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電気設備工事(配・分電盤等)標準仕様書 令和元年版 北海道建設部建築局建築整備課

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  • 電気設備工事(配・分電盤等)標準仕様書

    令 和 元 年 版

    北 海 道 建 設 部 建 築 局 建 築 整 備 課

  • 令 和 元 年 版 改 定 に あ た っ て

    北 海 道 建 設 部 が 発 注 す る 電 気 設 備 工 事 は 、 広 大 な 北 海 道 全 域 に ま た が り 、

    施 工 管 理 上 機 材 の 品 質 管 理 は 重 要 な 課 題 と な っ て い ま す 。

    ま た 、 平 成 1 7 年 4 月 1 日 か ら 「 公 共 工 事 の 品 質 確 保 の 促 進 に 関 す る 法

    律 」 が 施 行 さ れ 、 公 共 工 事 の 品 質 確 保 が 地 方 公 共 団 体 の 責 務 と な り ま し た 。

    本 仕 様 書 は 、 配 ・ 分 電 盤 類 の 質 的 統 一 、 技 術 水 準 の 維 持 等 適 正 な 品 質 管 理 、

    機 器 製 作 ま で の 省 力 化 及 び 耐 久 性 能 の 強 化 を 目 的 と し て 制 定 し た も の で あ り 、

    内 容 は 、 国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 監 修 「 公 共 建 築 工 事 標 準 仕 様 書 ( 電

    気 設 備 工 事 編 ) 」 の 各 項 目 ( 同 じ 内 容 の 項 目 は 省 略 ) に お い て 製 造 者 に よ り

    製 品 の 品 質 に 差 異 の で る 可 能 性 が あ る 部 分 を 、 北 海 道 の 地 域 特 性 に 合 わ せ て

    仕 様 を 限 定 し 又 は 追 記 、 補 完 し た も の で す 。

    当 令 和 元 年 版 に お い て は 、 国 土 交 通 省 監 修 「 公 共 建 築 工 事 標 準 仕 様 書 ( 平

    成 3 1 年 版 ) 」 の 改 定 を 基 に 見 直 し を 行 っ て い ま す 。 本 仕 様 書 を も と に 、 併

    せ て 国 土 交 通 省 標 準 仕 様 書 と の 対 比 を も っ て 配 ・ 分 電 盤 類 が 製 作 さ れ 、 本 仕

    様 書 が よ り 優 れ た 品 質 管 理 の 一 助 と な る こ と を 期 待 す る 次 第 で す 。

    令 和 元 年 1 2 月

    北 海 道 建 設 部 建 築 局 建 築 整 備 課

    電 気 設 備 グ ル ー プ

  • -1-

    本 文 目 次

    第 1 編 一 般 共 通 事 項

    第 1 章 一 般 事 項 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3

    第 1 節 総 則

    1 .1 .1 適 用

    設 計 図 書

    設 計 図 書 の 優 先 順 位

    第 2 編 電 力 設 備 工 事

    第 1 章 機 材

    第 7 節 分 電 盤 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3

    1 .7 .1 一 般 事 項

    1 .7 .2 構 造 一 般

    1 .7 .3 キ ャ ビ ネ ッ ト

    1 .7 .4 導 電 部

    1 .7 .7 予 備 品 等

    1 .7 .8 表 示

    第 9 節 OA 盤 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7

    第 10 節 実 験 盤 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

    第 11 節 開 閉 器 箱 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

    第 12 節 制 御 盤 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

    1 .12 .1 一 般 事 項

    1 .12 .3 キ ャ ビ ネ ッ ト

    1 .12 .4 導 電 部

    1 .12 .6 器 具 類

    1 .12 .7 予 備 品 等

    1 .12 .8 表 示

    第 3 編 受 変 電 設 備 工 事

    第 1 章 機 材

    第 1 節 キ ュ ー ビ ク ル 式 配 電 盤 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1

    1 .1 .1 一 般 事 項

    1 .1 .2 構 造 一 般

    1 .1 .3 キ ャ ビ ネ ッ ト

    1 .1 .4 導 電 部

    1 .1 .5 盤 内 器 具 類

    1 .1 .7 予 備 品 等

    1 .1 .8 表 示

    第 6 編 通 信 ・ 情 報 設 備 工 事

    第 1 章 機 材

    第 4 節 端 子 盤 ・ 機 器 収 納 ラ ッ ク 等 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5

    1 .4 .1 一 般 事 項

    第 11 節 テ レ ビ 共 同 受 信 装 置 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6

    1 .11 .4 機 器 収 容 箱

  • -2-

    標 準 図 目 次

    〔 標 準 図 〕

    電 力 3 0 0 分 電 盤 絶 縁 測 定 用 接 地 タ ー ミ ナ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1

    電 力 3 0 1 用 途 名 称 板 記 名 方 法 及 び 表 示 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2

    電 力 3 0 2 分 電 盤 埋 込 形 の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3

    電 力 3 0 3 分 電 盤 露 出 形 の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4

    電 力 3 0 4 分 電 盤 露 出 形 ( ド ア な し ) の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5

    電 力 3 0 5 分 電 盤 防 水 ・ 防 湿 形 の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6

    電 力 3 0 6 配 電 盤 キ ュ ー ビ ク ル ベ ー ス ( 基 礎 ボ ル ト 部 ) の 構 造 例 ・ 7

    電 力 3 0 7 配 電 盤 屋 内 形 ( 外 観 ) の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

    電 力 3 0 8 配 電 盤 屋 内 形 ( フ レ ー ム ) の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9

    電 力 3 0 9 配 電 盤 屋 内 形 ( 内 部 ) の 構 造 例 1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0

    電 力 3 1 0 配 電 盤 屋 内 形 ( 内 部 ) の 構 造 例 2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1

    電 力 3 1 1 配 電 盤 屋 外 形 ( 外 観 ) の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2

    電 力 3 1 2 制 御 盤 自 立 型 の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3

    電 力 3 1 3 制 御 盤 壁 掛 型 の 構 造 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4

  • -3-

    第 1 編 一 般 共 通 事 項

    第 1 章 一 般 事 項

    1 .1 .1

    適 用

    設 計 図 書

    設 計 図 書 の 優 先 順 位

    第 2 編 電 力 設 備 工 事

    第 1 章 機 材

    1 .7 .1

    一 般 事 項

    第 1 節 総 則

    設 計 図 書 に 記 載 し て あ る 事 項 以 外 は 、 こ の 標 準 仕 様 書

    に よ る 。

    本 仕 様 書 の 摘 要 は 電 気 設 備 工 事 に 使 用 す る 配 ・ 分 電 盤

    等 に 限 る 。

    設 計 図 書 と は 、 図 面 及 び 特 記 仕 様 書 を い う 。

    す べ て の 設 計 図 書 は 、 相 互 に 補 完 す る も の と す る 。 た

    だ し 、 設 計 図 書 間 に 相 違 が あ る 場 合 、 設 計 図 書 の 優 先 順

    位 は 、 次 の と お り と す る 。

    ( 1 ) 特 記 仕 様 書

    ( 2 ) 図 面

    ( 3 ) 本 標 準 仕 様 書

    ( 4 ) 国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 監 修 公 共 建 築 工 事

    標 準 仕 様 書 ( 電 気 設 備 工 事 編 ) 平 成 3 1 年 版

    な お 、 本 仕 様 書 中 の 『 本 文 ( ) 』 内 は 、 国 土 交 通 省 標

    準 仕 様 書 よ り の 引 用 文 で あ り 、 補 完 仕 様 と は 、 本 標 準 仕

    様 書 を 指 す 。

    ま た 、 本 文 中 、 記 述 項 目 の 飛 ん で い る 部 分 は 、 国 土 交 通

    省 標 準 仕 様 書 本 文 の ま ま と す る 。

    第 7 節 分 電 盤

    (3 )製 作 に 関 す る 承 諾 図 は 、 構 造 図 の 添 付 が あ る も の に

  • -4-

    1 .7 .2

    構 造 一 般

    1 .7 .3

    キ ャ ビ ネ ッ ト

    限 る 。

    (4)安 全 確 保 の た め の 警 告 表 示 は 、 ( 社 ) 日 本 配 電 制 御

    シ ス テ ム 工 業 会 の 定 め る 「 配 電 盤 類 の 安 全 確 保 の た め の

    警 告 表 示 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン 」 に 基 づ き 行 う 。

    (2 )

    (ウ )防 水 又 は 防 湿 形 等 の パ ッ キ ン を 設 け る も の を 除 い

    た 形 式 に つ い て は 保 護 板 等 の 隙 間 か ら 内 部 配 線 が 見 え

    な い も の と し 、 形 式 別 の 構 造 は 、 標 準 図 ( 電 力 3 0 2

    ~ 3 0 5 ) に よ る 。

    (6)ド ア の 縦 寸 法 ( 扉 部 分 ) が 長 く な り 、 補 強 に よ る 強

    度 の 確 保 が 困 難 な 場 合 は 、 主 幹 と 分 岐 の 扉 を 分 割 す る 。

    た だ し 、 分 岐 部 分 の ド ア に つ い て は こ の 限 り で な い 。

    (7) 主 遮 断 器 の 取 付 は 、 縦 方 向 の 配 置 を 原 則 と す る 。

    (1 ) 屋 内 用 キ ャ ビ ネ ッ ト は 、 次 に よ る 。

    (ア )キ ャ ビ ネ ッ ト を 構 成 す る 鋼 板 厚 さ の 適 用 は 、 表 1

    7 . (a1)に 示 す 値 以 上 と し 、 補 強 の 基 準 は 、 表 1 .7 . (a

    2)に よ る 。

    (イ )本 文 ( 前 面 枠 及 び ド ア は 、 端 部 を L 又 は コ 字 形 の

    折 曲 げ 加 工 を 施 す 。 ま た 、 前 面 枠 は 、 折 曲 げ た 突 合 せ

    部 分 に 溶 接 加 工 を 施 す 。 )

    部 は コ 字 形 の 折 り 曲 げ 加 工 に 限 定 す る 。

    た だ し 、 蝶 番 側 の 一 辺 は 、 L 字 形 の 加 工 で も よ い 。

  • -5-

    表 1 .7 . (a1) キ ャ ビ ネ ッ ト の 鋼 板 厚 さ 〔 単 位 mm〕

    構 成 部 鋼 板 ステンレ ス

    ボ ッ ク ス 1 .6 1 .2

    保 護 板 又 は カ バ ー 1 .6 1 .2

    前 面 枠

    及 び ド ア

    面 積 0.25 ㎡ 以 下 1.6 1 .2

    面 積 0.25 ㎡ を 超

    え 0.9 ㎡ 以 下

    1 .6

    (2 .0 )

    1 .2

    (1 .5 )

    面 積 0.9 ㎡ 超 過 1 .6

    (2 .3 )

    1 .5

    (2 .0 )

    〔 備 考 〕

    (1)前 面 枠 及 び ド ア の 面 積 は 、 次 に よ る 。

    (ア ) ボ ッ ク ス が 前 面 枠 を 兼 ね る 一 体 構 造 は 、 ド ア の

    面 積 。

    (イ ) 一 体 と な ら な い 構 造 は 、 ド ア を 含 む 前 面 枠 の 面

    積 と す る 。

    な お 、 一 体 構 造 の 場 合 、 前 面 枠 の 鋼 板 の 厚 さ は 、

    ボ ッ ク ス と 同 一 と し て よ い 。

    (2) ( )内 数 値 は 、 ド ア に 操 作 用 器 具 を 取 り 付 け る 場

    合 に 適 用 す る 。

    (3) 数 値 は 、 最 小 値 を 示 す 。

    表 1 .7 . (a2) ド ア の 補 強 基 準

    ド ア の 鋼 板 厚 さ [単 位 mm] 補 強 が 必 要 に な る

    ド ア 長 辺 の 長 さ 鋼 板 ス テ ン レ ス

    1 .6 1 .2 0 .7m 超 過

    2 .0

    (2 .3 )

    1 .5

    (2 .0 )

    1 .2m 超 過

  • -6-

    〔 備 考 〕

    (1)操 作 用 器 具 の 有 無 に か か わ ら ず 行 う 。

    (2)( ) は ド ア に 操 作 用 器 具 が あ る 場 合 を 示 す 。

    (ク )カ ー ド ホ ル ダ 内 の 記 名 は 、 文 字 印 刷 と し 容 易 に 消

    え な い も の と す る 。

    (コ )盤 名 称 板 及 び 用 途 名 称 板 等 は 、 合 成 樹 脂 製 と し 、

    キ ャ ビ ネ ッ ト 表 面 に 取 り 付 け る も の は ビ ス 止 め 式 と す

    る 。

    又 使 用 ビ ス は 金 属 製 と し 、 屋 外 形 ( 防 湿 形 を 含 む )

    に は 、 ス テ ン レ ス 製 を 用 い 、 屋 内 形 は め っ き と 同 等 以

    上 の 材 質 又 は 処 理 を ほ ど こ し た も の と す る 。

    な お 、 名 称 の 記 名 方 法 は 、 標 準 図 ( 電 力 3 0 1 ) に

    よ る 。

    (サ )図 面 ホ ル ダ は 、 鋼 板 製 と し 、 大 き さ は 、 A 4 版 の

    図 書 が 収 容 可 能 な も の を 原 則 と す る 。 な お 、 取 り 付 け

    ス ペ ー ス の 制 約 を 受 け る 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。

    (シ )原 則 と し て 、 表 面 み え が か り 部 分 と 内 面 は 、 同 色

    と し 日 本 塗 料 工 業 会 色 見 本 帳 に よ る #309(2 .5Y9/1 ク

    リーム系 ) を 標 準 色 と す る 。 た だ し 、 指 定 色 の 指 示 が あ る

    場 合 は 内 面 の み 、 標 準 色 を 使 用 し て も よ い 。

    尚 、 こ の 場 合 の 内 面 と は 、 キ ャ ビ ネ ッ ト 内 部 を 指

    し 、 ド ア の 裏 面 及 び ド ア を 開 い た 状 態 で 見 え る 保 護 板

    等 は 表 面 み え が か り 部 分 と 同 義 で あ る 。

    (セ )キ ャ ビ ネ ッ ト 内 部 に は 、 標 準 図 ( 電 力 3 0 0 ) に

    よ る 絶 縁 測 定 用 接 地 タ ー ミ ナ ル (ETT) を 設 け る 。

    こ れ は 、 保 守 点 検 時 に 使 用 す る も の で 、 そ の 取 り 付

  • -7-

    1 .7 .4

    導 電 部

    1 .7 .7

    予 備 品 等

    1 .7 .8

    表 示

    1 .9 .1~ 8

    共 通 事 項

    け 位 置 は 、 保 護 板 を 開 い た 状 態 で 取 扱 い で き る も と

    し 、 測 定 点 と E T T 間 の 距 離 を 最 大 800mm と し た 位

    置 に 、 最 少 1 個 設 け る 。

    尚 、 ド ア が 複 数 枚 の 場 合 は 、 ド ア ご と に 設 け る 。

    (ソ )保 護 板 は ド ア 式 と し 、 そ の 蝶 番 は 保 護 板 の 表 面 よ

    り 見 え な い も の と す る 。 な お 、 こ こ で い う 保 護 板 と は

    器 具 取 付 板 全 体 を お お う も の で あ っ て 、 部 分 的 な も の

    は こ の 限 り で な い 。

    尚 、 キ ャ ビ ネ ッ ト の 構 造 は 標 準 図 ( 3 0 2 ~ 3 0

    5 ) に よ る 。

    (1 )

    (イ )銅 帯 に は 、 原 則 と し て 、 め っ き を 施 す も の と し 、

    材 質 は 、 ニ ッ ケ ル 又 は す ず を 標 準 と す る 。

    ド ア ハ ン ド ル の 鍵 は 、 キ ャ ビ ネ ッ ト ご と 、 種 類 ご と に

    2 個 を 具 備 す る 。

    製 造 者 及 び 施 工 者 銘 板 は 、 金 属 製 と し 、 取 り 付 け は 、

    ビ ス 又 は リ ベ ッ ト に よ る 。

    第 9 節 O A 盤

    国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 監 修 「 公 共 建 築 工 事 標

    準 仕 様 書 」 ( 電 気 設 備 工 事 編 ) 平 成 31 年 版 に よ る ほ

    か 、 該 当 す る 項 目 に つ い て は 、 本 仕 様 書 第 7 節 分 電

    盤 に よ る 。

  • -8-

    1 .10 .1~ 8

    共 通 事 項

    1 .11 .1~ 7

    共 通 事 項

    1 .11 .8

    引 込 開 閉 器 箱

    1 .12 .1

    一 般 事 項

    第 10 節 実 験 盤

    国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 監 修 「 公 共 建 築 工 事 標

    準 仕 様 書 」 ( 電 気 設 備 工 事 編 ) 平 成 31 年 版 に よ る ほ

    か 、 該 当 す る 項 目 に つ い て は 、 本 仕 様 書 ・ 第 7 節 分 電

    盤 に よ る 。

    第 11 節 開 閉 器 箱

    国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 監 修 「 公 共 建 築 工 事 標

    準 仕 様 書 」 ( 電 気 設 備 工 事 編 ) 平 成 31 年 版 に よ る ほ

    か 、 該 当 す る 項 目 に つ い て は 、 本 仕 様 書 ・ 第 7 節 分 電

    盤 に よ る 。

    た だ し 、 保 護 板 は 不 要 と し 、 開 閉 器 の 一 次 及 び 二 次 側

    接 続 端 子 部 及 び 端 子 台 に は 保 護 カ バ ー を 設 け る 。

    な お 、 キ ャ ビ ネ ッ ト 内 部 に は 、 1 .7 .3 (1) (セ ) に よ る 絶

    縁 測 定 用 接 地 タ ー ミ ナ ル (ETT)を 設 け る 。

    低 圧 受 電 の 場 合 に 、 引 込 み 地 点 に 設 置 す る 電 力 需 給 用

    計 器 を 収 め た 盤 ( 引 込 開 閉 器 箱 ) に つ い て も 、 前 記 と 同

    様 と す る 。

    第 1 2 節 制 御 盤

    (1 )安 全 確 保 の た め の 警 告 表 示 は 、 ( 社 ) 日 本 配 電 制 御

    シ ス テ ム 工 業 会 の 定 め る 「 配 電 盤 類 の 安 全 確 保 の た め の

    警 告 表 示 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン 」 に 基 づ き 行 う 。

  • -9-

    1 .12 .3

    キ ャ ビ ネ ッ ト

    (1 )屋 内 用 キ ャ ビ ネ ッ ト は 、 次 に よ る 。

    (ア )キ ャ ビ ネ ッ ト を 構 成 す る 鋼 板 厚 さ の 適 用 は 、 表 1 .

    1 2. (a1)に よ る 。

    表 1 .1 2. (a1) キ ャ ビ ネ ッ ト の 鋼 板 厚 さ 〔 単 位 mm〕

    構 成 部 鋼 板 ステンレ ス

    ボ ッ ク ス 1 .6 1 .2

    ド ア

    面 積 0.25 ㎡ 以 下 1.6 1 .2

    面 積 0.25 ㎡ を 超

    え 0.9 ㎡ 以 下

    2 .0 1 .5

    面 積 0.9 ㎡ 超 過 2 .3 2 .0

    〔 備 考 〕

    (1) 数 値 は 最 小 値 を 示 す 。

    (ウ )本 文 ( ド ア の 端 部 は 、 L 又 は コ 字 形 の 折 り 曲 げ 加

    工 を 施 す ) 部 は 、 コ 字 形 の 折 り 曲 げ 加 工 に 限 定

    す る 。

    た だ し 、 蝶 番 側 の 一 辺 は 、 L 字 形 の 加 工 で も よ い 。

    (ク )本 文 ( ド ア 裏 面 に 、 単 線 結 線 図 、 展 開 接 続 図 等 を

    収 容 す る 図 面 ホ ル ダ を 設 け る 。 ) 図 面 ホ ル ダ は 、 原 則

    鋼 板 製 と し 、 大 き さ は A 4 版 の 図 書 が 収 容 可 能 な も の

    と す る 。 取 り 付 け ス ペ ー ス の 制 約 を 受 け る 場 合 は 、 こ

    の 限 り で な い 。

    (ケ )本 文 ( 負 荷 名 称 及 び 電 動 機 出 力 を 記 載 し た 負 荷 名

    称 板 を 、 電 流 計 の 付 近 に 設 け る 。 な お 電 動 機 出 力 は 別

  • -10-

    1 .12 .4

    導 電 部

    1 .12 .6

    器 具 類

    1 .12 .7

    予 備 品 等

    1 .12 .8

    表 示

    銘 板 と す る こ と が で き る 。 ) の 部 は 、 同 一 銘

    板 に 限 る も の と す る 。

    (シ )用 途 名 称 板 等 は 、 合 成 樹 脂 製 と し 、 キ ャ ビ ネ ッ ト

    表 面 に 取 り 付 け る も の は ビ ス 止 め 式 、 内 部 の 取 り 付 け

    は 貼 り 付 け 式 と す る 。

    又 使 用 ビ ス は 金 属 製 と し 、 屋 外 形 ( 防 湿 形 を 含 む )

    に は 、 ス テ ン レ ス 製 を 用 い 、 屋 内 形 は 、 め っ き と 同 等

    以 上 の 材 質 又 は 処 理 を 施 し た も の と す る 。

    な お 、 名 称 の 記 名 方 法 は 、 標 準 図 ( 電 力 3 0 1 ) に

    よ る 。

    (ス )キ ャ ビ ネ ッ ト の 構 造 は 、 標 準 図 ( 電 力 3 1 2 ,3

    1 3 ) に よ る 。

    (1 )

    (イ )銅 帯 に は 、 原 則 と し て 、 め っ き を 施 す も の と し 、

    材 質 は 、 ニ ッ ケ ル 又 は す ず を 標 準 と す る 。

    (2 )単 位 装 置 に 使 用 す る 、 配 線 用 遮 断 器 等 の フ レ ー ム 容

    量 は 、 定 格 電 流 2 0 A 以 下 の 場 合 、 3 0 A F と す る 。

    (1 )予 備 品 は 、 次 に よ る 。

    ド ア ハ ン ド ル の 鍵 は 、 キ ャ ビ ネ ッ ト ご と 、 種 類 ご と に 2

    個 を 具 備 す る 。

    製 造 者 及 び 施 工 者 銘 板 は 、 金 属 製 と し 、 取 り 付 け は 、 ビ

    ス 又 は リ ベ ッ ト に よ る 。

  • -11-

    第 3 編 受 変 電 設 備 工

    第 1 章 機 材

    1 .1 .1

    一 般 事 項

    1 .1 .2

    構 造 一 般

    第 1 節 キ ュ ー ビ ク ル 式 配 電 盤

    (1 )非 常 電 源 専 用 受 電 設 備 は 、 本 節 に 定 め る 事 項 及 び

    ( 社 ) 日 本 電 気 協 会 「 キ ュ ー ビ ク ル 式 非 常 電 源 専 用 受 電

    設 備 認 定 委 員 会 」 の 定 め る 「 認 定 規 約 」 に 適 合 し た も の

    と す る 。

    (2)安 全 確 保 の た め の 警 告 表 示 は 、 ( 社 ) 日 本 配 電 制 御

    シ ス テ ム 工 業 会 の 定 め る 「 配 電 盤 類 の 安 全 確 保 の た め の

    警 告 表 示 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン 」 に 基 づ き 行 う 。

    (3 )キ ャ ビ ネ ッ ト 表 面 に 取 り 付 け る 用 途 名 称 板 等 は 、 合

    成 樹 脂 製 と し 、 ビ ス 止 め 式 と す る 。 又 、 使 用 ビ ス は 金 属

    製 と し 、 屋 外 形 ( 防 湿 形 を 含 む ) に は 、 ス テ ン レ ス 製 を

    用 い 、 屋 内 形 は め っ き と 同 等 以 上 の 材 質 又 は 処 理 を 施 し

    た も の と す る 。

    な お 、 名 称 の 記 名 方 法 は 、 標 準 図 ( 電 力 3 0 1 ) に よ

    る 。

    (7)ケ ー ブ ル 引 き 込 み 、 引 出 し 口 の 底 板 ( 通 線 孔 の 当

    板 ) は 、 厚 さ 5 ㎜ の 塩 化 ビ ニ ー ル 板 ( グ レ ー 色 ) を 用 い

    る 。

    (9)主 要 器 具 の 取 付 板 又 は 取 付 枠 の 基 準 は 、 表 1 .1 (9)

    に よ る 。

  • -12-

    1 .1 .3

    キ ャ ビ ネ ッ ト

    表 1 .1 . (9 ) 取 付 板 又 は 取 付 枠 の 呼 び 厚 さ 〔 単 位 mm〕

    材 料 材 料 の 呼 び 厚 さ

    面 積 0.1 ㎡ を 超

    え る も の

    取 付 板 鋼 板 3 .2 以 上

    取 付 枠 鋼 板 2 .3 以 上

    軽 量 形 鋼 2 .3 以 上

    平 形 鋼 ・ 山 形 鋼 3 .0 以 上

    〔 備 考 〕 鋼 板 に は 、 必 要 に 応 じ 補 強 を 行 う 。

    (13)母 線 の 断 路 器 、 負 荷 開 閉 器 前 面 に は 、 厚 さ 5 mm 以

    上 で 、 透 明 な 絶 縁 性 の 保 護 カ バ ー を 設 け 、 そ の 表 面 に 、

    彫 刻 又 は シ ー ル 等 に よ り 赤 色 で 「 危 険 」 の 旨 の 表 示 を 行

    う 。

    保 護 カ バ ー は 、 工 具 を 使 用 せ ず に 取 扱 い が で き る 、 着 脱

    の 容 易 な ビ ス 止 め 式 と す る 。

    た だ し 、 開 閉 操 作 は 、 保 護 カ バ ー を 取 り 外 す 事 な く 、 フ

    ッ ク 棒 に て 操 作 で き る こ と 。 な お 、 フ ッ ク 棒 の 収 納 位 置

    を キ ャ ビ ネ ッ ト 表 面 に シ ー ル 等 で 表 示 す る 。

    (14)形 式 別 の 構 造 等 は 、 標 準 図 ( 電 力 3 0 6 ~ 3 1 1 )

    に よ る 。

    (1 )構 成 部 の 鋼 板 の 呼 び 厚 さ の 適 用 基 準 は 、 表 1 .1 (1)

    に よ る 。

  • -13-

    表 1 .1 . (1 ) 鋼 板 の 厚 さ 〔 単 位 mm〕

    構 成 部 鋼 板 の 呼 び 厚 さ

    屋 内 屋 外

    側 面 板 2.3[2 .0 ]以 上 2.3[2 .0 ]以 上

    底 板 2.3[2 .0]以 上 2.3[2 .0]以 上

    屋 根 板 2.3[2 .0 ]以 上 2.3[2 .0 ]以 上

    仕 切 板 1.6[1 .5 ]以 上 1.6[1 .5 ]以 上

    ド ア 及 び 前 面 板 3.2[2 .0 ]以 上 3.2[2 .0 ]以 上

    〔 備 考 〕

    (1)仕 切 板 は 、 配 電 盤 内 に 隔 壁 と し て 使 用 す る も の を

    い う 。

    (2)ケ ー ブ ル 引 込 み 、 引 出 し 口 の 底 板 は 、 取 外 し で き

    る も の と す る 。

    (3)[ ] 内 数 値 は ス テ ン レ ス 鋼 板 の 場 合 を 示 す 。

    (2)屋 内 用 配 電 盤 は 、 次 に よ る 。

    (ウ )本 文 (ド ア の 端 部 は 、 L 又 は コ 字 形 の 折 曲 げ 加 工 を

    施 す 。 )

    部 は 、 コ 字 形 の 折 り 曲 げ 加 工 に 限 定 す る 。

    た だ し 蝶 番 側 の 一 辺 は 、 L 字 形 の 加 工 で も よ い 。

    な お 、 折 り 曲 げ た 突 き 合 わ せ 部 分 は 溶 接 加 工 を 行

    う 。

    (4)ド ア 裏 面 等 に 、 結 線 図 等 A 4 版 の 図 書 が 収 容 で き

    る 、 鋼 板 製 の 図 面 ホ ル ダ を 設 け る 。

    (5)キ ャ ビ ネ ッ ト を 固 定 す る 基 礎 ボ ル ト ( ア ン カ ー ) の

  • -14-

    1 .1 .4

    導 電 部

    1 .1 .5

    盤 内 器 具 類

    取 付 部 は 、 キ ャ ビ ネ ッ ト の 設 置 後 も そ の 状 態 を 確 認 で き

    る も の と し 、 構 造 は 標 準 図 ( 電 力 3 0 6 ) に よ る 。

    (3 )

    (エ ) 低 圧 の 主 回 路 配 線 は 、 原 則 と し て 絶 縁 電 線 を 用

    い る 。

    た だ し 、 絶 縁 電 線 の 最 大 サ イ ズ ( 3 2 5 ㎜2 ) を 超

    え る 場 合 は 、 銅 帯 を 使 用 し て も よ い 。 な お 、 絶 縁 電 線

    の 並 列 接 続 等 は 、 行 わ な い 。

    (6)

    (ウ ) VT、 CT 等 の 2 次 側 等 及 び 制 御 回 路 等 の 配 線

    は 、 符 号 を 付 し た 白 色 の 絶 縁 キ ャ ッ プ ( 又 は チ ュ ー

    ブ ) に て 、 識 別 す る 。

    (8) 外 部 配 線 及 び ケ ー ブ ル 等 の 接 続 は 、 容 易 か つ 安 全 に

    行 え る 構 造 と し 表 面 接 続 を 原 則 と す る 。 た だ し 、 盤 内

    点 検 通 路 が 確 保 で き る 場 合 は 、 通 路 側 よ り 接 続 す る 構 造

    で も よ い 。 こ の 場 合 の 点 検 通 路 と は 、 充 電 中 で も 立 入 る

    こ と の で き る 安 全 が 確 保 さ れ て い る 通 路 を い う 。

    な お 、 負 荷 の 接 続 は 、 配 線 用 遮 断 器 等 の 端 子 と 別 個 に

    設 け た 負 荷 端 子 台 に よ り 行 え る も の と す る 。

    (1 ) 開 閉 器 類 は 、 次 に よ る 。

    (エ ) 埋 込 形 (フラッシ ュプ レート付 ) を 用 い 縦 方 向 に 配 置 す

    る 。

    (20) 配 線 用 遮 断 器 等 の 用 途 名 称 板 は 、 合 成 樹 脂 製 と

    し 、 取 り 付 け 方 法 は 、 貼 り 付 け と す る 。

  • -15-

    1 .1 .7

    予 備 品 等

    1.1 .8

    表 示

    第 6 編 通 信 ・ 情 報

    設 備 工 事

    第 1 章 機 材

    1 . 4 . 1

    一 般 事 項

    な お 、 点 検 通 路 を 有 す る 場 合 は 、 そ の 裏 面 に も 取 付 け

    る 。 こ の 場 合 は シ ー ル で も よ い 。

    予 備 品 等 は 、 次 に よ る 。

    本 文 ( 予 備 品 、 附 属 工 具 等 は 製 造 者 の 標 準 一 式 と す る 。

    た だ し 、 ヒ ュ ー ズ は 、 現 用 数 の 2 0 % と し 、 種 別 及 び 定

    格 ご と に 1 組 以 上 と す る 。 )

    な お 、 付 属 品 と し て 、 ハ ン ド ル の 鍵 ( キ ー ) は 、 種 類 ご

    と に 2 個 を 具 備 す る 。

    製 造 者 及 び 施 工 者 銘 板 は 、 金 属 製 と し 、 取 り 付 け は 、 ビ

    ス 又 は リ ベ ッ ト に よ る 。

    第 4 節 端 子 盤 ・ 機 器 収 納 ラ ッ ク 等

    (6)

    (ア )キ ャ ビ ネ ッ ト を 構 成 す る 鋼 板 厚 さ の 適 用 は 、 本 仕

    様 書 第 2 編 ・ 表 1 .7 . (a1) に よ る 。

    (イ )ド ア の 補 強 は 、 本 仕 様 書 ・ 第 2 編 ・ 表 1 .7 . (a2)

    に よ る 。

    (ウ )キ ャ ビ ネ ッ ト 内 に 、 接 地 端 子 座 に よ る 接 地 端 子 を

    設 け る 。

    (エ )用 途 名 称 板 等 は 、 本 仕 様 書 ・ 第 2 編 1 .7 .3 (1) (コ )

  • -16-

    1 .11 .4

    機 器 収 容 箱

    に よ る 。

    (オ )指 定 色 等 は 、 本 仕 様 書 ・ 第 2 編 1 .7 .3 (1) (シ )に よ

    る 。

    (カ )HUB 等 を 収 容 す る も の は 、 十 分 な 開 口 を 有 す る 放

    熱 口 を 設 け る 。

    第 1 1 節 テ レ ビ 共 同 受 信 装 置

    (1)

    (ア )キ ャ ビ ネ ッ ト を 構 成 す る 鋼 板 厚 さ の 適 用 は 、 本 仕

    様 書 第 2 編 ・ 表 1 .7 .(a1)に よ る 。

    (イ )ド ア の 補 強 は 、 本 仕 様 書 ・ 第 2 編 ・ 表 1 .7 . (a2)

    に よ る 。

    (ウ )キ ャ ビ ネ ッ ト 内 に 、 接 地 端 子 座 に よ る 接 地 端 子 を

    設 け る 。

    (エ )用 途 名 称 板 等 は 、 本 仕 様 書 ・ 第 2 編 1 .7 .3 (1) (コ )

    に よ る 。

    (オ )指 定 色 等 は 、 本 仕 様 書 ・ 第 2 編 1 .7 .3 (1) (シ )に よ

    る 。

    (カ )増 幅 器 を 収 容 す る も の は 、 十 分 な 開 口 を 有 す る 放

    熱 口 を 設 け る 。

  • 名称板(又はシール)

    絶縁測定用接地ターミナル電力300 分 電 盤

    1

    ETT

    0.8m以内

    ETT

    分岐開閉器等

    ETT

    接地端子(ET)

    分電盤内部

    〔備考〕(1)ETTはドアごとに設ける。

    (2)ETとETT間は、絶縁電線(5.5mm )にて接続する。

    (3)名称板の表示は、アース(種別)とする。

    例)アース(ED)

    コードクリップ用みぞ

    銅帯(めっき仕上げ)固定用穴×2

    ETT:絶縁測定用接地ターミナル

    主幹

  • 記名方法及び表示例電力301 用途名称板

    2

    1. 配電盤

    2. 分電盤

    3. 制御盤

    4. 端子盤

    (L-1)

    (P-1)

    (T-1)

    5. 開閉器箱 (200V)

    6. その他 (TV-1)

    〔備考〕(1) 材質はアクリル、字体は丸ゴシック体とし、裏彫刻とする。

    (2) 白地に黒文字とする。(非常用は白地に赤文字)

    (3) 名称の後に付記する管理記号は、ほぼ1/2の字高とする。

    (4) 開閉器箱は、用途名称を記名し、その使用電圧を付記する。

    (5) 配電盤の名称例

    高圧引込盤 高圧饋電盤 低圧電灯盤 低圧動力盤

    高圧コンデンサ盤 高圧分岐盤 低圧電灯・動力盤

    高 圧 受 電 盤

    電灯分電盤

    動力制御盤

    電話端子盤

    溶接機用開閉器盤

    TV機器収容盤

  • 電力302 分 電 盤 埋 込 形 の 構 造 例

    8

    ET

    CH

     N

      

     P

    11

    2

    5 6

    14

    74

    A~A’断面図

    9

    11

    1216

    MCB

    MCB

    AA'

    1前面枠

    ドア

    ハンドル

    三辺コ字

    曲げ加工

    クッションゴム

    ローレッ

    トビス

    又はワ

    ンタッ

    チ止め

    金具

    ポスト(化

    粧ビス)

    2 3 4 5 7 8

    6

    カードホルダ

    保護板(1.

    6t)

    セパレータ

    器具取付板

    ボックス板

    埋込ボックス

    蝶番

    16

    13 151411 12109

    単位

     〔

    mm〕

    10

    15

    13

    3

    3

  • A~A’断面図

    ET

    CH

     N

       

    保護板(1.

    6t)

    11セパレータ

    3ハ

    ンド

    ル(

    キー

    No.2

    00相

    当品

    1 2

    前面枠

    ドア

    9 10カードホルダ

    ポスト(化

    粧ビス)

    三辺コ字

    曲げ加工

    7ローレット

    ビス又は

    6

    4 5クッションゴム

    8

    14

    12 13

    器具取付板

    蝶番

    単位 〔

    mm〕

    45

    11

    2

    6

    79

    10

    11

    12

    13

    14

    MCB

    AA’

    露 出 形 の 構 造 例電力303 分 電 盤

    8

    4

    MCB

    3

    ワンタッチ

    止め金具

  • A~A’断面図

    保護板(1.

    6t)

    31 2

    取外し枠

    取手

    9 10

    カードホルダ

    ポスト(化

    粧ビス)

    7

    ローレット

    ビス又は

    6

    4

    5クッションゴム

    8

    器具取付板

    蝶番

    単位 〔mm〕

    1

    5

    4

    7

    8

    10

    3

    9MCB

    AA’

    露出形(ドアなし)の構造例

    CH

    CH

     N 

      

    2

    6

    電力304 分 電 盤

    MCB

    5

    ワンタッチ

    止め金具

  • 防水・防湿形の構造例

    〔注

    1〕

     屋

    外防

    水形

    につ

    いて

    は、

    W寸

    法が

    60

    0m

    m以

    上の

    場合

    〔注

    2〕

     G

    寸法

    は、

    50

    mm

    を原

    則と

    し、

    構造

    上や

    むを

    得な

    い場

    CH

     N 

      

    パッキ

    ン蝶

    蝶番

    A~A’断面図

    扉ハ

    ンド

    ロー

    レッ

    トビ

    カンヌ

    キカ

    ード

    ホル

    カンヌキ[注

    1]

    ドアストッパー[注

    1]

    GG

    また

    はH

    寸法

    が1

    20

    0m

    m以

    上で

    、W

    寸法

    が4

    00

    mm

    以上

    の場

    合は

    、ド

    アス

    トッ

    パー

    及び

    カン

    ヌキ

    を設

    ける

    こと

    又、

    両開

    きド

    アの

    場合

    は、

    左右

    それ

    ぞれ

    に設

    ける

    。た

    だし

    設けない。

    は、

    この

    限り

    では

    ない

    〔注

    3〕

     ド

    アの

    下辺

    は、

    コの

    字形

    の折

    り曲

    げ加

    工と

    しな

    い。

    (雨

    水の

    溜ま

    らな

    い構

    造と

    する

    〔注

    4〕

     ハ

    ンド

    ルは

    、「

    閉」

    操作

    の状

    態を

    保持

    する

    ロッ

    ク式

    ハン

    ドル

    電力305 分 電 盤

    MCB

    MC

    6

    ドア

    AA’

    両ド

    ア寸

    法(

    幅)

    が3

    00

    mm

    以下

    の場

    合は

    、原

    則と

    して

    とする。

     N 

      

    屋外形

    (屋根

    付)の

    場合

    又はワンタッチ止め金具

  • 電力306 配 電 盤 キュービクルベース(基礎ボルト部)の構造例

    Φ

    6t×50 FB(ボルト部分)

    ベース100×50

    基礎ボルト 屋 内 形

    ドア

    ベース100×50

    基礎ボルト

    ドア

    配電盤 側面

    屋 外 形

    単位〔mm〕

    7

    (溶融亜鉛メッキ)

    配電盤 側面

    作業用穴(ブランクキャップ取付)※

    ※ ブランクキャップは点検時に取り外しが可能なものとする

  • EQ

    EQ

    EQ

    EQ

    EQ

    EQ

    13 14

    915

    5

    2

    屋内形(外観)の構造例17

    1

    16

    1 18

    412

    11

    1

    7

    6

    8

    1 4

    ドア 鋼

    板3.

    2t

    以上(

    三辺又

    は四辺

    コの字折曲げ

    加工)

    2天

    井 鋼

    板2.

    3t

    以上

    3 55 6 855 7 9 10

    側板 鋼

    板2.

    3t

    以上

    基礎ベー

    ス J

    IS溝

    形鋼1

    00×

    50

    名称板 

    合成樹

    脂製(

    めっき

    ビス止

    め)

    把手 (

    キ-No

    .200相

    当品)

    フッ

    ク棒

    フック

    棒収納

    位置表

    示シー

    ル又は

    NP

    検視窓 

    6.8

    t以上の

    網入り

    ガラス

    図面ホル

    タ- 

    A4版以上

    11 14

    電圧・電

    流試験

    端子 

    プラグ

    インタ

    イプ

    12零

    相電

    流試

    験端

    13 16 1815 17 19

    計器

     広

    角度

    計器用切

    替スイ

    ッチ

    しゃ断器

    状態表

    示灯

    通気

    孔〔

    注3

    吊りボ

    ルト 

    M20

    以上

    予備

    品箱

    ドア

    スト

    ッパ

    〔注1〕

     基礎

    ボルト

    の本数

    及びサ

    イズは

    、耐震

    計算よ

    り算出

    のうえ

    設定す

    る。

    〔注2〕

     ドア

    に取り

    付けた

    機器の

    裏面充電

    部には

    全て保

    護カバ

    ーを設

    ける。

    〔注3〕

     通気

    孔の位

    置・形

    状及び

    換気(

    自然・強

    制)方

    法は放

    熱を検

    討のう

    え設定

    する。

    なお、設

    置環境

    の対策

    として

    指定が

    ある場

    合、防

    塵フィ

    ルター

    を設け

    る。

    〔注4〕

     側面

    ドアは

    、折曲

    げパネ

    ル式の側

    板を付

    加して

    、ドア

    と側板

    がフラ

    ットな

    構造とし

    てもよ

    い。

    耐震計

    算書を

    添付す

    る。

    19

    電力307 配 電 盤

    10

    3

    8

  • 屋内形(フレーム)の構造例

    11

    1 4

    函体骨枠

     5t

    ×40

    L及び

    4t×

    50L

    以上又

    は2.3

    t以上折

    曲げ加

    工品

    2 3 55 655

    変圧器

    台 J

    IS溝

    形鋼1

    00×

    50

    底板 

    2.3t

    以上

    ベース間

    連結ボ

    ルト 

    M10

    7 108 11

    吊りボル

    ト部補

    強 6

    t以上

    (4箇

    所/1

    面)

    点検通

    路歩板

     鋼板

    3.2t

    以上 〔

    注4〕

    〔注1〕

     函体

    骨枠は

    、溶接

    による

    一体構

    造とす

    る。

    〔注2〕

     ベー

    スと本

    体間連

    結ボル

    トの本

    数は、耐

    震計算

    を満足

    する本

    数以上

    である

    こと。

    〔注3〕

     中間

    縦骨の

    本数は

    、1面

    当たり

    4本以

    上とす

    る。

    〔注4〕

     歩板

    は、点

    検通路

    がある

    場合に

    設ける

    。この

    場合の

    点検通

    路とは

    、充電

    中でも

    立入りこ

    とので

    きる安

    全が確

    保され

    ている

    通路を

    さす。

    (安全

    通路)

    6

    9

    8

    1 3 42

    10

    5

    中間縦骨

     5t

    ×40

    L及び

    4t×

    50L

    以上又

    は3.2

    t以上折

    曲げ加

    工品

    補強・補

    助骨 

    5t×

    40L

    及び4

    t×5

    0L以

    上又は

    2.3t

    以上の

    折曲げ

    加工品

    9

    補強骨 

    5t×

    40L

    及び4

    t×5

    0L以

    上又は

    2.3t

    以上の

    折曲げ

    加工品

    盤間連

    結ボル

    ト M

    10

    ベース 

    JIS

    溝形鋼

    100

    ×50

    電力308 配 電 盤

    7

    9

  • 屋内形(内部)の構造例1電力309 配 電 盤

    B 低圧正面

    FL

    TT

    TB

    Wh

    TB

    1保

    護カ

    バー

    透明

    塩ビ

    5t

    2負荷開閉器

    3危険表示

    4相間及側面

    絶縁バリア

    5ローレットビス

    5ローレットビス

    3危険表示

    6変圧器

    7防振ゴム

    [注3

    ]

    D 低圧背面

    A 受電正面

    1ケーブルサ

    ポーター

    2負荷

    側端

    子台(

    保護カ

    バー

    付)

    3低圧

    しゃ

    断器(

    縦配列

    )フラッシュ

    プレート付

    (パネル

    と同色)

    4名称板(合

    成樹脂製)

    貼り付け式

    [注]裏

    面も必要

    6負荷

    側端

    子台(

    保護カ

    バー

    付)

    5鋼板パネル3.

    2t

    (下

    部引

    き出し

    の場合

    7点検用コ

    ンセント

    (最低1個

    /列)

    盤内LED照明

    照明用ドアスイッチ

    3断路器

    (リンク機

    構操

    作方式

    三極断路器)

    4保

    護カバ

    ー透明

    塩ビ5

    5ローレットビス

    6危険表示

    7断路器用操作器

    8しゃ断器状

    態表示灯

    9木板20t

    10

    しゃ断器

    11

    鋼板パネル3.

    2t

    CD

    AB

    〔注1〕 断路

    器は三

    極連動

    タイプ

    を原則

    とし、

    図は操

    作器付

    きを示

    す。

    操作器な

    しの場

    合は、

    保護カ

    バーは

    回転式

    とし、

    カバー

    の開閉

    は、

    フック棒

    にて行

    えるこ

    と。

    〔注2〕 ロー

    レット

    ビスは

    、すり

    割り付

    きとす

    る。

    〔注3〕 防耐

    震装置

    を設け

    ていな

    い変圧

    器には

    、防振

    ゴムを

    敷設す

    る。

    扉開放図

    保護カバー

    透明塩ビ

    10

    LB

    〔注4〕 低圧

    盤正面

    には配

    線用しゃ

    断器増

    設用ス

    ペース

    を設け

    カバー

    プレート

    を取付

    る。

  • 屋内形(内部)の構造例2電力310 配 電 盤

    CD

    AB

    〔備1〕

     P寸

    法は、

    350

    ~55

    0mm

    以内を

    原則と

    する。

    扉開放図

    C 

     低

    圧側

    225AF 225AF 225AF

    EBEA EC

    P1

    高圧碍子

    2負荷開閉器

    3保護

    カバ

    ー透明

    塩ビ5

    4可とう性を

    もつ接続部

    5変圧器

    6接地母線

    12防振ゴム

    [注5]

    11接地線[注

    3]

    10安

    全通

    路[注

    4]

    9保

    護カ

    バー

    透明

    塩ビ

    (左

    右側

    面)

    9保

    護カ

    バー

    透明

    塩ビ

    8端子台

    7低圧母線

    〔注1〕

     変圧

    器と母

    線の接

    続は可

    とう性

    を有す

    るもの

    とし、

    低圧主

    回路

    配線は原

    則とし

    て絶縁

    電線に

    よる。

    ただし、

    絶縁電

    線の最

    大サイ

    ズ(3

    25m

    m )

    を越え

    る場合

    は、

    銅帯

    を使

    用す

    る。

    〔注2〕

     接地

    母線の

    接続端

    子台は、

    安全な

    場所に

    取り付

    ける。

    例.他の

    電路と

    離隔し

    たスペ

    ースの

    ある正

    面内部

    〔注3〕

     B種

    接地工

    事は、

    変圧器

    各々の

    漏れ電

    流をク

    ランプ

    式計測

    器にて

    計測可能

    とする

    。なお

    、安全

    通路が

    ある場

    合は、

    通路

    内部に設

    けても

    よい。

    〔注4〕

     図の

    例は、

    安全通路

    がある

    場合を

    示して

    いる。

    安全通路

    とは、

    充電中

    でも立

    入ること

    のでき

    る安全

    が確保

    されて

    いる

    通路

    をさ

    す。

    〔注5〕

     防耐

    震装置

    を設け

    ていな

    い変圧

    器には

    、防振

    ゴムを

    敷設す

    る。

    11

  • 14

    9

    15

    2

    屋外形(外観)の構造例

    11

    1 12

    10

    7

    6

    8 1 4

    ドア 

    鋼板3.2t以上(L字又は三辺又は四辺コの字折曲げ加工)

    2屋根 

    鋼板2.3t以上

    3 55 6 855 7

    9 10

    側板 

    鋼板2.3t以上

    基礎ベ

    ース JIS溝形鋼100×50

    名称板

     合成樹脂製(ステンレスビス止め)

    把手 

    (キ-No0200)

    フック棒

    フック

    棒収納位置表示シール

    検視窓 6.8t以上の網入りガラス

    図面ホルダ- A4

    版以上

    11 14

    通気孔 (天井部はパンチィングメタル)

    12予

    備品箱

    13 1615

    カンムリ[注

    12]

    吊りボルト M20以上(亜鉛めっき製)

    ドア用カ

    ンヌキ

    〔注

    1〕 屋根の勾配は、(1/3

    0)以上とする。

    〔注

    9〕 通気孔部に雪の吹き込みが予想される場合は、これを防止できる構造とする。

    下図は参考図である。

    13

    5

    1

    16

    4

    31 11

    ドア(外

    側)

    水落

    ルーパー

    〔注

    2〕 R寸法は、150mm以上とする。

    〔注

    3〕 基礎ベースは、溶接亜鉛めっきとする。

    〔注

    4〕 基礎ボルトの本数及びサイズは、耐震計算により算出のうえ設定する。

    〔注

    5〕 ベースと本体間連結ボルトの本数は、耐震計算を満足する本数以上とする。

    〔注

    7〕 通気孔の位置・形状及び換気(自然・強制)方法は放熱を検討のうえ設定する。

    〔注

    8〕 天井部の通気孔部は、水返し構造とする。

    〔注10〕 内部構造は、屋内形に準ずる。

    〔注11〕 接地母線の接続端子台は、安全な場所に設ける。

    例、他の電路と離隔したペースのある正面内部

    〔注12〕 側面カンムリの有無は、拘束しない。

    R

    R

    電力311 配 電 盤

    ドアスト

    ッパー

    12

    耐震計算書を添付する。

    〔注

    6〕 両開きドアのカンヌキは、左右各々に設ける。

  •  〔

    注2

    〕 

    扉ハ

    ンド

    ルは

    キー

    No.2

    00相

    当品

    自 立 型 の 構 造 例電力312 制 御 盤

    ドア

    ロット棒

    ET

    CH

    N   P

    吊りボルト

    器具取付板

    蝶番

    ハンドル

    A~A’断面図

    AA’

    13

     〔

    注1

    〕 

    扉の

    折曲

    は、

    蝶番

    側を

    除く

    3辺

    はコ

    字折

    曲。

  •  〔

    注2

    〕 扉

    ハンド

    ルはキ

    ーNo.2

    00相当

    壁 掛 型 の 構 造 例電力313 制 御 盤

    器具取付板

    ドア

    ET

    扉ハンドル

    CH

    ロット棒

    N   P

    蝶番

    A~A’断面図

    AA’

    14

     〔

    注1

    〕 

    扉の

    折曲

    は、

    蝶番

    側を

    除く

    3辺

    はコ

    字折

    曲。

    ②配分電盤標準仕様書300301302303304305306307308309310311312313