試験番号 98-349 mta...5 開発者向けトラック...
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本書は、「MTA Windowsオペレーティングシステムの基本事項」試験の受験対策用の教材です。株式会社インプレスジャパンおよび著者は、本書の使用による「MTA Windowsオペレーティングシステムの基本事項」への合格を一切保証しません。
本書の内容については正確な記述につとめましたが、著者、株式会社インプレスジャパンは本書の内容に基づく試験の結果にも一切責任を負いません。
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はじめに
MTA(Microsoft Technology Associate)は、2012年にスタートした、マイクロソフトの新しい認定資格です。ITプロフェッショナルを目指す学生・新入社員や、これまでIT技術にあまりなじみのなかった方が取り組みやすい資格として誕生しました。
日本では、MCA(Microsoft Certified Associate)という、ITの根幹となる技術の基礎力を問う資格がありますが、MTAは、より広い技術分野をカバーし、ワールドワイドで通用する資格にグレードアップしたものです。「システム管理者向け」「データベース開発/管理者向け」「開発者向
け」という3つのトラックから構成されており、目指す技術分野に合わせて科目を選択できます。
本書は「システム管理者向け」トラックの「MTA Windows オペレーティングシステムの基本事項」(試験番号98-349)のための学習問題集です。
執筆にあたっては、初心者の方でも無理なく学習していただけるよう、各機能を利用するシチュエーションや利用目的に重点を置いた解説を心がけました。各要素の利用時における注意点などにも言及しているため、システム管理者だけでなく、ヘルプデスクの業務を担当する方のスキル向上にも役立ちます。また、正解の解説だけでなく、なぜ誤りなのかという点も理解できるよう誤りの選択肢についても解説していますので、問題を解き、解説を読み進めていただくことで、オペレーティングシステムの基礎知識が無理なく身に付くだけでなく、試験に備えての応用力を培うことができます。
本書を活用し、より多くの方がMTA資格を取得なさいますこと、また、Windowsオペレーティングシステムのおもしろさを味わってくださいますことを祈念いたします。
2013年10月著者
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MTAについてMicrosoft Technology Associate(MTA)は、マイクロソフトの新しい認定資
格です。ITプロフェッショナルを目指す学生や、技術以外の部門の方が、さまざまなIT分野の基礎となる技術を学習するための最初のステップとして最適な構成になっています。
同じくマイクロソフトが主催するMCP(Microsoft Certified Professional)はベンダー系のIT資格として高い支持を得ていますが、主に現役で活躍するエンジニアを対象としたもので、初心者にはハードルが高いものでした。日本では学習やキャリアをスタートしたばかりの初学者向けに、MCA※(Microsoft Certified Associate)というITの根幹となる技術の基礎力を問う資格がありますが、MTAはより広い技術分野をカバーし、ワールドワイドで通用する資格にグレードアップされたものです。※MTAの登場によってMCAはその役割を終え、2013年12月末で終了します。
MTAは目標とする技術分野別に3つのトラックに分かれており、それぞれの資格を取得することで、上位のMCP資格取得のための基礎力を培うことができます。
●システム管理者向けトラック
デスクトップまたはデスクトップ/サーバー管理者やプライベートクラウドコンピューティングの技術者を目指す人を対象としたトラックです。
構成科目は以下の4つです。
・ Windowsオペレーティングシステムの基本事項(98-349)・ Windowsサーバー管理の基礎(98-365)・ネットワークの基礎(98-366)・セキュリティの基礎(98-367)
●データベース開発・管理者向けトラック
データベースの開発・管理者や経営情報システム(ビジネスインテリジェンス)技術者を目指す人を対象としたトラックです。
以下の1科目のみから成ります。
・ データベースの基本事項(98-364)
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●開発者向けトラック
WindowsアプリやWebアプリの開発者、アプリケーションライフサイクル管理技術者を目指す人を対象としたトラックです。
構成科目は以下の7つです。「ソフトウェア開発に関する基本事項(98-361)」から取得を開始し、目標に沿って科目を選択していきます。
・ソフトウェア開発に関する基本事項(98-361)・Windows開発に関する基本事項(98-362)・Web開発に関する基本事項(98-363)・Microsoft.NETの基礎(98-372)・モバイル開発に関する基本事項(98-373)・ゲーム開発に関する基本事項(98-374)・HTML5 アプリケーション開発に関する基本事項(98-375)
【MTAシステム管理者向けトラックのキャリアパス】
MTAシステム管理者向けトラック・ Windowsオペレーティングシステムの基本事項(98-349)・ Windowsサーバー管理の基礎(98-365)・ネットワークの基礎(98-366)・セキュリティの基礎(98-367)
MCSA(Microsoft Certified Solution Associate)・ Windows Server 2012・ Windows Server 2008・ Windows 8・ Windows 7
MCSE(Microsoft Certified Solution Expert)・ Server Infrastructure・ Desktop Infrastructure・ Private Cloud
MCP
MTA
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「MTA Windowsオペレーティングシステムの基本事項」の試験トピック●オペレーティングシステムの構成コントロールパネルのオプションの構成管理ツールの構成、ユーザー補助オプションの構成
デスクトップ設定の構成ガジェットの構成、プロファイルの構成、ディスプレイ設定の構成、ショートカットの構成、Aeroの構成と機能
ネイティブアプリケーションとツールWindows Internet Explorer、Snipping Tool、Windows Media Player、Windows Media Center、msconfigの理解
モビリティ同期センター、Windowsモビリティセンター、リモートデスクトップの理解
リモート管理とリモートアシスタンスMMCとWindows PowerShellの理解
●クライアントシステムのインストールとアップグレードWindowsオペレーティングシステムのエディションシステム要件の確認、PCのアップグレードアドバイザーの使用アップグレードパス
Windows XPやWindows Vistaなどのオペレーティングシステムのアップグレードパスの確認、アプリケーションの互換性の確認インストールの種類リムーバブルメディアのインストール(DVD、ZTI、LTI、USB)の理解、クラウドやネットワークでのインストール、プロダクトキーの理解仮想化されたクライアント
Windows XPモードの理解、リモートデスクトップの理解、リモートデスクトップサービスの理解
●アプリケーションの管理アプリケーションのインストールローカルアプリケーションとネットワークアプリケーションの理解、グループポリシーの理解、アプリケーションの削除の理解ユーザーアカウント制御(UAC)標準ユーザーと管理者ユーザーの理解、UACの確認メッセージとレベルの理解悪意のあるソフトウェアの削除
Windows Defender、アクションセンター、悪意のあるソフトウェアの削除ツール、Windowsレジストリ、Microsoft Forefront Endpoint Protectionの理解サービスサービスのスタートアップの種類、サービスアカウント、サービスの依存関係の理解アプリケーション仮想化
MED-VとVDIの理解
●ファイルとフォルダーの管理ファイルシステム
FAT、FAT32、NTFS、32ビットと64ビットの理解ファイルとプリンターの共有
NTFSと共有アクセス許可、ホームグループ、プリンタードライバー、有効なアクセス許可の理解、パブリック共有、基本的な共有、詳細な共有の作成、ドライブのマッピング暗号化
BitLocker、暗号化ファイルシステム(EFS)、圧縮の理解ライブラリオフラインファイルの理解、複数のローカルの場所のライブラリへの追加、ネットワーク上の場所の追加
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●デバイスの管理
デバイスの接続プラグアンドプレイのデバイスの接続、プリンターの接続と切断、デバイス用のサードパーティ製ソフトウェアのインストール記憶域ディスクの種類(NTFSやFATなど)、セキュリティ(暗号化)、記憶装置の種類(eSATA、USB、USB 2.0、IEEE 1394、iSCSI)、記憶域ドライブの種類(ベーシック、プライマリ、拡張、論理、ダイナミックディスク、VHD)、クラウドストレージ(Windows Live SkyDrive、OneNoteからSkyDrive、Live Mesh)の理解印刷デバイスローカルプリンター、ネットワークプリンター、印刷キュー、ファイルへ出力、インターネット印刷の理解システムデバイスビデオ、オーディオ、赤外線入力デバイスの理解、デバイスマネージャーの理解
●オペレーティングシステムの保守バックアップ方法と回復方法ローカルバックアップ、オンラインバックアップ、自動バックアップの方法の理解、バックアップオプションの理解、システムの復元、回復のブートオプション(前回正常起動時の構成など)、さまざまなセーフモードオプションの理解保守ツールディスクデフラグツール、ディスククリーンアップ、タスクスケジューラ、アクションセンター、システム情報の理解更新プログラム
Windows Update、Microsoft Update、修正プログラムの理解
受験申し込み方法MTA試験は、プロメトリック株式会社Webサイト、または電話で申し込みます。
●プロメトリック株式会社(一般・法人対象)URL http://it.prometric-jp.com/testlist/mta/index.htmlTel 0120-347-737(9:00~18:00、土日祝日、年末年始休業を除く)※Webで申し込む場合は、プロメトリックIDを取得する必要があります。
・受験料 12,600円(税込)・試験時期 各試験センターの会場で随時受験することができます。
●株式会社オデッセイ(学生・教職員)URL http://mta.odyssey-com.co.jp/exam/※一定の条件を満たす学校の学生・教職員が対象です。条件の詳細はホームページで確
認してください。※申し込みには受験者IDが必要です。
・受験料 7,350円(税込)・各試験センターの会場で随時受験することができます。
MTAの問い合わせ先MTA制度のおよび受験後の認定証の取得に関する詳細はマイクロソフトのWebサイト
を参照してください。
・ 日本マイクロソフト認定プログラム事務局 MS-Learning窓口URL http://www.microsoft.com/ja-jp/learning/mta/Tel 0120-77-2057(9:00~17:30、土日祝日、指定休業日を除く)
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選択問題
本書の活用方法本書はカテゴリ別に分類された、問題と解答で構成されています。
●問題本書の問題は「MTA Windowsオペレーティングシステムの基本事項」試験合格
に必要な知識を効果的に学習することを目的に作成したものです。解答していくだけで、合格レベルの実力が身に付きます。また、MTA試験に想定されるさまざまな出題パターンにも対応しています。
チェックボックス
確実に理解している問題のチェックボックスを塗り潰しながら問題を進めれば、2回目からは、不確かな問題だけを、効率的に解くことができます。すべてのチェックボックスが塗り潰されれば、合格は目前です。
問題文をよく読んで、主旨にあった解答を選択します。正解が複数ある問題も含まれています。
解答ページ
問題の右下に、解答ページが表示されています。ランダムに問題を解くときも、解答ページ探しに手間取ることがありません。
ドラッグアンドドロップ問題
適切な解答になるように、選択肢をドラッグアンドドロップで並べ替えます。
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12. B a P16
Windows展開サービス( WDS:Windows Deployment Service)はWindows
Serverの標準機能のひとつです。事前に作成したWindows 7のイメージをネットワーク経由で展開先のコンピューターに流し込むことができ、企業内におけるWindows 7のライトタッチインストールを実現することができます。
事前にWindows 7の イメージファイルと 応答ファイルを作成しておきます。応答ファイルは、 セットアップウィザードの質問に関する答えをまとめたファイルです。それらを 展開サーバーに格納して展開を開始したあとは、展開先のコンピューターに電源を入れて¬キーを押す必要があります(B)。この起動方法を PXE(Preboot eXecution Environment)ブートといいます。これにより、展開先コンピューターはWindows展開サーバーに接続し、展開イメージと応答ファイルなどを取得します。その後、応答ファイルの内容に基づいて自動インストールが始まります。
【Windows展開サービスによる展開】
起動時に
① イメージの追加
③ 展開
② 応答ファイル作成
WDS
展開対象のコンピューター
展開先のコンピューターでは、Windows 7のインストールメディアの挿入や応答ファイルの選択を行う必要はありません(A、C)。
●解答解答には、問題の正解やその理由だけでなく、用語や重要事項などが詳しく解
説されています。
解説(選択肢)
正解である選択肢はBや(B)のように、不正解である選択肢はAや(A)のように表記し、それぞれの根拠を表示しています。
解説(用語)
重要な用語は、太字で表記されています。
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目次
はじめに ……………………………………………… 3MTAについて ………………………………………… 4「MTA Windowsオペレーティングシステムの基本事項」
の試験トピック …… 6受験申し込み方法 …………………………………… 7MTAの問い合わせ先 ………………………………… 7本書の活用方法 ……………………………………… 8
第 1章 インストールおよびアップグレード問題 ………………………………………………… 14解答 ………………………………………………… 19
第 2章 オペレーティングシステムの構成問題 ………………………………………………… 36解答 ………………………………………………… 41
第 3章 アプリケーション、ツール、リモート管理の構成問題 ………………………………………………… 60解答 ………………………………………………… 65
第 4章 デバイスとプリンターの管理問題 ………………………………………………… 86解答 ………………………………………………… 90
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第 5章 ディスクおよびデータの管理問題 ………………………………………………… 110解答 ………………………………………………… 116
第 6章 システムの保守とセキュリティ保護問題 ………………………………………………… 140解答 ………………………………………………… 145
第 7章 システムの保護と復元問題 ………………………………………………… 168解答 ………………………………………………… 173
第 8章 総仕上げ問題問題 ………………………………………………… 190解答 ………………………………………………… 201
索引 ………………………………………………… 234
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□ 1. Windows7のエディションとして存在しないものはどれですか。
A. Ultimate
B. Professional
C. Standard
D. Home Premium
aP19
□ 2. BitLockerが利用できるエディションはどれですか。
A. Professional
B. Home Basic
C. Enterprise
D. Starter
aP20
□ 3. 32ビットOSと64ビットOSの違いに関する説明として適切なものはどれですか。
A. 64ビットOSではより多くのメモリをサポートする B. 64ビットOSのほうが多くの機能を備えている C. 32ビットOSのほうが軽くて高速である D. すべてのエディションに32ビットと64ビットの両方が提供され
ているaP20
□ 4. 32ビットのWindows7において、メモリ容量の最小システム要件として適切なものはどれですか。
A. 512MB
B. 1GB
C. 2GB
D. 4GB
aP21
15
インストールおよびアップグレード(問題)
第 1 章□ 5. 現在、WindowsVistaBusinessエディションを使っており、Windows7へアップグレードインストールしたいと考えています。利用可能なアップグレードパスはどれですか。
A. アップグレードインストールできない B. Professionalのみ C. ProfessionalとEnterprise
D. ProfessionalとEnterpriseとUltimate
aP22
□ 6. WindowsVistaEnterpriseエディションからWindows7Enterpriseエディションへアップグレードインストールしようとしましたが、エラーが出て失敗してしまいました。考えられる原因はどれですか。
A. アップグレードパスが適切でない B. OSのビット版の数値が異なっている C. インターネットに接続されていない D. 上記のどれも当てはまらない
aP22
□ 7. 現在使用しているWindows7のエディションやビット版の数値はどこから確認することができますか。
A. タスクマネージャー B. デバイスマネージャー C. パフォーマンスモニター D. システム
aP23
□ 8. 現在使用している既存のコンピューターに、Windows7がインストール可能か調べる必要があります。利用するツールとして適切なものはどれですか。
A. Windows Anytime Upgrade
B. Windows Update
C. Windows Upgrade Advisor
D. Windows Anytime Advisor
aP24
16
□ 9. 現在、Windows7HomePremiumエディションを使っていますが、さらに多くの機能を利用したいため、Windows7Ultimateエディションへのアップグレードを検討しています。利用するツールとして適切なものはどれですか。
A. Windows Anytime Upgrade
B. Windows Update
C. Windows Upgrade Advisor
D. Windows Anytime Advisor
aP25
□10. Application Compatibility Toolkitはどこから入手することができますか。
A. Windows 7インストールメディア内 B. Microsoft Download Center
C. Windows Updateサイト D. Windows Server
aP26
□11. Windows7をゼロタッチインストールによって企業内に展開したい場合に、必要となるものはどれですか。
A. System Center Configuration Manager
B. System Center Operations Manager
C. System Center Virtual Machine Manager
D. System Center Data Protection Manager
aP27
□12. Windows展開サービスを使ってライトタッチインストールを行う際に、展開先のコンピューターで必要な作業はどれですか。
A. 応答ファイルを選択する B. ¬キーを押す C. Windows 7のインストールメディアを挿入する D. 必要な作業はない
aP28
17
インストールおよびアップグレード(問題)
第 1 章□13. WindowsAIKに含まれないツールはどれですか。
A. ImageX.exe
B. ユーザー状態移行ツール C. MDT
D. WindowsシステムイメージマネージャーaP29
□14. WindowsXPからWindows7へデータを移行する際に活用できるツールはどれですか。(2つ選択)
A. USMT
B. WDS
C. ImageX.exe
D. Windows転送ツールaP30
□15. USMTの説明として適切なものはどれですか。
A. 有償のツールである B. GUIを使ってウィザードで実行できる C. デフォルトでインストールされている D. コマンドラインで実行できる
aP31
□16. Windows転送ツールを使って新しいコンピューターに転送する際に、選択できないものはどれですか。
A. 外付けハードディスク B. ネットワーク C. 転送ツールケーブル D. 赤外線通信
aP32
18
□17. Windows転送ツールを使って、WindowsXPのコンピューターからWindows7に移行する予定です。ところが、移行元のWindowsXPには転送ツールが見当たりません。転送ツールはどのように入手できますか。適切なものをすべて選択してください。
A. Windows 7のインストールメディア内 B. Windows XPのインストールメディア内 C. Windows 7で移行元用の転送ツールを作成 D. Microsoft Download Center
aP33
□18. Windows転送ツールもしくはUSMTを使って移行する場合に、移行できないものはどれですか。
A. プログラム B. マイドキュメント C. 電子メール D. お気に入り
aP34
19
インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章第 1章 インストールおよびアップグレード
解 答
1. C a P14
Windows 7には以下の6つのエディションが用意されています。
・Starter ………………… 初心者や低スペックパソコン向け・Home Basic ………… 一般ユーザー向け、機能限定版・Home Premium(D) … 標準的な一般ユーザー向け・Professional(B) ……… 企業ユーザーや上級一般ユーザー向け・Enterprise …………… ソフトウェアアシュアランス(SA)契約企業ユーザー
向け・Ultimate(A) ………… 上級一般ユーザー向け
エディションによって価格や機能レベルが異なり、この一覧の下にあるエディションのほうが多くの機能を備えています。ただし、EnterpriseとUltimateでは機能面に差はなく、異なる点は提供形態だけです。また、Home Basicは日本では販売されていません。そのため、日本で入手可能なエディションは、Home Basicを除いた5つのエディションであり、企業においてはProfessionalとEnterpriseのいずれかのエディションが主に使用されています。Windows 7には、Standardというエディションは存在しません(C)。
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2. C a P14
Windows 7は、エディションによって機能面に差があります。代表的な機能の違いは以下のとおりです。
【Windows 7のエディションと機能】
StarterHome Basic
Home Premium
Professional Enterprise Ultimate
ホームグループ 〇 〇 〇 〇 〇 〇
モビリティセンター × 〇 〇 〇 〇 〇
Windows Aero
× × 〇 〇 〇 〇
ドメイン参加 × × × 〇 〇 〇
XP Mode × × × 〇 〇 〇
BitLocker × × × × 〇 〇
AppLocker × × × × 〇 〇
BitLockerというデータ保護機能が利用可能なエディションは、EnterpriseとUltimateのいずれかに限られます(C)(第6章解答15を参照)。下位のエディションで利用可能な機能は上位のエディションに包含されています。たとえば、Enterpriseは、Professionalで利用可能なすべての機能に加えて、BitLockerなどの機能を備えています。各機能の詳細は後述します。
3. A a P14
多くのメモリをサポートできることが、64ビットOSの特徴です(A)。32ビットのWindows 7の場合にはサポートされるメモリの上限は3.5GBですが、64
ビットの場合には最大で192GBのメモリをサポートすることができます。そのため、多くのメモリを必要とする処理に対応したい場合には、64ビットのWindows 7を選択します。
Windows 7では、Staterエディションは32ビット版のみですが、それ以外のすべてのエディションで32ビット版と64ビット版の両方を提供しています(D)。ただし、プログラムによっては64ビットOSでは動作しないものもあるため注意が必要です。
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インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章利用可能な機能はOSのエディションによって異なります。ビットの違いによるものではありません(B)。また、コンピューターの処理速度はプロセッサの性能やメモリの構成に依存するため、ビット版の違いによるものではありません(C)。
4. B a P14
Windows 7の最小システム要件は以下のとおりです。
【Windows 7の最小システム要件】
32ビット 64ビット
CPU 1GHz
メモリ 1GB 2GB
HDD 16GB 20GB
グラフィック Windows Display Driver Model(WDDM)1.0以上のドライバーで稼働するDirectX 9対応グラフィクスデバイス
メモリについては、32ビットでは1GB以上が(B)、64ビットでは2GB以上が必要です。ビット版に応じてシステム要件に違いがあるため注意が必要です。また、利用する機能によっては追加の要件が必要になるものもあります。主な機能の追加要件は以下のとおりです。
・ 解像度によっては、ビデオを再生するための追加メモリや高速グラフィックスハードウェアが必要になる場合がある
・ Windows TouchおよびWindows Tabletには、指定のハードウェアが必要・ ホームグループには、ネットワークおよびWindows 7を実行するコンピューターが必要
・ DVDまたはCDの作成には、互換性のある光学式ドライブが必要・ BitLockerにはTPM1.2(第6章解答16を参照)かUSBフラッシュドライブが必要
・ BitLocker To GoにはUSBフラッシュドライブが必要
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5. D a P15
OSのインストールには、クリーンインストールとアップグレードインストールという2種類の選択肢があります。クリーンインストールとは、新規にインストールを行うことです。一方、アップグレードインストールとは、コンピューターに上書きインストールを行うことで、既存のWindows環境を引き継ぐことが可能です。既存のコンピューターで実行しているOSをWindows VistaからWindows 7
に変更したい場合には、アップグレードインストールが利用できますが、Windows Vistaのエディションによってアップグレードパスが決まっているため、注意が必要です。Windows VistaからWindows 7へのアップグレードパスは以下のとおりです。
【Windows VistaからWindows 7へのアップグレードパス】
OSアップグレード先のWindows 7
エディション Home Premium
Professional Enterprise Ultimate
Windows Vista
Home Basic 〇 × × 〇
Home Premium
〇 × × 〇
Business × 〇 〇 〇
Enterprise × × 〇 ×
Ultimate × × × 〇
Windows Vista Businessエディションを使っている場合には、Windows 7のProfessional、Enterprise、Ultimateのいずれかにアップグレードインストールすることが可能です(D)。
アップグレードインストールが利用できない場合にはクリーンインストールを行い、既存のコンピューターからデータを移行する必要があります。Windows XPからWindows 7へのアップグレードインストールのパスは用意されていないため、クリーンインストールが必要です。
6. B a P15
Windows Vista EnterpriseエディションからWindows 7 Enterpriseエディションへのアップグレードインストールは、アップグレードパスとしては適切です(A)。アップグレードインストールを行う際には、エディションのアップグレードパスが適切であることと、既存のOSとアップグレード先のOSでビット
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インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章版が一致していることが必要です。たとえば、32ビット版のWindows Vistaを実行しているコンピューターでは、64ビット版のWindows 7にアップグレードインストールすることはできません(B)。そのため、アップグレードインストールを行う前に、既存のWindows Vistaのビット版の数値を確認してください。
アップグレードインストールを行うにあたって、インターネット接続は必須ではありません(C)。ただし、インターネットに接続していると、必要な更新プログラムの確認も同時に行うことができます。
7. D a P15
コンピューターにインストールされているOSのエディションやビット版などの詳細情報は、 システムで確認することができます(D)。システムは[スタート]メニューの[コンピューター]を右クリックして[プロパティ]を選択することで表示できます。
【システム】
タスクマネージャーでは、[ヘルプ]タブでOSの種類やエディションを確認することができますが、ビット版の数値までは確認できません(A)。デバイスマネージャーやパフォーマンスモニターも同様です(B、C)。
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8. C a P15
WindowsUpgradeAdvisorを使うと、既存のコンピューターにWindows 7
をインストールできるかどうかを調べることができます(C)。既存のコンピューターにWindows 7をインストールして利用したいと考えているユーザーに有益なツールです。このツールは、Microsoft Download Centerからダウンロードすることができます。
【Windows 7 Upgrade Advisorの実行結果】
Windows Upgrade Advisorを実行すると、既存のコンピューターをスキャンし、接続されているデバイスやハードウェア、インストールされているソフトウェアを調査して、Windows 7との互換性の有無やシステム要件のチェック結果を画面に表示します。互換性がない場合やシステム要件を満たさない場合には、その対処法などを通知します。
Windows Anytime UpgradeはWindows 7の下位エディションから上位エディションにアップグレードするためのツールです(A)。Windows UpdateはWindowsの更新プログラムをダウンロードする機能ですが、Windows 7がインストール可能かを調べることはできません(B)。Windows Anytime Advisor
というツールは存在しません(D)。
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インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章9. A a P16
WindowsAnytimeUpgradeを使うことにより、Windows 7の下位エディションから上位エディションへのアップグレードを実現することができます(A)。
【Windows Anytime Upgrade】
これは、Windows 7の上位のエディションが持つ機能について、導入時は必要なかったが導入後に必要になった、というシナリオで活用することができます。現在のプログラムやファイル、設定情報を保持したまま、既存のWindows 7を上位エディションにアップグレードします。Windows Anytime Upgradeを使ったアップグレードパスは次のとおりです。
※次ページに続く
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【Windows Anytime Upgradeによるアップグレードパス】
エディションアップグレード先
StarterHome
PremiumProfessional Enterprise Ultimate
アップ グレード前
Starter - 〇 〇 × 〇
Home Premium
× - 〇 × 〇
Professional × × - × 〇
Enterprise × × × - ×
Ultimate × × × × -
Windows Vistaなど、以前のバージョンのWindowsからのアップグレードには利用できないため注意してください。また、このツールを実行するには販売店などからアップグレードキーを購入する必要があります。
10. B a P16
ApplicationCompatibility Toolkit(ACT)を使うと、アプリケーションにWindows 7との互換性があるかどうかを確認することができます。このツールは、Microsoft Download Centerからダウンロードすることができます(B)。
【Application Compatibility Toolkit】
27
インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章前述したWindows Upgrade Advisorは、使用しているコンピューターの数が少ない場合に最適なツールですが、ACTはエンタープライズ環境でアプリケーションの互換性確認を行うための最適なツールです。企業内で利用しているアプリケーションがWindows 7で動作するかを検証するために活用することができます。アプリケーションにWindows 7と互換性がない場合でも、ACTが持つ互換性データベースを組み合わせることで、Windows 7上でそのアプリケーションを実行できる可能性があります。
ACTは、WindowsのインストールメディアやWindows Serverには含まれていません(A、D)。また、更新プログラムとしてWindows Updateサイトから提供されてはいません(C)。
11. A a P16
企業内にWindows 7を展開する手法には、以下の3種類があります。
【Windows 7の展開方法】
名称 説明 展開手段
ハイタッチインストール
手動で各コンピューターにインストール
インストールDVD
ライトタッチインストール
起動だけ手動で行い、それ以降は自動インストール
Windows展開サービスなど
ゼロタッチインストール
完全に自動化されたインストール System Center Configuration Manager
ゼロタッチインストールとは、SystemCenterConfigurationManager
(SCCM)を使って、完全にインストール作業を自動化する展開手法です(A)。SCCMは、ソフトウェアの自動展開や資産管理のためのマイクロソフトの製品です。このSCCMを利用した展開手法では、Wake On LANという機能によって、展開先のコンピューターにリモートから電源を入れて、事前に作成したWindows 7のイメージを展開先のコンピューターに展開します。展開作業を完全に自動化できるため、大量のコンピューターにWindows 7を展開する必要がある場合に最も効率よく作業を行うことができます。
System Center Operations Managerは、コンピューターの稼働監視を行う製品です(B)。System Center Virtual Machine Managerは、仮想環境を一元管理する製品です(C)。System Center Data Protection Managerは、バックアップを統合管理する製品です(D)。SCCM以外の製品ではWindows 7のゼロタッチインストールは実現できません。
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12. B a P16
Windows展開サービス(WDS:Windows Deployment Service)はWindows
Serverの標準機能のひとつです。事前に作成したWindows 7のイメージをネットワーク経由で展開先のコンピューターに流し込むことができ、企業内におけるWindows 7のライトタッチインストールを実現することができます。
ライトタッチインストールを行うには、事前にWindows 7のイメージファイルと応答ファイルを作成しておきます。応答ファイルは、セットアップウィザードの質問に関する答えをまとめたファイルです。それらを展開サーバーに格納して展開を開始したあとは、展開先のコンピューターに電源を入れて¬キーを押す必要があります(B)。この起動方法をPXE(Preboot eXecution
Environment)ブートといいます。これにより、展開先コンピューターはWindows展開サーバーに接続し、展開イメージと応答ファイルなどを取得します。その後、応答ファイルの内容に基づいて自動インストールが始まります。
【Windows展開サービスによる展開】
起動時に
① イメージの追加
③ 展開
② 応答ファイル作成
WDS
展開対象のコンピューター
展開先のコンピューターでは、Windows 7のインストールメディアの挿入や応答ファイルの選択を行う必要はありません(A、C)。
29
インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章13. C a P17
WindowsAIK(Windows自動インストールキット)とは、ライトタッチインストールなどを行うためのツールセットで、展開作業に役立つ複数のツールとドキュメントが含まれています。Windows AIKに含まれる主要なツールと用途は以下のとおりです。
【Windows AIKのツール】
名称 主な用途
ImageX.exe(A) ディスクイメージの取得や適用
DISM.exe イメージのメンテナンス
Windowsシステムイメージマネージャー(D)応答ファイルの作成
ユーザー状態移行ツール(B) コンピューターのデータ移行
ボリュームアクティベーション管理ツール ボリュームライセンスの集中管理
まず、標準的なWindows 7の構成を行ったコンピューターを1台用意します。このコンピューターが展開するイメージのマスターとなります。そのコンピューターでsysprepを実行して固有情報を削除したあと、ImageX.exeを使ってイメージを吸い上げます。次に、Windowsシステムイメージマネージャー(Windows SIM)でWindows
7のインストールを自動化するための応答ファイルを作成します。そして、吸い上げたイメージと応答ファイルを、Windows展開サービスなどを使って展開先コンピューターに展開します。展開後は、必要に応じて、ユーザー状態移行ツール(USMT:User State Migration Tool)を使って既存のコンピューターからデータを移行したり、作成したイメージをDISM.exeでメンテナンスしたりすることができます。
MDT(Microsoft Deployment Toolkit)は、Windows展開サービスよりも高度な作業が行えるツールですが、Windows AIKには含まれていないため、別途ダウンロードが必要です(C)。
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14. A、D a P17
Windows XP以前のコンピューターからWindows 7に切り替える際には、アップグレードインストールを利用できないため、クリーンインストールしてからデータ移行するという手順で行います。インストール後に行うデータ移行に活用できるツールとして、USMTとWindows転送ツールがサポートされています(A、D)。Windows転送ツールは、一般ユーザー向けの移行ツールで、移行するユーザーデータの選択などをウィザード形式で行い、容易に移行を行うことができます。
【Windows転送ツール】
一方、USMTは企業向けの移行ツールで、コマンドを使って詳細な移行を行うことができます。
WDSはWindows展開サービスの略称で、大量展開を行うためのWindows
Serverの機能です(B)。ImageX.exeは、大量展開を行うときに、マスターとなるコンピューターをイメージ化するために使います(C)。いずれも、データの移行を行うためのツールではありません。
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インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章15. D a P17
USMTは前述したように、コマンドから実行する移行ツールです(B、D)。そのため、スクリプト化することもできることから、多くの移行ユーザーを持つ企業向けの移行ツールとしてサポートされています。USMTは、Scanstate.exeとLoadstate.exeの2つのプログラムから構成されています。Scanstate.exeは、コンピューターからデータを吸い上げるプログラムで、移行元のコンピューターで実行する必要があります。そして、移行先のWindows 7でLoadstate.exeを実行することで、吸い上げたデータを復元します。
【USMTを使ったデータ移行】
ファイルサーバー
移行元コンピューター 移行先コンピューター
Scanstate Loadstate
USMTは、Windows AIKに含まれているツールのひとつです。ツールは無償ですが、デフォルトではインストールされていないため、Microsoft Download
Centerからダウンロードする必要があります(A、C)。
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16. D a P17
Windows転送ツールを使って、既存のコンピューターから新しいコンピューターにデータを移行するときには、次の3つの転送媒体から選択することができます。
【Windows転送ツールを利用した移行】
転送媒体 説明
転送ツールケーブル(C) 専用ケーブルを使って各コンピューターのUSBポートをつないで転送する
ネットワーク(B) LANケーブルを使ってネットワーク経由で転送する
外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ(A)
転送データを別の媒体に抽出して、媒体経由で転送する
転送ツールケーブルには専用のケーブルが必要ですが、移行元と移行先の両方のコンピューターが目の前に並んでいる場合には、最も容易に転送を行うことができます。ネットワークを選択した場合には、移行元コンピューターにネットワークキーが表示されるため、移行先コンピューターでそのキーを入力することで転送を行います。外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブを選択した場合には、パスワードを設定することができるため、抽出したデータを他人に見られるのを防止することができます。
Windows転送ツールでは、赤外線通信を使った転送はサポートされていません(D)。
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インストールおよびアップグレード(解答)
第 1 章17. A、C、D a P18
Windows 7にデータを移行するためのWindows転送ツールのプログラムは、Windows XP内に既定で存在しません。そのため、Windows転送ツールを入手する必要があります。Windows転送ツールは、次の3つの方法で入手することができます。
●MicrosoftDownloadCenterからダウンロードする(D)Windows転送ツールのプログラムは無償でダウンロードできます。
●Windows7のインストールメディア内から実行する(A)Windows 7のインストールメディアを移行元のコンピューターに挿入し、転送ツールを実行できます。
●Windows7で、Windows転送ツールのプログラムを作成する(C)Windows 7では、Windows転送ツールのプログラムを作成し、メディアなどを使って移行元コンピューターに渡すことができます。
移行元のコンピューターがインターネットに接続されている場合、Microsoft
Download Centerからダウンロードするのが最も簡単な入手方法です。ただし、Windows 7への転送用のWindows転送ツールをダウンロードするように注意してください。Windows Vistaへの転送ツールも提供されていますが、そのツールではWindows 7へ移行することはできません。
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18. A a P18
移行元コンピューターでWindows転送ツールもしくはUSMTを実行することで、新しいコンピューターへ移行を行うことができます。移行できる主なデータは以下のとおりです(解答14の画面を参照)。
●ファイルとフォルダー(B)マイドキュメントやマイピクチャなどのデータが含まれています。
●電子メールの設定(C)電子メールアカウント、アドレス帳、メッセージが含まれています。
●プログラムの設定プログラムの構成を古いコンピューターで使用していたときと同様に保つ設定が含まれています。
●ユーザーアカウントおよび設定ユーザーアカウント、デスクトップの背景、スクリーンセーバーなどの設定が含まれています。
●インターネットの設定(D)インターネット接続設定、お気に入り、Cookieなどが含まれています。
移行ツールでは、プログラムそのものは移行することができません(A)。プログラムは、Windows 7に別途インストールする必要があります。
■著者新井 慎太朗(あらい・しんたろう)
株式会社ソフィアネットワークに勤務し、NECラーニング所属の講師としてトレーニングの開催やコース開発に従事。
Windowsを専門分野とし、Windows OS、仮想化技術関連のマイクロソフト認定コースを中心に講師として活動中。
前職である会計ソフトメーカー勤務時には、会計ソフトの導入サポート支援や業務別講習会講師を担当。これらの経歴も活かして、ユーザー視点や過去の経験談なども交えながらのトレーニングを提供している。
STAFF 編集 松井智子(株式会社ソキウス・ジャパン) 制作 森川直子 表紙デザイン 馬見塚意匠室
編集長 玉巻秀雄
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2013年 11月 21日 初版発行
著 者 株式会社ソフィアネットワーク新井慎太朗編 者 株式会社ソキウス・ジャパン
発行人 土田米一
発 行 株式会社インプレスジャパンAnImpressGroupCompany 〒102-0075東京都千代田区三番町20番地
発 売 株式会社インプレスコミュニケーションズAnImpressGroupCompany 〒102-0075東京都千代田区三番町20番地 出版営業TEL03-5275-2442 http://www.ips.co.jp
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印刷所 日経印刷株式会社
ISBN978-4-8443-3504-7 C3055
Printed in Japan
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