長崎大学の教育改革推進戦略prog集計結果推移(コンピテンシー総合) 3.21...

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長崎大学の教育改革推進戦略 長崎大学 大学教育イノベーションセンター 川越 明日香 PROGセミナー2014

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  • 長崎大学の教育改革推進戦略

    長崎大学 大学教育イノベーションセンター

    川越 明日香

    PROGセミナー2014

  • 本報告の構成

    学生による授業評価

    全体傾向で見るPROGとIRiSの相関分析

    個別授業におけるPROGとIRiSの相関分析

    長崎大学の教学IR整備状況 Ⅰ

    今後の課題 Ⅴ

  • ICT基盤センター(システム担当)

    LACS DB (LMS)

    IR分析用 DWH(データウェアハウス)

    学生&教員ポートフォリオ

    SNS ソーシャルネットワーク

    出席 情報

    入試システム等

    分析・レポート ツール

    (C)出席管理 システム

    (D)IR(教学IR・大学IR)

    (A)LACS ポートフォリオ (SNSを含む)

    教学統合DB 出席管理DB 名簿 情報

    (B)教学統合DB

    平成24年度 ~ 平成25年度 平成26年度

    学務情報 システム

    平成26年度

    ICカード 学生証

    長崎大学における教学IR整備状況 Ⅰ

    ・人事給与システム

    ・財務会計システム等

    カードリーダー

    大学教育 イノベーション

    センター (分析担当)

    アドミッション 部門

    学士課程教育 部門

    教育改善 部門

    教学IR 部門

    入試 教務 就職

    健康 留学生 研究

    分析チーム(EMIR室)

  • 「学生による授業評価」の経緯

    平成14年度

    平成23年度

    平成24年度

    「学生による授業評価」の全学実施

    システム改修に伴う実施方法の変更

    全学モジュール科目 全科目実施

    全学共通7項目の設定

    授業担当者と 受講生

    学内教職員

    学外 平成25年度

    公開範囲

    3年間で全科目を実施

    授業担当者

    授業評価結果の公開(web)

    授業担当者のコメント記入

    アクティブラーニングに関する5項目追加

    長崎大学における学生による授業評価 Ⅱ

  • モジュールⅠ(H24後期) × モジュールⅡ(H25前後期) 全体集計結果

    4.11 4.12 4.00

    3.78 3.66 3.64

    3.75 3.90

    3.73 3.59 3.54 3.45

    4.23 4.23 4.14 3.99

    3.87 3.86 3.97

    4.12 3.94

    3.84 3.78 3.77

    3.003.203.403.603.804.004.204.404.604.805.00

    シラバス

    計画的な授業

    教え方

    質問や相談

    授業目標

    学習意欲

    総合満足度

    参加させる工夫

    集中しての取り組み

    自主的探究力の向上

    批判力の向上

    自己表現力の向上

    設問1 設問2 設問3 設問4 設問5 設問6 設問7 設問8 設問9 設問10 設問11 設問12

    モジュールⅠ(H24後期)

    モジュールⅡ(H25前後期)

    評価5:そう思う、評価4:どちらかといえばそう思う、評価3:どちらともいえない、評価2:どちらかといえばそう思わない、評価1:そう思わない

    受講者数の違い モジュールⅠ平均:76.3名 モジュールⅡ平均:43.5名

    長崎大学における学生による授業評価 Ⅱ

  • 4.11 4.12 4.00

    3.78 3.66 3.64

    3.75 3.90

    3.73 3.59 3.54 3.45

    4.15 4.14 4.04

    3.84 3.78 3.69 3.80

    3.94 3.81

    3.68 3.67 3.60

    3.003.203.403.603.804.004.204.404.604.805.00

    シラバス

    計画的な授業

    教え方

    質問や相談

    授業目標

    学習意欲

    総合満足度

    参加させる工夫

    集中しての取り組み

    自主的探究力の向上

    批判力の向上

    自己表現力の向上

    設問1 設問2 設問3 設問4 設問5 設問6 設問7 設問8 設問9 設問10 設問11 設問12

    モジュールⅠ(H24後期)

    モジュールⅠ(H25後期)

    モジュールⅠ(H24後期) × モジュールⅠ(H25後期) 全体集計結果

    評価5:そう思う、評価4:どちらかといえばそう思う、評価3:どちらともいえない、評価2:どちらかといえばそう思わない、評価1:そう思わない

    長崎大学における学生による授業評価 Ⅱ

  • 科目単位での授業評価結果

    モジュールⅠ

    モジュールテーマ ことばと文化

    マスメディアと表現

    心とことば

    ジェンダーとことば

    モジュールⅡ

    文字とことば

    脳とことば

    ICTとことば

    多文化理解とことば

    音楽と表現

    数と表現

    長崎大学における学生による授業評価 Ⅱ

  • 「マスメディアと表現」の授業評価結果

    3.77 3.68 3.69

    3.35 3.29 3.21 3.28

    4.09

    3.51 3.42

    3.51 3.46

    4.35

    3.97

    4.20 4.24 4.19 4.05

    4.29 4.41

    4.25 4.15 4.11

    4.32

    3.00

    3.20

    3.40

    3.60

    3.80

    4.00

    4.20

    4.40

    4.60

    4.80

    5.00

    シラバス

    計画的な授業

    教え方

    質問や相談

    授業目標

    学習意欲

    総合満足度

    参加させる工夫

    集中しての取り組み

    自主的探究力の向上

    批判力の向上

    自己表現力の向上

    設問1 設問2 設問3 設問4 設問5 設問6 設問7 設問8 設問9 設問10 設問11 設問12

    H24全体平均 H25全体平均 H24後期 H25後期

    長崎大学における学生による授業評価 Ⅱ

  • 授業改善の視点

    授業の流れを明確に伝え、予習レポートの趣旨を徹底

    グループ作業の役割分担を授業毎に変え、責任体制を明確化

    学生の実態把握をもとに、授業の方針が立てられるようになった

    長崎大学における学生による授業評価 Ⅱ

  • 4.45 4.50

    4.16

    4.29

    4.93

    3.62

    4.22 4.03

    5.48

    4.67 4.61

    5.20

    4.79

    2.00

    2.50

    3.00

    3.50

    4.00

    4.50

    5.00

    5.50

    6.00

    1

    1

    PROG集計結果推移(リテラシー総合)

    全体傾向で見るPROGとIRiSの相関分析 Ⅲ

    2012年

    2013年

    2014年

    A学部

    B学部

    C学部

    D学部

    E学部

    F学部

    G学部

    a学科

    G学部

    b学科

    H学部

    I学部

    a学科

    I学部

    b学科

  • PROG集計結果推移(コンピテンシー総合)

    3.21 3.12

    3.79

    3.29

    3.74

    3.21

    2.91

    3.26

    3.85

    3.60 3.49

    2.44

    2.63

    2.00

    2.50

    3.00

    3.50

    4.00

    4.50

    1

    1

    A学部

    B学部

    C学部

    D学部

    E学部

    F学部

    G学部

    a学科

    G学部

    b学科

    H学部

    I学部

    a学科

    I学部

    b学科

    2012年

    2013年

    2014年

    全体傾向で見るPROGとIRiSの相関分析 Ⅲ

  • Research Question

    学修成果の可視化

    どのような学生が来て、どう伸びたか?

    IRiS

    (間接評価) (直接評価)

    学生の伸びを見たい

    全体傾向で見るPROGとIRiSの相関分析 Ⅲ

  • パイロット調査

    対象: 2012年度 韓国語受講生 韓国語Ⅰ(192名) 韓国語Ⅱ(191名)

    初習外国語を分析の対象とする理由 高校までの学力が影響しない

    IRiS 成績

    個別授業におけるPROGとIRiSの相関分析 Ⅳ

  • 前期成績と成績伸び幅との関係(特異値を含む)

    韓国語の成績の前期と後期の伸び幅を比べると、前期の成績の高低と関係が深い。つまり、前期の成績が低いほど、伸び幅が大きくなる傾向が見られる。

    -30

    -20

    -10

    0

    10

    20

    30

    20 30 40 50 60 70 80 90 100 110

    前期の成績

    成績の伸び幅

    特異値

    個別授業におけるPROGとIRiSの相関分析 Ⅳ

  • 前期成績と成績伸び幅との関係(特異値を除く)

    モデルの精度を高めるため、特異値を除いて再計算をすると、成績伸長群と成績停滞群に分けることができる。

    -30

    -20

    -10

    0

    10

    20

    30

    20 30 40 50 60 70 80 90 100 110

    前期の成績

    成績の伸び幅

    ①伸長群 (23名)

    ②停滞群 (22名)

    個別授業におけるPROGとIRiSの相関分析 Ⅳ

  • 学修成果の可視化に向けて

    今後の課題 Ⅴ

    大学での学修評価が社会で通用するものとする

    PROGやIRiSを活用した可視化

    大学での成長を確実なものにする