青森県立八戸第一養護学校 平成29〜令和元年度の...
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青森県立八戸第一養護学校平成29〜令和元年度の校内研究
令和元年11月15日
青森県立八戸第一養護学校
研修部
1
青森県 青森県立八戸第一養護学校
説明の内容
Ⅰ 研究テーマについてⅡ 研究の目的Ⅲ 研究の組織Ⅳ 研究の内容
(1年次)(2年次)(3年次)
Ⅴ 研究の成果と課題
2
Ⅰ 研究テーマについて
3
1 研究テーマ設定の理由
• 児童生徒の主体性を育むためには、目指したい将来の姿を明らかにし、自立と社会参加へのつながりを意識した授業づくりが必要
<本校のこれまでの研究>年度 研究テーマのキーワード
平成26〜27年度
言語活動の充実 授業づくり
平成28年度 自立活動 アセスメント授業研究
Ⅰ 研究テーマについて
<平成30年度本校の重点課題>新学習指導要領に基づく教育の推進
<本校の学校教育目標>
健康で自ら進んで行動する指導生徒を育成し、一人一人の可能性を伸ばして、自立と社会参加を目指す
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1 研究テーマ設定の理由
Ⅰ 研究テーマについて
研究テーマ(平成29〜令和元年度)
「自立と社会参加を目指し、主体的に
学ぶ児童生徒の育成」
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キャリア教育の視点によるカリキュラム・マネジメントと授業づくり「主体的な学び」の視点による授業づくり「育てたい力」の育成を目指し、「主体的な学び」の視点による授業づくり
1年次:
2年次:
3年次:
Ⅱ 研究の目的
<1年次>
(1)各授業の単元(題材)が配列されている
「年間カリキュラム表」を基に、キャリア教育の
視点が、どの単元や題材に含まれているかを
明らかにし、これまでの取組について振り返っ
たり、今後の指導について展望をもったりする。
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Ⅱ 研究の目的
<1年次>
(2)「育てたい力」に関する学部間での指導
のつながりについて共有し、授業づくりを通し
て「育てたい力」を育成する。
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Ⅱ 研究の目的
<2、3年次>
「育てたい力」を育成し、「主体的な学び」を引き出す授業づくりを行い、授業の質の向上を図る。
授業の質の向上:単元や題材の目標を達成できる授業をつくること
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Ⅲ 研究の組織
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Aグループ
小学部A
高等部Ⅰ
中学部A
準ずる・下学年代替の教育課程
Bグループ
小学部B
高等部Ⅱ
中学部B
知的代替の教育課程
高等部Ⅲ
Cグループ
小学部C
高等部Ⅳ
中学部C
自立主の教育課程
訪問部
研修部
Ⅳ 研究の内容(1年次)
•基礎的・汎用的能力と学習内容の関連の確認
•本校のキャリア教育全体計画における「育てたい力」は、基礎的・汎用的能力の4つの能力から構成されている•基礎的・汎用的能力の4つの能力と、教科等の単元や題材との関連を確認し、得られた気付きを共有した
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小学部Cグループ(自立主)の年間カリキュラム表:各授業の単元(題材)が配列されている
基礎的・汎用的能力と関連する単元(題材)に、対応するシールを貼る
・「遊び活動」は、特に、キャリアプランニング能力や人間関係形成・社会形成能力と関連が深い・ 「遊び活動」と特別活動との関連
キャリアプランニング能力「楽しいもの、ことをもつ力」に関連する単元が多い。「またやりたい」「もっとやりたい」をたくさん経験してほしい。そこから、見通しをもつ、気持ちを表すことにつなげたい
Ⅳ 研究の内容(1年次)
•各グループでワークショップを行い、「育てたい力」をより具体的に記述、学部ごとに整理•各グループで重点的に取り上げたい力を設定した
Aグループ(準ずる):場に適したコミュニケーションBグループ(知的代替):自己理解・自己管理能力Cグループ(自立主):人と関わる力
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Bグループ(知的代替)で整理した「育てたい力」の中の自己理解・自己管理能力
「育てたい力」の自己理解・自己管理能力
高等部
・自己を肯定的に理解し、伸ばしていこうとする力・自己の能力や体調等を考慮した目標設定をする力・目標を振り返り、適切に自分を評価する力 等
中学部
・自分の可能性(良いところ、得意)などを知り、前向きに行動しようとする力・自分の精神的・身体的な状態に気付き、ストレスへの対処や対応ができる力 等
小学部
・活動の目標を立てる力・客観的に自分を振り返る力・自分や友達の良いところに気付く力 等
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Ⅳ 研究の内容(1年次)
「育てたい力」の育成を目指す授業づくり
•Aグループ(準ずる):場に適したコミュニケーション
•Bグループ(知的代替):自己理解・自己管理能力
•Cグループ(自立主):人と関わる力
小中高合同の研究グループで、ワークショップ形式の授業研究を行う
Ⅳ 研究の内容(2年次)
2年次:
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「主体的な学び」:学ぶことに興味や関心をもち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しをもって粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる(特別支援学校教育要領・学習指導要領解説総則編,2018)
「主体的な学び」の視点による授業づくり
• 本校の児童生徒の「主体的な学び」の具体的な姿を、ワークショップを通じて各グループで共有する。
• 本校の児童生徒の「主体的な学び」を引き出すような学習活動を設定し、授業づくりを行う。
「主体的な学び」の具体的な姿を共有
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主体的に学ぶ姿の具体例
①学ぶことに興味や関心をもつ
・諸外国に興味をもち、世界地図の本を読んでいた。
・絵本を読んでもらおうと、本棚に近づき、本棚の扉を開けようとしていた。 等
②自己のキャリア形成の方向性と関連付ける
・将来、パンやさんになりたいので、食品を作る作業班を選んだ。
・アニメを見て自動車免許の取得に興味をもち、パソコンで免許取得の問題に取り組んだ。 等
③見通しをもって粘り強く取り組む
・牛乳パックを開いて所定の場所へ捨てに行く活動を、教師の少しの言葉かけでできるようになった。 等
④自己の学習活動を振り返って次につなげる
・遠足の後、楽しかったことを思い出して、「また遠足に行きたい」「次はいつ遠足に行くのか」と話した。
・作業日誌に、製品をきれいに作ることができるようになったと書いた。 等
表 児童生徒の主体的に学ぶ姿の具体例(Bグループ:知的代替)
中学部Bグループ(知的代替) 作業学習の授業づくり
対象:中学部1、3年の生徒 3名
題材の目標
•販売活動を振り返り、自己評価をしたり、友達の良い点を述べたりすることができる
•アンケートや友達の意見をもとに、販売活動の改善点を考えたり、話し合ったりし、次回の販売活動に生かすことができる
関連する「育てたい力」:自分の可能性(良いところ)などを知り、前向きに行動しようとする力 18
制作した製品(巾着袋、箸置き、メモフレーム、しおり等) 校内で販売(客は教師)
中学部Bグループ 作業学習の授業づくり
<学習活動>
•自分の目標を考えて発表する
•校内で、作業学習で製作した製品の販売活動を行う
•目標に基づく自己評価を行う
•ビデオ、アンケート、友達の意見をもとに販売活動を振り返る
•次回の販売活動に向けての工夫、改善点について発表する
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中学部Bグループ 作業学習の授業づくり
20図 客の教師が記入したアンケート
よかったところ
アドバイス
前より良くなったとこ
ろ
中学部Bグループ 作業学習の授業づくり
<成果>
•自分や友達の良さや改善点について考えて自分の言葉で述べることができた
•普段は、アドバイスを聞き入れることが少ない生徒も、友達や教師による課題点の指摘を納得して受け入れることができた
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中学部Bグループ 作業学習の授業づくり
<考察>
•目標設定と振り返りの学習活動が、「次は、もっと大きな声を出す」等の次回への意欲につながった。
•振り返りの活動で、友達や客(教師)など他者の意見に触れる機会、自分の姿を自分で振り返る機会があった。これらのことにより、今まで気づかなかった視点や自分とは異なる捉え方への気づきがあった。このような他者による意見や評価に触れる経験により、自分自身の良さや課題点への理解が進むと考えられる。
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Ⅳ 研究の内容(3年次)
•2年次の授業づくりを3年次も継続•福島県立いわき支援学校の単元計画を参考に、校内研究用の単元(題材)の指導計画の様式を作成
•単元(題材)の指導計画では、「単元の目標と関連する『育てたい力』」「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「いつ学ぶか」「何が身についたか」の視点から項目を整理した。 23
「育てたい力」の育成を目指し、「主体的な学び」の視点による授業づくり
3年次:
単元(題材)の内容や時間のまとまりを見通して授業づくりをすすめる
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単元(題材)の指導計画【様式ア】単元の計画
現代文B 題材計画
期 間 令和元年6月24日〜7月4日
全4時間 対 象
高等部3年10組(Ⅰ課程)
男子2名、女子1名
場 所 高等部3年10組教室 指導者 伊澤 理絵
題材名:『鞄』(安部公房の小説)
生徒について
対象生徒3名は、高等学校に準ずる教育課程で学習している。術後の生徒を含め2名が車いすを使用
しているが、上肢の動きに制限はない。3名とも素直で他者に親切に関わることができるが、コミュニ
ケーションにおいては消極的な面があり、自分の考えを分かりやすく伝えることに課題がある。
題材の目標 小説を読み、自分や友達が疑問に感じた箇所について話し合う中で、「鞄」が何を象徴
しているのかを考え、主題をとらえることができる。
題材の目標と関連す
る「育てたい力」
【その場に応じたコミュニケーション】
・相手の意図を適切にとらえ ・柔らかい表情で ・分かりやすく説明する
題材の目標に対する、児童生徒の学びの姿(何ができるようになるか)
①興味をもって文章を読み、疑問に感じた箇所や印象に残った箇所を挙げることができる。
②相手の意図を適切にとらえて聞き、柔らかい表情で、分かりやすく説明することができる。
③作品の主題をとらえ、それに対する自分の考えをもつことができる。
指導計画 総時数4時間
学習内容(何を学ぶか)
教科等の内容
活動(どのように学ぶか)
「主体的な学び」を引き出す 1 2 3 4
①文章を読んで、書き手の意図や、人
物、情景、心情の描写などを的確に
とらえ、表現を味わうこと。
【現代文B 指導事項イ】
①小説に関心をもって読み、疑問に感じた
箇所や印象に残った箇所を挙げる。 ◎ ○ ○ ○
②自分の考えを効果的に表現するこ
と。
【現代文B 指導事項エ】
② 自分や友達が疑問に感じた箇所につい
て、自分の考えを分かりやすく伝え話し
合う。
◎ ◎ ○
③文章を読んで批評することを通し
て、人間、社会、自然などについて
自分の考えを深めたり発展させた
りすること。
【現代文B 指導事項ウ】
③ 話し合われた内容を基に、「鞄」が何を
象徴しているのかを考えて自分の言葉
で主題を説明し、また、「自由」について
意見を述べる。
○ ◎
児童生徒の学びの姿の評価の段階づけ(何が身についたか)
学びの
姿 ◎良くできた ○できた △課題が残った
① 疑問に感じたところや印象に残
ったところを、5箇所以上挙げ
ることができた。
疑問に感じたところや印象に残
ったところを、3箇所以上挙げ
ることができた。
疑問に感じたところや印象に残
ったところを、2箇所までしか
挙げられなかった。
② 話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
のうち3点ができていた。
話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
のうち2点ができていた。
話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
1点までしかできなかった。
③ 作品の主題を自分の言葉で説明
した上で、「自由」に関する自
分の考えを、根拠を明確にして
話すことができた。
作品の主題を自分の言葉で説明
した上で、「自由」に関する自
分の考えを話すことができた。
作品の主題を自分の言葉で説明
したり、「自由」に関する自分
の考えを話したりすることがで
きなかった。
「育てたい力」に関連した単元(題材)目標
「何ができるようになるか」
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単元(題材)の指導計画
【様式ア】単元の計画
現代文B 題材計画
期 間 令和元年6月24日〜7月4日
全4時間 対 象
高等部3年10組(Ⅰ課程)
男子2名、女子1名
場 所 高等部3年10組教室 指導者 伊澤 理絵
題材名:『鞄』(安部公房の小説)
生徒について
対象生徒3名は、高等学校に準ずる教育課程で学習している。術後の生徒を含め2名が車いすを使用
しているが、上肢の動きに制限はない。3名とも素直で他者に親切に関わることができるが、コミュニ
ケーションにおいては消極的な面があり、自分の考えを分かりやすく伝えることに課題がある。
題材の目標 小説を読み、自分や友達が疑問に感じた箇所について話し合う中で、「鞄」が何を象徴
しているのかを考え、主題をとらえることができる。
題材の目標と関連す
る「育てたい力」
【その場に応じたコミュニケーション】
・相手の意図を適切にとらえ ・柔らかい表情で ・分かりやすく説明する
題材の目標に対する、児童生徒の学びの姿(何ができるようになるか)
①興味をもって文章を読み、疑問に感じた箇所や印象に残った箇所を挙げることができる。
②相手の意図を適切にとらえて聞き、柔らかい表情で、分かりやすく説明することができる。
③作品の主題をとらえ、それに対する自分の考えをもつことができる。
指導計画 総時数4時間
学習内容(何を学ぶか)
教科等の内容
活動(どのように学ぶか)
「主体的な学び」を引き出す 1 2 3 4
①文章を読んで、書き手の意図や、人
物、情景、心情の描写などを的確に
とらえ、表現を味わうこと。
【現代文B 指導事項イ】
①小説に関心をもって読み、疑問に感じた
箇所や印象に残った箇所を挙げる。 ◎ ○ ○ ○
②自分の考えを効果的に表現するこ
と。
【現代文B 指導事項エ】
② 自分や友達が疑問に感じた箇所につい
て、自分の考えを分かりやすく伝え話し
合う。
◎ ◎ ○
③文章を読んで批評することを通し
て、人間、社会、自然などについて
自分の考えを深めたり発展させた
りすること。
【現代文B 指導事項ウ】
③ 話し合われた内容を基に、「鞄」が何を
象徴しているのかを考えて自分の言葉
で主題を説明し、また、「自由」について
意見を述べる。
○ ◎
児童生徒の学びの姿の評価の段階づけ(何が身についたか)
学びの
姿 ◎良くできた ○できた △課題が残った
① 疑問に感じたところや印象に残
ったところを、5箇所以上挙げ
ることができた。
疑問に感じたところや印象に残
ったところを、3箇所以上挙げ
ることができた。
疑問に感じたところや印象に残
ったところを、2箇所までしか
挙げられなかった。
② 話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
のうち3点ができていた。
話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
のうち2点ができていた。
話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
1点までしかできなかった。
③ 作品の主題を自分の言葉で説明
した上で、「自由」に関する自
分の考えを、根拠を明確にして
話すことができた。
作品の主題を自分の言葉で説明
した上で、「自由」に関する自
分の考えを話すことができた。
作品の主題を自分の言葉で説明
したり、「自由」に関する自分
の考えを話したりすることがで
きなかった。
「何を学ぶか」教科等の内容
「どのように学ぶか」
「いつ学ぶか」
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単元(題材)の指導計画
【様式ア】単元の計画
現代文B 題材計画
期 間 令和元年6月24日〜7月4日
全4時間 対 象
高等部3年10組(Ⅰ課程)
男子2名、女子1名
場 所 高等部3年10組教室 指導者 伊澤 理絵
題材名:『鞄』(安部公房の小説)
生徒について
対象生徒3名は、高等学校に準ずる教育課程で学習している。術後の生徒を含め2名が車いすを使用
しているが、上肢の動きに制限はない。3名とも素直で他者に親切に関わることができるが、コミュニ
ケーションにおいては消極的な面があり、自分の考えを分かりやすく伝えることに課題がある。
題材の目標 小説を読み、自分や友達が疑問に感じた箇所について話し合う中で、「鞄」が何を象徴
しているのかを考え、主題をとらえることができる。
題材の目標と関連す
る「育てたい力」
【その場に応じたコミュニケーション】
・相手の意図を適切にとらえ ・柔らかい表情で ・分かりやすく説明する
題材の目標に対する、児童生徒の学びの姿(何ができるようになるか)
①興味をもって文章を読み、疑問に感じた箇所や印象に残った箇所を挙げることができる。
②相手の意図を適切にとらえて聞き、柔らかい表情で、分かりやすく説明することができる。
③作品の主題をとらえ、それに対する自分の考えをもつことができる。
指導計画 総時数4時間
学習内容(何を学ぶか)
教科等の内容
活動(どのように学ぶか)
「主体的な学び」を引き出す 1 2 3 4
①文章を読んで、書き手の意図や、人
物、情景、心情の描写などを的確に
とらえ、表現を味わうこと。
【現代文B 指導事項イ】
①小説に関心をもって読み、疑問に感じた
箇所や印象に残った箇所を挙げる。 ◎ ○ ○ ○
②自分の考えを効果的に表現するこ
と。
【現代文B 指導事項エ】
② 自分や友達が疑問に感じた箇所につい
て、自分の考えを分かりやすく伝え話し
合う。
◎ ◎ ○
③文章を読んで批評することを通し
て、人間、社会、自然などについて
自分の考えを深めたり発展させた
りすること。
【現代文B 指導事項ウ】
③ 話し合われた内容を基に、「鞄」が何を
象徴しているのかを考えて自分の言葉
で主題を説明し、また、「自由」について
意見を述べる。
○ ◎
児童生徒の学びの姿の評価の段階づけ(何が身についたか)
学びの
姿 ◎良くできた ○できた △課題が残った
① 疑問に感じたところや印象に残
ったところを、5箇所以上挙げ
ることができた。
疑問に感じたところや印象に残
ったところを、3箇所以上挙げ
ることができた。
疑問に感じたところや印象に残
ったところを、2箇所までしか
挙げられなかった。
② 話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
のうち3点ができていた。
話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
のうち2点ができていた。
話し合いの中で、
1)相手の意図を適切にとらえる
2)柔らかい表情で話す
3)分かりやすく説明する
1点までしかできなかった。
③ 作品の主題を自分の言葉で説明
した上で、「自由」に関する自
分の考えを、根拠を明確にして
話すことができた。
作品の主題を自分の言葉で説明
した上で、「自由」に関する自
分の考えを話すことができた。
作品の主題を自分の言葉で説明
したり、「自由」に関する自分
の考えを話したりすることがで
きなかった。
「何が身についたか」
Ⅳ 研究の成果と課題<平成29年〜令和元年の研究での成果>•各学部段階で育成する「育てたい力」を整理することで、学部間での指導のつながりについて共有した•年間カリキュラム表中の教科等の単元や題材と基礎的・汎用的能力の4能力との関連を確認、気付きの共有•各グループでの授業づくりを通して、「育てたい力」に関連する児童生徒の変容があった•「主体的な学び」を引き出すための学習活動、手立て、評価方法の工夫により、児童生徒の主体的に学ぶ姿が見られた
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Ⅳ 研究の成果と課題
<平成29年〜令和元年の研究での課題>
•単元や題材の内容や時間のまとまりを見通して学習活動を設定する
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以上で、校内研究の説明を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
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