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UD-8000AB 超音波計測・診断システム

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Page 1: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

UD-8000AB超音波計測・診断システム

Page 2: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

アニュラアレイ振動子を採用

焦点位置を任意に設定できるアニュラアレイ振動子の採用で、焦点域の長い超音波ビームが作れ、硝子体から球後までの広い範囲で、高分解能の超音波像が得られます。

1

15MHzと20MHzの使い分けが可能2

●従来の振動子 ●アニュラアレイ振動子+ダイナミックフォーカス

ハーモニック機能を新たに搭載3

UD-8000AB超音波計測・診断システム

焦点域 焦点域

画像診断高分解能の追求

※60MHz UBMプローブ UD-8060と アーム UD-8070は、別売です。

1本のプローブを基本の15MHzプローブと、更に距離分解能に優れた20MHzプローブの2種類に使い分けが可能です。距離方向に変化する、例えば膜様の組織をより詳細に描出することができます。

●設定別分解能

20MHz15MHz

15MHzの受信波から、高い周波数成分(ハーモニック成分)を抽出して画像化するハーモニック機能を新たに搭載。方位分解能が向上するだけでなくノイズも軽減し、硝子体出血や混濁、眼内腫瘍などの広がりのある病変の形状や構造をより詳細に描出することができます。

ハーモニック15MHz

ハーモニック

0.4mm0.25mm

20MHz

0.3mm0.3mm

15MHz

0.4mm0.4mm

距離分解能方位分解能

Page 3: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

多彩な診断補助機能

診断を助ける多彩な診断補助機能を標準装備しています。

4

距離/面積/角度計測機能ベクターAモード機能

拡大表示機能4画像表示機能

焦点域可変機能

方位分解能が最も優れた焦点域を、「小眼球」、「ノーマル」、「長眼軸」、「球後」の4段階で変えることができるため、観察対象眼の大きさや観察対象部位に合わせた最適な観察が行えます。

1

動画記録・再生機能

フリーズ時点から遡って約18秒分の超音波像を記録しているため、動画像で繰り返し再生表示ができるだけでなく、動画像から静止画像を切り出すこともできます。検査時間の短縮やインフォームドコンセントに効果を発揮します。

2

超音波像による簡易眼軸長測定機能

超音波像を基に簡易な眼軸長測定が行えます。強度近視眼や後部ぶどう腫のように眼底形状に異常が有って、通常の超音波眼軸長測定では測定が困難な場合に有用です。

※測定には、別売のアイカップが必要です。

3

● ベクターAモード機能● フリーズ後のゲイン可変機能● スムージング機能● 距離計測機能(×3)● 面積計測機能(×2)● 角度計測機能(×2)● 拡大表示機能(4段階)● 4画像表示機能● 2画像表示機能● 両眼並列表示機能

充実の機能

Page 4: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

光学式眼軸長測定装置OA-2000と連携した、眼軸長測定・IOLパワー計算システムが構成できます。光学式眼軸長測定では測定が困難な症例で、超音波式眼軸長測定で得られた測定データを無線通信で送信して、OA-2000でIOLパワー計算や測定データの保存等が行えます。また、前機種OA-1000とも連携し、光学式眼軸長測定で得られた測定データを受信して、UD本体でIOLパワー計算や測定データの保存等が行えます。

眼軸長測定/IOLパワー計算

顎台測定、手持ち測定の何れにも対応し、4種類の測定対象眼と3種類の測定方法により、被検者の状態に合わせた最適な測定条件が選択できます。測定を誘導する音モニター機能により視軸の捕捉状態が確認できるため、検者は角膜と測定プローブの位置合わせに集中でき、再現性の高い測定が行えます。

UD本体の眼軸長測定画面

光学式眼軸長測定装置OA-2000と連携した 眼軸長測定・IOLパワー計算システム

眼軸長測定ユニットAL-4000の眼軸長測定画面

● 有水晶体眼(Normal)   ● 過熟白内障眼(Dense Cataract)● 無水晶体眼(Aphakic)  ● IOL挿入眼(Pseudophakic/3材質)

● オート  ● オートクイック  ● マニュアル測定方法

測定対象眼

最適な測定条件

光学式眼軸長測定装置との連携

眼軸長測定ユニット AL-4000

眼軸長測定ユニットAL-4000は、UD本体から取り外して顎台に取り付けても測定が行えるため、測定中に視線を大きく動かすことなく測定波形の確認が行えます。また、AL-4000単体でも測定が行えるため、顎台に固定できない場合でも、検査姿勢や検査場所の制約が無く測定が行えます。

Page 5: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

単回使用のプローブキャップ「イマージョンアタッチメント」により、測定プローブを感染症の汚染から守り、院内感染を効果的に防止します。また、角膜保護剤を介して測定するため、手持ち測定における角膜圧迫を軽減します。

屈折矯正手術後眼対応の計算式(○印)を含む9式を標準装備し、1式×4モデルまでの同時計算か、または2式×2モデルまでの同時計算が行えます。また、計算式に対応した各種IOL定数を15モデルまで登録できます。

検査頻度が高くプリントアウト回数の多い眼軸長測定・IOLパワー計算結果は、ランニングコストが安価なオートカッター付き内蔵サーマルプリンターでプリントアウトを行います。

オプションの角膜厚測定プローブを接続すれば、角膜厚測定も行えます。測定結果は数値表示に加え波形も表示するため、信頼性の確認が行えます。

角膜厚測定

● SRK-Ⅱ       ● SRK/T       ● SRK昭和大修正式● HAIGIS standard  ● HOLLADAY     ● Hoffer-Q● HAIGIS optimized  ○ Double K SRK/T  ○ Shammas-PL

イマージョンアタッチメント

院内感染を効果的に防止

使いやすい計算機能

ランニングコストを低減

角膜厚測定も可能

※イマージョンアタッチメントは、未滅菌製品です。

IOLパワー計算式

Page 6: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

UD-806060MHz UBMプローブ

接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮と、被検者の負担の軽減が図れるだけでなく、ソフトメンブレンは単回使用のため、院内感染が効果的に予防できます。

前眼部解析機能により、隅角形状の詳細な定量化が行えます。

※ソフトメンブレン(製品名:プローブキャップメンブレン)は、未滅菌製品です。

分解能に優れた60MHz高周波振動子の採用で、前眼部の詳細な断層像が得られます。幅9mm、深さ7mmの広い画像表示範囲を持ち、光学的検査では観察が困難な虹彩下や毛様体、濾過胞内の明瞭な観察が行え、閉塞隅角緑内障の診断に、特に威力を発揮します。

アイカップ無しで観察が可能

隅角形状の詳細な定量化が可能

60MHz高周波振動子を採用

計測項目● AOD 250● ARA 500● TISA 750

● AOD 500● ARA 750● TIA 500

● AOD 750● TISA 500

オプションプローブ

Page 7: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

UBMプローブと同様に、接眼部がソフトメンブレンのためアイカップ無しでも観察が行えます。

アイカップ無しで観察が可能

距離計測機能により、有水晶体眼内レンズのサイズ決定に不可欠な毛様溝間距離(Sulcus to Sulcus)の計測や、水晶体厚みの計測が行え、前眼部形状が定量的に把握できます。

毛様溝間距離の計測が可能

UD-803030MHz Bプローブ

硝子体から後極部網膜を観察対象にした通常の画像診断プローブでは観察が困難な、前眼部の全体像の観察が行えます。毛様体から毛様体まで、水晶体前面から水晶体後面までが一度に観察可能です。隅角形状や毛様体形状が把握でき、簡易なUBM検査が行えます。

前眼部の全体像が観察可能

計測項目● 毛様溝間距離(STS) ● 隅角間距離(ATA)● 前房深度 ● 角膜厚 ● 隅角開大度● 瞳孔経  ● Vault  ● Vault-CT比

Page 8: 超音波計測・診断システム UD-8000AB...UD-806060MHz UBMプローブ 接眼部に単回使用のソフトメンブレンを採用。プローブを直接 眼に当てて検査が行えるため、アイカップが不要になりました。検査中の煩雑なアイカップ操作の手間が省け、検査時間の短縮

※仕様・外観等は、予告なしに変更する場合があります。

製造販売元

ご用命は

160904

〒451-0051 名古屋市西区則武新町二丁目11番33号TEL(052)581-5321 FAX(052)581-5626

URL http://www.tomey.co.jp

15MHzアニュラアレイメカニカル・セクタースキャン22枚/秒 / 11枚/秒標準:42mm × 52° / ワイド:54mm × 52°

画像診断振 動 子 周 波 数振 動 子 形 状走 査 方 式フレームレート画 像 表 示 範 囲

30MHzメカニカル・セクタースキャン13枚/秒 / 10枚/秒12mm × 34°

振 動 子 周 波 数走 査 方 式フレームレート画 像 表 示 範 囲

仕様

オプション

前眼部画像診断 (UD-8030と併せて使用することで得られる機能)20MHzソリッドタイプ± 5μm150~1,500μm

振 動 子 周 波 数プローブタイプ測 定 精 度測 定 範 囲

角膜厚測定 (角膜厚測定プローブと併せて使用することで得られる機能)

10MHzソリッドタイプ(内部固視灯付き)± 0.1mm13~45mm

眼軸長測定振 動 子 周 波 数プローブタイプ測 定 精 度眼軸長測定範囲

SRK-Ⅱ / SRK/T / SRK昭和大修正式HOLLADAY / Hoffer-Q / HAIGIS standardHAIGIS optimized / Double K SRK/T / Shammas-PL

15

IOLパワー計算計 算 式

IOLデータ登録数

15インチ / TFTカラ―液晶LAN / HDMI / USB-H×3 / USB-D×2

デ ィ ス プ レ イ出 力 端 子

AC 100V / 50/60Hz / 125VA398(W) × 359(D) × 456(H) mm / 16kg

電源/消費電力寸 法 / 重 量

60MHzメカニカル・リニアスキャン10枚/秒 / 7枚/秒幅:9mm × 深さ:7mm

振 動 子 周 波 数走 査 方 式フレームレート画 像 表 示 範 囲

超音波生体顕微鏡 (UD-8060と併せて使用することで得られる機能)

■60MHz UBMプローブ UD-8060

■イマージョンアタッチメント ■台車 DS-3000 + 引出し DS-3010

■プローブキャップメンブレン UD-8080

■デジタルモノクロプリンター  P95D

■顎台 AL-1100 + 顎台アタッチメント

■アイカップ

■角膜厚測定プローブ AL-4020

■30MHz Bプローブ UD-8030

■電動光学台 CT-360 + TP-360

■アーム UD-8070 (カタログ内をご参照ください。)