（別途工事）





窓上

窓下

単位：㎜

●サッシ部納まり（RCサッシの例　シーリング詳細）

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

89

ｈ※

50 100□100×100×2.3以上







90


10050





□100×100×2.3以上

●ケラバ部納まり単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

91

7－3　耐火ヴァンドRZ75V

93

94

95

96

97

98

99

100

101

102

103

104

納まり部位




RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理しない場合）

RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理しない場合）

RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理する場合）

RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理する場合）

軒先部納まり


スチールドア部納まり

スチールドア部納まり　シーリング詳細

たてつなぎ部納まり

頁

92

笠木部

腰水切部

75 100

40

90

872

21

24

5

15 80

40

90

872

21

24

5

15 80

5

□100×100×2.3以上

GL水切90


スターターRZ-V


テクスビスPAN419

パネル下端

胴縁下端


GL水切90


スターターRZ-V


水抜きパイプ（別途工事）※3

流れ込み防止シーリング※2




パネル下端

胴縁下端

吹き上がり防止シーリング※1


専用ビスTWL690R





□100×100×2.3以上


□100×100×2.3以上


●笠木、水切部納まり単位：㎜



てください。


てください。

※１　パネル上部には必ず吹き上がり防止シーリングを施してください。　　　吹き上がり防止シーリングは、シーリング（別途工事）とつながる位置に打ってください。※２　表面止水納まりを選定した場合は、必ず流れ込み防止シーリングを施してください。※３　水抜きパイプはたて目地下部に適宜配置してください。（注）　吹き上がり防止シーリング、流れ込防止シーリングの打ち方についてはP163を参照してください。

○土台水切部の納まりは建物の用途、立地条件、気象条件などを考慮して選定してください。

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

93

145

75

100

104

45

胴縁芯

胴縁芯

16 25

100

11

45

5




専用ビスTW5100


出隅捨板

□100×100×2.3以上

シートテクス

パネル本体現場切断加工

出隅カバー75

アルミテープ


94

121

25

16

80

75

100

11

胴縁芯

胴縁芯

胴縁芯胴縁芯

55

115

190

190

25

10





□100×100×2.3以上

入隅捨板35-50


アルミテープ

シートテクス


入隅カバー


7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

95

サッシ両端部のシーリング処理

H

20.5

20

75

30

2 ≧15

10

≧100

50

75 100

4010

14

15

90

10

≧100


□100×100×2.3以上







テクスビス　PAN419専用ビス　TWL690R


シートテクス

専用ビスTWL690R




スターターRZ-V

パネル下端

注：サッシ両端部は奥までシーリング材を

充填する

パネル切断部表面鋼板

折り曲げ加工


Ｗ

75

100

204075用見切材（現場加工）※2

アルミテープバックアップ材（別途工事）



ボンドブレーカー（別途工事）パネル本体現場切断加工

PAN419




（現場加工）


□100×100×2.3以上専用ビス　TW5100

平面図

断面図フラッシング（上）※2




75用見切材※2

本体同色GL鋼板現場加工ｔ＝0.5



●RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理しない場合）

※１　パネル上部には必ず吹き上がり防止シーリングを施してください。※２　各現場加工品の施工手順についてはP169～P170を参照してください。

単位：㎜

96

窓下

窓上

50

≧45

≧45

50かん合部下側はシーリング材を充てんしない


75用見切材（現場加工）

パネル切断部表面鋼板折り曲げ加工

かん合部下側はシーリング材を充填しない※3

サッシ上角部はシーリング材を奥まで充てん

シーリング（別途工事）見切材上端部折り曲げ加工


吹き上がり防止シーリング



見切材下端部折り曲げ加工




窓上隅部

窓下隅部

※３　かん合目地下部は、ビス打ち部に浸入した水を排水するため、シーリングを充てんしないでください。

●RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理しない場合）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

97

平面図





75用見切材※4




H

20.5

20

75 100

Ｗ

75

100

2040

75

30

2 ≧15

10

≧100

4010

14

15

90

10

≧100








PAN419専用ビス　TWL690R



シートテクス

専用ビスTWL690R

水抜きパイプ（別途工事）※３

シーリング（別途工事）かん合部パッキンRZ

バックアップ材（別途工事）流れ込み防止シーリング※2




スターターRZ-V

パネル下端


アルミテープ


シーリング（別途工事）ボンドブレーカー（別途工事）


PAN419



フラッシング（横）

（現場加工）※4捨てシーリング

□100×100×2.3以上専用ビス　TW5100

□100×100×2.3以上

単位：㎜●RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理する場合）

※１　パネル上部には必ず吹き上がり防止シーリングを施してください。※２　パネル下部と水切やサッシ上部との取り合いをシール納めとする場合は、必ず流れ込み防止シーリングを施し

てください。※３　水抜きパイプはたて目地下部に適宜配置してください。※４　各現場加工品の施工手順についてはP169～P170を参照してください。

98

窓下

窓上




流れ込み防止シーリング




見切材上端部折り曲げ加工









窓上隅部

窓下隅部

●RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理する場合）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

99

75 100



□100×100×2.3以上






100

10075






専用ビスTWL690R

□100×100×2.3以上

単位：㎜

●ケラバ部納まり

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

101

平面図

断面図フラッシング（上）GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上


75用見切材本体同色GL鋼板現場加工ｔ＝0.5

75 100

20

20.5

≧100

10

5

Ｈ

15

75

100

Ｗ

10

≧100

20 40

40

14

90

10

15

フラッシング（上）（現場加工）


ドア枠（別途工事）

スターターRZ-V



かん合部パッキンRZ流れ込み防止シーリング※1 専用ビス

TWL690R

パネル下端



PAN419






シーリング（別途工事）バックアップ材（別途工事）


C100×50×20×2.3以上

□100×100×2.3以上

PAN419

アルミテープ


フラッシング（横）（現場加工）


防水パッキン10×10防水パッキン10×10

※１　パネル下部と水切やサッシ上部との取り合いをシール納めとする場合は、必ず流れ込み防止シーリングを施してください。

※２　水抜きパイプは、たて目地下部に取り付けてください。（注）スチールドア上をシール処理しない場合P96の「RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理しない場合）を

参照してください。

単位：㎜

●スチールドア部納まり

102



GL水切90





ドア枠


ドア枠

●スチールドア部納まり　シーリング詳細

ドア上隅部

土台水切部

単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

103

9060

27

15

75 100

22

5

100

60

14

16

15

100°

100

6.5


吹き上がり防止シーリング※2かん合部パッキンRZ

PAN419


スターターRZ-V 耐火被覆

ロックウール吹付け（別途工事）※1


PAN419


中間水切（現場加工）

パネル下端

胴縁芯

シートテクス

C100×50×20×2.3以上

C100×100×2.3以上


中間水切GL鋼板現場加工ｔ＝0.5以上

単位：㎜

●たてつなぎ部納まり

※１　1時間耐火仕様以上としてください。※２　吹き上がり防止シーリングはシーリング（別途工事）とつながるように打ってください。

104

7－4　耐火ヴァンドRZ50V

106

107

108

109

110

111

112

113

114

115

116

117

納まり部位




RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理しない場合）

RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理しない場合）

RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理する場合）

RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理する場合）

軒先部納まり


スチールドア部納まり

スチールドア部納まり　シーリング詳細

たてつなぎ部納まり

頁

105

〔標準納まり〕〔表面止水納まり〕腰水切部

笠木部

50 100

15

40

65

21

70

21

80

105

15

40

65

21

21

80

105

5


スターターRZ-V


GL水切65



スターターRZ-V


GL水切65

テクスビス　PAN419












□100×100×2.3以上




パネル下端

胴縁下端

□100×100×2.3以上

□100×100×2.3以上

パネル下端

胴縁下端



てください。


てください。

※１　パネル上部には必ず吹き上がり防止シーリングを施してください。　　　吹き上がり防止シーリングは、シーリング（別途工事）とつながる位置に打ってください。※２　表面止水納まりを選定した場合は、必ず流れ込み防止シーリングを施してください。※３　水抜きパイプはたて目地下部に適宜配置してください。（注）吹き上がり防止シーリング、流れ込防止シーリングの打ち方についてはP163を参照してください。

○土台水切部の納まりは建物の用途、立地条件、気象条件などを考慮して選定してください。

●笠木、水切部納まり単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

106

45

11

45

胴縁芯

胴縁芯

100

5

50

100

80 16 25

121

出隅捨板








□100×100×2.3以上

アルミテープ

シートテクス


107

≧20

11

胴縁芯

胴縁芯

170

170

≦100

胴縁芯

胴縁芯

50

100

10 60

121

25

16

80


入隅捨板35-50

アルミテープ

□100×100×2.3以上


シートテクス

入隅カバー






7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

108

サッシ両端部のシーリング処理

H

230

50

≧15

20

21

50

50 100

4010

14

15

65

Ｗ

2040

100

50

10

≧100

10

≧100






PAN419


シーリング（別途工事）水抜きパイプ（別途工事）

スターターRZ-V


シートテクス


パネル下端


かん合部パッキンGX吹き上がり防止シーリング※1

注：サッシ両端部は奥までシーリング材を

充填する

パネル切断部表面鋼板

折り曲げ加工

□100×100×2.3以上


専用ビス TW570

PAN419



□100×100×2.3以上


アルミテープパネル本体現場切断加工





フラッシング（横）（現場加工）※2フラッシング（横）（現場加工）※2

平面図





50用見切材※2




●RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理しない場合）

※１　パネル上部には必ず吹き上がり防止シーリングを施してください。※２　各現場加工品の施工手順についてはP171～P172を参照してください。

単位：㎜

109

窓下

窓上






かん合部下側はシーリング材を充てんしない




かん合部下側はシーリング材を充填しない※3

サッシ上角部はシーリング材を奥まで充てん






50

≧45

50≧45

窓上隅部

窓下隅部

※３　かん合目地下部は、ビス打ち部に浸入した水を排水するため、シーリングを充てんしないでください。

●RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理しない場合）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

110

H

20

21

50

50 100

230

50

≧15

4010

14

15

65

10

≧100

10

≧100

Ｗ

2040

100

50






PAN419


シーリング（別途工事）水抜きパイプ（別途工事）

スターターRZ-V


シートテクス


パネル下端








□100×100×2.3以上


専用ビスTW570

PAN419



□100×100×2.3以上


アルミテープ







フラッシング（横）（現場加工）※4フラッシング（横）（現場加工）※4

平面図




GL鋼板現場加工ｔ＝0.35 以上

50用見切材※4



GL鋼板現場加工ｔ＝0.35 以上

※１　パネル上部には必ず吹き上がり防止シーリングを施してください。※２　パネル下部と水切やサッシ上部との取り合いをシール納めとする場合は、必ず流れ込み防止シーリ

ングを施してください。※３　水抜きパイプはたて目地下部に適宜配置してください。※４　各現場加工品の施工手順についてはP171～P172を参照してください。

●RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理する場合）単位：㎜

111

窓下

窓上

















窓上隅部

窓下隅部

●RCサッシ部納まり　シーリング詳細（サッシ上をシール処理する場合）単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

112

50 100


□100×100×2.3以上


吹き上がり防止シーリング※





113

10050


□100×100×2.3以上






単位：㎜

●ケラバ部納まり

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

114

□100×100×2.3以上


スターターRZ-V


PAN419




パネル下端





フラッシング（上）（現場加工）




パネル本体現場切断加工シーリング（別途工事）





フラッシング（横）（現場加工）


アルミテープ

C100×50×20×2.3以上 □100×100×

2.3以上

PAN419

50 100

Ｈ

20

21

5

15

40

14

Ｗ

20 4050

100

65

10

15

≧100

10

10

≧100

防水パッキン10×10防水パッキン10×10

※１　パネル下部と水切やサッシ上部との取り合いをシール納めとする場合は、必ず流れ込み防止シーリングを施してください。

※２　水抜きパイプはたて目地下部に適宜配置してください。（注）スチールドア上をシール処理しない場合P109の「RCサッシ部納まり（サッシ上をシール処理しない場合）」

を参照してください。

フラッシング（上）GL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上


50用見切材本体同色ＧＬ鋼板現場加工ｔ＝0.5

平面図

断面図

単位：㎜

●スチールドア部納まり

115




ドア枠




GL水切65


ドア枠

●スチールドア部納まり　シーリング詳細

ドア上隅部

土台水切部

単位：㎜

7

納まり参考図

RZ

75

RZ

50

RZ

75

V

RZ

50

V

116

65

5

60

10

15

21

60

11

100

100

100°

14

31

15

50 100




かん合部パッキンGX


テクスビスPAN5×19以上

スターターRZ-V


耐火被覆※1

ロックウール吹付け（別途工事）

胴縁芯

C100×50×20×2.3以上

C100×100×2.3以上

シートテクス

PAN419

中間水切り（現場加工）

パネル下端


単位：㎜

●たてつなぎ部納まり

※１　30分耐火仕様以上としてください。※２　吹き上がり防止シーリングはシーリング（別途工事）とつながるように打ってください。

中間水切本体同色GL鋼板　t=0.5

117

発注と荷受け P118

パネル本体施工の要領（よこ張り） P125

パネル本体施工の要領（たて張り） P154

シーリング P174

補修･メンテナンスについて P175

8

9

10

11

12

発注と荷受け8

アイジーヴァンド

主体工事

設計施工図承認発注パネル製作納品

基礎工事鉄骨工事屋根工事建具工事パネル工事

鉄骨、屋根、建具工事の工程や納まりなどとのすりあわせが重要です。

8－2　施工図の作成

8－1　パネル工事までの流れ

施工図が必要です。

施工図はアイジーヴァンド取り扱い店が作成します。

8－4　納期納期につきましては、弊社担当営業に都度ご確認ください。

8－3　発注・元請けや設計事務所の承認を得てから、承認図を基に必要量を確定し発注してください。

・納期は厳守願います。

・納期変更は原則としてお断り致します。

・十分な予備パネルを発注してください。

・追加発注に応じられない場合がございます。あらかじめご了承ください。

・面分け出荷をご希望される場合、発注時にお申し付けください。

・付属品など関連部材も合わせて発注してください。

・ご不明な点は弊社担当営業にお問い合わせください。 8

発注と荷受け

118

8－5　準標準色・特注色・防汚仕様について（表面材のみ）

■その他部材

〔パネル本体同色コイル〕厚さ：0.5㎜、6m／巻

○詳しくは弊社担当営業までお問い合わせください。

(本体・付属品とも）

■納品までの流れ

色のご指定1 承認用色提示2 承認板授受3 4

色見本から決定ご注文明細・ご承認

：特注色の場合：準標準色・防汚仕様の場合

承認用色見本板（承認板）製作本体・付属品製造

1 2納品

5

3

板幅：パネル本体の働き幅が600㎜品の場合 747㎜

　　　パネル本体の働き幅が900㎜品の場合 1047㎜

準標準色は標準色以外から選択いただけますよう設定したカラーラインナップです。

特注色は承認板の授受にてご承認いただいてからのご発注となります。

防汚仕様は標準色にのみ設定したオプションです。準標準色、特注色に防汚仕様の設定は

ありません。

準標準色、特注色及び、防汚仕様は表面材のみの設定です。

・準標準色、特注色及び、防汚仕様ともに1色1品種につき数量1,000m2以上からのご発

注となります。

・準標準色、特注色は表面材のみの設定です。

・特注色は、「日本塗料工業会」の色票番号でのご指定をお願い致します。

・特注色は、メタリック色など対応できない色がありますので、あらかじめご了承ください。

・特注色のフッ素樹脂塗装色については、色が出にくい場合があります。

・特注色の色見本製作は、色のご指定後3週間程度です。

・特注色については、色決定に際し、承認板の授受をさせていただきます。

・追加注文に対応できないことがありますので、予備パネルを多めに注文してください。

・付属品もパネル本体と同時に注文してください。

・付属品には準標準色、特注色及び、防汚仕様に対応できない種類があります。注意し

てください。

・価格は弊社担当営業にご相談ください。

・納期につきましては、弊社担当営業に都度ご確認ください。

119

合板敷き

フイルム梱包

梱包幅650／950㎜

最大高さ800㎜

商品長さ

8－6　パネル本体工事前の確認事項

8－6－2　足場の確認

・壁つなぎは、パネルたて目地芯に配置することをおすすめします。

・巻き上げウインチを設置する場合、設置場所を確認してください。

・クレーンなどでつり込む場合、つり込みが可能かどうか確認してください。

8－6－3　関連工事の確認

・サッシやシャッターの枠類は先付けです。

・布基礎などとの取り合いに問題がないか確認してください。

8－7－1　荷姿

最大段数耐火ヴァンドRZ75／75V＝10段耐火ヴァンドRZ50／50V＝14段

（注）　梱包荷姿は、上記最大段数または最大重量 1,500 ㎏の制限の範囲で現場納入条件並びに、受注明細により決定します。

クッション材

パネル本体

合板

合板

8－7　搬入

・アイジーヴァンドは『現場車上渡し』です。荷受け側でクレーンなど荷下ろし用機

械を用意してください。

・仮置き場所はあらかじめ確保してください。

・納品内容と伝票が一致しているか確認してください。

8－6－1　胴縁の確認

・パネル本体取り付けに必要な胴縁が正しく配置されているか確認してください。

（専用ビスの効く下地材ｔ≦3.2㎜）

・パネル本体を取り付ける胴縁の不陸（出入り）により、仕上がりの意匠に影響が出

る場合があります。隣り合う胴縁の不陸は3㎜以内に抑えてください。また、胴縁同

士のつなぎ目は不陸が無いようにしてください。

・パネル本体取り付け部分にボルトなどの突起物がないか確認してください。

8

発注と荷受け

120

・安全基準などに準じてください。

・法定資格のない人は、絶対にクレーン操作、玉掛け作業をしないでください。

・荷下ろしにはナイロンスリングを使用してください。

・しぼり防止材や保護材で商品の破損を防止してください。（例１）

・保護材はしぼり防止材同様に現場手配としていただくか、同送の当て木をご利用ください。

・長尺品は３点吊りを推奨します。（例２）

・吊り具類は現場手配となります。

8－7－2　荷下ろし

ナイロンスリング

しぼり防止材（現場手配）

保護材（現場手配）または、当て木

（例1）

吊り具

ナイロンスリング

しぼり防止材（現場手配）

保護材（現場手配）または、当て木

（例2）

121

・屋外保管のときは、養生シートなどで雨水が入らないようにしてください。

・梱包内に水が入ったらすみやかに除去してください。放置するとさびが発生しやすくなります。養生シート

8－7－3　保管方法

・リン木を敷いてください。

・重ねるときは２段までとしてください。

・不整な地面に置かないでください。

■良い例

■悪い例

1ｍ以下

150㎜以上

当て板リン木

リン木の配置が悪い直置き湿気を吸って商品が傷みます

火気の近く塗装が傷み火災の危険があります

凹凸が大きい

リン木の位置と下敷き合板のつなぎ位置が重なっている

傾斜している傾斜している

リン木の位置は下敷き合板のつなぎ目から150㎜以上はなす

当て板には300㎜程度に切断した構造用合板などを使用してください

8

発注と荷受け

122


900幅

1 2

2人以上

3人以上 4人以上 5人以上600幅 2人以上

3人以上 4人以上 5人以上 6人以上

3 4 5 6 7 8 9m

横　抱　え平抱え禁止

・運搬に必要な人数は下表を目安にしてください。

・横抱えで運搬してください。

・パネル本体端部の薄肉部を持たないでください。

・荷くずれには十分に注意してください。

8－8－2　パネル本体の運搬

8－8　取り扱い注意事項

8－8－1　開梱時

123

・パネル本体を引きずらないでください。キズが付きます。

・パネル本体に乗らないでください。キズが付きます。

・静電気が帯電しているおそれがありますので、取り扱いには十分に注意してください。

・パネル本体を置くときには衝撃を与えないでください。

・硬くて尖ったものや、硬い角のあるものに載せないでください。

・パネル本体の小運搬時には、コロやローラーなどを使用しないでください。パネル本体表面が

　変形するおそれがあります。

・長いパネル本体を一人で扱うと破損するおそれがあります。

　適正な人数で取り扱ってください。

9

パネル本体施工の要領

（よこ張り）

124

パネル本体施工の要領（よこ張り）

専用ビス使用部位


TWL665RN TW570


TWL690R TW5100

パネル本体取り付け用

表面役物取り付け（パネル本体脳天打ち）

9

墨出し

水切取り付け

スターター取り付け

クリーニング


工事完了

ハットジョイナー取り付け ①

出隅捨板、出隅角下地入隅捨板取り付け

フラッシング（横）（上）②

〔たて目地部の納めが「ふかしタイプ」の場合〕

パネル本体取り付けセラミックファイバーフラッシング（下）かん合部パッキンRZ横走り防止シーリングカバープレート取り付け目地キャップ取り付け

⑤⑥

③④

⑦出隅カバー、出隅角カバー、入隅カバー取り付け

納め方必要部材手順

出隅カバー

出隅角カバー

出隅捨板出隅カバー（出隅カバージョイント）

出隅角下地出隅角カバー（出隅角カバージョイント）

②⑦

②⑦

本体出隅出隅捨板Ｌ型出隅コーナーパネル

②③

入隅カバー入隅捨板入隅カバー（入隅カバージョイント）

②⑦

シーリング納め

入隅捨板 ②

シーリングタイプ

ハットジョイナーセラミックファイバー

①③

ふかしタイプ

〔サッシ横〕フラッシング（横）

フラッシング（上）

フラッシング（下）（後付水切・別途工事）

〔サッシ上〕

〔サッシ下〕

ハットジョイナーセラミックファイバーカバープレート目地キャップ

①③⑤⑥

②

②

④

部位

出隅部

たて目地部

入隅部

開口部

9－1　施工の準備

9－1－1　施工の手順

パネル本体取り付けセラミックファイバーフラッシング（下）かん合部パッキンRZ横走り防止シーリング

③④

〔たて目地部の納めが「シーリングタイプ」の場合〕

125

工程必要工具類調達資材

荷下ろし用クレーン吊り具、しぼり防止材ナイロンスリング運搬用治具

リン木、合板、保護材

水準器、下げ振り墨壺、スケール

墨出し

荷受け荷揚げ

パネル本体運搬

平頭ビス、防水テープシーリング材（変成シリコーン系）

各部材に適用するビスシートテクス、防水テープシーリング材（変成シリコーン系）

水切取り付けハットジョイナー取り付け捨板類取り付け

充電ドライバービス用ビット差し金、スケールコーキングガン


スターター取り付けパネル本体取り付け

出・入隅カバー取り付け捨てシーリング

カバープレート取り付け目地キャップ取り付け

チップソー、ハンマー金はさみ、つかみハケ、ブロワー防塵マスク※

パネル本体現場加工

金はさみ、つかみハンマー

板金部材現場加工

アングルカッター（アルミ用刃）

アルミ部材現場加工

ビットTWLは専用ビス（TWL690R／TWL665RN）1箱に1本付属します。

・調達資材は現場手配となります。

・電源をあらかじめ確保してくだ

　さい。

・ここに記載した以外の工具が必

　要になることもあります。

・各工具の取り扱いにつきまして

　は、それぞれの取扱説明書に従っ

　てください。

※防塵マスクは取替え式の区分2

以上を着用してください。

9－1－2　工具の準備

〔準備〕

〔加工〕

〔取り付け〕

9


（よこ張り）

126

・水切、スターター、パネル取り付け、

パネル割り付け墨出しのためのよこ墨

が必要です。

・たて目地の位置、パネルの建入りを

出すためのたて墨も必要です。

・パネル下端＝スターター下端＋1.5㎜

となります。


パネル上端

パネル下端

墨出し位置

墨出し位置

パネル下端

胴縁下端14

642／942

600／900

613／913

7510

4021

29

14

40

21

5

29

8075

46

10

9－2　墨出し

単位：㎜

9－2－1　耐火ヴァンドRZ75

127

・水切、スターター、パネル取り付け、

パネル割り付け墨出しのためのよこ

墨が必要です。

・たて目地の位置、パネルの建入りを

出すためのたて墨も必要です。

・パネル下端＝スターター下端＋1.5㎜

となります。

14

4016

10

10

50

29

613／913

642／942

600／900

14

4017

5

29

80

46

75

パネル上端

パネル下端

墨出し位置


墨出し位置

パネル下端

胴縁下端

単位：㎜

9－2－2　耐火ヴァンドRZ50

9


（よこ張り）

128

平頭以外のテクスビス不可。スターターやパネルが納まりません。

1000

GL90／GL65水切小口蓋

両面防水テープまたは、捨てシーリング

GL90／GL65水切ジョイント


平頭ビスGL水切90／65

≒2㎜

・墨に合わせて取り付けてください。

・平頭ビスで 1,000㎜間隔で取り付けてください。

・防水テープはｔ＝1.0㎜、Ｗ＝20㎜程度のものを用意してください。

単位：㎜

9－3　水切取り付け

〔水切のジョイント方法〕

※　図は右側の場合です。

〔水切小口蓋の取り付け方法〕※

129

600以下 600以下

５～20㎜あける

5～20㎜あける

ビス打ち高さすぐ上に吹上げ防止シーリング

出隅角75／50下地

平頭ビス

パネル下端と同じレベルに取り付け

入隅捨板75／35-50留め付け箇所は上中下の3ヶ所

平頭ビス平頭ビス

ビス頭シーリング

ハットジョイナーGN留め付け箇所は上中下の3ヶ所


出隅捨板留め付け箇所は上中下の3ヶ所

平頭ビス



下端部に小口フタ

５～20㎜あける５～20㎜あける

単位：㎜

9－4　捨板取り付け

9－4－1　たて目地部・入隅部

・必要に応じて墨出しをしてください。

・水切奥面（勾配天端）から5～20㎜上げて取り付けてください。

・取り付けには平頭ビスを使用し、なべ頭ビスなどの頭の大きなものは使用しないでください。

・留め付けビスのビス頭はシーリングで防水してください。（P132参照）

9－4－2　出隅部〔出隅角カバーの場合〕〔出隅カバー・Ｌ型出隅の場合〕

立ち上がり際部を平頭ビスで留め付けてください。小口フタが付いている方が下側になります。

9


（よこ張り）

130

長さ50㎜以上端部切り落とし

防水テープ貼り付け

防水パッキン50㎜以上除去



ロックウール50㎜以上除去


リブ中央に切り込みを入れる

両端のアダ折りを起こす

両端のアダ折りを戻す

ロックウール50㎜以上除去


リブ中央に切り込みを入れる




防水パッキン除去＋防水テープ貼り付け


30㎜30㎜

■捨板類のジョイント方法

〔ハットジョイナーRZのジョイント方法〕

・捨板類のたてつなぎは50㎜以上重ねてください。

・出隅角下地の小口フタ付き側が下になります。

○その1下のハットジョイナーの表側に50㎜以上重ねてジョイントしてください。つなぎのアダ折り部に防水テープを貼り付けてください。

○その2下のハットジョイナーの表側に50㎜以上重ねてジョイントしてください。

〔出隅角下地のジョイント方法〕〔出隅捨板のジョイント方法〕

下の出隅捨板の表側に50㎜以上重ねてジョイントしてください。つなぎのアダ折り部に防水テープを貼り付けてください。入隅捨板も同様です。

出隅角下地のジョイント部上下の防水パッキンをそれぞれ30㎜以上除去します。ジョイント部分に防水テープを貼り付けた後、防水パッキン10×10×100で補てんしてください。

131

【１】ビス頭をシーリング処理

■　捨板類のビス留め方法と防水処理について（出隅捨板の例）

【２】防水パッキンで補修

【３】シーリングで補修

捨板類の防水パッキンの内側を平頭ビスで留め付けた場合は、防水のためビス頭をシーリング処理してください。

捨板類の防水パッキンの上から平頭ビスで留め付けて防水パッキンがちぎれた場合、防水パッキン10×10×100で補修してください。防水パッキン10×10×100を捨板に貼り付けてある防水パッキンに重なるように貼り付けます。

捨板類の防水パッキンの上から平頭ビスで留め付けて防水パッキンがちぎれた場合、防水パッキンのちぎれた部分をシーリングで補修してください。

9


（よこ張り）

132

シール受けGL鋼板現場加工ｔ＝0.35以上

テクスビス　PAN419

GL水切90／65

スターターRZ75／50

500㎜以下


GL水切90／65PAN419

500㎜以下

窓上

張り始め

9－5　スターター取り付け

・スターターは張り始めの他、窓上など開口部にも必要です。

・スターターは「通し」で取り付けます。但し、捨板と交差する部分ではスターターを切断

します。（P134～P135参照）

・留め付けはなべ頭テクス（PAN419）などを使用してください。500㎜以下の間隔で留め

付けてください。

・スターターの留め付けにはＬ＝100㎜程度のロングビットが必要です。

〔シール受けを取り付ける場合〕

スターターを取り付けてからシール受けを通しで留め付けます。テクスビスPAN419などで1,000㎜以下の間隔で留め付けてください。

133


GL水切90／65


シール受け※

GL鋼板ｔ＝0.35以上現場加工

出隅捨板


GL水切90／65

シール受け※


※　シール受けを留め付ける場合は、パネル本体の箱折に干渉しないよう注意してください。

9－5－1　たて目地捨板との取り合い

9－5－2　出隅捨板との取り合い

9


（よこ張り）

134

入隅捨板75／35-50

シール受け※



GL水切90／65

9－5－3　入隅捨板との取り合い

※　シール受けを留め付ける場合は、パネル本体の箱折に干渉しないよう注意してください。

135

パネル本体吊りには、専用の「アイジークランプRZ型」をご用命ください。

・アイジークランプRZ型は、耐火ヴァンドRZ75とRZ50の専用

吊り具です。

　指定外の材料には絶対に使用しないでください。

　重大事故につながります。

・指定外の材料をつり上げたことによって発生した事故につい

ては、一切の責任を負いかねます。

・事故防止のため使用の前には必ず「取扱説明書」を読んでく

ださい。

・パネル本体を吊り上げる際は、付属のベルトスリング600ま

たは900をアイジークランプRZ型に取り付けて使用してくだ

さい。パネル本体の表面側が固定、裏面側が引っかけるタイ

プになっております。

特長

警告

9－6　パネル本体取り付け

9－6－1　アイジークランプRZ型

・耐火ヴァンドRZ75とRZ50のどちらにも使用できます。

・パネル本体に穴をあけずに簡単に吊り込むことができます。

・ビス締めが終了するまで、クランプで保持できますので、安全で確実な施工ができます。

・メーカーの保証とアフターサービス並びに生産物賠償責任保険付きです。同封の保証発行

確認書をメーカーに送付して、保証登録を行ってください。

　※詳しくは取扱説明書をご覧ください。

9


（よこ張り）

136


締め付けハンドル

ネジシャックル

アイジークランプRZ型

クランプ爪

押え板

フック

60°以内

アイジークランプRZ型

スリング600／900


9－6－2　パネル本体の取り付け

■パネル本体への締め付け・アイジークランプRZ型はパネル本体に対し、２個以上使用してください。・パネル本体にアイジークランプRZ型を取り付ける際は、締め付けすぎに注意してください。裏面が変形するおそれがあります。・クランプの爪がパネルビス打ち部に当たってから締め付けハンドルを1.5～2回転締め込んでください。・スリングは付属のスリング600（L＝1,300）、スリング900（L=1,900）を使用してください。・スリングをネジシャックルに固定しパネル本体の下からまわしてフックに掛けてから吊り上げてください。・締め付けハンドルを左に回すとクランプの押え板が開きます。押え板がクランプ本体にあたった後も無理に開こうとすると押え板が破損するおそれがあります。必要以上に開かないでください。

・左側パネルを施工後にたて目地部内部にセラミックファイバーを充てんし、右側のパネルを施工してください。・アイジークランプの吊り角度は60°以内としてください。・パネル本体の取り付けには、必ず専用ビスを使用してください。・専用ビスには、ビットTWLが必要です。一般の十字ビット2番は使えませんので注意してください。・足場などへの接触に注意してください。・パネル本体をかん合させる前にスリングをフックから外し、2本以上のビスを打ってからクランプを外してください。

・パネル本体を施工する場合は、施工する壁

に向かって左側から張り進めてください。

【注意！！】ビスの締め付けすぎには十分に注意してください。パネルが変形するおそれが

あります。

〔専用ビス締め付けの目安〕

専用ビスに付いている防水パッキンが潰れたら締め付けをやめてください。

137

Ｄ寸法

切粉

ハケ

9－6－3　たて目地の幅

9－6－4　切粉の除去

・たて目地の幅は納まりタイプによって

異なります。（Ｄ寸法）

　シーリングタイプ＝下表参照

　ふかしタイプ＝25㎜

・働き幅、目地幅、墨出し線があってい

るか確認してください。

・たて目地の通りを確認してください。

テクスビスから切粉が発生します。

切粉は、放置するとさびが発生しますの

で、ハケなどでその都度除去してくださ

い。

（注）特注色の場合は、日本塗料工業会色票番号明度区分に従い目地幅を設定してください。

表面色日本塗料工業会色票番号明度区分

60以上90未満

40以上60未満

目地幅

25㎜

30㎜

25㎜

30㎜

8.3ｍ以下

8.3ｍを超え10ｍ以下

7.1ｍ以下

7.1ｍを超え8.5ｍ以下


●シーリングたて目地幅表





9


（よこ張り）

138

2020

目地芯

内部に浸入




耐火ヴァンドRZ75／RZ50

水の浸入

外部への排出




水の浸入




9－6－5　横走り防止シーリング

※　裏面側の横走り防止シーリングは、捨板類の防水パッキンに接する位置に施してください。

【注意！！】納まりによってシールする位置が異なります。

シール位置が正しくないと、効果が得られませんので、十分に注意してください。

各納まり参考図で位置を確認してください。

パネルかん合部の水の横走りによる漏水を防止するために横走り防止シーリングが必要です。

シーリングは、変成シリコーン系を使用してください。

〔たて目地部：シーリングタイプの場合〕

■かん合部パッキン RZの貼り付け手順 ■たて目地部正面

①端部から20㎜の矢印の位置に貼り付ける。

②箱曲げに沿って折り曲げて貼り付ける。

③オス部先端を巻き込むように貼り付ける。

④表側はかん合部パッキンRZに沿って横走り防止シー

リングを打つ。裏側は捨板の防水パッキンの位置に

横走り防止シーリングを打つ。

139

かん合部パッキンRZ かん合部パッキンRZ





横走り防止シーリング横走り防止シーリング





セラミックファイバーセラミックファイバー

25～30 25 22.5

134

89.5

36

97 ≧10

132

≧10 ≧10

≧10

○たて目地部：シーリングタイプ ○たて目地部：ふかしタイプ

○出隅部 ○入隅部

■横走り防止シーリングの位置

○その他の納まりについては、各納まり参考図を参照してください。

【注意！！】横走り防止シーリングの位置は、納まりによって異なります。

シール位置が正しくないと効果が得られませんので十分に注意してください。


・横走り防止シーリングはパネルがかん合したときにすき間が生じないように充てんしてく

ださい。

・シーリング（別途工事）とつながる位置に打ってください。

・表面側と裏面側捨板類の防水パッキンに接する部分に横走り防止シーリングを施工してく

ださい。

・納まりタイプによって、シールする位置が異なります。

9


（よこ張り）

140

PAN419

仮水切（現場加工）

捨て笠木（現場加工）

アルミテープ（別途手配）

アルミテープ推奨メーカー

日立マクセル株式会社耐火ヴァンドRZ75 NO.8010　100×50m

耐火ヴァンドRZ50 NO.8010　75×50m

品番

9－6－6　施工途中の養生

・しん材の吸水防止のため施工途中のパ

ネル上部は仮水切などでカバーしてく

ださい。

・パラペット部は、パネル本体施工後す

みやかに捨て笠木を取り付けてくださ

い。

・開口まわり、笠木下などでパネル本体

を切断した場合は、アルミテープで切

断面をカバーしてください。

141

35

35


ハットジョイナー RZ



単位：㎜

9－7　たて目地材取り付け9－7－1　シーリングタイプ

・たて目地に交差するよこ目地にもシーリングをしてください。

9


（よこ張り）

142

目地キャップジョイント

マスキングテープ


目地キャップ

シートテクス

≒2㎜

600

600


シートテクス

目地キャップ




TW5100／TW570



防水テープ（片面タイプ）

TW5100／TW570

〔カバープレートのジョイント方法〕

〔目地キャップのジョイント方法〕

ジョイント部に幅50㎜程度の防水テープを貼り付けてください。

9－7－3　ふかしタイプ

・カバープレートの取り付け位置に墨出ししてください。

・カバープレートは600㎜間隔で、左右交互に留め付けてください。

・カバープレートのつなぎ部分では、左右にテクスビスを打ってください。

・目地キャップ取り付け位置に墨出ししてください。

・目地キャップは600㎜間隔で留め付けてください。

・目地キャップのつなぎ部分では、上下にビスを打ってください。

単位：㎜

143



シートテクス

出隅カバー75／35-50ジョイント

≒２㎜




出隅カバー75／35-50

1000以下

シートテクス

1000以下

500以下



出隅捨板

9－8　出隅、入隅部納まり

〔出隅カバーのジョイント方法〕

9－8－1　出隅、入隅カバーの取り付け

・出隅カバーの取り付け位置に墨出ししてください。

・出隅カバーは1,000㎜以下で歪みの無い程度で、左右交互に留め付けてください。

・出隅カバーのつなぎ部分では、左右にテクスビスを打ってください。

・入隅カバーの取り付けも同様に行ってください。

単位：㎜

9


（よこ張り）

144



出隅角75／50カバー

ジョイント

≒２㎜シートテクス

1000以下

1000以下

35

500以下

出隅角75下地／50下地


出隅角75／50カバー




シートテクス

単位：㎜

〔出隅角カバーのジョイント方法〕

・出隅角カバーは1,000㎜以下で歪みのない程度で、左右交互に留め付けてください。

・出隅角カバーのつなぎ部分では、左右にテクスビスを打ってください。

9－8－2　出隅角カバー取り付け

145

あて板

養生テープ等

働き幅の2／3以上2 アルミテープ


日立マクセル株式会社NO.8010 100㎜×50m

75㎜×50m

品番

9－9　パネル本体現場加工9－9－1　切断・切り欠き

・欠き込んだパネル本体は破損しやすくなります。取り扱いには十分に注意してください。

・欠き込んだパネル本体を吊り込むときは、破損防止のために、当て板を当てるなどして、

補強してください。

・欠き込んだ残りの幅が、働き幅の2/3以上となるようにしてください。

・切断や切り欠き加工するところには、あらかじめ養生テープなどを貼って傷付きを防止し

てください。

・切断作業従事者は防塵マスクの使用を推奨します。

・開口まわり、笠木下などでパネル本体を切断した場合は、アルミテープで切断面をカバー


NO.8010



9


（よこ張り）

146

合計する


穴をあけないでください。

穴をあけたら補強してください。

穴をあけたら補強してください。

屋外側屋内側

100

35

35

100

100

52

64

100

10

・かん合部は、気密性、防水性、耐火性を保つためパッキンなどが入っておりますので、屋内

側よこ目地より上35㎜、下35㎜の範囲内（　　　　の部分）には穴をあけないでください。

・上記寸法より、よこ目地上側100㎜と下側100㎜の範囲内（　　　　の部分）にはなるべく

穴をあけないでください。パネル本体の強度が低下し風荷重により変形した場合、目地が

開く可能性が大きくなります。やむを得ず穴をあける場合は下地材を追加し、補強してく

ださい。

単位：㎜

・１枚のパネル本体にあけた穴の大きさを水平方向で合計した値が、パネル本体長さの1／3

以内になるようにしてください。（重なり部分は重複して加える必要はありません）

　1／3を超える場合は、パネル本体が「く」の字に折れないように中間部に外側からパネル

本体をテクスで脳天打ちする（下地が必要になります）などの補強をしてください。

・丸穴が連続しているような場合や、横長で長方形の穴の場合は、その全長が60㎝を超えな

いようにしてください。

9－9－2　穴あけ加工

■かん合部への穴あけ

■穴の大きさ〔水平方向〕

147

C

D

室内側のよこ目地


下地材下地材



Ｂの直径

Ｂの直径

E

F

B

A

F

E

D

C

B

A 垂直断面の欠損は、Bの縁より

水平方向でBの直径以内の範囲

にあいている穴（A、C、D）

を対象として計算します。

・対象範囲内の穴の大きさを

垂直方向で合計してくださ

い。重なり部分は重複して

加える必要はありません。

・同様にFなど他の穴について

も計算し、欠損が最大にな

る値を採用してください。

高さ13ｍ以上の壁面・・・・・・20㎝まで

高さ13ｍ未満の壁面・・・・・・30㎝まで

〔垂直方向〕

パネル本体１枚、下地材スパン１つにおいて、垂直断面の欠損は下記のようにしてださい。

これ以上の穴をあける場合は、下地材を付加するなどの補強をしてください。

【注意！！】パネル本体を加工（切断・切り欠き・穴あけなど）する際、ジグソーなど振動

の大きな工具は表面鋼板の剥離を招くおそれがあります。チップソーやホール

ソーなどを使用してください。また加工後は切断粉を十分に除去してください。

水平方向の穴の大きさを比較

穴Ｂの範囲　　　　　　　穴Ｆの範囲

（Ａ、Ｂ）＋（Ｃ、Ｄ）＞（Ｅ）＋（Ｄ、Ｆ）

以上より、穴Ｂの範囲の方が大きいので穴Ｂについて下地材の補強を検討します。

〔欠損範囲の比較〕9


（よこ張り）

148



シール受け

フラッシング（下）（3分割）

15

71

≧15

210

≧100

≧100

10

15

60

20

9－10　開口まわり（フラッシングの加工と取り付け手順）9－10－1　耐火ヴァンドRZ75　RCサッシの場合（P75参照）

※１　スターターRZ75を取り付けし、シール受けをビス留めしてからパネル本体を施工してください。※２　パネル本体施工の際は、かん合部パッキンRZと横走り防止シーリングを施工してください。（注）各フラッシングとシール受けはGL鋼板ｔ＝0.35以上で現場加工してください。

①フラッシング（横）

②フラッシング（上）

③スターターRZ50

④シール受け※1

サッシ下パネル取り付け※2

■施工の手順

⑤-1 フラッシング（下）両端部

⑥後付水切（別途工事）

サッシ上パネル取り付け※2

⑤-2 フラッシング（下）中央部

シーリング（別途工事）（水抜きパイプ設置）

サッシ横パネル取り付け※2

149

サッシ下パネルを取り付けた後、フラッシング（横）の外側からスライドさせてフラッシング（下）端部を入れ込みます。

フラッシング（下）（3分割）3分割したフラッシング（下）の両端を先に取り付けてから中央部を取り付けます。捨てシーリングを施してから重ねてください。オス部先端にシートテクスで留め付けてください。

②

③

①

①

④

⑥

⑤-1

⑤-1

⑤-2

シール受け取り付け

フラッシング（下）端部の取り付け

100

10

71

15

≧15

10

100

30 15

側面立上げ


フラッシング（上）とフラッシング（横）の重なり部分は両面防水テープまたはシーリングで防水

コーナー部は曲げ返し

アルミサッシ上枠

スターターRZ75

シール受け

各フラッシングと額縁の取合いシーリング充てん

排水を誘導するために防水パッキン10×10を斜めに貼り付ける

シーリングで防水

後付水切裏側とフラッシング（下）の取り合いにシーリング充てん

フラッシング（下）に合わせて切り欠き加工



シール受け

PAN4×19

スターターRZ75

シール受け

防水パッキン10×10貼り付け




フラッシング（下）端部

9


（よこ張り）

150



シール受け

フラッシング（下）（3分割）

10

10

15

35

20

45

15

≧15

2

≧100

≧100

9－10－2　耐火ヴァンドRZ50　RCサッシの場合（P88参照）

※１　スターターRZ50を取り付けし、シール受けをビス留めしてからパネル本体を施工してください。※２　パネル本体施工の際は、かん合部パッキンRZに加えて、横走り防止シーリングを施工してください。（注）各フラッシングとシール受けはGL鋼板ｔ＝0.35以上で現場加工してください。



③スターターRZ50

④シール受け※1

サッシ下パネル取り付け※2

■施工の手順

⑤-1 フラッシング（下）両端部

⑥後付水切（別途工事）

サッシ上パネル取り付け※2

⑤-2 フラッシング（下）中央部


サッシ横パネル取り付け※2

151

サッシ下パネルを取り付けた後、フラッシング（横）の外側からスライドさせてフラッシング（下）端部を入れ込みます。

フラッシング（下）（3分割）3分割したフラッシング（下）の両端を先に取り付けてから中央部を取り付けます。捨てシーリングを施してから重ねてください。オス部先端にシートテクスで留め付けてください。

②

③

①

①

④

⑥

⑤-1

⑤-1

⑤-2

100

10

45

15

≧15

10

100

30 15

側面立上げ


フラッシング（上）とフラッシング（横）の重なり部分は両面防水テープまたはシーリングで防水


アルミサッシ枠

シール受け

各フラッシングとサッシの取り合いに捨てシーリング




後付水切裏側とフラッシング（下）の取り合いにシーリング充てん

フラッシング（下）に合わせて切り欠き加工

スターターRZ50



防水パッキン10×10貼り付け

スターターRZ50

シール受け

PAN4×19

シール受け


フラッシング（下）端部


シール受け取り付け

フラッシング（下）端部の取り付け

9


（よこ張り）

152

45

当たる

切断加工切断加工

当たる

切断加工

切断加工

○上段のパネル本体が長い場合、下段のパネル本体のオス側箱折を切断してください。

凹凸が発生パネル本体裏面に直接吹き付け

○下段のパネル本体が長い場合、上段のパネル本体のメス側箱折を切断してください。

9－11　その他

【注意！！】

パネル本体裏面に現場発泡ウレタンなどを直接吹き付けすると、吹き付けた

現場発泡ウレタンなどの硬化収縮の影響でパネル本体表面に凹凸が発生する

場合があります。１回あたり厚さ10㎜程度を吹き付け後硬化させ、徐々に厚

くしていくなどの対策を採ってください。

■現場発泡ウレタンについて

■箱折り部の現場加工について

153

パネル本体施工の要領（たて張り）10

10－1　施工の準備

10－1－1　施工の手順

専用ビス使用部位


TWL665RN TW570


TWL690R TW5100

パネル本体取り付け用

表面付属品取り付け（パネル本体脳天打ち）

墨出し

水切取り付け

スターター取り付け

クリーニング


工事完了

出隅捨板、入隅捨板取り付けフラッシング（横）（上）

①

パネル本体取り付け

出隅カバー、入隅カバー取り付け ③

納め方必要部材手順

出隅カバー出隅捨板出隅カバー（出隅カバージョイント）

①③

入隅カバー入隅捨板入隅カバー（入隅カバージョイント）

①③

部位

出隅部

入隅部

開口部

かん合部パッキンRZ吹き上がり防止シーリング流れ込み防止シーリングフラッシング（下） ②

〔サッシ横〕フラッシング（横）見切（現場加工）


フラッシング（下）（後付水切・別途工事）

〔サッシ上〕

〔サッシ下〕

①③

①

②

10


（たて張り）

154

工程必要工具類調達資材

荷下ろし用クレーン吊り具、しぼり防止材ナイロンスリング運搬用治具

リン木、合板、保護材

水準器、下げ振り墨壺、スケール

墨出し

荷受け荷揚げ

パネル本体運搬

各部材に適用するビスシートテクス、防水テープシーリング材（変成シリコーン系）

充電ドライバービス用ビット差し金、スケールコーキングガン（電動ウインチ）

水切取り付け捨板類取り付け

平頭ビス、防水テープシーリング材（変成シリコーン系）


スターター取り付けパネル本体取り付け

出・入隅カバー取り付け捨てシーリング

チップソー、ハンマー金はさみ、つかみハケ、ブロワー防塵マスク※

パネル本体現場加工

金はさみ、つかみハンマー

板金部材現場加工

アングルカッター（アルミ用刃）

アルミ部材現場加工

ビットTWLは専用ビス（TWL690R／TWL665RN）1箱に1本付属します。

・調達資材は現場手配となります。

・電源をあらかじめ確保してくだ

　さい。

・ここに記載した以外の工具が必

　要になることもあります。

・各工具の取り扱いにつきまして

　は、それぞれの取扱説明書に従っ

　てください。

※防塵マスクは取替え式の区分2

以上を着用してください。

10－1－2　工具の準備

〔準備〕

〔加工〕

〔取り付け〕

155

50／75

10

600／900

10

642／942

パネル仮想左端パネル左端

耐火ヴァンドRZ75V／RZ50V

墨出し位置

墨出し位置

単位：㎜

10－2　墨出し

・たて墨が必要です。

・水切、スターターなどの取り付け用レベル墨も必要です。

・目地位置とパネル先端位置は異なります。

10


（たて張り）

156

平頭以外のテクスビス不可。スターターやパネルが納まりません。

1000

GL90／GL65水切小口蓋


GL90／GL65水切ジョイント両面防水テープ

または、捨てシーリング

平頭ビスGL水切90／65

≒2㎜

・墨に合わせて取り付けてください。

・平頭ビスで1,000㎜間隔で取り付けてください。

・防水テープはｔ＝1.0㎜、W＝20㎜程度のものを用意してください。

単位：㎜

10－3　水切取り付け

〔水切のジョイント方法〕

※　図は右側の場合です。

〔水切小口蓋の取り付け方法〕※

157





入隅捨板留め付け箇所は上中下の３ヶ所

平頭ビス




出隅捨板留め付け箇所は上中下の３ヶ所

平頭ビス




5～20㎜あける5～20㎜あける

5～20㎜あける

単位：㎜

10－4　捨板取り付け

10－4－1　入隅部・出隅部

・必要に応じて墨出しをしてください。

・水切奥面（勾配天端）から5～20㎜あげて取り付けてください。

・取り付けには平頭ビスを使用し、なべ頭ビスなどの頭の大きなものは使用しないでください。

・留め付けビスのビス頭はシーリングで防水してください。（P132参照）

〔出隅捨板の場合〕〔入隅捨板の場合〕

下の出隅捨板の表側に50㎜以上重ねてジョイントしてください。つなぎのアダ折り部に防水テープを貼り付けてください。

下の入隅捨板の表側に50㎜以上重ねてジョイントしてください。つなぎのアダ折り部に防水テープを貼り付けてください。

〔出隅捨板のジョイント方法〕〔入隅捨板のジョイント方法〕

10


（たて張り）

158

窓上

パネル下端

500㎜以下

500㎜以下

GL水切90／65

PAN419

スターターRZ-V

10－5　スターター取り付け

・スターターは土台部パネル下端の他、窓上など開口部にも必要です。

・スターターは「通し」で取り付けます。但し、捨板と交差する部分ではスターターを切断

します。

・留め付けはなべ頭テクス（PAN419）などを使用してください。500㎜以下の間隔で留め

付けてください。

159

スターターRZ-V

出隅捨板

GL水切90／65

入隅捨板75／35-50

スターターRZ-V

GL水切90／65

10－5－1　出隅捨板との取り合い

10－5－2　入隅捨板との取り合い

10


（たて張り）

160

・パネル本体の取り付けには必ず専用ビ

スを使用してください。

・専用ビスにビットTWLが必要です。

　一般の十字ビット2番は使えませんの

で注意してください。

・足場などへの接触に注意してください。

・ビスの締めすぎには十分に注意してく

ださい。

10－6　パネル本体取り付け

10－6－1　パネル本体の取り付け

【注意！！】ビスの締め付けすぎには十分に注意してください。パネルが変形するおそれが

あります。

〔専用ビス締め付けの目安〕

専用ビスに付いている防水パッキンが潰れたら締め付けをやめてください。

161

10－6－2　切粉の除去

テクスビスから切り粉が発生します。

切り粉は、放置するとさびが発生します

ので、ハケなどでその都度除去してくだ

さい。

10


（たて張り）

162

シーリング（別途工事）かん合部パッキンRZ

外部へ排出


内部へ浸入

内部へ浸入

水の浸入

外部へ排出



水の浸入

10－6－3　吹き上がり防止シーリングと流れ込み防止シーリング

【注意！！】納まりによってシールする位置が異なります。

シール位置が正しくないと、効果が得られませんので、十分に注意してください。


・それぞれのシールはパネルがかん合したときにすき間が生じないように充てんしてください。

・シーリング（別途工事）とつながる位置に打ってください。

・たて目地方向に水が排出されるように傾斜をつけてシーリングを施してください。

・カバー類の外側にはみ出さないよう注意してください。

・水抜きパイプはたて目地下部に適宜配置してください。

パネルかん合部のパネル上端部に水の吹き上がりによる漏水を防止するために吹き上がり防

止シーリングが必要です。また、パネル下端部には水の流れ込みを防ぐために流れ込み防止

シーリングが必要です。

シーリングは、変成シリコーン系を使用してください。

〔パネル上端部〕

〔パネル下端部〕

■水抜きパイプの取り付け

163

仮水切（現場加工）

PAN419

捨て笠木（現場加工）

アルミテープ

パネル本体を取り付ける際の施工途中の養生は、下記のとおり行ってください。

10－6－5　施工途中の養生

・施工途中のパネル本体の吸水防止のため仮水切りなどでカバーしてください。

・パラペット部は、パネル本体施工後すみやかに捨て笠木を取り付けてください。




日立マクセル株式会社耐火ヴァンドRZ75V NO.8010　100×50m

耐火ヴァンドRZ50V NO.8010　75×50m

品番

10


（たて張り）

164

アルミテープ

出隅カバー75／35-50





出隅カバー75／35-50

1000以下

シートテクス

1000以下

500以下

シートテクス

出隅カバー75／35-50ジョイント

≒２㎜

10－7　出隅、入隅部納まり

〔出隅カバーのジョイント方法〕

10－7－1　出隅、入隅カバーの取り付け

単位：㎜

・出隅カバーの取り付け位置に墨出ししてください。

・出隅カバーは1,000㎜以下で歪みの無い程度で、左右交互に留め付けてください。

・出隅カバーのつなぎ部分では、左右にテクスビスを打ってください。

・入隅カバーの取り付けも同様に行ってください。

165

養生テープなど

働き幅の2／３以上アルミテープ

当て板

・欠き込んだパネル本体は破損しやすくなります。取り扱いには十分に注意してください。

・欠き込んだパネル本体を吊り込むときは、破損防止のために、当て板を当てるなどして、

補強してください。

10－8　パネル本体現場加工10－8－1　切断・切り欠き

・欠き込んだ残りの幅が、働き幅の2/3以上となるようにしてください。

・切断や切り欠き加工するところには、あらかじめ養生テープなどを貼って傷付きを防止し

てください。

・切断作業従事者は防塵マスクの使用を推奨します。




日立マクセル株式会社耐火ヴァンドRZ75V


NO.8010　100㎜×50m

NO.8010　75㎜×50m

品番

10


（たて張り）

166


合計する

35 35100 100

100 52

10

64 100

穴を開けたら補強してください。

穴を開けたら補強してください。

穴を開けないでください。

屋外側

屋内側

単位：㎜

・かん合部は、気密性、防水性、耐火性を保つためパッキンなどが入っておりますので、屋内

側たて目地より左35㎜、右35㎜の範囲内（　　　の部分）には穴をあけないでください。

・上記寸法より左側100㎜、右側100㎜の範囲内（　　　の部分）にはなるべく穴をあけな

いでください。パネル本体の強度が低下し、風荷重により変形した場合、目地が開く可能

性が大きくなります。やむを得ず穴をあける場合は下地材を付加し、補強してください。

10－8－2　穴あけ加工

■かん合部への穴あけ

・１枚のパネル本体にあけた穴の大

きさを垂直方向で合計した値が、

パネル本体長さの１／３以内にな

るようにしてください。（重なり

部分は重複して加える必要はあり

ません）１／３を超える場合は、

パネル本体が「く」の字に折れな

いように中間部に外側からパネル

本体をテクスで脳天打ちする（下

地が必要になります）などの補強

をしてください。

・丸穴が連続しているような場合や、

横長で長方形の穴の場合は、その

全長が60㎝を超えないようにして

ください。

■穴の大きさ〔垂直方向〕

167

A

B

C

D

E

F

D

CA

B

F

E

Ｂの直径

Ｂの直径

屋内側のたて目地屋内側のたて目地

下地材

下地材

下地材

下地材

水平断面の欠損は、Bの縁より

垂直方向でBの直径以内の範囲

にあいている穴（A、C、D）

を対象として計算します。

・対象範囲内の穴の大きさを

水平方向で合計してくださ

い。重なり部分は重複して

加える必要はありません。

・同様にFなど他の穴について

も計算し、欠損が最大にな

る値を採用してください。

高さ13ｍ以上の壁面・・・・・・ 20㎝まで

高さ13ｍ未満の壁面・・・・・・ 30㎝まで

〔水平方向〕

パネル本体１枚、下地材スパン１つにおいて、垂直断面の欠損は下記のようにしてださい。

これ以上の穴をあける場合は、下地材を付加するなどの補強をしてください。

【注意！！】パネル本体を加工（切断・切り欠き・穴あけなど）する際、ジグソーなど振動

の大きな工具は表面鋼板の剥離を招くおそれがあります。チップソーやホール

ソーなどを使用してください。また加工後は切断粉を十分に除去してください。

水平方向の穴の大きさを比較

穴Ｂの範囲　　　　　　　穴Ｆの範囲

（Ａ、Ｂ）＋（Ｃ、Ｄ）＞（Ｅ）＋（Ｄ、Ｆ）

以上より、穴Ｂの範囲の方が大きいので穴Ｂについて下地材の補強を検討します。

〔欠損範囲の比較〕 10


（たて張り）

168

両面防水テープまたは、シーリングで防水


③フラッシング（上）コーナー部曲げ返し

③スターターRZ-V

④フラッシング（下）（端部）

防水パッキン10×10を貼り付ける

⑤見切材（現場加工）



シートテクス


④フラッシング（下）と後付水切の取り合いシーリング（別途工事）



アルミテープパネル本体

④フラッシング（下）（中央部）



サッシ枠

サッシ枠

10－9　開口まわり（フラッシングの加工と取り付け手順）10－9－1　耐火ヴァンドRZ75V　RCサッシの場合（P96、P98参照）



③スターターRZ-Ｖ

パネル本体取り付け※

④フラッシング（下）

⑤見切 75



■施工の手順

※　パネル本体施工の際は、かん合部パッキンRZに加えて、吹き上がり防止シーリングと流れ込み防止シーリング　　を施工してください。

169

GL鋼板現場加工　ｔ＝0.35以上

GL鋼板現場加工　ｔ＝0.35以上 GL鋼板現場加工　ｔ＝0.35以上

立ち上げ

切り欠き加工


上端部折り曲げ加工

排水経路を切り欠き加工



シートテクス

切り欠き加工


両面防水テープまたはシーリングで防水



④フラッシング（下）端部




10

≧100 ≧100

10

75

30215

90

10

40

15

14

・①フラッシング（横）と④フラッシング（下）が取り合う部分は切り欠き加工してください。

・サッシとの取り合いに捨てシーリングを施工してください。

・サッシに合わせてパネル本体を切断加工し、サッシまわりを張り上げてください。

・フラッシング（下）はサッシまわりのパネル施工後に取り付けます。

・フラッシング（下）は3分割に加工し、端部左右を取り付けた後中央部を取り付けます。

■施工のポイント

④フラッシング（下）（3分割）



・サッシまわりにパネル本体を施工後、①フラッシング（横）の下に④フラッシング（下）

端部を内側から差し込んで取り付け、シートテクスでパネル本体に取り付けます。フラッ

シングの取り合い部をシーリングで防水してください。

・⑤見切材（現場加工）の上下端部を切り欠き加工してください。



単位：㎜

10


（たて張り）

170

両面防水テープまたは、シーリングで防水


フラッシング（上）コーナー部曲げ返し

③スターターRZ-V





シートテクス


パネル本体

④フラッシング（下）中央部

防水パッキン10×10を貼り付ける


サッシ枠

サッシ枠



④フラッシング（下）と後付水切の取り合いシーリング（別途工事）


アルミテープ

10－9－2　耐火ヴァンドRZ50V　RCサッシの場合（P109、P111参照）

※　パネル本体施工の際は、かん合部パッキンRZに加えて、吹き上がり防止シーリングと流れ込み防止シーリング　　を施工してください。



③スターターRZ-Ｖ

パネル本体取り付け※





■施工の手順

171

立ち上げ

切り欠き加工


両面防水テープまたはシーリングで防水


切り欠き加工①フラッシング（横）


上端部折り曲げ加工

排水経路を切り欠き加工






シートテクス


10

≧100 ≧100

10

30

15

50

65

10

40

15

14

■施工のポイント

・①フラッシング（横）と④フラッシング（下）が取り合う部分は切り欠き加工してください。

・サッシとの取り合いに捨てシーリングを施工してください。

・サッシに合わせてパネル本体を切断加工し、サッシまわりを張り上げてください。

・サッシまわりにパネル本体を施工後、①フラッシング（横）の下に④フラッシング（下）

端部を内側から差し込んで取り付け、シートテクスでパネル本体に取り付けます。フラッ

シングの取り合い部をシーリングで防水してください。

・⑤見切材（現場加工）の上下端部を切り欠き加工してください。

・フラッシング（下）はサッシまわりのパネル施工後に取り付けます。

・フラッシング（下）は3分割に加工し、端部左右を取り付けた後中央部を取り付けます。


①フラッシング（横）GL鋼板現場加工　ｔ＝0.35以上 GL鋼板現場加工　ｔ＝0.35以上


GL鋼板現場加工　ｔ＝0.35以上

GL鋼板現場加工　ｔ＝0.5

⑤見切材（現場加工）④フラッシング（下）端部の取り付け

単位：㎜

10


（たて張り）

172

凹凸が発生パネル本体裏面に直接吹き付け

10－10　その他

【注意！！】

パネル本体裏面に現場発泡ウレタンなどを直接吹き付けすると、吹き付けた

現場発泡ウレタンなどの硬化収縮の影響でパネル本体表面に凹凸が発生する

場合があります。１回あたり厚さ10㎜程度を吹き付け後硬化させ、徐々に厚

くしていくなどの対策を採ってください。

■現場発泡ウレタンについて

173

シーリング11

使用部位

パネル間目地・サッシ取り合いなど

セメント系材料との取り合いなど

推奨プライマー

ＳＳ－１

ＵＭ－２

メーカー商品名対応プライマー

サンスター技研株式会社ペンギンシール2500 表－１参照

横浜ゴム株式会社ハマタイトスーパーⅡ No.18またはNo.85

●表－１

●推奨シーリング

■シーリング工事の注意点

シーリング施工中のパネルの熱伸縮で、シーリングにシワや剥離が発生する場合があります。

パネル表面の温度変化が少ない天候や時間帯にシーリング施工してください。

・２成分形変成シリコーン系を使用してください。

・油分、水分の除去を行い、バフ掛け（スコッチブライト処理）などの下地処理をしてください。

・下地の清掃が不十分な場合、シーリングの接着不良の原因となります。シーリングメーカー

の指導に従い、確実な清掃を行ってください。

・プライマーは必ず塗布してください。

・上記、推奨シーリング以外の場合、あらかじめ接着試験を行って、性能を確認してください。

・シーリングはシーリングメーカーの使用方法に従って施工してください。

・パネル表面温度の高低差がある時はシーリング施工を中止してください。

詳細はシーリングメーカーにお問い合わせください。

11－1　推奨シーリング

シーリング

11

174

補修・メンテナンスについて

12－1　キズの補修

12－2　汚れの除去

・範囲の狭い軽微なすりキズで、鋼板の変形がないものは純正のタッチアップペイントで補修


・降雨及び降雪がある際は補修を避けてください。

・補修塗装を行う際は、水または中性洗剤（1～2％水溶液）で、表面の汚れや油分などを除

去し、十分な水洗いを行い、乾いた布で水分をよく拭き取ってから行ってください。

・シーリングの除去・再施工は専門の業者に依頼してください。

・商品表面のキズの補修には、必ず純正のタッチアップペイントを用い、製品安全データシー

ト（ＳＤＳ）に従って正しく使用してください。

・タッチアップペイントは、使用前によく撹拌してから使用してください。カタカタという音

がしてから30秒以上振り、よく撹拌してください。

・事前に商品の端材などで試し塗りをして、色調の確認を行ってください。

・広範囲にわたったすりキズや、鋼板が変形してしまった損傷の場合は、パネル本体の交換を

実施してください。やむを得ず広範囲にわたる補修塗装を行う際は、専門の塗装業者に依頼


・タッチアップペイントは常乾タイプの塗料です。商品とは塗料タイプが異なりますので、色

や艶などに多少の差異が発生する場合があります。あらかじめご了承ください

・現場塗装用の塗料は、現場で手配願います。

・パネル本体表面に汚れが付着したときは、以下の手順でクリーニングしてください。

　①　柔らかい布などでから拭きしてください。

　　　　　　　　（落ちないとき）

　②　水または温水（ぬるま湯程度）で洗浄してください。

　　　　　　　　（落ちないとき）

　③　中性洗剤（１～２％水溶液）で洗浄してください。

　　　　　　　　（落ちないとき）

　④　エタノールで洗浄してください。

　　　　　　　　（落ちないとき）

　⑤　パネル本体の交換を実施してください。

12

175

12－3　外壁を美しく保つために

12－4　その他

・高所で作業する際は、転落事故などに対する安全対策を十分とってください。

・雨などで濡れた屋根の上には絶対に乗らないでください。

・点検・補修・洗浄などの際は、パネル本体表面にキズが付かないよう十分に注意してくださ

い。特にハシゴなどをパネル本体表面に直接立て掛けると、キズや変形の原因となりま

す。必ず当て板などで保護してください。

・洗剤を使用しての洗浄や補修塗装の際は、周辺の生物に影響がないよう、十分に注意してく

ださい。特に、池の魚類には注意が必要です。

・日射による熱の影響で、朝・夕の温度変化時に、表面鋼板の伸縮により、かん合部などから

まれに音が発生する場合があります。

・大気中には、パネル表面基材の腐食の原因となる様々な要因が含まれています。酸性度の高

い水分との接触や、付着水分の蒸発による酸性成分の濃縮など、腐食の原因物質と表面基材

の接触により表面塗膜の耐久性の低下を招き、さびの発生に至る場合があります。このよう

な現象の発生を防ぐために定期的なお手入れを実施してください。

・壁の汚れの状況に応じて、パネル表面を洗浄してください。特に、海岸地帯や工業地帯では

洗浄回数を増やしてください。

・軒下など、雨水で塵汚れなどが洗われない部分は、塵などが原因で腐食が発生する場合があ

りますので、入念な洗浄をお勧めします。

・表面塗色については、適宜点検してください。変色が著しく、白亜化現象が現れた時には、

再塗装を実施してください。

・強くこすったり、硬いブラシ、研磨性のあるスポンジなどを使用すると塗膜表面にキズが

付き腐食を招くおそれがあります。

・クレンザーなど研磨剤入りの洗剤や、酸性やアルカリ性の洗剤は、塗膜を傷め変色・退色

を招くおそれがありますので、絶対に使用しないでください。

・シンナーなどの有機溶剤は塗膜を破壊するおそれがありますので、絶対に使用しないでく

ださい。

・中性洗剤やエタノールを使用した後は、十分な水洗いを行い、薬剤を洗い流してください。

・洗浄後は、乾いた布で水分をよく拭き取ってください。

・シーリングの除去・再施工は専門の施工業者に依頼してください。

・高圧洗浄機は、パネルの変形、漏水などの原因となりますので使用しないでください。

・表面鋼板をタッチアップペイントで補修する場合は目荒らしが必要です。補修するすりキ

ズ部分に、ナイロン不織布を使用して目荒らしをしてください。目荒らしを行わない場合、

タッチアップペイントと表面鋼板の塗膜に密着性が得られませんので注意してください。

【注意！！】

補修・メンテナンス

について

12

176

2016.11.2000

耐火ヴァンドrz75 耐火ヴァンドrz50 耐火ヴァン …...耐火ヴァンドrzの概要...

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