一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...chemistry 選択 講義...

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化学 加藤尚之 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010) 科目名称 英文名称 科目責任者 必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数 Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師) 講義ではまず化学の基礎となる原子や分子の構造および化学結合などを学ぶ。次に、こうして組み立てられた化合物が持つ物理的 性質、例えば、沸騰すること、融解すること、水に溶けること、などが化合物のどのような性質によって生じるかについて講義を 行う。また、浸透圧、酸性、塩基性、緩衝作用など生体に関連する項目については特に詳しく講義を行う。合成有機化合物は医薬 品、化粧品、洗剤など私たちが日常的に用いる様々な製品の原料となっている。同時に自然界には本来存在しないPCBやダイオキ シンなどのような環境を汚染する物質もある。これらの物質がなぜ有害なのかを理解することも本講義の重要な目的の一つであ る。 【1】 授業概要 1.環境や生命などに関連した分野を理解するための基礎学力を身につけることができる。 2.原子、分子について説明できる。 3.物質の基本的性質を説明できる。 4.濃度、溶解度、pHなどを定量的に説明できる。 5.代表的な有機化合物についての性質を説明できる。 6.環境汚染や地球温暖化に関わる物質についての知識を身につけることができる。 【2】 到達目標 【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性 到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。 1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。 2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。 3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。 4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。 5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。 1.毎回講義内容の理解度を確認するために、講義内容に則した演習問題を行う。 2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。 【4】 事前・事後学習 【5】 授業計画 内容 項目 担当教員 原子構造と化学結合、構造式 加藤 1 原子と分子 気体、液体、固体 加藤 2 物質の性質 溶液の濃度、浸透圧 加藤 3 溶液 酸と塩基、pH、緩衝作用 加藤 4 酸と塩基 有機化合物の分類と性質 加藤 5 有機化合物(1) 生体の有機化合物 加藤 6 有機化合物(2) 大気および水質汚染物質、温室効果ガス、地球温暖化 加藤 7 環境と化学 試験結果(90%)、授業への出席と態度(10%)で評価する。 解答用紙を開示し、設問について解説する。 【6】 評価方法 なし 【7】 教科書 飯田真(他)「生活の基礎化学」東京教学社 【8】 参考書 加藤尚之 nkatomed.toho-u.ac.jp 【9】 科目責任者連絡先 授業終了後に質問を受け付ける。メールでの事前連絡、質問も受け付ける。 【10】 オフィスアワー - 1 -

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Page 1: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

化学

加藤尚之

一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義ではまず化学の基礎となる原子や分子の構造および化学結合などを学ぶ。次に、こうして組み立てられた化合物が持つ物理的性質、例えば、沸騰すること、融解すること、水に溶けること、などが化合物のどのような性質によって生じるかについて講義を行う。また、浸透圧、酸性、塩基性、緩衝作用など生体に関連する項目については特に詳しく講義を行う。合成有機化合物は医薬品、化粧品、洗剤など私たちが日常的に用いる様々な製品の原料となっている。同時に自然界には本来存在しないPCBやダイオキシンなどのような環境を汚染する物質もある。これらの物質がなぜ有害なのかを理解することも本講義の重要な目的の一つである。

【1】 授業概要

1.環境や生命などに関連した分野を理解するための基礎学力を身につけることができる。2.原子、分子について説明できる。3.物質の基本的性質を説明できる。4.濃度、溶解度、pHなどを定量的に説明できる。5.代表的な有機化合物についての性質を説明できる。6.環境汚染や地球温暖化に関わる物質についての知識を身につけることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回講義内容の理解度を確認するために、講義内容に則した演習問題を行う。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

原子構造と化学結合、構造式 加藤1 原子と分子

気体、液体、固体 加藤2 物質の性質

溶液の濃度、浸透圧 加藤3 溶液

酸と塩基、pH、緩衝作用 加藤4 酸と塩基

有機化合物の分類と性質 加藤5 有機化合物(1)

生体の有機化合物 加藤6 有機化合物(2)

大気および水質汚染物質、温室効果ガス、地球温暖化 加藤7 環境と化学

試験結果(90%)、授業への出席と態度(10%)で評価する。解答用紙を開示し、設問について解説する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

飯田真(他)「生活の基礎化学」東京教学社

【8】 参考書

加藤尚之 nkato★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付ける。メールでの事前連絡、質問も受け付ける。

【10】 オフィスアワー

- 1 -

Page 2: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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物理学

川口高明

一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Physics 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 川口高明(医学部・教授)

看護に関する作業等を効率的かつ安全に行うには、物理学的考察が有益である。そして、看護の現場において日常的に扱う器具の原理及び使用法の意味などは、比較的簡単な物理の知識で理解できることがたくさんある。この講義では医療及び看護の場で役に立つ基本的な物理学の知識と考え方を習得することを目的とする。

【1】 授業概要

1.力に関する概念・定義について理解し、物体の安定性及び仕事について説明及び計算ができる。2.人体の力学について簡単な例で説明及び計算ができる。3.熱に関する概念・定義について理解し、温度及び熱の移動等について説明及び計算ができる。4.流体と圧力に関する概念と定義を理解し、人体等における圧力効果等について説明及び計算ができる。5.電気を理解し、簡単な電気の法則にもとづく計算ができ、人体における電撃現象等について説明ができる。6.検査等に関する基本的な物理現象・効果及び応用事例について説明及び計算ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.初回の授業までに、高等学校「物理基礎」の「力、運動」に関する部分を学習しておく。2.事前に教科書の該当する部分を自己学習しておく。3.配布資料及び教科書をもとに、前回の授業の内容を復習する。4.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

力学の諸概念、力のモーメント、人体において作用する力の大きさ 川口1 力の基礎、力のモーメント

看護動作の力学、重心の概念、力学的に安定な条件・動作 川口2 人体の力学、安定性

温度、比熱、水蒸気・水・氷の熱現象、熱の移動 川口3 熱の基礎

電流・電圧、電気の法則、直流・交流、人体の電撃特性 川口4 電気、電撃

流体の性質、圧力、血圧の物理 川口5 流体の圧力、血圧

水圧、ネブライザの原理、音波 川口6 圧力効果の応用

電磁波・光、放射線の基礎・応用、超音波 川口7 検査等に関する物理

授業で課した問題等への取り組み(20%)、試験(80%)から総合的に評価する。問題への取り組みの後、内容等について解説する。

【6】 評価方法

平田雅子「完全版 ベッドサイドを科学する 改訂第3版 -看護に生かす物理学-」学研メディカル秀潤社・2018年

【7】 教科書

佐藤和艮「看護学生のための物理学(第5版)」医学書院・2014年

【8】 参考書

川口高明

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 4: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

- 4 -

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宇宙科学

亀谷和久

一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Space Science 選択 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 亀谷和久(看護学部・非常勤講師)

生命を育む地球の環境は、宇宙の中では非常に小さな領域に思われるが、実は両者は密接に結び付いている。近年、アミノ酸を含む有機化合物が宇宙空間で続々と発見され、生命の起源となる材料は宇宙に豊富にあることが分かってきた。さらに、ここ十数年で太陽以外の恒星の周囲を回る多くの惑星が発見され、地球外生命の存在を考えることが自然になってきた。歴史をふりかえれば、天体の位置を観測して暦を作ることは重要な国家的事業であった。現代においては、宇宙科学の発展により宇宙全体の構造を捉えることができるようになるとともに、人類は大気の外に活動拠点を拡げつつある。このような時代に、私たちの住む宇宙の構造や歴史を理解し、その中での生命や人間の起源を考えることは、人類共通の重要なテーマといえるだろう。また、宇宙から地球を見つめ直すことにより、この環境が生命にとっていかに得難いものかを知り、地球と人間の未来を真剣に考えるためのひとつの視点を得ることができるだろう。宇宙科学の講義では、これまでの天体物理研究から得られた最新の宇宙像や宇宙開発の歴史を平易に紹介し、人や生命と宇宙の関わりへの洞察を深める。

【1】 授業概要

本講義では、最新の動向を織り交ぜ、主として下記にあげる宇宙科学分野について説明できる。1.観測と理論で探る現在の宇宙の姿を説明できる。2.太陽系の探査と惑星科学の成果を理解説明できる。3.人類の宇宙への進出手段と、宇宙開発の歴史、および最近の宇宙開発の動向を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回の授業の復習を十分に行う。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

宇宙科学の一般的な説明 亀谷1 宇宙へ目を向けよう

太陽系惑星科学 亀谷2 太陽系のひろがり

星座をつくる恒星たちの素顔 亀谷3 恒星とその一生

我々の銀河系やその他の銀河たちの構造 亀谷4 銀河の世界

地球上の生命の進化と地球外生命探査 亀谷5 生命の起源

宇宙開発技術の紹介 亀谷6 ロケットと人工衛星

宇宙の無人探査/有人探査 亀谷7 宇宙開発

出席・授業中の課題(40%)、レポート(40%)、学外授業(20%)から総合的に評価する。授業中の課題の解説を次の授業で行う。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

亀谷和久

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 6: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義に関連する研究施設への学外見学を予定している(1月頃実施予定、詳細は授業内に通知する)。履修者は全員参加する。

【11】 特記事項

- 6 -

Page 7: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

自然科学の基礎

大野章

一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Basics of Natural Science 必修 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 大野章(看護学部・非常勤講師)

本科目では、現在の急速な科学技術社会へと進展してきた自然科学の人類史的、歴史的背景と意味、その功罪を探り、その上で医療にどのように自然科学がかかわってきたのかを学ぶ。そしてなぜ自然科学を学ぶのか、また自然科学をどのようにして研究するのかを学ぶ。最後に医療人として、死という世界に直面する中で、死の意味を自然科学と哲学の観点から考える。

【1】 授業概要

1. 自然科学の誕生と歩み、人間の生活や地球環境に果たしてきた自然科学の光と影の部分について説明できる。2. 医療における自然科学のかかわりを説明できる。3. 自然科学を勉強する意味と、研究の仕方の概略を説明できる。4. 医療人として、死の意味を科学と哲学の面から考える重要性を理解でき、死に直面する患者さんに共感する感性を養うことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回講義の内容を確認するために前回講義の課題を考える。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

自然科学誕生(人類の出現から自然科学の萌芽が生み出された背景)

大野1 自然科学誕生/人類の軌跡

古代ギリシャの目的論的自然科学、近代自然科学 大野2ギリシャ時代の自然科学から近代の自然科学へ

科学技術の明と暗(バイオテクノロジー、原子力利用、情報技術、AIなど)、そして21世紀の科学に求められること

大野3自然科学/科学技術の明と暗

科学リテラシー、科学的知識と科学的思考、科学と非科学 大野4 自然科学を学ぶ意味

自然科学研究の帰納法と演繹法(ボリビアにおける東邦大学小児下痢症対策プロジェクトでの研究を例として)

大野5 自然科学研究にトライ

生物進化のシステムとしての多様化、複雑化、その代償として誕生した死の持つ意味

大野6生物進化として生じた死とは?

延命治療と尊厳死/安楽死、高齢化社会とスピリチュアルな健康、医療者が語る答えなき世界

大野7医療人として退治する病気、寿命、死(科学と哲学/宗教)

授業への出席および態度(20%)、試験結果(80%)から評価する。講評や解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし。その代り授業内容を記したプリントを毎度配布する。

【7】 教科書

更科功「絶滅の人類史」NHK出版アダム・ラザフォード:垂水雄二/篠田謙一編「ゲノムが語る人類全史」文芸春秋野毛啓一「科学哲学への招待」ちくま文芸文庫見田宗介「現代社会はどこに向かうか」岩波新書森博嗣「科学的とはどういう意味か」幻冬舎新書村上陽一郎「科学の現代を問う」講談社現代新書村上陽一郎「安全と安心の科学」集英社新書村上陽一郎「死の臨床学」新潮社内田麻里香「科学とのただしい付き合い方」(株)ディスカバー・トゥエンティワン高木二三郎「科学の原理と人間の原理」方丈堂出版南米ボリビアの青空に舞う編集委員会「南米ボリビアの青空に舞う」悠光堂

【8】 参考書

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大野章 E-mail:akira★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。メールでの事前連絡、質問も受け付ける。

【10】 オフィスアワー

授業内容は、実際の授業の進度に合わせ変更することもある。

【11】 特記事項

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Page 9: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

生物学

小林芳郎

一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Biology 必修 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 小林芳郎(看護学部・非常勤講師)

入学した学生の中には高校で生物を学ばなかった人もいるだろうが、その人たちもふくめ全員が看護に必要な多くの生物系の講義を大学で学ぶ。この講義ではそのために必要な高校で学んだ生物の一部を大学生向けに解説する。

【1】 授業概要

高校で学ぶ生物のうち、1. 細胞の構造を理解できる。2. エネルギーと代謝、エネルギーの獲得と放出を説明できる。3. DNAの構造と機能、遺伝子発現とその調節を説明できる。4. 細胞の増殖を説明できる。5. 生物工学、を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.教科書の該当部分を読み、疑問点を整理しておく。2.ノートと教科書で理解を深め、次の授業開始時のミニテストに備える。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

細胞説、細胞の大きさ、細胞を見る方法、原核細胞と真核細胞、細胞膜、細胞小器官

小林1 細胞の構造(3章)

酵素作用、活性の制御、代謝、生体膜と輸送 小林2 エネルギーと代謝(4章)

光の利用、光合成、好気呼吸、発酵 小林3エネルギーの獲得と放出(5章)

染色体、DNAの構造、複製と修復、突然変異、クローン動物 小林4 DNAの構造と機能(6章)

転写、翻訳、変異、遺伝子調節 小林5遺伝子発現とその調節(7章)

体細胞分裂、がん、減数分裂 小林6 細胞の増殖(8章)

DNAクローニング、塩基配列決定、DNA鑑定、遺伝子組み換え生物、遺伝子治療

小林7 生物工学(10章)

試験(75%)、ミニテスト(25%)から総合的に評価する。定期試験の採点終了後、解答をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

八杉貞夫(監訳)「スター 生物学 原著第4版」東京化学同人吉里勝利 他「スクエア最新図説neo」八訂版 第一学習社

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

小林芳郎 yoshiro★biomol.sci.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 10: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 11: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Medical English Ⅰ

吉朝加奈

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Medical English I 必修 演習 3年次・春 1単位 30時間

担当教員吉朝加奈(看護学部・講師)・松本圭子(看護学部・非常勤講師)・Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)・Jeremy Fulton(看護学部・非常勤講師)

15人以内の小人数クラスで授業を行う。15回のうち、以下のAとBを各7回実施する。最終回にTOEICテストを受講し、各個人の英語力(Listening/Reading)を確認する。

A. Native Speakerの講師による授業。ペア・ワークやグループワークを用い、臨床場面での会話に慣れる練習をしていく。B. 日本人講師による授業。医療に関連した語彙を増やしていき、専門的な内容の文章を読む基礎的な力をつけていく。

【1】 授業概要

1. 臨床の現場で英語による簡単なやり取りができる。2. 医療に関連した基礎的な英文を正しく読み取ることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Preview and review. 授業の予習と復習を行う。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Introduction to text and classAsking Basic Questions

Johnson・FultonA1 Unit 1

A Patient's First Visit Johnson・FultonA2 Unit 2

Where's Internal Medicine? Johnson・FultonA3 Unit 3

Giving Information Johnson・FultonA4 Unit 5

Symptoms Johnson・FultonA5 Unit 6

Injuries and Emergencies Johnson・FultonA6 Unit 7

Johnson・FultonA7 Review and Test

病院と看護部 松本・吉朝B1テキストDay22、Day23を中心に

医療単語のつくり 松本・吉朝B2 テキストDay24を中心に

Vital Signと看護計画 松本・吉朝B3テキストDay27、 Day28を中心に

患者への援助、リハビリ 松本・吉朝B4 テキストDay29を中心に

食事と投薬 松本・吉朝B5テキストDay26、Day30を中心に

高齢者問題 松本・吉朝B6テキストDay37、Day38を中心に

災害と病気 松本・吉朝B7 テキストDay40を中心に

TOEICテスト(Listening/Reading)を受験する。 吉朝15 TOEICテスト

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Students will be graded on participation and homework assignments(50%)and tests(50%).Exam feedback will be given after the exam.

授業参加度・課題(50%)と試験(50%)から総合的に評価する。TOEICテストは評価から除外する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)は授業内ないしはActive Academyで行う。

【6】 評価方法

A:Peter Vincent,Alan Meadows「Speaking of Nursing」NAN'UN-DO,2017B:平野美津子、菱田治子「看護師たまごの英語40日間トレーニングキット2ーワークブック・実践編」アルク,新装版2010年

【7】 教科書

授業内で適宜紹介する。

【8】 参考書

吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp松本圭子・Janet Johnson・Jeremy Fulton

【9】 科目責任者連絡先

吉朝加奈(毎週火曜日12:45-13:00)松本圭子・Janet Johnson・Jeremy Fulton( 講義終了後に質問を受け付ける。)

【10】 オフィスアワー

1. BクラスとCクラスは、前半(1~7回)と後半(8~14回)が反対になる。2. 講義順序は一部変更になる可能性がある。3. ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションなどを行う。

【11】 特記事項

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Medical English Ⅱ(S・Fクラス)

吉朝加奈(S・Fクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Medical English II 選択 演習 4年次・秋 1単位 30時間

担当教員 Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)・Jeremy Fulton(看護学部・非常勤講師)

12人前後の小人数クラスで授業を行う。ペア・ワークやグループワークを用いてMedical English Ⅰで学んだ臨床場面における会話力をさらに向上させていく。また専門的な内容について書かれた文章をより速く、またより正確に読解する力をつけていく。

【1】 授業概要

・臨床の現場で英語による自然なやり取りができる。・医療に関連した基礎的な英文を正しく読むことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Students should review all lesssons and practice more.2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Getting to know the students. Self intros. Various warm ups J.Johnson1 Self intros and warm up

Patients first visit. Initial questions. Communicationstrategy.

J.Johnson2 Lesson 1

Medical Vocabulary. Parts of body J.Johnson3 Lesson 2

Practice content. Do oral exercises. J.Johnson4 Lesson 2 cont.

Quiz on 'Parts of Body'. Start Med. Depts. J.Johnson5 Short quiz & Lesson 3

Apply content to practical situations. J.Johnson6 Lesson 3 cont.

Start Lesson 4: Giving Directions J.Johnson7 Lesson 4

Short test on speaking skills and vocab. Units3&4

J.Johnson8 Short Test

Checking height and weight. Measurements. J.Johnson9 Lesson 5

Practice Illnesses and Diseases vocabulary and communicationstrategy

J.Johnson10 Lesson 6

Describing pain and injury. J.Johnson11 Lesson 7

Giving instructions for medical procedures. J.Johnson12 Lesson 8

Review Units 5-8 J.Johnson13 Review

Re-cap and review of materials. Additional activitystimulating overall listening and speaking skills.

J.Johnson14 Re-cap

50% of the final grade will be based on class participation, preparation and attitude.The remaining 50% will be based on test scores, and presentations.Exam feedback will be given after the exam.

【6】 評価方法

Margaret Yamanaka, Patricia Parker「English for Nurses」Asahi Press,2006

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

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Page 14: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp Janet Johnson・Jeremy Fulton

【9】 科目責任者連絡先

吉朝加奈(毎週木曜日12:30-13:00)Janet Johnson・Jeremy Fulton( 講義終了後に質問を受け付ける。)

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションなどを行う。

【11】 特記事項

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Page 15: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Medical English Ⅱ(W・Pクラス)

吉朝加奈(W・Pクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Medical English II 選択 演習 4年次・秋 1単位 30時間

担当教員 松本圭子(看護学部・非常勤講師)・吉朝加奈(看護学部・講師)

小人数クラスで授業を行うMedical EnglishⅠに続き、専門分野についての口頭発表をする練習を行い、英語を使って看護研究を続けていく基礎力を育成する。

【1】 授業概要

・臨床の現場で英語による自然なやり取りができる。・医療に関連した基礎的な英文を正しく速読することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.復習を重視。学習した項目を看護系科目や国家試験準備などと関連つけすると受講の意義が高まる。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝1 バイタルサイン

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝2 身体の部位・病院

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝3 医学用語

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝4 循環器①

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝5 循環器②

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝6 消化器①

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝7 消化器②

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝8 呼吸器①

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝9 呼吸器②

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝10 脳神経①

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝11 脳神経②

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝12 高齢者①

Listening, Reading & Vocabulary 松本・吉朝13 高齢者②

プレゼンテーションのコツ 松本・吉朝14 プレゼンテーション

毎回の小テスト(90%)、参加度(10%)から総合評価。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

平野美津子、菱田治子「看護師たまごの英語40日間トレーニングキット2ーワークブック・実践編」アルク,新装版2010年

【7】 教科書

資料は適宜プリントで配布する。

【8】 参考書

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Page 16: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

松本圭子吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

松本圭子(講義終了後に質問を受け付ける。)吉朝加奈(毎週火曜日12:45-13:00)

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う。

【11】 特記事項

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Page 17: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

夏期英語集中講座(新)

吉朝加奈

一般領域/視野を広げる (授業コード:12120)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Overseas Summer Intensive English 選択 演習1.2.3年次・

春2単位 60時間

担当教員 吉朝加奈(看護学部・講師)

3週間カナダのヴィクトリアで、カナダ人家庭にホームスティをし、現地の語学機関Inlingua Victoria で集中的に実践的な英語を学ぶ。語学機関の授業後に、医療施設の訪問、現地の看護師との交流等を通しカナダの医療や看護事情についても学習する、特別講義を設ける。

【1】 授業概要

1.実践的英語力の習得ができる。2.カナダの文化・医療事情についての知識を深めることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前にカナダについての歴史や文化、現地で必須な単語や会話を学ぶ2.事後に、現地で経験したことをまとめ、英語でプレゼンテーションを行う。3.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業概要の説明と、主催旅行会社(および現地コーディネーター)の方を交えて、各種手続きや渡航時の注意点などの説明。

吉朝1 ガイダンス

現地コーディネーターによる、カナダ・ヴィクトリアの生活文化、ホームスティの概要や、スティ先の家族とのコミュニケーション方法等についてレクチャー。

吉朝2 事前講義 1

カナダの歴史、文化についてのレクチャー。ホームスティ先のファミリーとの方々との会話や、日常の様々な状況を想定した英会話表現を、ペア・ワーク等にアクティビティを通して練習する。ホームスティ先への英文でのe-mailの書き方を学ぶ。

吉朝3 事前講義 2

国際交流センターによる、海外渡航中の危機管理に関するレクチャー。渡航準備についてのガイダンス。

吉朝4 事前講義 3

英語コミュニケーション能力試験(1時間程度:有料)を受験。 吉朝5事前英語コミュニケーション能力試験

習熟度別に編成されたクラスでInlinguaのプログラムに沿って学習する。(Inlingua講師)現地のカナダ人家庭にホームステイし、言語に限らず生活や文化の面についても積極的に学ぶ。

現地教員・引率教員

6-58 現地授業及びホームステイ

英語コミュニケーション能力試験(1時間程度:有料)を受験。事前と事後を比較し、語学研修の効果を確かめるとともに、今後の英語学習方法の計画をたてる。

吉朝59事後英語コミュニケーション能力試験

カナダで学んだことや体験したことの報告を英語で作成し(パワーポイント)、報告会において英語で発表する。

吉朝60 報告会

事前オリエンテーション(20%)、現地の授業の試験結果(40%)、現地の特別講義のコメントペーパー(10%)、報告会の準備と発表(20%)、英語能力コミュニケーション能力テスト(10%)から総合的に評価する。

【6】 評価方法

Inlingua Victoria が指定したテキスト

【7】 教科書

適宜 参考図書を紹介する。

【8】 参考書

吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 18: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

火曜日 12:30-13:00

【10】 オフィスアワー

1)参加を希望する学生は、事前に、科目責任者との面談を受けること。2)参加の決まった学生は、期限が2020年9月以降のパスポートを準備すること。3)参加の決まった学生は、事前講義、事前事後に英語のコミュニケーションテスト(有料)、報告会等に必ず出席しなければならない。

【11】 特記事項

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Page 19: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Advanced Reading Ⅰ(木)

松本圭子

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Advanced Reading I 選択 演習 3年次・春 1単位 30時間

担当教員 松本圭子(看護学部・非常勤講師)

英文を多読し、読む力の強化を目指す。複雑な文章の構造を理解するとともに、reading の技術を学ぶ。英文の和訳の練習を行う。

【1】 授業概要

1. 文章の構造が理解できる。2. 英文のreading を様々な手法を実践できる。3. 専門領域の英文を、正確に日本語に訳すことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.テキストを事前に予習し、授業内容の復習をする。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Readingの手法について 松本1 リーディング・文法①

A changing world 松本2 リーディング・文法②

Water and food 松本3 リーディング・文法③

The environment 松本4 リーディング・文法④

Protecting Earth 松本5 リーディング・文法⑤

News 1 松本6 リーディング・文法⑥

まとめと補足 松本7 ②~⑥のまとめ

Health 松本8 リーディング・文法⑦

Human rights 松本9 リーディング・文法⑧

Migration 松本10 リーディング・文法⑨

Technology 松本11 リーディング・文法⑩

Thinking locally 松本12 リーディング・文法⑪

News 2 松本13 リーディング・文法⑫

まとめと補足 松本14 ⑦~⑫のまとめ

授業参加度・課題(40%)と試験(60%)から総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

Alex Raynham, Rachel Bladon「Global Issues」Oxford University Press, 2018

【7】 教科書

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Page 20: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。資料は適宜プリントで配布する。

【8】 参考書

松本圭子

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 21: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Advanced Reading Ⅰ(水、4年生対象)

郷司眞琴

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Advanced Reading I 選択 演習 3年次・春 1単位 30時間

担当教員 郷司眞琴

医療・看護などの専門領域や時事問題の英文を多読し、読む力の強化を目指す。複雑な文章の構造を理解するとともに、reading方法を学ぶ。英文の和訳の練習を行う。

【1】 授業概要

1. 文章の構造が理解できる。2. 英文のreadingの様々な手法を実践できる。3. 専門領域の英文を、正確に日本語に訳すことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.配布教材を事前に予習し、授業内容の復習をする。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業の概要説明 郷司1 Introduction

一般的な語彙 郷司2 Vocabulary(1)

高度な語彙 郷司3 Vocabulary(2)

医学用語 郷司4 Vocabulary(3)

Readingの基礎的単位 郷司5 Phrase(1)

Readingの基礎的単位(2) 速読のカギ 郷司6 Phrase(2)

Simple Sentence 郷司7 Sentence Structure(1)

Complex Sentence 郷司8 Sentence Structure(2)

Sentenceを超えたレベルでの理解 郷司9 Cohesion(1)

Sentenceを超えたレベルでの理解 郷司10 Cohesion(2)

新聞記事などの基礎的な文献 郷司11 医学文献の講読

学術的、専門的な文献(1) 郷司12 医学文献の講読

学術的、専門的な文献(2) 郷司13 医学文献の講読

学習のまとめ 郷司14 復習

授業参加度・課題(40%)、試験(60%)から総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

特定の教科書は使用しない。教材は毎回配布する。

【7】 教科書

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Page 22: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

適宜参考書を紹介する。

【8】 参考書

郷司眞琴

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 23: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Advanced Reading Ⅱ

松本圭子

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Advanced Reading II 選択 演習 4年次・秋 1単位 30時間

担当教員 松本圭子(看護学部・非常勤講師)

医療・看護に関するジャーナルや文章を多読し、専門領域における英語の文献を読む力の強化を目指す。文献検索に必要なreadingの方法を習得するとともに、英文・論文和訳の研鑽を積む。

【1】 授業概要

1.さまざまな種類の文章の構造が理解できる。2.英文のReadingの様々な手法を使いながら、速く英文を読める。3.専門領域の英文を、正確に日本語に訳すことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.配布プリントを事前に予習し、授業内容の復習をする。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習① 松本1 医療系ウェブサイト記事①

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習② 松本2 医療系ウェブサイト記事②

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習③ 松本3 医療系ウェブサイト記事③

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習④ 松本4 医療系ウェブサイト記事④

まとめ① 松本5 医療系ウェブサイト記事⑤

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑤ 松本6 医療系専門書①

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑥ 松本7 医療系専門書②

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑦ 松本8 医療系専門書③

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑧ 松本9 医療系専門書④

まとめ② 松本10 医療系専門書⑤

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑨ 松本11 看護論文①

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑩ 松本12 看護論文②

語い、文法学習を含む正確な読解と翻訳の練習⑪ 松本13 看護論文③

まとめ③ 松本14 看護論文④

授業参加度・課題(70%)、試験(30%)から総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

配付プリントによる授業。

【7】 教科書

適宜紹介する。

【8】 参考書

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Page 24: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

松本 圭子

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 25: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰ(火、Pクラス)

吉朝加奈(火、Pクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:12200)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication I 必修 演習 1年次・春 2単位 60時間

担当教員 吉朝加奈(看護学部・講師)

English for Communication Ⅰでは、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につけていく。

このクラスでは、リスニングとリーディングを中心とし、日常的な内容の英語を聞き取る力、英文の構造を理解し大意を掴む力を培う。

【1】 授業概要

1. リスニング :日常的な内容についての英語を聞き取ることができる。2. リーディング:基礎的な英文を読解できる。        基礎的な語彙を理解できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習する。2.ノートは授業内でしっかりとり、知識習得、及び試験に向けて読み返す。3.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う。(火・木クラスあわせて)

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業紹介、英文読解の心得、リスニング 吉朝1 ガイダンス

Globalization and the Global Society 吉朝2 Unit 1-1

Globalization and the Global Society 吉朝3 Unit 1-2

You can become a global citizen 吉朝4 Unit 3-1

You can become a global citizen 吉朝5 Unit 3-2

Why can't people read the atmosphere? 吉朝6 Unit 6-1

Why can't people read the atmosphere? 吉朝7 Unit 6-2

Don't be afraid to make mistakes 吉朝8 Unit 7-1

Don't be afraid to make mistakes 吉朝9 Unit 7-2

Prepare for culture shock 吉朝10 Unit 9-1

Prepare for culture shock 吉朝11 Unit 9-2

Effective ways to reduce stress 吉朝12 Unit 11-1

Effective ways to reduce stress 吉朝13 Unit 11-2

まとめ 吉朝14 Review

平常点(参加度・課題)50%、試験50%から総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業内ないしはActive Academyで行う。

【6】 評価方法

Junji Nakagawa and Justin Charlebois 「Surviving in a Global World(グローバル社会をどう生きるか)」Seibido, 2020

【7】 教科書

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Page 26: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

適宜参考図書を紹介する。

【8】 参考書

吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週火曜日12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う3. English for Communication Ⅰは火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

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Page 27: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰ(火、S・Fクラス)

吉朝加奈(火、S・Fクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication I 必修 演習 1年次・春 2単位 60 時間

担当教員 Jeremy Fulton(看護学部・非常勤講師)、Sean Bennet(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰでは、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能を総合的に学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につけていく。

このクラスでは、ネイティブスピーカーの教員により、全て英語を用いて、スピーキングとライティング中心の授業を行う。日常的な会話力や、口頭ないしは文章において自分の考えを簡潔で分かりやすい英語で表現できる力を培う。

【1】 授業概要

1. スピーキング:自分の考えを平易なことばで伝えることができる。。2. ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝えることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1. テキストを事前に予習し、授業内容の復習を行う。2. 60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う(火・木クラスあわせて)。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Introduction and basic conversation skillsJ.Fulton,S.Bennet

1 Unit1-3

PastimesJ.Fulton,S.Bennet

2 Unit 4

PlacesJ.Fulton,S.Bennet

3 Unit 5

OpinionsJ.Fulton,S.Bennet

4 Unit 6

AdviceJ.Fulton,S.Bennet

5 Unit 8

ObjectsJ.Fulton,S.Bennet

6 Unit 9

DirectionsJ.Fulton,S.Bennet

7 Unit 10

Getting Things DoneJ.Fulton,S.Bennet

8 Unit 11

ComparingJ.Fulton,S.Bennet

9 Unit 13

RulesJ.Fulton,S.Bennet

10 Unit 15

InstructionsJ.Fulton,S.Bennet

11 Unit 16

EntertainmentJ.Fulton,S.Bennet

12 Unit 18

PredicitionsJ.Fulton,S.Bennet

13 Unit 19

ReviewJ.Fulton,S.Bennet

14 Review

Students will be graded on the following: class participation(50%)・tests(50%)Tests feedback will be given after the test.

【6】 評価方法

「Reach Out, Pre-Intermediate」 Waseda University International, 2013(3rd ed.)

【7】 教科書

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Page 28: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

Jeremy Fulton、Sean Bennet

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1. ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションなどを行う。2. English for Communication Ⅰは火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

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Page 29: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰ(木、4クラス共通)

吉朝加奈(木、4クラス共通)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication I 必修 演習 1年次・春 2単位 60時間

担当教員Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)・Brent Fialka(看護学部・非常勤講師)・Sean Bennett(看護学部・非常勤講師)・Josef Messerklinger(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰでは、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につける。

このクラスはすべて英語で行われる。日常的な会話力や自分の考えを簡潔で分かりやすい英語で表現できる力と、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりやすい英文で表現できる力を培う。

【1】 授業概要

・リスニング :日常的な内容についての英語のやり取りを聞き取ることができる。・スピーキング:自分の考えを平易なことばで伝えることができる。・リーディング:平易なことばで書かれた英文を理解することができる。        基礎的な語彙を理解できる。・ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝えることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Preview and review. 授業の予習と復習を行う。2. 60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う(火・木クラスあわせて)

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

4/4に実施 吉朝1 TOEICテスト

4/4に実施 吉朝2 TOEICテスト

Where are you from?

Johnson・Fialka・Bennett・

Messerklinger

3 Unit 1

What do you do? 〃4 Unit 2

How much are these? 〃5 Unit 3

Do you play the guitar? 〃6 Unit 4-1

Do you play the guitar? 〃7 Unit 4-2

What an interesting family! 〃8 Unit 5-1

What an interesting family! 〃9 Unit 5-2

How often do you run? 〃10 Unit 6-1

How often do you run? 〃11 Unit 6-2

We went dancing! 〃12 Unit 7-1

We went dancing! 〃13 Unit 7-2

Review 〃14 Review

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Page 30: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Students will be graded on the following:class participation (20%), tests (80%).Tests feedback will be given after the test.

【6】 評価方法

Richards, Hull, Proctor「New Interchange 1」Cambridge University Press, 2017(5th ed.)

【7】 教科書

資料は適宜プリントで配布する。

【8】 参考書

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger(講義終了後に質問を受け付ける)吉朝加奈 (毎週木曜12:30-12:50)

【10】 オフィスアワー

1. 授業の一環としてTOEIC(学内実施)を受験する。スコアは授業成績に加味しない。2.講義順序は変更になる可能性がある。3. ディスカッションやグループワークなどを行う。4. English Communication Ⅰは火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

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Page 31: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰ(火、Wクラス)

吉朝加奈(火、Wクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication I 必修 演習 1年次・春 2単位 60時間

担当教員 新名ますみ(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰでは、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につけていく。

このクラスでは、リスニングとリーディングを中心とし、日常的な内容の英語を聞き取る力、英文の構造を理解し大意を掴む力を培う。

【1】 授業概要

・リスニング :日常的な内容についての英語を聞き取ることができる。・リーディング:基礎的な英文を読解できる。        基礎的な語彙を理解できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習する。2.ノートは授業内でしっかりとり、知識習得、及び試験に向けて読み返す。3.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う(火・木クラスあわせて)。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業紹介、英文読解の心得、リスニング 新名1 オリエンテーション

英文読解、リスニング、小テスト 新名23限 Unit14限 Unit2

英文読解、リスニング、小テスト 新名33限 Unit14限 Unit2

英文読解、リスニング、小テスト 新名43限 Unit34限 Unit4

英文読解、リスニング、小テスト 新名53限 Unit34限 Unit4

英文読解、リスニング、小テスト 新名63限 Unit54限 Unit6

英文読解、リスニング、小テスト 新名73限 Unit54限 Unit6

英文読解、リスニング、小テスト 新名83限 Unit74限 Unit8

英文読解、リスニング、小テスト 新名93限 Unit74限 Unit8

英文読解、リスニング、小テスト 新名103限 Unit94限 Unit10

英文読解、リスニング、小テスト 新名113限 Unit94限 Unit10

英文読解、リスニング、小テスト 新名123限 Unit114限 Unit12

英文読解、リスニング、小テスト 新名133限 Unit114限 Unit12

まとめ、振り返り 新名143限 まとめ4限 まとめ

平常点(予習、発言、リスニングの聞き取り)50%、授業内の小テスト10%、試験40%から総合的に評価する。なお、A+以上取得のためには期末試験の結果がクラスの平均点以上である必要がある。試験のフィードバックとしては、一度返却した上で解説・復習をする。

【6】 評価方法

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Page 32: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

八代京子他著「What Do You Mean?『コミュニケーション・ギャップと異文化理解』」金星堂、2013年

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

新名ますみ

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う3. English Communication Ⅰは火・木の2クラスあわせてで2単位60時間となる。

【11】 特記事項

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Page 33: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅱ(火、Fクラス)

吉朝加奈(火、Fクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:12210)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication II 必修 演習 1年次・秋 2単位 60時間

担当教員 吉朝加奈(看護学部・講師)

English for Communication Ⅱでは、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能を総合的に学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につけていく。

このクラスでは、リスニングとリーディングを中心とし、日常的な内容の英語を聞き取る力、英文の構造を理解し大意を掴む力を培う。

【1】 授業概要

1. リスニング :日常的な内容についての英語のやりとりを聞き取ることができる。2. リーディング:基礎的な語彙を理解し、基礎的な英文を読解できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.テキストの予習・復習を行う。2.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う。(火・木クラスあわせて)

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業紹介、英文読解の心得、リスニング 吉朝1 ガイダンス

How do you define a global citizen? 吉朝2 Unit 2-1

How do you define a global citizen? 吉朝3 Unit 2-2

Saying "Yes" or "No"clearly

吉朝4 Unit 4-1

Saying "Yes" or "No"clearly

吉朝5 Unit 4-2

Start conversations with a nice compliment. 吉朝6 Unit 5-1

Start conversations with a nice compliment. 吉朝7 Unit 5-2

Develop the ability to express your thoughts 吉朝8 Unit 8-1

Develop the ability to express your thoughts 吉朝9 Unit 8-2

Overcome communication gaps in this way 吉朝10 Unit 10-1

Overcome communication gaps in this way 吉朝11 Unit 10-2

Have a positive way of thinking 吉朝12 Unit 12-1

Have a positive way of thinking 吉朝13 Unit 12-2

まとめ 吉朝14 Review

平常点(参加度・課題)50%、試験50%から総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業内ないしはActive Academyで行う。

【6】 評価方法

Junji Nakagawa and Justin Charlebois 「Surviving in a Global World(グローバル社会をどう生きるか)」Seibido, 2020

【7】 教科書

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Page 34: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

適宜参考図書を紹介する

【8】 参考書

吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

火曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う。3. English Communication Ⅱは火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

- 34 -

Page 35: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅱ(火、P・Wクラス)

吉朝加奈(火、P・Wクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication II 必修 演習 1年次・秋 2単位 60 時間

担当教員 Jeremy Fulton(看護学部・非常勤講師)、Sean Bennett(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅱでは、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能を総合的に学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につけていく。

このクラスでは、ネイティブスピーカーの教員により、全て英語を用いて、スピーキングとライティング中心の授業を行う。日常的な会話力や、口頭ないしは文章において自分の考えを簡潔で分かりやすい英語で表現できる力を培う。

【1】 授業概要

1. スピーキング:自分の考えを平易なことばで伝えることができる。2. ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝えることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Preview and review. 授業の予習と復習を行う。2.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う(火・木クラスあわせて)。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Introduction and basic conversation skillsJ.Fulton,S.Bennet

1 Unit 1-3

PastimesJ.Fulton,S.Bennet

2 Unit 4

PlacesJ.Fulton,S.Bennet

3 Unit 5

OpinionsJ.Fulton,S.Bennet

4 Unit 6

AdviceJ.Fulton,S.Bennet

5 Unit 8

ObjectsJ.Fulton,S.Bennet

6 Unit 9

DirectionsJ.Fulton,S.Bennet

7 Unit 10

Getting Things DoneJ.Fulton,S.Bennet

8 Unit 11

ComparingJ.Fulton,S.Bennet

9 Unit 13

RulesJ.Fulton,S.Bennet

10 Unit 15

InstructionsJ.Fulton,S.Bennet

11 Unit 16

EntertainmentJ.Fulton,S.Bennet

12 Unit 18

PredictionsJ.Fulton,S.Bennet

13 Unit 19

ReviewJ.Fulton,S.Bennet

14 Review

Students will be graded on the following: class participation(50%)・tests(50%)Test feedback will be given after the test.

【6】 評価方法

「Reach Out, Pre-Intermediate (3rd ed.)」Waseda University International, 2013(3rd ed.)

【7】 教科書

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Page 36: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

Jeremy Fulton, Sean Bennett

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1. ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションなどを行う。2. English Communication Ⅱは火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

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Page 37: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅱ(木、4クラス共通)

吉朝加奈(木、4クラス共通)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication II 必修 演習 1年次・秋 2単位 60時間

担当教員Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)、Brent Fialka(看護学部・非常勤講師)、Sean Bennett(看護学部・非常勤講師)、Josef Messerklinger(看護学部・非常勤講師)

English for Communication IIでは、Ⅰに引き続きリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につける。

このクラスはすべて英語で行われる。日常的な会話力や自分の考えを簡潔で分かりやすい英語で表現できる力と、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりやすい英文で表現できる力を培う。

【1】 授業概要

・リスニング :日常的な内容についての英語のやり取りを聞き取ることができる。・スピーキング:自分の考えを平易なことばで伝えることができる。・リーディング:平易なことばで書かれた英文を理解することができる。        基礎的な語彙を理解できる。・ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝えることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Preview and review. 授業の予習と復習を行う。2 60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う(火・木クラスあわせて)。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

What does she look like?

Johnson・Fialka・Bennett・

Messerklinger

1 Unit 9-1

What does she look like? 〃2 Unit 9-2

Have you ever been there? 〃3 Unit 10-1

Have you ever been there? 〃4 Unit 10-2

It's a really nice city. 〃5 Unit 11-1

It's a really nice city. 〃6 Unit 11-2

It's important to get rest. 〃7 Unit 12-1

It's important to get rest. 〃8 Unit 12-2

What would you like? 〃9 Unit 13-1

What would you like? 〃10 Unit 13-2

It's the coldest city! 〃11 Unit 14-1

It's the coldest city! 〃12 Unit 14-2

How have you changed? 〃13 Unit 16

Review 〃14 Review

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Page 38: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Students will be graded on the following: class participation (20%), tests (80%).Tests feedback will be given after the test.

【6】 評価方法

Richards, Hull, Proctor「New Interchange 1」Cambridge University Press, 2017 (5th ed.)

【7】 教科書

資料は適宜プリントで配布する。

【8】 参考書

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger(講義終了後に質問を受け付ける)吉朝加奈 (毎週木曜12:30-12:50)

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う。3. English Communication II は火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

- 38 -

Page 39: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅱ(火、Sクラス)

吉朝加奈(火、Sクラス)

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication II 必修 演習 1年次・秋 2単位 60時間

担当教員 新名ますみ(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅱでは、Ⅰに引き続きリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュニケーションの基礎力を身につける。

このクラスでは、リスニングとリーディングを中心とし、日常的な内容の英語を聞き取る力、英文の構造を理解し大意を掴む力を培う。

【1】 授業概要

・リスニング :日常的な内容についての英語のやり取りを聞き取ることができる。・リーディング:平易なことばで書かれた英文を理解することができる。        基礎的な語彙を理解できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習する。2.ノートは授業内でしっかりとり、知識習得、及び試験に向けて読み返す。3.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う(火・木クラスあわせて)。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業紹介、英文読解の心得、リスニング 新名1 オリエンテーション

英文読解、リスニング、小テスト 新名23限 Chapter14限 Chapter2

英文読解、リスニング、小テスト 新名33限 Chapter14限 Chapter2

英文読解、リスニング、小テスト 新名43限 Chapter1,34限 Chapter2,4

英文読解、リスニング、小テスト 新名53限 Chapter34限 Chapter4

英文読解、リスニング、小テスト 新名63限 Chapter34限 Chapter4

英文読解、リスニング、小テスト 新名73限 Chapter54限 Chapter6

英文読解、リスニング、小テスト 新名83限 Chapter54限 Chapter6

英文読解、リスニング、小テスト 新名93限 Chapter5,74限 Chapter6,8

英文読解、リスニング、小テスト 新名103限 Chapter74限 Chapter8

英文読解、リスニング、小テスト 新名113限 Chapter74限 Chapter8

英文読解、リスニング、小テスト 新名123限 Chapter94限 Chapter10

英文読解、リスニング、小テスト 新名133限 Chapter94限 Chapter10

まとめと振り返り 新名143限 まとめ4限 まとめ

平常点(予習、発言、リスニングの聞き取り)50%、授業内の小テスト10%、試験40%から総合的に評価する。なお、A+以上取得のためには期末試験の結果がクラスの平均点以上である必要がある。試験のフィードバックとしては、一度返却した上で解説・復習をする。

【6】 評価方法

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Page 40: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

坂本ナンシー他著「Polite Fiction in Collision『異文化との出会い・誤解・理解』」金星堂、2019年

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

新名ますみ

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う。3. English Communication Ⅱは火・木の2クラスあわせて2単位60時間となる。

【11】 特記事項

- 40 -

Page 41: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅲ

吉朝加奈

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication III 必修 演習 2年次・春 1単位 30時間

担当教員Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)、Brent Fialka(看護学部・非常勤講師)、Sean Bennett(看護学部・非常勤講師)、Josef Messerklinger(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4技能の力をさらに高める。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年時、4年次で学ぶMedical English の準備も行う。

【1】 授業概要

・リスニング:日常的な内容についての英語のやり取りを聞き取る力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる。・スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる。・リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解できる。医療に関する基本的な語彙を理解できる。・ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書くことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Preview and review. 授業の予習と復習を行う。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Good memories

Johnson・Fialka・Bennett・

Messerklinger

1 Unit 1-1

Good memories 〃2 Unit 1-2

Life in the city 〃3 Unit 2-1

Life in the city 〃4 Unit 2-2

Making changes 〃5 Unit 3-1

Making changes 〃6 Unit 3-2

Have you ever tried it? 〃7 Unit 4-1

Have you ever tried it? 〃8 Unit 4-2

What do you use this for? 〃9 Unit 7-1

What do you use this for? 〃10 Unit 7-2

Time to celebrate! 〃11 Unit 8-1

Time to celebrate! 〃12 Unit 8-2

Review 〃13 Review

Presentation 〃14 Presentation

Participation (20%), Presentation (20%), Tests (60%)試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

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Page 42: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Richards, Hull, Proctor「New Interchange 2」Cambridge University Press,5th ed.

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger(講義終了後に質問を受け付ける)吉朝加奈 (毎週木曜12:30-12:50)

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う。

【11】 特記事項

- 42 -

Page 43: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅳ

吉朝加奈

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication IV 必修 演習 2年次・秋 1単位 30時間

担当教員Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)、Brent Fialka(看護学部・非常勤講師)、Sean Bennett(看護学部・非常勤講師)、Josef Messerklinger(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4技能の力をさらに高める。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年時、4年次で学ぶMedical English の準備も行う。

【1】 授業概要

・リスニング:日常的な内容についての英語のやり取りを聞き取る力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる。・スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる。・リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解できる。医療に関する基本的な語彙を理解できる。・ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書くことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.Preview and review. 授業の予習と復習を行う。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

Only time will tell.

Johnson・Fialka・Bennett・

Messerklinger

1 Unit 9-1

Only time will tell. 〃2 Unit 9-2

I like working with people. 〃3 Unit 10-1

I like working with people. 〃4 Unit 10-2

It's really worth seeing! 〃5 Unit 11-1

It's really worth seeing! 〃6 Unit 11-2

Presentation 〃7 Presentation

It's a long story. 〃8 Unit 12-1

It's a long story. 〃9 Unit 12-2

That's entertainment! 〃10 Unit 13-1

That's entertainment! 〃11 Unit 13-2

Making excuses 〃12 Unit 16-1

Making excuses 〃13 Unit 16-2

Review 〃14 Review

Participation (20%), Presentation (20%), Tests (60%)試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

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Page 44: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Richards, Hull, Proctor「New Interchange 2」Cambridge University Press.5th ed.

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger吉朝加奈 kana.yoshiasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

Janet Johnson・Brent Fialka・Sean Bennett・Josef Messerklinger(講義終了後に質問を受け付ける)吉朝加奈 (毎週木曜12:30-12:50)

【10】 オフィスアワー

1. 講義順序は変更になる可能性がある。2. ディスカッションやグループワークなどを行う。

【11】 特記事項

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Page 45: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅴ(木)

松本圭子

一般領域/視野を広げる (授業コード:12240)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication V 選択 演習 全学年・秋 1単位 30時間

担当教員 松本圭子(看護学部・非常勤講師)

英語を用いて仕事をするために必要な実践的な英語の力を育成する。コミュニケーションに必要なlistening, speaking,reading, writingの能力を総合的に高めるとともに、TOEICや英語検定などの国際コミュニケーションのための英語能力試験の受験準備を行う

【1】 授業概要

1. 仕事において活用できる実践的な英語力を身につけることができる。2.TOEICや英語検定などの英語能力試験に向けての勉強方法を習得し、独学できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

TOEICテストの概要、他テストとの違い 松本1 TOEIC①

ListeningとReading 松本2 TOEIC②

ListeningとReading 松本3 TOEIC③

ListeningとReading 松本4 TOEIC④

ListeningとReading 松本5 TOEIC⑤

ListeningとReading 松本6 TOEIC⑥

ListeningとReading 松本7 TOEIC⑦

TOEIC Speaking&Writingテスト 松本8 TOEIC S&W①

TOEIC Speaking&Writingテスト 松本9 TOEIC S&W②

実用英語検定試験 松本10 実用英語検定①

実用英語検定試験 松本11 実用英語検定②

Listening&Reading 松本12 TOEIC⑧

Listening&Reading 松本13 TOEIC⑨

まとめ。テストを独学に活用していこう。 松本14 まとめ

授業参加度・課題(40%)、試験(60%)から総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

「公式TOEIC Listening & Reading問題集5」国際ビジネスコミュニケーション協会、2019年

【7】 教科書

参考書、補助教材は適宜紹介する。

【8】 参考書

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Page 46: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

松本圭子

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 47: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

English for Communication Ⅴ(水)

郷司眞琴

一般領域/視野を広げる (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

English for Communication V 選択 演習 全学年・秋 1単位 30時間

担当教員 郷司眞琴(看護学部・非常勤講師)

英語を用いて仕事をするために必要な実践的な英語の力を育成する。コミュニケーションに必要なlistening, speaking,reading, writingの能力を総合的に高めるとともに、TOEICや英語検定などの国際コミュニケーションのための英語能力試験の受験準備を行う。

【1】 授業概要

1. 仕事において活用できる実践的な英語力を身につけることができる。2. TOEICや英語検定などの英語能力試験に向けての勉強方法を習得し、独学できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業の概要説明 郷司1 Introduction

Photographs(写真描写) 郷司2 Listening(1)

Question-Response 郷司3 Listening(2)

Short Conversations(1) 郷司4 Listening(3)

Short Conversations(2) 郷司5 Listening(4)

Short Talks(1) 郷司6 Listening(5)

Short Talks(2) 郷司7 Listening(6)

Sentence Completion 郷司8 Reading(1)

Text Complection(1) 郷司9 Reading(2)

Text Complection(2) 郷司10 Reading(3)

Reading Comprehension(1) 郷司11 Reading(4)

Reading Comprehension(2) 郷司12 Reading(5)

iBT Test 郷司13 Speaking and Writing

まとめ 郷司14 まとめ

平常点(参加度・課題の評価)40%、試験60%から、総合的に評価する。試験の講評と解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を授業中に行う。

【6】 評価方法

北尾・西田・林・Covert 「STEP-UP SKILLS FOR THE TOEIC LISTENING ANE READING TEST: Level 2 Intermediate」朝日出版社、2017年

【7】 教科書

参考書、補助教材は適宜紹介する。

【8】 参考書

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Page 48: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

郷司眞琴

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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第2外国語Ⅰ(ドイツ語)

吉羽里恵

一般領域/視野を広げる (授業コード:12300)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (German) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 吉羽里恵(看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話力を習得するとともに、簡単なドイツ語で書かれた文章を読み書きする力を育成する。同時にドイツの文化、歴史、現状についての理解を深める。学期末にはドイツ人ゲストとの交流を予定している。授業は履修学生の理解に合わせて進めていく。

【1】 授業概要

1.ドイツ語の正しい発音ができる2.ドイツ語の基本語彙をマスターできる。3.ドイツ語の基本文法を体系的に理解できる。4.ドイツ語の基本フレーズを使いこなせる。5.ドイツ語で簡単な日常会話ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回の復習をする。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

アルファベット、綴りと発音、あいさつ表現 吉羽1 導入

自己紹介、出身・専攻を言う、数詞0~20、地名と国名 吉羽2 Lektion1(1)

人称代名詞、動詞の人称変化、疑問詞 吉羽3 Lektion1(2)

規則変化動詞、平叙文と疑問文、数詞20~100 吉羽4 Lektion2(1)

何をしているかを表現する、動詞sein 吉羽5 Lektion2(2)

名詞の性、定冠詞・不定冠詞、格の用法、動詞haben 吉羽6 Lektion3(1)

不規則変化動詞、辞書のひき方、命令形 吉羽7 Lektion3(2)

兄妹の有無を尋ねる、名詞の複数形 吉羽8 Lektion4

家族構成を表現する、所有冠詞 吉羽9 Lektion5(1)

曜日と月名、時を表す語い、代名詞 吉羽10 Lektion5(2)

体の不調を訴える表現、数詞101~1,000,000 吉羽11 Lektion6(1)

定冠詞類・不定冠詞類、否定冠詞 吉羽12 Lektion6(2)

ドイツ人ゲストとの交流会(1) 吉羽13 特別授業

授業のまとめ 吉羽14 まとめ

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

香月恵里「とってもかんたん!ドイツ語入門」第三書房・2018年

【7】 教科書

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Page 50: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

在間進「アクセス独和辞典」三修社・2010年清野智昭「ドイツ語のしくみ(シングルCD付)」白水社・2005年Corinna Gerhard 「Menschen im Beruf ― Pflege」Max Hueber Verlag・2016年「Deutsch im Krankenhaus」Langenscheidt bei Klett・2015年

【8】 参考書

吉羽里恵

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1.講義順序は変更になることがある。2.希望者にはドイツ語技能検定試験合格対策指導を行う。

【11】 特記事項

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Page 51: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅰ(フランス語)

Dagaud Julien

一般領域/視野を広げる (授業コード:12310)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (French) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 Dagaud Julien(看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話力を習得するとともに、簡単なフランス語で書かれた文章を読み書きする力を育成する。同時にフランスの文化、歴史、現状についての理解を深める。

【1】 授業概要

1.フランス語の基本文法を理解できる。2.フランス語の基礎語彙と基本フレーズを使うことができる。3.フランス語での簡単な会話ができる。4.フランスの文化・習慣・歴史について、積極的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.習ったレッスンの復習をする。2.次のレッスンのテキストを読み、予習してくる。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

自己紹介 D.Julien1 会話練習、あいさつ

フランス語の文字、発音、読み方 D.Julien2 文法、会話練習

名詞の性と数、冠詞 D.Julien3 文法、会話練習

人称代名詞,規則動詞、疑問形 D.Julien4 文法、会話練習

Etreとavoir動詞、指示形容詞 D.Julien5 文法、会話練習

形容詞について D.Julien6 文法、会話練習

Allerとvenir動詞、近接未来、近接過去 D.Julien7 文法、会話練習

冠詞の縮約、不規則動詞一部 D.Julien8 文法、会話練習

所有形容詞、不規則動詞一部 D.Julien9 文法、会話練習

比較級,最上級、不規則動詞一部 D.Julien10 文法、会話練習

複合過去 D.Julien11 文法、会話練習

関係代名詞、疑問代名詞 D.Julien12 文法、会話練習

人称代名詞、複合過去 D.Julien13 文法、会話練習

受動態、テストの準備 D.Julien14 文法、会話練習

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

ヌーベルエコール出版部(編集)「TETE A TETE」株式会社ヌーベルエコール,第12版

【7】 教科書

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Page 52: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

Dagaud Julien

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 53: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅰ(スペイン語)

Emilio Martinez

一般領域/視野を広げる (授業コード:12320)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (Spanish) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 Emilio Martinez(看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話力を習得するとともに、簡単なスペイン語で書かれた文章を読み書きする力を育成する。同時にスペインやラテンアメリカの文化、歴史、現状についての理解を深める。

【1】 授業概要

1. スペイン語の基本文法・語彙を習得する。2. スペイン語会話に必要な表現方法を実践することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業で学んだことを復習する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

発音(la pronunciacion)、教室で使う表現(recursos para elaula)、アルファベット(el alfabeto)、音節(la silaba)

E.Martinez1 Unidad1

挨拶の表現(expresiones de saludo)、アクセントと規則(elacento y sus reglas)、数字(los numeros 0-10)

E.Martinez2 Unidad2

自己紹介(la presentacion)、人名(nombre de personas)、数字(numeros 11-20 )

E.Martinez3 Unidad3

国名と国籍(paises y nacionalidades)、名詞の性と数(el generoy el numero de los sustantivos)

E.Martinez4 Unidad4

職業(las profesiones)、定冠詞と不定冠詞(el articulodeterminado e indeterminado)

E.Martinez5 Unidad5

人や物の描写(descripcion de personas y cosas)、形容詞(eladjetivo)、所有形容詞(adjetivos posesivos)

E.Martinez6 Unidad6

人称代名詞(pronombre personal del objeto directo)、動詞ser(verbo ser)

E.Martinez7 Unidad7

曜日と月の名前(los nombres de los dias y los meses)、疑問詞(interrogativos)、数字(numeros 21-50)

E.Martinez8 Unidad8

直接法現在の規則動詞-ar(el presente de indicativo de losverbos regulares) 、数字(numeros 51-100)

E.Martinez9 Unidad9

直接法現在の規則動詞-er/ir(el presente de indicativo de losverbos regulares)、便利な表現(expresiones utiles)

E.Martinez10 Unidad10

日常生活(vida diaria)、前置詞(preposiciones)、便利な表現(expresiones utiles)

E.Martinez11 Unidad11

動詞estar(verbo estar)/hay(動詞haber) E.Martinez12 Unidad12

街を描写する(describir una ciudad)、会話(conversacion util) E.Martinez13 Unidad13

スペイン文化について① E.Martinez14 Unidad14

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

エウへニオ・デル・プラド、齋藤華子、仲道慎治「スペイン語への道」第三書房・2016

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

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Page 54: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Emilio Martinez

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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第2外国語Ⅰ(アラビア語)

Milad Salem Rahaimi

一般領域/視野を広げる (授業コード:12330)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (Arabic) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 Milad Salem Rahaimi (看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現、アラビア語のアルファベットの読み方、書き方を学び、日常会話力を習得するとともにアラビア語圏の文化、歴史、現状についての理解を深める。

【1】 授業概要

1.基礎的な文法、発音、語彙、表現、アラビア語のアルファベットの読み書き、日常会話ができる。2.アラビア語圏の文化、歴史、現状について積極的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1. 「到達目標」をよく理解して、アラビア語や文化、歴史等について興味・関心が深まるように情報収集に努めること。2.授業後の復習(ふりかえり)に努める。積み重ね(くりかえし)学習が重要である。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

アルファベットの発音 M.S.Rahaimi1 L 1-1

アルファベットの書き方 M.S.Rahaimi2 L 1-2

挨拶 M.S.Rahaimi3 L 2

自己紹介 M.S.Rahaimi4 L 3

面接 M.S.Rahaimi5 L 4

ミーティング M.S.Rahaimi6 L 5

L 1 - L 5までの範囲 M.S.Rahaimi7 小テスト(1)

空港で(1) M.S.Rahaimi8 L 6

図書館で M.S.Rahaimi9 L 7

1週間の曜日など M.S.Rahaimi10 L 8

空港で(2) M.S.Rahaimi11 L 9

学生2人の会話 M.S.Rahaimi12 L 10

空港に迎えに行くところ M.S.Rahaimi13 L 11

L 1 - L 11の復習 M.S.Rahaimi14 まとめ&小テスト(2)

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う

【6】 評価方法

講義の都度プリント教材を使用する。

【7】 教科書

内記良一編「アラビヤ語小辞典」大学書林,1980年

【8】 参考書

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Milad Salem Rahaimi

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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第2外国語Ⅰ(ロシア語)

Ojerelieva Galina

一般領域/視野を広げる (授業コード:12340)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (Russian) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 Ojerelieva Galina(看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現、ロシア語のアルファベットの読み方、書き方を学んでいき、日常会話力を習得するとともにロシアの文学、文化、歴史、現状についての理解を深める。

【1】 授業概要

1. ロシア語を適切に発音できる。2. ロシア語の基礎的な文法が理解できる。3. 簡単な日常表現を使った会話ができる。4. ロシアの文化について積極的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.レッスンで学んだことを、次のレッスンで15分復習する。2. 毎回出される宿題、練習問題をする。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

ロシア語のアルファベット O.Galina1ロシア語についてあいさつ

母音、子音、音の変化 O.Galina2 文字と発音

単語の発音アルファベット発音上の注意

O.Galina3ロシア語のアクセントとイントネーション

基本文型と文法、名詞の性 O.Galina4 文字と発音のまとめ

名詞と代名詞 O.Galina5 簡単なあいさつ

出会いのエチケット O.Galina6 人を紹介するときのいい方

体調を尋ねる疑問詞をふくむ疑問文

O.Galina7 お元気ですか

人称代名詞ロシア語の人名と呼びかけ

O.Galina8 自己紹介  名前の言い方

職業・身分・立場を表す名詞 O.Galina9 他の人について知る方法

個数詞、順序数詞(1) O.Galina10 数詞1-50

練習、個数詞の各変化 O.Galina11 時間の表し方

動詞の現在人称変化 O.Galina12 自分の家族について話す

個数詞、順序数詞(2) O.Galina13 数詞50-100

ロシア料理に関する単語・表現 O.Galina14レストランにてロシア式の昼食

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

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Page 58: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

佐藤純一「ロシア語入門」日本放送出版協会,2001年東一夫 他「標準ロシア語入門」白水社,2003年「Russian for Everybody」ナウカ出版,2017「ロシア語を話しましょう」Russky Yazyk出版,2019

【8】 参考書

Ojerelieva Galina

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 59: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅰ(中国語)

田育誠

一般領域/視野を広げる (授業コード:12350)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (Chinese) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 田育誠(看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話力が出来る力を身につけていくとともに、簡単な文章を読み書きする力もつけていく。同時に中国の文化、歴史、現状についての理解を深める。

【1】 授業概要

1. 基礎的な文法、発音、語彙、表現を理解し、日常会話ができる。2. 簡単な文章を読んだり書いたりできる。3. 中国の文化、医学、現状について理解できる。4. 中国語の聞く・話す・読む・書く・訳すというような、実践的な表現力を活用できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回講義の前に必ず内容を予習する。前回授業を復習し、教科書記載の設問について考えること。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

普通話・簡体字の解説、発音の表記、声調符号、記号の位置、単母音、子音、練習問題、一口会話。履修上の留意点。

田1 発音入門<1>

複母音(1)、特殊母音、軽声、練習問題、一口会話。 田2 発音入門<2>

複母音(2)、声調の変化、隔音記号、練習問題、一口会話、授業用語。

田3 発音入門<3>

常用単語:職業、新出語句、会話(本文)、人称代詞、指示代詞(1)、名詞述語文、構造助詞“的”(1)、普通疑問文、練習問題。

田4 自己紹介

常用単語:数詞、新出語句、会話(本文)。 田5 病院案内<1>

文法:指示代詞(2)、方位詞、存在文、疑問代詞疑問文(1)、選択疑問文、練習問題。

田6 病院案内<2>

常用単語:親族、新出語句、会話(本文)。 田7 問診確認<1>

文法:所有文、量詞、正反疑問文、疑問代詞疑問文(2)、“多”の用法、練習問題。

田8 問診確認<2>

常用単語:飲食、新出語句、会話(本文)。 田9 既往病歴<1>

文法:動詞述語文、動態助詞“_”、動態助詞“了”、構造助詞“的”(2)、疑問代詞の特殊用法、練習問題。

田10 既往病歴<2>

常用単語:症状、新出語句、会話(本文)。 田11 診断治療<1>

文法:形容詞述語文、副詞の用法、構造助詞“的”(3)、構造助詞“地”、主述述語文、練習問題。

田12 診断治療<2>

常用単語:運動、新出語句、会話(本文)。 田13 骨折療養<1>

文法:助動詞、形容詞の重ね型、“_”の用法、練習問題。 田14 骨折療養<2>

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

劉建著「メディカル基礎中国語」白帝社・2017年

【7】 教科書

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Page 60: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

大野浩・田育誠共著「私の中国語」鳳書房・1997年鐙屋一著、田育誠吹き込み「中国語 10 課」白水社・2005年橋本南郁子・李素禎著、田育誠吹き込み「中国語の発音マンツーマン」・白水社・2007年董燕・遠藤光暁著「ともだち・朋友」朝日社・2011年

【8】 参考書

田育成(1回目の講義時に連絡先を伝える。)

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 61: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅰ(韓国語)

李誠淑

一般領域/視野を広げる (授業コード:12360)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language I (Korean) 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 李誠淑(看護学部・非常勤講師)

基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話力を習得するとともに、ハングルの読み方、書き方を学び、簡単な文章を読み書きする力を育成する。同時に朝鮮半島の文化、歴史、現状についての理解を深める。

【1】 授業概要

1.ハングルが読める。2.韓国語で挨拶ができる。3.数字が言える。4.韓国について自分の関心事を発表できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回授業の復習をする。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

韓国語と日本語について、挨拶の言葉、文字(母音①) 李1 韓国語の文字①

文字(子音、濃音) 李2 韓国語の文字②

文字(母音②) 李3 韓国語の文字③

パッチム、名前を書く 李4 韓国語の文字④

名前、国、趣味などで自己紹介をする 李5 挨拶、自己紹介

職業を覚える、文字の練習 李6 職業

指示代名詞、物の名前、存在詞を使い物の名前が言える 李7 物の名前

場所を覚える 李8 場所

漢数字を覚える、電話番号、生年月日が言える、金額が言える 李9 数字①(漢数字)

固有の数字を覚える、物や回数を数える、時間が言える 李10 数字②(固有数字)

動詞の基本形を覚える 李11 動詞①(基本形)

-です、-ます形で動詞を変化させる 李12 動詞②(現在形)

日課が言える 李13 動詞と時間

文化について発表、韓国の映画(レポート提出) 李14 韓国の文化

①試験結果(50%)、レポート(20%)、発表(20%)、授業中の態度(10%)から総合的に評価する。②毎回授業中に前回の内容をTestする。③試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

自作プリントを使用する。

【7】 教科書

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Page 62: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

カナダ韓国語学院「カナダ Korean for Japanese 初級1,2」SISA Education,2010年イム・ジョンデ「初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法」株式会社DH,2014年金裕鴻「しっかり学ぶ韓国語」ベレ出版,2015年

【8】 参考書

李誠淑

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1.講義順序は変更になる可能性がある。2.会話を多く練習するためにペアワークやグループ活動を重点的に行う。また異文化への理解を深めるため、グループ活動を通して能動的に文化を調べて発表する機会を設ける。

【11】 特記事項

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Page 63: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(ドイツ語)

吉羽里恵

一般領域/視野を広げる (授業コード:12370)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (German) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 吉羽里恵(看護学部・非常勤講師)

ドイツ語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現の理解を深め、日常会話力を習得するとともに、平易なドイツ語で書かれた文章の読み書きを円滑に行う力を育成する。ドイツ語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。クリスマスの時期にドイツ人ゲストとの交流・文化イベント体験(クリスマスパーティー)を予定している。授業は履修学生の理解に合わせて進めていく。

【1】 授業概要

1.ドイツ語の正しい発音ができる。2.ドイツ語の基本語彙をマスターできる。3.ドイツ語の基本文法を体系的に理解できる。4.ドイツ語の基本フレーズを使いこなせる。5.ドイツ語で簡単な日常会話ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回復習を行う。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

会話演習、文法総合演習 吉羽1 春学期の復習

列車の発着時刻を尋ねる、交通手段関連語い 吉羽2 Lektion7(1)

分離動詞、人称代名詞の3・4格 吉羽3 Lektion7(2)

人を誘う、約束をする、非分離動詞、時刻表現 吉羽4 Lektion8

お願いをする、esの用法、注文をする表現 吉羽5 Lektion9(1)

話法の助動詞を用いた表現、身の回りにあるものや衣服の語い 吉羽6 Lektion9(2)

前置詞、道を尋ねる 吉羽7 Lektion10(1)

形容詞、序数、日付表現、季節表現 吉羽8 Lektion10(2)

公共の施設関連語い、道案内をする 吉羽9 Lektion11(1)

比較級と最上級、人々を紹介する表現 吉羽10 Lektion11(2)

ドイツ人ゲストとの交流会(2)ドイツのクリスマスについて 吉羽11 特別授業

過去形・過去のことを表現する 吉羽12 Lektion12(1)

動詞の3基本形・現在完了形を用いた表現 吉羽13 Lektion12(2)

講義のまとめ 吉羽14 まとめ

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内に行う。

【6】 評価方法

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Page 64: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

香月恵里「とってもかんたん!ドイツ語入門」第三書房・2018年

【7】 教科書

在間進「アクセス独和辞典」三修社・2010年清野智昭「ドイツ語のしくみ(シングルCD付)」白水社・2005年Corinna Gerhard 「Menschen im Beruf ― Pflege」Max Hueber Verlag・2016年「Deutsch im Krankenhaus」Langenscheidt bei Klett・2015年

【8】 参考書

吉羽里恵

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1.講義順序は変更になる可能性がある。2.希望者にはドイツ語技能検定試験合格対策指導を行う。

【11】 特記事項

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Page 65: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(フランス語)

Dagaud Julien

一般領域/視野を広げる (授業コード:12380)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (French) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 Dagaud Julien(看護学部・非常勤講師)

フランス語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現の理解を深め、日常会話力を習得するとともに、平易なフランス語で書かれた文章の読み書きを円滑に行う力を育成する。フランス語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。

【1】 授業概要

1.フランス語の基本文法を理解できる。2.フランス語の基礎語彙と基本フレーズを使うことができる。3.フランス語での簡単な会話ができる。4.フランスの文化・習慣・歴史について、積極的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.習ったレッスンの復習をする。2. 次のレッスンのテキストを読み、予習をする。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

単純未来、前未来,中性代名詞 D.Julien1 文法、会話練習

半過去、大過去 D.Julien2 文法、会話練習

条件法、現在分詞 D.Julien3 文法、会話練習

単純過去、前過去 D.Julien4 文法、会話練習

所有代名詞 D.Julien5 文法、会話練習

数字 D.Julien6 数字練習

曜日、月、季節、数字 D.Julien7 文法、会話練習

フランス映画 D.Julien8 フランス映画

フランス文化について D.Julien9 フランス文化について

フランス歴史について D.Julien10 フランス歴史について

復習 D.Julien11 文法、会話練習

会話練習 D.Julien12 会話練習

会話練習 D.Julien13 会話練習

講義のまとめを行う D.Julien14 まとめ

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

ヌーベルエコール出版部(編集)「TETE A TETE」株式会社ヌーベルエコール,第12版

【7】 教科書

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Page 66: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

Dagaud Julien

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 67: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(スペイン語)

Emilio Martinez

一般領域/視野を広げる (授業コード:12390)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (Spanish) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 Emilio Martinez(看護学部・非常勤講師)

スペイン語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現の理解を深め、日常会話力を習得するとともに、平易なスペイン語で書かれた文章の読み書きを円滑に行う力を育成する。スペイン語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。

【1】 授業概要

1. スペイン語の基本文法・語彙を習得する。2. スペイン語会話に必要な表現方法を実践することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業で学んだことを復習する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

家族の紹介(presentacion de la familia)、指示詞(demostrativos)、季節(las estaciones)

E.Martinez1 Unidad1

日付(la fecha)、時間の表現(las horas)、動詞tener(verbotener)

E.Martinez2 Unidad2

衣服(el vestido)、色(los colores)、数字(numeros 101-1000)、動詞ir(verbo ir)

E.Martinez3 Unidad3

直接法現在の不規則動詞(el presente de indicativo de losverbos irregulares)

E.Martinez4 Unidad4

動詞gustar(verbo gustar)、食べ物・飲み物・果物・デザート(comida,bebida,frutas,postre)

E.Martinez5 Unidad5

自分の趣味について話す E.Martinez6 Unidad6

自分の趣味について話す E.Martinez7 Unidad7

一日の行為 E.Martinez8 Unidad8

一日の行為 E.Martinez9 Unidad9

比較について E.Martinez10 Unidad10

過去について E.Martinez11 Unidad11

過去について E.Martinez12 Unidad12

過去について E.Martinez13 Unidad13

スペイン文化について② E.Martinez14 Unidad14

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

エウへニオ・デル・プラド、齋藤華子、仲道慎治「スペイン語への道」第三書房・2016年

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

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Page 68: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Emilio Martinez

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 69: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(アラビア語)

Milad Salem Rahaimi

一般領域/視野を広げる (授業コード:12400)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (Arabic) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 Milad Salem Rahaimi(看護学部・非常勤講師)

アラビア語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現、アラビア語のアルファベットの読み方、書き方の習得を深めることで、円滑な日常会話力を習得する。アラビア語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。

【1】 授業概要

1. 基礎的な文法、発音、語彙、表現、アラビア語のアルファベットの読み書きができ、日常会話ができる。2. アラビア語圏の文化、歴史、現状について積極的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1. 「到達目標」をよく理解して、アラビア語や文化、歴史等について興味・関心が深まるように情報収集に努めること。2.授業後の復習(ふりかえり)に努める。積み重ね(くりかえし)学習が重要である。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

春期授業の学習内容の総復習 M.S.Rahaimi1 L 12

アラビア語の基本的な文のつくり方 M.S.Rahaimi2 L 13

ホテルで M.S.Rahaimi3 L 14

チェックインカードの書き方 M.S.Rahaimi4 L 15

レストランで M.S.Rahaimi5 L 16

アラブ料理 M.S.Rahaimi6 L 17

L 12 - L 17 までの範囲 M.S.Rahaimi7 小テスト(3)

バス停で M.S.Rahaimi8 L 18

バスに乗車して M.S.Rahaimi9 L 19

銀行で M.S.Rahaimi10 L 20

アラブのお金 M.S.Rahaimi11 L 21

アラブの新聞 M.S.Rahaimi12 L 22

L 18 - L 22 の復習 M.S.Rahaimi13 まとめ

L 12 - L 22 までの範囲 M.S.Rahaimi14 総合テスト

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

講義の都度プリント教材を使用します。

【7】 教科書

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Page 70: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

内記良一編「アラビヤ語小辞典」大学書林,1980年

【8】 参考書

Milad Salem Rahaimi

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 71: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(ロシア語)

Ojerelieva Galina

一般領域/視野を広げる (授業コード:12410)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (Russian) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 Ojerelieva Galina(看護学部・非常勤講師)

ロシア語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現、ロシア語のアルファベットの読み方、書き方の習得を深めることで、円滑な日常会話力を習得する。ロシア語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。

【1】 授業概要

1. ロシア語を適切に発音できる。2. ロシア語の基礎的な文法が理解できる。3. 簡単な日常表現を使った会話ができる。4. ロシアの文化について積極的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.レッスンで学んだことを、次のレッスンで15分復習する。2. 毎回出される宿題、練習問題をする。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

運動の動詞 O.Galina1 飛行機、列車、船で

運動の動詞 O.Galina2 飛行機、列車、船で

命令形の用法 O.Galina3 あなたの一日について

命令形の用法 O.Galina4 あなたの一日について

病気と身体に関する単語・表現 O.Galina5 病気

病気と身体に関する単語・表現 O.Galina6 病院にて(1)

日付と曜日の表現 O.Galina7 きょうは何日ですか

形容詞の性と数 O.Galina8 買い物

病気と身体に関する単語・表現 O.Galina9 病院にて(2)

名詞の造格 O.Galina10 電話

動詞の完了体と不完了体 O.Galina11 医者との会話

ロシア料理の作り方 O.Galina12 家庭のもてなし

ロシアの歴史、文化、自然とともに人々のくらしについて O.Galina13 ロシアに行こう

ロシアの歴史、文化、自然とともに人々のくらしについて O.Galina14 ロシアに行こう

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

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佐藤純一「ロシア語入門」日本放送出版協会,2001年東一夫 他「標準ロシア語入門」白水社,2003年「Russian for Everybody」ナウカ出版,2017「ロシア語を話しましょう」Russky Yazyk出版,2019

【8】 参考書

Ojerelieva Galina

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 73: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(中国語)

田育誠

一般領域/視野を広げる (授業コード:12420)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (Chinese) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 田育誠(看護学部・非常勤講師)

中国語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現の理解を深め、円滑な日常会話力を習得する。平易な中国語で書かれた文章の読み書きを円滑に行う力を育成する。中国語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。

【1】 授業概要

1. 基礎的な文法、発音、語彙、表現を理解し、日常会話ができる。2. 簡単な文章を読んだり書いたりできる。3. 中国の文化、医学、現状について理解できる。4. 中国語の聞く・話す・読む・書く・訳すというような、実践的な表現力を活用できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回講義の前に必ず内容を予習する。前回授業を復習し、教科書記載の設問について考えること。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

常用単語:時間・時刻、新出語句、会話(本文)。 田1 問診処方<1>

文法:語気助詞“了”、時量補語、動量補語、練習問題。 田2 問診処方<2>

常用単語:施設、新出語句、会話(本文)。 田3 問題解決<1>

文法:介詞(前置詞)、処置文、疑問代詞疑問文(3)、練習問題。

田4 問題解決<2>

常用単語:期日、新出語句、会話(本文)。 田5 予約通院<1>

文法:進行の表現、動態助詞“着”、動詞の重ね型、練習問題。 田6 予約通院<2>

常用単語:乗物、新出語句、会話(本文)。 田7 外科急診<1>

文法:受身の表現、方向補語、構造助詞“的”(4)、練習問題。 田8 外科急診<2>

常用単語:症状、新出語句、会話(本文)。 田9 入院生活<1>

様態補語、比較の表現、数量補語、練習問題。 田10 入院生活<2>

常用単語:趣味、新出語句、会話(本文)。 田11 日常交際<1>

文法:結果補語、可能補語、心理動詞、練習問題。 田12 日常交際<2>

常用単語:行動、新出語句、会話(本文)。 田13 快復退院<1>

文法:近未来の表現、兼語文、構造助詞“的”(5)、練習問題。 田14 快復退院<2>

プレゼンテーションや発言などの授業参加度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価する。試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

劉建著「メディカル基礎中国語」白帝社・2017年

【7】 教科書

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Page 74: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

大野浩・田育誠共著「私の中国語」鳳書房・1997年鐙屋一著、田育誠吹き込み「中国語 10 課」白水社・2005年橋本南郁子・李素禎著、田育誠吹き込み「中国語の発音マンツーマン」白水社・2007年董燕・遠藤光暁著「ともだち・朋友」朝日社・2011年

【8】 参考書

田育成(1回目の講義時に連絡先を伝える。)

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

講義順序は変更になる可能性がある。

【11】 特記事項

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Page 75: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

第2外国語Ⅱ(韓国語)

李誠淑

一般領域/視野を広げる (授業コード:12430)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Second Foreign Language II (Korean) 必修 演習 1年次・秋 1単位 30時間

担当教員 李誠淑(看護学部・非常勤講師)

韓国語語Ⅰで学んだ内容を土台として、文法、発音、語彙、表現の理解を深め、円滑な日常会話力を習得する。ハングルの読み方、書き方についての習得を深め、平易な韓国語で書かれた文章の読み書きを円滑に行う力を育成する。韓国語の学習を通じて異文化についての知識や視野を広げると共に、異なった文化的背景を有する他者への対応力等、総合的なコミュニケーション能力の育成を目指す。

【1】 授業概要

1.韓国語で自分の一日のことを説明できる2.グループ発表を通じ、韓国文化を紹介できる

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回授業の復習をする。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

夏休み期間中のレポートの発表 李1 韓国の文化

動詞の復習と過去形の練習 李2 動詞③(過去形)

~したい 李3 願望の表現

形容詞の基本形 李4 形容詞①

形容詞を使い話す 李5 形容詞②

「いつ、どこで、何をする」を総合的に話してみる 李6 未来形

~しない、~できない 李7 否定形

韓国の歌 李8 韓国の文化

動詞の連体形 李9 連体形①

形容詞の連体形 李10 連体形②

読解 李11 読解

韓国の食 李12 韓国の文化

総復習 李13 総復習

グループ発表 李14 グループ発表

①試験結果(50%)、レポート(20%)、発表(20%)、授業中の態度(10%)から総合的に評価する。②毎回授業中に前回の内容をTestする。③試験についてのフィードバックは授業内で行う。

【6】 評価方法

自作プリントを使用する。

【7】 教科書

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カナダ韓国語学院「カナダ Korean for Japanese 初級1,2」SISA Education,2010年イム・ジョンデ「初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法」株式会社DH,2014年金裕鴻「しっかり学ぶ韓国語」ベレ出版,2015年

【8】 参考書

李誠淑

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1.講義順序は変更になる可能性がある。2.会話を多く練習するためにペアワークやグループ活動を重点的に行う。また異文化への理解を深めるため、グループ活動を通して能動的に文化を調べて発表する機会を設ける。

【11】 特記事項

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日本文化研修

小林 薫

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:13010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Japanese Culture 必修 演習 2年次・春 1単位 30時間

担当教員小林薫(看護学部・准教授)、勝瀬明子(看護学部・准教授)、青島恵美子(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、伏見枝莉(看護学部・助教)

日本人の精神性に大きな影響を与えてきた「禅」を体験する。坐禅と作務(労働)、作法に則った食事など生活全体をとおして、伝統的な美意識、ものの見方、考え方に触れ日本文化の一端を理解し、豊かな感性と品性を養い医療人としての人間性を涵養すると共に、自分の日常生活を振り返る。事前学習を行い、禅寺において研修を行う。

【1】 授業概要

1.日本の伝統的文化の一つである禅について説明することができる。2.坐禅と作務(労働)、作法に則った食事などの演習を通し、生の諸側面に対する禅のものの見方について説明することができる。3.禅の体験を通して自己を顧み、考えたことを自分の言葉で説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前学習:参考文献を学習し、①事前講義の概要、②研修に期待すること、についてレポートを作成する。2.事後学習:研修を通じて考えたことについて、具体的に論述し、レポートを作成する。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

研修目標の理解、研修全般について小林(薫)・勝瀬・青島・小林(美)・

伏見1 研修オリエンテーション

概説:日本文化と仏教 小林(薫)2 特別講義

入山式坐相説明坐禅食作法説明齋座(昼食)、薬石(夕食)、粥座(朝食)作務管長法話下山式

小林(薫)・勝瀬・青島・小林(美)・

伏見3~15 研修 円覚寺(1泊2日)

事前レポート(20%)、研修への取り組み(50%)、事後課題レポート(30%)によって評価する。課題レポートの中から理解不足な点を取り挙げ、解説を配布する。レポートは、テーマに沿った内容であること、およびレポートに適切な体裁であることを評価し返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

鈴木大拙「禅と日本文化」岩波書店西村恵信「禅学私記」春秋社西村恵信「大衆禅の時代」東方出版佐橋法龍「禅」角川書店DVD「禅の道 修める志」CNインターボイス

【8】 参考書

小林 薫 kaoru.kobayashi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:00-13:00

【10】 オフィスアワー

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Page 78: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1. 研修内容に関して、随時、相談を受ける。2. オリエンテーション時に事前課題、事後課題を提示する。3. 宿泊を伴う研修であるので、体調管理に努めること。

【11】 特記事項

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Page 79: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

自然体験学習

坂本なほ子

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:13090)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Outdoor Education 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 坂本なほ子(看護学部・教授)

大自然の中で共同生活し、自然の厳しさ、助け合う心などを体験的に学習し、本学の建学の精神である「自然・生命・人間」に基づき、かけがえのない自然を守る心を広く身に付け医療人の基礎である人間性の向上を目的とする。また、どのような状況下においても可能な限り医療活動を行わなければならない医療人としての態度を育成する。

【1】 授業概要

1.自然の中で生活する体験をとおして、自然の厳しさや大切さを感ずる。2.チームで協力し、助け合うことの大切さを知る。3.自分の役割に責任をもち、協調性をもって集団行動ができる。4. 野外において衣食住を営む方法を知り、工夫しながらキャンプ生活を送ることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義受講後に、学んだ内容を復習し、野外演習に向けて準備を十分に行ってください。2.野外演習参加後に、レポートを書いて体験を振り返ってください。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行ってください。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

オリエンテーション 坂本1 オリエンテーション①

事前課題について 坂本2 オリエンテーション②

NPO法人国際自然大学校講師による講義 坂本3 特別講義①

NPO法人国際自然大学校講師による講義 坂本4 特別講義②

3泊4日の野外キャンプ演習(NPO法人国際自然大学校) 坂本5~15 演習

事前レポート20%(事前学習5%、リアクションペーパー15%)、野外活動50%、事後レポート30%により総合的に評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

自然体験活動研究会、星野敏男「野外教育における安全管理と安全学習-つくる安全、まなぶ安全」杏林書院・2011年

【8】 参考書

坂本なほ子 naoko.sakamoto★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

演習に参加するには、事前オリエンテーションや講義に全て参加することが必須である。また、演習前や演習中は、自己の健康管理に気を付ける。特殊な事情がないかぎり、野外演習全プログラムに参加することを単位取得の条件とする。

【11】 特記事項

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運動科学

藤田真平

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:13100)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Science of Exercise 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 藤田真平(看護学部・非常勤講師)

運動科学の基礎を理解し、体力増進や健康保持・増進に関する知識の習得を目指す。また、習得した知識を用いて、自分自身で行う身体運動を教材に自己の健康保持・増進をどのような手段を用いて行えるかを考え、実施する事を目指す。

【1】 授業概要

1.運動・科学・体力・健康とは何かを説明できる。2.運動諸機能の測定に手際良いチームの協力体制を取ることできる。3.体力運動能力テストの結果から、体力・健康について評価できる。4.評価した結果より、体力保持・増進の方法を述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

科学と運動の意味を考える 藤田1 科学と運動とは(講義)

運動を科学することについて 藤田2 運動科学の基礎(講義)

健康の意味を考える 藤田3 健康とは(講義)

体力運動能力の内容の把握 藤田4体力および体力運動能力テストについて(講義)

体力運動能力テストの実施 藤田5体力運動能力テスト①(実技)

体力運動能力テストの実施 藤田6体力運動能力テスト②(実技)

体力運動能力テストの実施 藤田7体力運動能力テスト③(実技)

体力運動能力テストの実施 藤田8体力運動能力テスト④(実技)

体力運動能力テストを行う意義について考える 藤田9 体力運動能力テストの意義

体力運動能力テストを行った結果から、レポートの作成 藤田10体力運動能力テストの結果のまとめ(講義)

高齢者の体力を理解し、運動法について学ぶ 藤田11高齢者に適した運動法(実技)

ストレッチングと徒手体操を行って理解する 藤田12ストレッチングと徒手体操(実技)

科学・運動について理解したことをもとに、レポートの作成 藤田13 講義のまとめ①

科学・運動について理解したことをもとに、レポートの作成 藤田14 講義のまとめ②

授業内でのグループワークの取り組みと、プレゼンテーションを点数化し、評価(40%)、試験(20%)、レポート(40%)から総合的に評価する。レポートは、評価後に授業内で総括的なフィードバックを行う。

【6】 評価方法

適宜、資料を配布する。

【7】 教科書

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Page 81: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

授業中に紹介する。

【8】 参考書

藤田真平 fujita_s★obirin.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

運動制限のある場合については個別に対応する。4月13日、20日は、グループワークを行い、プレゼンテーションを行う。

【11】 特記事項

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人間論

小林薫

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:13110)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Humanities 必修 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 小林薫(看護学部・准教授)

「人間とは何か」を問うことは古代ギリシア以来の伝統であり、西洋近代の人間観、そして現代の医療において前提とされる人間観に大きな影響を与えている。この授業では「古代オリンピック」を取り上げ、古代ギリシアにおいて「人間とは何か」という問いがどのように捉えられていたかについて考える。また、このような人間観と比較して、現代に生きる私たちの人間観とはどのようなものであるか、私たちは「人間とは何か」という問いにどのように向き合うのか、オリンピックを現代において開催する意味は何であるのか、についても考える。

【1】 授業概要

1. 「古代オリンピック」について基礎的な知識を学ぶ。2. 「古代オリンピック」という歴史的・文化的事象について、その時代背景を踏まえて記述することができる。3. 「人間とは何か」という問題を古代ギリシア社会がどのように捉えていたかについて記述することができる。4. 過去の文化的遺産と現在の問題のつながりについて適切に説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1. 指定した参考文献を適宜読み、授業の理解に役立てること。2. オリンピック、パラリンピックについて積極的に情報蒐集し、理解を深めること。2. 指定された参考書を適宜読み、テキストについての理解を深めること。3. 15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

古代ギリシアのポリス――民主政治と合理主義 小林1 導入:古代ギリシアの遺産

古代ギリシア世界においてオリンピック競技会がどのように位置付けられていたのか、基本的な事柄について学ぶピンダロス『オリュンピア祝勝歌』についてテキストを検討する。

小林2 古代オリンピックとは

オリュンピア遺跡を題材に、古代ギリシアの建築様式、神殿や競技場の配置などについて学ぶオリュンピア遺跡の発見、発掘の歴史や、パウサニアス『ギリシア案内記』の果たした意味について学ぶ

小林3 オリュンピア遺跡

古代オリンピックにおいてどのような競技が行われていたのか、選手はどのような人々であったのか、考察する

小林4古代オリンピックの運動競技

古代オリンピックの起源についてどのような神話伝説が存在したか、また複数の矛盾する神話が存在することの意味について考察するティタノマキア伝説、ヘラクレス伝説について学ぶ

小林5古代オリンピックと起源神話

古代オリンピックの起源についてどのような神話伝説が存在したか、また複数の矛盾する神話が存在することの意味について考察するペロプス伝説、クレタのヘラクレス伝説、その他の伝説について学ぶ

小林6古代オリンピックと起源神話(2)

近代オリンピックがどのような仕方で古代オリンピックを模倣したか、またそれが近代社会のあり方をいかなる仕方で反映しているか、について学ぶ

小林7 近代オリンピック

これまでの授業を振り返りつつ、現代においてオリンピックを開催する意味について検討する。

小林8 まとめ

・授業への取り組み(30%)、期末レポート(70%)から総合的に評価する。・講評・解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

授業時にプリントを配布する。

【7】 教科書

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Page 83: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

参考文献表を授業時に配布する。

【8】 参考書

小林 薫 kaoru.kobayashi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日昼休み。また、講義終了後。

【10】 オフィスアワー

本授業の目的はあくまでも「古代オリンピック」を通じて、現代社会まで連綿と続く人間理解のあり方について、基本的視座を提示することである。題材は古代ギリシアであっても、「人間論の基礎」という意味で実は看護にもつながっている授業であることを受講者は念頭に置いて欲しい。

【11】 特記事項

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Page 84: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

文化講座(美術)

佐原和人

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 佐原和人(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。

なじみの深い、水彩など水を使った表現を通し、また作品鑑賞を通じ、より想像力豊かな心を持った人間性を高めていくことを目標とする。実技を中心に、四季やそれに伴う日常生活の中で変化する感情を、ゆらぐ水に託して透明感のある表現を目指すと共に、人間的なふくらみを育んでいく。個人個人、それぞれの持ち味でいかに真心を伝えていくかを考え、また絵を通して全体を見る力を養うことで、将来看護に携わる上で大切な心の豊かさを示すことができるようになることを期待する。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長や課題」について振り返り、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.素直に目の前にあるものと対話する。2.普段からなるべくたくさんのことに興味を持って、見たり、体験したりするようにするとなお良い。3.決めつけずにチャレンジすれば、どんなことも、遊びさえも勉強になる。4.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

「美の朝」(NHK)「美の世界」(NTV)・・・水彩画について「Motion Painting」など・・・水を使った表現の可能性

佐原1 ビデオ鑑賞

「PLAY」・・・海外でのアートと医療の事例「香りを観る」・・・感覚を使った遊び

佐原2 ビデオ鑑賞

東京都写真美術館(恵比寿) *現地集合、現地解散 佐原3 対話による作品鑑賞

東京都写真美術館(恵比寿) *現地集合、現地解散 佐原4 対話による作品鑑賞

花を描く 佐原5 水彩画

花を描く 佐原6 水彩画

果物を描く 佐原7 水彩画

果物を描く 佐原8 水彩画

ナイチンゲール像を描く 佐原9 水彩画

ナイチンゲール像を描く 佐原10 水彩画

人物(コスチューム)を描く・・・プロのモデル使用 佐原11 水彩画

人物(コスチューム)を描く・・・プロのモデル使用 佐原12 水彩画

モチーフは自由。ハガキ大のガラス入り小額、油性サインペンと水彩絵具を使って描く。

佐原13 ガラス絵

モチーフは自由。ハガキ大のガラス入り小額、油性サインペンと水彩絵具を使って描く。

佐原14 ガラス絵

- 佐原15 文化講座発表会

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Page 85: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

講義時間中に適宜参考作品等を紹介する。

【8】 参考書

佐原和人 1回目の講義時に連絡先を伝える。

【9】 科目責任者連絡先

講義中および講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

制作だけでなく、仲間との交流を通して新たな発見をしたり、刺激を受けながら表現する喜びを肌で感じ取ってもらえたらと思う。授業時間内にて学外授業を実施する(日程未定)。東京都写真美術館(恵比寿)にて美術館学芸員さんと共に「対話による鑑賞」を行う予定。

【11】 特記事項

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Page 86: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

文化講座(文芸)

吉田浩美

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 吉田浩美(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。

文芸講座では、毎回与えられたテーマに沿って文章を書いていく。おもに、エッセイ、詩、創作物語などを扱う。顔文字や「(笑)」などの注釈なしで、純粋に「書き言葉」だけで自分の思いをできるだけ的確に伝えること、少しでも豊かな日本語(メールの日本語とは異なる書き言葉)が使えるようになることを目指す。他者のまねではない、自分自身のことばで表現することが重要である。書きためた作品は、学期末に文集『アスクレピオン』にまとめる。また、文化講座発表会では、詩を創りパワーポイントで提示しながら朗読する。講師は、学生が書いたものの内容に干渉することは基本的にしない(他者を傷つけるような内容であると判断される場合はこの限りではない)。日本語に関すること、文章に関すること、作品の構成に関することに重点を置いて指導する。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長」について振り返り、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.普段から読書を心がける。2.身のまわりにあふれている「ことば」を常に観察する。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

与えられたテーマに沿ってエッセイを書く。 吉田1授業についての説明・エッセイ

与えられたテーマに沿ってエッセイを書く。 吉田2 エッセイの続き

歌の歌詞をもとに詞に現われていない細かい部分を想像して書きこむ。

吉田3 ディテールを書きこむ練習

歌の歌詞をもとに詞に現われていない細かい部分を想像して書きこむ。

吉田4ディテールを書きこむ練習の続き

決められた三つの語を必ずどこかに入れて,お話を創作する。 吉田5 三題話

決められた三つの語を必ずどこかに入れて,お話を創作する。 吉田6 三題話の続き

都々逸を鑑賞し、好きな作品を選び、その作品からインスピレーションを得てお話を創作する。

吉田7 都々逸

都々逸を鑑賞し、好きな作品を選び、その作品からインスピレーションを得てお話を創作する。

吉田8 都々逸の続き

人間以外の何かを主人公とし、文章を書く。創作でもエッセイでも良い。

吉田9 モノの気持ち

人間以外の何かを主人公とし、文章を書く。創作でもエッセイでも良い。

吉田10 モノの気持ちの続き

写真を見て、そこから想像をふくらませて文章をつづる。 吉田11写真からインスピレーション

写真を見て、そこから想像をふくらませて文章をつづる。 吉田12写真からインスピレーションの続き

日常生活の中でふと感じること・思うことを詩に表現する。 吉田13 詩

日常生活の中でふと感じること・思うことを詩に表現する。 吉田14 詩の続き

- 吉田15 文化講座発表会

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Page 87: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。

【6】 評価方法

浅田次郎「アイム・ファイン!」小学館(小学館文庫)・2011年浅田次郎「かわいい自分には旅をさせよ」文芸春秋(文春文庫)・2015年宮部みゆき「心とろかすような―マサの事件簿」創元社(創元社推理文庫)・2001年上記どれかを購入する。

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

吉田浩美

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

作品は宿題にはしない。原則として授業時間内に仕上げる。良い文章を書くには優れた文章に触れることが大切である。今回は教科書を3冊指定したが、このうち好きなもの1冊を購入し、毎回持参する。

【11】 特記事項

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文化講座(演劇)

野崎美子

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 野崎美子(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。

文化講座発表会当日の演劇発表を目指して、50分程度の芝居を受講学生たちと創り上げる。戯曲は、当校の教育に相応しいものを世界の秀作の中から選び、取り上げる。しかし、芝居を創ることだけがこの講座の目的ではない。演劇は、芸術の中でも最も人間の現実に近く、人間を学ぶための近道といえる。稽古を通して、看護に携わる人間にとって最も大切な人との交流(どうすれば相手の気持ちをよりよく理解出来るか、どうやってこちらの心を相手に受け取って貰えるか)を学び、また一つの目的に向かって力を出し合い、協力することの大切さを学ぶ。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長」について振り返り、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回の授業でやった動きと台詞を復習し、覚える。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

看護専攻の学生が演劇を通じて何を学ぶべきかを討論する。互いに相手を知るためのシアターゲームを行い、受講生のキャラクターを知ると共に、演劇の楽しさを知ってもらう。

野崎1演劇概論シアターゲーム

受講生のキャラクターに適した作品を選び、配役を決定する。 野崎2 配役決定

テーブルを囲んで台本を読み、作品についての理解を深める。 野崎3 本読み 1

テーブルを囲んで台本を読み、作品についての理解を深める。 野崎4 本読み 2

台本を持って、セリフを読みながら、動きを決めて行く。 野崎5 荒立ち稽古 1

動きをほぼ決める。この段階で作品の原型を創り上げたことになる。

野崎6 荒立ち稽古 2

しっかり声を出す。しっかり動く。 野崎7 立ち稽古 1

細部にわたって人間のドラマになるように稽古をする。 野崎8 立ち稽古 2

セリフを覚えて、台本を持たない稽古に入る。 野崎9 立ち稽古 3

動きを固めつつ、各人物像を深めて行く。 野崎10 立ち稽古 4

相手役との関係を大切に。 野崎11 通し稽古 1

同様の作業を続ける。衣装合わせ。 野崎12 通し稽古 2

ドラマの流れを確かめながらの通し稽古。 野崎13 通し稽古 3

同様の作業を続ける。 野崎14 通し稽古 4

- 野崎15 文化講座発表会

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Page 89: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

野崎美子

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

発表会に向けて数回補講を行うことがある。

【11】 特記事項

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文化講座(華道)

佐野玲子

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 佐野玲子(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。

日本の伝統文化の一つである華道を実習を通して、植物の持つ魅力や和の心を探求する。華道の歴史を知り、生ける為の基本を学ぶ。作品に自らを表現出来る様、毎回実習を取り入れる。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長」について振り返り、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業で生けた作品のスケッチと、帰宅して生け直した作品のスケッチを一緒に次の授業の時に提出する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

華道の歴史・道具の使い方 佐野1 講義

基本形 佐野2 実習

器と花材の(色・形)バランス 佐野3 講義

盛花① 佐野4 実習

季節の花について 佐野5 講義

盛花② 佐野6 実習

生活の中の生け花 佐野7 講義

一種生 佐野8 実習

デザイン画を書いて生ける 佐野9 講義

自分で選んだ花で生ける 佐野10 実習

花療法・花の役割 佐野11 講義

モダンと古典 佐野12 実習

行事の花・TPO 佐野13 講義

グループごとに共同作業 佐野14 実習

- 佐野15 文化講座発表会

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。

【6】 評価方法

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Page 91: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【7】 教科書

適宜、プリント配布

【8】 参考書

佐野玲子 1回目の講義時に連絡先を伝える。

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

花材の都合で講義内容を変更することがある。華展を見学予定である(日時未定)。生花店にて花材の選択実習を行う。

【11】 特記事項

- 91 -

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文化講座(音楽)

長島伸子

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 長島伸子(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。 講義内容の柱となるものは次の3つである。  1.世紀を越えて評価を与えられ続けている作品の"鑑賞"  2.「ふるさとの四季」の"合唱"。  3.文化講座発表会に向けての取り組み。(ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」ハイライト) 優れた作品や演奏に触れることで、"感動する心"を養い、その人間性、生き様を自らに取り込み、「ふるさとの四季」の合唱を通して、日本語の美しさ、奥深さを再認識し、又、体と心を一つにして歌うことの清々しさを体験し、発表会への取り込みの中で、チームワークの大切さを実感するものである。 私は、“人には皆、天職が与えられている”と信じている。医療に携わる“天職”を得た者は、その行為が人の生死に直結するという、苛酷な責任を荷負うことになる。医療人としての人生を歩み始めた皆さんに私が望むことは“人を大切にする心を持つ”ということである。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長」について振り返り、記述することができる。

この講座は、音楽の実技能力を高めることや、教養として音楽に関する知識を教えることが主目的ではない。“音楽”というテーマの中で、感性を磨き、互いの人間性(学生間のみならず、講師と学生、延いては、映像や実演を通しての演奏家、作曲家と我々においても)に触れることにより、自他含めての“人間”を知り、“人を大切にする心”を自らの内より引き出すことを主目的とする。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各自の課題、とりわけ「サウンド・オブ・ミュージック」での配役については、充分に予習、復習しておく。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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【5】 授業計画

内容項目 担当教員

自己紹介,リーダーの選出,発声の基礎LD「メロディー」(担当教員主演)鑑賞

長島1講座概要ガイダンス,LD鑑賞

合唱曲「ふるさとの四季」音取りミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」鑑賞

長島2合唱、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」概説〔1〕

「サウンド・オブ・ミュージック」キャスティング、合唱音取り 長島3ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」概説〔2〕

「ふるさとの四季」「サウンド・オブ・ミュージック」合唱音取り 長島4 合唱、ミュージカル

「サウンド・オブ・ミュージック」音取り、ヴィヴァルディ作曲「四季」鑑賞

長島5 ミュージカル、LD鑑賞

「ふるさとの四季」「サウンド・オブ・ミュージック」合唱、音取り

長島6 合唱、ミュージカル

「サウンド・オブ・ミュージック」ソロ曲音取り 長島7 ミュージカル

「ふるさとの四季」「サウンド・オブ・ミュージック」合唱、音取り

長島8 合唱、ミュージカル

「サウンド・オブ・ミュージック」ソロ曲、音取り 長島9 ミュージカル

「ふるさとの四季」練習、「サウンド・オブ・ミュージック」合唱 長島10 合唱、ミュージカル

「サウンド・オブ・ミュージック」演出、通し練習 長島11 ミュージカル

リコーダー奏者 吉澤実氏によるレクチャーコンサート 長島12 レクチャーコンサート

「ふるさとの四季」「サウンド・オブ・ミュージック」通し練習 長島13 合唱、ミュージカル

「ふるさとの四季」「サウンド・オブ・ミュージック」通し練習 長島14 合唱、ミュージカル

- 長島15 文化講座発表会

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。

随時、課題の提出がある。

【6】 評価方法

源田 俊一郎編曲「混声合唱のための唱歌メドレー『ふるさとの四季』」カワイ出版

【7】 教科書

ショーンバーグ著 亀井旭・玉木裕 共訳「大作曲家の生涯上、中、下」共同通信社

【8】 参考書

長島伸子 1回目の講義時に連絡先を伝える。

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

・今年度の文化講座発表会では、合唱"ふるさとの四季"(抜粋)とミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」ハイライトを演奏する。ハイライト版であってもミュージカルを上演するには、かなりの準備を必要とする為、自主練習は必須である。進捗状況によっては文化講座発表会前の週までに2~3回の補講を行う場合がある。・"音楽鑑賞"においては生の演奏に触れることに勝るものはなく、優れた演奏家をクラスに招いてミニ・コンサートを行ない、更に、講義時間外に、コンサート・ホールでの音楽会を聴きに行く(実費各自負担)。

【11】 特記事項

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文化講座(茶道)

大沼洋子

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 大沼洋子(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。

講座では、茶道に関する基本的な所作を学ぶ。具体的には立ち居振る舞い(立つ、座る、歩く、お辞儀、挨拶)、お茶・お菓子の頂き方(茶会などに招かれた時、席でのマナーを身につける)、茶道の心構え(お茶を通して何を感じとらなくてはいけないか)などである。日本伝統文化の一つとして現代まで引き継がれてきた茶道。堅苦しいようであるが、身近な所でいつも向き合っていたことと感じる一瞬もある。短期間の授業であるが、楽しい発見があることを期待する。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長」について振り返り、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回授業の復習(教科書参考)、理解できないことを次回質問できる様考えておく。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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【5】 授業計画

内容項目 担当教員

自己紹介・教材配布・講義内容説明・点前拝見(お菓子・茶を頂く)

大沼1 稽古始め

立ち居振る舞い(歩く・座る・立つ・お辞儀) 大沼2 茶道基本稽古

道具の説明と扱い 大沼3 茶道基本稽古

立ち居振る舞い 大沼4 茶道基本稽古

道具の扱い(茶碗・袱紗さばき・懐紙) 大沼5 割り稽古

立ち居振る舞い・道具の扱いを一人ずつ行う 大沼6 割り稽古

講義 大沼7 茶道文化について

前回までの稽古まとめ稽古で不明な事、質問・出来ない部分の練習

大沼8 割り稽古

主人(もてなす側)と、客それぞれの立場の所作客・・お菓子の取り方・お茶の頂き方主人側・・お運び、お茶の出し方

大沼9茶席での所作主人・客の気配り

役割に沿って稽古発表の流れの説明発表の解説文章作成役・・司会・解説役・・割り稽古の発表役・・客としてお菓子、茶を頂く役・・席に茶を出す、お運び

大沼10 役割発表

各役割の動作練習役割で、理解できない所は、質問する。

大沼11 役割の稽古

前回のまとめ 大沼12 発表会稽古

各自、自分の役割りをきちんと把握するのはもちろんで、相手の立場も良く理解する。

大沼13 発表会稽古

総まとめ 大沼14 発表会稽古

大沼15 文化講座発表会

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。※課題提出2回 1回・茶道選択理由(2回目、講座日に提出) 2回・課外授業受けた時、その感想(次回講座日提出)

【6】 評価方法

千 宗左「はじめての茶の湯」主婦の友社

【7】 教科書

講義時間中に参考書を紹介する。

【8】 参考書

大沼洋子 1回目の講義時に連絡先を伝える。

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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文化講座(書道)

増子美樹

一般領域/人間性を養い感性を培 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Studies 必修 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 増子美樹(看護学部・非常勤講師)

複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表する。その過程を通して文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出す喜びを感じ、感性を磨く。

書道は実に長い歴史があるために、勉強する内容は多岐に渡る。しかし、本講座は限られた時間内なので、ざっと概要を説明し実技の時間を長く取り、学生の個性を大切にした作品作りをしたいと思っている。墨の香りが漂う中、心を集中させて白い和紙に向かうとき、そこは毎日の生活を離れた異空間となる。そして美しいものを鑑賞する目を養い、より豊かな人間性を培うことが、この講座の最大の目標である。

【1】 授業概要

1. 講座における基本的な知識・技術・態度を身につけることができる。2. 仲間と協力して作品を創る大切さや喜びを知ることができる。3. 新たな自己や、自分が感じたことを作品等を通して表出することができる。4. 講座を通した「自己の成長」について振り返り、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回講義の復習をして臨む。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

文化講座書道についての説明 増子1 オリエンテーション

半紙で基本練習 増子2 基本練習

掛け軸製作 増子3 作品制作

掛け軸製作 増子4 作品制作

掛け軸製作 増子5 作品制作

掛け軸製作 増子6 作品製作

色紙の製作 増子7 作品製作

色紙の製作・寄せ書きの練習 増子8 文化講座発表会準備

寄せ書きの練習 増子9 文化講座発表会準備

― 増子10 文化講座発表会

・授業への取り組み・意欲(70%)、発表会での取り組み・意欲(10%)、レポート内容(20%)から総合的に評価する。・発表会終了後に授業への取り組み状況等について講評を行う。・レポートは、S,A,B,Cで評価し、コメントをつけて返却する。

【6】 評価方法

授業時にプリントを配布する。

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

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増子美樹 1回目の講義時に連絡先を伝える。

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 98: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

心理学

山口哲生

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:14020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Psychology 必修 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 山口哲生(医学部・講師)

心理学は人間の精神活動や行動を研究する科学である。看護においては,その対象となる患者の心理を理解することが必要である。疾病によるフラストレーションや不適応行動を正しく理解し,看護師として適切に対応するために必要な基礎的な心理学の知識を学ぶ。

【1】 授業概要

1.人間に関する様々な現象を心理学的観点から説明できる。2.患者心理を把握するうえで必要となる心理学の基本知識を説明できる。3.獲得した知識を実際の臨床場面や日常生活で応用できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業内容を深く理解するために、事前に教科書に目を通しておくことが望ましい。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

心理学とは・観察・実験・調査・面接・検査 山口1 心理学の歴史と研究法

感覚の一般的性質・形の知覚・運動知覚・奥行知覚 山口2 感覚・知覚

記憶モデル・忘却のメカニズム 山口3 記憶

行動理論とその応用 山口4 学習

発達段階・発達理論 山口5 発達

パーソナリティ理論・性格テスト 山口6 パーソナリティ

患者の心理・カウンセリングの方法 山口7 看護・臨床心理学

1. 小テスト(10%)、コミュニケーションカード(20%)、期末試験(70%)から総合的に評価する。2. Active Academyに模範解答を掲示する。

【6】 評価方法

伊藤正人「現代心理学 ―行動から見る心の探求」昭和堂・2013年

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

山口哲生 tyamaguchi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付ける。また、メールでの事前連絡のうえ、質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 99: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

社会学

立松隆介

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:14030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Sociology 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 立松隆介(看護学部・非常勤講師)

社会学とは、一言でいえば、社会的存在としての私たち自身の行動を研究対象とする学問である。この授業では、まず私たちにとって身近な日常的行為やそのような行為をとおして人びとが形づくる集団が、社会学においてどのように分析されるかを紹介する。さらに、いくつかの社会問題や現象をとりあげ、社会学的に考察する。

【1】 授業概要

1.社会学の基本的な考え方を述べることができる。2.統計データなどの資料にもとづき、社会問題や現象について常識にとらわれずに分析する力を身につけることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業で紹介する文献で興味のあるものは読んでみること。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

行為 立松1社会学の基本的な考え方(1)

集団 立松2社会学の基本的な考え方(2)

少子化(1) 立松3 現代社会の諸相(1)

少子化(2) 立松4 現代社会の諸相(2)

少子化(3) 立松5 現代社会の諸相(3)

男女の身体観の変遷 立松6 現代社会の諸相(4)

ヒトはなぜ服を着るのか 立松7 現代社会の諸相(5)

主体的な授業への参加度(10%)、試験結果(90%)にもとづいて評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

講義時間中に指示する。

【8】 参考書

立松隆介

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 100: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

教育学

山田記一

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:14040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Pedagogy 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 山田記一(看護学部・非常勤講師)

講義の前半では教育の立場から人間の発達や成長について考察しつつ、現在の教育が抱える課題を教育学の原点の一つである道徳教育を中心に検討する。またその際明治初期から現在に至る学校教育の歴史についても概観する。そして、後半の講義では看護教育の視点に基づき看護領域での「人間」というものについての理解を、前半の講義における考察や検討を 踏まえつつ深めていく。

【1】 授業概要

1. 看護のプロフェッショナルとして、患者の健康に関する支援者としての役割を理解できる。2. 社会人として、また将来家庭を持ち、子の親となった際、確固たる「教育観」「子供観」を述べることができる。以上2点を到達目標とする。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.予習として事前に配布するプリント、資料等を次回の授業迄に一読しておくことを求める。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

看護の現場と教育の現場との共通点を明確にした後、教育の基となる人間の倫理について検討し、教育の本質を考察する。

山田1教育の本質及び看護との共通点

わが国の近代学校教育の歴史について概観し「教育を受けることの価値」と「学校教育の意義」を再確認するとともに、歴史上の様々な問題点に検討を加える。

山田2わが国の学校教育の歴史①(江戸~明治~大正)

わが国の近代学校教育の歴史について概観し「教育を受けることの価値」と「学校教育の意義」を再確認するとともに、歴史上の様々な問題点に検討を加える。(①、②を通し江戸時代から現代までの学校教育を概観する。)

山田3わが国の学校教育の歴史②(昭和~平成)

「今」の学校教育が抱える問題について実例を基に検討し、教育と看護の双方に共通する「人間愛」と「職業愛」の存在、位置づけを考察する。

山田4現在の教育における課題と「愛」の存在

看護教育の観点から、健康な人間が疾病に罹ることにより肉体、精神の両面にどのような変化を起こすか検討する。

山田5 患者の心の理解と援助①

疾病により様々な欲求が阻止された患者が感じるストレスと、その際の看護者の対処について考察するとともに、そのような患者をどう援助していくべきかについて解説する。

山田6 患者の心の理解と援助②

看護者は健康についての教育者であるとの立場から、患者をどのように教育・指導すべきかを再検討して本講義の結びとする。

山田7教育者の観点からプロとしての看護者が目指すもの

主体的な授業への参加度(20%)、試験(論文形式)結果(80%)から総合的に評価する。更に講評と試験の採点基準をActive Academyにて掲示する。

【6】 評価方法

特に使用せず、授業時間内に必要に応じて資料配布を行う。

【7】 教科書

早田幸政(編著)「新訂版 体系道徳教育の理論と指導法」エイデル研究所・2019年

【8】 参考書

山田記一 連絡事項がある場合は学事課を経由して連絡可能。

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 101: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義を進めていくうえで以下の3点について特に重点を置いて説明を加えていきます。1.教育の基盤となる人間の良心の存在2.「教育」の語が有する本来の意味

【11】 特記事項

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Page 102: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

文化人類学

工藤由美

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:14060)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Cultural Anthropology 選択 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 工藤由美(国立民族学博物館)

本講義では、人間の一生を様々な視点から見つめ直し、そこで遭遇する出来事の一つとして、医療や看護という専門職者の世界の一員になることがどのようなことかを概観する。そこから、人間の多様な生のあり様をより広い視点から創造的に捉える力を養う。

【1】 授業概要

1.他者の理解:様々な文化・社会における人びとの暮らしぶりを説明できる。2.自己の理解:他者(異文化)を通じて、自分(自文化)について見つめ直すことができる。3.人間の理解:他者と自分それぞれの理解を通じて、人間について考えるための基礎を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回の講義後に、講義で学んだ概念や事例で取り上げた地域や民族について調べる。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

文化人類学の世界の見方 工藤1 イントロダクション

世界内存在としての人間 工藤2 世界に住まう

文化としての衣食住 工藤3 暮らす

セックス・ジェンダー・性役割 工藤4 性

産む・育てる 工藤5 生

文化としての病気・医療・健康 工藤6 病

社会の中で「老いる」ということ 工藤7 老い

「終わり」の作法 工藤8 死

リフレクション・ノーツ(30%)、試験結果(70%)から総合的に評価する。講評や解説をActive Academyに掲示します。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

波平恵美子(編)「文化人類学(カレッジ版)」医学書院・2011年住原則也・箭内匡・芹原知広「異文化の学びかた・描きかた」世界思想社・2001年山下晋司・船曳建夫(編)「文化人類学キーワード」有斐閣・2008年

【8】 参考書

工藤由美

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 103: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

教科書は特に指定しない。参考図書は予習・復習に活用すること。必要な資料は授業内で配布する。

【11】 特記事項

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Page 104: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

文学

安藤公美

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:14090)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Literature 選択 講義 2年次・春 1単位 15時間

担当教員 安藤公美(看護学部・非常勤講師)

「読む」面白さ、「見る」大切さ、「書く」満足感を味わい享受しながら、現代を生きる人間に必要な幅広い視野と表現力を養う。また、レポートや手紙などの文章表現法をマスターする。「読むこと」「見ること」「書くこと」の往還の中で、今を生きる人間として問題意識を高める。

【1】 授業概要

1.文学を通し知性・感性の発現が可能になる。2.特に心理・身体性・ジェンダー・環境などへの気付きを説明できる。3.公的マナーを守って文章表現(特に、レポートと手紙文)ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回授業を復習し、テキストの見直しや課題について自ら学習を行う。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

看護という科学と人文を複合する大切な場を、文学から問う。感情や心理と言葉の関わりを識り、現在の文学状況、作家や名作の紹介を通して学ぶ。

安藤1 ガイダンス・書く1

芥川龍之介作「桃太郎」をとりあげる。また、絵本、アニメ、CMなどメディアのなかに再現される桃太郎の想像力と批評性を読み解く。

安藤2 読む1・想像力と批評力

大学生にふさわしいレポートが書けるようにする。テーマの設定、引用の方法、参考文献の探し方なども学ぶ。

安藤3 書く2・レポートの書き方

芥川を世界的に有名にした「藪の中」を読む。恋愛・生死・自己劇化など、人間心理に触れる読書体験から〈真実〉やジェンダーを問う。

安藤4 読む2・メディアと語り

黒澤明監督作の映画《羅生門》を鑑賞する。画面構成・身体性・光や音の表現など、映像性と言語芸術との比較を行う。

安藤5 映像表現に学ぶ

マナーとルールを知り、心のこもった、失礼のない手紙文が書けるようにする。正しい敬語や気配りなどへの意識を高める。

安藤6 書く3・メールと手紙

文学のなかの〈人間〉、アニメ・ゲームのなかの〈文豪〉、本のカバー絵の世界など、文学観を再考し、理想の読者を目指す。

安藤7 読む3・作家と読者

レスポンスシート(20%)、レポート(50%)、課題提出(30%)から総合的に評価する。授業中にレポート課題を提示、ABCの3段階で評価し、返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

安藤公美「芥川龍之介 絵画・開化・都市・映画」翰林書房・2006年

【8】 参考書

安藤公美

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問等を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

特になし

【11】 特記事項

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Page 105: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

海外研修Ⅰ

小林薫

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Intercultural Studies I 選択 講義1.2.3年次・

秋1単位 15時間

担当教員 夏原和美(看護学部・教授)、小林薫(看護学部・准教授)

異文化を直接体験して医療・看護を社会背景の中にとらえ直す「海外研修Ⅱ」の事前学習に当たる授業である。異文化の歴史・宗教・文化に対する認識を深めて国際舞台で活躍できる幅広い見識を養う。

【1】 授業概要

・対象となる異文化の歴史・宗教・文化をよく観察し、自文化との相違について説明することができる。・異文化理解の難しさと楽しさについて自分の言葉で説明することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業で指示されるテキストを読むこと。また、最終成果として行う発表と冊子の作成の準備をすること。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

・「海外研修I」についてのガイダンス・諸手続きについての案内、注意事項

夏原・小林1 ガイダンス

・国際交流センター職員による、海外渡航に際しての注意事項のガイダンス

夏原・小林2 危機管理ガイダンス

・旅行についての案内(旅行代理店によるガイダンス)・渡航先の文化、歴史、政治事情についての講義

夏原・小林3海外渡航について注意事項/歴史・政治事情

・渡航先の社会事情、医療福祉事情についての講義 夏原・小林4 医療・福祉事情

・異文化を理解するとはどういうことか。渡航先の文化事情を踏まえ講義

夏原・小林5 文化事情

渡航先についての研究発表 夏原・小林6 学生発表

渡航先についての研究発表 夏原・小林7 学生発表

授業への取り組み(20%), 事前学習発表(50%), 研修報告発表(30%)口頭発表の内容については、口頭で良い点、改善すべき点についてコメントする。レポート内容についてはA、B、Cの3段階で評価し、返却する。

【6】 評価方法

プリントを配布する。

【7】 教科書

授業時に参考文献表を配布する。

【8】 参考書

小林薫 kaoru.kobayashi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 13:00-14:00

【10】 オフィスアワー

「海外研修Ⅱ」を履修することが条件である。

【11】 特記事項

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Page 106: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

海外研修Ⅱ

小林薫

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Intercultural Studies II 選択 演習1.2.3年次・

秋1単位 30時間

担当教員 夏原和美(看護学部・教授)、小林薫(看護学部・准教授)

「海外研修Ⅰ」で異文化の歴史・文化・宗教を学んだ上で、異文化を直接体験する。歴史・文化背景の中でさまざまな文化産物を正しく理解する力を養うとともに、訪問地の医療関連施設を訪問することを通じて医療・看護を社会背景の中でとらえ直し、国際的に活躍できる幅広い見識を養う。「海外研修Ⅰ」の履修が条件となる。

【1】 授業概要

1.歴史・文化背景の中でさまざまな文化産物を正しく捉え記述することができる。2.医療・看護を国際的な視点から捉え記述することができる。3.異文化の中で現地の人々とのコミュニケーションに加わる楽しさを自分の言葉で説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.「海外研修Ⅰ」で学んだことを復習すること。2.見聞したものをきちんと記録すること。3.記録したものを整理すること。4.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

訪問地を見聞します。 引率教員1 現地実習

研修(50%)、レポート(50%)発表、レポートについてはA、B、Cの3段階で評価し、講評します。

【6】 評価方法

特に指定しない。

【7】 教科書

「海外研修Ⅰ」の参考書と共通。

【8】 参考書

小林薫 kaoru.kobayashi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 13:00-14:00

【10】 オフィスアワー

「海外研修Ⅰ」を履修していることが履修の条件となる。

【11】 特記事項

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Page 107: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

手話

奥田啓子

一般領域/人間の営みを理解する (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Sign Language 選択 演習 1年次・春 1単位 30時間

担当教員 奥田啓子(看護学部・非常勤講師)、畠山純恵(大森病院・看護師(手話通訳士))

本講義では、聴覚障がい者のコミュニケーションの固有性と文化的側面に着目しつつ、手話実技を学ぶ。日常生活上の基本的な手話を習得し、自己紹介・自己PRの表現発表などを行う。また、医療現場で想定される会話例文の練習を行いながら、事例・資料を通して聴覚障がいの特性と社会生活上のバリアについても理解を深める。

【1】 授業概要

1. 指文字・手話単語を習得し、初歩的な日常会話ができる。2. 手話で自己紹介・簡単な自己PRができる。3. 医療場面において想定される例文を練習するとともに、障がい特性に配慮した対応について理解できる。4. 聴覚障がい者が抱える社会的バリアやアイデンティティの問題について説明することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回、授業内容と基本となる指文字・手話単語を必ず復習して臨む。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

コミュニケーションの方法・挨拶・指文字・聴覚障がいについて 奥田1 聞こえないということ

名前の表現・大学と所属・数の表現・疑問詞と会話 奥田2 自己紹介に向けて①

住所・誕生日の表現 ビデオ教材・疑問詞と会話 奥田3自己紹介に向けて②日常生活のバリア

家族の表現 趣味の表現 生活上のバリア・疑問詞と会話 奥田4自己紹介に向けて③日常生活のバリア

仕事に関連する手話 都道府県名の表現・疑問詞と会話 奥田5自己紹介に向けて④まとめ

手話で自己紹介をする・講評・読み取り試験に向けて全体の復習 奥田6自己紹介の発表全体の復習

手話の読み取り試験・解説・疑問詞の使い方まとめ 奥田7読み取り試験疑問文の表現

単語の習得と例文練習 ビデオ教材 奥田8医療現場で医療と聴覚障がい者

単語の習得と会話例文練習 障がい特性の理解 奥田9医療現場で医療と聴覚障がい者

習得した手話を用いて各自の日常生活・活動について話してみる。 奥田10自己PR文の作成に向けて会話例文練習

PR文についての質問タイム 接遇場面での手話の練習 奥田11自己PR文の作成指導接遇手話

手話で発表を行う・講評・実技のまとめとして全体の復習を行う。 奥田12自己PR文の発表読み取り試験に向けて復習とまとめ

試験・解説 ビデオ教材視聴・解説 参考文献等の紹介 奥田13読み取り試験社会・文化的視点から「ろう」を考える。

夏休みの活動について手話で語る。聴覚障がい者に関わる医療従事者の取り組みについて改めて解説。短いレポートに感想をまとめる。

奥田14私の夏休み医療従事者と聴覚障がい者ミニレポート作成

手話通訳を用いた看護支援の実際を知る 畠山15 臨床現場での手話の活用

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Page 108: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

手話表現発表(2回の平均)(40%)・読み取り試験(2回の平均)(40%)、授業内容の理解度(毎回個別に確認)・ミニレポート(20%)を基本として、総合的に評価する。手話表現の発表および読み取り試験の修了後、それぞれに講評・解説・質問の時間を設ける。

【6】 評価方法

東京都聴覚障害者連盟「手にことばを」(初級用)2013年改定版

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

奥田啓子

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付けます。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 109: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

法学(日本国憲法)

久保庭慧

一般教育領域/人間の営みを理解 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Law (The Constitution of Japan) 選択 講義 3年次・春 1単位 15時間

担当教員 久保庭慧(看護学部・非常勤講師)

日本国憲法を構成する二つの分野(人権、統治)を概観する。条文数も少なく、内容も抽象的な憲法の規定について、具体的な事例に触れながら解説する。

【1】 授業概要

1. 憲法に関する基本的な知識を説明することができる。2. 看護学を修めた職業人として活動する中で生じる様々な問題を、憲法の観点から分析し、表現することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.基本的な部分から丁寧に説明することを心がけるが、短期集中の講義なので、各回のレジュメの見直しを必ず行う。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業の概要、成績評価の方法の説明/日本国憲法の全体像の紹介 久保庭1 憲法入門

精神的自由権、経済的自由権 久保庭2 基本的人権①

生存権、教育を受ける権利、労働基本権 久保庭3 基本的人権②

法の下の平等、自己決定権 久保庭4 基本的人権③

立法権と行政権の仕組み 久保庭5 統治機構①

司法権とその限界 久保庭6 統治機構②

国民主権、参政権、天皇制 久保庭7 統治機構③

憲法9条と自衛隊、安全保障 久保庭8 平和主義

リアクションペーパーの記述内容から判断できる授業への取り組みと(30%)、筆記試験(70%)によって成績評価を行う。試験の形式、解答方法、試験に臨むにあたってどのような準備や勉強をすれば良いか等については、授業内で説明する時間を設ける。また、任意でレポート課題を出し、これを加点要素として成績評価の際に考慮する。試験については成績評価後に総合的な講評を行う。

【6】 評価方法

配布資料に基づいて授業を進める。

【7】 教科書

授業は配布資料に基づいて進めますが、下記の本は頻繁に参照する。片桐直人、井上武史、大林敬吾「一歩先への憲法入門」有斐閣・2016年

また、レポート作成や試験勉強においては、下記の本も参考にすること。初宿正典「いちばんやさしい憲法入門 第5版」有斐閣アルマ・2017年長谷部恭男、石川健治、宍戸常寿(編)「憲法判例百選Ⅰ 第6版」有斐閣・2013年長谷部恭男、石川健治、宍戸常寿(編)「憲法判例百選Ⅱ 第6版」有斐閣・2013年

【8】 参考書

久保庭慧

【9】 科目責任者連絡先

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Page 110: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

授業中簡単な質問を求めることがあるが、気軽に答えるようにすること。

【11】 特記事項

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Page 111: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

人体の構造と機能Ⅰ

湯浅玲奈

基礎領域/人体を学ぶ (授業コード:21010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Structure and Function of Human Body Ⅰ 必修 講義 1年次・春 2単位 30時間

担当教員 湯浅玲奈(看護学部・教授)、伊藤雅方(医学部・講師)、星秀夫(医学部・講師)

正常な人体の構造(形態)を学び、どのように機能が発現され、維持されているかを理解する。各器官の仕組みと働きを総合的に理解するために解剖学(形態)と生理学(機能)を平行して講義し、身近な疾患の病態を交え、将来、健康問題や看護を学ぶ基礎知識の習得を目指す。講義は最初に、総論として人体の基本的構成と細胞機能について概説する。続いて、各論として器官の系統別に、運動器系・消化器系・循環器系・呼吸器系について、それぞれ構造(解剖学)の講義に引き続いて、機能(生理学)の講義を行い、総合的に人体を理解することを目指す。

【1】 授業概要

1. 人体の基本的構成を学び、基本的構成要素である細胞機能について説明できる。2. 器官の系統別に、運動器系・消化器系・循環器系・呼吸器系について、その構造と機能を総合的に説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業担当の講師ごとにレポート課題を出す。指定のレポート用紙を用いて手書きでレポートを作成し、翌週の月曜日(祝日の場合は火曜日)の17時までに学事課指定BOXへ提出する。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

細胞の構造と機能 湯浅1 身体とその構成要素

血液の成分と働き 湯浅2 内部伝達

循環器の構造と機能 湯浅3 循環器系1

循環器の構造と機能 湯浅4 循環器系2

循環器の構造と機能 湯浅5 循環器系3

循環器の構造と機能 湯浅6 循環器系4

運動器系の構造と機能 星7 運動器系1

運動器系の構造と機能 星8 運動器系2

運動器系の構造と機能 星9 運動器系3

消化器系の構造と機能 星10 消化器系1

消化器系の構造と機能 星11 消化器系2

消化器系の構造と機能 星12 消化器系3

消化器系の構造と機能 伊藤13 呼吸器系1

呼吸器系の構造と機能 伊藤14 呼吸器系2

呼吸器系の構造と機能 伊藤15 呼吸器系3

・筆記試験(80%)、レポート(20%)で総合的に評価する。・筆記試験についてはActive Academyで講評を掲載する。・課題レポートはS,A,B,C,Dで評価して返却する。

【6】 評価方法

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Page 112: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

坂井建雄・岡田隆夫「系統看護学講座 専門基礎Ⅰ 解剖生理学」医学書院

【7】 教科書

坂井建雄・橋本尚詞「ぜんぶわかる人体解剖図」成美堂出版藤田恒夫「入門人体解剖学」南江堂越智淳三「解剖学アトラス」文光堂小澤瀞司(他編)「標準生理学」医学書院佐藤昭夫(他編)「人体の構造と機能」医歯薬出版佐藤昭夫(監修)「OX 問題でマスター生理学」医歯薬出版坂井建雄・河原克雅(編)「人体の正常構造と機能」日本医事新報社

【8】 参考書

湯浅玲奈 rnyuasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

・授業終了後に質問を受け付ける。・湯浅玲奈 毎週金曜日 13:00-13:30

【10】 オフィスアワー

「Visible Body」を活用すること。

【11】 特記事項

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Page 113: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

人体の構造と機能Ⅱ

佐藤二美

基礎領域/人体を学ぶ (授業コード:21020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Structure and Function of Human Body Ⅱ 必修 講義 1年次・春 2単位 30時間

担当教員佐藤二美(医学部・教授)、小林正明(医学部・講師)、三上義礼(医学部・助教)、吉田さちね(医学部・助教)、大島大輔(医学部・助教)、山口優也(医学部・助教)

正常な人体の構造(形態)を学び、どのように機能が発現され、維持されているかを理解する。各器官の仕組みと働きを総合的に理解するために解剖学(形態)と生理学(機能)を平行して講義し、身近な疾患の病態を交え、将来、健康問題や看護を学ぶ基礎知識の習得を目指す。人体の構造と機能Ⅰに引き続き、各器官系統別の講義を行う。神経系、感覚器系、泌尿器系、内分泌系、生殖器系についてそれぞれまず構造(解剖学)の講義を行い、続いて機能(生理学)の講義を行い、人体を総合的に理解することを目指す。

【1】 授業概要

人体の構造と機能Ⅰで習得した人体の構成についての理解のもとに、器官の系統別に、神経系・感覚器系・泌尿器系・内分泌系・生殖器系の構造と機能をについて説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業担当の講師ごとにレポート課題を出す。指定のレポート用紙を用いて手書きでレポートを作成し、翌週の月曜日(祝日の場合は火曜日)の17時までに学事課指定BOXへ提出する。

2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

泌尿器系の構造 大島1 泌尿器系1

泌尿器系の機能 大島2 泌尿器系2

生殖器系の構造 山口3 生殖器系1

生殖器系の機能 山口4 生殖器系2

内分泌器系の構造 小林5 内分泌系1

内分泌器系の機能(ホルモン合成と分泌) 小林6 内分泌系2

内分泌器系の機能(下垂体、甲状腺) 小林7 内分泌系3

内分泌系の機能(副甲状腺、副腎) 小林8 内分泌系4

神経系の構造(末梢神経系) 吉田9 神経系1

神経系の構造(中枢神経系) 吉田10 神経系2

感覚器系の構造(皮膚視覚器、聴覚平衡器) 吉田11 神経系3

神経系の機能(神経伝達・脊髄の機能) 三上12 神経系4

神経系の機能(脳の機能・脳の高次機能) 三上13 神経系5

神経系の機能(自律神経、体温) 三上14 神経系6

神経系の機能(感覚器) 三上15 神経系7

・筆記試験(80%)、レポート(20%)で総合的に評価する。・筆記試験についてはActive Academyで講評を掲載する。・課題レポートはS,A,B,C,Dで評価して返却する。

【6】 評価方法

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Page 114: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

坂井建雄・岡田隆夫「系統看護学講座 専門基礎Ⅰ 解剖生理学」医学書院

【7】 教科書

1.坂井建雄・橋本尚詞「ぜんぶわかる人体解剖図」成美堂出版2.藤田恒夫「入門人体解剖学」南江堂3.越智淳三「解剖学アトラス」文光堂4.小澤瀞司(他編)「標準生理学」医学書院5.坂井建雄・河原克雅編「人体の正常構造と機能」日本医事新報社6.佐藤昭夫(監修)「OX 問題でマスター生理学」医歯薬出版

【8】 参考書

佐藤二美 sato23★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後、質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

1.2年次4月末に解剖見学実習を予定している。2.「Visible Body」を活用すること。

【11】 特記事項

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Page 115: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

生体の化学

中野裕康

基礎領域/人体を学ぶ (授業コード:21030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Biochemistry 必修 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 中野裕康(医学部・教授)、山﨑創(医学部・准教授)、森脇健太(医学部・准教授)、仁科隆史(医学部・助教)

糖尿病や高脂血症などの代謝性疾患を理解する上で基礎となる糖代謝、アミノ酸代謝、脂質代謝およびそれらの代謝を制御している酵素、ビタミン、ホルモンなどの作用機序を概説する。

【1】 授業概要

1.糖質、脂質、アミノ酸、核酸の代謝経路について適切に説明できる。2.酵素やビタミンによる代謝の調節機構について適切に説明できる。3.代謝の全体像が理解でき、空腹時、食後、運動時における代謝について適切に説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回教科書を読んで予習・復習しておく。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

肥満や糖尿病、ダイエットなどを話題に挙げ、代謝を学ぶことの意義について理解する

中野1 代謝入門

各種脂質の分解や生合成について学び、さらに脂質が生体内でどのように輸送されるかを学ぶ

森脇2 脂質代謝

糖質がどのように代謝されエネルギーを産生するかについて学ぶ 中野3 糖質代謝

タンパク質を構成するアミノ酸の基本構造および代謝について学ぶ 森脇4 タンパク質・アミノ酸代謝

遺伝情報の担い手であるDNAやRNAの構造と生合成を学び、その代謝異常によって起こる病気を知る

仁科5 核酸・ヌクレオチド代謝

生体内の様々な反応が酵素によって触媒されることを理解し、ビタミンなどが補酵素として酵素反応に必要であることを学ぶ

山﨑6 酵素と補酵素

栄養素の相互変換や、食前や食後、飢餓などにより代謝がダイナミックに変化することを学ぶ

中野7 代謝の統合

授業内での小テスト(20%)と試験結果(80%)から総合的に評価する。小テストは、採点後に解答用紙を返却し、模範解答や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

リーバーマン「カラー コア生化学」西村書店・2018年

【7】 教科書

鈴木敬一郎ら「カラーイラストで学ぶ生化学」メディカルビュー・2011年清水孝雄監訳「イラストレイテッドハーパー・生化学 原著30版」丸善・2016年林典夫ら「シンプル生化学」南江堂・2014年

【8】 参考書

中野裕康 hiroyasu.nakano★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

1. 中野裕康 生化学講座:月・水・金 17:00-18:00 医学部1号館3階303号室(内線2351)2. 山﨑 創 生化学講座:月・水・金 17:00-18:00 医学部1号館3階303号室(内線2355)3. 森脇健太 生化学講座:月・水・金 17:00-18:00 医学部1号館3階303号室(内線2355)4. 仁科隆史 生化学講座:月・水・金 17:00-18:00 医学部1号館3階303号室(内線2355)

【10】 オフィスアワー

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Page 116: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 117: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

栄養と代謝

横塚昌子

基礎領域/人体を学ぶ (授業コード:21040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Nutrition and Metabolism 必修 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 横塚昌子(昭和女子大学)

摂取した食物の代謝によるエネルギー獲得について、人体の構造と機能の知識を基盤に学ぶ。人の生活の基礎である食物摂取と栄養、代謝、および現代人の特徴である各種代謝異常、健康な身体を維持し続けるのに必要な栄養学的知識を学ぶ。

【1】 授業概要

1. 栄養素の消化と吸収が、ヒトの活動に必要なエネルギーを生み出すことについて、説明できる。2. 栄養素の代謝メカニズムについて説明できる。3. 日本人の食事摂取基準(2020年版)の科学的根拠と活用法が健康の維持増進のために必要であることを、理解できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回の授業を復習し、ノートをまとめる。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

栄養と栄養学の意義、消化と吸収の考え方酵素の働き、膜消化、吸収機構、消化吸収率

横塚1 栄養素の消化と吸収

解糖系、クエン酸回路、肝グリコーゲン糖新生、血糖値

横塚2 糖質の代謝

乳化、キロミクロン、トリグリセリドコレステロールの合成と分解、

横塚3 脂質の代謝(1)

β酸化、ケトン体 横塚4 脂質の代謝(2)

たんぱく質の合成と分解、必須アミノ酸アミノ酸プール、窒素出納

横塚5 たんぱく質の代謝

食事摂取基準に定められている無機質13種の機能 横塚6 無機質の機能

水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン 横塚7 ビタミンの機能

授業時の復習小テスト(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価する。試験の講評を、Active Academyに掲示するので、要点を確認し、提示された課題を復習する。

【6】 評価方法

林淳三(編著)「Nブックス 三訂 基礎栄養学」建帛社・2017年

【7】 教科書

「日本人の食事摂取基準 2020年版」第一出版

【8】 参考書

横塚昌子

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付けます。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 118: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

遺伝学

村上好恵

基礎領域/人体を学ぶ (授業コード:21050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Genetics 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員 村上好恵(看護学部・教授)、竹下直樹(佐倉病院・准教授)

人体の構造・機能を決定づける遺伝現象や遺伝情報発現の正常と異常、それによりもたらされる生体への影響、人の健康との関連を教授するととともに、遺伝子診断、遺伝子治療、遺伝カウンセリングなど急速な進歩を遂げる遺伝医療全般と看護について、ともに考える。

【1】 授業概要

1.遺伝学の学習を通してヒトの多様性と尊厳の重要性を理解できる。2.遺伝子、染色体の基礎を学習し、ヒトの遺伝的特性や遺伝病の発症機序を理解できる。3.メンデル遺伝、非メンデル遺伝について理解し、遺伝子と環境の相互作用の重要性を理解できる。4.周産期領域における最新の遺伝医療について理解できる。5.がんゲノム医療および遺伝性腫瘍領域における最新の遺伝医療について理解できる。6.今後の遺伝医療の展望を遺伝子診断、遺伝子治療、オーダーメイド医療を通して学ぶことができる。7.遺伝医療をめぐる倫理的・法的・社会的諸問題について、理解深めることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、遺伝に関連する情報について興味関心をもち、既習の生物の知識、教科書、新聞やニュースなどの情報に積極的に目を通してのぞむこと。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

遺伝医療の発展の歴史 村上1 臨床遺伝学総論

・メンデル遺伝病、特性と代表的疾患・量的形質、多因子遺伝の基礎と臨床特性、生活習慣病、ミトコンドリア遺伝の基礎と臨床、インプリンティングと疾患

竹下2メンデル遺伝病と非メンデル遺伝病

体細胞遺伝、癌遺伝子、癌抑制遺伝子、癌の進展 竹下3 体細胞遺伝学

生殖補助医療、出生前診断 竹下4 出生遺伝学・出生前診断

遺伝医療における看護師の役割 村上5 遺伝医療と看護

遺伝性腫瘍、遺伝子検査、看護師の役割 村上6 遺伝性腫瘍に関する医療

がんゲノム医療における看護師の役割 村上7 がんゲノム医療と看護

遺伝医療の生命倫理、遺伝検査の倫理ガイドライン、遺伝医療の将来展望

村上8遺伝カウンセリング、遺伝医療と生命倫理

1.授業への取り組み・意欲(10%)、試験(90%)から総合的に評価する。2.コメントペーパーに記載した質問については、次の講義時にフィードバックする。3.定期試験の採点終了後、試験内容の解説をActive Academyに掲載する。

【6】 評価方法

特になし

【7】 教科書

新川詔夫・阿部京子「遺伝医学への招待 改訂4版」南江堂新川詔夫・福嶋義光「遺伝カウンセリングマニュアル 改訂2版」南江堂福島義光 「遺伝医学やさしい系統講義」 メディカル・サイエンス・インターナショナル

【8】 参考書

村上好恵 ymura★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 119: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

1.毎回講義後のコメントペーパーへ講義の学びを記載することを課す。

【11】 特記事項

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Page 120: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

病態と治療Ⅰ

湯浅玲奈

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Pathophysiology and Treatment Ⅰ 必修 講義 1年次・秋 2単位 30時間

担当教員湯浅玲奈(看護学部・教授)、渋谷和俊(大森病院・教授)、塩野則次(大森病院・准教授)、髙井雄二郎(大森病院・准教授)、坂本晋(大森病院・准教授)、磯部和順(大森病院・准教授)、若山恵(大森病院・講師)、久武真二(大森病院・講師)、天野英夫(大森病院・講師)・藤野紀之(大森病院・講師)

生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をもたらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義する。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知識の習得をめざし教授する。

【1】 授業概要

1. 病理学ならびに循環器、呼吸器、消化器領域の病態と治療が説明できる。2. 病理学では生体に起こる病的な状態、即ち病気の本態を追求し、臨床面では循環器、呼吸器、消化器系を代表する疾患について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義内容について教科書を用いて復習を行う。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

病態の科学Ⅰ 渋谷1 概論Ⅰ

病態の科学Ⅱ 若山2 概論Ⅱ

病態の科学Ⅲ 若山3 概論Ⅲ

急性期の生体反応 塩野4 循環器疾患Ⅰ

心臓の構造、機能と循環動態、先天性心疾患 久武5 循環器疾患Ⅱ

虚血性心疾患、心弁膜症 天野6 循環器疾患Ⅲ

心不全、不整脈 藤野7 循環器疾患Ⅳ

呼吸器の検査と治療 髙井8 呼吸器疾患Ⅰ

肺の解剖、肺癌 磯部9 呼吸器疾患Ⅱ

主な呼吸器疾患 坂本10 呼吸器疾患Ⅲ

食道癌、胃潰瘍、胃癌の診断・治 湯浅11 消化器疾患Ⅰ

潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸癌の診断・治療 湯浅12 消化器疾患Ⅱ

肝炎,肝臓の悪性腫瘍の診断・治療 湯浅13 消化器疾患Ⅲ

その他の消化器疾患 湯浅14 消化器疾患Ⅳ

筆記試験(80%)、小テスト(20%)で評価する。解説をActive Academyにて掲載する。

【6】 評価方法

坂本穆彦 編「疾病のなりたちと回復の促進(1)病理学」医学書院朝野浩一郎 他「成人看護学(2) 呼吸器」医学書院阿部光樹 他「成人看護学(3) 循環器」医学書院金田智 他「成人看護学(5) 消化器」医学書院

【7】 教科書

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Page 121: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

湯浅玲奈 rnyuasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週金曜日 13:00~13:30

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 122: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

病態と治療Ⅱ

湯浅玲奈

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Pathophysiology and Treatment Ⅱ 必修 講義 1年次・秋 2単位 30時間

担当教員湯浅玲奈(看護学部・教授)、渋谷和俊(大森病院・教授)、武田吉正(大森病院・教授)、名取一彦(大森病院・准教授)・若山恵(大森病院・講師)、窪田綾子(大森病院・講師)

生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をもたらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義する。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知識の習得をめざし教授する。

【1】 授業概要

1. 臨床病理ならびに臨床場面での整形外科、内分泌、血液学領域の病態、麻酔科について説明できる。2. 整形外科では、脊椎、関節、四肢の異常のうち、看護職に必要な疾患の基礎知識を理解し、内科では内分泌、血液系を代表する疾患について説明できる。3. 麻酔一般知識を習得し、説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義内容について教科書を用いて復習を行う。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

病態の科学Ⅳ 渋谷1 概論Ⅰ

病態の科学Ⅴ 若山2 概論Ⅱ

内分泌疾患の分類,診断法,治療法 湯浅3 内分泌疾患Ⅰ

糖尿病の分類、合併症、糖尿病性昏睡 湯浅4 内分泌疾患Ⅱ

下垂体、甲状腺の疾患 湯浅5 内分泌疾患Ⅲ

副腎の疾患、痛風、高脂血症 湯浅6 内分泌疾患Ⅳ

整形外科総論 窪田7 運動器疾患Ⅰ

外傷、骨折、捻挫 窪田8 運動器疾患Ⅱ

脊椎疾患、その他 窪田9 運動器疾患Ⅲ

血球の成分と機能 名取10 血液疾患Ⅰ

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫 名取11 血液疾患Ⅱ

出血性疾患 名取12 血液疾患Ⅲ

麻酔総論 武田13 麻酔Ⅰ

麻酔各論 武田14 麻酔Ⅱ

筆記試験(80%)、小テスト(20%)で評価する。解説をActive Academyにて掲載する。

【6】 評価方法

坂本穆彦 編「疾病のなりたちと回復の促進(1) 病理学」医学書院飯野京子 他「成人看護学(4)血液・造血器」医学書院黒江ゆり子 他「成人看護学(6)内分泌・代謝」医学書院織田弘美 他「成人看護学(10)運動器」医学書院

【7】 教科書

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Page 123: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

湯浅玲奈 rnyuasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週金曜日 13:00~13:30

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 124: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

病態と治療Ⅲ

湯浅玲奈

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Pathophysiology and Treatment Ⅲ 必修 講義 2年次・春 2単位 30時間

担当教員中島耕一(大森病院・教授)、松本直(大森病院・准教授)、土屋雄彦(大森病院・准教授)、川邉清一(大森病院・講師)、福田雄介(大森病院・助教)、福生暎(大森病院・助教)

生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をもたらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義する。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知識の習得をめざし教授する。

【1】 授業概要

1. 神経、腎臓・泌尿器、産科、婦人科、耳鼻咽喉科、眼科領域の病態と治療について説明できる。2. 特に代表的疾患については病態のみだけではなく、症状や治療法について説明できる

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義内容について教科書を用いて復習を行う。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

神経内科疾患の症状と病態生理 川邉1 脳神経疾患Ⅰ

脳血管障害、脳変性疾患 川邉2 脳神経疾患Ⅱ

末梢神経疾患、中枢神経疾患 川邉3 脳神経疾患Ⅲ

腎疾患の主な症状、病態生理、検査、治療法 湯浅4 腎・泌尿器疾患Ⅰ

急性糸球体腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ、慢性腎不全、透析療法、腎移植

湯浅5 腎・泌尿器疾患Ⅱ

腎臓の悪性疾患、その他 中島6 腎・泌尿器疾患Ⅲ

眼の解剖と生理 松本7 感覚器疾患Ⅰ

眼を代表する疾患 松本8 感覚器疾患Ⅱ

耳鼻咽喉科疾患について 福生9 感覚器疾患Ⅲ

外陰・膣の疾患(症状・診断・治療) 福田10 女性性器疾患Ⅰ

月経異常(病態生理・検査・治療) 福田11 女性性器疾患Ⅱ

子宮の疾患(症状診断・治療) 土屋12 女性性器疾患Ⅲ

卵巣・卵管の疾患(症状診断・治療) 土屋13 女性性器疾患Ⅳ

不妊症(診断・検査・治療)、更年期障害(症状・診断・治療) 福田14 女性性器疾患Ⅴ

筆記試験(80%)、小テスト(20%)で評価する。解説をActive Academyにて掲載する。

【6】 評価方法

竹村信彦 他「成人看護学(7)脳・神経」医学書院阿部信一 他「成人看護学(8)腎・泌尿器」医学書院池田正 他「成人看護学(9)女性生殖器」医学書院大鹿哲郎 他「成人看護学(13)眼」医学書院小松浩子 他「成人看護学(14)耳鼻咽喉」医学書院

【7】 教科書

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Page 125: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

湯浅玲奈 rnyuasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週金曜日 13:00~13:13」30

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 126: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

病態と治療Ⅳ

湯浅玲奈

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Pathophysiology and Treatment Ⅳ 必修 講義 2年次・春 2単位 30時間

担当教員清水教一(大橋病院・教授)、高橋浩之(大森病院・准教授)、本山治(佐倉病院・准教授)、川瀬泰浩(佐倉病院・准教授)、 渡邊美砂(大森病院・講師)、麻生敬子(大森病院・助教)、酒井正人(大森病院・助教)、西井ヘルベルト(鶴見西井病院)

生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をもたらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義する。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知識の習得をめざし教授する。(精神疾患) 医療従事者の精神疾患や精神障がい(者)に対する無理解や誤解、偏見、不安などは、無知に基づくものであるといわれている。本講義では、専門用語の習得を行い、通常用いられる「精神病」、「鬱(うつ)」、「ノイローゼ」、「自律神経失調症」などの一般用語と専門用語の区別を厳密に行いながら学習する。(小児疾患) 健康障害をもつ小児の看護を実践する上で必要となる、小児に特有な疾患とその治療についての基礎的な知識を学ぶ。「小児看護学Ⅱ」の講義や「小児看護学演習」で行う事例演習において、これらの知識を小児・家族の理解と看護アセスメントに生かしていけるよう、学習内容を組み立てる。

【1】 授業概要

(精神疾患〉1.医療に携わる全ての者が最低限身につけておくべき基本的な内容を説明できる。2.精神疾患や精神障がいにする基礎的な概念と知識および治療の場で必要とされる検査や治療に関して説明ができる。(小児疾患)1.小児に特有な疾患とその治療についての基本的な内容を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義内容について教科書を用いて復習を行う。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

診断、検査、治療など 西井1 精神医学総論

統合失調症 西井2 精神医学各論1

気分(勘定)障害 西井3 精神医学各論2

神経症性障害、ストレス関連障害など 西井4 精神医学各論3

症状性を含む器質性精神障害など 西井5 精神医学各論4

物質障害・摂食障害など 西井6 精神医学各論5

心理的発達の障害など 西井7 精神医学各論6

神経・筋疾患 清水8 小児に特有な疾患と治療

アレルギー・呼吸器疾患 渡邊9 小児に特有な疾患と治療

消化器・腎疾患 本山10 小児に特有な疾患と治療

血液・腫瘍疾患 高橋11 小児に特有な疾患と治療

内分泌疾患 麻生12 小児に特有な疾患と治療

新生児の生理と主な疾患 川瀬13 小児に特有な疾患と治療

小児外科の対象となる主な疾患 酒井14 小児に特有な疾患と治療

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Page 127: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

筆記試験(80%)、小テスト(20%)で評価する。解説をActive Academyにて掲示する。

【6】 評価方法

精神分野:なし小児分野:奈良間美保 他「小児看護学(2)小児臨床看護各論」医学書院

【7】 教科書

太田保之、上野武治 編集「看護学生のための精神医学」医歯薬出版松下正明、白石洋子 監修「エクセルナース(精神科編)」メヂカルレビュー社融道男他 監訳「ICD-10 精神および行動の障害」医学書院森川昭廣、内山聖、原寿郎 編集「標準小児科学 第6版」医学書院

【8】 参考書

湯浅玲奈 rnyuasa★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週金曜日 13:00~13:30

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 128: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

感染と防御

小林寅喆

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Infection and Prevention 必修 講義 2年次・春 2単位 30時間

担当教員小林寅喆(看護学部・教授)、勝瀬明子(看護学部・准教授)、金坂伊須萌(看護学部・助教)、内藤拓(医学部・准教授)

ヒトに感染症を引き起こす微生物の特性と感染予防にかかわる基礎知識を学習する。具体的には、各微生物の特性と人体とのかかわりを学び、感染と発症および生体の防御機能 (免疫)の仕組みを理解する。看護職は感染に対する防御力が脆弱な宿主、また、防御のため知識を理解することを困難とする乳幼児や認知機能に問題を抱えたヒトを対象にすることから、それぞれの対象者の置かれた場の特徴を踏まえ、個々の対象者に適した感染予防策 (滅菌法・消毒法、免疫予防、標準予防策、感染経路別予防策)、感染症の診断と治療の概略、および抗菌薬耐性菌(AMR)の概略について学ぶ。

【1】 授業概要

1.感染の成立と発症について説明できる。2.感染症の原因微生物の特性と宿主の抵抗力との関連を説明できる。3.微生物の感染経路の特徴と遮断法を説明できる。4.流行とその分類を説明できる。5.各種医療関連感染とその予防策について説明できる。6.医療関連施設における対象物(者)・対象微生物に応じた滅菌法、消毒法を説明できる。7.感染性廃棄物の適切な取り扱いについて説明できる。8.感染防御や過敏症に関係する免疫の反応機構を挙げ、概要を説明できる。9.感染症法における届出制度の対象となる感染症の概要を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 129: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

感染の成立と発症、顕性感染と不顕性感染、感染経路教科書12-16ページ

感染症の予防病院感染と各種予防策(標準予防策と感染経路別予防策)教科書34-37ページ

小林1ヒトと感染症・感染症の予防と対策

食中毒、人畜(獣)共通感染症、性行為感染症の原因となる微生物とその特徴教科書17-22、71-72ページ

小林2 感染症と流行①

新興・再興感染症、流行の分類教科書24-26

勝瀬3 感染症と流行②

滅菌と消毒の定義と実際、バイオハザードとバイオセーフティー感染症法など教科書38-50ページ

勝瀬4 滅菌と消毒・感染症と法律

微生物とは、微生物の分類と構造常在細菌叢と役割教科書51-55ページ

金坂5 微生物と病原体

病原体から体を守る免疫の働きについて教科書27-33ページ

内藤6 生体防御と免疫①

好気性菌の特徴と感染症①教科書56-68ページ

金坂7 微生物と感染症①

アレルギーとは何だろうか?教科書27-33ページ

内藤8 生体防御と免疫②

好気性菌の特徴と感染症②教科書56-68ページ

金坂9 微生物と感染症②

輸血、移植と免疫教科書27-33ページ

内藤10 生体防御と免疫③

嫌気性菌教科書69-71ページ

金坂11 微生物と感染症③

抗酸菌、非定型菌(マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア)の特徴と感染症教科書73-77ページ

金坂12 微生物と感染症④

真菌の特徴と感染症、抗真菌薬原虫と感染症プリオン教科書78-81、108-109、91-94ページ

勝瀬13 微生物と感染症⑤

抗菌薬と作用機序抗菌薬耐性菌の耐性機序抗菌薬耐性菌の概要教科書106-111ページ

勝瀬14化学療法・抗菌薬耐性菌(AMR)

ウイルスの特徴と感染症抗ウイルス薬教科書82-90、109ページ/講義のまとめを行う

小林15 微生物と感染症⑥/まとめ

授業への取り組み・意欲(5%)、試験結果(95%)から評価する。定期試験の採点終了後、1時間程度で試験内容と全体の理解度を解説する。

【6】 評価方法

小林寅喆「はじめよう 看護の感染と防御」ヴァンメディカル・2016年(第2版)

【7】 教科書

藤本秀士「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」南山堂・2010年小林寅喆「読めばわかる!耐性菌のお話し」ヴァンメディカル・2012年その他の参考書は授業中に紹介する。

【8】 参考書

小林寅喆 kobatora★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

各授業当日の18:00まで。

【10】 オフィスアワー

講義の順序および時間は変更となることがある。変更内容は事前に連絡する。

【11】 特記事項

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Page 130: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

人体と薬物

杉山篤

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22060)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Human Body and Drugs 必修 講義 2年次・春 2単位 30時間

担当教員杉山篤(医学部・教授)、武井義則(医学部・教授(寄付講座))、中瀬古寛子(医学部・講師)、長澤美帆子(医学部・助教)、神林隆一(医学部・助教)、布井啓雄(医学部・助教)、木村行男(医学部・客員講師)

薬物は『両刃の剣』と呼ばれるように、治療や診断に極めて有用である反面、副作用や中毒の危険性も有する。よって、臨床看護活動において薬物に対する理解は極めて重要である。基礎薬理学と臨床薬理学を通じ、薬物と人体の相互作用およびそれらの臨床応用について学ぶ。

【1】 授業概要

1.人体に対する薬物の作用、作用点、作用機序の概念を説明できる。2.薬物の吸収・分布・代謝・排泄および薬効に影響する因子について説明できる。3.生体内活性物質の生理作用と病態との連関を薬物治療の観点から説明できる。4.基本的な疾患・病態における薬物治療の根拠を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に教科書の該当する部分および関連する解剖・生理学を自己学習し、講義内容を把握する。2.事後に講義の内容を確認するために、毎回、演習課題を実施し提出する。3.30時間の講義に対して60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

薬理学基礎知識(1)薬力学を学ぶにあたって、薬力学 杉山1 薬理学総論 1

薬理学基礎知識(2)薬物動態学、薬物相互作用 杉山2 薬理学総論 2

薬理学基礎知識(3)薬効の個人差に影響する因子、薬物使用の有益性と危険性、薬と法律

木村3 薬理学総論 3

感染症治療に関する基礎事項、抗菌薬、抗真菌薬・抗ウイルス薬・抗寄生虫薬、感染症における問題点

武井4 抗感染症薬

がん治療に関する基礎事項、抗がん薬各論、免疫系の基礎知識、免疫抑制薬、免疫増強薬・予防接種薬

神林5 抗がん薬・免疫治療薬

抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬、炎症と抗炎症薬、関節リウマチ薬、痛風・高尿酸血症治療薬

中瀬古6 抗アレルギー薬・抗炎症薬

神経系による情報伝達、自律神経系作用薬、交感神経作用薬、副交感神経作用薬、筋弛緩薬・局所麻酔薬

長澤7末梢での神経活動に作用する薬物

中枢神経系のはたらきと薬物、全身麻酔薬、催眠薬・抗不安薬、抗精神病薬

武井8 中枢神経系に作用する薬物1

抗うつ薬・気分安定薬、パーキンソン病治療薬、抗てんかん薬、麻薬性鎮痛薬、片頭痛治療薬

木村9 中枢神経系に作用する薬物2

降圧薬、狭心症治療薬、心不全治療薬、抗不整脈薬 神林10 循環器系に作用する薬物1

利尿薬、脂質異常症治療薬、血液凝固系・線溶系に作用する薬物、血液に作用する薬物

布井11 循環器系に作用する薬物2

呼吸器系に作用する薬物、消化器系に作用する薬物、生殖器・泌尿器系に作用する薬物

中瀬古12呼吸器・消化器・生殖器系に作用する薬物

ホルモンとホルモン拮抗薬、治療薬としてのビタミン、皮膚に使用する薬物、眼科用薬

武井13物質代謝に作用する薬物、皮膚科用薬・眼科用薬

救急に用いられる薬物、急性中毒に対する薬物、漢方医学の基礎知識、漢方薬各論

布井14救急の際に使用される薬物・漢方薬

輸液製剤、輸血剤、薬に関する単位、処方箋、添付文書 長澤15輸液製剤・輸血剤、看護業務に必要な薬の知識

MCQと記述問題による試験を行う。評価は、試験結果(80%)、レポート・態度(20%)を考慮して総合的に行う。試験およびレポートの講評や解説をActive Academyに掲載する。

【6】 評価方法

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Page 131: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

吉岡充弘・泉剛・井関健「系統看護学講座 専門基礎 疾病のなりたちと回復の促進[3]薬理学 第14版」医学書院・2018年

【7】 教科書

渡邊泰秀・安西尚彦・櫻田香(編)「コメディカルのための薬理学(第3版)」朝倉書店杉山篤(監修)「薬の基礎知識」DVD看護教育シリーズ 医学映像教育センター

【8】 参考書

杉山篤 atsushi.sugiyama★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

クリッカーを使用した形成試験を実施する。

【11】 特記事項

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Page 132: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床心理学

東田亜矢

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22090)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Psychology 選択 講義 2年次・春 1単位 15時間

担当教員 東田亜矢(看護学部・非常勤講師)

本科目では、人間の心理的機能や病理、心理療法やカウンセリング、心理検査などについて授業を行う。授業では、心理療法と心理検査演習をグループワークを交えて行う。

【1】 授業概要

1. 臨床心理学について基本的な知識を学び、医療や教育などの臨床場面で用いられている心理療法やカウンセリング、心理検査の技法について説明できる。2. 心理療法と心理検査演習を通じ、相談者の心理と対人援助職の心理について体験的に理解することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.初回の授業までに、必ず教科書を読む。2.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

臨床心理学の歴史、目的、演習:傾聴スキル<教科書:第Ⅰ部>

東田1 臨床心理学とは

心理検査、知能検査と発達検査 <教科書:第Ⅳ部>

東田2 心理アセスメント

東大式エゴグラムと風景構成法 東田3 心理検査演習

精神分析、来談者中心理療法、認知行動療法<教科書:第Ⅲ部・第Ⅳ部>

東田4 心理療法

精神分析的な視点から、ヘンゼルとグレーテルを題材にグループディスカッション

東田5 心理療法演習

乳幼児期・児童期演習:事例検討<教科書:第Ⅱ部>

東田6 心の病と援助①

青年期・成人期演習:事例検討<教科書:第Ⅱ部>

東田7 心の病と援助②

授業への取組み・意欲については、リアクションペーパーへのコメント(30%)、定期試験(70%)により総合的に評価する。試験の講評や解説はActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

川瀬正裕・松本真理子・松本英夫著「心とかかわる臨床心理 基礎・実際・方法」ナカニシヤ出版

【7】 教科書

氏原寛 他「心理臨床大事典」培風館・2004年藤田哲也 監修「絶対役立つ臨床心理学 カウンセラーを目指さないあなたにも」ミネルヴァ書房・2016年窪内節子・吉武光世 共著「やさしく学べる心理療法の基礎」培風館・2003年丸田俊彦 著「サイコセラピー練習帳 グレーテルの宝捜し」岩崎学術出版社・2008年

【8】 参考書

東田亜矢

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 133: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

グループワークでの発言やリアクションペーパーにて意見や感想を書いてもらうことや課題を実施し、後日、提出してもらうことなどもあるため意欲的な参加を求める。教科書に沿って授業を行うので毎回、教科書を持ってくること。

【11】 特記事項

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Page 134: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

音楽療法

井上勢津

基礎領域/人間と健康 (授業コード:22100)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Music Therapy 選択 演習 4年次・秋 1単位 30時間

担当教員 井上勢津(看護学部・非常勤講師)

医療職が行なう援助の一方法として、音楽を用いて苦痛の緩和、リラクゼーション、精神的安寧をはかる方法を教授し、基本的な技術を指導する。

【1】 授業概要

1.音楽療法の概要を理論・事例研究・音楽実習の3方向から述べることができる。2.医療の領域での音楽療法の可能性を説明することができる。3.音楽実習やグループワークを通して習得する技術によって医療現場で音楽療法的な活動を実施できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.前回講義の復習をしておく。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

音楽療法の定義、歴史、実践領域など 井上1 理論1

音楽療法セッションの体験 井上2 音楽実習1

音楽療法における人間観、音楽観、健康観 井上3 理論2

医療現場における音楽療法(1) 井上4 事例研究1

医療的領域における音楽療法の実践 井上5 理論3

医療現場における音楽療法(2) 井上6 事例研究2

音楽療法におけるコミュニケーション、相互作用 井上7 理論4

即興 井上8 音楽実習2

知的障害と音楽療法 井上9 理論4

精神障害と音楽療法 井上10 事例研究3

高齢者と音楽療法 井上11 事例研究4

リハビリテーションと音楽療法 井上12 音楽実習3

コミュニティ・ミュージックセラピー 井上13 理論5

ロールプレイ 井上14 グループワーク

レポート(60%)及び平常点(出席含)(40%)から総合的に評価する。レポート内容の講評をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

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Page 135: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

ケネス・E・ブルシア(著)・生野里花(訳)「音楽療法を定義する」東海大学出版ケネス・E・ブルシア(著)・酒井智華(他訳)「音楽療法ケーススタディ(上)・(下)」音楽之友社ブリュンユルフ・スティーゲ(著)・阪上正巳(他訳)「文化中心音楽療法」

【8】 参考書

井上勢津

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 136: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

東洋医学

田中耕一郎

基礎領域/人間と健康 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Oriental medicine 選択 講義 3,4年次・春 1単位 15時間

担当教員 田中耕一郎(大森病院・准教授)、奈良和彦(大森病院・助教)

東洋医学の身体観の診察手技を通し、患者を多様な観点から理解を深めることを学ぶ。また、漢方薬、鍼灸治療の適応を知り、西洋医学でカバーできない領域に、東洋医学が貢献出来ることを理解する。また、医療者の精神的、身体的な健康を守るための東洋医学のセルフケアについても学び、考えていく。

【1】 授業概要

1.東洋医学における身体観察の基本を説明することができる。2.東洋医学の治療法を理解し、対象となる疾患や症状を説明することができる。3.東洋医学の基礎知識が、どのように看護へ応用できるのかについて述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.既習の医学や看護学の知識や技術について復習し臨む。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東洋医学が役立つ分野について、産婦人科などの例から学ぶ。 奈良1東洋医学の臨床現場での実際

身体診察と問診生薬に実際に触れてみる医食同源

田中2 東洋医学概論

健康に用いる芳香治療について学ぶ。 田中3 芳香治療

皮膚からの刺激により身体全体が変化することを学ぶ。 田中4 鍼灸治療

基礎的な手技、注意事項について学ぶ 田中5 整体・マッサージ

東洋医学が役立つ分野について、内科、外科などの例から学ぶ。 田中6東洋医学の臨床現場での実際

東洋医学が役立つ分野について、実地で学ぶ 田中・奈良7東洋医学の臨床現場での実際(外来見学)

授業への取り組み・意欲(講義内での小テスト、発言、質問等積極的参加)40%、レポート60%、出席(前提条件)で総合的に評価する。レポート内容をA,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をポータルサイトに掲示する。

【6】 評価方法

特に指定しない。

【7】 教科書

適宜紹介する。

【8】 参考書

田中耕一郎 kouichirou.tanaka★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

常に疑問をもちながら臨むこと。

【11】 特記事項

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Page 137: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

法律と医療

岡田隆志

基礎領域/健康と環境 (授業コード:23030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Medicine and Law 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員 岡田隆志(看護学部・非常勤講師)

法律の基礎的知識を得、法律の考え方、仕組みについて概説する。また、すべての基になっている憲法を知り、憲法の生存権に基づく保健・看護・医療・福祉に関連する法律の知識を教授する。

【1】 授業概要

1.医療に従事する者としての立場から、関連法規(訴訟や紛争に関連する法規を含む。)について理解し、説明できるようにする。2.法的思考方法を理解し、説明できるようにする。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.配布資料を授業終了後毎回復習する。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

①医療者として必要な「法律」のイメージについて②医療従事者を取り囲む法にはどのようなものがあるか、医療従事者の資格、権利、義務、法的責任などについて

岡田1 総論、医療従事者と法(1)

②医療従事者を取り囲む法にはどのようなものがあるか、医療従事者の資格、権利、義務、法的責任などについて

岡田2 医療従事者と法(2)

医療法など医療関係施設の法的規制について 岡田3 医療関係施設と法

インフォームド・コンセントや医療における個人情報保護などについて概観する。

岡田4 患者の権利と法

医療訴訟を理解する前提として、裁判とは何か、法とは何か、ということを説明する。

岡田5 医療過誤と医療訴訟(1)

医療訴訟における法的問題とそれについての考え方について 岡田6 医療過誤と医療訴訟(2)

これまでの講義内容をふまえ、これから看護師となって社会に出て行くうえで必要な法的知識を再確認する。

岡田7 まとめ

試験結果で評価する。講評や最高得点、平均点などをActive Academyに掲示する。必要に応じて、問題についての説明を追加する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

講義時間中に参考図書を紹介する。

【8】 参考書

岡田隆志

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 138: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

医療人間論

小林 薫

基礎領域/健康と環境 (授業コード:23060)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Medical Ethics 必修 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員 小林薫(看護学部・准教授)、平田松吾(看護学部・非常勤講師)

古今、内外の人類に尽くした人々から学ぶとともに、それらの人々に大きな影響を与えた文学、美術、宗教、思想などあらゆる文化に触れて未来の医療を考えられるよう、人間の基本を養う。また、医療人として、柔軟な思考によって新しい変化に対して行動できるための鍛錬の機会とする。

【1】 授業概要

1.医療人として必要とされる資質は何か、様々な角度から捉え、自分の言葉で説明できる。2.感じたことや考えたことを、他者に伝わるように表現する方法を身につけ、大学生にふさわしいレポートを作成できる。3.文章を批判的に読解し、情報を的確に整理するための読書ノートを作成できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各講義ごとの課題に取り組む。2.紹介した書籍の中から3冊を選択し、読書レポートを作成する。3.施設見学前に事前学習を行うとともに、見学で学習したこと、考えたことについてレポートを作成する。4.15時間の講義に対し、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

医療人を目指す第一歩は、「医療人」である前に「人間」としてのものの見方を学ぶことであり、人間としてのものの見方を培うものが「教養」である。教養とは何かを学びながら、自分と向き合う姿勢、自分を離れて客観視する訓練、他者と向き合い、共感する感性を養うための知識、思考力、想像力を磨く。人間としての教養という考えは、古代ギリシアで確立され、現在にいたるまで形を変えながら継承されている。古代ギリシアの社会・文化の大きな意味を学び、その後の西洋の「教養の歴史」を学ぶ。

小林1 「人間」と教養

大学で「教養」を学ぶ際に必須の要件となる「書き言葉」について学ぶ。特に、大学での学習にあたって求められる「読み方」について、実践を交えて学習する。教材としては「強制不妊と優生学」の問題を扱う。医療の現場で求められる「教養」のあり方について検討する。

小林2書き言葉の世界に飛びこむ読解編1

大学で「教養」を学ぶ際に必須の要件となる「書き言葉」について学ぶ。特に、読み取った内容をどのように整理し、自分の言葉で説明するのか、「読書レポート」の書き方を通じて学習する。教材としては「強制不妊と優生学」の問題を扱う。医療の現場で求められる「教養」のあり方について検討する。

小林3書き言葉の世界に飛びこむ読解編2

大学生として求められる「書く力」について学ぶ。特に、レポートとは何か、具体的にレポートをどのように書くのか、「アウトライン」とは何か、その作法と型について学ぶ。日本の歴史における「強制不妊」とハンセン氏病について学び、医療の現場で求められる「教養」のあり方について検討する。

小林4自分の言葉で表現する 執筆編1

「アウトライン」をもとに、実際のレポートを執筆する際の進め方について学ぶ。日本の歴史における「強制不妊」とハンセン氏病について学び、医療の現場で求められる「教養」のあり方について検討する。

小林5自分の言葉で表現する 執筆編2

ヒポクラテス医師団、アスクレピオン、古代ギリシアの産婆術の特質を学ぶ。また、ナイチンゲールの環境思想、婦人科学と精神医学の確立の歴史背景を学ぶ。

平田6医療と看護の原点を知るー古代ギリシアの医療とその影響ー

異文化を鏡にしながら、日本の歴史の一コマをとりあげて考える。 平田7 歴史を知り、考える

講義のまとめを行う。国立ハンセン病資料館見学のオリエンテーション。

平田8 まとめ

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Page 139: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

・レポート(60%)ならびに授業への取り組み(40%)から総合的に評価する。・レポート内容をA,B,Cの3段階で評価し、返却する。・講評・解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

プリントを配布する。

【7】 教科書

授業時に参考文献表を配布する。

【8】 参考書

小林 薫 kaoru.kobayashi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後に質問を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

<施設見学> 目的:医療人を目指すものとして、ハンセン病の疾患特性とハンセン病患者がおかれてきた状況、国の対応などの歴史的背景について学び、医療人として、また、人としてのあり方を考える。 場所:国立療養所多磨全生園内 国立ハンセン病資料館    東京都東村山市青葉町 4-1-13   TEL 042-396-2981 時期:施設見学のオリエンテーション終了以降、随時各自で見学を行う。 レポートテーマ:国立ハンセン病資料館の見学を終えての学び

【11】 特記事項

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Page 140: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

疫学と保健統計

坂本なほ子

基礎領域/健康支援と社会保障 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Epidemiology and Health Statistics 必修 講義 3年次・春 2単位 30時間

担当教員 坂本なほ子(看護学部・教授)

人間集団の多様な健康事象について、時(time)、場所(place)、人(person)の3つの主要概念を用いて包括的にとらえ、因果関係の解明を目指すため手法を学び、とくに健康事象のリスクを定量的に推定する方法を学ぶ。健康事象を量的に把握するための保健統計学の方法や、日本や世界における人口統計データの活用方法について理解する。

【1】 授業概要

1.疫学の基礎的な理論と方法論について説明できる。2.保健統計に用いられる各指標について説明できる。3.疫学と保健統計のための統計学を利用できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点を整理する。2.1年次の基礎統計学、2年次の公衆衛生学を復習する。3. 30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

オリエンテーション、疫学の概念 坂本1 オリエンテーション

有病割合、罹患率、人年法 坂本2 疾病頻度の指標①

累積罹患率、致命率 坂本3 疾病頻度の指標②

相対危険、オッズ比、寄与危険、保健統計(人口動態統計) 坂本4 曝露効果の指標

母集団と標本、標本抽出法、保健統計(国民生活基礎調査) 坂本5 疫学研究法

生態学的研究、横断研究、症例対照研究、保健統計(患者調査) 坂本6 疫学研究デザイン①

コホート研究、介入研究、保健統計(医療施設調査) 坂本7 疫学研究デザイン②

誤差、交絡、バイアス、保健統計(学校保健統計調査) 坂本8 交絡とバイアス

スクリーニングの目的と要件、有効性の評価、保健統計(社会生活基本調査)

坂本9 スクリーニング

保健統計(感染症発生動向調査、食中毒統計、国民健康・栄養調査)、全体のまとめ

坂本10 保健統計のまとめ

確率分布 坂本11 統計学

相関、推定 坂本12 統計学の活用①

仮説検定 坂本13 統計学の活用②

統計解析ソフトウェアの操作 坂本14 統計ソフトの活用①

統計解析ソフトウェアの操作 坂本15 統計ソフトの活用②

授業への取り組み・意欲(20%)、グループワーク(20%)、試験(60%)から総合的に評価する。講評や解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 141: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

車谷典男他 『疫学・保健統計―看護師・保健師・管理栄養士を目指す』建帛社・2018年

【7】 教科書

厚生労働統計協会『国民衛生の動向』日本疫学会『はじめて学ぶやさしい疫学(改訂第3版): 日本疫学会標準テキスト』南江堂・2018年

【8】 参考書

坂本なほ子 naoko.sakamoto★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

グループワークを行い、調べた内容を発表する。

【11】 特記事項

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Page 142: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

保健・医療・福祉と行政

鈴木美奈子

基礎領域/健康と環境 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Health&Medicalcare&Socialwelfare&Admistration 必修 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 鈴木美奈子(順天堂大学)

人々が自ら健康の保持・促進、疾病予防を行えるよう、地域社会や家庭、学校、職場、保健医療施設といった様々な生活の場で、生活者の考える健康生活を創造するための取り組みであるヘルスプロモーションについて概説する。また、基本的な行政の成り立ちや仕組みについて講義するとともに、あらゆる人々が健康と幸福を享受することのできる社会をめざした保健医療福祉行政の理念や基礎的理論、事例を踏まえて講義を行う。

【1】 授業概要

1.ヘルスプロモーションの概念および、健康の保持・促進、疾病予防に関する組織的な活動と人間の健康について述べることができる。2.わが国の行政体系を学び、その役割と保健医療福祉活動の概要について述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義前には教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。2.健康づくり活動や社会保障、社会福祉に関する記事やテレビ報道等で気になった点はメモをとるなど、整理しておく。3.講義ノートを復習し、講義に該当している章について考える。4.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

生活者の健康概念(健康観)と健康の定義 鈴木1 健康とは何か

健康行動のメカニズムと健康の社会化 鈴木2 健康行動

ヘルスプロモーション(オタワ憲章・バンコク憲章) 鈴木3 WHOの健康戦略

保健福祉行政(公衆衛生施策の基盤と発展)、健康なまちづくり 鈴木4 日本の健康戦略

健康な学校づくり 鈴木5ヘルスプロモーションの実践Ⅰ

健康な職場づくり 鈴木6ヘルスプロモーションの実践Ⅱ

健康な保健医療施設づくり 鈴木7ヘルスプロモーションの実践Ⅲ

レポート形式による試験(80%)、出欠席、授業中の積極的な発言、ワーク(課題)への取り組みから総合的に評価する。レポート内容の評価については自分のアイディアや意見を具体的に記述できているかを重視し、A、B、C の3 段階で評価する。レポート評価については、全体的な講評としてトータルサイトを用いてフィードバックする。

【6】 評価方法

島内憲夫・鈴木美奈子「健康社会学講議ノート」垣内出版・2018年島内憲夫・鈴木美奈子「ヘルスプロモーション~WHO:オタワ憲章~」垣内出版・2013年

【7】 教科書

島内憲夫・鈴木美奈子「ヘルスプロモーション~WHO:バンコク憲章~」垣内出版・2012年市村久美子・島内憲夫 編著「ヘルスプロモーション」メヂカルフレンド社・2018年

【8】 参考書

鈴木美奈子 mina-suzuki★juntendo.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付ける。メールでの事前連絡、質問も受け付ける。

【10】 オフィスアワー

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Page 143: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 144: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生学

岸恵美子

基礎領域/健康と環境 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Public Health 必修 講義 2年次・春 2単位 30時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、夏原和美(看護学部・教授)、坂本なほ子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)、今村晴彦(医学部・助教)

 健康の問題を正しく理解するために、「個」のレベルだけでなく、「集団」のレベルで、私たちを取り巻く社会や自然環境について学ぶ必要がある。集団レベルでの健康事象の把握方法の基礎を知り、環境要因や生活習慣が健康にもたらす影響と対策を知ることをめざす。また人々の疾病を予防し、健康を保持増進するための支援方法や方策を見出す力を養う。

【1】 授業概要

1.集団レベルでの健康事象の把握方法が説明できる。2.環境や生活習慣と健康の関係性について、具体的に説明できる。3.健康問題に対する対応について根拠をもって説明できる。4.疾病予防や健康増進のための支援方法や方策について概要を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.教科書の該当箇所を事前に学習しておく。2.授業後は、授業内容を復習し、理解を深めておく。3.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

公衆衛生の考え方、理念 岸1 健康と公衆衛生

公衆衛生の歴史 坂本な2 公衆衛生の歴史

疫学と公衆衛生 坂本な3 疫学と公衆衛生

環境保健ダイジェスト 今村4 環境保健

公害・大気汚染 今村5 環境保健

食環境と健康 夏原6 食環境と健康

国際社会における健康課題と戦略 夏原7 国際社会における公衆衛生

ソーシャルキャピタルの概念と公衆衛生活動 今村8ソーシャルキャピタルと公衆衛生

学校保健 渡辺9 地域保健と公衆衛生活動①

産業保健 望月10 地域保健と公衆衛生活動②

ヘルスプロモーションの概念と公衆衛生活動 岸11ヘルスプロモーションと公衆衛生

成人保健 望月12 地域保健と公衆衛生活動③

精神保健 岸13 地域保健と公衆衛生活動④

母子保健 坂本美14 地域保健と公衆衛生活動⑤

高齢者保健 岸15 地域保健と公衆衛生活動⑥

授業への参加態度(20%)、筆記試験(80%)により総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 145: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

医療情報科学研究所「公衆衛生がみえる 2020-2021」(メディックメディア)

【7】 教科書

講義時間中に紹介する

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 145 -

Page 146: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

情報と統計学

坂本なほ子

基礎領域/健康と環境 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Information Literacy and Basic Statistics 必修 講義 1年次・春 2単位 30時間

担当教員 坂本なほ子(看護学部・教授)

看護学においても科学的な根拠(エビデンス)に基づく実践が重視されてきており、必要な情報を峻別し活用することは極めて重要である。本科目では、情報化社会に参画するにあたって必要である情報倫理とセキュリティ、コンピュータ操作、そして、統計学の基礎について概説する。また、データ解析の結果を作表、作図し、他者に説明するためのプレゼンテーション技術の習得をめざす。

【1】 授業概要

1.情報リテラシーについて適切に説明できる。2.基本的なコンピュータ操作およびソフトの活用ができる。3.基礎統計量について適切に説明することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に高校数学の「データの分析」と「確率統計」に関して、復讐・学習する。2. 30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学での学生生活開始に必要な作業実施 坂本1 イントロダクション

オリエンテーション、Gmailの使い方、情報倫理概説 坂本2オリエンテーション、情報倫理

フォルダ管理、データのダウンロード 坂本3 基本的なPC操作

【文書作成】Microsoft WORDによる基本的文書、表のある文書の作成機能など

坂本4文章の作成・編集ソフト活用①

【文書作成】Microsoft WORDによる長文レポート作成機能、印刷など

坂本5文章の作成・編集ソフト活用②

【プレゼン作成】Microsoft PowerPointによる箇条書き、図形、SmartArtの作成など

坂本6プレゼンテーションソフト活用①

【プレゼン作成】Microsoft PowerPointによる画面切り替え、アニメーション、印刷など

坂本7プレゼンテーションソフト活用②

【表作成】Microsoft Excelによる関数の入力、セル参照、書式設定、印刷など

坂本8 表計算ソフト活用①

【グラフ作成】Microsoft Excelによる円グラフの作成と編集、棒グラフの作成と編集など

坂本9 表計算ソフト活用②

【データ分析】Microsoft Excelによるテーブル機能、条件付き書式など

坂本10 表計算ソフト活用③

Microsoft WORD、PowerPoint、Excelを使って課題に取り組む 坂本11 基本操作のまとめ

講義とMicrosoft Excelを使っての演習 坂本12 基礎統計学①

講義とMicrosoft Excelを使っての演習 坂本13 基礎統計学②

講義とMicrosoft Excelを使っての演習 坂本14 基礎統計学③

講義とMicrosoft Excelを使っての演習 坂本15 基礎統計学④

PC操作及びソフト活用技術の評価(20%)、Webテスト(20%)、試験(60%)から総合的に評価する。講評や解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 147: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

『2020年度版 情報倫理ハンドブック』Webテストセット noa出版・2020年富士通エフ・オー・エム株式会社『よくわかる Word2019&Excel2019&PowerPoint2019』FOM出版・2019年

【7】 教科書

山田浩他 編『生物統計・疫学・臨書う研究デザインテキストブック』メディカル・パブリケーションズ・2018年白戸 亮吉・ 鈴木 研太『ていねいな保健統計学 』羊土社・2018年高木廣文・林邦彦「エビデンスのための看護研究の読み方・進め方」中山書店・2006年

【8】 参考書

坂本なほ子 naoko.sakamoto★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 147 -

Page 148: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

研究方法論

坂本なほ子

基礎領域/研究 (授業コード:24010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Research Methods 必修 講義 3年次・春 1単位 15時間

担当教員 坂本なほ子(看護学部・教授)

看護の発展に看護研究は不可欠である。また、エビデンスに基づく実践を行うには、研究を理解する力が必要である。本授業では、研究方法について基本的な知識を教授し、研究に必要とされる基礎的な考え方や能力を養う。

【1】 授業概要

1.研究テーマや研究の目的に沿ったデザインを選択することができる。2.必要な文献を検索し書誌事項を記述することができる。3.文献を分析的に読むことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点を整理する。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

看護における科学的研究の意義や考え方、研究プロセスの概観。 坂本1オリエンテーション、リサーチリテラシー

リサーチクエスチョンをたてる 坂本2 リサーチクエスチョン

研究に必要な文献の検索方法、情報の吟味 坂本3 文献検索

文献の吟味 坂本4 文献検討

標本の選択、データ収集の方法 坂本5 量的データの収集

インタビューデータの収集方法 坂本6 質的データの収集

調査後の作業、データ分析 坂本7 データ分析

研究計画書とは 坂本8 研究計画書の作成

課題の提出状況(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

坂下玲子「看護研究」医学書院・2016年

【7】 教科書

南裕子「看護における研究」日本看護協会出版会 第2版・2017年高木廣文・林邦彦「エビデンスのための看護研究の読み方・進め方」中山書店・2006年

【8】 参考書

坂本なほ子 naoko.sakamoto★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

文献検索を実際に行い、結果を提出する。

【11】 特記事項

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Page 149: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

卒業研究

看護学部全教員

基礎領域/研究 (授業コード:24020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Senior Research Project 必修 演習 4年次・通年 4単位 120時間

担当教員 看護学部全教員

 看護および関連領域に関する研究を指導教員のもとで行い、研究論文の作成および発表を行う。一連の研究プロセス(文献検討、研究テーマの設定、研究計画の立案、データ・資料の収集、論文作成、研究発表等)をとおして、広い視野をもって問題を捉え、科学的な態度で問題解決に向かう姿勢を養う。

【1】 授業概要

1. 研究に関する文献を批判的に読むことができる。2. 研究テーマを設定し、研究計画書を作成できる。3. 適切な方法(倫理的配慮を含める)を用いてデータ・資料収集を行うことができる。4. 研究論文を作成することができる。5. ポスターを作成し、研究発表を行うことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1. 文献検索講習会に参加し、文献検索の方法を学んでおく。2. 3年次に履修した「研究方法論」の講義内容を復習しておく。3. 120時間の演習に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

 指導教員の指導のもとに主体的な研究活動を行う。 これまでの学習を基盤に学生ひとり一人が研究テーマをもち、研究論文としてまとめる。

1 教育内容

 各領域に配属され、当該分野において教授、准教授、講師および助教が指導教員(研究指導の責任者)となり、教員全員が指導にあたる。

看護学部全教員2 指導体制

1.研究論文(70%)、課題への取り組み(20%)、研究発表(10%)から総合的に評価する。2.評価は指導教員より個別にフィードバックする。3.提出期限までに研究論文の提出がなかった場合は単位を認定しない。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

1.坂下玲子「看護研究」医学書院 2016年2.各指導教員が適宜、文献等を提示する。

【8】 参考書

各指導教員

【9】 科目責任者連絡先

各指導教員の研究指導日

【10】 オフィスアワー

1.研究論文  研究論文の形式および提出期限等の詳細は別途指示する。2.研究発表  卒業研究発表会でポスターにて発表する。発表方法の詳細は別途指示する。

【11】 特記事項

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Page 150: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護学概論

菊池麻由美

専門領域Ⅰ/基礎看護学 (授業コード:31010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Nursing 必修 講義 1年次・春 1単位 15時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)

 看護の概念、看護の目的、看護の対象、看護の役割・機能、看護職について学び、看護学の特徴を理解するとともに、自己の看護観を芽生えさせる機会とする。主体的な学習活動を通して、看護専門領域へと発展させるための思考の基盤を形成する。

【1】 授業概要

1.看護とは何かを、文献に基づき説明できる。2.看護の主要概念を説明できる。3.看護専門職を取り巻く現状を説明できる。4.看護実践の基盤にあるものを説明できる。5.看護学の発展過程と現状を理解し、今後の自らのキャリアについて考えて述べることができる。6.看護の視点で大学周囲の環境を観察し、発見したことを発表できる。7.文献検索、発表、意見交換を通して、主体的な学習姿勢を身につける。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.テーマに応じて課題を出す。2.毎回の授業で学習内容に関するコメントを記載する課題を出題する。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 151: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

科目の概要とオリエンテーション看護とは(看護の様々な定義、看護の主要概念)看護職としての使命、法的義務看護学とは看護学の発展過程

菊池・小林1オリエンテーション看護の概念①

施設内看護から地域基盤の看護へ様々な医療施設様々な生活の場文化を超えた看護近年のトピック:地域包括ケア        災害看護

菊池・小林2 看護の場と役割

保険医療福祉における看護の機能と役割と広がり(チーム医療と看護)看護実践と安全看護実践と倫理看護と研究

安岡・小林3 看護の役割と活動

専門職である看護看護職としてのキャリア発達(看護師・保健師・助産師・専門看護師・認定看護師・認定看護管理者)近年のトピック:特定医療行為研修

草柳・小林4 看護職のキャリア

発表:闘病記(健康に関連した体験記)からわかること「人間」「健康」の概念 菊池・小林5 看護の対象・健康概念

発表:インタビューの成果演習:看護とは「看護」の概念と看護理論

菊池・小林・寺本6 看護の概念②

学習した「看護」の視点で、大学の周囲の環境を観察し、その成果をまとめる

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

7フィールドワーク:看護の視点で街を見る

学習した「看護」の視点で、大学の周囲の環境を観察し、その成果をまとめる

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

8フィールドワーク:看護の視点で街を見る

1.定期試験(60%)、授業内で出題される課題(30%)、演習におけるグループ貢献度(10%)から総合的に評価する2.講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

高橋照子 編集「看護学原論」改訂第2版 南江堂・2016手嶌恵 監修「看護職者の基本的責務」日本看護協会出版会・2018フローレンス・ナイチンゲール、湯槇ます・薄井担子・小玉香津子他訳「看護覚え書-看護であること看護でないこと」現代社・2011バージニア・ヘンダーソン、湯槇ます、児玉香津子 他訳「看護の基本となるもの」日本看護協会出版会・2016

【7】 教科書

授業内で紹介する

【8】 参考書

菊池麻由美 mayumi.kikuchi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

開講日の16:45~17:30

【10】 オフィスアワー

1.演習等を多く取り入れた参加型の授業を行うので、活発な意見交換を期待する。2.30分以上の遅刻は欠席として扱い、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱う。3.LINEなどSNSを使用した授業資料(授業で扱った教材類)の流布を禁ずる。4.授業中に提示したパワーポイント等の写真撮影を禁する。

【11】 特記事項

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Page 152: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

基礎看護学Ⅰ

菊池麻由美

専門領域Ⅰ/基礎看護学 (授業コード:31020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Fundamental Nursing I 必修 講義 1年次・春 2単位 30時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)

人間の“life(生命・生活・人生)”を支援する方法の基本的な考え方を学修し、全ての看護実践に共通する基本的な看護技術を修得する。講義と技術演習・実技試験によって、人間を対象とした看護実践の基本となる知識・技術・態度を学ぶ。

【1】 授業概要

1.「安全」・「安楽」・「自立・律」に配慮した援助が実施できる。2.全ての看護実践に共通する基本的な看護技術(コミュニケーション・観察・記録)を活用して援助が実施できる。3.スタンダードプリコーション、無菌操作について経験的に学習し、科学的根拠に基づいて説明できる。4.バイタルサインズを測定し、生命徴候を観察できる。5.病床を模した環境を整えられる。6.ボディーメカニクスを用いた活動の援助を経験的に学習し、活動を支援する方法を説明できる。7.根拠に基づいて安楽を促す支援を計画することができる。8.修得した知識・技術・態度を用いて人間の“life(生命・生活・人生)”を支援する意味を考察し、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.テーマに応じて課題を出す。各自が行ってきた事前課題に基づいて、授業内で演習を行う。2.実技試験に向けた、授業時間外の技術練習が必要である。3.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 153: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

感染予防演習:手指衛生

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

1 感染予防

科目の概要とオリエンテーション1.患者の“life(生命・生活・人生)”を援助する2.看護実践と知識・技術3.看護実践の安全・安楽・自立 1)安楽を促す 2)活動を援助する

菊池・小林2 オリエンテーション

1.コミュニケーション2.報告・連絡・相談3.観察・記録 1)バイタルサイン

菊池・小林・寺本3全ての看護援助に共通する基本的な看護技術

環境とは快適な環境とは環境を整える意義環境整備の実際(ベッドメーキングの技術)

安岡・寺本4 環境

演習:ベッドメーキング 安岡・寺本5 環境

観察の意義観察の実際(バイタルサインズを観察する技術)バイタルサインズとは

菊池・草柳・小林6 観察ーバイタルサインー

演習:バイタルサインズの測定 菊池・草柳・小林7 観察ーバイタルサインー

感染予防洗浄・消毒・滅菌スタンダード・プリコーション

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

8 感染予防

演習:無菌操作安岡・菊池・草柳・小林・寺本

9 感染予防

ベッド上での活動の援助演習:体位変換演習:日常生活動作のアセスメント

菊池・草柳10 活動を支援する援助

移動動作の援助演習:車椅子・ストレッチャーの移乗・移動

寺本・安岡・小林11 活動を支援する援助

実技の習得度を確認する 安岡・寺本12 実技試験:ベドメーキング

実技の習得度を確認する 菊池・草柳・小林13実技試験:バイタルサイン測定

発表:「様々な罨法用具の実際と課題」 菊池・小林14 安楽を促す援助

演習:コミュニケーションの技術振り返り:1.対象の安全・安楽・自立を目指した支援     2.全ての看護実践に共通する基礎的な技術の活用

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

15全ての看護実践に共通する基本的な看護技術の実際

1.定期試験(50%)、実技試験(20%)、課題(20%)、演習におけるグループ貢献度(10%)から総合的に評価する。2.講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

茂野香おる 他「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ 基礎看護学② 第17版」医学書院・2019任和子 他「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③ 第17版」医学書院・2018

【7】 教科書

授業内で紹介する。

【8】 参考書

菊池麻由美 mayumi.kikuchi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

木曜日 16:45~17:30

【10】 オフィスアワー

1.演習時はユニフォーム着用とする。身だしなみを整えて臨むこと。2.一部の授業は2クラスに分け、前半期後半期にそれぞれ学習内容を入れ替えて実施する。3.実技試験や演習等を多く取り入れた参加型の授業を行う。授業時間外の自主的な練習が必要である。4.30分以上の遅刻は欠席として扱い、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱う。5.LINEなどSNSを使用した授業資料(授業で扱った教材類)の流布を禁じる。6.授業中に提示したパワーポイント等の写真撮影を禁じる。

【11】 特記事項

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Page 154: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

基礎看護学Ⅱ

安岡砂織

専門領域Ⅰ/基礎看護学 (授業コード:31030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Fundamental Nursing Ⅱ 必修 演習 1年次・秋 2単位 60時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)、中章江(法人本部看護企画室 看護キャリアセクション)

看護実践に必要な看護技術を活用し、日常生活を中心とした人間の“life(生命・生活・人生)”を支援する看護技術を修得する。講義と技術演習・実技試験によって、人間を対象とした看護実践の基本となる知識・技術・態度を学ぶ。

【1】 授業概要

1.「安全」・「安楽」・「自立・律」に配慮した援助が実施できる。2.全ての看護実践に共通する基本的な看護技術(コミュニケーション・観察・記録)を活用して援助が実施できる。3.食事の看護援助について経験的に学習し、根拠に基づいて目的と方法が説明できる。4.排泄の看護援助について経験的に学習し、根拠に基づいて目的と方法が説明できる。5.清潔・衣生活の看護援助が根拠に基づいて実施できる。6.基本的なフィジカルイグザミネーションを実施し、得たデータを根拠に基づいてアセスメントできる。7.修得した知識・技術・態度を用いて患者中心の視点で考察し、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業開始までに、既習学習(看護学概論、基礎看護学Ⅰ、人体の機能と構造等)を復習をしておくこと。2.フィジカルアセスメントでは、各演習項目に必要な人体の形態機能の知識を学習する事前課題を課す。3.日常生活の援助技術では、援助項目の手順に関する事前課題を課す。4.実技試験に向けた、授業時間外の技術練習が必要である。5.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 155: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

科目の概要とオリエンテーション1 日常生活を中心とした人間のLifeを支援する2 患者中心として日常生活の援助を受ける人の看護技術とは講義:食事・栄養の意義と看護援助   食事・栄養の看護援助方法

安岡・寺本・小林1オリエンテーション食事・栄養Ⅰ-①

講義:排泄の意義と看護援助   排泄の看護援助方法

安岡・寺本2 排泄Ⅰ-①

講義:清潔・衣生活の意義と看護援助   清潔・衣生活の看護援助方法

安岡・寺本3 清潔・衣生活①

演習:食事・栄養と清潔の看護援助:食事の介助・口腔ケア 安岡・寺本4 食事・栄養Ⅰ-②

演習:自然排泄の看護援助:床上・ポータブルでの排泄 安岡・寺本5 排泄Ⅰ-②

演習:粘膜の洗浄の看護援助:陰部洗浄 安岡・寺本6 清潔・衣生活②

演習:皮膚を拭く看護援助:全身清拭   寝衣交換の看護援助:寝衣から検査着への交換

安岡・寺本7 清潔・衣生活③

演習:皮膚を拭く看護援助:全身清拭   寝衣交換の看護援助:寝衣から検査着への交換

安岡・寺本8 清潔・衣生活④

演習:浴する看護援助:手浴 安岡・寺本9 清潔・衣生活⑤

演習:浴する看護援助:足浴 安岡・寺本10 清潔・衣生活⑥

演習:頭皮を洗う看護援助:洗髪・整髪 安岡・寺本11 清潔・衣生活⑦

演習:頭皮を洗う看護援助:洗髪・整髪 安岡・寺本12 清潔・衣生活⑧

実技試験 安岡・寺本13 清潔・衣生活⑨

実技試験 安岡・寺本14 清潔・衣生活⑩

講義:総論   活動―運動のパターン:運動

菊池・草柳・小林15 フィジカルアセスメント①

演習:活動―運動のパターン:運動 菊池・草柳・小林16 フィジカルアセスメント②

講義:活動―運動のパターン:呼吸 菊池・草柳・小林17 フィジカルアセスメント③

演習:活動―運動のパターン:呼吸 菊池・草柳・小林18 フィジカルアセスメント④

講義:活動―運動のパターン:循環 草柳・菊池・小林19 フィジカルアセスメント⑤

演習:活動―運動のパターン:循環 草柳・菊池・小林20 フィジカルアセスメント⑥

講義:栄養―代謝・排泄のパターン:消化・吸収/消化器・泌尿器からの排泄

菊池・草柳・小林21 フィジカルアセスメント⑦

演習:栄養―代謝・排泄のパターン:消化・吸収/消化器・泌尿器からの排泄

菊池・草柳・小林22 フィジカルアセスメント⑧

講義・演習:栄養―代謝・排泄のパターン:摂取・栄養・水化 菊池・草柳・小林23 フィジカルアセスメント⑨

技術の振り返り:自己練習 菊池・草柳・小林24 フィジカルアセスメント⑩

実技試験 菊池・草柳・小林25 フィジカルアセスメント⑪

実技試験 菊池・草柳・小林26 フィジカルアセスメント⑫

講義:認知ー知覚のパターン:認知ー知覚 菊池・草柳・小林27 フィジカルアセスメント⑬

演習:認知ー知覚のパターン:認知ー知覚 菊池・草柳・小林28 フィジカルアセスメント⑭

臨床での日常生活を中心とした患者の看護実践の実際 中・安岡29臨床での日常生活を中心とした患者の看護実践

振り返り:授業を通して日常生活を中心とした人間のLifeを支援する看護援助とは

安岡・小林30日常生活を中心とした看護援助

1.定期試験(60%)、実技試験(20%)、演習でのクラスへの貢献度(10%)、課題(10%)2.講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

茂野香おる 他「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ 基礎看護学② 第17版」医学書院・2019任和子 他「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③ 第17版」医学書院・2018

【7】 教科書

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Page 156: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

三上れつ、小松万喜子「ヘルスアセスメント-臨床実践能力を高める」南江堂・2017茂野香おる 長谷川万希子 林千冬 他「基礎看護学[1]  看護学概論」医学書院・2020野崎真奈美、菊地由美他監修「看護技術がみえる vol.1 基礎看護技術」メディックメディア・2018山内豊明「フィジカルアセスメントガイドブック」医学書院・2011山内豊明「呼吸音聴診ガイドブック」医学書院・2018

【8】 参考書

安岡砂織 syasuoka★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後、1時間とする。

【10】 オフィスアワー

1.演習時はユニフォーム着用とします。身だしなみを整えて臨む。2.2クラスに分け、前半期・後半期に入れ替えて実施する。3.実技試験や演習等を多く取り入れた参加型の授業を行う。授業時間外の自主的な練習が必要である。4.30分以上の遅刻は欠席として扱い、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱う。5.LINEなどSNSを使用した授業資料(授業で扱った教材類)の流布を禁じる。6.授業中に提示したパワーポイント等の写真撮影を禁じる。

【11】 特記事項

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Page 157: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護過程論

菊池麻由美

専門領域Ⅰ/基礎看護学 (授業コード:31040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Nursing Process 必修 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)・寺本千鶴子(看護学部・助教)

 看護実践の根拠をもたらす一連の過程として、情報収集、アセスメント、全体像の把握、問題抽出、看護計画立案、実施、評価の思考過程について学修する。看護過程展開のための技術および記録の理解を含む。各自が1事例の看護過程を展開する演習によって、実践的に学修する。

【1】 授業概要

1.看護過程の概要を説明できる。2.看護過程の各段階を説明できる。3.課題事例について、看護過程を展開できる。4.看護過程を用いた思考を記録できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.課題事例の情報を一読し、事前課題を行ってから初回授業に臨むこと。2.テーマに応じて課題を提示し、各自が行ってきた事前課題に基づいて、授業内で演習を行う。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

科目の概要とオリエンテーション演習事例の概要看護過程の各プロセスアセスメントの枠組みアセスメントとは演習:「活動-運動パターン」のアセスメント

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

1オリエンテーションアセスメント①

発表:「活動-運動パターン」のアセスメント演習:「排泄パターン」・「栄養‐代謝パターン」のアセスメント

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

2 アセスメント②

発表:「排泄パターン」・「栄養‐代謝パターン」のアセスメント解説:心理社会的な領域のアセスメント演習:「健康知覚‐健康管理パターン」のアセスメント

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

3 アセスメント③

発表:「健康知覚‐健康管理パターン」のアセスメント解説:関連図の作成・全体像の描写・看護目標の設定演習:関連図の作成

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

4アセスメント④・全体像の把握

発表:関連図の作成演習:全体像の描写・看護目標の設定解説:看護問題の抽出・期待される結果の設定演習:看護問題の抽出・期待される結果の設定

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

5全体像の描写・看護目標の設定・問題抽出・期待される結果の設定

発表:問題抽出・期待される結果の設定解説:看護計画の立案演習:看護計画の立案

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

6問題抽出・期待される結果の設定・看護計画の立案

発表:看護計画解説:実施・評価演習:評価

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

7看護計画の立案・実施・評価

発表:評価看護過程全体の振り返り

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

8 評価

1.定期試験(30%)、授業途中の提出課題(30%)、最終課題提出(30%)、演習におけるグループ貢献度(10%)2.提出された課題に対する講評は授業内でフィードバックし、テスト結果および最終提出物に対する講評は、実習に向けた課題とともに提出物返却時にフィードバックする。

【6】 評価方法

黒田裕子「黒田裕子のしっかり身につく看護過程」照林社・2018

【7】 教科書

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Page 158: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

授業内で紹介する

【8】 参考書

菊池麻由美 mayumi.kikuchi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

火曜日 16:45~17:30

【10】 オフィスアワー

1.演習等を多く取り入れた参加型の授業を行う。活発な意見交換を期待する。2.30分以上の遅刻は欠席として扱い、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱う。3.LINEなどSNSを使用した授業資料(授業で扱った教材類)の流布を禁じる。4.授業中に提示したパワーポイント等の写真撮影を禁じる。

【11】 特記事項

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Page 159: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

基礎看護学Ⅲ

安岡砂織

専門領域Ⅰ/基礎看護学 (授業コード:31050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Fundamental Nursing Ⅲ 必修 演習 2年次・春 2単位 60時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)、山田亨(東邦大学医療センター大森病院・看護管理室)

看護実践に必要な看護技術を活用し、医療処置を必要とする人間の“life(生命・生活・人生)”を支援する看護技術を修得する。講義と技術演習・実技試験によって、人間を対象とした看護実践の基本となる知識・技術・態度を学ぶ。

【1】 授業概要

1.「安全」・「安楽」・「自立・律」に配慮した援助が実施できる。2.全ての看護実践に共通する基本的な看護技術(コミュニケーション・観察・記録)を活用して援助が実施できる。3.薬物療法を受ける患者の看護援助を経験的に学習し、根拠に基づいて目的と方法が説明できる。4.検査を受ける患者の看護援助を経験的に学習し、根拠に基づいて目的と方法が説明できる。5.呼吸・循環を促す看護援助を経験的に学習し、根拠に基づいて目的と方法が説明できる。6.経管栄養法を用いた食事・栄養の看護援助を経験的に学習し、根拠に基づいて目的と方法が説明できる。7.根拠に基づいて持続導尿法を用いた排泄の看護援助が実施できる。8.修得した看護技術を用いて人間のLifeを科学的根拠と倫理的側面から考察し、記述することができる

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義では、人体の構造と機能・薬理学のテキスト、配布資料等に目を通し、既習の知識を復習してから臨む。2.演習では、配布資料と教科書、ナーシングスキルの指定箇所に目を通し、イメージしてから臨む。3.実技試験に向けた、授業時間外の技術練習が必要である。4.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 160: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

科目の概要とオリエンテーション1 医療処置を必要とする人間のLifeを支援するとは2 科学的根拠に基づいた医療処置を受ける人の看護援助とは3 倫理的側面に基づいた医療処置を受ける人の看護援助とは

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

1 オリエンテーション

演習:2事例の医療処置をしながら生活する人の看護援助①   準備~発表までの作戦タイム   事例1 持続導尿及び呼吸苦がある患者の移送   事例2 酸素・点滴療法を受けている患者の寝衣・シーツ交換

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

2 統合技術①

講義 薬物療法を受ける患者の看護援助 総論 草柳・菊池・寺本3 薬物療法①

演習:内服薬・外用薬 草柳・菊池・寺本4 薬物療法②

講義 薬物療法を受ける患者の看護援助 注射法 草柳・菊池・寺本5 薬物療法③

演習:皮下注射・筋肉注射 草柳・菊池・寺本6 薬物療法④

講義・演習 薬物療法を受ける患者の看護援助 麻薬・輸血療法 草柳・菊池・寺本7 薬物療法⑤

演習:静脈注射・点滴療法 草柳・菊池・寺本8 薬物療法⑥

演習:直腸内与薬:浣腸 草柳・菊池・寺本9 薬物療法⑦

演習:直腸内与薬:坐薬 草柳・菊池・寺本10 薬物療法⑦

講義:検査を受ける患者の看護援助 総論 草柳・菊池・寺本11 検査・処置①

講義:検査を受ける患者の看護援助   生体検査・検体検査・穿刺

草柳・菊池・寺本12 検査・処置②

演習:尿検査 草柳・菊池・寺本13 検査・処置③

演習:静脈採血法 草柳・菊池・寺本14 検査・処置④

講義 医療処置を受ける人の食事・栄養の看護援助とは   食事・栄養の看護援助方法

小林・安岡15 食事・栄養Ⅱ-①

演習:経管栄養法での食事・栄養の看護技術 小林・安岡16 食事・栄養Ⅱ-②

講義 医療処置を受ける人の排泄の看護援助とは   排泄の看護援助方法

安岡・小林17 排泄Ⅱ-①

演習:無菌操作・持続導尿:膀胱留置カテーテル法での排泄の看護技術

安岡・小林18 排泄Ⅱ-②

演習:一時導尿 安岡・小林19 排泄Ⅱ-③

演習:一時導尿 安岡・小林20 排泄Ⅱ-④

講義:医療処置を受ける人の呼吸・循環の看護援助とは   呼吸・循環の看護援助方法

安岡・菊池・小林21 呼吸・循環①

演習:呼吸・循環のフィジカルアセスメント(聴診・打診)   心電図

安岡・菊池・小林22 呼吸・循環②

演習:口腔・鼻腔からの一時吸引 安岡・小林23 呼吸・循環③

演習:酸素療法、酸素ボンベ取り扱い 安岡・小林24 呼吸・循環④

実技試験 安岡・小林25 排泄Ⅱ-⑤

実技試験 安岡・小林26 排泄Ⅱ-⑥

演習:2事例の医療処置をしながら生活する人の看護援助②   準備~発表準備   事例1 持続導尿及び呼吸苦がある患者の移送   事例2 酸素・点滴療法を受けている患者の寝衣・シーツ交換

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

27 統合技術②

演習:2事例の医療処置をしながら生活する人の看護援助③   発表~省察   事例1 持続導尿及び呼吸苦がある患者の移送   事例2 酸素・点滴療法を受けている患者の寝衣・シーツ交換

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

28 統合演習③

臨床での医療処置を必要とする人の看護援助の実際 山田・安岡29臨床での医療処置を必要とする人の看護実践

振り返り:授業を通して医療処置を必要とする人間のLifeを支援する看護援助とは

安岡・菊池・草柳・小林・寺本

30 医療処置を受ける人の看護

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Page 161: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.定期試験(60%)、実技試験(10%)、レポート・課題(20%)、授業への取り組み・意欲(10%)2.講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

任和子 他「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③ 第17版」医学書院・2018茂野香おる 他「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ 基礎看護学② 第17版」医学書院・2019

【7】 教科書

任和子 他編「根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 第2版」医学書院・2018その他参考文献等は随時提示する。

【8】 参考書

安岡砂織 syasuoka★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後の1時間とする。

【10】 オフィスアワー

1.演習時はユニフォーム着用とします。身だしなみを整えて臨む。2.2クラスに分け、前半期・後半期に入れ替えて実施する。3.実技試験や演習等を多く取り入れた参加型の授業を行う。授業時間外の自主的な練習が必要である。4.30分以上の遅刻は欠席として扱い、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱う。5.LINEなどSNSを使用した授業資料(授業で扱った教材類)の流布を禁じる。6.授業中に提示したパワーポイント等の写真撮影を禁じる。

【11】 特記事項

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Page 162: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

基礎看護学Ⅳ

菊池麻由美

専門領域Ⅰ/基礎看護学 (授業コード:31060)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Fundamental Nursing Ⅳ 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)・寺本千鶴子(看護学部・助教)

実習における各自の経験を振り返り、人間のLife(生命・生活・人生)を支援する意味を、看護理論に基づいて考察する。実習経験のリフレクションを行うとともに、ケースメソッドを用いて看護理論を学修する。

【1】 授業概要

1.実習経験と看護理論に基づいて、人間のLifeを支援する意味を考察し、記述することができる。2.実習経験を振り返り、発表することができる。3.選択した看護理論の内容について説明することができる。4.看護理論等を用いて実習経験を意味づけ、記述することができる。5.看護実践と看護理論・看護技術の関係について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各自の基礎看護学実習の振り返りに基づく学修を行う。事前に基礎看護学実習で出題される課題を行って初回授業に望むこと。2.テーマに応じて課題を出す。各自が行ってきた事前課題に基づいて、授業内で演習を行う。3.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

科目の概要とオリエンテーション実習場面のリフレクション演習:実習場面の振り返り

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

1 オリエンテーション

ケース:“自分でできる”と言い張る高次脳機能障害の患者さんを受け持って、私、困っているんです」演習:事例を読み解く

菊池・寺本2 看護理論1.セルフケア理論

ケース:「“自分でできる”と言い張る高次脳機能障害の患者さんを受け持って、私、困っているんです」演習:支援策の検討オレムの「セルフケア理論」

菊池・寺本3 看護理論1.セルフケア理論

ケース:「僕はどうすれなばいいんですか?患者さんは自立しています。」演習:事例を読み解く

菊池・寺本4看護理論2.相互行為に着目した目標達成理論

ケース:「僕はどうすれなばいいんですか?患者さんは自立しています。」演習:支援策の検討キングの「相互行為に着目した目標達成理論」

菊池・寺本5看護理論2.相互行為に着目した目標達成理論

ケース:「24歳のALSの男性を受け持つ看護学生の心配。何か、患者さんの気に障ったのでしょうか?」演習:事例を読み解く

菊池・寺本6看護理論3.患者の経験に着目した病みの軌跡理論

ケース:「24歳のALSの男性を受け持つ看護学生の心配。何か、患者さんの気に障ったのでしょうか?」演習:支援策の検討ストラウスとコービンの「病みの軌跡理論」

菊池・寺本7看護理論3.患者の経験に着目した病みの軌跡理論

演習:実習場面のリフレクション看護理論と看護実践

菊池・安岡・草柳・小林・寺本

8 実習場面の意味付け

1.定期試験(40%)、レポート・課題(50%)、演習でのグループ貢献度(10%)2.講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

筒井真優美編集「看護理論」改定第3版 南江堂・2019

【7】 教科書

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Page 163: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

授業内で紹介する

【8】 参考書

菊池麻由美 mayumi.kikuchi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業開校日の16:30-17:00

【10】 オフィスアワー

1.演習等を多く取り入れた参加型の授業を行うので。活発な意見交換を期待する。2.30分以上の遅刻は欠席として扱い、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱う。3.LINEなどSNSを使用した授業資料(授業で扱った教材類)の流布を禁じる。4.授業中に提示したパワーポイント等の写真撮影を禁じる。

【11】 特記事項

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Page 164: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護学基礎実習

菊池麻由美

専門領域Ⅰ/臨地実習 (授業コード:32010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Nursing Basics Practice 必修 実習 1年次・春 1単位 45時間

担当教員

菊池麻由美(教授)、原三紀子(教授)、横井郁子(教授)、出野慶子(教授)、福島富士子(教授)、伊藤桂子(教授)、岸恵美子(教授)、藤原和美(教授)、村上好恵(教授)、夏原和美(教授)、安岡砂織(准教授)、藤野秀美(准教授)、河上智香(准教授)、松永佳子(准教授)、富岡由美(准教授)、望月由紀子(准教授)、草柳かほる(講師)、山内英樹(講師)、佐藤由紀子(講師)、橋本裕(講師)、青島恵美子(講師)、中田かおり(講師)、櫻庭奈美(講師)、小林美穂子(助教)、寺本千鶴子(助教)、高井怜(助教)、百瀬修久(助教)、大場亜希子(助教)、横井弓枝(助教)、小野真由子(助教)、天野里奈(助教)、髙山充(助教)、疋田仁美(助教)、伏見枝莉(助教)、宮城真樹(助教)、後藤喜広(助教)、坂本美佐子(助教)、渡辺昌子(助教)、倉田慶子(助教)、森野正倫重(助教)、稲垣朱美(助教) ※以上、所属は全て看護学部  御任充和子(地域連携教育支援センター・特任講師)

看護の対象者が療養し生活する様々な場での参加観察実習をとおして、看護の対象者の特徴や、看護職者の活動・役割を学び、看護学を学ぶことへの契機とする。また、看護学生として実習に臨む態度、すなわち看護職者の一員として看護の対象者に向かい合う姿勢を修得する。同時に、東邦大学への理解を深め、看護学を学ぶ学生としての自覚を養う。

【1】 授業概要

1.大学病院や家など対象者が療養する場のもつ役割と所在する地域の特性について経験を踏まえて、説明できる。2.対象者の特徴と看護の役割を学び、看護学を学んでいくことについて考察たしたことを記述できる。3.看護学生としてふさわしい態度・言動とは何かを考え、それに基づいた行動がとれる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

実習開始前に全体オリエンテーションを受けていないと実習には参加できない。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院東邦大学医療センター大橋病院東邦大学医療センター佐倉病院いえラボ

各担当教員1 実習施設

実習:2020年5月25日(月)~5月29日(金)オリエンテーション:5月7日(木)1限、5月21日(木)1限

各担当教員2 実習期間

1.オリエンテーションとグループワーク 実習内容および実習施設についての事前学修を行う2.病院実習・いえラボ実習 4グループにわかれ大森病院、大橋病院、佐倉病院、いえラボに行き、で体験的に学修する3.まとめ 実習での学びを振り返り、その成果をグループでまとめる

各担当教員3 実習内容

目標達成に向けた態度や行動80%、レポート(記録物を含む)20%の総合評価とする。レポートは、指定通りに提出された場合のみ評価する。実習期間内に実習の振り返りを行い、講評をフィードバックする。

【6】 評価方法

オリエンテーションおよび実習中に紹介する。

【7】 教科書

オリエンテーションおよび実習中に紹介する。

【8】 参考書

菊池麻由美 mayumi.kikuchi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 165: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週木曜日 12:15-13:00

【10】 オフィスアワー

この科目は、実践的教育から構成する授業科目である。1.全員が大森病院、大橋病院、佐倉病院、いえラボでの実習を行う。2.実習前に、小児4疾患(麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎)の予防接種歴、抗体価について実習施設の基準を満たしていることを確認する。

【11】 特記事項

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Page 166: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

基礎看護学実習

安岡砂織

専門領域Ⅰ/臨地実習 (授業コード:32020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Fundamental Nursing Practice 必修 実習 2年次・春 3単位 135時間

担当教員

菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)、橋本裕(看護学部・講師)、高井玲(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、天野里奈(看護学部・助教)、疋田仁美(看護学部・助教)、宮城真樹(看護学部・助教)、森野正倫重(看護学部・助教)、稲垣朱美(看護学部・助教)

入院患者を受け持って患者との援助関係を形成し、担当教員や臨地実習指導者の指導を受けながら、看護過程の展開を試みる。また、病院の医療活動を支える他の職種の活動やスタッフ間の連携の実際についての参与観察実習を行い、病院で働く看護師の役割と連携のあり方について学習する。

【1】 授業概要

1) 臨地での学び方を理解し、看護専門職者としての責務を認識して行動する力を身につけることができる。2) 患者に関心と理解を示し、相手の立場を尊重して関わることができる。3) ヘルスアセスメントの技術を用いて、科学的に対象を捉えることができる。4) アセスメント結果に基づいて援助の必要性を判断し、患者に必要な援助を計画することができる。5) 患者が必要とする援助を、看護師と共に実践することができる。6) 患者の反応に基づいて、実践した援助を評価することができる。7) 患者をとりまくチームの看護師に報告・連絡・相談ができる。8) 医療の連携の実際を知り、病院で働く看護師の役割を説明することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.実習開始前の基礎看護学実習オリエンテーション(6/22)及び、医療連携実習のオリエンテーション(9/11)を受講していない学生は実習に参加することができない。2.患者さんの前で自信をもって看護を実践できるよう、これまでに学んだ知識・技術を十分に復習し、実習に臨む。3.病棟実習では、ナイチンゲールの「看護覚書」とヘンダーソンの「看護の基本となるもの」についての事前課題の提出がある。4.医療連携実習では、実習施設や看護職以外の職種等についての事前課題の提出がある。5.実習中は適宜課題を課すので、事前・事後学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

1)病院実習:東邦大学医療センター大森病院、       東邦大学医療センター大橋病院2)医療連携実習:東邦大学医療センター大森病院、         蒲田リハビリテーション病院、         五反田リハビリ病院

菊池・安岡・草柳・小林・寺本他

1 実習施設

1)7月13日(月)~22日(水)又は、9月1日(火)~10日(木)2)9月11日(金)、9月14日(月)~18日(金)(全員)

菊池・安岡・草柳・小林・寺本他

2 実習期間

1)1名の患者を受け持ち、病棟看護師とともに看護実践を行う2)病院スタッフに同行し、複数の職種の活動を参与観察する

菊池・安岡・草柳・小林・寺本他

3 実習内容

1.実習到達度(目標到達度、実習中の態度)(80%)、課題(記録一式・レポート)の提出状況・内容(20%)2.課題は実習期間中に随時フィードバックする。3.病棟実習後に個別面接をおこない、病棟実習の評価についてのフィードバックを行う。また、全実習後に、実習のまとめを行い、講評をフィードバックする。

【6】 評価方法

実習中に紹介する。

【7】 教科書

実習中に紹介する。

【8】 参考書

安岡砂織 syasuoka★med.toho.u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 167: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

実習期間中の実習終了後1時間

【10】 オフィスアワー

1.病院および入院患者の状況によって、実習内容に変更が生じる場合がある。2.夏休みを挟み3週間にわたって臨床で活動する。特に夏休み中の体調管理に気をつけ、心身共に臨床実習に相応しい状態を保つこと。3.実際の入院患者の情報を扱う。個人情報の保護に関するルールに則って慎重に行動する。4.実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

- 167 -

Page 168: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

成人看護学概論

原三紀子

専門領域Ⅱ/成人看護学 (授業コード:41010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Adult Health Nursing 必修 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 原三紀子(看護学部・教授)、佐藤由紀子(看護学部・講師)、高井怜(看護学部・助教)

 成人期にある対象の身体的・心理的・社会的な特徴、発達課題、特有な健康問題について理解することを目指す。また、健康レベルに応じた援助、健康問題の解決を助ける教育的関わり、臨床看護実践における倫理など、成人看護の重要な概念や諸理論を学習する。

【1】 授業概要

1.成人期にある対象の特徴、成人期に特有な健康問題について理解し、説明できる。2.臨床の倫理について理解し、説明できる。3.成人看護学に有用な概念・理論について理解し、説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理しておくこと。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

「成人」の定義、成人の成長発達課題・健康問題の特徴 原1 成人期の対象

臨床の倫理についての考え方(理論) 原 他2 臨床の倫理①

臨床の倫理についての考え方(実践) 原 他3 臨床の倫理②

セルフケア理論 原4 成人看護学に有用な概念①

ストレス・コーピング 原5 成人看護学に有用な概念②

危機理論 原6 成人看護学に有用な概念③

自己効力感・エンパワメント 原7 成人看護学に有用な概念④

成人学習理論・成人教育学の概念 原8 成人看護学に有用な概念⑤

1.授業への取り組み・ワーク(15%)、筆記試験(85%)から総合的に評価する。2.試験結果の講評をActive Academyに提示し、フィードバックする。

【6】 評価方法

安酸史子、鈴木純恵、吉田澄恵 編「ナーシング・グラフィカ成人看護学①成人看護学概論第3版4刷」メディカ出版・2019年

【7】 教科書

講義中に適宜紹介する。

【8】 参考書

原三紀子<mikiko.hara★med.toho-u.ac.jp>

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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成人看護学Ⅰ

山内英樹

専門領域Ⅱ/成人看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Adult Health Nursing Ⅰ 必修 講義 2年次・秋 2単位 30時間

担当教員原三紀子(看護学部・教授)、山内英樹(看護学部・講師)、佐藤由紀子(看護学部・講師)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、山田亨(大森病院・看護師)

 急性期・周術期の健康状態をもつ成人へ看護を実践するために、急激な健康障害の発症により、生命の危機状態にある対象を理解し、回復への援助や生活の再構築を促す看護援助方法について学習する。

【1】 授業概要

1.健康レベルが急激に変化し、生命の危機状態にある対象の特徴を理解し、説明することができる。2.急性期・周術期の健康問題と心身へ及ぼす影響、対象に必要な看護を理解し、説明することができる。3.事例を通して、急性期・周術期の健康問題をもつ対象の看護過程の展開を理解し、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理すること。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

生命の危機状態にある対象の理解 山内1 急性期・周術期看護①

侵襲による生体反応の理解 山内2 急性期・周術期看護②

回復促進のアセスメントと援助方法 山内3 急性期・周術期看護③

手術療法を受ける対象の理解と援助方法 山内他4 急性期・周術期看護④

集中治療を必要とする対象の理解と援助方法 山田5 急性期・周術期看護⑤

倫理的課題への感受性と患者擁護、家族への看護 山内・横井他6 急性期・周術期看護⑥

周術期にある対象の看護過程の特徴 山内7 急性期・周術期看護⑦

周術期にある対象の看護過程を展開するための情報整理原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

8 周術期患者の事例展開①

周術期にある対象の看護過程を展開するためのアセスメント原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

9 周術期患者の事例展開②

周術期にある対象の看護過程を展開するための関連図の作成原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

10 周術期患者の事例展開③

周術期にある対象の看護過程を展開するための全体像の作成原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

11 周術期患者の事例展開④

周術期にある対象の看護問題・看護目標・看護の方向性原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

12 周術期患者の事例展開⑤

周術期にある対象の看護計画の立案原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

13 周術期患者の事例展開⑥

周術期にある対象の看護過程の共有原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

14 周術期患者の事例展開⑦

周術期にある対象の看護過程のまとめ原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

15 周術期患者の事例展開⑧

試験(70%)、事例学習の内容(30%)から総合的に評価する。試験の講評をActive Academyに掲示しフィードバックする。

【6】 評価方法

中島恵美子他 編「ナーシング・グラフィカ 成人看護学④周術期看護 第3版」メディカ出版・2019年大滝周 編「周術期看護学習ワークブック 第1版」メヂカルフレンド社・2018年

【7】 教科書

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Page 170: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義中に適宜紹介する。

【8】 参考書

山内 英樹<hideki.yamauchi★med.toho-u.ac.jp>

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 171: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

成人看護学Ⅱ

原三紀子

専門領域Ⅱ/成人看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Adult Health Nursing Ⅱ 必修 講義 3年次・春 2単位 30時間

担当教員原三紀子(看護学部・教授)、山内英樹(看護学部・講師)、佐藤由紀子(看護学部・講師)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、横井弓枝(看護学部・助教)

 慢性・長期的な経過をたどる健康問題をもつ成人へ看護を実践するために対象を理解し、セルフケア能力を高める看護援助方法について学習する。

【1】 授業概要

1.慢性期・リハビリテーション期にある対象の特徴を理解し、説明することができる。2.慢性期・リハビリテーション期にある対象の健康問題と心身へ及ぼす影響、対象者に必要な看護を理解し、説明することができる。3.事例を通して、慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護過程の展開を理解し、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理すること。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

ガイダンス、慢性疾患の捉え方・慢性期医療の特徴、慢性期にある対象と家族の特徴、慢性期看護で活用できる諸理論

原1 慢性期にある対象の看護①

対象および家族への栄養マネージメント 原 他2 慢性期にある対象の看護②

急性増悪の予防と症状緩和‐急性増悪予防のための教育支援、急性増悪のアセスメントと看護

山内3 慢性期にある対象の看護③

急性増悪の予防と精神的支援、心理・社会的苦痛、慢性疾患における緩和ケア

佐藤4 慢性期にある対象の看護④

リハビリテーションの理念と概念、リハビリテーション医療の特徴、障害の捉え方、リハビリテーションを必要とする対象の特徴とその看護

原5リハビリテーション期ある対象の看護①

障害のアセスメントと生活の再構築に向けた支援(身体機能障害) 佐藤・原他6リハビリテーション期にある対象の看護②

障害のアセスメントと生活の再構築に向けた支援(コミュニケーション障害)

佐藤・百瀬他7リハビリテーション期にある対象の看護③

障害を持つ対象とその家族への心理・社会的支援 原8リハビリテーション期にある対象の看護④

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護過程を展開するための情報整理

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

9慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開①

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護過程を展開するためのアセスメント

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

10慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開②

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護過程を展開するための関連図の作成

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

11慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開③

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護過程を展開するための全体像の作成

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

12慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開④

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護問題・看護目標・看護の方向性

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

13慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開⑤

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護計画の立案原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

14慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開⑥

慢性期・リハビリテーション期にある対象の看護過程の共有原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

15慢性期・リハビリテーション期にある対象の事例展開⑦

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Page 172: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.試験(70%)、事例学習の内容(30%)から総合的に評価する。2.試験結果の講評をActive Academyに掲示し、フィードバックする。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

黒江ゆり子編 経過別成人看護学(3)慢性期看護 第1版 メヂカルフレンド社 2018年奥宮暁子 金城利雄 石川ふみよ編 ナーシンググラフィカ成人看護学(5)リハビリテーション看護 第3版 メディカ出版 2019年安酸史子 鈴木純恵 吉田澄恵編 ナーシンググラフィカ成人看護学(3)セルフマネジメント メディカ出版 2019年

【8】 参考書

原 三紀子<mikiko.hara★med.toho-u.ac.jp>

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 173: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

高齢者看護学概論

横井郁子

専門領域Ⅱ/高齢者看護学 (授業コード:42010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Geriatric Nursing 必修 講義 1年次・秋 1単位 15時間

担当教員 横井郁子(看護学部・教授)

加齢変化を学びながら、高齢期にある人の暮らしの現状を様々なデータから理解を深めていく。その上で、健康維持、あるいは健康課題に取り組む高齢期にある人々への看護について、さまざまな支援の場の特徴を考慮しながら提案できる能力を養う。生活習慣や物事への価値観の個別性が際立つのも長い生活歴がある高齢者の特徴といえる。人生の最終章をよりよく生きていくために看護師として何ができるのか。高齢者看護の役割、特徴について理解し、一人一人の高齢者に真摯に向き合うことの重要性を学習する。

【1】 授業概要

1.加齢による生活機能の変化について説明できる。2.超高齢社会における保健・医療・福祉対策について説明できる。3.高齢者看護の役割と特徴について具体的に述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.15時間の講義に対して30時間の時間外学習を行う。毎回の講義内容を教科書を用いて復習する。2.授業中に出された課題は次回の授業までに必ず実施する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

高齢者看護の全体(定義、対象の特徴、重要な視点等)をつかむために・高齢社会の現状を整理し、今の高齢者の多様性を知る。・自分が抱いている高齢者のイメージを振り返りながら、看護師としての高齢者と向き合う態度について考える。

横井1 高齢者看護とは

加齢変化の特徴を知り、それらがコミュニケーションや活動に及ぼす影響について学ぶ。

横井2加齢変化とコミュニケーション・活動

加齢変化が社会参加に及ぼす影響について学ぶ。高齢者の自立した生活を支える介護保険制度について学ぶ。

横井3加齢変化と社会参加/介護保険制度

さまざまなケア提供の場とケア提供者について学ぶ。医療と福祉の連携・協働の重要性について学ぶ。

横井4地域包括ケアシステムと多職種連携

生活機能の総合的評価指標の内容を理解し、看護実践における生活機能評価の意義を学ぶ。

横井5 生活機能の総合的評価

高齢者看護を支える理論について学ぶ。 横井6 高齢者看護を支える理論

人生の最終段階における医療の決定プロセスと看護について考える。

横井7 意思決定への支援

看護が直面する高齢者の権利と尊厳を脅かすさまざまな場面を知り、看護師の責務について考える。

横井8悩む看護-高齢者の権利と尊厳-

試験(70%)、授業中の課題(30%)から総合的に評価する。授業中の課題の講評は授業中に行う。試験の講評や解説はActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

北川公子他、系統看護学講座 専門分野II「老年看護学」、医学書院、2018(第9版)。

【7】 教科書

講義中に適宜紹介する。

【8】 参考書

横井郁子 yokoiyk★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 174: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

木曜日 12:15~13:15

【10】 オフィスアワー

授業中の課題の一部はwebでも実施する予定。その際、大学で付与されたアカウント・メールアドレスが必要となる。

【11】 特記事項

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Page 175: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

高齢者看護学Ⅰ

藤野秀美

専門領域Ⅱ/高齢者看護学 (授業コード:42020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Geriatric Nursing Ⅰ 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員 藤野秀美(看護学部・准教授)、黒﨑久仁彦(医学部・教授)

 高齢者に起こりやすい健康問題の理解を深め、それぞれの高齢者に対応した看護が提供できる基礎を養う。加齢変化が健康問題とどのように関連し、さまざまな背景をもつ高齢者に治療方法をどう応用させるかを学び、対象者に必要な看護を考える。

【1】 授業概要

1.高齢者に起こりやすい疾患及び障害とその看護について述べることができる。2.高齢者の薬物療法時の看護について述べることができる。3.生活が脅かされる事態での高齢者の健康状態に配慮した看護について述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理してのぞむ。2.授業後に出題される小テストやレポートに取り組み、学習したことを整理する。3.15時間の講義に対して30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

高齢者における薬 薬物療法と看護 藤野1高齢者に起こりやすい健康問題と看護(1)

加齢に伴う生理的変化と起こりやすい健康問題① 黒﨑2高齢者に起こりやすい健康問題と看護(2)

加齢に伴う生理的変化と起こりやすい健康問題② 黒﨑3高齢者に起こりやすい健康問題と看護(3)

循環器系 呼吸器系 黒﨑4高齢者に起こりやすい健康問題と看護(4)

脳神経系 黒﨑5高齢者に起こりやすい健康問題と看護(5)

生活の営みや意思決定を脅かす健康問題 -認知症- 藤野6高齢者に起こりやすい健康問題(6)

暮らしや健康を脅かす事態での健康問題 -高齢者と災害― 藤野7高齢者に起こりやすい健康問題と看護(7)

高齢者の心理社会的背景とまとめ 藤野8高齢者に起こりやすい健康問題と看護(8)

・課題(授業中の小テストまたはレポート等)(20%)、筆記試験(80%)から総合的に評価する。・小テストまたはレポートは、内容を評価して次回講義で解説し、返却する。・試験に関する講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

・鳥羽研二他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 第5版」 医学書院 2018・北川公子他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学 第9版」 医学書院 2018

【7】 教科書

講義中に適宜紹介します。

【8】 参考書

藤野秀美 morisumi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

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Page 176: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 177: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

高齢者看護学Ⅱ

藤野秀美

専門領域Ⅱ/高齢者看護学 (授業コード:42030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Geriatric Nursing Ⅱ 必修 講義 3年次・春 2単位 30時間

担当教員藤野秀美(看護学部・准教授)、横井郁子(看護学部・教授)、橋本裕(看護学部・講師)小野真由子(看護学部・助教)

加齢による身体機能の変化,急性・慢性疾患など複数の健康問題を抱えて暮らす高齢者から元気に暮らす高齢者まで、年齢を重ねるにつれ健康状態は多様になり、健康状態は生活へ影響を及ぼす。高齢者看護では、多様な生活歴や健康状態をもつ高齢者が望む生活を、看護師としていかに支援するかを考える。生命の危機的状態にある急性期から終末期にある高齢者の健康状態をフィジカルアセスメントにより捉え、急性期には、問題解決型思考、回復期以降は、健康状態が生活機能へどう影響しているかをアセスメントする目標志向型思考で、個別性のある看護過程を実践する基礎能力を養う。

【1】 授業概要

1.高齢者看護における目標志向型思考に基づいた看護過程について説明できる。2.対象者の病期をふまえてアセスメントし、必要な看護を考えられる。3. 高齢者のフィジカルアセスメントの内容や具体的方法を理解して実施できる。4. 加齢変化をふまえて病態をとらえ、生活機能へ及ぼす影響をアセスメントし、高齢者の個別性を生かした看護過程を考えることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1. 次回講義の内容について教科書や参考書等で予習しておく。2. 講義後に事後課題に取り組み、学んだことを復習して疑問点を整理する。3. 30時間の講義に対して60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 178: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

高齢者という生活者を支援することと生活機能の理解と目標志向型思考の意義

藤野1高齢者という生活者を支援するための生活機能の理解と目標志向型思考の意義

高齢者という生活者を支援するための目標志向型思考の実践 藤野2高齢者という生活者を支援するための目標志向型思考の実践

急性期にあり、病院で治療を受ける高齢者のアセスメントと看護を学ぶ

橋本3急性期にあり病院で治療を受ける高齢者のアセスメントと看護①

急性期にあり、病院で治療を受ける高齢者のアセスメントと看護を考える

橋本4急性期にあり病院で治療を受ける高齢者のアセスメントと看護②

対象の望みと症状マネジメント 小野5人生の最期を迎える高齢者のアセスメントと看護①

最期をむかえる場と看取りについて学ぶ 小野6人生の最期を迎える高齢者のアセスメントと看護②

機能障害を持ちながら、さまざまな場で暮らす高齢者のアセスメントと看護

藤野7機能障害を持ちながら暮らす高齢者のアセスメントと看護①

食べることにまつわる身体機能のアセスメントと看護 小野8機能障害を持ちながら暮らす高齢者のアセスメントと看護②

排泄にまつわる身体機能のアセスメントと看護 藤野9機能障害を持ちながら暮らす高齢者のアセスメントと看護③

高齢者の生活を体験する藤野・横井・橋

本・小野10

高齢者の生活を考える(1)/高齢者のフィジカルアセスメント(1)/目標志向型思考の看護過程(1)

高齢者の体験からみえてくること 藤野・横井・橋本・小野

11

高齢者の生活を考える(1)/高齢者のフィジカルアセスメント(1)/目標志向型思考の看護過程(1)

生活を営むための機能のアセスメント-感覚機能・運動機能のアセスメント

藤野・横井・橋本・小野

12

高齢者の生活を考える(2)/高齢者のフィジカルアセスメント(2)/目標志向型思考の看護過程(2)

生活を営むための機能のアセスメント-感覚機能・運動機能のアセスメント

藤野・横井・橋本・小野

13

高齢者の生活を考える(2)/高齢者のフィジカルアセスメント(2)/目標志向型思考の看護過程(2)

認知症がある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する藤野・横井・橋

本・小野14

高齢者の生活を考える(3)/高齢者のフィジカルアセスメント(3)/目標志向型思考の看護過程(3)

認知症がある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する藤野・横井・橋

本・小野15

高齢者の生活を考える(3)/高齢者のフィジカルアセスメント(3)/目標志向型思考の看護過程(3)

高齢者本人と介護者の関係性と介護者への支援・まとめ 藤野16機能障害を持ちながら暮らす高齢者のアセスメントと看護④・まとめ

・課題(授業中の小テストまたはレポート等)(30%)、筆記試験(70%)によって総合的に評価する。・小テストまたはレポートは内容を評価して返却する。・試験に関する講評や解説をActive Academy に掲示する。

【6】 評価方法

・山田律子他(編) 「生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図 第3版」 医学書院 2016

【7】 教科書

・鳥羽研二他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 第5版」 医学書院 2018・北川公子他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学 第9版」 医学書院 2018・小野田千枝子(監) 「実践!フィジカル・アセスメント 改訂第3版」 金原出版 2008・山内豊明 「フィジカルアセスメントガイドブック 第2版」 医学書院 2011

【8】 参考書

藤野秀美 morisumi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

- 178 -

Page 179: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

- 179 -

Page 180: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

小児看護学概論

出野慶子

専門領域Ⅱ/小児看護学 (授業コード:43010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Child Health Nursing 必修 講義 2年次・春 1単位 15時間

担当教員 出野慶子(看護学部・教授)

小児看護の役割と特徴、ならびに子どもと家族を尊重した態度について学ぶ。また、子どもの成長発達の特徴について理解し、心身ともに健全な発育を促すための子どもと家族への援助について学ぶ。

【1】 授業概要

1.小児看護の役割と特徴、子どもの権利について説明できる。2.子どもの成長発達の特徴について説明できる。3.基本的生活習慣の獲得過程と子どもと家族へのかかわり方について説明できる。4.子どもの栄養と食生活について理解を深め、記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に教科書の該当する範囲を読み、不明な点等を整理する。2.15時間の講義に対して30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

小児看護の役割と特徴、子どもの権利 出野1 小児看護の理念と特徴

成長発達の原則および関連する理論 出野2 子どもの成長・発達①

乳児期の成長発達と子どもと家族の生活 出野3 子どもの成長・発達②

幼児期の成長発達と子どもと家族の生活 出野4 子どもの成長・発達③

学童・思春期の成長発達と子どもと家族の生活 出野5 子どもの成長・発達④

子どもの健康状態の把握、身体発育・発達の評価 出野6子どもの身体的アセスメントと発育・発達の評価

各発達段階における栄養・食生活と、食生活に関連する問題 出野7 子どもの栄養と食生活

子どもの発達段階に応じたかかわり方 出野8 まとめ

1.試験(80%)、レスポンスシートの内容(20%)で総合的に評価する。2.試験についての講評をActive Academyで掲示する。3.授業中に提示した課題(レスポンスシートに記入)は授業内に解説する。

【6】 評価方法

・奈良間美保他著「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学概論 小児臨床看護総論 小児看護学①」医学書院・2020年(第14版)

【7】 教科書

・中野綾美編「ナーシング・グラフィカ 小児の発達と看護」メディカ出版・2015年・舟島なをみ「看護のための人間発達学」医学書院・2017年(第5版)

【8】 参考書

出野慶子 ideno★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業開講日の12:30-13:00

【10】 オフィスアワー

- 180 -

Page 181: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

子どもに関心をもち、身近な子どもの言動や親のかかわり方などを観察してみる。

【11】 特記事項

- 181 -

Page 182: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

小児看護学Ⅰ

河上智香

専門領域Ⅱ/小児看護学 (授業コード:43020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Child Health Nursing Ⅰ 必修 演習 2年次・春 1単位 30時間

担当教員河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護学部・助教)、出野慶子(看護学部・教授)

各発達段階の小児の日常生活を理解し、技術演習や保育園演習を通して、小児の健全な成長発達を支援するための援助技術の基本を学びながら養育のあり方を教授する.

【1】 授業概要

1.子どもと家族を取り巻く環境を考慮し、子どもと家族が生き生きと生活できる援助について学び、説明することができる。2.子どもの権利を擁護した援助、子どもを育てる家族への援助について理解を深め述べることができる。3.乳幼児の日常生活に関する基本的な技術を習得できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

統計、世界の動向、法律と政策など 河上1 子どもと家族をめぐる環境

親子関係、乳幼児突然死症候群、虐待など 河上2乳幼児の健康増進と家族への支援

オリエンテーション他 河上3 保育園演習①

発達段階別に見た事故の特徴、事故予防など 髙山4 子どもの事故と救急

子どもの感染症の変遷、感染症予防対策など 河上5 子どもの感染症と予防接種

発達段階別にみたコミュニケーションの違いなど 河上6子どもとのコミュニケーション

子どもの日常生活の援助①河上・出野・天

野・髙山7 技術演習

子どもの日常生活の援助②河上・出野・天

野・髙山8

技術演習レポート課題/自己学習

学校生活、子どもの生活習慣病など 天野9 学校保健

乳幼児の成長・発達、特徴、生活を理解する河上・出野・天

野・髙山10 保育園演習②

乳幼児の成長・発達、特徴、生活を理解する河上・出野・天

野・髙山11 保育園演習③

乳幼児の成長・発達、特徴、生活を理解する河上・出野・天

野・髙山12 保育園演習④

乳幼児の成長・発達、特徴、生活を理解する河上・出野・天

野・髙山13 保育園演習⑤

乳幼児の成長・発達、特徴、生活を理解する河上・出野・天

野・髙山14 保育園演習⑥

乳幼児の成長・発達、特徴、生活を理解する河上・出野・天

野・髙山15 保育園演習⑦

1. 試験(60%)、技術演習レポートの内容(10%)、保育園演習への取り組み・意欲(事前課題を含む)(30%)から総合的に評価する。2. 技術演習中にレポート課題を提示する。レポート内容を評価し、返却する。3. 定期試験や保育園演習の講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 183: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ① 第14版」奈良間美保 他(医学書院 2020年)2.「保育所保育指針」厚生労働省児童家庭局(フレーベル館 2017年)

【7】 教科書

1.「小児看護学 子どもと家族の示す行動への判断とケア第8版」筒井真優美 編(日総研出版 2017年)2.「最新版 はじめての妊娠・出産 安心百科」杉本充弘・木戸道子(主婦と生活社 2014年)3.「子どもの保健 第7版 追補」巷野悟郎 編(診断と治療社 2018年)4.「小児看護 第2版 (パーフェクト臨床実習ガイド)」筒井真優美・飯村直子・江本リナ 他編(照林社 2017年)

【8】 参考書

河上智香 chika.kawakami★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業開講日の12:30-13:00

【10】 オフィスアワー

1.保育園演習のオリエンテーションには全員参加すること。不参加の場合は、保育園演習に参加できない。2.保育園演習のオリエンテーション時には30穴のファイルを持参すること。3.保育園演習は、体調管理を十分に行うこと。

【11】 特記事項

- 183 -

Page 184: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

小児看護学Ⅱ

出野慶子

専門領域Ⅱ/小児看護学 (授業コード:43030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Child Health Nursing Ⅱ 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、西田朋子(大森病院・主任看護師)、森松直美(東京小児療育病院)

健康障害をもつ子どもとその家族の置かれている状況を理解し、子どもと家族がよりよい環境で生活を送るための看護の基本について教授する。

【1】 授業概要

1.入院が子どもと家族に及ぼす影響について説明できる。2.急性期における子どもと家族への看護について説明できる。3.障害をもつ子どもとその家族への看護について説明できる。4.先天的な健康問題を抱えながら生活する子どもと家族への看護について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に教科書の該当する範囲を読み、不明な点等を整理する。2.15時間の講義に対して30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

入院が子どもと家族に及ぼす影響と看護 出野1入院における子どもと家族の看護

検査や処置を受ける子どもの看護 出野2検査・処置を受ける子どもの看護

子どもに起こりやすい症状に対する看護 天野3急性期にある子どもと家族の看護

術前・術後における子どもと家族への看護 河上4手術を受ける子どもと家族の看護

外来通院・在宅療養中の子どもと家族の特徴と看護 出野5外来および在宅療養中の子どもと家族の看護

低出生体重児とその家族への看護 西田6 低出生体重児と家族の看護

先天的な問題とは、子どもと家族の生活状況と看護、キャリーオーバーと看護

河上7先天的な問題をもつ子どもと家族の看護

障害の概念、長期的障害をもつ子どもと家族の状況と看護 森松8障害をもつ子どもと家族の看護

1.試験(80%)、課題レポート(10%)、レスポンスシート(10%)で総合的に評価する。2.試験についての講評をActive Academyで掲示する。3.課題レポートは評価した後に返却し、解説を行う。4.授業中に提示した課題(レスポンスシートに記入)は授業内に解説する。

【6】 評価方法

・奈良間美保他著「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学概論 小児臨床看護総論 小児看護学①」医学書院・2020年(第14版)・奈良間美保他著「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児臨床看護各論 小児看護学②」医学書院・2020年(第14版)

【7】 教科書

・及川郁子編「新版小児看護学叢書 第1巻 健康な子どもの看護」メヂカルフレンド社・2006年・鈴木敦子編「新版小児看護学叢書 第2巻 こころを病む子どもの看護」メヂカルフレンド社・2006年・村田恵子編「新版小児看護学叢書 第3巻 病と共に生きる子どもの看護」メヂカルフレンド社・2006年・森秀子 編「新版小児看護学叢書 第4巻 発達に障害のある子どもの看護」メヂカルフレンド社・2006年・田原幸子編「新版小児看護学叢書 第5巻 予後不良な子どもの看護」メヂカルフレンド社・2006年

【8】 参考書

出野慶子 ideno★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 185: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

授業開講日の12:30-13:00

【10】 オフィスアワー

課題レポートの返却、解説は秋学期定期試験前までに行う。

【11】 特記事項

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Page 186: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

小児看護学演習

河上智香

専門領域Ⅱ/小児看護学 (授業コード:43040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Child Health Nursing Seminar 必修 演習 3年次・春 1単位 30時間

担当教員出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護学部・助教)、竹田佳子(大森病院・主任看護師)、原田香奈(大森病院・看護師)

小児を総合的に捉え、小児と家族のニーズを満たすための看護について理解し、学習過程を通して、主体的に取り組む姿勢、問題解決に必要なアセスメント能力の習得を目指す。

【1】 授業概要

1.健康障害をもつ子どもと家族に対する看護援助について理解し、説明することができる。2.紙上患者の事例を用いてのグループワークを通して、看護問題の解決に必要なアセスメントおよび看護援助について説明できる3.2をプレゼンテーションにて学生間で共有できる。4.他職種との協働・連携の重要性について理解し述べることができる。5.健康障害をもつ子どもの援助に必要な看護技術を習得できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、教科書の該当する部分を自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

1型糖尿病をもつ子どもと家族への援助 出野11型糖尿病をもつ子どもと家族の看護

消化器疾患をもつ子どもと家族への援助 髙山2消化器疾患をもつ子どもと家族の看護

心疾患をもつ子どもと家族への援助 河上3心疾患をもつ子どもと家族の看護

小児がんの子どもと家族への援助 河上4小児がんの子どもと家族の看護

子どもの死、エンドオブライフにある子ども、子どもを看取る家族への援助

河上5エンドオブライフにおける子どもと家族の看護

腎疾患の子どもと家族への援助 竹田6腎疾患をもつ子どもと家族の看護

オリエンテーション、入院した子どもと家族への看護を学ぶ河上・出野・天

野・髙山7 グループワーク①

チャイルドライフスペシャリスト(CLS)と看護との連携 原田8 他職種との協働・連携

呼吸器・アレルギー疾患の子どもと家族への援助 天野9呼吸器・アレルギー疾患をもつ子どもと家族の看護

バイタルサインズの測定、経管栄養、点滴療法河上・出野・天

野・髙山10 技術演習①

バイタルサインズの測定、経管栄養、点滴療法河上・出野・天

野・髙山11 技術演習②

入院した子どもと家族への看護を学ぶ河上・出野・天

野・髙山12 グループワーク②

入院した子どもと家族への看護を学ぶ河上・出野・天

野・髙山13 グループワーク③

入院した子どもと家族への看護を学ぶ河上・出野・天

野・髙山14 グループワーク④

入院した子どもと家族への看護を学ぶ河上・出野・天

野・髙山15 グループワーク⑤

1. 試験(60%)、技術演習のレポート内容(10%)、グループワークへの取り組み・意欲(30%)から総合的に評価する。2. 技術演習時にレポート課題を提示し、レポート内容を評価し、返却する。3. グループワークはルーブリック評価を用いる。4. 定期試験の講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 187: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学①」奈良間美保 他(医学書院 2018年)2.「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学②」奈良間美保 他(医学書院 2018年)

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

河上智香 chika.kawakami★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業開講日の12:30-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 188: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

母性看護学概論

福島富士子

専門領域Ⅱ/母性看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Maternity Nursing 必修 講義 2年次・春 1単位 15時間

担当教員 福島富士子(看護学部・教授)

家族を養育家族から生殖家族への移行過程ととらえ、男女が出会い、子どもを産み育てていく家族周期の各期における看護の対象を理解し、看護の役割について教授する。また、それらに関する各理論、諸制度、基本的社会資源についての知識の習得をめざす。

【1】 授業概要

1.成育期における母性・父性とそれを取り巻く家族・地域について理解できる。2.母性・父性の概念、多様な性の有り様、女性のライフサイクル各期における看護活動の実際を理解できる。3.母性看護学の基盤になる各理論や諸制度、母子保健に関する歴史と現状、将来の展望ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.母性看護学を系統的に学んでもらうための「マトリックス」を渡す。マトリックスの中の「概論」にあたる部分について各自学習を進める。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

家族看護の対象の理解、母性と父性、親になること、リプロダクティブヘルス

福島1 成育期の家族看護学の基盤

女性への看護の変遷、看護の対象としての女性の理解、母性の発達と成熟

福島2女性を取り巻く社会の変遷と現状

母子と女性に関連する統計、母子保健の関連法規 福島3母子保健統計と母子に関する諸制度

ライフサイクルの特徴、思春期における健康問題と看護 福島4女性のライフサイクル各期の看護①

成熟期・更年期の特性、健康問題と看護 福島5女性のライフサイクル各期の看護②

少子化問題、育児不安と育児支援、次世代育成事業 福島6母子保健行政・政策と今後の課題

母性看護と倫理、これからの母子保健 福島7母性看護の課題と今後の展望

地域における産後ケアと子育て、切れ目ない支援とソーシャルキャピタル

福島8子育て世代包括ケアセンターと産後ケア

授業への参加(10%)、授業中のレスポンスシート(20%)、筆記試験(70%)から総合的に評価する。筆記試験は、講評や解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

森恵美 他 「母性看護学概論」 医学書院 2019年第13版

【7】 教科書

1.森恵美 他 「母性看護学各論」 医学書院 2019年第13版2.母子衛生研究会 「母子保健の主なる統計」 (株)母子保健事業団 2020年初版3.福島富士子みついひろみ 「産後ケア なぜ必要か 何ができるか」 岩波ブックレット 2014年第1刷

【8】 参考書

福島富士子 fujiko.fukushima★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

木曜日 9:00-10:00 (第2木曜を除く)

【10】 オフィスアワー

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Page 189: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 190: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

母性看護学Ⅰ

松永佳子

専門領域Ⅱ/母性看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Maternity Nursing Ⅰ 必修 講義 2年次・秋 2単位 30時間

担当教員 松永佳子(看護学部・准教授)、富岡由美(看護学部・准教授)、中田雅彦(医学部・教授)

新たな家族をはぐくむ女性に焦点を当て、各ライフステージにおける健康の維持・増進・健康回復への医学的基礎知識、およびアセスメントについて教授する。妊産婦と家族への看護を提供するために必要な知識の習得をめざす。

【1】 授業概要

1.妊娠期・分娩期・産褥期の身体的変化および心理・社会的特徴を説明できる。2.早期新生児期の胎外生活への適応過程および身体的特徴を説明できる。3.妊娠期・分娩期・産褥期および早期新生児期の健康状態に影響を及ぼす要因を説明できる。4.妊娠期・分娩期・産褥期および早期新生児期における健康からの逸脱について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。2.予習、復習のためのホームワークを課す。3.予習を前提とした小テストを実施する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

妊娠の概念,妊娠に伴う母体および胎児の変化・特徴、妊娠期の心理的・社会的特徴,社会的資源の活用

富岡1 妊娠期の生理

妊婦のアセスメント 富岡2 妊娠期の看護①

胎児のアセスメント 富岡3 妊娠期の看護②

合併症妊娠 中田4 ハイリスク妊娠

妊娠各期の異常(母体および胎児の異常) 中田5 異常妊娠

分娩の概念,分娩の三要素・分娩機転 富岡6 正常な分娩経過

産道の異常,娩出力の異常,胎児および付属物の異常 中田7 異常分娩

分娩が母体および胎児に及ぼす影響,分娩期の心理的・社会的特徴 富岡8 分娩期の看護①

分娩経過 (産婦および胎児)のアセスメント 富岡9 分娩期の看護②

産褥の概念,産褥期の母体の変化 松永10 正常な産褥経過

産褥期の心理的・社会的特徴 松永11 異常産褥

産褥期にみられる異常 松永12 産褥期の看護

早期新生児の胎外生活適応過程および生理的変化 松永13 早期新生児の特徴

早期新生児のアセスメント 松永14 早期新生児のアセスメント

早期新生児期にみられる異常 松永15 早期新生児の異常

小テスト(10%)、筆記試験(90%)から総合的に評価する。講評や解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)を Active Academy に掲示する。

【6】 評価方法

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Page 191: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

森恵美 編「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論」(第13版)医学書院 2016年

【7】 教科書

有森直子 「母性看護学Ⅱ」 医歯薬出版 2015年

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 8:00-9:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 192: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

母性看護学Ⅱ

松永佳子

専門領域Ⅱ/母性看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Maternity Nursing Ⅱ 必修 演習 3年次・春 1単位 30時間

担当教員松永佳子(看護学部・准教授)、富岡由美(看護学部・准教授)、青島恵美子(看護学部・講師)、中田かおり(看護学部・講師)、疋田仁美(看護学部・助教)、伏見枝莉(看護学部・助教)

妊娠・分娩・産褥期の親と、胎児から新生児に至るまでの時期の子どもの看護に焦点をあてる。子どもを産み育む、家族が変化するという体験をしている個人や家族にとって、より良い健康を保持・増進するために必要な看護の習得をめざす。

【1】 授業概要

1.妊娠期・分娩期・産褥期・早期新生児期の特徴を理解し、健康維持・増進のための援助について説明できる。2.妊娠期・分娩期・産褥期・早期新生児期における、健康を逸脱した場合の援助について説明できる。3.妊娠期・産褥期・早期新生児期おける援助技術をモデルに対して実施できる。4.家族が自らの役割の変化に適応し、その力を最大限発揮するための援助について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.60時間の講義・演習に対して、30時間の時間外学習を行う。2.妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期に関連した【基礎知識:各100項目程度】を初回講義の際に提示する。提示した内容を事前学習し、講義に臨むこと。3.予習を前提とした小テストを実施する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

妊娠中の健康支援 松永1科目ガイダンス、妊娠期の看護①

ハイリスク妊婦および 正常を逸脱した妊婦への援助 松永2 妊娠期の看護②

分娩期の看護援助 松永3 分娩期の看護①

正常を逸脱した産婦への援助 松永4 分娩期の看護②

産褥経過のアセスメントと健康維持・増進のための援助,母子関係および母親役割獲得への支援

松永5 産褥期の看護①

正常を逸脱した褥婦への援助 松永6 産褥期の看護②

早期新生児のアセスメントと健康維持・増進のための援助 松永7 早期新生児の看護①

早期新生児の異常と看護援助 松永8 早期新生児の看護②

ウエルネスの看護診断とは,妊娠期・分娩期のアセスメント 中田9 看護過程の展開

産褥期の女性に対する看護過程の展開①中田、松永、疋

田、伏見10 看護過程の展開①

産褥期の女性に対する看護過程の展開②中田、松永、疋

田、伏見11 看護過程の展開②

産褥期の女性に対する看護過程の展開③中田、松永、疋

田、伏見12 看護過程の展開③

産褥期の女性に対する看護過程の展開④ 中田13 看護過程の展開④

妊娠期・産褥期に行う援助技術松永・富岡・青島・疋田・伏見

14 妊娠期・産褥期の技術演習

早期新生児期に行う援助技術松永・富岡・青島・疋田・伏見

15 新生児期の技術演習

筆記試験(70%)、小テスト(10%)、看護過程(10%)、演習(10%)から総合的に評価する。講評や解説、設問の意図、実習に向けてさらに学習が必要な内容等をActive Academyに掲示する。看護過程・演習前後の課題については、7月の実習オリエンテーションの際にコメントと共に返却する。

【6】 評価方法

- 192 -

Page 193: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

森恵美 編「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論」医学書院 2016年(第13版)

【7】 教科書

立岡弓子編著「新訂版周産期ケアマニュアル」サイオ出版 2014(第2版)前原澄子編集「新看護観察のキーポイントシリーズ 母性Ⅱ」中央法規 2012(第2版)その他、講義中に紹介する。

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 8:00-9:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 193 -

Page 194: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

精神看護学概論

伊藤桂子

専門領域Ⅱ/精神看護学 (授業コード:45010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Mental Health Nursing 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員 伊藤桂子(看護学部・教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)

精神障害の概念、特性、社会における現状と問題を理解し、歴史的背景をふまえて、自らの障害に対する見方・考え方を見つめ直し、障害者観を深められるように教授する。さらに、こころの健康発達やノーマライゼーションを推進する支援について考察する。

【1】 授業概要

1.精神看護学の目的と機能について説明できる。2.こころの構造と機能が説明でき、こころの健康概念を述べられる。3.精神看護における人権擁護と倫理について事例を通して考察できる。4.精神保健・医療・福祉のこれまでのあゆみを理解して、精神保健医療福祉における現状と課題を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各講義内容にそって自分の考えを整理して、授業に臨む。2.毎回の講義で配付する資料および提示する文献を熟読する。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

精神看護学の対象、現代社会とメンタルヘルス、障害の概念と考え方

伊藤1 精神看護学の目的と機能

こころの健康及びメンタルヘルス不調、メンタルウエルネス 伊藤2こころの健康とメンタルウエルネス

精神力動論と防衛機制、こころの発達理論、発達課題と危機 後藤3ライフサイクルにおけるメンタルヘルス

精神科における対人関係理論、セルフケア理論 伊藤4精神科看護に活用する看護理論

西洋の精神医療の歴史、日本における精神医療の変遷 後藤5精神医療の歴史と看護の変遷

精神保健福祉法と基本的な考え方 宮城6精神保健および精神障害者福祉に関する法律①

障害者の地域生活を支える制度 宮城7精神保健および精神障害者福祉に関する法律②

偏見、差別、スティグマ 伊藤8精神障害者における人権と倫理

試験(60%)、レポート課題(20%)授業へのリアクションペーパー(20%)から総合的に評価する。講評や解説はActive Academyに掲示する。レポートは評価して、3年次の実習開始時に返却する。

【6】 評価方法

1.吉松和哉、小泉典章、川野雅資編著「精神看護学Ⅰ 精神保健学」ヌーヴェルヒロカワ・2015年(第6版)2.川野雅資編著「精神看護学Ⅱ 精神臨床看護学」ヌーヴェルヒロカワ・2015年(第6版)

【7】 教科書

森千鶴 監著「改訂版 これからの精神看護学」PILAR PLESS・2016年厚生労働統計協会「国民衛生の動向 2019/2020」

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

- 194 -

Page 195: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 196: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

精神看護学Ⅰ

伊藤桂子

専門領域Ⅱ/精神看護学 (授業コード:45020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Mental Health Nursing 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員伊藤桂子(看護学部・教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)、松本敦子(看護学部・非常勤講師)、山城久典(看護学部・非常勤講師)

家庭、学校、職場などの生活環境から精神保健をとらえ、さまざまなメンタルヘルス上の問題について理解を深められるように教授する。また、個人や家族、地域社会との関わりを視野に入れた精神保健医療福祉の支援について考察する。

【1】 授業概要

1.精神看護の対象を生物学的・心理学的・社会的視点から述べられる。2.精神保健医療福祉の現状と課題を理解し、精神保健の考え方に基づいた援助方法の実際について説明できる。3.援助関係における治療的コミュニケーションの意義を学び、演習を通して自己洞察を深めることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各講義内容にそって自分の考えを整理して、授業に臨む。2.毎回の講義で配布する資料および提示する文献を熟読する。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

精神疾患をもつ対象のアセスメント 伊藤1 精神機能の障害と症状

危機理論とリスクマネジメント、危機の諸相 山城2危機状況におけるこころの働き

職場の精神保健の現状とメンタルヘルス 松本3産業保健における危機介入の実践

災害後の精神保健活動、被災者・被害者に対する心理的ケア、支援者のメンタルヘルス

後藤4災害時地域精神保健医療活動

ストレス関連障害・心的外傷体験 後藤5成人期における危機介入の実践

児童期・思春期の精神保健 伊藤6児童期・思春期における危機介入の実践

精神障害者家族のアセスメントと援助 宮城7精神障害者の家族に対する支援

精神疾患をもつ対象のコミュニケーションの特徴と治療的コミュニケーション技術

宮城8患者―看護師関係と治療的コミュニケーション

試験(60%)、レポート課題(20%)、授業へのリアクションペーパー(20%)から総合的に評価する。講評や解説はActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

1.吉松和哉、小泉典章、川野雅資編著「精神看護学Ⅰ 精神保健学」ヌーヴェルヒロカワ・2015年(第6版)2.川野雅資編著「精神看護学Ⅱ 精神臨床看護学」ヌーヴェルヒロカワ・2015年(第6版)

【7】 教科書

1.森千鶴 監著「改訂版 これからの精神看護学」PILAR PLESS・2016年2.精神保健医療福祉白書編集委員会編「精神保健医療福祉白書2018/2019」中央法規・2018年

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

- 196 -

Page 197: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

- 197 -

Page 198: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

精神看護学Ⅱ

伊藤桂子

専門領域Ⅱ/精神看護学 (授業コード:45030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Practical Psychiatric Nursing 必修 講義 3年次・春 2単位 30時間

担当教員伊藤桂子(看護学部・教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)、梅澤志乃(大森病院・看護師)

精神障害の病態・生理的特徴を学び、精神的な健康に障害をもつ対象を包括的に理解できるように教授する。さらに精神障害のある対象の支援に必要な基本的な看護技術および問題解決の介入から地域社会生活への適応に向けての看護実践の方法について考察する。

【1】 授業概要

1.精神看護の対象者の病態生理を説明できる。2.精神医療で用いられる主な治療について説明できる。3.精神看護の対象と、その人を取り巻く人への看護・支援を具体的に説明できる。4.事例演習において、個人ワークやグループ内ディスカッションを通して、アセスメント能力を養い、対象に応じた看護実践方法を立案することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.精神看護学関連の今日的なトピックスや各授業項目に対して関心を寄せ、理解を深める。2.各講義内容にそって自分の考えを整理して、授業に臨む。3.毎回の講義で配布する資料および提示する文献を熟読する。4.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

精神疾患の分類と診断、精神科における各種療法と看護 伊藤1 精神疾患の治療と看護

統合失調症 伊藤2精神疾患の理解とその看護①

気分(感情)障害 伊藤3精神疾患の理解とその看護②

神経症性障害 伊藤4精神疾患の理解とその看護③

リスクマネジメント、司法精神看護 後藤5 入院生活環境と患者の権利

看護過程の展開① 伊藤・宮城・後藤6 精神看護学の技術と技法

嗜癖問題(アルコール依存症ほか) 伊藤7精神疾患の理解とその看護④

その他の精神疾患 伊藤8精神疾患の理解とその看護⑤

看護過程の展開② 伊藤・宮城・後藤9 精神看護学の技術と技法

精神科リハビリテーションと退院支援 宮城10地域移行のための精神医療福祉

社会復帰・社会参加のための支援と資源の活用 宮城11地域定着のための精神医療福祉

リエゾン精神看護の機能と役割、実践活動 梅澤12 リエゾン精神看護

看護過程の展開③ 伊藤・宮城・後藤13 精神看護学の技術と技法

看護過程の展開④ 伊藤・宮城・後藤14 精神看護学の技術と技法

看護過程の展開⑤ 伊藤・宮城・後藤15 精神看護学の技術と技法

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Page 199: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

試験(60%)レポート課題(20%)、授業へのリアクションペーパー(20%)から総合的に評価する。講評や解説はActive Academyに掲示する。レポートについては評価をつけて返却する。

【6】 評価方法

1.吉松和哉、小泉典章、川野雅資編著「精神看護学Ⅰ 精神保健学」ヌーヴェルヒロカワ・2015年(第6版)2.川野雅資編著「精神看護学Ⅱ 精神臨床看護学」ヌーヴェルヒロカワ・2015年(第6版)

【7】 教科書

1.森千鶴 監著「改訂版 これからの精神看護学」PILAR PLESS・2016年2.日本精神神経学会 監修「DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル」医学書院・2014年3.野村総一郎 著「標準精神医学 第6版」医学書院・2015年4.川野雅資 編著「改訂版 エビデンスに基づく精神科看護ケア関連図」中央法規・2020年

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 199 -

Page 200: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

成人看護学実習

山内英樹

専門領域Ⅱ/臨地実習 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Adult Health Nursing Practice 必修 実習 3年生・秋 4単位 180時間

担当教員原三紀子(看護学部・教授)、山内英樹(看護学部・講師)、佐藤由紀子(看護学部・講師)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)

 成人期にある対象を受け持ち、急性疾患や慢性疾患によってもたらされる対象の様々な健康問題を解決するために必要な看護援助を実践できる能力を養う。また、対象を全人的に捉えながら、看護過程の展開を通して、対象者の健康の回復、QOLの維持・向上を目指す看護の専門性について考え、自らの看護観を深める。

【1】 授業概要

1. 成人期にある対象を全人的に捉え、説明することができる。2. 対象の抱える看護上の問題を明確にし、看護過程を展開し、記述することができる。3. 看護介入を通して患者-看護師関係を発展させることができる。4. 手術室・集中治療室の環境や構造、看護師の主な役割について理解し、記述することができる。5. 学内演習において基本的な看護技術を安全・安楽に実施し、記述することができる。6. 医療チームの一員として責任ある行動をとり、主体的に学ぶことができる。7. 実習を通して学んだことを具体的・論理的に記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

成人看護学概論・成人看護学Ⅰ・成人看護学Ⅱで既習した内容を復習しておくこと。また、実習病棟に特徴的な疾患とそのケアについて学習しておくこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院1 実習場所

4週間(手術室・特定集中治療室の見学実習を含む)2 実習期間

1) 技術演習:成人看護学実習で行う基本的な看護技術を安全・安楽に実施し、振り返りを行う。2) 見学実習: (1)手術室:手術療法や手術を受ける対象への看護実践について見学する。 (2)特定集中治療室:集中治療を受ける対象への看護実践や療養環境について見学する。3) 病棟実習:急性疾患や慢性疾患の急性増悪などの対象を受持ち、看護過程の展開を行う。  具体的なスケジュールは、実習病棟毎に提示する。

原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

3 実習内容

1.実習目標に沿った評価表に基づいて評価する。2.実習目標評価表の視点に基づき、実習記録にコメントを記載して返却する。

【6】 評価方法

実習期間中に適宜紹介する。

【7】 教科書

実習期間中に適宜紹介する。

【8】 参考書

山内 英樹<hideki.yamauchi★med.toho-u.ac.jp>

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

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Page 201: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.詳細については、実習要項を参照すること。2.本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

- 201 -

Page 202: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

高齢者看護学実習(新)

藤野秀美

専門領域Ⅱ/臨地実習 (授業コード:46020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Geriatric Nursing Practice 必修 実習 3年次・秋 3単位 135時間

担当教員横井郁子(看護学部・教授)、藤野秀美(看護学部・准教授)、橋本裕(看護学部・講師)、小野真由子(看護学部・助教)

 身体の加齢変化、複数の疾患を持つなど多様な健康状態にあり、家族や社会での役割が変化し、高齢者施設、自宅などさまざまな場で暮らす高齢者の看護について実践をとおして学ぶ。対象者に対し看護師として触れ、聴き、観ることで健康問題や生活上の障害、高齢者本人や家族が持つ力を生活機能の視点からアセスメントし、「目標志向型思考」で、対象者の望む生活を見据え、自律性を尊重する看護実践へとつなげる力を養う。そして、高齢者支援における保健・医療・福祉との連携の重要性を理解し、多職種との関係性の中で高齢者看護の役割を考える機会とする。

【1】 授業概要

1. フィジカルアセスメントの実践やコミュニケーションを工夫しながら高齢者とかかわり、望む生活を推測し、暮らしていくための生活機能や生活環境について分析できる。2. 生活機能や生活環境の分析をふまえ、目標志向型思考で活動・休息・食事・排泄・身じたく・コミュニケーションなどの生活行動への援助ができる。3. 他職種との協働の中で、看護の役割を考えることができる。4. 高齢者と家族を支える社会資源について調べ、その活用について述べられる。5. 看護師を目指す者としての自覚をもち、自らの行動に責任をもって主体的に学ぶことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

 高齢者看護学概論、高齢者看護学ⅠおよびⅡを復習しておく。特に、高齢者看護学Ⅱで学んだ目標志向型思考の看護過程、フィジカルアセスメントについては、実践できるよう十分に復習して臨む。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

介護老人福祉施設 わかたけ鶴見, 特別養護老人ホーム 馬込シニアステーション田園調布, シニアステーション東嶺町, シニアステーション糀谷老人いこいの家下丸子高齢者在宅サービスセンター, たまがわ高齢者在宅サービスセンター, 矢口高齢者在宅サービスセンターTOHOいえラボ

1 実習場所

3週間2 実習期間

・介護老人福祉施設実習:施設という場で暮らす高齢者を受け持ち、看護を実践する。・療養環境デザイン実習:仮想住人が、病を持ちながらも自宅での暮らしを可能にするための支援をデザインする。・シニアステーション・老人いこいの家実習:自立している高齢者とすごし、施設の方に質問をしながら、高齢者が持つ力、日々の暮らしを実感し、高齢者がその施設を利用する意義を考察する。・認知症デイサービス実習:デイサービスにおける認知症ケアを実感し、認知症ケアにおけるデイサービスの意義を考察する。

横井 藤野 橋本小野

3 実習内容

実習での実践,態度(60%)、実習記録(40%)によって総合的に評価する。講評をActive Academyへ掲示する。

【6】 評価方法

山田律子他(編) 「生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図 第3版」 医学書院 2016

【7】 教科書

・鳥羽研二他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 第5版」 医学書院 2018・北川公子他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学 第9版」 医学書院 2018・小野田千枝子(監) 「実践!フィジカル・アセスメント 改訂第3版」 金原出版 2008・山内豊明 「フィジカルアセスメントガイドブック 第2版」 医学書院 2011

【8】 参考書

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Page 203: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

藤野秀美 morisumi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 204: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

小児看護学実習

出野慶子

専門領域Ⅱ/臨地実習 (授業コード:46030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Child Health Nursing Practice 必修 実習 3年次・秋 2単位 90時間

担当教員出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護学部・助教)

健康障害をもつ小児に接する体験を通して小児を理解し、小児看護を実践するための基礎的な能力の習得を目指す。

【1】 授業概要

1.子どもを理解し、信頼関係を築くことができる。2.子どもの成長発達の状況を述べることができる。3.健康障害や入院が子どもに及ぼす影響を理解し、情報を系統的に収集し、科学的根拠に基づいてアセスメントできる。4.援助を要することを見出し、基礎的な技術を用いて適切な援助ができる。5.子どもの健康障害や入院が家族に及ぼす影響を理解し、家族への援助について述べることができる。6.感染や事故を防止し、子どもの安全を考慮した援助ができる。7.子どもと家族の人格を尊重し、倫理的に配慮した援助ができる。8.カンファレンスに能動的に参加し、子どもと家族の援助に活かすことができる。9.他領域の専門家と協力する重要性について述べることができる。10.自己の看護実践をふり返り、課題を記述することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

講義・演習で配布した資料を見直しておく。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院2号館4階西病棟(小児病棟)1 実習施設

2週間2 実習期間

・健康障害をもつ子どもを受け持ち、実習を行う。・実習中にケースカンファレンスを行い、受け持ち患児以外の疾患や治療、成長・発達について具体的に学ぶ機会とする。また、援助について討議しグループで共有する。・実習最終日には、臨地実習指導者などの参加を得てカンファレンスを行い、各々の学生の学びを共有する。・実習終了後、自己の看護実践をふり返ってレポートを作成し、実習記録とともに提出する。

出野・河上・天野・髙山

3 実習方法

1.実習内容(実習記録・実習態度)(90%)、レポート(10%)を総合的に評価する。2.実習内容(実習記録・実習態度)については、実習時間内に適宜フィードバックする。3.レポートは評価して返却する。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

・筒井真優美監修「小児看護 (パーフェクト臨床実習ガイド) 」照林社・2017年・浅野みどり他編「発達段階からみた小児看護過程+病態関連図」医学書院・2017年(第3版)

【8】 参考書

出野慶子 ideno★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

実習期間中の16:30‐17:00

【10】 オフィスアワー

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Page 205: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.詳細については小児看護学実習要項を参照する。2.本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 206: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

精神看護学実習

伊藤桂子

専門領域Ⅱ/臨地実習 (授業コード:46050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Mental Health Nursing Practice 必修 実習 3年次・秋 2単位 90時間

担当教員 伊藤桂子(看護学部・教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)

 精神障害をもって生きる人々との関わりを通して、「精神を病む」ということと「精神を病む者」に対する理解を深める。精神保健医療福祉機関の利用者に対する援助を行うための基礎的看護技術を修得し、対象者とのかかわりを通して自己洞察を行い、自己を振り返る機会とする。

【1】 授業概要

1.援助対象者と援助的(治療的)関係を構築および終結することができる。2.援助対象者に影響を与える者としての自己を洞察することができる。3.援助対象者に即した看護過程の展開に沿って個別性のある看護を実践するための基礎的看護技術を習得できる。4.治療の場としての病棟の構造および機能を説明できる。5.精神科看護の連続性と一貫性に視点を定め、援助対象者を取り巻く地域精神保健福祉について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.「疾病と治療Ⅳ」、「精神看護学概論」、「精神看護学Ⅰ」、「精神看護学Ⅱ」など関連する既習科目の内容を復習して臨む。2.提示したテーマに沿って事前課題、事後課題のレポートを作成する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院精神神経科病棟・イルボスコ、東邦大学医療センター佐倉病院メンタルヘルスセンター、都立広尾病院、済生会横浜市東部病院、紫雲会横浜病院、他9施設

1 実習場所

2週間2 実習期間

1)精神疾患の症状の増悪などによって、入院治療が必要となった患者を受け持ち、実習を行う。2)カンファレンスを通して精神障害をもって生きる人々を包括的に理解し、生活上の課題や援助方法について学ぶ。3)プロセスレコード(再構成)を用いて患者へのかかわりを振り返り、自己の思考と感情のプロセスを考察する。4)地域活動支援センター、就労支援施設、精神科デイケアのプログラムに参加し、地域における精神保健福祉の実際を学ぶ。5)実習まとめ会で各自の学びを統合することで、「精神障害をもって生きる人々」に対する理解を深める。

伊藤・宮城・後藤3 実習内容

実習内容(実習目的に対する取り組み)(50%)看護職としての専門的態度(20%)、実習記録(20%)、レポート課題(10%)から総合的に評価する。評価は個別面接によってフィードバックする。

【6】 評価方法

「精神看護学Ⅱ」で使用した教科書を活用する。

【7】 教科書

宮本真巳「感性を磨く技法Ⅰ 看護場面の再構成」日本看護協会出版会・1995年融道男 他 監訳「ICD-10 精神および行動の障害」医学書院・1993年酒井隆 他 編「こころの治療薬ハンドブック第12版」星和書店・2019年森千鶴 監著「改訂版 これからの精神看護学」PILAR PLESS・2016年日本精神神経学会 監修「DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル」医学書院・2014年野村総一郎 著「標準精神医学 第6版」医学書院・2015年川野雅資 編著「改訂版 エビデンスに基づく精神科看護ケア関連図」中央法規・2020年

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 207: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 208: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

母性看護学実習

中田かおり

専門領域Ⅱ/臨地実習 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Maternity Nursing Practice 必修 実習 3年次・秋 2単位 90時間

担当教員松永佳子(看護学部・准教授)、富岡由美(看護学部・准教授)、青島恵美子(看護学部・講師)、中田かおり(看護学部・講師)、疋田仁美(看護学部・助教)、伏見枝莉(看護学部・助教)

子どもの誕生に関わる家族への援助について学ぶ。妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期における母子への看護及び新たに子どもを迎える家族への看護を展開する。本来、対象がもつ生理的な能力が最大限に発揮されるようなケアを、対象の意向を尊重しながら提供する。さらに、退院後の生活を踏まえた支援を提供することをめざす。

【1】 授業概要

1. 妊娠・分娩・産褥各期における女性の生理的・心理社会的な変化を理解した上で、必要な看護を実践できる。2. 早期新生児期にある対象の生理的変化を理解し、必要な看護を実践できる。3. NICUに収容された児に対する高度医療の実際を概観し、児の特徴と看護の概要を理解し、説明できる。4. 分娩・産褥各期の対象と家族との関係を理解し、家族の発達に向けた看護を実践できる。5. 産褥早期の母子に関心を持ち、母子相互作用を高めるための看護を実践できる。6. 実習を通して自己の母性観や父性観について説明できる。7. 生命の尊重やプライバシーの保護、守秘義務など倫理上の理解を深め、命や権利を保護する看護者の姿勢について述べることができる。8. 妊娠・分娩・産褥各期および退院後の支援の場や看護の連携を学び、周産期における看護の役割や社会資源の活用について考えを述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

妊娠・分娩・産褥・新生児各期の生理的変化と看護について復習しておくこと。母性看護学実習で必須となる技術については、「ナーシングスキル」、各種DVDでの学習及び適宜実習室を使用し、各自復習しておくこと。実習初日に知識の確認と技術テストを実施するので、しっかり準備すること。妊娠期:レオポルド触診法、子宮底・腹囲測定、胎児心拍陣痛モニターの装着など産褥期:復古状態の観察、授乳の援助など新生児期:バイタルサインの計測、全身の観察、沐浴など

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院 2号館8階西病棟(産褥・新生児、分娩室他) 2号館8階東病棟(NICU)、産婦人科外来東京品川病院、荏原病院、東京リバーサイド病院、北村医院、前村医院、瀬尾医院

1 実習施設

・褥婦および新生児を対象に看護過程を展開する。・産婦人科外来での妊婦健康診査の一部実施、NICUの見学実習、母親学級、育児学級等の見学を行う。 詳細は母性看護学実習の実習要項を参照すること。

松永・富岡・青島・中田・疋田・伏見

2 実習内容

実習記録(60%)、技術到達度(30%)、実習への取り組み・意欲(10%)について総合的に評価する。最終日に評価面接を行い、フィードバックする。(実習評価表を参照)

【6】 評価方法

森恵美編「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論」医学書院・2016(第13版)

【7】 教科書

立岡弓子編著「周産期ケアマニュアル」サイオ出版・2014(第2版)前原澄子編集「新看護観察のキーポイントシリーズ 母性Ⅱ」中央法規・2012(第2版)堀内成子編集「パーフェクト臨床実習ガイド母性看護」照林社・2017(第2版)太田操編著「ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過程」医師薬出版株式会社・2017(第3版)平澤美恵子・村上睦子監修「写真でわかる母性看護技術アドバンス」インターメディカ・2017その他、実習中に適宜紹介する。

【8】 参考書

中田かおり kaori.nakada★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 209: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週月曜日 12:30-13:00(実習日を除く)

【10】 オフィスアワー

実習記録は毎朝提出し、その都度、担当教員から指導を受けること。実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 210: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

がん看護学実習

村上好恵

専門領域Ⅱ/臨地実習 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Oncology Nursing Practice 必修 実習 3年次・秋 2単位 90時間

担当教員 村上好恵(看護学部・教授)、櫻庭奈美(看護学部・講師)、稲垣朱美(看護学部・助教)

先進的な技術を伴い、高度化、複雑化しているがん医療や、がんとともに生きる人とその家族の多様性に着目し、がんを発症した人が治療を受けながら生活をおくることができるような看護支援について理解を深める。

【1】 授業概要

1.がんを発症した人が受けている集学的治療について説明できる。2.がんと共に生きる人とその家族に対する看護実践方法について検討し、看護計画を立案し実施できる。3.がんを発症した人とその家族が、治療を受けながらその人らしく生きることができる看護支援についてチーム医療や地域連携の視点を含めて説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

がん看護学Ⅰ、がん看護学Ⅱを復習する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院病棟 消化器内科病棟・婦人科泌尿器科病棟・造血器腫瘍科病棟

1 実習場所

2週間2 実習期間

1)がん治療を受けながら生活している患者を受け持ち、実習を行う。2)実習中にケースカンファレンスを行い、がん患者および家族への看護について系統的視点で理解する。3)受け持ち患者の状況にあわせて、院内および院外でのリソース(緩和ケアチーム、チーム医療、地域連携、在宅医療など)のあり方を学習する。4)実習中・後にカンファレンスを実施し、各自の学びを統合することで、がん看護の特徴と可能性を検討する。

村上、櫻庭、稲垣3 実習内容

1.実習内容(実践、態度、実習記録)(95%)、レポート(5%)から総合的に評価する。2.実習記録は翌日にコメントする。3.レポートを含む実習記録は、コメントを記載して成績確定後に返却する。

【6】 評価方法

特に指定はない。

【7】 教科書

実習中、随時紹介する。

【8】 参考書

村上好恵 ymura★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

1.実習内容の詳細は、実習要項を参照すること。2.本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 211: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

がん看護学Ⅰ

村上好恵

専門領域Ⅱ/がん看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Oncology Nursing Ⅰ 必修 講義 2年次・秋 1単位 15時間

担当教員 村上好恵(看護学部・教授)、中村和美(大森病院・看護師/緩和ケア認定看護師)

年々増加するがん罹患者に対するがん医療は、先進的な技術を伴い、高度化、複雑化している。また、がん医療の主体であるがんとともに生きる人とその家族の状況も多様化している。こうした社会状況をふまえ、診断告知時から終末期まで一貫した看護を提供するために必要な専門的ながん看護の基本的知識を学ぶ。

【1】 授業概要

1.わが国で罹患者数の多いがんに対する国の政策を理解し、行われている集学的治療とそれによって生じる苦痛症状について説明できる。2.がんの治療をうけながらがんと共に生きる人とその家族を支えるアプローチと支援のあり方について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.指定された予習プリントを学習し、講義中のディスカッションの準備を行う。2.講義内容と配付資料をもとに復習を行う。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

わが国のがんの動向、がん発生のメカニズム、がん医療に対する政策の動向を理解する

村上1 がん疫学

・手術療法、薬物療法、放射線療法などの治療が集学的に行われる実際を学び、必要な看護を理解する・診断告知から治療に関する意思決定や終末期の療養場所に関する意思決定などの様々な場面における患者や家族とのコミュニケーションのあり方を理解する

村上2集学的治療とコミュニケーション

治療やがんの進展に伴う症状体験を学び、症状マネジメントの方略を理解する

村上3 症状マネジメント

薬物療法について学び、治療を受ける患者への看護について事例検討を通して理解する

村上4 薬物療法と看護①

薬物療法について学び、治療を受ける患者への看護について事例検討を通して理解する

村上5 薬物療法と看護②

放射線療法について学び、治療を受ける患者への看護について理解する

村上6 放射線治療と看護

終末期の病態や終末期医療を学び、終末期の症状コントロールと患者と家族の意思決定を支える看護について理解する

中村7 終末期ケア

がん患者および家族のおかれた状況に関連する倫理的課題について理解し、検討できる視点を養う

村上8 倫理的課題

1.授業への取り組み・意欲(10%)、各回の講義に対するショートコメント(5%)、試験(85%)から総合的に評価する。2.各回の講義に対するショートコメントに対して、次回講義時にフィードバックする。3.定期試験の採点終了後、講評および解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

特に指定しない

【7】 教科書

1.適宜紹介する2.村上好恵監修・指導:DVD教材 がん看護 第1巻~5巻、ビデオ・パック・ニッポン

【8】 参考書

村上好恵 ymura★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 212: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

1.がん医療に関する新聞記事やニュースに目を通して臨むこと。2.毎回講義後のコメントペーパーへ講義の学びを記載することを課す。

【11】 特記事項

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Page 213: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

がん看護学Ⅱ

村上好恵

専門領域Ⅱ/がん看護学 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Oncology NursingⅡ 必修 演習 3年次・春 1単位 30時間

担当教員村上好恵(看護学部・教授)、櫻庭奈美(看護学部・講師)、稲垣朱美(看護学部・助教)、鈴木央(鈴木内科医院・院長)、松本幸則(大森病院・ソーシャルワーカー)、久保田玲子(大森病院・歯科衛生士)、節原光江(大森病院・がん看護専門看護師)、小野澤圭子(大森病院・救急看護認定看護師)

年々増加するがんに対する最新の治療方法を理解し、がんと診断された人とその家族が治療をうけながらその人らしく生きることができる看護支援方法、QOLを高めるための方略、倫理的課題についての取り組み方といったがん看護の基本的知識を深め、具体的な実践方法を学ぶ。

【1】 授業概要

1.現在のがん医療の臨床現場における課題を理解し、求められるがん看護の専門的知識とその活用方法について説明できる。2.がん看護における看護技術の特徴を理解し、説明できる。3.がん看護における倫理的課題について説明できる。4.チーム医療のあり方を学び、一員として看護者の役割について説明できる。5.がん発症者をとりまく現在の課題について、世代横断的の視点で理解し、看護の役割を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.指定された予習プリントを学習し、講義中のディスカッションの準備をする。2.講義内容と配付資料をもとに復習を行う。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 214: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

・がん医療とがん看護の最新の動向を理解する・小児がんから高齢者までの発達課題の時期に特有のとりまく課題(小児から成人への移行時期、若年がん患者、治療による生殖機能障害と妊孕性温存への課題、就労に関する課題、高齢者の老老介護や独居問題、高齢精神科疾患患者とがん、など)と求められる看護の役割について探求する

村上1がん医療とがん看護の専門性

肝細胞がんによる治療を受けながら生活する患者への看護について、事例検討を通して理解する

稲垣、村上、櫻庭2 集学的治療と生活①

肝細胞がんによる治療を受けながら生活する患者への看護について、事例検討を通して理解する

稲垣、村上、櫻庭3 集学的治療と生活②

治療を受けながら生活を送るがん患者の症状緩和や痛みのコントロールを促進するための看護ケアについて事例を通して理解する

櫻庭、村上、稲垣4 集学的治療と生活③

治療を受けながら生活を送るがん患者の症状緩和や痛みのコントロールを促進するための看護ケアについて事例を通して理解する

櫻庭、村上、稲垣5 集学的治療と生活④

婦人科腫瘍の治療と看護について学ぶ 稲垣6 集学的治療と生活④

・患者および家族の社会的苦痛に対するソーシャルワーカーの機能と役割を学ぶ・ソーシャルワーカーと看護師の協働について探求する

松本7患者および家族の社会的苦痛に対するケア

・がん患者のエンド・オブ・ライフケアについて理解する・尊厳のある死を迎えるための看取りのプロセスと看護師の役割について理解する

櫻庭8 緩和ケア①

・在宅緩和医療を実践している医師より講義を受け、在宅医療の実際を学ぶ・在宅と施設間のケアを継続するための看護師の役割を探求する

鈴木9 緩和ケア②

骨転移のメカニズムを学び、必要な看護について理解する 櫻庭10 緩和ケア③

造血器腫瘍の患者への治療と看護について学ぶ 村上11 集学的治療と生活⑤

・薬物療法を受けている患者の口腔機能障害に着目し、歯科衛生士の役割と機能を学ぶ・歯科衛生士と看護師の協働について探求する

久保田12 集学的治療と生活⑥

がんの治療期、回復期、緩和期、終末期でのリハビリテーションの意義を理解し、看護の役割を探求する

節原13がんリハビリテーションと看護①

がん治療を受ける中で、リハビリテーションの必要性を体験し、自らがんリハビリテーション活動を推進している当事者から講義を受け、看護の役割を探求する

村上14がんリハビリテーションと看護②

・オンコロジー・エマージェンシーについて理解する・治療を受けながら生活を送るがん患者に起こりうるオンコロジー・エマージェンシーに対する看護の役割について探求する

小野澤15オンコロジー・エマージェンシー

1.授業への取り組み・意欲(10%)、各回の講義に対するショートコメント(5%)、試験(85%)から総合的に評価する。2.各回の講義に対するショートコメントについては、次回講義時にフィードバックする。3.定期試験の採点終了後、講評および解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

特に指定しない。

【7】 教科書

1.適宜紹介する2.村上好恵監修・指導:DVD教材 がん看護 第1巻~5巻、ビデオ・パック・ニッポン

【8】 参考書

村上好恵 ymura★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

1.がん医療に関する新聞記事やニュースに目を通して臨むこと。2.毎回講義後のコメントペーパーへ講義の学びを記載することを課す。

【11】 特記事項

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Page 215: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

在宅看護方法論

藤原和美

統合領域/在宅看護学 (授業コード:51020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Method of Home Health Nursing 必修 講義 3年次・春 2単位 30時間

担当教員 藤原和美(看護学部・教授)、倉田慶子(看護学部・助教)、森野正倫重(看護学部・助教)

療養生活での安全・安心なケアを提供する基礎的能力を養う。看護過程の展開では、ICFをもとに情報を多角的に分析し、療養者のQOLを高める在宅看護について考察する。

【1】 授業概要

1.在宅看護の特徴と療養者の多様なニーズを記述できる。2.療養生活の中で安全・安心なケアを提供する看護について説明できる。3.看護過程を展開し療養者のQOLを高める看護について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.テキストの該当ページを自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

ICFを理解し情報を整理 藤原・倉田・森野1在宅看護における看護の展開 1 (情報の整理)

整理した情報のアセスメント 藤原・倉田・森野2在宅看護における看護の展開 2 (アセスメント)

在宅における移動と肢位の保持の重要性、移動能力に関わる身体機能のアセスメント、肢位の保持と移動の実際、家族への支援、多職種との連携

倉田3日常生活を支える看護技術(肢位の保持と移動)

生活リハビリテーションの基本、障害や状態に応じた生活リハビリテーション

藤原4 生活リハビリテーション

在宅療養における食生活の特徴、食に関するアセスメント、援助の技術、在宅経管栄養法、輸液管理

藤原5日常生活を支える看護技術(食生活)

清潔の特徴、清潔ケアと更衣のアセスメント、在宅での清潔ケアの技術と援助、褥瘡管理

森野6日常生活を支える看護技術(清潔と更衣)

アセスメントをもとに関連図を作成し課題を抽出 藤原・倉田・森野7在宅看護における看護の展開 3 (課題の抽出)

課題から看護目標を設定 藤原・倉田・森野8在宅看護における看護の展開 4 (看護目標)

呼吸ケアの特徴、呼吸に関するアセスメント、在宅酸素療法(HOT)と看護、在宅人工呼吸療法

倉田9日常生活を支える看護技術(呼吸)

持続陽圧呼吸療法とNPPV装着体験演習 藤原・倉田・森野10 演習:在宅人工呼吸療法

在宅における薬物療法の意義と目的、薬物療法のアセスメント、援助の実際、療養者・家族への支援、多職種との連携

藤原11療養を支える医療ケア(薬物療法)

在宅療養の場における排泄の基本、排泄のアセスメント、排泄援助の技術、排尿ケア、ストーマ管理

藤原12 日常生活を支える看護技術(排泄)

睡眠の特徴、睡眠のアセスメント、在宅での睡眠援助の技術、 藤原13日常生活を支える看護技術(睡眠)

エンドオブライフケアの基本、症状マネジメント、医療・介護チームの連携、家族へのケア、エンドオブライフケアの支援事例

藤原14 エンド オブ ライフケア

看護過程についてグループディスカッションを行い、グループ目標を発表

藤原・倉田・森野15在宅における看護過程の展開5(発表1)

看護過程のポイントについてグループ間で共有 藤原・倉田・森野16在宅における看護過程の展開 6(発表2)

課題への取り組み(10%)、提出レポート(20%)、筆記試験(70%)から総合的に評価する。試験の講評および解説(設問の意図、復習が必要な内容等)については、試験後、Active Academyに掲示します。

【6】 評価方法

- 215 -

Page 216: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

「在宅療養を支える技術」(メディカ出版 2018)「在宅看護過程 + 総合的機能関連図」(医学書院 2018)

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

藤原和美 kazumi.fujiwara★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 216 -

Page 217: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

在宅看護学概論

藤原和美

統合領域/在宅看護学 (授業コード:51030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Home Health Nursing 必修 講義 3年次・春 2単位 30時間

担当教員藤原和美(看護学部・教授)、倉田慶子(看護学部・助教)、森野正倫重(看護学部・助教)、山本由香(大森病院・看護師)

在宅療養の場の特徴や対象者の多様性をふまえ、疾病や障害を持つ人々とその家族が地域で安心して生活できるための看護支援の基礎について学ぶ。社会情勢の変化や対象者のニーズに対応した在宅看護のあり方を考察する。

【1】 授業概要

1.在宅看護の対象、場の特徴、機能、役割について記述できる。2.在宅看護手法の一つである訪問看護活動およびステーションの管理・運営を記述できる。3.在宅療養生活の基盤となる保健医療福祉施策について記述できる。4.在宅における対象に応じた看護について説明できる。5.療養の場の移行期の支援について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前にテキストの該当ページを自己学習し、不明な点や疑問点を整理する。2.事前の予習は今まで学習してきた全科目の復習を含む。3.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

在宅看護の背景、在宅看護の基盤、地域療養を支える在宅看護の役割・機能

藤原1 在宅看護の概念

在宅看護の対象者、在宅の場における家族のとらえ方、在宅療養者の家族への看護

倉田2 在宅療養者と家族の支援

アドボカシー、エンパワメント、自己効力感、ストレングス、プライマリーヘルスケア、ヘルスプロモーション

藤原3在宅看護を展開するための基本理念

制度の概要としくみ 森野4 介護保険制度1

医療医機関における退院支援の実際 山本5 退院支援

訪問看護の特徴、在宅ケアを支える訪問看護ステーション、訪問看護サービスの展開

森野6 在宅療養を支える訪問看護

介護予防サービス・介護サービス 藤原7 介護保険制度2

地域包括ケアシステム、療養の場の移行に伴う看護、地域包括ケアシステムにおける多職種、多機関連携

森野8地域包括システムにおける在宅看護

看護が担うケースマネジメント/ケアマネジメント、介護保険制度におけるケアマネジメントの実際

藤原9在宅看護におけるケースマネジメント/ケアマネジメント

難病の理解、難病患者を支える在宅ケアシステム、難病療養者・家族への看護、難病療養者・家族への支援事例

倉田10在宅難病療養者と家族への看護

重症心身障害児者の理解、重症心身障害児者を支える在宅ケアシステム、重度心身障害児者を持つ家族への理解と家族支援、重度心身障害児を持つ家族への支援事例

倉田11在宅重症心身障害児者と家族への看護

障害者に関連する法律、難病法、子どもの在宅療養を支える制度と社会資源

倉田12 地域療養を支える制度

認知症の理解、認知症の療養者を支える在宅ケアシステム、認知症の療養者・家族への看護、認知症の療養者・家族への支援事例

藤原13 在宅看護と認知症ケア

特定行為と看護の役割 藤原14在宅における特定行為と看護の役割

在宅看護における危機管理、日常生活における安全管理 森野15在宅看護におけるリスクマネジメント 1

災害時の看護とまとめ 藤原16在宅看護におけるリスクマネジメント 2

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Page 218: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

課題への取り組み(20%)、筆記試験(80%)から総合的に評価する。試験の講評および解説(設問の意図、復習が必要な内容等)については、試験後、Active Academyに掲載する。

【6】 評価方法

「地域療養を支えるケア」(メディカ出版 2019 第6版)

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

藤原和美 kazumi.fujiwara★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 218 -

Page 219: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

国際看護学

夏原和美

統合領域/国際看護学 (授業コード:52050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

International Health and Nursing 必修 講義 2年次・秋 2単位 30時間

担当教員 夏原和美(看護学部・教授)

文化を考えたケアを行うのに必要な「固定概念にとらわれない幅広く柔軟な考え方」を身につけるために、国際的な視野を広げる内容である。

【1】 授業概要

1.世界の人びとの健康課題とその背景にある諸要因について分析できる。2.保健医療分野の国際協力活動の目的と方法について具体的に説明することができる。3.看護を行ううえでの文化的配慮の必要性を理由とともに説明することができる。4.自分とは異なる文化的背景を持つ対象者へのケアについて関心が高まる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業開始時に配付する授業計画に記載された事前事後学習を行う。詳細については初回講義で説明する。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

なぜ国際保健・看護について学ぶのか 夏原1 オリエンテーション

なぜ看護職は文化を意識しなければならないのか、文化を考慮した看護実践を行うにはどうしたらよいか

夏原2 文化とケア

世界の人びとは何が原因で死んでいるのか、国や地域による特徴はあるか

夏原3 世界の人びとの健康課題

なぜ国や地域による健康状態に格差が生じるのか、その背景にあるのは何か

夏原4世界の人びとの健康に関わる諸要因

PHCの実践者として看護職に求められる能力とはなんだろうか 夏原5プライマリヘルスケアの概念

Sustainable Development Goalsにおける看護職(わたし)の役割は何か

夏原6Sustainable DevelopmentGoals

Health for allを実現するために、国際社会はどのように協力すべきか

夏原7 国際協力の枠組み

災害、紛争時に援助に入った看護職ができることは何か 夏原8国際協力活動・国際医療活動

日本語を母国語としない人をはじめとした異文化の人が日本で保健医療を受けるときに、看護職はどのようにふるまうべきか

夏原9日本国内における国際保健・看護

グローバル化した世界は医療や看護にどのような影響を与えるか 夏原10 世界の看護師

世界において、日本において、女性性・男性性はどのような意味をもつか

夏原11性を世界から見てみる(ジェンダーギャップ)

性的多様性に対して看護職はどのようにふるまうべきか 夏原12性を世界から見てみる(性的マイノリティ)

HIV/AIDSの流行を終息させるために看護職ができることは何か 夏原13 HIV/AIDS 1

健康行動を変える(HIV/AIDSの予防行動がとれる)ためのコツは何か

夏原14 HIV/AIDS 2

この授業で私は何を学び、何を学ばなかったか 夏原15 成長報告書作成・振り返り

毎回の課題(成長報告書含む)40%、テスト60%から総合的に評価する。解説(平均点、設問の意図、復習が必要な内容等)をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

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Page 220: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

Where there is no doctor. (http://hesperian.org/books-and-resources/resources-in-japanese/#)

【8】 参考書

夏原和美(kazumi.natsuhara★med.toho-u.ac.jp)

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 10:00-12:30

【10】 オフィスアワー

1.夏期休暇の頃から、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・インターネット等の国際ニュースの中で、特に人間の健康に影響を与える出来事に注意を払いA4ポケットファイルに情報を収集しておくこと。その際、日付・情報源(出典)とそれに対する自分の考えを必ず記入しておくこと。2.事前および事後の学習課題は共有し、学生同士のピア評価を行うこともある。それを前提に作成すること。課題をこなすのに時間がかかって困る場合は、早目に相談に来ること。

【11】 特記事項

- 220 -

Page 221: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護学概論

岸恵美子

統合領域/公衆衛生看護学 (授業コード:52510)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to PublicHealth and Nursing 必修 講義 2年次・秋 2単位 30時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)、深石純子(青山学院中等部)、加倉井さおり(㈱ウェルネスライフサポート研究所)

地域で生活している人々の成長発達レベル、健康レベルは様々であり、公衆衛生看護の目的は地域の中で様々な健康・保健ニーズを持った人々が、その人らしく地域で生活を送れるよう支援することである。講義では公衆衛生看護の概念、公衆衛生看護活動、様々な地域・保健活動、地域災害看護・保健について教授する。

【1】 授業概要

1.公衆衛生看護の概念、理念、目的、歴史、展開方法を説明できる。2.様々な公衆衛生看護活動とそれに関わる法規、関連機関や職種について具体的に説明できる。3.地域における災害看護・災害保健について概要を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義ごとに該当分野の予習復習をする。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

講義ガイダンス公衆衛生看護の理念、目的

岸1 公衆衛生看護とは

公衆衛生看護の概念、歴史 岸2 公衆衛生看護活動の基本

公衆衛生看護活動の場、対象 岸3 公衆衛生看護活動の基本

地域・公衆衛生看護活動の方法 岸4 公衆衛生看護活動の基本

母子保健 坂本5 公衆衛生看護活動の展開

成人保健 望月6 公衆衛生看護活動の展開

高齢者保健 岸7 公衆衛生看護活動の展開

感染症に対する公衆衛生看護活動 渡辺8 公衆衛生看護活動の展開

災害時における公衆衛生看護活動 岸9 公衆衛生看護活動の展開

精神保健 岸10 公衆衛生看護活動の展開

産業における公衆衛生看護活動の実際 望月11様々な場での公衆衛生看護活動

行政における公衆衛生看護活動の実際 岸12様々な場での公衆衛生看護活動

開業保健師の活動の実際 加倉井13様々な場での公衆衛生看護活動

学校における公衆衛生看護活動の実際 深石14様々な場での公衆衛生看護活動

講義のまとめを行う 岸15 まとめ

授業への参加態度(20%)、筆記試験(80%)により総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

- 221 -

Page 222: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.荒賀直子、後閑容子「第5版 公衆衛生看護学.jp」(インターメディカル)、第5版2.「国民衛生の動向」2020/2021(厚生統計協会)

【7】 教科書

講義時間中に紹介する。

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 222 -

Page 223: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護学Ⅰ

岸恵美子

統合領域/公衆衛生看護学 (授業コード:52520)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Public Health NursingⅠ 選択 講義 3年次・秋 2単位 30時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

地域社会に生活する人々に対して、健康課題に応じた保健制度と公衆衛生看護の実際、個人・集団・地域に対する看護の方法を学習する。

【1】 授業概要

1.公衆衛生看護活動で用いる理論、公衆衛生活動の基本となる支援方法を具体的に述べることができる。2.母子、成人、高齢、障害、精神、感染症、難病を対象とした保健制度と保健活動を具体的に述べることができる。3.地域の特徴や多様な対象の健康状態に合わせたアプローチの必要性と方法について根拠をもとに説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義ごとに、該当分野の予習・復習が必要である。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習が必要である。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

公衆衛生看護活動で用いる理論とモデル 岸1 公衆衛生看護活動の基本

母子保健の制度と保健活動1 坂本2 母子保健活動

学校保健の制度と保健活動 渡辺3 学校保健活動

母子保健の生徒と保健活動2 坂本4 母子保健活動

健康診断(歯科含)の知識・技術 望月5 健康診断(歯科含む)

成人保健の制度と保健活動 望月6 成人保健活動

家庭訪問の目的、対象と方法の理解 坂本7 家庭訪問

感染症の制度と保健活動 渡辺8 感染症保健活動

地域診断の目的、方法、健康課題の抽出 岸9 地域診断

精神保健の制度と保健活動 岸10 精神保健

グループ支援、組織化の知識・技術 望月11 グループ支援、組織化

障害や難病を持つ人々への保健活動 岸12 障害・難病保健活動

高齢者保健の制度と保健活動 岸13 高齢者保健

健康教育の目的、対象・場による方法 望月14 健康教育

産業保健の制度や保健活動 望月15 産業保健

授業への参加態度(10%)、筆記試験(90%)により総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 224: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

・荒賀直子、後閑容子「第5版 公衆衛生看護学.jp」(インターメディカル)、第5版・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)購入済

【7】 教科書

講義中に紹介する。

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

- 224 -

Page 225: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護学Ⅱ

望月由紀子

統合領域/公衆衛生看護学 (授業コード:52530)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Public Health and NursingⅡ 選択 講義 3年次・秋 2単位 30時間

担当教員岸恵美子(教授)、望月由紀子(准教授)、坂本美佐子(助教)、渡辺昌子(助教)、深石純子(青山学院中等部)、加倉井さおり(株ウェルネスライフサポート研究所)

公衆衛生看護における基礎的な技術である家庭訪問、健康診断・相談、地域診断に関する知識・技術を習得する。公衆衛生看護活動の多様な場で行われる学校保健や産業保健の特定集団への支援方法を学習する。

【1】 授業概要

1.健康診査や家庭訪問などで行われる母子や成人に対する個別相談の方法が説明できる。2.地域で生活する療養者や個人・家族の状態を根拠となるデータを示しながら具体的に説明できる。3.高齢・精神・感染症等の地域における多様な対象を支援する方法について根拠をもとに説明できる。4.行政保健、学校保健、産業保健等の様々な場で行われる公衆衛生看護活動の実際を具体的に述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.実践的な内容が中心となりますので、授業後に該当分野の復習を行う。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

学校保健活動の実際 深石1 学校保健

乳幼児を対象にした健康診断の実際 望月2 健康診断

家庭訪問/保健指導の事例展開(母子) 坂本3 家庭訪問/保健指導

家庭訪問/保健指導の事例展開(母子) 坂本4 家庭訪問/保健指導

健康相談の実際 望月5 健康相談

健康相談の事例展開(成人) 渡辺6 健康相談

感染症への保健活動の実際 岸7 感染症保健活動

精神保健活動の実際 岸8 精神保健活動

地域診断の実際 岸9 地域診断

高齢者保健活動の実際 岸10 高齢者保健活動

地域診断の実際 岸11 地域診断

産業保健活動の実際 望月12 産業保健

地域診断の実際 岸13 地域診断

健康教育の実際 加倉井14 健康教育

地域診断の実際 岸15 地域診断

授業への取組み・意欲、グループワークへの参加態度(70%)、提出レポート(30%)を基準とし、総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説(設問の意図、復習が必要な内容等)は、講義中やActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 226: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.荒賀直子、後閑容子「第5版 公衆衛生看護学.jp」(インターメディカル)、第5版2.「国民衛生の動向」(厚生統計協会)購入済

【7】 教科書

講義中に紹介する。

【8】 参考書

望月由紀子 yukiko.mochizuki★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 227: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護管理学

草柳かほる

統合領域/看護の統合と実践 (授業コード:53010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Nursing Administration 必修 講義 4年次・秋 2単位 30時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)、田村清美(大森病院・看護部長)、久保孝(大森病院・看護師長)、森田典子(大森病院・看護師長)、荒木弥生(大森病院・看護師長補佐)

 質の高い看護サービスを提供するために必要な看護管理の基本を学び、看護を円滑に実践するための基本的なマネジメント能力の習得をめざすとともに医療安全に関する知識や技術を学ぶ。また、看護専門職としてのキャリア開発について知ることにより看護職の可能性について考察する。

【1】 授業概要

1.看護管理の概念とその必要性について説明できる。2.看護管理に不可欠な人的、物的調整に関わる諸理論について説明できる。3.看護管理に関連の深い医療制度について説明できる。4.医療過誤発生のメカニズムと予防策について説明できる。5.質の高い医療に必要なコミュニケーションのあり方について説明できる。6.看護職のキャリア開発について述べることができ、キャリアビジョンを描くことができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1 本科目は、4年間の学習(特に実習体験)を踏まえて学習を進める。主体的・積極的に参加すること。2 授業に関するテーマについての課題が複数回あり。事前・事後課題は決められた期日に必ず提出すること。3 30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

看護管理とは/看護職と組織行動論① 個人と組織 草柳・小林1 看護管理(1)

医療事故から考える医療安全と看護 草柳・小林・安岡2 医療安全管理(1)

看護職と組織行動論② グループダイナミクス/リーダーシップ 草柳・小林・寺本3 看護管理(2)

人的管理・労務管理 草柳・小林・寺本4 看護職として働く

わが国における医療制度と病院経営/医療提供システムと診療報酬 草柳・小林5わが国におけるヘルスケアシステム

看護提供システム/看護の質保証とその評価 草柳・小林6看護の質保証と看護サービス

医療における協働とは/チーム医療とインタープロフェッショナルワーク(IPW)

草柳・小林7 医療における協働

看護管理者が行う看護管理① 看護部長田村・草柳・小

林・寺本8 看護管理の実際(1)

看護管理者が行う看護管理② 病棟師長久保・草柳・小

林・寺本9 看護管理の実際(2)

チームステップス① なぜTeam STEPPSなのか森田・草柳・菊池・安岡・小林・

寺本10 医療安全管理(2)

チームステップス② Team STEPPSの取り組みと実際(職場風土と安全文化の醸成)

森田・草柳・菊池・安岡・小林・

寺本11 医療安全管理(3)

病院における感染管理の実際荒木・草柳・小

林・安岡12 医療安全管理(4)

キャリアとは/看護職のキャリア形成 草柳・小林・菊池13看護職のキャリアとキャリア開発(1)

看護職の継続教育とキャリア開発支援 草柳・小林・寺本14看護職のキャリアとキャリア開発(2)

看護職者としての自分のキャリアを考える 草柳・小林・寺本15看護職としてのキャリア展望

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Page 228: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

試験(50%)、課題レポート(3、4回)(40%)、グループへの貢献度・出席状況(10%)から総合的に評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

上泉和子著「看護の統合と実践[1]看護管理第10版(系統看護学講座統合分野)」医学書院・2018

【7】 教科書

川村治子著「看護の統合と実践[2]医療安全 第4版(系統看護学講座 統合分野)」医学書院・2018川島みどり著「増補版 チーム医療と看護 専門性と主体性への問い」看護の科学社・2016草柳かほる他著「迷ったら必見!ナースキャリア 事例でわかる看護職の働き方ガイド」東京医学社・2017

【8】 参考書

草柳かほる kahoru.kusayanagi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週水曜日 12:20~13:10

【10】 オフィスアワー

1.ディスカッション(他、グループワーク、プレゼンテーションなど)を行う。2. 医療事故当事者家族や実際の看護管理者の講義を予定。貴重な話なのでできるだけ参加すること。

【11】 特記事項

- 228 -

Page 229: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護管理学

菊池真由美

統合領域/看護の統合と実践Ⅰ (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Nursing Management 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 菊池真由美(看護学部・教授)

質の高い看護サービスを提供するために看護サービスを提供するために必要な看護管理の基本を学び、看護を円滑に実践するための基本的なマネジメント能力の習得をめざします。また、看護専門職としてのキャリア開発について考えます。

【1】 授業概要

1.看護管理およびより質の高い看護サービスを提供するための基本知識を説明できる。2.看護管理に不可欠な人的、物的調整に関わる諸理論を理解できる。3.自身の看護専門職としてのキャリア開発について考察できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.3年次の実習で得た知識や経験を活かして学習を進めます。適宜、事前課題を課します。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行ってください。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

オリエンテーション看護管理とは何か。看護組織論の基礎

-1看護管理と看護組織論の基礎

多様な看護提供システムリーダーシップ論と看護サービス管理

-2看護提供システムとリーダーシップ

我が国の医療の特徴、診療報酬制度、医療法 -3我が国の医療制度とその課題

ケアの質管理(効果性、効率性、倫理性)職場環境の質管理(労働安全衛生)人的資源管理(健康管理、人材育成)

-4 看護の質保証

多様な看護職のキャリア キャリア開発の考え方 自己のキャリアの展望

-5 キャリア開発

病院における看護管理の実際 看護必要度 -6 看護管理の実際

科目試験と解説 まとめ -7看護管理で活用される知識の総括

グループワーク等への積極的参加(10%)、課題の提出状況(10%)、試験(80%)から総合的に評価します。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

1.吉田千文他編・「看護管理 第4版 (ナーシング・グラフィカ―看護の統合と実践(1))」・メディカ出版・20172.パトリシア・ベナー著、井部俊子訳・「ベナー看護論-初心者から達人へ」・医学書院・2005

【8】 参考書

菊池麻由美

【9】 科目責任者連絡先

毎回の授業終了から30分間。その他の日時を希望する場合は、メールでアポイントメントを取ってください。

【10】 オフィスアワー

試験終了後、試験内容の解説をします。

【11】 特記事項

- 229 -

Page 230: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護倫理学

伊藤桂子

統合領域/看護の統合と実践Ⅰ (授業コード:53020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Nursing Ethics 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 伊藤桂子(看護学部・教授)、村上好恵(看護学部・教授)

人間の生命と人権の尊重に深くかかわる看護職に必要な国際的な職業倫理規定について教授する。看護職に求められる看護倫理、生命倫理、研究倫理の基本的概念を理解し、看護の現場における倫理的な問題やジレンマに直面した時に、倫理的判断と行動がとれるよう倫理的意思決定と判断力を養う。

【1】 授業概要

1.看護を行う上で看護者に必要な規範について説明できる。2.医療の場における倫理的問題を論理的に説明できる。3.倫理的問題の分析と倫理的意思決定の方法について説明できる。4.現在の医療・看護の場において看護職が遭遇する倫理的問題・ジレンマについて、自らの意見が述べられる。5.倫理的視点から看護職として適切な判断・行動を行えるための基礎的能力を習得する。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各講義にそって自分の考えを整理して、授業に臨む。2.毎回の講義で配布する資料および提示する文献を熟読する。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

医療倫理、看護倫理の定義・原則と歴史的推移 伊藤1看護における倫理の基本的な考え方

専門職として看護師が求められる倫理と生命倫理 伊藤2 看護実践における法と倫理

意思決定に伴う倫理的問題 村上3看護の場における倫理的問題・ジレンマ

看護実践における倫理的問題の特徴とアプローチ法・事例分析 伊藤4 倫理的問題へのアプローチ

看護研究の実施に伴う研究倫理と倫理的配慮 伊藤5 看護研究の倫理

生命シンポジウムでの講演を通して生命倫理について理解を深める 伊藤6 生命倫理①

生命シンポジウムでの講演を通して生命倫理について理解を深める 伊藤7 生命倫理②

生命シンポジウムでのグループ討議を通して生命倫理について理解を深める

伊藤8 生命倫理③

試験(60%)、グループワークの課題(40%)から総合的に評価する。講評や解説はActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

宮坂道夫、石原逸子、吉田みつ子他著「看護倫理 第2版」医学書院・2018年

【7】 教科書

授業内で参考書・文献を紹介する。

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

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Page 231: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

7月4日(土)に開催される東邦大学生命倫理シンポジウムに出席すること。*開催場所など詳細は、別途連絡する。

【11】 特記事項

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Page 232: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

健康政策論

石橋智昭

統合領域/看護の統合と実践Ⅰ (授業コード:53030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Health Policy 選択 講義 4年次・秋 1単位 15時間

担当教員 石橋智昭(公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団・研究部長)

本講義では、政策形成のプロセスを解説した上で、近年導入された「健康増進法」や「介護保険法」を事例に取り上げ、計画から評価までのサイクルを具体的に理解できるよう解説する。また、自治体における先進的な取り組みから、地域資源の活用方法や事業者評価を展開する上での課題を講義する。

【1】 授業概要

政策プログラムの事例を通じて、健康政策が「問題の特定」→「政策の選択」→「政策の実施」→「政策評価」といった継続的で反復的なサイクルで成立していることを説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回の講義の内容を復習し、次回の講義に備えておく。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

公共政策の構成要素と政策決定のモデル理論 石橋1 公共政策と決定プロセス

ニーズの特定から政策の立案 石橋2 政策の課題設定

国から市町村への伝達過程 石橋3 政策の実施

評価の方法論(プロセス・アウトカム指標) 石橋4 政策の評価Ⅰ

サービスの質の評価の実際 石橋5 政策の評価Ⅱ

医療・介護専門職の資格と業務 石橋6 関連専門職

講義のまとめ 石橋7 まとめ

主体的な授業への参加度(60%)、試験レポート(40%)から総合的に評価する。レポート内容をA、B、Cの3段階で評価し、返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

宮川公男「政策科学入門」東洋経済新報社・2002年上畑欽之丞(監訳)「根拠に基づく健康政策のすすめ方」医学書院・2003年国民衛生の動向」厚生統計協会・2018年

【8】 参考書

石橋智昭 toho1484★gmail.com

【9】 科目責任者連絡先

授業終了後に質問を受け付けます。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 233: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

感染制御学

小林寅喆

統合領域/看護の統合と実践 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Infection control and prevention 必修 演習 2年次・秋 1単位 30時間

担当教員 小林寅喆(看護学部・教授)、勝瀬明子(看護学部・准教授)、金坂伊須萌(看護学部・助教)

 2年次の春学期科目である「感染と防御」での学習内容を基盤に、講義および実際の微生物を用いた実験を通して、主要な感染症起炎菌について理解し、感染症迅速診断、適切な手指衛生、消毒薬の特性を実験的に検証する。さらに、感染対策における重要な抗菌薬耐性菌(AMR)の種類と耐性の機序についての検証を行い、さまざまな看護の場における感染対策の根拠を提示できる基礎的能力を習得する。

【1】 授業概要

1.感染症患者検体から原因微生物の検索について理解し述べることができる。2.感染症診断に適した検体とその取扱いについて説明できる。3.臨床における感染症診断の意義を理解し、感染対策との関連を説明できる。4.医療現場で緊急的な処置が必要とされる感染症について述べることができる。5.ヒト常在菌の分布と役割を説明できる。6.医療関連感染の代表的な原因微生物を述べることができる。7.抗菌薬および抗菌薬感受性と感染症治療の関係を説明できる。8.さまざまな看護の場における主要な抗菌薬耐性菌(AMR)の耐性機序と性質を理解し、その対策について説明できる。9.さまざまな看護の場における目的に応じた手指衛生法の選択と、その根拠を説明できる。10.各種消毒薬の微生物学的効果と限界を説明できる。11.さまざまな看護の場における主要な病原体の特性と効果的な感染対策を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.2年生春学期 感染と防御の復習をすること。2.演習を主体に科目を進める。3.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

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Page 234: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

診断の概要細菌学的診断・起炎菌と常在菌・検体採取と取扱い・塗抹と鏡見、グラム染色の原理・培養と同定(起炎菌の微生物学的特性)

勝瀬1感染症の診断と感染対策①(講義)

免疫学的診断・Point-of-care testing(POCT)による感染症診断遺伝子学的診断と疫学解析・核酸増幅法・Pulsed-field gel electrophoresis(PFGE)検査と報告・緊急報告

勝瀬2感染症の診断と感染対策②(講義)

各自常在菌の検索感染症検体のグラム染色と診断

小林・勝瀬・金坂3常在菌の分布と感染症との関わり(演習)

起炎菌の生物学的性質 小林・勝瀬・金坂4感染症診断の実際①(演習)

Point-of-care testing(POCT)による迅速診断法 小林・勝瀬・金坂5感染症診断の実際②(演習)

抗菌薬、抗菌薬感受性抗菌薬感受性の読み方

勝瀬6 抗菌薬と感受性(講義)

抗菌薬感受性と感染症治療の関係 小林・勝瀬・金坂7抗菌薬感受性の実際(演習)

感染対策に重要な抗菌薬耐性菌抗菌薬耐性の機序抗菌薬適正使用

勝瀬8抗菌薬耐性菌(AMR) と感染制御(講義)

感受性試験による抗菌薬耐性菌の判定 小林・勝瀬・金坂9抗菌薬耐性菌(AMR) の特性と感染制御①(演習)

耐性菌による抗菌薬への影響抗菌薬耐性菌の耐性機序

小林・勝瀬・金坂10抗菌薬耐性菌(AMR)の特性と感染制御②(演習)

肺炎、尿路感染症の原因となる微生物とその特徴 小林11主な感染症と起炎菌①(講義)

血流感染症の原因となる微生物とその特徴 小林12主な感染症と起炎菌②(講義)

各種消毒薬の微生物学的効果と検証 小林・勝瀬・金坂13手指衛生・消毒薬①(演習)

各種消毒薬の微生物学的効果についての考察と討議 小林・勝瀬・金坂14手指衛生・消毒薬②(演習)

主要病原体の特性と、医療機関、介護施設、在宅などのさまざまな看護の場における感染対策

小林15領域別感染症の特性と感染対策(講義)

試験結果(40%)、出席および態度(20%)、レポート(40%)から総合的に評価する。定期試験の採点終了後、1時間程度で試験内容および演習レポートを含む全体の理解度を解説する。各自で演習レポートの控えを確認し、演習の理解度と評価を確認する。

【6】 評価方法

小林寅喆「はじめよう 看護の感染と防御」ヴァンメディカル・2016年(第2版)

【7】 教科書

藤本秀士「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」南山堂・2010年小林寅喆「読めばわかる!耐性菌のお話し」ヴァンメディカル・2012年その他の参考書は授業中に紹介する。

【8】 参考書

小林寅喆 kobatora★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

各授業当日の18:00まで。

【10】 オフィスアワー

演習の都合により、授業計画の順序および時間は変更となることがある。変更内容は事前に連絡する。

【11】 特記事項

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Page 235: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

死生表象論

小林 薫

統合領域/看護の統合と実践 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Representations of Life and Death 選択 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 小林薫(看護学部・准教授)、平田松吾(看護学部・非常勤講師)

死を医学的説明だけで納得することは難しい。哲学・宗教・文学・映像などの文化表現は死をさまざまに表象し、死に対して人間が抱く恐怖や疑問に答えようとしてきた。この講義は、医学的・法的な死の定義に収まりきらないさまざまな死生観を理解し、そのことを通じて、将来医療現場で直面するであろう患者・医療従事者双方にとっての「死の難しさ」に対処できるための基礎的な知の力を身につけることを目標とする。授業では、死を表象するテクストを取り上げるとともに、世界の主要宗教における「死」の捉え方について学ぶ。

【1】 授業概要

1.医学的・法的な死の定義に収まりきらないさまざまな死生観のあり方について学習し、それぞれの特徴や違いを説明できる。2. 世界の主要宗教における「死」の様々な捉え方について、比較、分類することができる。3.死をめぐる言説、表象の多様性について学習し、自分の言葉で説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業の内容をしっかりと復習すること。2.指定された参考文献を努めて読むこと。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

「死」は直接体験することができない。だから「死」には「ことば」を通じて接近することしかできない。「死」と「ことば」の関係を考える。

平田1 「死」を考える準備

『ソクラテスの弁明』の概要。その歴史背景とソクラテスの活動。 平田2『ソクラテスの弁明』を読む (1)

「死」についての三つの考え方。 平田3『ソクラテスの弁明』を読む (2)

古代ギリシア・ローマの「死生観」を表象する絵画、映画、文学作品、神話などを取り上げ、検討する。

小林4古今東西の死生観について(1)古代ギリシア・ローマ

一神教のユダヤ教、キリスト教、イスラームの「死生観」を表象する絵画、映画、文学作品、神話などを取り上げ、検討する。

小林5古今東西の死生観について(2)一神教

仏教の「死生観」を表象する絵画、映画、文学作品、神話などを取り上げ、検討する。

小林6古今東西の死生観について(3)仏教

神道や祖霊崇拝について、その「死生観」を表象する絵画、映画、文学作品、神話などを取り上げ、検討する。

小林7古今東西の死生観について(4)神道・祖霊崇拝

講義を通じて提示された様々な死生観について振り返り、その「表象」のあり方について検討する。

小林8死生観を「表象」するとはどういうことか

・レポート(70%)、授業への取り組み(30%)により評価する。・レポート内容をA、B、Cの3段階で評価し、返却する。

【6】 評価方法

1.納富信留訳『ソクラテスの弁明』光文社古典新訳文庫(2012年)2.その他プリントの形で配布する。

【7】 教科書

山折哲雄『わたしが死について語るなら』ポプラ新書ほか(講義時に参考文献表を配布する)

【8】 参考書

小林薫 kaoru.kobayashi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 236: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

月曜日 13:00-14:00

【10】 オフィスアワー

「死」を医療ではない視点から考えることは将来医療現場に出たときにかならず力になる。「死」という難しい問題をともに頭をふりしぼって考えたい。

【11】 特記事項

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Page 237: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

国際看護学演習

夏原和美

統合領域/看護の統合と実践 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

International Nursing Science Practice 選択 演習 3年次・秋 1単位 30時間

担当教員 夏原和美(看護学部・教授)

Health for allの達成に向けて看護職は何をすべきかをより具体的に認識するために、国際保健・看護学の対象となる人々の生活を理解し、課題達成のための国際協力活動の取り組みを知る科目である。

【1】 授業概要

1.テーマごとに対象となる人々の生活をリアルに描くことができる。2.テーマの課題達成のための具体的活動をプライマリ・ヘルスケアの原則を踏まえて提案することができる。3.テーマについてプレゼンテーション・ディスカッションができる。4.「国際看護師として 現地で‘その人’の健康を改善するための提案集(サブテーマは自由)」を作成する。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業開始時に配付する授業計画に記載された事前事後学習を行う。詳細については初回講義で説明する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業の進め方のルール確認ゴールシート、ポートフォリオ、凝縮ポートフォリオ、成長報告書の説明

夏原1 オリエンテーション

Health for allとは何をどのように目指すことなのかSDGsとテーマとの関係

夏原2 世界の現状

国際協力活動を必要としているのはどんな人かプライマリ・ヘルスケアの原則私はどんな人々の生活をテーマにするか

夏原3国際協力活動を必要とする人々の生活とプライマリヘルスケア

Goalにたどり着くためにすべきことをイメージする。根拠に基づいて、対象者をなるべく具体的に描くR10・ライフタイムマトリックスで人生を追う情報収集の計画立案

夏原4国際協力活動を必要とする人々の生活1

情報収集情報の比較、分類を通して情報の持つ意味を分析する

夏原5国際協力活動を必要とする人々の生活2

国際協力の3つの取り組みによる実践活動例 夏原6 SDGs達成のための実践活動1

Aさんの課題達成とSDGsとの関係Aさんの課題達成のために自分にできることは何か

夏原7 SDGs達成のための実践活動2

凝縮ポートフォリオ作成と学びの俯瞰 夏原8 SDGs達成のための実践活動3

提案内容の共有と再構築 夏原9 SDGs達成のための実践活動4

プレゼンテーション 夏原10,11提案書のプレゼンテーション・ディスカッション

JICAの活動についての見学学習 夏原12,13,14 国際協力活動の実際

学びの俯瞰 夏原15 成長報告書作成・振り返り

ポートフォリオと提出物それぞれ30%、授業内プレゼンテーション20%、授業内ディスカッションへの参加20%から総合的に評価する。講評をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

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Page 238: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

鈴木敏恵「プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく」教育出版 2012

【8】 参考書

夏原和美(kazumi.natsuhara★med.toho-u.ac.jp)

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 10:00-12:30

【10】 オフィスアワー

1.殆どが実習期間中の土曜日の開講となる。課題も出るので、実習との両立を前提とした上で履修登録をすること。

【11】 特記事項

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Page 239: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

看護専門分野実践入門

夏原和美

統合領域/看護の統合と実践 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Introduction to Nursing Specialty Practice 選択 実習 4年次・秋 1単位 45時間

担当教員夏原和美(看護学部・教授)、伊藤桂子(看護学部・教授)、出野慶子(看護学部・教授)、宮地富士子(大森病院・看護師長)

 統合実習を履修した後、看護師としての学びをより深めたいと希望する学生のために開講している科目である。災害時の医療・看護活動基盤となる法的根拠や災害対策および災害時の救護方法を理解し、刻々と変化する状況下で他職種と協働しながら被災者の状況や特性に応じた看護活動を展開するための基礎的知識・技術・態度について教授する。また、災害救援活動において看護師の果たす役割とその課題について、国際的な視点を含めて考察する機会とする。

【1】 授業概要

1. 国内および海外の災害状況、災害対策・支援について理解できる。2. 災害における災害サイクル各期の看護師の役割と機能について理解できる。3. 災害発生時の医療機関対応の原則等を理解することができる。4. DMATの活動状況・内容について知り、災害時の他職種連携の重要性を説明できる。5. 被災者の状況や特性に応じた看護活動を展開するために必要な基礎的知識・技術・態度について述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

実習前に事前課題を提示する。それに従って自己学習を行い、レポートを作成すること。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院1 実習施設

1週間2 実習期間

・事前課題学習等によって「災害看護」の基本的内容を学ぶ。・大森病院のDMATの活動について見学実習を行う。・大森病院の防災訓練に参加し、救護活動等の体験を行う。・災害時の避難所設営のシミュレーションを行い、カンファレンスをとおして災害時の避難所設営と運営の留意点について視野をひろげる。

夏原・伊藤・出野・宮地

3 実習方法

実習内容(取り組み・カンファレンス内容・実習記録等)(80%)、レポート(20%)を総合的に評価する。レポートは評価ならびにコメントを記入して返却する。

【6】 評価方法

指定なし。

【7】 教科書

指定なし。

【8】 参考書

夏原和美 kazumi.natsuhara★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

実習期間中の16:30~17:00

【10】 オフィスアワー

・11月の第3土曜日(11/21)に開催される東邦大学医療センター大森病院の防災訓練に参加すること(必須)。・5名以上の履修登録があった場合に開講する。・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 240: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(基礎看護)

草柳かほる

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)

看護チームの一員である一人の看護師として働くために必要な基礎的な能力について考え、実習で身に着けるべき内容をイメージする。また、看護管理者や専門看護師、認定看護師などの様々な看護師の役割とキャリアについて理解し、看護師の今後の自分のキャリアについて考察する。

【1】 授業概要

1.複数の患者を看護チームで看護することをシミュレーションを通して実践できる。2.「看護師として働く」ことに関連する文献を講読し、ディスカッションを通して自己の考えを述べることができる。3.看護管理者や専門看護師、認定看護師の活動について知り、自分のキャリアビションを描き述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.授業計画に沿って事前学習を行い参加する。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。3.第8回目までに指定された文献を講読する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

演習:キャリアについて考える草柳・菊池・安岡・小林・寺本

1 オリエンテーション

看護管理者・スペシャリストによる講義草柳・菊池・安岡・小林・寺本

2

看護管理者・スペシャリスト(専門看護師・認定看護師)の役割について理解する①講義

シャドーイング演習:東邦大学医療センター大森病院草柳・菊池・安岡・小林・寺本

3・4

看護管理者・スペシャリスト(専門看護師・認定看護師)の役割について理解する②演習

ワールドカフェ1)看護管理者とスペシャリストの役割とは2)今後の自己のキャリアについて考える

草柳・菊池・安岡・小林・寺本

5

看護管理者・スペシャリスト(専門看護師・認定看護師)の役割について理解する③演習

シミュレーション学習草柳・菊池・安岡・小林・寺本

6・7複数の患者をチームで看護する

まとめ草柳・菊池・安岡・小林・寺本

8 看護師として働くには

プレゼンテーション(25%)、授業への参加度(キャリアワーク、ワールドカフェ、シミュレーションの取り組み含む)(25%)、シャドーイング記録(事前課題・シャドーイング演習記録)(25%)、事後課題レポート(25%)から総合的に評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

上泉和子著「看護の統合と実践[1]看護管理第10版(系統看護学講座統合分野)」医学書院.2018草柳かほる・原美鈴・八幡成美編著「迷ったら必見!ナースキャリア事例でわかる看護職の働き方ガイド」東京医学社.2017

【7】 教科書

授業内で紹介する予定。

【8】 参考書

草柳 かほる:kahoru.kusayanagi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 241: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週水曜日 12:15~13:00

【10】 オフィスアワー

授業形態は、ゼミ形式で行う。

【11】 特記事項

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Page 242: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(成人看護学)

原三紀子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員原三紀子(看護学部・教授)、山内英樹(看護学部・講師)、佐藤由紀子(看護学部・講師)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、橫井弓枝(看護学部・助教)

 これまで学んできた知識や技術を統合し、成人看護学領域の臨床実践力を養うための自己の課題を明確にする。また、保健医療チームの一員としての役割を踏まえた看護について学ぶ。

【1】 授業概要

1.選択した領域における看護実践に必要な、知識・技術を主体的に学習することができる。2.領域横断型の臨床実践の実際について情報を得ることができる。3.医療チームの一員としての自己の在り方を考えたコミュニケーションについて説明できる。4.統合実習へ向けて自己の学習課題を明確にし、学習(実習)計画を立案できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.初回の授業までに、これまでの臨床看護学実習を振り返り、実習における自己の課題を列挙してくること。2.授業中に提示した課題について、指定された期限までに自己学習を行うこと。3.15時間の授業に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

オリエンテーション(講義の位置づけ)・これまでの臨床看護学実習をふり返り、自己の学習課題をもとに統合実習での学習目標を検討する。

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

1 ガイダンス

成人看護学領域の対象・医療・看護の特性の理解を深め学習課題を吟味する。

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

2学習計画に基づいたグループワーク①

看護職としての私のキャリアを考える①-看護職としての私のキャリアを描こう―

原・他3 領域横断型の臨床実践①

看護職としての私のキャリアを考える②-脳卒中リハビリテーション看護認定看護師としての私のキャリア―

原・他4 領域横断型の臨床実践②

成人看護学領域の対象・医療・看護の特徴の理解と統合実習に向けた学習課題を明確化する。

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

5学習計画に基づいたグループワーク②

看護職としての私のキャリアを考える③-臨床看護師としての私のキャリア―

原・他6 領域横断型の臨床実践③

成人看護学領域の対象・医療・看護の特徴の理解と統合実習に向けた学習目標・学習計画を明確化する。

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

7学習計画に基づいたグループワーク③

学習課題・統合実習に向けた学習目標の共有ならびに学習計画の修正する。

原、山内、佐藤、高井、百瀬、横井

8 プレゼンテーション

授業中のレスポンスシート(20%)、課題学習の内容(80%)から総合的に評価する。課題学習の講評は、担当教員よりフィードバックする。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

適宜、紹介する。

【8】 参考書

原 三紀子<mikiko.hara★med.toho-u.ac.jp>

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

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Page 243: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 244: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(高齢者看護)

横井郁子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54030)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 横井郁子(看護学部・教授)、橋本 裕(看護学部・講師)、千葉由貴子(大森病院看護部・師長)

各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふまえて教授する。

【1】 授業概要

急性期医療における高齢者看護の役割について、以下の点を踏まえて説明することができる。1.地域包括ケアシステムにおける急性期病院の役割2.せん妄の出現理由と予防の重要性3.急性期から次の場への速やかな移行のための患者・支援者(家族等)および多職種との連携

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

【事前課題】下記の事項について発表できるように準備し講義に臨むこと。1.地域包括ケアシステムとそこに関わる人々(職種等)について2.以下の病院・施設の特徴について(医療の機能分化) 急性期病院、回復期リハリビテーション病棟、地域包括ケア病棟、介護医療院、介護老人保健施設、介護老人福祉施設3.認知症看護認定看護師、老人看護専門看護師について4.入退院支援加算について5.せん妄、フレイル、高齢者総合機能評価について*15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

事前課題1をもとに発表と討議 横井、橋本1地域包括ケアシステムにおける急性期病院の役割(発表と討議)

事前課題2をもとに発表と討議 横井、橋本2健康課題をもった高齢者の生活支援の資源(発表と討議)

事前課題3、4をもとに発表と討議 横井、橋本3看護職の連携と多職種連携(発表と討議)

事前課題5をもとに発表と討議 橋本、横井4

高齢者の心身の特徴とその評価、および、入院後の環境変化が及ぼす影響について(発表と討議)

・予定外入院が高齢者にもたらす諸問題・受け持ち看護師の看護とチームで取り組む看護・退院に向けてのさまざまな調整

橋本、横井5、6実習病棟看護師による特別講義と討議

チームの一員としての看護学生の実践 橋本、横井7 実習に向けての準備

他大学看護学生等との討議をとおして、これからの看護について自分の考えを深める

横井、橋本8 これからの看護

事前課題学習の内容(40%)、授業態度(討議への参加等)(60%)によって評価する。事前課題学習の内容、授業態度ともに授業内または個別面接にてフィードバックする。

【6】 評価方法

特になし。すでに持っている教科書を活用する。

【7】 教科書

講義中に適宜紹介する。

【8】 参考書

横井郁子 yokoiyk★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 245: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

木曜日 12:15~13:15

【10】 オフィスアワー

事前課題をActive Academyで伝える予定。

【11】 特記事項

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Page 246: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(小児看護)

出野慶子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54040)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護学部・助教)、長順子(大森病院・主任看護師)

小児の健康にかかわる課題や倫理的課題に目を向け、総合的な視野を持って小児看護を実践する態度と方法について教授する。

【1】 授業概要

1.小児専門病院の物理的・人的環境の実際を知り、小児にとって望ましい入院環境について述べることができる。2.小児看護領域における倫理的課題や継続看護について述べることができる。3.子ども虐待の現状を知り、看護職としての子ども虐待に対する対応等について記述することができる。4. 主体的に学習に取り組み、小児看護について自己の考えを述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.提示した課題について事前学習を十分に行う。2.15時間の講義に対して30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

小児専門病院の物理的・人的環境の実際出野・河上・天野・髙山

1 小児の入院環境 ①

小児にとって望ましい入院環境の検討出野・河上・天野・髙山

2 小児の入院環境 ②

小児看護における倫理とは 河上3小児看護における倫理的課題 ①

小児看護における倫理的課題の検討出野・河上・天野・髙山

4小児看護における倫理的課題 ②

在宅療養への移行・継続に向けての看護出野・河上・天野・髙山

5小児看護領域における継続看護

小児看護の専門性とは 長6 小児看護の専門性

子ども虐待の定義および現状 出野7 子ども虐待 ①

子ども虐待における看護職の役割 出野8 子ども虐待 ②

1.グループワークの取り組み(70%)、課題レポート(20%)、病院見学の参加態度(10%)から総合して評価する。2.グループワークの取り組みについては授業内に講評を行う。3.課題レポートは評価して返却する。4.病院見学の参加態度は見学後に講評を行う。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

授業中に紹介する

【8】 参考書

出野慶子 ideno★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

授業開講日の12:30-13:00

【10】 オフィスアワー

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Page 247: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

1.グループワークやプレゼンテーション中心の授業となるので事前学習を十分に行う。2.小児専門病院の見学を5月19日(火)に行うので履修者は全員参加する。3.「子ども虐待」の授業は特別講義(2コマ連続)とし、日程は別途連絡する。

【11】 特記事項

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Page 248: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(家族看護)

松永佳子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 松永佳子(看護学部・准教授)、中田かおり(看護学部・講師)、疋田仁美(看護学部・助教)

家族看護学での講義・実習をふまえ、切れ目ない母子のケアをするために子育てをする家族への支援について学びを深める。医療施設、助産院等が地域で生活する子育てをする家族をどのように支援しているか、施設と地域がどのように協働・連携しているのかについて学び、看護職が担う役割について考える。これらを通して、今後の性・生殖看護のあり方について考察する。

【1】 授業概要

1.講義を受けて自らの学習課題を述べることができる。2.課題に関する最近の動向についてグループワークを通して調べることができる。3.課題を達成するための実習計画をグループワークを通して立案することができる。4.上記のプロセスをまとめることができる。5.性・生殖看護について今後の課題や展望について考えを述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。2.講義を踏まえて地域で提供されている子育てをする家族への支援について文献との比較を行う。3.講義および文献検討からわかったこと、テーマの絞込、実習計画等、レジュメおよびPPTでのプレゼン資料を作成する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

性・生殖看護の現状と課題 松永1 オリエンテーション

小児科クリニックにおける母子の継続支援 松永2 切れ目ない母子への支援①

助産院での継続支援① 松永3 切れ目ない母子への支援②

助産院での継続支援② 松永4 切れ目ない母子への支援③

ハイリスク妊婦・新生児の継続ケアと多職種連携 松永5 切れ目ない母子への支援④

NICUにおける退院調整と連携 松永6 退院調整の実際

成果発表準備 松永・中田・疋田7 成果発表準備

統合実習計画発表会 松永・中田・疋田8 成果報告

授業への取り組み(10%)、課題(90%)から総合的に評価する。

【6】 評価方法

特に指定しない。

【7】 教科書

随時紹介する。

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 8:00-9:00

【10】 オフィスアワー

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Page 249: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

グループワークのメンバーは初回の講義の際に決定する。グループワークは、担当教員に指導を受けながら進める。8回目に実習計画発表会を実施する。

【11】 特記事項

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Page 250: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(精神看護)

伊藤桂子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54060)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員伊藤桂子(看護学部・教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)、大森郁子(大森病院・看護師長)、三谷梨絵子(大森病院・主任看護師)、梅澤志乃(大森病院・看護師)

精神保健医療における専門性の高い看護実践について、看護マネジメントや看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等、臨床実践に必要な知識・技術の特徴をふまえて教授する。精神保健医療福祉の分野における我が国の現状の問題点や今後の課題について復習し、専門的な医療の中で看護師が担う役割について考察する。

【1】 授業概要

1.精神保健医療福祉の分野における我が国の現状の問題点や今後の課題について述べられる。2.精神保健医療における専門性の高い看護実践活動(リエゾン看護、司法精神看護、アルコール依存症者の看護)について説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.既習の精神看護学に関する知識だけでなく、関連領域にも広く関心をもって情報収集する。2.各講義内容にそって自分の考えを整理して、授業に臨む。3.毎回の講義で配布する資料および提示する文献を熟読する。4.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

精神保健医療福祉の現状と課題、チーム医療の必要性 伊藤1精神保健医療福祉における課題と対策①

精神科認定看護師の実践活動 三谷2精神医療における専門看護師の活動①

リエゾン精神看護専門看護師の実践活動 梅澤3精神医療における専門看護師の活動②

精神科病棟における看護管理 大森4政策医療と看護マネジメント①

医療観察法病棟における看護 伊藤・後藤5政策医療と看護マネジメント②

アルコール治療専門病棟における看護(1期治療・2期治療) 伊藤・宮城6政策医療と看護マネジメント③

アルコール依存症回復者の体験 伊藤・宮城・後藤7政策医療と看護マネジメント④

精神保健医療福祉の現状と課題における看護師の役割 伊藤8精神保健医療福祉における課題と対策②

プレゼンテーション(20%)、討議への参加(20%)、レポート等の提出物(60%)から総合的に評価する。講評や解説は個別面接によってフィードバックする。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

授業内で参考書・文献を提示する。

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

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Page 251: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【11】 特記事項

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Page 252: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(在宅看護)

藤原和美

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54080)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 藤原和美(看護学部・教授)、倉田慶子(看護学部・助教)、森野正倫重(看護学部・助教)

対象者の主体性を尊重して展開する退院後の生活を支援するために、入院施設で行われている退院支援について学修するとともに、在宅療養に関連する保健医療福祉の諸制度への理解を深める。また、居宅介護支援専門員の役割と多職種連携、および在宅ケアにおける看護職の役割について自己学習とグループ学習により考察する。

【1】 授業概要

1)入院施設における退院支援について説明できる。2)在宅看護に関連する保健医療福祉の諸制度を理解し、退院後の療養生活への活用を説明できる。3)居宅介護支援専門員の役割と居宅介護支援事業所の機能について記述できる。4)在宅ケアに関わる保健・医療・福祉職との連携・協働について理解し、在宅ケアチームの必要性と看護職の役割を  説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.「臨床実践への統合(在宅看護)」で学習した内容を復習。2.事前学習課題は別途提示。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

授業の内容と展開法、評価方法、導入 藤原・倉田・森野1 ガイダンス

ヘルパー、介護福祉士、MSW、ケアマネージャー、医師、薬剤師等、在宅療養に関わる各職種の法的位置づけ、業務範囲を学ぶ。

藤原・倉田・森野2 在宅療養に関わる専門職

在宅サービス(通所系、訪問系サービス、小規模多機能、短期滞在系サービス、訪問看護ステーション)/医療機関の退院支援部門/福祉事務所/居宅介護支援事業所の役割を調べて各特徴を理解し、地域で安全に療養生活を送るための支援について考える。

藤原・倉田・森野3地域で生活する療養者への支援

病院における退院支援に関わる看護職の役割について考察し発表する。

藤原・倉田・森野4 退院支援部門

大田区における在宅ケアMap作りを行い、在宅ケアシステムの実際を理解する。

藤原・倉田・森野5 在宅ケアシステム

事例に基づき退院支援の実際を理解する。 藤原・倉田・森野6在宅への移行期における支援

療養者とその家族の生活観を踏まえた支援について、議論し理解を深める。

藤原・倉田・森野7 療養者の「生活」

療養生活を支援するサービスそれぞれの特徴と関わる専門職の役割に関するこれまでの学習をふまえ、より質の高い在宅サービスとは何かを考え、看護の専門性を考察する。

藤原・倉田・森野8在宅サービスと専門職の役割

ディスカッションへの参加態度と貢献度(50%)、課題・レポートの内容(50%)から総合的に評価する。

【6】 評価方法

「地域療養を支えるケア」(メディカ出版 2019 第6版)「在宅療養を支える技術」(メディカ出版 2018)「在宅看護過程 + 総合的機能関連図」(医学書院 2018)

【7】 教科書

「疾患別看護過程 + 病態関連図」(医学書院 2018)

【8】 参考書

藤原和美 kazumi.fujiwara★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 253: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 254: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(国際看護)

夏原和美

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54090)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 夏原和美(看護学部・教授)

プライマリヘルスケアの考え方を身につけ、対象者の文化的権利を守った看護を提供できるようになるために、国際保健・看護をテーマにしたプロジェクト学習を行う。

【1】 授業概要

1.世界の人々がより健康に生きるための提案集を作ることができる(サブテーマは自由)。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.プロジェクト学習の活動を行うことが事前・事後課題になる。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

プロジェクト学習とはVisionとGoal設定

夏原1 オリエンテーション

パーソナルポートフォリオ発表、解決したい課題の選定 夏原2 チームテーマの決定と共有

テーマごとに、①現状のまとめ、②課題が解決された状態、③課題を解決する(現状と理想のGapを埋める)ための具体的な行動に関する提案を含んだ提案書を作成する

夏原3 工程表作成

テーマごとに、①現状のまとめ、②課題が解決された状態、③課題を解決する(現状と理想のGapを埋める)ための具体的な行動に関する提案を含んだ提案書を作成する

夏原4 情報・解決策

テーマごとに、①現状のまとめ、②課題が解決された状態、③課題を解決する(現状と理想のGapを埋める)ための具体的な行動に関する提案を含んだ提案書を作成する

夏原5 制作

提案内容のプレゼンテーションとディスカッション 夏原6 プレゼンテーション1

凝縮ポートフォリオの作り方 成長報告書作成 夏原7 再構築・成長確認

凝縮ポートフォリオのプレゼンテーション 提案集作成 夏原8 プレゼンテーション2

ポートフォリオ70%、チーム評価30%から総合的に評価する。最終提出物に対して講評を行う。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

鈴木敏恵「プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく」教育出版 2012

【8】 参考書

夏原和美(kazumi.natsuhara★med.toho-u.ac.jp)

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 10:00-12:30

【10】 オフィスアワー

1.凝縮ポートフォリオは学生同士でピア評価をして、再構築したものを最終評価の対象とする。そのほかに、自己評価として成長報告書を提出する。

【11】 特記事項

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Page 255: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(感染看護)

小林寅喆

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54100)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員小林寅喆(看護学部・教授)、出野慶子(看護学部・教授)、勝瀬明子(看護学部・准教授)、金坂伊須萌(看護学部・助教)

ヒトの感染症および病院感染などの医療関連感染の原因となる微生物ならびに抗菌薬耐性菌(AMR)の特性を学習する。また、臨床の現場で活用できる感染症診断法および耐性菌の判定法を理解する。実際に発生した事例をもとに、サーベイランスや流行について正しく理解し、病院感染の発生から対策までの流れを学ぶ。

【1】 授業概要

1.病院感染の主要原因微生物を挙げ、その分布および特性を説明することができる。2.患者、環境における感染症検査検体の適切な取り扱い方法を述べることができる。3.感染症診断に関わる迅速検査、培養・同定、抗菌薬感受性検査について概要と意義を説明できる。4.微生物の特性と感染経路から適切な遮断法を選択できる。5.疫学的解析法の概要と意義を説明できる。6.サーベイランスの定義を説明できる。7.流行の定義を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.事前に、「感染と防御」(2年生)、「感染制御学」(2年生)を復習すること。2.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

病院環境に存在する各種微生物の種類と特徴 小林・勝瀬・金坂1病院感染の原因微生物と特徴

病院内、医療従事者、患者における病院感染原因菌の分布、細菌学的性状、および消毒薬と抗菌薬に対する感受性

小林・勝瀬・金坂2病院における病院感染原因菌の分布と性状

臨床検体および環境からの細菌検査を目的とした適切な検体の採取法検体の評価法、診断検査(グラム染色、培養・同定、迅速検査)

小林・勝瀬・金坂3臨床の現場で行われる感染症診断

抗菌薬耐性菌と耐性機構、測定法、耐性菌の対策、感染症のパニックデータ

小林・勝瀬・金坂4臨床の現場で行われる感染症診断と判定法

滅菌および消毒による適正な感染経路の遮断遺伝学的手法による疫学的解析法と実際の調査

小林・勝瀬・金坂5病院感染対策としての細菌学的解析法

感染症法 サーベイランスの実際、流行の定義と事例 小林・勝瀬・金坂6感染対策に必要な法令、用語、および実際の事例

実際の病院感染事例における発生要因の解析と有効な感染対策小林・勝瀬・金

坂・出野7 病院感染事例と感染対策

課題について発表を行う小林・勝瀬・金

坂・出野8 課題の発表

授業への出席状況および態度(60%)、課題に対するレポート(40%)から総合的に評価する。課題に対するレポートから理解不足な点を挙げ、解説を配布する。

【6】 評価方法

小林寅喆「はじめよう 看護の感染と防御」ヴァンメディカル・2016年・第2版2年次購入済み

【7】 教科書

小林寅喆「読めばわかる!耐性菌のお話し」ヴァンメディカル・2012年藤本秀士「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」南山堂・2010年その他の参考書は授業中に紹介する。

【8】 参考書

小林寅喆 kobatora★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 256: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

各授業当日の18:00まで。

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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臨床実践への統合(公衆衛生看護)

望月由紀子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:54110)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

これまでの公衆衛生看護の学習に基づき、産業保健、学校保健の様々な場で行われる公衆衛生看護活動を理解する。様々な活動の場と対象の特性を広く理解し、集団・組織・地域における公衆衛生看護活動の実際や保健師(及び養護教諭)の基礎的能力を習得する。

【1】 授業概要

1.産業保健や学校保健の特徴を踏まえて、特定集団における健康課題について根拠を示しながら説明できる。2.予防的な視点に立ち、健康課題を解決する支援方法を具体的に述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.資料やホームページをよく調べ、事前学習を行う。2.実習後は組織(企業・学校)の特徴と健康課題等をまとめる。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習が必要である。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

講義ガイダンス岸・望月・坂本・

渡辺1 オリエンテーション

産業保健分野の特徴や制度への理解(講義) 望月2 産業保健

産業保健分野の特徴や健康課題への理解 望月3 産業保健

産業保健分野の特徴や健康課題(発表)岸・望月・坂本・

渡辺4 産業保健

産業保健分野の特徴や健康課題への理解 望月5 産業保健(JAL)

学校保健分野の特徴や健康課題への理解 渡辺6 学校保健

学校保健分野の特徴や健康課題(発表)岸・望月・坂本・

渡辺7 学校保健

実習ガイダンス岸・望月・坂本・

渡辺8 オリエンテーション

事業への取組み・意欲、グループワークへの参加態度(30%)、提出レポート(70%)を基準に総合的に評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。

【6】 評価方法

講義中に紹介する。

【7】 教科書

公衆衛生看護学関連の講義で紹介したテキスト

【8】 参考書

望月由紀子 yukiko.mochizuki★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 258: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

臨床実践への統合(がん看護)

櫻庭奈美

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員櫻庭奈美(看護学部・講師)、村上好恵(看護学部・教授)、稲垣朱美(看護学部・助教)、森口容子(大森病院・がん化学療法看護認定看護師)、北爪麻紀(大森病院・がん放射線療法看護認定看護師)

がんとともに生きる人は増え続けており、その治療の場は、多様化している。そのため、本講では、外来における薬物療法と放射線療法に焦点をあて、講義およびグループ学習、ディスカッションを通して具体的な看護支援についての理解を深めることを目的とする。

【1】 授業概要

1.外来での薬物療法と放射線療法の共通点、相違点を専門家、既知の知見を用いて説明することができる。2.チーム医療における他職種との協働やその中での看護活動の実際について理解し、自らの具体的な行動を記述することができる。3.がん治療を受けながら生活する人への看護について、専門家、既知の知見を用いて討議することができる。4.がんとともに生きる人とその家族への具体的な看護を提案することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.既習の知識や技術について復習して臨む。2.積極的に事前・事後学習を行い、グループでのディスカッションが充実できるよう準備する。3.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

チーム医療に関わる専門職とその役割、相互連携がん医療の動向と位置づけ・背景がん看護の特性・機能と役割

櫻庭1チーム医療とは/がん対策とがん看護の動向

薬物療法を受けながら生活する人に対する看護師の役割薬物療法を受けながら生活する人に対する看護実践に必要な知識

櫻庭2薬物療法を受けながら生活する人への看護①

薬物療法を受けながら生活する人への看護 森口3薬物療法を受けながら生活する人への看護②

放射線療法を受けながら生活する人に対する看護師の役割放射線療法を受けながら生活する人に対する看護実践に必要な知識

櫻庭4放射線療法を受けながら生活する人への看護①

放射線療法を受けながら生活する人に対する看護支援 北爪5放射線療法を受けながら生活する人への看護②

がんとともに生きる人とその家族に対する看護支援 櫻庭、村上、稲垣6がんとともに生きる人とその家族への看護①

がんとともに生きる人とその家族に対する看護支援 櫻庭、村上、稲垣7がんと共に生きる人への看護②

がんとともに生きる人とその家族に対しての実用的・心理的・社会的なサポート

櫻庭、村上、稲垣8がんと共に生きる人への看護③

1.講義への取り組み(20%)、ディスカッション、プレゼンテーション(50%)、レポート(30%)で総合的に評価する。2.プレゼンテーション内容については、その時間内にフィードバックコメントを行う。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

1.適宜紹介する2.村上好恵監修・指導:DVD教材 がん看護 第1巻~5巻、ビデオ・パック・ニッポン

【8】 参考書

櫻庭奈美 nami.sakuraba★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 259: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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臨床実践への統合(母性看護)

松永佳子

統合領域/看護の統合と実践Ⅱ (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Unification to Clinical Practice 必修 講義 4年次・春 1単位 15時間

担当教員 松永佳子(看護学部・准教授)、中田かおり(看護学部・講師)、疋田仁美(看護学部・助教)

母性看護学での講義・実習をふまえ、切れ目ない母子のケアをするために子育てをする家族への支援について学びを深める。医療施設、助産院等が地域で生活し、子育てをする家族をどのように支援しているか、施設と地域がどのように協働・連携しているのかについて学び、看護職が担う役割について考える。これらを通して、今後の性・生殖看護のあり方について考察する。

【1】 授業概要

1.講義を受けて自らの学習課題を述べることができる。2.課題に関する最近の動向についてグループワークを通して調べることができる。3.課題を達成するための実習計画をグループワークを通して立案することができる。4.上記のプロセスをまとめることができる。5.性・生殖看護について今後の課題や展望について考えを述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.15時間の講義に対して、30時間の時間外学習を行うこと。2.講義で学習したことを文献と比較しながら学びを深めること。3.講義および文献検討、グループワークを通して学んだことをレジュメおよびPPTでのプレゼン資料を作成する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

性・生殖看護の現状と課題 松永1 オリエンテーション

小児科クリニックにおける母子の継続支援 松永2 切れ目ない母子への支援①

助産院での継続支援① 松永3 切れ目ない母子への支援②

助産院での継続支援② 松永4 切れ目ない母子への支援③

ハイリスク妊婦・新生児の継続ケアと多職種連携 松永5 切れ目ない母子への支援④

NICUにおける退院調整と連携 松永6 退院調整の実際

成果発表準備 松永・中田・疋田7 成果発表準備

グループワーク成果発表 松永・中田・疋田8 成果報告

グループワークの取り組み(10%)、課題(90%)から総合的に評価する。

【6】 評価方法

特に指定しない。

【7】 教科書

随時紹介する。

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 8:00-9:00

【10】 オフィスアワー

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Page 261: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

2回目以降は担当教員別に統合実習に向けた実習計画の発表を行い、8回目に実習計画発表会を実施する。

【11】 特記事項

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統合実習(基礎看護)

草柳かほる

統合領域/臨地実習 (授業コード:55050)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員菊池麻由美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・准教授)、草柳かほる(看護学部・講師)、小林美穂子(看護学部・助教)、寺本千鶴子(看護学部・助教)

 看護チームの一員として、複数の患者を受け持ち、チームメンバーとして病棟看護師と共に継続的な看護を実施し、病棟で看護を提供するために必要な能力を習得する。新人看護師に求められるものについて看護管理者と2年目看護師にインタビューする。

【1】 授業概要

1)病棟においてメンバー看護師に同行して看護実践に参加する経験から、看護チームの一員として看護をするとはどのようなことなのかを説明できる。2)複数の患者に対する継続した看護を看護チームで実践する方法を知り、それを実践できる。3)指導者の助言を受け、主体的・計画的に実習に取り組むことができる。4)看護チームの中で看護師として働くために必要な能力とは何かを考え、自己の評価ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

事前課題:臨床実践の統合の授業で提示。事後課題:レポート「看護師として働くために必要な能力と現在の課題」

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院(3病棟)・大橋病院(3病棟)1 実習施設

実習期間:令和2年6月15日(月)~26日(金)実習時間:8:30~16:30(原則)*但し、病棟の日勤の開始に合わせる場合もある。

2 実習期間

1日目:病院オリエンテーション後、メンバー看護師のシャドーイング2日目~8日目:課題実習(7日間)複数患者を受け持ち看護を実践する、看護管理者と2年目の看護師にインタビューをする9日目:学びの共有カンファレンス(病院)10日目:実習成果発表会(学内)

草柳・菊池・安岡・小林・寺本

3 実習内容

実習成果70%、レポート30%から総合的に評価する。フィードバックの方法:実習終了後に、担当教員より評価表をもとに個別に面接をする。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

適宜、紹介する。

【8】 参考書

草柳かほる kahoru.kusayanagi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

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Page 263: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

実習期間中 16:00-17:00

【10】 オフィスアワー

実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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統合実習(成人看護学)

原三紀子

統合領域/臨地実習 (授業コード:55060)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員原三紀子(看護学部・教授)、山内英樹(看護学部・講師)、佐藤由紀子(看護学部・講師)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、横井弓枝(看護学部・助教)

 医療チームの一員として、成人期にある対象を受け持ち、健康問題の優先順位の決定、看護職及び多職種とのチーム連携について経験する。

【1】 授業概要

1.健康問題をもつ対象を全人的に捉え、看護計画を立案できる。2.対象の個別性を踏まえた、看護実践が行える。3.チーム医療における看護師の役割、多職種との協働について説明できる。4.実習を通して学んだことを具体的に表現(言語化・記述)できる。5.看護学生として、かつ医療チームの一員として責任ある行動を取り、主体的に学べる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

 4年間の学びを統合させ、より高度な看護実践能力を養うために「臨床実践への統合」で明らかにした自己学習課題に基づき看護実践に必要な事前学習を主体的に進めること。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院1 実習場所

2週間(救命救急センター実習を含む)2 実習期間

(1) 病棟実習:入院によって治療が必要な対象を受け持つ。具体的なスケジュールは、実習病棟毎に提示する。(2) 救命救急センター実習:担当看護師と共に行動し、集中的な治療を受けている対象のケアや、2次および3次救急の現場における看護活動を見学する。

原・山内・佐藤・高井・百瀬・横井

3 実習内容

1.実習目標に沿った評価表に基づいて評価する。2.実習目標評価表の視点に基づき、実習記録にコメントを記載して返却する。

【6】 評価方法

実習期間中に適宜紹介する。

【7】 教科書

実習期間中に適宜紹介する。

【8】 参考書

原 三紀子<mikiko.hara★med.toho-u.ac.jp>

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

・詳細については、実習要項を参照すること。・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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統合実習(高齢者看護)

橋本 裕

統合領域/臨地実習 (授業コード:55070)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 橋本 裕(看護学部・講師) 横井郁子(看護学部・教授)

高齢期にある対象への臨床実践に不可欠な、看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を1名の受け持ち患者を通して学ぶことができる

【1】 授業概要

緊急入院となった高齢患者を受け持ち、以下の点を踏まえて看護を実践することができる。(1)高齢者患者に生じている健康課題について、チームで情報を収集・共有しながら得られた情報を看護計画に反映させることができる。(2)高齢者患者の持っている力・強みを活かした看護の方向性を定めた看護目標をチームで共有するためにチームカンファレンスで自身の考えを述べることができる。(3)環境の急激な変化が高齢者患者に及ぼす影響を多角的にアセスメントすることで、せん妄予防及びせん妄対応についての看護計画を立案することができる。(4)急性期から次の場への速やかな移行のための高齢者患者の自己(意思)決定支援について、支援者(家族等)や多職種との連携を踏まえて高齢者患者の意思を尊重した支援ができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

臨床実践への統合で学習したことを復習しておく。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学大学医療センター大森病院 5号館5階病棟 橋本・横井1 実習場所

2週間 橋本・横井2 実習期間

一人の緊急入院となった高齢者を受け持ち、看護過程を展開し、指導者の指導のもとで看護実践を行うことができる。また、退院調整看護師と高齢者看護外来における老人看護専門看護師の看護実践を見学することで病院と自宅(地域)の連携について急性期病院が果たす役割を学ぶことができる。

橋本・横井3 実習内容

実習での実践,態度(60%)、実習記録(30%)、レポート(10%)によって総合的に評価する。実習中は、個別に実践・態度・記録について毎日フィードバックする。実習終了後に提出する記録、レポートについては、個別面談の時間を設けフィードバックする。

【6】 評価方法

山田律子他(編) 「生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図 第3版」 医学書院 2016

【7】 教科書

・鳥羽研二他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 第5版」 医学書院 2018・北川公子他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学 第9版」 医学書院 2018・鳥羽研二他 「高齢者の生活機能の総合的機能評価」 新興医学出版社 2010 など今まで使用した教科書,参考書等を活用してください。

【8】 参考書

橋本裕 yutaka-hashimoto★ns.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日、12:15~13:15

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 266: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

統合実習(小児看護)

出野慶子

統合領域/臨地実習 (授業コード:55080)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護学部・助教)

これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とする。小児の健康上の問題を取り上げ、これまでに習得した基礎的看護能力を活用し、看護を実践する中で総合的な視野をもって小児・家族を理解し、問題を分析、解決する能力を習得する。

【1】 授業概要

1.看護に必要な情報を多面的に収集し、幅広い視点で子どもと家族の全体像を記述できる。2.発達状況、健康レベルを考慮した日常生活の援助を実践できる。3.他職種・他部門との連携について学び、多職種との協働における看護師の役割について述べることができる。4.外来看護・訪問看護において、医療的ケアを必要とする子どもの在宅生活を支えるための看護について述べることができる。5.自己の課題を踏まえ、子どものケアを実践することができる。6.自己の子ども観、看護観について述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

提示した課題学習を行い、実習に臨む。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東京小児療育病院1 実習場所

2週間2 実習期間

・小児病棟:障害をもつ子ども1名を受け持ち、担当看護師の指導の下で看護援助を行う。・外来部門:外来診療の状況や外来看護師の役割について見学実習を行う。・在宅支援部門:訪問看護師に同行して見学実習を行う。・通所施設:親同士の関わりや子どもの発達を促すかかわり等について見学実習を行う。

出野・河上・天野・髙山

3 実習内容

1.実習内容(実習記録・実習態度)(90%)、レポート(10%)で総合的に評価する。2.実習内容(実習記録・実習態度)については実習時間内に適宜フィードバックする。3.レポートは評価して返却する。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

指定なし

【8】 参考書

出野慶子 ideno★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

実習期間中の16:30-17:00

【10】 オフィスアワー

1.詳細については統合実習要項を参照する。2.病棟実習(4日間)の際は原則として病院の宿泊施設に宿泊する(実費は自己負担)。3.本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 267: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

統合実習(家族看護)

松永佳子

統合領域/臨地実習 (授業コード:55090)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 松永佳子(看護学部・准教授)中田かおり(看護学部・講師)、疋田仁美(看護学部・助教)

大学病院、小児科クリニックや助産院で切れ目ない母子への支援の実際を見学する。見学は講義とグループワークで学んだことと実際を比較しながら行い、それぞれの機関がどのような施設と協働、連携しているのかを学ぶ機会とする。また、地域で生活する産後の女性とその家族の実際を知り、家族看護学実習で学んだ妊娠、分娩、産褥期にある女性とその家族へのケアと統合する。

【1】 授業概要

1.自己の学習課題をもとに、施設の特性を理解し、子育てをするする家族にどのような援助が必要かを考察できる。2.様々な機関で提供されている子育てをする家族へのケアがどのように関連しているを考えることができる。3.地域で生活する産後の女性とその家族の日常生活から産褥入院中のケアのあり方について考えることができる。4.実習を通して学んだことを具体的に表現(言語化・記述)することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各自立案した実習計画に基づき実習を行う。したがって、各自必要な看護技術は異なるが、それぞれの課題に合わせて、学内で演習を行う。2.実習最終日に実習の成果発表を行います。配布資料およびPPTを準備してください。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院、助産院、診療所1 実習場所

2020年6月~7月までの2週間2 実習期間

「臨床実践への統合」で立案した実習計画に基づき行う。 松永・中田・疋田3 実習内容

実習態度(10%)、実習記録(90%)を評価表に基づき総合的に評価する。

【6】 評価方法

実習中に紹介する。

【7】 教科書

実習中に紹介する。

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 8:00-9:00

【10】 オフィスアワー

1.毎朝、実習記録を担当教員に提出し、その都度指導を受ける。2.実習終了後に実習の成果発表を行います。配布資料およびPPTを準備する。3.実践的教育から構成する授業科目て?ある。

【11】 特記事項

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Page 268: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

統合実習(精神看護)

伊藤桂子

統合領域/臨地実習 (授業コード:55100)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 伊藤桂子(看護学部・教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)

精神保健医療福祉の分野における我が国の現状の問題点や今後の課題について復習し、看護師が担う役割について考える機会とする。精神科専門治療チームの一員として、患者が回復を目指していくために必要な看護の役割を探求する。他職種との協働、夜間時間帯の実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とする。

【1】 授業概要

1.総合病院で精神科専門看護師が担う役割について説明できる。2.看護マネジメントや看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等について例を挙げて説明できる。3.アルコール依存症者の専門治療の実際と、看護師の役割を具体的に述べることができる。4.チーム医療の在り方と自らのキャリア開発に向けての課題を述べることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.「精神看護学概論」、「精神看護学Ⅰ」、「精神看護学Ⅱ」、「臨床実践の統合(精神)」など関連する既習科目の内容を復習して臨む。2.提示したテーマに沿って事後課題のレポートを作成する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院国立病院機構 久里浜医療センター

1 実習場所

2週間2 実習期間

1)東邦大学医療センター大森病院の精神科リエゾンチームの見学実習を行い、精神科専門看護師の活動の実際を学ぶ。2)アルコール依存症者専門治療病棟で見学実習を行い、アルコール治療プログラムの実際と看護師の役割について学ぶ。3)アルコール依存症者治療病棟での夜間実習を行い、日中とは異なる入院患者の状態の把握や夜間の看護活動の実際を学ぶ。4)実習施設で行われている看護マネジメント、多職種連携、社会資源の活用の実際を学ぶ。5)チーム医療の在り方と自らのキャリア開発に向けての課題をレポートにまとめる。

伊藤・宮城・後藤3 実習内容

実習内容(実習目標に対する取り組み・実習態度)(60%)、実習記録(20%)、レポート(20%)から総合的に評価する。評価は個別面接によってフィードバックする。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

適宜、提示する。

【8】 参考書

伊藤桂子 keiko.itou★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:15-13:15

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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統合実習(在宅看護)

藤原和美

統合領域/臨地実習 (授業コード:55120)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 藤原和美(看護学部・教授)、倉田慶子(看護学部・助教)、森野正倫重(看護学部・助教)

療養者とその家族の健康状態と生活環境を総合的にとらえ、対象者の主体性を尊重して展開する退院後の生活支援について理解する。療養場所を移行する療養者への看護と在宅ケアにおける看護職の役割について考察する。

【1】 授業概要

1)入院施設における退院支援の実際を記述できる。2)在宅看護に関連する保健医療福祉の諸制度を活用したケアマネジメントの過程を理解し、事例をもとに退院支援を説明できる。3)居宅介護支援専門員の役割と活動の実際、および居宅介護支援事業所の機能について記述できる。4)在宅ケアに関わる保健・医療・福祉職との連携・協働の実際を理解し、在宅におけるチームケアの必要性と療養場所を移行する療養者への看護と在宅ケアにおける看護職の役割を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.「臨床実践への統合(在宅看護)」で学習した内容を復習する。2.事前学習課題は別途提示。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院居宅介護支援事業所(大田区内)訪問看護ステーション(大田区内)

1 実習場所

2020年6月8日~6月19日(2週間)2 実習期間

1)入院施設における退院支援の実際を理解する。2)在宅看護に関連する保健医療福祉の諸制度を活用したケアマネジメントの過程を理解し、事例をもとに退院支援を考察する。3)居宅介護支援専門員の役割と活動の実際、および居宅介護支援事業所の機能について理解する。4)在宅ケアに関わる保健・医療・福祉職との連携・協働の実際を知り、在宅におけるチームケアの必要性と療養場所を安心して移行するための看護職の役割を考察する。

藤原・倉田・森野3 実習内容

実習内容(実習記録、実習態度)(90%)、レポート(10%)から総合的に評価する。実習内容評価については、実習終了後に面談にて行う。

【6】 評価方法

「地域療養を支えるケア」(メディカ出版 2019 第6版)「在宅療養を支える技術」(メディカ出版 2018)「在宅看護過程 + 総合的機能関連図」(医学書院 2018)

【7】 教科書

「疾患別看護過程 + 病態関連図」(医学書院 2018)

【8】 参考書

藤原和美 kazumi.fujiwara★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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統合実習(国際看護)

夏原和美

統合領域/臨地実習 (授業コード:55130)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 夏原和美(看護学部・教授)

日本と保健医療の環境が異なる対象国や地域における多様な看護実践の現状に触れる実習を行う。多様化する国際社会において、看護の抱える諸問題や看護が目指すべき方向性をグローバルな視点からとらえて考察できるようになるための内容を含む。

【1】 授業概要

1.対象国における保健・医療の現状と課題について説明することができる。2.体験を通して、国際開発協力における看護の役割を具体的に述べることができる。3.訪問国の文化・生活習慣・宗教・価値観など異文化について配慮することができる。4.積極的に異文化の人々とコミュニケーションすることができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

事前の準備学習として、以下の項目についてまとめ、発表する。1) 対象国の歴史・文化、健康課題2) 国際協力機構(JICA)の概要と対象国における活動3) 世界保健機関(WHO)の概要と対象国における活動4) 訪問国で活動中のNGOの概要と活動内容事後課題は、到達目標についてグループディスカッションを経た上で、各自でテーマを定めて最終レポートをまとめるとともに、実習報告会を開催し、自己の学びを発表する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

大学連携協定のある機関での海外実習をおこなう予定。ただし、諸事情により海外での研修ができない場合には、国内における国際保健・看護についての実習を行う。

夏原1 実習場所

1週間程度 夏原2 実習期間

実習先のプログラムに参加し、そこで学んだことを英語でプレゼンテーションする。現地においてディスカッションを行う。訪問中は毎日実習記録をつけ、レポートとして提出する。

夏原3 実習内容

準備学習における提出物30%、現地訪問中の実習記録20%、最終レポートとプレゼンテーション50%によって総合的に評価する。フィードバックは実習報告会で行う。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

必要に応じて提示する。

【8】 参考書

夏原和美(kazumi.natsuhara★med.toho-u.ac.jp)

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 10:00-12:30

【10】 オフィスアワー

1.各提出物、記録等は、学生同士のピア評価を行うこともあるので、その前提で作成すること。2.事前事後学習、実習記録などを含めた実習ポートフォリオを作成する。そのほかに、自己評価として成長報告書を提出する。3.本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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統合実習(感染看護)

小林寅喆

統合領域/臨地実習 (授業コード:55140)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員小林寅喆(看護学部・教授)、出野慶子(看護学部・教授)、勝瀬明子(看護学部・准教授)、金坂伊須萌(看護学部・助教)

臨床実践への統合(感染看護)を踏まえ、抗菌薬耐性菌(AMR)対策を含む医療関連感染対策の基本となる適正な感染経路の遮断および抗菌薬耐性菌などのモニタリングを学習する。臨床の現場でこれらの対策を実施するうえで必要となる細菌学的解析手法やその意義を理解する。実習施設における病院感染対策カンファレンス、病棟ラウンドおよび関連部門(微生物検査室、薬剤部、他)の活動に参加し、病院感染対策の実際を学ぶ。

【1】 授業概要

1.病院感染の主要原因微生物の検査法について、原理および意義を説明することができる。2.感染管理部などの医療機関における感染対策部門の役割と重要性を説明することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

事前に、「感染と防御」(2年生)、「感染制御学」(2年生)、臨床実践への統合(感染看護)(4年生)を復習すること。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

看護学部 感染制御学実験室東邦大学医療センター佐倉病院 病棟、感染管理部、細菌検査室、薬剤部、他

1 実習場所

6月~7月の2週間程度2 実習期間

臨床実践への統合(感染看護)にて履修した、消毒および滅菌、感染症診断および細菌学的解析を行う。実際の医療機関における病院感染対策に関わる部署の活動と、病棟ラウンドに参加する。課題に対して発表を行い、レポートを提出する。

小林・勝瀬・金坂・出野

3 実習内容

実習への出席状況および態度(60%)、課題に対するレポート(40%)から総合的に評価する。課題に対するレポートから理解不足な点を挙げ、解説を配布する。

【6】 評価方法

小林寅喆「はじめよう 看護の感染と防御」ヴァンメディカル・2016年(第2版)2年次購入済み

【7】 教科書

小林寅喆「読めばわかる!耐性菌のお話し」ヴァンメディカル・2012年藤本秀士「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」南山堂・2010年その他の参考書は授業中に紹介する。

【8】 参考書

小林寅喆 kobatora★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

各授業当日の18:00まで。

【10】 オフィスアワー

学部外実習施設訪問時は、看護学の実習と同様の服装と身だしなみで出席すること。実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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在宅看護学実習

藤原和美

統合領域/臨地実習 (授業コード:55150)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Home Health Nursing Practice 必修 実習 3年次・秋 2単位 90時間

担当教員藤原和美(看護学部・教授)、倉田慶子(看護学部・助教)、森野正倫重(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)、御任充和子(地域連携教育支援センター・特任講師)

在宅看護の対象および暮らす場としての地域特性を理解し、必要な看護支援に関する基礎的能力の修得を目指す。在宅サービスおよび訪問看護ステーションを中心とした事業所において実習を行う。

【1】 授業概要

1.多角的な視点から在宅療養者を説明できる。 1)フィジカルアセスメントによって在宅療養者の健康状態を客観的に把握し記述できる。 2) 在宅療養者とその家族がおかれている状況を記述できる。 3) 在宅療養者のその家族の生活状況をふまえた多様なニーズを記述できる。 4)看護過程の展開を通して、在宅療養者の全体像を捉え説明できる。

2.在宅療養者が地域での生活を継続するために必要な支援・サービスについて説明できる。 1) 在宅療養者を取り巻く制度や仕組みを記述できる。 2) 在宅療養者を取り巻く多様な職種と機関の連携について記述できる。 3) 在宅療養者と地域住民の相互に支え合う関係性を説明できる。

3.在宅における看護および看護師の役割を説明できる。 1) 在宅療養者に提供される看護の目的および内容を説明できる。 2)在宅療養者の尊厳や権利を擁護するための看護師の関わりについて記述できる。 3)訪問看護ステーションの機能と役割および訪問看護師の役割を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

事前に在宅看護学概論および在宅看護方法論で学習した内容を復習する。特に介護保険制度を中心とした保健医療福祉施策、活用できる社会資源、在宅サービスの内容と訪問看護ステーションの運営について十分に理解して実習に臨む。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

在宅での療養を支える医療機関、いえラボおよび訪問看護ステーション(東京都内および近県)

藤原・倉田・森野・渡辺・御任

1 実習場所

2週間2 実習期間

1)実習前に学内で在宅看護学概論と在宅看護学方法論で学習した内容の復習を行う。2)在宅サービスを展開する病院および各訪問看護ステーションに分かれて実習を行う。3)各実習施設で訪問看護師に同行し、利用者の居宅を訪問する。訪問看護師の指導の下、学生として可能な看護技術を提供する。4)在宅での療養を支える医療機関の看護師に同行し医療機関の役割と看護の実際を理解する。5)「いえラボ」において、地域で疾患を持って生活することを体験する。体験を通して地域で療養するうえで求められる看護と地域のありかたを考える。6)実習先の訪問看護師とカンファレンスをもち、目標の達成度を確認する。7)実習中・後に学内でカンファレンスをもち、各自の学びを統合することで、在宅看護の特徴とこれからの地域包括ケアを考察する。

3 実習内容

実習内容(実習記録、実習態度)(90%)、レポート(10%)から総合的に評価する。実習内容評価については、実習終了後に面談にて行う。

【6】 評価方法

「地域療養を支えるケア」(メディカ出版 2019 第6版)「在宅療養を支える技術」(メディカ出版 2018)「在宅看護過程 + 総合的機能関連図」(医学書院 2018)

【7】 教科書

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「疾患別看護過程 + 病態関連図」(医学書院 2018)

【8】 参考書

藤原和美 kazumi.fujiwara★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

- 273 -

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統合実習(公衆衛生看護)

望月由紀子

統合領域/臨地実習 (授業コード:55170)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

 公衆衛生看護の場と対象の特性を広く理解し、ヘルスプロモーションの推進や特定集団への保健活動など、地域における看護の役割について理解できる。

【1】 授業概要

産業保健、学校保健における多様な分野における場と対象の特性を幅広く理解し健康課題と支援方法を学び実践するための必要な基礎的能力を習得できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.資料やホームページをよく調べ、事前学習が必要である。2.実習後は各分野の組織の特徴と健康課題などをまとめる必要がある。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

実習分野別に自己の実習目標を明らかにした上で、実習を行う。・東京都の中・高等学校・東京都の企業内等健康管理センター、健康保険組合・東京都の結核予防会結核研究所

1 実習施設

2週間2 実習期間

臨床実践への統合で学習した実習分野における、自己の実習目標を立て実習を行う。実習最終日に実習指導者を含めたカンファレンス、実習終了後に実習の振り返りとまとめの学内カンファレンスを実施する。

岸・望月・坂本・渡辺

3 実習内容

実習記録一式、レポート4 記録

実習の取組み・カンファレンス態度(30%)実習記録・レポート(70%)を基準に総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をAvtive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

公衆衛生看護学関連の講義で紹介したテキスト

【8】 参考書

望月由紀子 yukiko.mochizuki★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

- 274 -

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統合実習(がん看護)

櫻庭奈美

統合領域/臨地実習 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 櫻庭奈美(看護学部・講師)、村上好恵(看護学部・教授)、稲垣朱美(看護学部・助教)

がんに対する放射線治療および薬物療法の実際と、必要な看護について理解を深める。治療を受ける中、がんと共に生きる人が、副作用症状出現時にセルフケア能力を発揮できるようにするための看護支援を探究し、実践する。

【1】 授業概要

1.がんに対する薬物療法と放射線治療、これらの治療を受ける患者に必要な看護について根拠を示しながら説明できる。2.がんと共に生きる人とその家族に対し、対象の個別性を踏まえた看護を実施できる。2.チーム医療における看護師および他職種の役割を理解し、協働のあり方について自らの意見、行動と文献を照らし合わせ記述できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

事前:がん看護学Ⅰ、がん看護学Ⅱ、がん看護学実習、臨床実践への統合(がん看護)の復習をする。事後:実習を通して得た学びを毎日振り返り、記述する。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

1.東邦大学医療センター大森病院 外来放射線治療部門・外来化学療法センター

1 実習場所

2週間2 実習期間

1.がん治療を受けながら生活している人を受け持ち、実習を行う。2.治療を受けているがん患者の「生活」について理解を深め、副作用症状出現時の対応方法などを検討し、看護計画をたて実践する。

櫻庭、村上、稲垣3 実習内容

1.実習内容(実習態度・実習記録、カンファレンス等への参加状況)(90%)、終了後レポート(10%)から総合的に評価する。2.実習記録にコメントを記載し、フィードバックする。3.レポートおよび実習ファイルは、成績確定後に返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

適宜紹介する。

【8】 参考書

櫻庭奈美 nami.sakuraba★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

この科目は、「実践的教育から構成する授業科目」である。

【11】 特記事項

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統合実習(母性看護)

松永佳子

統合領域/臨地実習 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Clinical Practice in Integrated Nursing 必修 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員 松永佳子(看護学部・准教授)、中田かおり(看護学部・講師)、疋田仁美(看護学部・助教)

大学病院、小児科クリニックや助産院で切れ目ない母子への支援の実際を見学する。見学は講義とグループワークで学んだことと実際を比較しながら行い、それぞれの機関がどのような施設と協働、連携しているのかを学ぶ機会とする。また、地域で生活する産後の女性とその家族の実際を知り、母性看護学実習で学んだ妊娠、分娩、産褥期にある女性とその家族へのケアと統合する。

【1】 授業概要

1.自己の学習課題をもとに、施設の特性を理解し、対象の個別性にあった援助について述べることができる。2.様々な機関で提供されている母子を中心とする家族へのケアがどのように連携されているかを理解し、説明できる。3.医療チームにおける看護師の役割、他職種との協働について理解し、説明することができる。4.地域で生活する産後の女性とその家族の日常生活から産褥入院中のケアのあり方について考えを述べることができる。5.実習を通して学んだことを具体的に表現(言語化・記述)することができる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.各自立案した実習計画に基づき実習を行う。したがって、各自必要な看護技術は異なるが、それぞれの課題に合わせて、学内で演習を行うこと。2.実習最終日に実習の成果発表を行う。配布資料およびPPTを準備すること。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東邦大学医療センター大森病院いえラボ助産院診療所

1 実習場所

2週間2 実習期間

「臨床実践への統合」で立案した実習計画に基づき実習を行う。 松永・中田・疋田3 実習内容

実習態度(20%)、技術到達度(20%)、実習記録(60%)を評価表に基づき総合的に評価する。実習記録を A、B、C の 3 段階で評価し、返却する。

【6】 評価方法

実習中に紹介する。

【7】 教科書

実習中に紹介する。

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月曜日 8:00~9:00

【10】 オフィスアワー

毎朝、実習記録を担当教員に提出し、その都度指導を受けること。実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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実用医療英語

富田りか

一般領域/視野を広げる (授業コード:71010)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Practical English in healthcare 選択 演習 全学年・春 1単位 30時間

担当教員 富田りか(看護学部・非常勤講師)

医療人類学の視点から健康の概念を概観し、医療場面に必要なコミュニケーション能力を高める。特に、宗教や文化、出身国による生活習慣などが異なる外国人の医療ニーズに対応できるように、社会的・文化的背景などを把握し、外国人患者との円滑な意思疎通を図る英語力を高める。さらに、医療場面での多様な価値観を尊重する態度と倫理的姿勢を身につける。全学的に開講されている科目である。

【1】 授業概要

外国人患者への医療における患者の文化社会的背景の理解の重要性を理解する。 1)人の価値観の多様性が、文化・慣習の違いから生まれることを、実例を挙げて説明できる。(知識)[準備(1)-1] 2)英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)[準備(3)-③-2] 3)英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)[準備(3)-③-3] 4)科学、医療に関する代表的な用語を英語で発音できる。(技能)[準備(3)-③-4]

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.講義に関連する国や文化について事前に学習を行う。授業中の外国人SPとの聞き取り演習の際には積極的にコミュニケーションがとれるよう、適宜準備しておく。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

講義、グループワーク。Ice-break 富田1 イントロダクションI

講義、グループワーク。Interview techniques 富田2 イントロダクションⅡ

講義 Universal healthcare system 富田3 健康保険システムⅠ

講義 domestic and international healthcare 富田4 健康保険システムⅡ

講義 日本人とイスラム教 富田5 イスラム圏の医療事情Ⅰ

講義 イスラム教義の施しの倫理 富田6 イスラム圏の医療事情Ⅱ

演習、グループワーク 富田7 ムスリムとの面談演習

演習、グループワーク 富田8 ムスリムとの面談演習

講義 フィリピンにおける感染症とその予防を考える。インフラと感染予防

富田9東南アジアにおける医療事情

講義 タンザニアにおける感染症とその予防を考える。部族社会の感染予防

富田10東アフリカにおける医療事情

演習、グループワーク 富田11 フィリピン人との面談演習

演習、グループワーク 富田12 フィリピン人との面談演習

講義 政治と医療①:アメリカにおけるHIV/AIDS政策 富田13性的マイノリティと医療Ⅰ

講義 政治と医療②:LGBTQ 富田14性的マイノリティと医療Ⅱ

演習、グループワーク 富田15性的マイノリティ者との面談演習

演習、グループワーク 富田16性的マイノリティ者との面談演習

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Page 278: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

授業中のパフォーマンス(発言内容等)(60%)、授業終了後のレポート(30%)、および事前学習に対するミニテスト(15%)によって評価を行う。フィードバック:ミニテストについては実施後に解説を行う。レポートについてはActive Academyを用いてフィードバックを行います。

【6】 評価方法

指定なし

【7】 教科書

指定なし

【8】 参考書

富田 りか

【9】 科目責任者連絡先

講義終了後において質問等を受け付ける。また、随時メールにて質問等を受け付ける。

【10】 オフィスアワー

本科目は共通教育科目として運営されている。その関係上、5月9日(土)、23日(土)、6月6日(土)、20日(土)の10:30~15:30(昼休み含む)の開講となる。1日4コマ×4日間での授業となる。2.授業教室について講義については大森キャンパス医学部本館3階大学院講堂で、面談演習は2号館6階SDLセンターで行う。ただし、他の教室も使うことがある。その際には事前に指示する。

【11】 特記事項

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チーム医療演習

松永佳子

基礎領域/健康支援と社会保障 (授業コード:71020)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Interprofessional Education in Health Care 選択 演習 全学年・春 1単位 30時間

担当教員松永佳子(看護学部・准教授)、廣井直樹(医学部・教授)、横田浩充(理学部・教授)、松尾和廣(薬学部・准教授)、高橋良幸(健康科学部・准教授)

近年、医療を取り巻く環境は、高齢社会、医療費抑制、専門分化などにより大きく変化している。また、日々医療が高度化し、医療従事者はこれまでとは比較にならないほど専門知識が必要とされている。さらに在院日数の短縮に伴い業務量が増大している。したがって、ひとりの患者に対して医療従事者がそれぞれの専門知識や医療技術を集結し、診療に活かす時代となっている。すなわち、患者を中心としたチーム医療が必要となっている。チーム医療に関する教育には現場でのOJT(On the Job Training)だけではなく、卒前教育においても多職種連携を想定した学習が求められている。本科目では東邦大学全学部全学科の学生が医療現場での事象を共通テーマとし、ワークショップ形式でそれらの事象の理解や問題の予防策ならびに解決策・対応策の具体的な提案を作成することにより、チーム医療を実践的に学ぶ。

【1】 授業概要

 1)保健、医療、福祉、介護における多職種連携協働及びチーム医療の意義について説明できる。(知識) 2)多職種連携協働に関わる薬剤師、各職種について説明できる。 (知識) 3)チーム医療に関わる薬剤師、各職種、患者・家族の役割について説明できる。 (知識) 4)自己の能力の限界を認識し、状況に応じて他者に協力・支援を求める。(態度) 5)チームワークと情報共有の重要性を理解し、チームの一員としての役割を積極的に果たすことができる。(知識・態度)

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.チーム医療の文言の意味,意義について調査し予習すること。具体的には医療における自職種および他職種(医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、保健師、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、管理栄養士等)の業務・役割、チームメンバーに求められる技能・態度などまた、当日配布された資料を参考に復習として、全ての演習が終了後にレポートを作成し提出する。2.30時間の演習に対して、15時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

他学部の学生とのチームワーク、コミュニケーション、協働について協議

松永・廣井・松尾・横田・高橋

1 チームワーク

チーム医療の理解松永・廣井・松尾・横田・高橋

2 チーム医療

他職種連携のチーム医療について協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

3 他職種連携チーム医療1

他職種連携のチーム医療について調査松永・廣井・松尾・横田・高橋

4 他職種連携チーム医療2

他職種連携のチーム医療についてグループごとの発表松永・廣井・松尾・横田・高橋

5 他職種連携チーム医療3

事例1に対して各職種で可能なチーム医療についての協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

6 チーム医療事例解析1

事例1に対する課題の明確化のための協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

7 チーム医療事例解析2

事例1に対する各職種で可能なチーム医療での役割についての協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

8 チーム医療事例解析3

事例1に対する各職種で可能なチーム医療に関する発表松永・廣井・松尾・横田v

9 チーム医療事例解析4

事例2に対する課題の明確化のための協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

10 チーム医療事例解析5

事例2に対する各職種で可能なチーム医療での役割についての協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

11 チーム医療事例解析6

事例2に対して各職種で可能なチーム医療についての協議松永・廣井・松尾・横田・高橋

12 チーム医療事例解析7

事例2に対する各職種で可能なチーム医療に関する発表松永・廣井・松尾・横田・高橋

13 チーム医療事例解析8

チーム医療について調査・協議したことを統括した発表松永・廣井・松尾・横田・高橋

14 統括と発表

他職種連携のチーム医療についてレポートにまとめ松永・廣井・松尾・横田・高橋

15 レポート作成

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1.全活動への参加をもって評価対象とする。2.学習活動(40%)、プレゼンテーションおよびプロジェクトの成果(40%)、個人レポート(20%)から総合的に評価する。3.事例協議の発表に対し、教員および医療に従事しているそれぞれの専門職の立場からフィードバックを行う。4.レポートは適宜コメントを入れて返却する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

なし

【8】 参考書

松永佳子 papermw★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

月:8:00~9:00

【10】 オフィスアワー

本科目は夏季休暇中に集中講義として行う。具体的には、夏季休暇中(8 月 10 日(月)・11 日(火))に合宿による Workshop形式で、多職種連携・チーム医療について、少人数グループワークを中心とした学習を行う。看護学部からは7名程度を募集する。

【11】 特記事項

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公衆衛生看護管理論

岸恵美子

保健師課程 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Public Health Nursing Management 選択 講義 4年次・春 2単位 30時間

担当教員 岸恵美子(看護学部・教授)、渡辺昌子(看護学部・助教)

公衆衛生看護管理論では、公衆衛生看護管理の目的と展開方法、健康危機管理、地域ケアシステム構築と保健師の役割について学ぶ。

【1】 授業概要

1.地域住民の健康向上を実現するための、公衆衛生看護管理の目的と展開方法が説明できる。2.健康危機管理における公衆衛生看護の役割・機能について根拠をもって述べることができる。3.地域ケアシステム構築のプロセスと保健師の役割について具体的に説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.該当分野の予習・復習をする。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

公衆衛生看護管理の目的と機能 岸1ガイダンス、公衆衛生看護管理①

公衆衛生看護における管理 岸2 公衆衛生看護管理②

公衆衛生看護における管理 岸3 公衆衛生看護管理③

虐待防止と保健活動 岸4 健康危機管理①

虐待防止と保健活動 岸5 健康危機管理②

災害対策と保健活動 岸6 健康危機管理③

災害対策と保健活動 岸7 健康危機管理④

災害対策と保健活動 岸8 健康危機管理⑤

感染症対策と保健活動 渡辺9 健康危機管理⑥

感染症対策と保健活動 渡辺10 健康危機管理⑦

感染症(結核)対策と保健活動 岸11 健康危機管理⑧

感染症(結核)対策と保健活動 岸12 健康危機管理⑨

公衆衛生看護管理の実際 岸13 公衆衛生看護管理④

公衆衛生看護の倫理 岸14 公衆衛生看護管理⑤

授業のまとめを行う 岸15 まとめ

授業への参加態度(30%)、筆記試験(70%)により総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

1.荒賀尚子、後閑容子「第5版 公衆衛生看護学.jp」(インターメディカル)第5版2.「国民衛生の動向 2019/2020」(厚生統計協会)

【7】 教科書

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Page 282: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

なし

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 283: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護活動展開論Ⅰ

岸恵美子

保健師課程 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Development of Public Health NursingⅠ 選択 講義 4年次・春 2単位 30時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

具体的な臨地の情報をもとに保健師に必要な基礎的知識・技術を学ぶ。

【1】 授業概要

1.地域における多様な人々の健康課題について明らかにするための地域診断の手法について具体的に説明できる。2.公衆衛生看護活動における必要な知識や基礎的な支援技術を具体的に説明できる。3.具体的な事例から、人々の生活者としての視点を重視する保健師の判断について根拠をもって説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.個人・グループで課題に取り組むため、課題を期日までに提出して発表準備をしておく。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習が必要である。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

講義ガイダンス岸・望月・坂本・

渡辺1 オリエンテーション

コミュニティ アズ パートナーモデルに基づく地域の情報収集・アセスメント

岸2 地域診断

健康教育の指導案の立案岸・望月・坂本・

渡辺3 地域教育

成人保健活動の具体的な展開が理解できる 望月4 成人保健

家庭訪問の目的・対象・方法(講義/演習)岸・望月・坂本・

渡辺5 家庭訪問

乳幼児の健康診査の目的・対象・支援方法岸・望月・坂本・

渡辺6 健康診査

コミュニティ アズ パートナーモデルに基づく地域の情報収集・アセスメント

岸・望月・坂本・渡辺

7 地域診断

母子保健の制度と保健活動 坂本8 母子保健

精神保健活動における事例展開(演習)岸・望月・坂本・

渡辺9 精神保健

地区踏査の具体的な展開が理解できる岸・望月・坂本・

渡辺10 地域診断/地区踏査

母子保健活動における事例展開(演習)岸・望月・坂本・

渡辺11 母子保健

母子保健活動における事例展開(演習)岸・望月・坂本・

渡辺12 母子保健

高齢者保健活動における事例展開(演習)岸・望月・坂本・

渡辺13 高齢者保健

難病保健活動における事例展開(演習)岸・望月・坂本・

渡辺14 難病

保健事業の具体的な内容が理解できる岸・望月・坂本・

渡辺15 事業概要

授業への取り組み・意欲、グループワークへの参加態度(30%)、提出レポート(70%)から総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

1.佐伯和子、「地域保健福祉活動のための地域看護アセスメントガイド」(医歯薬出版)、第2版2.中村祐美子、「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」(医学書院)、第4版3.「国民衛生の動向」2019/2020(厚生統計協会)

【7】 教科書

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Page 284: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義中に紹介する。

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 285: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護活動展開論Ⅱ

望月由紀子

保健師課程 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Development of Public Health NursingⅡ 選択 演習 4年次・春 2単位 60時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

 臨地で実施予定の保健師の支援技術である健康教育、地域診断、家庭訪問、健康診査等の支援方法を学ぶ。

【1】 授業概要

1.臨地のデータを用いて地域診断を実施し、地域の解決すべき健康課題について根拠をもとに説明できる。2.地域の特徴や対象者に応じ、健康教育の計画を立案、発表準備、評価方法を立案できる。3.家庭訪問や健康診査の具体的な事例を通して、個人や家族、集団や地域への支援方法を説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.個人・グループで課題に取り組む。期日までに提出し、発表準備が必要である。2.60時間の演習に対して、30時間の時間外学習が必要である。

【4】 事前・事後学習

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Page 286: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

地域診断に必要な統計データの収集岸・望月・坂本・

渡辺1 地域診断

家庭訪問における母子へ展開方法(計画)岸・望月・坂本・

渡辺2 家庭訪問

家庭訪問における母子へ展開方法岸・望月・坂本・

渡辺3 家庭訪問

家庭訪問における母子へ展開方法(計画)岸・望月・坂本・

渡辺4 家庭訪問

健康教育の指導案の立案岸・望月・坂本・

渡辺5 健康教育

乳幼児を対象とした健康診査の実施岸・望月・坂本・

渡辺6 健康診査

乳幼児を対象とした健康診査の実施岸・望月・坂本・

渡辺7 健康診査

地域診断に必要な統計データの収集岸・望月・坂本・

渡辺8 地域診断

健康教育の指導案/展開計画の立案岸・望月・坂本・

渡辺9 健康教育

地域包括分野の特徴や健康課題への理解岸・望月・坂本・

渡辺10 地域包括

地域包括分野の特徴や健康課題への理解岸・望月・坂本・

渡辺11 地域包括

健康教育の指導案・展開計画の立案岸・望月・坂本・

渡辺12 健康教育

地域診断に必要な統計データの収集岸・望月・坂本・

渡辺13 地域診断

地域診断に必要な統計データの収集岸・望月・坂本・

渡辺14 地域診断

健康教育の指導案・展開計画の立案岸・望月・坂本・

渡辺15 健康教育

健康教育の指導案・展開計画の立案岸・望月・坂本・

渡辺16 健康教育

実習目標や事前訪問の準備岸・望月・坂本・

渡辺17 事前訪問

事前訪問及び地区踏査の実施又は地域診断・健康教育岸・望月・坂本・

渡辺18

事前訪問/地区踏査又は地域診断・健康教育

事前訪問及び地区踏査の実施又は地域診断・健康教育岸・望月・坂本・

渡辺19

事前訪問/地区踏査又は地域診断・健康教育

事前訪問及び地区踏査の実施又は地域診断・健康教育岸・望月・坂本・

渡辺20

事前訪問/地区踏査又は地域診断・健康教育

事前訪問及び地区踏査の実施又は地域診断・健康教育岸・望月・坂本・

渡辺21

事前訪問/地区踏査又は地域診断・健康教育

事前訪問及び地区踏査の実施又は地域診断・健康教育岸・望月・坂本・

渡辺22

事前訪問/地区踏査又は地域診断・健康教育

事前訪問及び地区踏査の実施又は地域診断・健康教育岸・望月・坂本・

渡辺23

事前訪問/地区踏査又は地域診断・健康教育

地域の解決すべき健康課題を予測岸・望月・坂本・

渡辺24 地域診断

地域の解決すべき健康課題を予測岸・望月・坂本・

渡辺25 地域診断

健康教育の指導案・展開計画の立案(媒体案)岸・望月・坂本・

渡辺26 健康教育

健康教育指導案の発表会岸・望月・坂本・

渡辺27 健康教育

健康教育指導案の発表会岸・望月・坂本・

渡辺28 健康教育

地域の解決すべき健康課題の発表会岸・望月・坂本・

渡辺29 地域診断

地域の解決すべき健康課題の発表会岸・望月・坂本・

渡辺30 地域診断

授業への取り組み・意欲、グループワークへの参加態度(30%)、提出レポート(70%)により総合的に評価する。レポートの内容は、A,B,Cの3段階で評価する。評価や解説(設問の意図、復習が必要な内容等)は、講義中やActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

1.中村祐美子、「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」(医学書院)、第4版2.松田正巳、「標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動」(医学書院)、第4版3.「国民衛生の動向」2019/2020(厚生統計協会)

【7】 教科書

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Page 287: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

講義中に紹介する。

【8】 参考書

望月由紀子 yukiko.mochizuki★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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Page 288: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護学実習Ⅰ

岸恵美子

保健師課程 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Public Health Nursing PracticeⅠ 選択 実習 4年次・春 2単位 90時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

保健所・保健センター、地域包括支援センターでの実習を通して、地域住民の健康を守る行政における公的責任と地域共生社会の実現に向けた保健師の役割・機能を理解する。また、多様な人々(個人・家族・集団・組織・地域)への理解を深め、健康に関わる情報を収集し、健康課題を明らかにする基礎的能力が習得できる。

【1】 授業概要

地域で生活する多様な人々の健康レベル・特徴を踏まえて、健康ニーズに対する健康課題を根拠をもって説明できる。地域住民の健康を守る各分野の多職種・多機関と連携・協働して地域全体を支える包括的な支援体制の構築を目指す公衆衛生看護の役割を具体的に説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

実習で学習した内容の事後学習と、実習で学習する予定の内容の事前学習をして実習に臨む。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東京都23区内の保健所・保健センター1 実習施設

2週間(学内演習、準備、まとめを含む)2 実習期間

地域の人々(個人・家族・集団・組織・地域)の健康課題を明らかにできる。地域住民の健康を守る行政における公的責任と地域共生社会の実現を目指す保健師の役割・機能を理解できる。

岸・望月・坂本・渡辺

3 実習内容

実習記録一式、レポート4 記録

実習の取組み・カンファレンス態度(30%)、実習記録・レポート(70%)を総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

これまでに地域看護学関連科目で紹介した書籍

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 289: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

公衆衛生看護学実習Ⅱ

岸恵美子

保健師課程 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Public Health Nursing Practice Ⅱ 選択 実習 4年次・春 3単位 135時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・准教授)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

保健所・保健センター、地域包括支援センターでの実習を通して、地域の人々の健康レベルとQOLの向上に寄与する公衆衛生看護活動の展開方法を学び、実践できる。

【1】 授業概要

実習施設が管轄する地域の情報収集、アセスメント、健康課題の抽出というプロセスを踏んで地域診断が実施できる。地域住民の健康レベルとQOLの向上のために必要な公衆衛生看護活動について、知識・技術を用いて指導のもとに一部実施できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

実習で学習した内容の事後学習と、実習で学習する予定の内容の事前学習をして実習に臨む。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

東京都23区内の保健所・保健センター、地域包括支援センター1 実習施設

3週間(学内演習、準備、まとめを含む)2 実習期間

(1)地域で生活する多様な人々の健康ニーズに対する健康課題を根拠をもとに説明できる(2)地域住民の健康レベルとQOL向上のために必要な公衆衛生看護活動の方法を理解し、基礎的な知識・技術・態度を習得する

岸・望月・坂本・渡辺

3 実習内容

実習記録一式、レポート4 記録

出欠席、実習・カンファレンス態度(30%)、実習記録・レポート(70%)を総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

なし

【7】 教科書

これまでに地域看護学関連科目で紹介した書籍

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日12:45~13:00

【10】 オフィスアワー

・本科目は実践的教育から構成する授業科目である。

【11】 特記事項

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Page 290: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

保健・医療・福祉行政論

岸恵美子

保健師課程 (授業コード:)

科目名称

英文名称

科目責任者

必選区分 授業区分 開講時期 単位数 時間数

Health and Welfare Administration 選択 講義 4年次・秋 2単位 30時間

担当教員岸恵美子(看護学部・教授)、坂本なほ子(看護学部・教授)、望月由紀子(看護学部・講師)、坂本美佐子(看護学部・助教)、渡辺昌子(看護学部・助教)

保健医療福祉行財政の仕組みや具体的施策を学び国及び都道府県、市町村などの役割を理解するとともに保健医療福祉サービスを評価し、調整する基本的知識と能力を養う。地方公共団体等が実施する行政施策について、保健医療福祉計画の策定、評価する基本的技術を学び、各分野における保健師の役割と地域活動の基礎的知識と能力を養う。

【1】 授業概要

1.国及び都道府県、市町村などの具体的な行政施策とそれぞれの役割が具体的に説明できる。2.地方公共団体の保健医療福祉計画の策定や実施、評価方法について、事例をあげて述べることができる。3.保健師の役割と地域活動の基本的知識と能力について根拠をもって説明できる。

【2】 到達目標

【3】 看護学部ディプロマ・ポリシーとの関連性

到達目標を達成することにより、以下の素養を身につけることにつながります。

1.生命と自然に対する畏敬の念をもち、人権を尊重することができる。

2.医療人としての教養と、高い倫理観・責任感をもち、誠実に行動することができる。

3.総合的に健康を捉え、質の高い看護を実践するための基礎的能力を身につけている。

4.主体的に、学修研鑽を積む姿勢を身につけている。

5.国際的視野に立ち、社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。

1.毎回の授業の内容を復習する。2.30時間の講義に対して、60時間の時間外学習を行う。

【4】 事前・事後学習

【5】 授業計画

内容項目 担当教員

保健医療福祉制度の変遷保健医療福祉行政・財政のしくみ

岸1 保健医療福祉制度とは

地域保健に関する公的機関と役割 岸2 地域保健の体系

社会福祉・社会保障制度の理念としくみ 岸3 社会福祉・社会保障の体系

課題やニーズの把握方法 坂本(な)4保健計画立案のための課題抽出

既存の情報収集とデータの分析 坂本(な)5保健計画立案のための課題抽出

既存の情報収集とデータの分析 坂本(な)6保健計画立案のための課題抽出

実態調査とニーズの整理 坂本(な)7保健計画立案のための課題抽出

地方公共団体の保健医療福祉計画 岸8保健医療福祉計画の立案と評価

保健計画の策定プロセス 岸9保健医療福祉計画の立案と評価

保健計画の策定プロセス岸、望月、坂本(美)、渡辺

10保健医療福祉計画の立案と評価

保健計画の立案岸、望月、坂本(美)、渡辺

11保健医療福祉計画の立案と評価

保健計画の立案岸、望月、坂本(美)、渡辺

12保健医療福祉計画の立案と評価

保健計画の推進と評価岸、望月、坂本(美)、渡辺

13保健医療福祉計画の立案と評価

保健計画の推進と評価岸、望月、坂本(美)、渡辺

14保健医療福祉計画の立案と評価

講義のまとめを行う岸、望月、坂本(美)、渡辺

15 まとめ

授業への取り組み・意欲(10%)、演習・グループワークへの参加態度(30%)、レポート(60%)から総合的に評価する。レポート内容は、A,B,Cの3段階で評価する。講評や解説をActive Academyに掲示する。

【6】 評価方法

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Page 291: 一般領域/自然科学の基礎を学ぶ (授業コード:11010)...Chemistry 選択 講義 1年次・春 1単位 15時間 担当教員 加藤尚之(看護学部・非常勤講師)

「保健医療福祉行政論」藤内修二 他(医学書院)

【7】 教科書

1「保健統計・疫学」改訂6版 南山堂2.「国民衛生の動向」厚生統計協会3.「衛生行政大要」柳沢健一郎(日本公衆衛生協会)4.「厚生労働白書」厚生労働省5.「国民の福祉の動向」厚生統計協会6.「保険と年金の動向」厚生統計協会

【8】 参考書

岸恵美子 emiko.kishi★med.toho-u.ac.jp

【9】 科目責任者連絡先

毎週木曜日 12:45-13:00

【10】 オフィスアワー

なし

【11】 特記事項

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