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Edmax Thunderbird 各種移行手順 2008年4月15日作成 株式会社ひでじま

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Edmax → Thunderbird 各種移行手順

2008年4月15日作成

株式会社ひでじま

Thunderbird導入手順 【Edmax → Thunderbirdのりかえ案内】

Thunderbird のインストール

準備するもの:Thunderbird インストーラ、自分のアカウント設定情報紙(ネットワーク管理者より支給済) Thunderbird Setup X.X.X.XX※.exe をダブルクリックしてセットアップを起動する。

※ファイルの X 部分にはアプリケーションのバージョン&リビジョン番号が入る。

【使用許諾書に同意する】を選択、【次へ】をクリック。

【標準インストール】を選択、【次へ】をクリック。 インストールが実行される。

セットアップ完了。【完了】をクリックして終了。 設定移行ウィザード起動(自動) ※すぐに起動しない場合はチェックを外しておく OutlookExpress 以外は対象外のため、【キャンセル】。

Mozilla Thunderbird導入手順

アカウント作成画面1。メールアカウントを選択 アカウント作成画面2。使用者名とアドレスを入力

アカウント作成画面3。サーバ情報を入力 アカウント作成画面4。送受信サーバのユーザ設定 支給済のメールアドレス設定情報に基づき入力 メールアドレスの@より左側を入力

アカウント作成画面5。アカウント名入力 アカウント作成画面6。設定した項目の一覧 任意の名称でよい 例):山田@会社など・・・ 不備などを確認。【完了】を押して設定終了

メール送付時、受信者に通知される情報。 例) Taro Yamada <t_yamada@hidejima>

このアカウント名はメーラーの管理用に使用

する。送受信には直接影響しない。 複数のメールアドレスを保持したい場合など

はここの名称によって区別する。 例2) 山田@ひでじま 例3) 山田@gmail 例4) 山田@home …

任意指定。複数のメールアカウントを管理し

たい場合はチェックを外した方が管理が容易

である(好みや利用スタイルに拠る)。

受信に必要な設定がこの段階では未

完了のため、このチェックは外す。

Mozilla Thunderbird導入手順

アカウント設定(メニューバーより・・・【ツール】>【アカウント設定】) 作成した自分のアカウントのツリーにある【サーバ設定】を選択すると下図の画面が表示される。ひでじま

の受信サーバは認証に APOP を用いているため、チェック OFF の状態では正常に受信されない。この画面

で【保護された認証(…)】にチェックを入れることで初めて受信可能。チェック後、【OK】をクリックしてア

カウント設定を終了する。

【保護された認証(…)】にチェックした後で手動にて受信を行う。メールが正常に受信されれば設定完了。 受信時にエラーメッセージが出る場合は、設定が正しくないことが考えられるため、アカウント設定画面で

設定内容の正誤を確認する。

支給されているアカウント設

定情報紙にあるパスワードを

入力する。

このチェックを入れると次回

受信時からパスワード入力が

省略される。

Thunderbird導入後の注意点 【Thunderbird設定について】

Thunderbird インストール後、メニューバーより【ツール】>【オプション】>【編集】と辿っていくと、下図

の画面が表示される。 【一般】タブの【メッセージを転送するときの元のメッセージを...】は、初期状態では【ファイルとして添付する】に設定

されている。この設定は例を挙げると、顧客が送ってきたメッセージを制作部に転送する際、元の文章を本

文内に引用せず eml ファイルとして添付し送付するというもの。対して【メール本文に含める】は言葉どおり

の設定。 Edmax と同様の送付様式にするためには、【ファイルとして添付...】から【メール本文に含める】に設定しなおす

必要がある。

2択方式で、Edmax と同じ設定

にするなら【メール本文に含める】

である。

Edmaxメールボックス移行手順 【Edmax → Thunderbird】

1. Edmax でのメールデータ書き出し手順 ①移行する【受信】フォルダ(以下フォルダで呼称統一)または【受信】以下のフォルダ内のメールを選

択する。この動作はフォルダ1つにつき1回発生する。

【注意】 Edmax の仕様で、書き出し可能なデータサイズの上限は 42MB に設定されている。フォルダ内のデータ総容量が

上限を超過する場合、書き出す時に 42MB を超えた分のメールは書き出されない旨の警告(下図参照)が表示

される。 これは複数に分割して書き出すことで回避可能。

例) メールデータを全選択した状態

Edmaxメールボックス移行手順

②メールを選択した状態で、下図のようにメニューバーの【ファイル】>【エクスポート】へ。

③上の図のように進むと、下の画面に遷移する。 ①で選んだフォルダに対し、ファイル名として【判別しやすい名称 + .mbx】をつける。

④ファイル名を除く他の設定は、下図の枠囲み内のように合わせる。最後に【保存】して終了。 必要に応じ 1-①~1-④の動作を、移行したいフォルダの数だけ反復して行う。

Edmax のメニューバーから>ファイル>エクスポート>↓

↓ここで付けたファイル名が移行後のフォルダ名になります。

Edmaxメールボックス移行手順

2. Thunderbird へのメールボックスの移行 Edmax で書き出したメール BOX ファイルを、Thunderbird のメールデータがある場所に直接移動する。 パスは WindowsXP の場合、以下のとおり。 C:¥Documents and Settings¥●●●●¥Application Data¥Thunderbird¥Profiles¥●●●●¥Mail¥Local Folders

①下図の場所に 1-④で保存した mbx ファイルをコピーする。複数のファイルを一度にコピーしても OK。

②①でコピー後、Thunderbird を起動する。コピーした mbx ファイルが正しく認識されていれば次の図

のように表示される。読み込んだメールはこの時点で、全て未読扱いとなり太字で表示される。

使用者、PC ごとに異なった文字列が入ります。

Edmaxメールボックス移行手順

3. 設定のまとめ ①メールボックス拡張子:*.mbx(手入力で付加する。) ②書出形式:再構成して保存(添付ファイル付き)・・・メールに添付されているファイルも含まれる。 ③区切り(改行コード):Unix MBOX 区切りは必ずこの設定を適用すること。他の設定では、メール1通が1通分として正しく読み込まれな

くなる。 ④注意事項:フォルダ単位でデータサイズの合計が 42MB を超える場合、超過分は書き出されない。 複数分割→書き出しで回避する。

Edmaxアドレス帳移行手順 【Edmax → Thunderbird】

フォルダ毎コピーしても OK

Edmax のアドレス帳データ“xxxx.adr”は内容は単純なテキストデータである。区切りなどの構造は以下の

ようになっている。 例) ①山田 太郎(氏名)【改行】 ②[email protected](メールアドレス)【改行】 ③制作事業部(部門などメモ書き)【改行】※次のアドレスへ

Edmax のアドレス帳をそのまま ThunderBird に持っていこうとすると、上記の文字区切りでは 1 行につき

1 件と認識され、正しく読み込まれない。ただし、csv 形式又は tab 文字区切りテキストのようなファイル

ならば読み込み可能なため、いずれかの形式になおしてからインポートする必要がある。

例 1)タブ ①氏名【タブ】②メールアドレス【タブ】③部門などメモ書き【次のアドレスとの区切りは改行】

例 2)カンマ ①氏名【,】②メールアドレス【,】③部門などメモ書き【次のアドレスとの区切りは改行】

なお Edmax には、プラグインとして Edmax アドレス帳を CSV 形式に変換する機能が用意されている。 プラグインの詳細及び設定法は以下のとおり。 【アドレス帳変換プラグイン】 名 称:Address Export 入手法:Edcom サイト・EdMax プラグインよりダウンロードする(Edmax, Adress Export で検索ヒット)。

URL → http://www.edcom.jp/plugins.html 設定法:C:¥Program Files¥EdMax¥Plugins¥に addrexport.dll をコピーする。 使用法:①Edmax を起動、メニューバーの【ツール】から【アドレス帳→CSV 変換】を選択する。

②Edmax のアドレス帳に入っているすべての*.adr ファイルが CSV 形式に変換される。 ※このとき元の*.adr ファイルは残るので、バックアップは不要(するしないは任意で)。 ③作成された CSV をとりだして終了。

addrexport.dllのコピー後にEdmaxを起動すると検出通知画面が出現する。

【扱い方法】で組込み状態を選び、【OK】を押す。【後で使用する(無効状

態で組込む)】を選択するとプラグインは次回起動時から有効となり、すぐ

には使用できない。通常は【直ぐ使用する(・・・)】でOK。

Edmaxを起動・・・

Edmaxアドレス帳移行手順

右図の○部分を選択すると、 ↑の画面が出現し、変換終

了を告げられる。アドレス

帳が保管されている場所 C:¥Program Files¥EdMax¥Address

には、Edmax アドレス帳を

元に変換したCSVファイル

が作成される。 Thunderbird へのインポート Edmax のアドレスデータを CSV に変換したファイルを Thunderbird に読み込ませる。 Thunderbird を起動し、アドレス帳ダイアログを開いておくこと。 ①アドレス帳ダイアログのメニューバーから、【ツール】>【インポート】を選択する。 ②【設定とデータのインポート】画面が表示される。ここでは【アドレス帳】を選択し、【次へ】すすむ。

…¥Edmax¥Addressのフォルダにある*.adrファイル全てが*.csvに変換され

る。このため、不要なアドレス帳などは変換前に破棄するなど整理してお

くことをお勧めする。なお、オリジナルの*.adrファイルは消されず残るた

め、バックアップは不要。心配な場合は任意でバックアップをとると良い。

Edmaxアドレス帳移行手順

③読み込むアドレス帳データのファイ

ル形式を訊かれる。前述でアドレス

帳をCSV形式に変換している場合は

テキストファイル(LDIF, .tab, .csv, .txt)を

選び【次へ】をクリックする。 ④読み込むデータの場所を指定する。

ファイルの種類は規定値はタブ区切り

になっており、CSV ファイルは表示

されない。カンマ区切りを選択しなお

すことで対象のファイルが表示され

るようになる。目的のファイルを選

択し、【開く】をクリックする。 ⑤選択した CSV ファイルのデータを

どの項目に当てはめるかを訊かれる。

下図のとおりに設定する。各部の説

明は下図を参照のこと。設定後は

【OK】をクリックしてインポートを

実行する。

この【次へ】は、イ

ンポート手順をさす

のではなく、アドレ

スリストの次レコー

ドへ遷移することを

意味している。クリ

ックすると【インポー

トするデータ】の内容表

示が変化する。

【上へ】【下へ】を使って、

アドレス帳のフィールド

の並び順を変更すること

ができる。

Edmax のアドレス帳 CSV を読み込む場合、チェック

は必ず OFF にすること!チェック ON のまま Edmaxアドレス帳 CSV をインポートした場合、1 件目のデ

ータはタイトル行として扱われ、読み込まれない。

Edmaxアドレス帳移行手順

⑥インポートが始まると下図のような進行画面に遷移し、インポート終了時には完了の通知画面が現れる。

【完了】をクリックすると、インポートしたアドレス帳が表示される。CSV データに不備がない限りは正

常にインポートされる。 Thunderbird について

Thunderbird は導入直後の状態そのままでも充分な機能を備えている。Edmax や OutlookExpress と比較

して大きく異なる点は使用者が無償でカスタマイズできることが挙げられる。テーマなど見た目の変更から、

Firefox との連携をはじめとする機能の追加などに至るまで広範囲にわたって変更可能である。 改造しやすい反面、バージョンアップやアップデートパッチ適用の際に基本状態に戻されてしまうため、独

自に変更した箇所をその都度修正しなおす必要があるなど、管理が煩雑になる側面もある。このため、カス

タマイズは原則として自己責任で行っていただきたい。 テーマなども同様にバージョンアップによって使えなくなる場合もあるため、注意が必要である。