遠隔授業に関する状況調査 アンケート」の実施状況...q3...
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2020年度 前期
「遠隔授業に関する状況調査アンケート」の実施状況
白百合女子大学 FD推進委員会
Q1 Q2:学部生,各学科おおむね満遍なく回答してくれています。大学院生等も回答してく
れています。
Q3授業について満足している学生が 47.1% ですが,33.8%はどちらでもない,14.7%は,あまり満足していないようです。
Q3の結果を学年別に集計した表をみると、2年生以上が 1年生よりも満足度が低く,1年生は,4年生に比べると,満足度は「どちらでもない」ようです。また 4年生は,2年生に比べると,満足度が高いようです。ただし,おおむね,どの学年も満足度は比較的高いように思えます(2年生が一番低くて,42.5%)。
“満足度_2” 1.00 = 満足していない+あまり満足していない
“満足度_2” 2.00 = どちらでもない“満足度_2” 3.00 = 満足している+大変満足している
Q4授業内容の理解度について、おおむね理解できているようです。ただし,どちらと
も言えないという回答が4分の 1あり,今後の授業でこれを意識した対応は必要とも考えられます。
Q5 Q6遠隔授業での使用機器は、PC,スマホが多いようです。Q6では「受けていない」
という学生が一人いますが、でも回答してくれています。
Q7 Q8通信環境について、多くの学生は自宅または現在の住まいで契約しているWifiを使用しています。また通信状態については、問題なく受信できている学生が比較的多い
結果です。ただし 1/ 3強の学生は、通信が時折途切れるなかで学習しています。とくにライブ型の授業でその傾向が強いようです。またごく少数ですが通信状態に問題
のある学生がいるので、別途対応を考える必要もあるでしょう。
Q9「学生用遠隔授業ポータル」については、半数弱の学生は該当ページをみていない
という結果でした。みている学生のなかでは、「役立っている」評価が 2/ 3程度ありました。
Q10遠隔授業決定後、多くの学生がシラバスを確認してくれているようです。
Q11,Q12授業課題については、多くの授業で課されているようです。末尾で、関連する学生
コメントも紹介します。課題へのフィードバックは、多くの授業で何らかのかたちで
行われているという結果でした。いっぽう、3割程度のみなさんは、フィードバックがあまりないと感じてもいるようです。
Q13オンデマンド型の授業で受講している形式についてたずねた結果です。
Q14オンデマンド型の授業形態について、学習のしやすさをたずねた設問です。
文書教材の提示+課題がもっとも学修しやすく、ついで音声や映像のある形態が学
習しやすいという結果でした。なお、スライドのみで音声などがない形態は相対的に
は学習しにくいようです。文書教材+課題でも十分に学修できているようです。
Q15 Q16Q15はオンデマンド型の授業でよかったことを尋ねた回答です。後にご紹介する自
由記述コメントにもありますが、自分なりのペースで学習ができることが大きな意味
をもっているようです。
Q16はオンデマンド型授業で困ったことについてです。回答にばらつきがありました(回答内容の類似するものでまとめた結果を提示しています)。長時間 PCでの作業に疲れることは想定されていましたが,「課題が多い」というのがもっとも多いとい
う結果でした。
Q17 Q18 Q19ライブ型授業での使用ツールは Zoomが多く、ついで GoogleMeetという結果でした。ライブ授業で教員の顔が見えるのはメリットのようです。また,自宅で学修できる
のは遠隔授業ならではのメリットのようです。
ライブ型で困ったこととして,やはり長時間の PC作業が疲れるようです。また、先生に質問がしにくい、あるいは学生同士でも意見が言いにくいようです。質問のタ
イミングが図れないのかもしれません。また受講者内での関係構築に困難があるのか
もしれません。
Q20 Q21 Q22自由記述回答の一部をご紹介します。ここにとりあげなかった意見も含め、今後の
授業運営・課題提示方法や内容の改善につなげていきたいと考えています。