自動車コックピットの 利用時の品質の確保 - ipa...2017/05/31 ·...
TRANSCRIPT
自動車コックピットの
利用時の品質の確保
後藤 祥文デンソーテクノ株式会社
情報安全グループ
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
アジェンダ
1.自己紹介
2.背景(デンソーグループの取り組み)
3.大規模ソフト開発の課題と取組事例
4.利用時の品質の確保
5.デンソーテクノの取り組み
2
1.自己紹介
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
デンソーテクノ紹介
4
社名 デンソーテクノ株式会社
設立 1984年4月3日
本社 愛知県大府市 (写真は、安城テクニカルセンター)
事業内容 ・カーエレクトロニクスシステム製品の設計・要素技術および環境エネルギー関連製品の設計
資本金 1億8,000万円 (株式会社デンソー100%出資)
売上高 504億円(2015年度)
従業員数 2,575名 (2016年4月) *社員平均年齢:35.2歳
順位 企業
1 東日本旅客鉄道(JR東日本)
2 トヨタ自動車
3 NTTデータ
10 デンソー
49 デンソーテクノ
2016全国就職企業人気ランキング(理系男子)
~
~
マイナビ2017より
昨年全国347位から大躍進
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
自己紹介
5
’82/4 日本電装(株)入社
・エンジンECUソフト&マイコンの企画・開発・量産を担当。(12年)
・98年~01年まで米国トヨタR&Dに出向し、パワトレ現地適合業務を経験。(3年)
・ボデーエレ通信系製品ソフト&マイコンの企画・開発・量産を担当。(12年)
“トヨタ初の電子キーシステムの立ち上げ”・・・利用時の品質との出会い
・情報安全事業グループのソフト標準化の企画を担当。(2年)
“ソフトアーキ、ツール、プロセス、市場サービス”に関するソフトウェア開発横串活動
・ナビ製品ソフトの開発・量産を担当。 (3年)
“車載の大規模ソフト開発”・・・表示操作系の大規模HMIソフトでの仕組み作り
’15/6 デンソーテクノ(株)出向/転籍(16/7)
・情安電機グループを担当。“走行制御/HMI制御の各種コンポーネント”設計を担当”
・・・テレマ通信システムを含め、利用時の品質に関わる設計プロセスを強化中
・その他:IPA/SECの委員会活動
①車載情報セキュリティのガイドライン策定(2011年)
②IPA/SEC報告書「つながる世界の利用時の品質」策定(2016年)
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
デンソーテクノ 情報安全グループ担当製品
6
コックピットシステム 情報通信システム
走行環境認識システム
ボデー/エレ制御システム
衝突安全システム
ミリ波レーダ
画像センサ
レーザレーダ
DSSECU
EPSモータ
EPSECU
ESCユニット
エアバッグECU
AFSECU
ADASロケータ
V2XECU
ソナー 周辺監視ECU
メータHUD ボデー/照合
ECU
電子キー
エアコンパネル
ナビゲーションシステム
ETC車載器
DCM運行管理システム
RTC
DSM
歩行者保護センサ
OPSW
レベルSW
TPMS
ADSECU
連携車両制御調停
HCUHMI制御
近距離センシング
遠距離センシング
外部情報通信制御
周辺環境の推定
表示操作調停
ドライバ状態推定
■情報安全グループ/事業領域 (システム、製品)
自動車の走行制御とHMI制御が進化&連携し、製品ソフトが大規模になっていく
自動運転(走行制御)
2.背景(デンソーグループの取り組み)
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
デンソーのグローバル長期方針
8
地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい。
にこだわり、今後10年の私達の使命として取り組む
地球環境の維持 安心・安全
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
デンソーグループの安心・安全コンセプト
9
もしもの安全
車に乗っているあらゆるシーンで、
「認知」「判断」「操作」を支援
ドライバに安心を提供
いつもの安心
緊急時に危険回避(万一の重大事故時の被害軽減)
/ いつもの安心、もしもの安全 /
(疲労,不安感,苦手)
ヒヤリハット
軽い事故
重大事故
もしもの安全いつもの安心
支援方法
運転状態 通常運転 危険時 衝突前 衝突後
情報提供・操作代行 警報 操作介入 乗員保護
安全安心
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
クルマを取り巻く環境の変化
10
ユーザの多様化、クルマ・社会の発展に対応する事が重要
大きな変化
✓環境技術✓安全技術✓利便・快適技術
✓消費者意識(価値観)✓ライフスタイル/人生観✓自動車以外の消費物✓少子高齢化
✓インフラ/情報通信技術✓法律・規制
高度運転支援/自動運転コネクティッドカー
ソーシャルネットワークIoTビッグデータ/クラウドサービス
安全への期待(運転への不安)
環境への関心
繋がるサービスへの依存度が拡大
社会人
クルマ
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
自動車コックピットのコンセプトムービー
11
デンソーグループが描いているコックピットHMIの将来像をご覧下さい。
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
自動車コックピットの統合制御
12
メータ
バックカメラ
センサ SW
ナビ
ナビゲーション 車両情報
制御
入力
SW センサ 入力機器
メータ
HUD
カメラ
《従来システム》 《統合システム》
センターディスプレイHUD 表示
限定的な接続
統合制御化
HMIデイスがそれぞれ進化し、高度運転支援が行えるようになる
HMI-Cntorol
3.大規模ソフト開発の開発と取組事例
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
自動車コックピット開発の特徴
14
課題:自動車分野の特徴と情報機器の特徴をあわせ持った大規模ソフト開発自動車部品としての特徴と情報機器としての特徴をあわせ持った大規模ソフト開発
・時代進化が早く、1,2年で機能が陳腐化する
・市場アップグレードが必要で、ステークホルダーが多い
・車両制御の品質レベルの作り込み
・機能安全が求められる高品質ソフト
受注 L/O
■要求のぶれ幅が大きい「対話音認 “siri” をやりたい」
■時代進化への追従が必要「“Google”と連携したい」
■制御のスコープが広い「“ECOクルーズ”を追加する」
ソフト設計・製造フェーズ商品企画・先行開発フェーズ 市場フェーズ(廃棄まで)
■市場クレームが多い「ハンズフリーが動かない・・・・」
■長期に渡る品質保証が必要「L/Oの7年後、最新地図でナビリセット」
原因は、車載機のメモリー不足
特徴 ■ステークホルダーが多く、調整が困難となり、開発工数が膨大化
受注 L/O
工数
不確定要素が開発着手の遅れを招く市場クレーム対応で工数増大
■ソフト設計図は5000枚以上
■仕様変更が多い
5号館ビル約500枚
ECUハード約50~80枚
ナビソフト約6000枚
>>
ソフト1500万行の設計図の比較
準備不足による開発効率が悪化
OEMの要求を待つ姿勢ではHMIソフト開発の後半に課題がいっぱい溜まる
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
課題①:ステークホルダーが多い
15
◆大量画面(約1000画面)の分業開発顧客、仕様屋、機能屋、デザイン(意匠)屋、ソフト屋、翻訳屋(多言語開発)・・・
仕様
翻訳
デザイナー
機能担当
ソフト
顧客(わがまま)
PF
CPU
HMIRunTime
HMI-FW
HMI
プラットフォーム(PF)
CPU
HMIRunTime
機能C
HMI-FW
HMI
機能B機能A
ステークホルダーが大勢いるため、開発プロセスが非常に重要となっている
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
課題②:HMIがネックとなり開発が進まない
16
UXD の構造を表したモデル図(ジェス・ジェームス・ギャレット提唱)
アーキテクチャ
“HMI”と“機能”の並行開発に適したソフト構造と開発手法が必要
UXD は製品開発を通じて各階層を地道に積み上げていくもの開発後半に絵を付け加えれるものではない!!
PF
CPU
HMIRunTime
HMI-FW
HMI
プラットフォーム(PF)
CPU
HMIRunTime
機能C
HMI-FW
HMI
機能B機能A
HMIが動かないと評価ができない
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
課題③:描画性能が出ないハード構成
17
高性能CPU/GPU大規模メモリ
安定した環境(電源、温度、ノイズ)最先端ハード(機能重視)
限られたCPU/GPU低コストメモリ不安定な環境
過去資産活用(品質重視)
ソフト屋にとっては非常に厳しい条件下での開発
数十万円 数百万円
ユーザーの期待:PCやタブレット以上に“綺麗に”、“サクサクと”、“安定して”欲しい
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
課題④:再現できない市場クレーム
18
旅行先の○○で
△△情報が表示され
ないことがあった!!
車載環境
ECU・センサ・通信
位置情報 人操作 情報端末 センタ情報
インフラ情報
外部環境
再現せず原因特定が困難・・・ ユーザーが使い方を知
らないことも!!
数千機能
市場クレーム対応も不具合調査&対策工数として計上される
4.「利用時の品質」の確保
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
つながる世界におけるシステム構成の特徴と課題
20
車載LAN
クラウド
自動車コックピット
メータ
4GLTE
各種サービス
データ通信機
ボデーECU
運転支援ECU
ECU
路上機
社会インフラ
・スマートグリッド・HEMS
センターサービス
ステアリングSW
携帯電話
DSRC
通信機
ドライバー監視
Bluetooth
センター側クルマ側
各社の自動車用サーバー ○○○
○○○
□□□
●●●
車両とユーザーの両視点で、設計品質と利用時の品質が求められる
HMIバス ボデー系バス エネルギ系バス 運動系バス 環境系バス 診断ツールバス
エンジンECU
ECUエアコンECU
ESCECU
ECU
ECU 機能安全と情報セキュリティの確保・・・
診断コネクタ
車載情報系システム
車両制御系システム
操作SW
ユーザー
HMI
故障診断
電子ミラー
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
つながる世界の新たな課題
21
5年10年と製品が利用され続ける内に想定外の利用環境や利用状況が発生し、安全と利便が損なわれないためにも、「利用時の品質」の観点が必要
IoT
家電プリンタ複合機
監視カメラビル設備
自動車
ウチの製品がインターネットにつなげられてる! しかも外から
丸見え!
インターネット
クローズドの環境を想定していた機器が勝手にIoT に繋げられる
様々なネットワークにつながる便利な世界
リスクの高い世界
※IPA/SEC「つながる世界の利用時の品質」P11 図1-10
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
つながる世界の「利用時の品質」の必要性①
22
UXの発想=体験価値の発想・横(下)から目線
従来のものづくりの発想=技術の発想・上から目線
「UXデザインの教科書」 丸善出版 平成28年5月30日発行
2基礎知識 2.8UXデザイン 2.8.2UXデザインの取組み方 P.110 図2.4従来のものづくりの発想からUXの発想へ
企業製品
サービス関係 ユーザー
ユーザーの世界観
新しい価値
製品・サービスと
ユーザーの関係を作る自動車業界の例:
車がユーザーにもたらす
新しい経験価値が求められる
自動車業界の例:
よい車を所有していること
自体がステータス企業製品
サービス ユーザー
機能の
提供提供企業の世界観
設計品質
利用時の品質
UXの捉え方
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
つながる世界の「利用時の品質」の必要性②
23
IoT時代におけるUXの発想=体験価値の発想・多数からの目線
UXの捉え方(IoT時代の定義を考える)
「UXデザインの教科書」 P.110
図2.4従来のものづくりの発想からUXの発想へ
(U’eyes Design鱗原殿が加筆)
クルマとクルマ、ホーム、家電、スマホ、社会インフラ、ドローン、クラウド等、あらゆるシステムがつながる際の商品価値を高め、かつ、望ましくない事象、意図しないつながりによるリスクを回避する必要あり。
つながる
企業製品
サービス関係 ユーザー
ユーザーの世界観
つながる価値
多様な製品・サービスと
ユーザーの関係を作る
企業製品サービス
企業製品サービス
企業製品サービス
企業製品サービス
企業製品サービス
関係
関係
関係
関係
関係
?
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
「利用時の品質」の改善プロセス
24
利用時品質の着眼点と改善サイクル
【選定】利用者/状況下ユーザ特性利用シーン
【企画】有効さ/効率ユーザビリティーガイドライン
【評価】満足度安心安全
「利用時の品質」向上へのPDCAサイクルを作りあげる
P
D
A
C高齢者/障害者来日した外国人疲れているとき、眠いとき
気付かせてくれる支援/補助してくれる
分かりやすい使用した時の使いやすさ
5.デンソーテクノの取り組み
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
利用時の品質に向けた構え
26
利用時品質を考えるチームで活動を牽引
HUD メータ
ディスプレイ 高度情報端末IVI
DSM
電子ミラー
Designed by テクノデザイン
デザイナー プログラマー 人間工学・認知科学
三位一体のチーム
単体の製品開発のみでなく、コックピットシステムを意識したHMI仕様を提案
コックピット全体に横串を通した考えで、適切なタイミングで、正しい場所に、正しい表示を出して、人と車を繋ぐ品質に注力する
体制強化
仕組み
ツール
考え方
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
最後に:自動運転時代に向けて
27
「自動車コクピットを日本の強みにしたい」
「利用時の品質=“おもてなしの心」
日本の強みである”おもてなしの心“を大切にして競争に勝つ!
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /3428
おわり
ご清聴ありがとうございました
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
「設計時の品質」 と「利用時の品質」との関係
30
「設計時の品質」が「製品品質」を介して、ユーザの手にわたり、「利用時の品質」となる
ユーザビリティ
主観的設計品質
客観的設計品質 客観的利用時品質
主観的利用時品質
利用時の品質設計時の品質製品品質
U X
機能性
性能
信頼性
安全性
互換性
維持性
費用
- 認知しやすさ- 記憶しやすさ- 学習しやすさ- 発見しやすさ- 操作しやすさ- エラー防止
- アクセシビリティ
- 新規性- 希少性
魅力- 感性訴求性- 欲求訴求性
リスク回避性
有効さ効率生産性
ユーザ特性への適合性利用状況への適合性
満足(意味性)
- 楽しさ- 喜ばしさ- 嬉しさ- 美しさ
- 可愛らしさ- 好ましさ
- 反復利用への意欲
- 達成感- 安心感
ユーザ特性- 身体特性- 認知特性- 心理特性- 年齢、世代- 障害- 性差 など
利用状況- 物理的環境- 社会的環境- 言語と文化- 地理的環境
U I
直接的影響
直接的影響
知覚
※黒須正明「利用時品質とその評価」
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
「利用時の品質」をプロセス化するメリット
31
実際のユーザの「声」が、新しい「ユーザ経験」を生み出す
製品Ver.X.1
製品Ver.X.2
ユーザ経験より満足度が高いユーザ経験
出荷 反映 出荷
サポート業務増大操作ミスによる事故信頼度低下
!
?
1.ユーザの満足が高まる: ユーザ経験の反映による満足の向上
2.市場に出てからの失敗が減る: 市場に出てからの失敗事例を減らす
新製品の企画へ活用新たな付加価値製品
過去の知見から市場での失敗を減らす
※IPA/SEC「つながる世界の利用時の品質」P8 図1-2,図1-3
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
「利用時の品質」の指針作り
32
商品企画 設計 品質確認 運用
品質情報
お客様情報
利用シナリオ
性能/機能限界など
問合せ/クレーム など
“躓き”を改善
使い方/利用情報 など
特に、“マインド情報”が大切
「やりたいこと」視点で情報を提供する
・ 蓄積される情報・ 利用者の要求、使い方・ 競争相手の対応
利用時の品質
利用者の躓き/懸念を抽出する
つながる世界の開発指針/
利用時品質指針
つながる世界の商品/サービスを開発する時の着眼点集
利用時品質検討WG独立行政法人情報処理推進機構(IPA)特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)
第1回利用時品質検討WG資料3(16-qius-1)
WG準備資料より HCD-Net作成
機器・システム等の利用時の品質(以下「利用時の品質」)の確保は、価値を高め、かつ望ましくない事象を回避するために不可欠である。本WGは、これからの繋がる世界における利用時品質の考え方、評価手法、設計プロセスなどを整理し、安全・安心な機器・システム等の実現に向けた利用時品質のあり方について検討を行う。
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
補助1:デザイナー VS ソフト開発者
33
・自動車コックピットの利用時の品質をどれだけ上げられるか?★HMIデザイン (コックピットとしての一貫性 VS 分野毎の継承性)★利用品質 (使いやすさ VS 強いステークホルダーの要求)★プログラミング (再利用 VS 性能向上)
ソフト開発者デザイナー
論理的正しさ
VS
芸術的価値
Yoshinori Goto / Information & Safety Group© DENSO TECHNO Co.,Ltd /34
<目的>上流工程での仕様開発を対象に、ユーザビリティの知識を持たない設計者が、客観的にユーザビリティの良し悪しを判断できるようなHMIメトリクスを開発し、「利用時の品質」を確保すること
車両観点
共同開発先 U’eyes Design
補助5:コックピットHMIのメトリクス
ユーザ観点
34