音響ビデオカメラ開発とその 運用に向けて音響ビデオカメラ開発とその...
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H28年度計画説明
音響ビデオカメラ
実用化
映像呈示システム
詳細地図
・3D前方探査映像表示 ・リアルタイムマッピング
ROV
・直轄工事等で使用 ・深海での使用 ・運用方法の検討
浅海用
深海用
送波器 受波器
アンプ、電源等
・深海用ROV搭載用音響ビデオカメラ製作完了
・浅海用、音響ビデオカメラ製作完了 ・小型・軽量で可搬型
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最新システム デュアルレンジ ・ショートレンジ: 高周波数, 短距離, 高解像度 ・ロングレンジ: 低周波数, 長距離, 低解像度 ※SCOPEとの共同研究による
0.5~15 m
0.5~30 m
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性 能 送波システム 224ch. / 電子フォーカス
受波システム 384ch. / ビームフォーミング
周波数 750 ~ 1500 kHz 450 ~ 750 kHz
レンジ 0.5 ~ 15 m 0.5 ~ 30 m
レンジ分解能 Up to 1 cm 縦横分解能 (V×H) 0.25°× 0.25°
0.5° × 0.5° 画像の更新レート ~10 Hz 視野角 (V×H) 40° × 80°
気中重量 50 kg / 100 kg 耐水深 100 m / 3000 m
実像 水面反射による像
水面
計測結果 ハシゴ (梱包材で包装)
60 mm 幅 = 3~4 画素
1/26/2017
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計算による結果 縦横分解能 : V 0.25°X H 0.25°
voxel size@ 3.5 m range: V15 mm×H15 mm×D4 mm
60 mm 幅 /H15 mm = 4 画素
目標物 (ハシゴ)
40m
m
水槽実験(ショートレンジモード)
約3.5m
水槽内の配置
±30° 送波器
受波器 ※非開発品
岸壁試験(ショートレンジモード) +++海上試験、その1+++
日時;2016年7月19~21日 場所;国土交通省関東地方整備局 横浜港湾空港技術調査事務所、岸壁 目的;開発中の音響ビデオカメラの性能試験及び 音響映像提示ソフト開発のためのデータ取得 環境;水深1~3m、透明度0.3~1m
項目 今回の実験で使用したもの 開発目標仕様 海外製品
周波数 750-1500 kHz 750-1500 kHz 375 / 610 kHz
指向幅 水平 0.25°× 鉛直 1° 水平 0.25° × 鉛直 0.25° 水平 0.39° × 鉛直 0.39°
セクタ角 水平 80°× 鉛直 64° 水平 80°以上 × 鉛直 40°以上 水平 50° × 鉛直 50°
ビーム数 水平 320 × 鉛直 64 水平 最大320 × 鉛直 最大160 水平 128 × 鉛直 128
更新レート 約10 fps 10 fps 以上 最大12 fps
レンジ 5-15 m 0.5-15 m
※将来、0.5-25 m 1-120 m @ 375 kHz 1-80 m @ 610 kHz
レンジ分解能 0.05 m 0.01 m 0.03 m
水中部寸法 - 0.4×0.3×0.2
※耐圧容器除く 0.38×0.3×0.16
気中重量 - 25 kg
※耐圧容器除く 22 kg
耐水圧 送波器のみ3000 m 3000 m 600 m
※3000 m対応可
・開発済送波器・・・解像度十分に確認できた(表内赤字)。 10m遠方にある幅10cmの部材、水平 0.21°×4点で認識。
画角80°表示のうち、実験では30°のみ表示。 ・受信系は非開発品を流用(表内緑字) ・受波器はH27d完成済。受信回路はH28d開発中、2月完成予定。 縦の解像度、レンジ共に、見通しは立っている。 ・映像呈示ソフト・・・ノイズ処理、色付け、レンダリング、H27d要素検討済。 プログラムとしてH28d開発中、3月の実験で使用予定。
最新システム デュアルレンジ ・ショートレンジ: 高周波数, 短距離, 高解像度 ・ロングレンジ: 低周波数, 長距離, 低解像度 ※SCOPEとの共同研究による
0.5~15 m
0.5~30 m
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性 能 送波システム 224ch. / 電子フォーカス
受波システム 384ch. / ビームフォーミング
周波数 750 ~ 1500 kHz 450 ~ 750 kHz
レンジ 0.5 ~ 15 m 0.5 ~ 30 m
レンジ分解能 Up to 1 cm 縦横分解能 (V×H) 0.25°× 0.25°
0.5° × 0.5° 画像の更新レート ~10 Hz 視野角 (V×H) 40° × 80°
気中重量 50 kg / 100 kg 耐水深 100 m / 3000 m
3月予定の海上試験、その2
直轄工事場所での使用 海中マウンドの測量 水中工事を音響カメラでモニター(予定)
音響ビデオカメラ (完成イメージ図)
・しゅんせつにより、濁りが発生する ・作業状況(出来高等)をリアルタイムに確認しながら、作業を継続する
維持管理用の概査
コンクリートケーソンの破損箇所(穴あき部)URL:www.mlit.go.jp/chosahokoku/h16giken/pdf/0106.pdf
鋼管矢板の破損箇所(穴あき部) URL:http://bouhoken.com/img/example03.jpg
・コンクリートケーソンのひび割れ ・鋼材の穴あき ・取排水口内のメンテナンス
・ショートレンジモード、手元を詳細に見る ・最短視程距離:0.5m~ ・画素サイズ@0.5m:2.1mm×2.1mm×0.01mm →10mm2以上の損傷箇所は視認できそうである
音響カメラ映像によるバックホウ姿勢認識
側面表示 上面表示
・任意の方向からの視点移動により, エンドエフェクタと対象物の位置関係を認識できる ・三次元座標を計測可能な音響カメラの特徴を生かした表示方法を検討
まとめ
• 音響ビデオカメラ技術の背景、SIPによる音響ビデオカメラの開発の進捗、運用例の検討について述べた。
• SIPプロジェクトは、終了時に「普及」を厳命されており、音響ビデオカメラ開発のみならず、映像呈示システムの開発、運用へのソフトランディングのため民間企業等への情報交換を並進している。
• 水中施工等の土木分野で、この技術が広く使われてゆくためには、技術者、研究者だけでなく、産官学のコミュニケーションとコラボレーションが必須である。
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