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9 経済学科 Economics 経済学科 開講ゼミナール一覧 江頭 ....................10 佐野 博之 ................12 柴山 千里 ................14 白田 康洋 ................16 寺坂 崇宏 ................18 中島 大輔 ................19 中村 健一 ................20 平井 ....................21 廣瀬 健一 ................23 松本 朋哉 ................24

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経 済 学 科 Economics

経済学科 開講ゼミナール一覧

江頭 進 .................... 10

佐野 博之 ................ 12

柴山 千里 ................ 14

白田 康洋 ................ 16

寺坂 崇宏 ................ 18

中島 大輔 ................ 19

中村 健一 ................ 20

平井 進 .................... 21

廣瀬 健一 ................23

松本 朋哉 ................ 24

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教員名 江頭 進

1. 研究主題

江頭ゼミは,経済学の古典を読んで,過去の偉大な経済学者の思想を学びその現代的な意義を考えることを中

心としている。来年度は,ジョセフ・シュンペータの『経済発展の理論』を読んで,経済発展における企業や金

融の役割を考える。

同時に,江頭ゼミでは,小樽についての様々なフィールドワークを行っている。平成 31 年度は,小樽市総合

博物館と共同で兵庫コレクションの研究および地域通貨の研究を行う。

2.指導要領

⚫ 古典講読は,毎週担当者がレジメを切ってプレゼンテーションを行い,それに対するディスカッションを

行う。

⚫ フィールドワークにかんしては,ゼミ生と市民で設立した NPO 法人 EgaO と共同で行う。3 年生ゼミは,

木曜日の午後 2 時半から 7 時までが基本となる。

⚫ 年 4 回学内の他ゼミとの合同ゼミを開催する。

⚫ 年 2 回程度学外他大学ゼミとの合同研究発表会を行う。

3.指導テキスト及び参考書

J.A.シュンペーター著,塩野谷他訳『経済発展の理論』上,下,岩波書店。

4.選考の方法(面接・テスト等)

面接による

5.面接・テスト等の日時・場所

11 月 6 日~8 日の間に,江頭研究室(1 号館 409)にて面接を行う。

① 10 月 25 日(木)より,江頭研究室(1 号館 409)の前に面接希望時間記入票を貼っておくので希望時間に

記入しておくこと(先着順)。

② 同時に,扉前の箱の中に,志望理由書の用紙を入れておくので,1 枚とって記入し,面接当日に持参するこ

と。

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

⚫ 江頭ゼミの所属学生は,全員 NPO 法人 EgaO の会員となる。同時に EgaO の面接もあるので,そちらの方の

掲示も確認すること(ゼミ室(3 号館 402B)前に貼りだされる)。

⚫ オープンゼミ期間中の木曜日は,ゼミを公開するので先輩たちの話をよく聞いて,ゼミのことを理解してか

ら応募すること。

⚫ 忙しいゼミであること,商大生である期間中はゼミがあらゆることに優先されることを理解すること。

7.オープンゼミの日時・場所(予定)

10 月 4 日から 24 日の木曜日午後 2 時半から 5 時は基本的にゼミを公開している。ゼミ室の中に入って先輩と

よく話してください。

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ゼミ紹介白書

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1.研究主題

公共経済学。経済政策全般。

当ゼミでは、公共部門の経済活動に関する問題をミクロ経済学の組みの中で考え、分析していくことを、最終

目標とします。市場経済がもたらす環境問題や所得格差の問題から大きな政府が招く財政赤字の問題といった

21 世紀の日本や世界が抱える問題も公共経済学の研究対象です。

2.指導要領

初年度(3年次)の前半は、公共経済学の文献を輪読します。その後は、いくつか関心のあるテーマを見つ

け、それらに関してグループごとに研究します。さらに、それらのテーマに関して討論会を行います。こうし

て、各自が関心を持ったテーマを深く掘り下げて研究し、4年次での卒業論文につなげていく予定です。公共経

済学に対する理解を深めることはもちろんのこと、説得力のあるプレゼンテーションと積極的なディスカッショ

ンの能力を身につけることも目標の一つです。ちなみに、過去に提出された卒論のテーマは、環境問題や教育問

題から年金・医療問題、さらには北海道の観光振興策からスポーツへの公的な関わりに至るまで様々です。

3.指導テキスト及び参考書

ここ数年の3年ゼミの前半は、4つのグループを作り、それらのグループごとに以下のテキストを輪読しまし

た。

板谷淳一・佐野博之著『コア・テキスト公共経済学』,新世社,2013 年.

輪読ではこれ以外のテキストも数冊使用したこともありました。平成30年度の使用テキストは未定で、上記

のテキストを使用する可能性もあります。グループワークのテーマ等は、ゼミ生の間で相談して決定します。

4.選考の方法(面接・テスト等)

面接で、当ゼミへの志望理由、どんな経済問題あるいは経済理論に関心を持っているのかなどについて、聞か

せてもらいます。基本的に集団での面接になります。テストは行いません。必ず事前に、志望理由と関心事につ

いてまとめてきて、面接で答えられるようにしてください。

5.面接・テスト等の日時・場所

日時:追って、学務課の掲示板でお知らせします。

場所:3号館3階312号室(ゼミ室)

問い合わせは、[email protected] まで。

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

現在(平成30年度)の3年ゼミ生は 11 名です。私(佐野)が平成 28 年 10 月から1年間海外研修で不在だ

ったため現時点で4年ゼミ生はいませんが、平成 31 年度は通常通り3・4年のゼミが開講される予定です。佐

野ゼミは一時中断するまで平成12年度から 15 期続いており、現3年生は 16 期生となります。これまでの1学

年のゼミ生の数は 10~13 名程度でした。平成 31 年度も大体これくらいの人数を予定しています。現在の経済

社会に対して何らかの問題意識を持ち、積極的な姿勢でゼミに参加するような学生を歓迎します。

7.オープンゼミの日時・場所(予定)

日時:10 月 11・18・25 日 14:30~16:50

場所:3号館3階312号室(ゼミ室)

*ゼミの時間中、出入り自由です。

教員名 佐野 博之

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ゼミ紹介白書

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1.研究主題

国際貿易の理論と日本と世界の経済や貿易・貿易政策の現状を学びます。

2.指導要領

(1)レポーター方式でのテキストの輪読と議論により、国際経済学と現在の日本や世界の経済の現状について理

解を深めます。

(2)ビブリオバトルやゼミ内ディベートにより、プレゼン能力と短い時間での議論の深め方、チームワーク力を

培います。

3.指導テキスト及び参考書

中西訓嗣著『国際経済学 国際貿易編』(Minerva ベイシック・エコノミクス)ミネルヴァ書房、2013 年。

2019 年の通商白書等

4.選考の方法(面接・テスト等)

事前に申請書を提出して頂き、後日面接を行います。

5.面接・テスト等の日時・場所

(1)申請書:申請書は柴山のゼミのホームページ(http://www.otaru-uc.ac.jp/~chisato/seminar.home.html)

よりダウンロードした申請書に記入したものを柴山あてに([email protected])「柴山ゼミ

応募」というタイトルをつけて添付ファイルで 11 月6日 13 時までに送付して下さい。

(2)面 接:11 月7日(水)および8日(木)の 14 時半から 17 時 40 分までの間で柴山ゼミ室(3号館1階

117 号室)にて行います。

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

(1)3年次は、4回を超えてゼミを休んだ方は退ゼミして頂きます(逆に言えば、3年ゼミの「有給休暇」は4

日)。休むときは、私に連絡して下さい。自分がレポーターである場合、他の方に代わって貰い、私に連絡

して下さい。

(2)長期留学によりゼミを休むことに関しては、課題提出等を条件に半期以内であれば相談に応じます。ただ

し、半期を超えた場合は、退ゼミして頂きます。

(3)遅刻は厳禁です。特別な事情がない限り、遅れても 10 分以内にして下さい。

(4)4年生と合同ゼミです。

(5)ゼミに積極的に貢献して頂ける方を歓迎します。

7.オープンゼミの日時・場所

オープンゼミは、9月 27 日、10 月4日、10 月 11 日、10 月 18 日、10 月 25 日の 14 時半より 213AL 教室で

行っています。

教員名 柴山 千里

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ゼミ紹介白書

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1.研究主題

テーマ:[oTree]を使った実験設計・遂行

オープンソースであるソフトウェア oTree[https://www.otree.org/]を使って,実験ミクロ経済学,実験マク

ロ経済学(下記を参照)等に書かれている実験を実装し,実際に実験を行う.

2.指導要領

本学の「グローカル大学」精神に基づき,本ゼミでは英語で経済学を学びます.例年は英語文献の輪読を行っ

ていますが,来年度は新しい試みとして,経済実験用ソフトウェア oTree を使って経済実験アプリを作成,遂行

し,その結果の分析を行います.したがって,ゼミ参加者は毎回ノートパソコンをゼミに持ってくることが必要に

なります.さらに,基礎的な Excel 等の表計算ソフト,簡単なプログラミングの知識等があると役立ちます.ソ

フトのマニュアルは英語であるため,英語文書を読むことになりますが,ゼミでの報告・議論は,内容の正確な

理解のために日本語で行います.また,4年次にはそれを踏まえて卒業論文を作成してもらいます.

最初は毎回,事前に参加者の数人にソフトのマニュアルの一部を割り当てるので,担当者は内容を理解したう

えで,レジュメを作成し,発表することが求められます.また,報告者以外も一緒になって課題を解いていきま

す.ゼミ参加者に対しては,少しでも理解が曖昧な部分があれば,ゼミにおいて積極的に質問し議論を通じて内

容を理解していくことを求めます.

3.指導テキスト及び参考書

ソフトウェアとそのマニュアル(共にオープンソース)は以下のサイト[1]にあります.oTree ではプログラミ

ング言語 Python によってプログラミングを行います.Python に関する参考書は色々ありますが,例えば[2]が

挙げられます.また,経済実験関する日本語の参考書としては[3],[4]があります(用意する必要はありませ

ん).

[1] oTree, https://www.otree.org/ マニュアル, http://otree.readthedocs.io/en/latest/

[2] John V. Guttag (原著), 久保 幹雄 (翻訳), 「Python 言語によるプログラミング イントロダクション」,

2017, 近代科学社; 第 2 版.

[3] 小川 一仁, 川越 敏司, 佐々木 俊一郎, 「実験ミクロ経済学」2012 年, 東洋経済新報社

[4] 川越 敏司, 佐々木 俊一郎, 小川 一仁,「実験マクロ経済学」,2014 年,東洋経済新報社

4.選考の方法(面接・テスト等)

面接を行います.参加希望者は 11 月 2 日までに以下の物をいれた封筒を研究室(1号館 543 号室)のメール

ボックスに入れて下さい.

① 自己紹介(必ず連絡の取れるメールアドレスも書くこと),ゼミ志望理由,将来の進路希望などをまとめたレ

ポート(A4 で一枚,2,000 字程度).

② 1年から2年前期までの成績表のコピー.重視するのは経済学科の科目と数学の科目です.

5.面接・テスト等の日時・場所

後日,掲示及び教員ウェブサイト https://sites.google.com/site/yasuhiroshirata/seminar にて発表します.

教員名 白田 康洋

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6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

数学,論理的な考え方を使うことが好きで,ゼミで積極的に議論に参加し,発言してくれる学生を希望しま

す.また,本ゼミは 3,4 年合同で行うことを予定しています.また,大学院に進学希望の学生には,個別に相

談にのることもできます.

最後に,勉学以外のゼミに関する事項は基本的に学生の自主性を尊重します.正規の活動以外は,すべて学生

からの提案次第ですので,主体性をもってゼミを運営してください.

7.オープンゼミの日時・場所(予定)

オープンゼミは,10 月の第2,3週の火曜日にゼミ室(209B)で行う予定です.詳細は,掲示または,上記ウェブサ

イトにて連絡します.

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1.研究主題

「データを使った現代経済の分析」を研究主題とします。経済の様々な問題に対して、データと、統計学的、

経済学的な分析方法を使って、解決策や提言を出せるようになることを目標とします。

2.指導要領

3 年ゼミでは、現在起きている経済現象、経済問題について、データを活用しながら勉強を進めていきます。

あわせて、「計量経済学」や「統計学」の方法による、データ分析の方法を修得していきます。

4 年ゼミでは、3 年次で勉強したことを生かして、卒業論文を作成していきます。

3.指導テキスト及び参考書

現時点では未定ですが、経済問題について扱っている本や、計量経済学関連の教科書を使用する予定です。ゼ

ミ開始時までに、集まったゼミ生の意見を参考にして、テキストを決定していきます。これまでの 3 年ゼミで

は、内閣府編『経済財政白書』、橘木(2006)『格差社会 何が問題なのか』(岩波書店)、伴他(2006)『エコノ

メトリックス[新版]』(有斐閣)等を使用したことがあります。

4.選考の方法(面接・テスト等)

面接をします。1 人当たり 10 分程度を予定しています。

5.面接・テスト等の日時・場所

11 月 6 日(火)14:30~17:00 の間に、3 号館 325 号室で面接をします。面接の時間は、11 月 5 日(月)

14:20 までに、学内の掲示板に掲示します。都合の悪い人は、11 月 5 日(月)13:00 までに、メールで

[email protected] 宛へ連絡をください。面接日の、一部の時間帯の都合がつかない人も、メールで連

絡をください。日時を調整します。

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

「統計学」や「計量経済学」と関連のあるゼミですが、これらのことに強い抵抗感がなければ、このゼミで

卒業論文を執筆できると思います。

教員名 寺坂 崇宏

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1.研究主題

ミクロ経済学、特にゲーム理論とその応用

恋の駆け引きや生物の進化から、企業戦略や国家の駆け引きまで、プレーヤーが相手の行動や情報を読み合う

ような状況で、どのように振る舞えばいいか、その結果何が起きるかを分析するゲーム理論を学習します。関連

する分野として、意志決定理論、行動経済学(完璧でない個人を経済学に取り込んだ分野)、社会心理学なども

扱う可能性があります。

2.指導要領

ゼミは 3/4 年生合同で火曜日に行います。それに加えて 4 年生には卒業論文執筆に取りかかってもらいます。

卒業論文のテーマは自由ですが、既存の研究をまとめただけのものは不可でオリジナルな研究でなければなりま

せん。

全体として、理論の使い方のセンス、生産的な議論の仕方、明快なプレゼンテーションを身につけていけるよ

うにしていきたいと思っています。

3.指導テキスト及び参考書

テキストは未定です。今年度は社会での意思決定(選挙など)をするときの理論「社会的選択理論」を学習し

ました。「学生とインターン先」、「臓器提供者と患者」、「社員と配属先」といったように、人(もの)と人(も

の)を、公平・効率などを重んじて結びつけるにはどうすればいいかを分析する、マッチング(マーケットデザ

イン)と呼ばれる分野を学んでいます。こちらにわかりやすい紹介記事があります。

http://www.vcasi.org/node/538

テキストは英語になる可能性もあります。

4.選考の方法(面接・テスト等)

参加希望者は

(1)自己紹介(A4 一枚、内容・書式は自由)

(2)レポート A(これまで高校・大学で学んできたことで興味深いことを、そのことを知らない人にわかりやすく

説明してください。)

(3)レポート B(自分の趣味・課外活動などで興味深いことを、そのことを知らない人にわかりやすく説明してく

ださい。)

の 3 点を 11 月 2 日(金)までに提出してください。提出方法に関しては、私のホームページに後日記載しま

す。

5.面接・テスト等の日時・場所

レポート提出者を対象に面接を行います。面接のアポイントメントの取り方に関しては私のホームページに後

日掲載します。

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

このゼミは開講五年目と若いので、今後どのようなゼミになるかは皆さんと一つ上の先輩次第です。何事も受

け身でなく積極的に取り組む方を歓迎します。多様性を重視しますので、留学生・留学経験者・留学希望者とい

った学生も歓迎します。

ゼミ選考の詳細は私のホームページ https://sites.google.com/site/daisukeecon/ (小樽商大 中島で検索可

能)に 10 月初めに掲載予定ですので、そちらを参照してください。

教員名 中島 大輔

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1.研究主題

私たちの行動(働くことや学ぶことなど)は、期せずして私たちが相互に関わりあい、社会的関係を形成する

という役割を担っています。そしてこのような社会的関係の多くは経済的な側面を持っており、その分析には経

済学が有用です。経済学によって我々の形成する社会について学び、同時に、ふだん語られない経済学の背景と

なる知識についても注目しながら、様々なことについて考えてみましょう。

以下のページには、ゼミ生によるゼミ紹介や、より詳細な募集情報、さらにこのページの情報の更新や訂正が

掲載されます。是非ご覧ください。下記ホームページは経済学科の教員紹介の私のページのリンク(「個人」の

項目など)から参照することもできます。

http://www010.upp.so-net.ne.jp/kenakamu/index.html

(index.html は無くても可。ただし kenakamu の後の/は必要です)

2.指導要領

1年目(3年生)に基礎的な経済学の能力を身につけて、2年目(4年生)でその応用となるような主題を選

んで卒論の作成に取り組んでもらう予定です。参加者の関心に応じて、テキストややり方が変わっていくのが当

ゼミの特徴です。

3.指導テキスト及び参考書

今までさまざまなテキストを取り上げてきました。今年度はクルーグマンによる経済学の入門用テキスト

(「ミクロ経済学」「マクロ経済学」東洋経済新報社)を使用していますが、来年度用のものはまだ決まっていま

せん。毎年、参加者と相談して決めています。

4.選考の方法

面接を行います。経済学などの社会科学への関心や、関心のある読書分野などについて話をしましょう。

5.面接の日時・場所

11 月6日(火)、午後2時 30 分に仮講義棟 290 の中村健一ゼミ室に来てください。仮講義棟は講義棟(3号

館)と研究棟(1号館)の間にあるプレハブ2階建ての建物です(以下 url の「講義室・ゼミ室配置図」を見て

下さい http://kenakamu.eco.coocan.jp/map.pdf)。

都合の悪い人は以下のどちらかに連絡をください、調整します。

[email protected](電子メール:念のため電話番号を記入しておいてください)

・080-4501-8748(留守番電話:連絡先を教えてください。折り返し電話します)

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

端的に言うと私の講義や基礎ゼミなどに関心を持てたような人に向いていると思います(私の講義の受講生し

か応募できないという意味ではありません)。言い換えると、しっかりした経済学の体系的知識を中心にして、

その背景となる歴史や社会思想、科学史と言ったことにも関心を持ちうる人ですね。実際、私のゼミテンの多く

は私の講義の受講生出身で、みんな楽しくやっているようです。

○ ゼミ募集に関する質問がありましたら、何なりと上記メールアドレスまでお寄せ下さい。またゼミ募集に関

する詳しい情報は、1.の項で紹介したホームページにも掲載していますのでぜひご覧ください。

7.オープンゼミの日時・場所

10 月4日(木)~24 日(水)の期間に火曜・木曜の午後2時 30 分から仮講義棟 290 の中村健一ゼミ室でオープン

ゼミを開催します。御来訪を歓迎します。ゼミ室は5.にある url の地図で確認してください。

教員名 中村 健一

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1.研究主題

ヨーロッパの日常生活史。日常的な文化・生活のあり方を歴史的に眺めます。個人を取り巻く社会秩序の枠組

みと変化を考えます。それは、政治的な事件の歴史とは距離をおいた、人々の生活領域を扱う歴史学で、家族

史、民衆文化、食物や病気、犯罪の歴史とそれらのグローバルな展開、環境史や災害史、開発と資源管理の歴史

など様々な領域がありますが、毎年これらの中からテーマを決めて読む文献を選びます。近年はヨーロッパの民

衆文化の歴史について古典的な著作を読んできました。

2.指導要領

上記のテーマに関する学術文献を精読して輪読します。すなわち、専門書に丁寧に取り組み、叙述の不明箇

所・背景などを調べ、叙述構成を分析し、論旨の展開を批判的に読んでいきます。その際に事前に参考図書を参

照し、文献の内容・論点を整理・紹介するレジュメやコメントを作成し、ゼミの場で報告・発表します。4 年次

には、それに加えて、西洋史に関して各自がテーマを決めて文献調査を行い、卒業論文を作成します。

3.指導テキスト及び参考書

未定。候補としては、

カルロ・ギンズブルク『夜の合戦:16-17 世紀の魔術と農耕信仰』(みすず書房);

マッシモ・モンタリーナ『ヨーロッパの食文化』(平凡社);

エリック・ホブズボーム『匪賊の社会史』(みすず書房);

千葉治男『義賊マンドラン:伝説と近世フランス』(平凡社);

フィリップ・アリエス『「子供」の誕生:アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』(みすず書房)

などから数冊か。

本年度は、今までのところ、阿部謹也「刑吏の社会史」『阿部謹也著作集』第 2 巻(文生書院)、カルロ・ギン

ズブルク『チーズとうじ虫:16 世紀粉挽き屋の世界像』(みすず書房)を輪読。

4.選考の方法(面接・テスト等)

ミスマッチングを避けるため、まず教務課への正式の申し込み前に事前相談に来て必ず具体的な説明を聞いて

下さい。そして、図書館で関係文献を確認し、事前相談での指示にしたがって、レポート・レジュメ等を作成・

提出してもらって選考という手順になります。選考にあたっては、本学入学後の読書歴、基礎ゼミや歴史学系・

外国語その他の授業の履修や単位取得の状況をも参考にします。

事前相談:10 月 4 日(木)以降随時実施。日時は shirai(at)res.otaru-uc.ac.jp((at)はアットマークに置き換

え)に御相談下さい。

5.面接・テスト等の日時・場所

11 月 6 日(火)14 時 30 分から。事前相談の後応募を決めてレポート及びレジュメ等を作成した人は、上記アド

レスに連絡して時間帯を相談して下さい。

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

◆ゼミとは、教員が準備してきて一方的に説明する講義とは異なり、履修者が事前に準備して報告し意見を説明

する責任と負担を受けもつ授業形式です。特に本学の研究指導制度は、自分の関心がある特定の学問分野を掘

り下げて勉強するために 2 年間も続き、毎回の参加には一定の準備を要し、ゼミ単位取得にはさらに各自で自

主的に研究して卒業論文を作成することも制度上義務づけられるため、履修者に講義はもとより他のゼミ形式

の授業よりも大きな主体性と責任・負担が求められる授業であり、本当の意味でのアクティブ・ラーニングで

教員名 平井 進

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す。にもかかわらず、必修なので何か 1 つゼミを取らなければならないからといって、内容やテーマに関心が

ないのにゼミ単位取得のみを目的にして「楽さ」や「雰囲気」といったいい加減で幼稚な基準で選べば、ゼミ

は単に 2 年間の面倒な負担(労力と時間)と無駄(授業料)にしかなりません。真剣に選んで下さい。

◆本ゼミは、歴史学(西洋史)を真面目に勉強したい人のための研究指導です。上記の研究主題をはじめとし

て、ヨーロッパの歴史に知的・文化的な関心がある人のために開講されます。

したがって、西洋史が好きな人、読書が好きな人の応募を特に期待します。また、純文系的な人(美術館やシ

アターキノに行くのが好きな人、室内管弦楽団やプレクトラム・アンサンブル、カンタールといったクラシッ

ク系の人など)、本当は別の大学・学部に行きたかった人(大学受験の都合や親の意向などのためやむを得ず商

大に来てしまった人・流れ着いた人)、外国語に興味がありドイツ・オーストリア・フランスなどヨーロッパ

に留学したい人も歓迎します。本ゼミは特にドイツ語圏への留学に伝統があり、現 4 年生の 1 人もウィーン

に留学していました。

◆ある程度手間暇をかけながら学術文献をじっくり読んでいくことが本ゼミの基本作業です。そこにおいては、

毎週事前に行うべき準備(文献の読解、参考図書の参照、レジュメやコメントの作成など)とゼミでの報告・

発表を面倒がらず嫌がらないことが求められます。また、ゼミ単位の取得には卒業論文の提出が結びついてい

るため、各自で地道に文献を調査して西洋史に関する卒業論文を作成することが必須となります。それらの作

業は内容やテーマに関心があってこそ初めてやることができることなので、本ゼミの履修には、ヨーロッパの

歴史と文化に対する興味・関心をもっていることが何よりも必要となります。また、それらの作業にはある程

度読解力が要るため日頃から読書をする習慣をもっていることが不可欠であり、そして一定の勤勉さと時間も

要するため本学入学後もきちんと授業にでて自宅や図書館でも学習する習慣と余裕を保ってきたことが望まし

く、これらも本ゼミの履修には必要です。そうした人で西洋史を勉強したい人は恐れずに御相談下さい。無断

欠席、部活動やアルバイトを理由とする欠席・早退は厳禁です。

◆逆にいえば、西洋史に関心がない人、読書をしない人、その前提である国語力に不安がある人、本学入学後部

活動やアルバイトを中心に生活して勉強して来なかった・する余裕がない人、不真面目な人や遊び人、セミ゙を

「楽さ」と「雰囲気」でしか選ばないような人には応募・履修を全く勧められません。

また、歴史学は大学の時にしか勉強できないことを真面目に勉強したい人に向いていますが、就職後の実務や

各種試験に役立つ「パンのための学問」ではないので、西洋史に関心がない人にとって履修する意味やメリッ

トはありません。したがって、この点からも、そうした関心がないのに、特に第 2 次募集期間も終了した 12

月下旬以降に、どこにも行くところがないからという理由でどこかのゼミに所属することのみを目的にして本

ゼミに応募することは全く論外で、何の利益にもならず時間と労力の負担にしかならないのでやめた方がよい

です。

◆課外活動は特に行いません。課外活動を行うゼミもあるが本ゼミでは「座学」しかしないのかと学生に否定的

に問われたことがありますが、本学の研究指導制度は学則上授業時間帯内に学内で行われる正規の授業の 1 つ

であり、「座学」が原則です。ゼミの課外活動には学則上何の根拠もありません。したがって、各種の活動を

授業時間帯外にゼミ活動の一部として行うことは不適当です。

7.オープンゼミの日時・場所

・特別な催しは行わない。10 月 4、11、18、25 日、11 月 1 日(木)に見学は可。

・説明会:10 月 9 日(火)14 時 30 分にゼミ室(3 号館 425B)前に集合。

Page 15: Economics - Otaru University of Commercestu.kyomu-s.otaru-uc.ac.jp/wp-content/uploads/2018/... · グループワークのテーマ等は、ゼミ生の間で相談して決定します。

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1.研究主題

マクロ経済学、金融ファイナンス論、国際マクロ経済学・国際金融論

(特に、現在と将来というような異時点間の意思決定を重視した動学分析を積極的に取り扱います)

2.指導要領

3年次:テキストの輪読などを通じて、本ゼミの研究主題に関する基礎的な知識を身につけます

4年次:卒業論文の作成に向けて、各自の個人研究の発表を行います

(卒業論文では本ゼミの研究主題と無関係なテーマを選択しても結構です)

3.指導テキスト及び参考書

ゼミ生の希望分野・レベル等を考慮しながら、相談の上で決定します

4.選考の方法(面接・テスト等)

選考方法:面接+経済学関連科目の成績・履修状況(特に応募条件①・②)も考慮

応募条件:①経済学科科目「ミクロ経済学」を履修済みであり、かつ

②経済学科科目「マクロ経済学」を現在履修中であること が望ましい

※もし応募条件①・②を満たしていない場合は、未履修科目に関して3年ゼミ開始時までに

履修済みである学生と同等レベルの知識を自力で習得しておくことが求められますので

必ず申込前にメールで相談して下さい

5.面接・テスト等の日時・場所

面接日時:11 月 7 日(水)・8 日(木)・14 日(水)の昼休み(1人当り 10 分程度の個別面接)を予定

(上記日時が不都合な場合は、その旨を応募申込メールに記載して下さい)

場所:廣瀬研究室(1号館 431 号室)

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

履修希望者は下記要領の応募申込メールを 10 月 31 日(水)までに 送信して下さい

宛先:[email protected]

件名(subject):seminar2019(半角英数字でお願いします)

本文に記載する必須事項:

所属学科、学年、学籍番号、氏名、メールアドレス(PC・携帯のどちらでも結構です)、

志望理由、現在履修中の経済学関連科目、面接希望日(第1希望・第2希望)

(その他、自己紹介・アピール等があれば、自由に書いて頂いても結構です)

7.オープンゼミの日時・場所(予定)

日時:10 月 4・11・18 日(木)14:30~ 場所:291 ゼミ室(変更の可能性があります)

教員名 廣瀬 健一

Page 16: Economics - Otaru University of Commercestu.kyomu-s.otaru-uc.ac.jp/wp-content/uploads/2018/... · グループワークのテーマ等は、ゼミ生の間で相談して決定します。

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1.研究主題

Empirical research is research to examine real world phenomena based on observational or experimental

data, which is a complement to theoretical research. It intensively uses statistical methods to summarize

data to provide quantitative evidence based on hypothesis testing corresponding to research questions.

The objective of this seminar is to learn basics of 1) how to find research questions in the field of social

science through reading of existing studies (literature review); 2) to learn how to collect observational and

experimental data (survey and experiment design); 3) how to analyze the data (statistical hypothesis

testing).

2.指導要領

This course is taught by two instructors (Profs. Matsumoto and Ikeda) in English and covers the following

contents:

1. Reading existing empirical studies

2. Designing surveys

3. Designing field experiments

4. Learning methods of statistical hypothesis testing

5. Visiting firms and farms in Hokkaido to observe real world economies

3.指導テキスト及び参考書

Materials are given by the instructors.

4.選考の方法(面接・テスト等)

Applicants will be interviewed and asked about themselves and the reason to apply for this seminar.

5.面接・テスト等の日時・場所

The detail on venue and time of the interview will be given on MANABA by the beginning of October.

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

Some of the short-term exchange students from abroad will join this seminar.

教員名 松本 朋哉