［釧路開発建設部］ Ｖｏｌ．１９

完成した釧路新道（道道５３号接続部より釧路方面を望む(供用前)）

－ＴＯＰＩＣＳ－

○ 国道38号釧路新道～道道釧路インター線が全線開通しました

○「わが村は美しく-北海道」運動コンクールで「ハーブンマージュ」(鶴居村)が大賞を受賞しましたジュ」(鶴居村)が大賞を受賞しました

釧路開発建設部が整備を進めてきた『釧路新道』と 釧路建設管理部が釧路開発建設部が整備を進めてきた『釧路新道』と、釧路建設管理部が整備を進めてきた『釧路インター線』が、12月13日に全線開通しました。

① ②

4

３２１

4

④ ③

今回開通区間 道道釧路インター線

国道38号は、滝川市を起点に釧路市に至る延長約300ｋｍの幹線道路です。

このうち釧路新道は、北海道東部の拠点空港である

釧路IC(仮称)

海道東部 拠点 港 ある釧路空港、国際バルク戦略港湾釧路港への物流効率化等の支援をするとともに、釧路市街における交通混雑、交通事故の低減等を目的とした、釧路市新野から釧路インターチェンジ(仮称)にインタ チェンジ(仮称)に至る延長8.8ｋｍの事業です。

平成4年度に事業化し、平成18年度までに7.7ｋｍが部分開通していました。

開通区間○釧路新道（釧路市鶴野～北園）

全線8.8㎞のうち1.1㎞○釧路インター線（釧路市北園）全線 0.6㎞

～全線開通の効果～

◆釧路市内(ＪＲ釧路駅)から釧路空港までを、開通した釧路新道を経由することで、並行道路(国道38号・国道240号)の信号交差点18箇所を回避でき、所要時間を10分短縮できます。◆年間500件を超える白糠町方面から釧路市内の医療施設への救急搬送を支援します。『国道38号は交差点が多いため、信号で減速・徐行する箇所が多く時間を要するほか、患者への負担も大きいため、信号のない釧路新道を利用しています。 (白糠町内の消防職員の方より)』

釧路空港～JR釧路駅間の所要時間の変化

45整備前

釧路停車場線→R38→R240→釧路空港線

整備前釧路停車場線→Ｒ３８→Ｒ２４０→釧路空港線

整備

整備前釧路停車場線→Ｒ３８→Ｒ２４０→釧路空港線

整備後凡 例

至 阿寒

国道240号釧路IC(仮称)

信号交差点18箇所を回避

至

根室

釧路空港

35

0 10 20 30 40 50

整備後

釧路停車場線→R38→釧路環状線→釧路インター線→釧路新道→R240→釧路空港線

（分）

10分短縮

※資料 整備前：H2道路交通センサス整備後：H22道路交通センサス

釧路新道開通区間：60km/hとして算出釧路ｲﾝﾀｰ線開通区間：30km/hとして算出

整備後釧路停車場線→Ｒ３８→釧路環状線→釧路ｲﾝﾀｰ線→釧路新道→Ｒ２４０→釧路空港線

整備後釧路停車場線→Ｒ３８→釧路環状線→釧路ｲﾝﾀｰ線→釧路新道→Ｒ２４０→釧路空港線

凡 例

整備前(H2)整備後(H25)

高次医療施設

釧路駅

並行道路(国道38号･国道240号)には信号交差点が18箇所

至

白糠

◆交通が釧路新道へ分散することにより、並行道路(国道38号)の交通混雑が緩和されました。路線バスは通勤時間帯や冬期でも、大きなダイヤの乱れが改善されました。

～開通済区間の効果～

20,000 

25,000 

(台/12h)

10,215

台/12h

釧路新道に約40%の交通が転換

交通量の変化

◆混雑の緩和により、事故危険区間を含む並行道路(国道38号)の安全性も向上し、釧路新道と並行道路(国道38号)を合わせた交通事故件数は大幅に減少しました。

0 

5,000 

10,000 

15,000 

開通前 部分開通後釧路新道 R38

24,456

台/12h14,339

台/12h

台/12h

※資料 開通前： H2道路交通センサス

国道38号 釧路新道

開通前 部分開通後

釧路IC北海道横断自動車道

整備により釧路新道に交通が分散し、並行道路(国道38号)の交通混雑が緩和

193

4100

150

200（件）

104

死傷事故件数約5割減少

193

※資料 開通前： H2道路交通センサス部分開通後：H22道路交通センサス

(件)死傷事故件数の推移

市街地北部

分散

凡 例

事故危険区間

至

白糠

至

根室

(仮称)横断自動車道

（事業中）

100

0

50

H2－H5 H20－H23(年度)

※資料 ITARDAデータ（H2～H5）ITARDAデータ（H20～H23）

釧路新道と並行道路(国道38号)の集計値

H2-H5 H20-H23 (年度)

国道38号 釧路新道

北部

市街地南部

根室方面長距離交通

釧路新道整備前は並行道路(国道38号)に交通が集中並行道路(国道38号)に事故危険区間が4箇所存在

糠

「わが村は美しく-北海道」運動第６回コンクールで「ハ ブンマ ジュ」(鶴居村)が大賞を受賞しました

北海道開発局では、道内各地で地域を活性化しようとする住民主体の活動を支援し、農山漁村の発展に寄与することを目的に、平成１３年から「わが村は美しく－北海道」運動を推進しており、この運動の一環として、コンクールを２年に一度開催しています。

「ハーブンマージュ」(鶴居村)が大賞を受賞しました

年に 度開催しています。今回で６回目となる当コンクールには、全道で１１３団体

の応募があり、昨年度、優秀賞・奨励賞を表彰しました。今年度は優秀賞１４団体の中から特に、先導性、モデル性

の高い活動を行う３団体を大賞として表彰することとし、釧路根室管内から「ハーブンマージュ」(鶴居村)が受賞しました。

「ハーブンマージュ」鶴居村内の女性達が集まり、自家栽培のハーブ

や自生する野草を使ったハーブティーのほか、自然派化粧品などの商品開発や販売を行っています。

ハーブ・アロマ体験やガーデニング、ハ ブ アロマ体験やガ デ ング、リースづくり講座など、四季折々のイベントも開催し、デザイン性が感じられる多様な活動を展開しています。

～『わが村は美しく-北海道』運動とは～

「景観」の形成

「地域特産物」活発な

魅力ある活力に満ちた北海道

【景観】地域の特色を活かし、生活と生産に根ざした景観形成活動

【地域特産物】地域で生産される農林水産物及びそれらを主とし

【人の交流】地域の魅力を高めるコミュニティづくりに結び

● 参加しよう－中心となるのは、地域に住む人々 「地域の資源」を見つけよう

● 広げよう－活動の輪を大きく、自由に 地域の個性を競い合い高め合い

● 伝えよう－北海道の「いいもの」を、もっと外へ 地域住民の努力と行動に光をあて、広く伝えよう

「地域特産物」のブランド化

活発な「人の交流」

づくり

産物及びそれらを主として利用した加工品の生産販売活動

ミュニティづくりに結びつく都市及び地域内外の人たちとの交流活動

【編集・発行】 北海道開発局 釧路開発建設部 広報官〒０８５－８５５１ 釧路市幸町１０丁目３番地 釧路地方合同庁舎TEL ０１５４（２４）７３５４ FAX ０１５４（２４）７１００釧路開発建設部ホームページ： http://www.ks.hkd.mlit.go.jp/

平成２６年１月２２日発行

● 伝えよう 北海道の いいもの」を、もっと外 地域住民の努力と行動に光をあて、広く伝えよう